2010年西武ライオンズ応援日記

7月8日 埼玉西武ライオンズ 0−6 オリックスバファローズ

(西)平野(5回2/3)−土肥(2/3)
 −岡本洋介(1回1/3)
(オ)金子千尋(9回)
(本)バルディリス5号ソロ(4回裏)
西武
オリックス ×

今季初先発の平野将光が5回3失点と好投するも、打線が3安打に終わり、完封負け…
今日は良い方の金子投手でしたね…
しかし、ロッテやソフトバンクはどうしてそんなに打てるんだろうか…
数字上は昨年のライオンズも打っているようだけど、あまり良い印象がない。
今日の試合で点数を取るチャンスは1回だけでしたね、6回表の攻撃。
2アウトながら片岡選手がヒットで出塁すると、
盗塁を警戒した金子投手が乱れ始め、原選手の2ベースヒットで2アウト2・3塁。
栗山選手にはストレートの四球となり、2アウト満塁で中島選手という絶好の場面。
しかし打球はサード正面… ここで一本出ていれば、一気に行けたと思うのですが。
あー、そうか、金子投手攻略には足を使えばいいということか。
まぁ、いずれにせよ、ランナーが出なければ話にならないわけですが…
今日は完敗ですね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(二)片岡、2(三)原、3(中)栗山、4(遊)中島、5(右)高山、
6(指)ブラウン、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(左)坂田
◆黒瀬選手が1軍登録抹消、平野投手が1軍登録。

1回表 オリックス先発:金子投手
片岡選手、外角スライダーにセンターフライ。
原選手、外角低めカーブにセカンドゴロ。
栗山選手、外角低めシュートにショートゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:平野投手
坂口選手、外角スライダーを打たれてショートイレギュラーでレフト前に抜けるヒット。
荒金選手、送りバント成功。1アウト2塁。
後藤選手、内角低めストレートを打たれてライト前タイムリーヒット。
カブレラ選手、フルカウントから四球。1アウト1・2塁。
T−岡田選手、内角高めストレート打たれてピッチャー強襲内安打。1アウト満塁。
北川選手、外角ストレートでサードゴロ、2塁アウトのみで、
併殺崩れの間に3塁ランナーホームイン。
バルディリス選手、フルカウントからの高めフォークでサードゴロ。
◆平野投手…内安打からバント・タイムリーで失点とは運がない。
      わけの分からないうちに失点したということだろう。
      ビッグイニングにならなかったのが救い、気を取り直して行こう。


2回表
中島選手、ファールで粘って8球目内角低めストレートを打ってセンター前ヒット!
高山選手、フルカウントからのチェンジアップにショートゴロ。1アウト2塁。
ブラウン選手、外角低めカーブに空振り三振。2アウト2塁。
石井義人選手、ファールで粘るもフルカウントからの9球目
内角高めストレートにキャッチャーファールフライ。


2回裏
鈴木選手、内角ストレートでファーストフライ。
山崎選手、ストレートでショートフライ。
坂口選手、外角フォークで打ち取るも、当たりが弱すぎてセカンド内安打。
荒金選手、初球内角シュートを打たれるレフトへの2ベースヒットを許すも、

1塁ランナーを刺してアウト。

3回表
細川選手、外角ストレートにライトフライ。
坂田選手、外角高めストレートに空振り三振。
片岡選手、フルカウントからの外角スライダーにセカンドゴロ。

3回裏
後藤選手、高めストレートでセカンドゴロ。
カブレラ選手、フルカウントからの外角低めスライダー打たれてレフト前ヒット。
T岡田選手、外角高めシュートでキャッチャーファールフライ。
北川選手、スライダーでライトフライ。

4回表
原選手、内角低めカーブにセカンドゴロ。
栗山選手、外角高めチェンジアップにファーストゴロ。
中島選手、内角ストレートにセンターフライ。

4回裏
バルディリス選手、内角シュートを捉えられてレフトスタンドへのソロホームラン。
鈴木選手、高めストレートでキャッチャーファールフライ。
山崎選手、外角スライダーでライトフライ。
坂口選手、フルカウントから低めストレートでレフトファールフライ。

5回表
高山選手、内角高めストレートに空振り三振。
ブラウン選手、外角高めストレートにファーストゴロ。
石井選手、外角高めストレートにレフトフライ。

5回裏
荒金選手、ファールで粘られるもフルカウントからの10球目
ストレートでサードフライ。
後藤選手、初球外角高めフォークを打たれてレフト前ヒット。
カブレラ選手、内角高めストレートでセンターフライ。
T岡田選手、ファールで粘られるもフルカウントからの9球目
内角高めストレートでレフトフライ。

◆平野投手…立ち上がりの2失点を恩赦とすれば、ホームランによる1点のみ。
      5回3失点なら今季初先発としては合格点だろう。
      ファールで粘られても粘り負けずに四球を出さなかったことを評価したい。


6回表
細川選手、高めカーブを打つもサードライナー。
坂田選手、内角ストレートにサードゴロ。
片岡選手、初球内角低めカーブを打ってレフト前ヒット!
原選手、外角高めストレートを打ってレフトへの2ベースヒット!
 2アウト2・3塁。
栗山選手、ストレートの四球で出塁、2アウト満塁。
中島選手、内角低めフォークを打つもサードへの強いゴロ。
◆この回…満塁で中島選手という絶好の場面だったが得点ならず。アンラッキー。

6回裏
北川選手、外角ストレートを打たれるもライト後方のフライ。
バルディリス選手、外角スライダー打たれてセンターオーバー2ベースヒット。
鈴木選手、内角ストレートでセンターフライ。ランナー3塁へ。
山崎選手、抜けたフォークが手首に当たる死球。2アウト1・3塁。
ここでライオンズは投手交代、土肥投手が登板。
坂口選手、初球低めスライダーでセカンドゴロ。

7回表
高山選手、外角スライダーにショートゴロ。
ブラウン選手、外角高めカーブにセンターフライ。
石井選手、内角高めストレートにショートフライ。

7回裏
荒金選手、内角スライダー打たれてレフトへの2ベースヒット。
後藤選手、外角スライダーでショートゴロ、1アウト2塁。
カブレラ選手、敬遠の四球。1アウト1・2塁。
T岡田選手、外角ストレートを打たれて三遊間抜かれるタイムリーヒット。
ここでライオンズは投手交代、岡本洋介投手が登板。
北川選手の所でワイルドピッチ、ランナー進塁で1アウト2・3塁。
北川選手、外角低めスライダーを打たれて三遊間抜かれるタイムリーヒット。
バルディリス選手、フルカウントからの外角低めスライダーでライト犠牲フライ。

鈴木選手、外角ストレートで空振り三振!

8回表 この回からショートに塩崎選手。
代打の上本選手、高めストレートに空振り三振。
坂田選手、低めカーブにピッチャーゴロ。
片岡選手、外角高めストレートを打つもライトフェンス手前のフライ。

8回裏
塩崎選手、高めスライダーでレフトフライ。
坂口選手、外角チェンジアップでピッチャーゴロ。
代打の赤田選手、フルカウントからの外角高めストレートで空振り三振!

9回表
原選手、内角低めチェンジアップに空振り三振。
栗山選手、内角高めストレートにピッチャーゴロ。
中島選手、外角高めストレートに空振り三振。
試合終了、0−6で完封負け…


収穫は今シーズン初先発となった平野将光投手の好投でしょう。
立ち上がりは、いきなり先頭打者にヒットを許し、送りバントで進められ、
3番後藤選手にタイムリーヒットを打たれるなど、
あっという間に失点するという気の毒な展開になりましたが、
そこからズルズル行かずに併殺崩れの間の1失点に抑え、
4回にバルディリス選手に一発を打たれたものの、
それ以外はランナーを出しながらも攻めの投球に終始し、
6回途中(5回2/3)まで投げて3失点と試合を作ってくれました。
これまでと違っていたのはスライダー・フォークに加えて、シュートを投げ、
フルカウントなどカウントが悪くなると四球で崩れる傾向にあったのですが、
そこからも逃げずに打者に向かって投げていき、粘り負けしませんでした。
今日のピッチングならば、十分先発ローテを任せられる内容と結果だったと思います。
野上投手や西口投手よりも良いピッチングができましたから、
このまま1軍先発ローテに入ってくると思われます。
先発投手陣が苦しい中、平野投手の好投は明るい材料ですね。



今日の試合は負けたものの、このカードは2勝1敗で勝ち越しました。
初戦負けていれば、3連敗もありえただけに、この勝ち越しは大きいでしょう。
坂田選手というニューヒーローが誕生し、勝ちパターンリレーが再度復活し、
平野投手という孝行息子候補が出てきたのは大きいです。
今日の試合を落としはしたものの、気分良く本拠地に帰ることができますね。

明日はお休みで、土曜からは西武ドームでの楽天2連戦です。
ライオンズは涌井投手と帆足投手が先発、楽天は岩隈投手と永井投手が予想されます。
一時は貧打で苦しんでいた楽天ですが、ロッテ戦3連勝で勢いに乗りつつあります。
投手戦になると予想されますが、リリーフを含めた総合力では一歩リードしているはず、
先発陣が苦しいライオンズですから、この2連戦を2連勝し、
再び勢いに乗っていきたいところです。
土曜からもガンバレ、ライオンズ!!




7月7日 埼玉西武ライオンズ 11−7 オリックスバファローズ

(西)野上(2回)−岡本篤志(3回)−小野寺(1回)
 −長田(1回)−藤田太陽(1/3)−シコースキー(1回)
(オ)長谷川(1回2/3)−中山(2回1/3)
 −鴨志田(2回2/3)−古川(1回1/3)−西(1回)
(本)坂田2号3ラン(2回表)
西武 11
オリックス

両チーム合わせて30安打の乱打戦を制しての連勝! 岡本篤志、6年ぶり勝利!
今シーズンの特徴として、正直もうダメだと思ってました的な若手・中堅選手が頑張ってますよね。
昨年の後半から許銘傑投手が台頭し、今や先発ローテで欠かせぬ存在に、
開幕数試合から長田投手が台頭し、今や藤田太陽投手と共に勝ちパターンのセットアッパーに、
また高卒5年目の田中靖洋投手が1軍で活躍するきっかけを掴み、
今日の試合では岡本篤志投手がルーキー時以来の勝利投手になるなど、
ここ数年全く活躍できなかった選手たちの活躍が光っています。
野手ではレギュラーに定着した高山選手は勿論のこと、
大島選手や黒瀬選手が1軍で活躍したり、トレードで獲得した阿部選手が再生したり、
吉見選手が出番はないものの控え捕手として1軍の試合に顔を出したりと、
1・2軍の垣根が少なくなっているのが特徴のように思えます。
それだけ故障者も多く出ているわけですが、
1・2軍関係なくチーム全体で戦えているのが首位をキープできている要因なんでしょうね。

試合の方を振り返ると、5回までは信じられないような荒っぽい試合でした。
1回表に片岡選手が四球で出塁し、2塁への盗塁を決め、
栗山選手のタイムリー2ベースで1点を先制するも、
直後に野上投手が掴まり、後藤・北川・バルディリス選手のタイムリーであっさり逆転を許す展開。
しかし、2回表に坂田選手が2試合連続の3ランホームランを放って同点に。
けれども、再び野上投手が打たれ、後藤選手のタイムリーで1点を失う展開に。
だが、しかし、3回表にブラウン・細川選手のタイムリーヒットで逆転。
ライオンズは2番手に岡本篤志投手を送るも、勢いを止められず、
バルディリス選手のタイムリーでまた同点に追いつかれ、
4回裏には後藤選手のタイムリーで再び逆転を許す展開に。
それでも粘りを見せる打線は、5回表にブラウン選手が同点タイムリー2ベースを放ち、
2アウトから連続四球で満塁とすると、
原選手が走者一掃の3点タイムリー2ベースを放ち、一気に3点リードに。
これでようやく試合が落ち着き、6回は小野寺投手が、
7回は長田投手、8回は藤田太陽投手、9回はシコースキー投手が抑えての勝利。
試合序盤の乱打戦を制し、勝ちパターンリレーで勝利を掴むことができました。

今日の試合のポイントは、とにかく打線が打ち負けなかったこと、
2試合連続で失敗していた勝ちパターンリレーがピタリとはまったことでしょう。
投手陣の失点は野手陣がカバーするんだという気持ちが今の打線からは伝わってきます。
どんなに投手が失点しようとも、気落ちせずに跳ね返す強い心が今の打線にはありますね。
1番片岡選手が3打数2安打2四球1盗塁とリードオフマンとしてチームを引っ張り、
3番栗山選手も4打数2安打1犠打、4番中島選手も5打数2安打と中心選手が頑張れば、
5番高山選手が4打数3安打と大当たり、
6番ブラウン選手が2本のタイムリーと走者を帰す仕事をすれば、
若い9番坂田選手が連日の3ランホームランを含む2安打1四球と活躍し、
2番原選手が勝ち越しの3点タイムリー2ベースを含む2安打と活躍。
上位・下位ともに活発で打線の切れ目がありませんでした。
主力が安定した結果を残し、若手がアピールをする、
打線は非常に良い流れになってきていますね。

また、2試合連続で失敗していた勝ちパターンリレーをそのまま当てはめての逃げ切り勝ち。
6回を小野寺投手、7回を長田投手、8回を藤田太陽投手、9回をシコースキー投手と、
それぞれ無失点で凌ぎ、勢いに乗るオリックス打線をしっかりと抑えてくれました。
1度や2度の失敗で揺れることはなく、リリーフ陣がしっかりと結果を残せたのは大きいですね。
あとはもう少し先発投手陣が頑張れば、リリーフ陣の負担を減らすことができ、
これまで通りに安定したピッチングをしてくれることでしょう。
リリーフ陣が健在をアピールしてくれたのは今後に向けて大きな好材料です。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(二)片岡、2(三)原、3(中)栗山、4(遊)中島、5(右)高山、
6(指)ブラウン、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(左)坂田

1回表 オリックス先発:長谷川投手
片岡選手、ファールで粘ってフルカウントからの10球目選んで四球で出塁。
片岡選手が原選手の所で2塁盗塁成功!

原選手、バスターも高めストレートにセカンドファールフライ。
栗山選手、外角高めストレートを打って左中間抜くタイムリー2ベース!
中島選手の所で栗山選手が3塁盗塁を試みるもタッチアウト。
中島選手、外角低めフォークを打つもショート山崎選手に阻まれてショートライナー。
◆この回…片岡選手が粘って出塁して盗塁、栗山選手がタイムリーと幸先が良い。
     栗山選手の盗塁失敗は勿体無かった気もするが。


1回裏 ライオンズ先発:野上投手
坂口選手、外角低めストレートを打たれてセンター前ヒット。
荒金選手、送りバント成功。1アウト2塁。
後藤選手、外角低めチェンジアップ打たれてセンターへのタイムリー2ベース。
カブレラ選手、内角低めストレートでセカンドフライ。
T−岡田選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
北川選手、外角低めスライダー打たれてセンターフェンス直撃2点タイムリー2ベース。
バルディリス選手、内角低めストレートを打たれてレフト前タイムリーヒット。

日高選手、低めチェンジアップでレフトフライ。
◆この回…うーん…ストレートとチェンジアップはいいんだが…
     スライダー・カーブといった変化球が使えないと厳しい。
     辛い立ち上がりとなってしまった。

2回表
高山選手、外角高めストレートを打ってライト前ヒット!
ブラウン選手、内角高めストレートを打つもセカンドライナー。
石井義人選手、高めストレートを打つもセンターフライ。
細川選手、死球で出塁、2アウト1・2塁。
坂田選手、内角高めストレートを捉えてライトスタンドへの3ランホームラン!
片岡選手、外角低めフォークを打って三遊間抜くヒット!
原選手、外角ストレートを打ってレフト前ヒット!
 2アウト1・3塁。
ここでオリックスは投手交代、中山投手が登板。
栗山選手、外角低めストレートにショートゴロ。
◆この回…坂田選手の3ランで一気に追いつけたのは大きい。
     その後のチャンスを生かしたかったが、先発KOでまずは一仕事。
     まだ同点なので、早期にリードを奪いたい。
◆坂田選手…2試合連続のホームランとは御見それいたしました。ミスター3ラン!


2回裏
山崎選手、外角低めカーブでピッチャーゴロ。
坂口選手、内角低めストレートで空振り三振!
荒金選手、低めスライダー打たれて左中間抜かれる2ベースヒット。
後藤選手、外角高めストレートのボール球打たれてレフトへのタイムリー2ベース。
カブレラ選手、内角高めストレートでレフトフライ。

3回表
中島選手、外角チェンジアップを打ってセンター前ヒット!
高山選手、初球外角高めストレートを打ってセンター前ヒット!
 ノーアウト1・2塁。
ブラウン選手、外角高めストレートを打ってライトフェンス直撃のタイムリーヒット!
石井選手、外角低めスライダーに空振り三振。1アウト1・3塁。
細川選手、初球外角低めチェンジアップを打ってセンター前タイムリーヒット!
坂田選手、ストレートを打ってセンター前ヒット! 1アウト満塁。
片岡選手、初球低めカーブにショートゴロ併殺。
◆この回…打線は当たってるなぁ〜 すぐに同点に追いついてくれるのはありがたい。
     今日は打ち合いの様相をなしているだけに、1点でも多く取って行きたい。
◆坂田選手…左投手からもヒット、レギュラー取りに大アピールだな。


3回裏 この回から岡本篤志投手が登板。
T岡田選手、内角高めストレートで見逃し三振!
北川選手、フルカウントから内角高めストレート打たれてレフトへの2ベースヒット。
バルディリス選手、外角低めスライダー打たれてセンター前タイムリーヒット。
日高選手、内角低めチェンジアップで見逃し三振!
山崎選手、内角ストレートでファーストゴロ。
◆岡本投手…スライダーだけでなく、チェンジアップも使えるようになったのが大きい。
      それにしても、許銘傑・武隈・岡本篤志投手とチェンジアップを武器にする
      投手が増えた気がするが、小野コーチも石井貴コーチも使い手じゃなかったが。


4回表
原選手、外角スライダーにピッチャーゴロ。
栗山選手、外角低めスライダーを打ってセンター前ヒット!
中島選手、外角低めチェンジアップにライトフライ。
高山選手のカウント2ナッシングから栗山選手が盗塁を試みるも、ウエストされて盗塁失敗。

4回裏
坂口選手、外角高めストレートを打たれてセンター前ヒット。
荒金選手、送りバント成功。1アウト2塁。
後藤選手、内角低めチェンジアップでセンターフライ、2アウト1塁。
カブレラ選手、内角高めストレートを打たれてレフト前タイムリーヒット。
T岡田選手、外角高めストレートを打たれてセンターへの2ベースヒット。

北川選手、外角ストレートで見逃し三振!

5回表
高山選手、初球内角スライダーを打ってレフト線への2ベースヒット!
ブラウン選手、初球高めスライダーを打ってライト線へのタイムリー2ベース!
ここでライオンズは代打の平尾選手を起用、オリックスは鴨志田投手にスイッチ。
代打の平尾選手、送りバント空振り・見逃しで外角高めスライダー打って一二塁間のゴロ、
セカンドの後藤選手がダイビングキャッチ1塁送球アウト、ランナーは3塁へ、1アウト3塁。
細川選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト3塁。
坂田選手、カウント1−3から四球で出塁、2アウト1・3塁。
片岡選手、フルカウントから四球で出塁、2アウト満塁。
原選手、外角高めストレートを打って右中間突破の3点タイムリー2ベース!
栗山選手、外角低めシンカーにセカンドゴロ。
◆この回…1アウト3塁のチャンスを逃し、せめて1点という感じだったが、
     そこから四球でチャンスを広げ、3点タイムリー2ベース。
     1点が3点になったのは大きい。原選手がよく打ってくれた!


5回裏
バルディリス選手、低めチェンジアップで空振り三振!
日高選手、ファールで粘られてフルカウントから9球目
外角高めストレートを打たれてセンター前ヒット。

山崎選手、内角ストレートでショートゴロ、2塁アウトのみ。
坂口選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。

6回表
中島選手、初球ストレートを打って三遊間抜くヒット!
高山選手、低めストレートにライトフライ。
ブラウン選手、外角低めシンカーにセカンドゴロ併殺。

6回裏 この回から小野寺投手が登板。
荒金選手、外角低めフォークで空振り三振!
後藤選手、外角フォークを打たれてセンター前ヒット。
カブレラ選手、フルカウントからの外角高めストレートでライトフライ。
T岡田選手、内角高めストレートで空振り三振!

7回表
平尾選手、初球低めカーブにレフトフライ。
細川選手、外角低めカーブにライトフライ。
ここでオリックスは投手交代、古川投手が登板。
坂田選手、初球内角高めスライダー打つもセンターフライ。

7回裏 この回から長田投手が登板。
北川選手、内角スライダーでライトフライ。
バルディリス選手、フルカウントから外角低めストレートでライトフライ。
日高選手、高めストレートを打たれてセンター前ヒット。
山崎選手、高めストレートで空振り三振!
◆長田投手…もう心配はいらなそう。この調子で勝ちゲームは頼むぞ!

8回表
片岡選手、内角低めスライダーを打ってレフト前ヒット!
代打の阿部選手、フルカウントから四球で出塁、ノーアウト1・2塁。
栗山選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
中島選手、内角低めスライダーに空振り三振。2アウト2・3塁。
高山選手の所でワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン!
高山選手、敬遠の四球、2アウト1・3塁。
ブラウン選手、高めスライダーにセカンドフライ。

8回裏 この回から藤田太陽投手が登板。
坂口選手、内角低めフォークで空振り三振!
荒金選手、高めストレートでショートフライ。
後藤選手、内角高めストレートでセンターフライ。
◆藤田投手…死球を与えてしまった日ハム・高橋選手が入院ということで、
      精神面を心配したが、大丈夫だった模様。ホッと一安心。
      高橋選手も無事でありますように。


9回表 この回は西投手が登板。
代打の上本選手、内角低めストレートでショートフライ。
細川選手、外角低めフォークに空振り三振。
坂田選手、フルカウントからの高めストレートに空振り三振。

9回裏 この回はシコースキー投手が登板。レフトに佐藤友亮選手。
カブレラ選手、外角低めストレートで見逃し三振!
T岡田選手、内角高めフォークで見逃し三振!

北川選手、初球外角チェンジアップでショートゴロ。
試合終了、11−7でライオンズが勝利!


先発の野上投手は期待に応えられず2回KO… 明日、登録抹消になるでしょうね…
打たれるパターンは大体同じで、スライダーが甘くなって打たれることがほとんど。
ストレートやチェンジアップを打たれることは少ないのですが、
組み立てを考えると、どうしてもスライダーやカーブを混ぜるほかなく…
本来はスライダーは得意球だったはずなんですが、今シーズンは精度が悪すぎます。
スライダーが安定すれば、勝てると思うんですが… そこが現在の課題でしょうね。
今度こそしっかりと修正してもらいたいです。

2番手の岡本篤志投手は2失点したものの、
オリックス打線の勢いを最小失点に止め、試合を壊さないようにしてくれました。
その結果、ルーキーイヤー以来の勝利投手に。長かったですね…
ルーキー時にはストレート・スライダー・チェンジアップとまとまった投手で、
先発・リリーフとしてチームに貢献し、先発ローテを担う若手として期待されたものの、
2年目に開幕ローテ入りするも、宮城での楽天の初公式戦で大炎上、
そのまま肩を痛めて一気に停滞期に…
たまに2軍から上がってきては打たれて降格の繰り返しでした。
それが今年はコントロールがまだ安定していないので、失点こそしてはいますが、
ボールに勢いが戻り、チェンジアップの効果が増すなど、1軍できっかけを掴みつつあります。
そして、ここに来て6年ぶりの勝利、岡本篤志投手の復活にも期待しちゃいますね。
先発ローテが厳しいだけに、状況次第では中継ぎから先発に回ることも考えられます。
ルーキー時に見せてくれた輝きをもう一度見せてもらいたいですね。

試合とは関係ないものの、菊池雄星投手のフレッシュ球宴辞退は残念ですね。
結局、左肩痛だとか。GWでの楽天戦がこれほど高くつくとは…
フレッシュ球宴を経て、8月には1軍登板をと期待していただけに残念でなりません。
これで今シーズンの1軍登板は絶望的でしょうか。
あるとすれば2軍戦終了の9月中盤以降でしょうが、優勝争いが熾烈になってるだろうしなぁ…
大物ルーキーが故障で1年目に登板できないという今の状況は、
将来に対しても憂いを抱かされます。
まぁ、でも逆に考えて、これでケアの大事さを学び、息の長い投手になってくれれば…
来季以降に飛躍できるよう下半身をしっかりと鍛えてもらいたいです。

ただ、岸投手は軽症だったらしく、8月上旬には復帰可能な模様。
石井一久投手も2軍の練習に合流するなど、復帰時期は少し早まりそう。
最悪の状況は防げているだけに、この7月の1ヶ月間が我慢のしどころのようですね。


野手陣では坂田選手が昨日に引き続きの3ランホームラン。
もうそれ以降は9番打者の攻めではなく、クリーンナップへの攻めかと思うほど。
5回の腹選手の3点タイムリー2ベースに繋がったのも、坂田選手を警戒しての四球から。
昨日と今日のホームランがオリックスバッテリーを逃げの姿勢にさせましたよね。
そういう意味でも非常に大きなホームランとなりました。
いやー、それにしても坂田選手のバッティングは楽しみですなぁ。
これから壁にもぶつかるでしょうが、左で一発長打の魅力があるだけに、貴重な存在です。

勝ち越し打を放った原選手も素晴らしい活躍を見せています。
最近は持ち前の長打力も発揮するようになり、選手として一回り大きくなった感じがします。
それでいて繋ぎのバッティングを忘れずに、
要求されていることをしっかりこなしてくれる辺りは素晴らしいです。
チーム内での自分の役回りがよく分かっている選手ですよね。
原選手のような存在はチームの大きな力になります。
今は主力の片岡・栗山・中島選手らの状態が良いだけに、
そこを繋ぐ原選手ら2番打者の役割は非常に重要です。
打線の潤滑油として原選手の活躍に期待したいですね。



明日は平野投手が今シーズン初先発です。
ファームでは先発ローテの中心として頑張っていますが、
どうも結果は良かったり悪かったりと極端。
明日はどういう形になるか分かりませんが、平野投手の持っている力を見せて欲しいです。
一方のオリックス先発は金子投手。
良い時は手を付けられませんが、悪い時は一気に崩れるタイプ。
今のライオンズ打線は繋がりのある嫌らしい打線なだけに、
ランナーが出てかき回せば得点チャンスは増えるはずです。
昨日・今日の良い流れを繋いでいってもらいたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月6日 埼玉西武ライオンズ 7−6 オリックスバファローズ

(西)許銘傑(7回2/3)−藤田(1/3)
 −シコースキー(1回)
(オ)木佐貫(6回1/3)−古川(1/3)
 −香月(1回1/3)−岸田(1回)
(本)坂田1号3ラン(3回表)、ブラウン18号逆転2ラン(9回表)
西武
オリックス

坂田のプロ初ホームランで先制し、終盤逆転を許すも、ブラウンの2ランで再逆転勝利!
今日の試合を無事に取れたのは大きいですね。
試合は2年目の坂田遼選手のプロ入り第1号となる3ランホームランで先制し、
2回裏に2点を返されたものの、4回表に片岡選手の足を絡めて1点を追加し、
7回表には中島選手の3ベースヒットの後の高山選手の犠牲フライで1点追加、
先発の許銘傑投手が好投し、8回まで5−2で2アウトランナーなし、
「よし、あとはシコースキー投手に繋ぐだけだ」と誰もが思った瞬間…

後藤選手の死球から始まり、ワイルドピッチ・四球で2アウト1・2塁。
仕方なく藤田太陽投手をマウンドに送るも、
T−岡田選手は打ち取るもショートゴロ内安打で2アウト満塁、
ここで北川選手にライト線へ運ばれる走者一掃のタイムリー3ベース…
さらに日高選手にレフト前タイムリーを打たれて、まさかの逆転劇…
2試合連続で勝ちパターンリリーフが打ち込まれるという悪夢に、
思わず頭を抱えてしまうほどでした。
チーム状態が悪い時は1つ勝つことさえ難しい、野球の恐ろしさを感じた8回裏でした。

でも、このまま終わってしまっては、チームは落ちる一方、
なんとか食らい付いていかなければなりません。
9回表に先頭の栗山選手が2ベースヒットで出塁し、同点・逆転ムードができあがるも、
中島・高山選手ともに岸田投手の内角ストレートに凡退して、2アウト2塁。
しかし、ここでブラウン選手がその岸田投手の内角高めストレートを捉え、
起死回生・勝負を決するライトスタンドへの逆転2ランホームラン!
一発を期待していましたが、まさか本当に飛び出すとは驚きです。
オリックス側からすれば野球の怖さ、
ライオンズ側からすれば野球の奥深さを感じる場面でした。
野球は本当に最後まで何が起こるかわかりませんね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(二)片岡、2(三)原、3(中)栗山、4(遊)中島、5(右)高山、
6(指)ブラウン、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(左)坂田
◆昨日、松永投手が1軍登録抹消。土肥投手が1軍登録。

1回表 オリックス先発:木佐貫投手
片岡選手、外角低めフォークを打つも右中間のライトフライ。
原選手、ファールで粘ってフルカウントからの9球目選んで四球。
栗山選手、低めストレートを打ってセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。
中島選手、フルカウントからの内角低めフォークに空振り三振。2アウト1・2塁。
高山選手、外角低めフォークに空振り三振。

1回裏 ライオンズ先発:許銘傑投手
坂口選手、カウント1−3から四球。
赤田選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
後藤選手、外角高めチェンジアップでセカンドゴロ併殺!


2回表
ブラウン選手、フルカウントから外角高めストレートを捉えて
ライトフェンス直撃のシングルヒット!

石井義人選手、フルカウントから四球で出塁、ノーアウト1・2塁。
細川選手、送りバントを試みるもキャッチャーファールフライ。1アウト1・2塁。
坂田選手、フォークを捉えてライトスタンドへの3ランホームラン!
片岡選手、内角低めストレートを打ってレフト前ヒット!
片岡選手が原選手の所で2塁盗塁成功!

原選手、高めストレートを打つもセンター後方のフライ、ランナー3塁へ。
栗山選手、内角ストレートに空振り三振。
◆坂田選手…今シーズン初スタメンでプロ入り初ホームラン!
      満を持しての登場で結果を残している。
      左の大砲候補としてブラウン選手の後釜を期待していたが、
      中村選手の怪我やGG佐藤選手の不調で、大きな期待がかかる。
◆この回…打順を見た瞬間、8番と9番は逆じゃないかとも思ったが、
     結果的にこの打順で成功になったのにはビックリ。
     細川選手のバント失敗を取り返す貴重な先制3ランとなった。


2回裏
カブレラ選手、外角低めスライダーでショートゴロ。
T−岡田選手、外角低めシュートでショートゴロ。
北川選手、フルカウントからの高めストレートを打たれてセンター前ヒット。
バルディリス選手、内角低めシュートで詰まらせるもライト前ヒット。

日高選手、カウント1−3から四球。2アウト満塁。
山崎選手、外角高めストレートを打たれて一二塁間抜かれる2点タイムリーヒット。
坂口選手、初球高めスライダーでセカンドフライ。
◆この回…勿体無い2点になっちゃったなぁ。次はきっちり頼む。
     まぁ、0点で抑えることを期待する投手ではないので、
     打線の援護点で勝たせていこう!


3回表
中島選手、内角低めフォークを打ってレフト線への2ベースヒット!
高山選手、手首付近に当たる死球。ノーアウト1・2塁。
ブラウン選手、フルカウントから選んで四球で出塁、ノーアウト満塁。
石井選手、外角低めストレートに空振り三振。1アウト満塁。
細川選手、外角低めストレートを打つもライト手前のフライ。
坂田選手、外角高めストレートに空振り三振。

◆この回…ノーアウト満塁が…最初の打者が打てないと厳しいのは本当だなぁ。

3回裏
赤田選手、外角低めチェンジアップでレフトフライ。
後藤選手、外角高めストレートを打たれてレフト前ヒット。
カブレラ選手、内角低めストレートでセンターフライ。
T岡田選手、初球低めフォークでセカンドゴロ。

4回表
片岡選手、初球低めストレートを打ってレフト前ヒット!
原選手の初球に1塁ランナーの片岡選手が逆を突かれるもボーク、ランナー2塁へ。
原選手、送りバントで3塁へ。
栗山選手、外角低めフォーク打って高いバウンドのピッチャーゴロ、
この間に3塁ランナーホームイン!
中島選手、フルカウントから四球で出塁。
中島選手が高山選手の所で2塁盗塁成功!
高山選手、外角低めストレートを打つもピッチャーゴロ。
◆この回…片岡選手の足で揺さぶって1点をもぎ取った。足の速いランナーは大きい。

4回裏
北川選手、低めストレートでライトファールフライ。
バルディリス選手、外角低めストレートでショートゴロ。
日高選手、フルカウントからの内角低めストレートでライトフライ。

5回表
ブラウン選手、フルカウントからの内角ストレートにライトフライ。
石井選手、外角低めストレートにセカンドゴロ。
細川選手、外角ストレートにサードゴロ。

5回裏
山崎選手、高めシュートでサードゴロ。
坂口選手、外角スライダーでレフトファールフライ。
赤田選手、フルカウントからの低めカーブでセンターフライ。

6回表
赤田選手、右膝付近に当たる死球で出塁。
片岡選手、セーフティ気味の送りバント、1アウト2塁。
原選手、外角フォークにセカンドゴロ、ランナー3塁へ。
栗山選手、外角低めストレートにショートゴロ。

6回裏
後藤選手、初球内角高めカーブを打たれてライトへの2ベースヒット。
カブレラ選手、外角低めスライダーでピッチャーゴロ。
T岡田選手、内角低めチェンジアップでサードファールフライ。
北川選手、外角低めスライダーで空振り三振!
◆許銘傑投手…失点した2回以降、安定感あるピッチングが続いている。
       オリックスの主軸をしっかり抑えているのが大きい。


7回表
中島選手、高めストレートを捉えてセンターフェンス直撃の3ベースヒット!
高山選手、初球低めフォークを打ってレフトへの犠牲フライ!

ここでオリックスは投手交代、古川投手が登板。
ブラウン選手、外角高めストレートに空振り三振。
代打の平尾選手が起用された所で、オリックスは投手交代、香月投手が登板。
平尾選手、高めカットボールに空振り三振。
◆古川投手…アマチュアの球速って本当に当てにならないよなぁ…
      152キロが139キロか。甲子園も神宮も速すぎ。
      古川投手の場合は社会人だから東京ドームか?


7回裏
バルディリス選手、外角低めストレートでライトフライ。
日高選手、初球外角ストレートでセンターフライ。
山崎選手、低めカーブでレフトフライ。

8回表
細川選手、ファールで粘り8球目外角チェンジアップ打ってレフト線への2ベース!
坂田選手、初球外角低めシュートにピッチャーゴロ、ランナー3塁へ。
片岡選手、初球内角シュートにショートゴロ。
原選手、フルカウントからの低めストレートにレフトフライ。


8回裏 この回からレフトに佐藤友亮選手。
坂口選手、フルカウントから低めチェンジアップでセンターフライ。
赤田選手、フルカウントから内角低めチェンジアップで空振り三振!
後藤選手、死球。
カブレラ選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。

カブレラ選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
ここでライオンズは投手交代、藤田太陽投手が登板。
T岡田選手、ファールで粘られてフルカウントから10球目
低めスライダーで打ち取るもショート内安打。
2アウト満塁。
北川選手、スライダー打たれてライト線への3点タイムリー2ベース…
バルディリス選手、カウント1−3から四球。2アウト1・2塁。
日高選手、外角高めストレートを打たれてレフト前タイムリーヒット。
山崎選手、外角高めスライダーでショートゴロ。
◆この回…まさかの展開だよなぁ… 2アウトランナーなしから4失点…
     なんと1勝することの難しいことか。勝ってない時は大変。
     とはいえ、負けるわけにはいかない。同じように引っくり返そう!


9回表 この回から岸田投手が登板。
栗山選手、初球高めストレートを捉えてレフト線への2ベースヒット!
中島選手、フルカウントからの内角低めストレート打つも3塁線のサードゴロ。
高山選手、初球内角高めストレートにショートゴロ。
2アウト2塁。
ブラウン選手、内角高めストレートを捉えてライトスタンドへの逆転2ランホームラン!
平尾選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。

9回裏 この回はシコースキー投手が登板。
坂口選手、ストレートでショートフライ。
赤田選手、内角低めストレートでレフトフライ。
後藤選手、内角ストレートでライトフライ。
試合終了、7−6でライオンズが逆転勝利!


先発の許銘傑投手は8回2アウトから乱れてしまい、勝利投手ならず。
詰めの甘いところはありましたが、先発投手として勝利に等しい働きをしてくれましたね。
石井一久投手が抜け、岸投手が抜けたことで、
先発5番手か6番手という位置だった許銘傑投手が
今やカードの頭を任せられる先発3番手の位置、
相手投手が誰だろうともしっかりと試合を作るピッチングは健在で、
今日も7回までナイスピッチング、チームが苦しい中、よく頑張ってくれています。
今日の文化放送では許銘傑投手の好調の要因が挙げられていましたが、
きっかけは2軍の石井貴投手コーチにシンプルに腕を振ることを指示されたことだそうです。
石井貴コーチのアドバイスが許銘傑投手の心の何かにガッチリはまったのでしょうね。
打たれ出したり、勝ち投手の権利がかかると、弱気になってしまう許銘傑投手が影を潜め、
淡々と内角のシュートと外角のチェンジアップを落とす投球が今シーズンは光っています。
勝ちは付かなかったものの、許銘傑投手は株をまた1つ上げましたね。

問題はリリーフ陣。
抑えのシコースキー投手は大丈夫なようですが、
勝ちパターンの長田投手・藤田太陽投手が大量失点してしまいました。
まぁ、疲れを隠せませんよね。
先発ローテの軸が2人も抜け、ベテランの西口投手も結果を残せず。
先発投手が5回持つか持たないかという状況なため、
登板するしないに関わらず毎試合肩を作る状態… 疲れないわけがありません。
ここまでチームを支えてきたリリーフ陣ですが、
先発投手に故障者が出たことの皺寄せが出始めちゃいましたね。

こうなってくると、多少割り切って、リリーフを完全に休める日を作った方がいいかも。
早期に負け試合が決定するような試合では投手を継ぎこまない、
僅差のゲームでも投手の疲労を考慮して、長田投手と藤田太陽投手のいずれかを休ませ、
多少怖さはあるものの小野寺投手を勝ちパターンに加え、腹を括って起用する。
そういうことも必要かもしれません。
しかし、こういう状況で星野投手が上がってこれないのは寂しいですね。
左のリリーフが手薄になっているのが何とも…
工藤投手やグラマン投手は2軍戦で登板し始めましたが、
あとどれぐらいかかるんでしょうか?


打線は片岡・栗山・中島選手の主力3人が2安打ずつと元気。
片岡選手は2回にヒットを放ち、盗塁を決めたことで、
4回の打席でヒットを放って出塁すると、木佐貫投手が盗塁を警戒してボーク、
2塁へ進んだ後に送りバントで3塁へ、
内野ゴロの間にホームインと足で稼ぐ追加点を挙げました。
栗山選手は9回に反撃の口火を切る2ベースヒットで出塁、
負けん気が人一倍強く、負けている展開での栗山選手の強さは魅力的ですね。
中島選手は右に左へ長打を放っての2安打、
4番に入ったことで思い切りの良さが目立ち始め、打撃の強さが出ているようです。
投手陣が厳しい状況なだけに、野手陣の奮起が期待されますね。

そして、今日のヒーローは先制ホームランの坂田遼選手と、
決勝ホームランのブラウン選手
坂田選手はプロ初ホームランが3ランホームラン。
思い切りの良い打撃でアピールしてくれました。
ホークスの松中選手のような打撃フォームから柔軟に打球を飛ばす能力は魅力的、
2打席目に攻められたように、高めの速球にどう対処するかが課題でしょうが、
対応力の高い選手なだけに、この先のバッティングも楽しみです。
早い段階に結果が残ったことは大きいですね。チャンスも増えていくことでしょう。
ブラウン選手は好不調の波はあるものの、良い働きをしてくれています。
最近はやや左投手に苦戦している印象はありますが、
打順降格以降は奮起して打ってくれているように思います。
今日の逆転ホームランにも象徴されるように、
今のライオンズ打線に欠いている長打力を持った選手なだけに、
ブラウン選手は大事に使って行きたいところです。



明日は野上投手が先発です。
今までは期待が大きい分、内容にもこだわってきましたが、
石井一久投手が抜け、岸投手が抜けた今の状況では内容よりも結果、
先発投手として我慢強く使っている方ですし、なんでもいいから5回を投げ切って欲しいです。
一方のオリックス先発は長谷川投手。
広島時代に交流戦で対戦があったかどうか… あったとしてもリリーフか…
トレード移籍でどう変わったか分かりませんが、
いずれにせよ、今のライオンズは打って勝つしかないだけに、
積極的に攻めていってもらいたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月4日 埼玉西武ライオンズ 7−9 千葉ロッテマリーンズ

(西)武隈(3回2/3)−岡本篤志(1回1/3)−小野寺(1回)
 −藤田太陽(1回)−長田(2/3)−松永(1/3)
(ロ)小野(5回0/3)−吉見(0/3)−伊藤(1回1/3)
 −古谷(1回2/3)−小林宏之(1回)
西武
ロッテ ×

打線が13安打7得点と繋がるも、8回に長田が崩れて逆転負け。
今日も試合未観戦ですが、負けはしたものの、切り替えやすい負けだったようですね。
勝ちパターンである長田投手で負けたのは残念ですが、
やるべきことはやった上での逆転負けですから、後悔はないでしょう。
まぁ、正直、満塁で松永投手の登板てのは傷口を広げただけのようにも思いますが(苦笑)
ここの所、長田投手は抑えてはいたものの、好調時の安定感を欠いてきた感じがあったので、
調子を上げてきた藤田太陽投手と再び役割を入れ替える良いチャンスでしょう。
今日は収穫のある負け方だったと思います。

そんなこんなで試合展開説明。結果より。
1(二)片岡、2(三)原、3(中)栗山、4(遊)中島、5(右)高山、
6(指)ブラウン、7(一)石井義人、8(捕)野田、9(左)星

1回表 ロッテ先発:小野投手
先頭の片岡選手が四球で出塁し、2塁盗塁成功!
原選手の送りバントで3塁へ進めるも、栗山選手はセカンドゴロ。
しかし、中島選手がレフト前タイムリーヒットを放ち、1点を先制!
高山選手はショートフライで3アウトチェンジ。

1回裏 ライオンズ先発:武隈投手
先頭の西岡選手はセカンドライナー、今江選手にはストレートの四球を与えるも、
井口選手をレフトフライ。
金選手にフルカウントから四球を与え、ボークで2アウト2・3塁となるも、
大松選手をファーストゴロに取って無失点。

2回表
先頭のブラウン選手がレフト前ヒットで出塁するも、
石井義人選手はセンターフライ、野田選手はセカンドゴロで2アウト2塁。
ここで星選手が左中間へのタイムリーヒットを放ち、1点を追加!
片岡選手の所で星選手が2塁盗塁を決めるも、
片岡選手はサードゴロで3アウトチェンジ。
◆星選手…プロ初打点だとか。開幕直後に1軍にいたから意外な感じがする。
     その時はまだ2軍レベルの打撃だと思ったが、1軍レベルに向上した?


2回裏
先頭のサブロー選手と竹原選手にフルカウントから四球を与えてしまい、
的場選手の送りバントで1アウト1・2塁。
しかし岡田選手をセカンドゴロ、西岡選手をショートゴロに取って無失点。

3回表
2アウトから中島選手がヒットを放つも、後続が倒れて無得点。

3回裏
先頭の今江選手を高めストレートで空振り三振に取るも、
井口選手に外角低めチェンジアップを打たれてレフト前ヒット。
しかし、金選手を初球高めカーブでショートゴロ併殺に取って無失点。

4回表
1アウトから石井選手がセンター前ヒットで出塁し、
2アウトから星選手がセンター前ヒットを放ち、2アウト1・2塁とするも、
片岡選手がセンターフライに倒れて無得点。

4回裏
先頭の大松選手にアンラッキーなセカンド内安打を許し、
サブロー選手はセンターフライに取るも、
竹原選手に外角高めストレートを打たれてセンター前ヒット。
1アウト1・2塁から的場選手に外角チェンジアップを打たれる
右中間を抜かれる2点タイムリー2ベースを許してしまい、動転に。
岡田選手を外角低めスライダーでセカンドゴロに取って武隈投手は降板。
2番手として岡本篤志投手が登板。
西岡選手をショートライナーに取って無失点。
◆武隈投手…プロ初先発は良いとも言えず悪いとも言えず。
      四球の多さからすれば悪いと言えるが、打ち込まれたわけではない。
      ちょっとチェンジアップに頼りすぎのような気がする。
      大きな武器であるのは間違いないが、
      スライダーもカーブも使えるだけに勿体無い。
      次回は攻めのピッチングを期待したいところ。


5回表
三者凡退。

5回裏
1アウトから井口選手に四球を与えてしまい、
金選手のレフト前の打球を前進した星選手が後逸してしまうタイムリー2ベース。
さらに大松選手の内安打、サブロー選手の四球で1アウト満塁となり、
竹原選手をショートゴロに取るも併殺が取れずに3塁ランナーホームイン。
的場選手はセカンドフライで3アウトチェンジ。

6回表
先頭の高山選手がストレートの四球で出塁したところで、
ロッテは2番手の吉見投手にスイッチ。
ブラウン選手はフルカウントから四球で出塁し、
代打の阿部選手を起用した所で、ロッテは3番手の伊藤投手にスイッチ。
阿部選手は送りバントを決め、1アウト2・3塁。
ここで代打の上本選手がライト前タイムリーヒットを放ち、
さらにライトのサブロー選手が後逸する間に2塁ランナーもホームインで同点に。
星選手はショートゴロに倒れ、2アウト2塁となるも、
片岡選手がレフト前タイムリーヒットを放ち、1点を勝ち越し!
加えて、片岡選手が2塁への盗塁を決め、ワイルドピッチの間に3塁へ進むも、
原選手はファーストゴロで3アウトチェンジ。

6回裏 この回から小野寺投手が登板。
先頭の岡田選手に内安打を許すも、西岡選手は送りバント失敗。
岡田選手に2塁盗塁を決められるも、
今江選手をピッチャーゴロ、井口選手をライトフライに取って無失点。

7回表
先頭の栗山選手が2ベースヒットで出塁し、中島選手はショートライナーも、
高山選手がレフト前タイムリーヒットを放ち、1点を追加!
ここでロッテは4番手の古谷投手にスイッチ。
ブラウン選手は空振り三振、
阿部選手はファーストファールフライに倒れて3アウトチェンジ。

7回裏 この回から藤田太陽投手が登板。
2アウトからサブロー選手に四球を与えるも、竹原選手をセカンドフライに取って無失点。

8回表
先頭の上本選手がライト前ヒットで出塁するも、
代打の佐藤友亮選手がピッチャーゴロダブルプレーに倒れて無得点。
◆佐藤友亮選手…どうも最近は打撃の状態が悪いな。不運なだけかと思ったけれど…

8回裏 この回から長田投手が登板。
代打の根元選手を空振り三振に取るも、
岡田選手にピッチャー内安打、西岡選手に四球を与えてしまい、1アウト1・2塁。
ここで代打の福浦選手をファーストゴロに取るも、
ファーストの阿部選手が弾くエラー、1アウト満塁に。
そして、井口選手にレフト前2点タイムリーヒットを打たれて同点に。
金選手はライトフライに取るも、大松選手に四球で2アウト満塁。
ここでサブロー選手にショートタイムリー内安打、
竹原選手に押し出し四球を与えてしまい、2失点。
ここで松永投手が登板するも、根元選手に押し出し四球…
岡田選手はライトフライに取って3アウトチェンジ。
◆松永投手…満塁で怖すぎ。四球が身上ですから(嘘)

9回表 この回から小林宏之投手が登板。
先頭の代打・坂田選手がライト線への2ベースヒットで出塁し、
栗山選手のタイムリー2ベースで1点を返す。
しかし、中島選手は空振り三振、高山選手はショートゴロ、
ブラウン選手は空振り三振に倒れて試合終了。
試合終了、7−9で敗戦。


先発の武隈投手の評価はどんな感じなのでしょうか。
3回まではヒット1本のみだったものの、四球4つ。
4回は3安打を許してしまい2失点で降板。
打者と勝負に行けなかったのか、慎重になりすぎたのか、
80球を超えた辺りでスタミナ切れとなったのか、相手打者が慣れたのか。
今日の試合だけではちょっと判断しかねる部分があります。
まぁ、それでも四球は多かったものの、ストライクが入らずにどうにもならなかったわけではないし、
相手打者に打ち込まれて1軍では通用しないと思われたわけでもないですから、
もう一度チャンスは与えられるだろうと思います。
本来は強気の投球でストライク先行で行ける投手なだけに、
次回はテンポの良いピッチングを見せてもらいたいですね。
配球的には安全策を取りすぎているのかチェンジアップを多投しすぎ。
ピンチではチェンジアップ頼みになっても構いませんが、
スライダーやカーブも1軍レベルなだけに、もう少し打者の目を眩ませてほしいです。

打順は昨日に引き続き、3番栗山・4番中島・5番高山・6番ブラウン選手という打順。
昨日は対左投手ということで変えたのかと思いましたが、
どうやらしばらくはこの形で行くようですね。
個人的には中島選手を4番にするなら、ブラウン選手が5番でもいいような気もしますが。
中島選手が勝負を避けられた場合、確率を取ったということなんでしょうか。
5・6番は先発の左右でフレキシブルに変えていっていいかと思います。
ここ2試合は片岡選手が出塁し、2番打者が送りバント等で進め、
クリーンナップ以下で返すという流れができているだけに、
打順組み換えは成功していると思います。

そんな中で、1軍昇格してきた2人に左打者が活躍。
星選手はタイムリーヒットを含む3打数2安打1盗塁と活躍。
開幕直後は起用されても結果が残せず、まだ打撃は1軍レベルに達してないのかと思いましたが、
2軍で降格後、結果を残して上り調子のまま1軍復帰、
今日の試合でプロ初打点となるタイムリーヒットを含む2安打と結果を残してくれましたね。
今日は守備で1つ拙いプレーがあったようですが、走攻守とバランスの取れた選手。
打撃で結果を残せれば、レギュラー取りのチャンスは十分あります。
今後とも出番があるでしょうから、星選手の成長が楽しみですね。

また、坂田選手も代打で登場して2ベースヒットを放ち、得意の打撃をアピール。
坂田選手は逆に好調期を過ぎての昇格だったので、少し心配してましたが、
そんなのは関係なかったようですね。
打撃は既に1軍レベル、チャンスがあれば結果は残してくれるだろうと思います。
課題の守備走塁面でもアピールし、一気にレギュラー取りへ向けて進んでいってもらいたいです。

やや外野手争いが停滞していた感があっただけに、
星選手と坂田選手の活躍は、再び外野争いを活性化させそうです。
2人の成長、他の外野陣の奮起が楽しみです。



今回の表ローテは涌井投手と帆足投手が登板するということで、勝ち越しが絶対だったものの、
結果は1勝2敗の負け越し、ロッテに1ゲーム差まで迫られるなど厳しい状況は続いています。
それでも前回のカードであったような悲壮感はなくなってきており、
投打の新しい力が補充されつつあり、チームの建て直しが進んできています。
次のオリックス戦は先発投手が心もとない面もありますが、
打撃陣とリリーフ陣の奮起で、勝ち越しできるよう頑張ってもらいたいです。
火曜からはガンバレ、ライオンズ!!




7月3日 埼玉西武ライオンズ 7−2 千葉ロッテマリーンズ

(西)帆足(7回1/3)−長田(2/3)−藤田(1回)
(ロ)マーフィー(5回)−秋親(1回)−橋本(1回)
 −相原(1回)−吉見(1回)
(本)中島12号ソロ(5回表)、ブラウン17号2ラン(5回表)、
  平尾2号ソロ(5回表)
西武
ロッテ

5回に3本塁打するなど効率の良い攻めで7得点! 帆足、粘投で8勝目!
今日は未観戦につき結果のみです。
いやはや、連敗が止まって本当に良かったです。
打線は犠牲フライ等で堅実に得点した後、
3本塁打で華々しく追加点を挙げたようですし、
帆足投手は内野ゴロを打たせて併殺を取る粘りのピッチング。
ようやく投打が噛み合った勝利に満足です。

そんなこんなで試合展開説明。結果より。
1(二)片岡、2(三)阿部、3(中)栗山、4(遊)中島、5(右)高山、
6(指)ブラウン、7(一)平尾、8(左)佐藤友亮、9(捕)野田

1回表 ロッテ先発:マーフィー投手
1アウトから阿部選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:帆足投手
西岡・今江選手から連続三振を奪い、
井口選手に四球、金選手にヒットを許して、2アウト1・2塁となるも、
大松選手を外角高めストレートで空振り三振に取って無失点。

2回表
先頭の高山選手がストレートの四球で出塁し、ブラウン選手は空振り三振も、
平尾選手がライト前ヒットを放ち、送球間に進塁して1アウト2・3塁。
ここで佐藤友亮選手がライトへ犠牲フライを放ち、1点を先制!
なおも2アウト3塁も、野田選手が空振り三振に倒れて3アウトチェンジ。

2回裏
2アウトから的場選手に内安打を許すも、後続を打ち取って無失点。

3回表
先頭の片岡選手がヒットで出塁し、阿部選手はレフトフライに倒れるも、
栗山選手の所でワイルドピッチがあり、一気に3塁へ、
栗山選手も四球で出塁し、1アウト1・3塁。
ここで中島選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を追加!
この後、高山選手の四球で2アウト1・2塁とするも、
ブラウン選手がピッチャーゴロに倒れて3アウトチェンジ。

3回裏
井口選手から三振を奪うなど三者凡退。

4回表
2アウトから野田選手が2ベースヒットを放つも、
片岡選手がサードフライに倒れて無得点。

4回裏
先頭の金選手にヒットを許すも、大松選手をファーストゴロ併殺。
サブロー選手にヒットを許すも、竹原選手をショートゴロに取って無失点。

5回表
先頭の阿部選手が四球で出塁するも、栗山選手はショートゴロ併殺。
しかし中島選手が高めストレートを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン!
さらに高山選手が初球外角チェンジアップを捉えるフェンス直撃の2ベースで出塁し、
ブラウン選手がフルカウントからのカーブを捉えてライトスタンドへ2ランホームラン!
加えて、平尾選手が初球ストレートを捉えてレフトへのソロホームラン!
2アウトから1イニング3ホーマーが飛び出し、4点を追加する。

5回裏
1アウトから岡田・西岡選手に連続ヒットを許すも、
今江選手を内角ストレートで空振り三振。
2アウト1・2塁となるも、井口選手にセンター前タイムリーを許して1失点。
さらに2アウト1・2塁となるも、金選手をサードゴロに取って3アウトチェンジ。

6回表 この回から山田秋親投手が登板。
1アウトから片岡選手が四球で出塁し、2塁盗塁成功!
阿部選手のセカンドゴロの間にランナーは3塁へ。
栗山選手は四球で2アウト1・3塁、栗山選手が2塁盗塁成功で2・3塁。
中島選手は死球で2アウト満塁に。
高山選手の打席でワイルドピッチがあり、3塁ランナーホームイン。
高山選手はライトフライに倒れて3アウトチェンジ。

6回裏
1アウトからサブロー選手にヒットを許すも、
竹原選手をショートゴロ併殺に取って無失点。

7回表 この回から橋本健太郎投手が登板。
先頭のブラウン選手が四球で出塁するも、平尾選手がファーストライナーで併殺に。
佐藤選手がセンターフライに倒れて、3アウトチェンジ。

7回裏
1アウトから岡田選手にヒットを許すも、西岡選手をショートゴロ併殺に取って無失点。
◆帆足投手…今日は3併殺。ゴロを打たせるピッチングができている証拠か。

8回表 この回から相原投手が登板。
2アウトから阿部選手に代打の原選手が起用されるも凡退で、三者凡退。

8回裏
1アウトから井口選手に四球、金選手にヒットを許してしまい、1アウト1・3塁。
ここで大松選手にタイムリーヒットを許して1失点。
なおも1アウト1・2塁というところで、ライオンズは長田投手にスイッチ。
サブロー選手を外角ストレートで見逃し三振に取り、
福浦選手には粘られた末に四球で2アウト満塁となるも、
的場選手はフルカウントからの外角ストレートで空振り三振に取り、3アウトチェンジ。

9回表 この回は吉見投手が登板。
栗山・中島・高山選手と三者凡退。

9回裏 この回は藤田太陽投手が登板。
1アウトから西岡選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。
試合終了、7−2でライオンズが勝利!





7月2日 埼玉西武ライオンズ 1−7 千葉ロッテマリーンズ

(西)涌井(7回)−岡本洋介(1回)
(ロ)成瀬(9回)
西武
ロッテ ×

投打に加え、守りでも歯車が狂い、エースで落としての4連敗…
試合中盤までは涌井投手がランナーを出しながらも粘りの投球で無失点で凌いでいたのですが…
6回裏のピンチでサードへの強い当たりを黒瀬選手が好捕したものの、
3塁ベースを踏んだ後に、1塁へ悪送球エラー。
併殺になるところがタイムリーエラーで1失点となると、
直後に岡田選手に2点タイムリー2ベースを浴びて、0−3に…
狂った歯車はそのまま狂いっぱなしとなり、7回には2アウトから大松・福浦選手のタイムリーで失点、
8回には代わった岡本洋介投手が金選手に打たれて失点…

打線は1回表に片岡選手の2ベースヒットから1アウト3塁のチャンスを作るものの、
中島・ブラウン選手が凡退して得点ならず、
6回表にも栗山選手のヒットなどで1アウト1・2塁のチャンスを作るも、
この場面でも中島・ブラウン選手が凡退して得点ならず。
あとは9回までチャンスらしいチャンスを作れず、8回まで僅かに2安打のみ、
勝負が決した9回に高山選手のタイムリーで1点を返したものの、最後は併殺で終了。
全く持って良い所がなく試合が終わってしまいました…

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラウン、5(右)高山、
6(一)平尾、7(左)佐藤友亮、8(三)黒瀬、9(捕)細川
◆西口・大沼投手とGG佐藤・大島選手が1軍登録抹消。
 岡本洋介投手と星・坂田・高山選手が1軍登録。


1回表 ロッテ先発:成瀬投手
片岡選手、初球外角ストレートを打って右中間への2ベースヒット!
栗山選手、送りバント成功、1アウト3塁。
中島選手、内角低めスライダーにキャッチャーフライ。
ブラウン選手、外角低めスライダーに空振り三振。

◆この回…1アウト3塁で3・4番が返せず… 次こそは頼むぞ。

1回裏 ライオンズ先発:涌井投手
西岡選手、初球外角高めストレートを打たれてレフト前ヒット。
今江選手、送りバント成功。1アウト2塁。
井口選手、フルカウントからの外角カットボールで空振り三振!
金選手、内角低めフォークでセンターフライ。

2回表
高山選手、外角チェンジアップにセカンドゴロ。
平尾選手、スライダーにショートゴロ。
佐藤友亮選手、低めチェンジアップにサードゴロも、
サード今江選手の悪送球エラーで出塁。
黒瀬選手、外角ストレートに空振り三振。

2回裏
大松選手、フルカウントからの外角高めストレートでセンターフライ。
サブロー選手、外角カットボールでサードゴロ。
福浦選手、外角チェンジアップを打たれてライトへのヒット。
的場選手、外角ストレートで空振り三振!

3回表
細川選手、外角低めチェンジアップにピッチャーゴロ。
片岡選手、内角ストレートにサードファールフライ。
栗山選手、フルカウントから外角高めストレートを打つも、
サード今江選手の守備に阻まれてサードゴロ。

3回裏
岡田選手、外角スライダーを打たれてセンター前ヒット。
西岡選手、外角高めチェンジアップでセンターフライ。
今江選手、内角高めストレートでセンターフライ。
井口選手の所で岡田選手が2塁盗塁成功。2アウト2塁。
井口選手、内角シュートで打ち取るも、セカンド片岡選手が捕球エラー。
金選手、初球の内角高めストレートでショートゴロ。

4回表
中島選手、ファールで粘るも9球目内角ストレートにセンターフライ。
ブラウン選手、初球外角低めチェンジアップにサードゴロ。
高山選手、低めチェンジアップに空振り三振。

4回裏
大松選手、外角ストレートで見逃し三振!
サブロー選手、フォークでレフトフライ。
福浦選手、内角ストレートを打たれてライトへの2ベースヒット。
的場選手、初球外角スライダーでレフトフライ。

5回表
平尾選手、内角高めスライダーにレフトフライ。
佐藤選手、内角低めストレートに空振り三振。
黒瀬選手、高めスライダーに空振り三振。

5回裏
岡田選手、外角高めストレートでサードゴロ。
西岡選手、高めカットボールを打たれてショート内安打。
今江選手、外角カットボールでピッチャーゴロ。2アウト2塁。
井口選手、外角カットボールでセカンドフライ。

6回表
細川選手、チェンジアップを打つもセンターフェンス手前のフライ。
片岡選手、外角低めチェンジアップに空振り三振も、振り逃げで1塁セーフ。
栗山選手、外角ストレートを打ってレフト前ヒット! 1アウト1・2塁。
中島選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
ブラウン選手、外角スライダーにレフトフライ。


6回裏
金選手、フルカウントから内角高めストレート打たれてレフトへのヒット。
大松選手、チェンジアップ打たれてライト前ヒット。
ノーアウト1・2塁。
サブロー選手、送りバント成功。1アウト1・2塁。
福浦選手、敬遠の四球。1アウト満塁。
的場選手、スライダーでサードへの強いゴロ、
サード黒瀬選手がサードベースを踏み、1塁へ送球するも悪送球、ランナーホームイン。
岡田選手、初球外角ストレート打たれてレフトへの2点タイムリー2ベース…

西岡選手、内角カットボールでライトフライ。

7回表
高山選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
平尾選手、外角ストレートにライトフライ。
佐藤選手、内角低めストレートにファーストゴロ。

7回裏
今江選手、内角高めシュートでレフトフライ。
井口選手、フルカウントからの外角低めフォークで空振り三振。
金選手、外角ストレート打たれてライト前ヒット。
大松選手、内角ストレート打たれてライトフェンス直撃のタイムリー3ベース…
サブロー選手には四球、福浦選手にタイムリー2ベースを打たれて失点。
的場選手はショートフライ。

8回表
代打の原選手と野田選手は三振。片岡選手はセカンドフライ。

8回裏 この回から岡本洋介投手が登板。
先頭の岡田選手にヒットを許し、2アウトから井口選手に四球、
金選手にタイムリー2ベースを許して2失点。


9回表
先頭の栗山選手がヒットで出塁し、1アウトからブラウン選手のヒットで1・2塁とし、
高山選手が詰まりながらもライト前に運ぶタイムリーヒットを放ち、1点を返すも、
平尾選手はサードゴロ併殺に倒れて、ゲームセット。
試合終了、1−7で敗戦… 4連敗…


今日は大幅に選手を入れ替えたわけですが、
GG佐藤選手はどうして降格になったんでしょうか。膝が悪化したのでしょうか。
調子が悪くて外すにしても、このチーム状態ですから、もう少し待っても良かったんじゃないかと。
成瀬投手が先発と分かっていて、左打者を2人昇格させる意味が分かりません。
怪我でないとすれば、降格するにしても1日待った方が良かった気もします。

明るい材料は全くありませんが、高山選手が怪我から復帰したことでしょうか。
3打席目まで2三振と全く良い所がありませんでしたが、
9回は詰まりながらもライト前へ運ぶタイムリーヒットを放ち、復帰初戦で結果は残せました。
チームが苦しい状況なだけに、起爆剤となることを期待したいです。

まぁ、しかし、今日の敗戦を見ていると… 連敗が止まるんだろうかと不安になりますね…
このままだと、あっという間に貯金を食いつぶし、5位まで転落する可能性も…
明日の帆足投手で勝てるかどうかでしょう。



明日は帆足投手が先発です。
調子は良くありませんが、チームの緊急時だけに、なんとか復調してもらいたいところです。
左のエースとしてチームを救ってくれることを期待したいです。
一方のロッテ先発はマーフィー投手。
先発としては初対戦ですが、連勝が止まっただけに一時の勢いはなくなったと考え、
早い段階で打ち込んで行きたいところです。
9回に点数を取っても遅すぎるだけに、初回から良い攻撃をみせてくれることを期待したいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!





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