2011年西武ライオンズ応援日記

7月31日 埼玉西武ライオンズ 7−5 オリックスバファローズ

(オ)フィガロ(3回2/3)−吉野(1/3)
 −西(2回)−平野(1回)−岸田(1回)
(西)石井一久(5回)−木村(1回2/3)−星野(0/3)
 −許銘傑(1回1/3)−牧田(1回)
(本)荒金2号2ラン(3回表)
オリックス
西武 ×

6回裏に中島のタイムリーで逆転し、2番手の木村がプロ初勝利をマーク!
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(左)坂田、
6番(指)フェルナンデス、7番(一)浅村、8番(捕)銀仁朗、9番(右)熊代

2回表
1アウトからバルディリス選手にヒット、2アウトからヘスマン選手に四球を与えるも、
斉藤選手を三振に取って無失点。

2回裏
1アウトからフェルナンデス選手がヒットで出塁し、ボーク(?)で2塁へ。
浅村選手が四球で歩き、再びワイルドピッチで1アウト2・3塁。
ここで銀仁朗選手がレフトへタイムリーヒットを放ち、1点を先制!
1アウト1・3塁となって熊代選手は空振り三振に倒れるも、
栗山選手がライトへタイムリーヒットを放って1点を追加し、
2アウト1・3塁から1塁ランナースタートのダブルスチールを仕掛け、
3塁ランナーの浅村選手がホームインとなり、合計3点を追加する!

3回表
援護をもらった石井一久投手だったものの、先頭の大引選手に四球。
続く坂口選手のヒット、田口選手の送りバントで1アウト2・3塁。
後藤選手は空振り三振に取って2アウト2・3塁となるも、
T岡田選手に2点タイムリーヒット、
バルディリス選手に同点タイムリーヒット、
荒金選手に2ランホームランを打たれてしまい、この回2アウトから5失点…

4回裏
先頭の浅村選手がヒットで出塁し、ワイルドピッチで2塁へ、
銀仁朗選手のショートゴロの間に3塁へと進み、
熊代選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を返す!

5回裏
2番手の西投手から、中村・坂田選手が連続ヒットを放ち、2アウト1・2塁とするも、
フェルナンデス選手がライトフライに倒れて無得点。

6回表
この回から木村投手がマウンドに上がり、
2アウトから斉藤選手にヒットを許すも、無失点に抑える。

6回裏
先頭の浅村選手が四球で出塁し、銀仁朗選手の送りバントで2塁へ。
ここで代打の大島選手を起用し、空振り三振も振り逃げとなって1アウト1・3塁。
栗山選手はストレートの四球で1アウト満塁となるも、
原選手はサードファールフライで2アウト満塁。
しかし、ここで中島選手がライトへ2点タイムリーヒットを放ち、ライオンズが逆転!
なおも、2アウト1・2塁で中村選手に回るもライトフライ。

7回表
木村投手が坂口・田口選手を打ち取ったところで、
3番手の星野投手がマウンドに上がるも、後藤・T岡田選手に連続ヒットを許し、
2アウト1・2塁のピンチを招いてしまうものの、
4番手の許銘傑投手がバルディリス選手をサードゴロに打ち取って無失点。

7回裏
この回から平野投手がマウンドに上がり、
先頭の坂田選手がレフト前ヒット、フェルナンデス選手がセンターへのヒットで続き、
浅村選手の送りバントで1アウト2・3塁のチャンス。
ここで銀仁朗選手がカウント2−1からスクイズを決めて1点追加!
代打の平尾選手は空振り三振で3アウトチェンジ。

8回裏
この回から岸田投手がマウンドに上がり、
1アウトから原・中島選手の連続ヒットと中村選手の死球で1アウト満塁。
しかし、坂田選手とフェルナンデス選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

9回表
最後は牧田投手がマウンドに上がり、
1アウトから代打の森山選手のヒット、後藤選手の内安打で1アウト1・2塁となるも、
T岡田選手をライトフライ、バルディリス選手をレフトフライに取って試合終了。


今日は不思議な試合でしたね。
ピンチらしいピンチは石井投手が2アウトから5失点した3回表と、
星野投手が連打を食らって、許銘傑投手が抑えた7回表の2回だけでした。
それでも3回表の失点は直前の2回裏の3得点を台無しにしてしまうもので、
一時は「おいおい」という雰囲気が漂ったものの、
それ以降は石井投手も立ち直り、2番手の木村投手も変わらぬ好投を見せてプロ初勝利、
3回表の失点が致命傷にならなくて本当に良かったです。
3回表は先制直後の先頭打者への四球、2アウトからの連打での5失点と、
悪いことが重なっていただけに、打撃陣の奮起のおかげという感じでしたね。
まぁ、それ以上に、オリックスのバッテリーミスに助けられた感はありますが。

打線では中島選手が逆転タイムリーを含む3安打と活躍!
6回裏のチャンスはもうここで同点に追いつくしかないという場面だっただけに、
中島選手の逆転打は今日の試合を決する一打だったと言えます。
もし、6回裏が無得点だったら、試合を落としていたかもしれません。
それぐらい大きな決勝タイムリーでした。
また、今日も下位打線が機能し、
特に銀仁朗選手は先制タイムリーとスクイズを決めるなど2打点。
一時は打撃の調子が最悪でしたが、再び上り調子になっていますね。
キャッチャーが打点を稼ぐと盛り上がるだけに、チームに勇気を与える得点でしたね。

あとは5番・6番打者。
今日も2人とも2安打打っており、ヒット自体は打っているんですが、
得点圏にランナーを置くと何故か一本が出ない。
そこのところが歯がゆく感じます。
マルハーン選手が1軍昇格となれば、ここらに組み込まれると予想されるだけに、
既存の選手にもそれを刺激に頑張って欲しいのですが…
もう一つアピール仕切れていませんね。

2番手の木村投手はプロ初勝利をマーク。
昨日は今シーズン初失点となるホームランを打たれてしまいましたが、
今日はそれを引きずらず、1回2/3を1安打無失点に抑えて、待望のプロ初勝利をマーク。
同期の田中投手や前田健太投手、増渕投手ら、
高校時代のライバルには遅れてしまいましたが、
持っているストレートの威力は彼らに負けないものがあるだけに、
松坂世代の中で少し遅れて出てきたものの大活躍している阪神・藤川投手のように、
剛速球を武器に活躍してもらいたいですね。
プロ初勝利、おめでとうございます。



最長13連戦という連戦地獄と連敗地獄に苦しんだ7月でしたが、
オールスター以降は、3連勝2連敗2連勝で貯金3、まずまずの結果を残しました。
8月は6連戦が続くものの、7月のような長期ロードはありませんので、
腰を据えた戦いができることでしょう。
これからの巻き返しを期待したいです。

火曜からは東北楽天との3連戦です。
熾烈な3位争いに加わっていくためにも、しっかりとした戦いをしてもらいたいですね。
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




7月30日 埼玉西武ライオンズ 7−2 オリックスバファローズ

(オ)中山(6回)−古川(2回)
(西)西口(5回)−木村(1回)
 −坂元(1回)−星野(1回)−牧田(1回)
(本)中村剛也28号2ラン(1回裏)
  T−岡田10号2ラン(6回表)
オリックス
西武 ×

4番の一発が呼び水となり、若手野手が活躍して7得点での快勝!
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(左)坂田、
6番(指)フェルナンデス、7番(一)浅村、8番(捕)銀仁朗、9番(右)熊代

1回表
坂口・森山選手に連続四球を与えてしまってノーアウト1・2塁。
しかし、後藤選手はセカンドライナーで2塁ランナー戻れずに併殺となり、
T岡田選手を三振に取って無失点。

1回裏
1アウトから原選手が四球で出塁し、
2アウトから中村選手がレフトへ2ランホームランを放ち、ライオンズが2点を先制!
その後、坂田選手が2ベースヒットで出塁するも、
フェルナンデス選手がライトフライで3アウトチェンジ。

3回裏
2アウトから中島・中村選手が連続四球で出塁するも、
坂田選手が三振に倒れてしまって無得点。

4回表
先頭のフェルナンデス選手がヒットで出塁し、浅村選手の凡退後、
銀仁朗選手が送りバントを決めて、2アウト2塁。
ここで熊代選手がライトへタイムリーヒットを放ち、1点を追加!

5回表
1アウトから赤田選手に初めての被安打となるヒットを許すも、
後続を打ちとって無失点。

5回裏
1アウトから中村選手が四球で出塁し、
坂田選手がファーストのエラーで出塁して、
続くフェルナンデス選手がセンター前ヒットで続いてノーアウト満塁のチャンス。
ここで浅村選手がレフト前にタイムリーヒットを放ち1点を追加すると、
銀仁朗選手もタイムリーヒットを放ち、
熊代選手が押し出しの四球を選び、
栗山選手が犠牲フライを放って、合計4点を追加!

6回表
この回から木村投手がマウンドに上がるも、
T岡田選手に2ランホームランを打たれて2失点。

9回表
最後は牧田投手が三者凡退に抑えて試合終了。


今日は4番の中村剛也選手の2ランホームランで先制し、
熊代・浅村・銀仁朗選手ら下位打線の若い打者のタイムリーで加点するなど、
打線が非常に良く繋がっての勝利でしたね。
4番打者の一発を勝利に結び付けたという意味でも、今日の勝利は大きかったです。
試合運びとしては最高の展開でしょう。
欲を言えば、坂田選手のタイムリーが欲しかったかな。
今日は左投手が先発にも関わらず、5番スタメン起用したわけですから、
坂田選手を将来のクリーンナップとして期待しているところは大きいわけです。
なかなか勝負強い打撃を見せられていないだけに、1本欲しいところでした。
それでもヒットは出てますから、明日の試合に期待することにします。

打線で光ったのは9番の熊代選手
タイムリーを含む2安打と押し出し四球、盗塁と大活躍でした。
特に4回のタイムリーヒットは大きかったですね。
1アウトから銀仁朗選手に送らせてのタイムリー、貴重な追加点となりました。
愛媛の今治西高時代から、広角に打ち分ける打撃センスの高さは目立ってましたが、
プロに入ってからもそのセンスをいかんなく発揮してくれています。
浅村選手も実戦型の選手ですが、熊代選手もそのタイプですね。
浅村選手は引っ張り傾向で長打もありますが、
熊代選手は長打力はあまりないものの、左右広角に打ち分けるリストの強さがあります。
高卒社会人3年での入団となりましたから、
秋山選手よりも一つ下、今年の大学4年生と同級生ですから、
まだまだ伸び盛りという選手です。
今後の成長が楽しみですね。


今日の試合で唯一の不満は6回の継投策でしょう。
多少球数が多かったとはいえ、西口投手を6回も行かせなかったのは疑問です。
初回こそどうなることかと思いましたが、2回以降はピンチらしいピンチもなくスイスイと投げ、
5回を投げて僅か1安打のみ、ほぼ完璧に抑えていました。
球数的にも80球ちょっとでしたから、もう1イニングは行けたはずでしたが…
なにかアクシデントがあったのでしょうか。あったとしても大事ではないようですが。
まぁ、交代はいいとして、左の坂口選手から始まる打順で木村投手の投入は?でした。
松永投手か星野投手で行く場面でしょう。
結果的に木村投手が打たれてしまっただけに、少々勿体無い継投でした。
とはいえ、好調でもいずれ打たれてしまうわけですから、
今日の失点を今後にどう生かしていくかは木村投手次第、
変わらず強気で攻めるピッチングを期待したいですね。



明日は石井一久投手が先発です。
前回は連続四球から失点してしまっただけに、明日は打者としっかり勝負し、
勝利を掴み取って欲しいですね。
打線も上位打線頼みだったものが、下位打線の繋がりも出てきただけに、
これからの若手の活躍が楽しみです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月29日 埼玉西武ライオンズ 1−6 オリックスバファローズ

(オ)寺原(6回1/3)−香月(1/3)
 −吉野(1回)−西(1回1/3)
(西)岸(5回2/3)−松永(2/3)
 −坂元(1回1/3)−星野(1回1/3)
(本)中村剛也27号ソロ(9回裏)
オリックス
西武

投打が噛み合わずにオリックスに完敗…
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(左)坂田、
6番(指)フェルナンデス、7番(一)浅村、8番(捕)銀仁朗、9番(右)秋山

1回表
先頭の坂口選手にヒットを許し、田口選手の送りバントで2塁へ進められるも、
後藤・T岡田選手を打ち取って無失点。

1回裏
先頭の栗山選手がヒットで出塁し、原選手の送りバントで2塁へ進めるも、
中島選手はサードゴロで、2塁ランナーがタッチアウト1塁送球の併殺に…

2回表
先頭のバルディリス選手にヒットを許し、1アウトからヘスマン選手に四球、
斉藤選手は打ちとって2アウト1・3塁となるも、
大引選手にタイムリーヒットを許して1失点。

5回表
先頭の斉藤選手にヒットを許すも、大引選手の送りバントを2塁アウトにして1アウト。
しかし、坂口選手にヒットを打たれて1アウト1・3塁となり、
田口選手にカーブを打たれて三遊間抜かれるタイムリーヒットで1失点。
後藤選手にライト前ヒットを打たれるも、ライト秋山選手の好返球で本塁アウト!
2アウト2・3塁となったものの、
T岡田選手にストレートが甘くなってレフトへの2点タイムリーヒットで失点…

6回表
1アウトからヘスマン選手に四球を与えてしまい、
2アウトから大引選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。

6回裏
2アウトから原選手がヒットで出塁し、
中島・中村選手の内安打で2アウト満塁のチャンスを作るも、
坂田選手がショートフライに倒れてしまって無得点。

7回表
2番手の松永投手が1アウトから後藤・T岡田選手に連続ヒットを許し、
3番手の坂元投手がバルディリス選手のセカンドゴロの間に
3塁ランナーの生還を許して1失点。

9回裏
先頭の中村選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1点を返すも試合終了。


うーん…なんか、再び連敗モードのチーム状況に突入してしまったような…
先発の岸投手はストレート・カーブともに良く、状態が良かったのにも関わらず、
要所で球が甘くなってしまって5失点…
打線はチャンスらしいチャンスは1回裏と6回裏のみで、いずれも生かせず。
正直言って全く良いところのなかった試合でした。
最後の中村剛也選手のホームランがせめてもの救いではありますが、
はっきりいって4番のホームランを負け試合にしているようではダメダメです。
4番がホームランを打ったら勝たないと。
淡々とした感じで試合が進行してしまったのが残念でなりません。

これだけ先発投手の失点が増えてくると、
キャッチャーの銀仁朗選手のリードも問題になってきますが、
リードの良し悪しは映像で見ないと逆球かどうかとか捕手の意図が見えてこないだけに、
はっきりとしたことは言えないわけですが、
あくまで一般論としての答えとなりますが、試合中盤・後半の失点が多いことから、
キャッチャーのリードがピッチャーにとって酷になっていないか、という点が気になります。
打者の裏をかくリードはピッチャーを助けることもありますが、
逆にピッチャーにとって苦しい場合もあります。
単純な例を挙げれば、2アウト満塁フルカウントという状況で、
右投手が右打者に対して内角ストレートを投げれば確実に打ち取れると分かっていても、
この場面でピッチャーが内角に投げるには余程のコントロールと精神力がないと無理です。
少しでも甘くなってしまったら、長打で大量失点となってしまいますし、
逆に厳しくいこうと思ってボールになってしまえば押し出しで失点になってしまいますからね。
特に試合中盤・後半になると、先発投手は疲れや緊張から本来の投球ができなくなり、
それだけ失投の確率も増えてしまうだけに、投手にとって酷なリードは禁物と言えます。
そういう場面では外角低めに集めて打ち取るリードを考えないといけないわけです。
基本的には両サイドを使いながら攻めるわけですが、
大事な場面では怪我をしない安全なリードが求められます。

とはいえ、キャッチャーのリードというものはそう簡単ではありません。
ピッチャーがコンピュータなら問題はありませんが、ピッチャーは人間ですから、
失投もあれば、逆球もある、前の打席に打たれていれば投げにくくなるし、
打たれた球を投げたくない投手もいれば、逆に打たれた球で勝負したい投手もいる。
1球1球で局面が変わる場面で、配球を組み立てながら勝負しなければなりません。
それはチェスや将棋や碁のようなものですが、
野球においては多少の時間はあるものの、遅くとも30秒以内には決断せねばならず、
将棋や囲碁の早打ちのように、あらゆるパターンを頭に叩き込みながら、
一瞬でそのパターンを分析して、いくつもの手から最善の手を選ばなければなりません。
そこが野球の難しさでもあるのですが、
同時に野球は相手もミスしてくれるわけですから、
打者の打ち損じを待つこともまた必要なわけですから、
あまり考えすぎずにリードしてもらいたいです。



明日は西口投手が先発です。
今年は連敗してしまうとズルズル行ってしまう傾向があるだけに、
明日は西口投手に連敗ストップしてもらいたいですね。
打線もここ2試合機能していないだけに、
もう一度各打者が粘り強い打撃で相手投手を苦しめるなどの工夫を見せてもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




7月28日 埼玉西武ライオンズ 0−1 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)上野(8回)−薮田(1回)
(西)平野(9回)
(本)カスティーヨ3号ソロ(9回表)
ロッテ
西武

再三のチャンスを生かせず、平野が9回2アウトから一発に泣き、連勝ストップ。
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(左)坂田、
6番(指)フェルナンデス、7番(一)浅村、8番(捕)銀仁朗、9番(右)秋山

1回裏
1アウトから原選手が四球で出塁し、中島選手がヒットで繋いで1アウト1・2塁。
しかし、中村選手がショートゴロ併殺に倒れてしまい、無得点。

2回表
1アウトから今江選手にヒットを許し、2アウトから里崎選手にヒットを許すも、
3塁を狙った今江選手をアウトにして無失点。

3回裏
先頭の銀仁朗選手がヒットで出塁し、秋山選手の送りバントで2塁へ。
栗山選手が四球を選び、原選手のレフト前ヒットで1アウト満塁の大チャンス。
しかし、中島選手は空振り三振、
中村選手はファーストファールフライをカスティーヨ選手に好捕されて無得点。

4回表
先頭の伊志嶺選手にヒットを許すも、銀仁朗捕手が2塁への盗塁を刺すなどして無失点。

4回裏
先頭の坂田選手がヒットで出塁するも、フェルナンデス選手が三振、
浅村選手がセカンドゴロ併殺で無得点。

5回裏
1アウトから秋山選手がラッキーな2ベースヒットで出塁するも、
栗山選手はセカンドゴロ、原選手はセンターフライに倒れてしまい、無得点。

7回裏
先頭の浅村選手がショート内安打で出塁し、銀仁朗選手の送りバントで2塁へ。
しかし、秋山選手はセンターフライ(ランナー3塁へ)、
栗山選手は四球で2アウト1・3塁となるも、
原選手がライトフライに倒れてしまい、無得点。

8回裏
先頭の中島・中村選手の連続ヒットでノーアウト1・2塁となり、
代打の熊代選手の送りバントで1アウト2・3塁に。
フェルナンデス選手は敬遠されて、1アウト満塁となるも、
浅村選手がショートゴロ本塁フォースアウト、
代打の平尾選手がセカンドゴロに倒れてしまい、無得点。

9回表
2アウトからカスティーヨ選手にフォークが高めに抜けてホームランを被弾…

9回裏
薮田投手の前に三者凡退に倒れて試合終了。


とにかくストレスの溜まる試合でしたね…
ほとんどが130キロ後半のストレートとスライダーの2種類のみなのに、
攻略しきれずに無得点で完封負け… 不思議な負け方でした。
結果としては、原選手が1安打、中島・中村選手が2安打を放っていますが、
勝負所のチャンスでは凡退・三振・併殺とブレーキ。
なんで負けたんでしょうなぁ… 首を傾げてしまう負け方です。
打てると思って強引になりすぎたのでしょうか…
でもヒットは出てるんだよなぁ… うーん…

先発の平野投手は今シーズン一番の出来で、
全体的に低めにコントロールされ、ストライク先行で組み立てられるなど、
昨年の好調時を窺わせる素晴らしいピッチングでした。
ただ、唯一、最後の最後、ホームランを打たれなければいいという場面で一発…
正直言って、四球でも良かったんですよ。
四球は忌み嫌われますが、それは「無駄な」四球だからです。
2アウトランナーなしで一発を警戒しての四球は別に構わないわけです。
勿論、後ろの打者次第ではありますが。
そこに甘さが出てしまったという感じですかね… 勿体無い。
でも全般的にはよく投げました。勝ちに等しいピッチングでしたね。
打線の援護がなかったのが不運でした…



明日からはオリックスとの3連戦です。
後半戦3連勝したものの、内容的にはロッテのミスに助けられた面もあり、
完勝というわけではなかっただけに、今日の1敗で気を引き締めなおしてもらいたいです。
この7月は連勝後に大型連敗が来るパターンが続いているだけに、
連敗しないように明日の試合を是が非でも勝ってもらいたいですね。
ライオンズの先発は調子が上がってきた岸投手。
後半戦に強い投手ですし、二桁勝利目指して頑張ってもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




7月27日 埼玉西武ライオンズ 4−1 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)小林(5回)−中郷(2回)
 −吉見(2/3)−川越(1/3)
(西)帆足(8回)−牧田(1回)
ロッテ
西武 ×

3本の犠牲フライとチャンスを確実に生かしての快勝!!!
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(左)坂田、
6番(指)フェルナンデス、7番(一)浅村、8番(捕)銀仁朗、9番(右)秋山

1回表
先頭の岡田選手にヒットを許し、伊志嶺選手の送りバントで2塁へ進められるも、
井口・カスティーヨ選手をショートゴロに取って無失点。

1回裏
先頭の栗山選手が2ベースヒットで出塁し、原選手の送りバントで3塁へ。
ここで中島選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を先制!
この後、中村選手がヒットで出塁するも、坂田選手が凡退して3アウトチェンジ。

3回裏
1アウトから栗山選手がセンター前ヒットで出塁し、
2塁への盗塁を決め、的場捕手の悪送球の間に3塁へ。
ここで原選手がライトへ犠牲フライを放ち、1点を追加!

4回表
2アウトからカスティーヨ選手にヒットを許し、
今江選手にタイムリー2ベースを打たれて1失点。

4回裏
1アウトから坂田選手がライトへの2ベースヒットで出塁し、
小林投手のワイルドピッチの間に3塁へ。
ここでフェルナンデス選手がライトへ犠牲フライを放ち、1点を追加!

5回裏
1アウトから秋山選手がヒットで出塁し、2塁への盗塁を決めて1アウト2塁。
栗山選手が見逃し三振に倒れたものの、
原選手が左中間へのタイムリー2ベースを放ち、1点を追加!
中島選手はセカンドゴロに倒れて3アウトチェンジ。

6回表
1アウトから伊志嶺選手に2ベースヒットを許すも、
井口・カスティーヨ選手を内野ゴロに打ち取って無失点。

8回裏
2アウトから中島・中村選手が連続ヒットで出塁するも、
坂田選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

9回表
最後は牧田投手が登板し、
先頭の井口選手にヒットを許すも、
カスティーヨ選手をレフトフライ、今江選手をショートゴロ併殺に取って試合終了。


今日の試合も完璧というわけではありませんでしたが、
犠牲フライが3本も出るなど、相手からもらったチャンスを確実に生かし、
先発の帆足投手が8回1失点に抑える好投を見せるなど、
良い形で勝利することができましたね。
ランナーが3塁まで進んだのは相手のミスもあってのことでしたが、
そこできっちり犠牲フライを打てたことに、前半戦との変化を感じますね。
できることなら、その後に畳み掛けて2〜3点取りたかったところですが、
それは今後への上積みということで、さらなる打線の成長を期待したいです。

打線では2番の原選手が連日の活躍を見せ、
犠牲フライに加え、タイムリー2ベースを放つなど、チームの勝利に大きく貢献しました。
この調子なら、左投手が先発の時でも2番を外れることは少ないでしょうね。
良い繋ぎ役を見せています。

あとは5番打者、坂田選手は3試合連続でヒットを放っていますが、
まだタイムリーヒットや犠牲フライがありません。
ちょっと相手に合わせる打撃をしているため、
ランナーがいない場面だと合わせてヒットになりますが、
ランナーのいる場面だと相手も警戒しているだけに、なかなかヒットになりません。
体で打つ選手なので、器用に合わせることができるのでしょうが、
それをヒットにするのは一段階違うことですから、
追い込まれるまでは相手の配球を読んで狙い球をしっかりと絞り、
自分の間合いに誘い込んでバッティングをしてもらいたいです。
チームとして坂田選手に期待しているのは長打なのですから、
単打狙いなら足のある秋山選手らを使います。
5番起用しているわけですし、追い込まれるまではどっしり構えて欲しいですね。

先発の帆足投手はテンポの良いピッチングで8回1失点の好投を見せました。
少しパームが高くなる場面もありましたが、両サイドをしっかりと攻め、
内野ゴロを多く取れたということで、帆足投手らしいピッチングができていたと思います。
肩痛復帰以後、なかなか良い投球ができていませんでしたが、
これでもう問題ないでしょう。
岸投手に引き続き、帆足投手も復活です。

抑えの牧田投手は3連投で、井口選手にヒットを1本打たれたものの、
今日は右打者の内角をきっちりと攻めることができ、
昨日タイムリーを打たれたカスティーヨ選手には、
内角ストレートを攻めた後の外角スライダーで打ち取るなど、
昨日の反省をしっかりと生かしたピッチングになっていましたので、
今後に向けても心配はいらないでしょう。
唯一心配なのは疲れ。
明日は抑え投入の展開になったとしても、休ませるべきでしょうね。
ルーキーで慣れないリリーフに奮闘中ですから、大事に使ってあげて欲しいです。
今日は3連投となりましたが、昨日の反省を生かすという意味では良かったと思います。



明日は平野投手が先発です。
前回は立ち上がりが上手くいきましたが、
飛ばしていった分だけ中盤にバテが来てしまいました。
ただ、その時とは打線の得点力が違っていますので、
まずは立ち上がりを全力で行って、そこから1イニングずつ積み重ねていって欲しいですね。
今日登板のなかった木村投手と許銘傑投手に良い形で繋げていってもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月26日 埼玉西武ライオンズ 6−5 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)大谷(5回0/3)−山本一徳(0/3)
 −川越(1/3)−吉見(1/3)−中郷(2回1/3)
(西)涌井(5回2/3)−松永(1/3)−木村(1回)
 −許銘傑(1回)−牧田(1回)
ロッテ
西武 ×

6回に打線が繋がり、6安打集中6得点で逆転勝ち!!
1番(中)栗山、2番(二)原、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(左)坂田、
6番(指)フェルナンデス、7番(一)浅村、8番(捕)銀仁朗、9番(右)秋山
◆後藤武敏選手が1軍登録抹消、涌井投手が1軍登録。

1回表
先頭の岡田選手にヒットを許すも、銀仁朗捕手が2塁盗塁を刺してアウト!
2アウトから井口選手に四球を与えるも、カスティーヨ選手をショートゴロに取って無失点。

3回表
1アウトから早坂選手にヒットを許し、岡田選手にショート内安打、
伊志嶺選手に死球を与えてしまって、1アウト満塁のピンチ。
ここで井口選手に2点タイムリーヒットを打たれて2失点…
なおも、1アウト1・2塁とピンチが続くも、
カスティーヨ選手を空振り三振、福浦選手を空振り三振に取って3アウトチェンジ。

4回表
先頭の今江選手にヒットを許し、工藤選手の送りバントで2塁へ。
里崎選手はサードゴロに打ち取るも、早坂選手にタイムリーヒットを許して1失点。

4回裏
先頭の原選手がヒットで出塁するも、中島選手はセンターフライ、
中村選手はレフトフェンス手前の大きな当たりを放つも、レフトの工藤選手に好捕されアウト、
坂田選手がヒットで繋ぎ、2アウト1・3塁となるも、
フェルナンデス選手がショートゴロに倒れて無得点。

5回表
先頭の伊志嶺選手にヒットを許し、井口選手に死球を与えてノーアウト1・2塁。
カスティーヨ選手はライトフライに打ち取り、
2塁ランナーが飛び出していて併殺に取るなどして無失点。

6回表
1アウトから工藤選手にヒットを許すも、牽制でタッチアウト。
しかし、里崎選手にヒット、早坂選手に涌井投手の腕に当たる内安打を許し、
2アウト1・2塁で被安打10で球数が100球に達したところで投手交代、
松永投手がマウンドに上がり、岡田選手をレフトフライに打ちとって無失点。

6回裏
先頭の栗山選手が際どいタイミングのショート内安打で出塁し、
続く原選手がレフトへの2ベースヒットで繋ぎ、ノーアウト2・3塁。
ここで中島選手がセンター前へ2点タイムリーヒット!
続く中村選手もヒットで続き、ノーアウト1・2塁。
ここでロッテは2番手として山本一徳投手に繋ぎ、
ライオンズはピンチバンターで佐藤友亮選手を起用し、死球でノーアウト満塁に。
鬼門の満塁のチャンスとなるも、3番手として川越投手から、
フェルナンデス選手がタイムリーヒットで同点に追いつき、
浅村選手の2点タイムリーヒットで勝ち越しに成功!
さらに銀仁朗選手が送りバントで1アウト2・3塁とした後、
4番手の吉見投手がマウンドに上がり、代打の平尾選手は凡退するものの、
栗山選手が敬遠されて2アウト満塁となった後に、
原選手が押し出しの四球を選んでもう1点を追加!
中島選手は5番手の中郷投手の前に倒れて3アウトチェンジ。

7回表
この回は木村投手がマウンドに上がり、
2アウトからカスティーヨ選手に3ベースヒットを許すも、福浦選手を打ちとって無失点。

8回表
この回は許銘傑投手がマウンドに上がり、
先頭の今江選手に死球、工藤選手にヒットを許してノーアウト1・2塁となるも、
里崎選手をセカンドゴロで2塁アウト、2塁ランナーアウトで2アウト2塁とし、
早坂選手を三振に取って無失点。

8回裏
2アウトから代打の熊代選手が内安打で出塁し、栗山選手がヒットで繋ぐも、
原選手が三振に倒れて無得点。

9回表
最後は抑えの牧田投手がマウンドに上がるも、
先頭の岡田選手に四球を与えてしまい、伊志嶺選手のライト前ポテンヒットでノーアウト1・2塁。
井口選手はショートフライに打ち取るも、
カスティーヨ選手に甘いスライダーを打たれて2点タイムリー2ベースで1点差に。
しかし、福浦選手をシンカーで空振り三振に、
今江選手に良い当たりを放たれるも、セカンド原選手がナイスキャッチを見せて試合終了。


今日の試合もすっきりと勝てたわけではありませんが、
前半戦との違いをはっきりと見せてくれた好ゲームでしたね。
勝負どころはなんといっても6回裏の攻撃でしょう。
先頭の栗山選手が出塁し、原選手が2ベースで繋いでくれ、
中島選手が2点タイムリーヒット、ここまでは前半戦もありました。
そこから中村選手も繋いで、代打の佐藤友亮選手が死球でノーアウト満塁、
そう、ノーアウト満塁の大ピンチ(苦笑)です。
しかも、打者は問題の人、フェルナンデス選手
ボテボテの内野ゴロ併殺の間の1点でもいいから入ってくれと消極的に祈っていたら、
タイムリーヒット、マジすいませんでした(^^;
続く浅村選手もタイムリーヒットで続き、
仕上げは原選手の押し出し四球、珍しく打線の流れる中での打者一巡となりました。

この中で一番大きかったのは原選手の活躍でしょう。
相手に3点のリードを許していましたから、簡単には追いつけない点差、
そこを長打で繋いでくれ、クリーンアップに回してくれたのがビッグイニングに繋がりました。
そして、もう1点欲しいというところでの押し出し四球、良い活躍を見せてくれました。
前にも書きましたが、原選手は前後の打者が調子良いとより生きるタイプ、
前を打つ栗山選手の出塁率の高さを生かしてランナーを進めながら、
後ろの中島選手の存在感を生かしながらしぶとく粘っていく、それができるのが原選手です。
単独では相手にプレッシャーを与えられる選手ではありませんが、
強打者の間に挟まることで相手に何倍ものプレッシャーを与えられる選手です。
そういう意味でも2番原選手という打順は非常に良いと思います。
基本的には左右関係なく2番起用でいいんじゃないですかね。


先発の涌井投手はストレートは良かったものの、
変化球のコントロールが全体的に甘く、高めに浮いたところをヒットされてしまいました。
そのため、ピンチではどうしてもストレートに頼りがちになってしまい、
そこを井口選手に狙い打たれて失点した感じでしたね。
3四死球10安打とランナーを出しまくっただけに、よく3失点で済んだと言えるのですが、
テンポの悪いピッチングで、とてもエースの投球とは呼べず、
涌井投手がマウンドを降りた後に打線が爆発したのも、全く関係がないとは言えない気がします。
まだ今日の内容だと、2軍でもう一回作り直して来いと言いたくなっちゃいますが、
ストレートには手ごたえあったでしょうから、次回は変化球のコントロールを修正して、
復活を遂げてもらいたいです。

抑えの牧田投手がリリーフ転向以降では初失点。
なんとなく今日は悪い予感がしていました。出身校の静清高校が負けたせいでしょうか(^^;
まぁ、昨日の時点で負けてるから、関係はないのでしょうが、ちょっと悪い予感はありました。
気になっているのは右打者へのインコースのシュート気味のストレート、
先発の時にはこれが非常に大きな武器になっていたのですが、
抑え転向以降はちょっと少なくなっているようにも感じます。
1点差の厳しい状況だと一発警戒で避けるのも分かるのですが、
今日のような3点リードの場合はガンガンと内を攻めてもらいたいです。
タイムリーを打たれたカスティーヨ選手の打席だって、
インコースを攻めておけば外のスライダーで打ち取れたわけで、
緊迫した場面でも内角を攻める勇気をもう一度思い出してもらいたいです。

中継ぎでは木村投手が勝ちパターンの7回に登板して無失点の好投を見せました。
どうやらこのまま右のセットアッパーとして定着しそうですね。
連投や調子次第では許銘傑投手の代わりに8回を任せる展開もありそうですし、
完全に勝ちパターンに入ってきた感があります。
まだ登板はないものの、粋のいいボールを投げる藤原投手も1軍登録されていますし、
2軍では怪我をしていた田中靖洋投手が帰ってきたようですから、
後半戦は若い速球派リリーフの台頭が進みそうな雰囲気です。
あとは左腕、最近結果の出ている松永投手が安定してくると頼もしいですね。



明日は帆足投手が先発です。
怪我の影響もなくなってきたでしょうから、
明日は左のエースとしての好投を期待したいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月25日 埼玉西武ライオンズ 4−2 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)成瀬(8回)
(西)石井一久(4回2/3)−木村(2回1/3)
 −許銘傑(1回)−牧田(1回)
(本)中島11号2ラン(8回裏)
ロッテ
西武 ×

キャプテン就任の中島が1ホーマー3打点の活躍を見せて、後半戦の開幕を飾る!
1番(中)栗山、2番(二)浅村、3番(遊)中島、4番(三)中村剛也、5番(一)平尾、
6番(指)フェルナンデス、7番(左)坂田、8番(右)佐藤友亮、9番(捕)銀仁朗
◆21日に長田投手が、昨日は林崎選手が1軍登録抹消。藤原投手と鬼崎選手が1軍登録。

1回表
先頭の岡田選手にヒットを許すも、
伊志嶺選手の送りバントがキャッチャーファールフライとなり、ランナー戻れずに併殺に!

1回裏
先頭の栗山選手が2ベースヒットで出塁し、浅村選手の送りバントで3塁へ。
ここで中島選手がセンターへ犠牲フライを放ち、ライオンズが1点を先制する!

2回表
先頭のカスティーヨ選手にヒットを許すも、福浦選手をファーストゴロ併殺に。

2回裏
2アウトから坂田選手がラッキーな3ベースヒットで出塁するも、
佐藤友亮選手がセカンドフライに倒れて無得点。

4回表
先頭の伊志嶺選手にヒットを許し、井口選手を空振り三振に取るも、
伊志嶺選手が2塁盗塁成功で銀仁朗捕手が悪送球エラーをして1アウト3塁に。
しかし、カスティーヨ選手を内角低めスライダーで空振り三振に取り、
福浦選手をセカンドゴロに取って無失点に抑える。

4回裏
2アウトから平尾選手がヒットで出塁するも、ふくらはぎに違和感を訴えて後藤選手に交代、
後続が倒れて無得点。

5回表
1アウトから里崎選手に四球を与えると、続く渡辺正人選手にも四球、
早川選手にも四球を与えてしまい、1アウト満塁のピンチ。
ここで岡田選手にミートされるも、ファーストに入った後藤選手がダイビング好捕でアウト!
しかし、伊志嶺選手に外角低めの変化球をしぶとく合わせられてセンター前2点タイムリー…
なおも、2アウト1・3塁とピンチが続いたため、2番手の木村投手が登板。
井口選手を高めのストレートでセカンドフライに打ちとって2失点止まりに止める。

5回裏
先頭の坂田選手がセンター前ヒットで出塁し、佐藤友亮選手の送りバントで2塁へ。
銀仁朗選手はサードゴロに倒れるも、
栗山選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち、ライオンズが同点に追いつく!

6回表
先頭のカスティーヨ選手にヒットを許すも、
今江選手をファーストゴロ併殺に取るなど無失点。

7回表
里崎選手を外角低めスライダーで、
早川選手をチェンジアップで空振り三振に取るなど三者凡退。

7回裏
1アウトから坂田選手がラッキーな2ベースヒットで出塁するも、
佐藤選手のセンター手前の打球を岡田選手にナイスキャッチされてアウト、
代打の熊代選手を起用するもセンターフライに倒れて無得点。

8回裏
先頭の栗山選手がヒットで出塁し、浅村選手が送りバントを失敗してしまうも、
中島選手が高めストレートを捉えるレフトへの2ランホームランを放ち、ライオンズが勝ち越し!

9回表
最後は牧田投手が全て内野ゴロに打ち取って三者凡退で試合終了。連敗ストップ!


いやー、ようやく連敗が止まりましたね。
オールスター休みが良い休息になったのか、今日はツキもありました。
坂田選手の3ベース・2ベースヒットは良いところに打球が落ちてくれましたし、
初回のロッテの送りバント失敗など、ライオンズの方に風が吹いていました。
一時は石井一久投手の三者連続四球でフイにしそうになったものの、
後藤武敏選手のファインプレーもあって、なんとか2失点に止めて後半戦へ。
最後はキャプテンに就任した中島選手の勝ち越し2ランホームランで勝利と、
非常に良い形で勝利することができました。
満点ではないものの、今後に弾みが付く良いスタートが切れたように思います。

打線では1番の栗山選手が同点タイムリーを含む3安打猛打賞と活躍し、
チームの全得点に絡みました。
中軸の中島・中村選手にチャンスで回すためには、栗山選手の高い出塁率が必要不可欠です。
前半戦同様に栗山選手が安定した打撃を見せてくれれば、チームは機能していくはず、
夏場に強い選手なので、今後の活躍が楽しみです。
キャプテンに就任した中島選手は初回の先制の犠牲フライと、
決勝の2ランホームランと試合を決める活躍を見せてくれました。
初回に中島選手の犠牲フライで1点を取れたことで、9連敗の呪縛が解かれましたよね。
堅実に1点を取ることができたのが非常に大きかったです。
決勝2ランはキャプテンの責任感が打たせた一発でしょう。
頼もしいキャプテンになってくれると思います。

打線の課題としては5番以降を打つ打者です。
今日は平尾選手が5番に入ったものの、ふくらはぎを痛めて途中交代、
ちょっと状態が心配です。
ここまで勝負強い打撃でチームを救ってきただけに、平尾選手が離脱となると痛いです。
少なくとも、スタメン出場は難しそうですから、5番打者は今後に向けての課題ですね。
本来、5番として期待されるフェルナンデス選手は今日もノーヒット。
マルハーン選手が来日し、あとはビザを待つだけという状況になったのに、火が付かず…
バッティングを期待されている選手なのですから、しっかりと結果を残してもらわないと辛いです。
明日以降の奮起を期待したいところです。


先発の石井一久投手は4回のピンチでは素晴らしいピッチングを見せたものの、
5回は下位打線に三者連続四球をしてしまうというミスで2失点してしまいました。
上位ならまだしも、下位打線に…ちょっと正直理解に苦しむというか… 
序盤からピンチの連続だったために、疲れが出てしまったのか分かりませんが、
こういうピンチの招き方は勘弁してもらいたいものです。

2番手の木村投手は今シーズン初めての競った展開での登板となりましたが、
力強いストレートに加え、スライダー・チェンジアップで相手打者を打ち取るなど、
変わらぬピッチングを披露し、今後に向けて大きな期待感を抱かせてくれました。
変化球の使い方も上手くなってきているだけに、よりストレートが生きてきますね。
惜しくもプロ初勝利はなりませんでしたが、この調子なら早いうちにチャンスが来そうですね。
先発として期待が高かった投手ではありますが、
このままセットアッパーとして期待していきたいです。



明日は涌井投手が先発です。
後半戦の逆襲のためにはエースの復活が必要不可欠です。
登板機会なしや怪我以外で登録を外されたことはローテに定着してからは初めてでしょうし、
その悔しさを明日にぶつけてもらいたいです。
エースの復活を期待しています!
明日もガンバレ、ライオンズ!!





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