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2024年07月22日

トランプ暗殺未遂事件

事件がよく分からないうちから、
憶測だけで自作自演の可能性を口にして炎上してた人がいましたが…
人の生死に関わる問題は、適当なことを言ってはいけないということですよね…
分からないは分からないで良いんですよ。
分からないのに何かコメントしなきゃいけない気持ちにさせるから、適当なこと言っちゃうんでしょ…

●トランプ氏暗殺未遂、警備に問題は?銃撃犯とみられる男を目撃した人「男がよじ登っていくのに気づいた
日本だったから必ず警備の問題は追及されるでしょうねぇ…
今回の件とは別に暗殺情報が流れて警備を厚くしていたのに、
単独犯で発砲されてトランプ氏が負傷、聴衆に1人死者が出る結果は大失敗です…
警備の問題や会場の変更の可能性など、しっかりと対応ができていたのか、疑問が残ります。

暗殺なんていう最悪な結果にならなかったことは安堵していますが、
だからといってトランプ氏が地獄から生還したヒーローだとも思えません。
大統領在任時から一貫して銃規制には反対している立場でしたが、
今回自分が被害者になったことでも、その気持ちは変わらないだろうと推測できます。
銃乱射を防ぐための銃規制をしないから、こうなってしまった、とも言えます。
…とはいえ、規制されているはずの日本でも同じような事件が起きたわけですから、
関係ないといえば関係ないのかもしれませんけどね。

もう次の大統領だという声も聞こえますが、
少なくともこれで民主党側はバイデン大統領を続投させるわけにはいかず、
本格的に幕引きを狙う形になるでしょう。
(⇒結果として後日、バイデン氏が立候補せずに、
 ハリス副大統領を支持する形で候補者の差し替えとなりました)
現状ではトランプ氏の方が有利ですが、有利だからこそ冒険できなくなり、
得意のトランプ節を披露すれば、支持が広がらなくなり、
逆に穏健に行ってしまうと、過激なトランプ派の失望を招きかねず、
最終的には拮抗状態まで盛り返せるんじゃないですかね。
他国の政治だから知らんけど。


◆ニュースネタ 百条委、元局長作成の陳述書を公開 兵庫県知事パワハラ疑惑
言っちゃ悪いけれど、自殺した時点でもう詰んでます。これ、逃げられますね…
●斎藤元彦・兵庫県知事「私が飲ませていただき、PR」…県議会百条委で特産ワイン求める音声データ公開
現時点では決定的な証拠とは言い難いものばかりです…
証言を補強するのが「証拠」なわけで、その証言する人間が死んでしまえば、
証拠品だけあっても「不十分ですね」で終わっちゃうんですよ。
例えば、前後関係や過去に同様のケースがあったか否かを証言するだけでも、
証拠品の信憑性は大きく増します。
しかし、その証言する人が亡くなっているわけですから…まさに死人に口なし。
自殺に関しても、報道前ならパワハラを苦にして自殺したと認定されるかもしれませんが、
報道後に話が大きくなった後では、決定的な証拠を用意できなかったという理由も出てくるわけで、
結果、自分の責任と希釈されてしまい、パワハラを苦にした自殺と認定されないかもしれません。
騒ぎを起こしたのなら、最後まで戦わなければならなかった。
途中で放り出しては良い結果を望めないでしょうに…

もっとも、このことを兵庫県民がどう感じ、次の選挙にどう生きてくるかは別の問題です。
仮にこのまま逃げ切れたとしても、印象が悪いのは間違いないでしょうから、
当選が難しくなることもまた確かです。


◆ニュースネタ 東京都知事選挙の結果
●東京都知事選挙、小池百合子氏が無党派層と自公の支持層固め3選…石丸伸二氏は若者に支持広げ健闘
結果はほぼ予想通りでしたが、投票率が上がったのは意外でしたね。
あまりの下劣な選挙戦でしっかりと投票しなければならないと使命感に駆られたのか、
それとも過去のプロ野球オールスターファン投票の逆MVP投票みたいな悪ノリ祭りだったのか、
いずれにせよ、投票率が良いにこしたことはないので、
良くも悪くも注目を浴びたことは良かったのかもしれません(いや、全然良くないけど)。

選挙後に小池氏の当選以上に話題になっているのが、石丸伸二氏へのバッシングです。
●「当選していたら東京でもとんでもないことしていたよ」石丸伸二氏の躍進を安芸高田の市議たちはどう見たか?
投票した人からすれば、選挙前に言っておいてくれよという感じでしょうが…
相変わらず「劇場型政治」に弱いというか、深く考えずに投票しちゃうのが日本人の悪い癖です。
戦前も戦後もそういう傾向は全く変わっていないという所でしょう。意識して改めないと。

石丸氏への批判は前回も前々回も行っていますが、
控え目に言って彼が「嘘つき」だと感じたのは、論理性を欠いていたことです。
市長辞任時には都知事選に出ることが地方創生に繋がるという謎理論を展開したにも関わらず、
都知事選の選挙公約では23区との格差是正ぐらいで地方への影響は完全スルー、
一貫性がなく、その場凌ぎの発言でしかないことが丸分かりでした。
選挙戦でも「政治屋」批判を繰り広げてましたが、「家」のように全体を考えられるのが政治家なら、
彼は都知事選で名前を売ることしか考えておらず、ただの「政治屋」にしか見えませんでした。
健闘しても落ちたら何もならないのが都知事選なわけで、
市長を辞めてまでも挑戦した結果を「惜しい」で満足してはダメでしょう。
喋れば喋る程に嘘が広がっていく、その典型な人のように思えます。
岸田総理の選挙区である広島1区への挑戦もまずないでしょう。
既に広島では嘘がバレてるでしょうし、それなら騙しに成功した東京の方がまだ可能性あるぐらい。
まぁ、でもこれだけバッシングが広がり、石丸構文と揶揄されるまでに至ったとなると、
まともな神経の持ち主は二度と投票しようと思わないでしょうし… どうなりますかね…

それと、これは彼自身の問題というよりは、支援者の問題と言えるのですが、
いわゆる「アナーキニズム」に陥っていないか、という危惧があります。
私も常日頃から政治批判をしていますが、政府不要とは考えておらず、
考えられる範囲での対案も示すように心がけています。
政治不信になりそうな時もありますが、だからといって絶望して政府不要となれば、
来るのは弱肉強食で力あるものだけが残る社会でしかなく、
「蜘蛛の糸」の地獄のように互いに足を引っ張り合う社会が来るだけでしょう。
政治というのは利益調整の作業過程を指すわけで、
100か0かで語られるべきものではありません。
多くの人が関わっているのですから、「分かりやすい政治」なんて存在しないんですよ。
人の数だけ政治はあるわけですから。
それが「分かりやすく見える」ということは、それなりの理由があるということ、
分かりやすい所だけ取り出して見せてるに過ぎないわけです。
そのことを忘れてはいけません。

あと「一夫多妻制」発言に関しては…
どうしてこう言う人達は「逆の可能性」を考えないのでしょうか…
妊娠の効率を上げたいなら、「一妻多夫制」でも全然構わないし、
そもそも妊娠するのには女性という母体があれば済む話ですから、
男性はいつでも代替可能であり、男性に精子の提供を義務付ければ、
別に女性だけの同性婚社会でも良くなるわけです。
歴史的に一夫多妻制だったのは、戦争で男性が死ぬことが多く、
人口バランスの問題でしかなかったわけですから、
一夫多妻制にするということは、男性が死んで構わない社会にするつもりなんでしょうか?
自然界で考えれば、メスの生存条件の方が有利であり、
オスの生存条件の方が圧倒的に厳しいのだから、
そんなこと言えばオスの立場が悪くなることにどうして気付かないのか…アホなのか?

●小池氏はおろか、石丸氏にも大惨敗…蓮舫氏が「まさかの3位」に撃沈した「納得の理由」
最大の支援組織である連合が早々に小池氏支援を表明してましたからね…そこで詰んでる。
連合頼みを脱却したい所なんですが… 結果的に連合依存が高まりそうなのが…

簡単に説明すると、「連合」とは「日本労働組合総連合会」の略称で、日本最大の労働者組織です。
この「連合」は官公庁中心の「日本労働組合総評議会」と
民間企業主体の「全日本労働総同盟」が合併した組織すが、今もその対立を色濃く残しています。
日本の労働問題の多くは、旧国鉄・旧郵便局・教職員といった総評側のものばかりで、
昔はストライキで鉄道が止まるなんてのは日常茶飯事の、戦う労働組合でした。
逆に民営化されたJRがストライキをすることがほぼなくなったように、
同盟側は交渉のための組織でしかなく、
中には出世コースの片手間で労働者のガス抜き程度の仕事しかしない例もありました。
つまり、官公庁系の総評からすれば、同盟は腰抜け集団の経営者迎合型と映り、
民間企業系の同盟からすれば、総評は反対ばかりの左翼集団と映っていたということです。
それでも合併後は労働者組織としてのプライドがあったので、
自民党政権に迎合しないスタンスを持っていましたが、今の芳野会長に代わってからは、
完全に同盟寄りの政権迎合型スタイルになって、政党支持も歪んでいます。
その象徴が立憲民主党と国民民主党の分裂であり、今回の蓮舫支持スルーです。
旧同盟のメンバーからすると、左翼に見られたくないので、特に共産党アレルギーが強い。
それが今回の選挙でも蓮舫氏の支持を止めた理由だと言われています
(実際は小池氏に迎合したかっただけだと思いますが)。
よく今も昔も民主党はバラバラだと言われますが、
その理由は支持母体である連合自身がバラバラであるためです。
双方が腕を引っ張り合っているから、意見がバラバラになるし、一貫して動けないわけです。
だからこそ、連合頼みを脱却する必要があったのですが… この結果だと苦しいですね。

あと蓮舫氏批判で聞かれた「批判ばかり」という声に危うさが感じられます。
最近はネットの発言を中心に「誹謗中傷」は止めようと言われていますが、
その影響を受けて「批判」も良くないことのように言われる節があります。
2つの違いは「根拠があるか否か」、つまり論理的説明であるか否かです。
「批判」は公益目的と認められれば名誉棄損を免責されますが、
「誹謗中傷」は根拠がないので侮辱罪の適用対象になります。
実際にその境目を認定することは難しいことでしょうが、
事実とする根拠があるかどうか、事実と考えられる論理展開をしているかどうか、
で判断するのがよろしかろうと思われます。
例えば、「蓮舫氏は批判ばかりで対案がない」というのは「批判」であり、
「蓮舫氏はみんなから嫌われているから嫌い」といのは「誹謗中傷」になります。
あくまで個人的主観で客観性がありませんからね…そんな失礼なこと言う奴いねぇよなぁ?


最後に当選した小池百合子氏ですが…
個人的には「AI百合子」の発表タイミングが非常に気になっています。
まさに都知事選出馬表明の当日でしたからね… 明らかな選挙利用でしょう。
そもそも、小池百合子に似せる必要はあったんですかね?
もし負けてたら、どうしたの? 蓮舫都知事でもAI百合子続投してたの?www
別に現実の人間を利用する必要はなく、二次元アバターやゆるキャラでも良かったわけで、
リスクで考えれば、言ってもないことを言ったように見せられる無断利用が怖く、
そういう点からも危機意識ゼロなんだな、この人としか思えませんでした。

まぁ、つまり、誰を選んでも地獄な選挙で可哀そうだったね、というお話。


◆ニュースネタ 「追い詰める必要がどこにある!」“たかがタバコ発言”で波紋を広げた猪瀬直樹氏が宮田笙子の五輪辞退決着にふたたび怒り!「なぜ名前まで晒して…」
残念ですが、当たり前といったところでしょうか。
喫煙は20歳以上と定められているので、法令違反をしている以上、たかがタバコとは言えません。
有望な五輪選手だから大目に見ろとでも言うのですか?
そうやって人で判断を変えるような組織が良い組織なわけがありません。
彼女を庇う声が聞かれること自体が、日本という組織の弱体化を示しています。
それでは組織が行動規範となり得ません。なんでも好き勝手にやっていいとなってしまう。
団体競技でそれは致命的ではありませんか?
かつての日大アメフト部のように、薬物使用がバレても隠蔽してくれると思ってしまう、
そういう甘えた判断をさせる組織の方が腐り切ってるし、必要性も皆無でしょうよ…

謝罪会見までする必要があったのかどうかは判断が分かれると思いますが、
次のオリンピックを考えるのであれば、必要だったと思います。
競技を続けていくなら、今回名前を隠したとしても、必ず付きまとう話ですからね…
その時にまた不祥事の記事が出て問題となるよりも、
ここでケジメを付けた方が「飲酒・喫煙? 終わった話でしょ?」となるでしょう。
ダルビッシュ有投手もプロ入団後に未成年喫煙をしましたが、
そこでしっかりと処分を受けたからこそ、
今日のストイックなアスリートのイメージが定着したわけで、
今後の競技人生を考えるなら、しっかりと謝罪をしたことは評価に値すると思います。
私達がするべきなのは協会を責めるのではなく、このことを記憶し続けることでしょう。
彼女がしっかりと謝罪してケジメを付けたことを理解することだと思います。

●池谷幸雄氏「体操選手って喫煙者多い」宮田笙子喫煙疑惑で明かす エースの重圧「あったと思う」
個人的にはこちらの方がショックで、もう体操競技を応援することはないと思っちゃいました…
年配の方々には理解できないのかもしれませんが、
40代以下にとってタバコは「百害あって一利なし」という感覚でしかなく、
それこそ麻薬と変わらない感覚で、敬遠したいものの一つです。
それをアスリートが、プレッシャーの軽減のためにやっているのは…
ちょっと理解することが難しく、尊敬の念が崩れていくのを感じますね。
要は薬で誤魔化して緊張感を紛らわしているということでしょう?
一般の人と変わらないというか、一般の人よりもメンタル弱くない?
一言で言えばガッカリ。もう体操競技に関心を払うことはないでしょうね…

とはいえ、アスリートで一番喫煙率高そうなのは野球界ですけど…
今はどうか知りませんが、10年前は普通にプカプカしてましたからね…
もう少し喫煙に対するイメージの低下も考えて欲しい所…


◆アニメネタ 今夏のアニメの話
まだ見てないアニメもありますが、大体1~2話を見ての感想です。
今夏のアニメの特徴としては、①「ラブコメが豊作」な所ですね。

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』は、
日本語ではツンなのに、ロシア語ではデレデレしてるのが可愛い。
演じてる上坂すみれさんのボイスと合っていて、破壊力高いヒロインです。
EDは名曲のカバーを歌っている関係で、毎回ED絵も違うのでそちらも注目です。
『疑似ハーレム』では早見沙織さんが色々な性格の女子を演じ、
これ先々に多重人格で苦しむ展開になったりしないよな?と心配になるほど(苦笑)
そういう展開も嫌いじゃありませんが、付かず離れずの正統派ラブコメで行って欲しい感じ。
『2.5次元の誘惑』も前田佳織里さん演じるガチヲタクヒロインと、
鬼頭明里さん演じるちょい重めな幼なじみヒロインとの絡みに注目。
コスプレだと『その着せ替え人形は恋をする』と被る部分を感じましたが、
3話はすごかったなぁ… エロい方で独自性出してくると思いませんでした(笑)
他に『義妹生活』『恋は双子で割り切れない』『負けヒロインが多すぎる!』の
展開が全く読めていないので、こちらも今後が楽しみ。
2期の『女神のカフェテラス』も引き続き見る予定。
ラブコメに関して言えば、今年の夏は大豊作すぎる感じがしますね。


もう一つ特徴的なのが、②「賛否両論を呼びかねない問題作」も多いことでしょう。
『推しの子』の第2期は、世間を騒がせた『セクシー田中さん』事件の記憶が残る中で、
この内容は大丈夫なんでしょうか… いやはや、さすがの挑戦的試み。
賛否両論あるでしょうが、あえて踏み込むその姿勢は嫌いではありません。
どういう内容になるのか非常に楽しみです。

良い意味で問題作なのは『逃げ上手の若君』でしょう。
タイトルから受ける印象とは異なり、史実を元にした歴史群像モノのようです。
鎌倉幕府の最後の将軍である北条高時の息子・北条時行が主人公になってます。
鎌倉時代末期から建武の新政・南北朝時代の資料と言えば『太平記』がありますが、
太平記は誇張が多く、信憑性に欠ける部分があります。
とはいえ、他に有力な資料があるわけでもなく、謎が多い時代です。
そこに踏み込んで、どう描くのか… 良くも悪くも注目されるでしょう。
そういう意味で不安なのが、「武士道」を既に勘違いしている点です。
まぁ、これは日本の歴史教育そのものの問題でもあるんですが、
封建社会の手本を江戸時代中期のもので想像し過ぎている感じがします。
そもそも切腹が表舞台に登場するのは、戦国時代の備中高松城攻めからですし、
潔く死ぬという死生観が作られたのは、もっと後のことのように思えてなりません。
それよりは『項羽と劉邦』『三国志』といった中国史の影響の方が大きいでしょうし、
源義経のような破天荒な戦い方が果たして当時そこまで叩かれていたのか疑問です。
今我々が思っているほど、卑怯な戦いだとは思われてなかったのでは?
封建制度も西欧世界史では分権的性質なのに、
日本では江戸時代のように中央集権的に考え過ぎていますし…
…とまぁ、歴史に関して色々と語りたくなるほどの良作で、楽しみです。

悪い意味で問題作なのは『異世界失格』でしょう。
異世界が失格なのではなく、人間失格が異世界転生するという…
まぁ、明らかに太宰治がモデルになってるんですが…
その関係で心中しようとしたり、命の価値が軽かったりと…
内容的には異世界転生を揶揄する意図があるんでしょうが…微妙。
ただ、2話目にして「だって太宰だし」で済ませられるようになった自分(苦笑)

『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』もヤバすぎる。
売れてないと嘆いているわりに、普段の同時接続数は表示されてないものの、
配信の切り忘れで5000~1万レベルになってるので、
コメントの流れの速さからして、1000~3000人レベルはありそう。
それだけ居たら全然売れてるレベルでしょうに…
いや、ホロライブの配信を全然見てないから知らんけど。
それで炎上しないで受け入れるリスナーも信じられないし、
吹っ切れて「セッ●ス」連呼して即BANされない動画サイトも信じられない。
2話目でBANされてなかったら、俺がBANします。もう見ません
(結果、BANされなかったので、事実上の1話切りとなりました。ゴミアニメ)。
唯一褒めるとすれば、中の人などいないとばかりに、
画面の外でも同じ衣装を着ていることでしょうか。
でも、その服装のまま買い物するのはやり過ぎでしょ…
そういう意味では、ユーチューバーであるものの『真夜中ぱんチ』の方がリアル。
同じ配信者をテーマにしているものの、こちらの方が面白そうな感じですね。

『僕の妻は感情がない』も個人的には微妙なライン…
ロボットに性的感情を抱いてる主人公が気持ち悪いし、
彼女にママの要素しか求めていないのも気持ち悪い…つまり主人公が気持ち悪い。
ただ、タイトルとは裏腹にロボットであるはずのヒロインに、
感情があるとしか思えない発言が見られるので、
後々にその理由が明らかにされるようなら評価できるかも。
3話で妹が出てきたから、ロボとの恋愛が異常性癖か否か見えるかと思いきや、
異種間恋愛マニアという特殊性癖過ぎて、全く参考にならなかった…
…これで全部主人公だけに感情があるように見えていただけという、
火の鳥・沙耶エンドだったら笑う(苦笑)


また、ファンタジー作品も比較的良作が揃ってる感じがします。
インディーズゲームで有名になった『天穂のサクナヒメ』の出来が良かったです。
低予算で誤魔化すのかと思いましたが、ヌルヌル動くアニメでビックリしました。
ゲームの内容としてはボリュームある方ではないので、
話をどう膨らませて展開していくのか注目しています。
『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』の1話もなかなか面白かったです。
異世界転生と思いきや、平衡世界と思わせて、実際はリライト系?
詳細が1期中に分かるようになるのか、設定を引っ張るのか、
それさえも分かりませんが、展開次第では面白いアニメになりそうです。
他にも『ATRI』『ばいばい、アース』『杖と剣のウィストリア』
『新米オッサン冒険者~』『この世界は不完全すぎる』も良いスタートを切ったと思います。
逆に『俺は全てを「パリイ」する』も地雷臭しかない…
いや、2話目なんだよ、アレ…
あまりに「パリィ」に拘り過ぎて、無理矢理にお礼を断り続ける展開は無理がある。
今後も人間関係まで「パリィ」し続けるなら見る気がしない…
パリィするのは戦闘だけでいいのよ…


旧作品のリバイバル・続編も光るものがあります。
最注目なのは『グレンダイザーU』でしょう。
原作では兜甲児が海外留学中に出会うという設定だったので、
弓さやか達は登場しませんでしたが、
本作ではマジンガーシリーズの延長線上で光子力研究所が舞台になってます。
その関係で牧場ひかるも随分と様変わりした褐色不思議ちゃんヒロインになってるし…
ヒロイン枠は新たな登場キャラであるフリード星の婚約者2人になりそうですし、
原作とはかなり毛色が違った感じがします。
メカとしても、ガメラっぽくて不格好な印象もありましたが、
リニューアルを機にカッコいいデザインに仕上がっており、ロボアニメとしても期待が高まります。
それと、甲児が乗っていたダブルスペイサーにOPではさやかが登場するようですし、
ひょっとするとマジンガーZの再登場もあったりするんですかね?
この後に来るマジンカイザーでは量産型マジンガーが普通に空を飛んでいますし、
完全飛行形態になったマジンガーZが登場する可能性もあるのかも?と思ったり。
およそスパロボ程度のマジンガーシリーズの設定だけを知っていれば、
新規でも簡単に入れそうなのが今作の良い点でもありますね。
というか、本作のさやか随分と可愛い。

『キン肉マン』も原作重視で、アニメのギャグ路線を完全脱却した感があります。
特に実況部分は…スト6だよなぁ(笑)
いや、まぁ、それができるスト6が凄いわけなんですけど(笑)
バトルを描くという原点回帰が進んでおり、
それだけでも過去アニメシリーズから大きく進化していると思います。
ただ、ハラボテ委員長の声だけは慣れないな… 他はいいんだけど…
とはいえ、今までキン肉マンに触れたことのない若い世代はどう思うんだろうか…
Ⅱ世も含めるとシリーズ長いですからね。そこが少々気になる所。

『〈物語〉シリーズ オフ&モンスター』は外伝としては高く評価できる出来ですが、
前提として物語シリーズ全作品を見ていることが条件になっているので、
ちょっと不親切なようにも感じてしまいました。
そもそも、斧野木ちゃんが登場するのもシリーズ中盤ですし、
撫子の漫画家志望と真宵ちゃんの神化はシリーズ終盤ですし…ネタバレすぎる。
あまりにも新規に優しくないのはマイナス。
ですが、それを含めても面白いのはさすがとしか言うほかありません。


あとは放送前から動画サイトの話題を攫った『しかのこのこのここしたんたん』。
中身は完全にカオスアニメで、ハイテンションギャグで突っ切るのが特徴か。
つーか、なんで日野市が舞台なの。もう奈良でええやん(笑)
一発ギャグで通した勢いを今後も貫けるのかにも注目。

他にも『小市民シリーズ 』『ラーメン赤猫』『菜なれ花なれ』
『エルフさんは痩せられない』辺りも悪くない感じでした。
エルフさん~は何かに目覚めそうな気がする…そんなセクシーアニメwww

2024年07月06日

目を覆いたくなるような

東京都知事選挙ですね…史上最低で生徒会や児童会が裸足で逃げ出すレベルの酷さwww
当然、真面目に政策を訴えたくて立候補した候補者もいるのでしょうが、
これだけ酷い展開になってしまうと、もう同じ穴のムジナにしか見られず、
都知事選挙に出て、ただ目立ちたいだけの承認欲求保持者にしか見えてきません。
箔を付けるどころか、他人から軽蔑されるという最悪な展開になってますね…
もはや政治不信を助長しただけに終わっちゃいそうですねぇ…

今回ばかりは徹底的に取り締まりと処罰を行うべきでしょう。
割に合わないと思わせなくてはなりません。


◆ニュースネタ 小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ
●Copilot君のイメージ画像(Anime, 東京都知事選挙, アキハバラ, 野次, ウソツキ)
いやぁ…これはヤジの方が正解でしょう。
何が問題かって言えば、アキバが既に「オタクの街」でないことが問題なんですよね…
既に10年・20年前とは様変わりしていて、美少女ゲームの看板等も撤去され、
メイドカフェの客引きもない、アイドルのゲリラライブもない。
雑居感が全くなくなり、ただの整理された街になり下がったのが今のアキバ。
それを進めたのが東京五輪を理由に、サブカルチャーを排除したのが小池さんなわけで…
それで野次られないと思っている辺りが神経を疑います。

アキバが舞台のアニメ『シュタインズ・ゲート』が15年近く前、
アキバを精巧に描いたゲーム『AKIBA’s TRIP』が10年以上前、
その頃のアキバは改造ラジオ文化とアニメゲーム文化とアイドル文化が交じり合う、
実にカオスな街で、まさに「オタクの街」といった感じでした。
それが今のアニメである『逆転世界ノ電池少女』『16bitセンセーション』では、
滅ぼされた街や管理された街として描かれるようになってしまいました。
つまり、自由でカオスな街から、整然とした管理された街にイメージが一新されているんです。
果たして、小池氏はかつての自由なアキバを取り戻す自由の女神なのか、
それともオタクを排除する管理型AIなのか、
どちらに見られているからは言うまでもないことでしょう。

アキバのオタクはこんな街に誰がしたんだとみんな思ってますよ。
それなのに、小池知事も報道する側も、いまだにアキバをオタクの街だと思ってる。
そこが一番時代錯誤で全く空気読めていないんですよね…10年前で頭止まってんのよ。


◆ニュースネタ 伊藤忠商事 神宮外苑再開発について声明発表 落書き被害受け「自然破壊のような誤解が生じているのでは」
●Copilot君のイメージ画像(Anime, 神宮外苑, 杜, 再開発,伊藤忠商事)
↑今回のクリティカルヒット絵。伐採して植樹した結果は…これは自然破壊か否か?

こういうの藪蛇にしかならないから止めといた方がいいと思うんですけど…
東京都知事選挙に絡んで小池都知事が責められているから、ではなく、
どちらかといえば株主総会で槍玉に挙げられたからのような印象ですが…
短く要約すれば、伐採して再開発するけれど、また沢山植えるから許してね、という話。
そういう所が問題というか…環境問題を数でしか理解しようとしてないのが最大の問題です。

単純に考えて、生育した森を伐採して植樹した所で、
新しい木が育つまでは高さが足りずにスカスカなわけです。
さらに、新しく高層ビル等を建ててしまえば、日照状態が悪くなり、
思った程に生育しない可能性が高まるわけです。
それで環境破壊でないと、どうして言えるのか?
森林保護のために経済観念も必要なのは分かりますが、
それは従来の高さ制限を守ることが最低条件ではないですかね?

論理的でない話には嘘が混じっているもの。
自然環境なんて守る気がさらさらないことをこの文章は明確に語ってしまってるわけです。


◆河野太郎・デジタル相、演説で「こういうやからを許してはならない」…大声で「裏金説明しろ」とスマホ向けた聴衆批判か
●Copilot君のイメージ画像(Anime, 演説, デジタル大臣, こういうやからを許してはならない)
(↑背景の額縁に入った絵も気になるけれど、マスク率高いのはデジタル大臣のせいか?)
なんつーか、街中でマイクを持って大声で演説してる方もどうかしてると思うんですよ…
限られた空間にしか声が届かない屋内ならともかく、屋外ですから否応なしに耳に入ってきます。
それに対して聴衆が声を上げたら問題にするのって、おかしくないですかね?
屋外で勝手に聞きたくもない演説をしといて、黙って聞いてろというのも理不尽でしょう。

結局、自分がわざわざ話をしてやってるんだという気持ちが前面に出過ぎていて、
最も大事なことである多くの人に話を聞いてもらいたいという気持ちがどっか行っちゃってます。
それは釈明した所で変わることはありません。
自分が偉く、国民は自分の話を聞いて当然と思っているのが問題なんです。
そんなにヤジられるのが嫌なら、街頭演説なんてしなきゃいいでしょ。
未だにそういう古臭いことをやってるから当たりが強くなるんです。
国会が終わったことで、自民党の総裁選候補として騒がれるようになってきましたが、
このような態度では国民の人気が落ちるのも当然のことです。


◆「勉強してから来て」松川るい議員のマウント発言で「朝生」が大荒れ
●Copilot君のイメージ画像(Anime, 女性政治家, 朝まで生テレビ, 勉強してから来て)
皆様ご存知の通り、日本には三権分立というものがありまして、
行政を監視するのは国会なのであって、国会議員は法律を作るだけではなく、
法律に則って行政権が法を運用しているかどうか監視する立場にもあるわけです。

ですから、法律上は外国人を保護する制度になっていたとしても、
実際の行政の運用において保護されていないとすれば、
国会議員がそれを問題として、正すべき立場にあるわけです。
問題提議をされて襟を正すべきのはどちらでしょうか? お分かりですね。


◆中島健人のインスタに外国人が激怒!“スタバでの笑顔写真”が「世界的な大炎上」を引き起こしたワケ
●Copilot君のイメージ画像(Anime, コーヒーショップ, スターバックス, インスタグラム, 写真, 笑顔, 炎上)
韓国や中国の不買運動もそうですが、自分の政治的主張を勝手に押し付けるなと思います。
その人がガザ問題でイスラエルを支援するアメリカの企業であるスタバに行かないのは自由ですが、
イスラエル支援の目的でスタバに行っている人なんて存在しないでしょう。
逆は通らない=因果関係がないということです。
身勝手な言い分で炎上させて何が楽しいのか。冷静に考えてください。

ぶっちゃけ、日本の世論も酷いものですが、世界の世論が正しいとも思えません。
環境問題や性的マイノリティ問題も然りで、行き過ぎな世論には迎合しない方がいいでしょう。


◆古舘伊知郎「不倫に基準を」主張、古谷徹電撃降板に私見「ただ不倫でいちいち降板してたら大変」

●Copilot君のイメージ画像(Anime, 声優, 降板, 不祥事)
この記事じゃないけど、声優が不祥事を起こしたからといって、
そのキャラが声優によって汚されたと言えるのか?と疑問を呈していましたが、
全くその通りだと思います。
コナンの安室だって、アムロ=レイから来ているわけで、
声優本人から直接来ているわけでもありません。
そのアムロだって、女性関係がクリーンな奴かと言えば、
ベルトーチカとチェーンという2人の女性と関係を持っていたわけで、
元々アレだったとしか言いようがありません(苦笑)

新しいスパロボが出た時に、アムロの声優が変わっていたとすれば、
それはちょっと嫌だなぁと個人的には思います。
変わっていないよりも、変わってる方が気持ち悪いですよね…
そっちの方が大人の事情が垣間見えて生々しいわ(苦笑)


◆アニメの話 2024年春アニメ総評価
●Copilot君のイメージ画像(Anime, Unnamed Memory, 怪獣8号, 変人のサラダボウル, 怪異と乙女と神隠し)
終わってみれば、大作はなかったものの、粒揃いの高評価アニメが多かった印象ですね。
今季の特徴を挙げれば、良い引きのタイトルが多かったことです。
『Unnamed Memory』『変人のサラダボウル』『夜のクラゲは泳げない』『怪異と乙女と神隠し』
番外編で『アストロノオト』もありますが、こちらは失敗例なので割愛(苦笑)
どれもタイトルから内容が想像できそうでできない、絶妙なラインを突いています。
目を引くタイトルで視聴者を引き付けることができるアニメ、これがこの4作だったと言えます。

今期のベストアニメを挙げるなら、最終話で鳥肌立つ展開を見せた『Unnamed Memory』でしょう。
内容的には普通のファンタジーっぽい雰囲気なのですが、
その特徴的なタイトルとヒロインの声が名作キラーの種崎敦美さんということで、
最後まで見続けようと当初から決めていたんですが、
タイトルの意味が見えてきそうで見えてこない展開が続いていたので、
これは最後まで明かされずに終わる可能性もあるのか?と思ってましたが…怒涛の伏線回収。
まぁ、伏線はなかったわけではありませんでした。
振り返ると、3話で謎の人物ミラリス達が襲われた会話では、
ループものを示唆するようなセリフがあったわけですが、そこから12話まで回収なし。
9話でもう記憶消しちゃうか展開が来たので、タイトルはそれを指すのかと思ったものの、
結局はそうはならずタイトル回収ならず。
それが12話で急にですよ、急に。あぁ、タイトルそういう意味ね、と鳥肌立ちました。
既に2期が決定しているようなので、ネタバレを含めて語るのも野暮ですが、
最後の最後までタイトルの秘密を引っ張ったスタッフは見事と言うしかない。
それだけに途中でドロップした視聴者もいると思うので、是非最後まで見て欲しい作品ですね。

全般的に面白かったのは『怪獣8号』でしょう。
トータル的にはエヴァっぽい感じ? エヴァを怪獣映画にしたらこんな感じになるんだろうと。
まぁ、主人公の性格が真逆なので、全体的に明るめの作品になっているのが良い感じでしょう。
正体がバレた後の展開も非常に良かったです。
もう少し長官の気持ちも描いて欲しかった気もしますが、
そこは2期に期待という感じでしょうか。
1話目から飽きさせずに最後まで突き抜けたのは見事だったと思います。

『変人のサラダボウル』は作品的には普通の地方都市コメディなので、
そこまでタイトルの意味を考えたりはしないかもしれませんが、
最終話のナレーションで確信犯だと分かり、これは完全にタイトルの妙だったと思います。
『サラダボウル』はアメリカの多様性を示す言葉である「人種のサラダボウル」から来ていて、
実はそれ以前にはアメリカは「人種のるつぼ」と紹介されていました。
るつぼの中で人種が溶け合って交じり合っているという意味で使っていましたが、
それでは民族多様性が否定されるということで、「サラダボウル」となったそうです。
それは裏を返すと、それぞれのサラダが溶け合わず、独立している状態を指すわけで、
必ずしも肯定的な意味合いばかりを持っているわけではないことが分かります。
つまり、本作品でもサラダボウルのように交じり合わず、
すれ違う人間模様がコメディタッチに描かれているということです。
もっとも最終話まで破綻しなかったカップリングもありましたが、
まぁ、いずれバレで破局するのは目に見えていますからね…
結局は主人公とヒロインの親娘関係だけが破綻していないと言えます。
まぁ、それも言い方を変えれば、義理の親娘でしかないので、
夫婦のように交じり合わず、子どももできないと考えれば、平行線状態かもしれません。
兎にも角にもタイトルが絶妙に上手かった作品でしたね。

『怪異と乙女と神隠し』はお色気あり、ホラー展開ありで面白かったんですが、
蓮の正体に関しては作中で説明されたと言えるんでしょうが、
乙の正体に関しては十分だったとは言えない気がします。
一言で言うこともできるんでしょうが、
そもそもどうして世界に紛れ込んでいたのか分かりませんし、
帰った場所がどこなのかも正確には描かれていません。
再会を果たしたとしても、それがどういう存在なのか掴めず、スッキリしない感じはありました。
それ以外は満点に近い出来で、内容は心霊モノですが、
そこまで怖くないので、興味ある人は気軽に見てみてもいいと思います。

『夜のクラゲは泳げない』は上記作品と比べると、そこまでパンチはありませんが、
タイトルで興味を引きつつ、少女たちの青春活劇として描かれた良作だったと思います。
とはいえ、それだけと言えばそれだけで、既に1話目でタイトル回収されちゃってるので、
タイトルで引っ張った感じというわけではありませんでした。
もう少しタイトルに拘っても良かったかもしれませんね。
『アストロノオト』はめぞん一刻+イデオンみたいな作品で、
ノスタルジーさで勝負したかったんでしょうが、とにかく内容が古すぎました…
もう1話目のイデオンレベルのメカ作画でズッコケたんですが…まぁご察しを。
古き良き時代を懐古したかったんでしょうが…古いだけで面白くなかったのは残念。

他に高評価を付けられる作品を列挙すると…
『この素晴らしい世界に祝福を!3』ブランクを感じさせないこのすばらしさ◎。
『ゆるキャン△ SEASON3』やや演技にブランク感じましたが、内容はらしさ◎。
『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』内容的に少し難しく、キャラ寄りストーリー寄りでしたが面白かった◎
『デート・ア・ライブⅤ』伏線回収でシリーズエンド。AIRみたいな話。戦闘シーン多めなのも良かった◎
『響け!ユーフォニアム3』内容は◎。
ただ久石奏(CV雨宮天)ら2年生の話が飛んでるので、あれだけ慕う理由とか描いて欲しかったかも。
『神は遊戯に飢えている。』キャラアニメとしては評価高い。キャラの描き方◎
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』なろう系ですが普通に良い話。国盗りモノとしては今後に期待◎
『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』令和のゼロの使い魔。可もなく不可もなく。
『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』今期の実質エロ枠◎。
『ワンルーム、日当たり普通、天使つき』今期の萌え枠◎。もっと主人公性的に意識しろ。
『オーイ!とんぼ』ゴルフ技術的には本当にできるのか?と思うものの、面白かった◎
『リンカイ!』もう少し競輪の魅力も伝えて欲しかったけど、熱血スポコンと考えれば面白い◎
『ブルーアーカイブ The Animation』ソシャゲアニメとしては最高評価。話を一つに絞ったのが良かった◎


逆に期待外れだったのは、『アイドルマスターシャイニーカラーズ』でしょう。
シャニマスを知らない人からすれば、毒にも薬にもならないアイドルアニメでしょうが、
シャニマスファンからすると、「これがシャニマスかよ!」と嘆くレベルの凡作でした。
いやさ、283って765や346とは違って大きなプロダクション事務所じゃないのよ…
そもそも社長とプロデューサーの2人しかいないし、
はづきさんはアルバイトなのに事務処理からレッスンからマネージャーまで何でもしてるし。
そんな小さな事務所だから、成功が約束されてるわけじゃないのよ。
だから一つ一つの仕事に葛藤が生まれる。成功が約束されてるわけじゃないんですよ、シャニマスって。
そういった所に「リアルさ」を感じる層がシャニマスをやってるのに、アニメはそうじゃない。
あまりにも順調すぎる。アイマスとデレマスよりも順調そのもの。ありえないでしょ。
こんなのシャニマスじゃないですよ。
あんな中規模のホールでイベントできるレベルじゃないのよ、シャニマスは。
ファンが納得できないという意味では、ブルアカとは正反対の結果に終わった気がします。

他には『HIGHSPEED Etoile』。キャラが可愛く、会話シーンは良かったけど、肝心のレースシーンが…
運転しているシーンよりもマシンだけが走ってるシーンが多かったので、
どうしてもミニ四駆が走ってるようにしか見えず、スケール感が皆無でした。
終盤はキャラカットを多くして臨場感を出してきましたが…完全に遅すぎた感じです。
『ヴァンパイア男子寮』男装少女から男に性転換された辺りからBL色が強すぎて…どうしてこうなった?
『終末トレインどこへいく?』期待し過ぎたかな…結局はただの青春だった。7Gって結局どういう仕組み?
『声優ラジオのウラオモテ』ラジオというより普通の声優もの。
主人公が伊藤美来さんだから上手くて当然のような…もっと新人が成長していく体の方が良かったかも。
『じいさんばあさん若返る』着眼点は面白かったけれど、一発屋の域を抜けずに失速した感…最後も蛇足。
『出来損ないと呼ばれた元英雄』内容は悪くないのに、話のスピード感も作画もボロボロ。原作殺し。
『夜桜さんちの大作戦』面白くなかったわけじゃないけど、なんで主人公あんなに超人なの?
『月が導く異世界道中 第二幕』1期以上に主人公が強すぎて草も生えない。
『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』全然エロくなかったw

『無色転生』は例の浮気描写をどう考えるか…かなり悩ましいです。
ストーリー的には無理がなかったけれど、
そもそも浮気させる展開にした作者のセンスに問題があるんだよなぁ…
男性にばかり都合が良いというか、女性キャラの心情を蔑ろにしているというか…
結構好みが分かれる所だとは思います。
自分としては展開に違和感はなかったけれど、好きではないという感じでしょうか。
ノルンの言ってることが正論。だけど正論だけじゃ感情が付いてこないのも確か。