AIR

その町には夏が訪れていた。

人形を操るひとりの青年。その周りには子供がふたりだけ。
観客の興味を引くには、青年の芸は退屈すぎた。

子どもたちは興味を失い、その場を走り去った。

青年は旅のひと。彼の道連れはふたつ。
手を触れずとも歩き出す、古ぼけた人形。
「力」を持つ者に課せられた、はるか遠い約束。

そんな彼に、話しかけるひとりの少女。
人なつっこく、無邪気に笑う。
彼女との出会いをきっかけに、
この土地での暮らしが始まる。

(AIRのパッケージ裏より抜粋)

≪どんなゲーム?≫

ONE(タクティクス)、Kanon(Key)といった名作を生み出したスタッフが送る新作。
人の幸せとは何か… それを探し出すゲーム… それがAIR。

システムは所謂「ビジュアルアーツ式」システム。
Kanonのシステムと同じものを使ってます。
メッセージスキップはなかなか速く、既読未読判別可能。
CG鑑賞・音楽鑑賞モードがあって、無難な感じです。

CGはKanonよりも綺麗に整った感じに。
イベントCGもKanonの時は?みたいな絵もありましたが、
今回はどのCGも立ちCGと同じ感じがして良い出来だと思います。
キャラデザがOKなら今回は問題ないですね。

音楽はさすがKey。今回もすごいよ、折戸さん。
歌が3曲もあるし、BGM曲もスバラシイ出来。
特にOP主題歌の「鳥の歌」にはしびれます。
ま、逆にこの歌が気に入らなければ、それでダメなんでしょうが。
ただいい歌なことは確かですよ〜

そしてやっぱり気になるのはシナリオ。
雰囲気はONE、Kanonと同じ感じで、最初は明るい雰囲気、後シリアス。
どいやらこの作りは変わらないみたいですね。
ヒロインは3人なんですが、シナリオにかなりの格差があります。
観鈴だけ長いっす(^^; なんだか他の二人はオマケとしか思えない内容。
観鈴以外のキャラがお気に入りだった人はやや不満かも。
ただ観鈴のシナリオは至高の出来デス。
分かっていても泣いてしまう。それができる辺りがシナリオの良さなんでしょう。
観鈴単発なら最強の出来だと思います。

総評としてはKanon以上の出来とははっきり言えませんが、かなりイイです。
文章の言い回しとか見せ方はさすがといった所。
Kanonをプレイした人はぜひともプレイしてもらいたい作品ですね。


≪ゲーム評価≫

CG CGが良くなったで賞
シナリオ 10 観鈴シナリオが至高の出来で賞
音楽 10 OP曲がいいで賞
システム 10 良い構成で賞
総合 佳乃と美凪が地味で賞
合計 45 感動で賞



AIR感想ルーム

(私のAIRに対しての感想・話の整理などを〜
ネタバレになってますので注意してください)


AIR攻略館

(AIRの攻略をやってます。序盤を乗りきればあとは余裕ですね)




【ゲーム館TOPへ戻る】

〔FTcomのindexへ〕