2009年西武ライオンズ応援日記

10月1日 埼玉西武ライオンズ 2×-1 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)渡辺俊介(8回2/3)
(西)西口(6回1/3)-岸(2回2/3)
(本)西岡14号ソロ(1回表)
ロッテ
西武 2×

西口と岸が悪循環を振り払い、GG佐藤の逆転タイムリーでサヨナラ勝ち!
なんとか、首の皮、一枚だけ繋がったという感じですね。
楽天も勝ったため、依然としてCS出場が厳しいのは変わりありませんが、
それでも可能性を残しているのはせめてもの救いです。
今日の試合も大敗していたら、
試合終了後の渡辺監督の挨拶も怒号混じりになっていたかもしれませんし、
なんとか地元最終戦で意地を見せられて良かったです。

でもやっぱり野球はピッチャーを含めた守りですよね。
この連敗中にそれを再確認しました。
守りが悪ければ、攻撃にも繋がらない。
どんなに打っても失点してしまえば勝てない。
余計な点数をあげなければ、必ずチャンスは巡ってくる。
やはり投手陣の建て直しが来季に向けての大きな課題ですね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(左)大崎、8(三)原、9(捕)細川

1回表 ライオンズ先発:西口投手
先頭の西岡選手にライトスタンドへのソロホームランを打たれて1失点。
1アウトから福浦選手にヒットを許すも、後続を打ち取って3アウトチェンジ。

1回裏 ロッテ先発:渡辺俊介投手
先頭の片岡選手がセンター前ヒットで出塁するも、
栗山選手がレフトフライ、中島選手が空振り三振、
中村選手がサードゴロに倒れて無得点。


2回表
先頭の橋本選手にセンター前ヒットを許すも、
南選手を三振、塀内選手をピッチャーゴロ併殺に取って無失点。

2回裏
先頭の石井義人選手がセカンド内安打で出塁するも、
GG佐藤選手はセンターフライ、
大崎選手はランエンドヒットを外されて空振り三振、
1塁ランナー盗塁失敗で中途半端な三振ゲッツー。

3回表
早坂・西岡・今江選手と三者凡退。

3回裏
原・細川・片岡選手と三者凡退。

4回表
2アウトから里崎選手に2ベースヒットを許すも、
橋本選手をレフトフライに取って無失点。

4回裏
先頭の栗山選手が三遊間抜くヒットで出塁し、
中島選手が四球で出塁してノーアウト1・2塁となるも、
中村選手はセカンドゴロ併殺、石井選手が三振に倒れてしまい、無得点。

5回表
2アウトから早坂選手にヒットを許すも、2塁盗塁を細川捕手が刺してアウト!

5回裏
先頭のGG佐藤選手が死球で出塁し、大崎選手の送りバントで2塁へ。
原選手は三振に倒れるも、細川選手は四球で2アウト1・2塁。
しかし片岡選手はショートゴロに倒れて無得点。

6回表
西岡・今江・福浦選手と三者凡退。

6回裏
栗山・中島・中村選手と三者凡退。

7回表
先頭の大松選手にライト右抜かれる2ベースヒットを許し、
里崎選手のショートゴロの間にランナー3塁へ。
橋本選手に四球を与えてしまい、1アウト1・2塁。
ここでライオンズは岸投手にスイッチ。
南選手はフルカウントからの外角低めカーブで空振り三振!
塀内選手に四球を与えて満塁とするも、
早坂選手を内角低めカーブでファーストゴロに打ち取って無失点。

7回裏
石井・GG佐藤・大崎選手と三者凡退。

8回表
先頭の西岡選手に外角チェンジアップを上手く打たれるライト前ヒットを許し、
今江選手の送りバントでランナー2塁へ。
堀選手はファールで粘られるものの、
フルカウントからの外角低めチェンジアップで空振り三振!
大松選手も内角低めカーブで空振り三振!

◆この回…岸投手まで投入して頑張ってるんだから、打線も応えないと。
     このままで終わる気か!

8回裏
先頭の代打・上本選手がたたきつけてのセカンド内安打で出塁!
細川選手は送りバントでランナー2塁へ。
しかし、片岡選手は外角低めカーブにショートフライ。
栗山選手も内角高めカーブにキャッチャーファールフライで無得点。


9回表
里崎選手は外角低めスライダーでライトフェンス手前のフライ、
橋本選手は内角低めストレートで空振り三振!
南選手は内角一杯のストレートで見逃し三振!

◆岸投手…ナイスピッチング! さぁ、サヨナラ勝ちといこう!

9回裏
中島選手、内角低めシンカー打ってレフト前ヒット!
中村選手、四球で出塁、代走の赤田選手を起用、ノーアウト1・2塁。
代打の佐藤友亮選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
GG佐藤選手、初球内角シンカー打ってライト右に落ちるヒット!
3塁ランナーホームイン、2塁ランナーも一気にホームイン!
GG佐藤選手の逆転2点タイムリーヒットでサヨナラ勝ち!

試合終了、2-1でサヨナラ勝ち!


今日の勝因は西口投手と岸投手のピッチングでしょう。
先発の西口投手はいきなり西岡選手に先頭打者ホームランを浴びるも、
以降は角度のあるストレートと、キレが戻ったスライダー、
他にもフォークやカーブ、シュートを交えるなど、
幅広いピッチングで最小失点に防いでくれました。
シーズン前半はスライダーが本当に曲がらなくて、一体どうなることかと思いましたが、
後半戦は西口投手本来のスライダーが戻ってきましたよね。
今日のピッチングが西口投手の今季最後の登板なのか、
それとも3位の可能性がある場合にはもう1試合先発するのか分かりませんが、
いずれにせよ、今後に対しても期待感が抱けるピッチングだったと思います。
西口投手が戻ってきてくれたことがファンとしては最高ですね。

リリーフに回った岸投手はロッテ3連戦の3試合目にようやく出番が。
リリーフ登板時は力みがあり、ボールが先行することもありましたが、
得意のカーブでリズムを掴むと、その後はランナーを背負いながらもきっちり無失点。
諦めかけていた今日の試合を引き締めなおす役割をしっかりとしてくれましたね。
元々は岸投手で失った好調のリズムでしたが、
今日の岸投手のピッチングで再びチームのリズムが出てきた感じがします。
チームにとっても、岸投手にとっても大きな1勝になりましたね。
渡辺監督の執念の継投が実った形です。

今日の岸投手のピッチングを見ていると、
ライオンズのリリーフ陣に足りないのは、コントロールもその一つですが、
それ以上に打者に向かっていく姿勢が足りないように思わされますね。
打てるものなら打ってみろという気概が足りない感じを受けます。
まぁ、それで打たれちゃうと文句言われちゃうので、
慎重にならざるを得ないのでしょうが。
もっとリリーフ陣が勝負していける環境を作ることが大事なのかもしれません。
投手力の弱かったころの広島やロッテが、
ブラウン監督やバレンタイン監督の指導の下で、
ストライクを積極的に投げさせることで、リリーフ陣の建て直しを図ったわけですし、
そういった積極性を呼び覚ますのも一つの方法なのかなと思います。
ライオンズのリリーフ陣を見ていると、
技術的なもの以上に精神面からコントロールを乱していることが多い気がします。



明日はお休み、そして土曜から楽天2連戦です。
明日の試合で楽天が負けてくれると、土曜からの試合では気合が入るのですが…
明日ばかりはソフトバンクを応援しましょうか。
残り5試合、可能性が残る限り、応援していこうと思います。
土曜からもガンバレ、ライオンズ!!




9月30日 埼玉西武ライオンズ 2-9 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)小林宏之(8回)-伊藤(1回)
(西)許銘傑(5回2/3)-土肥(1/3)-藤田(1回)
 -小野寺(1回)-ベイリス(1/3)-長田(1/3)
(本)細川3号ソロ(7回裏)
ロッテ
西武

悪循環は止まらず、覇気なく4連敗…
もう絶対ダメぽ。
珍しく先制点を取ったと思ったら、あっさり逆転、しかもここでもミス絡み。
つーか、細川捕手は何であんなにポロポロこぼすようになったんでしょうか。
しっかり捕ってればホームタッチアウトにできてたプレーが2回ほどあったような…
守備を見ていると、勝てない理由がわかります。ダメだよね、あれじゃ。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(左)佐藤友亮、8(三)原、9(捕)細川

1回表 ライオンズ先発:許銘傑投手
西岡選手、フルカウントからの内角ストレートでピッチャーゴロ。
今江選手、外角ストレートでセンターフライ。
福浦選手、外角低めカーブ打たれてライト前ヒット。
大松選手、内角ストレートでバットを折るもライト前ヒット。

橋本選手、高めスライダーでセカンドゴロ。

1回裏 ロッテ先発:小林宏之
片岡選手、初球高めストレート打ってライトへのヒット!
片岡選手が栗山選手の所で2塁盗塁成功!

栗山選手、低めフォークに空振り三振。
中島選手、初球低めストレート打ってライト前タイムリーヒット!
中村剛也選手、初球内角高めストレートにレフトフライ。
中島選手が石井選手の所で2塁盗塁成功!
石井義人選手、低めフォークに空振り三振。

2回表
先頭の里崎選手にヒットを許し、塀内選手の送りバントで2塁へ。
南選手のヒットで1アウト1・3塁となり、
早川選手にファーストタイムリー内安打、西岡選手に2点タイムリー2ベース、
福浦選手にタイムリーヒットを許し、合計4失点。

2回裏
2アウトから原選手が四球で出塁するも無得点。

3回表
1アウトから里崎選手に四球を与えるも、三振ゲッツーで3アウトチェンジ。

3回裏
先頭の片岡選手がヒットで出塁し、2塁盗塁を決め、
栗山選手も四球で出塁してノーアウト1・2塁となるも、
中島選手はショートゴロ、中村選手は空振り三振、
石井選手はセカンドフライに倒れて無得点。

4回表
2アウトから西岡選手に四球を与えてしまい、今江選手にヒットを許すも、
福浦選手をセカンドフライに取って無失点。

4回裏
三者凡退。

5回表
1アウトから橋本・里崎選手に連続四球を与えるも、
後続を打ち取って無失点。

5回裏
先頭の細川選手がヒットで出塁するも、片岡選手は見逃し三振。
栗山選手がセカンドのエラーで出塁するも、
中島選手はサードゴロ併殺に倒れて無得点。

6回表
先頭の早川選手にヒットを許すも、
西岡選手をファーストゴロ、今江選手をセカンドゴロ。
ここでライオンズは土肥投手が登板。
福浦選手をピッチャーゴロに取って無失点。

6回裏
1アウトから石井選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

7回表
先頭の大松選手にヒットを許し、代打の竹原選手が起用された所で藤田投手に交代。
竹原選手の送りバント後、里崎選手にタイムリー2ベースを打たれて1失点。

7回裏
1アウトから細川選手がソロホームランを放ち、1点を返す。

8回表 この回から小野寺投手が登板。
先頭の早川選手に四球を与えてしまい、西岡選手にヒット。
今江選手を三振に取り、福浦選手のファーストゴロの間に1失点。
大松選手は空振り三振に取って3アウトチェンジ。

8回裏
1アウトから中村選手が右中間への2ベースヒットを放つも、
石井選手の痛烈な当たりはファースト福浦選手に好捕されてファーストゴロ、
GG佐藤選手が空振り三振で3アウトチェンジ。

9回表 この回からベイリス投手が登板。
1アウトから4連打3失点で降板、長田投手が後続を抑えて3アウトチェンジ。

9回裏 この回から伊藤投手が登板。
三者凡退。
試合終了、今日も2-9と大敗…


来季に向けての収穫は、許銘傑投手と小野寺投手でしょうか。
許銘傑投手は2回こそ味方のミスが絡んで4失点してしまいましたが、
その後は悪いなりに粘り強く投げて、2回の4失点に止めるなど、
先発投手としてはまずまずの仕事を果たしてくれました。
先発陣は涌井・岸・帆足投手の3人は決まりですが、
石井一久・西口投手らベテラン勢は来年どうなるかわかりません。
許銘傑投手が復活してkるえると、先発陣が楽になります。
先発はもう1回あるのか、それとも他の投手にチャンスを与えるのか。
まだ分かりませんが、何かしら出番があると思うので、
来年は1年間1軍でやれるよう頑張ってもらいたいです。

小野寺投手は先頭打者に四球を出すなど、精神面の弱さは相変わらずのようですが、
ピンチでのストレートのキレには本人も手ごたえを感じたのではないでしょうか。
小野寺投手に足りないのは自信と精神的余裕。
残り試合は勝敗を過度に意識せず、
自分のピッチングスタイルを確立させてもらいたいです。



明日は西口投手が先発で、今シーズンの本拠地最終戦です。
クライマックスシリーズの出場は絶望的で、
例えできたとしても3位通過ですから、
日本シリーズまで行かなければ本拠地試合は行われません。
現実的に考えると、明日の試合が今シーズン最後の本拠地試合となっちゃいそうですね。
ずっと不甲斐ない試合が続いているだけに、明日ぐらいは快勝してもらいたいです。
今季の西口投手の活躍は物足りないもので、
このままでは来年は先発として計算できるかどうか分からない位置まで来ているだけに、
明日は来年も(来年こそは)大丈夫だというところを見せてもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




9月29日 埼玉西武ライオンズ 3-13 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)小野(9回)
(西)石井一久(4回)-木村(2回)-山岸(1回)
 -松永(1回)-大沼(1回)
(本)中村剛也45号2ラン(7回裏)
  南3号2ラン(5回表)
ロッテ 13
西武

攻守に隙だらけで、覇気なくロッテに大敗… 事実上、3位争いから完全脱落…
完全にもうダメぽ。
内容が良ければ、まだ頑張れると言えますが…
そんなこと言えるような試合内容じゃありませんもんねぇ。
この調子だと明日も大敗しても不思議じゃないです。
エラー、アウトを取れる所で取れない、四球から失点… 守りはもう見ていられない。
点差が付いたことで、好調だった打線も覇気がなくなり、淡白な攻撃を繰り返すだけ。
中村選手のホームランにだけ癒されるという試合でした。
こんな試合では逆転3位など夢のまた夢でしょう。夢を見ることさえもできねぇ。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(左)大崎、8(捕)銀仁朗、9(三)原

1回表 ライオンズ先発:石井一久投手
西岡選手、カウントノースリーとなるも立て直して、
フルカウントからの内角低めカーブで空振り三振!

堀選手、カーブでショートゴロに打ち取るも、中島選手のエラー。
福浦選手、外角高めストレート打たれてセカンド強襲内安打。
大松選手、ストレート打たれてライト前ヒット。
1アウト満塁。
里崎選手、フルカウントから押し出しの四球。
今江選手、外角低めストレートでセカンド左のゴロ、
セカンド片岡選手がグラブトスも送球が高すぎて2塁アウトのみ。2アウト1・3塁。
南選手、外角低めストレート打たれて右中間突破の2点タイムリー2ベース。
田中雅彦選手、外角高めストレートでライトフライ。
◆この回…悪い流れが止まってないなぁ… エラー絡み、併殺崩れてで失点。
     攻撃の方でリズムを作り直したい。


1回裏 ロッテ先発:小野投手
片岡選手、外角カットボールにセカンドゴロ。
栗山選手、外角チェンジアップにセカンドゴロ。
中島選手、外角低めカットボール打つも左中間フェンス手前のフライ。

2回表
早坂選手、初球外角高めストレート打たれてライト前ヒット。
西岡選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。

西岡選手、内角低めストレートでセカンドゴロ。ランナー3塁へ。
堀選手、外角低めカーブでファーストゴロ、本塁送球もセーフで1失点。
福浦選手、外角低めカーブで空振り三振!
大松選手、外角ストレートでレフトフライ。
◆この回…ミスが多いなぁ… 情けない。

2回裏
中村剛也選手、シュートが左脇に当たる死球。
石井義人選手、ストレートの四球、ノーアウト1・2塁。
GG佐藤選手、初球外角カットボールにサードゴロ併殺。2アウト3塁。
大崎選手、低めチェンジアップ打って左中間へのタイムリー2ベース!
銀仁朗選手、外角カットボール打ってセカンド左のゴロ、
セカンド田中選手が弾くも3塁をオーバーランした大崎選手が挟まれてしまい、
三本間に挟まれてタッチアウト。

◆この回…1点を返すことができたが…まだスッキリしないなぁ。
     でも小野投手も調子は良くない部類だし、早めに打ち崩したい。


3回表
里崎選手、初球外角カーブ打たれるもセンターフェンス手前のフライ。
今江選手、外角カーブでライトフライ。
南選手、フルカウントからの内角カットボールでセカンドゴロ。

3回裏
原選手、外角低めシュートにサードゴロ。
片岡選手、内角シュートにショートゴロ。
栗山選手、外角カットボールにショートゴロ。

4回表
田中選手、カウント1-3から四球。
早坂選手、内角ストレートで見逃し三振!
田中選手が西岡選手の所で2塁盗塁成功。
西岡選手、カウント1-3から四球。
1アウト1・2塁。
田中選手と西岡選手がダブルスチール成功。1アウト2・3塁。
堀選手、内角低めストレート打たれて前進守備セカンド左抜かれる2点タイムリーヒット。
福浦選手、外角低めカーブで空振り三振!
大松選手、外角カーブでライトフライ。
◆この回…何とも言いようがないなぁ… 石井投手はカーブしかストライク入らず。
     左打者は抑えられるけれど、右打者は…
     投げるのに精一杯で簡単に走られちゃうし。代えざるをえんだろう。

4回裏
中島選手、低めチェンジアップに空振り三振。
中村選手、初球打ち上げてしまってレフトフライ。
石井選手、外角チェンジアップ打つもセンターフェンス手前のフライ。
◆この回…なんかもうダメっぽい雰囲気になってきたなぁ… 終戦なんだろうか…

5回表 この回から木村投手が登板。
里崎選手、内角147キロストレートでセンターフライ。
今江選手、外角低めストレート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
南選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
南選手、外角高めストレート打たれてセンターバックスクリーンへの2ランホームラン。

田中選手、フルカウントから四球。
早坂選手、ストレート打たれて右中間抜かれるタイムリー3ベース。

西岡選手、外角高めスライダーでキャッチャーゴロ。
堀選手、スライダー打たれてサード強襲のタイムリーヒット。
福浦選手、内角高めストレートでファーストゴロ。
◆木村投手…ライオンズで性格的に抑え向きだと思うのは、野上投手か木村投手かと。
      木村投手は投げっぷりがいい。相手の懐を攻める強さがある。
      ストレートの速さ・キレは水準以上だから、制球力と決め球の変化球次第。
      フォークかチェンジアップを投げられないんかなぁ。
      最後はストレート頼みなのは辛い。


5回裏
GG佐藤選手、外角低めカットボールにセカンドゴロ。
大崎選手、ファーストゴロ。
代打の上本選手、内角低めフォークに空振り三振。
◆この回…もうダメぽ。来年に対する材料が欲しい。

6回表
大松選手、フルカウントからの内角ストレートでショートフライ。
里崎選手、フルカウントからの低めスライダーにセンターフェンス手前のフライ。
今江選手、内角高めストレートでファーストファールフライ。
◆木村投手…ストレートは外よりも内の方がコントロールいいな。
      的があった方が投げやすいタイプなのかも。
      練習すれば外のコントロールはよくなると思う。
      やっぱり決め球となる変化球かな。


6回裏
原選手、内角低めフォークに空振り三振。
片岡選手、外角カットボールにライトフライ。
栗山選手、内角チェンジアップにファーストゴロ。

7回表 この回から山岸投手が登板。
南選手、内角高めストレートで空振り三振!
田中選手、外角スライダーで泳がせるもレフト前に落ちるヒット。
早坂選手、内角低めチェンジアップで見逃し三振!
西岡選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップで空振り三振!

◆山岸投手…カーブのブレーキやチェンジアップの落差には磨きがかかっている。
      投げ方を見ていると、ロング可能なリリーフタイプかな。
      140キロ以上出てればなぁ。130後半止まりなのが残念。


7回裏
中島選手、外角低めスライダー打ってライト前ヒット!
中村選手、外角高めカットボール捉えて左中間スタンドへの2ランホームラン!
石井選手、外角低めシュートを拾ってセカンド左抜くセンター前ヒット!

GG佐藤選手、内角高めシュートにショートゴロ併殺。
大崎選手、フルカウントからの内角低めカットボールに空振り三振。

8回表 この回から松永投手が登板。キャッチャーに細川選手、ライトに赤田選手。
堀選手、フルカウントからストライクだった外角ストレートがボール判定で四球。
福浦選手、フルカウントから外角スライダー外れて四球。
ノーアウト1・2塁。
大松選手、外角スライダーでライトフライ。1アウト2・3塁。
里崎選手、内角ストレートで空振り三振!
今江選手、フルカウントから低めスライダー打たれてセンター前2点タイムリーヒット。
南選手、フルカウントからの内角スライダーで空振り三振!

8回裏
三者凡退。

9回表 この回は大沼投手が登板。
2アウトから西岡選手にヒットを許すも無失点。

9回裏
三者凡退。
試合終了、3-13で敗戦… CS争いもも完全終了。


敗因はエラー・四球・ミスと守りのリズムが悪かったこと、
先日の楽天戦の負けをそのまま引きずったかのような試合でした。
もうとにかく守りのリズムが悪いです。完全なる悪循環。
これだけミスが続いてしまうと、集中力を欠いていると言われても弁解できないでしょう。
それぐらいミスが多いです。これでは奇跡の逆転など望むこともできませんよね…

打線は序盤で大量失点したことで、淡白な攻撃になってしまいました。
ロッテ先発の小野投手は立ち上がりあまり良くなかったんですが、
点差が付いたことで余裕あるピッチングに、付け入る隙を作れませんでした。
タイムリーヒットを放った大崎選手は直後にチョンボを犯してしまい、
反撃ムードに水を差すことになってしまいましたから、
スッとしたのは中村選手のホームランだけでした。
見所の少ない試合でしたね…

収穫というわけではありませんが、
来季へ向けては今日登板した木村・山岸・松永投手らが今後どれだけやるかでしょう。
木村投手は打者に向かっていく姿勢がいいです。
性格面で抑えを決めるとすれば、野上投手か木村投手しかいないでしょう。
野上投手はクイックや守備がいいので、先発として期待したいですから、
現状では木村投手が候補になってくるかと。
ただ変化球が縦横のスライダーのみなので、
フォーク・チェンジアップ等の決め球を磨く必要がありそうです。
何としても一皮剥けてもらいたい投手。

山岸投手はカーブ・チェンジアップのタイミングを外す球がいいので、
先発投手か、試合が壊れた場合の2番手投手として期待したいです。
気持ちよく打っている選手に対して、あのカーブやチェンジアップは嫌でしょう。
今日の試合も木村投手と山岸投手が逆だったら、
もう少し違うスコアになってたと思います。
ストレートの球速が140前半は出てくれるといいのですが…
変化球は良くなったので、あとはストレート次第でしょう。

松永投手はリリーフで培った経験を先発で生かしてくれればと思います。
石井一久投手や帆足投手が活躍しているうちに、
新しい先発左腕投手を準備しておきたいところ。
若い中崎・武隈投手らに期待がかかるところですが、まだまだ未知数。
経験もある松永投手が先発左腕として一本立ちしてくれることが、
チームとしても嬉しいことでしょう。
粘り強いピッチングで試合を作れる投手になってもらいたいです。



今日の敗戦でCS出場の夢は事実上途絶えたようなものでしょう。
今日の試合を見ていると、選手のモチベーションの低下が心配なだけに、
残り試合は個人の目標をしっかりと持ち、
漫然と試合を行わないようにして欲しいですね。
チームとしての課題を認識し、来年に向けて個々がどうしていくべきかを考えて、
野球をやってもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




9月27日 埼玉西武ライオンズ 4-11 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)ラズナー(7回)-福盛(2回)
(西)涌井(4回)-大沼(2/3)-木村(1回1/3)
 -山岸(1回)-土肥(1回)-松永(1回)
(本)中島21号2ラン(6回裏)
楽天 11
西武

投打に楽天に圧倒されてしまい、CS出場が絶望的な4ゲーム差に…
もうダメぽ。
ライオンズが勝ち続け、楽天とソフトバンクのどちらかが負けまくれば可能性はありますが、
ソフトバンクとの直接対決はもうないし、
今の楽天がソフトバンクに4連敗するとも思えない。
ライオンズが3連勝し、楽天が1勝3敗ならば、
直接対決2試合でひっくり返すことも可能でしょうが、
今日の試合で受けた心理的ダメージからすると、それも望み薄でしょう。
初戦とは全く反対の状況になっちゃいましたね。
楽天が王者の野球、ライオンズが弱いチームの典型になっちゃいました。
昨日の5回が流れを変えちゃいましたなぁ…

とはいえ、岸投手や涌井投手を責めることもできないでしょう。
ここまで先発した試合では150球近く投げてチームに貢献してきてくれた投手ですから、
当然疲労感もあったはずです。
特に涌井投手は後半戦の負けられない試合で最後までマウンドを守るなど、
精神的にも肉体的にも負担がかかっていたと思います。
帆足投手を含めて、特定の先発投手に頼らざるを得ず、
負担をかける結果となった層の薄い投手陣が明確な敗因でしょう。

今シーズンはルーキーの野上投手や、期待株の木村投手、速球派の山本淳投手、
左腕では松永投手らが一時期活躍を見せるなど、
投手陣の苦しさ故に、若い投手の台頭があった年ではありましたが、
結果的に言えば、どの投手も1軍クラスと評価できる成績までには至らず、
投手陣の底上げとはなりませんでした。
ここ数年で育った1軍投手というと、涌井投手と岸投手ぐらい。
2人ともドラフトの目玉投手の1人で、ある程度自分の形をもっている投手です。
野手と異なり、チームで育てた投手が出てこないというのが悲しいところ。
途中加入の藤田太陽投手やベイリス投手に頼らざるを得なかった事実は悲しすぎます。
ドラフトでの投手獲得を最優先事項にするとともに、
育成システムの見直しを図ることが大事ではないでしょうか。
涌井・岸投手以外の投手陣は高齢化が進み、
1軍戦力のほとんどが30代前後の過渡期に来ているわけですし、
新しい投手を育てないことには、来年は今年以上に厳しくなってしまいます。
もう今シーズンは素直に諦めて、来期以降の投手陣の建て直しを図ってもらいたいです。

…しかし、これって、ずっと言っていることなんだよなぁ… 2000年以降…
その間に監督就任1年目に優勝やら日本一やらをしたことで、
なかなか真正面から取り組むことができていなかったような感じもします。
この際だから徹底的に行ってもらいたいです。
野手は人数の関係上難しいですが、投手の方は大胆な血の入れ替えを含めて、
抜本的な対策が必要なように思えます。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(左)佐藤友亮、8(三)原、9(捕)銀仁朗

1回表 ライオンズ先発:涌井投手
中村真人選手、外角低めチェンジアップでレフトフライ。
渡辺直人選手、フルカウントから外角低めスライダー外れて四球。
鉄平選手、外角低めチェンジアップで一二塁間のセカンドゴロ、2アウト2塁。
山崎武司選手、カウント1-3から四球。2アウト1・2塁。
草野選手、外角低めチェンジアップを合わせられてセンター前タイムリーヒット。
セギノール選手、フルカウントから四球。2アウト満塁。
リンデン選手、内角低めスライダーで空振り三振!
◆涌井投手…なんか慎重に行き過ぎている印象を受ける。
      ストレートに力があるんだから、もっと大胆に攻めても大丈夫なはず。
      2回以降は積極的にいってもらいたい。


1回裏 楽天先発:ラズナー投手
片岡選手、ファールで粘ってフルカウントから四球で出塁。
栗山選手、カウント1-3からストレート打つもレフト後方のフライ。
片岡選手が中島選手の所で2塁盗塁成功!
中島選手、フルカウントからの外角低めカットボールに空振り三振。
この時に片岡選手が中島選手の所で3塁盗塁成功!
中村剛也選手、初球外角カットボール打って高いバウンドのピッチャーゴロ、
ラズナー投手の送球がワンバウンドになるも掬い上げてアウト。


2回表
小坂選手、外角チェンジアップでショートゴロ。
中谷選手、フルカウントからの低めストレートでライトフライ。
中村選手、外角低めチェンジアップでレフトフライ。

2回裏
石井義人選手、チェンジアップにセンターフライ。
GG佐藤選手、外角低めカットボールに空振り三振。
佐藤友亮選手、外角低めカットボールにセカンドゴロ。

3回表
渡辺選手、フルカウントから四球。
渡辺選手が鉄平選手の所で2塁盗塁成功。
鉄平選手、フルカウントから四球。
ノーアウト1・2塁。
山崎選手、内角ストレートでレフトフライ、1アウト1・2塁。
草野選手、外角ストレート打たれてライト右へのタイムリーヒット。
セギノール選手、初球外角カーブでセカンドゴロ併殺コース、
しかし片岡選手が弾いてしまうタイムリーエラー、1アウト1・3塁。

リンデン選手、フルカウントからの内角低めスライダーで空振り三振!
小坂選手、内角スライダーでライトフライ。
◆この回…カリカリ来るなぁ…無駄な球が多すぎ。三振狙いすぎじゃないか。
     今日負けたら終わりなんだから、気持ちを入れ直して欲しい。


3回裏
原選手、内角一杯のカットボールに見逃し三振。
銀仁朗選手、外角カットボールにショートゴロ。
片岡選手、外角高めストレートにセカンドゴロ。

4回表
中谷選手、高めストレート打たれて三遊間抜かれるヒット。
中村選手、送りバント成功。1アウト2塁。
渡辺選手、外角ストレート打たれてライト前ヒット。1アウト1・3塁。
鉄平選手、外角高めチェンジアップを合わせられてレフト前タイムリーヒット。
山崎選手の所でワイルドピッチ、1アウト2・3塁。

山崎選手、外角低めカットボールでセカンドゴロ、2アウト2・3塁。
草野選手、外角チェンジアップでセカンドゴロ。
◆この回…頭痛くなってきた… どこまで投げさせるのかなぁ…
     5点10点取って試合をひっくり返さないと。


4回裏
栗山選手、内角カットボールにセカンドゴロ。
中島選手、内角低めチェンジアップ打つもショートゴロ。
中村選手、外角高めストレート打つも右中間のセンターフライ。

5回表 この回から大沼投手が登板。
セギノール選手、ライト右への2ベースヒット。
リンデン選手、見逃し三振!
小坂選手、ライト前ヒット。
中谷選手、センター犠牲フライ。
中村選手、ライト前タイムリーヒット。
渡辺選手、左中間抜かれるタイムリー2ベース…もうダメ。

この後、木村投手が登板して3アウトチェンジ。

5回裏
先頭の石井選手がヒットで出塁し、
2アウトから原選手がタイムリー2ベースを放ち、1点を返す。
さらに代打の上本選手が起用されるもアウト。

6回表
2アウトからセギノール・リンデン選手に連続ヒット許し、
小坂選手に四球を与えてしまい、2アウト満塁。
ここで中谷選手にタイムリーヒットを打たれて2失点。

6回裏
先頭の片岡選手がセンター前ヒットで出塁するも、栗山選手はセカンドゴロ、2塁アウト。
ここで中島選手がライトスタンドへの2ランホームランを放ち、2点を返す!
さらに中村選手がライト前ヒットで出塁し、石井選手もレフト前ヒットで1アウト1・2塁。
しかしGG佐藤選手は空振り三振、佐藤選手はファーストゴロで3アウトチェンジ。

7回表 この回から山岸投手が登板。
1アウトから鉄平選手に2ベースヒットを許し、
山崎選手を詰まらせるもライト前に落ちるヒットで1・3塁。
草野選手を浅いレフトフライに打ち取るもセギノール選手にタイムリーヒットを打たれて失点。
リンデン選手にもタイムリーヒットを打たれて失点。もうどうにでもして…

7回裏
上本選手が2ベースヒットで出塁し、栗山選手のタイムリーヒットで1点を返す。

8回表 この回から土肥投手が登板。
三者凡退。

8回裏 この回から福盛投手が登板。
三者凡退。

9回表 この回から松永投手が登板。
三者凡退。

9回裏
先頭の代打・大崎選手がヒットで出塁し、1アウトから上本選手のヒットで1アウト1・2塁。
片岡選手はレフトフェンス手前のフライ、栗山選手は空振り三振。
試合終了、4-11の大敗… 今シーズンの応援、ありがとうございました。


先発の涌井投手は昨日の岸投手と同じ。
ボール自体は悪くないんだけれども、コーナーに投げようとして際どく外れてボール、
フルカウントまで行ってしまって四球という感じで崩れていってしまいました。
涌井投手はボールに力があるんだから、
もっと開き直って攻めていってもいいと思うんですがね。
三振を狙っていたのか、間違いを起こしてはいけないと思いすぎたのか、
決めるところで決められていませんでした。
今年の涌井投手はストレートに力が戻り、
チェンジアップやカットボールの威力が増すなど、さらなる成長を見せていますが、
曲がりの大きな変化球が1つ欲しいかなという感じはします。
カーブやスライダーを磨いて、困ったときに空振りを取れる球にしてもらいたいです。
涌井投手の場合はこれで今季終了ではなく、
まだ最多勝・最多奪三振の争いがありますから、
次回登板では個人タイトルを目指して頑張ってもらいたいですね。



今後の戦い方は非常に難しいですが、楽天とソフトバンクの4連戦の結果次第では、
どちらかのチームが落ちてくる可能性もあるので、1戦必勝で臨んでもらいたいです。
ただ岸投手のリリーフや怪我を押してまでの出場をすることはないでしょう。
残念なことですが、もうチームのためだけで語れるほどの状況ではなくなったと思います。
個人を大事にしながら、その延長上で戦っていかざるを得ないでしょう。
個人の目標でもいいから、今は目的を失わずに残り試合を戦うことに集中しましょう。
火曜からも引き続き、ガンバレ、ライオンズ!




9月26日 埼玉西武ライオンズ 6-10 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)青山(4回0/3)-川岸(2回1/3)
 -福盛(1回2/3)-小山(1回)
(西)岸(4回1/3)-大沼(2/3)-野上(1回)
 -藤田(2回)-星野(2/3)-ベイリス(1/3)
(本)GG佐藤24号ソロ(2回裏)、中村剛也44号ソロ(7回裏)、
  石井義人6号ソロ(7回裏)
   セギノール13号ソロ(5回表)、中谷3号ソロ(5回表)、
  リンデン10号ソロ(5回表)・11号ソロ(6回表)
楽天 10
西武

前半戦は圧倒するも、5回に3者連続アーチを浴び、痛い逆転負け…
終戦…というわけではないですが、痛い敗戦を喫しちゃいましたね…
4回裏終了時にはこれで勝ったと思ったんですが…
その一瞬の油断が僅かな綻びとなって現れたかのような5回表の悪夢でした。
バッテリーがちょっと簡単に行き過ぎちゃいましたね… 自分も完全に油断してましたが。
セギノール選手のホームランは仕方ないにしても、
その後を切り替えられなかったのが大きく響いちゃいました。
一瞬で流れが変わる野球の怖さを感じるような試合でしたね。
3者連続アーチの後は、再三の好プレーを見せていた片岡選手がエラーをしたり、
完全に盗塁を刺したと思ったものがタッチの遅れでセーフになったりと、
これまで上手く回っていたのが嘘のような悪循環に。
7回裏に中村剛也・石井義人選手の二者連続ホームランで追い上げるも、
9回表にダメ押し点を奪われてジエンド。
一瞬の心の隙が敗戦に繋がってしまいました。
まだ自分も含めて、若さゆえの甘さと言うのでしょうか。油断は禁物です。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(左)佐藤友亮、8(捕)銀仁朗、9(三)原

1回表 ライオンズ先発:岸投手
中村真人選手、ファールで粘られてフルカウントから四球。
渡辺直人選手、送りバント成功、1アウト2塁。
鉄平選手、内角低めカーブで空振り三振! 2アウト2塁。
山崎武司選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
草野選手、内角高めストレートでファーストゴロ。
◆岸投手…立ち上がりはあまり良くないが、無失点で凌げたのは収穫。
     際どい所がボールになっているので、変化のいいカーブを軸に、
     ストライク先行の投球を見せて行きたい。
     そのためにも打線の早い援護点が必要だろう。


1回裏 楽天先発:青山投手
片岡選手、フルカウントから外角低めスライダーを叩くもサードゴロ。
栗山選手、ストレート打つもレフトフェンス手前のフライ。
中島選手、初球外角低めカーブ打つもライトフェンス手前のフライ。

2回表
高須選手、低めストレートでライトフライ。
セギノール選手、内角ストレートで空振り三振!
リンデン選手、初球内角低めスライダーでセカンドゴロ。
◆岸投手…ストレートにも威力が出てきた。ここからリズムを上げていって欲しい。

2回裏
中村剛也選手、フルカウントからの外角低めスライダーにサードゴロ。
石井義人選手、外角フォークにレフトフライ。
GG佐藤選手、外角チェンジアップを捉えて、センター右へと運ぶソロホームラン!
佐藤友亮選手、内角高めストレートにショートゴロ。
◆GG佐藤選手…完璧なホームラン。フルスイングがいい方に出ている。
        それほど甘くなかったがそれを仕留める辺りは好調さを反映している。


3回表
中谷選手、外角低め一杯のストレートで見逃し三振!
中村選手のレフトファールゾーンのフライ、
レフト佐藤選手がファールゾーンのフェンス越しに腕を伸ばすがファール、
直後の外角ストレートでセカンド後方のフライ。
渡辺選手、外角低めカーブでピッチャーゴロ。
◆この回…岸投手のテンポが上がってきた。
     レフト佐藤選手も執念を見せるなど、今日もいい形で試合に入れている。


3回裏
銀仁朗選手、外角低めスライダーにピッチャーゴロ。
原選手、内角低めフォークに空振り三振。
片岡選手、外角低めスライダーを打って二遊間抜くセンター前ヒット!
片岡選手が栗山選手の初球に2塁盗塁成功!
栗山選手、高めスライダー打ってライト前タイムリーヒット!

中島選手、内角ストレートにライトフライ。
◆この回…非常に大きな1点が入った。
     2アウトから片岡選手がヒットで出塁し、初球スチール成功。
     そして栗山選手がタイムリーヒット。足を生かした綺麗な攻撃だった。
     青山投手の外の球にやや苦しんでいただけに、大きな1点となった。


4回表
鉄平選手、外角ストレートでセカンド左のゴロ、
逆シングルで捕球し、体が流されながらも1塁へ送球してアウト! ナイスプレー!
山崎選手、内角高めストレートで空振り三振!

草野選手、内角低めストレート打たれてライト線抜かれる2ベースヒット。
高須選手、外角低めスライダーで空振り三振!
◆この回…片岡選手のナイスプレーが大きかった。守備は偉大だ。

4回裏
中村選手、外角低めスライダーに空振り三振。
石井選手、外角チェンジアップ打って二遊間のゴロ、
セカンド高須選手とショート渡辺選手が交錯して内安打に!
GG佐藤選手、内角シュート打って三遊間抜くヒット!
 1アウト1・2塁。
佐藤選手、内角低めストレート打ってショート右抜くセンター前ヒット! 1アウト満塁。
銀仁朗選手、内角低めストレートを叩いて一二塁間抜くタイムリーヒット!
原選手、初球外角スライダー打ってレフト後方への犠牲フライ!
 2アウト1・3塁。
片岡選手、外角スライダーにセカンド後方のフライ。
◆この回…1巡目は外の球を狙って引っ張る形の打撃が多かったが、
     2巡目は配球が増え出した内角を上手く打ち返して得点へと繋げていった。
     GG佐藤・佐藤友亮・銀仁朗選手ともに内の球を上手く弾き返した。
     チームとしての狙いと、各打者の繋ぐ気持ちが得点へと繋がった。


5回表
セギノール選手、フルカウントからの外角ストレート打たれてレフトへのソロホームラン。
リンデン選手、低めストレート捉えられてライトスタンドへのソロホームラン。
中谷選手、初球スライダー捉えられてレフトスタンドへのソロホームラン…

中村選手、低めストレートでセンターフライ。
渡辺選手、外角カーブ打たれてセカンド左抜かれるセンター前ヒット。
渡辺選手が鉄平選手の所で2塁盗塁成功。好送球タイミングアウトもタッチ遅れてセーフ。

鉄平選手の所でワイルドピッチ、ランナー3塁へ。
鉄平選手、セカンドゴロも片岡選手がバックホームを慌てて弾くタイムリーエラー。

ここでライオンズは投手交代、大沼投手が登板。
鉄平選手が山崎選手の所で2塁盗塁成功。
山崎選手、内角ストレートでセカンドゴロ、2アウト3塁。
草野選手、外角ストレートで2塁ベース付近のゴロ、1塁送球もわずかに逸れて、
タイムリー内安打に。
高須選手、外角スライダー打たれてライト前ヒット。
2アウト1・2塁。
セギノール選手、内角低めスライダーで空振り三振!
◆この回…悪夢としか言いようがないイニングになっちゃったなぁ。ムードが一変。
     渡辺選手の盗塁や鉄平選手のセカンドゴロ、今までならアウトの所だったが…
     ちょっとした油断が失点に繋がってしまった。
     もう一度気を引き締め直して、試合に臨んでいこう。


5回裏
栗山選手、フルカウントから内角ストレート打ってレフト左へのヒット!
中島選手、スライダー打ってレフト前ヒット!
 ノーアウト1・2塁。
ここで楽天は投手交代、川岸投手が登板。
中村選手、外角低めスライダーを当てただけのライトフライ。1アウト1・2塁。
石井選手、内角ストレートに詰まってボテボテのセカンドゴロ。2アウト2・3塁。
GG佐藤選手、敬遠の四球、2アウト満塁。
ここでライオンズは代打の後藤武敏選手を起用。
後藤選手、フルカウントからの外角スライダーにセンターフライ。
◆この回…勝負をかけたのだが…残念。
     でも負けられない。追い上げていこう。


6回表 この回から野上投手が登板。レフトに赤田選手。
リンデン選手、外角チェンジアップ打たれてレフトへのソロホームラン…
中谷選手、高めカーブでセンターフライ。
中村選手、カウント1-3から四球。
渡辺選手、エンドランでショートゴロ。2アウト2塁。
鉄平選手、低めチェンジアップ打たれるもセンターライナー。

6回裏
銀仁朗選手、高めストレート打つもセンターフライ。
原選手、内角スライダー打ってセンター前ヒット!
片岡選手、外角ストレート叩いて高いバウンドのセカンドゴロ。2アウト2塁。
栗山選手、初球外角ストレートにファーストゴロ。

7回表 この回から藤田太陽投手が登板。
山崎選手、フルカウントからの外角低めスライダーでショートゴロ。
草野選手、外角高めストレートでセンターフライ。
高須選手、初球外角ストレート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
代走に小坂選手を起用。
セギノール選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
リンデン選手、スライダー打たれて一二塁間抜かれるタイムリーヒット。
中谷選手、外角スライダーでショートゴロ。

7回裏
中島選手、低めストレート打つも一二塁間のセカンドゴロ。
中村選手、低めストレートを捉えてレフとスタンドへのソロホームラン!
石井選手、内角ストレート捉えてライトスタンドへのソロホームラン!

ここで楽天は投手交代、福盛投手が登板。
GG佐藤選手、外角低めフォーク打ってセンター前ヒット!
赤田選手、フルカウントからの内角ストレート打ってレフト前ヒット!
 1アウト1・2塁。
銀仁朗選手、初球ストレート打つも左中間のレフトフライ。2アウト1・2塁。
原選手、外角低めストレートにショートゴロ。
◆この回…あわや3者連続ホームランのお返しなるかと思ったが、一歩及ばず。
     それでも1点差まで追い上げたのは大きい。反撃の狼煙。
     その後のチャンスは銀仁朗選手の当たりが惜しかった。
     角度は良かったのになぁ。バットの先だったか。
     次は1番からの好打順なだけに、8回表を抑え、逆転といきたい。


8回表
中村選手、内角低めスライダーでセカンド右へのゴロ。
渡辺選手、カウント1-3から四球。
鉄平選手、外角高めストレートでレフトフライ。
山崎選手、甘い低めストレートがいくもセンターライナー。

8回裏
片岡選手、ストレートを叩くもセカンドゴロ。
栗山選手、初球外角フォーク打ってショート右抜くセンター前ヒット!
中島選手、低めストレート捉えるもショートライナー。
中村選手、低めフォーク打つもレフトフライ。
◆この回…中島選手も中村選手もタイミングは良かったのになぁ。惜しい。
     9回の攻撃に期待しよう。


9回表 この回から星野投手が登板。
草野選手、内角低めカーブでセンターフライ。
小坂選手、ストレートの四球。
セギノール選手、高めストレート打たれてセンター前ヒット。

ここで楽天は代走の宮出選手を起用。1アウト1・2塁。
リンデン選手、高めスライダー打たれてレフトオーバーのタイムリーヒット。
代打の中島選手、内角ストレート打たれてレフト線へのタイムリー2ベース。

聖澤選手、送りバント成功。2アウト2・3塁。
ここでライオンズは投手交代、ベイリス投手が登板。
渡辺選手、内角ストレート打たれてライト前タイムリーヒット。
鉄平選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
◆この回…四球は怖いねぇ… 実にあほらしい失点となってしまった。
     なんか投手陣が水を差してるなぁ…


9回裏 この回から小山投手が登板。
石井選手、ファールで粘ってフルカウントから内角ストレート打つもショートフライ。
GG佐藤選手、外角高めストレートに空振り三振。
赤田選手、内角ストレートに見逃し三振。
試合終了、6-10で敗戦…


4回裏終了までは完全なライオンズペース。
立ち上がりの岸投手は調子良くなかったものの、何とか0点で凌ぐと、
2回以降はストレートの威力が戻って、安定したピッチング、崩れる気配はありませんでした。
打線はGG佐藤選手の特大アーチで先制点を奪うと、
3回には2アウトから片岡選手がヒットで出塁し、盗塁を決めて、
栗山選手がタイムリーヒットを放って追加点を取り、
4回には石井義人選手の内安打から、GG佐藤・佐藤友亮・銀仁朗選手の技ありのヒットと、
原選手の犠牲フライで2点を追加、勝負あったかのように思えました。

しかし、5回表、セギノール選手のフルカウントから四球を嫌っての外角ストレートを
レフトスタンドへ運ばれるホームランを浴びて1失点、まぁ、しょうがないです。
続くリンデン選手にはカウント2-2からストレートが甘くなってライトへホームラン。
直後の中谷選手の初球にスライダーが真ん中に入ってレフトへのホームラン。
あっという間の三者連続アーチで1点差に。これでもう気が気でないようになってしまいました。
以降は守備のミスやバッテリーエラーもあって逆転を許してしまう苦い展開。
リリーフ陣もピリリとせず、結果的には四球から失点してしまうなど散々。
失点を1点でも少なくしておけば、終盤分からなかっただけに、
悔やんでも悔やみきれない中盤以降の失点となってしまいました。

逆転負けのきっかけを作ってしまった岸投手はどういう気持ちで5回表に投げてたかですよね。
勝たなければいけないというプレッシャー、久々の勝ち投手の権利に対する期待、
打線の援護をもらった安心感、色々な思いを抱えていたと思いますが、
結果としてそれが裏目に出てしまえば、油断があったと言われちゃいます。
今後の登板が先発なのかリリーフなのかは分かりませんが、
いずれにせよ、負けられない状況、1点もやれない状況での登板になるでしょうから、
今日の失敗をしっかりと反省し、今後に生かしてもらいたいです。
渡辺監督も西武の優勝が阻まれた近鉄・ブライアント選手の3打席連続アーチのうち、
最後の打席のアーチを浴びたこともあるわけですし、
岸投手にもこの辛い経験を上手く活かしていってもらいたいです。

チームとしても、今日の試合を落としてしまったことはショックではありますが、
ちょっとした隙から試合が一変する優勝争いの怖さを再確認できたわけですし、
残り試合を全力で戦い、相手に隙を見せない野球を通していってもらいたいです。
今日の試合の痛みが活きてくることを期待したいです。



明日は涌井投手が先発です。
ライオンズがCS進出を果たすには、絶対に明日の試合は勝たねばなりません。
明日負ければ、もう絶望的だと言っても過言ではないです。
正真正銘の負けられない1戦、死力を尽くして戦ってもらいたいですね。
一方の楽天先発はラズナー投手。
当初予想されていた岩隈投手はソフトバンク戦に廻るようですね。
その判断が誤りだったと思わせるためにも、明日は絶対に勝ちましょう!

今日の敗戦は痛いことは痛いですが、楽天との直接対決は残り3試合あるわけで、
今のチーム状態ならば貯金を重ねることは十分可能ですから、
楽天との直接対決を全部勝てばCS出場は可能だと言えます。
先のことは考えずに1戦必勝、まずは明日勝つことで可能性が開けます。
ライオンズの強さを見せてもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




9月25日 埼玉西武ライオンズ 7-1 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)田中(6回)-長谷部(2回)
(西)帆足(9回)
(本)中村剛也43号2ラン(1回裏)、
  GG佐藤23号2ラン(4回裏)
楽天
西武 ×

先制・中押し・ダメ押しと理想的な攻撃を見せ、守りも冴え渡って3位楽天に快勝!
残り10試合を全部勝つと言うのは、さすがに夢物語だと一笑に付すところだけれども、
今のライオンズにはそれだけの力がありますよね。
そんなことを感じる今日の試合でした。
この調子で1戦1戦を全力で戦っていけば、CS出場は勿論のこと、或いはということも。
今日の試合は残り試合に生きてくる素晴らしい試合だったと思います。
逆に楽天サイドの野村監督は今日の試合をどう見たのでしょうかね。
今後のパリーグのペナントの行方にとって、大きな1戦になるように思えます。

そういう風に思えるのは、スコア以上に守備に出ています。
今の野手陣は本当に動きがいい。
今日の帆足投手は低め・コーナーを突く丁寧なピッチングで、内野ゴロが多かったです。
微妙なところに打球が飛んでも、サードの原選手が難なく処理したり、
ショート中島選手が良い反応を見せてランニングスローをしたり、
セカンド片岡選手はダイビングで捕球し、起き上がりながら1塁送球にしてアウトにしたり、
左中間のレフトフライを積極的に捕りに行ったり、
レフトの佐藤選手は必死にボールを追いかけて、
ダイレクトキャッチできないと悟るやワンバウンドで止めて長打を阻止したりと、
守っている野手陣の集中力の高さを感じさせるプレーが随所に見られました。
何といいますか、試合に臨む姿勢からして今までとは違うというか、
短期決戦の高い集中力が今のライオンズには満ち溢れているんですよね。
それがここ数試合の好結果にも現れているのだと思います。
昨年の優勝・日本一を経て、今年は苦しいシーズンを送り、
我慢の中で本物の強さを見せ始めたライオンズ、
個々の力以上のチームとしての強さが感じられるようになりました。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(指)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(左)佐藤友亮、8(捕)銀仁朗、9(三)原

1回表 ライオンズ先発:帆足投手
渡辺直人選手、低めパームでショートゴロ。
高須選手、外角ストレートでセカンドライナー。
鉄平選手、外角低めカーブでセカンドゴロ。

1回裏 楽天先発:田中投手
片岡選手、初球外角ストレート打つも右中間深くへのライトフライ。
栗山選手、内角スライダーにファーストゴロ。
中島選手、カウント1-3から四球で出塁。
中村剛也選手、直球勝負で外角ストレートを捉え、
ライトスタンドへライナーで運ぶ2ランホームラン!

石井義人選手、外角ストレートを流し打つも、サード草野選手に捕られサードゴロ。
◆中村選手…今日も初回ホームラン、頼れる4番打者になっている。
      しかし楽天バッテリーの攻めが分からない。ストレート3球勝負とは。
      高めに外す球が甘く入ったという感じか。


2回表
山崎武司選手、外角低めストレートでファーストゴロ。
中島選手、外角パームでショート手前のゴロ、中島選手が好捕1塁送球アウト!
セギノール選手、外角低めパームでショートゴロ。
◆帆足投手…緩いカーブで緩急もあり。立ち上がりは上々、この調子で。
      守備陣も集中力が高く、良い形で試合に入れている。


2回裏
GG佐藤選手、内角ストレート打って三遊間抜くヒット!
佐藤友亮選手、送りバント成功、1アウト2塁。
銀仁朗選手、初球内角高めストレートを打つもサードゴロ。
原選手、内角低め高速スライダーに空振り三振。

3回表
宮出選手、内角パームで三遊間のゴロ、
サード原選手が反応よく捕って1塁送球アウト!
草野選手、フルカウントからの内角高めストレートで空振り三振!

嶋選手、低めパーム打たれてセンター前ヒット。
渡辺選手、低めパームでファーストライナー。

3回裏
片岡選手、外角スライダーにショートゴロ。
栗山選手、フルカウントからの内角低めスライダーに空振り三振。
中島選手、フルカウントからの外角低めストレート打ってセンター前ヒット!
中村選手、外角低めフォークに空振り三振。

4回表
高須選手、外角低めストレートでサードゴロ。
鉄平選手、カウント1-3から際どく外れて四球。
山崎選手、内角低めパームで空振り三振!
中島選手、ストレート打たれてピッチャー返しで2塁ベース付近に転がるゴロ、
セカンド片岡選手が飛び込んで捕り、体を半分起こした状態で1塁送球アウト!

◆守備陣…今日の帆足投手は低めにボールを集めていて内野ゴロが多い。
     その打球を石井・片岡・原・中島選手の内野陣がよく守っている。
     この試合にかける野手陣の思いが伝わってくる守備だ。

4回裏
石井選手、初球低めスライダー打って一二塁間抜くヒット!
GG佐藤選手、外角スライダーを捉えて、
センターバックスクリーンへ運ぶ2ランホームラン!

佐藤選手、抜けたスライダー打ってセンター前ヒット!
銀仁朗選手、送りバント成功、1アウト2塁。
原選手、ストレートの四球、1アウト1・2塁。
片岡選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト1・2塁。
栗山選手、外角ストレート打つもレフトフェンス手前のフライ。
◆この回…甘くなった変化球を捉え、追加点を奪うことができた。
     GG佐藤選手は随分と振り回していたが、上手くそこに来てくれた。
     一撃で仕留められたのは大きい。
     あとは1・2番だけだな。


5回表
セギノール選手、内角低めストレートで空振り三振!
宮出選手、膝元の変化球がつま先に当たる死球。
草野選手、外角低めパームで空振り三振!
嶋選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
渡辺選手、内角ストレートでセンター後方のフライ。
◆帆足投手…四死球が3つとなっているが、全般的に低めに丁寧に投げている。


5回裏
中島選手、外角低めカーブを打ってショート右へのゴロ、
ショートの渡辺選手が飛びついて1塁送球も高く、ショート内安打に!

中村選手、初球外角高めストレートにファーストファールフライ。
石井選手、低めフォークに空振り三振。
中島選手がGG佐藤選手の所で2塁盗塁成功!
GG佐藤選手、カウント1-3から四球で出塁、2アウト1・2塁。
佐藤選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
◆打線…チャンスが続いているだけに、もう1点は欲しい。
    もうひと踏ん張りしてもらいたいところ。


6回表
高須選手、低めパームでショート右へのゴロ。
鉄平選手、外角低めパームで空振り三振!
山崎選手、外角低めカーブでレフトフライ。

6回裏
銀仁朗選手、ファールで粘るも外角スライダーにサードゴロ。
原選手、高めスライダー打つもサードゴロ。
片岡選手、初球内角ストレート打って三塁線突破の2ベースヒット!
栗山選手、高めスライダー打ってセンター前ヒット!
 2アウト1・3塁。
中島選手、外角ストレート打ってライト前タイムリーヒット! 2アウト1・2塁。
中村選手、外角低めフォークに空振り三振。
◆この回…貴重な5点目を取ることができた。
     1・2番で作ったチャンスを中島選手が返す理想的な攻撃、
     残り試合に生きてくる点数の取り方だった。


7回表
中島選手、初球内角カーブでショート後方のフライ。
セギノール選手、低めパーム打たれて三塁線突破される2ベースヒット。
宮出選手、内角ストレートでピッチャーゴロ、2アウト2塁。
草野選手、外角ストレート合わせられてレフト左へ落ちるタイムリーヒット、
レフト佐藤選手が突っ込むも捕れず、スライディングキャッチでワンバウンドで止める。
嶋選手、内角パームでボテボテのサードゴロ、
サード原選手が素手で捕りに行くも捕れずにサード内安打に。
2アウト1・2塁。
渡辺選手、初球内角ストレートでセカンドゴロ。
◆この回…1点を失ったものの、守備陣が思い切りよくプレーできている。
     レフトの佐藤選手のプレーも1点をやらない気持ちがよく現れていて、
     追いつけないと分かるや体で止めに入って長打になるのを防いだ。
     サードの原選手も一か八かのプレーに挑戦しにいくなど、動きがいい。
     チームとしての一体感を感じる。


7回裏 この回から長谷部投手が登板。
石井選手、外角低めスライダーにサードゴロ。
GG佐藤選手、内角スライダー打つもレフトフライ。
佐藤選手、外角低め一杯のストレートに見逃し三振。
◆長谷部投手…何故か打てないんだよなぁ…
       この3連戦で先発しないのがせめてもの救いか。
       それでも来週の2連戦やリリーフ登板もあるだけに、攻略しておきたい。


8回表 この回からライトに赤田選手。
高須選手、内角パームでショートゴロ。
鉄平選手、ストレート打たれて左中間真ん中を破られる3ベースヒット。
山崎選手、高めストレートで左中間手前のフライを
セカンド片岡選手が背走しながら捕ってアウト、
2アウト3塁。
中島選手、膝に当たる死球。代走の聖澤選手を起用。2アウト1・3塁。
セギノール選手、初球内角高めストレートでピッチャーゴロ。
◆帆足投手…ややコントロールが甘くなってきたが、
      内角を攻める勇気が押し勝った印象。
      強気のピッチングが生きている。


8回裏
銀仁朗選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
原選手、内角低めスライダー打って一二塁間抜くヒット!
片岡選手、内角低めスライダーをおっつけてライト前ヒット!
 1アウト1・3塁。
片岡選手が栗山選手の所で2塁盗塁成功! 1アウト2・3塁。
栗山選手、外角高めストレート打ってセンター前2点タイムリーヒット!
中島選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
中島選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップに空振り三振。
中村選手、チェンジアップを打ち上げてしまってセンターフライ。

◆この回…左打者が中心となって長谷部投手から点数を奪った。
     長谷部投手の持ち味は右打者内角ストレートと外のチェンジアップだから、
     左打者の方が攻略しやすいのかもしれない。
     今後の長谷部投手対策に生きる攻撃だった。


9回表
宮出選手、内角低めパームで空振り三振!
草野選手、低めストレートでレフトフライ。
嶋選手、外角ストレート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
渡辺選手、内角パームでライトフライ。
試合終了、7-1でライオンズが勝利!


勝因は選手全員の試合に臨む姿勢でしょう。
少なくとも序盤2イニングで試合の行方は決まっていたと思います。
1回裏に中島選手が四球で出塁し、
中村選手が2ナッシングから、楽天バッテリーが高めボール球要求した球が、
外角の打ち頃の高さに来たのを逃さず打って、
ライトスタンドへライナーで運ぶ2ランホームランで試合の主導権を掴むと、
2回以降は帆足投手が丁寧なピッチングを見せ、
内野陣の気持ちのいい守備もあって終始ライオンズペース。
逆に楽天打線は良い当たりが正面のライナーだったりする不運や、
ショート渡辺選手が良い守備を見せても送球が高くてアウトにならなかったりと全く逆。
ライオンズの選手の高い集中力が今日の試合を決めましたね。

先発の帆足投手は好調というわけではなかったものの、
幅広いピッチングを見せてくれたと思います。
今日は緩い100キロ台のカーブで緩急を付け、
変化球を低めに集め、ストレートで内角をきっちり攻めるなど、
これぞピッチングだという味のある投球を見せてくれました。
終盤はやや疲れからボールが甘くなっていったものの、
そこでも内角を攻める姿勢を貫き、
死球を当てても怯まず攻める姿勢が楽天の打者を圧倒していたように見えました。
銀仁朗捕手の強気なリードと上手く噛み合い、非常に良いピッチングでしたよね。
これで9勝目、9月に入ってからの安定感は素晴らしいものがあります。
次回の登板も楽天戦、来週もモチベーションの高い大事な試合になるでしょうから、
帆足投手の好投で勝利を飾り、個人としても2年連続の二桁勝利を遂げて欲しいです。

打線は各打者が自分の仕事がしっかり出きています。
3番中島選手は4番中村選手の前にしっかりと出塁し、
チャンスではシュアな打撃で得点を重ねるなど、攻撃の軸として機能しています。
4番中村選手は3試合連続となる初回ホームランで得点、
中村選手のホームランがチームに勢いを与えてくれます。
5番石井義人選手は広角打法でチャンスを広げ、
6番GG佐藤選手は豪快な打撃でチームを鼓舞、
9番原選手は派手さはないものの、1試合1本を確実に打つなど安定感が出てきており、
左投手も苦にせず、サードの守備も安定してきておりレギュラーの一角に定着。
他にも後藤武敏選手や上本選手が勝負強い打撃を見せ、
佐藤友亮・赤田・大崎選手らはきっちり自分の仕事を果たし、
銀仁朗選手も打撃が大きく成長し、今シーズンは細川選手を控えに追いやる存在に成長。
片岡・栗山選手の1・2番がいまひとつだったものの、
片岡選手は積極性が戻り、盗塁を重ねるなど、本来の役割が発揮されてきているし、
栗山選手もタイムリーヒットを打つなど、良い形で3連戦の初戦を終えることができました。
3番以降が良い形に固まっているだけに、1・2番の出塁率が得点力に直結します。
そういう意味でも6回裏・8回裏の追加点は今日の次第だけでなく、
残り試合にも生きてくる攻撃だったと言えるでしょう。
チームの一体感を感じますね。まさに「打線」。



明日は岸投手が先発です。
最近はやや勝ち運に恵まれていませんが、
チームがいい状態に来ていますから、心配することはないでしょう。
岸投手の好投に期待したいですね。
一方の楽天先発は青山投手。
外角主体のピッチングをする投手なだけに、右打者がどれだけ踏み込んで打てるか。
今のチームは集中力が高いので、きっちりと対処できるはずです。
明日の勝利を信じて応援していきましょう!
明日もガンバレ、ライオンズ!!





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