1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)平野(7回)−香月(1回) (西)帆足(7回)−岩崎(1回)−小野寺(1回) (本)フェルナンデス9号ソロ(1回表) 中村剛也30号ソロ(2回裏) |
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オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
西武 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 3 |
打線は一時期のピークが過ぎてしまった感がありますが、 その間に投打に粘り強さが出てきており、 接線でも競り負けない強さが出てきましたね。 1点を争う試合を2試合連続で取れたのは非常に大きいです。 ようやくチームとしての安定感が出てきました。 先発の帆足投手は肩の不安から前回の先発直後に登録抹消となり、 中11日をおいての先発、状態がどの程度回復しているのか注目していましたが、 今日のピッチングを見る限りだと、全く心配はいらなかったようですね。 休みを入れたことで、ストレート・変化球のキレが戻り、 球速も140キロ以上を出すなど、今日は力強いピッチングを見せてくれました。 立ち上がりはややコントロールが甘い所があり、 1回表にフェルナンデス選手にホームランを浴びて失点したものの、 2回以降はボールを低めに集めることができ、コントロールも良かったです。 圧巻は6回表のピッチング。 5回裏の守りでオリックスはセンター・坂口選手とサード・北川選手の好プレーがあり、 簡単にライオンズ打線を三者凡退に抑えての上位打線、 相手に流れが行っていたイニングでした。 そこでいきなり塩崎選手にライト線への2ベースヒットを許してしまい、 フェルナンデス選手にはレフト左へのヒット、 レフトの佐藤選手がやや捕球体勢が悪く、ホームへ送球するもセーフ、 打者走者も2塁へ行ってしまい、同点に追いつかれてのノーアウト2塁という大ピンチでした。 そこから当たっているカブレラ選手を勝負に行きながら歩かせて、 北川選手に送りバントを決められて1アウト2・3塁となり、 下山選手に対しても慎重に攻めての四球で満塁。 そこから大引選手を膝元のパームで空振り三振、 鈴木選手を低めのパームでサードゴロに打ち取り、このピンチを凌ぎました。 ポイントでの右打者の膝元へのパームが非常に効果的でしたよね。 帆足投手らしい粘りの投球が戻ってきました。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
打線は8安打3得点と一時の好調さは一段落してしまった印象です。 それでも、2回裏には中村剛也選手の30号ホームランで同点に追いつき、 4回裏には先頭の栗山選手が四球で出塁し、 中島選手の巧打で1・2塁とし、2アウトとなってしまうものの、 GG佐藤選手がセンター前へタイムリーヒットを放って1点勝ち越し。 再び同点とされた6回裏には、 中島選手がラッキーな内安打で出塁し、中村選手が四球、 石井義人選手が外角低めのフォークを上手くバットに乗せて三遊間抜くタイムリーヒット。 各打者が各々の仕事をすることで、点数を取ることができています。 誕生日の日に3打数2安打1打点でヒーローとなった石井義人選手にしても、 勝ち越しタイムリーを放つ前の4回裏には見逃し三振でランナーを返せておらず、 必ずしも思うような打撃ができているわけではありません。 けれど、その直後にGG佐藤選手がタイムリーヒットを打ってくれたり、 そうかと思えば、石井義人選手のタイムリーヒットの後には併殺打だったり、 連打で立て続けにという感じではないものの、 各選手が前後の選手をしっかりとカバーすることができており、 お互い助け合って一つの打線になっている印象を受けます。 中島選手にしても、見逃し三振をするなどらしくない打撃があるのですが、 そんな中でもなんとかヒットにして繋いだりと、打線の中での仕事を果たしています。 中村選手も内角攻めに苦しんでいるものの、甘い球は逃さずにホームランにするなど、 各打者が1日の4打席か5打席の中で、最低1打席は良い仕事をしてくれています。 そこが打線としての繋がりを感じさせてくれている理由なのでしょう。 火曜からは西武ドームでの楽天戦です。 ここのところは安定した戦いをしているだけに、次のカードもしっかりと勝ち越し、 貯金を一つずつ重ねて行きたいところですね。 火曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | (オ)岸田(6回2/3)−清水(0/3) −大久保(1回1/3)−香月(1回) −加藤大輔(1回2/3) (西)ワズディン(6回1/3)−三井(1/3) −山本淳(1/3)−岩崎(1回) −小野寺(2回)−大沼(1回) (本)GG佐藤13号ソロ(2回裏)、片岡7号ソロ(11回裏) |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||||
西武 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1× | 5 |
今日は片岡選手が大活躍の試合でしたね。 1回裏は片岡選手がヒットで出塁し、2塁盗塁を決め、 栗山選手のファーストゴロの間に3塁へ進み、 中島選手のショートゴロでギャンブルスタートホームインで1点を先制。 7回裏は片岡選手のショートゴロの間に3塁ランナーホームインで1点。 11回裏は片岡選手のサヨナラアーチで試合を決着。 5得点のうち3得点に片岡選手が絡んでいます。 残りはGG佐藤選手のソロホームランと7回裏その後の中島選手のタイムリーヒット。 GG佐藤・中島選手は他の打席がいまひとつだっただけに、 片岡選手の活躍が目立つ試合だったと思います。 まぁ、でも、本当ならば、9回裏にサヨナラにしとかないといけなかったんですよね。 9回裏は代打の上本選手が見事なバッティングでレフト線への2ベースヒットを放ち、 代走に阪神へのトレードが今日発表された水田選手を起用。 バントの構えの片岡選手が敬遠されて、 ノーアウト1・2塁でバントのプレッシャーが高まるも、 栗山選手がきっちり決めて1アウト2・3塁。 中島選手も敬遠されるかと思いきや、際どいところをついた勝負、 中島選手の当たりはサード正面のライナー、 これに3塁ランナーの水田選手が飛び出してしまい併殺に。 なんとも格好のつかないライオンズでの最後のプレーになっちゃいました(^^; 中島・中村選手が犠牲フライなりを打って、 水田選手がサヨナラのホームを踏むという筋書きだったのでしょうが… いやー、上手くいかないものですねぇ… それでも水田選手の参加する最後の試合で勝利をという選手の気持ちが、 今日の試合を勝ち取らせたのだと思います。 普通、シーズン中のトレードは余剰戦力でなされることが多く、 2軍の選手が主なのですが、今回はつい最近の昇格とはいえ、 1軍に上がって少し活躍し始めたばかりの選手、 試合終了後には胴上げして惜別とともに新たな旅立ちを祝うという、 極めて珍しい光景が見られました。 新天地で頑張ってもらいたいです。 しかし、何で阪神は水田選手を希望したんでしょうが、 同じような二遊間は藤本選手や坂選手など、いくらでもいると思うんですが… そういった職人タイプとして生きるよりは、ツボにはまった時の長打で勝負し、 ライオンズでの平尾選手のような働きを阪神でしてもらいたいですね。 まぁ、でも当たり前のことではあるんですが、 これでプリンスホテル出身の選手は土肥・星野・大沼投手の3人だけですか。 昔は西武予備軍的な所があり、毎年のようにプリンス出身の選手を採ってましたが… 改めて時代の流れを感じますな。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
勝敗を分けたのは、両チームの攻撃の質の違いでしょうか。 ライオンズにもミスはありましたし、オリックスも盗塁後にタイムリーヒットが飛び出すなど、 どっちもどっちな面があったのは否定できませんが、 全体的に見ると、ライオンズの方が卒なくランナーを進めて得点をし、 オリックスの方は動くに動けずにチャンスを潰した、そんな印象を受ける試合でした。 特に助かったのは9回表ですよね。 同級生の水田選手がトレードということもあってか、 今日の小野寺投手は力みまくっており、ストレートが高めに抜けてストライク入らず。 先頭打者にどうしようもないストレートの四球を与える大ピンチだったのですが、 高めのボール球を送りバントしてくれて小フライアウト、 そしてボール球をセーフティバントして小フライアウト。 ここまでの6球全てがボール球だったのにも関わらず、2アウト1塁。 これで小野寺投手は楽になりました。 もっとじっくり攻めていたら… 負けていたでしょうね。 他にもランナーを思うように進められなかった場面が目立ち、 オリックスの拙攻が目立つ試合だったと思います。 とはいえ、ライオンズの方も順調だったわけではなし。 昨日の試合同様に、中島・中村選手ら中軸がいまひとつで、 走塁やバントを駆使して何とか点数をもぎ取った、そんな試合展開でした。 中軸が打っていれば、もう少し楽に勝てたのですが… まぁ、こういう試合を勝てたというのは大きな自信になりますよね。 バント・走塁・進塁打と若いチームながらも、 打線としての成熟度合いを感じさせる繋がりのある野球ができていました。 先発のワズディン投手は、投球フォームでワンテンポ置いたり、 スライダー・カーブといった変化球を多投するなど、 今までとは違う面を見せてくれたものの、内容の方はいまひとつ。 初対戦のオリックス相手だったから、なんとか4失点で終わったように思えました。 まぁ、でもカーブは一つ収穫ですかね。 チェンジアップ同様に決め球にならない所が苦しいのですが… とりあえず、もう1回ぐらい見てもいいかなぐらいの投球はしてくれたかと。 先発投手としてはまだまだ物足りない内容ですけどね。 打者では清水選手と上本選手の2人の左打者が目立ちました。 清水選手は今日のメンバーの中で、一番いいタイミングで打っていたと思います。 外角の球を上手くレフト前に運ぶなど、打撃内容が非常に良かったです。 この調子で開幕直後のようにヒットを打って、存在感を放ってもらいたいですね。 上本選手はダルビッシュ投手からホームランを打ったという事実が効いています。 相手バッテリーもかなり警戒していたみたいです。 それにも関わらず、外角の球を上手くレフト線へ運ぶなど、 一発屋だけではないバッティングの器用さを見せ付けましたよね。 本人にとっても自信になったでしょうし、良い方に作用しているかと思います。 DH等でスタメン出場させるのも面白いかなとは思いますが、 代打でいることによる相手へのプレッシャーも捨て難い。 これまではやや不運な面の強い選手でしたが、良い方向に星が回り始めたようですね。 明日は帆足投手が先発です。 登板を1回飛ばすだけで良かったというのは幸いです。 実際に明日どれだけのピッチングができるのか、それに注目したいですね。 帆足投手がローテに戻れば先発投手の遣り繰りも楽になります。 帆足投手のピッチングに注目です。 一方のオリックス先発は平野投手。 さすがに春先のような猛打爆発とはいかないでしょうが、 今日のように1点ずつ積み重ねる野球で勝利を掴みたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)山本省吾(7回)−香月(1回)−加藤(1回) (西)石井一久(7回)−岩崎(1/3) −星野(2/3)−大沼(1回) |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 6 | ||||
西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
日が沈むまでは良かったんですが… 日が沈んだ途端にダメになりましたね… 西日が差すライオンズユニフォームはカッコいい日本シリーズの思い出かな。 今日はもう四球につきますね。 4回は2つの四球と死球で満塁としてしまい、鈴木選手の3点タイムリー2ベースで失点。 8回は先頭打者への四球から始まり、下山選手の2ベースでピンチが広がり、 大引選手の2点タイムリーヒットで失点。 9回も先頭打者への四球から始まり、ラロッカ選手のタイムリーヒットで失点。 9四死球に8本のヒットを足せば、17安打喰らったも同然、 これでは負けてしまうわけです。 今年のライオンズの負の面が出てしまった試合でしたね… そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
打線は1番片岡・3番中島・4番中村選手といった上位打線がブレーキ。 佐藤友亮選手が一人気を吐く試合となってしまいました。 まぁ、こういう日もあるとは思うんですが、 山本省吾投手の前にもう今季3敗目でしょう? 点数はそれなりに取れるのですが、攻略とまではいっていないだけに、 何とか打開策を練りませんと。 苦手な左腕攻略が今後の鍵になってきそうですね。 右打者が多い打線のわりには、ホークスの杉内投手といい、左に分が悪い… 明日はデーゲーム、今日の試合は日が差しているうちは好調だっただけに、 明日の試合はユニフォームに相応しい試合を見せてくれることでしょう。 先発がワズディン投手なだけに、打線の奮起が期待されます。 …でもなぁ、気が重いなぁ、ワズディン投手が先発って… まぁ、日曜日でないことにより、運気が変わることを期待しますか。 全く期待していないとたまに好投してくれるので、明日は全く期待しないでおきます(苦笑) 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)武田勝(3回1/3)−江尻(1回2/3) −菊池(1回)−宮本(1回)−宮西(1回) (西)涌井(8回)−三井(1回) (本)中村剛也29号ソロ(6回裏)、GG佐藤12号ソロ(8回裏) |
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日ハム | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
西武 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 | × | 8 |
ついに後藤武敏選手が1軍復帰を果たしましたね。 昨年、交流戦明けから1軍に昇格し、初戦の大宮で大活躍するなど、 ややブレーキがかった交流戦後半の沈滞ムードを振り払い、 不調・故障のブラゼル選手の代わりに4番打者を務めるなど、 主軸打者として優勝・日本一に貢献してくれた後藤武敏選手、 今季はそれを開幕からと期待がかかり、見事開幕1軍に名を連ねたのですが、 開幕2年目のスタメン発表で出場する予定だったものの、 腰痛となってしまい、その試合を欠場、 翌日に登録抹消となり、今日の試合においてようやくの復帰となりました。 待ちに待った今シーズン初打席、そこで同点タイムリーを放つなど、 4打数2安打の活躍、ヒットはいずれも左投手と左キラーぶりを発揮してくれました。 今年のオープン戦はあまり状態が良くなかっただけに、 今シーズンは少し心配をしていたのですが、 今日の試合で結果を残せたことにより、昨年同様に波に乗っていけそうですね。 主軸打者がまた一人戻り、打線は磐石に近くなってきました。 また、昨日の試合で1軍登録された水田選手がスタメン抜擢され、 3打数2安打1四球とこちらも好結果を残しました。 1打席目を見ていると大丈夫なのかなと思いましたが、 2打席目のヒットがややラッキーな感じで良いところに飛んでくれ、 3打席目はきっちりとライト線へヒット、4打席目は四球を選ぶなど、 1本のヒットが、結果が残ったことが、水田選手の持ち味を引き出しました。 いやー、野手は本当に選手層が厚いです。 2軍の野手では出番を待っている選手がまだまだいるでしょうし、 野手陣は全く心配いらない状態にありますよね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
勝敗を分けたのは、畳み掛けられたライオンズと、畳み掛けられなかった日ハム、 現在の打線の調子がそのまま反映された試合となりました。 今日は気温・湿度ともに高く、投手にとっては厳しいコンディションだったようです。 そのせいなのか、涌井投手も武田勝投手も本来はコントロールのいい投手なのですが、 真ん中付近に来るボールがちらほらとあったりして、 全体的に思った通りのボールが行っていなかったように思います。 けれど日ハム打線は涌井投手の失投を打ち損じ、 ランナーは出るものの決定打を欠く状態に陥ってしまい、 後半良くなった涌井投手に抑えられる結果となってしまいました。 一方のライオンズは序盤こそ抑えられたものの、 中盤に失投を確実に捉えて、連打で一気に得点を積み重ねて武田投手をKO。 攻められたライオンズと攻め切れなかった日ハム、その差が出ましたよね。 先発の涌井投手はなかなか思った通りのボールが行かず、 とりわけシュートがよくなく、その球をヒットにされるなど、苦しい投球を強いられました。 それでも要所を抑えることで最小失点で凌ぎ、 6回以降はアクセルを踏みなおし、 145キロオーバーの速いストレートで空振りを奪うなど、尻上がりに良くなっていきました。 序盤苦しんでも悪いなりに修正することができる、 先日の岸投手と同様に、エースのピッチングをすることができましたね。 明日からはオリックスとの3連戦です。 今日までの試合で、岸・涌井投手の2枚を使ってしまったため、 先発投手がやや不足気味、リリーフ陣の奮起とともに、 新しい先発投手の台頭が待たれます。 初戦は石井一久投手が先発。 2戦目以降の先発投手が不透明なだけに、 なんとしても初戦を取っておきたいところ。 復帰のカブレラ選手をしっかりと抑え、オリックス打線を分断したいところです。 一方のオリックス先発は左腕の山本投手。 左投手が先発ということで、 今日の試合で活躍した後藤・水田選手の出番があることでしょう。 打線の繋がりで得点を積み重ね、今日のような試合展開にしていきたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)ダルビッシュ(7回)−林(1/3)−建山(2/3) (西)西口(6回)−岩崎(1回) −星野(1回)−小野寺(1回) (本)金子誠7号ソロ(5回表)、スレッジ11号2ラン(6回表) 中村剛也28号ソロ(1回裏)、上本2号2ラン(7回裏) |
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日ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||||
西武 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 4 |
勝ちましたね。 6回に逆転された時は厳しいかなと思ったんですが、 代打の上本選手が2ランホームランを放って逆転し、そのまま逃げ切り勝ち。 これがチームの勢いなのか、各選手がホント良い働きをしています。 あの場面でまさかホームランが飛び出すとは… いやはや、野球は分かりませんね。 ダルビッシュ投手を攻略、とまでは行きませんでしたが、 9安打を浴びせて黒星を付けたことは非常に大きいです。 チームにとって自信になる今日のゲームでしたね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日の試合の殊勲者はなんといっても上本選手でしょう。 1アウト2塁での代打起用、タイムリーヒットで1点をという場面、 この場面で甘く入ったストレートを捉えてセンター右への逆転2ランホームラン! ダルビッシュ投手から劇的な一発を放ち、今日の試合を決めてくれました。 相手のダルビッシュ投手からすれば、まさかの一発でしょう。 今日のダルビッシュ投手は全体的にコントロールが甘く、 ストレートの走りもいまひとつだったようで、 2回裏は中村選手が甘く入ったスライダーを捉えてレフトポール際へ運び、 4回裏は栗山・中村・石井選手がストレートを打ち返してのタイムリーヒットで追加点と、 ダルビッシュ投手にとって苦しいピッチングだったのは間違いありません。 そこを変化球主体のピッチングで乗り切ろうとし、 6回裏は中軸打者に対して変化球変化球の組み立て、まともなストレートはなし、 速い球はシュート系の球・ツーシームのみという徹底した配球でした。 それが7回裏、先頭の清水選手が甘く入った変化球を打ってのヒット。 送りバントで進めて、1アウト2塁で代打の上本選手が登場。 本来ならば、この場面も変化球でいくべき所だったんでしょうが、 上本選手を少し甘く見たのか、力勝負でストレートを選択、 それがど真ん中に来て、上本選手がフルスイング、 失投を確実に捉え、劇的な逆転2ランホームランとなったわけです。 そんな警戒が薄い中での一発だったとはいえ、 一球の失投をファールすることなく、一発で仕留めた上本選手はさすがです。 楽天戦でのプロ初ホームランで精神的にも充実しているのでしょう。 自分のバッティングができている点に好調さを感じますね。 捕手陣では銀仁朗捕手も打撃で結果を残し始めており、競争は厳しいですが、 バットでリードでチームに貢献し、1軍で欠かせない選手になってもらいたいです。 先発の西口投手はストレートの走り、変化球のコントロールと今季最高の内容でしたが、 5・6回に失投に泣いてホームラン2本による3失点。 それでもダルビッシュ投手と互角以上の投げ合いをしたことは高く評価できます。 西口投手が序盤をしっかり投げて、試合を作ったからこそ、 打線の繋がりも出て、得点に繋がったわけです。 今日の試合を取れたのは西口投手のおかげでしょう。 ここ2試合の先発を見ていると、躍動感もありますし、好調時の西口投手に思えます。 ただ序盤から飛ばすことが多いこともあり、交代の時期の難しさがあります。 前回は引っ張りすぎて失敗、今日は仕方なしといった所でしょうか。 でも6回は2アウト3塁という場面、 バッテリーは慎重に勝負すべきだった反省点は残るでしょう。 リリーフ陣では逆転直後の8回を無失点に凌いだのが大きかったですね。 星野投手は先頭の稲葉選手に四球を与えてしまうも、 続く高橋選手を内角高めストレートでサードゴロ併殺、 糸井選手も見逃し三振に取って無失点、この回が勝負のイニングでした。 逆転直後の先頭打者に四球という一番やってはいけないことをしたものの、 直後にそれをカバーする併殺打、バッテリーの攻める気持ちの勝利でしたね。 ミスを自分の投球で取り返した星野投手のピッチングは見事でした。 最後の小野寺投手は内容イマイチもなんとか無失点。 このイニングのラッキーさは8回を無失点で凌げたおかげでしょうね。 調子がいいときもあれば悪いときもある。 悪いときにどう凌ぐか、抑えは内容よりも結果ですわな。 2回裏の中村剛也選手のホームランの判定に関しては微妙というしかないです。 ポールの遥か上を打球が飛んでいたため、ポールを巻いたかどうか判別不可能。 だんだんとファールゾーンを切れていったのは間違いないのですが、 どの時点でフェアゾーンを切ったのか、カメラでは遠近感が分からないので無理、 あの打球は追っている外野手も分からないだろうし、 ポールの真下の人間でないと実際はどうだったか分からないです。 打った時はファールかなと思ったものの、映像で見ると巻いて入っているようにも見える。 かなり微妙な判定だったことは間違いありません。 どっちに判定しても問題が残ったでしょうから、 あそこまで飛ばしたご褒美ってことでいいんじゃないですかね。 つーか、ポールをもっと伸ばす必要がありそうですな。すんげぇパワー。 明日は涌井投手が先発です。 一気に波に乗ってこのカードも3連勝し、6連勝で貯金を積み重ねて行きたい所。 とはいえ、明日の日ハム先発は武田勝投手。 嫌な投手という意味ではダルビッシュ投手以上、攻略に苦労している投手です。 それでも今の打線なら一発攻勢などで崩せると思いますし、 涌井投手のすばらしいピッチングとの相乗効果で勝利をあげてもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)糸数(4回1/3)−宮本(2回) −江尻(2/3)−宮西(1回) (西)岸(9回) (本)高橋信二5号ソロ(1回表)、佐藤1号ソロ(2回表) 中村剛也27号2ラン(5回裏) |
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日ハム | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||
西武 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | × | 6 |
初回の展開から、ロッテ・楽天戦のような終盤荒れ模様の天気を予想したものの、 意外なほどに何も起こらず、試合が終わりましたね。 そういう意味では今日の勝因は岸投手の立ち直りでしょう。 立ち上がりは体にキレがなく、ストレート走らず、変化球は高いと最悪の状態でした。 このままでは今日はちょっとヤバイな、と思うぐらい。 1回裏に同点に追いついてもすぐに失点、厳しい試合展開を予想しました。 けれど4回以降は徐々にリズムを取り戻し、 中盤以降は味方の好守備もあって、ピンチらしいピンチも作らず、そのまま完投勝利。 ちょうど前々回の石井一久投手のピッチングみたいな形でしたね。 梅雨で天候の変化も激しいですから、投手の調整も色々あるのでしょう。 例え、悪い状態で始まっても、しっかりと立て直せる辺りはエースの投球ですね。 3年目の今季、精神的に大きく成長したことを感じさせてくれる投球だったと思います。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
攻撃の面では、2度のノーアウト満塁のチャンスを得点できたのが大きかったです。 1回裏は死球・四球・四球でノーアウト満塁のチャンス、 けれども先頭打者の中村選手は空振り三振に倒れ、1アウト満塁。 ノーアウト満塁は先頭打者が何とかしないと後の打者にプレッシャーとなり、 点数が入らないとよく言われますが(現に一昨年前はノーアウト満塁のピンチだった)、 1回裏は石井義人選手がレフト左への2点タイムリー2ベースを放ち、同点に。 4回裏はノーアウト満塁から三浦選手がピッチャーライナーに倒れ、 3塁ランナーの石井選手が戻れずに併殺となる最悪のパターンに陥るも、 2アウト満塁から銀仁朗選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち、1点。 さらにセンター糸井選手のバックホームの送球が、 ホームへ滑り込んだGG佐藤選手の足にワンバウンドで当たって逸れ、 もう一人返って同点に追いつくラッキーがありました。 相手から貰ったノーアウト満塁のチャンスを潰しかけたものの、 その次の打者がそれをカバーしたことにより、試合の流れを変えさせませんでした。 打線の繋がりを感じさせるすばらしい攻撃だったと思います。 それにしても日ハムは糸数投手といい、江尻投手といい、 本格派だった投手がサイドハンド投手になっているのは何でなんでしょうか。 まぁ、あまり他球団の選手のことをあれこれ言うのは微妙ですが… 特に江尻投手はライオンズキラー的な所があっただけに、正直助かっている感が… 明日は西口投手が先発、そして相手はダルビッシュ投手が先発です。 涌井・岸投手と最多勝を争っている相手だけに、 明日は絶対に勝ち星をつけないようにし、是非とも黒星を付けたい所ですね。 厳しい相手だとは思いますが、好調の打線の力で1点ずつ積み重ねていきましょう! 明日もガンバレ、ライオンズ!! |