２００９年西武ライオンズ応援日記

４月１９日　埼玉西武ライオンズ　６−８　北海道日本ハムファイターズ

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 (日)スウィーニー(４回１／３)−菊池(２回２／３)
　−宮西(１回)−武田久(１回)
(西)ワズディン(５回)−平野(２／３)−星野(１／３)
　−岡本慎也(１回)−大沼(１回)−小野寺(１回)
(本)高橋信二３号ソロ(６回表)
日ハム ０ ３ ０ ０ ０ １ １ ０ ３ ８
西武 ３ ０ ０ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ６

同じことの繰り返し。はいはい、逆転負けですよ。
あまりの投げやりっぷりがタイトルに出ています(苦笑)

今、野球ゲームの「プロ野球スピリッツ５完全版」をやってるんですよ。
そのゲームの中で、高橋信二選手にやたら打たれていました。
こういうゲームは、内角高め・外角低めにストレートを集めるのが基本なのですが、
(カウント組み立て時、初球の入り・２球目等)
他の打者は早いカウントだとあまり打って来ないのに、
高橋信二選手の場合はそこのストレートをガンガン振ってくるのでヒットにされてました。
そういえば去年の札幌ドームでの涌井・ダルビッシュ投手の対決時、
延長戦で打ったのも外角低めのストレートだったなぁと思い、
以降は全部変化球を投げ、ストレートは完全見せ球にしました。
それからは失投以外、一本もヒットを許していません。さすがゲーム、ちょろいね。

話を戻しまして、「小谷野・高橋信二・金子誠」、たまに「ヒメネス」。
いつもなら、「田中賢介・稲葉・スレッジ」。
この３連戦は下位打線にいる同じ打者に何度もやられました。
これは打者の調子がいいだけですまされるんでしょうか？
ピッチャーのコントロールが悪いのか、キャッチャーのリードが悪いのか。
バッテリーの配球等をじっくり見ていたわけではないので分かりませんが、
どうも攻め方が違うんじゃないかという場面が何度もありました。
とりわけ分からないのが高橋信二選手への攻め方です。

この３連戦を見ていても、打たれているのはストレート中心。あとは甘い変化球。
ストレートは外角低めの難しいコースだろうとヒットにしています。
ゲームと現実とを混同するなと言われればそれまでですが、
基本的にこの打者はストレートに強く、ストレート系を待っている打者だと思うんですよ。
そんな打者に対して簡単にストレートで行っちゃうのはなんなんだろうかと。
６回表、平野投手は初球ストレートボール、２球目ストレート真ん中でホームラン。
９回表、小野寺投手はカウント２−１と追い込んでから、
外角ストレートボール球外し、低めストレート打たれてライトへの２ベースヒット。
実際、どういうデータが出ているのか知りませんが、私からすれば意味が分かりません。
平野投手はスライダーやフォークも持っているのだから、それでカウントを取ればいい。
確かに変化球のコントロールに信頼できない面があるものの、
高橋選手が早いカウントから変化球を狙う可能性は少ないと思うのですが…
小野寺投手の場合はどう考えてもフォークというところでストレート。さっぱり分かりません。
私から見ると、細川捕手の高橋選手に対する攻め方は意味不明です。
相手の好きな球を投げさせてるわけですから、スパイかと思えるほど。
結果が悪いからそう思えてくるだけかもしれまえんが、
それでも実際に打たれているわけだし、もっと慎重な攻め方をしてもらいたいです。

小谷野選手に関してはインコースを攻めないのが納得いかない。
インコースを攻めて外角の変化球を振らせるんじゃないの？
金子選手に関しても同じ。最終的に外の変化球を振らせる組み立てをすべき。
どうも配球結果を見ていると、そういう感じにはなっていないように思えます。
投手のコントロールが悪いのか、捕手の組み立てが悪いのか。
いずれにせよ、この３連戦は同じことをやらかしやがったな、この野郎、って感じですね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５(中)ボカチカ、
６（右）ＧＧ佐藤、７(指)清水、８（捕）細川、９（一）石井義人

１回表　ライオンズ先発：ワズディン投手
先頭の田中賢介選手に内角低めスライダーを打たれるライト前ヒットを許し、
糸井選手の送りバントで２塁へ進められるも、
稲葉選手をチェンジアップでサードフライ、
スレッジ選手をチェンジアップでファーストゴロに取って、無失点。

１回裏　日ハム先発：スウィーニー投手
先頭の片岡選手が四球で出塁し、
栗山選手もフルカウントから四球を選び、ノーアウト１・２塁。
中島選手が初球に送りバントを試みるもファール、
その後、外角低めスライダーを打ってレフト左へのタイムリーヒット！
続く中村剛也選手も内角低めストレートを打ってレフト前タイムリーヒット！
ボカチカ選手は外角低めスライダーを打ってセンター右深くへのフライ、
２塁ランナーがスタートを切って、１アウト１・３塁。
ＧＧ佐藤選手は外角低めスライダーにショートゴロに倒れるも、
１塁ランナー中村選手がスタートを切っていたため、
２塁セーフ１塁アウトで３塁ランナーがホームイン。
清水選手は内角低めカーブに空振り三振に倒れ、３アウトチェンジ。
ライオンズが３点を先制する。

２回表
先頭の小谷野選手に外角ストレート打たれるライト右への２ベースヒットを許し、
高橋信二選手を内角ストレートでサードゴロに打ち取るも、
高いバウンドになったため、サード中村選手の送球がワンバウンドになるエラー。
続くヒメネス選手に高めストレートを打たれてライトへのタイムリーヒット。
大野選手はチェンジアップでサードゴロに取り、３塁走者を牽制後に併殺を狙うも、
２塁アウトのみで１塁セーフ、この間に３塁ランナーホームイン。
金子誠選手には外角ストレートを打たれてライト線へのベースヒットで１アウト２・３塁。
田中賢介選手には高めチェンジアップ打たれライト犠牲フライ、同点に追いつかれる。
糸井選手は外角高めチェンジアップで２塁ベース付近のゴロ、
ショート中島選手が回りこんで１塁送球アウトで３アウトチェンジ。
ライオンズが３点失い、同点に追いつかれてしまう。

２回裏
先頭の細川選手はフルカウントからの外角高めカーブに空振り三振に倒れるも、
石井義人選手がフルカウントから四球で出塁。
しかし片岡選手は外角低めチェンジアップにファーストファールフライ、
栗山選手は内角チェンジアップにキャッチャーファールフライに倒れて、この回は無得点。

３回表
先頭の稲葉選手に初球カーブ打たれるライト右への２ベースヒットを許すも、
スレッジ選手を低めチェンジアップでセンターフライ、小谷野選手をセカンドフライ、
高橋信二選手に死球を与えるものの、
ヒメネス選手を内角ストレートで空振り三振に取って、この回は無失点。

３回裏
中島選手は外角低めカーブにライトファールフライ、
中村剛也選手はあわやホームランかというレフトポール際へのファールがあるも、
最後は外角高めストレートに空振り三振、
ボカチカ選手は外角スライダーにサードゴロに倒れて、この回は三者凡退。

４回表
大野選手に初球内角低めストレートを打たれるもセンター後方のフライ、
金子誠選手に外角スライダーを打たれるもセンター後方のフライ、
田中賢介選手は内角低めチェンジアップで一二塁間のゴロ、
セカンドの片岡選手が回りこんで１塁送球アウト、この回は三者凡退。

４回裏
ＧＧ佐藤選手、外角低めいっぱいのチェンジアップに見逃し三振。
清水選手、外角低めカーブにセカンドゴロ。
細川選手、ファールで粘った後、外角チェンジアップを打つもレフト後方のフライ。

５回表
糸井選手、外角高めストレート打たれるもセンター後方のフライ。
稲葉選手、フルカウントから四球。
スレッジ選手、ストレートの四球。１アウト１・２塁。
小谷野選手、外角低めチェンジアップでショートライナーで２塁ランナー戻れず併殺に！

５回裏
石井義人選手、低めカーブ打って二遊間抜くヒット！
片岡選手、外角低めカーブ打って一二塁間抜くヒット！　ノーアウト１・２塁。
栗山選手、送りバント成功、１アウト２・３塁。
中島選手、低めチェンジアップ打ってショート右抜く２点タイムリーヒット！
中村選手、フルカウントからの外角低めカーブを拾ってレフト左へのタイムリー２ベース！
ここで日ハムは投手交代、菊池投手が登板。
ボカチカ選手、ストレート打って良い角度で上がるも右中間後方へのセンターフライ、
２塁ランナーは３塁へ、２アウト３塁。
ＧＧ佐藤選手、フルカウントから四球で出塁、２アウト１・３塁。
清水選手、ファールで粘るも外角ストレートに空振り三振。
◆中島選手…さすがの勝負強さ！　基本に忠実なバッティング！
◆中村選手…技ありの一打！　今年は外の変化球を上手くバットに乗せる打撃が多い。
　　　　　　打率がいいのはこのバッティングができているためだろう。
　　　　　　一皮剥けたなと感じさせるバッティングだった。
◆菊池投手…ストレートは１４５キロ前後ながら速さ・勢いを感じる。
　　　　　　ただコントロールは少々アバウト。

６回表　この回から平野投手が登板。
高橋信二選手、甘く入ったストレート打たれてレフトスタンドへのソロホームラン。
ヒメネス選手、低めフォークで空振り三振！
大野選手、内角フォークで空振り三振！
金子誠選手、高めフォーク打たれてレフトオーバー２ベースヒット。
田中賢介選手、カウント１−３から四球。２アウト１・２塁。
糸井選手、カウント１−３から四球。２アウト満塁。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
稲葉選手、フルカウントからの外角スライダーでファーストゴロ。
◆この回…高橋選手にストレートは猫にまたたびと同義。細川捕手のリードが分からん。
　　　　　結局、それが糸を引いて、ピンチでストレートを投げ切れなくなった。
　　　　　細川捕手のリードが失敗した感じスライダーで入れば良かったのに。
◆平野投手…コントロールはまだ荒い面もあるが、ボール自体はいい。
　　　　　　自信を付けていけば十分いける。球の角度もあるし。
◆星野投手…今日はいい仕事をしてくれた。ナイスピッチング！

６回裏
細川選手、低めストレートにライトフライ。
石井義人選手、内角低めストレートに見逃し三振。
片岡選手、外角ストレート打つもライトフェンス手前のフライ。

７回表　この回から岡本慎也投手が登板。
スレッジ選手、外角ストレートで空振り三振！
小谷野選手、内角ストレート打たれて左中間突破の２ベースヒット。
高橋選手、内角低めスライダーでレフトフライ。
ヒメネス選手、フルカウントから外角スライダー打たれてセンター前タイムリーヒット。
大野選手のところでワイルドピッチ、ランナー２塁へ。
大野選手、フルカウントからの低めスライダーでショートゴロ。
◆小谷野選手…いい加減にどうにかせいや、コラ。
◆ヒメネス選手…弱点を突いているんだと思うんだけれど、何故かヒットになっている。
　　　　　　　　ただ運がいいだけなのか、柔らかいために率も残ってるのか。
　　　　　　　　元西武のマルティネスに近い存在になると怖いんだけれども。
　　　　　　　　あと巨漢の割には足が速いので内安打に注意。

７回裏
１アウトから中島選手が四球で出塁するも、
後続が倒れて無得点。

８回表　この回から大沼投手が登板。
金子誠選手、外角低めスライダーで空振り三振！
田中賢介選手、外角低めフォークでレフトファールフライ。
糸井選手、内角低めストレート打たれてライト線への２ベースヒット。
稲葉選手、敬遠気味の四球。２アウト１・２塁。
スレッジ選手、フルカウントから低め一杯のストレートを投げるも判定はボールで四球。
小谷野選手、フォーク打たれてピッチャーを抜かれるも、
ショート中島選手が２塁ベース付近で捕り、そのままトスして２塁アウト！
◆この回…打球が飛んだ瞬間は抜けたかと思ったが、
　　　　　中島選手のポジショニングが良くてアウトに。今季はこういうの多いな。

８回裏　この回は宮西投手が登板。
ＧＧ佐藤選手、内角ストレート打つもセンターフライ。
代打の佐藤友亮選手、内角低めスライダーに空振り三振。
細川選手、外角高めストレートに空振り三振。

９回表　この回は小野寺投手が登板。
高橋信二選手、カウント２−２から低めストレート打たれてライト右への２ベースヒット。
代走の紺田選手を起用。
ヒメネス選手、内角フォークでセカンドゴロ。ランナー３塁へ。
坪井選手、外角ストレート打たれてレフト左へのタイムリー２ベース。
金子誠選手、内角低めフォーク打たれて右中間抜かれるタイムリー２ベース。
田中賢介選手、外角高めストレートでセカンドゴロ。ランナー３塁へ。
糸井選手、低めフォークを打たれてライト前タイムリーヒット。
稲葉選手、低めフォークでセカンドゴロ。
◆細川捕手…高橋選手に対してカウント２−１と追い込むものの、そこから直球の連投。
　　　　　　意味ワカンネ。裏かかずに普通にフォークだろ？
　　　　　　捕手の読みで打つ打者ではなく、感覚で打つ打者でしょうが。
◆この回…投手が悪いのか、捕手が悪いのか。勘弁してくれ。
◆小野寺投手…フォークをヒットにされちゃっている。こうなると辛いなぁ…
　　　　　　　有利なカウントなんだからもっとボールにしてくれよ。四球を怖がるな。

９回裏
代打の赤田選手が起用された所で、日ハムは武田久投手にスイッチ。
赤田選手、フルカウントから内角低めスライダー打つも、
右中間手前のフライにライト稲葉選手が追いついてアウト。
片岡選手、初球打ちもショートゴロ。
栗山選手、外角ストレートにサードゴロ。
試合終了、６−８でライオンズが敗戦。最悪の同一カード３連敗…

先発したワズディン投手は５回３失点(自責１)という数字以上に悪かったです。
４回も５回も結果的にアウトが取れていたに過ぎません。
一つ間違えれば大量失点に繋がっていた内容。
どうもシーズンに入ってから球が全体的に高い。
フライアウトが大半という今の状態では安心して先発を任せられないです。
個人的にはもういいです、って感じ。
とりわえずＧＷ明けまでは登板できると思いますが…
今の内容だと、それ以降はサヨナラかなって感じ。
もう土俵際の徳俵に足がかかった状態、上体は既にはみ出てます(苦笑)

平野投手は先頭の高橋選手にホームランを打たれたことで、
ちょっとストレートが自信持って投げられていなかったかなぁと。
それでも打者２人を三振に取ったフォークは使える目処が立ったかと思います。
まだ安定感というには程遠いですが、自信が付いてくれば使えるかなという印象を持ってます。
多少我慢してでも平野投手は使っていってもらいたいですね。
去年の大沼投手ぐらいの活躍はしてくれるように思います。今は我慢。

今日の星野投手はナイスリリーフ。これからも左殺し頼みます。
岡本慎也投手はややアンラッキーな面もあって１失点。
大沼投手は危なかったけれども何とか踏ん張ってくれました。

抑えの小野寺投手は追い込んでからの攻め方が甘かったです。
フォークを投げるピッチャーが四球を怖がっちゃダメですよ。
まぁ、私たちファンも四球出すなと言いすぎちゃっている面があるので難しいところですが。
それでも大事な場面は四球でもいいという勇気が欲しかったです。
打たれたフォークはまだ甘い高さ、もう一つ低く、
稲葉選手を打ち取ったフォークぐらいに投げきって欲しかったです。
どれも投手有利なカウントだっただけに、１球の甘さが出た登板だったと思います。
それ以外は大丈夫かと。でもその甘さがある限り、抑えは任せられません。
投手有利なカウントでボール球が増えることを恐れるな、
それを次回以降に生かして欲しいです。


打線は６安打に終わったものの、それらのヒットがいずれも得点した１回・６回に集中。
１回は連続四球の後、中島・中村選手の連続タイムリーに併殺崩れの間の１点。
６回は石井・片岡選手の連続ヒットと送りバントで進めた後、
中島・中村選手の連続タイムリーヒットで得点と、両方のイニングとも最高の攻撃を見せました。
それだけに今日の試合は勝ちたかったんですけどね…　台無しだわ。
贅沢を言うならば、もう少し他のイニングでもこの２イニングで見せた繋がりが欲しかったです。
後半は守り一辺倒になっちゃってましたし、もう少し攻撃のリズムが繋がっていたなら、
逆転負けはなかったかもしれません。
それでも状態が良くないわりには頑張った方だと思います。
１・６回の攻撃の繋がりを今後に生かしていってもらいたいですね。


これでパリーグチーム全てと顔合わせが終了しました。
好調の日ハムと楽天、爆発力を秘めたオリックス、
波に乗り切れていないものの１点を大事にする野球を目指すソフトバンク、
投手陣に苦しんでいるものの、井口選手の加入で打線が活発になったロッテ、
どのチームも長所と短所があり、今年のパリーグも混戦になることが予想されます。
ライオンズも強さと弱さの両面を見せているだけに、
その弱さをどれだけ埋められるか、
投手を中心としたディフェンスの強化を今後の課題として取り組んでいって欲しいです。
投手陣の若返りなくしてＶ２はない、それを確信するここまでの戦いぶりです。

そんなわけで火曜からは今季２回目の対戦、オリックス戦です。
まずは岸投手に連敗を止めてもらい、
前回やられた山本省吾投手を攻略し、再び波に乗っていきたいものです。
火曜からはガンバレ、ライオンズ！！


４月１８日　埼玉西武ライオンズ　４−６　北海道日本ハムファイターズ

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 (日)藤井(５回０／３)−谷本(２回)
　−建山(１回)−武田久(１回)
(西)帆足(７回)−正津(０回)
　−星野(０回)−大沼(２回)
(本)ボカチカ４号ソロ(４回裏)、片岡３号ソロ(５回裏)
日ハム ０ １ １ ０ ０ １ ０ ２ １ ６
西武 ０ ０ １ １ １ １ ０ ０ ０ ４

四球でリリーフが崩れ、痛い逆転負け…
ウチのリリーフ陣はもうダメぽ(涙)
今日の試合でワンアウトも取れずに降板したリリーフ２人は何やってるんでしょうか。
２人とも実績のある中堅・ベテランピッチャー。
それが四球絡みでランナーを出しちゃうってのは…何なんだろうなと。
若い投手がそれをやるのは経験がないから仕方ないのかなという逃げ口上がありますが、
彼らが若い投手と同じことをやっているようでは話にならないわけで…
正津投手はフォームが代わったことで武器であったスライダーが制御できておらず、
星野投手はここ数試合良いところなし。
抑えのグラマン投手が抹消になったことで、実績のある彼らに対する期待が大きかったのですが…
これじゃダメですよね。

今のところリリーフ陣でそれなりの投球をしてくれているのは、
大沼投手と小野寺投手の２人だけですか。
岡本慎也投手は劇場型でハラハラドキドキさせられますし…
抹消された谷中投手や長田投手も同上。
まだ登板機会の少ない松永投手や平野投手に期待せざるを得ない状況になりました。
野手陣に続いて、投手陣の世代交代を進めていかないといけない時に来ているようですね。
このままじゃ勝てない。それを痛切に感じる試合でした。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（右）ＧＧ佐藤、
６(一)江藤、７(指)ボカチカ、８（捕）銀仁朗、９（中）佐藤友亮

１回表　ライオンズ先発：帆足投手
田中賢介選手をレフトフライ、森本選手をショートゴロ、
稲葉選手に粘られるも空振り三振に取って、三者凡退。

１回裏　日ハム先発：藤井投手
片岡選手はセンターフライ。
栗山選手は初球打ちでセンター前ヒット、
中島選手の三遊間抜くヒットで１アウト１・２塁とするも、
中村剛也選手が外角チェンジアップにショートゴロ併殺に倒れて、無得点。

２回表
スレッジ選手をファーストゴロ、小谷野選手をサードゴロで２アウト。
しかし高橋信二選手にライト前ヒット、
ヒメネス選手に甘いパームを打たれてセンター前ヒット、
大野選手に粘られた末にパームを打たれてセンター前タイムリーヒットを許して１失点。
金子誠選手はファーストライナーで３アウトチェンジ。

２回裏
ＧＧ佐藤選手はショートゴロ、江藤選手はサードゴロ。
ボカチカ選手が四球で出塁するも、銀仁朗選手が三振に倒れて無得点。

３回表
先頭の田中選手に四球を与えてしまい、森本選手の送りバントで２塁へ。
稲葉選手の一二塁間抜くかという打球をセカンド片岡選手が追いついて１塁送球アウト！
しかしスレッジ選手に四球を与えた後、
小谷野選手にショート左を抜かれるタイムリーヒットを許して１失点。
高橋選手はショートゴロで３アウトチェンジ。

３回裏
先頭の佐藤友亮選手はライトフライに倒れるも、
片岡選手が上手くチェンジアップを乗せるライト前ヒットで出塁し、
栗山選手がレフトフライに倒れた後、
中島選手がライトフェンス直撃のタイムリー２ベースを放ち、１点を返す。
中村選手は空振り三振で３アウトチェンジ。

４回表
ヒメネス選手を高めストレートボール球で空振り三振、
大野選手を低めパームで空振り三振、
金子選手をセンターフライに取って、三者凡退。

４回裏
ＧＧ佐藤選手はレフトフライ、江藤選手はファーストゴロに倒れるも、
ボカチカ選手が外角ストレートを捉えるレフトへのソロホームランを放ち、同点に！
銀仁朗選手はショートゴロで３アウトチェンジ。

５回表
田中選手はレフトフェンス手前のフライ、森本選手はセンターフライ、
稲葉選手にスイングした死球(？)を与えるも、
スレッジ選手をショートゴロに取って、無失点。

５回裏
先頭の佐藤選手はセカンドライナーに倒れるも、
片岡選手がレフトスタンドへのソロホームランを放ち、１点を勝ち越し！
続く栗山選手もレフト前ヒットで続くも、
中島選手がショートゴロ併殺に倒れて３アウトチェンジ。

６回表
先頭の小谷野選手をショートゴロに取るも、
高橋選手にセンター前ヒットを許し、
ヒメネス選手に高め直球を打たれる左中間突破のタイムリー２ベースを許して同点に。
大野選手をセカンドゴロ、金子選手をセカンドフライに取って３アウトチェンジ。

６回裏
中村選手、四球で出塁。
ここで日ハムは投手交代、谷本投手が登板。
ＧＧ佐藤選手、高めスライダー打ってライト前ヒット！　ノーアウト１・２塁。
江藤選手、送りバント成功、１アウト２・３塁。
ボカチカ選手、歩かせ気味の四球、１アウト満塁。
代打の清水選手、外角スライダーにセカンドゴロも併殺崩れの間にランナーホームイン。
佐藤選手、低めストレート捉えるもショートライナー。

７回表　この回からキャッチャーに細川選手。
田中選手、外角低めパームで空振り三振！
森本選手、内角ストレート打たれて右中間抜かれる２ベースヒット。
稲葉選手、外角ストレートで空振り三振！
スレッジ選手、外角低めストレートで空振り三振！
◆細川捕手…外角にストライクからボールにするパームの指示が的確。
　　　　　　今日はあまり決まっていなかったのにきっちりコントロール、
　　　　　　こういうところに差があるのか。

７回裏
片岡選手、良い当たりもセンターライナー。
栗山選手、内角スライダーにハーフスイング空振り三振。
中島選手、内角ストレート捉えるもサード小谷野選手が飛びついて１塁送球アウト。

８回表　この回から正津投手が登板。
小谷野選手、フルカウントから四球。
高橋選手、高めスライダー打たれてレフトフェンス直撃の２ベースヒット。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
ヒメネス選手の所でワイルドピッチ、３塁ランナーホームイン。
ヒメネス選手、四球。ノーアウト１・３塁。
代打の坪井選手、外角高めストレート打たれて左中間への犠牲フライ。
金子選手、外角ストレートで見逃し三振！
田中選手、セカンドゴロ。
◆正津投手…腕の位置がやや高くなり、スリークォーターになってる。
　　　　　　スライダーが横変化でなく縦気味に。
　　　　　　なんかコントロールに苦労してる感じを受ける。大丈夫か？

８回裏　この回から建山投手が登板。キャッチャーに鶴岡選手。
中村選手、外角低めスライダー打って三遊間抜くヒット！
ＧＧ佐藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。
江藤選手、外角スライダーにサードフライ。
ボカチカ選手、初球外角低めスライダーにファーストファールフライ。

９回表
森本・稲葉選手と打ち取るも、
スレッジ選手に一二塁間抜かれるヒット、小谷野選手にレフト前ヒットを許し、
高橋選手をフルカウントからサードゴロに打ち取るものの、
サード中村選手が弾いてエラー、ランナーホームイン…
ヒメネス選手は見逃し三振で３アウトチェンジ。
◆日ハム打線…何に打撃の良さを感じるかっていうと、ハーフスイングでバットが止まること。
　　　　　　　何であんなに止まるんだ？

９回裏　この回から武田久投手が登板。
代打の石井義人選手、外角ストレート打って２塁ベース付近のゴロも、
ショート金子選手が上手く処理されてアウト。
佐藤選手、外角スライダー打つもピッチャ正面への強いゴロ。
片岡選手、外角スライダーにショートゴロ。
試合終了、４−６で敗戦。
◆ヒーローインタビュー…敵地なのに２人お立ち台に立たれたよ…orz

先発の帆足投手はややコントロールが甘かったかなと。
ちょっと勿体無い投球だった感じがしますね。
まぁ、日ハム打線がボール球に手を出さず、
ハーフスイングも止められてしまっていただけに、打ち取りにくかった事情はありますが。
ストライク・ボールの出し入れで勝負するタイプなだけに、
ボール球に誘われない日ハム打線の方が上だっだようにも思えます。
それでも２試合連続で試合を作れましたし、先発投手としての仕事は果たしてますよね。
あとは勝ち星。昨年トントンと勝っていただけに、今年はその逆になっちゃってますね。
それでも一つ勝てば乗っていくことでしょう。

打線はチャンスを作るものの畳み掛けることができず。
まだちぐはぐな感じがあります。
１〜４番は固まっているだけに、５番以降をどう組むか、ですよね。
ＧＧ佐藤選手の状態がまだ完全ではないだけに、固定できないのが辛いところ。
ここらは首脳陣の腕の見せ所かもしれません。
自分の中ではなかなか答えが出ず。選手はいるんだけれども、並びが決まりませんねぇ。


明日はワズディン投手が先発、日ハムの先発はスウィーニー投手。
前回は試合を作ることができたワズディン投手ですが、
今の打線の状態を考えると、あまり援護点はプレゼントできないでしょう。
今日のような試合展開が予想されるだけに、マウンド上でどれだけ粘れるか、
そしてリリーフ陣がしっかりと仕事できるかがポイントになりそうです。
何としても同一カード３連敗は阻止しませんと。
明日こそはガンバレ、ライオンズ！！


４月１７日　埼玉西武ライオンズ　２−４　北海道日本ハムファイターズ

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 (日)ダルビッシュ(８回)−武田久(１回)
(西)涌井(７回)−星野(１／３)
　−大沼(２／３)−岡本慎也(１回)
(本)高橋信二２号２ラン(２回表)、
　ボカチカ３号ソロ(３回裏)
日ハム ０ ２ １ １ ０ ０ ０ ０ ０ ４
西武 ０ ０ １ ０ ０ １ ０ ０ ０ ２

１球の甘さが出てしまい、今季初めてカード初戦を落とす。
今日はなんとなく負けた試合でしたね。
涌井投手とダルビッシュ投手の投げ合いを期待したんですが…
そういう感じにはなりませんでした。
ホークス３連戦は２勝１分けだったものの、
やや雑な試合をしていただけにその影響が残ってるのかなという感じもしました。
文化放送のゲストの欽ちゃんのおかげで試合を楽しめましたが、
そうでなかったらちょっと不満ばかりが残る試合だったかもしれません。

先発の涌井投手は投げているボール自体は良かったと思うんですが、
前２試合で見せていたような１球の大切さが足りなかったように思います。
高橋選手にホームランされたのは完全な失投。
稲葉選手のタイムリーの場面は粘られた結果なのですが、
１塁が空いていたことですし、ストライクゾーンで簡単に勝負することはなかったはず、
前２試合では歩かせていてもという感じだっただけに、ちょっと不思議な感じがしました。
高橋選手のタイムリーヒットは配球ミスかと。ストレート系強いのに何故？
全般的には良かっただけに、肝心なところで粘れなかったことに悔いが残りますね…

一方の打線は荒れ球で苦しんでいたダルビッシュ投手を攻略できず。
なんか簡単に終わってしまった印象を受けました。
普段は使わないフォークを多投してきたことで戸惑ったわけではないのでしょうが…
最後まで何もなかったなぁという印象を受けちゃいます。
そもそもスタメンに石井義人選手の名前がないのが何故という感じで…
代打でも登場しませんでしたし、どこか怪我でもしたんでしょうか？　心配です。
欽ちゃんが期待した９回の攻撃だって、
西武ドームの武田久投手となれば、否が応でも昨年の記憶が甦るはず。
打てそうなイメージがあるのに、あっさり凡退。ちょっと拍子抜けの間がありました。
もうとにかく今日は駄目な日でしたね…

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
１（二）片岡、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５(指)清水、
６（右）ＧＧ佐藤、７(一)平尾、８（捕）細川、９（中）ボカチカ

１回表　ライオンズ先発：涌井投手
田中賢介選手をセンターフライ、紺田選手を三振、
稲葉選手を三振に取って三者凡退。

１回裏　日ハム先発：ダルビッシュ投手
片岡選手はライトフライ、栗山選手は三振、
中島選手はセカンドライナーに倒れて三者凡退。

２回表
１アウトから小谷野選手にセンター前ヒットを許し、
高橋選手にレフトへ２ランホームランを打たれて２失点。

２回裏
中村選手は三振、清水選手はセカンドゴロ、
ＧＧ佐藤選手はショートゴロに倒れて三者凡退。

３回表
先頭の金子誠選手にヒットを許すも、田中賢介選手に送らせずショートフライ、
紺田選手をフルカウントから空振り三振に取るも、
ランナースタートでショートベースカバー間に合わず２塁盗塁成功。
稲葉選手、ファールで粘られ、最後はカーブ打たれてセンター前タイムリーヒット。
スレッジ選手の所で稲葉選手がフライング気味にスタート、２塁送球の盗塁死。

３回裏
平尾選手、低めスライダーにサードゴロ。
細川選手、フルカウントからの外角低めスライダーに空振り三振。
ボカチカ選手、フルカウントからの内角低めストレート捉えてレフトへのソロホームラン！
片岡選手、外角低めフォークに空振り三振。

４回表
スレッジ選手、内角低めスライダーで空振り三振！
小谷野選手、外角スライダー打たれて左中間抜かれる２ベースヒット。
高橋選手、内角低めストレート打たれてセンター前タイムリーヒット。送球の間に２塁へ。
ヒメネス選手、外角スライダーでセカンドゴロ。
鶴岡選手、外角低めスライダーでサードゴロ。
◆ヒメネス選手…どこの工事現場の人なんでしょうか？(^^;
　　　　　　　　ズボンがダボダボすぎだろうに。もう少し合ったサイズないのか？
◆スタメン…そういや何で石井義人選手がいないんだろ？　何かあった？

４回裏
栗山選手、外角カーブに泳ぐもファーストゴロエラーで出塁。
中島選手、フルカウントからの高めスライダー打つもセンターフェンス手前のフライ。
中村選手、外角スライダー打って三遊間抜くヒット！　１アウト１・２塁。
清水選手、内角カーブにファーストフライ。２アウト１・２塁。
ＧＧ佐藤選手の初球にワイルドピッチ、２アウト２・３塁。
ＧＧ佐藤選手、外角スライダーにピッチャーゴロ。

５回表
金子選手、外角スライダー打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
田中選手、送りバント成功。１アウト２塁。
紺田選手、外角高めシュートでショートライナー、２アウト２塁。
稲葉選手、低めフォークでサードファールフライ。

５回裏
平尾選手、低めスライダーに空振り三振。
細川選手、外角低めフォークにサードゴロ。
ボカチカ選手、外角カーブにショートゴロ。

６回表
スレッジ・小谷野・高橋選手と三者凡退。

６回裏
片岡選手、外角カーブにショートゴロ。
栗山選手、四球で出塁。
中島選手、外角低めフォークに空振り三振。
中村選手、四球で出塁、２アウト１・２塁。
清水選手、低めフォーク打ってピッチャー返しのセンター前タイムリーヒット！
ＧＧ佐藤選手、外角低めフォークにハーフスイング空振り三振。
◆ダルビッシュ投手…そんなに良くないんだけど、あと一本が出ない。
　　　　　　　　　　コントロールが悪く、涌井投手同様に１００球に到達。
　　　　　　　　　　日ハムのリリーフ陣も課題があるだけに、継投が遅めになるはず。
　　　　　　　　　　疲れが出てきた残りのイニングで攻略したい。

７回表
ヒメネス選手、外角スライダーで２塁右のゴロ、ショート中島選手が１塁送球も内安打。
日ハムは代走の飯山選手を起用。
鶴岡選手、送りバント上げてキャッチャーファールフライ。
金子選手、外角スライダー打たれてレフと前ヒット。１アウト１・２塁。
田中選手、内角低めフォークでハーフスイング空振り三振！　２アウト１・２塁。
紺田選手、フルカウントからの内角高めストレートで空振り三振！
◆細川選手…ヒメネス選手が放り出したバットが当たり指を痛めた模様。
　　　　　　(後ろに振り切ったまた手を放す。後ろに飛んだら捕手に当たるだろ)
　　　　　　早川選手のバット事件といい、新手のいじめか？(苦笑)

７回裏
平尾選手、初球高めスライダーにセカンドフライ。
代打の赤田選手、内角フォークにセンターフライ。
ボカチカ選手、内角フォークにショートゴロ。

８回表　この回から星野投手が登板。キャッチャーに銀仁朗選手。
先頭の稲葉選手にセンター前ヒットを許すも、スレッジ選手をレフトフライ。
ここでライオンズは大沼投手にスイッチ。
小谷野選手は一二塁間抜かれるヒットで１アウト１・２塁。
高橋選手に高めストレート打たれるも右中間のライトフライをＧＧ佐藤選手が捕ってアウト！
飯山選手はフルカウントからの内角スライダーで空振り三振！

８回裏
片岡選手、初球内角ストレート打つもライトフライ。
栗山選手、低めフォークにセカンドゴロ。
中島選手、フルカウントからの低めフォークに空振り三振。

９回表　この回から岡本慎也投手が登板。
鶴岡選手、外角高めストレートでセカンド左のゴロ。
金子選手、セカンドゴロ。
田中選手、フルカウントから四球。
田中選手が２塁盗塁を試みるも、銀仁朗選手が刺してアウト！
◆銀仁朗捕手…ある程度予想していて外角ストレート、送球しやすかったとはいえ、
　　　　　　　いいコントロールで投げた。ナイス送球。
　　　　　　　現状の肩の状態からすると、銀仁朗捕手の方が細川捕手よりも上。

９回裏　この回から武田久投手が登板。
中村選手、外角ストレートにセンターフライ。
清水選手、セカンドゴロ。
ＧＧ佐藤選手、初球打ち外角スライダーもピッチャーゴロ。
試合終了、２−４でライオンズが敗戦…

そんなわけで今日は何もなし。
日ハムの新外国人選手のヒメネス選手のイメージが著しく悪くなったぐらいか。
あのダボダボのズボンは笑いで済むけれども、
空振り(実際には打球当たってるけどイメージ的に外国人の片手空振り)したバットを
後ろに放すのはなしだろうと。
速く走り出そうとしたためなんでしょうが…　なんかね、もう酷いなとしか思えないっす。
ああいうプレーを見ているとキャッチャーは大変だなぁと思わされます。


明日は帆足投手が先発です。
今日は不甲斐ない試合に終わっただけに、
明日はライオンズファンが沸き立つ試合を期待したいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ！！


４月１６日　埼玉西武ライオンズ　１２−５　福岡ソフトバンクホークス

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （西）西口(５回１／３)−松永(０回)
　−正津(２／３)−平野(３回)
（ソ）大隣(４回)−高橋秀聡(２回２／３)
　−久米(１回１／３)−神内(１回)
(本)片岡１号ソロ(３回表)、平尾１号２ラン(４回表)、
　中村５号３ラン(５回表)・６号３ラン(７回表)、
　川崎１号３ラン(３回裏)
ライオンズ １ ０ １ ３ ３ ０ ４ ０ ０ １２
ホークス ０ ０ ４ ０ ０ １ ０ ０ ０ ５

打線が４本塁打１２得点と爆発し、ホークスに快勝！
西口投手が登板する試合はよく打ちますね(^^;
ちょうど先発ローテ５・６番手に当たるので、
力の落ちる投手と当たるケースが多いわけですから、こういうケースもあるのでしょうが。
それにしてもよく打ちます。
これまでライオンズを支えてきた功労者ですし、これぐらいの役得があっても良さそうですね。

これだけ打線が爆発したのは、やはり１番に片岡選手が戻ってきたからでしょう。
今日は先制点に繋がる２ベースヒットでいきなり出塁し、
３回にはホームランを打って追加点を奪うなど大活躍、
その後も粘って四球で出塁し、クリーンアップでの大量得点に貢献するなど、
すばらしいリードオフマンっぷりを発揮しました。
１番片岡・３番中島選手と嫌らしい打者が２人揃うことで、
他の打者へのマークが薄くなりますし、
塁に出ると片岡選手は厄介なランナー、相手にかけるプレッシャーが違います。
今やライオンズ打線を引っ張る二枚看板になってきた片岡選手、彼の存在は大きいです。
今日の試合では改めてそれを感じましたね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
１（二）片岡、２（左）佐藤友亮、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（右）ＧＧ佐藤、
６(一)平尾、７（指）ボカチカ、８（捕）細川、９（中）赤田
◆グラマン投手と水田選手が１軍登録抹消、平野投手と正津投手が１軍登録。

１回表　ホークス先発：大隣投手
片岡選手、外角チェンジアップ捉えてセンターオーバー２ベースヒット！
佐藤友亮選手、送りバント成功、１アウト２塁。
中島選手、外角低めチェンジアップ打ってレフトへの犠牲フライ。
中村剛也選手、外角ストレート打ってセカンド左へのゴロ、
セカンド本多選手が逆シングルで捕って１塁送球アウト。

１回裏　ライオンズ先発：西口投手
本多・川崎・松中選手と三者凡退。

２回表
先頭のＧＧ佐藤選手が四球で出塁するも、
平尾・ボカチカ・細川選手と倒れて無得点。

２回裏
小久保選手、内角高めストレートでレフトフライ。
長谷川選手、内角ストレートでショート後方のフライ。
田上選手、外角スライダーで三塁線へのゴロ。
◆西口投手…スライダーのキレが気になるけれど、制球重視の丁寧な投球。
　　　　　　２巡目からが勝負か。

３回表
赤田選手、外角ストレート打つもライトライナー。
片岡選手、内角低めストレート捉えて左中間スタンドへのソロホームラン！
佐藤選手、外角低めチェンジアップにライトフライ。
中島選手、初球低めチェンジアップにショートゴロ。
◆片岡選手…復帰して絶好調。打撃が本当に進化したな。

３回裏
柴原選手、低めスライダー打たれてライトフェンス直撃のヒット。
高谷選手、送りバント成功。１アウト２塁。
森本選手、内角スライダー打たれてセンター前タイムリーヒット。
本多選手、フルカウントから四球。
川崎選手、内角ストレート捉えられてライトスタンドへの３ランホームラン…
松中選手、チェンジアップでライトフライ。
小久保選手、スライダーでショートゴロ。

４回表
中村選手、外角スライダー打って三遊間抜くヒット！
ＧＧ佐藤選手、初球外角ストレート捉えて右中間突破のタイムリー２ベース！
平尾選手、ストレート捉えてレフトスタンドへの逆転２ランホームラン！
ボカチカ選手、レフトライナー。
細川選手、空振り三振。
赤田選手、空振り三振。

４回裏
２アウトから柴原選手にセンター前ヒットを許すも、後続を取って無失点。

５回表　この回から高橋秀聡投手が登板。
先頭の片岡選手が四球で出塁し、佐藤選手がセンターフライに倒れるも、
片岡選手が中島選手の所で２塁盗塁成功！
中島選手は四球で１アウト１・２塁。
ここで中村選手が外角スライダーを捉えてレフトポール際への３ランホームラン！
ＧＧ佐藤選手は良い当たりもレフトフライ、平尾選手はファーストゴロ。

５回裏
１アウトから本多選手に２ベースヒットを許すも無失点。

６回表
２アウトから赤田選手がライト線への２ベースヒットで出塁するも無得点。

６回裏
先頭の小久保選手にレフト前ヒット、長谷川選手にライト前ヒットを許し、
田上選手の送りバントで１アウト２・３塁。
ここでライオンズは松永投手にスイッチ。
しかし柴原選手に四球を出して１アウト満塁。
高谷選手は打ち取るものの、スクイズバントのような弱い当たりになり、
ピッチャータイムリー内安打で１失点。
ここでライオンズは正津投手にスイッチ。
森本選手を空振り三振、本多選手をサードライナーに取って３アウトチェンジ。

７回表
佐藤友亮選手、死球で出塁。
中島選手、外角スライダー打ってライト前ヒット！　１アウト１・２塁。
中村選手、甘く入ったストレート捉えて左中間スタンド中段への３ランおかわり！
ＧＧ佐藤選手、内角ストレート捉えて左中間抜く２ベースヒット！
平尾選手の所でワイルドピッチ、ランナー３塁へ。
平尾選手、外角スライダーにサードゴロ。１アウト３塁。
ボカチカ選手、外角ストレートに空振り三振。２アウト３塁。
細川選手、低めストレート打ってレフト左へのタイムリー２ベース！
赤田選手、ストレートの四球で出塁、２アウト１・２塁。
ここでホークスは投手交代、久米投手が登板。
片岡選手、ファールで粘ってフルカウントから四球で出塁、２アウト満塁。
佐藤選手、高めストレートにセカンドゴロ。

７回裏　この回から平野投手が登板。
川崎選手、内角ストレートでライトフライ。
松中選手、フルカウントからの外角１４６キロストレートでレフトフライ。
小久保選手、外角１４５キロストレートでファーストフライ。
◆平野投手…今季初登板ということで多少力が入っている面があるが、非常に良い。
　　　　　　ストレートは１４０中盤(１４６キロ)、
　　　　　　縦スライダー・フォークも低めに来ている。
　　　　　　変化球がこのまま低めに集められればかなりやれるっぽいぞ。

８回表
中島・中村・ＧＧ佐藤選手と三者凡退。

８回裏
長谷川選手、フルカウントから四球。
田上選手、外角ストレートでセンターフライ。
柴原選手、低めストレートでショートゴロ併殺。
◆平野投手…まだ安心してストライクを取れるのがストレートだけ。
　　　　　　もっと変化球の精度を上げてほしい。
　　　　　　スライダーもフォークもいいだけに勿体無い。

９回表　この回は神内投手が登板。サードに金子選手。
１アウトからボカチカ選手が四球で出塁し、
細川選手のファーストゴロの間にランナー２塁へ。
赤田選手はストレートの四球で出塁して２アウト１・２塁。
しかし片岡選手はフルカウントからの外角ストレートに空振り三振。
◆神内投手…三振に取った後、マウンドの砂を蹴り上げる。
　　　　　　ベンチに戻っても蹴り上げる仕草。
　　　　　　自分の投球にイライラしてのことだろうけど見ていて気持ちがいいものではない。
　　　　　　ベンチ裏に帰ってからやれ。

９回裏
高谷選手、外角スライダーでセンターフライ。
金子選手、ファールで粘られるも外角高めストレートでセカンドゴロ。
本多選手、外角低めストレートでレフトフライ。
試合終了、１２−５でライオンズが勝利！

打撃陣のもう一人のヒーローは中村剛也選手でしょう。
今日は２打席連続で３ランホームランを放つなど、３安打２ホーマー６打点の大暴れでした。
ホームランにした球は甘かったとはいえ、
広いヤフードームのフェンスを軽々と越えていく飛距離は見事です。
失投を捉えたら悠々ホームランというパワーには驚きを禁じえません。
今年は失投を確実に捉えていますし、追い込まれても簡単には終わらない。
頼もしい４番打者に成長してきていますね。
ＷＢＣで成長した片岡選手と中島選手。
昨年のクライマックスシリーズ・日本シリーズから４番を打つことで成長している中村選手、
成長中の中村選手のバッティングに注目です。

美味しい所を持っていったという意味では平尾選手のホームランも忘れてはいけません。
３回表まで良い形で試合を進めていたのにも関わらず、
３回裏に川崎選手３ランホームランを打たれて逆転を許すなど、
ちょっと嫌な雰囲気になりかけていたところでした。
そこをＧＧ佐藤選手のタイムリー２ベース、
平尾選手の逆転２ランホームランが振り払いましたよね。
平尾選手の勝負強さが光る試合だったと思います。

ホークスの投手陣に関してですが、今日は８四死球ですか？
今までのイメージからするとちょっと考えられないかなぁと。
ライオンズ打線が当たっているだけに攻め切れなかったというのもあるのでしょうが。
先発の大隣投手は昨年１１勝しており、先発５・６番手で投げる投手ではありませんが、
故障明けだったこともあって、ボールのキレ・コントロールがまだまだだったと思います。
そこが打線が付け込めた理由でしょう。
２番手の高橋秀聡投手は前回好投していただけにチャンスを逃しちゃう結果に。
昨日の試合で投手陣をつぎ込んだ結果なのか、継投が遅かったですよね。
ライオンズは西口投手や松永投手をスパッと代えて成功し、
今日登録された正津投手と平野投手が好投と、選手起用が当たったのも大きかったですね。


先発した西口投手はまだよく分からず。
ボールを見ていると、そんなに良いとは感じないのですが…
でも談話だと評価高いし、何だかんだで抑えてくれていますし…　よく分からにゃい。
スライダーはそんなに鋭くないように見えるのですが、
打者の手元で曲がっていて打ちづらいのでしょうか。
そうなら今年は期待できそうですね。
今日も大量得点に守られた形だっただけに、次回の投球でそれを見極めたいところ。
１巡目は抑えているだけに、２巡目をしっかりと抑えてもらいたいです。

今季初登板の平野投手は点差があったものの、
終盤３イニングを投げ切ったので、プロ初セーブが付きました。
今日はストレートが良かったですね。
１４０キロ中盤(ＭＡＸ１４７キロ)のストレートを低めに投げ下ろす投球を見せ、
ホークスの各打者に対して完全に力勝ちでしたね。
コーナーにも投げ分けられていましたし、ストレートは良かったと思います。
ただ変化球のコントロールがまだまだ。
なかなかストライクが入らなかったこともあってか、配球もストレートばかり。
あまり変化球は投げていませんでした。
縦のスライダーやフォークはいい変化球だと思うので、
これらの球を低めに集められれば、先発としてのチャンスも来るように思います。
今日の投球では短いイニングを力で抑えられるリリーフ向きかなといった印象です。
小野寺投手や大沼投手の役回りに入ってきてくれることを期待したいです。
まぁ、でもようやく若手投手が出てきたなという感じがしますね。
木村投手や野上投手辺りにも続いて出てきてもらいたいです。


明日からは西武ドームでの日ハム３連戦です。
日ハムも西武も打線が好調なだけに、ピッチャーの出来が試合を決めそうです。
その初戦は涌井投手とダルビッシュ投手のエース対決。
投球術の涌井投手と力のダルビッシュ投手の対決という感じでしょうか。
涌井投手は好調の日ハム打線を相手に緩急を使いながら打ち取る投球を見せたい所。
ダルビッシュ投手対策としては、今年はコントロールが安定していないだけに、
立ち上がりのチャンスをまずものにし、粘っこく攻めながら四球等を勝ち取って生きたい所。
いずれにせよ、明日はすばらしい好ゲームを期待したいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ！！


４月１５日　埼玉西武ライオンズ　２−２　福岡ソフトバンクホークス

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ １０ １１ １２ 計 （西）石井一久(６回２／３)−星野(０回)
　−小野寺(１回１／３)−大沼(２回)
　−岡本慎也(２回)
（ソ）ホールトン(６回１／３)−神内(２／３)
　−摂津(２回)−馬原(２回)−水田(１回)
ライオンズ ０ ０ １ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ２
ホークス ０ １ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ２

序盤のチャンスを生かせないまま、両チームの残塁の山で引き分け。
今日はもうね、レベルの低い試合をやっちゃったなという感じでしたね…
１回のノーアウト３塁、３回の１アウト満塁で１点取った後、
４回のノーアウト３塁と、序盤に大きなチャンスがあったのにも関わらず、
点数は押し出し四球による１点のみ。これじゃ勝てません。
その中にはバントのミスや走塁における意思疎通の悪さもありで、
どうにもこうにもちぐはぐな攻撃、こういう野球をやっちゃいけませんって試合でしたな。
負けなくて良かったです、ホント。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
１（中）佐藤友亮、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（指）清水、
６（右）ＧＧ佐藤、７（一）石井義人、８（捕）細川、９（二）平尾

１回表　ホークス先発：ホールトン投手
佐藤友亮選手、内閣ストレート売ってセンター前ヒット、
センターの長谷川選手がスライディングキャッチを試みるも後逸して３塁打に！
栗山選手、高めチェンジアップ捉えるも前進守備一二塁間のゴロを
セカンドの本多選手が飛びついて捕って１塁送球アウト。１アウト３塁。
中島選手、ストレートの四球で出塁、１アウト１・３塁。
中島選手が中村選手のカウント１−２から盗塁を試みるも、２塁タッチアウト。
中村剛也選手、外郭低めスライダーに空振り三振。
◆この回…貰ったチャンスを生かせず。ちぐはぐ。
　　　　　中島選手の盗塁も意味わからないと言えば分からないとも言えるが、
　　　　　３塁ランナーを全く見ずに２塁に投げた高谷捕手も意味分からない。
　　　　　スタートを切っていたら、セーフになっていたと思う。
　　　　　そういう意味ではスタートを切れなかった佐藤友亮選手のチョンボか。
　　　　　映像だけでは何とも言えないところだけれども。面白い場面ではあった。

１回裏　ライオンズ先発：石井一久投手
本多選手、外角低めカットボールでレフトフライ。
川崎選手、セーフティバント成功。１アウト１塁。
川崎選手がアギーラ選手の所で２塁盗塁成功。
アギーラ選手、四球。１アウト１・２塁。
松中選手、レフトフライ。
小久保選手、セカンドゴロ。
◆細川捕手…今年は走られまくり。
　　　　　　送球の勢いがないのもあるけれど、コントロールも悪い。
　　　　　　ちょっと頭が痛い懸念材料。

２回表
清水・ＧＧ佐藤・石井義人選手と三者凡退。

２回裏
１アウトから田上選手に四球を与えてしまい、高谷選手のヒットで１アウト１・３塁。
ここで森本選手に犠牲フライを打たれて１失点。

３回表
細川選手、センター前ヒット！
平尾選手、四球で出塁、ノーアウト１・２塁。
佐藤選手、送りバントを試みるもファール、
最後はバスターでセカンドゴロ、２塁アウトで１アウト１・３塁。
栗山選手、フルカウントから四球で出塁、１アウト満塁。
中島選手、押し出しの四球、１アウト満塁。
中村選手、内角ストレート打つもライト前方のフライ、
この打球に３塁ランナー佐藤選手がスタートを切り、タイミングはセーフだったものの、
ブロックにまもともに突っ込んでしまってタッチアウトに。

３回裏
川崎選手、内角高めストレートで空振り三振！
アギーラ選手、内角カットボールでファーストフライ。
松中選手、四球。
小久保選手、ショートゴロ。

４回表
清水選手、高めストレート捉えてライトフェンス直撃の３ベースヒット！
ＧＧ佐藤選手、空振り三振。１アウト３塁。
石井選手、キャッチャーファールフライ。
細川選手、高めストレートに空振り三振。
◆この回…今日はどうなってんだろうなぁ。全然ランナーが帰らない。

４回裏
長谷川選手、低めカーブでライトフライ。
田上選手、外角低めストレートでライトフライ。
高谷選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。

５回表
平尾選手、内角ストレートにライトフライ。
佐藤選手、レフトフライ。
栗山選手、セカンドゴロ。

５回裏
森本選手、ライト手前の打球をＧＧ佐藤選手がスライディングキャッチアウト！
本多選手、低めストレート打たれてセンター前ヒット。
川崎選手の所でワイルドピッチ、ランナー２塁へ。
川崎選手、ショートゴロ、２アウト２塁。
アギーラ選手、低めチェンジアップで空振り三振！

６回表
中島選手、低めストレート打つもライトフェンス手前のフライ。
中村選手、外角低めストレートに空振り三振。
清水選手、フルカウントからの内角低めストレートに空振り三振。

６回裏
松中選手、セカンドゴロ。
小久保選手、フルカウントからの内角カーブで空振り三振！
長谷川選手、外角カーブで空振り三振！
◆石井投手…ストレートは１３０後半止まりなものの、丁寧に投げていて、
　　　　　　カーブとの緩急が冴えている。
　　　　　　勝ち星をプレゼントしたいなぁ。打線、奮起せよ！

７回表
ＧＧ佐藤選手、初球外角スライダー打って高々と上がって、
左中間フェンスに直撃する２ベースヒット！
石井選手、初球で送りバント成功、１アウト３塁。
細川選手、甘く入ったストレート捉えてレフとオーバータイムリーヒット！
ここでホークスは投手交代、神内投手が登板。
平尾選手、ストレートの四球、１アウト１・２塁。
佐藤選手、セーフティバント試みるも１塁はアウト、送りバントで２アウト２・３塁。
栗山選手、内角低めストレートに空振り三振。
◆この回…ようやく点数を取ることができた。
　　　　　その後のチャンスを生かせなかったことは残念だったが。
　　　　　それでもリードを奪ったのだから、この１点を生かして行きたい。

７回裏
田上選手、外角カーブ打たれるも左中間フェンス手前のレフトフライ。
高谷選手、フルカウントから四球。代走の城所選手を起用。
森本選手、内角低めカーブで空振り三振！
ランナースタートで２塁盗塁成功、さらに悪送球になる間にランナー３塁へ。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
本多選手、ファールで粘られてフルカウントから四球。
川崎選手、外角低めストレート打たれてショート右抜かれるタイムリーヒット。
ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
アギーラ選手、フルカウントから四球。２アウト満塁。
松中選手、内角低めフォークでハーフスイング空振り三振！
◆この回…うーん…これだけ簡単に走られると考えないとなぁ…
　　　　　打撃がいいだけに代えにくいけど…　このままだとヤバイ。
◆小野寺投手…フォークは良いところから落ちている。ナイスピッチング。
　　　　　　　しかしアギーラ選手へのカウント２−２から投げたボールは何だろう。
　　　　　　　球速的にはフォークだが、シュートのような変化をした。
　　　　　　　フォークが引っかかっただけなのか、ツーシームなのか。

８回表　この回から摂津投手が登板。センターに城所選手、長谷川選手がライトへ。
中島選手、良い当たりもレフトフェンス手前のフライ。
中村選手、初球ストレート打ち上げてしまってセンター後方のフライ。
清水選手、外角カーブにファーストゴロ。

８回裏
小久保選手をライトフライ、長谷川選手をレフトフェンス手前のフライ。
田上選手を高めストレートで空振り三振に取って三者凡退。

９回表
ＧＧ佐藤選手、内角低めストレートにセンターフライ。
石井義人選手、外角低めチェンジアップにセカンドゴロ。
細川選手、四球で出塁。代走の水田選手を起用。
平尾選手、カーブ打って一二塁間抜くヒット！　２アウト１・２塁。
佐藤選手、外角低めチェンジアップにサードゴロ。
◆摂津投手…１４０前半のストレート、スライダー、カーブ、
　　　　　　チェンジアップかフォークか。
　　　　　　ストレートのコントロールがいいのが特徴。

９回裏　この回から大沼投手が登板。キャッチャーに銀仁朗選手。
城所選手、フルカウントから四球。
森本選手、送りバント成功。１アウト２塁。
本多選手、スライダーでセカンドゴロ、２アウト３塁。
川崎選手、敬遠の四球。２アウト１・３塁。
山崎選手、初球内角ストレートでキャッチャーファールフライ。

１０回表　この回は馬原投手が登板。
栗山選手、内角低めストレートに見逃し三振。
中島選手、外角低めストレートに見逃し三振。
中村選手、フルカウントから四球で出塁。
清水選手、低めストレート打つもセンターフライ。

１０回裏
１アウトから小久保選手に死球、長谷川選手に一二塁間抜かれるヒットを許すも、
田上選手の２塁後方の小フライをショート中島選手がジャンプして好捕アウト！
城所選手を打ち取って３アウトチェンジ。

１１回表
ＧＧ佐藤選手、低めフォークに空振り三振。
石井選手、外角カットボール打ってピッチャー返しの二遊間抜くヒット！
ライオンズは代走の赤田選手を起用。
銀仁朗選手、バスターエンドランで外角ストレートを叩き、高いバウンドのショートゴロ、
何を思ったかショート川崎選手が２塁送球のフィルダースチョイス。
記録は銀仁朗選手のショート内安打！　１アウト１・２塁。
平尾選手、内角低めストレート打つも強い当たりのサードゴロで併殺に。

１１回裏　この回から岡本慎也投手が登板。セカンドに片岡選手、ファーストに平尾選手。
１アウトから本多選手にヒット、川崎選手に四球を与えて１アウト１・２塁となるも、
代打の柴原選手を外角スライダーでセカンドゴロ併殺にとって無失点。

１２回表　この回は水田投手が登板。
代打のボカチカ選手、外角低めストレートに空振り三振。
栗山選手、外角フォークに空振り三振。
中島選手、初球外角スライダー打ってレフト前ヒット！
中村選手、初球高めストレート打ち上げてしまってセンターフライ。

１２回裏
松中選手、ストレートの四球。代走の辻選手を起用。
小久保選手、フルカウントからの外角スライダーでセカンドフライ。
長谷川選手、カウント１−３から四球。１アウト１・２塁。
田上選手、上半身は逃げて下半身は逃げない死球。１アウト満塁。
城所選手、内角ストレートで空振り三振！　２アウト満塁。
代打の中西選手、内角スライダーでレフトフライ。
試合終了、２−２の引き分け。

守りの面では先発・石井一久投手が緩急を生かしたピッチングを見せて、
６回まで１失点というナイスピッチングだったんですが、
７回に四球でランナーを出してしまい、
２塁盗塁時に細川捕手が悪送球で３塁へ。
代わった星野投手が川崎選手にタイムリーヒットを許して同点に追いつかれてしまいました。

７回のポイントは四球はもちろんですが、
昨シーズンほとんど見られなかった細川捕手の悪送球でしょう。
肩が万全でないことが各チームにばれていることもあり、
今シーズンはよく盗塁を試みられているのですが、
ここまで刺したのは数回(２回ぐらい？)程度で、今日に至っては悪送球、
ちょっと昨年の細川捕手の守備からすれば考えられないことです。
昨年と比べると送球の勢いのなさもあるのですが、
無理な体勢から肩に頼って強引に投げようとすることが多く、
送球のコントロールの方が壊滅的になっている印象を受けます。
それが今日の７回の悪送球だったかと。
このままだと肩にも変に負担がかかってくるでしょうし、
完全に回復するまでは慎重に送球するべきじゃないでしょうか。
まだシーズンは長いわけですし、細川捕手の野球人生のこともありますから、
今はそれほど無理をしないでもらいたいです。
今日もタイムリーヒットを放つなど打撃の調子がいいので外しづらいのですが、
肩が万全ではない以上、銀仁朗捕手をスタメンに使い、
細川捕手はここ一番の抑え捕手という形で使うのがベターかと思います。
いやー、しかし…　開幕してから予想以上に送球が悪かったのには愕然としました。
今シーズンの最も大きな誤算と言ってもいいかもしれない…

それと抑えのグラマン投手が肩痛で今日は登板させられなかったとのことです。
まだ状態が分からないので何ともいえませんが…
リリーフ陣が苦しいだけに抑えの離脱となれば大打撃。
軽症であることを祈るばかりです。

そんな不安なリリーフ陣は全体的に四球多すぎ。
今日一番良かったのは小野寺投手ですかね。
フォークボールが非常に良かったです。
落ち始めの位置も打者寄りで、高さもストライクからボールになる球、
内角のストレートで内側を攻めるなど、良いピッチングだったと思います。
このピッチングが続いていくといいんですがね。そこが一番の課題でしょうか。

最後に投げた岡本慎也投手はある意味で本領発揮といったところか(^^;
岡本劇場が開幕しましたよ。最高に心臓に悪いです(苦笑)
それでも無失点で抑えてくれたわけですから、いいっちゃいいんですけど…
心臓に悪いやね。まぁ、そういうものだと思っておきましょう。
とりあえず、抑えてくれてありがとうございました。


明日は西口投手が先発です。
前回は序盤に大量リードを奪ったため、今シーズンの出来が占えませんでしたが、
今は打線の調子が落ちていますし、今日の試合でリリーフ陣総動員となりましたから、
明日の西口投手のピッチングには期待がかかります。
二桁勝利を期待できると感じさせてくれるピッチングをお願いしたいです。

一方のホークス先発は大隣投手。
故障明けだけにそれほど多くの球数は投げれないでしょうから、
序盤からしっかりとした攻撃で攻めていきたいところです。
そろそろ片岡選手もスタメン復帰できそうですし、
明日は卒のない攻撃を見せてもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ！！


４月１４日　埼玉西武ライオンズ　５−３　福岡ソフトバンクホークス

１ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計 （西）岸（８回）−グラマン（１回）
（ソ）ロー（７回）−ファルケンボーグ（２回）
（本）松中２号ソロ（５回裏）
ライオンズ ０ ０ ０ ２ ２ ０ ０ １ ０ ５
ホークス ０ ０ ０ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ３

両チーム合わせて６失策と乱れるも、何とか踏み止まって勝利！
今日は普段プレーをしない熊本の地方球場での試合であったことや、
風が強く、ボールが流され気味だったこともあって、両チームにミスが頻発。
ホークスは４失策、ライオンズは２失策。
何が起こるか分からない厳しい試合でした。
そんな試合の勝敗を分けたのは、どちらがミスを踏みとどめられたか、だったと思います。

５回表のライオンズの攻撃、ここでホークスは３失策をしてしまい、
盗塁悪送球と犠牲フライによる２点をライオンズは追加することができました。
これで試合の流れは決まったかに思われたのですが、
５回裏にそれまで完全ペースで投げていた岸投手が松中選手に一発を浴びてしまい、
さらに小久保・長谷川選手に連打を食らい、送りバントで１アウト２・３塁のピンチ。
ここで２失策の高谷選手に２点タイムリーヒットを打たれて１点差。
それまでと投球があまり変わっていなかったのにも関わらずの連打による失点、
試合の流れはホークスに傾いていました。
さらにピンチが続く中で森本選手に粘りに粘られる苦しい状況、
それでも後続をきっちり取ってリードを守ったことが試合の勝敗を分けたように思います。

さらにライオンズ側はピンチが続き、
６回裏はエラーからピンチを招くも岸投手が踏ん張って無失点。
７回裏は先頭の長谷川選手に２ベースを許してしまうも、
今日の試合で２失策と乱れたファースト石井義人選手が送りバントの処理で
３塁送球アウトにするナイスプレーを見せるなどして無失点。
投手が踏ん張り、今度はミスをした選手が挽回してと、
チーム一丸となってリードを守り、試合の流れがホークスに行かないようにしていました。
そうしているうちに８回表に再びホークス側にエラー。
今度はこれをライオンズが得点に繋げ、試合の流れを決定付けました。
ミスがありながらも、踏ん張る所で踏ん張ったライオンズ、
踏ん張れなかったホークス、その差が出た試合だったと思います。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
１（中）赤田、２（左）栗山、３（遊）中島、４（三）中村剛也、５（一）石井義人、
６（右）ＧＧ佐藤、７（二）平尾、８（捕）細川、９（指）ボカチカ

１回表　ホークス先発：ロー投手
赤田選手、セカンドゴロ。
栗山選手、低めストレート打って二遊間抜くヒット！
中島選手、四球で出塁、１アウト１・２塁。
中村選手、外角低めスライダーに空振り三振。２アウト１・２塁。
石井義人選手、レフトフライ。
◆ロー投手…手足長っ！　ただセットだと窮屈そうに投げて、制球を乱し気味。
　　　　　　ランナーを出しながら攻めて行きたい。

１回裏　ライオンズ先発：岸投手
本多選手、外角低め１４５キロストレートで見逃し三振！
川崎選手、内角ストレートでセカンドゴロ。
アギーラ選手、低めカーブで空振り三振！

２回表
ＧＧ佐藤選手、内角高めストレートにバットを折られてセカンドゴロ。
平尾選手、外角スライダー打つもレフトフェンス手前のフライ。
細川選手、外角ストレートに空振り三振。

２回裏
松中選手、内角高めストレートでセカンドゴロ。
小久保選手、高めカーブでレフトフライ。
長谷川選手、低めフォークで空振り三振！

３回表
ボカチカ選手、内角高めストレートにバットを折られてセカンドゴロ。
赤田選手、カーブ打って二遊間抜くヒット！
栗山選手、セカンドゴロ併殺。

３回裏
先頭の柴原選手に死球を与えるも、高谷選手を送りバント失敗に、
森本選手をサードゴロ併殺に取って無失点。

４回表
中島選手、フルカウントからの外角低めストレート打ってセンター前ヒット！
中村選手、内角高めストレートに詰まるもショート後方に落ちるヒット！　無死１・２塁。
石井選手、送りバント成功、１アウト２・３塁。
ＧＧ佐藤選手、内角ストレートに見逃し三振。２アウト２・３塁。
平尾選手、初球内角ストレートの球を打って左中間手前に落ちる２点タイムリーヒット！
細川選手、サイドからのストレートを打ち上げてショートフライ。
◆ロー投手…普段は上から投げるけれど、時折、サイドからも投げる模様。
◆平尾選手…送りバントで進めるも、ＧＧ佐藤選手が三振。
　　　　　　嫌な感じになりそうだったが、平尾選手がそれを振り払ってくれた。
　　　　　　ナイスタイムリー！　日本シリーズで見せた勝負強さは今年も健在。

４回裏
本多選手、低めチェンジアップで空振り三振！
川崎選手、内角ストレートでレフトフライ。
アギーラ選手、外角高め１４６キロストレートで空振り三振！
◆アギーラ選手…変なタイミングの取り方する選手。日本人かと思った。
　　　　　　　　腕だけこんにゃく打法？　タイミング合わせられるんだろうか。
◆岸投手…ストレートの走り・変化球のキレともに上々。ナイスピッチング。

５回表
ボカチカ選手、高めスライダー打ち上げてキャッチャーフライ、
しかしこの打球を高谷捕手が落球エラー、ノーアウト１塁。
赤田選手の所でロー投手が１塁への牽制球を悪送球、ランナー一気に３塁へ。
赤田選手、内角ストレート流すも前進守備ショートへのライナー。１アウト３塁。
栗山選手、フルカウントから選んで四球で出塁、１アウト１・３塁。
栗山選手が中島選手の所で２塁盗塁成功！
さらに捕手からの送球が悪送球となって３塁ランナーホームイン、１アウト３塁。
中島選手、フルカウントから外角スライダー打ってセンター後方の犠牲フライ。
中村選手、レフトフライ。

５回裏
松中選手、内角高めストレート打たれてライトポール際へのソロホームラン。
小久保選手、外角高めストレート打たれてライト前ヒット。
長谷川選手、外角低めチェンジアップ打たれてセンター前ヒット。ノーアウト１・２塁。
柴原選手、送りバント成功。１アウト２・３塁。
高谷選手、高めストレート打たれて三遊間抜かれる２点タイムリーヒット。
森本選手、ファールで粘られるも内角高めストレートでファーストフライ、２アウト１塁。
本多選手、外角チェンジアップで空振り三振！
◆岸投手…この回は何だったんだろうか。まさに風向きが変わったようなピンチ。
　　　　　高谷選手に打たれた球以外はそんなに甘い球ではなかった。
　　　　　若干甘かったぐらい。
　　　　　それがホームラン・ヒット・ヒットと続いたのは誤算だった。
　　　　　次の回は気持ちを入れ替えて行きたい。

６回表
石井・ＧＧ佐藤・平尾選手と三者凡退。

６回裏
川崎選手、内角ストレートでバットを折るもセカンドゴロ、
１塁送球も石井選手が慌ててベースに入って捕球できないエラー。ノーアウト２塁。
アギーラ選手、ライトフライ。ランナー３塁へ。
松中選手、外角チェンジアップで前進守備セカンドへのゴロ、２アウト３塁。
小久保選手、初球外角スライダーでセンターフライ。
◆この回…気持ちを入れ替えるには厳しい入りだったが、なんとか無失点で凌ぐ。
　　　　　ここからまたリズムを作り直して行きたい。打線、追加点を！

７回表
細川選手、外角スライダーにサードゴロ。
ボカチカ選手、フルカウントから選んで四球で出塁。
赤田選手、セカンドゴロ併殺。

７回裏
長谷川選手、低めストレート打たれてレフト線への２ベースヒット。
柴原選手、送りバント試みるも、ファースト石井選手が３塁へストライク送球を見せ、
３塁タッチアウト！　ナイスプレー！　１アウト１塁。
高谷選手、外角チェンジアップでセカンドゴロ併殺！
◆長谷川選手…さきほどの打席といい、打つのではなく、切り払うような打ち方。
　　　　　　　あれでヒットされちゃうのはなぁ…　辛い。
◆この回…今日２つエラーしている石井義人選手が挽回するプレーを見せた。
　　　　　本当に大きなプレーだった。ナイスプレー！

８回表　この回からファルケンボーグ投手が登板。
栗山選手、低め変化球打つセカンドゴロも、ファースト小久保選手が落球するエラー。
中島選手、初球高めストレート打つもライトフライ。
中村選手、外角変化球にセンターフライ。
栗山選手が石井選手の所で２塁盗塁成功！
石井選手、ストレートの四球、２アウト１・２塁。
ＧＧ佐藤選手、初球外角チェンジアップ打って三遊間抜くタイムリーヒット！　２死１・２塁。
平尾選手、フルカウントからの内角高めボール球ストレートに空振り三振。
◆ファルケンボーグ投手…ロー投手とともに長身。こちらは投げ下ろすタイプ。
　　　　　　　　　　　　１５０前後のストレートと１３０後半のチェンジアップ。
　　　　　　　　　　　　球は全体的に高く、球威と角度で投げるピッチャー。
　　　　　　　　　　　　セットはやはり窮屈。ランナーもあまり見れていない。走りやすそう。

８回裏
２アウトから川崎選手にショート内安打を許し、２塁への盗塁を許すも、
アギーラ選手を内角カーブで見逃し三振に取って無失点。

９回表
代打の佐藤友亮選手、外角高めストレートのボール球に空振り三振。
ボカチカ選手、内角ストレート捉えてサード強襲レフト前ヒット！
赤田選手、内角高めストレートに見逃し三振。
ボカチカ選手が栗山選手のカウント２−２から２塁盗塁を試みるも、
投球が高かった分だけ捕手の好返球が行ってしまい、２塁タッチアウト。

９回裏　この回はグラマン投手が登板。キャッチャーに野田捕手。
松中選手、内角高めストレートでセンターフライ。
小久保選手、外角低めチェンジアップで空振り三振！
長谷川選手、初球外角ストレート打たれて三遊間抜かれるヒット。
代打の中西選手、外角チェンジアップでサードゴロ。
試合終了、５−３でライオンズが勝利！

打線は赤田・栗山・中島・中村・ＧＧ佐藤・平尾・ボカチカ選手と１安打ずつ。
石井義人選手はノーヒットだったものの、１犠打１四球と貢献するなど、
打線はわりと満遍なく打っています。
今日は初対戦のロー投手とファルケンボーグ投手に手を焼いたかなという印象も。
両投手ともに２ｍを超える長身ピッチャー。
細かいコントロールはないものの、先日のラズナー投手同様打ち崩しにくい投手です。
ただ長身投手故にセットポジションが窮屈そうで、
クイックが速くなく、コントロールを乱す傾向にあるだけに、
如何にランナーを出してかき回していくかが今後の攻略のポイントになりそうです。
今日の試合も盗塁などで相手のミスを誘発させたわけですし、
一定の効果は出したように思います。
ここらの攻撃に卒の無さが出てきましたよね。

先発の岸投手はストレートの走りや変化球の切れがよく、安定したピッチングでした。
３失点した５回は高谷選手に打たれた球以外は、
それほど悪い球でもなかったのですが、
若干高めに甘くなった分だけホームラン・ヒットになってしまったようです。
それでも通常なら野手の正面など事無きを得ているようなコース、
試合前半はライオンズにツキがありましたが、
中盤からはホークスに行っていた、そんな感じのした５・６回でしたね。
それでもそこを踏ん張ったわけですから、
前回登板同様に岸投手の精神的成長を感じずにはいられません。
ナイスピッチング。次回登板も頼みます。


明日はヤフードームでのホークス戦、
ライオンズの先発は石井一久投手、ホークスの先発はホールトン投手です。
前回は粘りきれなかった石井一久投手なだけに、
ランナーを出してからベテランの味を見せてもらいたいですね。
広いヤフードームですから、前回のように一発で沈むことはないでしょう。
あとは打線がどれだけ点数を取れるか。
片岡選手が出場できるかどうか定かではありませんが、
できなくとも今日の平尾選手のように、代わりの選手が頑張ってくれることでしょう。
繋ぎの野球で点数を重ねていってもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ！！



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