■王 累

字(あざな)のない劉璋配下パート2。パート1は張任。

三国志演義でのその死に様はまさに一撃必殺……なのだが、墜落死の記述は正史にはない。
逆さ吊りまでは本当らしいが。
そういう記述のほうが、その後でどうなったのかが気になってしょうがないかもしれない。

非常に忠烈な家臣だったことは間違いなく、劉備の入蜀の時に大反対。
劉璋と劉備の器量を測った上で国が取られることを危惧し、劉璋のために諫言を重ねたのだが、
凡庸で、乱世だの国だのということに無頓着な劉璋にはそれが煙たかったのだろう。


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