1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)ベン(2回)−小野(2回) −川越(2回0/3)−根本(2回) (西)帆足(8回)−長田(1回) (本)中村剛也20号3ラン、高山10号満塁(4回裏)、 大島2号2ラン(7回裏) |
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ロッテ | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
西武 | 4 | 1 | 1 | 4 | 0 | 0 | 2 | 2 | × | 14 |
東北・北陸地方は大雨による冠水に苦しんでいますが、 関東太平洋地域はムカつくぐらいの暑さ、 ここ数日、涼しい日が続いただけに、この暑さはこたえます。 1時開始のデーゲームだし、これだけ暑いとピッチャーは大変だろうな、 今日は打撃戦だろうなという予想がピタリと当たる初回の攻防でしたが、 2回以降は帆足投手が立ち直り、安定感あるピッチングで8回を3失点に抑える好投。 打線の援護に助けられた面は大きかったものの、 初回も2失点で凌いでくれましたし、大崩れしなかったことが大きかったですね。 決して良い状況でなくとも、しっかりと試合を作る能力は先発投手として必要不可欠、 そういう意味では帆足投手も戻ってきてくれたという感じがしますね。 そんなこんなで試合展開説明。試合結果より。
打線は18安打で14得点を稼ぎ、非常に賑やかな試合となりました。 その中でも目立ったのが栗山選手と高山選手ですね。 栗山選手は初回に片岡選手が四球・盗塁でチャンスを広げた後、センター前にタイムリー、 2打席目にもタイムリーヒットを放つなど、4打数3安打1四球2打点の活躍を見せました。 ここの所、中島選手がチャンスで凡退することが多いだけに、 栗山選手の勝負強さは光りますよね。 片岡選手に単独スチールを決められる足があることで、2番打者の役割が不要となり、 ダブル3番打者としてランナーを見事に返してくれています。 他の主力選手が怪我などで欠場する中、 試合に出続けてコンスタントに結果を残している栗山選手は非常に大きな存在ですね。 高山選手は連日の活躍を見せ、試合を決定付ける満塁ホームランを放つなど、 5打数4安打と大当たりでした。 中村剛也選手のホームランが増えてきたことで、歩かされるケースも増えますから、 その後を打つ高山選手の役割は重要です。 ここ2試合はしっかりと仕事を果たしてくれていますよね。 勝負強さが光るクラッチヒッタータイプですが、 本塁打も二桁に乗せ、本来の長打力も発揮してきましたね。 今年のライオンズは高山選手の活躍抜きには語ることができないです。 このロッテとの3連戦を3連勝したことにより、ロッテは優勝争いから一歩後退となり、 下から追い上げてくるオリックスと日ハムに意識を向けなければならないでしょうから、 これで優勝争いはライオンズとホークスの2球団に絞られた感じですね。 来週のホークス3連戦が最大の山場になるのは間違いないです。 その前に控えるのが火曜からのオリックスとの3連戦です。 初戦に好調の金子投手が来るだけに、一筋縄ではいきません。 オリックスも3位を狙っているでしょうし、火曜からも厳しい戦いが続きそうです。 それでも強さと勢いが出てきたライオンズですから、 次の3連戦も勝ち越してくれると信じています。 火曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)吉見(3回1/3)−薮田(1回1/3)−古谷(1回2/3) −伊藤(2/3)−小林宏之(1回) (西)涌井(8回)−藤田太陽(1回)−シコースキー(1回) |
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ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | ||||
西武 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 4 |
昨日の派手な試合とは打って変わって、今日は投手戦という感じの試合でしたね。 もっとも、ライオンズは攻めながらも追加点が取れず、ロッテ投手陣に凌がれ、 一方の涌井投手は立ち上がりに西岡選手に3ベース、 井口選手にタイムリー2ベースを浴びて1点を失ったものの、 2回にヒットを1本許したのみで、3回以降は安打を許さないという展開でしたから、 両チームの内容は随分と違うのですが、結果として勝ちを取れたことは大きいです。 今日の試合は涌井投手の好投と高山選手の勝負強さに限りますね。 そんなこんなで試合展開説明。試合結果より。
ナイトゲームでホークスが負けたことで、ライオンズに優勝マジック「8」が点灯しました! マジックが点灯すると、ペナントレースもいよいよ大詰めだなという感じになってきますが、 マジックは付いたり消えたりするものだけに、 今まで通り1試合1試合を大事に戦っていくことには変わりないですよね。 むしろ、ゲーム差が3.5に広がったことは、 直接対決に3連敗したとしても逆転されなくなったことを意味し、心理的に非常に楽です。 この調子で戦っていけば、良い結果に繋がってくれることでしょう。 明日は帆足投手が先発です。 ペナントレースの優勝、その先のCSを考えれば、 先発の柱がしっかりと勝たないことには優勝・日本一には繋がってきません。 今日の試合でエースの涌井投手が好投しただけに、 左腕エースの帆足投手も負けじと頑張ってもらいたいですね。 一方のロッテ先発は初対戦となるベン投手。 今年は外国人投手に苦しんでいるだけに、簡単に攻略とはいかないでしょうが、 ワンチャンスをものにする集中力を持って試合に臨んでいけば、点数も取れることでしょう。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)成瀬(5回0/3)−薮田(1回1/3) −小野(2/3)−伊藤(1回) (西)西口(3回0/3)−岡本篤志(3回1/3)−小野寺(2/3) −藤田太陽(1回)−シコースキー(1回) (本)福浦12号3ラン(4回表)・13号(8回表)、今江8号(4回表) フェルナンデス8号2ラン(6回裏)、片岡11号3ラン(8回裏)、 中村18号(6回裏)・19号3ラン(7回裏) |
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ロッテ | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 8 | ||||
西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 4 | 3 | × | 12 |
いやー、凄い試合でしたね 今シーズンこれだけ西武ドームでホームランが飛び交った試合も記憶にないです。 今年のライオンズはなかなかホームランが出ず、 1試合で4発出るなんてことも珍しいわけですが、 それぞれのホームランに意味があるというのも珍しいです。 試合展開を簡単に説明すれば、 3回裏にライオンズが先頭の阿部選手が四球で出塁し、送りバントで2塁へ、 片岡選手は弱い当たりのショートゴロになるも、突っ込んできたショート西岡選手のグラブの下を抜け、 2塁ランナーが一気に生還するというラッキーな形で1点を先制しました。 しかし、直後の4回表、同じように先頭打者に四球を与えてしまい、清田選手にヒットで繋がれ、 井口選手に同点タイムリーヒット、福浦選手に3ランホームラン、今江選手にソロホームランを浴び、 4回は1アウトも取れずに5失点してしまい、西口投手はKO。厳しい試合展開でした。 ライオンズは5回裏に先頭の坂田選手が2ベースヒットで出塁し、阿部選手がヒットで繋ぎ、 ノーアウト1・3塁とチャンスを作るもののの、 細川選手は凡退、片岡選手の犠牲フライで1点を返すのみ、やや焦りが募る感じがしました。 けれども、6回裏、先頭の中島選手が内安打で出塁すると、 フェルナンデス選手がライトスタンドへ運ぶ2ランホームラン、 続く中村剛也選手がレフト場外へ運ぶソロホームランを放って同点に。 4番のホームランがチームを勇気付け、5番のホームランで勢いが付き、試合は一気にヒートアップ。 たが、しかし、そのままでは行かず、それまで好投していた2番手の岡本篤志投手が、 自身の送りバントの処理ミスや四球でピンチを招いてしまって1アウト1・2塁で西岡選手、 ライオンズは小野寺投手にスイッチするも西岡選手に2点タイムリー3ベースを許してしまいます。 しかし、3塁ランナーは返さず、2点差のまま7回裏へ。 7回裏は途中出場の細川選手がヒットで出塁し、片岡選手もヒットで続き、ノーアウト1・2塁。 ここで栗山選手が送りバントを試みるも、3塁フォースアウトで失敗、1アウト1・2塁に。 中島選手に流れを変えてもらおうと思ったものの、代わった小野投手の前に空振り三振、2アウト。 このままチャンスを生かせずに終わってしまうのかと思ったら、 フェルナンデス選手が3塁線を際どく抜くタイムリー2ベースを放ち1点差とし、 中村剛也選手が甘く入ったスライダーを捉えてセンター左への逆転3ラン! ライオンズファンの興奮は絶頂に達しました。 8回表には福浦選手のホームランで1点差まで追い上げられたものの、 8回裏に先頭の坂田選手の四球からチャンスを掴み、細川選手のヒットで広げ、 片岡選手の3ランホームランで勝負を決しての勝利という試合でした。 フェルナンデス選手のホームランが追い上げの一発となり、 中村選手の1本目のホームランが同点弾、2本目のホームランが逆転弾、 片岡選手のホームランがダメ押し弾と、 今日の試合では良いところでのタイムリーがホームランという形になる凄い試合でした。 いやー、今季一番派手な試合でしたね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
今日の試合は4番のフェルナンデス選手と5番の中村剛也選手に尽きますね。 フェルナンデス選手のライオンズ復帰が決まった時は、 ホークスのオーティズ選手のような活躍は期待しておらず、 打線のカンフル剤、中村剛也選手が復帰するまでの繋ぎ程度にしか思っていませんでしたが、 勝負強いバッティングで沈みそうになるチームをバットで牽引し、 中村剛也選手が復帰しても、安定したバッティングを披露し、4番へ返り咲くなど、 今やチームに欠かせない存在となっています。 以前、チームに在籍したときは非常に波が大きい選手で、 好調な時は打ちまくるものの、一端不調になると全く打てないという感じでしたが、 今はほぼ安定して3割前後を推移してくれています。 打線の軸がこういった形で定まってくると、チームとしてもしっかりしますよね。 今となっては、フェルナンデス選手を補強しておいて本当に良かったという感じですね。 中村剛也選手も復帰後初のおかわり弾。 なかなか今年は1試合2発以上というのがありませんでしたが(今季2度目か3度目?)、 この調子でホームランを量産して行ってくれるとチームは非常に助かります。 今年の打線は、高山選手や大島選手、佐藤友亮選手や平尾選手、 阿部選手や原選手、浅村選手といった準レギュラーの選手が非常によく頑張っていますが、 それでも故障で中村剛也選手を欠いた打線は迫力不足と言わざるを得ず、 破壊力という点では寂しい感じもしていました。 けれど中村選手が復帰し、ホームランを量産してくれていることで、 打線の破壊力が一気に増してきましたよね。 繋ぎの打者がいないと打線は成り立ちませんが、 ホームラン打者がいる打線はやっぱり相手に与えるプレッシャーが違います。 片岡選手の足、栗山・中島選手の繋ぎと勝負強さ、中村選手の一発と、 ようやくライオンズの打線の役者が揃い踏みし、攻撃の種類が増えた感じがしますね。 ホークスが負けたため、これで2位とのゲーム差は2.5に広がりました。 ライオンズは今週の試合が終われば、本拠地の残り試合は1試合となるだけに、 できればこのゲーム差を維持して戦って行きたいところです。 そのためには明日の試合です。 ロッテも優勝争いは勿論のこと、3位でのCS出場さえも危うくなってくるだけに、 一筋縄ではいかないのは間違いないです。 それでも今日の試合をライオンズは取ったわけですから、 明日・明後日の試合に繋げて行きたいところですね。 明日の先発は涌井投手。 前回は8回までは好投も、9回にまさかの逆転サヨナラ負けを呼んでしまいました。 本人もその悔しさがあるでしょうから、明日は今日のような乱打戦ではなく、 エースの好投で優勝へと近づく試合にしたいですね。 一方のロッテ先発は吉見投手。 少なくともパリーグ移籍後は初対戦?でしょうか。 リリーフ登板が記録されてはいますが、記憶にはないです。 緩急で勝負してくる投手でしょうから、狙い球を絞って打席に立ってもらいたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)ウルフ(7回)−建山(1回)−武田久(1回) (西)平野(7回)−星野(1回)−土肥(1回) (本)小谷野14号2ラン(4回表)・15号ソロ(6回表)、 稲葉16号ソロ(6回表) |
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日ハム | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
この時期の試合なんで、負けていいという試合は一つもないんですが、 今日はもう完璧にやられてしまったという感じですね。 今日負けると3位争いから大きく後退してしまう昨年覇者の日ハムが意地を見せ、 打っては稲葉選手の先制タイムリー、小谷野選手の2ランホームラン、 稲葉・小谷野選手の連続ホームランと、3・4番の活躍で5点を取り、 投げてはウルフ投手が序盤はストレート中心、中盤からは変化球を交えての好投、 投打にやられてしまった印象を受ける試合でした。 まぁ、相手チームが上回ればこういう試合もありますわな。 負けたものは仕方ないので、切り替えて次の試合に臨みましょう。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
チャンスがあったとすれば、2回裏の攻撃ですかね。 先頭の中村剛也選手が2ベースヒットで出塁するも、 坂田選手はレフトフライでランナー進めず、高山選手のセンターフライで3塁へ進塁、 ここのちぐはぐさが点を取れなかった理由でしょうか。 送りバントは考えにくい場面、左打者の坂田選手ですから、 要求されるのは引っ張っての進塁打、それが流してのレフトフライという結果は、 打撃内容としてはそんなに悪くなくとも、この場面にはそぐいませんでした。 今後、レギュラーとして試合に出て行くためには、 状況に応じたバッティングをしっかりとできるようにならないといけないですね。 昨日は大活躍でしたが、日々勉強です。 先発の平野投手は昨年までの悪い癖が出ちゃったなという感じがしました。 初回の稲葉選手のタイムリー、小谷野選手の2ランは致し方ない面もあります。 問題は6回の2者連続ホームラン、この失点が余計でした。 打たれたのはいずれも高めのスライダー、 カウントを取りに行く球が甘くなって痛打されるのが悪いときのパターン、 優勝争いをしている大事な試合で、 昨年までのようなピッチングをしてしまったことを反省してもらいたいですね。 今日の試合を落としたことで、4連勝はならず、 日ハムとの対戦カード負け越しが決定してしまいました。 試合のなかったロッテとのゲーム差は3と縮んだものの、 ソフトバンクもお付き合いしてくれたので、 2位とのゲーム差が変わらなかったことは正直ホッとしています。 直接対決が長らくないだけに、ソフトバンクとの差は正直気になっちゃいますよね。 明日からは3位のロッテとの直接対決です。 混戦パリーグに終止符を打つためにも、 この3連戦を3連勝、最低でも勝ち越しすることが必要となります。 勝負どころの3試合なだけに、気合を入れて応援したいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)糸数(4回)−須永(3回)−吉川(1回) (西)石井一久(6回)−小野寺(1回) −星野(1/3)−岡本篤志(2/3)−グラマン(1回) (本)坂田8号2ラン(2回裏)、フェルナンデス7号ソロ(4回裏) 小谷野13号ソロ(8回表) |
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日ハム | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | ||||
西武 | 0 | 2 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | × | 8 |
今日の試合なんかを見ていると、「強いな」という気になってきますね。 今シーズンは故障者が多かったこともあり、若手の活躍で勢いを感じることはあったものの、 同時に脆さも目立ち、「強い」と感じることはほとんどなかったんですが、 ここに来て「強い」と思わせる野球をやっていますね。 良くも悪くも、シコースキー投手が日ハムの飯山選手に3ランホームランを打たれて同点にされた試合、 楽天に9回に5点を入れられて涌井・シコースキー投手で逆転サヨナラ負けした試合が、 勝負は最後まで分からないという危機感を強く野手陣に持たせることになり、 勝負どころでの嗅覚というか、チャンスを絶対に物にするという勝負勘が出てきた気がします。 この強さを最後まで継続したいですね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
先発の石井一久投手は多少コントロールが甘くなって痛打されることはあったものの、 その後のピンチはしっかりと抑える要所を締めるピッチングで9勝目をマークしました。 今年の石井投手は多少乱れることはあっても、最小限で抑えてくれていますよね。 若い頃のように絶対的な力でねじ伏せる投球ではなく、 ベテランらしく試合のポイントをしっかりと抑えるピッチングをしてくれています。 投球術という面で、今年さらなる成長を遂げたような感じがしますね。 二桁まで目前、この調子なら無事に達成することでしょう。 リリーフではグラマン投手が初の三者凡退。 まだ勝ちゲームで使えるとは言い切れませんが、チェンジアップで打者を打ち取れたのは収穫でしょう。 こんな感じで慣らしていけば、再び頼もしい存在になってくれそうです。 まぁ、現時点でも点差のある9回のマウンドを任せても安心な投手が少ないだけに、 グラマン投手がここで投げてくれるのはピッチャーの節約になってくれます。 地味ながらも現時点でもブルペンに貢献していると言えるでしょう。 打線は5回に集中打を見せて5得点。 フェルナンデス選手のホームランですぐに勝ち越せたことは勿論大きかったのですが、 その次の1点が試合を決めたと言えましょう。 死球で出塁した坂田選手が、原選手のセカンド後方センター手前に落ちるテキサスヒットで、 1塁ベースから一気に3塁を蹴って本塁へ突入、最後はタイミングアウトだったものの、 キャッチャーがボールをこぼしてセーフ、 ちょっと常識では考えられないスリリングな走塁で獲った1点は、 相手バッテリーに大きなダメージを与えたように思います。 5回の残り3点はこの走塁が呼び込んだダメ押しの3点だったと言えましょう。 こういう走塁ができると、「強いな」と感じますよね。 坂田選手は2回裏にも一時逆転となる2ランホームランを放つなど活躍。 これでレフト方向へのホームランは2本目、 それまではヒット・ホームランの大半がライト方向だったため、 外角に投げておけば安心みたいなところがあったのですが、 レフト方向にもきっちりと打ち返せるところを見せたことで、 相手バッテリーもそう簡単には攻められなくなったことでしょう。 成長著しい坂田選手のバッティングに注目ですね。 明日は平野投手が先発です。 順番ならば西口投手のところですが、日ハム戦の相性を買っての起用という感じでしょうか。 前回は楽天打線にリードを読まれていた感じで打たれてしまいましたが、 明日は配球が単調にならないように工夫し、しっかりと試合を作ってもらいたいです。 前回はボール自体には力が戻っていましたし、明日は好投してくれることでしょう。 一方の日ハム先発はウルフ投手。 リリーフでの対戦時は打っていますから、速球系の球をしっかりと打ち返してもらいたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)ケッペル(6回)−榊原(2/3)−宮西(0/3) −建山(1/3)−林(1回0/3)−武田久(1/3) (西)許銘傑(7回)−藤田(1回)−シコースキー(1回) (本)糸井15号ソロ(8回表) |
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日ハム | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1× | 6 |
一言で言えば、美味しい試合でしたね。 先日の楽天戦では悪夢のような9回逆転サヨナラ負けを喫しましたが、 それと同じような集中打がラッキー7の7回裏に飛び出しました。 日ハムのピッチャーはそれまでほぼ完璧に抑えられたケッペル投手に代わり榊原投手。 ケッペル投手にアクシデントがあったようで、大事を取っての交代だったみたいです。 すると、先頭の中村剛也選手が2ベースヒットで出塁、 ここから一気にと思いきや、大島・高山選手が凡退して、あっさりと2アウト2塁。 しかし、ここから上本選手のヒットでチャンスを広げ、 代打の坂田選手が起用された所で、日ハムは宮西投手にスイッチ、 ライオンズは代打の代打・平尾選手を送り、まず1点を返す一二塁間を抜くタイムリーヒット! 続く片岡選手は詰まりながらもレフト前に落ちるタイムリーヒットで2点目、 栗山選手が四球を選んで出塁すると、 中島選手がレフトへの2点タイムリーヒットを放ち、同点へ。 さらに、フェルナンデス選手も詰まりながらライト前に落ちるタイムリーヒットで勝ち越し、 良い当たりでなくともヒットになり、打線が繋がる不可思議な現象の中で、一気に逆転しました。 その後、同点に追いつかれはしたものの、 9回に相手のミスからチャンスが広がり、中島選手の決勝犠牲フライでサヨナラ勝ち。 あわや完封負けを喫するかという負け試合を覆し、サヨナラ勝ちを取ったことは大きいですね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
先発の許銘傑投手はいいんだか悪いんだか… 今日の試合も2アウトから大量失点ですよ。 3回に2アウトランナーなしから2本のヒット、四球、2本のヒットで4失点。 毎度のことながら勿体無いピッチングでした。 しかし、その後はプレッシャーがなくなったのか、7回までスイスイと投げてくれ、 勝利投手にこそなれなかったものの、試合を作ってくれたわけですから、評価はしたいのですが… 正直、判断に困りますね。 先発投手の中では一番頼りない投手が週の頭の先発ということで、 試合前は結構憂鬱だったりするのですが、内容はどうあれ、結果が付いてくるとホッとしますね。 勝って良かったです(^^; 打線はケッペル投手の前に3安打に封じられていたものの、7回に6安打を集中して逆転に。 ワンチャンスをものにした形で勝利しました。 今年の夏は猛暑で、ピッチャー陣を中心に疲労が色濃く見え、 各球団ともに荒っぽい試合が続いています。 派手な負け方をしているのはライオンズだけではないので、 集中していれば今日の試合のように逆転勝ちできるということでしょう。 裏を返せば、それは味方にも言えることですから、 点数を取れるだけ取っておくことが大事だと言えますね。 明日は石井一久投手が先発です。 復帰後、ピッチングが安定し、勝ち星も積みあがってきていますから、 明日も頼れるベテランのピッチングに期待したいですね。 一方の日ハム先発は糸数投手。 のらりくらりと来るピッチャーなだけに、打ち気に逸るとやられてしまいます。 じっくりと待って、好球必打で捉えていってもらいたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |