2008年西武ライオンズ応援日記

7月23日 埼玉西武ライオンズ 14−5 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)ドミンゴ(5回)−渡辺(1/3)−小倉(1回2/3)−木谷(1回)
(西)平野(5回2/3)−星野(2/3)−岩崎(1回2/3)
 −小野寺(1回)
(本)ブラゼル24号3ラン(5回裏)、石井義人3号ソロ(7回裏)、
 江藤2号2ラン(7回裏)、中村剛也24号2ラン(7回裏)
  山崎武司13号ソロ(8回表)
楽天
西武 × 14

初先発の平野が5回3失点の好投でプロ初勝利! 打線は16安打14得点で援護!
今日の試合を取ったのは大きいですね。
まずは何といってもプロ初先発のルーキー・平野将光投手のピッチングでしょう。
ストレートは140前半〜中盤をコンスタントにマークし、
変化球は130前半のフォークと130キロ後半のSFFが武器、
そこに縦のスライダーとカーブを織り交ぜるというピッチングでした。
今日はとりわけフォーク系のコントロールが良く、
高さを間違うことが少なかったことが今日の好投に繋がったと言えますね。
加えて、良かったのが攻める姿勢。
フォーク中心の投球となると、ついカウントを悪くして四球となりがちですが、
今日の平野投手は6回に四球を出すまでは無四球、
カウントを悪くしてもストレート・スライダーでカウントを整えるなど、
細かいコントロールはなかったものの、全体のコントロールはまとまっていました。
初回から先頭打者を出すなど、内心は苦しいマウンドだったと思いますが、
終始攻めの姿勢を失わなかったことで、ピンチでも追い込まれているという雰囲気はありませんでした。
この攻めの姿勢が最小失点で凌げた理由でしょうね。
失点も守備が上手く処理していればアウトにできた打球でしたから、実質無失点ピッチング、
プロ初先発としては十分満足いくピッチングだったと思います。
打線の援護もありましたが、今日は平野投手がよく投げてくれたことが勝因でしょうね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)佐藤友亮、2(左)栗山、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(指)後藤武敏、8(捕)細川、9(二)石井義人

1回表 ライオンズ先発:平野投手
渡辺直人選手、初球ストレート打たれてレフト前ヒット。
鉄平選手、送りバント成功。1アウト2塁。
草野選手、フルカウントからの外角ストレートでセカンドゴロ、2アウト3塁。
フェルナンデス選手、フルカウントからの外角スライダーで見逃し三振!

1回裏 楽天先発:ドミンゴ投手
先頭の佐藤友亮選手が死球で出塁し、栗山選手の送りバントで2塁へ。
中島選手はフルカウントから再び死球、
続くブラゼル選手の所でワイルドピッチがあって1アウト2・3塁。
ここでブラゼル選手がレフト線へ2点タイムリー2ベースを放ち、ライオンズが先制!
さらにGG佐藤選手の高いバウンドのピッチャーゴロを、
ドミンゴ投手が3塁へ悪送球、ランナーホームインで1点を追加!
中村剛也選手はセンターフライに倒れるも、
後藤武敏選手がレフト前へタイムリーヒットを放ち、もう1点追加!

2回表
先頭のリック選手にヒットを許し、
山崎武司選手はセンターフライに打ち取るも、
横川選手に一二塁間抜かれるヒット。
藤井選手は外角スライダーで高いバウンドのサードゴロで2アウト2・3塁。
西村選手にストレートで押してセカンド左のゴロに打ち取るも、
セカンド石井義人選手がボールを握り直した分だけ1塁セーフの内安打に。
この間に2塁ランナーもホームイン、2点を失う。

渡辺直人選手は外角低めスライダーでピッチャーゴロ。
◆平野投手…ピンチを作るまでは知らないが、ピンチ以降は直球で押すなど攻めていた。
      守りに入っているとは微塵も思わなかったが。
      それにしても義人選手の守備は… あれはお粗末だろ。2失点って、おい。
      バットでしっかりと返せ!


2回裏
石井義人選手、高めストレート叩いて二遊間抜くヒット!
佐藤友亮選手、送りバント成功、1アウト2塁。
栗山選手、内角チェンジアップ打って一二塁間抜くヒット! 1アウト1・3塁。
中島選手、初球高めストレート打ってライトやや手前のフライ、
3塁ランナースタートを切るも、途中で戻ってしまい、戻りきれずに3塁タッチアウト。
◆石井義人選手…あそこまで行ったなら挑戦しろよと思うんだが。
        借金2+1−1で借金2ね。

3回表
鉄平選手、低めフォークで空振り三振!
草野選手、外角低めストレートかSFFでセカンドゴロ。
フェルナンデス選手、フルカウントから低めストレート打たれてセンター前ヒット。
リック選手、外角低め141キロストレートで見逃し三振!
◆平野投手…この回は落ち着いたバランスのいい投球だったんじゃなかろうか。
      ストレートは140前半〜146キロぐらい、低めに決まる時は角度がある。
      変化球は縦のスライダー、130前半のフォーク、130後半のSFF、
      110キロ台のカーブとのコンビネーション、縦変化が中心。
      タイプ的には岡本真也投手に近い。カーブは見せ球程度。フォーク・縦スラはなかなか。
      細かいコントロールはないが、自滅する感じはない。
      リリーフ時よりも投球内容はいい。

3回裏
ブラゼル選手、低めチェンジアップに空振り三振。
GG佐藤選手、サードゴロ。
中村剛也選手、フルカウントから四球で出塁。
後藤武敏選手、外角カーブに見逃し三振。

4回表
山崎武司選手、外角ストレート打たれてショート右抜かれるヒット。
横川選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。

横川選手、フルカウントからの外角SFFでピッチャーゴロ、1アウト2塁。
藤井選手、外角低めフォークでセカンド小フライ、2アウト2塁。
西村選手、低めフォークでハーフスイング空振り三振!
◆平野投手…若干疲れてきたかなという印象。ストライク・ボールがはっきりしてきた。
      タイプ的にはボールになる変化球を振らせて打ち取る投手なだけに、
      もう1イニング粘ってもらいたい。ここまでは上々。

4回裏
細川選手、ファーストゴロ。
石井義人選手、内角スライダーにセカンドゴロ。
佐藤友亮選手、ショートゴロ。

5回表
渡辺直人選手、初球外角スライダーでレフトフライ。
鉄平選手、外角カーブでセンター後方のフライ。
草野選手、外角ストレートでピッチャーゴロ。
◆平野投手…5イニング持った。この回は簡単に終わったし、ナイスピッチング!

5回裏
栗山選手、四球で出塁。
中島選手、内角低めストレート打って三遊間抜くヒット! ノーアウト1・2塁。
ブラゼル選手、外角チェンジアップ捉えてセンター右への3ランホームラン!
GG佐藤選手、スライダー打って二遊間抜くヒット!
中村剛也選手、高めストレート打って三遊間抜くヒット!
 ノーアウト1・2塁。
後藤武敏選手、初球ストレート打つもライト後方のフライ、1アウト1・3塁。
細川選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト1・3塁。
石井義人選手、内角低めスライダー打って一二塁間抜くタイムリーヒット! 2アウト1・2塁。
佐藤友亮選手の所でボーク、2アウト2・3塁。
佐藤友亮選手、高いバウンドのショートゴロ、
ショート渡辺直人選手が突っ込みながら捕って1塁送球アウト。

6回表
フェルナンデス選手、低めフォーク打たれてセンター前ヒット。
リック選手、内角低めフォークで3塁線のサードゴロ、1アウト2塁。
山崎武司選手、ストレートの四球。1アウト1・2塁。
横川選手、フルカウントからの外角ストレートでファーストゴロ、2アウト2・3塁。
藤井選手、カウント1−3とするも、内角低めストレートでサードゴロ、
サード中村選手が前進するも捕り切れずタイムリーエラー、
2アウト1・3塁。
代打の憲史選手が起用された所で、ライオンズは星野投手にスイッチ。
憲史選手、内角ストレートでセカンドゴロ。
◆平野投手…点差が付いたことで延長戦となったが、さすがにここまでか。よく投げた。
      失点した場面も守り次第では無失点で凌げたし、十分な結果だと言える。
      良さはフォークを中心とした落ちる変化球のコンビネーション、
      SFFで内野ゴロを稼げたのが大きかった。
      課題は体の開きの早さとスタミナ、とりわけ落ちる変化球を投げることが多いだけに、
      スタミナ面の課題が1つ出てきそう。
      大化けはしないだろうが、先発・リリーフに活躍の場が広がりそうな投手。


6回裏 この回から渡辺投手が登板。
栗山選手、センターフライ。
中島選手、四球で出塁。
中島選手がブラゼル選手の所で2塁盗塁成功!
ブラゼル選手、内角ストレート打ってライトへのヒット!
 1アウト1・3塁。
ここで楽天は投手交代、小倉投手が登板。1塁に代走の江藤選手を起用。
GG佐藤選手、外角ストレート打ってショート左抜くタイムリー2ベース! 1アウト2・3塁。
中村剛也選手、内角低めストレート打ってサードゴロ、草野選手が弾くエラー。1アウト満塁。
後藤武敏選手、外角スライダーに空振り三振。2アウト満塁。
細川選手、外角低めスライダーにショートライナー。

7回表
渡辺直人選手、四球。
鉄平選手、外角高めストレートでショート左のゴロ、2塁送球アウト! 1アウト1塁。
草野選手、内角高めストレート打たれてライト右への2ベースヒット。1アウト2・3塁。
ここでライオンズは投手交代、岩崎投手が登板。
フェルナンデス選手、内角ストレートでショートゴロ、この間にランナーホームイン。2アウト3塁。
代打の中村選手、内角ストレートでピッチャーゴロ。
◆岩崎投手…前回見ていないので分からないが、今日見る限りではそんな悪くないよなぁ。
      ストレートも勢いあるし、スライダーの曲がりもいい。
      昨年よりもコントロールが少し荒れてるかなというぐらい。
      僅差では怖いかもしれないが、現状でもリリーフで十分使えるレベルに思える。


7回裏
石井義人選手、低めシンカー捉えてライトスタンドへのソロホームラン!
佐藤友亮選手、サードゴロ。
中島選手、内角シュートに空振り三振。
江藤選手、初球外角スライダー捉えてレフトスタンドへの2ランホームラン!
GG佐藤選手、初球に必死によけて右腕付近に当たる死球。代走の松坂健太選手を起用。
中村剛也選手、ストレート捉えてレフトへの2ランホームラン!
後藤武敏選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
◆この回…この点差でベテランの小倉投手があんな危険な球を投げちゃうのは…
     わざとではないと思っていても怒るわな。
     しかし1イニング3発とは参った。脱帽です、はい。


8回表 この回からセカンドに片岡選手。
山崎武司選手、外角ストレート打たれてレフトへのソロホームラン。
横川選手、内角高めストレートで空振り三振!
藤井選手、初球に仕返しの死球。
憲史選手、内角ストレートでファーストゴロ、2アウト2塁。
渡辺直人選手、外角低めストレートで打ち取るも高いバウンドのサード内安打。2アウト1・3塁。
渡辺直人選手がスタートとを切るも、盗塁は記録されず。2アウト2・3塁。
鉄平選手、ピッチャーゴロ。

8回裏 この回は木谷投手が登板。
細川選手、外角低めフォークにショートゴロ。
片岡選手、初球内角高めストレート打ってファーストゴロ。
佐藤友亮選手、初球外角スライダー打って左中間突破の3ベースヒット!
栗山選手、内角低めスライダー打つも左中間深くへのレフトフライ。

9回表 この回は小野寺投手が登板。
草野選手、低めSFF打たれて一二塁間抜かれるヒット。
フェルナンデス選手、内角高めストレートでライトフライ。
代打の高須選手、外角ストレートでサードフライ。
山崎武司選手、内角ストレート打たれて3塁線抜かれる2ベースヒット。2アウト2・3塁。
横川選手、内角高めストレートでセカンド後方のフライ。
試合終了、14−5でライオンズが勝利! 平野投手、プロ初勝利!!


プロ初先発初勝利を挙げた平野投手の評価ですが、
何か特別に良いというものはないものの、全体的にまとまっている投手という感じです。
ストレートは体の開きが若干早いので、それほどキレがいいというわけではありません。
ただ上背があって投げ下ろすタイプなので、低めに決まった時はボールの角度があります。
このストレートの角度が、今後、平野投手の良さになってくるかもしれませんね。
変化球は縦のスライダーが少し独特かなという感じがしますが、現時点では勝負球ではない感じ。
2種類のフォークを低めに集めることで打ち取るという投球ですかね。
ライオンズの投手陣はどちらかといえば横変化の投手が多いだけに、
縦変化を武器とする平野投手は先発でもリリーフでも活躍する場所があると思います。
コントロールは全体的にまとまっている印象で、自滅するタイプには見えません。
自信を付けていけば、先発もリリーフもどちらでも行けるように思います。
あとはストレートを低めに集められるようになれば、ボールの角度がもっと生きてきますし、
変化球では縦のスライダーの使い方がもっと上手くなれば、緩急が生きて投球も楽になると思います。
現時点でそれなりの力を持っていますが、まだ良くなる余地を残している投手、
登板機会がないので登録抹消となるようですが、8月には再び出番が来ると思うので、
それまでにさらにコントロールを磨き、変化球の使い方も上手くなってもらいたいです。
孝行息子が出てきてくれたことで、投手陣が活性化してきそうですね。
平野投手の台頭は本当に大きいです。
あとは木村投手辺りが出てくれば、投手陣の若返りも進みそうです。

リリーフで登板した岩崎投手は山崎武司選手にホームランを打たれたものの、
投球内容自体は良かったと思います。
ストレートの走り、スライダーの変化ともに良かったですし、
少なくともボールの勢いは戻っていると思います。
あとは細かいコントロールですかね。
悪い時はボール先行で苦しむだけに、そこが直ってくれば、リリーフとして計算できるはずです。
前回は散々だったようですが、今日のピッチングは復帰に向けて良いステップになったと思います。

小野寺投手に関しては相変わらず…
ストレートとフォーク以外の変化球も試そうよと。全部140キロ以上じゃんと(^^;
ボール球でもいいから、もう少し球速の変化をつけて欲しいです。
ストレートがいいのは分かったから。確かに力強い。


打線は打ちすぎて、書くことがないです(爆)
ブラゼル選手が昨日に引き続いて爆発し、4打数3安打5打点の大当たり!
先制・中押しと良い所での打点でしたし、今日はさすが4番という活躍でしたね。
あとは石井義人選手が4打数3安打と活躍。
守備と走塁でミスがあったので、打撃と合わせてトントンといった感じでしょうか。
まぁ、でも気をつけてもらいたいところ(^^;
加えて、途中出場の江藤選手が今季1号ホームランをマーク。
出番は多くなく、どちらかといえば首脳陣と選手のパイプ役的存在になっていますが、
ベテランのパワーはまだまだ健在、
北京五輪で主力の抜ける8月には出番も来るでしょうし、夏男の活躍を期待したいです。



明日はお休みで、金曜からは札幌での日ハム3連戦です。
打線は非常に良い状態できているだけに、札幌でも大暴れしてくれることでしょう。
そうなると投手陣次第、とりわけ先発投手のピッチングですね。
まず帆足投手で確実に勝利し、
前回良い投球ができなかった岸・西口投手の奮起に期待したいです。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!




7月22日 埼玉西武ライオンズ 14−2 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)長谷部(1回1/3)−松本(4回2/3)−小山(2回)
(西)涌井(9回)
(本)中村剛也23号3ラン(2回裏)、ブラゼル23号ソロ(5回裏)
  草野1号2ラン(2回表)
楽天
西武 11 × 14

2回に一挙11得点を挙げての完勝! 涌井、4安打無四球完投勝利!
今日は楽な試合展開でしたね。
まぁ、初回に1点を先制した後、涌井投手があっさり逆転を許した時はどうなることかと思いましたが、
長谷部投手を自滅に追い込み、大量得点へと繋ぎました。

今日の長谷部投手は内角をかなり攻め込んでいたんですが、
打線が内角のボール球をよく見極め、低めの変化球にも手を出さなかったことで、
結果的に攻めれば攻めるほどボール球が増えていくこととなり、
自身のボークも絡み、自滅となりました。
昨年までのライオンズ打線だとボール球を振って助けてしまうこともあったんですが、
今年はそういったことがないのが打線の強みですよね。
守備にしてもここ数年の中では安定している方ですし(まだ課題はあるものの)、
野手陣の成熟化を感じさせてくれます。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)佐藤友亮、2(左)栗山、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(指)後藤武敏、8(捕)細川、9(二)平尾

1回表 ライオンズ先発:涌井投手
渡辺直人選手、外角低めスライダーでサードゴロ。
高須選手、初球打ちでファーストゴロ。
鉄平選手、高いバウンドのピッチャーゴロ。

1回裏 楽天先発:長谷部投手
先頭の佐藤友亮選手が右中間への2ベースヒットで出塁し、
栗山選手がセンター前ヒットで続き、ノーアウト1・3塁。

中島選手は良い当たりもショートゴロ併殺で、この間に1点を先制!
ブラゼル選手は空振り三振。

2回表
1アウトからリック選手にヒットを許し、
2アウトから草野選手に2ランホームランを打たれて2失点…

この後、嶋選手にもヒットを許すも、後続を取って3アウトチェンジ。

2回裏 この回からセカンドに西村選手。
GG佐藤選手、外角スライダーにライトフライ。
中村剛也選手、フルカウントから四球で出塁。
後藤武敏選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
後藤武敏選手、ストレートの四球、1アウト1・2塁。
細川選手の所で長谷部投手がボーク、1アウト2・3塁。
細川選手、四球、1アウト満塁。
平尾選手、外角チェンジアップ打ってサードゴロ、
サード草野選手が突っ込むも捕り切れずサードタイムリー内安打に! 
1アウト満塁。
佐藤友亮選手、レフトへあわや満塁ホームランかというファールがあり、
最後は押し出し四球で1点勝ち越し、1アウト満塁。
栗山選手、外角低めスライダー打ってレフト前に落とすタイムリーヒット! 1アウト満塁。

ここで楽天は投手交代、松本投手が登板。
中島選手、押し出し四球、1点追加、1アウト満塁。
ブラゼル選手の所でワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン。1アウト2・3塁。
ブラゼル選手、低めシンカー捉えてセンターオーバーの2点タイムリー2ベース!
GG佐藤選手、四球、1アウト1・2塁。
中村剛也選手、外角低めストレート捉えて右中間スタンドへの3ランホームラン!
後藤武敏選手、初球内角スライダーにセカンドフライ。
細川選手、外角高めストレート打って右中間突破の2ベースヒット!
平尾選手、外角ストレート打って一二塁間抜くタイムリーヒット!
 2アウト1塁。
佐藤友亮選手、高めストレートにセカンドゴロ。
◆松本投手…GG佐藤選手の打席の時に、左肩にトンボ? 虫が止まっていた。
      この制球難はマウンド上にいる虫が原因?
◆この回…長くなったのでまとめ。
     四球が6つ(ワイルドピッチが2つ、ボークが1つ)、
     安打は6本(うちホームランが1本)合計11得点の猛攻。
     得点は、タイムリー内安打、押し出し、レフト前タイムリー、押し出し、
     2点タイムリー2ベース、3ランホームラン、タイムリーヒット。


3回表
渡辺直人選手、外角低めカットボールで空振り三振!
西村選手、低めカットボールで空振り三振!
鉄平選手、低めカットボールで空振り三振!

◆涌井投手…今日はカットボールを決め球に使っている模様。
      球種分かりにくいから合っているか分からないけれども。
      スライダーの握りで縦に落ちる130前半の変化球、
      軌道はフォークに近いが挟んでないのでカットボールと判断。


3回裏
栗山選手、四球で出塁。
中島選手、セカンドゴロ、2塁アウトのみ。
ブラゼル選手、フルカウントから四球、1アウト1・2塁。
GG佐藤選手、セカンドフライ。2アウト1・2塁。
中村剛也選手、空振り三振。

4回表
三者凡退。

4回裏
2アウトから平尾選手が三遊間深くへのショート内安打で出塁し、
佐藤友亮選手がライト前ヒットを放ち、2アウト1・3塁。

栗山選手は外角低めシンカー打って左中間手前にフライを放つも、
レフト中村選手にスライディングキャッチされてアウト。

5回表
中村選手から空振り三振を奪うなど三者凡退。

5回裏
中島選手、スライダー打つもライトフライ。
ブラゼル選手、初球スライダー捉えて右中間スタンド上段へのソロホームラン!
GG佐藤選手、外角低めストレート打ってセカンド強襲のヒット!

中村選手、サードファールフライ。
後藤選手、外角スライダーに見逃し三振。

6回表
先頭の渡辺直人選手にヒットを許すも、
山崎武司選手を外角ストレートで空振り三振に取るなど無失点。

6回裏
1アウトから平尾選手がヒットを放つも、後続が倒れて無得点。

7回表 この回からライトに松坂健太選手。
横川選手から外角低め143キロストレートで見逃し三振に取るなど三者凡退。

7回裏 この回から小山投手が登板。
中島選手、外角低めスライダー打ってレフト前ヒット!
ブラゼル選手、外角高めストレートボール球に空振り三振。
松坂健太選手、内角低めストレートに空振り三振。
中村選手、セカンドゴロ。

8回表 この回からショートに片岡選手、中島選手がサード、中村選手がファースト。捕手に野田選手。
三者凡退。

8回裏
先頭の後藤武敏選手がヒットで出塁し、
2アウトから佐藤友亮選手が右中間抜くタイムリー2ベースを放ち、1点をダメ押し!


9回表
西村選手、高めストレートでレフトファールフライ。
憲史選手、フルカウントからの内角ストレートでセンターフライ。
山崎武司選手、初球外角低めスライダーでピッチャーゴロ。
試合終了、14−2でライオンズが勝利!


先発の涌井投手は2回以外はほぼ完璧な投球内容で、
4安打2失点7奪三振無四球完投という結果でした。
前回同様、ストレートのキレ・コントロールが良く、
140キロ前半〜中盤の球速をコンスタントにマークしながらも、
内外角をきっちり投げ分けられる辺りに内容の良さを感じさせられます。
変化球も最近は縦に落とすカットボールが効果的になっていて、
ストレートを軸としながらも早めに勝負できているのが良いですね。
悪い時は決められずに球数が増えていくことが多かったのですが、今はそういったところがありません。
若干気になるのはストレートのシュート回転。
やや腕の振りが横気味になることがあり、意図しないシュートになっちゃうのは不安材料。
草野選手にホームランにされたのはそういった球のようですし、
そこだけは気をつけてもらいたいところです。
それ以外は完璧。今の内容なら日本代表でも素晴らしい投球をしてくれることでしょう。
エースである涌井投手が帰ってきてくれたように思います。


打線では五輪組の中島・GG佐藤選手や好調の後藤武敏選手らはぼちぼちで、
それ以外の選手が今日の試合では大活躍しました。
まずは佐藤友亮選手。昨日に引き続き、5打数3安打1四球2打点と好結果を残しました。
長谷部投手のリズムを崩したのは佐藤選手に拠るところが大きかったと思います。
初回の2ベースヒットもしかり、2回のあわや満塁ホームランかというファールの後の押し出し四球もしかり、
ライオンズ打線の中ではあまり長打を考えなくていいと思われていた佐藤選手が大きい当たりを放ったことで
打線全体に対する警戒心がかなり強まったように思います。
まさに切り込み隊長、上手く相手のリズムを切り崩してくれました。

昨日はあまり活躍できなかったブラゼル選手はホームランを含む4打数2安打3打点と活躍。
来日観戦中のご両親の前で素晴らしい活躍を見せてくれました。
それもあってかお立ち台ではかなり上機嫌だったようですし、ここからまた乗っていってもらいたいですね。

そして9番スタメン起用の平尾選手が5打数4安打2打点の大当たり!
今日は浦和レッズの選手が始球式を行ったということもあり、かなり気合が入っていたそうです。
1打席目のタイムリー内安打はややラッキーなところもありましたが、
良いところを見せようという平尾選手の気持ちが勝ったという感じですかね。
今年は出番が少ないながらも、起用された所で結果を残してくれています。
江藤選手と並び、ベンチでの貢献度が高い選手で、チームを盛り上げてくれています。
8月には片岡選手がショートに回り、平尾選手らがセカンドを守るケースが出てくるでしょうし、
ベンチだけでなくグラウンドでも大暴れしてもらいたいですね。

今日は五輪組以外の選手たちが活躍するなど、今後への手ごたえを感じる試合だったと思います。
主軸2人を数字的に埋めるのは大変でしょうが、チーム一丸となって、
打線の中での各打者の役割をしっかりとすることができれば、得点力はそう落ちないと思います。
控え選手にとっては見せ場が来るわけですし、彼らの活躍に期待したいですね。



明日は平野投手がプロ初先発です。
中継ぎで数試合見ましたが、正直まだちょっと早いかなという気持ちがあります。
まだ技術的課題が残っていますが、明日はそういうことは関係なしに、
思い切ってぶつかっていって欲しいですね。
一方の楽天先発はドミンゴ投手。
先発転向以来、抑えられているイメージが強いだけに、
明日こそはしっかりと攻略したいところです。
得意の機動力を絡めながら、チャンスを広げていってもらいたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月21日 埼玉西武ライオンズ 6−4 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)青山(1回2/3)−朝井(4回1/3)−小山(1/3)
 −木谷(1回)−渡辺恒(1/3)−松本(1/3)
(西)キニー(5回)−大沼(1回)−正津(1回)
 −岡本真也(1回)−グラマン(1回)
(本)中村剛也22号2ラン(7回裏)
楽天
西武 ×

同点に追いつかれるも、中村剛也の22号2ランですぐに勝ち越し!
本来ならば楽勝ペースと言わないまでも、楽な試合展開のはずなのですが、
ここ数試合のピッチャーの状態を見ていると、何点あっても安心はできないですね(苦笑)
とりわけ、今日のキニー投手は変化球が高めに浮くという、
ここ2試合の先発投手と同じ状態だっただけに冷や冷やものでした。
5回はもうダメかもと思う場面もありましたが、
センター佐藤友亮選手が落ちそうな打球をよく捕りましたね。
前に落ちていたら逆転されていただけに、
名実ともにあのプレーが勝利を掴むこととなったように思います。
今日は守り勝ちでしょう。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(中)佐藤友亮、2(左)栗山、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(指)後藤武敏、8(捕)細川、9(二)石井義人
◆黒瀬選手が1軍登録抹消、キニー投手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:キニー投手
1アウトから鉄平選手にヒット、高須選手に四球を与えるも、
後続を打ち取って無失点。

1回裏 楽天先発:青山投手
佐藤友亮選手、センターフライ。
栗山選手、内角高めスライダー打ってセンター前ヒット!
中島選手、フルカウントからのスライダー打って左中間へのタイムリー2ベース!

ブラゼル選手、フルカウントから四球、1アウト1・2塁。
GG佐藤選手、外角低めスライダー打つもレフトフェンス手前のフライ。2アウト1・3塁。
中村剛也選手、フルカウントからの内角ストレートにサードゴロ。

2回表
1アウトから草野選手に四球、藤井選手にヒットを許し、
送りバントで2アウト2・3塁とされるも、
中島選手をセンターフライに取って無失点。

2回裏
後藤武敏選手、内角シュート打って三遊間抜くヒット!
細川選手、送りバント成功、1アウト2塁。
石井義人選手、カーブにファーストゴロ。2アウト2塁。
佐藤友亮選手、内角シュート打ってレフトへのタイムリー2ベース!
ここで楽天は投手交代、朝井投手が登板。
栗山選手、フルカウントからの外角低めカーブ打って左中間へのタイムリー2ベース!
中島選手、左肩に当たる死球。2アウト1・2塁。
ブラゼル選手、フルカウントからの内角高めボール球スライダーに空振り三振。

3回表
1アウトから高須選手に死球を与えるも、後続を打ちとって無失点。

3回裏
先頭のGG佐藤選手が2ベースヒットを放ち、
中村剛也選手のタイムリー2ベースで1点を追加!

さらに後藤武敏選手は四球で出塁し、細川選手は送りバントで1アウト2・3塁。
しかし石井義人選手はサードフライ、佐藤選手はライトライナー性のフライに倒れて無得点。

4回表
1アウトから草野選手に四球を与えてしまい、藤井選手にはライト前に落ちるヒット。
ここで西村選手にライト線へのタイムリー2ベースを打たれて1失点。
続く代打・中村選手を打ち取るも、
鉄平選手にピッチャー返しのセンター前2点タイムリーヒットを許して計3失点。
高須選手はレフトフライ。

4回裏
三者凡退。

5回表
先頭のフェルナンデス選手にフルカウントから四球を与えてしまい、
リック選手にノースリーから立て直すもセカンド左のゴロを
石井義人選手が弾いてしまうセンター前ヒットに。ノ
ーアウト1・2塁。
ここで山崎武司選手にレフトポール際へ大きな打球を打たれるも僅かにファール、
最後はスライダーでセンターへの浅いフライ、1アウト1・2塁。
草野選手は外角高めスライダーでセンターフライ、2アウト1・2塁。
藤井選手にはストレートの四球で2アウト満塁。
西村選手は初球外角スライダー打たれてセンター前に落ちそうな打球を
センター佐藤友亮選手がスライディングキャッチしてアウト!


5回裏
GG佐藤選手、外角スライダーにライトフライ。
中村剛也選手、ノースリーから立て直されて内角高めストレートに空振り三振。
後藤武敏選手、初球低めカーブ捉えて左中間フェンス直撃の2ベースヒット!
細川選手、内角ストレートにショート後方のフライ。

6回表 この回から大沼投手が登板。
中村選手、四球。
鉄平選手、フルカウントからの外角低めストレートでセカンドゴロ併殺!
代打の渡辺選手、サードゴロ。

6回裏
石井義人選手、フルカウントからの高めスライダー打つもセカンドライナー。
佐藤友亮選手、外角ストレート打つもピッチャー返しのゴロ。
栗山選手、内角ストレート打ってセカンド左抜くヒット!
中島選手、四球で出塁、2アウト1・2塁。
ブラゼル選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト1・2塁。

7回表 この回から正津投手が登板。
フェルナンデス選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。
リック選手、外角スライダー打たれてレフト左への2ベースヒット。
山崎武司選手、フルカウントからの外角低めスライダー打たれて、
高いバウンドでピッチャーの頭を越されるセンター前タイムリーヒット。
草野選手、一二塁間抜かれるヒット。
1アウト1・2塁。
藤井選手、サード左へのゴロ、2塁送球1塁転送アウト! サードゴロ併殺!

7回裏 この回から小山投手が登板。
GG佐藤選手、頭部付近に危ない球が来るもギリギリ避けてボール、最後は四球。
中村剛也選手、外角ストレート捉えて左中間スタンドへの2ランホームラン!
後藤武敏選手、低めフォーク捉えるもセンターフェンス手前のフライに
中村選手が後ろに下がりながら体を一杯に伸ばしてギリギリキャッチしてアウト。
ここで楽天は投手交代、木谷投手が登板。
細川選手、フルカウントからの外角低めストレートに見逃し三振。
石井選手、外角ストレート打ってセンター前ヒット! 代走の松坂選手を起用。
佐藤友亮選手、止めたバットに当たって一二塁間抜くヒット! 2アウト1・2塁。
栗山選手、内角スライダー打つもライトフライ。

8回表 この回から岡本真也投手が登板。セカンドに平尾選手。
西村選手、外角ストレートでセカンドゴロ。
中村選手、内角低めスライダーで見逃し三振!
鉄平選手、低めフォークで空振り三振!


8回裏
中島選手、外角低めスライダーにサードゴロ。
ここで楽天は投手交代、渡辺投手が登板。
ブラゼル選手、初球内角ストレートにレフトフライ。
ここで楽天は投手交代、松本投手が登板。
GG佐藤選手、初球内角シュートにセカンドゴロ。

9回表 この回はグラマン投手が登板。
渡辺選手、外角ストレートでライトフライ。
フェルナンデス選手、外角チェンジアップでライトフライ。
リック選手、内角高めストレートでショートゴロ。
試合終了、6−4でライオンズが勝利!


打線は相変わらず活発です。
勝ち越しホームランを放った中村剛也選手は4打数2安打3打点と活躍!
同点に追いつかれた直後だっただけに、中村選手のホームランによる得点は大きかったです。
1点差だと前述のように投手陣の不安からまだ終わってないという気持ちになりますが、
終盤に2点差が付いたのは本当に大きかったです。
非常に効果的な得点でしたね。
このホームランで中村選手はホームランランキング2位タイの22号をマーク、
交流戦でブレイクした年に並んで、自己最多タイとなりました。
今年は交流戦後半辺りからホームランのペースが上がり始め、
交流戦終了以後はチームで一番ホームランを打っているんじゃないでしょうか。
徐々にペースが上がってきているのが良い感じですね。
このままペースを失わずに、気持ちいいホームランを量産していってもらいたいです。

他には栗山選手が5打数3安打1打点、中島選手が3打数1安打1打点2四死球、
GG佐藤選手が4打数1安打1四球、後藤武敏選手が3打数2安打1四球、
石井義人選手が4打数1安打。
そして守備でも貢献した1番起用の佐藤友亮選手は5打数2安打1打点の活躍。
ヒットになったのはあまり良い当たりではないラッキー性のもので、
打ち取られたのはヒット性の良い当たりという複雑な結果となりましたが、
成績的にはそれなりの結果が残ったので良しでしょうか(^^;
片岡選手が死球の影響で欠場となっており、1・2番をどう組むのかが課題となりましたが、
今日は佐藤友亮選手が上手くその穴を埋めてくれましたね。
これから北京五輪などもあり、主力が抜けるケースがありますから、
他の選手が上手くその穴を補って行ってもらいたいですね。
今日は佐藤友亮選手が良い働きをしてくれました。ナイスプレー!



明日は涌井投手が先発です。
前回は非常に素晴らしいピッチングを見せましたが、
詰めが甘く、途中降板の末にチームは敗戦という結果になりましたが、
投球内容自体は良かったと思うので、明日は結果を出してもらいたいですね。
投手陣全体を引き締めなおすようなピッチングを期待したいです。
一方の楽天先発は長谷部投手。
初対戦ということで、どういう投球をしてくるのか分かりませんが、
まずはシンプルな好球必打で攻略していってもらいたいです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月20日 埼玉西武ライオンズ 0−16 千葉ロッテマリーンズ

(西)西口(4回1/3)−岩崎(2/3)−大沼(1回)
 −星野(1回)−正津(1回)
(ロ)渡辺俊介(9回)
(本)大松17号2ラン(3回裏)、オーティズ7号ソロ(4回裏)
西武
ロッテ × 16

投手陣が大量16失点… 打線も3安打完封負けと完敗…
3回終了までしか試合を見れなかった私は、ひょっとしラッキーなのかと思ったり。
まぁ、でもこれだけ完璧にやられると、いっそ清清しいですね。
勝つ時も派手に、負ける時も派手に〜
…この暑い中、球場で応援していたファンはご愁傷様と言うしかありませんが。
でもこれだけ負けてると自棄になって開き直れるから、逆に発散になったかも?
まぁ、しかし、すげー試合だわな…

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(中)栗山、2(二)平尾、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(指)石井義人、8(左)後藤武敏、9(捕)銀仁朗
◆星選手が1軍登録抹消。岩崎投手が1軍登録。

1回表 ロッテ先発:渡辺俊介投手
2アウトから中島選手が内角シンカーを打つレフト前ヒットで出塁するも、
ブラゼル選手は外角高めチェンジアップにセカンドフライ。

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
2アウトから福浦選手に右中間抜かれる2ベースヒットを許すも、
里崎選手を空振り三振に取って無失点。

2回表
1アウトから中村剛也選手が3塁線抜く2ベースヒットで出塁するも、
石井義人選手は内角高めチェンジアップにファーストファールフライ、
後藤武敏選手は外角チェンジアップ打つもレフトフライ。

2回裏
1アウトからサブロー選手に三遊間抜かれるヒットを許し、
橋本選手にライトフェンス直撃の2ベースヒットを許して1アウト2・3塁。
ここで今江選手にライトへの犠牲フライを許して1失点。
さらにオーティズ選手にレフト前タイムリーヒットを許して2失点目。
早川選手はセンターフライ。

3回表
1アウトから栗山選手が左中間抜く2ベースヒットで出塁するも、
平尾選手は低め緩いシンカーに空振り三振。
中島選手はピッチャーゴロに倒れて無得点。

3回裏
1アウトから福浦選手にレフト前ヒットを許し、
2アウトから大松選手に2ランホームランを許して2失点…

4回表
以下、シラネ。


立ち上がりの西口投手は昨日の岸投手と同様に、
変化球が高めに浮きがちで、それだけではなく真中に集まり気味、
ちょっと危ない内容だなぁと思っていたんですが… まさかここまでとは。
今日の結果はややショックの残る投球でしたね。
変化球のコントロールぐらいはしっかりとしておいて欲しいです…

2番手の岩崎投手も大炎上したのには残念。
期待していた投手なだけに…
2軍でも打たれていたので、今回の昇格は「およ?」と思いましたが、
まさかここまでやられちゃうとは。
投球内容を見ていないので分かりませんが、大丈夫なんでしょうか。
正津投手同様に、度胸で投げるところがあるだけに、
これで自信喪失することなく、臆せず投げていってもらいたいです。


打線に関しては前回同様だったのかなと。
渡辺投手対策を考える必要がありますね。
遅い球に合っているのが中村剛也選手一人だけというのは辛いです。

とりわけ目に付くのは100キロを切るチェンジアップにやられるケースですね。
渡辺投手の緩いチェンジアップは、
ソフトボールのライジングボールを手本にしたものでしょうから、
普通の緩い球だと思って引っ張っちゃうとフライが上がるだけになっちゃいます。
回転もシュート気味に回転しているように見えますから、
強く打ち上げようとして振ると上空に上がるだけ、スタンドまで届きません。
捉える方法は正直よく分かりませんが、
逆にスライスさせるように打った方がヒットになるんじゃやないかなぁと思ったり。
逆方向に切るようにして打った方がいいように思えます。
どうしても球が遅い分だけ、引っ張ろうとしているように見えますので、
欲を捨てて我慢しながら打って欲しいっす。
しかし遅い球ってのは難しいですね…
素人からすると、遅い球のほうが打ちやすいように思えますが、
ストレートとの緩急さや、打てると過信しちゃうだけに打てないんでしょうね。
今のライオンズ打線の強く振りきるという打撃では攻略しづらいだけに、
別の対策を考えてもらいたいです。



明日は月曜ですが、海の日なので試合が開催される模様です。
明日からは楽天との3連戦。
今日大敗したとはいえ、カードは勝ち越しですから、
次の3連戦も勝ち越せるよう頑張って欲しいですね。

ライオンズの先発はキニー投手。
久々の登板となるだけに、どういった投球をしてくれるのか楽しみです。
一方の楽天先発は青山投手。
外の球をどれだけ踏み込んで打てるかが鍵だと思うので、
今日の結果は忘れて、明日は思い切って打っていって貰いたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




7月19日 埼玉西武ライオンズ 17−10 千葉ロッテマリーンズ

(西)岸(3回2/3)−大沼(2回)−
 星野(1/3)−小野寺(3回)
(ロ)成瀬(6回2/3)−シコースキー(0/3)−
 伊藤(2/3)−松本(1回)−高木(2/3)
(本)ベニー4号ソロ(4回裏)、今江6号ソロ(6回裏)・7号3ラン(9回裏)
  中島18号2ラン(5回表)、ブラゼル22号2ラン(7回表)、
 後藤武敏4号3ラン(7回表)
西武 17
ロッテ 10

両チーム合わせて29安打27得点の乱打戦はライオンズが制する!
ライオンズファンは「ロッテ打線は当たってるなぁ」と思い、
マリーンズサポーターは「西武打線はよく打つなぁ」と思うそんな試合でしたね。
両チームとも凄い打ちすぎ。つーか、投手陣が打たれすぎ。
もう勝ったからなんでもいいや、という感じの試合でしたね。
負けた方はショックが残るでしょうから、本当に勝てて良かったです。

打線は打ちすぎて誰がヒーローなんだかサッパリ分からないほど。
中島選手は逆転された直後の5回に再逆転となる2ランホームランを放つなど、
4打数3安打3打点2四球と打線全体を牽引しました。
打率も.349まで上がり、.350まであと少しとなりました。
後藤武敏選手は試合を決めたとも言える7回の3ランホームランを含む、
5打数3安打3打点とこちらも大活躍、昨日に引き続きいい働きをしています。
勝ち越し2ランホームランを放ったのはブラゼル選手
他にも栗山選手とGG佐藤選手が2安打ずつ、
途中出場の松坂健太選手が2打数2安打3打点と猛アピール。
同じく途中出場の平尾選手もヒットを放つなど、今日は中軸を中心に色々な選手が打ちました。
どんなに追い上げられても突き放す攻撃の強さが今日の勝因でしたね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(三)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(指)中村剛也、7(左)後藤武敏、8(捕)細川、9(遊)黒瀬

1回表 ロッテ先発:成瀬投手
1アウトから栗山選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
先頭の西岡選手に四球を与えるも、細川捕手が2塁盗塁を刺してアウト!
後続も打ち取って、打者3人で立ち上がりを終える。

2回表
GG佐藤選手、外角高めストレート打ってショート右抜くヒット!
中村剛也選手、高めストレートにサードファールフライ。
後藤武敏選手、外角低めチェンジアップ打って三遊間抜くヒット! 1アウト1・2塁。
細川選手、フルカウントから四球で出塁、1アウト満塁。
黒瀬選手、外角低めストレートに見逃し三振。2アウト満塁。
片岡選手、内角低めストレートを詰まりながらも運ぶ技ありのレフト線2点タイムリー2ベース!
栗山選手、初球外角低めスライダーを打ち上げるもレフト前に落ちる2点タイムリーヒット!

中島選手、ストレートの四球、2アウト1・2塁。
ブラゼル選手、初球内角低めストレートにレフトフライ。

2回裏
里崎選手、外角ストレート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
大松選手、外角低めチェンジアップ打たれてセンター前ヒット、
この打球がやや高く弾み、前進していた栗山選手が捕りきれず2ベースに。
ノーアウト2・3塁。
ベニー選手、右中間への浅いフライ、ライトGG佐藤選手が追いついてアウト、1アウト2・3塁。
オーティズ選手、内角チェンジアップで空振り三振! 2アウト2・3塁。
今江選手、高めに抜けた変化球打たれてレフト前2点タイムリーヒット。
早川選手、ピッチャーゴロ。

3回表
GG佐藤選手、初球外角低めストレート打つも上がりすぎてレフトフライ。
中村剛也選手、低めストレートボール球にショートゴロ。
後藤武敏選手、初球内角スライダーにセンターフライ。

3回裏
西岡選手、内角スライダーでショートゴロ。
根元選手、セカンド左抜かれる2ベースヒット。
橋本選手、内角低めカーブで空振り三振!
里崎選手、外角ストレートでセカンドゴロ。

4回表
細川選手、フルカウントからのスライダーに空振り三振。
黒瀬選手、外角ストレートにショートゴロ。
片岡選手、外角スライダーにセンターフライ。

4回裏
1アウトからベニー選手にソロホームランを許して1失点。
さらに2アウトから中村選手の送球エラー、早川選手のヒット、
西岡選手のセンター前タイムリーで逆転を許してしまう。

この時に細川捕手が交錯してベンチに下がる、ピッチャーも大沼投手にスイッチ。
キャッチャーに銀仁朗選手。
根元選手は良い当たりもレフトライナー。
◆岸投手…ストレートの制球は悪くないんだけれど、変化球が甘いんだよなぁ。
     最近はあまりフォークも使ってないし。もう少しストレートで押した方がいいかも。
◆継投…何でもう交代させるんだろうか。変化球は高くて苦しんでいることは確かだが。
    昨日あんな試合やってるんだから、もう少し様子を見ないのか。
    キャッチャーも2試合好投の銀仁朗選手じゃなくて細川選手だったし。
    ベンチのことだからファンには分からないけれど、
    事情を知らないファンからすると理解し難い部分がある。

5回表
栗山選手、変化球が体を掠める死球で出塁。
中島選手、初球外角低めスライダー捉えてレフトスタンドへの逆転2ランホームラン!
ブラゼル選手、外角低めスライダーに空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めストレートにライトフライ。
中村剛也選手、初球高めストレートにセンターフライ。

5回裏
先頭の橋本選手にレフトフェンス直撃の2ベースヒットを許すも、
後続を打ち取って無失点。

6回表
2アウトから黒瀬選手がセンターへ良い当たりを放つも早川選手がギリギリ追いついてアウト。
◆黒瀬選手…まだ追い込まれると厳しいが、スイング自体は悪くない。
      センター方向へ良い当たりを放ってるし、あと一歩なんだが。のーぱわー。

6回裏
1アウトから今江選手に外角カーブを打たれてセンターバックスクリーンへのソロホームラン。
さらに2アウトから西岡選手をファースト・ブラゼル選手のエラーで出塁を許してしまい、
西岡選手の盗塁を警戒してウエストした球が暴投になってランナー2塁へ。
根元選手にフルカウントから四球を与えてマウンドを降板。
星野投手が登板。後続を打ち取って無失点。
◆黒瀬選手…ショートの守備は正直怖いんだけれど、思い切りはいい。
      イレギュラーしたらどうすんだろと思わなくも(^^;
      でもその思い切りの良さは失わないでもらいたい。

7回表
片岡選手、外角低めスライダーにサードファールフライ。
栗山選手、ファーストゴロ。
中島選手、初球内角高めストレート打ってセンター前ヒット!
ブラゼル選手、初球内角ストレート捉えてライトスタンドへの2ランホームラン!

GG佐藤選手、外角低めストレート打ってライト線抜く2ベースヒット!
ここでロッテは投手交代、シコースキー投手が登板。
中村剛也選手、フルカウントから四球、2アウト1・2塁。
後藤武敏選手、初球外角ストレートを捉えてセンター右への3ランホームラン!
ここでロッテは投手交代、伊藤投手が登板。
銀仁朗選手、外角低めストレートにセカンドゴロ。
◆後藤武敏選手…それにしてもセンター方向の打球が伸びるよなぁ。凄いわ。
        持ち味ではあったが、予想を上回るパワーを身に付けている。
        思い切りの良さが復活したのが何よりもの理由か。いい打者になってきた。

7回裏 この回から小野寺投手が登板。センターに松坂選手、栗山選手がレフト、後藤選手が1塁へ。
里崎選手、内角ストレートでレフトフライ。
大松選手、フォークでセンターフライ。
ベニー選手、右中間のフライ、センター松坂選手が滑りながら捕ってアウト! ナイスプレー!

8回表
黒瀬選手、初球外角低めストレートにセカンドゴロ。
片岡選手、左わき腹付近に当たる死球。代走の平尾選手を起用。
栗山選手、外角スライダー打ってセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。
中島選手、内角ストレート打ってセンター前タイムリーヒット! 1アウト1・2塁。
ここでロッテは投手交代、松本投手が登板?
松坂健太選手、外角低めスライダー打ってセンター前ヒット!
センターが弾く間にランナーホームイン。記録はヒットとエラー。
GG佐藤選手、外角ストレートにショート左へのゴロ、2塁アウトのみ。2アウト1・3塁。
代打の星選手、外角低めスライダーに空振り三振。
◆伊藤投手…前も死球があったし、正直いい加減にしてくれんかと思う。
      ぶつけるぐらいならシュートを内角に投げるなよと。
      気持ち的にはぶつけるぐらいでいいが、ぶつけたらそれはダメだ。
      自動車を駐車する時も隣の車にギリギリぶつける気持ちで行くとピッタリだが、
      実際にぶつけちゃうと大惨事だろうに。治療費払え。

8回裏
先頭のオーティズ選手にヒットを許し、2アウトから西岡選手に四球を与えてしまい、
根元選手にセンター前タイムリーを許して1失点。

橋本選手は低めストレートでレフトフライ。

9回表
先頭の後藤選手がヒットで出塁し、1アウトから黒瀬選手が四球、
平尾選手がライトフェンス直撃ヒットを放ち、1アウト満塁。
ここでロッテは高木投手が登板。
まず栗山選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点追加!
さらに中島選手の四球で再び満塁となり、
松坂健太選手が走者一掃の3点タイムリー3ベースを放ち、計4点を追加!
この後、代打の佐藤友亮選手が四球で出塁するも、
星選手がライトフライに倒れてチェンジ。

9回裏
先頭の代打・大塚選手に四球を与えてしまい、
簡単に2アウトを取るも、オーティズ選手にヒット、
今江選手に3ランホームランを許して、この回3失点。
早川選手はセカンドゴロで3アウト。
試合終了、17−10でライオンズが勝利!


一方の投手陣に関して、というよりも、投手を含めたバッテリーには失望感でいっぱい。
先発の岸投手はストレートの走りはまあまあで制球も悪くなかったのですが、
変化球が全般的に高く、甘くなった変化球を打たれることが多かったです。
それでも細川捕手は変化球中心の配球になってしまって…
何で銀仁朗選手じゃなかったんでしょうね、というのが率直な気持ち。
今日の状態なら、もう少しストレートを多めに使って良かったと思うんですが。低め甘かったし。
交代のタイミングも早いと感じたし、どうも渡辺監督になってからの継投は分かりません。
もう分からないんだから解説できない。常に後手と傷口を広げたくないがせめぎ合ってる継投に見えます。
今日は傷口を広げるのを恐れたのでしょうが…
もし、展開的にもつれていたら、どういう継投にしていたんでしょうか。聞いてみたいです。

4番手の小野寺投手も期待を裏切ってくれて… まぁ、打たれる理由は分かってるんですが。
3イニングを投げたことでセーブが付いたわけですけど、4失点では喜べません。
8回も9回も上手くやっていれば無失点で凌げたはず。
2アウトから傷口を広げてしまって失点しちゃってます。そういう所が甘いといいますか…
まず打たれる理由として、技術的な問題というよりも、配球の問題がありますよね。
小野寺投手のストレートは140キロ後半〜150キロ、
フォークはSFF、もしくは伊良部投手のような高速フォークで140キロ前後、
他に120キロ台のスライダーがあるわけですが、ピンチになるとストレート・フォークの2択。
フォークは落差よりもバットの芯を外すような高速フォークですので、急速や縦の変化はさほど大きくなし。
どうしても球速の変化が少なすぎて、粘られてしまうと打者の方がタイミング合ってきます。
もっとスライダーを織り交ぜて、球速の変化を付けなければダメなんですが…
本人もそれは分かっているはずで、今日のような展開はスライダーを試す機会なのに、
ランナーを出すと熱くなるのか、ストレート・フォークの2択。もう少し投球の幅を広げてもらいたいです。
もう1つ技術的な問題として、
最近は力んだ時のストレートがシュートのように押し出すような腕の振りになっちゃってます。
もし打者が球種が分かっているとすれば、そこに多少の癖が出ちゃっているんでしょうね。
ピンチでの開き直った場合には今の力任せのストレートでいいと思うんですが、
ランナーがいない場合、点差がある場合には8分程度でコントロール重視で投げられるようになって欲しいです。
いつでも全力投球というのもいいんですが… もうちょい力抜けと。もっと楽をすることを覚えて欲しいです。



明日は西口投手が先発です。
西口投手の好投を期待したい…ところですが、この2試合を考えると、
ロッテ打線の状態もいいですし、打撃戦は必至でしょう。
要所を締める投球で、まずは5イニングをしっかりと投げてもらいたいですね。
一方のロッテ先発は渡辺俊介投手。
前回は渡辺俊介投手の緩い変化球、カーブ・チェンジアップに手を焼いただけに、
今回はその遅い変化球を無理に引っ張らずに、引き付けて打ち返してもらいたいですね。
ここ2試合状態のいい、打線の爆発に期待しましょう!
明日もガンバレ、ライオンズ!!




7月18日 埼玉西武ライオンズ 8−6 千葉ロッテマリーンズ

(西)帆足(5回2/3)−正津(1回)−星野(0/3)
 −岡本真也(2/3)−グラマン(1回2/3)
(ロ)唐川(3回)−小宮山(3回1/3)−松本(1/3)
 −伊藤(1回2/3)−高木(0/3)−久保(2/3)
(本)後藤武敏3号3ラン(2回表)
 里崎11号2ラン(6回裏)
西武
ロッテ

中盤以降はピンチの連続も、リリーフを繋いで辛うじての勝利!
しかしよく勝ちましたよねぇ…マジで。
もう今日の試合はそれでいいです。細かい文句は色々とあるけれども。
勝ったからこそ許される試合でしたね。負けてたらボロクソだったわ(爆)

勝因としては追い上げられても反撃意欲を失わなかった打線でしょう。
2回に6得点を挙げ、2回以降の帆足投手の安定感も抜群だったこともあって、
ちょっと気が抜けたというか、やや流し気味な攻撃になり、
3回から6回までは2安打のみで、チャンスらしいチャンスはなかったんですが、
6回に2点取られた直後の7回には中島選手が2ベースヒットで出塁し、
代わった松本投手がモーションに入る前にスタート、
タイミングは危うかったものの、慌てた松本投手の悪送球を誘って1点。
さらに追い上げられた後の9回には、
先頭の片岡選手がサード強襲2ベースヒットで出塁し、栗山選手の送りバントで3塁へ、
ここで再び中島選手が前進守備のセカンドの頭を越すタイムリーで1点追加。
追い上げられた直後の得点により、試合の主導権を渡すことなく戦えました。
もし、7・9回表が簡単に終わっていたら、今日の試合は落としていたでしょうね。
試合展開的に非常に大きい、効果的な得点になったと思います。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(指)石井義人、8(左)後藤武敏、9(捕)野田
◆昨日、山岸投手が1軍登録抹消。大沼投手が1軍登録。

1回表 ロッテ先発:唐川投手
先頭の片岡選手がヒットで出塁し、2塁への盗塁を決めて
栗山選手のセカンドゴロの間にランナー3塁へ。
しかし中島選手は浅いセンターフライ、ブラゼル選手は空振り三振で無得点。

1回裏 ライオンズ先発:帆足投手
先頭の西岡選手にヒットを許し、2塁への盗塁を決められて、
サブロー選手にレフトへのタイムリーヒットを許して1失点、さらにノーアウト2塁。

福浦選手をファーストフライ、里崎選手を空振り三振に取って2アウト2塁となるも、
大松選手にセンターフェンス直撃のタイムリー2ベースを許して2失点目。
竹原選手はサードゴロで3アウトチェンジ。

2回表
GG佐藤選手、四球で出塁。
中村剛也選手、内角ストレート打ってセンター前ヒット! ノーアウト1・3塁。
石井義人選手、内角高めスライダー打ってのファーストゴロ、
唐川投手のベースカバーが遅れて1塁もセーフ、タイムリー内安打!
 ノーアウト1・2塁。
後藤武敏選手、外角カーブ捉えてセンターバックスクリーンへの3ランホームラン!
野田選手、外角スライダー打って三遊間抜くヒット!
片岡選手、送りバント成功、唐川投手が送球エラーでノーアウト1・2塁。
栗山選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
中島選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト2・3塁。
ブラゼル選手、初球外角高めスライダー打ってライトへの2点タイムリーヒット!
GG佐藤選手、外角スライダーにセカンドフライ。

2回裏
今江選手、ファールフライ。
オーティズ選手、外角低めチェンジアップでサードゴロ。
根元選手、外角カーブでファーストゴロ。

3回表
中村剛也選手、外角低めスライダーに空振り三振。
石井義人選手、ファールフライ。
後藤武敏選手、内角ストレート打って3塁線抜く2ベースヒット!
野田選手、外角低めストレートに見逃し三振。

3回裏
西岡選手、低めパームで空振り三振!
サブロー選手、内角低めパームでショートゴロ。
福浦選手、三遊間抜かれるヒット。
里崎選手、低めパームで空振り三振!

4回表 この回から小宮山投手が登板。
片岡選手、サードゴロ。
栗山選手、ピッチャーゴロ。
中島選手、左中間深くへのレフトフライ。

4回裏
大松選手、セカンド片岡選手が良い所に守っていてのセカンドゴロ。
竹原選手、内角チェンジアップでサードゴロ。
今江選手、ライトフライ。

5回表
ブラゼル選手、低めカーブにセカンド左へのショートゴロ。
GG佐藤選手、内角ストレート打ってセンター前ヒット!
中村剛也選手、外角低めストレート打ってセンター右へのフライ。
石井義人選手、セカンドゴロ。

5回裏
オーティズ選手、内角低めパームでレフトフライ。
根元選手、外角ストレートでショートゴロ。
西岡選手、外角低めカーブで見逃し三振!

6回表
後藤武敏選手、内角低めシュート打つもセンター左へのフライ。
野田選手、外角低めストレートに空振り三振。
片岡選手、キャッチャーファールフライ。

6回裏
サブロー選手、サードフライ。
福浦選手、左中間手前に落ちるヒット。
里崎選手、低めパーム捉えられてレフトスタンドへの2ランホームラン。

大松選手、一二塁間深くへのセカンドゴロ。
竹原選手、フルカウントから四球。
今江選手、ファールで粘られてフルカウントからの10球目外れて四球。
2アウト1・2塁。
ここでライオンズは投手交代、正津投手が登板。
オーティズ選手、外角スライダーでセンターフライ。
◆この回…継投のタイミングが早いと感じたが…
     オーティズ選手は帆足投手に全く合ってなかったし。
     リリーフ陣の踏ん張りに期待。


7回表
栗山選手、ファールで粘るも内角低め一杯のスライダーに見逃し三振。
中島選手、外角低めカットボール打って右中間フェンス直撃の2ベースヒット!
ここでロッテは投手交代、松本投手が登板。
ブラゼル選手の初球、モーションに入る前に2塁ランナー中島選手がスタート、
松本投手が気づくのが遅れ、タイミング的にはアウトだったものの、
慌てた松本投手が3塁へ悪送球、3塁盗塁と送球エラーでランナーホームイン!

ブラゼル選手、低め変化球を打つもレフトフェンス手前のフライ。
ここでロッテは投手交代、伊藤投手が登板。
GG佐藤選手、初球内角高めストレートにライトフライ。

7回裏
根元選手、外角低めシンカーでレフトフライ。
西岡選手、一二塁間抜かれるヒット。
西岡選手がサブロー選手の所で2塁盗塁成功。

サブロー選手、セカンドゴロ、ランナー3塁へ。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
福浦選手、四球。2アウト1・3塁。
ここでライオンズは投手交代、岡本真也投手が登板。
里崎選手、四球。2アウト満塁。
大松選手、低めフォークで空振り三振!
◆この回…星野投手の四球が誤算。
     岡本投手がかなり力を入れて投げただけに、次の回をどうするか。


8回表
2アウトから後藤武敏選手が右中間抜く2ベースヒットで出塁するも、
野田選手はセカンドゴロで3アウトチェンジ。

8回裏 この回からセンターに佐藤友亮選手、栗山選手がレフトへ。
早川選手、ファールで粘られてレフト前ヒット。
今江選手、内角低めストレートで詰まらせるもセカンド後方ライト前に落ちるヒット。

代打の橋本選手、レフト前ヒット。ノーアウト満塁。
根元選手、低めフォーク打たれて一二塁間抜かれる2点タイムリーヒット。ノーアウト1・2塁。
西岡選手、セーフティ気味の送りバント成功、1アウト2・3塁。
ここでライオンズは投手交代、グラマン投手が登板。
サブロー選手、低めチェンジアップで空振り三振!
福浦選手、ショートゴロ。

◆この回…そのまま岡本投手をマウンドに送ったときは不安に感じたが、その通りの展開に。
     簡単に凌げたならまだしも、それなりに投げたわけだし…
     でも最後のピンチはよくグラマン投手が凌いだ。大変だが次も頑張って欲しい。
     できればダメ押し点を取って楽にしたい。


9回表
片岡選手、高めストレートを打って三塁強襲のレフト線への2ベースヒット!
栗山選手、送りバント成功、1アウト3塁。
中島選手、内角ストレートに詰まるも前進守備セカンドの頭を越すライト前タイムリーヒット!
ここでロッテは投手交代、高木投手が登板。
ブラゼル選手、内角ストレートにバットを折られるもセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。
ここでロッテは投手交代、久保投手が登板。
GG佐藤選手、外角低めストレート打つもライトフライ、ランナー3塁へ。2アウト1・3塁。
中村剛也選手、外角低めスライダーに空振り三振。
◆この回…貴重なダメ押し点を取ることができた。これで大丈夫だろう。
     あとはグラマン投手が抑えるだけ。


9回裏
里崎選手、外角高めチェンジアップ打たれるもセンター後方のフライ。
大松選手、変化球で攻めた後の外角低めストレートで見逃し三振!
早川選手、ストレートの四球。
今江選手、ショートゴロ。
試合終了、8−6でライオンズが勝利!


効果的な追加点となった7回表の攻撃を振り返ると、
まず中島選手が2ベースヒットで出塁し、
ブラゼル選手を迎えたところで2年目の左腕・松本投手がマウンドへ。
その初球、モーションに入る直前にややフライング気味のスタート、
気づくのが遅れた松本投手は慌てて3塁へ送球。
タイミング的には際どく、低めに良い送球が行っていればアウトでしたが、
慌てた分だけワンバウンドしてしまう悪送球となり、中島選手がホームインというプレーでした。
まず、結果はどうあれ、狙いは素晴らしかったですね。
松本投手は経験が浅く、完全なワンポイント要因の変則左腕、
完全に打者に集中していただけに、盗塁の試みは良かったと思います。
結果的にフライング気味になってしまい、アウトになりそうではありましたが、
そういった相手の虚を付くのが走塁の醍醐味とも言えます。
野球は失敗のスポーツです。
普通にプレーしていればアウトであっても、相手の虚を付けば十分セーフになる可能性があります。
その最たるものがランナー1・3塁のダブルスチールでしょう。
相手のミスを誘うスリリングな走塁は野球の醍醐味の1つです。
仮に松本投手の送球が良く、アウトになっていたとしても、
中島選手の走塁は責められるべきものではなかったでしょう。
ここが野球の面白さですよね。
最近はミスを恐れてか、全般的にスリリングな走塁を見る機会は減りましたが、
今年のライオンズは失敗を責めないこともあり、積極的に仕掛けています。
その象徴が今日の中島選手の盗塁だったと思います。
今年のライオンズの積極性が呼び込んだ大きな追加点でしたね。

ダメ押し点となった9回表の攻撃は野球の妙というものでしょう。
ランナーを3塁に進めるということの意味が出た攻撃でした。
ランナー2塁と3塁では野手の守り方が全く変わってきます。
今日のように前進守備を敷けば、ホームアウトにできる可能性は膨らむものの、
速いライナーや内野の頭を越すか越さないかの詰まった当たりがヒットになります。
強打者に前進守備を敷くのは諸刃の刃とも言えるわけです。
先日のオリックス戦もそうでしたが、初回の前進守備だった故に、
中島選手のセカンド左の打球が抜けたというタイムリーがありましたし、
今日も相手の前進守備を裏目にさせる定位置付近の小フライでタイムリー。
運がいいといえばいいのですが、相手の裏をかくことのできる中島選手の打撃が見事です。
これも対応範囲が広い故でしょう。
打った中島選手も見事でしたが、チャンスを演出した片岡選手、栗山選手、ベンチと、
チームの一体感を感じさせる良い攻撃だったと思います。

中島選手ばかりを褒めていますが、試合前半ではむしろ戦犯気味(^^;
唐川投手の攻略に貢献したのは、後藤武敏選手の3ランホームランと、
ブラゼル選手の2点タイムリーヒットでしょう。
今日の後藤武敏選手は4打数3安打と大当たり!
試合がもつれなければ、間違いなく今日のヒーローは後藤選手だったでしょう。
中島選手とGG佐藤選手が北京五輪メンバーに選ばれたので、
8月の大半は3番・5番打者がいないという緊急事態になります。
その時のためにここまで2軍で温存されていたのが後藤武敏選手。
ぶっつけ本番よりはということで慣らしの意味合いもあって、
交流戦明けからの1軍登録となりましたが、いきなりの活躍もあって今や完全なレギュラー候補。
打ったり打たなかったりと多少の波はありますが、
打ち取られた当たりもライナー性の打球が多く、
内容自体は悪くないだけに今後の活躍が期待されます。
あっさりとした三振が減れば、もっと成績も安定してくるでしょうね。
8月には5番起用されることが有力なだけに、今後の活躍に期待したいですね。
ひょっとしたら、打順の兼ね合いで、4番なんてこともあるかも。五輪期間の鍵を握る選手です。

もう一人の鍵を握る選手がブラゼル選手。
7月はややヒットが出ず、成績を落としていたのですが、
今日は貴重な追加点となるタイムリーを含む2安打と好結果を残しました。
特にタイムリーヒットは高めの変化球を上手く被せて打つというもの、
オープン戦の広島戦で見せたセンター前タイムリーを髣髴とさせるものでした。
振り回さなければ柔軟な打撃もできるだけに、今日のタイムリーを忘れないでもらいたいですね。
打線の得点力を減らさないためには、8月のブラゼル選手の爆発が必要不可欠。
ここからまた調子を上げていってもらいたいです。


反省材料としてはメモにあるように継投の悪さ。
今日はちょっと早めに動きすぎたかなぁと思わなくもなし。
特に問題なのは7回に岡本真也投手を継ぎこんだ後の8回続投。
7回はすんなり終わったわけではなく、里崎選手に慎重に攻めての四球、
満塁の場面で大松選手ということで、こちらも細心の注意で攻めての空振り三振。
ポイントとなる所を抑えたことで、リリーフ投手としては気持ちが一度切れる場面でした。
8回に追加点が取れていたなら、気持ちも入れ直しやすく、続投でも良かったのでしょうが、
ちょっと危ないかなと感じさせられるような展開になっていました。
点差もあったことですし、あそこは小野寺投手で良かったんじゃないかなぁというのが私の気持ち。
前々から言っていますが、抑えのグラマン投手は別格としても、
7・8回の継投はもっと柔軟でいいと思ってます。
7回がポイントだと思えば、岡本投手をつぎ込めばいいし、
その時は8回に小野寺投手なり、別の投手をマウンドに送ればいいことでしょう。
小野寺投手が信用できないというのは分かりますが、
だからといって使わなければいつまでも信用されないわけですし、
結果的に負けているとはいえ、投球内容は別に悪くありません。
もう少し勝ちゲームでも使っていいと思うんですがね。
使わないなら1軍に必要ないでしょう。それならもっと若い投手を試した方が有意義。
小野寺投手を1軍に置いておくなら、もっと任せてあげて欲しいです。
リリーフ陣を中心に投手陣は全体的に高齢なんですから、
若手・中堅所を主力に持ってこないと2〜3年先がマズイですよ。
先発は涌井・岸投手に帆足投手がいるので、まだ大丈夫そうですが、
リリーフは星野・小野寺投手以外はベテラン勢ばかり。
リリーフ陣の再構築に関しては、まだまだ課題が多いように思います。
もう少し継投が上手くなればいいんですが… そこが渡辺監督の課題でしょうか。

あとはキャッチャーかな。
帆足投手と組んだ経験も多いので、野田捕手のスタメン起用は良かったと思いますが、
降板後のピンチでもそのまま使い続ける必要があったのかなと。
最近上がってきたばかりですし、
細川捕手なり銀仁朗捕手に代えた方がリリーフ投手も安心だったかと。
リードに落ち度がなかったから代える必要はなかったとはいっても、
少なくとも8回の2アウト2塁の場面では間違いなく代打でしょう。
今日のメンバーなら平尾選手ですかね。しかし左の信頼できる代打がいないなぁ…



何はともあれ、今日の試合を取れたことは大きいです。
明日は岸投手が先発。
今日はリリーフをつぎ込んだだけに、明日は岸投手に長いイニングを投げてもらいたいですね。
内容が段々と良くなっていますから、球数次第では完投を十分狙えるはずです。
岸投手の好投を期待したいです。
一方のロッテ先発は成瀬投手。
前回は攻略することができましたが、
成瀬投手も代表メンバーに選ばれて気合が入っているでしょうから、
明日の試合は要注意です。
気を引き締めなおして明日の試合に臨んでもらいたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!





応援日記一覧に戻る

〔FTcomのindexへ〕