2011年西武ライオンズ応援日記

6月27日 埼玉西武ライオンズ 1−2 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)永井(7回)−美馬(1回)−スパイヤー(1回)
(西)平野(7回)−グラマン(1回)−許銘傑(1回)
楽天
西武

終盤に同点に追いつくも、試合前半の拙攻が響いての敗戦…
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代

1回表
先頭の鉄平選手にヒットを許し、内村選手の送りバントがキャッチャーフライとなり、
聖澤選手をセンターフライに打ちとって2アウトを取るも、
ルイーズ選手の所でワイルドピッチ、さらにタイムリー2ベースを打たれて1失点。

1回裏
先頭の浅村選手がヒットで出塁し、片岡選手のピッチャーゴロの間に2塁へ、
中島選手のヒットで1アウト1・3塁とするものの、
中村選手と栗山選手が連続三振に倒れてしまい、無得点。

3回表
先頭の嶋選手に粘られた末にヒットを許し、
1アウトから内村選手にヒットを許して1アウト1・3塁のピンチを招くも、
聖沢選手を外角低めスライダーで空振り三振、
ルイーズ選手をライトフライに打ちとって無失点。

3回裏
1アウトから浅村選手がショートの悪送球で出塁し、
片岡選手がピッチャー強襲内安打を放ち、1アウト1・2塁とチャンスを広げるも、
(打球が永井投手の左手に当たり、治療で時間が空く)
中島選手はセンターフライに倒れ、
2塁ランナーの浅村選手がアウトカウントを間違えてしまって併殺に…

4回裏
先頭の中村・栗山選手が連続四球で出塁してノーアウト1・2塁、
フェルナンデス選手はライトフライに倒れるも、
ブラウン選手も四球を選んで1アウト満塁のチャンス。
しかし、銀仁朗選手がライトへの浅いフライ、
熊代選手がセンターフライに倒れてしまい、無得点。

5回裏
先頭の浅村選手がサード内安打で出塁し、
片岡選手はショートゴロで2塁アウトも、2塁盗塁を決めて1アウト2塁。
しかし、中島・中村選手が倒れてしまい、無得点。

6回表
先頭の内村選手にセーフティバント内安打を決められ、
聖沢選手の送りバントも内安打となってしまい、ノーアウト1・2塁。
ルイーズ選手にフルカウントから四球を与えてしまってノーアウト満塁の大ピンチ。
しかし、草野選手を外角ストレートで空振り三振、
高須選手をショートゴロ併殺に取って無失点。

8回裏
先頭の中島選手がヒットで出塁するも、中村選手はショートゴロで2塁アウト。
栗山選手もセカンドゴロで2アウト2塁。
フェルナンデス選手の所で内角の危ない球が続いて、一触即発の乱闘騒ぎになるも、
特に拡大することなく沈静化となり、結果はそのまま四球で2アウト1・2塁。
ここでブラウン選手がライトへタイムリーヒットを放ち、同点に追いつく!
さらに2アウト1・2塁とチャンスが続くも、銀仁朗選手はセンターフライで3アウトチェンジ。

9回表
この回から許銘傑投手がマウンドに上がるも、先頭の草野選手に死球。
高須選手の送りバントで2塁へ進められた後、
ガルシア選手にストレートが甘く入ってタイムリーヒットを許して1失点…

9回裏
三者凡退で試合終了。


んー… 8回裏に追いついたのは良かったんですが、9回にあっさり取られて敗戦…
勿体無いといえば勿体無い失点の仕方でしたが、
これまで頑張ってくれてきていることを考えると責められません。
やはり敗因は序盤のチャンスを何度も潰した打線、
とりわけ中村選手を中心とする主軸打者でしょう。
ソロホームランは期待できても、タイムリーや犠牲フライさえも期待できない4番打者はどうなの?
中村選手にあまり縮こまって欲しくない気持ちはあるものの、
チームが勝つためには勝負どころで最低限の仕事をしてもらいたいです。
三振しているイメージしかない…
これが続くなら4番を外した方がいい。
だから浅村・片岡・栗山・中島・中村選手の順にしろと。次はブラウン・フェルナンデス選手で。

同点タイムリーを打ったブラウン選手はそういう雰囲気がありましたね。
4回の打席でもフォークをしっかりと見送れたことは収穫です。
まぁ、元々待ちの打者ですから、四球は多く取れるわけですが、
打撃の状態も良さそうですし、対右投手ならフェルナンデス選手よりも期待できそうな感じです。
まだ打線がしっくりいっていない感があるだけに、
ブラウン選手には頑張ってもらいたいですね。

今日の試合の最大の収穫は先発した平野投手の好投でしょう。
先発復帰が吉と出るか凶と出るか、期待半分・不安半分で見ていたものの、
立ち上がりは案の定失点… そこは課題が出てしまう結果となりましたが、良かったのはその後。
今日のような試合展開は先発していたシーズン序盤にもよくあって、
先に失点してしまうものの、一度は立ち直りながら、中盤まで投げていくも、
打線の援護がなく、耐え切れずにピンチで一気に崩れて降板、そういうケースが続きました。
今日の試合でも6回にアンラッキーな形でノーアウト満塁のピンチを迎えたわけですが、
そこで崩れずに、三振とゲッツーという最高の結果で乗り切れたことは、
リリーフでの経験が生きたと思わせてくれる結果でしたよね。
中盤のピンチの乗り切り方は最高だっただけに、
あとは立ち上がりの失点を防ぐことを課題とし、今後の先発投手としての働きに期待したいです。
牧田投手がリリーフに回った穴を平野投手が埋めてくれそうな雰囲気になりましたね。



明日からはオリックスとの3連戦です。
先発は岸投手、相手の先発は金子投手。
2人とも良い投手ではありますが、故障上がりなだけに、
中盤の攻防が激しくなると予想されますので、打線とリリーフ陣の活躍に期待がかかります。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月26日 埼玉西武ライオンズ 5−4 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)川井(2回1/3)−川岸(1回2/3)−小山(1回2/3)
 −有銘(1/3)−青山(2回)
(西)石井一久(6回)−江草(1回)−許銘傑(1回)−牧田(1回)
(本)ガルシア2号2ラン(6回表)
楽天
西武 ×

中島の2点タイムリー2ベースで逆転し、江草・許を繋いで、牧田がプロ初セーブを挙げての勝利!
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)後藤武敏、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代

1回裏
2アウトから中島選手が内安打で出塁し、
中村選手が四球、栗山選手の死球で2アウト満塁となるも、
フェルナンデス選手がサードゴロに倒れて無得点。

2回裏
1アウトから銀仁朗選手がヒットで出塁し、
熊代選手のエンドランショートゴロの間に2塁へ、
浅村選手が四球を選び、2アウト1・2塁となるも、
片岡選手がサードライナーに倒れて無得点。

3回表
1アウトから鉄平選手にヒットを許し、聖澤選手は打ち取るも、
松井稼頭央選手に四球を与えてしまい、ルイーズ選手のタイムリーで1失点。
さらに草野選手の打球でライト熊代選手のタイムリーエラーを犯してしまい、
2点目を献上してしまう。
続く高須選手はセンターフライで3アウトチェンジ。

3回裏
先頭の中島選手がヒットで出塁し、
1アウトから栗山選手がセンターへタイムリー2ベースを放ち、1点を返す!
さらにフェルナンデス選手のヒットで1アウト1・3塁とした後、
後藤選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち、同点に追いつく!
この後、東北楽天は2番手の川岸投手に交代し、
銀仁朗・熊代選手が倒れて、逆転はならず。

6回表
2アウトから高須選手にヒットを許し、
ガルシア選手に外角のストレートを打たれる2ランホームランを浴びて2失点。

6回裏
この回から小山投手が登板し、
2アウトとなるも、熊代選手がライトへのヒットで出塁すると、
浅村選手が四球を選んで2アウト1・2塁となり、
片岡選手のショートゴロがタイムリーエラーを誘い、1点を返して2アウト1・3塁、
ここで中島選手がライトへの2点タイムリー2ベースを放ち、ライオンズが逆転!
続く中村選手は四球でチャンスが続くも、
代わった有銘投手から栗山選手が三振に倒れて3アウトチェンジ。

7回表
この回から江草投手が登板し、
嶋・鉄平選手をストレートで連続見逃し三振に取るなど、三者凡退。

7回裏
この回から東北楽天は青山投手がマウンドに上がり、
先頭のフェルナンデス選手がヒットで出塁し、
代走の斉藤選手を起用、代打の原選手の送りバントで2塁へ進めるも、
銀仁朗選手と代打の平尾選手が連続三振に倒れて無得点。

8回表
この回から許銘傑投手が登板し、
松井稼頭央・ルイーズ・草野選手を三者凡退に抑える。

9回表
最後は牧田投手がマウンドに上がり、
高須選手を高めのストレートでショートゴロ、
ガルシア選手を外角のスライダーでサードフライ、
代打の中村選手を高めストレートでショートゴロに打ち取って試合終了。


いやー、後ろが安定しているって本当に素晴らしいですね〜
先発投手がマウンドに下りた状態での終盤3イニングが無風だったのは、
正直言ってここ最近で全く記憶にないです。
仮に逃げ切れたとしても、どこかでピンチを迎え、
ワンポイントのリリーフが挟まることが常だっただけに、
今日の試合のように7回江草・8回許銘傑・9回牧田投手と、
いわゆる勝利の方程式のようにきっちりはまることは、ライオンズでは珍しいでしょう。
それだけにビックリというか、まだこの1試合だけではあるものの、
終盤のリリーフに期待感を抱かせる内容だったように思います。

トレード移籍してきた江草投手は最初はバッテリーがペースを掴めずに、
スライダーやフォークといった変化球を多投する傾向にあったのですが、
今はストレートを軸に組み立てており、
低めにストレートを集めるピッチングで良い結果が残っているように思います。
許銘傑投手との順番は打順によりけりという形になるでしょうが、
重要なセットアッパー役を担うことは間違いないだけに、
今後も頑張ってもらいたいですね。
許銘傑投手は本当なら連戦が来るだけに先発に戻したいところなのですが、
現在のリリーフ事情からすると外せないところ。
江草投手と牧田投手がきっちりはまれば、
岡本篤志投手が帰ってきた時に役割を託して先発に戻すこともできますので、
それまでの間、安定感あるリリーフとして期待したいです。
抑えに回った牧田投手はリリーフ転向を紹介するスポーツ紙の記事で、
「変化球投手」みたいなことが書かれていてビックリしましたが、
牧田投手はアンダースローの本格派ですよね、
短いイニングならストレート一本でも押せるだけに、
先発時に苦手としていた左打者も苦にならないでしょう。
ただ、ストレート一本調子というわけにもいかないので、
ボール球を上手く使いながら、スローカーブを見せ球として使うなど、
先発の時の早い勝負とは違う、じっくりと勝負に行けるピッチングも身につけて欲しいです。
まぁ、それはおいおいということなので、まずは良いスタートを切れたと思いますから、
この調子で頑張ってもらいたいです。

この3戦とも全て、チャンスに回ってくるのが、
2番の片岡選手と、6番のフェルナンデス選手。
特に片岡選手が当たっていないだけに、なかなか得点できていないわけですが、
そういう意味でも大きかったのが6回のタイムリーエラーによる得点ですよね。
あれが本当に助かりました。片岡選手には失礼ではありますが…
そして、その後をしっかりと決めてくれたのが中島選手
まだ打率は上がっていないものの、勝負強い一打を見せてくれるとファンも納得です。
勝負どころで打線が繋がったことが今日の勝因でした。

心配なのはやっぱり片岡選手
片岡選手の足を期待して、1番を外しても2番で使っているわけで、
それが全く出塁できないという状況では2番においておく価値がなくなってしまいます。
復調を期待しているからこその2番なんですが… 裏目に出てるんですかねぇ…
これなら9番に下げた方がいいのでしょうか…
打線の流れからいっても、栗山選手を2番に戻した方が良い雰囲気ですし…
今の打順は浅村選手と栗山選手の後にチャンスが来るだけに、
そこを打つ打者をどうするのか、片岡選手には頑張ってもらいたいです。



明日はお休み、ではなく、連戦中ということで試合があります。
先発はリリーフから先発に戻った平野投手、一方の東北楽天は永井投手です。
平野投手が先発に戻るには明日の試合は大きなチャンスです。
菊池雄星投手をはじめ、若い投手が2軍で先発の機会を狙っているだけに、
平野投手はここで実力を見せたいところですよね。
相手の永井投手は相性の良い相手だとは言えませんが、
失投があるだけに、一発で仕留めることができれば得点のチャンスはあります。
課題だった後ろの投手が安定しそうな気配ですから、
じっくりと腰を据えた戦いを期待したいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




6月25日 埼玉西武ライオンズ 1−9 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)田中(8回)−美馬(1回)
(西)涌井(6回)−松永(1回2/3)−藤原(1回1/3)
(本)ルイーズ3号ソロ(4回表)
  中村剛也15号ソロ(7回裏)
楽天
西武

投打に粘りを見せられず、終盤に畳み掛けられての大敗を喫する…
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代

1回表
先頭の鉄兵選手にヒットを許すも、後続を打ちとって無失点。

1回裏
先頭の浅村選手がレフト前ヒットで出塁し、片岡選手の送りバントで2塁へ。
中島選手はライトフライでランナーが3塁に達するも、
中村選手が三球三振で3アウトチェンジ。

4回表
ルイーズ選手に外角のスライダーを打たれて、レフトへのソロホームランを被弾…

5回裏
1アウトからフェルナンデス選手がチーム2本目となるヒットを放つも、
ブラウン・銀仁朗選手と連続三振に倒れて無得点。

6回表
先頭の聖澤選手をサード中村選手の送球エラーで許してしまい、
松井稼頭央選手のヒットでノーアウト1・3塁となって、
ルイーズ選手にノースリーからのスライダーを打たれてレフトへの2点タイムリー2ベース…
さらに草野選手の送りバントで3塁へ進められた後、
高須選手にタイムリーヒットを許して失点。

7回裏
中村選手が高めに浮いた変化球を捉えるホームランを放ち、1点を返す!

8回表
2番手の松永投手が2イニング目に突入し、先頭のルイーズ選手をサードのエラーで出すと、
草野選手にヒットを許し、途中出場の内村選手にタイムリーヒット、
途中出場の平石選手を空振り三振に取るも、中村選手に犠牲フライを許して失点、
さらに嶋選手にタイムリー3ベースを打たれて3失点。
ここで3番手に藤原良平投手がマウンドに上がるも、
鉄兵選手にタイムリーヒットを許して失点。

9回表
1アウトから途中出場の草野選手に2ベースヒットを許し、
2アウトから内村選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。

9回裏
2アウトから中島選手が2ベースヒットで出塁するも、無得点で試合終了。


んー… またルイーズか…
何でこんなに涌井投手はルイーズ選手に打たれるのでしょうか。
イメージ的にはスライダーばかり打たれてる感じがするんだけどなぁ。それでもスライダーか。
外角のボール球が弱点ではあるのだろうけれども、涌井投手の場合は合ってしまう。
もう少しバッテリーで考えてもらいたいです。同じ打者にやられすぎ。

あとはもうね、どうしようもない試合でした。
チャンスは初回だけ、1アウト2塁で中島選手と中村選手が凡退したのが全てでした。
田中投手は尻上がりに良くなっていくだけに、
立ち上がりに点を取っておくと楽になったはずなんですが、攻めきられませんでした。

まぁ、でも初回のチャンスを逃しても、
ライオンズ打線は田中投手を比較的打っているだけに、
接戦となれば相手の方が意識してくれたはずなんですが、
涌井投手が簡単に点数をやってしまってはノーチャンスです。
こういったエース対決では先に点数をやってはいけないのが鉄則なのに…
なんとも情けないピッチングになってしまいましたね。
味方にエラーが出ると、簡単に失点してしまう印象をまた拭えませんでした…

今日はもう忘れます。語ることないし。



明日は石井一久投手が先発です。
交流戦期間は不規則なローテでしたが、その分、休養を取れているでしょうし、
これから先の夏に向けてベテランの味を見せてもらいたいですね。
一方の東北楽天先発は左腕の川井投手。
少々打線の波が激しいだけに、安定した得点力を誇れるように、
チームで工夫をしていってもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月24日 埼玉西武ライオンズ 7×−4 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)ヒメネス(4回1/3)−川岸(1回1/3)−有銘(1/3)
 −小山(1回)−美馬(1回)−スパイアー(2/3)
(西)帆足(4回)−藤原(1回2/3)−松永(1回1/3)
 −藤田太陽(1回)−グラマン(1回)
(本)フェルナンデス8号同点2ラン(9回裏)、
  浅村4号サヨナラ3ラン(9回裏)
楽天
西武 5×

打線組み替えが功を奏すも、あと一本が出ず。9回に2本塁打が飛び出し、サヨナラ勝ち!
1番(左)浅村、2(二)片岡、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(中)栗山、
6番(一)フェルナンデス、7(指)ブラウン、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代

1回裏
2アウトから中島選手が2ベースヒットで出塁し、
中村・栗山選手の連続四球で2アウト満塁となるも、
フェルナンデス選手がサードゴロに倒れて無得点。

2回表
1アウトから草野選手に2ベースヒットを許し、
高須選手にセンター前タイムリーを打たれて先制点を許す。
さらに、ガルシア選手にヒットを打たれ、牧田選手に死球を与えて満塁となり、
嶋選手にタイムリーヒット、鉄平選手に押し出し死球を与えて、合計3失点。
なおも、1アウト満塁とピンチが続くも、
聖澤・松井稼頭央選手を連続三振に取って3アウトチェンジ。

2回裏
先頭のブラウン選手が2ベースヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

3回裏
1アウトから中島選手が2ベースヒットで出塁し、
中村選手がライト前ヒットを放つも、中島選手が本塁憤死…
栗山選手の四球で2アウト1・2塁となるも、
フェルナンデス選手がショートゴロに倒れて無得点。

4回表
1アウトから嶋選手に四球を与えてしまい、鉄平選手にヒットを許し、
2アウトから松井稼頭央選手にタイムリーヒットを打たれて1失点。

4回裏
2アウトから熊代選手がヒットで出塁し、浅村選手のヒットで1・3塁とするも、
片岡選手がサードゴロに倒れて無得点。

5回裏
先頭の中島選手が死球で出塁し、
中村選手のサード強襲ヒット、栗山選手の四球でノーアウト満塁のチャンス。
ここでフェルナンデス選手がセンター犠牲フライを放ち、1点を返し、
ブラウン選手の四球で1アウト満塁となり、
銀仁朗選手がセカンドフライを打ち上げてしまうも、
インフィールドフライ落球があってランナーホームイン(アピールなし)。
代打の石井義人選手を起用するも、サードフライに倒れて2点止まり。

6回裏
先頭の浅村選手が四球で出塁し、片岡選手の送りバントで2塁へ。
中村選手はレフトフライに倒れるも、中村選手が四球で2アウト1・2塁。
しかし、栗山選手が代わった有銘投手の前にライトライナーに倒れて無得点。

8回裏
1アウトから浅村選手がフェンス直撃の2ベースヒットで出塁するも、
片岡・中島選手が倒れて無得点。

9回裏
楽天は抑えのスパイアー投手がマウンドに上がり、
1アウトから栗山選手が四球で出塁し、
フェルナンデス選手が外角高めストレートを捉えてセンター左への同点2ラン!
さらにブラウン選手が死球で出塁し、
銀仁朗選手の送りバントで2塁へ進め、代打の平尾選手が四球で繋ぎ、
浅村選手が高めの変化球を捉えてレフトスタンドへのサヨナラ3ランホームラン!


試合経過を見ても分かるように、今日は実に荒っぽい試合でした…
楽天が9個の四球と2個の死球、
ライオンズが2個の四球と4個の死球という形でしたから、
警告試合を宣告されてもおかしくない試合でした。
これだけ死球が多かったのに、両チームとも静かだったのが不思議なくらいですね。
そうやって両チームともにランナーは出ているのですが、
決まってあと一本が出ない、そんな形で試合が進行していきましたね。
両チームの首脳陣・ファンにとってストレスの溜まる試合だったことは間違いありません。

で、こういった試合を取るか落とすかは、翌日に向けて大きな意味を持つのですが、
9回にフェルナンデス選手浅村選手の2本のホームランで見事にひっくり返しました。
いやー、逆の立場になることがしょっちゅうだっただけに、
こういう逆転勝利は正直思ってもいませんでした。
楽天も抑えに苦しんでいるからこその展開だと言えましょう。
まぁ、それにしても2本のホームランともに素晴らしかったです。
特にフェルナンデス選手はそれまで何度も決定的なチャンスで打席に立ちながらも、
犠牲フライ1本に留まっていただけに、
最後の最後で試合を振り出しに戻せたことは良かったですね。
汚名返上という打席でした。一振りで決めたのは偉い。
浅村選手は1番で起用されても積極性を失わず、
この打者は何か持っていると感じさせてくれる一発でした。
投手の成績があまり伸びていないだけに、新人王資格のある浅村選手が活躍すれば、
野手振りと言われがちな新人王ではありますが、チャンスは十分にあります。
浅村選手の1番は合っていると思うので、積極的な斬り込み隊長として頑張って欲しいですね。

打線の組み替えに関してですが、浅村選手を1番に使い、
片岡選手を2番で起用したのは良かったと思います。
8回に片岡選手がタイムリー打っていれば、成功だと言えたのですが、
片岡選手のバットが復調しない限りは判断しかねる面はありますね。
それでも1番打者が代わって、打線に変化が生じたことは間違いないように思います。
あとは栗山選手の5番が正直勿体無い感じがしちゃいます。
今日の試合でも分かるように、四球を多く選ぶ打者ですから、出塁率は高いわけで、
例えば9回のフェルナンデス選手の打席がホームランだったから良かったものの、
内野ゴロなんてことになると併殺の可能性も高まり、そこで打線が途絶える可能性もあります。
ベストなのはやっぱり3番かなぁと思ったりもしますが、
そうなると中島選手と中村選手を動かす必要が出てくるだけに、
監督としては判断が難しいのかもしれませんね。
幸い中村選手の打撃が復調してきているようなので、しばらくはこれで様子を見そうです。

あとは1軍復帰したブラウン選手が1安打を放ち、2四死球で出塁するなど良い働きをしました。
一時はこのままチャンスが来ないのではないかとも思いましたが、
打線の梃入れの必要性が生じて、再びチャンスが回ってきましたね。
外国人選手の見切りとしてはここらが最後になってくるでしょうから、
是が非でも結果を残し、1軍戦力として頑張ってもらいたいです。
そういう意味では良いスタートだったと思います。



明日は涌井投手が先発で、相手の先発は田中投手です。
今日は荒れた試合になりましたが、明日は投手戦になるでしょうから、
新しい打線で繋ぐ形はできていたと思いますので、
チャンスを一発でものにする集中力で勝利してもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!





応援日記一覧に戻る

〔FTcomのindexへ〕