1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)ワズディン(3回2/3)−松永(1回)−大沼(1回1/3) −岩崎(1回)−三井(1/3)−小野寺(1回2/3) (楽)井坂(6回2/3)−小山(0/3)−青山(2/3) −有銘(1/3)−グウィン(1/3)−松本(1回) (本)セギノール5号2ラン(1回裏) 上本1号2ラン(8回表) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 7 | ||||
楽天 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 6 |
今日は不思議な勝ちでしたね。 今日の試合が5−10ぐらいで負けていたとしても、それを当然だと思っていたことでしょう。 それぐらい最悪の試合内容で勝てました。 楽天の状態の悪さに助けられた形でしたね。 まず、最も助かったのは先発のワズディン投手が3失点で済んだということでしょう。 今日の内容なら一人で10失点しても驚きませんよ。まぁ、その前に代えられるだろうけど(^^; 球が全体的に高く、2ストライクと追い込んでも決められない。 結局、決め手を欠いて四球でランナーを溜めていってしまう最悪の悪循環。 初回こそセギノール選手の2ランホームランで失点してしまいましたが、 2回裏は3者連続四球のノーアウト満塁のピンチをファーストゴロ併殺・レフトフライで凌ぎ、 3回裏は連続ヒットによるノーアウト2・3塁のピンチをファーストゴロ等で凌いで無失点。 4回裏は2アウトから渡辺選手にタイムリーを許し、3失点目を許しましたが、 どのイニングもビッグイニングになっていてもおかしくない大ピンチでした。 さすがに打線が好調といえども、序盤に大量失点してしまえば、 追いかける気持ちも失せてきてしまうだけに、最小失点で済んだのは大きかったです。 もう序盤のピンチがあまりにも激しすぎて、 中盤以降はランナーが出ても全くピンチだとは思えなくなったぐらいですからね。 こんなもんピンチに入らねーよ、ぐらいな。 ノーアウト1塁が送りバントで1アウト2塁となっても、どうってことはない。 アウトをくれてラッキー、ぐらいのレベルですわ(苦笑) 兎にも角にも、序盤が3失点で済んだのが今日の勝因の一つでしょう。 もう一つ助かったのは8回表の攻撃。 リリーフ陣の不安そのままに7回に2点を失い、引き離されてしまったのですが、 先頭打者の四球からチャンスを広げ、上本選手のプロ1号となる2ランホームランで1点差に、 片岡選手がヒットで出塁し、中島選手のタイムリーヒットで同点に追いついた後は、 三者連続四球であっさりと勝ち越し点をゲット。 こういったチャンスは同点までは行くのだけれども、 勝ち越せないというケースが多々あるだけに、 相手の四球で得点をもらえたのは非常に大きかったです。 攻守の2度に渡って楽天に助けられての勝利。 試合内容に不満はあるものの、美味しい勝利にラッキーという感じでしたね。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
勝ったとはいえ、投手陣は頭が痛い所です。 先発のワズディン投手はもうダメでしょう。 決め球不足が解消されない限り、1軍の戦力としては使えません。 緩いカーブをもっと使えるようになるか、 フォークのような決め球を身に付けるしか生き残る道はないかと思います。 チェンジアップが有効なのだけれども、それだけでは打ち取れない、 ストレートとチェンジアップのみではファールで逃げられてしまいますからね。 そこにもう一つ以上変化がないと厳しいように思います。 今の状態ならば、若い投手を試した方がマシ。我慢の限界かと思います。 リリーフ陣は松永投手がぼちぼちの内容でそれなりの結果、 大沼投手はまあまあの内容でぼちぼちの結果、 岩崎投手はまあまあの内容で残念な結果、 三井投手はぼちぼちの内容でぼちぼちの結果、という感じで、あまりパッとせず。 ここ数試合を見る限りでは、大沼投手がそれなりに使えそうかなという雰囲気はあるものの、 ボールの力はまだ戻りきっていないように思えます。 それでも他の投手に比べれば、球威もあるので使えそうかなという感じ。 楽天3連戦で改善に向かっているのは小野寺投手ですかね。 ソフトバンク・ロッテ戦では縦の緩い変化球(120キロ台のフォークか、縦スライダー)が 裏目に出て打たれてしまっていましたが、 この楽天戦では上手くタイミングを外せていました。 ストレートの威力はやや物足りなかったものの、フォークの落差もあり、 良い球も多くなってきましたから、復調傾向にあるように思えます。 抑えにそれなりの目処が立ったのがこの楽天3連戦の収穫だと思います。 打線は片岡・中島・中村選手の上位打線が振れていて、 下位の石井義人・GG佐藤選手らがランナーをしっかり返すなど、打線の状態はいいです。 その中で、唯一はまっちゃっているのが栗山選手。 開幕時のノーヒット状態みたいになっちゃってます。 良い当たりでも野手の正面でヒットにならない、結果が残らないと打撃フォームも崩れてくる。 やや状態的には怖いですね。 オープンスタンスになって復調したのですが、 今度はそのオープンスタンスが開きっぱなしの状態になっていて、 体が開いた状態で打っちゃっていて、打球のあと一伸びがないように思えます。 もう一度フォームを確認し、 悪癖が直らないようならば、一度オープンスタンスをやめて打ってみることも必要かと。 1日休みを挟むので、その1日で精神的にリフレッシュしてもらいたいですね。 火曜からは日ハムとの3連戦です。 さすがに日ハム相手にはロッテ・楽天戦と同じような戦い方はできないでしょう。 上位チームとの対戦は接戦になることが必死なだけに、 リリーフ陣の踏ん張りとともに、1点を確実に取る野球が必要になってきます。 チーム一丸となって上位チームを叩き、上昇ムードに乗って行きたいところですね。 帆足投手が抹消となってしまったので、先発は岸・西口・涌井投手の中5日が有力。 球数次第で継投が考えられるだけに、リリーフ陣の健闘を期待したいですね。 火曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)石井一久(8回)−小野寺(1回) (楽)永井(7回)−小山(2回) (本)中島13号ソロ(1回表)、石井義人3号ソロ(4回表) 草野5号ソロ(1回裏) |
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西武 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | ||||
楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
久々に特に波風も立たずに試合が進んでいった感じがしますね。 1回表は中島選手のホームラン、1回裏は草野選手のホームラン、 4回表は石井義人選手のホームランで、 8回表は石井義人・GG佐藤選手の連続2ベースでの1点、 両チームともにランナーは出したものの、大きなチャンスには繋がらず、 淡々と試合が進行していった印象があります。 ここまで平穏無事に終わると逆に怖いっつーか、物足りないっつーか(苦笑) まぁ、何事もなく勝てるのが一番ですな(^^; そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
先発の石井一久投手は立ち上がりからストレートのキレ・球威があり、 変化球も低めに集まるなど、状態としては良かった方だと思います。 ただ、ややコントロールにばらつきがあり、 そこが余計な四球やランナーを抱えた理由でしょうか。 それでも楽天打線の状態の悪さにも助けられ、 二併殺にバント併殺の3併殺を取れたのが8回を投げ抜けた要因でしょう。 特に5回裏のバント併殺は大きかったですね。 直前にピッチャー前のバントで2塁楽々アウトだと思いきや、 2塁ベースカバーの中島選手がボールを逸らしてしまうエラーでオールセーフ。 最低でも1アウト1塁となっていた所が、ノーアウト1・2塁のピンチに。 ボールの処理をした石井投手は悪くなかっただけに、 ここで失点すると一気にガクッと来てしまうような大ピンチでした。 それがキャッチャー前の弱いバントが転がり、 3塁フォースアウト、1塁転送の併殺で2アウト2塁になりましたからね。 このバントミスは非常に助かったと言えます。 チームの課題としては、昨日に引き続き、守備・走塁にミスが出たことでしょう。 5回の中島選手のプレーは何で逸らしたのか分からず。痛いエラーです。 結果的に失点に繋がらなかったから助かりましたが… 試合の流れを左右しかねないミスだっただけに、 こういう何気ないミスは絶対に防いでもらいたいです。 他にも中途半端な三振ゲッツーがあったり、盗塁失敗があったりと、 やや???な部分があったことも事実です。 そのいずれにも中島選手が絡んでるってのが非常にアレですが。 積極的に行くのはいいことだけれども、ミスは防いでもらいたいです。 あと心配なのは栗山選手に当たりが止まっていることでしょうか。 良い当たりが野手の正面を付いたりとアンラッキーな面も。 でも状態は悪くないと思うので、開幕時のように結果を求めすぎずに、 自然体で打っていってもらいたいです。 明日はワズディン投手が先発です。 今後、夏場に向けて先発投手の6人目は必要不可欠。 ワズディン投手が後半戦のローテをしっかりと担ってくれるとチームも助かります。 明日の試合での好投を期待したいですね。 一方の楽天先発は井坂投手。 前回はプロ初登板初勝利を献上してしまう屈辱的な敗戦を喫しただけに、 明日の試合ではきっちりとやり返したいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)涌井(9回) (楽)田中(8回)−青山(1回) (本)中村剛也26号2ラン(8回表) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 7 | 11 | ||||
楽天 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
おいおい今日負けたらヤバイよと思っていたら、 8回に中村選手の同点2ランホームランが出て、 GG佐藤選手のタイムリー2ベース等ですぐに勝ち越し、 そして9回にはダメ押しの7得点を奪い、終わってみれば11−2の大勝という結果に。 下手したら完封負けで終わっていてもおかしくなかっただけに、 この試合を取れたことは非常に大きいですよね。 7回までの試合を簡単に振り返りますと、 涌井投手が調子が良いにも関わらず勿体無い失点を重ねてしまって2失点、 一方の田中投手は立ち上がりからコントロールが安定しておらず、 ライオンズはチャンスを作るものの、あと一本が出ずに得点を奪えず。 5回に2点目をもらったことで、気持ち的に楽になった田中投手に6・7回を抑えられ、 このままでは今日の試合はヤバイなと思うような展開でした。 そんな状況で迎えた8回表。 1アウトから中島選手が痛烈なピッチャー返しで 田中投手の前をすり抜けるセンター前ヒットで出塁し、 果敢に2塁への盗塁を試み、タイミングはアウトっぽかったものの、 スライディングが速かったこともあって、判定はセーフ。 この中島選手のヒットと盗塁が今日の勝負のポイントを作り出したように思います。 いわゆる「勝負のあや」、試合の流れを変えるポイントがここに生まれました。 1アウト2塁の場面でバッターは中村剛也選手。 カウントは2−2、投げられたボールは外角低めの縦スライダー。 ストライクゾーンからボールゾーンになるかという決め球、決して失投ではありませんでした。 その球を膝を少し折りながら捉え、打球はセンターバックスクリーンへ一直線、 パワーと技術、そして読みが重ね合わさった見事なホームランで同点に追いつきました。 決して失投ではなかったし、高さ的にはもう少しボールにできたかもしれないと思うものの、 十分空振りを奪えるようなコースでしたし、配球的にも直前に内角ストレートを突くなど、 バッテリーの失態があまり見られなかった場面でした。 それにもかかわらず、膝を折りながらホームランにする中村選手のパワーと技術、 素晴らしかったですね。 内角を突かれても崩れずに外角を捉える技術は中日の落合監督の現役時代を、 膝を少し折りながらもスタンドへボールを運ぶ技術は故・門田氏の現役時代を彷彿させる一打、 非常に素晴らしいホームランが飛び出し、一気に流れがライオンズに傾きましたね。 するとバッテリーに動揺があったのか、スライダーが真ん中に入り、 石井義人選手は詰まりながらもレフト前ヒットに。 GG佐藤選手は外のスライダーを我慢するなどファールで粘り、 フルカウントからの高めストレートを打って右中間へのタイムリー2ベース。 この打球にしても無理せずに1塁ランナーを3塁で止めて2・3塁にしておけばいいものの、 センターの聖澤選手がダイビングキャッチを試みて打球は右中間を転々。 1塁ランナーが生還するばかりか、打者走者も3塁まで行かせることができました。 大崎選手は三振に倒れたものの、 代打の佐藤友亮選手がしぶとく三遊間深くへ打球を飛ばしてタイムリー内安打、 嫌らしい1点を加え、この時点で試合は決まりました。 8回裏は涌井投手が三者凡退のピッチング。 9回表は併殺で終わっている所がエラーとなった所から、7連打が飛び出して7得点。 こうして終わってみれば11−2の完勝という形になったわけです。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
先発の涌井投手のピッチングは中盤まではやや消化不良気味。 ストレートが走っていたにも関わらず、変化球があまり決まらず窮屈なピッチングに。 そんな中で2回に草野選手に失投を打たれて2ベースヒット、 憲史選手には上手く打たれてしまい、タイムリー2ベースヒットを浴びて失点。 5回はランナーの盗塁を刺すか、3塁ランナーに警戒していれば何てことはなかったものの、 1アウト1・3塁(打者が三振で2アウト1・3塁)のダブルスチールのような形で失点。 防げたかもしれない2点を失うなど、やや不満の残る序盤のピッチングでした。 それでも崩れないのが涌井投手の良い所で、 2回の失点直後の1アウト2・3塁のピンチでは、 スクイズ警戒の中で渡辺選手とまともに勝負せずに四球で歩かせて満塁とし、 嶋選手をファーストゴロに取って併殺。 7回にヒット・盗塁で1アウト2塁のピンチを招くと、 中村真人選手を四球で歩かせて、渡辺直人・嶋選手を打ちとって無失点に。 1点を大事にしながら、ボール球や四球を有効に使うことで、最小失点に凌いでいきました。 今日の四球はそれほど大きな意味を持ったとは思えませんが、 勝負どころをわきまえる涌井投手の嗅覚を感じる四球だったと思います。 四球を恐れずに利用する気持ち、打者との駆け引きだけでなく、 相手の打線全体との勝負の駆け引き、そういったものが涌井投手はできてますよね。 思い返してみると、交流戦ではDHなしの試合でどれだけ8番打者に打たれたことか。 歩かせてピッチャーと勝負してもいいという状況でも、まともに行って打たれた投手陣、 こういう涌井投手の見せている駆け引きをもっと学ぶ必要があるように思います。 打線では3番中島選手が5打数4安打1打点1盗塁の大当たり、 4番中村選手が同点ホームランを含む4打数2安打2打点の活躍。 先日のロッテ戦同様に、中軸の活躍が目立つ試合でした。 リーグの打点トップが中村選手で、2位が中島選手、 それで首位じゃないのだから、いかに投手陣が酷いかが伝わってきます(苦笑) 中島選手は感覚で打つバッター、なんだか年々スイングが酷くなってます(笑) それは常人には真似ができないという意味で。 軽く合わせるように振り出して、バットにボールを乗せて押し出す打撃は全く参考になりません。 もう独自の進化を遂げたバッティングとしか言いようがないです(^^; 天才肌の野性派バッター、ミスターの冠が似合う打者になってきましたよね。 中村選手は完全なるホームランバッター。 70試合終了時点で26本塁打72打点の数字は脅威。 まだ荒っぽさが残ることや、前を打つ中島選手がどんな球でも打っちゃうために、 まだ数字ほど存在感を感じてはいないのですが、残している成績は凄いです。 この調子ならば、2年連続40本塁打以上は確実、50本以上・日本記録も狙える数字です。 打点もチーム状況次第では150打点超えも夢でなし。 歴史に名を残せる可能性があるという意味では、ものすごいバッターになってます。 中村選手の場合は未だに打撃が成長中、 昨年は失投を捉える形のホームランが多かったですが、 今年は今日のホームランのように難しい球でもホームランにするケースが増えており、 4番打者に相応しいパワーと技を兼ね備えたホームランが多くなってきました。 今や飛距離は日本人打者NO1ですし、もの凄い打者に成長中ですよね。 でもそんな感じを抱かせないのは、あの人懐っこい笑顔と体型なんでしょうか(^^; まさにドカベン・山田太郎。得しているのか損しているのか、外見に似使わない強打者ですね。 この2人の3・4番コンビが良い相乗効果をもたらしているように思います。 中島選手は後ろに中村選手がいるから、無理して長打を狙う必要もないし、 ボール球を選んで出塁をすることができる。 中村選手は中島選手が出塁してくれることで、打点を稼ぐチャンスが多く生まれる。 あとは5番打者だけ、中村選手が歩かされるケースが増えているだけに、 5番打者の活躍が期待されます。 まぁ、1番の片岡選手と2番の栗山選手の調子が開幕当初に比べると格段に上がってるので、 実際には5番の不在はそんなに影響をもたらしていませんけどね。 塁が空いて中村選手に回るよりも、塁が埋まって回るケースの方が実際は多いはずですから。 明日は石井一久投手が先発。 前回は立ち上がりが悪く、中盤以降は素晴らしいピッチングだっただけに、 立ち上がりにリズムに乗れるかどうかが1つのポイントですね。 リリーフには相変わらず過大を抱えていますが、それは楽天も同じですので、 打って打って打ちまくって勝利を掴んでもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | (ロ)渡辺俊介(6回)−荻野(2/3)−伊藤(1回/3) −シコースキー(2回)−川崎(1回1/3)−内(2/3) (西)西口(6回1/3)−三井(0/3)−大沼(2/3) −岩崎(2/3)−星野(2/3) −小野寺(1回2/3)−山本淳(2回) (本)西岡6号2ラン(2回表)、大松10号3ラン(7回表) 銀仁朗3号3ラン(5回裏)、中村25号ソロ(6回裏)、 中島12号2ラン(7回裏) |
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ロッテ | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 |
試合を見ているだけでも疲れました。 もうそれしかコメントが出てこないほど厳しい試合。 それで勝っていればもう少し気の利いたコメントも残せるんですが… 選手はよく頑張ったとは思いますが、言っちゃ悪いですが、負けたら意味ないですよね… 試合展開を簡単におさらいすると、 2回表にエラーで出したランナーを西岡選手の2ランホームランで返されて2失点。 5回表も先頭打者への四球やバント処理ミスが絡んで大松選手のタイムリーで1失点。 ミス絡みで3点を失ったものの、 5回裏にそれまでノーヒットに抑えられていた渡辺俊介投手に対して、 GG佐藤・大崎選手の連続ヒットと黒瀬選手の送りバントでチャンスを広げ、 銀仁朗選手の3ランホームランで同点。 さらに6回裏には中村選手の勝ち越しホームランが飛び出して4−3。ここまでは良かった。 けれど西口投手の続投が裏目に出て、ピンチを作ってしまい、 2番手の三井投手がボール球が投げられる所で失投を投げてしまい、 大松選手の3ランホームランによって3失点で逆転を許す結果に。 しかし打線は諦めず、7回裏に片岡選手のタイムリーヒットと、 中島選手の逆転2ランホームランによって、再び逆転、リードを奪いました。 だが、しかし、8回表に岩崎投手がピンチを抑えきれずに、 西岡選手にタイムリーヒットを打たれて同点に追いつかれてしまいました。 その後は両チームとも毎回のようにチャンスを作るものの、 必死で、本当に必死で凌いで延長戦へ突入。 ピッチャーの駒を使い果たしたライオンズは11回表から山本淳投手が登板。 11回は抑えたものの、12回に掴まってしまい2失点。 その裏に三浦選手のタイムリーで1点差に追い上げ、1アウト満塁とするものの、 代わった内投手の前に栗山選手が空振り三振、中島選手がショートゴロに倒れて試合終了。 結局の所、またしてもリリーフ陣が持ちこたえきれなかったわけで、 勝てた試合を落してしまった形です。 各選手が頑張ったのは認めるのですが… 結果が伴わない以上は何とも。 これが首位に立っているチームならまだ余裕があるのですが、 追いかけなければいけないBクラスのチームがこれでは厳しいと言わざるを得ないです。 頑張ったのは認めるものの… これでは勝てないです… そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
昨日も指摘した通り、相変わらず同じ間違いを犯してます。 7回裏の1アウト2・3塁、ピッチャーは三井投手、バッターは大松選手、 カウントは2−1、投げたボールは外角ストライクゾーンの甘めのスライダー、 それを捉えられて逆転3ランです。文句出てきますよねぇ? まだまだカウントに余裕がある場面。ボール球でOKな所です。 別にフルカウントからでもボールになるスライダーを投げられる場面、 最低でも3球は使えたはずなんです。 それを失投で一気に3失点ですよ。バカじゃねぇのと言っても構わないでしょう。 投げる投手も投手なら、構えるキャッチャーもキャッチャー、 しっかりとボール球にするという意識を強めるために、もう少しボールゾーンに構えないと。 そういった曖昧な気持ちが今シーズンは全部失敗しているのだから、 はっきりとした意思疎通、バッテリーの狙いを鮮明にしてもらいたいです。 8回の福浦選手への初球の入り方にしても然り、 課題が全く解消されていないことに苛立ちを禁じえません。 もっと大事な場面ではボール球を有効に使ってもらいたいです。 今日は9つの四球がありましたが、 そのうち、1回の大松選手への四球と井口選手への四球、これぐらいかな、有効だったのは。 初回ということを考えれば、ランナー3塁という状況とはいえ、 あまりランナーを溜めて大量失点のピンチを作るのは感心しないのですが、 大事に行かなければいけないというのならば、相手打者やカウント次第では致し方なしでしょう。 けれど、それ以外の四球は全く意味を持っていません。 先頭打者への四球が、5回の西岡選手への四球、9回の井口選手への四球の2つ。 ピンチを広げる四球が、7回の西岡選手への四球、8回のランビン選手への四球、 9回の堀選手への四球、12回のランビン・西岡選手への四球、計5つ。 先頭打者やランナーが詰まっている状況で四球を出すことが多く、 打者を選んで投げているような四球ではありません。 結局、今日の試合も、リリーフ陣は全くといっていいほど、 意味のある四球は使えていないわけです。 なんつーか、もう情けないと言うしかないですよねぇ… 四球を出せるときに出さずに大量失点、出しちゃいけない所で出して失点に繋げる。 もうね、泣くしかないよね。 打線はよく頑張っていると思いますが… 今日は守備のミスとか、チャンスでの一本が出なかったんで、反省しときましょう。 12回の最後の場面は、相手の内投手が見事でした。 高校時代からスライダー投手で有名でしたが、 1点差の1アウト満塁のフルカウントという絶体絶命の場面で、 縦のスライダーをストライクからボールに投げきれるのは凄いです。 ファームでは抑えの経験があるとはいえ、1軍ではほとんどないはず、 それであれだけ投げられるんだから、相手を褒めるしかないでしょうね。 昨日の岸投手もそうでしたが、 本当に苦しい場面で変化球を投げきれる投手ってのは、頼りになりますわな。 明日からは宮城での楽天3連戦です。 この3試合は凄く疲れたので、明日は雨乞いでもしておくことにします(苦笑) まぁ、でも楽天戦でも同じような試合を3試合やったら、普通に死ねると思います。 だから1試合ぐらいは雨で流れることを期待したいです(^^; 明日も踏ん張れ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)成瀬(5回1/3)−川崎(2/3) −内(0/3)−中郷(2回) (西)岸(7回)−岩崎(1回)−小野寺(1回) (本)今江5号ソロ(5回表)・6号3ラン(6回表) |
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ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 6 | ||||
西武 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | × | 11 |
勝った試合で指摘するのも何ですが、 投壊の原因が分かったというか、思い出したというか、原因が掴めました。 ズバリ他のピッチャーが涌井投手のようなピッチングができていないことが理由です。 まぁ、当たり前といえば当たり前なんですが、 別にダルビッシュ投手のようなピッチングができていないことが理由なわけではないです。 リーグ最多与四球の涌井投手のピッチングが今の投手陣には必要なわけです。 もったいぶらずに答えを言っちゃえば、今の投手陣に足りないのは「一球に対する配慮」、 外国人選手への初球、相手に流れが行っている場面での初球の入り、 カウントが有利な時の攻め方、ピンチの場面で1塁ベースが空いている場合の攻め方… 今シーズンの無駄な失点のほとんどが、このうちのどれかに該当すると思われます。 ボール球が投げられるのにも関わらず、甘い球を投げちゃって長打で失点。 初球を簡単に投げちゃって長打で失点、今シーズン何度も見ているかと思います。 そういった「ボール球の使い方の下手さ」が失点の多さの原因なのでしょうね。 それでは、なぜボール球が使えていないのかと考えたら、 じっくりと慎重な配球をする正捕手の細川捕手の不在に原因の一端がありますが、 それ以上にファンも首脳陣も四球を毛嫌いしすぎたことに原因があるように思います。 勿論、無駄な四球、とりわけ先頭打者への四球は論外ではあるのですが、 でもそうやって四球を出すな出すなと言い過ぎると、 四球を出しちゃうのを恐れてしまって、ボール球が有効に使えなくなった、そういうことかと。 西武の投手陣は、昔から四球が多かったですが、逆に三振も多かった。 それはやっぱりボール球を振らせていたためでしょう。 四球を恐れてストライクゾーンで勝負してたら、やっぱり打たれちゃうわけですよ。 ボール球が使えるところはしっかりとボール球を投げきる。 別に四球を出しても構わない、打者はフルカウントからは振ってくるものと考え、 思い切った攻めを投手陣全体にさせることが必要ではないでしょうか。 もう四球をガンガン出せと言いたいです。 とはいえ、昨日のような試合になってしまうのはまた困りものですが…(^^; 気持ち的にということ。 場面場面で勝負する打者やカウントを選ぶ頭を見失わないで欲しいです。 そういう面では涌井投手のピッチングには見習うところが多いかと思います。 涌井投手にもまだ甘いところはあるとは思いますが、 他の投手に比べれば、勝負するカウントや勝負する打者が見極められていると思います。 投手陣、とりわけリリーフ陣にはボールと四球を恐れずに投げていってもらいたいです。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
試合の方は先制点を許すものの、打線がすぐさま反撃して逆転。 中盤に岸投手が味方のエラーや1球への甘さを見せてしまって、逆転ホームランを被弾。 これまでの悪夢が頭をよぎりましたが、打線がすぐさまに再逆転。 終盤にも追加点を取って引き離し、岩崎投手と小野寺投手を繋いで勝利した形です。 今日の試合もやはり野手陣の執念が目立ちました。 今日は初回からバントをするなど、送りバントが3つ。それが全て得点に繋がっています。 各打者が自分の役回りをしっかりとこなし、打線で得点を積み重ねていった形ですね。 逆転されても意気消沈するどころか、逆に気合を入れ直し、 畳み掛ける攻撃をしていったのは素晴らしかったです。 勝利に対する飢えからの執念、それが光る試合でしたね。 そんな中で著しく目立っているのが銀仁朗選手の打撃の成長ですね。 まだ打率は2割に届くか届かないかではあるんですが、 一時期に比べればバッティングがかなり良くなってきました。 最初の頃は良くも悪くもただ振り回しているだけ、バットに当たればという打撃でした。 その後、交流戦中盤辺りから強いスイングに変わってきて、 ボールを強く叩くような打撃に変化していきました。 そして今はそこに少し余裕が生まれ始め、常に全力フルスイングではなく、 振り出しの力が抜け始め、右方向へも拾って打つような巧さも見せ始めるようになりました。 これまで欠けていた打撃の柔らかさが出てきたのは大きな成長のように感じます。 勿論、強いスイングは相変わらず健在ですし、打者として一皮剥けたかなと思います。 まだパワーの面では細川選手に劣るものの、 今季終了時点では打撃の能力でなら上を行く可能性が出てきたかと思います。 銀仁朗選手の打撃の成長が楽しみになってきました。 今日の試合で連敗が止まったものの、岸投手の先発試合でしたから、 勝たなければいけない試合だったわけで、問題はその次の試合をどう戦うかです。 このカードを勝ち越すことが、悪夢脱出への第一歩でしょう。 その大事な明日の試合は西口投手が先発です。 交流戦の最後には持ち前の躍動感を取り戻したようですし、 西口投手らしいピッチングを期待したいですね。 リリーフ陣もボール球を有効に使い、内容はどうあれ、 そのイニングを無失点で凌ぐ投球を期待したいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | (ロ)清水(6回)−川崎(1回)−伊藤(1回) −シコースキー(1回)−荻野(1回) (西)帆足(3回0/3)−大沼(3回)−三井(1回) −岩崎(1回)−小野寺(2回)−星野(1回) (本)中村24号ソロ(8回裏)、片岡6号ソロ(9回裏) 井口12号ソロ(8回表)、サブロー8号3ラン(11回表) |
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ロッテ | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 8 | ||||
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 6 |
リリーフ投手陣が散っての負け方にはファンも強い憤りを感じているだろうけれども、 それ以上に悔しさを感じているのは野手陣でしょうね。 もっとも、この連敗中には守備のミスもありましたから、どっこいどっこいでしょうが、 これだけの執念を見せて同点に追いつきながらも、また失点してしまうのは… 精神的にかなり厳しいでしょうね。 もう悔しいを通り越して、もう疲れたよとなってしまいそうな敗戦です… これが金曜日の試合で、明日がデーゲームという展開でなくてホント良かった。 そうなっていたら、間違いなく負けていたことでしょう。 投手も野手も精神的に辛い状況でしょうが、なんとか気持ちを振り絞って、 この梅雨を乗り越えてもらいたいです。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日は大沼投手と三井投手が好投を見せたものの、その後のピッチャーがダメ。 なんかイニングでマウンドの状況が変わったりするんですかねぇ。 7回ぐらいになると急にマウンドが荒れて、ボールが真ん中付近に集まっちゃうとか。 そんなことを思ってしまうほど、7回以降の失点が高いです。 もうグダグダ言わないで黙って耐えるのみ。 明日は岸投手が先発です。 ひとまずこの連敗を止めて、悪い流れを断ち切りたいところです。 岸投手のピッチングに期待しましょう! 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |