1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (西)石井一久(7回1/3) −許銘傑(1回2/3)−牧田(2/3) (オ)寺原(7回)−平野(2回)−岸田(1回) (本)李7号サヨナラ2ラン(10回裏) |
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西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
オリックス | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2× | 4 |
うーん… 牧田投手で負けたから仕方ないのですが… それでもね、なんでしょうね、3時間半が過ぎ、 あと1アウト取れば引き分けだというところで、 どうしてライオンズは律儀に打たれてしまうんでしょうか。 間違いなく引き分け直前のホームラン被弾率は12球団ワーストの自覚があります。 不思議なもんですね。 普通はそんな都合よく打たれるわけないと思うんですが… ここら辺が呪われていると思ってしまう理由なんでしょうね。 まぁ、でも配球的に言えば、 外国人打者の初球にストレートでカウントを取りに行ったのが間違い。 右打者の内角一杯ならOKですが、 左打者の膝元のストレートはゴルフスイングで飛距離が出やすいだけに、 完全な失投だったと言えます。 別に3時間半切るか切らないかのギリギリというわけではなかったわけですし、 最後はじっくりと攻めてもらいたかったですね… バッテリーが勿体無かったです… ちなみに延長戦を中心に長時間ゲームの戦績をまとめてみました。 延長になってない3時間半オーバーの試合で漏れてるのがあると思いますがご容赦を。
4月15日 サヨナラ負け(3時間28分藤田サヨナラホームラン) 6月4日 サヨナラ負け(3時間33分野上サヨナラホームラン) 8月14日 サヨナラ負け(3時間40分牧田サヨナラホームラン) (その他参考) 4月17日 9回裏サヨナラ負け(3時間59分シコースキーサヨナラホームラン) 6月24日 9回逆転サヨナラ勝利(3時間24分) 延長戦は、3勝4敗4引き分けとまずまず。 しかし、ホームでのサヨナラ勝ちは1試合のみ(6月24日) 同一リーグからの延長戦勝利は0。 延長3時間30分前後のサヨナラホームランによる負けはこれで3試合目だが、 4月17日に3時間半オーバーの9回裏のサヨナラホームランもあるため、 引き分け目前のサヨナラホームランによる負けは4試合目ということになるようです… まぁ、4敗中3試合がサヨナラホームランで負けている時点でアレですが… … …… ………orz 打線に関して言えば、9回表のチャンスを生かせなかったのが響きました。 結果的に言えば、代打の枚数が足りなくなっちゃいましたね… 1アウト1塁の場面で、浅村選手に送りバントをさせて2アウト2塁として、 代打の切り札の平尾選手を起用も四球、 栗山選手に回るまでは計算どおりもこちらも四球で2アウト満塁に。 原選手に代打の平尾選手!というわけにはいかず、原選手が空振り三振で無得点。 ここをどう考えるかですよね。 1塁が空いている時点での平尾選手は歩かされることもあるので、 栗山選手まで回るのは計算どおりだったでしょうが、 栗山選手も四球が多い打者なだけに、その後の代打をどこまで計算していたのか。 それなら上本選手を先に起用してと思っちゃいますが、 そうしたら上本選手が凡退している可能性もあるだけに、何とも言えないところです。 全て想定どおりで、仮に原選手が凡退しても、 その次の回は中島・中村・フェルナンデス選手と主軸の長打に期待できると考えたなら、 10回表の主軸の三者凡退が痛かったとも言えます。 今年は出番が少ないこともありますが、上本選手も成績が残ってないですしね。 銀仁朗選手の抹消で捕手を1枚増やさざるを得なくなったために、 代打が一枚足りていないのが影響したように思います。 銀仁朗選手が不在の中では、上本選手に攻守に頑張ってもらわないと困りますね。 唯一の明るい話題はマルハーン選手が4打数4安打と大当たりしたことでしょう。 外角低めのスライダーもヒットにするなど、 今日は対応範囲の広さを見せ、打出の小槌状態でした。 この調子でヒットを量産してくれると、チームにとっては大当たりの補強となりますね。 明日はお盆で終戦記念日ですが、なぜか試合はお休み。 あれ? 例年、お盆期間は連戦してませんでしたっけ? 記憶違い? なかなかチームの状態が上がってきていないだけに、ここでしっかりと休んで、 次の6連戦では連勝でいけるように頑張ってもらいたいです。 火曜からはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)西口(5回1/3)−星野(1/3) −岡本篤志(1/3)−許銘傑(2回)−牧田(1回) (オ)フィガロ(6回)−香月(1回) −比嘉(1回2/3)−吉野(1/3) |
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西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
終わってみると、今日の勝負どころは2回裏でしたね。 3連打で同点に追いつかれてしまい、さらにノーアウト満塁の大ピンチ。 正直、昨日の試合のようにならないように祈るばかりで、 最低でも勝ち越されることは覚悟していたのですが、 そこを西口投手が低めにボールを集めることで無失点に抑えてくれました。 勝負どころをしっかりと抑えた西口投手、逆に勝負どころで崩れてしまった岸投手、 それが昨日と今日の試合の違いとなって現れましたね。 もう1つは6回裏の継投でしょう。 今日のような試合では継投のタイミングが難しくなるのですが、 西口投手だとスパッと代えられますね。 ここらの決断の早さも勝利に結びついたように思います。 星野投手も岡本篤志投手もしっかり仕事をしてくれましたしね。 そして、今日も許銘傑投手は2イニングを無失点。 球数が少なめだったとはいえ、ちょっと最近は2イニングがデフォになってるのが心配です。 木村投手が少し調子を落としたこともあって、 安心して出せるのが許銘傑投手と牧田投手だけという事情はあるものの、 それだけに怪我や疲労で離脱となってしまえば取り返しが付かないだけに、 もう少し大事に使って欲しい気持ちもあります。 打線はあまりヒットを打てなかったものの、 中村選手とフェルナンデス選手のタイムリー、中島選手の盗塁が光りました。 でもフェルナンデス選手は状態が良いのか悪いのか。 初回に打ってくれていれば、もう少し楽になっていたと思わなくもなし… まぁ、決勝打を打ってくれたので良しとしましょう。 あとは、こちらも判断が難しいのですが、マルハーン選手が2安打。 昨日、久々のヒットが出て、今日は2安打、ここから調子を上げていってくれるといいですね。 明日は石井一久投手が先発です。 オールスター後はまだ勝っていないだけに、 明日の試合は打線が白星をプレゼントしてあげて欲しいですね。 石井投手は余計な四球を出さないように粘り強いピッチングを見せて欲しいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)岸(6回1/3)−松永(2/3)−木村(1回) (オ)中山(6回2/3)−比嘉(1/3) −平野(1回)−岸田(1回) (本)バルディリス9号2ラン(7回裏) フェルナンデス11号2ラン(8回表) |
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西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 6 | ||||
オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 2 | 0 | × | 8 |
終盤、特に9回の追い上げは見事だったんですがね〜 5回裏の5失点と7回裏の2失点で試合が負け試合と化すところでしたが、 そこからよくあと一歩まで追い詰めました。 とはいえ、反撃が遅すぎた感もあったわけで、 初回の2得点以降、追加点が取れていたらと思わなくもないです。 まぁ、でも今日の試合でも勝利への執念が見せられたわけですし、良しとしましょう。 打線の中で最も活躍したのは星選手。 正直言ってまさかの4打数4安打の大当たりですよ。 銀仁朗選手が指を骨折し、一番心配されたのが打撃面の穴でしたが、 派手な活躍はないものの、しっかりとヒットを放ち、打撃でも貢献してくれています。 星選手には大チャンスだと思いますので、頑張ってもらいたいですね。 先発の岸投手はまたしても突如として乱れて1イニング5失点… 味方のエラーも絡んでいるものもありますが、それにしても酷すぎです。 一つ一つのボールはかなり良くなってますし、 スタミナ面の不安もなくなってきたと思うのですが… フォーム的には少し体の開きが早いかなというときがあるぐらいで、 決め球のチェンジアップが甘くなることがあるのが今年の欠点ではありますが、 それでもここまで酷くなるとは正直思えません。 なんなんでしょうね、セットで何か癖でもあるのでしょうか… 今日の試合で一つ気づいたのは、セットになると初球ストレートの配分が多くなることです。 おそらくランナーに走られることを嫌い、初球カーブが投げづらい点、 シーズン序盤に余計な四球で失点したため、初球ストライクが欲しい点から、 初球のストレートでカウントを取りに行こうとする癖がある感じがします。 5回裏なんかはそこを狙われた感じでしたね。 バッテリーも無警戒ではなく、初球チェンジアップでカウントを取りにいったり、 ボール球から入ったりと工夫はしているみたいですが、 余裕がなくなってくると、セットでのストレートに頼りがちな印象があります。 別に走られてもランナーを返さなければいいんだという広い気持ちで、 攻めて行ってもらいたいように思います。 明日は西口投手が先発です。 今年は全般的に試合をしっかりと作ってくれているだけに、 打線の援護が勝利へのポイントとなります。 打線に勝利への執念が感じられるようになりましたし、 明日は相手のフィガロ投手を攻略してくれると思います。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)ケッペル(5回1/3)−宮西(2/3)−木田(2回) (西)菊池(6回0/3)−許銘傑(2回)−坂元(1回) |
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日ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | 2 | 0 | × | 9 |
先発の菊池雄星投手は立ち上がりに3球で1点を失ってしまい、 一体どうなることやらと思いましたが、ランナーを出しても粘り強く投げて、 10安打を浴びながらも4失点で試合をまとめ上げてくれました。 今日はストレートが148キロをマークするなど、ボール自体に力はあったものの、 全体的にボールが高く、そこを立ち上がりに突かれてしまったものの、 曲がりの小さなスライダー(カットボール)を多投する方向へと切り替え、 右打者の懐をカットボールとストレートで攻め立てたことで、内野ゴロを多く取れました。 持ち前の大きなスライダーのコントロールが甘く、左打者に苦労した感があったものの、 ストレートとスライダー以外の球で投球を立て直せたということは、 良い経験になったかと思います。 まだ100球が限界かなという感じはあるものの、 初先発の時は一回りがやっと、初勝利の時は5回がやっとという感じだっただけに、 たくましさも出てきたように思います。 おそらく、次の登板も先発して、日程の関係でその次は登録抹消となり、 8月31日の地元・岩手盛岡の試合で先発することが濃厚だと思いますので、 次回登板も頑張ってもらいたいですね。 星捕手を含めたバッテリーの課題としては、 6回表の鶴岡選手のスクイズの場面を挙げておきます。 スクイズを行ってくるカウントはわりと決まっていて、 「初球、1ストライク1ボール、1ストライク2ボール」の3つが警戒するポイントで、 稀にノーストライク2ボールや1ストライク3ボールがあるぐらい。 初球にストライクを取れたのはラッキーだったのに、次でウエストする意味が分かりません。 そこはやってこないカウントですし、逆に1−1の後のウエストがしづらくなり、 経験の浅いバッテリーは2球ウエストしてこないと見た日ハムベンチに 簡単にスクイズを決められてしまいました。 ただボールにしているだけだったら、ウエストしてくる可能性も考えたでしょうが、 無駄なカウントでウエストしたことで、その危険性が格段に減っちゃったわけです。 そこで2球連続ウエストできていれば、見事なバッテリーになるわけですが、 そこはコントロールに自信がないと難しいところではありますね。 ちょっとウエストするタイミングを間違えてしまった感はありました。 打線は昨日に引き続き集中力を発揮してくれました。 特に6回裏の攻撃は見事でしたね。 阿部選手が落ち着いてボールを見極めて四球を勝ち取ったのが大きかった。 ランナーが詰まっている場面での送りバントなので、 バントするだけでも難しく、2塁ランナーの飛び出しを考えると、 少々のボールでもバントしなければいけないわけで、 そこは冷静に試合を見れていたかなと思います。 さすがは野球をよく知っているベテランの阿部選手です。 そして試合を決めたのが浅村選手。 外角を中心に攻められる中、追い込まれながらもきっちりと右方向へタイムリー。 今日の試合を決める一打となりましたね。 打率は少し下がってきたものの、勝負どころでの一打が多くなってきました。 この調子で下位打線のクリーンナップとして頑張って欲しいです。 心配なのはマルハーン選手。 穴がないのが特徴というよりは、打てるところがないのが特徴みたいになってきました… 低めのストレートを簡単に空振りしてしまったりと、一体どこが打てるのと思うほど。 明日の試合、スタメンで使うのは厳しい感じがしちゃいますねぇ… 左の中山投手が先発なので、ひょっとしたら使われるかもしれませんが、 あまりに打撃内容が乏しいだけに、そろそろ我慢の限界となりかねません。 結果はもう少し我慢しますので、打てる可能性を見せてもらいたいです。 明日からは京セラドームでのオリックス3連戦で、初戦は岸投手が先発です。 投球内容は良いのに結果が伴わない投球が続いているだけに、 明日は結果を求めたいですね。 涌井投手と岸投手が勝たないと上位には行けないので、明日は頑張ってもらいたいです。 打線は中島・中村選手ら関西出身選手が相性良いだけに、 調子が上がりつつあるフェルナンデス選手とともに、中軸の爆発に期待したいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)糸数(4回)−木田(1回)−石井(1回) −谷元(2/3)−宮西(1回1/3) (西)帆足(4回0/3)−岡本篤志(1回) −星野(1/3)−許銘傑(1回2/3)−牧田(2回) (本)金子誠3号2ラン(2回表) 中村剛也29号満塁(3回裏)、坂田2号ソロ(3回裏) |
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日ハム | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 8 | ||||
西武 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | × | 9 |
あー、試合展開をまとめるだけで1時間かかった… 説明する時間がねぇ(苦笑) 今日の試合は色々な意味で負けられない試合となりました。 3回裏にノーアウト2・3塁で主軸の中島選手が禁じ手ともいえるスラッガーのセーフティバントを行い、 ノーアウト満塁のお膳立てをした後、中村剛也選手が逆転の満塁ホームラン! さらに坂田選手もホームランで続き、お祭りムードのような感じになったのですが、 帆足投手がピリッとせず、厳しい展開となってしまい、 挙句の果てにバカみたいなミスジャッジで同点に追いつかれ、最小失点に抑えたものの逆転を許すなど、 最高の試合が最悪の試合に転じかねない試合でした。 そこをチームが一丸となって戦い、怪我以降、不振だった平尾選手のタイムリーで勝ち越し、 勝負をかけて8回から牧田投手を投入して逃げ切りを図るも、 9回に大ピンチを迎えてしまったものの、中島選手のファインプレーもあって1失点で凌いでの勝利、 最後は今まで以上のチームの執念と結束力で勝利をもぎ取ったという試合でした。 その怒りと執念の原動力ともなった6回表の木内九二生主審のミスジャッジですが… 話になりません。 まず、そもそも「走塁妨害」というのは、交通違反金のような違反者に与えられる罰なのか、 それとも、その妨害がなかったら得られたであろう利益を確保するための公平性を担保する規則なのか、 そういった規則の性質が問題となります。 私は今までは後者の理由、「もし妨害がなかったら、進塁できていたよね」で考えてました。 ゲッツー阻止の1塁走者のスライディングが余程のことがなければ守備妨害を取られませんし、 キャッチャーのブロックが同様に走塁妨害を取られないことを考えれば、 後者の理由から進塁が与えられていると考えるのが自然でしょう。 それを今回のケースに当てはめてみれば、 ノーアウト2・3塁でショートゴロ本塁送球でキャッチャーが3塁ランナーを3塁ベースに向かって追い込み、 2塁ランナーは3塁ベースに到達していたため、3塁ランナーはもう逃げ場がない状況です。 ただ、ベースの優先権は先のランナー、3塁ランナーにあるため、 2塁ランナーの方がアウトになることになります。 で、主審の言い分では、 「3塁ランナーの帰塁の時にサードの中村選手と走者が接触したから走塁妨害を取った」とのこと。 けれど、サードとしては、もし3塁に達している2塁ランナーが2塁へ戻ろうとした場合は、 キャッチャーの送球を受けて、3塁ランナーか2塁ランナーをタッチしにいかなければならないので、 当然ランナーの追い込みにかかるので、背中を向けての動きはせず、自由に動けるわけではありません。 仮に接触があったとしても、後者の理由、「もし妨害がなかったら(得べかりし利益)」」を考えてみると、 2塁ランナーが3塁ベースから動かない以上、どちらのランナーがアウトになるかの差があるとはいえ、 1アウト1・3塁という状況が変わることは100パーセントありえません。 ジャッジの通り、3塁ランナーがホームインし、2塁ランナーが3塁へ到達するためには、 ランナーを追い込んでいたキャッチャーが転倒し、 その際にボールが無人の方向へ、かつ、3塁ランナーがホームインするのに十分余裕があるほど転がる、 それ以外の条件は考えられず、それが起こる発生確率はほぼありえません。 もし、ノーアウト3塁で、後ろのランナーが3塁ベースにいなければ、 ランナーの帰塁の可能性があるので、走塁妨害は成立し得ると思います。 でも、後ろの走者が3塁ベースにいる時点で、どちらかのランナーがアウトになるのは100%であるのに、 わざわざ走塁妨害を取る必要性が一体どこにあるのでしょうか? 仮に主審を擁護するとすれば、 アウトになるランナーが異なる(3塁ランナーは残り、2塁ランナーがアウトになる)ことから、 3塁ランナーが生き残る確率は残るので、走塁妨害を取る余地があると言えるかもしれません。 でも、それで公平性が担保されていると言えるでしょうか? 2塁ランナーが3塁ベースを動かない時点で、1つのアウトを相手も覚悟している状況です。 そこでわざわざ走塁妨害を取ってプレーをややこしくし、 入るはずもない1点を与えることに一体何の意味があるのか理解できません。 主審は規則通りに判断したと言うかも知れませんが、杓子定規に当てはめただけで、 そう定められている規則の意味を理解していない無味乾燥な試合妨害的なジャッジをしたと言えます。 こんな馬鹿げたジャッジは初めて見ました。ジャッジをする者として最もやってはいけない行為です。 人がジャッジする意味はありません。 試合の流れもジャッジの主観も要らないなら、コンピュータがやればいい。 審判の存在意義がなくなる史上最悪のジャッジでしたね。 ボブ・デービットソンよりも酷い。あれは人でないとできないミスジャッジですからね(苦笑) 今回のジャッジで一つ確信したことは、セリーグ出身の審判はライオンズがお嫌いみたいです。 今年はどこの球団もミスジャッジで苦しんでいる印象はありますが、ライオンズはとみに多い感じがします。 まぁ、そのジャッジで勝利を逃してしまうようなライオンズの脆弱さが一番の問題なのかもしれませんが、 審判が敵であることが明らかになった以上、 審判のミスジャッジをも黙らせるようなWBC日本代表のような執念で、 勝利を掴み取っていかなければならないということでしょう。 皮肉にも一つの審判のミスジャッジが眠れる獅子を目覚めさせ、 選手・首脳陣、そしてファンを勝利に対する執念として一致団結させたように思います。 今日の試合で見せた執念を明日以降の試合でも持続させていきたいですね。 最後に帆足投手ですが、甘く入ったパームを狙い打たれていた感がありました。 低めに制球されている時は安心なのですが、高めに浮くと今日のような展開に… チェンジアップやツーシームを利用し、パームに頼らないピッチングで凌ぐことも必要なように思います。 次回登板への修正ポイントですね。 明日は菊池雄星投手が先発です。 相手は既に二桁勝利を挙げているケッペル投手ということで、名前だけを並べると不利な感じもしますが、 今日の試合で見せた勝利への執念を発揮すれば、必ずや勝利できるはずです。 菊池雄星投手は成長した姿を、野手陣は諦めない姿勢を継続し、勝利を掴み取ってもらいたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)ウルフ(6回)−榊原(1回) −石井(1/3)−増井(2/3)−谷元(1回) (西)涌井(7回)−星野(2/3) −木村(0/3)−坂元(1回1/3) (本)スケールズ6号2ラン |
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日ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 4 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
負けの原因が掴めないため、久々に攻撃だけスコア付けてみました。 打線が打てない原因は明確で、右打者が外角の球を引っ張って凡打するケースが多いです。 日ハムやソフトバンクがコツコツと当てるバッティングで逆方向の単打を狙うのとは大違い。 まぁ、日ハムのダルビッシュ投手がソフトバンク打線を批判したように、 それだと野球が面白くなくなることも確かなのですが、 実際、そういう野球にならざるをえないのが新しい統一球と広いストライクゾーンということか。 んー、でもライオンズ打線にコツコツと右方向を狙えとかは言いたくないんですよね。 ファン心理として。やっぱり豪快な打撃が見たい。 それでも得点圏ぐらいでは、右方向への単打狙いを徹底してもいいような気もします。 でも、外角に投げとけば安全という野球は正直どうなんでしょうか。高校野球かよ。 最近、ホント野球がつまらないです。金太郎アメのようにどこを切っても同じ試合ばかり。 序盤チャンス→得点できず→中盤に逆転される→終盤にあぽーん 誰かこのハメ技を禁止にしてください(泣) 先発の涌井投手は久々に良いピッチングを見せたものの、一発に泣き、2失点降板で負け投手に。 普通の投手ならよくやったと言いたいところなんですが、 エースとしては1点勝負の試合で先に点数をやるわけにはいかないだけに、 この2失点は誉められたものではありません。 リードも投げた球も間違っていたわけではないのですが… 相手に上手くやられたなと。 3三振を奪っていたとはいえ、好調のスケールズ選手と勝負するよりは、 後ろの陽選手と勝負した方が良かったんじゃないかと正直思うのですが、 でもそうしていたらそうしていたで、四球や死球でさらに後ろの糸井選手に回りかねないだけに、 勝負できるところで勝負しておきたかったのかもしれません。 まぁ、でも去年の涌井投手なら、無理せずに陽選手勝負だったとは思いますが。 やはりここまでの調子の悪さが勝負勘を鈍らせているように思えます。 心配なのは木村投手。体重移動が上手く行かず、ボール先行で痛打されるパターンに… 1ヶ月ほど好調を維持してきましたが、その好調に陰りが見えるようです。 ここでしっかりと立て直すことができるかどうか、木村投手の正念場ですね。 もう一度フォームをしっかりとチェックして、次回登板に備えてもらいたいです。 打線は前述の通り。 チャンスは、1回裏の中村選手、2回裏のマルハーン・秋山選手、 6回裏の原・中島選手、8回裏の平尾・中島選手。 主軸が元気ないだけに、打線全体も盛り上がってきません。 期待のマルハーン選手も初戦以降はサッパリですし。苦しいっすねぇ… 明日は帆足投手が先発です。 打線が再び低調となっているだけに、明日の厳しい試合を強いられるでしょうが、 なんとか粘り強く投げて、打線の奮起を待ってもらいたいですね。 日ハムの先発の糸数投手も基本的に外角中心で来るでしょうから、 踏み込んで打っていってもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |