| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （西）帆足（５回１／３）−小野寺（０／３） −星野（２／３）−大沼（２回） （日）ダルビッシュ（８回）−マイケル（１回） |
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| 西武 | ０ | ０ | １ | １ | ０ | １ | ０ | ０ | １ | ４ | ||||
| 日ハム | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ５ | ０ | ０ | × | ６ | ||||
| まぁ、このカードは既に勝ち越しを決めていましたから、 別に今日の試合は負けても構わない試合だったわけですが… 負け方が悪いですよねぇ… エラーが立て続いての敗戦ってのはちょっと… 今年は負ける時はこんな感じですよね。投手が打たれまくるか、ミスで負けてしまうか。 それ以外の試合は勝てていると考えると、強いとも言えるわけですが。 まだまだ課題が多いことは確かですよね。 上位チームとの対戦はミスが命取りとなるだけに、 夏から秋に向けてもう一度再確認しておきたい点です。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
勝敗を分けたのは言うまでもなく、６回裏の守り。 栗山選手のエラーに、帆足投手のエラー。 帆足投手のダブルエラーは分からなくもないのですが、ちょっと慌てすぎましたね。 絶対に抑えるんだという強い気持ちが逆に裏目に出てしまったように思います。 まぁ、でもエラーしてしまったのは仕方ないわけで、問題はそこからどう最小失点で切り抜けるか。 今日の流れからすれば、同点までは許容範囲だったと思います。 問題は勝ち越されてしまったこと、継投のタイミングの問題ですね。 同点に追いつかれ、ノーアウト１・２塁の場面。 鶴岡選手は当然バント、帆足投手の守備は悪くないだけに、 降板であれ、続投であれ、鶴岡選手まで投げさせるのは当然の判断です。 そこで鶴岡選手のバントを３塁封殺として１アウト１・２塁。 ここでどう継投するかが問題となりました。 ベンチは１つアウトを取ったこともあり、立ち直りを期待して帆足投手を続投。 私もこの場面は続投させていたと思います。 しかし金子選手にヒットを打たれて１アウト満塁。 ここで渡辺監督はピッチャー交代を決断させたわけです。 先発投手の変え所としては合っていたと思います。 ただ、後に登板するリリーフ投手にとっては… 酷過ぎるでしょう。 しかもマウンドに上がったのは小野寺投手。 １アウト満塁で１点もやれない状況、フォークがワンバウンドすればワイルドピッチで失点、 ボールが先行してしまえば押し出し四球で勝ち越し点を献上、 小野寺投手にとっては非常に厳しい場面でした。 小野寺投手をマウンドに送るとすれば、その前の１アウト１・２塁、 塁が埋まっていない状況で送るべきだったと思います。 もし１アウト満塁で投手を代えるとするなら、コントロールに自信があるベテラン投手でしょう。 今のベンチ入りメンバーからすれば、正津投手を送るべきだったかと。 でも、それは代えるならの話で、金子選手の所で続投を決意したのなら、 森本選手の場面も続投させるべきだったように思います。 託したわけでも、早めに手を打ったわけでもない、 後手回った継投になってしまったのが今日の敗因でしょう。 …まぁ、結果論ですけどね。 小野寺投手が抑えていれば、抑え復活の期待が大きくなったでしょうし、 帆足投手を続投させて同じ結果なら、何で代えなかったとなる。難しいところですね。 一方の打線は相変わらず良い状態です。 ダルビッシュ投手の状態はそれほど良くなかったとはいえ、 何度となくチャンスを作り、６回まで３得点を挙げたのは上々な結果だと言えます。 特に中島選手のバッティングは見事でした。 ４回に先頭の栗山選手がヒットで出塁した後、どうやってチャンスを広げるかと思いきや、 外角低めの変化球を上手くバットに乗せて運ぶヒットで繋ぎ、 ６回は初球の内角ストレートを完璧に捉えてレフトフェンス直撃のタイムリー２ベース。 打撃技術の高さを感じさせてくれるバッティングでした。 問題はブラゼル・ＧＧ佐藤・ボカチカ選手。 今日はダルビッシュ投手に全く合う気配がありませんでした。 特にボカチカ選手は久々のスタメンにも関わらず、全くいいところナシ。 得意の外の球にもバットが出てこず、状態的にかなり悪いです。 そろそろ入れ替えも視野に入ってくるのかも。 もうすぐ赤田選手が復帰してくるでしょうし、ボカチカ選手はもう少し危機感を持ってプレーして欲しいですね。 明日はお休みで、土曜からは西武ドームでの楽天２連戦です。 ライオンズクラシック第２段、楽天の監督が野村監督ということもあり、 西鉄ライオンズの全盛期に覇権を争った南海ホークスとの対戦が呼び起こされます。 選手当時に対戦経験のある野村監督にユニフォーム負けしていると言われないように、 土日の試合はしっかりと戦いたいですね。 土曜からはガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （西）涌井（７回）−星野（０／３） −岡本真也（１回）−グラマン（１回） （日）グリン（４回２／３）−歌藤（１回１／３）−坂元（２回） −宮西（１／３）−建山（２／３） （本）中島１４号ソロ（１回表）・１５号ソロ（６回表）、 栗山６号２ラン（２回表） |
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| 西武 | １ | ４ | ０ | ０ | ２ | １ | ０ | ０ | ０ | ８ | ||||
| 日ハム | １ | ０ | ２ | ０ | ０ | １ | ０ | ２ | ０ | ６ | ||||
| 打線は文句なしなんですが… なんでしょうか、このイマイチ乗り切れない感じは（苦笑） 昨日も今日も序盤に大量リードを奪う展開で、ピッチャーは左右のエース涌井投手と石井一久投手。 本来なら余裕で勝ち、と行きたい所なんですが… 今日も楽勝が一転、危ない展開が続きましたね。 まぁ、まだ７月とはいえ、首位攻防戦ですから、 そう簡単に勝てると思う方がおかしいのかもしれませんが。 それだけ日ハムが投打に粘り強いということでしょう。 上位チームとの対戦は幾らリードがあっても余裕というわけにはいかないことを、 改めて学んだように思います。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日の勝因は中島選手のホームランでしょう。 今日の日ハム先発・グリン投手は調子自体悪くなく、ストレートは走っていたと思います。 それが初回に中島選手に、そうそう打たれるコースでない場所を、 いとも簡単にホームランされてしまったことで、 自分の調子を見誤り、慎重になりすぎてボール先行の投球になったことで、 ライオンズ打線がかなり攻略しやすくなったように思います。 相手投手を狂わす一発、中島選手も主力選手らしくなりましたよね。 まさに今日の試合を決める中島選手の一振りでした。 他にも石井義人選手の勝ち越し犠牲フライ、 片岡選手の粘った末のタイムリーヒット、栗山選手のホームラン、 追加点の欲しい所でのＧＧ佐藤選手のタイムリー、 チャンスを潰しかけたところでの細川選手のタイムリー、 ややブレーキ気味だった６・７番以外は各選手とも自分の仕事をしてくれました。 昨日に引き続き、打線は非常に素晴らしく作用していますね。 その中でもっとも光ったのは、勿論、中島選手。 ２本目のホームランもそう簡単ではない球、それをホームランにしたのが凄いです。 今年はここまで首位打者に立つなど、３割を大きく超える打率を長らくキープしています。 その要因は何かといえば、まず一つにパワーがついたことが挙げられますね。 昨年まではフェンス手前のフライ止まりだったものが、 楽々フェンスオーバーするようになり、ホームランの数だけ打率が向上しています。 そして２つ目が、昨年からの特徴ですが、意図的に詰まらせるヒットを打てるようになったことです。 元々、中島選手は詰まってのヒットも多く、１軍デビュー時から外野手の前に落ちるヒットはありました。 ただ、その時はフルスイングで詰まるのを恐れないという感じで、 狙って打っているような雰囲気はありませんでした。 それが内角のストレート、外角のボールになるスライダーと、苦手コースを攻められるようになり、 １軍２年目以降は少し苦労していたのですが、 昨年ぐらいから内角は詰まらせてヒットにし、外角の変化球を上手く拾えるようになり、 苦手コースを克服していきました。 今年はさらに上達し、簡単に詰まらせてヒットにすることができています。 何か打撃のコツでも掴んだのかなというぐらい。 もしヒットだけを狙ったとすれば、かなりの高打率が期待できるのではないでしょうか。 まぁ、でも長打があるからこそ、外野手が前に来ることがなく、その前に落とせるわけですし、 それに長打のない中島選手では打撃の魅力も半減してしまいますからね。 パワーと確実性の付いた今の中島選手の打撃は凄くみりょっくてきに見えます。 １軍デビュー当時から現在巨人の小笠原選手を彷彿とさせるものがあると言ってきましたが、 なんだか今の軽くヒットにしている姿を見ると、 現役時代の中日・落合監督に近くなってきているんじゃないかとも。 どんどん主力選手らしくなってきています。本当に頼もしい存在になってきていますね。 明日は帆足投手が先発です。そして相手はダルビッシュ投手。 交流戦突入前と比べて、ダルビッシュ投手が少し調子を落としているとはいえ、 昨日・今日のように簡単に打ち崩すことのできる投手ではないことは確かです。 そういう意味では、明日こそ先発投手が、 先発の帆足投手がしっかりとしたピッチングをしてくれることを期待したいです。 打線の状態はいいですから、その力がどれだけのものか、 明日の試合の結果が楽しみですね。 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （西）石井（１回２／３）−許銘傑（１回２／３）−小野寺（１回２／３） −正津（１回）−星野（１回）−岡本真也（１回）−グラマン（１回） （日）スウィーニー（５回）−宮西（２／３）−坂元（１回１／３） −歌藤（１回）−金森（１回） （本）ブラゼル２０号２ラン（１回表）、ＧＧ佐藤１９号３ラン（６回表） 高橋信二５号ソロ（２回裏） |
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| 西武 | ２ | ３ | ０ | ０ | ０ | ４ | ０ | ２ | １ | １２ | ||||
| 日ハム | ０ | ６ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ７ | ||||
| ２回表終了時までは５点取ってウハウハだと思ってたんですが… そこから石井一久投手が大乱調、コントロールが甘く連打連打でいつの間にか逆転されて… すぐに追いつけると思ったものの、チャンスがありながら得点できない展開、 良い当たりが野手の正面に飛んだりして、どことなく嫌な雰囲気に。 その極めつけが４回表の細川選手の走塁でした。 当たりは完全にボテボテの当たり、いくら足に自信のない細川選手でも帰れる打球でした。 それがスタート時に判断迷ってやや出遅れ、 ショート金子選手が捕球した時には２／３ほど走ったぐらいで、 金子選手も本塁は諦めるような素振りを見せていました。 …が、何故かその時に細川選手は立ち止まってしまい、それを見た金子選手は本塁送球、 挟まれてタッチアウトという、思わず頭を抱えたくなる展開に…（苦笑） 正直、もうダメかと思ったほどです。 それが６回、得意の継投に出てきた日ハムリリーフ陣を打っての同点・逆転劇ですよ。 中島選手の同点タイムリーは良いところに飛んだし、良い転がりをしてくれたこともあり、 １塁から片岡選手が一気にホームイン、ようやく流れが向いた瞬間でした。 そして左対左にも関わらず、日ハムはブラゼル選手を敬遠。 そこで代わった坂元投手からＧＧ佐藤選手が３ランホームランですから、 流れが来た時のライオンズ打線の破壊力に改めて驚かされる展開でした。 そんなこんなで終わってみれば、先発の石井一久投手の乱調以外は快勝という結果。 勝たねばならない試合を負けそうになりましたが、終わってみれば問題なかった、 つまり野手と２番手以降の投手がよく頑張った、そんな試合でしたね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日の試合で驚かされたのは、２本のホームランです。 初回のブラゼル選手の２ランホームランは、 打った瞬間はやや上がりすぎのレフトフライかなという打球、 それが伸びていってスタンドインですから驚きです。 後からスイングを見ると、振り切っていて押し込むように打っていましたから、 伸びて当然ではあるのですが、それでもスタンドまで運ぶパワーには改めて驚かされます。 ライト方向への打球はもちろん、逆方向にも押し込みだけで持っていけるパワー、 ブラゼル選手のパワーに今日は改めて驚かされましたね。 さらにパワーで負けていないのが勝ち越し３ランを放ったＧＧ佐藤選手。 追い込まれてからの低めのストライクからボールになる落ちる変化球（フォークか縦スラ）、 それをやや崩されながらも、拾うようにして片手一本で押し込んでのスイング、 それをレフトスタンドまで運んでしまうわけですから… こちらのパワーも凄いです。 いずれも相手投手は責められないようなボールでした。 とりわけＧＧ佐藤選手に打たれた坂元投手は何で打たれたか分からないぐらいでしょう。 今年のライオンズ打線には散々驚かされてきていますが、 今日の２本のホームランはそれにも増して凄い衝撃を受けさせられました。 今年の打線の衝撃度を言うならば、カブレラが何人もいるといった感じでしょうか(^^; でもブラゼル・ＧＧ佐藤選手のパワーは間違いなく、全盛期のカブレラ選手クラス、 これでさらに技術が付いてきたらどうなるんだろうかと思ったり。 それぐらい素晴らしいパワーを持っています。 ちょっと気が早いですが、そんな日本人離れしたＧＧ佐藤選手が、 国際舞台でどれだけパワフルなバッティングができるかを見てみたい気もします。 …まぁ、現実的には中島選手もＧＧ佐藤選手も控えなんでしょうがね… ただ想定されるレギュラーは左打者ばかりなので、メンバーに選ばれる公算は高いわけですが。 使わないなら持って行かないでくれと思うものの、 使うなら是非見たい、それがファンの一致した気持ちなんじゃなかろうかと思ったり。 というわけで、中島選手とＧＧ佐藤選手の打撃は凄いっすよ。是非使ってください、星野さん(^^; 明日は涌井投手が先発です。 良かったり悪かったりと、なかなか波に乗れない涌井投手ですが、 北京五輪行きのことを考えれば、残り試合を全て勝つつもりで行かないと、 二桁勝利さえも危うくなってしまうかもしれません。 五輪メンバーの先発枠を確実にするためにも、今月は良いところを見せてもらいたいですね。 打線は絶好調とは言いませんが、中島選手やＧＧ佐藤選手ら主力選手に、 悪いなりのバッティングができるようになり、主力らしい安定感が出てきましたから、 得点力は維持されてくるはずです。 今日のように機動力を生かしながら、得点を積み重ねていってもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （ロ）小林宏之（４回１／３）−小宮山（１回）−松本（２／３） −シコースキー（１回）−川崎（１回） （西）西口（５回）−大沼（１回１／３）−星野（１／３） −正津（１／３）−岡本真也（１回）−グラマン（１回） （本）里崎８号ソロ（２回表）、大松１１号２ラン（４回表） 後藤武敏１号２ラン（２回裏）・２号ソロ（５回裏）、 中村剛也１７号３ラン（５回裏） |
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| ロッテ | ０ | １ | ０ | ２ | ０ | １ | １ | ０ | ０ | ５ | ||||
| 西武 | １ | ２ | ０ | ０ | ６ | ０ | ０ | ０ | ０ | ９ | ||||
| 西鉄ライオンズの背番号６といえば、怪童・中西太氏の背番号です。 今は岩村選手らを育てた名コーチとして有名ですが、 現役時代は三拍子そろったスラッガーとして西鉄ライオンズの中軸を担った選手です。 平凡なセンターフライがグングン伸びていってバックスクリーンまで届くホームランになった逸話が有名。 そんな栄光ある背番号６を付けているのが、後藤武敏選手です。 並びに、体系などタイプ的に近いと言われているのが背番号６０の中村剛也選手です。 今日はその２人が良いところで打ってくれました。 ２回裏は先頭の中村剛也選手がピッチャー強襲の内安打で出塁し、 続く後藤武敏選手が初球の外角低めストレートを捉えてセンター右への２ランホームラン！ さらに、栗山選手のタイムリーなどで勝ち越した５回裏には、 中村剛也選手が試合を決定付ける３ランホームランをセンターバックスクリーンへと放ち、 続く後藤武敏選手も同じようにセンターバックスクリーンへホームランを放ちダメ押し。 今日の試合を決めたのは、この２人だと言っていいでしょう。 ２人ともマイペースな性格で、あまり闘争心とかが前に出てこないタイプ、 力を持ちながらも、なかなか実力を発揮できずにいました。 それが渡辺監督になって、伸び伸びプレーできるようになって才能が開花、 中村選手は大久保コーチ、後藤選手は２軍の田辺コーチらの指導で大きく羽ばたきつつあります。 眠っていたスラッガー候補の２人が目覚めつつあることが、今年のライオンズの強さ、なんでしょうね。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
前述の２人の活躍も見事でしたが、その前の打線の繋がりの良さも忘れてはいけません。 初回は先頭の片岡選手が２ベースヒットで出塁し、栗山選手の送りバントで３塁へ。 ここで中島選手がレフト前へタイムリーヒットを放ち、 タイムリー欠乏症に陥りつつあったチームのムードを変えてくれましたよね。 そして、ビッグイニングとなった５回には片岡選手が粘った末での四球で出塁し、 片岡選手の盗塁を警戒していたロッテバッテリーがストレートを選択するのを狙ったかのように、 栗山選手が初球内角ストレートをフルスイングしてセンターオーバーのタイムリー２ベース。 その後もブラゼル選手のタイムリー、ＧＧ佐藤選手のヒット、 そして中村・後藤武敏選手の連続ホームランへと繋がっていきました。 今年のライオンズの強さは何といっても、足と長打力が一体化していることです。 ５回の栗山選手のタイムリー２ベースが今年のライオンズ野球の強さを現しています。 アウトになってもいいから積極的に足を見せることによって、相手バッテリーは否応なしにランナーを警戒、 その結果、ランナーに意識が行き過ぎたり、球種がストレート系に限定されることにより、 打者は狙いを絞ることができ、思いっきりスイングできる、それが長打の多さへと繋がっていきます。 ライオンズにとって足と長打はワンセット。両方があることで相乗効果となります。 交流戦期間中は普段対戦のないセリーグの投手ということで、なかなか走ることができず、 それが足と長打の相乗効果をなくしてしまっていたのですが、 リーグ戦が再開して積極的に走ることにより、またその相乗効果が復活してきたように思います。 アウトになったとはいえ、中盤以降の栗山・松坂選手の盗塁の試みは意味を持つことでしょう。 隙あらば走ってくるというイメージを与えるだけでも、打者にとってはプラスになるわけですからね。 この積極性があるかぎり、ライオンズ打線の心配はなさそうです。 今年の地域密着というテーマにおける重要試合であった大宮開催ゲームを勝利し、 同じぐらい目玉要素となっているライオンズクラシックも１勝１敗、 大事な後半戦最初のカードを勝ち越すことに成功しました。 正直、ライオンズの先発ローテに裏も表もないんですが（名前だけで実力は変わらないし）、 バレンタイン監督が言う「西武の裏ローテ」で勝ち越せたことは大きいです。 次の日ハム戦にも繋げていきたいですね。 まだ首位攻防というには時期が早すぎますが、 各選手が持っている実力を発揮し、良い戦いを見せていってもらいたいです。 火曜からもガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （ロ）渡辺俊介(６回０／３)−松本(１／３）−久保（１回） −川崎（２／３）−荻野（１回） （西）岸（５回）−許銘傑（１回０／３）−三井（２回）−正津（１回） （本）里崎７号満塁（５回表）、早川２号２ラン（８回表） ブラゼル１９号ソロ（６回裏） |
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| ロッテ | ０ | ０ | ２ | ０ | ４ | ０ | ２ | ３ | ０ | １１ | ||||
| 西武 | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | １ | ０ | ０ | ３ | ||||
| 今日から『ライオンズクラシック』ということで、西鉄ライオンズの復刻ユニフォームを着ての初試合でした。 ファンもその意味がよく分かっていて、この時期としては異例とも言える３万人近い大観衆で埋まり、 西鉄ライオンズのグッズ関連の売れ行きも絶好調なようで、 興行的には最高の滑り出しを果たしたライオンズクラシックだったわけですが… …残念ながら、試合結果の方は伴いませんでした。 大観衆も、西鉄ライオンズの先輩方にも申し訳ない結果になっちゃいました。トホホ… ただ、負けて始まることもあるわけで、 西鉄ライオンズが巨人との日本シリーズで３連敗してから４連勝したように、 負けた試合を引きずらずにスパッと切り替えて、明日からの試合に臨んでもらいたいです。 まだまだ『ライオンズクラシック』は行われるわけですし、 次こそは西鉄ライオンズユニフォームでの勝利を飾ってもらいたいです。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
試合を振りかえって見ますと、欲しい場面で点数が取れなかった、 与えたくない場面で点数が与えられなかった、この２点です。 まぁ、それが試合の全てなんですけどね。要は流れを掴めなかったということです。 打線は序盤からチャンスを作るものの、あと１本が出ないという展開でした。 ９安打で３点、１０残塁という結果は大いに反省する必要があります。 序盤のチャンスを生かせなかった理由は、渡辺俊介投手の緩い球に合わなかったためです。 １００キロ前後の緩いカーブやチェンジアップ・シンカーにタイミングが合わず、 渡辺俊介投手を追い込みながらも崩すことができませんでした。 もう少し逆方向への意識が強ければなんとかなったんでしょうが… 後藤武敏選手といい、細川選手といい、今日は緩い球に全く合ってませんでしたね。 その前の中村剛也選手が緩い球を得意にしていただけに、響く結果となってしまいました。 ６回裏・７回裏にもう少し点数が入っていれば、逆転の可能性もあったんですが… 打線はそこがポイントでしたね。 守りでは岸投手がセットから不甲斐ない投球をしてしまい、５回６失点。 ３回は１点で止めておくべき場面、福浦選手のタイムリーは余計でした。 さらに５回は里崎選手のホームラン以外は、四球・死球・四球のランナーと自滅状態。 セットからだと球が上ずりがちになり、ボール先行になってしまったのが悔やまれます。 もっと攻めの気持ちを見せてもらいたいんですが… 余計なことを考えすぎのようにも思えます。 打てるものなら打ってみろという気持ちで向かっていってもらいたいですね。 良い球を持っているんですから。 ２番手以降の投手では三井投手が不甲斐ない結果に。 ストレートは戻ってきたものの、フォームのバランスがまだ悪いせいか、全体的にボールが高いです。 ストライクからボールになる変化球を投げ切れていないのがこの結果なのでしょう。 三井投手の状態が心配です… それぞれの修正点としては、打線は引っ張りの意識を強く持ちすぎないこと、でしょう。 最近はやや繋ぎの打撃が少なくなっているように思います。 シーズン前半のように後ろへ繋げる姿勢で打っていってもらいたいですね。 状況に応じた打撃を意識して欲しいです。 岸投手に関してはあまり神経質になりすぎないこと、 ランナーを出しても腕を強く振って打者に向かっていく姿勢を忘れないでもらいたいです。 三井投手に関してはフォームバランスの再チェックを。 ベテランですから、しっかり修正してくれることでしょう。 明日は西口投手が先発です。 交流戦突入前後から調子を上げてきているだけに、明日も試合を作ってくれることでしょう。 繋ぎの打撃で小林宏之投手を攻略し、 今日見せられなかった白星をファンに見せてもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （ロ）成瀬（５回）−シコースキー（２／３） −高木（２／３）−伊藤（１回２／３） （西）帆足（７回１／３）−岡本真也（２／３）−グラマン（１回） （本）里崎６号ソロ（１回表） 栗山５号ソロ（３回裏）、ブラゼル１８号２ラン（５回裏） |
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| ロッテ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ||||
| 西武 | １ | ０ | １ | ０ | ２ | ０ | ０ | ０ | × | ４ | ||||
| 今日は非常に意義のある試合でしたね。 まずは何よりも、交流戦で喫していた連敗が６でストップし、リーグ戦復帰初戦を飾れたこと、 次に昨年苦手にしていた成瀬投手を攻略し、黒星をつけることに成功したこと、 そして最後に、地域密着を掲げた大宮開催ゲームを良い形で勝利できたことです。 １２安打放つなど、チャンスを作った割りに、ホームランと犠牲フライによる４点のみで終わるなど、 普段ならばもう少し効率よくと思う展開ではありましたが、 大宮での初の試合ということを考えれば、手ごろな緊張感があって丁度良かったのではないでしょうか。 ライオンズが完全に押している展開だけれども、ひょっとしたらの緊張感もある、 ファンからすれば一番試合を楽しめる展開だったと思います。 そういう意味でも今日の試合は大成功でしたね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日はブラゼル選手が同点となるセンター左を抜くかという大きな犠牲フライ、 そして貴重な追加点となるライト場外サッカー場に飛び込む２ランホームランと活躍、 栗山選手が勝ち越しとなるライトへライナーで運ぶソロホームランと、 左の２人が成瀬投手の攻略に大きく貢献してくれました。 ホームランにしたのはどちらも失投に近い球、 今年の成瀬投手は微妙なコントロールに苦しんでいる所があるだけに、 そこを２人が見逃さずに打ってくれました。 ２人とも左投手を全く苦にしないどころか、むしろ最近は得意にしているので、 チームとしては非常に心強い左打者になってくれていますね。 他の右打者は得点にあまり絡まなかったものの、成瀬投手を上手く打っていました。 投球パターンはストレート・スライダーで内角を攻め、 最後は外にチェンジアップを落とす、このパターンがほとんどでした。 各打者がその配球を頭に入れ、狙い球を絞って打席に臨めたことが、 昨年との大きな違いなんでしょうね。 初対戦で攻略したわけですから、これでもう苦手意識はなくなったことでしょう。 今後にも生きる今日の勝利だったと思います。 先発の帆足投手に関しては、文句の付けようのないナイスピッチングでした。 里崎選手に甘いカーブを打たれて先制点を許したのは反省材料ですが、それ以外はほぼ完璧。 ストレートに角度があり、右打者の内角をしっかり攻められていましたし、 パームやチェンジアップの高さも間違えることはほとんどありませんでした。 ロッテ打線が最後まで内外角のボールに合っていなかったのが印象的でしたね。 今日は球数が少なかったこともあり、完投させるのかなと思いきや、継投策。 次回登板が中５日であることや、リリーフの登板感覚が空いていることを考えれば、 今日の交代は理にかなっていると言えますね。 次回登板でも今日のようなナイスピッチングを見せてもらいたいです。 他の注目要素と言えば、 ２軍で結果を残していた後藤武敏選手と黒瀬選手が１軍昇格したことでしょう。 今までは打線が調子良かっただけに、なかなか昇格のチャンスがありませんでしたが、 五輪期間に抜けることが予想される中島選手とＧＧ佐藤選手の穴埋めも兼ねて、 ようやくの１軍昇格とあいなりました。 そのうち、後藤武敏選手はいきなり７番ＤＨでスタメン起用され、４打数３安打と大暴れ！ 元々、スイングスピードには定評がありましたが、 今までは考えすぎることが多かったのか、年々スイングスピードが鈍っていったのですが、 今日の試合を見る限りでは、本来の速いスイングが戻ってきたように見えました。 中村剛也選手同様に、今季復活する選手の１人になるかもしれませんね。 …ただ、打撃部分の以外は…あまり変わらないかも（苦笑） 足の遅さと走塁技術の拙さにさらに磨きがかかったような… もうここは目を瞑るしかなさそうです。 今日はＤＨということで守備の機会はありませんでしたが、 足の遅さを考えると、今年から転向した外野守備も不安が大きいです。 起用する場合はファーストかＤＨ、代打ということになってしまうでしょうね。 走塁と守備が足を引っ張っちゃっていますが、細かいことに目を瞑れば、 １軍の戦力として入ってくる選手のように思います。 ２人の活躍が五輪期間のライオンズの成績を左右してくるでしょうから、 今後の２人には大注目ですね。 明日からファンが待ちに待ったライオンズクラシック、 西鉄ライオンズのユニフォームを着ての試合となります。 黒い霧事件のダーティーなイメージを払拭するため、 これまでは西鉄ライオンズの歴史は闇に葬られてきましたが、 長い年月が経ち、黒い霧事件の象徴であった池永正明氏の復権もなされたことや、 地域密着の新たな球団として再スタートを切ることもあり、 今年になってようやく西鉄ライオンズの歴史が認められることとなりました。 今まで「何で認めないんだろうか」という気持ちが強かっただけに、 この判断は非常にうれしく思います。 そしてその初年度にその西鉄ライオンズのユニフォームが拝めるわけですから… 最高ですね。 幸いにも現在チームは首位ですし、 そんな最強の野武士軍団・西鉄ライオンズを彷彿させるような試合を期待したいですね。 明日の先発は岸投手。 前回は足攻めに苦しみましたが、クイックの課題も解消されつつあるということなので、 明日はその成長を見せてもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |