2011年西武ライオンズ応援日記

9月4日 埼玉西武ライオンズ 12−2 福岡ソフトバンクホークス

(ソ)高橋秀聡(3回1/3)−金(2回2/3)
 −藤岡(1回)−ブラゾバン(1回)
(西)西口(7回)−星野(1回)−木村(1回)
(本)中村剛也37号ソロ(4回裏)、上本1号満塁(7回裏)
  松中12号ソロ(2回表)
ホークス
ライオンズ × 12

前日の負けを吹き飛ばす2度のビッグイニングで13安打12得点の大勝!
1番(中)栗山、2番(三)原、3番(遊)中島、4番(一)中村剛也、5番(指)フェルナンデス、
6番(左)坂田、7番(右)秋山、8番(捕)上本、9番(二)片岡

1回裏
先頭の栗山選手がヒットで出塁し、原選手の送りバントで2塁へ進めるも、
中島・中村選手ともに外角低めスライダーに空振り三振に倒れてしまって無得点。

2回表
先頭の松中選手に外角低めスライダーを打たれるセンター右へギリギリ入るホームランで失点。
この後、小久保選手に四球を与えてしまうも、カブレラ選手をショートゴロ併殺に取って2アウト。
しかし、松田選手に再びフルカウントから四球を与えてしまい、2塁への盗塁を許した後、
長谷川選手に低めのフォークを上手く打たれてセンター前タイムリーで合計2失点…

2回裏
1アウトから坂田選手が2ベースヒットで出塁するも、秋山・上本選手が倒れて無得点。

3回表
1アウトから本多選手に3ベースヒットを許してしまうも、
内川選手を外角低めスライダーで空振り三振、
松中選手を内角高めフォークで見逃し三振に取って無失点。

3回裏
先頭の片岡選手が外角ストレートを打つライト前ヒットで出塁し、
栗山選手の打席で2塁盗塁を決め、さらに悪送球の間に3塁へ。
ここで栗山選手がレフトへ犠牲フライを放って1点を返す!

4回表
小久保・カブレラ・松田選手と三者連続三振に抑える。

4回裏
先頭の中村選手が外角高めストレートを打ってライトへの同点ホームラン!
さらに1アウトから坂田選手がヒットで出塁し、
秋山選手がストレートの四球で出塁して、1アウト1・2塁。
ここで上本選手が高めストレートを打ってセンターフェンス直撃の2点タイムリー2ベースで勝ち越し!
加えて、代わった金投手から片岡選手が四球で出塁して1アウト1・2塁とし、
栗山選手が内角カットボールを打ってセンターへのタイムリーヒット!
原選手は空振り三振に倒れてしまい、2アウト2・3塁となるも、
中島選手が内角ストレートを打つレフトへの2点タイムリー3ベースを放ち、この回は6点取って逆転!

7回裏
この回から藤岡投手が登板するも、
先頭の原選手がライトへのヒットで出塁し、中島選手のサードゴロの間に2塁へ進み、
中村選手への四球の球がワイルドピッチとなって1アウト1・3塁。
ここでフェルナンデス選手が内角低めストレートを打つレフト前タイムリーで1点を追加!
続く坂田選手はライトフライに倒れるも、秋山選手が内安打で繋いで2アウト満塁とし、
上本選手が甘く入ったスライダーを捉えてライトへの満塁ホームラン!
この回は一挙5点を追加してホークスを突き放す!

8回表
この回は星野投手が登板し、
2アウトから内川選手にヒットを許すも、代打のオーティズ選手をライトフライに取って無失点。

9回表
この回は木村投手が登板し、1アウトから代打の多村選手にストレートの四球、
松田選手にヒットを許して1アウト1・2塁となるも、
長谷川選手をサードゴロ併殺に取って試合終了。


試合序盤は昨日の悪い流れを引きずってしまうかのように、
初回の先制のチャンスを連続三振で潰してしまったり、
先発の西口投手がそれほど悪い球を投げているわけでもないのに打たれて2点を取られたりと、
嫌な感じで最初は試合が進んでいたのですが、
3回裏の片岡選手のヒットと盗塁で流れが変わりましたね。
昨日から1軍スタメン復帰を果たした片岡選手でしたが昨日はノーヒット、
けれども今日は1打席目からヒットを放ち、代名詞とも言える2塁への盗塁を決め、
さらにキャッチャーの悪送球の間に3塁へ、そして栗山選手の犠牲フライで1点を返す。
まさに片岡選手の足で稼いだ1点でした。
斉藤・秋山・熊代選手と若手に足が使えそうな選手は出てきましたが、
まだ片岡選手のように盗塁を武器とする段階までは行っていません。
片岡選手がいない間はこういった足で稼ぐ点数をあまり取れていなかっただけに、
打線の中の大きな得点力が戻ってきてくれたように思います。

これで流れが変わり、4回表には西口投手が三者連続三振の好投を見せ、
4回裏には先頭の中村剛也選手のソロホームランで同点に追いつき、
上本選手の2点タイムリー2ベースで勝ち越し、
7回裏には満塁ホームランを放つなど、上本選手は6打点の大活躍を見せました。
銀仁朗選手が怪我をした後は、西口投手の時は必ず上本選手がマスクを被り、
その間に西口投手が好投を見せたこともあって、今日も銀仁朗選手ではなく上本選手でした。
リードだけでなく、調子が上がってきたバットの方でも活躍し、
見事に西口投手を支えてくれましたね。
上本選手がバッティングの方でも活躍しだすと、銀仁朗選手もウカウカしれいられませんね。

打順に関しては、栗山選手が出塁して原選手が送りバントで進めるパターンが機能しているので、
片岡選手の調子が上がってきたとしても、しばらくは今の打順で行くべきでしょうね。
今シーズンは下位打線が繋がらずに苦労した時期が多かったのですが、
片岡選手が9番に入ることで、下位打線にも繋がりが出てくることが期待できそうです。
下位を若い打者だけで固めるよりは、実績のある選手が控える方が重みが出ますよね。
かつての8番伊東捕手や9番高木浩之二塁手、他球団なら9番金子誠選手等々。



火曜からは西武ドームでロッテとの3連戦です。
現在はオリックスと楽天が好調で3位争いをしており、
そこに加わっていくためにも、やや調子を落として5位となっているロッテを叩かなければなりません。
投打ともに調子が上がってきているだけに、
連勝を続けて上位との差を詰めていってもらいたいですね。
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




9月3日 埼玉西武ライオンズ 7−10 福岡ソフトバンクホークス

(ソ)岩崎(3回)−藤岡(1回2/3)−ブラゾバン(1回1/3)
 −吉川(1回)−森福(1回)−金澤(1回)
(西)岸(4回2/3)−星野(1回)−長田(1/3)
 −木村(1回)−岡本篤志(2回)
(本)中村剛也36号3ラン(1回裏)、フェルナンデス13号ソロ(3回裏)
  小久保8号ソロ(2回表)、カブレラ10号ソロ(4回表)
ホークス 10
ライオンズ

初回に4点取る好スタートも、5回に岸が先頭打者へのストレートの四球から崩れて逆転負け…
1番(中)栗山、2番(三)原、3番(遊)中島、4番(一)中村剛也、5番(指)フェルナンデス、
6番(左)浅村、7番(右)秋山、8番(捕)銀仁朗、9番(二)片岡
◆阿部選手が1軍登録抹消。片岡選手が1軍登録。

1回裏
先頭の栗山選手がファールで粘り、9球目を選んでの四球で出塁し、
原選手がバスターエンドランを決めるレフトへのヒットでノーアウト1・3塁のチャンス。
ここで中島選手がレフトへのタイムリーヒットで先制点を奪い、
中村選手のレフトスタンドへの3ランホームランでこの回一挙4得点を先制する!
この後、フェルナンデス選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて3アウトチェンジ。

2回表
先頭の小久保選手に外角高めストレートを打たれるレフトへのソロホームランを浴びて1失点。

2回裏
2アウトから原選手がサードのエラーで出塁し、
中島選手のタイムリー2ベースで1点を追加する!

3回表
2アウトから内川選手に四球、松中選手にヒットを許して2アウト1・2塁となるも、
小久保選手を外角低めカーブで空振り三振に取って無失点。

3回裏
先頭のフェルナンデス選手がレフトスタンドへのソロホームランを放ち、1点を追加!

4回表
先頭のカブレラ選手に初球の外角低めカーブを打たれてライトへのソロホームランで1失点。

5回表
先頭の川崎選手にストレートの四球を与えてしまい、
本多選手にヒットを許してしまってノーアウト1・2塁。
しかし、内川選手をライトフライ、松中選手をファーストゴロに打ち取って2アウト2・3塁に。
けれども、小久保選手に外角低めストレートを打たれる2点タイムリーヒットを許すと、
カブレラ選手にカウント1−3から四球、
松田選手に外角低めカーブを打たれるレフトへのタイムリーヒットを許して1点差に。
ここで2番手の星野投手にスイッチするも、長谷川選手にヒットを打たれて2アウト満塁。
ここで山崎選手に走者一掃のタイムリー2ベースを打たれてしまい、逆転を許してしまう。

5回裏
先頭のフェルナンデス選手がサードのエラーで出塁し、浅村選手の送りバントで2塁へ進め、
秋山選手は凡退するも、代打の大崎選手は四球、片岡選手は死球で2アウト満塁。
ここでホークスはブラゾバン投手にスイッチし、
栗山選手が内角ストレートにショートフライに倒れてしまって無得点。

6回表
1アウトから内川選手に2ベースヒットを許し、2アウトを取るも、
代わった長田投手が小久保選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。

7回表
この回から木村投手が登板するも、1アウトから山崎選手に四球を与えてしまい、
川崎選手にタイムリー2ベースを打たれて1点を失う。

7回裏
この回から吉川投手が登板し、
先頭のフェルナンデス選手がヒットで出塁するも、浅村選手がピッチャーゴロ併殺で無失点。

9回裏
この回は金澤投手が登板し、
1アウトから中村選手が2ベースヒットで出塁し、
2アウトから代打の坂田選手がタイムリーヒットを放ち、1点を返すものの、反撃はここまで…


今日は岸投手を叩きます。徹底的に叩きます。
もう先発ローテ剥奪で良いでしょう。
現在4勝で、今日勝てなかったことで入団からの連続二桁勝利達成も絶望的ですしね。
許銘傑投手が帰ってくるまで8回のリリーフに専念する方向でいいんじゃないでしょうか。
それじゃなければ2軍行き。ローテ投手として恥ずかしい内容ですから…

結局、何が悪いかと言えば、5回表の先頭打者へのストレートの四球ですよ。
今シーズンの岸投手を語る上で、ストレートの四球は避けて通れません。
調子が良くてもどこかでストレートの四球を与えて、一気に崩れていくパターンが多いです。
それじゃ何でストライク1球も入らずに、簡単に四球を出してしまうかといえば、
確実にカウントを稼げる変化球がないからです。
得意のカーブはカウント球に有効ですが、甘く入れば長打の危険性もあり、
岸投手のカーブは曲がりが大きく、確実にカウントを稼ぐ球とはなりません。
今シーズンはチェンジアップのコントロールもいまひとつで、
スライダーは基本的に右打者しか投げません。
そうなると、困った時はストレートで行くことになるのですが、
今シーズンは肩の開きが早く、腕の振りでカバーできていないので、
ストレートが突然入らなくなるケースがあり、それが突発的なストレートの四球の根本的原因です。
原因は、フォームの開きとカウントを稼ぐ変化球の無さ、これが致命的になってきています。

2年目の菊池雄星投手が先発ローテ入りを決めた理由として、
カットボールで確実にカウントを稼げるようになったことが挙げられます。
曲がりの大きなスライダーはコントロールしづらく、
制御できる変化球、カットボールを使うことで投球に幅が生まれたわけです。
それに対して岸投手はどうでしょうか。
曲がりの大きなカーブがあっても、ストライクを稼げなければ意味がありません。
ストライクを取れずに汲々としてしまうから、一気に崩れてしまう。
これでは先発投手を任せるわけにはいきません。

大体の試合において、ストレートの四球を出すのは球数80球以降ということや、
少ない球種で対応できる場所として、リリーフへの転向が最適だと思われます。
もうシーズン終盤で今から先発再調整を図ったところで、シーズンは終わってしまうことでしょう。
かといって、先発をこのまま任せられるほどではないだけに、
配置転換をした方が岸投手にとってもチームにとっても良いかと思います。


打線は中軸の中島選手が2安打2打点、中村選手が3ランホームランを含む2安打、
フェルナンデス選手がソロホームランを含む3安打と活躍しました。
ただ、試合展開がこういったものになってしまっただけに…
反撃のポイントがあったとすれば、5回裏2アウト満塁の栗山選手の打席でしょう。
初対戦のブラゾバン投手ということで、対処が難しかったでしょうが、
もし、あそこで1本出ていたら、試合は再び分からなくなっていたように思います。

明るいニュースとしては片岡選手が戦列復帰し、9番セカンドでスタメン起用されました。
打撃の結果は3打数ノーヒット1死球ということで結果は残りませんでしたが、
明日以降の活躍に期待したいです。
片岡選手の足があるというだけで、相手に与えるプレッシャーが違うでしょうしね。



明日は西口投手が先発です。
今日の試合で良い流れが一旦途切れてしまっただけに、
再び西口投手に良い流れを作ってもらいたいですね。
打線も今季初先発となる高橋投手を攻めて、貪欲に点数を取っていってもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




9月2日 埼玉西武ライオンズ 5−3 福岡ソフトバンクホークス

(ソ)杉内(6回)−吉川(1回)−金澤(1回)
(西)帆足(8回)−牧田(1回)
(本)中村剛也35号2ラン(5回裏)、
  フェルナンデス12号ソロ(7回裏)
ホークス
ライオンズ ×

中村の2試合連続の一発で勝ち越し! 帆足、1ヶ月ぶりの白星!
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(指)平尾、
6番(一)フェルナンデス、7番(左)坂田、8番(左)浅村、9番(捕)銀仁朗、

1回表
先頭の川崎選手にヒットを許し、本多選手の送りバントで2塁へ。
内川選手は内角ストレートでセカンドゴロに打ち取るも、
松中選手に外角パームを打たれてしまってライト前タイムリーヒットで1失点。

1回裏
先頭の栗山選手が死球で出塁し、原選手の送りバントで2塁へ、
中島選手も四球で1アウト1・2塁。
ここで中村選手はレフトへ大きな当たりを放つもレフトフライに倒れ、
平尾選手がセカンドゴロに倒れてしまって無得点。

2回裏
1アウトから坂田選手が四球で出塁し、
浅村選手がセンター前にポトリと落ちるヒットで繋ぎ、
銀仁朗選手のライト前ヒットで1アウト満塁のチャンス。
ここで栗山選手がレフトへ犠牲フライを放ち、1点を返す。
原選手は空振り三振に倒れて3アウトチェンジ。

3回裏
1アウトから中村選手が2ベースヒットで出塁し、
平尾選手はサードゴロに倒れるも、
フェルナンデス選手の打席でワイルドピッチがあって3塁へ進み、
さらに山崎捕手の悪送球の間にランナーホームインで勝ち越しに成功。

4回表
先頭の内川選手にセンター前に落とされるヒットを許すも、
松中選手を高いバウンドのサードゴロ、小久保選手をセカンドゴロ、
カブレラ選手をショートゴロに打ち取って無失点。

5回表
先頭の松田選手に左中間フェンス直撃の3ベースヒットを許してしまい、
長谷川選手にタイムリー2ベースを許し、同点とされてしまう。
なおも山崎選手の送りバントで3塁へ進められて1アウト3塁とピンチが続くも、
川崎選手を内角低めストレートでショートライナー、
本多選手を低めパームでセカンドゴロに打ち取って無失点。

5回裏
先頭の原選手がファールで粘って9球目をセンター前に運ぶヒットで出塁し、
中島選手は空振り三振に倒れるも、
中村選手が外角チェンジアップを打つレフトへの2ランホームランで勝ち越し!

6回裏
2アウトから栗山選手がヒットで出塁し、原選手が四球で繋ぐも、
中島選手がセンターフライに倒れて無得点。

7回表
1アウトから松田選手に2ベースヒットを許すも、
長谷川選手を内角パームで空振り三振、
代打のオーティズ選手をサードゴロに打ち取って無失点。

7回裏
この回から登板した吉川投手から
フェルナンデス選手が高めフォークを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン!

8回表
先頭の川崎選手に2ベースヒットを許すも、
本多選手の三遊間への当たりをショート中島選手が追いついて1塁送球アウト!
ここで内川選手にタイムリー2ベースを許すも、
松中選手をライトフライ、小窪選手をレフトフライに打ち取って3アウトチェンジ。

9回表
この回は牧田投手が登板し、
先頭のカブレラ選手を内角ストレートで見逃し三振に取るなど、
三者凡退に抑えて試合終了。


良い形で久々の連勝を飾りましたね。
ライオンズ戦に相性のいい杉内投手と、
ホークス戦に相性のいい帆足投手の対戦ということで、投手戦を予想しましたが、
杉内投手のコントロールが荒れ気味だったこともあり、
そこに付け込んで得点することができました。
勝負を決めたのは中村剛也選手の2ランホームランでしたが、
原選手がファールで粘って出塁したり、
2回の先制点は銀仁朗選手ら下位打線が作ったチャンスということもあり、
杉内投手に名前負けせずにきっちりと攻められたことが勝因でしょう。
今年はヒット自体は打っていたものの、
得点に結びつかなかったケースが多かっただけに、
今日の勝利はチームの勇気になりますね。

先発の帆足投手は立ち上がりに1点を失ってしまったものの、
全て失点は1点に留めており、8回を無四球で抑えるなど、
テンポの良いピッチングが光りました。
特に大きかったのは5回表1アウト3塁の場面ですね。
ライナーが正面を突くラッキーがあったものの、
同点に追いつかれて、ホークスの売りである1・2番コンビを迎えるという場面、
しっかりとボールを低めに集めて崩れなかった帆足投手の粘りの投球が光りました。

抑えの牧田投手も三者凡退に抑えて、久々のセーブをマーク。
先発の時は苦手にしていたカブレラ選手を内角ストレートで見逃し三振に取るなど、
牧田投手らしい大胆さが戻ってきた感じがしますね。
8月終盤は3試合連続で負けが付くなど、壁にぶつかっていましたが、
サヨナラ勝ちで白星が付いて以降、その壁を乗り越えた感じがします。
牧田投手に安定感が戻ったのはチームとして大きいですね。



明日は岸投手が先発です。
涌井投手と帆足投手に勝ちが付き、チームが乗りつつあるだけに、
岸投手も続いて勢いをつけたいところですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




9月1日 埼玉西武ライオンズ 9−3 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)涌井(7回)−グラマン(1/3)
 −星野(2/3)−牧田(1回)
(楽)ヒメネス(6回)−佐竹(1回)−土屋(2回)
(本)中村剛也34号2ラン(7回表)
西武
楽天

1軍復帰の銀仁朗の好リードで涌井が2ヶ月ぶりの勝利! 中村、6打点と強力援護!
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(指)大崎、
6番(一)フェルナンデス、7番(左)坂田、8番(捕)銀仁朗、9番(右)秋山
◆松永投手が1軍登録抹消。銀仁朗選手が1軍登録。

1回表
先頭の栗山選手がセンター前ヒットで出塁し、原選手の送りバントで2塁へ進め、
中島選手のレフト前ヒットで1アウト1・3塁のチャンス。
ここでヒメネス投手のワイルドピッチで3塁ランナーホームイン、
さらに中村選手のレフト線へのタイムリー2ベースで2点を先制する!

2回裏
2アウトから牧田選手にヒットを許し、2塁への盗塁を決められ、
嶋選手に四球を与えて2アウト1・2塁となるも、
聖沢選手を内角低めスライダーで空振り三振に取って無失点。

4回表
1アウトから大崎選手がレフト前ヒットで出塁し、
フェルナンデス選手が右中間への2ベースヒットを放って、1アウト2・3塁。
ここで坂田選手がライトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースを放ち、2点を追加!

4回裏
2アウトから牧田選手に2ベースヒットを許し、嶋選手のヒットで2アウト1・3塁となるも、
聖沢選手をピッチャーゴロに打ち取って無失点。

5回表
先頭の栗山選手が2ベースヒットで出塁し、原選手の送りバントで3塁へ。
中島選手が四球で歩き、中村選手の犠牲フライで1点を追加する!

5回裏
1アウトから内村選手のセーフティバントで涌井投手が悪送球してしまって1アウト2塁。
しかし、高須選手をファーストゴロ、
山崎選手を外角低めスライダーで空振り三振に取って無失点。

7回表
この回から佐竹投手が登板するも、
1アウトから原選手が四球で出塁し、中島選手は凡退するも、
中村選手がレフトスタンドへ2ランホームランを放ち、2点を追加!

7回裏
1アウトから聖沢選手に2ベースヒットを許し、
途中出場の岩村選手の打球をセカンド原選手が止めるも内安打で1アウト1・3塁。
ここで内村選手にタイムリーヒットを打たれてしまって1失点。
なおもピンチは続くも高須選手をセカンドゴロ併殺に取って3アウトチェンジ。

8回裏
この回はグラマン投手が登板するも、
1アウトから代打の中島選手にヒットを許し、ガルシア選手に四球。
ここで牧田選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。
さらに途中出場の伊志嶺選手に四球を与えてしまって1アウト満塁に。
ここでライオンズは星野投手にスイッチするも、
聖沢選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。
なおもピンチは続くも、岩村選手をショートゴロ併殺に取って3アウトチェンジ。

9回表
1アウトから栗山選手がヒットで出塁し、
原選手のファーストゴロの間に2塁へと進み、
中島選手が四球で歩いて2アウト1・2塁。
ここで中村選手が左中間突破の2点タイムリー2ベースを放ち、2点を追加!

9回裏
最後は牧田投手が三者凡退で抑えて試合終了。


今日の試合から銀仁朗選手が1軍復帰を果たし、マスクを被ったわけですが、
今日は涌井投手をリードで引っ張りましたね。
状態はそれほど悪くなかったようですが、さりとて調子が良いというわけでもなく、
両サイドのコントロールは安定していたものの、
甘く入る球も多く、安心して見られるという投球内容ではなかったのですが、
今日の試合ではストレート・シュート・スライダー・カーブ・チェンジアップ・カットと、
多彩な変化球を駆使し、両サイド高低に散らしながら、狙い球を絞らせませんでした。
以前は同じボールを続けて痛い目を見ることが多かった銀仁朗選手のリードですが、
今日は基本的に両サイドを使いながらボールを散らしながら打ち取る丁寧なリードで、
さりとて勝負所ではストレートを続けて強気のリードを見せたりと、
押したり引いたりが上手くできたリードだったと思います。
怪我をしたことで、自分のチームと自分のリードを客観的に見られるようになりましたね。
今日は銀仁朗選手のリードが、涌井投手の投球の幅を広げていたように思います。

その涌井投手は2ヶ月ぶりの勝利で6勝目をマーク。
2アウトからランナーを出すなど、10安打を浴びるなど、
きっちりと抑えたわけではありませんが、
四球が1個とテンポ自体は良く、大崩れしない安定感がありました。
悪い時は四球やエラーが絡んでリズムが極端に悪くなることがありましたが、
今日の試合ではそういったところが見られず、試合を作るピッチングだったと思います。
このゲームメークの上手さが涌井投手の持ち味ですから、
内容自体はそう良くなくとも、今後に生きるピッチングだったと思います。


打線は栗山選手が3安打と出塁し、
中村選手がホームランを含む6打点と大暴れするなど、
上位打線が機能して得点を積み重ねることができました。
フェルナンデス選手坂田選手にもタイムリーが出ましたし、
課題の5番以降でも点数が取れたことは収穫ですね。
まだ得点力はそう高くないものの、他球団と比べてもタレントは揃っているだけに、
上位打線を固める主軸の活躍で1点1点積み重ねていってもらいたいですね。



明日からはソフトバンクとの3連戦です。
首位独走のソフトバンクですが、ここに来て3連敗しているだけに、
ここでしっかりと叩いてきたいところです。
対戦成績も悪く、貯金を与えてしまっているだけに、ここで挽回してもらいたいですね。
初戦は帆足投手が先発です。
相手先発が杉内投手ということで、接戦になってくるでしょうが、
今日の試合のように上位打線の繋がりで得点を重ねていってもらいたいです。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!




8月31日 埼玉西武ライオンズ 3−4 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)菊池雄星(8回)
(楽)井坂(6回)−山村(1/3)−片山(1/3)
 −小山(1/3)−青山(1回)−ラズナー(1回)
(本)山崎武司10号3ラン(4回裏)
西武
楽天 ×

中盤以降に追い上げるも、運なく一歩届かず…菊池雄星は故郷岩手でプロ初黒星…
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(指)大崎、
6番(一)フェルナンデス、7番(左)坂田、8番(捕)星、9番(右)秋山
◆米野選手が1軍登録抹消。菊池雄星投手が1軍登録。

1回表
先頭の栗山選手が高めストレートを打つセンター前ヒットで出塁し、
原選手の送りバントで2塁へ。
しかし、中島選手が内角高めシュートにサードゴロ、
中村選手も外角ストレートにサードゴロに倒れてしまって無得点。

1回裏
先頭の松井稼頭央選手に外角ストレートを打たれるライト前ヒットを許し、
内村選手の送りバントで2塁へ進められ、高須選手にストレートの四球で1アウト1・2塁。
しかし、山崎武司選手を外角低めチェンジアップでショートゴロ併殺に取って無失点。

3回表
2アウトから原選手がストレートを打つセンターへの2ベースヒットで出塁するも、
中島選手が低めフォークに空振り三振に倒れて無得点。

4回裏
先頭の内村選手に低めカットボールを打たれるセンター前ヒットを許し、
高須選手を早々に追い込むものの決め切れず、
その間にワンバウンド投球があって内村選手が2塁盗塁成功、
結局、高須選手には四球を与えてしまってノーアウト1・2塁に。
ここで山崎武司選手に追い込んでからのチェンジアップが甘く入り、
レフトスタンドへ運ばれる3ランホームランを浴びてしまって3失点…

5回裏
2アウトから松井稼頭央選手に高めストレートを打たれるレフト前ヒットを許し、
内村選手が逃げない地蔵死球で2アウト1・2塁に。
ここで高須選手を低めスライダーで打ち取るも、
ライト前にポトリと落ちるタイムリーヒットとなって1点を失ってしまう。
続く山崎選手は外角ストレートでセンターフライで3アウトチェンジ。

6回裏
2アウトから中島選手が死球で出塁し、
中村選手が外角ストレートを打って右中間へ大きな当たりを放つも、
フェンス手前で一歩届かずにライトフライ。

7回表
この回から山村投手がマウンドに上がり、
先頭の大崎選手が内角低めカットボールを打つ左中間への2ベースヒットで出塁し、
フェルナンデス選手が内角シュートを打つレフト線へのタイムリーヒット、
坂田選手が初球高めシュートを打つ左中間突破のタイムリー2ベースを放ち、2点を返す!
続く星選手のファーストゴロの間にランナーが3塁へと進み、
1アウト3塁となったところで楽天は片山投手にスイッチ。
ここで代打の浅村選手を起用するも、サード頭上のライナーで2アウトに。
しかし、栗山選手が低めスライダーを打つライト前タイムリーヒットを放ち、
ライオンズが1点差へと迫る!
続く原選手には代打の阿部選手を起用するも、
小山投手に代わり、ショートゴロに倒れて3アウトチェンジ。

7回裏
先頭の嶋選手をファーストのフェルナンデス選手の好プレイでライナーアウトとし、
聖沢選手を142キロのストレートでセカンドゴロに、
松井稼頭央選手には146キロのストレートをセンター前に弾かれるも、
内村選手のファーストゴロをフェルナンデス選手が捌いて3アウトチェンジ。

8回表
この回から青山投手が登板し、
1アウトから中村選手が外角スライダーを打つレフト前ヒットで出塁し、
大崎選手がストレートの四球で出塁し、1アウト1・2塁。
ここでフェルナンデス選手が外角スライダーを捉えるピッチャー返しの打球を放つも、
青山投手が反応良くキャッチしてしまい、2塁ランナー戻りきれずに併殺に…

9回表
この回はラズナー投手が登板し、
先頭の坂田選手が内角ストレートを打つセンター前ヒットで出塁するも、
星選手が送りバントを上げてしまってキャッチャーファールフライ。
代打の平尾選手はランエンドヒットでライト手前のフライを放つも、
ライトの牧田選手にキャッチされて併殺となってしまって試合終了…


運がないで2試合連続で負けていたら世話ないです…
されど、この2試合とも、特に敗因があるわけでもなく、
怒りの持って行き方が難しい試合となってしまいました。
シーズン前半なら試合内容は良いからでOKなのですが、
シーズン終盤でしかも最下位から巻き返しを図らなければならないという状況では、
兎にも角にも勝利が必要なわけで、最低でも追いつけなかったことは残念でなりません。
今年はこういう何となく負けてる試合が多いんですよねぇ…
割り切れないだけに辛い。

先発の菊池雄星投手は4失点したものの、全体的には良く投げてくれたと思います。
立ち上がりは故郷での登板ということで、少しボールが先行し、
ピンチを招く場面もありましたが、山崎武司選手を併殺打に取ってからはリズムを取り戻し、
2回以降はボールを低めに集めながら、相手の懐を攻めるピッチングで立ち直りました。
ホームランを打たれた後もバタバタと行かずに切り替えられましたし、
終盤の7・8回にも力強いストレートで凡打の山を築くなど、
4失点完投負けという結果以上のピッチングは見せてくれたように思います。

ただ、ベテランの松井稼頭央選手、高須選手、山崎武司選手の3人に対しては、
バッテリーが少し遠慮していたような印象を受けました。
他の打者には大胆に内角を攻めていくのに対し、
ベテランの3選手に対しては外角中心、内角にも投げましたがボールが多く、
攻めのピッチングが十分にできていたとは言えなかった感じです。
これが左打者相手なら分かりますが、右打者ばかりですから、
左スリークォーターからクロスに入ってくる内角のボールは大きな武器になるはず。
知らず知らずのうちに遠慮した組み立てになってしまったことが、
今日のバッテリーの敗因だったと思います。
4回裏の失点にしても、高須選手を簡単に追い込んでから決められずに四球、
山崎武司選手も追い込んでから甘くなってのホームラン…
某選手が「1年坊主の癖に〜」とか投手を批判したこともありましたが、
試合の中では年齢なんて関係ありませんから、思い切って勝負していってもらいたいです。
…ふむ、そう考えると卑怯ですよねぇ…


打線は井坂投手を打ちあぐねたのが間接的な敗因でしょう。
どうも井坂投手に対しては打てそうで打ちあぐねている印象が強いです。
フォーク投手ではありますが、岩隈投手のような抜群のコントロールがあるわけでもないので、
失投を捉えて欲しいのですが… 今後に向けて対策を練ってもらいたいです。
7回以降は下位打線を中心に楽天のリリーフ陣を攻略し、
1点差まで迫ったものの、あと一歩の所で良い当たりが抜けなかったりしてアウトに。
正直言って運がなかったですね…
9回の攻撃で星選手がしっかりと送っていたらと思わなくもありませんが、
最後の平尾選手の打球にしても運を感じませんでしたし、難しかったかもしれません。
でも、どこでどう流れが変わるかも分からないので、
小技はしっかりと決めてもらいたいです。

昨日の試合の記事で、坂田選手がフォークを引っ掛けての凡退の記事がありましたが、
今年は若い選手に配球の読みが足りないと思うことは多々あります。
例えば、昨日の試合で中島選手がタイムリーを打った場面も、
同じように外角低めのフォークが来ましたが、中島選手は空振りでした。
初球フォークが来るかもしれないと分かっているから、中途半端な打撃を避け、
空振りしても思い切って振ろうと考えられるわけです。
浅村選手は追い込まれてからはわりと良いのですが、
早いカウントで狙ってもいないような難しい球を凡打するケースが多いです。
あまり細かいことまで考える必要はありませんが、
引っ掛けて凡打するよりは空振りで次のカウントに勝負した方がいいので、
狙い球を絞って思い切りよくスイングするなど、
早いカウントにおける中途半端な打席を少なくしていってもらいたいです。
そういった簡単な配球面での工夫が少々欠けているために、
相手投手に球数を投げさせることなく凡打に終わってしまい、
先発投手が崩せない要因になっているように思います。
栗山選手や原選手まで粘れとは言いませんから、
もう少し打席の中で相手バッテリーの意図を読んでもらいたいです。



明日は仙台での楽天戦です。
現在3位の楽天にこれ以上離されてしまうわけにはいきませんから、
明日の試合は是が非でも取ってもらいたいです。
明日から9月ということで、エースの涌井投手が復活勝利を挙げ、
再び追撃態勢を整えるという展開にしてもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




8月30日 埼玉西武ライオンズ 1−2 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)石井一久(7回)
 −星野(2/3)−岡本篤志(1/3)
(楽)岩隈(8回)−ラズナー(1回)
西武
楽天 ×

細かい走塁ミスが仇となり、あと一本が出ずに惜敗…
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(指)坂田、
6番(一)フェルナンデス、7番(右)秋山、8番(捕)星、9番(左)浅村

1回表
2アウトから中島選手が四球で出塁し、
中村選手が初球スライダーを打つレフトへの2ベースヒットを放ち、2アウト2・3塁とするも、
坂田選手が初球の外角低めフォークにセカンドゴロに倒れてしまって無得点。

1回裏
先頭の松井稼頭央選手に2ベースヒットを許し、
内村選手の送りバントで3塁へ進められ、
高須選手にレフト前タイムリーヒットを許して1点を失ってしまう。
続く山崎選手は空振り三振でスタートを切っていた高須選手を刺して三振ゲッツー。

3回表
先頭の浅村選手が四球で出塁し、栗山選手のセンター前ヒットでノーアウト1・2塁とするも、
原選手の初球送りバントのサインで内角高めボール球でバットを引くものの、
2塁ランナーの浅村選手がキャッチャーからの送球に戻りきれずにタッチアウトに…
原選手も良い当たりを放つもののセカンドライナーで、
スタートを切っていた1塁ランナーが戻りきれずに併殺に。

3回裏
先頭の中島選手をライト手前のフライに打ち取るも、
ライトの秋山選手がランニングキャッチを試みるも、グラブの土手に当たって落球エラー。
続く聖澤選手にヒットを許し、松井稼頭央選手の送りバントで1アウト2・3塁とされ、
内村選手のショートゴロの間に3塁ランナーがホームインして2点差に。

4回表
先頭の中島選手がヒットで出塁し、中村選手はファーストフライに倒れるも、
坂田選手がヒットを放って1アウト1・2塁のチャンス。
しかし、フェルナンデス選手は内角高めシュートに空振り三振、
秋山選手も外角ストレートに空振り三振に倒れてしまって無得点。

5回裏
先頭の嶋選手にヒットを許し、中島選手の送りバントで2塁へ進められ、
聖沢選手に四球を与えてしまって1アウト1・2塁。
しかし、松井稼頭央選手をショートゴロ、内村選手をファーストゴロに取って無失点。

7回裏
先頭の牧田選手をサード中村選手のエラーで出してしまい、
嶋選手を空振り三振に取るも、中島選手に2ベースヒットを許して1アウト2・3塁のピンチ。
しかし、聖沢選手を外角低めストレートで空振り三振、
松井稼頭央選手をサードフライに打ち取って無失点。

8回表
先頭の代打・大崎選手がフォークを打つライト前ヒットで出塁し、
浅村選手が高いバウンドのラッキーなピッチャー内安打で繋いでノーアウト1・2塁。
ここで栗山選手が送りバントを決めて1アウト2・3塁のチャンス。
代打の平尾選手は外角フォークを打ってのセカンド頭上のライナーに倒れるも、
中島選手が外角高めストレートを打って一二塁間を抜くタイムリーヒット!
2塁ランナーもホームを突き、追いタッチ気味になったものの、
キャッチャーのミットの側に滑り込んでしまってホームタッチアウトに。

9回表
この回はラズナー投手が登板し、
2アウトからフェルナンデス選手が四球で出塁するも、
代打のマルハーン選手が空振り三振に倒れてしまって試合終了。


両チームともチャンスが多く、得点の機会はそれぞれあったわけですが、
結果的には2点目がミスから始まって失点してしまい、
攻撃の面でも送りバントのランナー飛び出し、2塁からのクロスプレーと、
ここ一番で走塁のパフォーマンスを見せられなかったライオンズが敗れる形になってしまいました。

浅村選手もね、粘りと確実性と長打力が兼ね備わった非常に良い選手で、
走塁の面でも判断力に優れ、好スタートを切るシーンも多く、
守備もどこを守らせても卒なくこなしてくれる有り難い選手なわけですが、
どこか天才肌の選手にありがちなボーンヘッド、細かいミスやあっさりした打席があるんですよね…
そこら辺の悪いところが直れば、一流選手になれるはずなのですが…
シーズン当初は打ちまくった打率も2割4分を切るようになってしまっただけに、
レギュラーを続けるには送りバントや走塁といった繋ぎ役の役回りが要求されます。
今は片岡選手がおらず、足を使った野球ができないだけに、
走塁面でのアピールが欲しいわけなんですが…
もう一回、気持ちを入れ直して試合に臨んでもらいたいですね。

あとは課題の5番打者以降。
大崎選手は定着せずに、坂田選手と入れ替わりになったものの、チャンスではいまひとつ。
フェルナンデス選手とマルハーン選手との使い分けもどうなってるのかよく分からず…
ぶっちゃけ、フェルナンデス選手の状態はどうなんでしょうか?
全く打っていないわけでもないものの、チャンスで打っているわけでもない…
一発長打の可能性はあるものの、ホームランや長打も最近は減ってきていますし…
個人的にはマルハーン選手の方を優先してもらいたい感じもします。
左投手の時はフェルナンデス選手でもいいのですが。
つーか、どちらもダメなら、石井義人選手や後藤選手、GG佐藤選手ら、
日本人の選手に切り替えちゃってもいいんじゃないでしょうか。
そろそろ決断しないとズルズル行きかねないです。



明日は岩手での試合で、菊池雄星投手が凱旋登板を果たします。
東北の球団である楽天に負けないぐらいの声援をもらえると思いますので、
菊池雄星投手に故郷に錦を飾らせるようチーム一丸となって頑張って欲しいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!





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