FortuneArteral Diary過去ログ |
執筆日時 | 2008年01月27日 |
◆ゲームの話 『FortuneArterial』『さくらシュトラッセ』 どちらも最初の2〜3時間ほどプレイし、 オープニングムービーが流れる所まで進めました。 序盤をプレイしている限りでは、どちらも面白いです。 展開が見え始めるまでは並行してプレイしていくかもしれません。 とりあえず、簡単なここまでの感想をば。 Fortune〜の方はまだ最初の導入部分(喰われる〜)の所まで進んでないので、 何ともいえないところではありますが、 どちらかというとキャラ萌えが中心に来るゲームかなという印象を受けました。 キャラのエネルギーに押されているといった感じでしょうかね。 一方のさくらシュトラッセは、キャラよりもシナリオで引っ張っている印象、 やや主人公の感情の起伏の激しさが目に付きます(すぐにいじけたり)が、 料理やかもめ亭に対する想いが強いと考えれば、彼の気持ちはよく分かります。 その後の仲直りの展開も良かったですし、ここまでは良い出来です。 まぁ、ちょっと主人公が揺れすぎかなと思いましたが。 あそこはもっと我を通して良かったかなと。その方が筋が通った主人公になった気も。 ここまでで気になったのはFortune〜の導入終盤の展開ですかねぇ。 個人的な性格もあるのでしょうが、 どうも私は非礼なことされる瞬間湯沸かし器のように熱くなっちゃうようで。 それ以外では気が長〜い方だと自分でも思うんですが。これだけはどうにも。 瑛里華はともかく会長はなぁ… 例え何と言われようが、あの状況で「入る」とは口が裂けても言わん。 記憶を消すという選択肢もアレでしたが、それよりはそっちを選ぶかと。 途中で折れたばかりか、前提までを覆す結論を下した主人公に少々萎えます。 人種とか種族とか存在とかはどうでもいい。態度・様態・有り様の問題だ。 んー… ちょっと苛立たしい。どうもこの性格だけは直らない… |
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執筆日時 | 2008年01月30日 |
◆ゲームの話 『Fortune Arterial』『さくらシュトラッセ』 どちらも同時進行で1回目終了。 といっても、バッドエンド(ノーマルエンド)でしたが(^^; Forune〜は何故か美術部部長と結ばれていた罠。Hぃの全くないが。 移植時の追加キャラとして今から用意されているということなんだろうか? さくらシュトラッセはママとのほのぼのエンド。 個人的には早希さんが好きだったんだが。玩ばれれば良かったのに(爆) どちらもプロローグ終了後はヒロイン選択でイベントが進行していくようなので、 1人のヒロインを追っかけ続けなければ攻略できない模様です。 ヒロイン選択はまだキャラの特徴が分かっていないうちだと厳しいんですよね。 ほぼ満遍なく選んでしまう罠。次はしっかりと狙いを定めて進めよう。 まだ本編シナリオに突入していませんが、 現時点ではさくらシュトラッセの方が若干上かなという印象です。 ほのぼのほんわかストーリーで雰囲気が非常に宜しい感じです。 |
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執筆日時 | 2008年01月31日 |
◆ゲームの話 『Fortune Arterial』 相変わらずの同時進行中。 さくらシュトラッセはルゥリィで進めてます。べ、別にロリコンじゃ…(爆) で、Fortune〜は紅瀬桐葉で進めました。 この2人でどういうキャラが好きなのか察してくれれば(^^; つーわけで、先に終わったFortune〜の簡単な感想から。 あー、一言で言うと、「つまんねぇ」と… 前も書いたように、さくらシュトラッセよりもキャラ萌え度は高いし、 桐葉も可愛かったのだけれども… どう考えてもシナリオが足引っ張ってるよなぁと。 普通に萌えゲーな学園モノで良かったような気がします。 まず出発点が… 生徒会に入るか入らないかを選択すりゃ良かったのにと。 入る場合は瑛里華・白へ、入らない場合は桐葉・悠木姉妹へとすれば… どうもこう… 鍵となるキーワードへの距離感がなぁ… 悪すぎっつーか。 主人公自身は上手く立ち回れないので、どうにもこうにも消化不良。 シナリオの展開上、主人公が死ねばいいのにと思った(悪い意味でなく)ほど。 ストーリー選択時からの淡々とした雰囲気が個別シナリオに突入しても続き、 全体的に盛り上がりに欠けています。 内容はALMAの某キャラのシナリオに似てるんですけど…んー、比べるまでもない… それじゃシナリオ全般は目を瞑り、恋愛部分・Hシーンに期待してみようと思っても、 なんつーか集中できない、展開が見えているだけにHシーンも飛ばし気味に。 そのHシーンの描写も淡白ではないものの、淡々としてるのが… ボロクソに悪くはないんだけれども、何かが足りない。漠然と言うとエロさなんでしょうが。 まぁ、そこらはあまり評論したことないので細かくツッコミませんが。 桐葉の照れた表情ぐらいしか印象に残ってないのはどうにもこうにも。 それと致命的だったのがイベントCGの出来。 これがオーガストの売りなだけに最も辛い。 桐葉の立ち絵の印象とイベントCGとの差が大きいです。 立ち絵は大人っぽいのに、イベントCGでは少し子どもっぽく(ややふくよかに)になり、 凛とした雰囲気が失われちゃってました。 もはや別キャラ。XPかと思ったぐらい(苦笑) なんか違うだろうと。 フォローするとすれば、最初から無理だったのかもしれない、という感じでしょうか(^^; あと個人的には冬服のイベントCGが少なかったのは残念でした。黒ストッキング万歳。 おまけHシーンにあるのが唯一の救いか。目隠しいらねぇ。 パッケージのCG(夕陽の丘で座っているCG)が最高だっただけに、ちょいと落胆。 脚フェチには不満の残る桐葉のCGでした。胸はいい、脚を描きなさい、脚を。 …と、まぁ、かなり辛口・暴走気味ですが、 ちょっとこの内容ではなと思わざるを得ません。 まだ全部プレイしてみないことには分かりませんが… うーんといった感じ。 何が悪いのか上手くいえないんですけど… 噛み合ってないというのが最適か。 シナリオの展開も、終盤への流れも、シナリオの分量も、シナリオの見せ方も、 全部が噛み合ってないように思えちゃいます。 プロローグ終盤がクライマックスであとはなだらかに落ちるのみというのは辛い。 んー、やっぱ見せ方だったんだろうなぁ。 お膳立てされた道を主人公が進んでいるように思える淡々さが気になりました。 そのお膳立てを豪快にぶちまけてしまうぐらいの勢いが欠片もなかったのが残念です。 あとは陽菜を進めて、さくらシュトラッセに集中的に取り掛かろうかと思います。 例の如く中断を挟んでしまうオーガストのゲーム、 でも毎回買っちゃう俺、なんでなんだろうか(苦笑) |
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執筆日時 | 2008年02月01日 |
◆ゲームの話 『Fortune Arterial』
続いて、悠木陽菜をクリア。短めなので簡単にクリアできるのは有難い(苦笑) 陽菜の内容は普通でした。特にキーワードは関係なかったです。 まぁ、しかしシナリオの出来は… なんだろうなぁ… 悪くはないんだけれども、あまり印象は変わりませんでした。 どうも予定調和のシナリオを淡々と見せられているように思えるんですよね。 第一、美化委員会の制服をメイドにしただけで志願者が増える学校ってどーよ? そういう所がプレイヤーを置いてきぼりというか、 妙に「作られた世界」というのを印象付けさせてしまって、 心情的に中に入り込めず、眺めてるだけで気付いたら終わってました、といった感じ。 一言で言えば、「外してる」ってことなんでしょうが。 あとは昨日も書いたようにシナリオの配分的問題ですよね。 やはり一番力は入っているのがプロローグ部分。それ以上にはなりません。 メインの瑛里華だと違うのかもしれませんが… 本来、重要であるはずの終盤がポイントだけで進んでしまうので、ちょっと肩透かし。 特に波乱があるわけでもないですから、淡々としたイメージがどうしても消えません。 どうにもこうにも中途半端。 もっとはっちゃけるか、シリアスにいくか、 萌えに走るか、エロに走るか、ハッキリした方がいいように思えます。 なんだか損しているなという印象が抜けないのが痛い所。 陽菜シナリオに関して言えば、 事故による記憶喪失の伏線がほとんど回収されなかったのが気になりました。 シナリオ序盤のポイントではあったものの… あまり意味なかったし。 そこらが一番微妙だった理由かもしれません。 今後の予定としてはFortune〜を早送りしながら、 他シナリオを眺め見る程度で終わりにしてしまう予定。 間隔を空ける必要性もなさそうなので… その後はさくらシュトラッセを集中的に進める予定でいます。 |
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執筆日時 | 2008年02月02日 |
◆ゲームの話 『Fortune ARTERIAL』 |
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執筆日時 | 2008年02月03日 |
◆ゲームの話 『Fortune ARTERIAL』 |
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執筆日時 | 2008年02月04日 |
◆ゲームの話 『Fortune Arterial』の感想
多少ネタバレ気味(ストーリーには踏み込みませんがテーマには触れます)なので、 ネタバレが怖い人は以下の文章は読まないでくださいませ(反転参照) 一晩寝て、改めて感想を書いてみますと、 Fortune〜のテーマというのは、家族の絆を描きながら、 無数の選択肢から人と人の繋がりが生まれる(恋仲になること等)のが尊く、 言わば自分の思い通りにならないからこそ面白くあり、 自分の思い通りにしかならない世界は何も生まないということだと思います。 ごく当たり前のことではあるのですが、 ゲームとかやってるとそこが揺らぐ時もあるような感じがします。 例えば野球ゲームをプレイしている時、 データによってはバリバリに活躍する選手が全く成績を残さない場合があります。 それが特に好きな選手だと悔しく、自分のプレーしているチーム以外でも、 わざと打たせたり打ち取られたり、時には改造してみたりと、 その野球ゲームの世界を支配して、自分の思うような形を作ろうとします。 けれど、それが100%上手くいくことはありえず、 そうやって自分の思うようにした結果はゲーム性の喪失しか生みません。 当たり前のことですが、ゲームは何かしら制限、 言わばルールがなければ面白くないわけです。 けれど、中には自分の思うままのゲーム世界が良いと誤信してしまう人や、 果てはそれを現実にまで転化してしまい、 自分の思うような形にならないと我慢ならない人がいることも確かです。 勿論、今挙げたゲームは一例でしかなく、 それ以外のもの、とりわけ結果第一主義、点数を全てと考える世の中では、 そういった考え方が生まれてくることは珍しくないと言えると思います。 Fortune〜はそういった風潮を風刺した作品のように思いました。 惜しむらくはその風刺がいまひとつだったことでしょうか。 そもそも、このゲーム自体に選択肢はほとんどありませんし、 そういうことを語るなら、キャラ分岐ではなく、 選択肢分岐にした方が良かったように思います。 言うなれば、シナリオの幅がなかったのがこのゲームの最大の失敗要因だと思います。 加えて、真ルートは個別ルートの多くの謎が解消されますが、 根本的な設定の種明かしはされていません。 最終的にはそういうものと思うしかない所は少々残念でした。 まぁ、ストーリー上の謎は解消され、伏線はしっかり拾われていましたから、 その点はあまり気にしないほうがいいのかもしれません。 …んと、まぁ、大体こんな所でしょうかね。 自分の感想を率直に書けば、「面白くなかったけれども、何となく進めてしまった」形。 惜しいというか、勿体無い作品だったという評価ですね。 真ルートがわりと形になっていただけに、個別ルートの不出来が悔やまれます。 他のゲームの評価と比べると、Aleaと同程度か下という評価、 ALMAや朱よりは下に評価せざるを得ないです。 前述のように、選択肢に幅があれば、Aleaを超える程度には評価できたかもしれませんが、 ゲーム性のなさが足を引っ張りました。 もっと選択し次第では派手な展開や過酷な展開を用意しても良かった気がします。 まとめると惜しい作品に終わってしまった理由は以下の2点、 AIRのように個別シナリオが充実していなかったこと、 Aleaのように選択肢に幅(シナリオ展開の幅)がなかったこと、 この2つのうち、どちらかがクリアされていれば、 評価の高いものになったとは思うのですが… まぁ、失敗したというのが適切でしょう。 もう少し頑張って欲しいというのが率直な気持ちです。 良い味はそれなりに出せるんですから… |
<評価点> | ||||||||||||||||||||||||
※属性※ 「学園純愛ストーリー、吸血鬼、伝奇要素、凛デレ、黒ストッキング、ロリ、メイド」 ※一言コメント※ 「最後までやれば報われるものの、最後までやれないので報われない」 |