鎮花祭
(はなしずめのまつり)
特殊な古神道を継承する神楽崎一族が実権を握る地方都市『葛城市』
この街では毎年、花が散る時期に流行する疫病を封じるために
「鎮花祭(はなしずめのまつり)」という祭りが行われている。
そして12年に一度行われる大祭の年、不思議な事件が起こり始める…
<どんなゲーム?> |
伝奇物のビジュアルノベルです。 ゲームは選択肢を選んで進んでいく単純なものですが、 あるシナリオをクリアすると新しい選択肢が現れるといったように新たな展開が楽しめます。 エンディング数はヒロインごとで計9つ、 また選択肢を誤るとなるバッドエンディングが沢山といった感じです 1プレイ時間は3、4時間ぐらいで、分量はちょうどいいくらいでしょう。 このゲームシナリオの特徴としては、 「テーマが重いわりにはキャラの個性で雰囲気が明るい」、 「シナリオごと事件の真相や犯人が違うため各シナリオを飽きることなくプレイできる」、 「シナリオ重視型にありがちなギャグやHシーンの蛇足感がなく、バランスがとれてる」、といった所です。 18禁ゲームの良作と言えるバランス感がありますね。 しかし裏を返せば、「伝奇物であるのにもかかわらず、CGが幼い感じなので緊迫感があまりでない」、 「キャラの個性が強すぎて感情移入しにくい」、「シナリオ前半で余計な伏線が出来てしまう」、などの欠点にもなります。 ですが、それらを総合的に考えて見ても、「素晴らしい作品」に入れるシナリオの部類だと思います。 音楽に関してはあまり力は入っていませんが、ゲームの雰囲気を壊さないように仕上がっているので無難な所でしょう。 CGはロリ顔で抵抗感があるかもしれません。 こればかりは好みによるでしょう。ロリ趣味の人にはたまらないものかもしれませんが(^^; ただこのロリCGが伝奇物の殺伐とした感じや暗い感じを拭ってくれるので、 ストーリーに対する抵抗感を少なくしてくれることも確かです。 私も最初は抵抗感がありましたが、終わってみるとこの絵のおかげで抵抗なく話に入り込めたような気もします。 評価は二分されそうですが、これで良かったのではと思いますね。 この作品はあまり有名な作品ではないですが、機会があれば是非ともプレイしてもらいたいです。 伝奇物のシナリオで専門用語も多いですが、そういった系統が好きな人にはたまらないと思います。 現在はStudioAirの「てんしのはしご」に同封されています。 値段も2ゲームで8800円とお得になっていますので、こちらを購入しましょう。 話やキャラクターも繋がっており、どちらも本格的な伝奇物なのでオススメです。 またこのシリーズは3部作で「たまゆら」という作品も出ていますから、 その一番最初の作品としてもプレイして貰いたい作品です。 |
≪追加≫ 現在、「てんしのはしご」に「鎮花祭」が同封されています。 値段も2ゲームで標準の8800円でお得です。 プレイしようと思っている方は、「てんしのはしご」をどうぞ。 |
<ゲーム評価> |
CG | 8点 | CGはロリで賞 |
シナリオ | 10点 | 伝奇物で面白いで賞 |
音楽 | 7点 | サウンドはまあまあで賞 |
システム | 6点 | 基本システムやや使いづらいで賞 |
総合 | 10点 | 巫女さん萌えで賞 |
合計 | 41点 | 「てんしのはしご」に同封でお得で賞 |
<プレイした感想(ネタばれなし)> |
<キャラクター紹介の部屋> |
<鎮花祭攻略館> |
≪鎮花祭関連ページ≫ |
Studio Airのサイト (このゲームを作ったメーカーのページ。 人気投票、CG等があります) 守天閣 (「花吹雪の間」に鎮花祭の私設ファンページがあります。 言霊大全、用語辞典がナイスです♪) BiTmap Publishing (鎮花祭リンク集が過去のお言葉ページにあります〜) |
<注意> |
このHP内の鎮花祭の画像はStudio Air様からの ご好意で使わせていただいております。 よって著作権はStudio Airにあり、無断転載を禁止します。 |
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