2011年西武ライオンズ応援日記

6月19日 セパ交流戦 埼玉西武ライオンズ 1−10 読売ジャイアンツ

(西)牧田(5回1/3)−松永(2/3)−藤原(1回)−野上(1回)
(巨)澤村(7回)−ロメロ(1回)−アルバラデホ(1回)
(本)阿部3号2ラン(6回裏)、坂本9号2ラン
西武
巨人 × 10

投打にボロボロで、交流戦最後の試合を完敗…
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)フェルナンデス、
6(左)浅村、7(右)秋山、8(捕)銀仁朗、9(投)牧田

2回表
1アウトから浅村選手が四球で出塁し、秋山選手が三振に倒れるも、
銀仁朗選手がヒットを放ち、2アウト1・2塁。
しかし、牧田投手が三振で3アウトチェンジ。

4回表
先頭の中村・フェルナンデス選手の連続ヒットでチャンスを作り、
浅村選手の送りバント、秋山選手への敬遠の四球で1アウト満塁のチャンス。
しかし、銀仁朗選手が低めのフォークに空振り三振、
牧田投手も三振で無得点。

4回裏
先頭の坂本選手にヒットを許すも、後続を打ちとって2アウト2塁。
しかし、ここからラミレス選手にタイムリーヒット、
長野選手のヒット、小笠原選手の2点タイムリー2ベースで3失点…

5回表
1アウトから栗山選手がヒットで出塁するも、中島選手がセカンドゴロ併殺。

6回裏
先頭の亀井選手にヒットを許し、阿部選手に2ランホームランを許して失点。
続くラミレス選手にもヒットを打たれ、長野選手を打ち取った後に、
2番手の松永投手がマウンドに上がり、後続を抑えて3アウトチェンジ。

7回裏
この回から藤原良平投手がマウンドに上がるも、
1アウトから代打の脇谷選手、坂本選手に連続ヒットを許し、
亀井選手のタイムリーヒットで1失点。
後続の阿部・ラミレス選手は連続三振に取って3アウトチェンジ。

8回裏
この回から野上投手がマウンドに上がるも、
坂本選手に2ランホームランを浴びるなど散々の4失点…

9回表
この回はアルバラデホ投手と対戦し、
フェルナンデス選手のヒット、浅村選手の死球でチャンスを作り、
代打の星・後藤選手が連続三振に倒れるも、
代打の原選手がヒットを放ち、2アウト満塁。
ここで片岡選手がタイムリーヒットを放ち、1点を返す。
しかし、栗山選手がショートゴロで試合終了。


********************今シーズン終了のお知らせ*********************
早々と終戦宣言したくなるような試合でした。こんなんじゃリーグ優勝は無理です。
悔しいながらも3位狙いに切り替えるしかないのか… 力ないなぁ…
序盤のチャンスを生かせなかったのが全てで、
牧田投手は仕方ないにしても、
4回の銀仁朗選手で1点も取れなかったのは致命的でした。
交流戦打撃好調で、今は栗山選手の次に頼りになる存在ですから、
このチャンスを生かせなかったのは痛かったです。
まぁ、でも一番の原因は1番でしょうね。いい加減、レギュラー陣にもメスを入れろよと。
原監督のようにコロコロ変えられても困りますが、
打てなくともレギュラー安泰というのも工夫が感じられません。
もう少し危機感を出して欲しいです。

先発の牧田投手はらしくなかったというか、粘れませんでしたね。
1点で止めていればチャンスもあったと思うのですが、
立て続けに3点取られたのは痛かったです。
ホームランもカウントを悪くしての一発、早めに追い込む牧田投手らしくない投球でした。
残念、次回登板に期待したいです。

1点を失ったものの、藤原良平投手はその後のピンチにおいて、
阿部・ラミレス選手という左右の主軸を連続三振に取ったことで、
評価を上げたように思います。
速いストレートと曲がりの大きなスライダー、
中継ぎは手薄で速球派の投手が少ないだけに、アピールを続けてもらいたいです。



結局、交流戦は前半好調、後半失速といういつものパターンになってしまい、
調子の良かった上位チームとは離されるばかりで、
好調のオリックスに抜かれてしまうなど、チームは乗り切れませんでした。
相変わらずの抑えの問題、打線の得点力の低さは解消されず、
浮上のきっかけが掴めていないのが現状です。
それでも、例年に比べて残り試合は多いだけに、
思い切った作戦を取るなど、チームを再活性化させて、
交流戦明けのリーグ戦復帰へと臨んでもらいたいです。
今度こそガンバレ、ライオンズ!!




6月18日 セパ交流戦 埼玉西武ライオンズ 1−2 読売ジャイアンツ

(西)涌井(6回2/3)−松永(1/3)
 −平野(2/3)−江草(1/3)
(巨)内海(9回)
(本)長野7号ソロ
西武
巨人 ×

打線が浅村の2本、涌井の1本の3安打に抑えられての敗戦… 交流戦での5割復帰ならず…
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)フェルナンデス、
6(左)浅村、7(右)熊代、8(捕)銀仁朗、9(投)涌井

2回表
2アウトから浅村選手がレフト前ヒットを放ち、
これをレフトのラミレス選手が後ろに逸らして一気に3塁へ、記録は3ベースヒット。
しかし、熊代選手が低めフォークで空振り三振に打ち取られて無得点。

3回表
1アウトから涌井投手が外角ストレートを合わせるライト前ヒットで出塁するも、
後続が倒れて無得点。

4回裏
1アウトから亀井・阿部選手に連続ヒットを許すも、
ラミレス選手をショートゴロ併殺に取って無失点。

5回裏
先頭の長野選手に低めカーブを捉えられてのホームランを被弾…
さらに小笠原選手に四球、ライアル選手にヒット、
藤村選手はセカンドゴロ併殺に取るも、
内海投手のピッチャー返しの打球が涌井投手の右足に当たり、
タイムリー内安打となって、合計2失点…

7回表
先頭の中村選手が四球で出塁し、
フェルナンデス選手の弱い当たりのショートゴロでランナー2塁へ。
ここで浅村選手が低めのカーブを上手くバットに乗せるライト右へのタイムリーヒットを放ち、
ライオンズが1点を返す。
さらに代打の後藤武敏選手を起用して攻勢をかけるも、
投球がワンバウンドしたときに浅村選手が少し飛び出してしまい、
帰塁できずにキャッチャーの送球でタッチアウト。

7回裏
2アウトから内海投手にショート内安打、坂本選手にヒットを許し、
亀井選手を追い込むも、涌井投手が右足に違和感を感じ、ベンチへ。
そのまま交代となり、松永投手が登板し、
亀井選手に上手く合わせられるもファーストライナーで無失点。

8回表
1アウトから代打の平尾選手が起用されるも空振り三振。
2アウトから片岡選手がサードのエラーで出塁するも、
栗山選手が初球のカーブを簡単に打ってしまってのセカンドゴロ。

8回裏
この回から平野投手が登板し、1アウトからラミレス選手にヒットを許し、
長野選手は送りバント、小笠原選手を敬遠して2アウト1・2塁。
ここで代打の高橋由伸選手が起用され、
代わった江草投手が甘い変化球を打たれるライト前ヒットを許して満塁としてしまうも、
代打の谷選手を空振り三振に取って、無失点で凌ぐ。

9回表
先頭の中島選手が四球で出塁するも、中村選手は弱い当たりのサードゴロで2塁アウト、
フェルナンデス選手もショートフライで2アウト1塁。
浅村選手のところでワイルドピッチがあって、ランナーが2塁へ進むも、
浅村選手のサード右の強い打球を、守備固めで入った脇谷選手に処理されて試合終了。


相変わらずのフレッツ光ネクスト打線です…
その前の試合はこれでもかというぐらいに打ったのに…
そんなに最大回線速度が速くても、普段のネットでは必要ないのよ、
それでいて共用だと速度が分散してスピード出ないし。
速い、淡白、大爆発、沈黙… もう泣きそうです… orz
昨日の文化放送で伊東氏や辻氏の話から、黄金時代のことを思い出していただけに、
ランナーが出てもただ凡退するだけで、
ランナーを進めることを微塵も考えてないようではダメっすね。
4番の清原選手でさえ、チームバッティングしていたのに。クリーンアンプが無策というのは辛い。

確かに、今日の内海投手はコントロールが良く、簡単に崩せる感じではありませんでした。
それでも終盤は疲れがあったのか、四球でランナーが出ることもあっただけに、
もう少しじっくりと攻めることができなかったのか、という感じはしてしまいます。
7回裏に2アウト1塁で片岡選手、仮にアウトになっても次の回は栗山選手から、
ここは当然、一か八かの盗塁という場面で、
ストレートを打つのではなく変化球を簡単に栗山選手が打ってしまって凡退。
8回裏にランナーなしの場面で平尾選手を代打で起用してしまったり、
まぁ、結果的に9回は使うチャンスがなかったわけですが、
仮に浅村選手が追い込まれる前にランナーが2塁へ進塁していて、
浅村選手とは勝負せずに、次の秋山選手と勝負とバッテリーが考えていたとしたら、
何でここで平尾選手を取っておかなかったの、ということになっていたはずです。
選手もベンチも攻撃の方向性を見失っていた感じがしますねぇ…

その中で1人2安打1打点と気を吐いたのが浅村選手
初回の3ベースは上手いレフトならダイレクトキャッチされていた可能性もありますが、
2本目のタイムリーのバッティングは見事でした。
あれは浅村選手の長所の一つでしょうね。
変化球に対して体が突っ込まずに止まり、フェアゾーンに落とす技術、あれは見事です。
打撃の構えを見ていると、中島選手に打つ前の形が似ていますが、
どちらかというと、西武でも2軍監督や打撃コーチを務めた元近鉄の石井浩夫氏に近い感じ、
最初の構えや足の上げ方は違いますが、体の捻り方とかよく似てますね。
打撃フォームとかは非常にいいので、今の形を継続していってもらいたいです。
直後の牽制アウトはどういうサインが出ていたか不明なので何とも言えず。
ちょっと変化球がワンバウンドしたら、すぐにスタートを切る癖があるんですかね。
少し見切りが早いのかな。好走塁と暴走は紙一重と言いますが、若さが出た瞬間でもありました。

で、結局、チームのヒットは3本、そのうち2本が浅村選手、1本が涌井投手。
涌井投手のヒットは綺麗でしたね。
外角のストレートを合わせるだけでライト前へ、右打ちのお手本でした。
片岡選手や中島選手はああいうバッティングができていたはずなんですが、
今はファールにしかなりませんねぇ…
勿論、ピッチャーの気持ちの入り方や攻め方も違いますから、一色端にはできませんが、
涌井投手があれだけ綺麗に打つんだから、
野手陣ももう少しなんとかならんのか、と思っちゃいますね、やっぱり。

その涌井投手のピッチングはいまひとつ。
ストレートのコントロールが甘く、走りもいまいち。
それでも変化球を散らしながら、辛抱強く抑えてしましたが、凌ぎきれませんでした。
こういう調子の時に、もう少しコントロールで勝負できればいいんですが…
今日は真ん中に集まりすぎていました。
調子の良い交流戦の時期が終わり、夏・後半戦になるわけですが、
そういう時に勝つためにも、コントロールをもう少し安定させて欲しいです。



今日の敗戦で交流戦での5割復帰の目標は立たれてしまったわけですが、
後半戦に繋いでいくためにも、明日の試合は絶対に勝って欲しいです。
牧田投手と澤村投手のルーキー対決となり、投手戦が予想されますが、
明日はチャンスを確実に生かして点数を取ってもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月15日 セパ交流戦 埼玉西武ライオンズ 8−0 東京ヤクルトスワローズ

(西)西口(7回)−松永(1回)−藤田太陽(1回)
(ヤ)山本斉(5回)−松井光(2回)−渡辺(2回)
(本)浅村3号2ラン(5回表)
西武
ヤクルト

西口が危なげないピッチングで2勝目をマーク! 打線も16安打8得点と強力援護!
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)フェルナンデス、
6(左)浅村、7(右)熊代、8(捕)銀仁朗、9(投)西口
◆岡本篤志投手が精神的リフレッシュのために1軍登録抹消、藤田投手が1軍登録。

2回表
2アウトから浅村選手がヒットを放ち(なんと6月初ヒットだとか)、
続く熊代選手もヒットで続くも、銀仁朗選手が倒れて無得点。

2回裏
1アウトからバレンティン選手に四球、宮本選手にヒットを許すも、
藤本・相川選手を打ち取って無失点。

3回表
1アウトから片岡選手がセンター前ヒットで出塁し、
栗山選手のセンターへのヒットで3塁を狙う好走塁を見せ、
加えて栗山選手も送球間に2塁へ達し、1アウト2・3塁のチャンス。
ここで中島選手が左中間突破の2点タイムリー2ベースを放ち、ライオンズが先制!
中村選手は大きな当たりのレフトフライでランナーが3塁へ行き、
フェルナンデス選手が四球で出塁した後、
浅村選手がタイムリーヒットを放ち、もう1点を追加!

5回表
2アウトからフェルナンデス選手がヒットで出塁し、
浅村選手がレフトへ2ランホームランを放ち、追加点!

5回裏
1アウトから藤本選手にヒット、2アウトから代打のユウイチ選手にヒットを許すも、
青木選手をファーストゴロに打ち取って無失点。

6回表
この回から登板した松井光介投手に対して、
先頭の銀仁朗選手がピッチャー内安打で出塁し、西口投手の送りバントで2塁へ。
片岡選手はショートゴロに倒れるも、
栗山選手がセンター前タイムリーヒットを放ち、1点を追加し、
バックホームの間に2塁へ、
そして中島選手がセンター前へタイムリーヒットを放ち、もう1点を追加!

8回表
この回から登板した渡邊恒樹投手に対して、
先頭の代打・後藤武敏選手が2ベースヒットで出塁し、
片岡選手がタイムリーヒットを放ち、ダメ押しの1点を奪う。

8回裏
この回は松永投手が登板し、三者凡退に抑える。

9回裏
この回は1軍復帰の藤田太陽投手が登板し、
先頭の畠山選手にヒット、2アウトから藤本選手にヒットを許してピンチを招くも、
150キロ前後のストレートと曲がりの大きいスライダーを武器に無失点で試合終了。


今日の試合は昨日の鬱憤を晴らすような試合でしたね。
昨日のような負け方の翌日は打線が奮起することが多いですね。
記憶にあるだけでも、今シーズン3度目ぐらい?
問題はそれを持続できるかどうかですが、
色々と光の多い試合でしたし、今度こそ続いてくれそうです。

まずは先発の西口投手の好投ですね。
順番なら涌井投手が来るところでしたが、土日の巨人戦で交流戦が終わり、
リーグ戦再開が週末になることもあってか、
涌井投手ではなく西口投手を先に持って来ましたが、
その西口投手がエースの涌井投手と遜色ないピッチングを見せ、
連打なし、四球1つだけの7回無失点ピッチングと、非常に安定感がありました。
ストレートが走り、スライダーも切れる、西口投手らしいナイスピッチングでしたね。
リーグ戦再開後は再び先発ローテに定着するでしょうし、
ここから再び勝ち星を積み重ねていって欲しいですね。

打線は、1番の片岡選手が3安打1打点、2番栗山選手も3安打1打点、
3番中島選手が2安打3打点と、上位の3人が8安打も打てば得点力も自然と増します(^^;
ここまで打たなくとも、1試合に1本は出て、安定的に2出塁ぐらいしてくれれば、
3〜4点ぐらいは普通に取れるんですがね〜
栗山選手はわりと安定していますが、
最近はチャンスでの凡退が続いていただけに、これで良い気持ちになれたでしょうし、
片岡選手と中島選手はこれを続けていってもらえればと思います。
やっぱり今のライオンズは上位打線が打ってくれないと話になりませんね。

加えて、大きいのが浅村選手のホームランを含む4安打3打点の活躍でしょう。
6月はなかなかヒットが出ず、DHなしではスタメンを外れることが多かったとはいえ、
今日のヒットが6月初ヒットだったというのは正直驚きでした。
具体的なことはよく分かりませんが、
本人が試合前に「今日を新たな開幕のつもりで頑張ります」とコメントしていたことから、
何らかの期するところがあったのは間違いなさそうです。
それが技術的なことなのか、体力的なことなのか、精神的なことなのかは分かりませんが、
その試合でタイムリー・ホームランと4安打3打点と活躍したということは、
何かしら活躍する手ごたえはあったということなのでしょう。
壁を乗り越えて何かを掴んだ浅村選手の今後の活躍に注目したいですね。



明日・明後日はお休みで、土日に交流戦最後の東京ドームでの巨人戦です。
ここで2連勝すれば、交流戦前の目標だった借金返済5割復帰が叶います。
先発も涌井投手と牧田投手と完投能力を持った安定した右腕2人のが先発ですし、
なんとしても連勝を飾りたいところです。
相手も内海投手と澤村投手と、まだライオンズが打っていない2人なだけに、
打線の底力を見せてもらいたいですね。
土曜からもガンバレ、ライオンズ!!




6月14日 セパ交流戦 埼玉西武ライオンズ 5−6× 東京ヤクルトスワローズ

10 11 (西)岸(6回)−許銘傑(1回)−江草(1回)
 −岡本篤志(2/3)−グラマン(2回)
(ヤ)山岸(3回)−増渕(2回)−松岡(2回)
 −バーネット(1回)−押本(1回)−林(1回)
(本)フェルナンデス7号2ラン
  バレンティン16号2ラン
西武
ヤクルト 1×

序盤に5点を先行するも、追加点を奪えず、中盤・終盤に失点してしまっての逆転サヨナラ負け…
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)フェルナンデス、
6(左)石井義人、7(右)熊代、8(捕)銀仁朗、9(投)岸
◆昨日、菊池雄星投手が1軍登録抹消。藤原良平投手が1軍登録。

1回表
先頭の片岡選手が四球で出塁し、2塁への盗塁を決め、
栗山選手のセカンドゴロで3塁へ進塁し、中島選手の犠牲フライで1点を先制!

2回表
先頭のフェルナンデス選手が2ベースヒットで出塁し、
1アウトから熊代選手がレフトへのタイムリーヒットを放ち、1点を追加!

3回表
1アウトから栗山選手が四球で出塁し、中島選手のタイムリー2ベースで1点を追加し、
フェルナンデス選手が山岸投手の失投を捉える2ランホームランを放ち、追加点!

3回裏
先頭の田中選手にヒットを許し、ホワイトセル選手にもヒットを打たれてノーアウト1・3塁。
畠山選手のピッチャーゴロ併殺の間に1点を失う。

5回表
先頭の片岡選手が死球で出塁するも、2塁盗塁失敗。

5回裏
先頭の宮本選手にストレートの四球を与えてしまうも、
藤本・相川選手を打ち取って2アウト1塁。
ここで代打のユウイチ選手にライトへのヒットを打たれ、
ライトの熊代選手が処理を誤る間にランナーホームイン…

6回裏
2アウトから畠山選手に四球を与えてしまい、
バレンティン選手の初球のストレートが甘く入ってしまって2ランホームランを被弾…

7回裏
この回から許銘傑投手がマウンドに上がり、
先頭の藤本選手にヒットを許すも、相川選手の送りバントを阻止して三振に取り、
代打の三輪選手の送りバントで2アウト2塁となって、
青木選手を敬遠し、田中選手を空振り三振に取って無失点。

9回裏
この回から岡本篤志投手がマウンドに上がり、
途中出場の森岡・川本選手を連続三振に取るも、
代打の宮出選手をセカンド内安打で出し、代走の福地選手が起用されると、
青木選手に死球を与えてしまって2アウト1・2塁。
ここで田中選手にレフト前タイムリーヒットを許して同点に。
ライオンズはグラマン投手をマウンドに送り、
ボールが先行するも、ストライク判定をめぐってホワイトセル選手が退場、
リズムを取り戻したグラマン投手は福川選手をショートゴロに打ち取って3アウトチェンジ。

11回表
先頭の片岡選手が四球で出塁し、栗山選手の送りバントで2塁へ進めるも、
中島選手はライトへの大きなフライ、中村選手は空振り三振で無得点。

11回裏
先頭の森岡選手に内安打を許し、川本選手の送りバントで2塁へ。
途中出場の福地選手も内安打で1アウト1・2塁となり、
青木選手のヒットで1アウト満塁。
ここで田中選手に犠牲フライを打たれて、またしても引き分け目前のサヨナラ負け…


はいはい、負けパターン、負けパターン。
分かってますよ、ウチに引き分けなんかありません。
引き分けは逃げていくものです。
3時間半オーバーの延長戦で内安打が絡んでサヨナラ負けを食らうのは普通のことです。
…いつも同じ負けパターンしやがって… ホント、悉く内安打が絡むよな。

打線も昨年まで在籍した山岸投手の四球と一発病に助けられ、
序盤に5点を奪うことに成功したものの、4回以降はノーヒットで4安打のみ…
ランナーが出たのも5回と11回だけ。ダメダメでした。
追い上げられる展開の中で、打線が全く抵抗できなかったのが痛かったですね。

あとは先発の岸投手の勿体無いピッチング。
ストレートが走り、変化球もストライクが取れる調子の良い状態にも関わらず、
3回の失点は致し方ないにしても、5回・6回は四球が絡んでおり、勿体無かったです。
ランナーの出し方も悪いし、打たれ方も悪い、
何でこんなにピッチング下手になっちゃっているのか。
故障明けのスタミナの問題なんですかね。
中盤に踏ん張れるところで踏ん張れないということなのか。
とにかく勿体無いに尽きる今日のピッチングでした。

リリーフに関してはいつもと一緒。突然崩れだすからヒヤヒヤものです。
今日の岡本篤志投手は良いと思ったら… これですよ。
つーか、もう頼むから大石投手を抑えに転向してくれ。
今のリリーフ陣では逃げ切れる気がしない。
大石投手を転向させたとしても焼け石に水でしょうが、今後には繋がりますからね。
今から新しく獲った外国人を抑えに据えて成功したとしても、
また来年同じ悩みを抱えるだけ、日本人のストッパーを育てないとダメです。

あと驚いたのは9回裏のホワイトセル選手の退場劇ですね。
サヨナラの大事な場面で、暴言を吐いたからといって打席の途中で退場させるとは…
審判の判定は試合に大きく影響しますが、
こういう風に直接的に影響が出かねない退場処分は問題だと思います。
見逃し三振など打席が完了した後の場面や、ランナーなしとかなら分かるのですが、
一打サヨナラのチャンスで、しかも打者優位の状態で退場でしょう?
ライオンズは助けられた形なのでラッキーでしたが、逆の立場だったら怒り狂いますよ。
ちょっと非常識な退場処分のように思えましたね。
最近の審判はすぐ切れるのね、なんちゃって(苦笑)



明日は涌井投手の完投勝利に期待します。
頼むから接戦にしないでくれ(苦笑)
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




6月12日 セパ交流戦 埼玉西武ライオンズ 11−5 阪神タイガース

(阪)安藤(1回2/3)−福原(2回1/3)−榎田(1回)
 −渡辺(2回)−西村(1回)
(西)菊池雄星(2回1/3)−平野(4回)
 −江草(1/3)−許銘傑(2回1/3)
阪神
西武 × 11

5回に代打攻勢で勝負をかけ、代打・平尾の2点タイムリーで逆転勝利!
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(指)石井義人、
6(一)浅村、7(左)星、8(捕)銀仁朗、9(右)熊代
◆石井一久投手が1軍登録抹消。菊池雄星投手が1軍登録。

1回表
先頭のマートン選手に外角低めストレートを打たれるセンター前ヒットを許し、
平野選手の送りバントで2塁へ進められ、
鳥谷選手にはカウント1−3からスライダーが外れて四球、
新井選手にカウント2−2からの外角低めストレートを打たれるライト前ヒットで満塁に。
ここでブラゼル選手を外角低めスライダーで空振り三振を取るも、
これがワイルドピッチとなってしまい、1点を献上してしまう。
なおも2アウト2・3塁とピンチが続くも、関本選手を低めスライダーでサードゴロ。

1回裏
2アウトから中島選手がヒットで出塁し、中村選手の四球でチャンスを広げるも、
石井義人選手が空振り三振に倒れて無得点。

2回表
金本選手をフルカウントからの低めストレートでピッチャーゴロ、
岡崎選手をフルカウントからの外角高めストレートで空振り三振、
浅井選手を外角ストレートでショートゴロに取って、三者凡退。

2回裏
先頭の浅村選手が四球で出塁し、星選手の送りバントで2塁へ。
ここで銀仁朗選手が外角低めフォークをセンター前に運ぶ同点タイムリーヒットを放ち、
送球の間に2塁進塁、さらにボークもあって3塁へ。
熊代選手はスクイズをバットになんとか当ててファールとし、
外角高めストレートをたたいてセンター前へ運ぶ逆転のタイムリーヒットで続き、
片岡選手はセカンドゴロもランナー入れ替わって、2塁への盗塁を決めた後、
栗山選手がタイムリーヒットを放って1点を追加!
この後、中島選手もヒットで続くも、中村選手はショートゴロ。

3回表
先頭のマートン選手をボテボテのショート内安打で許してしまい、
平野選手の送りバントで2塁へ進められ、
鳥谷選手に内角低めストレートを打たれるライト前ヒットで1アウト1・3塁。
ここで新井選手に内角高めストレートを打たれるライト前タイムリーを許し、
ブラゼル選手に甘いスライダーを打たれてライトへの同点タイムリーヒットを浴びて降板。
2番手として平野投手がマウンドに上がるも、
関本選手にヒットを打たれて満塁となり、金本選手は打ち取るも、
ワイルドピッチで1点を失ってしまい、逆転を許してしまう。

5回裏
この回から阪神は3番手の榎田投手が早々とマウンドに上がり、
中島選手が四球、中村選手が死球で出塁してノーアウト1・2塁となると、
こちらも早々にピンチバンターの原選手を起用し、見事に送りバント成功で1アウト2・3塁。
浅村選手は四球で1アウト満塁となり、
代打の切り札・平尾選手を起用して勝負をかけ、
見事にセンターへの2点タイムリーヒットを放ち逆転!
さらに代走の秋山選手の盗塁で1アウト2・3塁となり、
銀仁朗選手がスクイズを成功させ、さらにフィルダースチョイスでオールセーフ1アウト1・3塁。
ここで熊代選手がセンターへ犠牲フライを放ち、もう1点を追加!
片岡選手はピッチャーゴロで3アウトチェンジ。

7回表
1アウトから平野選手に内安打を許し、鳥谷選手にヒット、
新井選手に四球を与えて1アウト満塁。
ここで江草投手が登板するも、ブラゼル選手に高めのスライダーを打たれてライト犠牲フライ。
なおもピンチは続くも、代わった許銘傑投手が抑えて3アウトチェンジ。

8回裏
この回から阪神は西村投手がマウンドに上がり、
先頭の銀仁朗選手が内安打で出塁し、熊代選手の送りバントで2塁へ進み、
パスボールの間に3塁へと進塁。
ここで片岡選手がセンターへタイムリーヒットを放ち、1点を追加し、
栗山選手のヒットで1アウト1・2塁とすると、
中島選手のタイムリーヒットでもう1点を追加する!
さらに中村選手が倒れた後、代打のフェルナンデス選手がタイムリーヒットを放ち、計3点を追加。

9回表
そのまま許銘傑投手が投げきってセーブをマーク。連敗ストップ。


相手の四死球とエラーで貰ったチャンスが多かったとはいえ、
中盤から終盤にかけて、今まで溜まっていたものが全部出たという感じの試合になりましたね(^^;
最大の殊勲者はやっぱり平尾選手でしょう。
素晴らしい勝負強さ、代打の神様襲名です。
勿論、そこまでお膳立てするチームメイトやその状況で起用する監督の手腕もありますが、
そこで必ず決めてくれる平尾選手の勝負強さが一番凄いです。
もうチャラ尾とか呼べませんね(^^; 神様です、ホント。

そのお膳立てをするのに頑張ったのが銀仁朗選手熊代選手です。
銀仁朗選手は一時同点となるタイムリーヒットを含む2安打とスクイズを決めてくれました。
特に最初のタイムリーは展開的に大きかったですね。
ここ最近のライオンズはチャンスになればなるほど打てなくなり、
タイムリー欠乏症になりつつあっただけに、
それを打ち破ってくれた銀仁朗選手のタイムリーは価値があります。
熊代選手は一時は勝ち越しとなるタイムリーヒットを放ち、
他の打席は四球・犠牲フライ・送りバントと、どの打席も価値ある仕事をしてくれました。
ちょうど銀仁朗選手と熊代選手が1・2番の役回りをしてくれたことで、
不振だった上位打線に火がつく結果になったのだと思います。
今日は下位打線が非常に素晴らしい活躍をしてくれましたよね。

8回には不振だった片岡選手にもタイムリーが生まれ、
故障から不振だったフェルナンデス選手も代打で登場してタイムリーを放つなど、
交流戦の残り4試合に繋がる攻撃を最後に見せることができました。
DHなしではフェルナンデス選手抜きでは厳しいだけに、今日1本出たのは大きいですね。
DHなしでは下位打線が1・2番の役回りをすることは難しいだけに、
片岡選手の出塁も大事になってきます。
正直、今日の試合ダメだと残り4試合も望み薄だと思っていただけに、
これがきっかけになってくれればなと思います。

先発の菊池雄星投手に関してですが、思っていたほど悪くなかった気がします。
正直、もう少しコントロールに苦しむかなと思ったのですが、
失点した1回も含めて、1・2回はボールが低めに集まっており、
ストレートとスライダーの2種類だけだったものの、ピッチングになっていた印象を受けました。
もっとも、映像で確認したわけではないので、
ボールを置きにいっての低めというなら話は別ですが、
配球を見ているとそういう感じでもなかった感じがします。
降板となった3回は逆転されたことで、勝てるという色気や守らないとという気持ちが強くなりすぎて、
一言で言えば若さが出てしまい、力んでボールが浮いちゃった感じでしたね。
実質、今年が1年目みたいなところがありますから、経験不足から来るものでしょう。
おそらく登録抹消になるとは思いますが、もし余裕があるなら、
ビハインドの展開での中継ぎとして待機させ、経験を積むのも良いかもしれません。
今日は技術云々というよりはメンタルの甘さが出ましたね。
でも短いイニングなら十分戦力になってくれそうです。

平野投手と江草投手に関しては評価が難しく…
平野投手はどうもピリリと来ない。2イニング目以降はわりと良いピッチングをするのですが…
そういう意味では先発に戻した方がいいのかもしれません。
中途半端な使い方をするよりも2軍調整して、交流戦明けの先発に備えた方がいいかと。
江草投手は結果は出ているものの、ボールが高めに行くことが多く、評価が難しいです。
正直、結果オーライなところがなくもないかなと…もう少し、様子見。
そう考えていくと、交流戦明けに許銘傑投手を先発に戻すのは難しくなってきます。
グラマン投手も安定しているとは言い難いですから、
勝ちパターンリリーフの中で最も安定している許銘傑投手は外すことができないです。
でも交流戦明けは連戦が続きますしねぇ… リリーフの底上げを早く図らないと。



火曜日からはヤクルトとの2連戦です。
DHが使えなくなりますので、上位打線には奮起してもらいませんとね。
特に1番の片岡選手の出塁がカギを握ってきそうです。
先発は水曜日が涌井投手なのは間違いなさそうですが、
月曜が順調ならば岸投手が来るはずですが、
そうなると次の巨人戦は牧田投手と西口投手となるだけに、
岸投手と西口投手を入れ替える可能性もありそうです。ちょっと分かりません。
いずれにせよ、今日の勝利が沈みつつあったチームを元気付けたことは間違いないので、
残りの交流戦を勝って5割復帰といきたいところです。
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




6月11日 セパ交流戦 埼玉西武ライオンズ 0−4 阪神タイガース

(阪)能見(9回)
(西)石井一久(6回2/3)−平野(1/3)
 −松永(1回)−野上(1回)
(本)マートン5号ソロ
阪神
西武

打線が僅か4安打と沈黙し、完封負けで5連敗…
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(指)後藤武敏、
6(一)浅村、7(右)秋山、8(捕)銀仁朗、9(左)熊代
◆佐藤友亮選手と坂田選手が1軍登録抹消。石井一久投手と星秀和選手が1軍登録。

1回表
いきなり先頭のマートン選手にソロホームランを打たれて1失点…
さらに、1アウトから鳥谷選手に四球、新井選手の2ベースで1アウト2・3塁となり、
ブラゼル選手は三振に取るも、関本選手にタイムリーヒットを許して2失点目。

3回表
1アウトから平野選手にヒット、鳥谷選手に2ベースヒットを許し、
新井選手の犠牲フライで1点を失う。

3回裏
1アウトからプロ初スタメンの熊代選手がライト前に運ぶプロ初ヒットを放ち、
栗山選手のところでプロ初盗塁となる盗塁を決めるも、
栗山選手は三振で無得点。

4回裏
先頭の中島選手がエラーで出塁し、中村選手が四球でノーアウト1・2塁。
しかし、後藤・浅村・秋山選手が倒れて無得点。

5回裏
1アウトから熊代選手と片岡選手の連続ヒットで1・2塁とするも、
栗山選手はセンターフライ、中島選手はサードゴロに倒れてしまい、無得点。

7回表
2アウトから浅井選手に2ベースヒットを打たれたところで石井投手は降板、
2番手として平野投手がマウンドに上がるも、
マートン選手にタイムリー2ベースを許して1失点。

7回裏
1アウトから銀仁朗選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

9回裏
良いところなく完封負け…


もうコメントのしようがない…
ヒット4本では相手にチャンスを貰わない限りは勝てません。
そのうち2本が9番プロ初スタメンの熊代選手で、1本が銀仁朗選手、
上位打線は片岡選手のヒット1本のみという惨状ですから、もうお手上げです。
選手を代えても効果は少ないし、一体どうすればいいんでしょうか。
昨年のヤクルトのホワイトセル選手や横浜のハーパー選手のような、
一時的な起爆剤となる外国人選手が必要なのでしょうか。
とにかく打線が上手く回りませんね…

その中で唯一活躍したのがルーキーの熊代選手
今日は左右に1安打ずつ、2安打を放ち、盗塁もマークするなど、
若さを全面に出して存分にアピールしてくれました。
今治西高時代からセンスのある打者だと思っていましたが、
日産自動車の休部もあって、やや遠回りとなった感もありましたが、
足をアピールできるようにもなり、選手として幅が出たように思います。
左の斉藤選手と秋山選手、右の熊代選手と、
外野手には次世代のスピードスターが揃ってきましたね。
現巨人の谷選手のオリックス時代のように、左右広角に打ち分ける打撃を身につけ、
将来のライオンズを引っ張っていく選手に育ってもらいたいですね。
デビュー戦としては上々のスタート、これを続けていってもらいたいです。



明日は一部報道によると菊池雄星投手が先発するという話も。
でももしそうだとしたら、渡辺監督が明言してそうなものですから、
通常通りに岸投手が先発すると思うのですが、ちょっと分からないです。
少なくとも、菊池投手は交流戦明けの連戦に先発することは間違いないでしょうし、
そこは慌てずともという感じはします。
いずれにしても、今は打線が湿っているだけに、
明日はなんとしても打ちたいところです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!





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