1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | (西)平野(3回)−岡本篤志(2回) −小野寺(1/3)−長田(1回2/3) −シコースキー(2回)−藤田(1回1/3) (ソ)小椋(5回)−攝津(2回) −ファルケンボーグ(2回)−馬原(2回) (本)片岡9号プレイボールホームラン(1回表) ・10号2ラン(6回表) オーティズ22号2ラン(3回裏)・23号ソロ(5回裏)、 ペタジーニ5号サヨナラ2ラン(11回裏) |
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ライオンズ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
ホークス | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2× | 6 |
弱い、弱すぎ。クリーンナップが機能してない。タイムリー欠乏症。犠牲フライも打てない。 …罵倒する言葉が尽きないほどに、ストレスの溜まる試合でした。 特に序盤5回までですよね。 相手先発の小椋投手が四球で自滅しかかっているのにも関わらず、 犠牲フライも出ずに得点できないという展開が続きました。 結局、ポイントとなった前半5回の得点は、片岡選手のプレイボールホームランと、 細川選手のスリーバントスクイズによる1点のみ、タイムリーなしという結果でした。 打線の主力は基本的に中村剛也選手一人がいないだけで、 代わりにフェルナンデス選手が入っているわけですが、それでコレは厳しすぎます。 勝負弱いと言わざるを得ません。 こんなんで優勝できるのかと心配になります。 不安だけを残したオールスター前の4連敗でしたね… そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
先発の平野投手はフォーク投手の課題が出た感じがしますね。 日ハムが平野投手の完封翌日に岩隈投手を攻略したように、 追い込まれる前に打つバッティングをホークス打線に徹底され、 早いカウントの甘い球を長打にされる結果となってしまいました。 細川捕手の組み立てにも問題がありましたね。 上本捕手とのバッテリーの時は初球フォークという配球も珍しくなかったものの、 今日はフォークは追い込んでからという感じで、 結果的にストレートとスライダーを狙い打たれてしまいました。 もう少し慎重な入り方をしても良かったんじゃないかなと思います。 今シーズンの平野投手の投球を見ている限りだと、 カウントを悪くしても立て直せると思いますから、もっとボールを散らすべきでした。 バッテリーがそこに注意すれば、後半戦も良いピッチングができるのではないでしょうか。 リリーフ陣はよく頑張ったと言うに留めておきます。 最後打たれたのは残念でしたが… まぁ、しゃーないでしょう。 打線は片岡選手の孤軍奮闘という感じがしました。 プレイボールホームランに、攝津投手からの同点2ランホームランと一人大活躍! 片岡選手のバッティングに救われたファンも多いことでしょう。 片岡選手の同点ホームランが出ることなく負けていたら、もっとボロクソでしたよ(苦笑) 再び打率は3割を切ったものの、3割近い打率と四球の多さに二桁ホームランと、 今年は打撃面でもチームに大きく貢献してくれています。 チームがここまで首位に立てているのも、 片岡選手がチームを引っ張っていってくれているおかげでしょうね。 あとはもうコメントのしようがない感じ… この打線はダメだってのは分かりました(苦笑) フェルナンデス選手と坂田選手が打ってくれていたおかげで何とかなりましたが、 坂田選手が疲れを見せ始めると、下位打線もなかなか繋がらずに… 上位打線の機能不全が露呈してしまい、繋がらない打線になってしまいました。 原選手が2番に入っている時はまだマシなんですが、 対左投手時の阿部選手や平尾選手が2番に入った時は、一時の好調さがないこともあり、 散発にヒットが出る程度で、上位打線が繋がることがありませんでした。 中島選手も最近は勝負強い打撃が影を潜めてしまっていますし、 ブラウン選手も好不調の波が激しく、最近はチャンスで打てないケースが増えています。 中島選手を3番に戻しても4番が… ブラウン選手が打てるようになればいいんですが、現状ではちょっと率が… フェルナンデス選手は守備走塁面の不安がありますし、厳しい状態になっています。 何か打開策はないですかねぇ… うーん… 坂田選手はここ数試合は三振が増えていますが、 それでも疲れている中でもヒットを1本放つなど、パワーだけでない技術力も示しています。 今後の課題としては、外角高めの速球をどうするかでしょうね。 今後はそこを攻められるケースが増えてくると予想されます。 今のところ、完全なプルヒッターと見られているでしょうから、 左中間方向へはじき返す打球が出てくると、怖い打者だなと認識されるようになるのですが。 すぐには無理だと思うので、相手の攻め方をまず理解した上で、 ファールにしながら粘り、失投を捉えてもらいたいです。 オールスター前に4連敗したことで、首位は守ったものの、ホークスとは0.5ゲーム差。 故障者続出のチーム事情の中、ここまでよく首位を守っているとは思うものの、 パリーグは力の差が少ないことで、潰し合いになっている感は否めません。 チーム状態が落ちると、一気に転落しかねないだけに、 なんとか喰らいついていきながら、故障者の帰りを待ちたいところです。 オールスター明けこそは強いライオンズを見せられるように、ガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)野上(6回1/3)−工藤(2/3)−長田(1回) (ソ)杉内(9回) (本)松田10号ソロ(7回裏) |
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ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | × | 2 |
この福岡3連戦は1勝すればOKという感じでしたが、ここまで2連敗ですか… しかも、攝津・ファルケンボーグ・馬原投手の抑え3人を引っ張り出せずに。 せめて後の試合を楽にするためにも、抑えの3人は引っ張り出したかったのですが… まぁ、終わったことを悔やんでも仕方ないですね。 明日の試合を勝利し、同一カード3連敗を断固阻止するよう応援しましょう。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
ご覧の通り、打線は全く良いところなし。チャンスらしいチャンスも作れませんでした。 中島選手が特に足踏みをすることもなく通算1000本安打を達成したことは 喜ばしいことですが、どうにも現状では4番中島選手は浮いている感が否めません。 4番就任当初は勝負強い打撃を見せてくれたのですが、 最近は打てない時期が続き、中島選手が打ったら、1・2番の出塁がなくなったりと、 どうにも上位打線のチグハグ感が否めないです。 2番栗山・3番中島選手に戻し、打撃重視なら4番をフェルナンデス選手に、 守備・代走のことも考えるなら、4番ブラウン・5番フェルナンデス選手に変えた方が… なんかこう数字の割りに繋がりが良くないんですよねぇ… オールスター前残り1試合なので、梃入れするかは分かりませんが、 もう1回考え直すべき時期に来ているかと思います。 収穫は野上投手の好投でしょう。 今日はストレートを軸としたピッチングで、チェンジアップとの緩急を武器に、 スライダーをきっちりコースに投げ分け、 打者に向かっていく強気さが垣間見え、投球のテンポも良いなど、 開幕前に期待していたような野上投手らしいピッチングを見せてくれました。 こういうピッチングを見たかったんですよね。 前回は立ち上がりに打ち込まれましたが、 その後が良くなっただけに期待していましたが、その期待以上の投球でした。 これならば先発ローテを任せても安心というピッチングでしたね。 ここまで苦しみながらも、ようやく一皮剥けたかなという手応えを感じます。 後半戦もこの調子で投げていけば、先発の軸に成長してくれることでしょう。 2番手としてベテランの工藤公康投手が今シーズン初登板し、 ピンチを凌いで無失点ピッチング、 左のリリーフを欠くチームに大きな戦力が加わってくれました。 オールスター前は連投がないとのことですので、明日の登板は微妙ですが、 後半戦に向けて左が1枚加わるのは明るい材料ですね。 明日は前回完封勝利の平野投手が先発です。 前回打球を受けた影響を心配していましたが、 涌井投手を登録抹消したぐらいですから、心配はないようですね。 この3連戦では一番期待できる先発投手なだけに、明日のピッチングも楽しみです。 一方のホークス先発は小椋投手。 ホークスは攝津・ファルケンボーグ・馬原投手が温存できたことで、 6回以降は継投に出ることが予想されますので、 5回までの間にリードを奪いたいところです。 オールスター前最後の試合でここまで首位を守ってきた意地を見せて欲しいですね。 明日こそはチーム一丸となってガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)許銘傑(4回1/3)−岩崎(1回2/3)−谷中(2回) (ソ)ホールトン(6回)−金沢(2回)−吉川輝昭(1回) (本)松中7号2ラン(6回裏) |
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ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 4 | ||||
ホークス | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 | 2 | 2 | 0 | × | 11 |
先発投手が試合を作れないとこうなっちゃいますね。 私は3点目が入った時点でスパッと代えるかと思いましたが、 4回に1点を返したことで考えが変わったのでしょうか。 もう少し早く見切りを付けても良かったように思います。 まぁ、でも帆足投手同様に、5回持たないでは困る投手ですけどね。 後半戦の先発ローテが悩ましくなってきますなぁ… そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
試合を決定付けたのは、5回の福田選手の盗塁を許した後のタイムリーとエラーですかね。 まぁ、エラーは言うまでもないわけですが、 福田選手の盗塁でホークスに勢いが付いたことは確かだと思います。 私は今日の試合は細川選手がマスクを被ると思ってたんですよ。 前回のホークス戦で3試合連続ホームランを打っていますし、 ここまで好リードを続けてきた上本選手が昨日は大量失点、 ホークスはやたらめったに走ってきますし、肩を重視して細川選手かなと。 そこの判断がちょっと分かりませんでしたね。 明日は前回満塁ホームランを打った杉内投手が先発ですし、 上本選手ではなく、細川選手がスタメンに名を連ねることでしょう。 今日の試合の救いはフェルナンデス選手がタイムリーを打ったことですかね。 昨日の試合では結果が残せず、今日も打てないとなると勢いが止まるところでした。 明日・明後日は左投手の先発が予想されますし、 フェルナンデス選手のバットにかかる期待は大きくなりますね。 坂田選手は内安打でなんとか繋いだ感じ。 レフトフェンス手前のフライを好捕するプレーも見せるなど頑張っています。 おそらく、これだけの連戦を経験するのは始めてのことでしょう。 スタメンでの出場が続いていることや、相手の研究が進んでいることから、 体力的にも精神的にも疲れが出ている頃だとは思いますが、 オールスター前の2試合をなんとか乗り切って、後半戦に繋げてもらいたいですね。 収穫は久々に打席に立った星選手が2打数2安打の好結果を残したことでしょう。 坂田選手と同時に昇格し、最初にスタメンで起用されて結果を残したのは星選手でした。 ただ、守備のミスがあり、坂田選手がホームランを立て続けに打ったこともあり、 星選手の出番は全くなくなってしまい、精神的にも辛かったでしょうが、 今日の試合ではその鬱憤を晴らす活躍を見せてくれました。 外野の絶対的レギュラーは栗山選手のみで、 高山選手も坂田選手もまだ完全なレギュラーとは言えないだけに、 星選手にもチャンスはあるはず。 再び左投手が先発ということで不運ではあるのですが、 ホークスは必ず継投に出るだけに、代打での出場の可能性は高いです。 モチベーションを高く持ってアピールをしてもらいたいですね。 明日は野上投手が先発です。 勝ちパターン投手の3人は休めており、工藤投手もまだ登板していません。 そう考えると、明日は5回を投げてくれれば十分お釣りが来るぐらいですので、 まずは序盤3イニングを0点で行けるように、最初から飛ばしていってもらいたいです。 一方のホークス先発は杉内投手。 分の悪い相手ではありますが、前回の登板では負け投手になっており、 前回の対戦では細川選手の満塁ホームランなどで攻略しています。 今シーズンは立ち上がりと中盤に乱れることがあるだけに、 そこを上手く攻めて行きたいところです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)帆足(2回)−岡本洋介(1/3)−岡本篤志(1回2/3) −小野寺(2回)−土肥(2回) (ロ)マーフィー(9回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
ロッテ | 2 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | × | 9 |
帆足投手は一体どうしちゃったんでしょうか? 今日も序盤に崩れて2回5失点。 初回に6月26日のオリックス戦のように3連打を浴びるも、2アウトまで粘ったものの、 サブロー選手にタイムリーを許して2失点。 2回には今江・金選手のタイムリーヒットに、打球が足に当たる内野ゴロの間に1失点… 序盤に失点を重ねてしまい、試合を作れないケースが増えてきています。 帆足投手で勝てないと、今の先発陣では苦しいだけに、 後半戦に向けて復調してもらわないと困ります。 原因をしっかりと究明し、オールスター明けの先発に備えてもらいたいです。 あとはもうそのまま試合が進行してしまった感じ。 打線も元気なく4安打。内野ゴロの間の1点のみと寂しい結果に終わってしまいました。 2番手の岡本洋介投手に打球が当たるアクシデントがあり、 岡本篤志投手が緊急登板せざるをえなかったのが悔いでしょうか。 アンラッキーだから仕方ないのですが。 武隈投手と涌井投手が登録抹消となったため、 岡本篤志投手には先発から繋ぐ2番手として期待がかかります。 好調なだけにあまり負担をかけたくなかったんですが… 先発投手が役目を果たしてくれないと、リリーフ陣に皺寄せが来てしまいますね。 まぁ、とりあえず明日を凌げば、おそらくグラマン投手が上がってくるので、 リリーフ陣はさらに厚みが増すと思いますから、頑張ってもらいたいです。 そんなこんなで試合展開説明。試合結果より。
大ベテランの工藤公康投手が1軍登録されるも、今日は出番なし。 8回裏に投げると思ったんですがねぇ。 オールスター前の連投はさせないということで、 勝ちゲームでの起用を想定しているのでしょうか。 試すのなら今日の試合と思っていただけに、ちょっと終盤は肩透かしを食らいました。 楽しみにしてたのになぁ。登板するとすれば明日と水曜か。楽しみにしておきましょう。 もう一人の左腕・土肥投手はどうするんでしょうか。失点しているイメージしかないです。 左打者の外角にスライダーを投げ切れないようでは到底… 1軍の試合は調整の場ではないのですから、きっちり結果を残してもらいたいです。 ベテランが結果が残せないなら一つしかないでしょう。後がないんだから頼みますよ… 野手では岳野選手が1軍初昇格し、初出場を果たしました。 リードは組み立てを見ていると、オーソドックスな印象を受けました。 点差が付いちゃってたので、判断しきれない面がありますけどね。 得意の打撃ではショートゴロ併殺と結果を残せず。 強肩強打の捕手で、ファームでも長打力をアピールしているだけに、 シーズン後半の正捕手争いに加わってきてもらいたい選手です。 明日からは福岡でのソフトバンク戦です。 先発は許銘傑投手。 フェルナンデス選手が1軍登録されたことで、シコースキー投手とブラウン選手、 そして2軍にいるグラマン投手も故障からの復調を見せるなど、 外国人枠を巡る争いは厳しいものになってきています。 後半戦の先発ロー手を確実にするためにも、明日は結果を残してもらいたいですね。 一方のホークス先発は故障上がりのホールトン投手。 今シーズンはわりと対応できているだけに、序盤から攻めて点数を取っていきたいところです。 好調の2位ホークスを叩いて、気持ちよくオールスター休みに入りたいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)大沼(5回0/3)−岡本篤志(1回) −長田(1回)−藤田太陽(1回)−小野寺(1回) (ロ)成瀬(7回2/3)−秋親(0回)−古谷(1回1/3) (本)フェルナンデス1号ソロ(2回表)・2号ソロ(5回表)、 坂田6号ソロ(3回表) 今江6号2ラン(3回裏) |
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西武 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 9 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
今シーズン打ちあぐんでいた成瀬投手からこれだけ点数が取れるとは。 正直言って予想していませんでした。 2回にフェルナンデス選手の再来日1号ホームランで先制すると、 坂田選手が2ベースヒットで続き、四死球が絡んでチャンスが広がり、 阿部選手のタイムリーヒットと中島選手の3点タイムリー2ベースで一挙5得点。 3回には坂田選手のホームラン、 5回にはフェルナンデス選手の今日2本目のホームランで加点。 ロッテの反撃をかわしながら試合は進んでいき、 8回にはそれまでノーヒットだったブラウン選手のタイムリーで追加点、 さらにフェルナンデス選手のタイムリーでもう1点を奪い、 最後はシコースキー投手を温存するという楽な試合展開となりました。 終わってみれば、先発全員安打の16安打9得点、 想像以上の打線の爆発に驚かされました。 今日のヒーローは、なんといってもフェルナンデス選手でしょう。 先制ホームランを含む2ホーマーに1タイムリーで5打数3安打3打点と大活躍でした。 復帰初戦こそノーヒットだったものの、2戦目に初ヒット&初タイムリー、 昨日の試合では決勝点の口火となるヒット、 今日は2ホーマーと順調な活躍を見せてくれています。 坂田選手とともに、打線の起爆剤として機能してくれていますね。 フェルナンデス選手の活躍が打線を活性化させているように思います。 大きな補強をしましたね〜 登録まで時間がかかったのはマイナスでしたが、 ブランクを感じさせない活躍を嬉しく思います。 そんなこんなで試合展開説明。試合結果より。
3年ぶりの先発となった大沼投手は先発の役目を果たし、5回0/3を3失点で降板。 久々の先発とはいっても、経験のある投手なだけに、 この結果が良いのか悪いのかはちょっと判断しかねる面がありますね。 今日の試合展開からすれば、序盤で大きくリードをもらっただけに、 もっと投げないとダメでしょう。球数も72球だったわけですし。 フォークから入るというのは悪くないものの、点差があることを考えれば、 打者の打ち気を外すようなカーブをもっと多投しても良かったかなと思います。 カウントが悪くなると、ストレート中心と単調になりがちなだけに、 先発をこのまま続けるなら、もう少し投球の幅を増して欲しいように思います。 リリーフ陣は完璧に抑えたわけではないものの、無失点で凌ぐナイスリリーフ。 平野投手と涌井投手が連続完封してくれたおかげで休養十分、 明日以降も頼みますという感じですね。 打者陣では、やや調子を落としていた高山選手が3打数3安打1犠打1四球と活躍。 再び打率を3割に乗せました。 ヒットは出ていたものの、本人も納得いく打撃ができず、苦しんでいたようですが、 打線を引っ張るフェルナンデス選手や坂田選手に釣られる形で、 高山選手も結果を残してくれましたね。 この猛打賞で精神的にも吹っ切れ、 前半戦のようなシュアな打撃が見られることを期待したいです。 また、3試合ノーヒットと精彩を欠いていた中島選手が、 試合を決めたといっても過言ではない3点タイムリー2ベースを含む2安打と活躍。 昨日の試合から雰囲気は出ていましたが、結果が伴わずにノーヒット、 1打席目の打球がヒットになったことで、乗っていけましたね。 再び中島選手らしい勝負強いバッティングに期待したいです。 今は後ろのブラウン選手やフェルナンデス選手、坂田選手の状態がいいだけに、 中島選手が決めなくても点数を入れることができます。 決める4番ではなく、繋ぐ4番でもなく、打線の中心となる4番打者として期待したいです。 明日は帆足投手が先発です。 前回登板はチームは勝利したものの、帆足投手は不本意な投球だっただけに、 涌井投手同様に、オールスター前最後の登板を良い形で締めてもらいたいです。 岸投手の復帰がまだ遅れそうですから、後半戦も先発陣の軸は涌井投手と帆足投手、 左のエースとしての好投を期待したいです。 一方のロッテ先発はマーフィー投手。 前回の対戦で攻略しただけに、好調の打線で序盤から攻撃を仕掛けていきたいですね。 序盤失点の成瀬投手を引っ張ったように、この連戦でリリーフ陣も苦しいようですから、 早い段階で点数を取れば、それだけ勝利に近づくと思います。 同一カード3連勝を目指し、頑張って欲しいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)涌井(9回) (ロ)渡辺俊介(7回1/3) −伊藤(2/3)−古谷(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ここ2試合敗戦が続き、それ以前も打線に助けられた面が大きく、 交流戦終了後のリーグ戦再開以降は内容がいまひとつだった涌井投手でしたが、 今日はエースのピッチングを見せてくれましたね。 1回は三者凡退も、2回の2アウト1・3塁のピンチを始めとして、 3〜7回まで必ず安打を許すというランナーを出しながらのピッチングではあったものの、 カーブ・チェンジアップを織り交ぜ、要所は140キロ中盤のストレートで押す投球で、 ピンチで頼もしさが増すエースのピッチングを見せ、付け入る隙を与えませんでしたね。 被安打7という結果の割には安心して試合を見ていられました。 久々に不要な四球を出しませんでしたし、文句なしのピッチングだったと思います。 エースの復調に頼もしく感じますね。 これでオールスター前の先発登板は終了。 オールスター前最後の試合での中継ぎ登板をする可能性はありますが、 平野投手が元気ならば、そういった展開にもならないでしょう。 後半戦もエースとしてチームを引っ張っていくピッチングを期待したいですね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
打線は渡辺俊介投手のコントロールが良く、カーブ・シンカーによる緩急も効いていたことで、 7回までヒットは2本のみと抑えられるなど、苦しい試合展開となりましたが、 8回表に先頭のフェルナンデス選手がヒットで出塁すると、 すかさず渡辺監督は代走に佐藤友亮選手を起用。 好調の坂田選手を迎える場面でどうするかと思ったら、堅く送りバントで進めて1アウト2塁。 ここでスタメン出場していてもおかしくない石井義人選手を代打で起用。 石井義人選手はしぶとく左中間手前へ打球を運び、 2塁ランナーの佐藤友亮選手も判断良く3塁を回ってホームイン! 勝負所を心得たベンチと一体化したチームプレイが光る1点となりましたね。 打つ人、走る人、返す人、それぞれが役割をきっちりと果たした上での、素晴らしい1点でした。 さらに上本選手がヒットで繋ぎ、1アウト1・3塁に。 片岡選手は三振に倒れるものの、原選手が四球で繋いで満塁として、 栗山選手が三遊間深くへのタイムリー内安打を放ち、もう1点を勝ち越し! その後の中島選手は満塁でカウントノーツー、フルカウントと美味しい場面が来るも、 結果は見逃し三振、3点目はなりませんでしたが、 チーム一丸となって点数を取る素晴らしい攻撃をすることができました。 地味ながらも良い働きをしているのが原選手ですよね。 今日は3打数1安打1四球、4回の2打席目にはファールで粘って11球を投げさせ、 7回の3打席目は先頭打者でヒットを放ってチャンスメークをし、 8回のチャンスではファールで粘って四球で繋ぐなど、2番打者として渋い活躍を見せています。 結構チャンスで粘って後ろの打者へと回してくれることが多いんですよね。 片岡・栗山・中島選手らのような華や、坂田選手のような豪快さもないのですが、 打線の潤滑油として非常に機能する選手です。 本来ならば、石井義人選手をスタメンで使いたくなり、 サード・ファーストをフェルナンデス選手と石井義人選手と分けることになるのでしょうが、 原選手が良い働きをすることで、石井選手が弾かれてしまうという嬉しい誤算が生じてます。 その結果が、勝負所での石井義人選手の代打起用となったわけで、 原選手の渋い活躍を抜きには、今日の試合を語ることはできないように思います。 数字では現れない貢献度の高い選手ですね。 心配なのは中島選手。今日もノーヒット。 特に8回のチャンスは美味しい場面だっただけに残念でした。 まぁ、天才肌の選手ですし、明日の試合こそは打ってくれることでしょう。 明日は大沼投手が先発です。 日曜日の先発かと思ってたんですが、帆足投手よりも先に持って来ましたね。 ひょっとして明日がナイターだから? でも日曜日も17時開始の薄暮ゲームですが(^^; 久々の先発でどういったピッチングを見せてくれるのか、楽しみ半分不安半分です。 2試合連続完封でリリーフ陣は休めていますから、初回から飛ばして行ってもらいたいですね。 一方のロッテ先発は成瀬投手。 前回はやられてしまっただけに、今度こそは打ち崩したいところ。 ホームランによる得点だけではなく、今日の試合のように後ろへ繋ぐ野球で、 チーム一丸となって攻略してもらいたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |