1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)帆足(8回)−シコースキー(1回) (ソ)小椋(5回2/3)−甲藤(1回1/3)−藤岡(2回) (本)片岡3号ソロ(3回表) |
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ライオンズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
ホークス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
スタメンオーダーを見た時に、「下位打線は苦しいなぁ」と思ったのは俺だけじゃないはず(^^; まさかブラウン選手を外すとは。5番・6番の入れ替えぐらいだと思っていました。 だって対左投手のオーダーはやや苦しいですからね。 GG佐藤選手がいればまた話は別なんですが、現状のオーダーでは厳しい印象が強かったです。 現に今日のオーダーを見ても、9番に左打者の大崎選手が入るという布陣、 「ブラウン選手を外した意味があるのか?」と最初は思ったものです。 しかし、いざ試合が始まってみると、その下位打線が大活躍。 上位は1番片岡選手が同点ホームランを放ち、5番に昇格した高山選手が1安打の計2安打、 それに対して下位は6番佐藤友亮選手が1安打1四球、8番細川選手が1安打、 7番阿部選手が追加点となる2点タイムリー2ベースを含む2安打、 9番大崎選手が勝ち越しタイムリーを含む3安打猛打賞と大当たり、計7安打ですよ。 渡辺監督ら首脳陣の采配が光る試合でしたね。 いやー、意外というか何というか、凄いです。 普段は控えに甘んじることの多い選手がよく頑張った試合でしたね。 そんなこんなで試合展開説明。結果より。
先発の帆足投手は立ち上がりやや球が高く、安定感を欠いたものの、 中盤以降は内野ゴロでアウトを稼ぐ本来のピッチングを取り戻し、 8回1失点の好投を見せ、5勝目を挙げました。 今日は2つ死球を与えるという珍しい日だったのですが、 中盤からは外角のストレートを投げることが増え、そこで見逃し三振を取っていました。 今季の好調の要因でもある外のコントロールの良さが光る試合でしたね。 昨年までだと状態が悪いとなかなか立て直せなかっただけに、 両コーナーを使い分けられるようになったことで、修正が効くようになってきましたね。 頼もしいピッチャーになってくれました。 打線は最初にも書いたように下位打線が6安打3打点を挙げるなど活躍、 良い働きをしてくれました。 その中でも要となったのが阿部選手と大崎選手の2人。 阿部真宏選手は御存知の通り、 オープン戦開幕直前に赤田選手とのトレードでオリックスから移籍、 主に対左投手のオーダーでサードを守る機会が多いです。 ただ、なかなか打撃の方で結果が残らず、今では帆足投手先発時のサード要員という状態に、 なかなか活躍の機会はありませんでした。 それが今日は2点タイムリー2ベースを含む2安打とバットでも貢献、 阿部選手の存在を示す試合となりました。 近鉄時代は左投手に強い印象があっただけに、 この調子で結果を残してくれると、オーダーにも幅が出てきますね。 大崎選手は左投手が先発にも関わらずスタメン入り、 1軍昇格時に左投手を苦にせず打ったことがここに来て生きましたね。 まぁ、しかし、このバッターは正直よく分からない(^^; 打つときは打ちまくるんだけれど、打たないときはサッパリだったりと。 全力プレーで何かをやってくれると期待感の強まる選手なんですが、 一方で逆に期待を裏切られたり、ミスしちゃったりと空回りすることも。 もう少し打撃に安定感が出てきたら、レギュラーとして活躍できると思うのですが。 期待感が強いだけに、このまま1軍半で終わって欲しくない選手です。 今日の結果で再びチャンスが増えるでしょうから、 今度はそのチャンスを手放さないでもらいたいです。 来週からは交流戦がスタート、ここまで首位ターンで来たのは上々の結果でしょう。 大型連敗はなく、各球団から着実に勝ち越しを奪っての貯金、良い形で来ています。 この間も決して順調ではなく、中村選手の怪我による出遅れでの不調や、 中島選手の怪我、GG佐藤選手の不調と、必ずしも満足いく戦力ではありませんでしたが、 原選手や浅村選手、高山選手など代わりの選手が頑張り、チームを支えてきてくれています。 課題だったリリーフも、藤田太陽−シコースキー投手の必勝リレーが固まり、 周りを長田投手や星野投手、野上投手で固まりつつあります。 まだ2軍には昨年までリリーフを支えていた大沼投手や小野寺投手がおり、 復帰を目指す抑えのグラマン投手、大ベテランの工藤投手、 そしてゴールデンルーキーの菊池雄星投手らもおり、今後の上積みが期待されます。 この交流戦期間にさらにチーム力を高めることができるかどうか、注目ですね。 昨年までのライオンズはあまり交流戦の相性がよくありませんでしたが、 ライオンズは先発陣が揃っているものの、リリーフはいまひとつだっただけに、 連戦があまりない変則日程の交流戦はなかなか波に乗ることができませんでした。 今年はリリーフが整っているだけに、昨年までとは違う成績を期待できそうです。 交流戦もこの調子でガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)許銘傑(8回) (ソ)杉内(6回)−ファルケンボーグ(1回) −攝津(1回)−馬原(1回) (本)オーティズ13号ソロ(1回裏)、多村6号ソロ(6回裏) |
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ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
ホークス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 3 |
んー… 負けて元々という試合ではありましたが、今日は勝てた試合でしたよねぇ… 1アウトランナー3塁という場面を何度作ったことか。 2回表 中村・高山選手のヒットで1・3塁とするも、平尾・細川選手が凡退。 3回表 片岡・中島選手のヒット等で満塁とするも、中村・ブラウン選手が凡退。 5回表 片岡選手の2ベース後、栗山選手のタイムリーで1点を返し、 中島選手のヒットと中村選手の四球で満塁とするも、ブラウン・高山選手が凡退。 6回表 細川選手が3ベースで出塁するも、佐藤・片岡選手が凡退。 9回表 代打の大崎選手の2ベース後、代打の上本選手の内野ゴロの間に3塁へ進むも、 片岡・栗山選手が凡退。 …計5回、1アウト3塁以上のチャンスがあったわけです。 そのうち3塁ランナーが帰ってきているのはゼロですよ、ゼロ。 犠牲フライでも内野ゴロでも何でもいいから、1点入っていてもおかしくないのに。 ランナーを返させないのがエースのピッチングではありますが、 これだけチャンスがあって点数を取れなかったのは、打線の問題もあるでしょう。 杉内投手から8安打し、攻略の糸口を掴んでいただけに、点数を取れなかったのは残念です。 そんなこんなで試合展開説明。結果より。
先発の許銘傑投手は初回にいきなり2失点してしまい、 「やっぱダメか」という雰囲気を醸し出しましたが、 その後はランナーを出しながらも要所を締める投球を見せ、 多村選手のホームランによる1失点のみで、久々の8回完投のピッチングを見せてくれました。 まぁ、先発ローテとしては、昨日の試合で涌井投手が完璧な投球を見せていたわけですから、 いきなり初回に失点してしまってはいけないんですが、 谷間の先発として8回3失点という結果は上々だと言えましょう。 でもやはり信頼感を得るためには、 昨日の今日なのだから序盤3回ぐらいは0点で行って欲しかったです。 あまり期待しすぎるのもアレだけれども、満足かと言われると微妙、コメントし辛いです(^^; それでも先発して終盤まで投げてくれるわけですし、 夏場などリリーフ陣に疲れが見える時は期待できそうですね。 これから交流戦となり、日程が変則的になりますので、 許銘傑投手の登板タイミングはコロコロ変わる不規則な形になるでしょうが、 淡々と自分の仕事をこなしていってもらいたいです。 打線は5番ブラウン選手と7番平尾選手がブレーキに… ブラウン選手は勝負所で外角を攻められることが多くなりました。 左中間方向にも打てる打者なんですが、まだ確率的には低い感じ。 左中間方向を狙うものの、甘い球が来て打ち損じというケースもあるだけに、 考え方をどちらにするべきか、左方向の意識を強く持つべきか、 過度に意識しすぎずに自分のバッティングに徹するか、少し悩みどころです。 いずれにせよ、得点圏では外を攻めてくることが多くなっているだけに、 配球だけは頭に入れておいてもらいたいです。 せめて左方向へ上手く押し込んでレフトの定位置付近まで飛ばせれば良いんですがね〜 平尾選手は代打で結果を残したものの、昨日・今日とノーヒット。 まだ決断するのは早いですが、ベテラン選手ですので、早い段階で結果が欲しいところ。 対右投手では石井義人選手が7番に入るので強力な布陣となりますが、 対左投手の7番は現時点で定まっていない印象を受けます。 ここが定まってくれば、打線はさらに厚みが増すのでしょうが。平尾選手の活躍に期待。 明日は交流戦前最後の試合です。 明日の試合を勝って気持ちよく交流戦に入って行きたいですね。 先発は帆足投手、安定感抜群のピッチングが光りますので、 打線は早い回に援護点を取って、楽な展開で投げさせていって欲しいです。 一方のホークス先発は小椋投手。 一時期リリーフで手を焼いた記憶があるので、そう簡単には打てないでしょうが、 ストレートには力負けしない打線ですので、攻略してくれると思います。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)涌井(9回) (ソ)和田(5回)−甲藤(2回) −藤岡(1回)−神内(1回) |
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ライオンズ | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
今日はノーヒットノーランやると思ったんですがね… 試合展開が理想的な形で進んでいましたし。 中盤までに安全圏の4点のリードを奪い、以降は短時間で終わる攻撃の繰り返し、 守備陣もきっちり守っていましたし、行ける雰囲気があったのですが… んー、残念。 岸投手と比べると、どちらかと言えば、 ランナーを出してからの投球に優れている印象があるだけに、 ここまで完璧に抑えるのは珍しいですから、やって欲しかったのですが… まぁ、今回のピッチングが今後に生きてくれて、 安心して見られる投球をしてくれれば何よりです(^^; そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
先発の涌井投手は、前半は変化球中心の慎重なピッチングを見せ、 中盤からは一転して150キロに迫るストレートでグイグイ押す硬軟多彩な投球をしてくれました。 前回の日ハム戦で糸井選手にホームランを打たれた後の、 高橋信二選手への投球で何か掴むものがあったらしく、 昨年の好調時の映像を見て確認したところ、肘の位置が高すぎたと分かって修正、 それが今日の好投に繋がったとのことです。 今年はイニングごと、状況ごとに状態が良かったり悪かったりして、 四球を連発してノーアウト満塁にしたと思ったら、そこから三振と併殺で無失点で切り抜けたりと、 なかなかに派手なピッチングになることが多かった涌井投手ですが、 今日のピッチングを転機にして変わっていってくれそうですね。 修正後即結果が出たということで、涌井投手としても手ごたえを感じる投球となったことでしょう。 打線は10安打放って4得点、中盤以降は試合展開もあってやや淡白な面もありましたが、 上位下位とむらがなく、打線の繋がりは良いです。 初回は2アウトになるも、中島選手が出塁し、中村選手のタイムリーで先制。 3回には和田キラーの佐藤友亮選手がヒットで出塁し、片岡選手の送りバントで進め、 栗山選手が倒れた後、中島選手がタイムリーヒットを放って追加点。 5回は佐藤友亮選手が再びヒットで出塁し、片岡選手もヒットで続き、 栗山選手がタイムリーヒットを放って1点を追加、 さらにダブルスチールを決めて揺さぶり、中島選手の四球で満塁となったところで、 中村選手がタイムリーを放ってもう1点追加。 今日は9〜4番までの繋がりがよく、コンスタントに点数を取ることができました。 やはり今のライオンズ打線の持ち味といえば、強力な1〜4番打者の流れです。 1番片岡選手の足、相手投手が警戒している中でも走れる盗塁技術。 2番栗山選手の選球眼と読み、状況に応じた柔軟な打撃で主軸へと繋げる。 3番中島選手の勝負強さ、天才的な閃きと追い込まれるとしぶとく付いていく打撃で得点へ。 4番中村選手の長打力、日本人離れしたパワーでランナーを一気に返す。 それぞれに持ち味があり、相手チームにプレッシャーをかける打線、 ドカベンで言えば明訓四天王みたいな存在感のある4人です。 今日の試合ではそれぞれが自分の仕事を果たしてくれましたよね。 9番スタメン起用の佐藤友亮選手は4打数3安打の大当たり! 最後こそレフト線への打球に一歩及ばずにヒットとなってしまう悔しいプレーもありましたが、 今日の勝利の立役者の一人であることは間違いないです。 これでスタメン起用2戦連続猛打賞ですか。 状態も上がってきたようですし、出番が増えてきそうですね。 明日の杉内投手、明後日の小椋投手と左腕の先発が続くだけに、 佐藤友亮選手の活躍に期待したいところです。 明日は許銘傑投手が先発です。 日程の関係上、エース級と投げ合うことが多いのが気の毒ではありますが… それなりの結果を残しているだけに、打線の援護次第といったところでしょうか。 試合を作ってくれているので、打線の奮起に期待したいですね。 一方のホークス先発は杉内投手。 ここ数年は毎年のように杉内投手に苦しめられています。 明日こそは杉内投手を叩き、苦手意識を払拭したいところ。 今年は違うというところを杉内投手に見せ付けて欲しいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (楽)ラズナー(5回2/3)−山村(1/3)−松本(2回) (西)石井一久(5回2/3)−長田(1/3)−星野(1回) −岡本洋介(1回)−田中靖洋(1回) (本)ブラウン7号2ラン(1回裏)、中島6号2ラン(3回裏)、 栗山1号3ラン(6回裏) |
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楽天 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
西武 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 10 | 2 | 2 | × | 19 |
いや〜、さすがにこれだけ打つと、もう何がなんだか(^^; 嬉しさだけが込み上げてくるだけで、良い意味で記憶に残らないです(笑) これだけ打てるなら、連戦中もっと打っておいてよとも思いますが、 相手チームもリリーフ陣が疲れている状況なので、展開次第では一方的になりますね。 昨日のサヨナラ勝ちの勢いのままに完勝、久々にスカッとする試合でした。 展開的に大きかったのは、やっぱり6回表の細川捕手のけん制タッチアウト。 「えっ、ここで継投?」と思わなくもない早いベンチの判断に驚かされると、 2番手の長田投手が粘られた末に押し出しの四球で1点を献上… さらに代打の草野選手にファールで粘られるというなんとな〜く嫌な展開になりつつありました。 ベンチの継投失敗となるのかというところで、細川捕手が1塁へ送球してタッチアウト。 代走で登場し、同点のホームを逸る気持ちの牧田選手を刺すことに成功しました。 試合序盤から長打が飛び出し、お祭りムードになりかかったところでの楽天の粘り、 同点にされていたら、昨日の試合のようにもつれる展開になっていたはずです。 そうさせなかった細川捕手と石井義人選手の連携プレーが見事でしたよね。 長田投手だけでなく、ベンチも助けてくれました。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
先発の石井一久投手は立ち上がりから快調なピッチング、 これなら試合終盤まで行ってくれるかな〜と思いきや、6回に突如として乱れて降板。 続投でも良かったと思うのですが… ベンチは嫌な雰囲気を感じ取ったのでしょうね。 結果的に大勝になったから良かったものの、昨日のような長丁場になっていた場合、 試合中盤でマウンドを降りざるを得なかった石井投手は戦犯扱いにさえなるところでした。 ベテランなのであまり贅沢は言いませんが、7回ぐらいまでは投げて欲しいところです。 それでも投球内容はいいですから、交流戦でもやってくれそうです。巨人戦、行きますかね? 打線はもうお祭り状態。 片岡選手は4打数1安打だったものの、 初回にチームを勢いづける3ベースヒットを放つなどチームを牽引、 大差が付いた後は休養のため、原選手と交代しました。 その途中出場の原選手もタイムリーヒットを放つなど2打数1安打と活躍、 レギュラー陣が元気だと出番も少なくなりますが、起用されると結果を残すのはありがたいです。 栗山選手はタイムリー2ベースと勝負を決定付ける3ランホームランの5打数2安打4打点。 中島選手は追加点となる2ランホームランにヒット2本で5打数3安打1四球2打点。 中村選手は4打数2安打2四球と今日は繋ぎ役。 ブラウン選手は初回の2ランホームランに押し出し四球など3打数2安打3四球3打点。 高山選手は6回のタイムリーヒットなど5打数2安打2打点。 石井義人選手は6回の2安打を含む5打数3安打3打点。 細川選手は6回のビッグプレー後に死球、そして2安打の4打数2安打1打点1死球。 上本選手は6回の先陣を切るタイムリー2ベースを含む4打数2安打2打点1死球。 もう6回以降は打ち出の小槌状態です。結果書くだけでも大変ですね。打ち出すと止まりません。 ここ2試合で得点力が上がった要因は、やっぱり1・2番が良い働きをしていることでしょう。 片岡選手が走攻守でチームを引っ張り、栗山選手が繋ぎ、 中島・中村剛也・ブラウン選手以下の強力な打者へと繋がっていく、 そういった打線の流れがはっきりと見えているのが良いですね。 1・2番が元気だとチームも活気が出てきます。 ブラウン選手も久しく出ていなかったホームランがここ数試合で立て続けに出てますし、 日本の野球にも慣れてきたのかなという印象を受けるようになりました。 石井義人選手もダルビッシュ投手から打ちまくって以降、ヒットを量産してますし、 細川選手もバットが振れてきています。 打線の切れ目がなくなってきていますよね。 昨日の試合辺りから良い感じで打線が流れるようになってきたと思います。 これでGW9連戦は5勝4敗で勝ち越し。 2カード目の日ハム戦の初戦を落としてしまい、負け越したのが誤算でしたが、 それ以外は満足の結果だと言えましょう。 リリーフ陣は登板過多気味になっちゃいましたが、 星野投手も藤田太陽投手も持ち味を失っていませんし、 交流戦期間は比較的日程も楽になるでしょうから、リリーフ陣もまた上手く回ることでしょう。 ただ、その前に打線好調で首位争いに躍り出てきたソフトバンクとの3連戦があります。 ライオンズはお世辞にも交流戦の分がいいとは言えないだけに、 なるべくリードした形で交流戦に入りたいところ、ソフトバンクとの3連戦を勝ち越すことが大事です。 第1戦は涌井投手と杉内投手のエース対決になるのでしょうか。 この試合は今後の展開を占う上で重要な対決となるだけに、 全力で勝利をもぎ取ってもらいたいですね。 金曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (楽)永井(5回)−片山(2/3)−山村(1回1/3) −辛島(2/3)−小山(1回1/3)−松本(2/3) (西)岸(6回1/3)−星野(0/3)−長田(1回2/3) −シコースキー(1回)−藤田太陽(1回) (本)片岡2号ソロ(1回裏・先頭打者アーチ) |
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楽天 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | ||||
西武 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1× | 6 |
今日は1年間のうちで1度あるかないかのNHK地上波での中継の日、 ネットの動画配信も有料化された昨今、ただ見の星はもはやこれのみです。 さ〜て楽しみだな〜とテレビを付けたら、まさかのノーアウト満塁のピンチからスタート… 山崎武司選手のタイムリーヒットや、 レフトの大崎選手がダイレクトキャッチしようと突っ込むも逸らす2点タイムリー2ベース、 なんとか2アウトを取ったものの、嶋選手にタイムリーヒットを打たれて4失点、厳しい幕開けでした。 ただ、一方の楽天先発・永井投手も本調子ではなく、片岡選手の先頭打者アーチで1点を返し、 なおも栗山・中島選手の連続ヒットでノーアウト1・2塁。 しかし中村選手がサードゴロ併殺、ブラウン選手の四球で満塁となるも、 高山選手は空振り三振、「タイムリー欠乏症」が頭の中で踊り始める辛い展開でした。 岸投手はなかなか立ち直る気配がなく、2回も3回もピンチを招く展開、 こりゃもう田中投手や岡本投手ら若い投手でも見て楽しむかと思い始めたら、 4回以降は完全に立ち直ってヒットを許さないパーフェクトピッチング、 これはひょっとするとひょっとするのではと思い始めると、 4回裏には相手のミスで1点を返し、5回裏には中島選手のタイムリーヒット、 6回裏には栗山選手のタイムリーヒットで同点に追いつくことができました。 ただ、なかなかその後のチャンスを生かすことはできず、 両チームの投手が打たれながらも要所を締めるという展開が続く 見ごたえたっぷりな1点を争う好ゲームとなりました。 試合が決まったのは10回裏、2アウトランナーなしで片岡選手は強い当たりのサードゴロ、 サード草野選手ががっちり捕って軽〜く1塁へ送球、 この送球がワンバウンドとなり、ファースト中村ノリ選手が軽〜く捕りにいってしまう捕球ミス、 サードの送球エラーで片岡選手が出塁するという展開になり、 楽天バッテリーは当然のごとく片岡選手の足を警戒、 その末に栗山選手が高めスライダーを捉えてライトへ一閃、 打った瞬間は行ったかなと思うも、伸びきらず、 ライトの鉄平選手に捕られるかもと思ったものの、捕れずにフェンス直撃のタイムリーヒットに、 意外な形でチャンスを掴んだライオンズがしぶとくサヨナラ勝ちを決める試合となりました。 昨日嫌な形で負けたライオンズとしては、今日の試合は是が非でも勝たないといけない試合、 それにも関わらずエース格の岸投手がいきなりの4失点、 今の打線では半分負けを覚悟してしまうぐらいの厳しい試合展開で始まったわけですが、 そこから不十分ながらもコツコツと1点を返していって同点に追いつき、 岸投手やリリーフ陣も2回以降は粘り強く投げた末のサヨナラ勝ち。 ともすれば、あっさりと負けていたここ数試合でしたが、 今日の試合ではイニングを追うごとにチームとしての粘り強さが出てきた感じがしました。 サヨナラ勝ちという結果も大きいのですが、チームとしての手ごたえを感じる1勝だったと思います。 明日の試合が楽しみになりましたね。 そんなこんなで試合展開説明。NHKより。
先発の岸投手は序盤は腕が振れていなかったようで、球が全般的に高く、 特にカーブは全然決まらず、変化球でカウントを稼げない苦しい立ち上がりでした。 ただ、ストレートには元々力と速さはあったことで、2回以降は打たれながらも粘ることができ、 4回の聖沢・内村選手の連続三振から一気にリズムが上がり、 マウンドを降りるまで序盤のピッチングが嘘であるかのような、 岸投手らしい緩急の付いた伸び伸びとしたピッチングを披露してくれました。 しかし、立ち上がりは何だったんですかねぇ… 「夜の帝王」とあだ名されているぐらいだから、眠たかったのか(苦笑) 岸投手のためにも、これからデーゲームは2時か3時からの開催にしておきましょう(^^; 立ち上がりのどうにもならないところから、よく立て直してくれたと思います。 一時は5回持たないのではとも思われましたが、終わってみれば7回途中までマウンドへ、 疲労の見えるリリーフ陣を助けるピッチングをしてくれたのは助かりました。 まぁ、混戦にしちゃった一人でもあるわけですがね。先発としては仕事を果たしてくれたと思います。 2番手の星野投手は左打者の鉄平選手に四球… 本当ならば鉄平選手を打ち取り、山崎選手を歩かせ、草野選手を打ち取る算段だったはずが… こういうピッチングをされちゃうと、昨日のような試合でマウンドに送れませんよねぇ… 去年のようなストレートに速さと怖さのない星野投手ならまだしも、 今年は良いときの状態のようにストレートに速さと力があるわけですから、 コーナーの出し入れに気を使いすぎず、もっと力で行けばいいと思うのですが…勿体無い。 もう少し強気で攻めてもらいたいように思います。 長田・シコースキー・藤田太陽投手は3人とも疲れが見える中でよく投げてくれています。 藤田投手はマウンド上で思うように投げられていないような仕草もありましたが、 今日の試合では力みすぎずに投げていたと思うので、今後は大丈夫でしょう。 藤田太陽・シコースキー投手の2人が登板過多にならないよう、 打線や他のリリーフ陣が支えていかなければなりませんね。 打線は16安打6得点、1点ずつ返しはしたものの、1点で終わることが多く、 効率の良い攻めを見せることができませんでした。 それでも試合中盤からは各打者になんとか繋ごうという意識が見えるようになり、 「打線」として機能するようになっていったと思います。 それが今日のサヨナラ勝ちという結果になったのでしょう。 個人では1番片岡選手が先頭打者ホームランを含む5打数3安打1四球1盗塁、 最後のエラーによる出塁と、チームを引っ張ってくれました。 大きかったのはランナー1塁での大きなリード、今日は1盗塁のみでしたが、 ランナーに出るたびに楽天バッテリーの注意を引き付けさせ、 なかなか思うようなピッチングをさせていませんでした。 片岡選手が塁にいるだけで、相手バッテリーは注意を奪われてしまう、 それがよく分かる試合でしたね。 2番栗山選手は最後のサヨナラ打を含むタイムリーヒット2本の6打数4安打と大暴れ。 8回のチャンスは生かすことができませんでしたが、 打席の中でボールをしっかりと待って打つことができていて、打撃内容は非常に良かったです。 片岡選手との1・2番コンビが光る試合でした。 他には3番中島選手が5打数2安打、中村選手が1安打、高山選手が2安打、 石井義人・細川・平尾・上本選手が1安打ずつ放ちました。 1軍登録された平尾選手は代打で起用されて初球打ちでのヒット、同点のホームを踏みました。 ファームで結果を残しても、なかなか1軍に呼ばれない日々が続きましたが、 ようやくの登場となり、いきなり好結果、素晴らしい選手です。 それまで打線が良い流れで来ていただけに、それを変えたくなかったのでしょうが、 平尾選手が上がってきたことで、なんとなく打線が元気になった感じがしますね。 ライバルの後藤武敏選手が結果を残せていないだけに、 対左投手時の出番が増えると思われます。 ベテラン平尾選手の活躍にも注目ですね。 結果を残してはいるものの、高山選手の今日のバッティングには不満が残りました。 チャンスで凡退した打席はいずれも外角の変化球でやられちゃったわけで… 永井投手のフォークに全く合わなかったのか、 それほど厳しくないベルト付近の外角フォークにバットが当たりませんでした。 今日の試合であまり良い結果を残せなかった中村剛也選手やブラウン選手も、 打席の中で相手バッテリーの攻めになんとか対応しようという雰囲気があったものの、 高山選手はどうも手玉に取られている感じがありました。 出番が増え始めてから1ヶ月ほど経ったことで、相手も徹底した攻め方をしてくるでしょうし、 相手バッテリーの思い通りにさせないような打席を増やしていってもらいたいです。 まぁ、しかし、10回裏の楽天側のエラーは、敵のミスながらゾッとするものでしたね。 打球は強めだったものの、捕ればなんてことはない打球、 俊足の片岡選手とはいえ、どう走っても間に合わない余裕のタイミング、 そうやって余裕を持ったからこその緩い送球がワンバウンド、 中村ノリ選手も漫然と捕りにいってしまって捕りこぼすミス。 投げる方でも、捕る方でも、どちらかが集中していれば、ミスにはなっていなかったプレーでした。 それが2人ともミスをしたことでエラー出塁に、その結果がサヨナラですから、恐ろしいです。 野球は最後まで集中力を切らしてはいけないということですね。 ライオンズにとってはラッキーなプレーでしたが、教訓の多いプレーでもありました。 明日は石井一久投手が先発です。 リリーフ陣の登板過多が続いているので、 最後までとは言わないものの、最低7回は投げて欲しいところです。 明日も満員となるであろう西武ドームでの爆笑ヒーローインタビューを期待したいです。 一方の楽天先発はラズナー投手。 前回は機動力で揺さぶりながら、高山・上本選手らの打撃で勝利を掴んだだけに、 明日も粘り強い攻撃で点数を取っていってもらいたいですね。 リリーフ陣の登板過多は相手も同じ、早い段階で引き摺り下ろす展開にしたいものです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (楽)戸村(6回1/3)−小山(1回2/3)−川岸(1回) (西)西口(3回)−野上(4回)−藤田(1回)−長田(1回) (本)中村剛也9号ソロ(2回裏)、ブラウン6号ソロ(2回裏)、 中島5号2ラン(5回裏) |
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楽天 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | ||||
西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
3番・4番・5番が揃い踏みのホームランを打っておきながら、 勝ちパターン継投に入り、藤田太陽投手を投入しておきながら、 まさかの逆転負け… 今日の敗戦は痛いです… 継投は色々と言えるんですが、藤田太陽投手が疲れを見せていただけに、 もう少し考慮してあげても良かったかなと思います。 星野投手の信頼感が厚ければ、8回頭から行ったんでしょうが… 打たれてからいまひとつ。 渡辺監督は一番手堅い策で来たのですが、 先頭の内村選手に粘られまくったのが響きましたね… 頭から藤田投手で行っちゃうと、鉄平選手の所で星野投手とかできないですし、 この時点で継投することはできなくなっちゃいました。 継投は本当に難しいですねぇ… 8回裏の1アウト2塁のチャンスでも大崎選手を代えずに打席に送るも凡退、 代打の上本選手がある場面だったのですが… 今日は渡辺監督の采配が悪い方向へと向いてしまった感じがしました。残念。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
それでも結果的に戦犯は打線。 3本塁打で4点を挙げたものの、タイムリーヒットはなし。 特に7回のチャンスは生かしたかったんですが… 高山選手がノースリーから立て直されて三振ですよ。これには参りました。 個々は悪くないのに、繋がらないんですよねぇ… 疲れなんでしょうか。 もう試合振り返る度に欝になるので、明日・明後日の試合に期待しましょう。 岸投手の好投でチームを勝利に導いてもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |