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2025年01月28日

コンプライアンス違反という名の言論弾圧

そんなにコンプライアンス遵守を叫びたいなら、
人間のアナウンサー全員解雇して、AIアナウンサーに任せればいいじゃん。
人間性があるからコンプライアンス違反が起こるんでしょ?
それじゃ人間性を否定すれば良いんですよ(苦笑)
当たり障りのない無難なことを言って、なんとなくやり過ごせば満足ですか?
人間は絶対神や煩悩を捨て去った聖人君子じゃありません。
人間は迷うし、欲望に左右される。それが人間です。
人間性を大切にするあまり、人間性を否定していませんか?

●生島ヒロシ、芸能活動無期限自粛 事務所が謝罪&ラジオ緊急降板理由は“セクハラ”“パワハラ”への認識欠落
中居氏を巡るフジテレビ問題で身内を再確認したら…なんでしょうが…
あなた達の落ち度をどうしてリスナー(視聴者)に当たるんですかね?

生島氏の朝番組はTBSラジオだけでなく、全国ネットされており、
朝5時半から6時半までAMラジオの看板番組とも呼べるものでした。
まぁ、そんな感じで否応なしに聞き続けてきたわけですが…
別に生島氏のパワハラ・セクハラ体質は、昨日今日に始まった話ではなく、
生放送中に女性アナウンサーに説教することも一度や二度ではなかったはずですし、
今まで全く把握していなかったとは到底思えません。
そもそも、それがパワハラなのか否かと言えば、
アナウンサーのプロ意識から出たお叱りだと受け止められましたし、
特に人格批判というわけでもなかったので、これまで問題にならなかったのでしょう。
今回はそれとは別件の写真を見せたセクハラだそうですが…それってセクハラ?
どんな写真なのか分からないので何とも言えませんが、
見ただけで性的尊厳が崩れる写真なんて、達磨好きぐらいしか想像できないんですが…
あまりにセクハラ・パワハラを叫びすぎていて、
それとは無関係な人格に影響するかどうかの判断をサボってませんか?
そんなに性行為が嫌なら、つがいで飛んでるトンボを皆殺しにしてこいよ…

昔からちょっとHな話をするラジオ番組や、
強引な無茶振りをして笑いを取るラジオ番組なんて、いくらでもありました。
それらをみんなセクハラ・パワハラだと切り捨てていったら、何が残るんですか?
人間性の欠片もない、いや、喜怒哀楽を排除した空虚さが残るだけでしょ。
最も人間性のないテレフォンショッピングと、
音楽のタイトルだけをコールし、ニュース・天気・交通情報が流れ続けるのが、
今後のラジオ番組だということですか?
誰が聞くの? そんなゴミカスみたいな番組。
音楽もニュースも天気も交通情報も、調べようと思ったら、すぐに出てくる時代です。
そこに届けての想いを乗せるから、ラジオ番組として成り立っているんでしょ。
人間性を排除して行ったら、誰もラジオを聞きませんよ。

その結果が「今」でしょ。若い人はラジオを聞いていません。
ネットのライブ配信の方が生の人間性に振れられるからです。
そうやってコンプライアンス違反を気にするあまり、人間性を否定していけば、
ラジオ番組そのものが成り立たなくなりますよ。

とはいえ、生島氏が素晴らしいラジオパーソナリティだったかは疑問もあります。
率直に言えば、よく続いてるなぁというのが正直な感想でした。
別にパーソナリティを降板させるなと言っているわけではなく、
改変期でもない途中に予告なく降板させるなと言っているんです。
私たち、ラジオリスナーにとっての敵を知ってますか?
改変期ですよ。番組を終了させられる恐怖ですよ。
そして、それはリスナーからは見えないラジオ局の都合で決定される。
こんな究極のパワハラがありますか?
我々はラジオ局の上層部にパワハラされてるようなもんです。
そして、それを改変期でもない、週の終わりでもない、唐突に予告なく行う暴挙、
どんな理由であっても許されるわけがありません。

こんなの改変期にリニューアルでパーソナリティ降板で十分でしょ。
どうして我々からラジオ番組を奪うのか? あまりに勝手すぎます。
TBSラジオの上層部はパーソナリティを奪ったのではない。
リスナーの貴重な朝の時間を奪ったんです。最悪の時間泥棒です。
私はあなた達のことを一生許さないし、
TBSは人間性を否定する面白みのない局だと理解することにします。
あまりに対応が過剰すぎます。

27年もの長い間、朝5時からの番組ともなれば、
新聞配達と同じぐらいの時間にスタジオ入りして準備をしてきたはず。
どっちがパワハラやねん。そんな時間のためにラジオ放送する方がパワハラだろ。
それを感謝して送り出しもせずに追い出すとは…人間性の欠片も感じません。
まさに鬼畜の所業。鬼畜のTBSと呼ぶことにしよう。
TBSテレビの方では度々話題となる大物芸能人も居ますよね…
過去のエピソードとはいえ、明らかにセクハラ・パワハラっぽいですけど…
そちらも今度の改編で追い出すんでしょうか。
そういう人を評価して使ってきたんじゃないの? 都合悪くなったら切り捨てか。
それが放送局の上層部ですよね。分かります、改めて分からせられました。
あなた達の管理責任・監督責任はどこに行ったんでしょうね?
今までずっと放送し続けてたくせに…


◆ニュースネタ フジテレビが2回目の記者会見。再び「風」の変わり目か。
●「質問がひどすぎる」フジ会見で記者側に批判 経営陣が同情される異例の事態に
最初から被害者の実名を挙げて質問するとか、頭沸いてるとしか思えませんが…
マスコミ嫌いの癖に、なぜか週刊誌は信じる理解しがたい日本人ですが、
これで分かったでしょう、どっちも「同じ穴の狢」だと。
どちらも話題のニュースに群がるだけのアリ畜生であることが。

フジテレビの1回目の会見が失敗した理由は、被害者の情報を出しちゃったことです。
結果的に被害者の情報を売って、フジテレビを守ろうとする醜悪な会見にしか見えず、
本来は被害者に寄り添う立場でありながら、加害者の言い訳会見になっていました。
それが今回は記者から質問されても被害者の情報は一切出さず
(勿論、被害者のプライバシーを理由に質問を避ける方便に使った面はありましたが)、
少なくとも被害者を守ろうという配慮が伺えたことは大きな進展です。
…もっとも、あまりにも1回目の会見で情報を出し過ぎたため、
簡単に特定されるに至ってしまったわけですが… 時は既に遅し。
今回はあまりにも長時間、質の低い質問に晒されて同情を買ったフジテレビですが、
2回目の記者陣と同じことを1回目にしているので、やはりどちらも同じ穴の狢です。


●週刊文春 中居正広氏報道の一部「訂正」を掲載 フジ会食に関する女性の証言「お詫びして訂正いたします」
そして、翌日、「訂正」では済まされない事態となりました。
これまで文春はフジテレビの編成A氏を中心に中居事件を語ってきましたが、
実はそれは被害者の思い込みに過ぎず、中居氏が直接呼んだだけで、
件のA氏とフジテレビは何の関係もなかったことになりました。
つまり、あれだけ偉そうに叫んでいた「上納文化」ではありません。
中居氏が何らかの不義理を働いたことは間違いありませんが、
フジテレビが会社として何かしたことはなく、
あくまで個人的な呼び出しに被害者が応じただけ、という構図になります。

勿論、それでも被害者からの報告を受けた後、
フジテレビが会社としてどういう対応をしたのかは調査の必要があるでしょうが、
それは被害者側としての対応であり、今までのような加害者側の疑いはなくなったと言えます。

そうなると、中居氏側の「他の人の関与は一切ない」という発言が正しいことになり、
既に示談が成立しているという言い分も正しいように聞こえます。
おそらく、中居氏が引退を決断した背景には、
批判がフジテレビにも及んだことが一因だと推測できますが、
果たして、それだけのことをしておきながら、記事の「訂正」で済むのでしょうか?
それではフジテレビは無罪、示談していた中居氏も芸能界復帰とできるんですか?
できるわけありませんよね。どう責任を取るつもりなんでしょうか?
フジテレビと中居氏の損害を全部賠償できるの?
なぜかフジテレビでスポンサーを出していただけで、株価が急落した任天堂らに賠償できんの?
「ごめん」で済むとお思いですか?
飛ばし記事の代償はでかいです。
ただの年末の話題作り程度だったのに、大炎上して存亡の危機になりましたね。
こんなの首をつっても許されません。
どうしてそんな誤解を生む記事にしたのか、
全てを検証し直して、何が事実で何が憶測なのか、全てを明らかにしてください。
フジテレビの第三者委員会を開くよりも先に、文春が誤報記事の検証をすべきでしょう。

●ヒロミ「これが全てなんです」 中居正広氏&女性が参加したBBQパーティーの様子“知りうるかぎり”説明
そして絶妙なタイミングでのアシスト。
これがフジテレビの2回目の会見前や文春の訂正記事が出る前だったら、
炎上していた可能性もありましたが… これは勝者。
これで事実上、文春の記事が明確に誤りだったことが確定します。
被害者は仕事の付き合いとして参加したのではなく、個人的付き合いで参加したと言えます。
また、明らかに帰るチャンスがあったのにも関わらず、最後まで残っていたことになります。
…うーん…なんなの、この人…
会場で仕事の話もしていた可能性もありますが、
それこそ他の人は帰ってるわけですから、どこかで一段落していたはず…
考えられるとすれば、酔っぱらって無防備に寝ていたぐらいですが…
誰も声をかけないとは思えませんし、本当に何してたんでしょうね?

少なくとも、文春の飛ばし記事のせいで、被害者の発言が全て正しいとは言えなくなったので、
何の弁明もしなければ信憑性は下がる一方だと思いますが…
まぁ、当事者同士しか分からんことだし、何とも言えず。
果たして、ここまで騒動を大きくする必要性があったのか?
(まぁ、最初から飛ばし記事の匂いはプンプンしてましたし、
 これを扱うなんて日本人の正月は暇なんだなという個人的感想しか持っていなかったので、
 文春にしても被害者にしても、ここまで騒動が大きくなったのは完全に誤算なんでしょうが)
失礼ながら、被害者の情緒不安定さに日本人が振り回されたとしか思えません。
勿論、被害者を情緒不安定にさせたのは、加害者である中居氏であり、
ほぼ何の事後対応もしなかったように見えるフジテレビ、
大袈裟に話を膨らませた週刊文春、
そして飛ばし記事に踊らされた馬鹿なネット民とマスゴミの責任なんですけどね。

だから最初に言ったでしょ。
このまま続けても、誰も得しない結果になるって。
はい、昨日のフジテレビの会見に参加した人、全員辞表を用意しましょうね~
憶測を憶測と見抜けない扇動家はマスコミを辞めてください。大迷惑です。
偉そうに道義的責任とか語ってた奴なんなの?
俺はお前を絶対に許さないから、道義的責任を取ってください。
許す・許さないなんて人それぞれなのに、引退して当然だと? ほら引退しろよ。
そんな曖昧な判断基準で物事を図るから、憶測で物事を言っちゃうんです。
人はそれを「バカ」と呼ぶ。

いい加減、些細なことで傷つけあうことをバカなことだと理解しなさいよ。
許す社会にならないと窮屈になるだけです。
お前の目盛りさえ付いていない棒の物差しで他人を測るんじゃないよ。
まずはお前の物差しに目盛りを付けることから始めろ。
それが「考える」ことであり、「人間性」というものだ。


◆ニュースネタ 元兵庫県議死去めぐるN国・立花氏の言動が波紋 批判の望月記者を提訴の意向も
後に兵庫県警が捜査しているというデマは撤回して謝罪したようですが…
それで自殺した人が生き返るわけでもないし、何の意味もありません。
どうして、そんなデマを流したのか。
信じるに足る情報だったのか、願望でしかなかったのか、
完全な憶測だったのか、明確に説明して欲しいものです。
言い訳にしてはあまりにも行き過ぎ。
自分が追い込んだ癖に、自殺したらデマ情報で言い訳して誤魔化す。酷すぎます。

自分を批判する人をすぐに裁判にかけようとするようですが、
そんな手でもう怯む人はいません。
もはや国民全員を裁判にかけないと間に合わないんじゃないですかね?
どうぞ裁判するならご自由に。訴訟の濫用って言われないといいですけどね。


◆ニュースネタ 石丸伸二氏、新党立ち上げ会見でも「石丸劇場」記者クラブ糾弾→統一政策掲げない方針を発表
うーん、「選挙互助会」?
政治屋を排除するつもりのようですが、これでは政治屋を量産するシステムのような…

石丸氏の欠点は「議論を避けること」です。
政党の政策に縛られて個人で考えない人を「政治屋」と考えているようですが、
政党の政策だって、特定個人が決めているわけではなく、
みんなで議論した結果が政党の政策になるわけです。
有権者からは政党の政策に縛られているように見えても、
政策を作る段階で多くの党員の意見を集約させているわけです。

それにも関わらず、政策を持たずに個人の判断に委ねるとどうなるか?
結局は個人の好き嫌いに帰結してしまい、合理的な判断ができなくなってしまいます。
個々の政策に詳しい政策通が、その政策に詳しくない人を説得する、
そういう議論を重ねているから政党の政策は磨かれていくわけです。
そういうことを否定し、まともな議論もされなくなってしまえば、
議員個人の価値判断に依存するしかなくなってしまいます。
それはもう議論のない世界です。単純に好き嫌いの話でしかありません。

そういった政治的堕落が「政治屋」を生んでしまう本当の理由です。
まさに選挙のことしか考えずに、
石丸新党にタダ乗りしようとする議員こそ「政治屋」ではないのですか?


◆ニュースネタ 静岡県知事の?爆弾発言”で騒然…リニア問題の最大の懸念「静岡工区着工」はいつになるのか
なんつーか、意図的にミスリードさせようとしている記事なんですよね…
批判のための批判、曲解とも言う。
少なくとも、静岡県民の意見を反映しているとは、とても言えません。
この記事の問題点は、①水不足問題と②自然環境問題を、
敢えて混同させて書いている点です。
田代ダム案の提示で①は解決したのに、②で批判している内容を①の批判のように捉え、
知事が変わっても①を批判しているように思わせ、
静岡県が依然としてリニア問題の足を引っ張っているような印象を与える、
完全にミスリードを招くための記事になっています。

報道の限りでは、田代ダム案が静岡県内で批判されたことはありません。
前の川勝知事も、田代ダム案の提示当初は歓迎していたほどです。
なぜなら、大井川流域は水量の減少に悩まされており、
しばしば「水返せ運動」として田代ダムがやり玉に挙がっていたからです。
仮に工事で水量が減少しても、田代ダムが補填してくれるとなれば、
大井川流域で反対する人はいないわけです。
田代ダムという担保の提示によって、①水不足問題は事実上解決しました。

しかし、JR東海と東京電力の話し合いが長引いてしまったのか、
田代ダム案の提示から正式決定まで1年半もの時間を要したことで、
その時には②自然環境問題に主題が移り変わってしまったわけです。
この問題は前の川勝知事の退任前に47項目のうち30項目が未解決と主張したのに対し、
JR東海は論点は残されていないとして、これに回答しませんでした。
この対立は今の鈴木知事に代わっても変わっておらず、
28項目のうち4項目しか解決してないと主張しています。
JR東海が本当に論点が残されていないというなら、すぐに回答すればいいこと。
問題用紙を出されて、1年近く回答していないのでは赤点でしょう。
簡単に答えられるというなら、どうして答えないのか。
これでは住民の不安を払しょくできません。説明責任を果たしているとは言えません。

思うに、先の鈴木知事の「年内着工無理」は言葉通りの意味ではなく、
JR東海側の速やかな対応を催促したものであり、
反対しているという次元のものではないと言えるでしょう。
ボーリング調査も静岡県側の懸念通りになったのか、落盤の危険性で中断したまま…
知事が変わってもリニア工事がスピードアップしていないのは、
明らかにJR東海側の反応が鈍いことにあり、
そして、それは前の川勝知事の時代からも同じで、
その催促による言葉の行き違いが対立の根源だったように思えてなりません。


◆今期のアニメの話 注目は『メダリスト』『誰ソ彼ホテル』『悪役令嬢転生おじさん』
まだ1~2話を見た限りですが、
『メダリスト』と『誰ソ彼ホテル』『悪役令嬢転生おじさん』が面白かったです。
『メダリスト』の1話は文句なしの出来。
フィギュアスケートの実情(といってもニュースの聞きかじりですが)を踏まえつつ、
安易に「夢」で誤魔化さず、逆に「現実」への失望感も抱かせず、
ただ目の前の目標を見定めたリアル路線なストーリーが非常に良かったです。
作画の方も非常に力が入っていましたし、今期の期待作でしょう。

『誰ソ彼ホテル』はこういうアニメを待っていた!という内容でした。
生死不明の状態で、自分が誰なのかさえ忘れてしまった意識が、
ホテルで過ごすうちに自意識を取り戻していく、というストーリー。
死後に閻魔様に人生を一本の映画のように見せられるという話を聞きますが、
それを押し付けられてやるのではなく、能動的にやるというのが良い感じ。
主人公の音子が結構癖のある性格で、声も含めて異彩を放っていながらも、
人の懐に入るのが上手い人懐っこさも兼ね備えている、絶妙なキャラです。
今期は推理モノが多く、他にも『薬屋のひとりごと』『天久鷹央の推理カルテ』がありますが、
そちらは医療系知識を使うものが多いだけに、
シンプルに推理を楽しめる分、こちらの方が取っつきやすいかもしれません。
どちらかといえば、その人の人生、人間ドラマが中心に来そうですしね。

『悪役令嬢転生おじさん』は心の中のオジサン声が井上和彦さん、
外側の悪役令嬢の声がMAOさんで、
エンディングにマツケンサンバを歌ってる時点で最強すぎるだろ(笑)
2人とも結構顔を出してる声優さんなんで、余計に面白いですよね。
エレンガント変換のスキルはオジサンみんな欲しいよな(笑)

2期目で期待しているのは、『Unnamed Memory』。
ただ、1期目最終話を見てないと内容が全然分からないと思う…
1期目に衝撃を受けた自分も途中までうろ覚えで見てたしw
あーそういえばそうだったねーと徐々に思い出していきました。
見てない人はサッパリ分からないと思うので、1期目を見ましょう。
1話と12話だけでも十分なので。
1期目もヒロインを務める種崎敦美さんが引っ張っていましたが、
今期も1期目と比べると少し子供っぽい演技に変えるなど、
微妙なニュアンスの違いの演じ分けが光っています。
ここら辺の演技の違いにも注目したいですね。

2期目というわけではないけれども、続編という意味では、
『魔法つかいプリキュア!!』は高評価で、
『想星のアクエリオン Myth of Emotions』はよく分からん感じに…
ちなみに、どちらも初見で見たことありません。
前者は見てなくても理解できるけど、後者は全く理解できない。
というか、どうしてそんなSDキャラみたいな作画なの…
全てが?過ぎて、これ以上見ても意味ないと思いました。
シリーズ見てる人は分かるんかな… 初見にはキツすぎる。
『魔神創造伝ワタル』はもはや完全別作品。
主人公が小学生Youtuberというのが時代を感じますね。
でも、さすがに「秒でBANだぜ!」の決めセリフはありえないかと…


他には『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』も面白い。
見た目もストーリーもヒロインは「比嘉さん」っぽいのに、
「喜屋武さん」がヒロインなのが面白い。
一番驚きなのは「喜屋武さん」役が鬼頭明里さんだということ。
あれだけバリバリの沖縄弁、もはや沖縄語をどうして話せるのか(笑)
あれだけ流暢に話せるのがスゴイです。
ストーリー的にも沖縄豆知識を挟みつつ、文化も学べるのが良いですね。
2話のスタッフロール見てたら、具志堅さんの名前が…
あ、ホントだ、ボクサー出てたわ(苦笑)

『もめんたりー・リリィ』は作画が綺麗で、
1話目からお姉ちゃんの胸がボンボン弾んでたのが気になってましたが、
2話目であんなことになるなんて…
明らかに『魔法少女まどかマギカ』を意識してるんだろうけれど、
あちらは3話にして感情移入できる魅力的なキャラだったのに対し、
こちらは2話で「え?(拍子抜け)」の方ですからね…
反応に困るというか、アニメ内で突如始まる簡単サバイバルクッキングとか、
視聴者を置いてきぼりな展開が多く、正直地雷臭しかしませんが、
ここから挽回できるか弾む胸を見ながら注目したいです。

『花は咲く、修羅の如く』は放送部の朗読ストーリーっぽい。
同じ作者の『輝け!ユーフォニアム』を彷彿とさせるので、
どうしても比較されがちになるでしょうが、
そこをどうやって味付けしていくのか、気になるところです。

他の新番組はなかなかに評価が難しい所です。
『BanG Dream! Ave Mujica』は1話目から不安しかない…
バンドリってこういう内容だったけ、と思うほどシリアス。
あまり登場キャラを不幸にしないでおくれ…と思うほどに不安だらけ…
2期目の『チ。』同様に見るのが辛い…
『SAKAMOTO DAYS』も現時点では何とも言えず。
どうせいつもの殺し屋が毎回来るパターンになるんだろうなぁ…
『空色ユーティリティ』は『オーイ!とんぼ』の後では少々見劣りするゴルフの出来。
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』はまともな『B型H系』。
やっぱりヒロインの頭のネジ外れてるんよな…
『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』もどこかで見た内容だし、
男主人公の生活能力の無さがブルジョア過ぎて感情移入不可能。
3話でもう決着ついている感あるし、もうエンディングでいいのでは…
『この会社に好きな人がいます』も『結婚するって、本当ですか』と比べて特徴がない。
『魔法使いの約束』と『ハニーレモンソーダ』は女性向けの内容か…
全然面白くなかったので、以降は見ません。

他の異世界モノだと、
『全修。』は『異世界失格』と被ってるのが…そこに魔法少女要素が入ってる感じ。
そこにマクロスの板野サーカスみたいな神作画が入って…
お金かかってそうなわりに、ストーリーがいまひとつなのが…キャラが薄い。
『エパリダ』『アラフォー男の異世界通販』『マジックメイカー』』
『サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話』
『戦隊レッド』『外れスキル木の実マスター』『いずれ最強の錬金術師』
『没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた』は、ヒロイン次第。
結局のところ、異世界転生モノって、魅力的な異性ヒロインと冒険できれば十分なのよ。
それ以外の要素は別に要らない。頭を空っぽにして見たいだけ。
そういう意味では、『ギルます』みたいな変化球は要りません。
明らかにギルト受付嬢の方がブラックだし、ほどほどに冒険者やった方が楽そう…

『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど~』は実質エロアニメ。
おっぱいエルフは『ゼロの使い魔』では新鮮だったけど、もう珍しくないしな…
『ニートくノ一となぜか同棲はじめました』は15分のセクシー枠。
2話目のガチレズ(CVファイルーズあいさん)の顔がエロ過ぎて、
ドン引きするぐらいにヤベェ… なんなんだこのアニメw

2期目の『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』はどうなんだろ…
1話目からメタい発言で飛ばしてますが、別にギャグを期待してるわけじゃないんだ。
ただ、可愛い女の子が見たいだけなんだ。花園母娘がただの痴女なのは…
果たして君は何人のヒロインまで耐えられるか。実質、我慢大会みたいなもの(苦笑)

2025年01月13日

新年あけましておめでとうございます

気づいたら、もう成人の日でした…
別に風邪も引いてないし、健康そのものなんだけど、
サービス終了前のブルプロを起動してはスクショ撮りまくる日々…
なんだかんだで、このゲーム好きだったんやな。
しかし、マップ上でエーリンゼ様だけが見つからない…
一緒に写真撮りたかったのにな…

成人が18歳以上になって随分と経ちますが、
多くの自治体は変わらずに「20歳の集い」として成人式を継続しています。
まぁ、多くの18歳が受験で忙しい時期に成人式をやっても…ねぇ?
昔は「新成人の皆様、おめでとうございます」が鉄板でしたが、
別に今の20歳は新成人ではないので、
いまいち誰を祝ってるか分からない日になってきています。
このズレはどうにかならないものか…
自治体としては若者のUターンチャンスを逃すわけにいかないので、
成人式は細々と続いていくのでしょうが… どうなるんでしょうね。


◆ニュースネタ 中居正広は活動継続への思いつづるも…不祥事やハラスメントに敏感な現代社会ではいばらの道続く【記者の目】
第一報は昨年末だったはずなんですが、よほど他に話題がないのか、
ねちっこく新年まで引っ張っているのは、気分が悪くなります。
現時点では、「誰が」「何のために」報じたのか分かっていないので、
ただ他人を貶めたいだけになっているように見えます。
エロゲで正義の魔法少女を凌辱しようと群がる一般大衆みたいな、
すげぇ気持ち悪い感が漂っていて、吐き気がします。
昨年末は韓国大統領を国家反逆罪で罷免を求めている姿を、
「死ね~! 死ね~!」と叫んでいるようにしか見えないと表しましたが、
どうやら日本も他人のことは言えなかったようで、
「死ね~」「レイプさせろ!」が混在してる気持ち悪さを感じます。

まず、大前提となるのが、当事者間では『示談』として法的に解決していることです。
これが今までの不祥事と明らかに異なる点です。
「お金で解決した」と言われると人聞きが悪いものですが、
それでも『示談』は確かな法的解決手段の一つです。
そんな解決済みの話を蒸し返して記事にすることは、
罪を償った前科情報を拡散するようなもので、明確なプライバシー違反でしょう。
報道機関であれば、「公益性」で免除される傾向にありますが、
当事者間だけでは解決できない公益性に及ぶ別の法律違反や、
事件を見て見ぬふりをしたフジテレビを糾弾するといった、
社会的な目的がない限り、自己の記事の売り上げを目的としたものとしか言えず、
「公益性」が否定される可能性が高くなります。
つまり、現時点で起こっていることは、マスコミによるプライバシー侵害であり、
それは加害者側の中居氏だけでなく、被害者側をも個人情報の危機に晒すものであり、
双方からプライバシー侵害で訴えられる可能性があります。
その際の挙証責任はマスコミ側にあり、
ダウンタウン松本氏がこの挙証責任で苦しみ、裁判を断念せざるを得なかったように、
証拠を上げて証明することは並大抵のことではありません。
今回は明らかにマスコミ側の方が不利な構図になっています。

そして、それは同調して報道を拡散させた一般大衆や有名人にも同じことが言え、
リポストしただけでも名誉棄損で訴えられた事例があるだけに、
日本人一般が広く訴えられる可能性を秘めています。
ましてや、被害者をあてずっぽうで推測したりしていれば、
その的外れの推測でイメージを棄損された芸能人・テレビ局の人間も被害に遭うことになり、
彼らもまた名誉棄損で訴えることが可能になります。
不確かな情報で、不用意な発言をする人間は愚か者でしかなく、
今の状況では黙っているのが吉、しゃべるだけ損をすると言えましょう。

●「中居正広とフジ」叩く人の"正義"に欠けた視点 厳罰を求める一方で、大事なことが忘れられている
おそらく、この問題に言及している人は、被害者側に立って擁護しているのでしょうが、
そもそも情報の出所が被害者であるかは分かりません。
なぜなら、このまま問題が大きくなれば、被害者側も苦しくなるからです。
仮に示談契約に違反して暴露したとすれば、不法行為責任は被害者側が負うことになり、
今回のような一切の仕事がなくなるような状況になってしまうと、
9000万円の示談金では済まない状況になってしまいます。
そうならないためには、示談契約の無効を主張することになるでしょうが、
例えば、9000万円が示談契約通りに支払われていなかった
例えば、脅迫されて心神喪失状態で無理矢理契約させられた、等の特段の事情が必要で、
いずれにせよ、被害者側が契約の無効を証明をしなければならないので、
かなりハードルが高いと言わざるを得ません。
問題が大きくなればなるほど、個人の特定のリスクも高まってしまうわけで、
被害者本人にそこまでの覚悟があるのか、大きな疑問があります。

中居氏側が事件について明らかにできないのも、示談契約に違反してしまうためです。
公表されて困るのは加害者だけでなく、被害者も同じであり、
そっとしておいて欲しいという気持ちを蔑ろにしかねません。
現時点で情報の出所が被害者であると断定できないため、
被害者のプライバシーも尊重されて然るべきです。

それにも関わらず、憶測を含めてあれこれ話を膨らませていくのは…
社会全体が被害者をセカンドレイプしているようにしか見えません。
小学校の学級裁判じゃあるまいし、吊るし上げるだけの行為に何の意味があるのか、
それで誰かが幸せになるわけでもないのに、
どうして当事者置き去りで話ばかりを膨らませるのか、理解不能です。


◆ニュースネタ 西武・源田壮亮が不倫騒動を謝罪「妻に辛く悲しい思いをさせてしまった」「夫婦共に前を向いて歩んでいく決意をいたしました」…コメント全文
こちらも年末に不倫が明らかになってファンをがっかりさせましたが…
なんとかソフトランディングで一応の解決を見ました。
明らかに既婚者でありながら不倫をした源田選手が悪いのですが、
とはいえ、プロ野球選手の奥さんとして芸能人は一抹の不安があることも確か。
少なくとも、一年の半分近くを遠征として家を空けてしまうわけで、
野球に集中できる環境を家族には作ってもらいたいと望むのも無理からぬことでしょう。

西武では黒田哲史コーチが新山千春さんと結婚して話題となりましたが、
残念ながら芸能活動の捉え方を巡って離婚となってしまいました。
現役を引退してしまうと、一気に職が不安定になってしまいますからね…
運よくコーチ業に恵まれたとしても、監督が代われば総とっかえも珍しくない世界で、
一年後の職もどうなるか分からない世界です。
結婚する時は現役の最盛期であっても、
結婚生活自体は引退後の方が長くなるわけですから、
そこは夫婦間の齟齬が生まれないように、しっかりと話し合ってもらいたいです。

正直、スポーツ選手と芸能人カップルとして扱われることを、
プラスには捉えられていなかった節がありますし、
逆にそういう扱いがなくなる方が野球に集中できるんじゃないですかね。


◆野球ネタ 新庄監督の上沢直之に「悲しい」発言の背景 「ビジネスだから仕方ない」に欠けている視点とは
選手の方は、ファンは自分を応援してくれているのだから、
たとえ球団が変わっても変わらずに応援してくれると思うのかもしれませんが、
日本のプロ野球ファンは基本的に球団のファンであることが前提なので、
贔屓チームの選手だから応援していたわけですから、
その前提条件が崩れた以上、変らぬ応援をするというのは無理があります。
それこそ「虫がいい」としか言いようがありません。
ファンにとっては球団が変わるということは、ファンを切り捨てていく行動なわけで、
「変わらぬ声援をお願いします」なんて通用しません。
正しいのは「今後はライバルとして切磋琢磨していきましょう」です。
チームを変わるということは、身内から他人になる行動なんですよ。

ですから、上沢投手のファンの批判は当然のことだと思います。
快くメジャーに送り出したのに、
1年で帰ってきてライバル球団に行かれては、たまったものではないでしょう。
ただ、上沢投手はルールに違反したわけでもないのだから、
そんなファンは切り捨てて、ソフトバンクで新しいファンを獲得すればいいだけの話。
ファンの気持ちを裏切ったことは確かですが、それを気にする必要はありません。
だって、それが移籍するということの意味ですから。
変らぬ声援なんてありえません。それこそ虫のいい話。
あなたは味方から敵になるんですよ。だからこそ敵としてしっかり振る舞いなさい。
いつまでも女々しく味方のフリをしてるんじゃない。敵になる自覚を持ちなさい。
あなたの決断したことは、そういう意味を持つのですから。


◆ニュースネタ 米、USスチール買収を阻止 同盟国でも安保懸念、日鉄は提訴も バイデン大統領が正式発表
日本も航空業界が買収の危機に陥った際に同様の対応をしましたし、
その決定自体に驚きはないんですが…
まぁ、それならそれで、USスチールを救ってやれよと…
このままでは会社が成り立たないから買収に至ったわけで、
その買収がなくなって会社を立て直せるの?、という話。
もうイーロンとトランプが買ってあげなさいよ。お金あるんでしょ…

しかし、日本製鉄側が違約金を支払わなければならないというのも…
そりゃアメリカ政府に支払わってもらわないと困るでしょ。
こういう状況になっても、USスチール側が日本製鉄と行動を共にしている時点で…
現実を見ていない判断と言わざるを得ないでしょうね。
アメリカ政府が責任をもって立て直してあげてください。
そして違約金は勘弁願いたいものです。

まぁ、今年はこんな感じでアメリカに振り回されることが多くなるんでしょうね…
トランプ大統領は関税を上げると言ってますが、
その分だけ相手国も関税を上げることになるわけですが…
そうさせないというのは、完全に不平等条約の押し付けじゃないですか。
なんだよ、帝国主義の植民地政策時代に逆戻りかよ。
そして世界大戦をやるんですね、分かります(分かってたまるか!)。
もう今年のアメリカには不安しかないです…


◆アニメの話 2023年10月期アニメの話
本命の『アオのハコ』はそのまま2期目に突入したので、
そちらの評価は全て見終わってから。
1期目は非常に良かったと思います。甘酸っぱい部活系は好きなジャンル。
最近はこういう昔ながらの青春恋愛部活アニメがなかったので、非常に満足してます。
ちなみに自分は雛派です。

それ以外だと『ダンダダン』が完全に期待外れに終わり、
『Reゼロ3期』も『ダンまち5期』も中途半端に終わってしまい、やや消化不良気味。
2期目に突入している『チ。 ー地球の運動についてー』も見るのがあまりにも辛い。
Reゼロ並みに見るのが精神的に辛いのに、
Reゼロのような可愛い女の子の救いもねぇし…
沈鬱とした地獄を淡々と見ているような気がして、シンプルに苦行。
せめて『月とライカと吸血姫』みたいに前向きなキャラならまだしも…
見るのがしんどいアニメはマジで勘弁願いたい… 一応最後まで見るけどさ…

その中で意外な活躍を見せたのは『ぷにるはかわいいスライム』。
コロコロアニメということで、子ども向けと思いきや、
意外と性癖を刺しまくってくる暴走っぷりは素晴らしかった。
実質的に今期の覇権アニメだったと思います。

他にも王道的展開を見せた『メカウデ』『星降る王国のニナ』も高評価。
設定的には色々と工夫して奇をてらいつつも、
なんだかんだで王道的展開が好きなんだな~と思う今日この頃。
そういうお約束を大事にしている良い作品が多かったと思います。

↓追記に個別のアニメ紹介&感想です。

◎『ぷにるはかわいいスライム』
総合的に見て、今期の覇権アニメだったと思う。異論は認める。
放送開始前はコロコロコミック連載ということで、
何の期待もしていなかったんですが、
1話からエネルギッシュな怒涛の展開が続き、
中盤のルンル編後に細かいエピソードで繋ぐ中だるみはあったものの、
最後のクリスマスエピソード2話、最終話も出来が良かったと思います。
良さはストーリーの勢いと、
コンプラ全開の時代でもシュールギャグを展開できる、
スライム設定の使いやすさですよね。
真っ二つにされてもスライムだから平気、というのは強いw
テーマ的にも終始「かわいさ」を重視しており、
特に主人公の男子なのに可愛いもの好きで、それを素直に言えない辺りは、
思春期の男の子にはよく理解できるのではないでしょうか。
可愛いとは感じられても、素直に可愛いとは言えない男心、
それが許されない社会規範という意外と重いテーマを含んでたのは驚き。
しかし、最終話の展開は…完全にセオリー無視で笑いを取りに行きましたね(苦笑)

それとEDも秀逸。Adoさんの『唱』をぷにる役の篠原侑さんがカバー。
この曲もやはり難しい歌なんですが、ぷにるの声で聞くと歌えそうに思えるから不思議。
この歌のセンスで子ども達が育ったら、将来どんな音楽センスになるのか、
別の意味で楽しみなので、2期・3期と続けていって欲しいアニメです。

◎『メカウデ』
シンプルな少年バトル漫画テイストのアニメ。王道はやはり王道の強さがあります。
面白かったのは、メカウデごとに性格の違いが徐々に表れ始めたことでしょうね。
最初はアルマだけが特殊なのかと思いましたが、
話に進むにつれて色々なメカウデが解放され、性格の違いが鮮明になっていきました。
そこが作品を盛り上げて、面白さに繋がっていったように思いますね。
ただ、明かされていない謎も多く、メカウデの世界はどうして危機にあるのか、
主人公がアルビノリウムを沢山持っていたのは何故なのか、
事件解決後もアマリリスが行方不明なのはどうしてなのか…
その謎を解明するためにも是非2期目を期待したいですね。

◎『やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中』
異世界タイムスリップ型バトル令嬢ものアニメ。
異世界系の女性主人公モノは当たり外れ大きいんですが、これは当たり。
ダメなパターンは女性主人公が受け身な場合、退屈になりがち。
成功の要因はやはりエネルギッシュな主人公であること、
動きが大きければ、それだけ波紋も大きくなるわけです。
転生前との変化を楽しむためには、動ける主人公でなければなりません。
本作の主人公はほぼ姫騎士として働いており、常に前線に立つようなタイプ、
その動きが変化をもたらし、良い感じに回っていくのが楽しめました。
ただ、展開的に速い方で、突飛な設定に頭が付いていけないこともしばしば、
わりと高速に頭を回転させないと置いておかれる感じもあります。
その最たるものが最終話で… なんだよ、あのブッコミ。驚きだわw
是非とも続編の2期を期待したいです。

◎『精霊幻想記 シーズン2』
1期目の内容を全然覚えてなくて見返したくなる伏線回収アニメ。
1期目はただの異世界転生アニメでしたが、
2期目に転生前の過去からヒロイン達が異世界転移してくるという…
話を整理すると、
①2期目:高校時代にヒロイン達が異世界転移する
②1期目:突然ヒロインが居なくなって高校時代は灰色の青春。
     大学生の時に事故に遭って異世界転生(女児含む)
③1期目:転生した女児と再会し、兄妹みたいな関係になる
④2期目:高校時代にいなくなったヒロイン達が異世界転移してくる
みたいな話の流れ。
異世界転生の時間軸と異世界転移の時間軸がズレてるのが面白い。
その関係でヒロインが乱立していて、
1期目は主人公と契約した精霊のアイシア、
自分を救ってくれた恩人でもあるセリア先生、
同じく異世界転生してきた妹的存在のラティーファが中心でしたが、
2期目は高校時代の想い人の美春が異世界転移してきて、
異世界転移前の妹の亜紀が登場するも、ストーリー的には置き去りで、
1期でも登場していたフローラ王女と、
異世界転生疑惑のあるリーゼロッテ嬢とストーリーが主軸。
それなのに、3期の予告的ラストでは、
異世界転移してきた美春の友達の沙月の騎士になってるし(これSAOカップルです)…
ヒロイン乱立しすぎて頭が追いつかねぇ…
まぁ、これだけ多いと一人ぐらいお気に入りヒロインがいると思うので、
そこを中心に見るといいかもしれません。
内容を忘れないうちに3期を期待したいです。

◎『ラブライブ!スーパースター!! 3期』
これぞ王道のアイドルアニメ。
ちなみに1期と2期を一切見ていません。
いきなり3期だけ見ましたが、それでも十分に面白かったです。
おそらく1期・2期を見ていると、最終話はもっと感動したんだろな…
後述するシャニマスとの違いは、キャラの見せ方の上手さでしょうね。
ストーリーのメインに持ってこられないキャラも当然いましたが、
それでも影が薄くならない、それぞれにちゃんと見せ場があり、
キャラクターの特徴があって、個人個人を見ることができていました。
大人数でも個々のキャラをきっちりと描き分けながら、
メインのストーリーを盛り上げていった統一感は素晴らしかったですね。
シャニマスが期待外れだっただけに、なおさら輝いて見えた気がします。
こういうアニメを見たいんだよ、こういうのを。

〇『アクロトリップ』
清純な『魔法少女にあこがれて』。
魔法の設定が意外と練りこまれていたものの、
最後まではっきりと明言はされず、多少モヤっとした感はあったかも。
それでも魔法少女の推し活生活が上手く描けていて、
悪サイドも魔法少女サイドもまったりと楽しめる良作品でした。
ところで、魔法生物でもない「熊怪人」って一体何なんだ?

〇『オーイ!とんぼ 2期』
女性版『プロゴルファー猿』、ほど荒唐無稽ではないゴルフアニメ。
ただ、これを見てゴルフをしようと思えるかは…
ちょっと打ち方が現実離れし過ぎてて、理解の範疇を超えてる…
1期はイガイガとの家族的師弟愛が中心でしたが、
2期はライバルとの友情メイン、是非とも続きを見てみたいです。

○『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』
登場キャラは女の子多いけど、硬派なガンアクションアニメ。
後半の相手の人間っぽさが顔を出す度に、
アリシゼーションのNPCなのではと最悪な想像もしたけれど、
なんてことはない、ただのプレイヤーでした、というオチ。
いや、それなら何でNPCとのテストプレイを装っていたのか、
正直オチがよく分かりませんでした。
ただ、全体的には軽快なアクションに、銃のSE、音楽の良さが相まって、
今期の中でも面白い部類だったのは間違いないと思われます。

○『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ』
脚フェチにはたまらないアニメだったんだけど、突然の続くに困惑なアニメ。
まさに俺たちの戦いはこれからだ!という所で今期はストップ。
続きは春らしいですが…あまりにも中途半端すぎる。
それならいっそウォーゲーム開始前で止めて欲しかったかも。
全般的には非常に良かったし、EDを軸にフレイヤ様も魅力的だったし、
11話のヘイズもあらゆる意味ですげぇし、サービス感は満点でした。
もう少し良い区切りだったら…大満足だったのに残念。

○『君は冥土様』
感情のないキリングマシンがメイドに転職しました、なアニメ。
必然的に社会の常識・感情表現を主人公が教えていくことになるので、
問題は主人公を好きになれるかどうか、がポイント。
最終話にかけて子どもっぽさが出ていたものの、
前半は意外に大人だなと思う所が多く、結果的には良い構成だったと思います。
ただ、ストーリ的にはやや中途半端、
もう1話あってもおかしくない所で終わるので、その点は若干マイナス。
主人公は失恋したつもりのようですが、果たして「そうかぁ?」という演出多々…
また早とちりしてんじゃんと視聴者がツッコミたくなるむず痒さを、
どうか2期で早く解消してください。
あとナカちゃんの出番をもっとください(笑)
そしてEDの『表情差分』が作品にマッチングしていて最高!

○『嘆きの亡霊は引退したい』
ティノの足にひたすら萌えるアニメ。脚フェチ御用達アニメ。
内容的には能力貧弱も、
最強パーティーメンバーのおかげで最強クランマスターになった男の
ご都合主義で問題を解決していく話。
設定だけ見ると、クソアニメにしか見えないんですが、
見てみるとそのご都合主義が逆に気持ちいという…
ここまで行ったら文句ないわw もっともスキルとか理由付け欲しい所ですが…
しかしティノの脚は見事だった…うん。
可愛い系キャラなのに格闘家で、むっちり太もも…良いな!

○『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期』
今時珍しい純粋な軍記物アニメ。
主人公の戦闘能力は少ないので、必然的に家臣に頼ることになるのですが…
評価が分かれるとすれば、それを良しとするか否か、
なんだかんだで戦闘は無双系がいい人もいるでしょうし、
逆に頭を使った戦術を成功させてドヤ顔したい人もいるでしょう。
そういったように昨今にアニメは個人の活躍に帰結しがちなのですが、
このアニメでは魔法の威力は大きいものの、完璧ではないから、
戦闘の組み立て方が普通の軍記モノと同じような形になっていて、
そこが個人的には非常に好みにマッチしていました。
良いアニメだと思うんですけどね。3期への展開を期待したいです。

○『魔王2099』
100年後もユーチューバーって現役なのか、なアニメ。
要は『はたらく魔王様』みたいな話。
個人ユーチューバーなので、働いてはいないけど。
意外と面白かったけれど、振り返ってもパッとしなかった感じ。
なんというかアンバランスなんですよね。
世界観はサイバーパンクっぽい重苦しい雰囲気なのに、
主人公の魔王様を始め、キャラクターは基本的に底抜けに明るい。
そこがミスマッチを起こしていて、「なんか浮いてる」感が凄まじい。
エネルギー問題は相変わらず未解決ですし、この後はどうなるんでしょ、これ…
ちょっと中途半端に終わった感もスッキリしてないかも。

○『星降る王国のニナ』
異世界ファンジーで王道少女漫画的展開をするアニメ。
しかし、冒頭からこの国終わってる感がすごい。
姫も替え玉だし、王子も替え玉… 替え玉しかいないのか(苦笑)
中世ファンタジーチックな世界で、
政略結婚で嫁ぐ元一般市民が逆境を跳ね除けて元気に生きるアニメ。
なんだけど、1話目冒頭から崩壊が予定されている雰囲気なのに、
1期12話でそこまで話は進まず、
そしてどうしてそうなったのかもサッパリ分からない…
このアニメに1期は短すぎました。一気に2期分やってそこまで描いて欲しかった…
あと、ぶっちゃけ嫁ぎ先のセト王子の方が好きだったんで、
最終話の展開もどうなってしまうのか不安で不安で貯まらないです…
いや、全ての伏線を引っ張り過ぎなんよ。もっとすっきりさせて(苦笑)

○『妖怪学校の先生はじめました!』
密かに安倍晴明の子孫らしい気弱な主人公が妖怪学校の先生になるギャグアニメ。
今期のオカルトものだと『ダンダダン』が期待されてましたが、
あれは完全にオカルトアニメではないので、逆にこっちが期待されることに…
一言でいうと、明るい地獄先生ぬ~べ~。
妖怪や神様が出てくるも、完全に明るいギャグテイストのアニメですね。
それでも一言解説でどんな妖怪なのかを説明してくれたりして、
名前にあぐらをかかずに、アニメ内で定義づけができている辺りは、
『ダンダダン』よりも立派にオカルトアニメしているのは間違いありません。
この手には珍しく女性よりも男性キャラの方が目立ってますが、
男が嫌うようなBL臭はなく、かといって男子校的な卑猥さもなく、
極めて健全な妖怪アニメだったことは高く評価できます。
こちらは子どもにも見せられるアニメですね。
今時珍しい全年齢向けオカルトアニメなのが良かったです。
と、思ったら、そのまま2期目も行くのか。1話完結形式だったから結構驚き。

○『合コンに行ったら女がいなかった話』
合コンアニメではなく、男装女子との三者三様の恋愛アニメ。
男装女子は別にレズでも性同一障害でもないので、別に何の問題もない、はず。
カップルごと恋愛の特徴があって、
 ①蘇芳・常盤カップル⇒ジェンダーフリー
 ②藤・浅葱カップル⇒友達の延長上
 ③琥珀・萩カップル⇒古典的な男女の恋愛
終盤にかけて③が中心になったのも、単純な分かりやすさ、ですかね。
女性を意識しすぎる余りに、男装を意識し過ぎて、
男装琥珀と女性琥珀の板挟みに遭うという…どっちも同一人物なのにね。
そういう意味では、①の蘇芳は同一人物と認識されてはいるものの、
常盤の中では友達のカテゴライズに既に入ってしまっているため、
逆に恋愛に発展しにくいという…
男女の問題はないんだけれど、逆にロール(役割)を重視する余りに、
一度、友達に固定化されてしまうと恋愛意識をされづらい。
結果的に、番組開始当初は①のカップル成立が早いと思われたものの、
友達付き合いから抜け出せていないのは興味深かったです。
いや、本当にこれどうなるんだよ、マジで。一生進展する気配ないぞ…

●『結婚するって、本当ですか』
偽装結婚から結婚とは何かを考えるアニメ。
海外赴任を避けるために同僚と結婚予定を匂わす話なんですが…
子どもいるならまだしも、同僚夫婦だったら2人共にならんのか?
そういう設定そのものにツッコミたくなる気持ちを抑えれば、
男女ともに揺れる心情が上手く描けていて、全体的には良かったと思います。
それにしても最終話は… エピローグとはいえ、変りすぎだろwww

●『ひとりぼっちの異世界攻略』
あくまで「攻略」がソロプレイなのであって、
別に「冒険」が一人なわけではない、異世界アニメ。
個人的には変化が生じるので、それで良かったと思うんですが、
一緒に異世界に来たクラスメイトの女子を始め、
女性の登場キャラが多いのに、恋愛関係には発展しないという…
委員長ちゃんや甲冑委員長との親密度はかなり高かったのに…
特に委員長ちゃんが無自覚だったのは意外でした。
もう少し恋愛要素あっても良かった気がする。
しかし、最終話の甲冑委員長の妙なエロさは何なんだ?
(別にHな展開になるわけではないんだけど、構図が妙に…)

●『2.5次元の誘惑』
最初は恋愛モノかと思いきや、途中からコスプレ青春モノになり、
最後に再び恋愛モノに戻るという、あっちこっち揺れ動いたアニメ。
個人的には恋愛要素だけで1期12話にまとめた方がスッキリした気が…
この間にソシャゲも出て、登場キャラを増やそうという路線変更が、
単なる引き延ばしにしか見えず、作品のテンポを失わせたように思えます。
最終話の主人公の恋愛観はヲタクなら共感する部分が多く、
非常に良かったとは思うんですが… やはりそこまでが残念すぎた…

●『MFゴースト 2nd Season』
相変わらず女性キャラ微妙だけど、レースシーン最高なアニメ。
この間に『ハイスピードエトワール』というレースなのに、
ミニ四駆が走っているとしか思えない微妙なアニメがあったので、
もうレースシーンだけでも大満足、これこそがレースアニメ。
でも女性キャラは相変わらず…平安美人というか、おたふくというか…
お話の方がレースの途中で終わってしまったので、早く3期を見てみたいです。

●『新テニスの王子様 U17W杯セミファイナル』
「デカすぎんだろ」改め「でっかすぎるやろ~」な異能力バトルアニメ(嘘)
相変わらずテニスじゃねぇし。
普通に異能力バトルモノか、カードバトルと思って楽しむのが吉。
さすがに最終話のテニスをやりながら死にそうになるのは、
「なんで?」と思わざるを得なかったが、もはや考えるだけ野暮というもの。
そこに『テニヌ』があるからさ、としか言えないwww

▲『ダンダダン』
オカルトアニメに見せかけたパロディギャグアニメ。
オカルト的には都市伝説とウルトラマンのパクリでしかなく、
深みも何もない、ただ設定を借りてるだけ。
ネタ的にも高倉健とか、1980~2000年にかけてのネタ知識が必要で、
実質的にはただのパロディアニメ。
恋愛要素も期待する程ではなく薄いし、
素材だけ揃えて調理が手抜きな感は否めず、はっきり言って面白くなかった…
どう楽しめばいいのか、よく分からんアニメだった。
すげぇ中途半端な所で終わったし、どうすりゃいいんだよ、って感じ。
2期目はたぶん見ない。

▲『魔法使いになれなかった女の子の話』
魔法使いエリートクラスに落ちた女の子が魔法使いになるアニメ。
可もなく不可もなくな内容。
まぁ、実際は受かっていたらしく、
普通クラスで古代魔法を教えるために落ちたことにされてたようで…
終盤の展開が違和感ありまくりで、
悪役はもうダメだ~⇒切れて攻撃⇒反省した⇒切れて攻撃を繰り返す
あまりの情緒不安定さに心配になるほど… メンヘラかよ。
1話から黒幕っぽく振る舞っていた謎人物は謎のままだし、
全てが終わった~という感じでもない匂わせがあるし、
最後に先生は主人公のことを誘えもしないし…
わりと理解不能な展開でした。
特に面白くもなかったし、終盤の展開もアレ過ぎたので、評価はほどほど程度。

▲『最凶の支援職【話術士】』
主人公が邪悪だった印象しかないアニメ。
アニメの内容的には最強バッファーなんだけれど、
ストーリー的には最凶詐欺師でしかなく…
能力がそれなりにあるのにも関わらず、最終的に口で丸め込むという…
まぁ、タイトル通りと言えば、タイトル通りなんですが…
そもそも目指してるのは「最強クラン」ですよね?
「最強パーティー」じゃないですよね?
あんなやり方で他のパーティーが集まるんでしょうか…無理じゃね?

▲『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd』
アイドルアニメ(グループもの)って何だろうと悩むアニメ…
1期目はオリジナルエピソード中心で評判悪かったことで、
2期目はシャニマスのゲームシナリオからの抜粋が多かったんですが…
そりゃ確かに1期目よりもシャニマスらしさが出てましたが、
どうして個人エピソードから抜粋するかな…
最初のストレイライトのようにグループエピソードで良かったのでは?
結局、グループの中で1人だけに脚光を浴びてしまうため、
他のキャラは完全脇役どころか、空気みたいな存在に…
そもそも、ゲームで既に読んでいるから、内容を把握できたけど、
アニメ初見の人は理解できたの? 曖昧に終わってた気がしますが…
そういう意味で、どうにもチグハグ感が強く、バラバラな印象しかありませんでした。
『ラブライブスーパースター』と対照的、統一感がないんですよ…
アイドルアニメって、こんなのだったかなぁ… 違うよなぁ、やっぱり(苦笑)

▼『さようなら竜生、こんにちは人生』
竜が人間に転生するアニメ、と思いきや竜になってるし…もはやタイトル詐欺。
別に転生特典みたいに竜の力を使えるぐらいならいいんですが、
最後は完全に竜になってるし… それもう人間じゃないだろ…
最終話のラスボスもあっさりやられるし… なんなんだよ、もう…
真面目に見るのが馬鹿らしくなるぐらいに、人間じゃなくて竜でした。
転生した意味ねぇじゃん!

▼『魔王様、リトライ!R』(5話で挫折)
1期目の成功に味を占めて2期目を真面目にやったら大炎上したアニメ。
1期目の低予算を逆手に取った声優陣の熱演の光るコミカルなシュールギャグが、
2期目は真面目にストーリー描いたら、帝国と皇女がヤベェくらいにサイコパスすぎて、
シャレにならないコンプラ破壊で全然面白くねぇアニメになってしまった…
控え目に言ってドン引き。
まぁ、元々酷かったけれども、そこをコミカルなギャグで稀薄できていたものが、
ギャグシーンを挟まないことで、単にヤバさだけが目立ってしまい、
完全に苦痛の域に達してしまった、という感じでしょうね。
その後の評判も作画崩壊等で散々なようですし、続きを見る気にもなりません…
1期目面白かったのに… シャレがシャレで済まなくなったのが全て。


今期のアニメに関しては、まだチェックが遅れています。
現時点では『メダリスト』が面白そうな感じ。
フィギュアスケートを始める難しさを描いた1話は非常に良かったです。
作画の方も良いですし、今後の展開が楽しみです。