2011年西武ライオンズ応援日記

7月3日 埼玉西武ライオンズ 2−5 北海道日本ハムファイターズ

(日)ケッペル(6回)−宮西(1/3)−榊原(2/3)
 −増井(1回)−武田久(1回)
(西)石井一久(6回)−藤田(1回)−平野(2回)
(本)中村剛也21号2ラン(6回裏)
日ハム
西武

投打が噛み合わず、同一カード3連敗で最下位転落…
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)中村剛也、5(中)栗山、
6番(指)フェルナンデス、7(右)大島、8(捕)銀仁朗、9(三)原

1回裏
先頭の浅村選手がヒットで出塁するも、片岡選手のファーストライナーで戻れずに併殺。

2回表
先頭の小谷野選手に2ベースヒットを許すも、3塁タッチアウト。
しかし、稲葉選手にも2ベースヒットを打たれ、
鵜久森選手にタイムリー2ベースを許して1失点。

2回裏
1アウトから栗山選手がサードのエラーで出塁し、
続くフェルナンデス選手がヒットを放ち、1アウト1・2塁となるも、
大島選手がピッチャーゴロ併殺に倒れて無得点。

3回裏
1アウトから原選手が2ベースヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

5回裏
2アウトから原選手がヒットを放つも無得点。

6回表
1アウトから杉谷選手にヒットを許し、糸井選手に四球。
ここで中田選手に2点タイムリー2ベースを打たれてしまい、2失点…

6回裏
先頭の片岡選手が四球で出塁し、
中島選手の初球にランエンドヒットでショートゴロで2塁へ進塁。
ここで中村選手が高めのストレートをバックスクリーン左へ運ぶホームランを放ち、2点を返す!

7回表
この回から藤田太陽投手がマウンドに上がり、簡単に2アウトを取るも、
鶴岡選手にヒット、陽選手にショート内安打を許して2アウト1・2塁となり、
杉谷選手に2点タイムリー2ベースを許して2失点…

7回裏
日ハムの投手が宮西投手に代わったところで、代打の熊代選手を起用し、
熊代選手がライトへ2ベースヒットを放ち、ノーアウト2塁。
しかし、銀仁朗選手は空振り三振、
代打の後藤選手を送ったところで、榊原投手に代わり、
代打の代打でブラウン選手を起用するもファーストゴロ、
浅村選手もショートライナーで無得点。

8回裏
この回から増井投手が登板し、先頭の片岡選手が2ベースヒットで出塁するも、
中島選手が三振、中村選手が四球の後、栗山選手がショートゴロ併殺で無得点。

9回裏
三者凡退で試合終了。


なんもないです。最下位転落ですか、まぁ、今のチームの実力に相応しいんじゃないでしょうか。
昨年優勝争いをしたチームとして考えるよりも、
最下位のチームとして考えた方がチームの建て直しも上手く行くのでは?
もう実績や名前に囚われず、抜本的なチーム改革をしてもらいたいです。
黙ってても打てないんだから、スモールベースボールやれよ!



火曜日からはソフトバンクとの2連戦です。
この調子では2連敗確実ですが、諦めずに頑張りましょう(←諦めてるじゃん)。
火曜からはガンバレ、ライオンズ!!




7月2日 埼玉西武ライオンズ 2−4 北海道日本ハムファイターズ

(日)武田勝(6回1/3)−榊原(1/3)−宮西(1/3)
 −増井(1回)−武田久(1回)
(西)涌井(7回1/3)−江草(2/3)−許銘傑(1回)
(本)フェルナンデス9号2ラン(7回裏)
日ハム
西武

涌井が背信投球でチームの流れを作れず… 攻撃もミスが重なっての敗戦…
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)後藤武敏、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)大島
◆岡本篤志投手が1軍登録抹消。坂元投手が移籍後初の1軍登録。

2回表
先頭の稲葉選手にヒットを許し、小谷野選手にもヒットを許してノーアウト1・2塁。
ホフパワー選手をレフトフライに打ち取るも、
スタートを切った2塁ランナーを刺そうとしてショートの中島選手が悪送球、
タイムリーエラーとなってしまい、先制点を許してしまう。

3回表
1アウトから1打席目にプロ初ヒットを許した杉谷選手に四球を与えてしまい、
2塁盗塁を決められた後に、糸井選手にタイムリーヒット。
さらに糸井選手に盗塁・ワイルドピッチで3塁へ進めてしまい、
中田選手を歩かせた後に、稲葉選手にタイムリーヒットを打たれて、この回2失点。

3回裏
1アウトから浅村・片岡選手の連続ヒットで1アウト1・2塁とチャンスを作るも、
2塁ランナーの浅村選手が捕手の牽制で誘い出されてタッチアウト。
中島選手も倒れて無得点。

7回裏
先頭の中村選手が四球で出塁するも栗山選手はライトフライ。
ここで日ハムは榊原投手にスイッチし、後藤選手は三振。
続いて宮西投手が登板したところで、代打のフェルナンデス選手を起用し、
フェルナンデス選手がレフトへ2ランホームランを放ち、1点差に迫る!

8回表
先頭の杉谷選手を内安打で出した後、2塁盗塁を決められ、
糸井選手は打ち取ったものの、
中田選手にタイムリー2ベースを打たれてしまい、涌井投手は降板。
後続は江草投手が抑えて3アウトチェンジ。

8回裏
この回から増井投手が登板し、先頭の大島選手がヒットで出塁し、
浅村選手はストレートの四球でノーアウト1・2塁のチャンス。
片岡選手は送りバントするもファール、最後はバスター見逃し三振でアウト。
続く中島選手はショートゴロ併殺打に倒れて、無得点。

9回裏
2アウトから代打の平尾選手がヒットを放つも無得点で試合終了。


昨日に引き続き悔しい敗戦になりましたねぇ…
まずはなんといっても涌井投手。エース失格です。
結局、得意の交流戦の時期が終わったら、このザマですか。
球団の評価の方が合ってましたよね。
ろくにパリーグの野球を見ていない(交流戦のみ)人間に調停なんてできるわけねぇよ。
特に昨年はですが、エース対決回避となることが多く、あまり目立たなかったのですが、
今年は投手戦になることが多いだけに、
簡単に先制点を与えてしまう悪い癖が目立っています。
今までの勝ち星がどれだけ打線に支えられていたのか、それが分かりますね。
2回の失点はエラー絡みだから仕方ないにしても、3回の失点は論外、
あまりデータのない選手に打たれた後、四球を出すのも涌井投手の悪い癖、
そこから失点ですから目も当てられません。
しかも、2点取ってもらって追い上げムードというところで、また失点。水差しまくり。
エースとして情けないピッチングだったとしかいいようがないです。
これじゃ先発3番手以降と投げ合う形じゃないと勝てないです。
とてもエース対決を制することのできる内容だとは言えません。
もっとしっかりとしてもらいたいです。
後半戦に弱いというレッテルを吹き飛ばし、球団とファンを見返してくださいよ。
今のままだと「調停泥棒」としか言いようがないです。もっとしっかりしろ!

打線もちぐはぐというか…
基本的に打てていないわけですが、それでもチャンスは必ずやってくるわけで、
だけれども、その2度のチャンスをいずれもミスしているようでは…
3回裏は浅村選手の走塁ミス、
8回裏は片岡選手がランナーを進められず、中島選手が併殺打。
昨日の試合で金子選手が送りバントを失敗しながらも、
粘りに粘ってヒットにし、チャンスを広げられたのとは大違いです。
最低でもゴロを転がせば、1・3塁になる可能性があり、
そうなれば片岡選手の足なら盗塁で2・3塁にできますから、
バントミスを取り返すことができるわけですが、それもできない。
もう攻守に歯がゆさしか残らない試合でしたね…

スポーツ紙によると、昨日の試合で中田選手がベンチ裏で怒られていたとか、
それを修正して、その後の勝ち越しタイムリーに繋げたそうで。
そういう記事を見ていると、ライオンズがこんなだらしない野球をやっているのは、
主力選手が弛んでるんじゃないのと思ってしまいます。
勿論、選手は一生懸命やっているんでしょうが…
優勝やクライマックスシリーズ圏内の3位を諦める時期でもありませんし、
気を引き締めなおして試合に臨んでもらいたいです。



明日は石井一久投手が先発です。
やや目標を見失いつつあるチームに喝を入れるためにも、
明日は頑張ってもらいたいですね。
一方の日ハム先発はケッペル投手、
良い投手ではありますが、今日の試合のように必ずチャンスはありますので、
そこを上手く突いて得点を積み重ねて行って欲しいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




7月1日 埼玉西武ライオンズ 2−6 北海道日本ハムファイターズ

(日)糸数(5回)−谷本(1回)−宮西(1回)
 −増井(1回)−榊原(1回)
(西)帆足(4回2/3)−藤田太陽(1/3)
 −松永(1/3)−岡本篤志(3回2/3)
日ハム
西武

投打に好対照の試合で、日ハムに強さを見せ付けられての敗戦…
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)秋山
◆菊池雄星投手が1軍登録抹消。大島選手が1軍登録。

1回裏
先頭の浅村選手がショート内安打で出塁し、
片岡選手が一二塁間を抜くヒットを放ち、ノーアウト1・2塁。
中島選手はストレートの四球でノーアウト満塁の大チャンス。
中村選手はボテボテのピッチャーゴロで本塁アウトのみで、
栗山選手が一塁を抜く2点タイムリーヒットを放って先制点を奪うも、
フェルナンデス選手がショートゴロ併殺に倒れて2点止まり。

2回表
2アウトから稲葉・金子選手に連続ヒットを許すも無失点。

4回表
先頭の糸井選手に2ベースヒットを許し、2アウトを取るものの、
稲葉選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。
この後、金子選手にもヒットを許すも、
ホフパワー選手を三振に取って3アウトチェンジ。

4回裏
先頭の栗山選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

5回表
1アウトから陽選手に2ベースヒットを許し、
2アウトから糸井選手にタイムリー2ベース、
中田選手にもタイムリー2ベースを許し、逆転されてしまう。
この後は2番手の藤田太陽投手が小谷野選手を打ち取って3アウトチェンジ。

6回表
先頭の稲葉選手に2ベースヒットを許し、
金子選手の送りバントをファールにするも13球粘られた末にヒットで無死1・3塁。
ここで松永投手がリリーフに立ち、ホフパワー選手を打ち取り、
続いて岡本篤志投手がマウンドに上がり、大野選手をピッチャーゴロに打ち取るも、
併殺を焦ったのか、2塁アウトのみで3塁ランナーホームイン…

7回表
稲葉選手のタイムリーやホフパワー選手の犠牲フライで2失点。

9回表
先頭の中村選手がヒットで出塁するも、栗山選手がセカンドゴロ併殺。
フェルナンデス選手も倒れて試合終了。


こういう試合を勝てるかどうかが強いチームと弱いチームの分かれ目なんでしょうね。
ライオンズは初回のチャンスで2点しか奪えず、
その後はチャンスらしいチャンスもないまま、2回以降は散発の3安打…
一方の日ハムは5回に3本の2ベースを集中して試合をひっくり返すなど、
チャンスで畳み掛ける強さが違いますもんね。
具体的にはチャンスで外角の球を逆方向に運べるのか、
それとも注文どおりに引っ張っちゃってゲッツーになるのかの違いなわけですが。
中田選手と中村選手のバッティングを見ていると、チームの教育の違いが分かります。
まぁ、スケール感のある打者に育てたい気持ちもあるのですが、
もう中村選手は十分スケール感あるわけですし、
4番として勝つためのバッティングもして欲しい気もしちゃいます…

リリーフ陣の違いもまざまざと見せ付けられる形になっちゃいましたし…
悔しいながらも、今の順位が頷けてしまいますね。
日ハムは主力の田中賢介選手を欠いていますし、
戦力的にはむしろライオンズの方が上とさえ言えるのに、
勝敗は日ハムに傾く、その差を改めて考えないといけないですね。



明日はエースの涌井投手が先発です。
ここ数試合はらしくないピッチングが続いているだけに、
次回はエースらしくビシッと決めてもらいたいですね。
簡単に先制点を与えてしまうケースが目立つだけに、
粘り強いピッチングを期待したいです。
一方の日ハム先発は武田勝投手。
相性は悪くない相手だと思いますが、今年は初対戦だと思うので、
気を引き締めて試合に臨んでもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月30日 埼玉西武ライオンズ 6−2 オリックスバファローズ

(西)菊池雄星(5回0/3)−岡本篤志(1回)
 −藤田(1回2/3)−江草(1/3)−牧田(1回)
(オ)木佐貫(4回)−桑原(4回)−高宮(1回)
(本)中村剛也19号ソロ(3回表)・20号ソロ(7回表)
  バルディリス5号ソロ(5回裏)
西武
オリックス

打線が序盤から順調に得点を積み重ね、菊池雄星が6回途中2失点でプロ初勝利!
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代
◆藤原投手が1軍登録抹消、菊池雄星投手が1軍登録。

1回表
1アウトから片岡選手がヒットで出塁し、2塁への盗塁成功、さらに悪送球で3塁へ。
ここで中島選手がライトへタイムリーヒットを放ち、1点を先制する!
さらに中村選手が四球で出塁し、栗山選手がセンターフライに倒れた後、
フェルナンデス選手も四球を選んで2アウト満塁、
ブラウン選手も四球を選んで押し出しで1点を追加!
銀仁朗選手はセンターフライに倒れて3アウトチェンジ。

1回裏
三者凡退。

2回表
1アウトから浅村選手が四球で出塁するも、片岡選手がショートゴロ併殺。

2回裏
荒金選手から三振を奪うなど三者凡退。

3回表
中島選手がヒットで出塁した後、牽制アウトになってしまうも、
中村選手がレフトへソロホームランを放ち、1点を追加!

3回裏
先頭のバルディリス選手にヒットを許すも、
坂口選手から三振を奪うなど、後続を打ち取って無失点。

4回表
先頭のブラウン選手がヒットで出塁し、2アウト2塁となるも、
浅村選手が泳ぎながらもレフト線へ運ぶタイムリー2ベースを放ち、1点を追加!

4回裏
三者凡退。

5回表
この回から桑原投手がマウンドに上がるも、
2アウトから栗山選手が四球で出塁し、
フェルナンデス選手のヒットで2アウト1・2塁とし、
ブラウン選手がタイムリーヒットを放ち、1点を追加する!

5回裏
勝ち投手を意識したのか、やや投げ急ぎ気味になってしまい、
2アウトからバルディリス選手に外角高めストレートを打たれてホームランを被弾。

6回裏
この回も菊池雄星投手がマウンドに上がるも、
先頭の大引選手に四球、続く坂口選手にストレートの四球を出してしまって降板。
2番手に岡本篤志投手がマウンドに上がり、
田口選手にタイムリーヒットを許すも、
後藤選手を空振り三振、T岡田選手をセカンドゴロ併殺に取って1失点止まりに。

7回表
中村選手が本日2本目のホームランを放ち、1点を追加する!

8回表
1アウトから代打の秋山選手がショート後方に落ちるヒットで2塁を陥れ、
浅村選手のセンター前ヒットで1アウト1・3塁とするも、
片岡選手がセカンドゴロ併殺に倒れて無得点。

9回表
最後は牧田投手が抑えて試合終了。


いやー、今日は見事な試合でしたね。
満点こそ上げられませんが、予想以上に満足な試合となりました。
まずは何といってもプロ初勝利を挙げた菊池雄星投手
前回の反省を踏まえて、味方が点数を着実に取っていっても舞い上がることなく、
ストレートやスライダーを低めに集めながら、安定感或ピッチングを見せてくれました。
変化球もスライダーを軸にしながらも、
カットボールとチェンジアップ系のフォークを混ぜながら、上手く打ち気を逸らしてました。
ただ、まだまだ欠点も多く、投げたがりなのかマウンド上でそわそわ気味で、
投げ急ぎ気味で十分に間を作れていなかったり、
勝利投手を意識した5回に球が上擦ってしまったり、
スタミナ面の課題も解消されておらず、100球近くなった6回に2四球を与えたりと、
良い所と悪い所がはっきりと出てはいるものの、
打者に向かっていく姿勢は変わらなかったですし、
今後に向けて楽しみだなと感じさせてくれるピッチングでした。
高校時代は球速が騒がれていたせいで荒々しいイメージもありましたが、
本来はトータルバランスで勝負するサウスポー、実戦型という感じがしますね。
あんまり良いピッチングをしすぎると調子に乗っちゃうでしょうし、
そういう意味では収穫と課題がくっきりと出た今日のプロ初勝利は、
菊池雄星投手の今後にとって非常に良いスタートとなったように思います。
まずはプロ初勝利、おめでとうございます。
おそらく、投手陣の枠の関係で明日登録抹消になると思いますが、
再登録の辺りに再び先発のチャンスが来ますから、
それまでに今日見つかった課題をクリアしていってもらいたいですね。

リリーフ陣も菊池雄星投手のプロ初勝利を消さないように必死の継投を見せました。
特に2番手の岡本篤志投手は再昇格後初登板だったのですが、
精神的リフレッシュをしに2軍に行ったのに、昇格後はいきなりキツイ場面(^^;
それでもタイムリーによる1点のみに抑えてくれ、チームの勝利に貢献してくれました。
岡本投手のリリーフが今日の試合の勝利を決めたと言えますね。
3番手の藤田太陽投手もピシャリと抑え、復調をアピールしてくれました。
唯一、不満だったのは最後に牧田投手を使ったことでしょうか。
慎重を期すのは分かるのですが、明日の先発は帆足投手ですから、
勝っていれば当然出番が来るわけで、まだリリーフ転向して間もないだけに、
潰れないように慎重に使って欲しい気持ちもあります。
そう考えるとグラマン投手の抹消は痛いんですよね…
もう1人、信頼して勝ちパターンに投入できるリリーフ投手がいませんと。


打線は12安打6得点で繋がりのある攻撃を見せることができました。
特に先発の木佐貫投手のボール球の変化球を見極め、
四球でチャンスを広げていったのは大きかったですね。
浅村・中島・ブラウン選手にタイムリーが出て、
その後のチャンスでは凡退したものの、
片岡選手が1打席目にヒット・盗塁と今日の試合の打線の流れを作ってくれましたし、
明日以降に向けても収穫のある攻撃だったと思います。
あとは交流戦好調だった栗山選手と銀仁朗選手の復調ですね。

そして中村剛也選手が3試合連続のホームランとなる2ホーマーで20号一番乗り!
3試合で5発の量産ですか。すげー(^^;
今年は飛ばない統一球が採用され、実際にホームランも減っており、
パリーグで二桁本塁打を打っているのは、
中村選手と中島選手、ソフトバンクの松田選手の3人のみ。
その中で、一人飛びぬけて打っているのが中村選手で、
60試合に満たない中での20本塁打はお見事としか言いようがありません。
目標とする40本塁打に向けて順調なペースで打っている感じですね。
あとはチャンスでのタイムリーが増えてきてくれると最高なんですが(^^;
それでも長打力はさすがとしか言いようがありません。



明日からは日ハムとの3連戦です。
初戦は帆足投手が先発です。
前回は故障明けであまり良いピッチングができず、
明日も球数を気にしながらになると思いますが、なんとか試合を作ってもらいたいですね。
一方の日ハム先発は糸数投手。
ここ最近は当たった記憶がないだけに、試合が始まってみないと分からない面もありますが、
連戦続きでリリーフ陣に負担がかかりつつあるだけに、
今日の試合同様に早い援護点でチームを勝利に導いて欲しいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




6月29日 埼玉西武ライオンズ 3−0 オリックスバファローズ

(西)西口(6回)−許銘傑(2回)−牧田(1回)
(オ)中山(9回)
(本)中島10号2ラン(6回表)、中村剛也18号ソロ(9回表)
西武
オリックス

中島と中村のアベックアーチで勝利! 西口−ミンチェ−牧田と繋いでの完封リレー!
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代
◆グラマン投手が肘痛で登録抹消。岡本篤志投手が1軍登録。

1回裏
先頭の坂口選手にヒットを許すも、
森山選手の送りバントがキャッチャーファールフライとなり、
後藤・T岡田選手をセンターフライに打ち取って無失点。

3回表
2アウトから熊代選手が粘った末の四球で出塁するも、
浅村選手がレフトフライに倒れて無得点。

3回裏
2アウトから坂口・森山選手に連続ヒットを許すも、
後藤選手をレフトフライに打ち取って無失点。

5回表
1アウトからフェルナンデス選手が2ベースヒットで出塁するも、
ブラウン選手がショートゴロ、銀仁朗選手が三振に倒れて無得点。

5回裏
1アウトから斉藤選手に死球を与えてしまい、大引選手の送りバントで2塁へ。
ここで坂口選手を敬遠し、森山選手をセンターフライに打ち取って無失点。

6回表
2アウトから片岡選手がセンター前ヒットで出塁し、
中島選手が初球の外角ストレートをライトスタンドへ運ぶ2ランホームラン!
ライオンズが2点を先制する。

7回表
先頭の栗山選手がヒットで出塁し、
フェルナンデス選手の弱い当たりのサードゴロで2塁へ進むも、
ブラウン選手と銀仁朗選手が倒れて無得点。

7回裏
この回から許銘傑投手がマウンドに上がり、
先頭の代打・赤田選手にヒットを許すも、
大引選手を三振、坂口選手をセカンドゴロ併殺に取って無失点。

8回裏
この回も許銘傑投手がマウンドに上がり、三者凡退に抑える。

9回表
1アウトから中村剛也選手が内角ストレートを打って、
レフトスタンドへ運ぶソロホームランを放ち、ライオンズが1点を追加する!

9回裏
この回は牧田投手がマウンドに上がり、
先頭のバルディリス選手に死球を与えてしまうも、
李選手を高めのストレート吊り球で空振り三振、
坪井選手をスローカーブで空振り三振、
代打の田口選手には詰まりながらのヒットを許すも、
大引選手を外角ストレートでライトフライに取って試合終了。


実は現時点で一番安定している先発投手は西口投手だったり…(^^;
打線好調で左打者の多いオリックス打線相手に苦戦するかなと思ったものの、
大阪ドームの相性そのままにという感じで危なげないピッチング、
ストレートとスライダーを軸にしたピッチングで6回を無失点に抑えてくれました。
本当ならば、もう1イニング行けそうだったのですが、
打球を足のスパイク裏辺りに当てたことの影響を考慮して交代となったようです。
まぁ、しかし、今日も素晴らしいピッチングでしたね。
涌井投手がここのところ良くなく、帆足投手もまだ状態はよく分からず、
岸投手の状態も上がってこないという状況ですから、
ベテラン投手2人にかかる期待は大きいです。
まだまだ老け込む年ではないところを見せてくれています。
2人ともベテランのイメージとは違って若々しいっすね。

2番手以降の継投をどうするかと思いきや、許銘傑投手が2イニングでした。
7回が球数10球と少なかったので続投を決めたそうですが、
あまり形に拘らずに、こういった形で柔軟に継投していっていいと思いますね。
下手に固定してしまうと、今後の連戦が戦いづらいですから。
抑えの牧田投手も2セーブ目を上げ、良い形で勝てたと思います。
今日は3点差と余裕があったからなのか、
スローカーブを多めに配してましたし、投球内容は文句なしです。


打線は状態を上げてきた中島選手のホームランが効きました。
2アウト1塁の場面で1塁ランナーは片岡選手、
当然盗塁を警戒する場面ですから、外角のストレート系が増える。
そこを狙い済ましたかのようにライトスタンドへ運んでくれましたね。
片岡選手を9番に下げず、2番に置いておいた効果が出てくれました。
9回には中村剛也選手にも2試合連続のホームランが出ましたし、
あとはタイムリー、チャンスで一本出ていないだけに、そこだけですね。
チャンスの方が狙い球は絞りやすいと思うんですが…
そこんところどうなんでしょうか、銀仁朗さん(苦笑)
若い選手が多いだけに、ベンチで狙い球を絞らせるのも一つの手かと思います。



明日は報道のとおり、菊池雄星投手の先発です。
本人は勝たないとみたいなコメントを残しているようですが、
勝ちを意識しすぎると、コーナーを狙いすぎてボール球が増えてしまったり、
逆にカウントが苦しくなるとストライク欲しさにボールを置きに行ったりしてしまうので、
あまり余計なことは考えずに、打者に向かって行く気持ちだけを貫いて欲しいです。
渡辺監督がここで先発させる理由も、
前回の打者に向かっていくピッチングを評価してのことですからね。
スライダー以外の変化球だとか小手先の変化は考えずに、
とにかく腕を振ってストレートとスライダーを投げる躍動感ある投球を期待したいです。
今日の西口投手を一つお手本にしてもらいたいですね。
一方のオリックス先発は木佐貫投手。
昨年はわりと打った印象が強いだけに、早い段階で攻略し、
最近負担をかけがちな投手陣を援護してもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




6月28日 埼玉西武ライオンズ 6−8 オリックスバファローズ

(西)岸(4回)−松永(1回)−江草(1/3)
 −藤田太陽(1回2/3)−藤原(1回)
(オ)金子(7回1/3)−平野(2/3)−岸田(1回)
(本)中村剛也16号2ラン(4回表)・17号2ラン(6回表)
西武
オリックス ×

中村のおかわり弾も空砲に… 投手陣が崩れての敗戦…
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)秋山

1回裏
2アウトから後藤選手にヒット、T岡田選手に2ベースヒットを許すも、
田口選手を空振り三振に取って無失点。

2回裏
1アウトからバルディリス選手にヒットを許し、2アウトを取るも、
大引選手に内安打、坂口選手にタイムリーヒットを許して1失点。

3回裏
1アウトから銀仁朗・秋山選手の連続ヒットで1アウト1・2塁とするも、
浅村選手がショートゴロ併殺に倒れてしまい、無得点。

4回表
1アウトから中島選手がファーストのエラーで出塁し、
中村選手がライトスタンド最前列へ運ぶ2ランホームランを放ち、逆転する!
さらに栗山選手が四球で出塁するも、
フェルナンデス・ブラウン選手が倒れて3アウトチェンジ。

4回裏
1アウトから鈴木選手に2ベースヒットを許し、
大引選手に同点タイムリー2ベース、
坂口選手にタイムリーヒットを打たれて逆転を許してしまう。

6回表
1アウトから中島選手がヒットで出塁し、
中村選手がレフトスタンドへのおかわり弾を放ち、再逆転をする!

6回裏
この回から江草投手がマウンドに上がるも、
1アウトから大引選手に四球、坂口選手に2ベースヒットを許して1アウト2・3塁。
ここで赤田選手にストレートの四球を与えてしまって1アウト満塁、
ここで後藤選手に走者一掃の3点タイムリー2ベースを許して逆転される。
さらにT岡田選手に四球を与えたところで、藤田太陽投手に代えるも、
代打の坪井選手にタイムリー2ベース、李選手に犠牲フライを許してしまう。

8回表
1アウトから途中出場の原選手がヒットで出塁し、
中島選手のヒットで1アウト1・3塁に。
ここでオリックスは平野投手にスイッチし、
中村選手のショートゴロの間に1点を返すのみ。

9回表
2アウトから途中出場の星選手が8球粘った末にライト線へのヒットを放ち、
代打の平尾選手がライトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち、1点を返す。
しかし、最後は浅村選手が空振り三振に倒れて試合終了。


まぁ、なんだ。岸投手は先発失格ですね…
ダブルエースでも先発2番手でもない。今の投球は先発6番手にかかるかどうか。
1軍経験の浅い若いピッチャーか40歳過ぎたベテランピッチャーのどちらか、
球数投げられないもん、ホント…
とてもじゃないですが、ローテの頭を任せたところで勝てる気がしません。
2軍で再調整するか、リリーフ転向するか、真剣に考えないといけないかと。
もう故障上がりの猶予期間は終わってます。しっかりしてくれないと…

6回の江草投手への継投も謎と言えば謎。
考えられるのは2イニング任せようと思ったことぐらい。
普通は1番の坂口選手のところから投入となりますが、
通常よりも1イニング前倒しにせざるを得なかったことで、狂いが生じましたね。
ライオンズファンからすると、一番頭を抱えたのが赤田選手への四球でしょう。
お世辞にも勝負強い選手とは言えないわけで、
どう考えても後ろの後藤選手の方が怖い。
なんとか赤田選手を三振か内野フライで打ち取り、
後藤選手を歩かせも視野に入れながらボール球を振らすというのが、
6回裏のピンチの切り抜け方だったにも関わらず、
赤田選手に簡単に四球を出してしまうなんてありえません。
「ロシアパンはスパイだ」と叫びたくなりました(苦笑)
んー、好投していたのがぶち壊し。リリーフ再編は夢のまた夢ですか。

もう岸投手を8回のセットアッパーにして、許銘傑投手を代わりに先発に。
さすがにもう我慢の限界というか、
先発の仕事をしっかりとしてくれよという感じです…


打線の方は昨日の汚名返上で中村剛也選手が2打席連続ホームランの
4打点の活躍を見せ、4番の仕事を果たしてくれたものの、チームは敗戦…
4番の一発を無駄にするチームとかありえないですな。
そういう意味では今日は勝たないといけない試合でした。

今日の試合で言うことではありませんが、
中島選手と中村選手の打順を入れ替えてみるのも面白いんじゃないかと思ったり。
普通は中島・中村選手の並びなんでしょうが、逆の方が機能するんじゃないのと。
昨日の試合のように、1アウト2塁ではヒット1本では返れないけれど、
2アウト2塁からはヒット1本で返れるし、勝負に行けます。
片岡選手が2番を打つことを前提とすれば、
盗塁警戒でストレート系が増える可能性もあるし、
一発警戒で変化球が増えて走りやすくなる可能性もある。
1アウト2塁では2アウト2塁と比べて長打警戒にならざる得ないから、
四球の可能性も膨らむ。
メジャーの3番打者最強説も分からんでもないな〜と思うようになりました。
今日は良い働きをしてくれましたが、
中村選手は4番打者としては物足りないのは確かです。
最低でもホームランの3倍以上の打点は欲しいところ。

心配なのは片岡選手。1回の守備で途中交代の理由は軽い脳震盪。
異常がなければ打撲等の怪我よりは良かったということになりますが、
頭は野球人生を狂わせかねない場所だけに、大事無いことを祈りたいです。
交流戦のロッテを始めとして、他球団は野手の故障者が多く出ているだけに、
今後の夏場の連戦もありますから、故障しないように気を配ってもらいたいですね。



明日は西口投手が先発です。
今シーズンは安定感あるピッチングが続いていますので、
変わらぬピッチングを期待したいです。
一方のオリックス先発は中山投手。
まだ打線の方がいまひとつなライオンズですが、立ち上がりを上手く攻撃して、
点数を積み重ねていってもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!





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