２００９年西武ライオンズ応援日記


６月１１日　セパ交流戦　埼玉西武ライオンズ　６−５　阪神タイガース

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （阪）下柳（２回）−阿部（３回）−江草（２／３）
　−アッチソン（１回１／３）−ウィリアムス（１回）
（西）ワズディン（６回）−三井（２回）−小野寺（１回）
（本）新井８号２ラン（３回表）、ブラゼル２号２ラン（６回表）
阪神 ０ １ ２ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ５
西武 ０ ５ ０ ０ １ ０ ０ ０ × ６

２回に集中打を見せて５得点で逆転！　継投で逃げ切り勝ち！
いやー、しかしチーム状態の良し悪しというのはここまではっきり出るものなんでしょうか。
２回の５得点、攻撃の内容も素晴らしかったのですが、それ以上に運がありますよね。
平尾選手の打球は下手したら併殺というコース、
それがちょうど走者と野手が重なるところに飛び、走塁妨害を取ってくれてのオールセーフ。
銀仁朗選手の打球ももう少し弱かったらピッチャーゴロ併殺、
逆に強すぎたらセカンドゴロ併殺となっているような打球コース、
こういう当たりが得点に繋がってくれる辺りにチームとしてのツキを感じます。

まぁ、でもこういうツキがあっても最終的にモノにできなければ意味がないわけで、
そういう意味では栗山選手と中島選手が失投を確実に捉えてくれましたよね。
チャンスメークする人、ランナーを返す人、
それぞれが状況に応じた役割をしっかりこなせている辺りが、
今のライオンズの強さのように思えます。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（指）江藤、
６（右）ＧＧ佐藤、７（一）平尾、８（捕)銀仁朗、９（中）佐藤友亮

１回表　ライオンズ先発：ワズディン投手
平野選手、外角ストレートでショートライナー。
赤星選手、外角ストレート打たれて三遊間抜かれるヒット。
新井選手、エンドランも内角高めストレートでショートゴロ。２アウト２塁。
金本選手、内角高めストレートでライトフライ。

１回裏　阪神先発：下柳投手
片岡選手、低めフォーク打ってレフと前ヒット！
片岡選手が栗山選手の所で２塁盗塁成功！
栗山選手、内角スライダーに空振り三振。
中島選手、内角スライダー打ってライト前ヒット！
２塁ランナーの片岡選手が本塁突入もブロックされてタッチアウト。２アウト２塁。
中村選手、外角フォークにハーフスイングを取られて見逃し三振。

２回表
桧山選手、外角チェンジアップ打たれてライト左へのヒット。
ブラゼル選手、外角低めチェンジアップでレフトフライ。
関本選手、外角高めスライダーでライトフライ。
鳥谷選手、フルカウントから四球。
狩野選手、外角低めチェンジアップ打たれてショート右抜かれるタイムリーヒット。
平野選手、内角高めチェンジアップでショートフライ。

２回裏
江藤選手、フルカウントから四球で出塁。
ＧＧ佐藤選手、フォーク打って三遊間抜くヒット！　ノーアウト１・２塁。
平尾選手、バスターで叩きつけてのセカンドゴロ、１塁走者とセカンドが交錯、
走塁妨害となってオールセーフ、ノーアウト満塁。
銀仁朗選手、外角フォーク打ってピッチャー返しの強いゴロ、
下柳投手が弾く間に３塁ランナーホームイン！　１アウト２・３塁。
佐藤友亮選手、ファールで粘ってフルカウントから四球で出塁、１アウト満塁。
片岡選手、打ち上げてしまってサードファールフライ。２アウト満塁。
栗山選手、外角高めスライダー捉えて右中間突破の３点タイムリー３ベース！
中島選手、初球高めスライダー打って三遊間抜くタイムリーヒット！
中村選手、外角フォークにセンターフライ。
◆この回…粘り強い攻撃でチャンスを作り、主軸の一打で得点を積み重ねた。
　　　　　まぁ、紙一重だったけれども。平尾選手の当たりも銀仁朗選手の当たりも。
　　　　　ＧＧ佐藤選手の走塁は交錯後に２塁へ行かないと。
　　　　　走塁妨害取られたのは可哀想。両者に致し方ないプレー。
　　　　　すぐに立ち上がって２塁へ行けば何てことないプレーだった。

３回表
赤星選手、外角ストレート打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
新井選手、初球外角低めスライダー打たれて左中間への２ランホームラン。
金本選手、初球外角低めチェンジアップでキャッチャーファールフライ。
桧山選手、外角低めカーブでショートゴロ。
ブラゼル選手、外角チェンジアップでサードフライ。

３回裏　この回から阿部投手が登板。
江藤選手、外角低めスライダー打つもライトフライ。
ＧＧ佐藤選手、外角スライダーにセカンドゴロ。
平尾選手、低めストレートに見逃し三振。

４回表
関本選手、内角ストレートでショート右へのゴロ。
鳥谷選手、外角ストレートで高いバウンドのサードゴロ。
狩野選手、外角スライダーで空振り三振！

４回裏
銀仁朗選手、外角スライダーにセンターフライ。
佐藤選手、セカンドゴロ。
片岡選手、外角カーブにショートゴロ。

５回表
平野選手、外角チェンジアップで空振り三振！
赤星選手、ファールで粘られるも、
フルカウントからの内角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
新井選手、外角カーブでファーストファールフライ。

５回裏
栗山選手、外角ストレート打ってピッチャー返しのセンター前ヒット！
中島選手、外角低めカーブ打ってライト前に打球が落ちるも、
１塁ランナーの栗山選手がスタートを切れず、２塁アウトのライトゴロ。
中村選手、外角カーブ打ってレフト左へのヒット！　１アウト１・３塁。
江藤選手、外角高めストレートに空振り三振。２アウト１・３塁。
ＧＧ佐藤選手の所でワイルドピッチ、３塁ランナーホームイン。
ＧＧ佐藤選手、歩かせての四球、２アウト１・２塁。
平尾選手、四球で出塁、２アウト満塁。
銀仁朗選手、フルカウントからの外角低めストレートに見逃し三振。

６回表
金本選手、外角カーブでショートフライ。
桧山選手、外角低めチェンジアップを拾われてライト前ヒット。
ブラゼル選手、高めストレート打たれてライトスタンドへの２ランホームラン。
関本選手、内角ストレートでショートゴロ。
鳥谷選手、外角ストレート叩かれてショート右抜かれるヒット。
狩野選手、外角低めチェンジアップで空振り三振！

６回裏　この回から江草投手が登板。
佐藤選手、内角ストレート打ってライト前ヒット！
片岡選手、送りバント成功、１アウト２塁。
栗山選手、外角高めスライダーにショートゴロ。
ここで阪神は投手交代、アッチソン投手が登板。
中島選手、内角低めストレートにサードゴロ。

７回表　この回から三井投手が登板。
代打の桜井選手、内角高めストレートでサードフライ。
赤星選手、初球外角ストレートでサードゴロ。
新井選手、セカンドゴロ。

７回裏
中村選手、内角ストレートにサードファールフライ。
代打の石井義人選手、低めストレートに高いバウンドのショートゴロ。
ＧＧ佐藤選手、外角カットボールにセカンドゴロ。

８回表
金本選手、外角低めスライダーでハーフスイング空振り三振！
桧山選手、外角低めスライダーでショートフライ。
ブラゼル選手、外角低めスライダーで見逃し三振！
◆三井投手…２イニングをパーフェクトのナイスピッチング！
　　　　　　スライダーのキレ・コントロールが非常にいい。
　　　　　　変化球が冴え、安定感あるピッチング。

８回裏　この回からウィリアムス投手が登板。
平尾選手、左ひざに当たる死球。代走の黒瀬選手を起用。
銀仁朗選手、送りバント成功、１アウト２塁。
佐藤選手、内角一杯のストレートに見逃し三振。
片岡選手、内角スライダーにサードゴロ。

９回表　この回は小野寺投手が登板。
葛城選手、外角シュート回転のストレートで空振り三振！
鳥谷選手、外角低めストレートでセカンド左のゴロ。
狩野選手、フルカウントからの外角低めスライダーでショートゴロ。
試合終了、６−５でライオンズが勝利！

先発のワズディン投手は正直ヒヤヒヤもの、
全体的にボールが高く、よく５失点で済んだなというのが個人的感想です(^^;
昨日の涌井投手のストレートの残像があったのか、
今日の阪神打線は外角のストレートを捉えきれないことが多く、
それにチェンジアップでの緩急を付けて、上手いこと詰まらせていたように思います。
それでもやっぱり甘くなると一発行かれちゃうわけで…
新井選手のホームランは打った相手を褒めるしかないとはいえ、
ブラゼル選手のホームランは防げたんじゃないかなぁと。
ちょっと正直に行き過ぎましたよね。外すならもっと外さないと。
まだ信頼しきれない部分は多いものの、一応の結果が残っていることは何よりです。

２番手の三井投手は２イニングをパーフェクトのナイスリリーフでした。
今年は全体的にコントロールがいいですよね。
とりわけスライダーのキレ・コントロールが良いです。
三井投手が安定感あるピッチングをしていることで、
リリーフ全体が安定してきたように思います。
去年イマイチだった分を今年取り返してもらいたいですね。

抑えの小野寺投手は３人をピシャリ。
ストレートの走りが良かったですし、フォークの落ちもなかなか。
スライダーも混ぜるなど、ピッチングに余裕が出てきたように思えます。
ストレートがシュート回転するのが気がかりと言えば気がかりですが、
その回転幅が大きく、高速シュートで大きく曲がっていくので、逆に生きているのかなとも。
左打者に対して意図的に投げているのならたいしたものですよね。
結果が残ることで安心感も強まります。
この調子でライオンズの守護神を担っていってもらいたいですね。


正直、先発投手を見たときはヤバイだろと思った試合を取れたのは大きいです(^^;
下柳投手を序盤で攻略できたのは大きかったですね。
そしてその序盤のリードを守って勝利できたのは、
リリーフに不安のあるライオンズとしては大きな収穫です。

土曜からは広島との２連戦です。
前回は２連敗しているだけに、今回はお返しといきたいですね。
土曜からもガンバレ、ライオンズ！！


６月１０日　セパ交流戦　埼玉西武ライオンズ　４×−３　阪神タイガース

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （阪）岩田（７回２／３）−アッチソン（２／３）
　−ウィリアムス（０／３）
（西）涌井（９回）
（本）新井７号ソロ（１回表）、中島８号２ラン（１回裏）
阪神 １ ０ ２ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ３
西武 ２ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ １× ４

涌井が気迫の投球を見せて９回完投。大崎が押し出し四球を選んでサヨナラ勝ち！
最後は押し出し四球で決着というのは少し拍子抜けしたけれども、
左のウィリアムス投手が出てきたのにも関わらず、
左の大崎選手をそのまま打席に送ったことを考えれば、
押し出し四球でのサヨナラ勝ちは予想通りの結果だったということでしょう。
ただの押し出し四球ではない、チームとしての目論見どおりの押し出しサヨナラ勝ちでしたね。

全体的な試合展開としてはあまり良くない流れでした。
初回に阪神が打線の入れ替えが功を奏す３番新井選手のホームランで先制。
打たれたのは外角のスライダー、それほど悪くない球をライトスタンドへ運ばれる一発、
この一発で少し涌井投手が慎重になり過ぎちゃいましたよね。
１回裏に中島選手の２ランホームランで逆転したものの、
３回に平野・赤星選手と連続四球を与えてしまい、新井選手は打ち取るものの、
金本選手に変化球を続けて打たれてしまって再逆転を許してしまいます。
以降は力のあるストレートで三振を奪うなど、素晴らしいピッチングを見せていただけに、
この３回の金本選手に対する配球は非常に悔やまれるものとなっていました。

中盤は復帰登板の岩田投手を攻めきれずに無得点。
６回には片岡選手の２ベースから作ったチャンスを、
中島選手のピッチャー強襲のショートゴロで１点を取り同点に追いつくものの、
８回のチャンスでは中島選手が凡退、攻めながらも勝ち越すことができていませんでした。
そんな中で涌井投手は気迫の投球で９回を投げきり、
なんとかサヨナラ勝ちをという展開で迎えたのが９回裏。
それだけに９回裏の１点、サヨナラ勝ちの１点は大きな意味を持ったわけです。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（一）平尾、
６（右）ＧＧ佐藤、７（中）佐藤友亮、８（捕)銀仁朗、９（指）ボカチカ

１回表　ライオンズ先発：涌井投手
平野選手、初球外角低めストレートでレフトフライ。
赤星選手、内角ストレートでレフトファールフライ。
新井選手、外角スライダー打たれてライトスタンドへのソロホームラン。
金本選手、フルカウントからの高めストレートでレフトフライ。

１回裏　阪神先発：岩田投手
片岡選手、低めストレート打つもショートへの強いゴロ。
栗山選手、低めストレート打ってセカンド左抜く２ベースヒット！
中島選手、ストレート捉えてセンターバックスクリーンへの２ランホームラン！
中村剛也選手、内角一杯のストレートに見逃し三振。
平尾選手、バットを折られてサードライナー。
◆この回…栗山選手が好走塁で２塁を奪い、中島選手の２ランで逆転。
　　　　　繋がりのある攻撃ができた。
　　　　　中島選手の打った球はなんだろう？　随分と甘い球だったが…
　　　　　変化球が抜けたのかなぁ。

２回表
桧山選手、内角低めストレートで見逃し三振！
ブラゼル選手、内角高めスライダーでファーストゴロ。
関本選手、外角高めストレートで打ち取るも、高く弾んでセンター前へ抜けるヒット。
鳥谷選手、内角低めストレートで見逃し三振！

２回裏
ＧＧ佐藤選手、内角高めスライダーにショートゴロ。
佐藤友亮選手、高めフォークに空振り三振。
銀仁朗選手、外角高めストレート打って三遊間抜くヒット！
ボカチカ選手、内角スライダーにショートフライ。

３回表
狩野選手、外角高めスライダーでセカンドゴロ。
平野選手、フルカウントから四球。
赤星選手、カウント１−３から四球。１アウト１・２塁。
新井選手、外角低めストレートでファーストゴロ、２アウト２・３塁。
金本選手、外角フォーク打たれてセンター前２点タイムリーヒット。
桧山選手、外角低めフォークで空振り三振！
◆この回…失点の仕方が悪いよなぁ…
　　　　　ストレートを選択する前に打たれたのは悔いが残る。
　　　　　１塁が空いている状況にしては甘い球だった。失投。

３回裏
片岡選手、初球スライダーにサードゴロ。
栗山選手、フルカウントから四球で出塁。
中島選手、初球内角低めフォークにショートゴロ併殺。

４回表
ブラゼル選手、外角低めフォークでレフトフライ。
関本選手、外角低めスライダーでショートゴロ。
鳥谷選手、外角低めフォークで空振り三振！

４回裏
中村選手、フルカウントから四球で出塁。
平尾選手、内角スライダーに空振り三振。
ＧＧ佐藤選手、初球外角フォークにピッチャーゴロ併殺。

５回表
狩野選手、内角低めフォーク打たれるも、
センター佐藤選手がスライディングキャッチアウト！
平野選手、内角ストレートで空振り三振！
赤星選手、内角低めストレートでレフトファールフライ。

５回裏
佐藤選手、セーフティ試みるもキャッチャーファールフライ。
銀仁朗選手、スライダーにサードゴロ。
ボカチカ選手、内角ストレートに見逃し三振。

６回表
新井選手、外角低めスライダー打たれてライト前ヒット。
金本選手、外角ストレートで空振り三振！
桧山選手、外角低めチェンジアップで空振り三振！
ブラゼル選手、内角低めストレートでセンターフライ。

６回裏
片岡選手、外角ストレート捉えてライト線への２ベースヒット！
栗山選手、送りバント成功、１アウト３塁。
中島選手、低めフォークを打ってピッチャー返しでグラブを弾くショートゴロ、
この間に３塁ランナーホームイン。
中村選手、初球外角フォークにファーストゴロ。

７回表
関本選手、外角カーブでセカンドライナー。
鳥谷選手、外角低めストレート打たれてセンター前ヒット。
狩野選手、送りバント成功。２アウト２塁。
平野選手、外角フォークで見逃し三振！

７回裏
平尾選手、内角低めスライダーにショートゴロ。
ＧＧ佐藤選手、内角ストレートにショートゴロ。
佐藤友亮選手、初球低めストレート打つもショートゴロ。

８回表
赤星選手、低めストレートでショート左のゴロに打ち取るも、
ショート中島選手が弾いてしまうエラー。
新井選手、外角低めカットボールでセカンドゴロ、２塁アウト１塁はセーフ。
金本選手、外角ストレートで空振り三振！
新井選手が桧山選手の所で２塁盗塁成功。
桧山選手、高めストレートで空振り三振！
◆涌井投手…この回は完全に力勝負。素晴らしいストレートが行っていた。
　　　　　　このストレートを見ると、３回の配球が悔やまれちゃうなぁ…
　　　　　　まぁ、同点に追いついているわけだし、ここで勝ち越そう！

８回裏
銀仁朗選手、外角低めフォークに空振り三振。
ボカチカ選手、内角低めスライダー打って３塁線にボテボテのゴロ、
全力疾走でサード内安打に！
片岡選手、内角低めスライダーを当ててファーストゴロ。２アウト２塁。
栗山選手、外角ストレート打って三遊間抜くかという打球に、
ショート鳥谷選手が飛びついて止めるも、ショート内安打！　２アウト１・３塁。
ここで阪神は投手交代、アッチソン投手が登板。
中島選手、内角ストレートに詰まり、セカンドゴロ。
◆この回…上手くチャンスを作り、返す人に回したんだけどなぁ…
　　　　　決め切れなかった。残念。サヨナラ打に期待しよう。

９回表
ブラゼル選手、内角スライダーでバットを折り、セカンドフライ。
関本選手、シュートでファーストゴロ。
鳥谷選手、低めフォークでセンターフライ。

９回裏
中村選手、低めカーブに空振り三振。
平尾選手、ファールで粘って、フルカウントから四球で出塁。代走の黒瀬選手を起用。
ＧＧ佐藤選手、外角ストレート打ってライト線へのヒット！　１アウト１・３塁。
佐藤選手、敬遠の四球、１アウト満塁。
ここでライオンズは代打の大崎選手を起用、阪神はウィリアムス投手にスイッチ。
ライオンズは大崎選手をそのまま打席へ。
大崎選手、ストレートの四球で押し出しサヨナラ勝ち！
試合終了、４−３でライオンズがサヨナラ勝ち！
◆この回…右の代打で残るのは江藤選手と三浦選手。普通に考えれば江藤選手。
　　　　　それでも今年イマイチ調子に乗れないウィリアムス投手に対し、
　　　　　小兵で何でも仕掛けられる左の大崎選手をそのまま打席へ。
　　　　　バントの構えを見せるなど、揺さぶることで押し出しを勝ち取った。
　　　　　ベンチの駆け引きで勝利したと言える。

勝因は９回裏の攻撃でしょう。
１アウトから平尾選手がファールで粘り、四球で出塁を果たし、
続くＧＧ佐藤選手がライト線へのヒットを放ち、１アウト１・３塁。
ここで阪神バッテリーは満塁策を選択、佐藤選手を歩かせて銀仁朗選手勝負に。
当然、ライオンズは代打、石井義人選手を使うかと思いきや大崎選手を起用。
ここで阪神ベンチも動き、左のウィリアムス投手を起用。
さて、代打の代打は誰かなと思っていると、大崎選手がそのまま打席へ。
初球大きく外れてボール、２球目にサインでバントの構えをしてボール、
３球目際どいところを見てボール、
４球目外れて押し出しの四球でサヨナラ勝ち、という結末でした。

ポイントはやはり大崎選手を起用し、代えなかったことでしょう。
ややセオリーからすれば外れた起用法ですよね。
大崎選手はバットに当てるのが上手いとはいえ、
石井義人選手もその打撃センスは天才的で経験もあることから、
普通に考えれば石井義人選手を使うところ。
そうではなく大崎選手を起用したのはスクイズの可能性も匂わせたかったのか、
まずこの時点で相手に何かを考えさせませたよね。
そして左のウィリアムス投手に代えても、代打の代打を送らない。
ますます何かやってくるのではないか、阪神ベンチやバッテリーはそう感じたと思います。
そして最近のウィリアムス投手は抜け球が多い、もしかしたらと考えた渡辺監督、
その閃きがサヨナラ劇を生んだように思います。
渡辺監督の選手起用が当たった試合でしたね。
いやはや、見事でした。完璧な的中っぷりでしたよ。


明日も阪神との試合です。
巨人戦でのサヨナラ勝ち以降、ライオンズの勝ち方は非常にいいです。
内容のある勝ち方をしており、今日の試合でも采配が生きてのサヨナラ勝ち、
チームが波に乗っていく勝ち方をしていますよね。
明日の試合も勝って、一気に上位を伺う展開といきたいところです。
明日もガンバレ、ライオンズ！！


６月８日　セパ交流戦　埼玉西武ライオンズ　５−３　中日ドラゴンズ

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （西）岸（６回２／３）−星野（０／３）−岡本慎也（１／３）
　−西口（２／３）−三井（１／３）−小野寺（１回）
（中）朝倉（５回１／３）−パヤノ（１回２／３）
　−ネルソン（１回）−浅尾（１回）
（本）ブランコ１６号ソロ（３回裏）
西武 ０ ０ ０ ０ ０ ４ ０ ０ １ ５
中日 ０ ０ １ ０ ０ ０ １ １ ０ ３

５回に四球からチャンスを作り、中村・石井の連続タイムリーで逆転勝ち！
僅か３安打で勝ったわけですか(^^;
正直、勝った気がしないなぁ。
それでも勝利は勝利、相手のミスに乗じて得点できたのはチーム状態が良い証拠。
打者が抑えられている中でも活路を見出せたことは評価できると思います。
でももうちょっと打って欲しかったですけどね(^^;

今日は先発の岸投手はかなり状態が悪かったようで、
立ち上がりに連打を食らうなど、いつ失点してもおかしくない厳しい立ち上がり。
それでも良い当たりが野手の正面を付くなどのラッキーもあって、
序盤はブランコ選手のホームランによる１失点で凌ぎ、中盤へ。

序盤３回は朝倉投手の前に完璧に抑えられていたライオンズでしたが、
５回に石井選手がチーム初ヒットを放って出塁した後、
朝倉投手のコントロールが乱れ始め、この回は無失点で終わったものの、
６回に片岡・栗山・中島選手の三者連続四球でチャンスを貰い、
中村選手の２点タイムリーヒットで逆転、
続く石井選手が２点タイムリー３ベースを放って追加点、
ライオンズがワンチャンスをものにして得点を積み重ねました。

中盤は岸投手も立ち直り、相手打線を抑えていたものの、
７回に不運なヒットなどもあってピンチを招き、
エラーで満塁になった所で星野投手の交代。
星野投手は森野選手を打ち取ったものの、際どい判定がセーフとなって１失点。
さらに満塁でブランコ選手という所で岡本慎也投手が登板。
その岡本投手がブランコ選手を得意のスライダーで三振に取って３アウトチェンジ。
８回は西口投手が四球から谷繁選手のタイムリー２ベースで失点するものの、
三井投手が代打の立浪選手を打ち取り、リードを守ったまま９回へ。
ワンポイントのリリーフ陣がしっかりと役割をこなすことで、
相手に流れを行くのを防ぎました。

すると、９回は四球・死球と、
バント空振りでランナー飛び出すも３塁への盗塁が成功するラッキーもあり、
１アウト１・３塁から代打の佐藤友亮選手が犠牲フライを放って１点追加。
ノーヒットで１点を取り、９回裏へ。
９回裏は小野寺投手が四球でランナーを出すも、無失点で抑えて試合終了。
まさにワンチャンスをものにし、終盤のピンチを凌ぐ形で勝利しました。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（一）石井義人、
６（右）ＧＧ佐藤、７（中）大崎、８（捕)銀仁朗、９（投）岸

１回表　中日先発：朝倉投手
片岡選手、内角高めシュートにセカンドゴロ。
栗山選手、ファールで粘るもフルカウントからの内角低めフォークに空振り三振。
中島選手、フォークにショートゴロ。

１回裏　ライオンズ先発：岸投手
井端選手、フルカウントからの内角高めスライダー打たれてセンター前ヒット。
荒木選手、外角高めストレート打たれてライトへのヒット。
森野選手、フルカウントからの内角低めチェンジアップでセンターフライ。
ブランコ選手、高めストレート吊り球でセカンドフライ。
和田選手、低めスライダーでセカンドフライ。

２回表
中村剛也選手、ファールで粘るも外角低めスライダーに空振り三振。
石井義人選手、内角ストレートに見逃し三振。
ＧＧ佐藤選手、外角フォークにファーストゴロ。

２回裏
野本選手、フルカウントからの外角低めストレートで見逃し三振！
藤井選手、内角ストレートで見逃し三振！
谷繁選手、フルカウントから四球。
朝倉投手、カウント１−３から四球。
井端選手、外角低めカーブでショートゴロ。

３回表
大崎選手、低めフォークにファーストゴロ。
銀仁朗選手、高めストレートにセカンドゴロ。
岸投手、外角ストレートに見逃し三振。

３回裏
荒木選手、外角高めチェンジアップ打たれるもレフトフライ。
森野選手、内角高めストレート捉えられるもセカンドライナー。
ブランコ選手、高めストレートの吊り球を打たれてレフトへのソロホームラン。
和田選手、四球。
野本選手、内角高めストレートでセカンドゴロ。
◆ブランコ選手…高めで誘ってもダメだったということか。
　　　　　　　　普通に低めに集めるべきかと。外国人はボール球でも打つし。

４回表
片岡・栗山・中島選手と、三者凡退。

４回裏
藤井選手と朝倉投手から三振を奪うなど、三者凡退。

５回表
中村選手、高めシュート打つも高く上がったレフトフライ。
石井選手、初球外角ストレート打ってレフト線へのヒット！
ＧＧ佐藤選手、フルカウントから四球で出塁、１アウト１・２塁。
大崎選手、初球内角ストレート打つもサードファールフライ。
銀仁朗選手、フルカウントからの低めフォークに空振り三振。

５回裏
井端・荒木・森野選手と、三者凡退。

６回表
岸投手、内角高めストレートに空振り三振。
片岡選手、四球で出塁。
栗山選手、ストレートの四球で出塁、１アウト１・２塁。
中島選手、四球で出塁、１アウト満塁。
中村選手、初球内角高めシュート打ってレフト前２点タイムリーヒット！
石井選手、右中間突破の２点タイムリー３ベース！
ここで中日は投手交代、パヤノ投手が登板。
ＧＧ佐藤選手、内角低めストレートに見逃し三振。
代打の三浦選手、外角ストレートに空振り三振。

６回裏
ブランコ選手、内角高めストレートで見逃し三振！
和田選手、外角カーブでサードゴロ。
野本選手、サードゴロ。

７回表
三者凡退。

７回裏
藤井選手、内角高めストレートでライトフライ。
谷繁選手、外角ストレート打たれてセンターへのヒット。
代打の平田選手、ストレートで空振り三振！
井端選手、内角高めストレート打たれてセンターへのヒット。２アウト１・２塁。
荒木選手、フルカウントからの外角低めカーブで打ち取るもサードのエラー。
２アウト満塁。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
森野選手、ボテボテのサードゴロに打ち取るも、アウトがセーフに転化して１失点。
ここでライオンズは投手交代、岡本慎也投手が登板。
ブランコ選手、外角スライダーで空振り三振！

８回表　この回からネルソン投手が登板。
栗山・中島・中村選手と、三者凡退。

８回裏　この回は西口投手が登板。
和田選手、フルカウントから四球。
野本選手、送りバント２球ファールで追い込み、
最後は外角低めチェンジアップでセカンドゴロ、２塁送球アウト。
藤井選手、外角高めストレートでショートゴロ、２塁アウトのみ。
谷繁選手、外角ストレート捉えられて左中間フェンス直撃のタイムリー２ベース。
ここで中日は代打の立浪選手を起用。ライオンズは三井投手にスイッチ。
立浪選手、外角スライダーでファーストゴロ。

９回表　この回は浅尾投手が登板。
石井義人選手、フルカウントから選んで四球で出塁。代走の黒瀬選手を起用。
ＧＧ佐藤選手、腕に当たる死球で出塁。ノーアウト１・２塁。
三浦選手、送りバント空振りで、２塁ランナーが飛び出してしまうも、
２塁送球に対して思い切ってスタートを切り、３塁セーフに、
盗塁成功でノーアウト１・３塁。
三浦選手、外角高めスライダーに見逃し三振。１アウト１・３塁。
代打の佐藤友亮選手、初球セーフティスクイズもファール、
最後は外角パーム打って左中間後方へのセンター犠牲フライ、１点追加！
代打の平尾選手、外角パームに空振り三振。

９回裏　この回は小野寺投手が登板。キャッチャーに野田選手。
井端選手、高めストレートでショートゴロ。
荒木選手、ストレートの四球。
森野選手、外角ストレートで見逃し三振！
ブランコ選手、外角フォークでサードゴロ。
試合終了、５−３でライオンズが勝利！

勝因はワンチャンスをものにし、継投が上手くはまったこと、それに尽きますね。
まぁ、中日側からすれば歯がゆい敗戦でしょうなぁ。
昨日の試合も得点できたのは序盤だけ、
落合監督の不安がそのまま今日の試合に出た形のように思えます。
逆にライオンズは上手くそれに乗っかりましたよね。
こういった負けていた試合を取れたことはチームに取って大きいですね。
今日負けていたら、「また５割が…」となっていただけに、
今日の勝利で５割復帰を果たせたのは非常に大きいです。


明後日からは西武ドームに戻っての阪神戦です。
ブラゼル選手の加入で勢いを増しているだけに、
ブラゼル選手をしっかりと抑えることで、その勢いを断ちたいですね。
水曜からもガンバレ、ライオンズ！！


６月７日　セパ交流戦　埼玉西武ライオンズ　２−４　中日ドラゴンズ

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （西）帆足（４回）−許銘傑（２回）−野上（１回）−西口（１回）
（中）川井（６回）−平井（１回）−浅尾（１回）−岩瀬（１回）
西武 ０ ０ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ０ ２
中日 ３ １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ × ４

先発・帆足が粘りきれずに初回３失点…　打線も反撃しきれずに惜敗…
んー…　序盤２回で４失点されちゃうと…
それだけの反撃力を持っているとはいえ、試合展開としては辛いですよねぇ。
しかも１回表はノーアウト１・２塁、２回表は２アウト１・２塁と、
それぞれ得点のチャンスがあったのにもかかわらず、
点数が取れていなかっただけに、余計に響く失点となっちゃいました。
交流戦はやっぱり投手だよなぁと。とりわけ先発投手の出来。
そういう意味では今日の帆足投手は残念な結果でした…　悔しい。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの速報より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（一）平尾、
６（右）ＧＧ佐藤、７（中）佐藤友亮、８（捕)銀仁朗、９（投）帆足

１回表　中日先発：川井投手
先頭の片岡選手がセンター前ヒットで出塁し、２塁への盗塁を決め、
栗山選手が四球を選んでノーアウト１・２塁。
しかし中島選手は低めストレートにショートゴロで２塁アウト、
中村選手は内角高めストレートにセカンドフライ、
平尾選手は外角ストレートにショートゴロに倒れて、この回は無得点。

１回裏　ライオンズ先発：帆足投手
先頭の井端選手をストレートでファーストゴロに取るも、
荒木選手に２ベースヒット、森野選手にタイムリーヒット、
ブランコ選手にタイムリー２ベースを許して、２失点。
和田選手はショートゴロに取るも、
平田選手にタイムリーヒットを許して３失点目。
藤井選手は空振り三振で３アウトチェンジ。

２回表
先頭のＧＧ佐藤選手は三振に倒れるも、
佐藤友亮選手がショートのエラーで出塁し、２塁への盗塁を決める。
しかし銀仁朗選手は三振で２アウト。
帆足投手が四球で出塁し、２アウト１・２塁となるものの、
片岡選手が初球打ちのショートゴロに倒れて、この回は無得点。

２回裏
先頭の谷繁選手にヒットを許し、川井投手のバントが内安打に。
井端選手をライトフライに打ち取るも、
荒木選手にタイムリー２ベースを許して１失点。
なおも１アウト２・３塁とピンチが続くも、森野選手はショートライナー、
ブランコ選手をサードゴロに取って３アウトチェンジ。

３回表
栗山選手はショートライナー、
中島・中村選手は連続三振に倒れてしまい、三者凡退。

３回裏
先頭の和田選手をショートゴロに打ち取るも、
平田選手をサードのエラーで出塁を許す。
藤井選手を三振に取り、谷繁選手に四球を与えた後、
川井投手を三振に取って、この回は無失点。

４回表
平尾選手はファーストゴロ、
ＧＧ佐藤・佐藤友亮選手とショートゴロで、三者凡退。

４回裏
先頭の井端選手にヒットを許すも、
荒木選手をライトフライ、森野・ブランコ選手を連続三振に取って、無失点。

５回表
先頭の銀仁朗選手がサード内安打で出塁し、
代打の三浦選手がレフトへ２ベースヒットを放ち、ノーアウト２・３塁。
ここで片岡選手がライトへ犠牲フライを放ち、１点を返す。
栗山選手は三振に倒れるも、
中島選手がセンターへタイムリーヒットを放ち、もう１点を返す。
中村選手はショートフライで３アウトチェンジ。

５回裏　この回から許銘傑投手が登板。
和田選手はショートゴロ、平田選手は三振。
藤井選手にヒットを許すも、
谷繁選手をレフトフライに取って、無失点。

６回表
平尾・ＧＧ佐藤選手とショートゴロ、佐藤選手がライトフライで、三者凡退。

６回裏
代打の野本選手をセカンドゴロ、井端選手をセカンドゴロ、
荒木選手をセンターフライに取って、三者凡退。

７回表　この回から平井投手が登板。
代打の大崎選手はセーフティバントを試みるもキャッチャーファールフライ。
代打の石井義人選手はレフトへの２ベースヒットを放ち、１アウト２塁。
しかし片岡選手は外角カットボールにセカンドフライ、
栗山選手は外角低めフォークに空振り三振に倒れて、無失点。

７回裏　この回から野上投手が登板。
森野選手はセカンドゴロ、ブランコ選手はセンターフライで２アウト。
和田選手にヒットを許し、平田選手に四球を与えるものの、
藤井選手をショートフライに取って、無失点。

８回表　この回から浅尾投手が登板。
中島選手はライトフライ、
中村・平尾選手と連続三振に倒れてしまい、三者凡退。

８回裏　この回から西口投手が登板。
谷繁選手をレフトフライ、代打の新井選手を三振、
井端選手をレフトフライに取って、三者凡退。

９回表　この回から岩瀬投手が登板。
先頭のＧＧ佐藤選手がストレートの四球で出塁し、ノーアウト１塁。
佐藤友亮選手は初球低めスライダー打つもライトフェンス手前のフライ。
代打のボカチカ選手は高めスライダーにライトフライで２アウト１塁。
ここで代打の江藤選手が起用され、
初球外角ストレートを打ってレフトへの２ベースヒット！　２アウト２・３塁。
しかし片岡選手が内角低めストレートにサードゴロ。
試合終了、２−４で敗戦…

打線は序盤のチャンスが生かせなかったのが響きましたね。
立ち上がりを叩いていれば、全く逆の展開になっていたことでしょう。
今日の試合は序盤のチャンスで一本でなかったことが敗因だと思います。

あとは…　特にないですね。
連勝が止まり、再び借金生活になっただけに、
ここでまた調子を崩さないよう、明日の試合に全力を尽くすだけです。


明日も中日との試合です。
ここ数試合は序盤の攻防が勝敗を分けているだけに、
ピッチャーは立ち上がりをしっかり抑え、
打線は先制点を取ることで波に乗っていきたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ！！


６月６日　セパ交流戦　埼玉西武ライオンズ　１２−７　横浜ベイスターズ

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （西）石井一久（７回）−野上（１／３）−星野（２／３）−小野寺（１回）
（横）小林（３回）−高崎（２回）−横山（２回）−真田（１回）−木塚（１回）
（本）中村剛也１９号３ラン（１回表）、銀仁朗２号ソロ（２回表）、
　栗山６号ソロ（２回表）・７号２ラン（９回表）、ＧＧ佐藤９号ソロ（８回表）、
　　内川１０号ソロ（１回裏）、吉村４号ソロ（４回裏）・５号３ラン（８回裏）
西武 ４ ２ １ ０ ０ ０ ０ １ ４ １２
横浜 １ ０ ０ １ １ ０ ０ ４ ０ ７

ホームラン攻勢で得点を重ね、今季初の５連勝で勝率５割復帰！
ライオンズが５本、横浜が３本、両チーム合わせて８本のホームランですか。
…正直、出すぎだろうと（^^;
ホームランは嬉しいのだけれども、１試合でこれだけ出ちゃうとありがたみが薄いですよね。
とはいえ、大きな得点力を持つだけに、ホームランによる得点は大きいです。
ヒットによる得点はどうしても波が生じてしまうけれども、
ホームランによる得点は常に一定分ありますからね。
理想はヒットで得点を取っていくことですが、
現実的に得点力を維持するにはホームランは必要不可欠ですよね。

今日の試合は序盤のホームラン攻勢で楽勝ペースだったものの、
８回に２番手の野上投手が打ち込まれてしまい、一転して一点差のヒヤヒヤに。
野上投手がここまで乱れるのは珍しいですね。
始まりは…エラーですか。エラーは怖いですなぁ。
こういうビッグイニングのきっかけになってしまうだけに、
どんな試合展開であっても防げるエラーはしっかりと防がないといけないということでしょう。

そんな感じで一時はヒヤヒヤしたものの、９回にダメ押しの４点を取って突き放し。
打線の爆発力が出てきている点にチームの好調ぶりを感じます。
調子がいいからこそ丁寧な野球をして、今の状態を崩さないようにしたいですね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの速報より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（一）石井義人、
６（右）ＧＧ佐藤、７（中）ボカチカ、８（捕)銀仁朗、９（投）石井一久
◆一昨日に松坂健太選手が１軍登録抹消、昨日に三浦選手が１軍登録。

１回表　横浜先発：小林投手
先頭の片岡選手が初球打ちのレフト前ヒットで出塁し、
小林投手のワイルドピッチの間に３塁へ。
栗山選手はストレートの四球でノーアウト１・３塁。
ここで中島選手がレフトへのタイムリー２ベースを放ち、１点を先制！
さらに中村選手がレフトへの３ランホームランを放ち、３点を追加！
石井義人選手はセンターフライ、ＧＧ佐藤選手はファーストファールフライ、
ボカチカ選手は三振に倒れて３アウトチェンジ。

１回裏　ライオンズ先発：石井一久投手
金城選手は内角カットボールで空振り三振、
仁志選手は内角低めカーブで空振り三振に取って２アウト。
しかし内川選手に初球カーブを打たれてレフトへのソロホームランで１失点。
村田選手は内角高めストレートで見逃し三振で３アウトチェンジ。

２回表
先頭の銀仁朗選手が初球外角高めスライダーを捉えてレフトへのソロホームラン！
石井投手は外角低めチェンジアップに空振り三振、
片岡選手は初球高めストレートにレフトフライで２アウト。
ここで栗山選手が低めスライダーを捉えるライトへのソロホームランを放ち、１点追加！
中島選手はフルカウントからの低めチェンジアップにサードゴロ。

２回裏
佐伯選手はカーブでセンターフライ、
吉村選手はフルカウントからのカーブでファーストゴロ、
石川選手は内角高めストレートでバットを折ってのショートゴロ、三者凡退。

３回表
先頭の中村選手がレフト前ヒットで出塁し、
石井選手がセンターへの２ベースヒットを放ち、ノーアウト２・３塁。
ここでＧＧ佐藤選手がセンターへ犠牲フライを放ち、１点を追加！
ボカチカ選手の所でパスボール、ランナー３塁へ。
しかしボカチカ選手はファールフライ、銀仁朗選手はサードゴロで３アウトチェンジ。

３回裏
先頭の細山田選手は外角高めカットボールでライトフライに打ち取るも、
呉本選手にレフトへの２ベースヒット、金城選手に死球を与えてしまい、１アウト２・３塁。
しかし仁志選手を高めカーブで見逃し三振、
内川選手を外角高めカットボールでセンターフライに取り、この回も無失点。

４回表　この回から高崎投手が登板。
先頭の石井投手はみのが三振に倒れ、片岡選手はセカンドゴロで２アウト。
栗山選手はフルカウントからの内角低めストレートにセカンドゴロ、三者凡退。

４回裏
先頭の村田選手はストレートで空振り三振に取り、佐伯選手をセカンドゴロに取るも、
吉村選手にレフトへのソロホームランを許してしまい、１失点。
石川選手はセカンドゴロで３アウトチェンジ。

５回表
先頭の中島選手がライトへのヒットで出塁するも、
中村選手がショートゴロ、石井選手がセカンドゴロ、
ＧＧ佐藤選手がショートゴロに倒れて、無得点。

５回裏
先頭の細山田選手をショートゴロに取るも、
代打の北川選手にヒット、金城選手にヒット、
仁志選手にタイムリー２ベースを許して１失点。
なおも、１アウト２・３塁とピンチが続くも、
内川選手を内角低めスラーブで空振り三振！
村田選手を内角高めストレートのボール球で空振り三振に取って、３アウトチェンジ。

６回表　この回から横山投手が登板。
先頭のボカチカ選手は三振に倒れるも、銀仁朗選手がライトへのヒットで出塁！
しかし石井投手の送りバントが併殺になってしまい、この回は無得点。

６回裏
先頭の佐伯選手にノースリーとするも立て直してセンターフライ、
吉村選手はショートゴロ、石川選手はセカンドゴロで、三者凡退。

７回表
片岡選手はレフトフライ、栗山選手もレフトフライ、
中島選手は三振で、三者凡退。

７回裏
細山田選手はライトフライ。
代打の新沼選手にヒットを許すも、金城選手をピッチャーゴロ併殺に取って、無失点。

８回表　この回から真田投手が登板。
中村・石井選手と連続三振に倒れるも、
ＧＧ佐藤選手がレフトへソロホームランを放ち、１点を追加！
ボカチカ選手は三振で３アウトチェンジ。

８回裏　この回から野上投手が登板。サードに黒瀬選手、中村選手がファーストへ。
先頭の仁志選手を低めストレートでショートゴロに取るも、
ショートの中島選手が悪送球するエラーでノーアウトランナー１塁。
ここから内川選手に高めカーブを打たれてセンターへのヒット、
村田選手に外角低めスライダーを打たれるレフトへのタイムリー２ベースで失点。
佐伯選手は内角ストレートでファーストゴロに取るも、
吉村選手に外角低めストレートを打たれてライトへの３ランホームランで失点。
ここでライオンズは星野投手にスイッチ。
石川選手はストレートでライトフライ、
代打の下園選手は内角低めカーブで空振り三振に取って、３アウトチェンジ。

９回表　この回は木塚投手が登板。
代打の大崎選手は低めシンカーにセンターフライ、
代打の三浦選手は高めシンカーにセンターフライに倒れて２アウト。
しかし片岡選手がレフト前ヒットで出塁し、
栗山選手がシンカーを捉えるライトへの２ランホームランを放ち、２点追加！
さらに中島選手が四球で出塁し、
中村選手が２ベースヒットを放ち、２アウト２・３塁。
ここで黒瀬選手が外角スライダーを打つレフトへのタイムリーヒットを放ち、２点追加！
ＧＧ佐藤選手はファーストファールフライで３アウトチェンジ。

９回裏　この回は小野寺投手が登板。キャッチャーに野田選手。
代打の内藤選手は外角低めストレートで見逃し三振！
金城選手は外角チェンジアップでショートゴロ。
代打のジョンソン選手は高めストレートでセンターフェンス手前のフライで３アウト。
試合終了、１２−７でライオンズが勝利！

これで石井一久投手は３勝目。
開幕時は乱調続きで、カード２試合目に勝てないことの原因になっていましたが、
４月後半から調子を取り戻し始め、交流戦に入ってからは安定感抜群。
先発ローテの軸として期待通りの活躍をしてくれています。
この調子で石井投手が投げていってくれると、チームとしても大きいですよね。
しかし石井投手が先発だったのには驚きました。帆足投手とばかり思っていただけに。
日程の関係で登板感覚が空いてたんですよね。忘れてました(^^;


打線は片岡・栗山・中島・中村・ＧＧ佐藤選手ら主力が打ちまくっての快勝。
そんな中でも銀仁朗選手がホームランを含む２安打と活躍し、
黒瀬選手が途中出場で貴重なタイムリーを放つなど、好結果を残しています。
銀仁朗選手は試合出場が続いたことで、少し打席の中でも余裕が出てきたようです。
起用され始めた頃に比べれば、打撃の方でも少しずつ結果が残ってきていますよね。
まだまだ荒っぽさは抜けきらないものの、バットに当たる確率が上がってきているだけに、
銀仁朗選手の打撃の成長にも期待です。
バットに当たりさえすれば、期待できるんですよね、
って、数年前の某正捕手と同じような状態になってる(^^;
黒瀬選手は１軍登録された頃はなかなか出番がなく、
ようやく出番が回ってきた巨人戦でエンドランを成功させたことで、
出場機会が一気に増えました。
内野のレギュラー争いは非常に厳しいのですが、
そんな中でも貰ったチャンスをしっかりものにしている辺りは見事です。
この調子でアピールしていってもらいたいですね。

好調の打線の中で不安要素があるとすれば、５番でしょうか。
今日は石井義人選手がヒットを１本放ったものの、
本来の調子とは言えないですし、５番打者に関してはまだ不安がある感じです。
ＧＧ佐藤選手の調子が少し上がってきたので、５番にするのもアリなのかなとも。
５番打者をある程度固定できることが、優勝争いをするための条件のように思います。


明日からは中日との２連戦です。
今年の中日は一発攻勢が多いだけに、ブランコ・和田選手の中軸の一発には要注意です。
それでも空中戦では負けませんから、
ライオンズの一発攻勢を相手に見せ付ける展開にしたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ！！



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