四姉妹プロフィール番外編?

清夏(次女) でさ、次の出番っていつになんのかね。
最悪ゲームまで出番なしってこともありえるんじゃない?
伊吹(長女) ゲームのジャンルも気になるところね。
わたしたち姉妹なら格ゲ化にも耐えられるわよ〜。
雪月(四女) 姉さんたち、それちょっと違う。
清夏(次女) なにが?
雪月(四女) 高次元でノベルゲーム作りを企んでるのはほんとらしいけど、
別に私たちが登場するわけじゃないんだって。
清夏(次女) はぁ!? んじゃあたしらは何のために存在してるわけ?
伊吹(長女) 自分はなぜいまここに存在するのか――人類普遍の問いよね。
けれど、その問いに明確な答えを返せてしまう人生って、どこかさびしい気がするわ。
清夏(次女) にわか哲学風味は不要!
穂希(三女) あ、伊吹お姉ちゃん。高次元からお姉ちゃん宛てに手紙が届いてるよ。親展だって。
伊吹(長女) あらありがとう。なになに、出演依ら、 まあ! まあまあまあっ♪
穂希(三女) 嬉しいお知らせだったの?
伊吹(長女) をっ、をほほほ〜っ良いの良いの私事だから気にしなくて良いの
清夏(次女) ひょいっ。
伊吹(長女) ああっ!
雪月(四女) すごい。ほとんどノーモーションで奪ったね。
清夏(次女) へっへっへ。JKDの十八番よん。 どれどれ……
伊吹(長女) はいは〜い! 自己紹介コーナーも終わったことだし、光の速さで撤収しましょッ!
清夏(次女) 『出演依頼』?
……ちょっとッ、なんで伊吹姉にだけノベルゲーの出演依頼が来てんのよ!
伊吹(長女) をほほほ〜っ。 さあ? 高次元の意志はわたしたちには計り知れないわね〜。
清夏(次女) 許せーーん!
あんたたちも何か言ってやりなよ!
穂希(三女) えとあの、でもでも、ほんと言うと穂希はゲームに出るの恥ずかしくて……
清夏(次女) ぬぅぅ、主張することを知らないシャイっ娘め!
雪月、あんたはどうなの?
雪月(四女) 私は出られたら楽しそうだなって思うよ。
清夏(次女) ほらごらんほらごらんほらごらん!
雪月の切なるこの想いをあなたは踏みにじるというのですかッ!
我々はーーっ、姉妹登場機会均等法に則りぃーっ、全員の出演んーーー、
もしくはぁーーーっ、三間坂伊吹の降板を要求するものであーーーる!
穂希(三女) さ、清夏ちゃん、ちょっと興奮しすぎだと思う。
伊吹(長女) そうよ。高次元の人の気が変わって出番をもらえるかもしれないじゃない。
雪月(四女) うん。どうせ企画倒れでお蔵入りするだろうから、不公平なことにはならないよ。
※※(高次元の衝動により強制終了)※※
(文:T−26)




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