1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)小林(3回2/3)−中郷(0/3) −吉見(1回1/3)−山本徹矢(3回) (西)西口(6回)−岡本篤志(1回)−許銘傑(1回)−牧田(1回) (本)中村剛也47号2ラン(1回裏)、浅村9号3ラン(4回裏) 井口9号ソロ(1回表) |
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ロッテ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
西武 | 3 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 | × | 11 |
立ち上がりに西口投手が簡単に一発で点を失い、あれ?と思いましたが、 直後に栗山選手の2ベースヒットを口火に、原選手の送りバントで3塁へ進めた後、 中島選手のタイムリーで同点、中村選手の2ランホームランですぐに逆転して、試合の主導権を取りました。 それでも西口投手はピリッとせず、すぐに1点を失ってしまい、 打線も追加点が取れそうで取れず、少し焦れた展開になったものの、 フェルナンデス選手のタイムリーヒットで追加点を挙げ、 浅村選手の3ランホームランで今日の試合の勝利を決めました。 その後は西口投手も立ち直り、6回3失点にまとめて6年ぶりの二桁10勝をマーク。 思えば、開幕直後は先発ローテ入りしておらず、5月5日の子どもの日のロッテ戦で今季初勝利をマーク、 交流戦期間中は石井一久投手と順番に先発が入れ替わる形で、少ない時は2週間に1度先発あるかどうか、 主に交流戦明けからチームを引っ張り、チームの二桁勝利一番乗りを果たしたのは立派です。 今シーズンは数字以上の活躍を見せてくれていますね。 往年のファンにとっては西口投手の復活は本当に嬉しいです。 フェルナンデス選手は貴重な追加点となるタイムリーを含む3安打3打点の活躍で、 打点はいつのまにか77打点となっていました。 正直、8月までは首が繋がることはないだろうというぐらいの不調期の長い調子の乱高下だったのですが、 9月以降から打ちまくり、気がつけば打率は2割5分を超え、 打点はリーグ6位、本塁打15もリーグ7位と、及第点の活躍に落ち着かせました。 調子の波が激しいので、1年間5番を任せるのは正直苦しいものの、 来年は外国人枠を外れますし、残留の目も出てきましたね。 残りの4試合も打ちまくって、逆転3位へと導いてもらいたいです。 浅村選手も3ランホームランを含む3安打3打点と活躍。 10月絶好調で2割5分を切っていた打率も急上昇で.264までアップ。 残り試合を考えると、.270まで持ってくるのは難しいでしょうが、 今年のボールで2割6分台でシーズンを終えればレギュラー1年目としては上出来ですね。 あとはホームランをもう1本打って二桁10本に、打点を6つ稼いで50打点まで持ってくれば、 文句なしといったところでしょう。 数字的には狙えるかどうかの微妙なラインですが、 浅村選手がそれだけ活躍すれば、チームの勝利に近づくだけに、励みとして頑張って欲しいです。 中村選手も4試合で残り3本と、50本の大台への期待が高まります。 普通に考えると難しい数字ではありますが、中村選手は打ち出すと止まりませんし、 残り4試合の相手投手は楽天・田中投手、ソフトバンク・摂津投手、ロッテ・成瀬投手、 日ハム・ダルビッシュ投手と、各チームのエース級との対戦ばかりになり、 記録達成が難しいようにも思えますが、彼らなら四球ではなく勝負に来てくれるだけに、 ホームランの可能性はそれだけ上がると思われます。 チームのCS出場のためにも、中村選手の豪快なホームランを期待したいですね。 オリックスが引き分けたため、ゲーム差は1ゲーム差と少し縮まりました。 それでも残り4試合で、対戦投手も簡単に攻略できるような投手ではなくなりますが、 持ち前の強力打線が火を噴き始めただけに、 真っ向勝負で相手のエース級投手を攻略していってもらいたいです。 ライオンズの先発も中5日で日程を詰め、岸・涌井・帆足・西口投手の4人が登板し、 石井一久投手と菊池雄星投手はリリーフに回るようですから、 相手に先に点数をやらないように、岡本篤志・許銘傑・牧田投手に繋いでいってもらいたいです。 土曜日からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)帆足(6回)−坂元(1回)−石井一久(1回) (日ダルビッシュ(9回) (本)稲葉12号2ラン(4回裏)、中田18号ソロ(4回裏) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
日ハム | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 3 |
さっさとメジャー行っちまえ、こんちくしょうが(苦笑) …いや、もし勝っていたら、 札幌ドームでの公式戦最終登板になっていたかもしれない試合で、 ダルビッシュ投手が負け、日ハムの2位通過も危うくなり、 有終の美が飾れないような展開になっていたとしたら、 メジャーになんて行かせねーよ、と言ってやったところなんですが… もうメジャー行けよ、こんちくしょうが!! 来週登板すんなよ。帆足投手可哀想じゃないか(苦笑) そんな負け惜しみしか言えないような試合展開でした… 勝つとするならば、接戦、できれば初回から球数を放らせ、なかなか三振をせずに、 タイトル争いをするダルビッシュ投手を焦らせるような展開になってくれればと思っていましたが、 初回だけで2三振、わずか9球で終わらせてしまってはお手上げです。 それでも3回・4回と先頭打者がヒットで出塁したものの、 3回は銀仁朗選手がまたしても送れず、盗塁で2塁へ進むも栗山選手が凡退、 4回は中島選手のサードゴロの間に2塁へ進むも、中村・フェルナンデス選手が連続三振と、 ヒットでランナーを返すのは大変だなぁという展開になってしまいました。 そうこうしているうちに帆足投手が2発を浴びて3失点… 5回以降はチャンスらしいチャンスもなく、完全な消化試合になってしまいました。 プラン通りに行かなかったことが全てですね。ダルビッシュ投手の壁は高かったです… オリックスとのゲーム差は1.5と広がってしまいましたが、 1、5だろうが0.5だろうが、直接対決がない以上、 オリックスが取りこぼしてくれることを期待するだけの待ちの状態に変わりないですから、 ライオンズは残りの試合を一戦必勝の気持ちで勝っていくだけです。 今日の負けを引きずらず、明日の試合へと切り替えてもらいたいですね。 明日は西武ドームでのロッテ戦です。 先発は西口投手、中5日で回らなければ今シーズン最後の登板の可能性もあるので、 二桁10勝目を目指して頑張ってもらいたいですね。 打線は今日打てなかった分を残り試合できっちりと打ってもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)涌井(7回)−坂元(1回)−グラマン(1回) (日)武田勝(3回)−多田野(4回)−乾(2回) (本)フェルナンデス15号2ラン(3回表)、 中村剛也46号3ラン(5回表) |
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西武 | 2 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 0 | 12 | ||||
日ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
いやはや、今日はよく打ちましたね〜 試合途中からは明日先発の帆足投手のために取っておいてやれよと思う勢いでした(^^; 5番のフェルナンデス選手が先制タイムリーとホームランを含む3安打4打点、 4番の中村剛也選手がホームランを含むフェンス直撃2ベース×2の3安打4打点、 4番と5番がこれだけ打てば得点力も自然と上がってきますよね。 この対戦カードの前では2人とも長打が出ておらず、当たりが少し止まっていたのですが、 昨日・今日の試合で一気に上がってきましたね。 特に中村選手はホームラン以外の打球もフェンス直撃の2ベースと、 打球に角度が付いており、ホームラン量産体制に入ってきています。 明日以降の2人の活躍にも期待がかかりますね。 若手も負けじと頑張り、浅村・秋山・熊代選手の3人が2安打と打点をそれぞれマーク。 特に熊代選手は久々のスタメン出場となりましたが、 今まであまり数字が良くなかった右投手から2安打を放つなど、良い働きを見せてくれました。 秋山選手と熊代選手は同じ外野手で、今後ともライバルになるでしょうから、 切磋琢磨して成長していってもらいたいですね。 先発の涌井投手は立ち上がりこそ不安定だったものの、 味方の好守備にも助けられて無失点で凌ぐと、 その後はスイスイと投げて7回無失点の好投で9勝目をマークしました。 打線に助けられた感もありますが、相手に点数をやらず流れをやらなかったことで、 ライオンズの攻勢が続いてくれたように思います。 次回登板はロッテ戦が有力だと思いますが、個人的には最終戦の日ハム戦の登板も… まぁ、そこら辺は明日の結果次第でしょう。 いずれにせよ、次は10勝目をかけての登板になりますから、 エースとして最低限の数字で終わらせるように、最後の踏ん張りを見せてもらいたいです。 明日は帆足投手が10勝目をかけての先発登板となります。 相手の日ハムはダルビッシュ投手が先発… その翌日がオリックス戦ですから、ライオンズファンとしてはそっちに回ってよと正直思いますが… 最終戦の日ハム戦もダルビッシュ投手が来るでしょうから、 ここで叩いてCS出場権争いを混沌としたものにしたいところです。 日ハムは2位はともかく3位以内は決まっていると思っているでしょうが、 明日の試合を勝てば日ハムとのゲーム差も4となりますし、 残り試合が少ないとはいえ、今後の展開がどうなるか分かりません。 打線が上り調子で来ているだけに、明日の対決は見物ですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)菊池雄星(6回)−岡本篤志(1回) −許銘傑(1/3)−星野(0/3)−牧田(1回2/3) (日)中村(5回)−榊原(1回2/3)−石井(2/3) −増井(2/3)−宮西(2/3)−乾(1回) (本)中村剛也45号ソロ(4回表) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 6 | ||||
日ハム | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
ここの所、当たりがなかった中村剛也選手が10月初ホームランとなる同点ソロを放ち、 8回表には勝ち越しのタイムリー2ベースを放つなど、 2安打2打点と4番の仕事を果たし、見事勝利に貢献しました。 140キロ出ない春日部共栄高卒の2年目右腕の中村勝投手に1点に抑えられ、 少々ストレスの溜まる展開ではあったのですが、 8回に増井投手を打ち込んで勝利できただけに、 打線にとっては良いきっかけになりそうな試合となりましたね。 9回には栗山選手もタイムリー2ベースを放ちましたし、 ここの所、いまひとつだった中村選手と栗山選手が打ってくれば、 得点力も回復していくことでしょう。 本当はそのままスッキリと勝ちたかったのですが、許銘傑投手と星野投手が誤算で、 一時は3点差で1アウト満塁というピンチまでも招いてしまいました。 けれど、そこは抑えの牧田投手が無失点で凌ぎ、 9回に1点を追加して4点差になったものの、既にセーブの場面で登板済みだったため、 今シーズン20セーブ目をマークしました。 この20セーブ目で新人王に一歩近づいたという感じですね。 日ハムの斉藤投手や楽天の塩見投手が10勝を挙げるのは難しく、 ロッテの伊志嶺選手との争いになりそうですが、 伊志嶺選手は30犠打30盗塁がまず第一のラインで、 あとは打率が.270を切ってくれば、牧田投手の方が有利かなという印象を持っています。 いずれにしても記者投票ですから、良い印象を残しておかなければならず、 抑え投手となるとチームの成績にも左右されますから、 ライオンズがAクラスに滑り込んでCS出場をすることが一番の新人王への近道となりそうです。 先発の菊池雄星投手は白星こそ挙げられなかったものの、 全体的にボールが低めに集まり、打者の懐もしっかりと攻めるなど、 安定感あるピッチングができていたと思います。 相手が同期の中村勝投手でしたし、負けるわけにはいかなかったんでしょうね。 このピッチングなら次回先発登板もありそうですし、 最後は勝ちで終えて、来シーズンへの飛躍へ繋げられるように頑張って欲しいです。 あまり相手のことを言うのは何ですが、日ハムの高卒投手育成はどうなってるんでしょうか。 大卒・社会人投手の指名・育成が上手いことは誰もが認めるところですが、 高卒投手はダルビッシュ投手しか育っていないような… 正田投手に始まり、鎌倉投手、須永投手、木下投手、吉川投手、ダース投手、豊島投手と、 どの投手も入団から1〜2年の間に1軍マウンドに立ち、活躍する時期もあったものの、 それも長続きせず、残っているのは吉川投手とダース投手と、今回先発の中村勝投手のみ。 どうも変に小手先で交わそうとしていて、こじんまりまとまってしまう印象が拭えません。 実戦型と言えば聞こえはいいのですが、それも長続きしないようでは困りますが… どの投手も一時は良いなと思ったのですが… よく分からないものです。 早く使えばいいというものでもなく、投手を育てるということの難しさを感じますね。 話が脱線したついでに、今日ライオンズの戦力外選手が発表されました。 山崎・岩崎・朱投手の3人、野田捕手・石井義人・GG佐藤選手の3人、計6選手です。 投手の3人は致し方ないかなという印象です。 岩崎投手は少々意外でしたが、最近は影が薄くなってしまいましたしね… GG佐藤選手は干され気味な感がありましたが、ボールが変わったことで復活は難しそうです。 師匠の中日・和田選手も苦しんでますし、ポイントが近い打者は統一球に悩まされましたね… 後藤武敏選手との二者択一だったと思いますが、2軍でのホームラン数を考えると、 後藤武敏選手の方が優先されたという感じでしょうか。 石井義人選手は正直勿体無いような… 中島選手がメジャー挑戦をした場合、率を残せる打者が1人いなくなってしまうので、 若手の成長や新外国人選手に期待する部分もありますが、 当てが外れた時の石井義人選手は良い活躍をしてくれているだけに、 残しておくべきだと思うのですが… もし、中島選手のメジャー行きが決定し、それまでに石井義人選手の行き先が決まらないようなら、 異例ではあるものの、再獲得を望みたいです。 明日は涌井投手が先発です。 予定では火曜先発とも聞いていたのですが、信頼できる先発投手優先ということで詰めてきましたね。 シーズン最後の試合ぐらいは涌井投手とダルビッシュ投手の投げ合いを見たい気がしますが、 そのためにも明日の試合を勝って最終戦までもつれるような展開にしたいところですね。 前回登板のオリックス戦では勝利に貢献できなかっただけに、 今回こそはやってくれることを期待したいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)岸(8回) (日)ケッペル(7回)−増井(1回)−武田久(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
日ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 1 |
久々にお説教モノな試合内容でしたね… ヒットが浅村・銀仁朗・秋山・中島選手の各1本ずつの4安打というのも問題ですが、 それ以上に送るべきところで送ることができなかったのが響きました。 まずは3回表のノーアウト1塁の場面、秋山選手が送りバントをファールにしてしまい、 強攻してピッチャーゴロ併殺という最悪な展開となってしまいました。 そして、今日の試合を決めたともいえる8回表ノーアウト1・2塁の場面、 銀仁朗選手が3回バントを試みていずれもファールでスリーバント失敗。 この送りバントのミスが致命的なものとなってしまいました。 相手のミスがあっただけに、一気に同点・逆転と行きたかったところなのですが… 逆に相手を助けてしまいましたね。こういう攻撃をしてしまっていては勝てません。 投げては先発の岸投手が8回1失点と好投したものの、 その1失点は1アウト1塁からの連続四球で満塁としてしまってからのタイムリーでした。 今シーズンを象徴するストレートの四球が絡んでの失点。 なぜか1試合の中で急にストライクが入らなくなる時があるんですよね。 1−3とかなら致し方ないかなとも思えるのですが、 ランナーを置いてのストレートの四球ですから性質が悪いです。 早くこの不思議な癖を治してもらいたいです。 好投していただけに勿体無かった… 明日は菊池雄星投手が先発です。 今日の試合を負けたのは痛かったですが、オリックスも負けてくれたので、 もう一度気持ちを入れなおして、明日以降の試合を戦って行ってもらいたいです。 打線が少し元気が無いだけに、若い選手を中心にもう一頑張りし、 再びチームに活気をもたらして欲しいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)金子(8回)−平野(2/3) (西)西口(8回)−牧田(1回) |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1× | 2 |
なんとかCS出場に向けて首の皮一枚繋がったという感じですね。 今日の勝利で3位のオリックスとのゲーム差は3、 もうオリックスとの直接対決がないだけに、運頼みであることは変わりありませんが、 勝って行けばオリックスにプレッシャーをかけられる数字ではありますし、 まだまだ最後までどう転ぶかは分かりませんね。 オリックスにとっては、初戦を勝利したことで、この3連戦の目的を果たしてはいるのですが、 昨日の試合でオリックスの岡田監督が主にコーチ陣に対して、 安心して気が抜けているという主旨の発言をしたように、今後の展開は分かりません。 ライオンズからすると、昨日の試合も今日の試合も、岡田監督の継投ミスにしか思えず、 昨日の木佐貫投手やフィガロ投手の投入は相性の良い投手をわざわざ投げさせてくれたわけで、 香月投手をそのまま引っ張られたり、8回に比嘉投手を投入された方が正直嫌でした。 今日の試合では金子投手が9回のマウンドに上がらず、代わってくれてラッキーだと思いましたし、 マウンドに上がったのも岸田投手ではなく、一昨日に50球以上投げた平野投手ということで、 付け入る隙は十分あると思えましたから、心理的に非常に楽になる継投でした。 そういう意味ではオリックスが今後調子を崩す可能性はゼロではないと言えそうです。 今日の試合の勝因は勝ち投手にはなれなかったものの、 8回1失点の好投を見せた西口投手でしょう。 6回の先頭打者までノーヒットという完璧に近いピッチングを見せ、 今日の試合の大事さがよく分かっているベテランらしい投球だったと思います。 甘い球もありましたが、それを凌ぐ気合でカバーした感じでしたね。 残りの登板は中5日で回れば2試合、そうでなくとも1試合は残っていますから、 二桁勝利の可能性は十分ありますから、 次回登板では打線も援護してくれるでしょうし、久々の二桁を期待したいですね。 打撃の方では8回裏の栗山選手の同点タイムリーが大きかったです。 オリックス先発の金子投手に対しては、前回対戦の雨が降りしきる新潟の試合で8点取ったので、 対戦防御率こそ良い数字を残せていますが、それ以外では抑えられており、 相手投手としては厄介な相手であることは間違いありませんでした。 もし、8回裏に同点に追いつけていなかったら、オリックスの継投も変わってきていたでしょうし、 栗山選手の同点タイムリーは試合を大きく動かす一打だったことは間違いありません。 内川選手が規定打席に達し、首位打者に立ってから、打率がどんどん急降下し、 昨日終了時点では打撃上位5人からも名前が消えている始末… かなり心配していたのですが、今日の試合で金子投手から2安打を放ち、 久々のマルチ安打を記録しましたから、これをきっかけに調子を上げていってもらいたいですね。 そうすれば、打線も元の活気を取り戻すことでしょう。 加えて、大崎選手が2安打とチャンスメーク。 アベレージタイプの打者であるものの、守備と走塁が普通で、 厳しい外野手争いの中では埋没しがちではあるものの、 片岡選手の登録抹消により、原選手がセカンド、浅村選手が外野からファーストに回ったことで、 再びスタメンのチャンスを掴むことができました。 打撃センスの高さは皆が認めるところですし、このチャンスを掴んでもらいたいですね。 明日はお休みで、明後日から札幌ドームでの日ハム4連戦です。 2位の日ハムとは6ゲーム差、さらにもう最終戦にもう1試合残していますので、 この4連戦の結果次第ではCS争いの様相が変わってきます。 日ハムはオリックスとも3試合残しており、日程が変則的な9連戦が組まれており、 先発投手をどう起用してくるか分からない面もありますが、 叩いておけばライオンズにとってチャンスになるだけに、この4連戦は今後に向けての鍵となりそうです。 明後日からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)寺原(5回)−吉野(1/3)−香月(2/3) −木佐貫(1回)−フィガロ(1回) (西)帆足(6回0/3)−岡本篤志(1回) −星野(1/3)−許銘傑(2/3)−牧田(1回) (本)大引1号ソロ(3回表)、後藤8号ソロ(6回表) |
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オリックス | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 6 | ||||
西武 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 2 | 4 | × | 11 |
−−−−−−−−−−−−−−−−再戦宣言−−−−−−−−−−−−−−−− なんとなく評価が難しい試合となりましたが、いずれにせよ、勝ったのは大きいですよね。 本当はもう少しスッキリと勝てた試合で、帆足投手に勝ちが付く展開になって欲しかったのですが、 そう簡単に行かないのが今のオリックスの強さなのか。 それでも先発に回っていた木佐貫投手やフィガロ投手をことごとく打ち砕くなど、 オリックスの勢いを止めたことには意味があります。 特に、今日は片岡選手が右肩痛が限界で登録抹消となってしまう、 昨日の試合の結果も合わせると、今シーズンはもう終わってしまうのかという感じがあったものの、 片岡選手の怪我で代役から一転してレギュラーとなった原選手が3安打を放ったり、 もはや打ち取られるイメージが無い浅村選手が勢いそのままに3安打3打点と活躍し、 昨日の最終打席でよい粘りを見せた秋山選手が序盤のチャンスこそ生かせなかったものの、 逆転された直後の7回裏に決勝の逆転タイムリー3ベースを放つなど、 若手の活躍で試合を取ったことには大きな意味があります。 昨日の敗北で下を見てしまいそうな感じでしたが、 若い選手達の活躍により、また前を向いて戦っていけるようになりましたね。 心配なのは前述のように登録抹消となった片岡選手です。 怪我が完全に治っていないのは聞いていましたが、 監督が大事を取ってではなく、本人からギブアップしてしまう程に悪いとは思っていませんでした。 手術も検討しているというニュースは正直ショックでしたね。 もしも中島選手のメジャー挑戦が確実になったなら、 秋季キャンプででも片岡選手のショートをテストし、 それでも肩が良くならないなら外野へと思っていましたが、 これでは少し時間がかかってしまいそうです。 仮にCS出場やそれを勝ち上がっての日本シリーズ出場ができたとしても、 片岡選手の出場は正直難しそうですし、来シーズンへの影響も心配になってきます。 ただ、片岡選手の選手寿命を考えれば、ここで思い切って手術した方がいいかもしれません。 片岡選手といえば盗塁ですが、その盗塁を量産できる理由は、 スタートを切る勇気とベース前のスライディングの速さ、そして大きなリードです。 WBCの時にイチロー選手と片岡選手の盗塁談義があったそうですが、 イチロー選手はセオリー通りで、盗塁をする時はリードを少し縮め、体重を2塁方向にかけるのですが、 片岡選手の場合は盗塁をする時でもリードを大きく取り、その姿勢でスタートを切ります。 そうなると、帰塁が難しくなってしまうので、いかに安全に1塁へ戻れるかが問題になるのですが、 片岡選手は腕から体を倒して素早く戻ることでその問題をクリアしていました。 けれど、肩を怪我したことで、思い切った帰塁ができず、リードも大きく取れなくなり、 それが復帰後の盗塁失敗の多さ、盗塁企図の少なさに繋がっていたように思います。 そういった不安が抜けないのであれば、ここで思い切って手術をし、 不安を消す方が良いように思われます。 チームにとって片岡選手の再離脱は痛いのですが、原選手の成長がそれを補っています。 原選手の今シーズンの活躍はもはや語るまでもありませんが、 成績を比較しても打率・出塁率において片岡選手と同程度、もしくは少し上の成績を残しています。 片岡選手には足がありますが、出塁できなければそれも生かせないのですが、 原選手には相手打者にボールを投げさせる粘り強さがあり、 凡退した打席でも相手にダメージを与えられるという意味では、 同程度の成績ならば、原選手の方がチームにとって戦力になるとも言えます。 そういう意味では、今年の原選手はそれまでのレギュラーの代役というよりは、 片岡選手の怪我に乗じて、レギュラーを奪取したと言っていいと思います。 片岡選手が登録抹消された試合で3安打を放って存在感を見せるなど、 原選手の成長を感じさせる今日の試合となりましたね。 今の怪我を抱えた片岡選手では原選手に対抗できそうにはないだけに、 ここでしっかりと怪我を治し、来シーズンは2人で切磋琢磨し、レベルの高い争いをして欲しいです。 明日はオリックスとの今シーズン最終戦です。 ゲーム差はまだ4ですから、明日の試合は是が非でも勝たなければなりません。 相手の先発はエースの金子投手ということで、 今日の試合のように相手が自滅してくれる展開にはならず、接戦が予想されますが、 ここで金子投手を叩いておけば、オリックスの先発投手陣も計算が立ちづらくなるだけに、 前回対戦した時のようにチーム一丸となって金子投手を攻略し、 CS出場へ望みを繋いでもらいたいですね。 そのためには先発の西口投手がしっかりと試合を作ることが必要不可欠、 自身の二桁勝利もかかっていますし、好投を期待したいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)中山(5回2/3)−比嘉(1/3)−香月(1/3) −平野(1回2/3)−岸田(1回) (西)涌井(7回)−星野(1回)−岡本篤志(1回) (本)李14号3ラン(2回表) |
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オリックス | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 |
−−−−−−−−−−−−−−−−終戦宣言−−−−−−−−−−−−−−−− 今日の負けは言うまでも無く、致命的な痛さです。 これで残り2試合を勝ち越したとしても、ゲーム差は3になるだけ。 日ハムとオリックスの負けをひたすら祈るしかないという日々ですから、事実上、3位は無理です。 痛い星を落としてしまいましたね… というか、今日の試合は何で負けたんでしょうか。 オリックスのヒットは7本ですが、全て得点した2回と5回のみ。 他はピンチらしいピンチもなく、何で涌井投手が5失点したのか不思議なくらいでした。 2回表は食事中で席を外していたんですが、まさかの3失点でした。 打線は初回のチャンスを生かせずに主導権を奪えなかったことが響きましたが、 6回裏に同じようなチャンスを作って1点を返したものの、 浅村選手の打球が落ちずにファインプレーで得点できなかったり、 8回裏には浅村選手のタイムリーヒットや、秋山選手と上本選手のファールでの粘りなど、 攻撃にも勝利への執念を感じる部分はあったのですが、追いつけずに敗戦。 正直言って負けた気がしない試合でした。 勝利への気持ちが足りないと言われれば、それまでなのかもしれませんが、 なんかこう今年はこういった負けた気がしない試合が多く、 敗因分析も意味をなさなかったりして、もはや呪われているとしか思えない試合が多かったです。 ダメな時は何をしてもダメってことなんですかねぇ… なんなんだろうか。 打線は先日の試合と同じように、中島選手と浅村選手が気を吐く状態でした。 ぶっちゃけ、得点するためにはこの2人の前にランナーを置くしか方法がありません。 そういう意味では浅村選手の打順を上げて、 1番や5番で起用することも考えた方がいいかもしれません。 こういった負けられない試合では、真面目な選手ほど硬くなりがちで… …というと、少し語弊があるのですが、ある程度心に余裕を持てる選手でないと結果を残せません。 先天的でもいいし、思考のトレーニングによって後天的でもいいですから、 ポジティブシンキングができるような選手でなければダメです。 中島選手と浅村選手はどちらかといえば天才肌の選手ですから、先天的素質なのでしょう。 それ以外の選手はもっと本を読んだり、芸術鑑賞などで感性を磨き、 頭の中で用意できる思考の準備をしっかりと整え、 後天的なポジティブシンキングで試合に臨んでもらいたいです。 最後の最後の大事な試合を落としてしまう辺りは、そこら辺がまだ青いという感じがしてしまいますね。 明日は帆足投手が先発です。 今日の敗戦でCS出場を目指してと言うには少々無理がありますが、 まだ可能性はゼロではありませんし、オリックスを叩いておけば調子を崩すかもしれません。 それに帆足投手や西口投手は二桁勝利がかかっていますし、 2人のためにもしっかりと攻守に渡って援護してあげて欲しいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |