執筆日時 |
2006年11月19日 |
◆ゲームの話 『ちょこっと☆ばんぱいあ!』
昨日届き、ぼちぼちプレイしています。
恋Qやゆめくみと違い、いきなりエロとかならないので日中でもプレイしやすいです(笑)
とりあえず体験版の範囲はプレイ完了。
序盤終了と同時に訪れるヒロイン選択画面辺りでストップしています。
一番妃候補らしいアリアを先に進めるか、香菜・操の人間組を優先するかで迷っている状態です。
ここまでプレイしての感想は、萌え重視のドタバタ劇が面白いです。
世界観が良いですよね。ロステルの「ハルマゲドンとか今時流行らないでしょ」ってセリフがナイス(^^;
主人公が平凡な学生だったのにも関わらず、実は魔王、だけど何の力も持たない、
神と魔が慎ましく、人間社会に溶け込みながら生きているという設定の馬鹿らしさが面白いです。
Navelの『SHUFFLE!』なんかも同じような世界観ですが、
あっちは神魔の設定はさほど重要ではありませんでしたからなぁ。
ちょこぱいは良い感じに仕上がっているように思えました。まぁ、問題はこれからですけど(^^;
逆にここまでプレイしていて残念だった点は音声。
ちょっと篭った感じがあるんですよねぇ… 音質がクリアじゃないというか。
体験版の仕様だと思いきや、製品版でも変わらず。これにはガックリきました。
演技面には問題がないだけに勿体無いです。アリアの一色ヒカルさんの声に萌え。
あとOPソングが電波(^^;
なんつーか、メロディと歌の音程が合ってない、微妙にずれている(苦笑)
中盤のツンデレセリフを聞くと、ちゃぶ台を引っくり返したくなるほどの怒りが(爆)
素晴らしい電波ソングなので一度は聞くべし。
メロディだけ聞いてると全くおかしくないのになぁ(苦笑)
ちなみに発売前に気になっていた麻衣のヒロイン昇格はある模様。
序盤最後の選択肢にそれらしいものはなかったものの、
Hシーンでの毛の有無の選択欄があったので、一応Hシーンはあるっぽいです。
まぁ、恋Qの時のようなハーレムエンドで終わってしまう可能性もありますけど。
攻略可能になるのはおそらく一度クリアしてからか。他のヒロインを先に進めていきまーす。
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執筆日時 |
2006年11月21日 |
◆ゲームの話 『ちょこっと☆ばんぱいあ!』
結局、人間組からスタートすることに。やはりアリアを最後にするのが筋だろうと(^^;
そんなわけで徳川院操をクリア。
シナリオはなかなか切れ味があって良かったかと。
恋Q<ゆめくみ<ちょこぱいとH度は下がってきているものの、
それとは逆にシナリオの出来はパワーアップ、両者の両立は永遠の課題ですね。
一言で言えば、「調和」なシナリオ、
最近の善悪二元論(テロに賛同するのか反対するのか、郵政民営化に賛成か反対か、みたいな議論)
をぶっ飛ばす内容は非常に良かったんじゃないかと思います。
終盤はそれぞれに見せ場がありましたし(リオは微妙だったけど(^^;)、
なかなかに燃える展開でした。
バカゲーと見せかけての熱い展開が良かったです。
不満点は一重に真面目なシーンが長続きしないということでしょうか(^^;
お、主人公がちょっと良いこと言ったじゃんと思っても、
しばらく経つとややギャグっぽいHシーンに流れたりと、頭の切り替えが必要とされることが多々。
メリハリの付いた展開とも言えるんですが、正直言って忙しい(苦笑)
終盤の戦闘シーン並に真面目シーンもまとめちゃった方が楽だったかも。
エロはエロで連続していた方が良かったかもしれません。
シナリオ自体の内容・文章の切れ味はあるんですから、
あとはそれを有効に使うだけの構成・演出をしてもらいたいです。
その点だけ良くなれば大成できそうなんだけどな〜
今の段階ではバカゲー的印象が抜けきらない、まぁ、それが良さでもあるんでしょうけど(笑)
あ、それと操さんのシナリオは、操さんが主人公に惚れる理由がやや不明確、
もう少し恋人になるまでの過程をじっくり描いて欲しかったです。
むしろアリアがカッコいい。どちらかというと、アリアと操のカップルみたいな感じが(爆)
ちなみにHシーンは5〜7ある模様。
それぞれの尺度は普通、オーソドックスなものもあれば特殊なのもあったり。
つーか、操さんとのアレは笑った。あまりにアホらしい導入で笑いました(^^;
このメーカーの能天気なほのぼのHシーンはわりと好き。
濃さは前述の通りでやや落ちていますが、そこは萌える心でカバーということで(笑)
音楽はまだ若干弱いかなという印象。
それでも主題歌の歌はともかく、タイトル場面で流れるBGMバージョンは楽しげで良い感じですし、
操の思わず花札をやりたくなるような和風BGMも良さげ、
全体的に明るくポップな感じで楽しい曲調が多いです。
あとは真面目なBGMをどこまで見せられるか、
むしろこれはシナリオ演出面にも関係してきますがね。
印象に残るシーンで印象に残る音楽を提供できれば、といった感じでしょうか。
1ヒロイン終えての現時点の評価は、発展途上の良作といった感じです。
課題は多いですけど、どれもクリアできないものでもありませんし、
作品を重ねるごとにクオリティは上がっていると感じられるので、
さらなるパワーアップを期待、といったところです。
個人的には明るいコミカルHでシナリオ良作というのはありがたいので、
今後も応援していく所存であります(^^;
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執筆日時 |
2006年11月22日 |
◆ゲームの話 『ちょこっと☆ばんぱいあ!』
続いて香菜クリア。
まぁ、このゲーム通りのおバカな雰囲気のシナリオといいますか(^^;
良い意味でも、悪い意味でも面白かったです。
ちょっぴり真面目なシーンもギャグにしかなってねぇ(笑)
香菜シナリオは各ヒロインのセリフが良かったです。
アリアの「ああん、ふにゅっとするぅ」がツボ。
いや、エロセリフじゃありませんよ(^^; ハンバーグ作りでのセリフっす。
その他にもアリアはちょっと作ったセリフが多く、メインヒロインなのに愉快キャラ(笑)
フランもいつになく毒舌でしたし、みんな香菜のおバカイメージに毒された感じ(笑)
まぁ、ドタバタコメディ調で面白かったので許します(^^;
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執筆日時 |
2006年11月23日 |
◆リオクリア。
ストーリー的には操シナリオを逆から見た感じでしたが、
明確な敵というものが存在しないのが一つの特徴でしょうか。
こういったストーリーのテーマになりやすい「異文化交流」が主題となっていました。
自分とは違う存在… こういう話だと、いわゆる妖怪・怪物。
現実に即して考えれば、いわゆる超能力者と呼ばれる人々、身体的なハンデのある人々、
その他あらゆる差別を与えられてしまっている人々、
さらに突き詰めて考えれば、男と女、同性であっても他人であれば個として違う存在なわけですから、
生活する、コミュニケーションを取るというのは、自分とは異なる人間との付き合い方なわけで、
そういった現実と対比しながら見ていくと、ゲームとはいえ色々と勉強になったりします。
ちょこぱいの場合は大作感が全くない、言わばB級作品の雰囲気を漂わせているので、
変に説教くさくなく、自然に入ってくるのがいいですね。
まぁ、ちと盛り上がりに欠けてしまっている面もありますが、それも良い点と捉えることに。
リオの純粋さが良く現れたシナリオだったと思います。 |
執筆日時 |
2006年11月24日 |
◆ゲームの話 『ちょこっと☆ばんぱいあ!』
実は今日オールクリアしたんですが、日記のネタにちょうどいいので、
このまま話を引っ張ることに(爆)
簡単にクリア後の感想を書くと、
「いいっすよ、ちょこぱい。絵を気に入れば買って損なしかと」、という感じでしょうかね。
そんなわけで、以下、各シナリオクリア後の感想へと続きます。
続いてフランクリア。
こちらは人造人間ということで、人間とは何か的なシナリオでした。
例の如く、説教臭さは全くなく、終盤はややご都合主義な展開(^^;
まぁ、あれはあれで大いにアリだと思いましたが。
重大なネタバレになってしまうので詳しくは書けませんでしたが、
その他サブキャラの立ち絵があった方が盛り上がったかなと。
ちょっと惜しい。嗚呼、その姿を見てみたかったっす。
それと学園祭で助けてくれる雨の妖精って誰?
操シナリオでゆめくみの安達健一がゲスト登場するので、
時系列としては、恋Q<ちょこぱい<ゆめくみ、だと思ってたんですが…
ゆめくみの登場人物で考えると、エルぐらいしかいないけれど、
口調とか全然違うので、元妖精の森出身者という感じなんですかね。
どうでもいいことですが、通してやっている自分としてはふと疑問に思ったり(^^;
今のところ、シナリオの出来としては、操>フラン>リオ>香菜といった感じでしょうか。
フランは主人公がそれなりに活躍するので爽快感もあり。
終盤の展開はなかなかに盛り上がりましたね。
さてあとはアリアのみ。メインを楽しみますか。
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執筆日時 |
2006年11月25日 |
◆ゲームの話 『ちょこっと☆ばんぱいあ!』
どうやら音声の音質向上アップデートファイルを製作する予定だとか。
これで一つ不満点が消えますな。つーか、神になれる(爆)
完成時期はまだ分かりませんが、先にゲームを買うだけ買っといて、
アップデートファイルが出てからプレイするのが良いかもしれませんね。
最後にアリアをクリア。
こちらは完全に操の逆でしたね。
いや、アリアがメインなので、操が逆なのか(^^;
本筋のシナリオだけあって、ストーリー展開は過不足なく書けてます。
終盤の展開もちょうどいいテンポでした。
操シナリオを先にやっていると、操の行動にやや煮え切らないものを感じますが、
まぁ、こちらがメインということで考えれば納得できない範囲ではないのですが、
個人的にはもう少し先に動かせても、ストーリーの整合性は崩れなかったかなと。
つーか、ラスト前のアリア可愛すぎ。
恋愛パートは素直になれないアリアから、徐々に素直になっていく感じが良かったかと。
Hパートも徐々にエロエロになっていくのが良かったかと(笑)
まぁ、個人的に最初のHパートはキス止めで良かったと思いますが。
エンディング前Hのアレが書けるなら、本番ない方が綺麗だったかなとも思ったり。
タイトルの意味も分かりましたし、アリアシナリオは納得の出来でした。
あ、書き忘れましたが、テーマは操シナリオと同じ。
それに「普通」とアリアのツンデレ萌えシナリオが加わったという感じでしょうかね。
新しい発想とか泣きだとか、そういうのはありませんが、
何が大切なのかということを再確認させてくれる温かいシナリオだったと思います。
文章・内容ともに良い切れ味をしてましたね。
この調子で次回作も期待したいです。
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執筆日時 |
2006年11月26日 |
◆ゲームの話 『ちょこっと☆ばんぱいあ!』
最後の最後にハーレム・麻衣をクリア。
このゲームは分岐選択肢が1つしかないので、簡単に分かるとは思いますが…
まぁ、簡易攻略ということで。
ハーレムルートはヒロイン5人をクリア後に、分岐選択肢における追加選択肢を選ぶこと、
麻衣ルートはハーレムクリア後にハーレムルート終盤で追加選択肢が登場するので、
そこで麻衣を選べばルート突入です。
ハーレムルートは… いや、もう天国なのか地獄なのか分からない(苦笑)
大体において男が人間バイブ状態の役割しか担わなくなるのでもう何が何だか。
まぁ、これはお約束っつーことで。
ラストの平和そうなCGは良い感じでしたが、
どのヒロインを選択しても全キャラ残るので、どう転んでもあのEDになるような気もしたり(^^;
麻衣ルートはオマケ的かな。
恋愛中心でちょこぱいの謎の部分を多少回収したといった印象。
内容は悪くありませんでしたが、短いのがやはりネック。まぁ、オマケなんで。
つーか、これ見た後だとハーレムでの麻衣はどうするつもりなのかと(苦笑)
総合的評価だと、B級映画の名作といった印象。
大作間が全くなく、バカゲーの雰囲気を漂わせていますが、内容自体はバッチリ。
ゲームの雰囲気がおバカなので、感動するということはありませんが、
おバカなノリに一本通った真剣さもあるなど十分満足行く出来です。
例えが古いので全く例えになってませんが、GS美神の終盤の印象に近い感じ。
課題としては以前書いたように演出面の強化、音声が挙げられるかと。
もう少し音楽の切り替えや場面変換をキビキビやった方が終盤盛り上がるかなと。
アリアシナリオぐらいやれれば、とりあえず十分かなと。まぁ、今後の課題ですかね。
音声は魔物3人娘以外はどうも声が篭りがち。演技等は悪くないだけに勿体無いです。
これはクレームが多かったようで、メーカー側で音声の音質向上ファイルを作成予定だとか。
音質向上パッチの完成に期待することにしましょう。
プレイし終わっての感想はこんな所。
ラブラブH好きながら、シナリオにもこだわりたいという人にオススメです。
プレイしやすいですから、絵が気に入れば買って損はないはず。
Hと萌えと燃えを堪能してくださいませ。
ふむ、しかしMeteorは面白いです。
ゆめくみもそうでしたけど、「調和」的シナリオが得意な感じがしますね。
誰々か死ぬ〜だとか、剣と魔法が飛び交いあう熱い戦い〜のような、
男っぽい熱血・シリアス路線は向いていないでしょうが、
ほんわかした作品ではかなり良い味を出せると思います。
ねこねこのライト路線(みずいろ等)の実力はあります。次回作にも期待っす〜
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