2009年西武ライオンズ応援日記


5月10日 埼玉西武ライオンズ 1−8 福岡ソフトバンクホークス

(西)野上(3回1/3)−土肥(1回1/3)
 −大沼(1回1/3)−星野(1回)−岩崎(1回)
(ソ)杉内(8回)−ファルケンボーグ(1回)
(本)田上4号ソロ(3回裏)、オーティズ4号ソロ(6回裏)
  ボカチカ9号ソロ(8回表)
ライオンズ
ホークス ×

ルーキー野上でも止められず、悪夢の日曜6連敗…
日曜日の悪循環は止められませんでした…
まぁ、大半はワズディン投手のせいなわけですが。

プロ初先発の野上投手はリリーフの時と変わらない度胸満天のピッチングでした。
今日もストレートの走りが良く、スライダー・チェンジアップを交え、
3回までは好投していたと思います。
3回に打たれたホームランは変化球の失投、高めに浮いた球でしたが、
その後のセーフティバントでナイスフィールディングを見せるなど、全く動揺した所はなし。
先発投手として計算できる所を見せたわけですが…
4回に四球を与えてから、変化球が狙った所からボール1つ分だけ外れるようになり、
ボール先行のピッチングになってしまい、ストレートに頼らざるを得ませんでした。
それでも長谷川選手を渾身のストレートで浅いレフトフライに抑えたのですが、
オーティズ選手には内角高めの球を上手く打たれてしまいました。
まぁ、この場面はオーティズ選手に上手く打たれちゃったと思います。
一昨日の試合でも技ありのヒットがありましたし、
今日も大沼投手からホームランを放つなど、昨年までとは違う姿を見せているだけに、
投手だけを責めることはできないでしょう。
ちょっと対策を練り直さなければいけませんね。強引さがなくなっていますから。
でもって、その後はリリーフ陣が悪い流れに飲み込まれて失点。
それほど悪いピッチングはしていなかったんですが、
不運な当たりやエラーがあったりで悪い流れが止まらなかった形です。
今日はもうしょうがないって感じでしたね…

しかし打線は打てない。
ライオンズ打線が当たっていないのか、
相手投手が好投しているのか、どっちなんでしょうか?
ライオンズの試合だけを見ていると、相手投手が好投しているように思えるのですが、
他球団の試合ではその投手が打ち込まれていたりと、なんとも複雑な気持ち。
ライオンズ打線が相手投手に気持ちよく投げさせちゃってるということなんですかね。
色々と突破口を開こうとはしているのでしょうが、なかなか噛み合ってこないです。
個々の調子が落ちている影響なのか、
シーズン当初見られた粘りもあまり感じられなくなってきていますし…
(好調な選手、平尾選手らはよく粘っているのですが)
どうにもこうにも我慢な時な感じがしちゃいます。勢いが欲しいなぁ…

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)平尾、
6(指)GG佐藤、7(中)松坂健太、8(捕)銀仁朗、9(右)ボカチカ

1回表 ホークス先発:杉内投手
片岡選手、フルカウントからの内角スライダーにピッチャーフライ。
栗山選手、初球外角スライダー打つもセカンドゴロ。
中島選手、外角スライダーにショートゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:野上投手
川崎選手、フルカウントからの外角高めストレートで空振り三振!
森本選手、内角高めストレートでショート後方のフライ。
松中選手、ノースリーとするも立て直して外角ストレートでレフト後方のフライ。
◆野上投手…ボール先行の場面はあったものの、しっかりと立て直すことができた。
      ストレートも威力がありそうだし、期待できそう。


2回表
中村剛也選手、フルカウントからの外角ストレートに見逃し三振。
平尾選手、外角スライダー捉えて左中間突破の2ベースヒット!
GG佐藤選手、内角ストレートに見逃し三振。
松坂健太選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。

2回裏
小久保選手、外角低めスライダーで空振り三振!
長谷川選手、内角ストレート打たれるもライトライナー。
オーティズ選手、外角低めチェンジアップでライトフライ。

3回表
銀仁朗選手、ライトフライ。
ボカチカ選手、内角低めスライダーに空振り三振。
片岡選手、外角高めチェンジアップに空振り三振。

3回裏
柴原選手、初球外角カーブでファーストゴロ。
田上選手、甘く入った高めスライダー打たれてレフトスタンドへのソロホームラン。
本多選手、セーフティ試みるも、野上投手が素早く処理して1塁送球アウト!
川崎選手、内角高めストレートでセンターフライ。
◆野上投手…甘く入っちゃったな。やはり変化球が甘くなると怖い。
      それでもその後のセーフティの処理といい、全く乱れていない。
      こういう所は先発投手として高く評価できる。


4回表
栗山選手、外角低めスライダーに空振り三振。
中島選手、初球内角ストレート打って一二塁間抜くヒット!
中村選手の所で中島選手が牽制で誘い出されてアウト。
中村選手、フルカウントからの外角低めストレートに見逃し三振。

4回裏
森本選手、カウント1−3から四球。
松中選手、外角高めチェンジアップ打たれて三遊間抜かれるヒット。
小久保選手、カウント1−3から四球。
ノーアウト満塁。
長谷川選手、カウント1−3からの内角低めストレートでレフトへの浅いフライ。
オーティズ選手、フルカウントからの内角高めストレート打たれて、
レフト左抜かれる2点タイムリー2ベース。

ここでライオンズは投手交代、土肥投手が登板。
柴原選手、外角スライダー打たれて前進守備のショート右抜かれる2点タイムリー。
田上選手、初球内角低めスライダーでセンターフライ。
本多選手、内角シュートで空振り三振!
◆野上投手…この回は変化球が意図したよりも大きく外れてカウントを悪くした。
      変化球のコントロールを上げることが今後の課題か。


5回表
平尾・GG佐藤・松坂選手と三者凡退。

5回裏
先頭の川崎選手にヒットを許し、森本選手の送りバントで2塁へ。
松中選手をファーストライナーに取った所で、大沼投手が登板。
小久保選手をセンターフライに取って無失点。

6回表
銀仁朗・ボカチカ・片岡選手と三者凡退。

6回裏
長谷川選手、高めストレートでショートゴロ。
オーティズ選手、内角低めスライダー打たれてレフトスタンドへのソロホームラン。
柴原選手、フルカウントからの内角ストレートで空振り三振!
田上選手、ストレートの四球。
本多選手、外角低めストレートで空振り三振!

7回表
栗山選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
中島選手、外角チェンジアップを合わせてセンターへの2ベースヒット!
中村選手の所でワイルドピッチ、ランナー3塁へ。
中村選手、フルカウントからの高めストレートに空振り三振。
平尾選手、ストレートの四球で出塁。
GG佐藤選手、キャッチャーフライ。

7回裏 この回から星野投手が登板。
川崎選手、スライダーで打ち取るもサード中村選手が捕れないヒット。
川崎選手が2塁盗塁成功。
森本選手、ショート左への内安打。

松中選手の所でダブルスチールを試みるも、これは3塁タッチアウト。
松中選手、フルカウントからの外角低めカーブでファーストファールフライ。
小久保選手、ライトフェンス直撃のタイムリー2ベース。
長谷川選手、内角スライダーで空振り三振!

8回表
松坂選手、低めストレートにセカンドゴロ。
代打の野田選手、内角カーブに空振り三振。
ボカチカ選手、初球外角ストレート捉えてライトポール際へのソロホームラン!
片岡選手、高めカーブにセカンドゴロ。

8回裏 この回から岩崎投手が登板。
先頭のオーティズ選手は一二塁間のゴロに打ち取るも、飛んだ所が悪く内安打に。
続く柴原選手のサードゴロを中村選手が落球エラー。
田上選手に四球を与えてしまって満塁。

本多選手のショートゴロの間に1点を失うも、
川崎選手をサードファールフライ、森本選手を三振に取って3アウトチェンジ。

9回表 この回からファルケンボーグ投手が登板。
栗山選手、低めフォークにセカンドゴロ。
中島選手、フルカウントからの内角高めフォークのボール球が
ストライクにされちゃって見逃し三振。
中村選手、外角カーブにセカンドフライ。
試合終了、1−8で敗戦…


敗因は特にないというか、
指摘するとすれば、杉内投手の立ち上がりを攻められなかったことでしょうか。
今日の杉内投手は立ち上がりのストレートがあまり良くなかっただけに、
そこを狙っていけばチャンスがあったのでしょうが、チャンスらしいチャンスも作れず。
そうこうしているうちにスライダーやチェンジアップで三振を奪うようになり、
杉内投手に援護点が入ると一気に加速、もう手が付けられなくなっちゃいました。
まぁ、そういう意味では、相手投手を楽にするタイミングで失点しているとも言えそうですね。
3回は5回、そういった中盤のポイントで失点しちゃってます。
そして仕掛けの遅い打線、立ち上がりに点が取れないとズルズル行っちゃう。
序盤で点が取れる時はわりと勝てるわけですが…
試合のリズムが悪いですよね。
こうなってしまうと、これといった対策がないのが辛い。
今はとにかくミスを1つでも少なく、そういうことが大事ではないでしょうか。

プロ初先発の野上投手の評価はプラスでいいでしょう。
オーティズ選手を打ち取っていれば、大量失点にならなかったでしょうし、
一定の評価をしてもいいと思います。
先発投手としてしっかりと試合を作る精神力、マウンド度胸、
クイックを含めたフィールディングと、レベル的には高い方です。
ストレートも140前半であるものの、キレがありますし、空振りを誘える球です。
課題は変化球のコントロールとスタミナ面の不安。
田上選手にホームランにされたように、変化球が甘く入ると怖いです。
速い変化球ではなく、緩い変化球が基本なだけに低めに集めたいところ。
確か高校時代にはフォークを投げていた記憶があるのですが、
それは投げないのでしょうか?
涌井投手のフォークのような使い方ができれば、より安定感ある投球ができると思います。
あとはスタミナがどれくらいあるか。
ストレートで外野定位置のフライで終わっていたからいいのですが、
これが試合後半でストレートの威力が落ちていたら危ないかなと思う球が数球ありました。
甲子園での熱投からするに、西口投手と同様にスタミナはある方だと思いますが、
なにぶんまだ21歳、高卒社会人3年目での入団ですから大学4年生と同期です。
スタミナがどれだけあるのか、まだ発展途上だと思うので、
ここからどう成長させていくのかが難しいところですね。
1軍で投げさせて鍛えるのか、2軍で基礎体力からみっちりやるのか、
首脳陣の判断が分かれるところかと思います。
まぁ、でも2軍に落とすにせよ、シーズン後半か来年には必ず出てくる投手、
涌井・岸投手に次ぐ存在になってくれそうです。



火曜からはオリックスとの3連戦です。
調子を落としているチーム同士の対戦、ここで負けるわけにはいきません。
苦しい時期ではありますが、チーム一丸となって勝利を掴んでもらいたいです。
火曜からはガンバレ、ライオンズ!!




5月9日 埼玉西武ライオンズ 9−1 福岡ソフトバンクホークス

(西)帆足(8回0/3)−小野寺(1回)
(ソ)新垣(2回2/3)−藤岡(4回1/3)
 −久米(1回)−神内(1回)
(本)中村剛也13号2ラン(3回表)
ライオンズ
ホークス

3回に集中打を見せて5得点! 帆足、今季初勝利・地元福岡でのプロ初勝利!
プロ9年目にして帆足投手が地元・福岡での初勝利を挙げ、
今シーズンの悪循環をここでひとまず絶ちました!
それにしても二桁勝利3度、プロ通算46勝していたのにも関わらず、
帆足投手の地元である福岡では1勝も上げていなかったというのも不思議でしたよね。
去年は良いピッチングをしながらも、
打線の援護がなく、救援陣が打たれてというケースで白星が付かず、
今季はどうなるかと思いましたが…
投打がガッチリ噛み合った内容で、今季初勝利を地元・福岡で飾ってくれました。
2戦目に勝てない、福岡で勝てない、
2つの悪循環を打ち破っただけに、ここから軌道に乗って行きたいですね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)石井義人、
6(右)GG佐藤、7(指)坂田、8(捕)銀仁朗、9(中)ボカチカ

1回表 ホークス先発:新垣投手
1アウトから栗山選手の2ベースヒット、中島選手のヒットが出るも、
中村剛也選手が見逃し三振、石井義人選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:帆足投手
川崎・森本・松中選手と三者凡退。

2回表
GG佐藤選手、初球外角低めストレート打つもショートゴロ。
坂田選手、内角低めスライダーに空振り三振。
銀仁朗選手、内角ストレートにセカンドゴロ。

2回裏
小久保選手、内角低めストレートで三塁左のゴロ。
長谷川選手、外角低めストレート打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
オーティズ選手、内角パームでセンターフライ。
長谷川選手が井手選手の所で2塁盗塁成功。
井手選手、内角パームで空振り三振!

3回表
ボカチカ選手、ストレートの四球で出塁。
片岡選手、ストレート捉えて右中間突破のタイムリー3ベースヒット!
栗山選手、高めストレートにセカンドゴロ。1アウト3塁。
中島選手、外角ストレート捉えてセンターオーバータイムリー2ベース!
中村剛也選手、外角スライダー捉えてレフトスタンドへの2ランホームラン!
石井義人選手、外角低めストレート捉えてセンターフェンス直撃の3ベースヒット!

GG佐藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。
坂田選手、フルカウントから四球で出塁、2アウト1・3塁。
銀仁朗選手、外角ストレートを打って三遊間抜くタイムリーヒット!
ここでホークスは投手交代、藤岡投手が登板。
ボカチカ選手、外角低め一杯のストレートに見逃し三振。
◆この回…久々の打線爆発! ストレートに狙いを絞り、一気に畳み掛けた。
     こういう風にチームでの狙いを定めていきたい。
◆銀仁朗選手…やや突っ立った構えに変更。
       引き付ける動作を少なくし、コンパクトに。
       やや始動が遅めだっただけに、早めにしようとしている模様。


3回裏
山崎選手、内角低めカットボールで空振り三振!
本多選手、内角ストレートでピッチャーゴロ。
川崎選手、外角低めカットボールで空振り三振!
◆帆足投手…130キロ中盤の真っスラがよりスライド回転した球は何?
      ヤフーではシュートとなっているが、スライダー方向の変化だし。
      スライド回転する真っ直ぐを意図的に変化を大きくしている?


4回表
片岡選手、外角低めスライダー打ってショート右抜くセンター前ヒット!
片岡選手が栗山選手の所で2塁盗塁成功!

栗山選手、内角ストレートを叩いてセカンドゴロ、ランナー3塁へ。
中島選手、外角低めストレート打って強い当たりのセカンドゴロ、
セカンドの本多選手が弾く間に3塁ランナーホームイン。
中村選手、外角低めスライダーに空振り三振。

4回裏
森本選手、内角ストレートでピッチャーゴロ。
松中選手、外角低めストレートでショートゴロ。
小久保選手、低めパームで空振り三振!

5回表
石井選手、フルカウントからの外角低めストレートにセカンドゴロ。
GG佐藤選手、外角低めストレートに空振り三振。
坂田選手、内角高めストレートに空振り三振。
◆坂田選手…雰囲気的には若い頃の松中選手に似ている気がする。
      まだ修正する所が多そう。まずフォームに間が欲しい。
      下半身はいいと思うので、上半身の使い方だと思う。
◆GG佐藤選手…その前の打席はスライダーに手を出してしまっての三振。
        この打席はストレートで三振。
        何を狙っているのか伝わってこない。どん底。


5回裏
長谷川選手、ストレート打たれるもレフトフライ。
オーティズ選手、パーム打たれてレフト前ヒット。
井手選手、高めストレート打たれるもセンターライナー。
山崎選手、内角高めストレートでサードゴロ。
◆帆足投手…これで今季初勝利の権利をゲット。福岡初勝利も見えてきた。
      この回はコントロール甘くなったが、それ以外は安定。
      ストレートの使い方・変化が非常にいい。この調子で。


6回表
銀仁朗選手、初球打ちもライトフェンス手前のフライ。
ボカチカ選手、外角スライダーに見逃し三振。
片岡選手、レフトフライ。

6回裏
本多選手、外角低めパームでセカンドゴロ。
川崎選手、内角パームでセカンドゴロ。
森本選手、外角低めカーブでサードゴロ。


7回表
栗山選手、外角シュートにショートゴロ。
中島選手、内角低めストレート捉えてライトフェンス直撃の2ベースヒット!
中村選手、歩かされ気味のストレートの四球、1アウト1・2塁。
石井選手、低めストレート打つもセンター後方のフライ。2アウト1・3塁。
GG佐藤選手、内角ストレート打ってセンター右へのタイムリー2ベース!
坂田選手、内角ストレート打ってサード右抜く2点タイムリーヒット!

銀仁朗選手、ライトフライ。
◆坂田選手…舐められていたのか今日は全てインコース。
      3打席目にそのインコースの球を多少詰まりながらも打った。
      柔らかい打撃ができるので、将来性は高いと思う。
      何はともあれ、プロ初ヒット・プロ初打点、おめ!


7回裏
松中選手、外角低めパームで空振り三振!
小久保選手、外角パームでサードゴロに取るも、中村選手が弾くエラー。
長谷川選手、ファールで粘られて低めパーム斬られてレフト前ヒット。

オーティズ選手、外角低めチェンジアップでセンターフライ、2アウト1・2塁。
井手選手、サードゴロ。

8回表 この回から久米投手が登板。
ボカチカ選手、フルカウントから四球で出塁。代走の松坂健太選手を起用。
片岡選手、外角低めスライダー打つもセカンドライナー。
栗山選手、初球打ちもセカンドゴロ併殺。

8回裏
代打の田上選手、初球外角チェンジアップでセカンド後方のフライに打ち取るも、
セカンド片岡選手が落球するエラー。

本多選手、外角低めパームで空振り三振!
川崎選手、内角ストレートで空振り三振!

森本選手、初球内角カーブでサードゴロ。

9回表 この回から神内投手が登板。
中島選手、外角低めストレートに空振り三振。
中村選手、外角ストレートに空振り三振。
石井選手、フルカウントからの外角ストレートに空振り三振。

9回裏
松中選手、初球外角ストレート打たれてセンター前ヒット。代走の金子選手を起用。
小久保選手、低めパーム打たれてライト前ヒット。代走の城所選手を起用。
長谷川選手、ストレート打たれてレフト前タイムリーヒット。
ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
オーティズ選手、内角ストレートでセカンドフライ、1アウト1・2塁。
代打の柴原選手、外角低めフォークで空振り三振! 2アウト1・2塁。
田上選手、フォーク打たれて三遊間の打球、
ショート中島選手が飛び付いて捕って内安打止まりに
。2アウト満塁。
本多選手、外角149キロストレートで見逃し三振!
試合終了、9−1でライオンズが勝利!


先発の帆足投手はボールを低めに集めて内野ゴロを多く奪うなど、
安定感抜群のピッチングを見せてくれました。
今日は130キロ前半のストレート系の球が非常に効果的でした。
帆足投手のストレートは少しスライド回転する「真っスラ」なのですが、
その曲がりがもう少し大きくなり、カットボールのような変化になっていました。
それがストレートを投げてそうなったのか、それともカットボールなのか、
シュートやスクリュー系のボールがそういった変化をしたように見えたのか、
細かいことはよく分かりませんが、その球が今日は有効だったのは間違いないです。
パーム・チェンジアップとともに、相手打者の体勢を上手く崩していたと思います。

今日の試合の中で唯一危なかったのが5回。
コントロールが甘くなり、いつ失点してもおかしくない状態でした。
まだ勝ってないことに対するプレッシャーがあったのでしょうか。
打線の援護があったこともあり、このピンチを凌げたことが今日の勝因でしょうね。
9回はちょっと疲れが出ちゃったかなという感じ。やはりコントロールが甘かったです。

まぁ、何はともあれ、帆足投手が良い形で今季初勝利を挙げてくれたのが何よりです。
これで涌井・岸・帆足投手と3枚は揃いそうですね
3人で勝てば6試合で最低5割キープ、戦う体制は整います。
帆足投手の復調はライオンズ投手陣にとって非常に大きいです。

2番手の小野寺投手は内安打一本を許したものの、
ストレートは150キロ前後で威力があり、フォークも140キロ前後で落差もありと、
非常にいいピッチングをしていたと思います。
万が一、グラマン投手が計算できない場合は、
小野寺投手を再び抑えにするケースも考えられそうですね。
状態としては29Sを挙げた年以降では最高だと思います。


打線は新垣投手のストレートに狙いを定めたことにより、
3回に5安打を集中して5得点を挙げるなど、
久々の二桁安打である11安打9得点をマークしました。
3回は5安打のうち、4本がストレートを打ったもの、完全な狙い撃ちでしたね。
残りの1本が中村剛也選手のホームラン。
本人のコメントから考えるに、ストレートを待っていたものの、
スライダーが甘く来たので自然と反応できて打った、という感じだったようです。
4番の風格が出てますよね。

4回には片岡選手がヒットで出塁し、2塁への盗塁を決め、
栗山選手の進塁打で3塁へ、
そして中島選手のセカンドゴロの間にホームインという形で1点を取りました。
久々に卒のない攻撃ができましたよね。
機動力を絡めた攻撃に満足満足です。
こういう点数の取り方ができれば、自然と強いチームになっていくかと思います。

7回には当たりの止まっていたGG佐藤選手がタイムリー2ベース、
プロ初スタメンとなった坂田選手が2点タイムリーヒットを放ち、
プロ初ヒット・初打点をマークしました。
GG佐藤選手はそれまでの打席が内容が悪く、期待薄でしたが、
内角のストレートを詰まりながらも力で運ぶタイムリー2ベースを放ってくれました。
この一本でまた心理状態が変わっていってくれることを期待したいですね。

坂田選手は内角を攻められることが多く、それまで2三振1四球でしたが、
4打席目でその内角ストレートを上手く流し打ちましたね。
下半身のどっしり具合からして、若い頃のホークス・松中選手に似ている気がします。
タイミングの取り方や上半身の使い方など、まだ技術的な課題は多いと思いますが、
今日のヒットで見せたような打撃の柔らかさがあれば、
将来主軸として成長してくれそうな感じがします。
長い目で坂田選手の成長を見守りたいですね。
2〜3年後のレギュラー定着を目指し、アピールを続けてもらいたいです。



明日はルーキー野上投手が先発です。
度胸満点ですから、プロ初先発といえども、
緊張せずに良いピッチングを見せてくれることでしょう。
一方のホークス先発は杉内投手。
あまり相性のいい投手ではありませんし、
杉内投手自身が5月の調子がいいということもあるので、
ライオンズにとっては苦しい試合になるでしょうが、
今日の試合で見せた打線の繋がりで点数を取っていってもらいたいです。
もう1つの悪循環である「日曜日に勝てない」を払拭するため、
チーム一丸となって戦っていきましょう!
明日もガンバレ、ライオンズ!!




5月8日 埼玉西武ライオンズ 3−4× 福岡ソフトバンクホークス

(西)涌井(8回)−グラマン(1/3)
(ソ)和田(7回2/3)−攝津(1回1/3)
(本)中島3号3ラン(6回表)、
  オーティズ3号サヨナラ2ラン(9回裏)
ライオンズ
ホークス 2×

継投が裏目に出て、まさかのサヨナラ負け…
んー… しょうがないか………orz

9回表に先頭打者を相手エラーで出し、石井義人選手のヒットで1・2塁。
ここで佐藤友亮選手が送りバントをするのですが、
3塁方向への強い当たりで3塁フォースアウト…
本来なら1アウト2・3塁として代打のGG佐藤選手に犠牲フライと行くはずが、
1アウト1・2塁となってGG佐藤選手が打席へ、
そこで犠牲フライに最適なセンター後方のフライが飛ぶも、当然ランナーは返れず。
その後、ボカチカ選手の四球でチャンスを作り直すも、
攝津投手に踏ん張られてしまい無得点。ダメ押し点を逃してしまいました…

この後、どういう継投をするのか考えてましたが、
私自身は涌井投手が9回も続投すると思っていました。
球数は118球といつもに比べれば少なめでしたし、
6・7・8回とテンポ良く三者凡退に抑えていましたから、
流れを変えずにそのまま続投させるのがいいかなと思いましたが…
ただ、前々回・前回と合わせて300球以上を投げていることを考えれば、
今日はグラマン投手もいるし、
無理をさせずに交代しようという結論になったのだろうと思われます。
それが… グラマン投手はストレートが140前半止まりで球も高め。
ストレートが走っていなければ、チェンジアップも効果薄となり、サヨナラホームラン…
結果的には継投失敗で負けてしまったわけですが、
シーズン全体を考えると、今日の継投は仕方ないのかなとも思います。

まぁ、でもそれまでの流れが良かったことや、
グラマン投手が復帰後まだ1試合登板したのみでセーブを挙げていなかったこと、
昨年パリーグの球場で負けたのが優勝直前試合を除けば福岡だったこと、
等を考えると、続投という選択肢もあったんじゃないかなぁと思います。
難しい所ですね。
こうなる可能性もなくはなかったんでしょうが、
成功すれば涌井投手にとってもグラマン投手にとっても、
次回登板へ好影響が期待できたはず。
監督としてリスクを避けるか、メリットを取るか悩んだんでしょうが、
波に乗れないチームを考えると、一気にという考えになったんじゃないでしょうか。
難しい判断ですよね、ホント…

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(三)中村剛也、5(一)平尾、
6(指)江藤、7(中)佐藤友亮、8(捕)野田、9(右)ボカチカ

1回表 ホークス先発:和田投手
片岡選手、内角カットボール打ってショートの頭を越すレフト前ヒット!
栗山選手、外角スライダー打って一二塁間のセカンドゴロ、ランナー2塁へ。
中島選手、内角カットボールにセンターフライ。
中村剛也選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。


1回裏 ライオンズ先発:涌井投手
川崎選手、チェンジアップで追い込み、外角ストレートで空振り三振!
森本選手、外角ストレートでセカンド左のゴロ。
松中選手、外角ストレートでセカンドフライ。

2回表
平尾選手、外角ストレートに空振り三振。
江藤選手、フルカウントからの外角低め一杯のストレートに空振り三振。
佐藤友亮選手、外角チェンジアップにセンターフライ。

2回裏
小久保選手をファーストゴロ、長谷川選手をショートフライ、
オーティズ選手をライトフライに取って、三者凡退。

3回表
野田選手は三振、ボカチカ選手はライトフライ、
片岡選手はファーストゴロに倒れて、三者凡退。

3回裏
柴原選手をサードゴロ、山崎選手をセンターフライ、
本多選手を空振り三振に取るもワイルドピッチで振り逃げ。
しかし牽制で本多選手を挟んでタッチアウト。

4回表
栗山・中島選手と連続三振に倒れて2アウト。
中村選手はセンター前ヒットで出塁するも、2塁盗塁失敗で3アウトチェンジ。

4回裏
川崎選手、内角低めフォークで空振り三振!
森本選手、初球内角ストレート打たれてセンター前ヒット。
松中選手、外角カーブでセンターフライ。
小久保選手、四球。2アウト1・2塁。
長谷川選手、外角ストレート斬られてレフト前タイムリーヒット。
オーティズ選手、ストレートの四球。2アウト満塁。
柴原選手、低めストレートでレフトフライ。
◆涌井投手…この回だけコントロールが甘くなってしまった。
      余計な四球ってのは点に繋がっちゃうなぁ…
      次回以降はコントロールの修正を。


5回表
平尾選手、低めスライダー打ってレフト前ヒット!
江藤選手、外角チェンジアップを捉えるもレフト後方のフライを
レフトの松中選手がジャンプキャッチしてアウト。
佐藤友亮選手、エンドランで外角低めチェンジアップを叩いて、
高いバウンドのピッチャーゴロ、ランナー2塁へ。
野田選手、フルカウントからの外角低めストレートに空振り三振。

5回裏
山崎選手、カーブ打たれてセンターオーバー3ベースヒット。
本多選手、高めストレートでレフトへの浅いフライ、1アウト3塁。
川崎選手、内角低めフォークで空振り三振! 2アウト3塁。
森本選手、内角低めストレート打たれて一二塁間のゴロ、
セカンド片岡選手があと一歩の所まで行くも抜かれてタイムリーヒットに。

松中選手、初球低めシュートでファーストゴロ。
◆この回…2アウトまで取ったのに…勿体無いというしかない。
     今日はカーブが甘くなっているだけに入りに注意したい。


6回表
ボカチカ選手、四球で出塁。
片岡選手、フルカウントからの外角高めストレートにセンター後方のフライ。
栗山選手、左腕付近に当たる死球。1アウト1・2塁。
中島選手、高め外すストレートが真ん中に入ってきて、
センター右へと運ぶ逆転3ランホームラン!

中村選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
平尾選手、内角スライダーにサードゴロ。
◆この回…和田投手のコントロールが乱れたところを見事一振りで捉えた。
     大きな大きな一発。この得点を生かしたい。
     ナカジ、ナイスホームラン!


6回裏
小久保選手、外角ストレートでセンターフライ。
長谷川選手、内角ストレートでライトフライ。
オーティズ選手、外角カーブでショートゴロ。

7回表
江藤選手、初球ストレート打ち上げてしまってレフトフライ。
佐藤友亮選手、初球内角スライダーにショートゴロ。
野田選手、外角スライダーにライトフライ。

7回裏
柴原選手、外角低めフォークで空振り三振!
山崎選手、外角ストレートでショートゴロ。
本多選手、外角ストレートでショートゴロ。

8回表
ボカチカ選手、外角チェンジアップにショートゴロ。
片岡選手、外角チェンジアップにセカンドゴロ。
栗山選手、フルカウントから四球で出塁。
中島選手、四球で出塁、2アウト1・2塁。
ここでホークスは投手交代、攝津投手が登板。
中村選手、レフトポール際への大ファールがあるも、
最後はフルカウントからの低めシンカーに空振り三振。


8回裏
川崎選手、初球高めカットボールでセカンドゴロ。
森本選手、高めストレートでセンターフライ。
松中選手、フルカウントからの外角フォークで空振り三振!
◆涌井投手…今年はフォークとチェンジアップの違いがよく分からない。
      ストレートが走っていることで、フォークの落ちが悪いらしいが、
      それによってチェンジアップのような役回りになっている。
      時々、フォークという落ちをするが大抵はチェンジアップ。
      ストレートが走っているだけに、下手に落とすよりも、
      今のチェンジアップ的効果の方がいいのかもしれない。


9回表
平尾選手、外角低めシンカー叩いてサードのエラーで出塁。
代打の石井義人選手、外角シンカー打ってセンター前ヒット! ノーアウト1・2塁。
佐藤友亮選手、送りバント試みるも打球が強く、3塁アウト。1アウト1・2塁。
代打のGG佐藤選手、外角スライダー打つもセンター後方のフライ。2アウト1・3塁。
ボカチカ選手、四球で出塁、2アウト満塁。
片岡選手、フルカウントからの外角低めストレートに空振り三振。
◆この回…こういう所でミスが出るのはらしくないなぁ。
     本当は送りバントで進め、GG佐藤選手で犠牲フライという計算だったのに。
     その後に盛り返したものの、点数は入らず。卒のない野球をやりたい。


9回裏 この回はグラマン投手が登板。キャッチャーに銀仁朗選手。
小久保選手、フルカウントから外角ストレート打たれてライト前ヒット。
ホークスは代走の辻選手を起用。
長谷川選手、送りバント試みるも当たりが強く2塁送球アウト! 1アウト1塁。
オーティズ選手、外角チェンジアップ打たれてセンター左へのサヨナラ2ラン…
試合終了、3−4でサヨナラ負け…


まぁ、でも5安打じゃ勝てませんよなぁ、5安打じゃ…
四死球でチャンスを作り、中島選手が失投を捉える3ランホームランで逆転したものの、
それ以外はなかなかチャンスらしいチャンスを作れませんでしたからね。
9回は決定的なチャンスになりえたわけですが…
そこで点数を取れないのだから負けちゃいますよ。
今は個々の打者の調子があまり良くないだけに、
こういう時こそ、しっかりと送ったり、ランナーを進めることが必要なわけですが、
どうもそれが上手くいっていないように思えます。
調子の悪いときこそ、卒のない野球を徹底してもらいたいです。



これでこのカード3連敗が決定しちゃいました〜 orz
…とかならないように、明日の試合は是が非でも勝たなければいけませんよね。
明日負けちゃうと本当にズルズル行っちゃいますよ。
交流戦の前に「涌井・岸投手以外では勝てない」というレッテルを払拭しましょう!

明日の先発は帆足投手。
まだ勝ちのない帆足投手ですが、打ち込まれたのは初登板のみ、
2試合目以降は試合をしっかり作っており、
ここまで勝ちが付いていない最大の理由は打線の援護に恵まれていないためです。
まだ地元福岡で勝ちがないという嫌なデータもありますが、
それら全てを打線の援護で吹き飛ばし、今季の転換点となる試合をしてもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!





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