≪ONEキャラクター紹介 ネタバレ≫


折原浩平 

彼は幼い頃に父親をなくしている。そう、それは澪と公園で会う頃の話。
ただ妹のみさおが入院するまではわりと幸せに生活していたらしい。

だが妹のみさおの長期入院で、主人公の母は頼れる夫の存在がなかったためだろうか、
心の苦しみを逃れるのに宗教を頼ることになる。
そして母親は宗教にのめりこんでいき、入院している妹や主人公のことを顧みなくなる。
たまに帰ってきても、主人公に説法をして悦に浸ってしまうようになってしまった。

みさおが死んでしまった後も、母親が葬式に顔をだしさえしなかったことで、
自分は孤独になってしまったと思いこんで、幸せは永続しないことを知ってずっと泣きつづけてしまう。
彼は親戚の叔母さんの家に預けられることになったが、そこでも彼は泣きつづけた。
そこに瑞佳が現われた。
彼女の「えいえんはあるよ」の言葉を信じて、彼はそれを切望する。
そして口づけをすることで永遠の世界が形成され始める…

概要はこうなんだけど、辻褄が合わない気もする<特に瑞佳シナリオで何も語られないことで
本当に瑞佳は「えいえんはあるよ」と言ったのだろうか?
私はそうでないと考える。
まず永遠の盟約をしたのは瑞佳のはず。
だが実際の相手はみさおのはずだ。そうでなければ向こうの世界に行く理由にはならない。
次に主人公が幼い頃の記憶がごちゃまぜになっていること。
お風呂に一緒に入っただとか、おもちゃで遊ぶだとか、永遠の世界の住人をみずかと呼んでることがその例。
そして最後に現在の瑞佳はこの件に全く関していないこと。
以上を考えると、永遠の盟約の相手はみさおと解釈する方がいい気がする。
だから実際はこう。

引っ越した場所でも泣きながら生活していた浩平。
彼は一人になってしまったという思いから寂しさを癒してくれる存在を求めた。
何日も何日も。
泣きつづける毎日。そんな時彼は白昼夢のようなものを見る。
それは一人の女の子という存在との出会い。それは彼の願望が生み出した存在でもある。
彼女はいつまでも泣きつづける彼のそばにいて、彼の心を癒した。
心を開いていった彼はついに口を開く…(以下略)
「えいえんはあるよ」そしてそっと口付けをした…
そしてその後知り合い、側にいるように(?)なった瑞佳の姿をその女の子に重ねた。
ただ性格は死んでしまったみさおの性格そのもの… そう、それは「みさお」だったのだ。


物語的に書いたら、また分かりにくくなったよ(苦笑)
要は全て彼の心の中の出来事。
女の子は彼自身が生み出したものでもある。
ただ時間が経つにつれて、その女の子は独自に動くようになってしまったことは間違いない。
多重人格者みたいなものだと考えてくれればいいかも。
人間の死の衝動を具現化したようなものだろか。
つまり永遠の盟約を交わした相手は自分自身。
あえて他の人物にするなら、瑞佳の姿をしたみさおという存在。
女の子は主人公の永遠の世界を求める願望そのものだと思える。
その願望が独自に大きくなってできたのが、永遠の世界なのだと思う…


…以上のように私は考えて見ましたが、どうでしょうか?
この解釈はONEの世界を現実と捉えた視点的に小さい解釈だと思います。
あの世界全体から永遠の世界を考える解釈もあると思います。
ですが、私はそこまで頭が回りません(苦笑)
もし違う意見があったら是非とも紹介してください。
私も他の人の意見を知りたい所ですね。


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