感動は自分だけのもの
なんか安倍氏の国葬における菅元総理の弔辞の評価でひと悶着あるようで…
個人的には「どうでもいい」話なんですが… 目に余るので一言だけ。
一つ言えるのは、「人の感動を消すことはできない」ということです。
感動したという感想を他人が貶すことは許されませんし、しても無駄です。
それが仮に別人の書いたものであろうと、盗作であろうとも、
他者の受け売りに過ぎなかったとしても、
その人が感動したという事実は変わりません。
もう一つ言えるのは、「自分の感動を他人に押し付けても無駄である」ことです。
自分の感動は自分のものにすぎません。
例え同じ感想を抱いたとしても、心が動いた量は人によって異なります。
自分がとても感動した作品であっても、
他人から見れば二番煎じでありきたりな作品であるかもしれません。
ですから、他人が感動しないのはおかしいと思うのは間違いです。
詰まる所、弔辞の評価をしている人間は全て「間違っている」わけです。
両方とも品性を欠いていて、両方ともどうしようもないということが真実。
最後に、人格的評価と政治的評価もまた違うことだけは言っておきます。
今回のことで菅さんを見直したと思っても、それは人格的評価に過ぎません。
政治的評価とはまた別物です。
賛否両論ある故・安倍氏にしても、人格的には自分も評価しています。
その政治手法が自分とは違っていただけで、
仲間内には友人想いの良い政治家だったであろうことは想像できます。
菅氏に関して言えば、良くも悪くも『菅官房長官』を引きずり過ぎた感があります。
安倍政権時代の呪縛から逃れられなかったという評価をしています。
ぶっちゃけトップが寡黙で話したがらない人では組織は成り立ちません。
トップは語ってこそのトップ。
そういう意味では、裏に居るべき人間が表に出たのが最大の失敗だったと言えます。
◆ニュースネタ プーチン大統領の条約「署名」で一方的ウクライナ4州“併合”手続き完了
詳しくは後日書きたいと思っているので、ここでは簡単にポイントだけ抑えておきます。
まず、このロシアによるウクライナ領土併合は戦争当初から予想されていたので、
西側諸国にとっては予想の範囲内で、動揺することはないでしょう。
ウクライナへの武器支援も引き続き行われ続けると思われます。
むしろ、ロシアが限定的にであれ、
核兵器を使用した際にはNATO参戦も現実味を帯びてきたとさえ言えます。
次にこのウクライナ領土併合で最も打撃を受けるのは友好的な旧ソ連・衛星国です。
なぜなら彼らはウクライナと同じく、ロシア系住民を抱えているからです。
もし、国内のロシア系住民が独立はおろか、ロシア併合を求めだしたら、
ロシアの軍事介入を許すことになってしまい、国そのものが乗っ取られかねないからです。
ウクライナのことは他人事ではありません。
こうなるとロシア系住民の存在は「政治的リスク」でしかなく、
自国の独立のために彼らの権利を制限する動きが出てきてしまうかもしれません。
最後にウクライナ大統領がNATO加盟を申請しましたが、これも見事な動きです。
仮にNATOがロシアの併合を認めてしまうと、
ウクライナから紛争地域はなくなるので、ウクライナのNATO加入の現実味が増します。
ウクライナがNATOに加入すれば、
ロシアはNATO加盟国と隣接してしまうという戦争当初の危機が再燃してしまうだけに、
何のために戦争を起こしたのか分からなくなってしまいます。
今回の併合でバルト三国を始め、旧ソ連の影響を受けていた国々では、
さらにロシアに対する危機感が高まるでしょうし、
親ロシア派も庇い切れなくなってくるでしょう。
トルコにしても黒海の対岸にいる国ですから、噂される核実験などもってのほか、
いつまでも中立の立場を維持できる状況ではなくなりつつあります。
◆ニュースネタ 旧統一教会、「ミヤネ屋」「ひるおび」で名誉棄損と民放2社・3弁護士を提訴
何が一番怖いかというと、結局、彼ら自身が自分達の犯罪性を認識していないことですよね…
「同連合が犯罪行為を行ったり、
違法活動をしたりする組織であると印象づける発言をしたと主張している」
つまり、ここに名称変更の弊害がモロに出ちゃってるんですよ。
話を戻すようですが、下村文部科学大臣の時に名称変更を認めてしまったことが、
裁判上では旧統一教会と家庭平和連合が別組織であると主張する余地を残したということ
(まぁ、実際に別の組織と裁判で判断されるとは思えませんが)。
彼らの主張は矛盾そのものなんですよ…
名称変更で別組織だと主張するなら、過去の統一教会への献金の返金に応じる理由はないし、
信者個人の犯罪に過ぎないというなら、献金ノルマや韓国への送金の事実も存在しないはず。
言ってることとやってることが違うのは彼らの真骨頂であり、
人はそれを「出鱈目(でたらめ)」と呼ぶんです。
結局、過去に霊感商法をやっていた事実も認めず、組織改革を打ち出そうとしても、
こうやって過去の犯罪や社会的問題を認めることができなければ、
まともな宗教団体になるのは夢のまた夢です。
結局、そこが彼らが反社会的集団であり続ける理由なんですが、
どうしてそのことに気付かずに脅迫ばかりを繰り返すのか?
そういう構図でしか教団が成り立っていない証拠ではありませんか。
彼らには「脅迫」しか手段がないんですよ。だから同じことを繰り返す。
我々はその「脅迫」に屈してはならないし、彼らの手法を嘲笑わなければなりません。
まやかしにもならない彼らの非合法性を明らかにしているだけです。
◆ニュースネタ 高市氏「根本的解決にならない」 自民の旧統一教会対応に疑問
言ってることはその通りなんですが、やはりニュアンスが全く違ってくるこの違和感…
確かに統一教会が反社会的集団なのか否か、正式見解を作るべきでしょう。
自民党が統一教会と関係を断つ理由は何なのか。明らかにする必要があります。
ただ、高市氏の本音の部分はここでしょ?
「関連団体も反社会団体だと言い切る根拠は何なのか整理しないといけない。
(現在は)基準がはっきりしないまま、たたいている」
要は、宗教団体としての統一教会は霊感商法等の反社会的集団かもしれないが、
政治団体である勝共同盟は霊感商法をしているわけではないので、
勝共同盟との関係はセーフ、
つまり選挙応援はOKというスタンスなのでしょう。
けど、両者の関係は側面が違うだけに過ぎず、
実態は信者から巻き上げた献金によって成り立っているという根っこは同じなので、
国民から見れば勝共同盟との関係も当然アウトでしょう。
感覚としては欧米で問題となっているサプライチェーンの人権侵害に対する不買運動に近いでしょう。
商品を作るために、外国で奴隷的労働を強いてしまえば、
その商品を買うことは奴隷的労働の合法化になるから買わないという理論です。
政治団体としての勝共同盟は霊感商法等の被害を生んでいなかったとしても、
資金が流れている宗教団体としての統一教会が信者からの奴隷的搾取をしている以上、
勝共同盟と政治家が関係を持つことも禁止せざるを得ないわけです。
そんなわけで、相変わらず手ぬるいやり方と言わざるを得ませんが、
国民の支持を気にして人気取りに走ろうとしている意味では、
何もやらないよりはマシかなとは思いますが、
国民はそれに騙されないようにしっかりと監視していく必要がありますね。
つまり、全く懲りてないということです。
●三重県議「国葬反対の8割が隣の大陸から」発言で物議 ソースは「高市早苗先生」と公表し大炎上
いい迷惑だと思いますが… 本当にそんなこと言ったんでしょうか? 知らんけど。
SNSだけでなく、大手新聞の世論調査でも同様の結果が出ているわけですし、
大手新聞社はわざわざ隣の大陸まで電話してるんですかね? 知らんかったわ(笑)
◆ニュースネタ 旧統一教会、信徒が国に相談するのは「筋違い」 内部で解決する方針を強調
内部で解決できてないから、こうなってるのでは…
最初から言ってますが、宗教団体が信者の財産状況を知ってることから変なんですよ。
関係ないでしょ? 信仰と個人の財産状況って。どうして年収知ってるのさ?
異常なことを異常と思えていないことが異常なのよ。分かれ。
仮に対策として「月収の1/3までに制限」したとしたら、
それは「月収の1/3は寄付しろ」と言っているも同然です。
それが異常なことが何故分からないのか。
そういう構造がマルチ商法と一緒なんですよ。
●【旧統一教会】関連団体幹部が自民党の“断絶宣言”に「絶対に縁は切らない」…“隠れ関係議員”を仄めかす衝撃回答
まぁ、統一教会側の発言も一理あります。
自民党がなぜ統一教会と縁を切るのか?
その理由が不正確なのは間違いありません。
『社会的に問題が指摘されている団体』であって『反社会的団体』とは言ってないわけです。
可能性だけでどうして縁を切れると言えるのか。
それこそ桜を見る会でジャパンライフ会長を呼んだこととの整合性はどうなのか?
そこら辺はもっと明確に説明すべきでしょう。
曖昧なまま誤魔化す気満々にしか見えません。
だから評価されないし、絶縁相手にもそれを見透かされてるんですよ。
●旧統一教会 信者向け「ネット会議」で飛び出した爆弾発言のすべて
当初は関連団体を捨てゴマにするつもりだったようですが、
今や教団本体の方が燃えているため、
逆に関連団体の方は関係ないよと白を切る展開になっています。
もう無茶苦茶です。
韓国からの献金催促とか、煩わしいことしかないのに、よく信仰を続けますね…
韓国の統一教会と縁を切って、独立して教義を立てた方がマシじゃないですか?
なんのために韓国に貢いでるんでしょ、この人達…
●「怒ってる…真剣な表情初めて見た」炎上続く太田光の旧統一教会発言、デーブ・スペクターの追及に賞賛相次ぐ
●太田光また旧統一教会“擁護発言”で大炎上…暴走が“売り”のはすが完全裏目、現場は制御不能か
評価を下げるだけになっているのは間違いないでしょう。
他のテレビ番組で見かけても嫌な気持ちになるもん。必死なのが完全に裏目。
敢えて擁護するなら、太田氏は統一教会を普通の宗教団体として捉えてるのでしょう。
だから発言が宗教擁護寄りになってる。それは某脳科学者も同じ。
だけど周囲や視聴者は反社会的団体として捉えているから、擁護してるようにしか見えない。
こればかりは太田氏の認識不足としか言えないと思います。
◆ニュースネタ 豪雨被害のデマ画像を拡散「マジで悲惨すぎる」 投稿者本人を直撃すると…
「人気取り」のため…まったくもってしょーもない理由でした。
静岡市は偽計業務妨害で訴えた方がいいですよ? 本人割れてるんですから。
ただでさえ、デマが流れやすい状況なんですから、
悪質な悪戯はやめてもらいたいものです。
◆ニュースネタ リニア開業に向け「着実に進んでいる」神奈川県知事
馬脚を現すとはまさにこのこと。自ら「進んでいない」ことを表明してどうすんのさ?
「住宅部分は8割が了承していて、順調に用地取得が進んでいる」
土地収用は2割どころか、1人でも地権者が反対していたら進まないんですよ?
静岡県沼津駅の高架事業がその典型。もう30年以上止まってますが何か?
1人どころか、2割も了承していないのは深刻な事態です。
どこが順調なんでしょうか?
誰がどう見てもヤバい状況でしょ?
それとも反対派住民を物理的に押し切って、強制収容する手はずも整っているんですか?
反対住民を無理矢理追い出すと政治的リスクを取るだけの覚悟はあるということですか?
◆アニメの話 今季のアニメ振り返り(ネタバレあり)
最も話題となった『リコリス・リコイル』は、まぁ面白かったという感じです。
結局、リコリスは解散されずにそのままなので、
作品的にはまだ終わりを迎えていないという印象です。
好評でしたし、続編が作られそうな流れのように思えました。
まぁ、でも間島の言っていることも分からなくもないです。
12話で簡単に映画のロケと思い込む国民…平和ボケすぎるでしょ。
安全と平和を一部の人間に押し付け、のうのうと暮らす様は滑稽でした。
彼ら(私達)が変わらない限り、リコリスという存在もまた無くならないのでしょう。
終わり方を含めてバランス良かったのは『Engage Kiss』。
ちょっぴりHな作品ですが、キャラ描写・ストーリーともにバランス良かったです。
こちらも続編可能な話の流れなので、次回作を期待したいところ。
まぁ、でもキサラ優し過ぎるやろ。一瞬だけ描写されたキサラの過去話も見たい所。
最終話まで見て意外と良かったのが、『ルミナスウィッチーズ』。
当初はストライクウィッチーズのアイドルバージョンみたいな評価でしたが、
終わってみると独立して楽しめた感があります。
今までは何となくしかウイッチシリーズを見ていなかったので、
知らなかったのですが、ウイッチになる理由も描写されたりしていて、
作品の設定が思った以上に腑に落ちました。
なるほどという感じでしたね。
最終話も歌を全面に出していて非常に良かったと思います。
美しく終われた感じがしますね。まさに大団円。