≪銀色感想ルーム≫
発売前からのかなりの期待作。 雑誌ではいつも無下に扱われてたけど(涙) 常に注目していたこの作品。 どうやら期待には応えてくれたようです、おかげさまで(*^^*) 痛い系のゲームだということは知っていたんですが、 覚悟してた以上に痛かった(ToT) メインの女の子にだけ音声があるんですが、もし他のキャラにもあったとしたら、 たぶん心がズタズタになってました(爆) 特に3章… でも悲しいだけではない… なんか複雑な感情。 不幸な話が多いんですが、一言で言い表せない感情が沸いてきます。 とりあえずプレイして良かったな〜と。まだ目に狂いはなかったかな(笑) ま、完全に消化し切れてない部分もあるんですがね。 続いて各章の感想を〜 (以下、ネタバレ注意!!) |
まずこの最初の章。最初からやってくれますな(^^; 冒頭からかなり印象的です。 「ゆらゆらと〜」の辺りは、いや〜まいったねって感じ。 この章はわりと独り語りが多いかな。 女の子が無口なだけに、心理面の独白が多い。 そこがもの悲しさを誘い、いい感じです。 そしてクライマックスではその思いに突き動かされ、思わず涙してしまいます 彼女の願いを感じとってあげてください… きっと心に期するものがあるでしょう。 |
冒頭からしばらくはのんびりとした展開。 主人公の狭霧が可愛くてナイスな感じ〜 巫女さんだし(爆) ただ後半は怒涛の急展開(予想できるけど) で、思いのほかあっさり終わったな〜と思ってたら、その後に話が( ̄□ ̄; 狭霧の思いと里の思い… これは微妙なシナリオ。 人々の間の「歪み」を感じるシナリオです。 とりあえず… 狭霧萌え〜(爆) |
とある姉妹の話。 銀の糸で崩壊する家族愛… 嫉妬… 怖いっす(^^; げにおそろしきは〜という言葉を地で行くシナリオ。 全部の話の中で一番壊れていてダークです。 こればかりは耐えられなかったかも。 つーか、男にはキツイっすよ、おやっさん(笑) たった一つの歪みがどんどん大きくなっていく例。 |
この章に来れば全ての謎が… 一部だった(爆) 知らず知らずのうちに銀の糸で不幸になった少女の話。 言葉を喋ることができない辺りはONEの澪みたい(禁句) まぁ、こっちが後だから深みは比べ物にならないですがね。 この章は2つの時代を行ったり来たり。 銀の糸の製作秘話と現代に生きる者の話。 2つはどこか共通点があり、結びつきがあります。 ただ前世かどうかは不明。本人達が思い出すような記述は一切ないし。 この章が終わった途端、思わずディスクを叩き割ろうかと思いました(^^; そう思ってたら、続きがあった模様。ホッと一安心 |
まず冒頭で思うこと。「あれ? 昔のデータをロードしたか?」 一瞬戸惑いました。で、進めてみると納得。 1章の主人公の女の子の誕生秘話だった模様。 …って、こんな話ありですか? 涙どころではない。 これが人生なのか? という不条理さを感じる話。 その話が終わると、4章の続きへ。 再び現代と過去を行ったり来たり。 そして過去の最後のシーン… これは… 銀の糸の悲しみがそのまま感じられるシナリオ。 言いようのない辛さを感じるシナリオでした。 そしてこの章のクライマックス。現代編。 やはりでしたね(^^; 銀の糸が最後に奇跡を起こす。 人々を不幸に、それとともに散った命が起こす一抹の奇跡のかけら… それが銀色の最後なのです。 で、私は信じたい。 銀の糸の最後の消失によって、歴史が変わったのだと… どの章の悲劇もその瞬間、過去が変化したのだと信じたい。 たぶんそう思わせるようにしたのが最後のシーンなんだと思う。 そうでないとどこか救われない感じがするしね、この話。 |