2008年西武ライオンズ応援日記

5月18日 埼玉西武ライオンズ 7−3 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)許銘傑(7回2/3)−星野(2/3)−岡本真也(2/3)
(楽)田中(1/3)−吉崎(0/3)−青山(3回2/3)−松本(2回)
西武
楽天

4回に7安打を集中させて7得点! 許銘傑、2年ぶりの勝利!
昨日負けた時点で3連敗を覚悟しましたが… いやはや分からないものですね。
私は2回から4回までしか試合を見れなかったので、
今日はあまり試合を振り返ることはできないんですが、
しかし4回にあれだけ打線が繋がるとは思いもよりませんでした。
田中投手の低めの変化球を敢えて狙っていったのが功を奏しましたね。
この打線の爆発力は凄いとしか言いようがないです。
今日は先発の許銘傑投手といい、野手陣の動きの良さといい、
各選手の頑張りが印象に残る試合だったと思います。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信と結果より。
1(ニ)片岡、2(中)栗山、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(左)大島、8(捕)銀仁朗、9(指)ボカチカ

1回表 東北楽天先発:田中投手
三者凡退。

1回裏 ライオンズ先発:許銘傑投手
先頭の渡辺直人選手に四球を与えてしまい、
高須選手に初球バスターエンドランを決められてノーアウト1・3塁。
草野選手はセカンドゴロに打ち取り、
本塁送球も3塁ランナーが戻ってアウト取れずにノーアウト満塁。
ここで山崎武司選手に押出し四球、
リック選手に左中間への犠牲フライを許して2失点。
フェルナンデス選手はショートゴロ併殺で3アウトチェンジ。

2回表
2アウトから中村剛也選手が2ベースヒットを放ち、
大島選手が四球で繋ぐも、後続が倒れて無得点。

2回裏
2アウトから藤井選手にヒットを許すも、後続を打ちとって無失点。

3回表
三者凡退。

3回裏
先頭の高須選手に四球を与えてしまい、
1アウトから山崎武司選手にあわやホームランかという
ライトフェンス直撃のタイムリー2ベースを許して1失点。

4回表
先頭の中島選手がヒットで出塁し、ブラゼル選手の2ベースでノーアウト2・3塁。
ここでGG佐藤選手がレフト前へタイムリーヒットを放ち1点。
さらに中村選手の四球でノーアウト満塁、大島選手は倒れるも、
銀仁朗選手が低めスライダー捉える
センターオーバーの3点タイムリー2ベースを逆転。
さらに片岡選手がストレート打ってライト前タイムリーヒットを放ち加点。
さらにさらに代わった吉崎投手から栗山選手がタイムリー、
代わった青山投手から中島選手が外角低めスライダーを合わせる
センター前タイムリーヒットを放ち、この回一挙7得点

4回裏
三者凡退。

5回表
先頭の中村剛也選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

5回裏
三者凡退。

6回表
2アウトから中島選手がヒットを放つも無得点。

6回裏
三者凡退。

7回表
2アウトから大島選手がヒットを放つも無得点。

7回裏
先頭の横川選手に四球を与えてしまうも、鉄平選手をセカンドゴロ併殺、
藤井選手にヒットを許し、渡辺直人選手に四球を与えるも、
代打の憲史選手を打ちとって無失点。

8回表 この回から松本投手が登板。
三者凡退。

8回裏
1アウトから山崎武司選手に四球、リック選手に内安打を許すも、
フェルナンデス選手をセカンドゴロ。
代わった星野投手が中島選手を三振に取って無失点。

9回表
2アウトからGG佐藤選手がヒットを放つも無得点。

9回裏
鉄平選手を打ち取って1アウトとした所で、岡本真也投手が登板。
2人を打ち取って試合終了、7−3でライオンズが勝利!


先発の許銘傑投手は2年ぶりの勝利。
最初先発を聞いた時は「えっ!?」と思いましたが、まさか勝利投手になるとは。
2軍監督時に許銘傑投手と接する機会が多かったことも合って、
その可能性に気付いていたんでしょうね。
2軍監督の経験が活きた先発起用だったと思います。
立ち上がりの四球を含めた四死球6つという数字はいただけませんが、
それ以外は先発としてしっかりとした仕事をしてくれました。
外国人枠はブラゼル・ボカチカ選手とグラマン投手が現時点では決まり。
残り1枠をキニー投手と争うことになります。
今まではキニー投手で決まりだと思っていましたが、これで分からなくなってきましたね。
熾烈な外国人枠争いにも注目です。


打線は13安打7得点、そのうち7安打を4回に集中させ、
全得点である7点を叩き出しました。
展開上大きかったのは銀仁朗選手の3点タイムリー2ベースでしょう。
今シーズンは細川選手が事実上の正捕手となり、
銀仁朗選手は控え捕手的なポジションに留まり、なかなか出番がありませんでした。
それが今日は昨年2軍での経験が活きたのか、
許銘傑投手との相性を買われてのスタメン起用となり、
4回に田中投手の低めのスライダーを捉え、
センターオーバーの3点タイムリー2ベースを放って逆転、
今日の試合の流れを作った選手だと言えます。
オープン戦・開幕当初はまだ打撃フォームがしっくり来ていませんでしたが、
今日の4回での打席に入る仕草や構えを見ていると、
「お、なんか板についてきたな」と思わせるものがありました。
まだ課題は多いでしょうが、少しずつ形になってきているように思いますね。
キャンプからのアーリーワークを続けている成果がよく現れているように思います。
それが今のライオンズ打線の強さなんでしょうね。
キャンプは鍛える時、公式戦中は調整という印象が強いですが、
ライオンズの選手は公式戦中でも鍛えている時期、
各選手の努力がよく伝わってきます。
大久保コーチの提案したアーリーワークは球界を変えるかもしれませんね。



残念ながら東北楽天との3連戦は1勝2敗と負け越してしまいましたが、
今季初の3連敗を阻止したというのは大きな意義があります。
交流戦前のロード9試合も5勝4敗の勝ち越しでクリア、
貯金も二桁以上ありますし、ここまでは文句なしの成績です。

けれど問題はこれからです。
過去、交流戦で調子を崩してしまうチームが数多いだけに、
ライオンズも気を引き締め直して戦っていきませんと。
もう一度シーズンが始まるぐらいの感覚で、一戦一戦を大切に戦っていってもらいたいですね。
交流戦もガンバレ、ライオンズ!!




5月17日 埼玉西武ライオンズ 2−3 東北楽天ゴールデンイーグルス

10 11 12 (西)帆足(6回1/3)−小野寺(1回1/3)−星野(1/3)
 −グラマン(2回)−岡本真也(1回)−岡本篤志(1/3)
(楽)ドミンゴ(7回0/3)−有銘(2/3)−小山(2回)
 −吉崎(0/3)−川岸(2回1/3)
西武
楽天 1×

終盤に逆転するも、痛いミスで同点に追いつかれ、最後はサヨナラ負け…
今日の戦犯は、ボカチカ選手ともう一人の岡本投手です。終わり。

……
………はぁ…

実際に試合を見出したのは7回裏からだったので、
それ以前はどうだったのかよく分かりませんが、
どう考えても今日の試合のポイントは9回の表裏ですよね。

9回表は大島選手の2ベースヒットからチャンスを作り、
細川選手の四球、ボカチカ選手の死球で1アウト満塁。
ここで片岡選手が犠牲フライを打って1点勝ち越し。
さらに2塁ランナーも3塁へ行って、2アウト1・3塁。
さぁ、もう1点だというところで、ボカチカ選手が盗塁を仕掛けて2塁タッチアウトチェンジ。
作戦だったのか、個人の判断だったのか分かりませんが、
いずれにせよ、この場面での盗塁失敗は痛いです。
そもそも盗塁を決めても全く意味ないですからね。
1アウトなら、併殺の可能性があるので、1・3塁の2塁盗塁は意味ありますが、
2アウトの場合は、1・3塁の方が一二塁間・三遊間と野手の間を抜きやすくなります。
1塁ランナーが帰らないと意味がないという状況ならまだしも、
3塁ランナーが帰るだけで十分という状況で盗塁を仕掛ける必要があったのか、甚だ疑問です。

まぁ、それは積極的に行ったプレーなので許せるとしても、
9回裏の高波選手の2ベース時の送球はいただけません。
何があったのか知りませんが、送球が上に抜けるような形になって、
ボールがカットに全く届かず、ランナーは3塁へ。
一度、高波選手がブレーキをかけた後だったので、3塁止まりでしたが、
もしもブレーキをあまりかけていなかったとしたら、本塁まで行かれていましたよ。
あー、見逃しちゃったアナタ、心配しなくとも明日某「喝!」の番組で見られることでしょう(苦笑)
前にその番組でメジャーの選手がボールがすっぽ抜けるようにして足元に転がるといった
珍プレーが披露されていましたが、それに匹敵するようなプレーでしたね。
要は話にならないということ(苦笑)
肩を少し痛めていた時期に投げようと思っても飛ばずに抜けることがありましたが…
まぁ、そういうのとは関係ないでしょうね。
結果的に、ランナーを3塁まで進められたことでスクイズをやられて同点に。
勝敗を分けるプレーとなってしまいました。

首脳陣もファンも一様に分かっていることですが、
どうもボカチカ選手のプレーは怠慢に見えてしまいます。
衝撃的だったのは右中間のセンターフライで1塁ランナーが2塁へ進塁したこと、
そんなに余裕のないプレーではありましたが、
少し捕球体勢を変えるだけでも走られることはなかったと思うんですが。
それだけ日頃のプレーから緩慢なプレーをすると思われているということでしょうね。
足も速く、肩も強いなど身体能力は高いのですが、どうも一つ一つのプレーが大雑把。
余裕あるなら、もう少し捕球体勢にも気をつけて欲しいなと思うことがしばしば。
今日はそれが一気に出てしまった感じがしますね。
それでも悲しいかな、センターは赤田選手と松坂健太選手が故障、
ボカチカ選手に代わる選手はいません。
もう少しボカチカ選手に丁寧なプレーを望みたいのですが… ちょっと難しそうかなぁと。
メジャーでレギュラーを取れなかった理由が何となく分かった気がします。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)大島、8(捕)細川、9(中)ボカチカ
◆岩崎投手が1軍登録抹消、岡本篤志投手が1軍登録。

1回表 東北楽天先発:ドミンゴ投手
三者凡退。

1回裏 ライオンズ先発:帆足投手
2アウトから中島選手にヒットを許し、
山崎武司・リック選手に連続四球を与えてしまい、
フェルナンデス選手のタイムリーヒットで1失点。

2回表
1アウトからGG佐藤選手が2ベースヒットで出塁し、
中村剛也選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

2回裏
三者凡退。

3回表
三者凡退。

3回裏
1アウトから中島選手にヒットを許すも、後続を打ちとって無失点。

4回表
三者凡退。

4回裏
2アウトから藤井選手にヒットを許すも、盗塁失敗でチェンジ。

5回表
三者凡退。

5回裏
2アウトから高須選手に四球を与えるも、後続を打ちとって無失点。

6回表
先頭のボカチカ選手がヒットで出塁し、片岡選手の犠打エラー、
栗山選手の送りバントで1アウト2・3塁とするも、
中島選手はサードゴロ、ブラゼル選手は四球で、
GG佐藤選手がショートゴロに倒れて無得点。

6回裏
三者凡退。

7回表
2アウトから細川選手が内安打で出塁するも無得点。

7回裏
先頭の山下選手をサードのエラーで出塁を許し、
送りバントの藤井選手をフルカウントから四球。
高波選手の送りバントは3塁封殺にして1アウト1・2塁。
ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
渡辺直人選手に四球を与えて満塁としてしまうも、
高須選手をショートゴロ併殺に取って無失点。

8回表
片岡選手、低め変化球を叩いてピッチャー返しで二遊間抜くヒット!
栗山選手、バスターエンドランで
外角ストレート叩いて三遊間抜くヒット!
 ノーアウト1・2塁。
中島選手、ストレート押し込まれるもライト前ヒット! ノーアウト満塁。
ここで東北楽天は投手交代、有銘投手が登板。
ブラゼル選手、初球低めスライダーにファーストゴロ併殺、
この間に3塁ランナーホームインで同点。2アウト3塁。
ここで東北楽天は投手交代、小山投手が登板。
GG佐藤選手、フルカウントからの高めストレートにセカンドフライ。

8回裏
代打の草野選手、一二塁間抜かれるヒット。
山崎武司選手、内角低めフォークで空振り三振!
リック選手、低めストレートで右中間のセンターフライ、草野選手は2塁へ。
フェルナンデス選手、敬遠気味の四球。2アウト1・2塁。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
代打の鉄平選手、高めスライダーでセンターフライ。

9回表
中村剛也選手、外角スライダーに見逃し三振。
大島選手、外角ストレートを合わせれレフト線への2ベースヒット!
細川選手、ストレートの四球、1アウト1・2塁。
ボカチカ選手、ユニフォームを掠める死球、1アウト満塁。
ここでライオンズは3塁ランナーに水田選手を起用。
片岡選手、初球外角ストレート打ってレフト犠牲フライ!
2塁ランナーも3塁へ、2アウト1・3塁。

ボカチカ選手が2塁盗塁を試みるも、外に外されてタッチアウト。

9回裏 この回はグラマン投手が登板。水田選手がサード、中村選手が1塁へ。
藤井選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
高波選手、外角低めストレート打たれてセンター左抜かれる2ベースヒット。
しかしセンターボカチカ選手の送球が上に抜ける感じになってしまい、
この間に打者走者は3塁へ。
1アウト3塁。
渡辺直人選手、カウント1−2からスクイズを決めて同点に。
高須選手、サードへの強い当たり、
水田選手が捕って1塁へワンバウンド送球アウト。
◆ボカチカ選手…9回表の盗塁失敗は許せたとしても、この回の守備はちょっと…
        肩でも壊してるのか?と思うような送球。信じられな〜イ。


10回表
栗山選手、セカンドゴロ。
中島選手、外角低めフォークにショート後方のフライ。
ここで楽天は投手交代、吉崎投手が登板。
ブラゼル選手、初球内角スライダー打ってレフト前ヒット!
ここで楽天は投手交代、川岸投手が登板。代走に高山選手を起用。
GG佐藤選手、内角低めシンカーに空振り三振。

10回裏
草野選手、外角カットボールでセンターフライ。
山崎武司選手、内角低めカーブで空振り三振!
リック選手、ショート内安打。
フェルナンデス選手、高いバウンドのショートゴロ、
上手くバウンドに合わせて1塁送球アウト!


11回表
中村剛也選手、内角ストレートにレフトフライ。
代打の石井義人選手、外角ストレートにレフトフライ。
細川選手、外角低めストレートに見逃し三振。

11回裏 この回から岡本真也投手が登板。
鉄平選手、外角フォークでセンターフライ。
代打の憲史選手、フルカウントからの外角低めスライダーで見逃し三振!
高波選手、低めスライダーで空振り三振!

12回表
ボカチカ選手、外角低めスライダー打ち良い角度で上がるもレフトフライ。
片岡選手、内角ストレートにサードファールフライ。
栗山選手、レフトフライ。

12回裏 この回は岡本篤志投手が登板。
渡辺直人選手、フルカウントから四球。
高須選手、送りバント成功。1アウト2塁。
草野選手、ナントカでサヨナラ負け。もう岡本は1人でいい。
試合終了、2−3でサヨナラ負け…


継投の問題で言えば、12回裏に岡本真也投手を代えて、
岡本篤志投手を送ったことが気になります。
グラマン投手が2イニング投げているだけに、
明日のことを考えれば、岡本真也投手に無理をさせたくないんですが、
明日は今季初先発の許銘傑投手で、楽天は田中投手、残念ながら分が悪いです。
3連敗の危険性もありましたから、今日は最低でも引き分けで終えたかったんですが…

継投もイマイチなら、岡本篤志投手の投球もイマイチ。
草野選手に対して内角ストレートで上手く攻めた場面も見られましたが、
全体からすると悪い時のピッチングそのものといった感じ、
四球でランナーを出してタイムリーのパターンでした。
それにしても年々ストレートの威力が落ちて行ってるのが気になりますね。
ルーキー時はもっと切れのあるストレートを投げていたと思ったんですが…
1試合で判断を下すのも何だと思いますが、
少なくとも今日の投球は悪い意味で「変わってないな」と思わされるものでした。


攻撃面では8回は併殺の間の1点とやや攻めあぐみましたが、
8回のチャンスメークが素晴らしかっただけに、あまり気にしないことにしましょう。
不調のブラゼル選手にもヒットが出ましたし、
明日こそ打線爆発で勝利を呼び込んでもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




5月16日 埼玉西武ライオンズ 2−8 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)岸(2回)−大沼(4回)−岩崎(2回)
(楽)岩隈(7回)−有銘(2/3)−小山(1回1/3)
(本)リック4号3ラン(2回裏)
西武
楽天 ×

先発・岸が5四球の大乱調で2回6失点KO…
西口投手が初勝利を挙げて先発投手陣の問題が片付いたと思ったら、
今度は岸投手ですか…
一度、良くなる傾向にあったんですが、また元の迷える状態に戻ってしまいました。
今日は得意のカーブでカウントを稼げず、他のボールも全体的にコントロールがバラバラ、
四球を出しては甘く入った球を打たれて、また四球を出しては打たれる、
そんな印象を受けてしまう今日のピッチングでしたね。

昨年に比べて、岸投手のどこが悪いのかはっきりとは分かりませんが、
一つ言えるのは昨年よりも躍動感がありませんよね。
どこか体重そうに投げている印象ばかりが残っています。
(細身なので実際はそうではないわけですが)
振りかぶった後から腕が出てくるまでがちょっと鈍いように思えます。
ゆったりとしているから、体の開きを矯正できず、
相手からすればボールが見やすくなる、
さらにゆったりとしているので、走られやすくなる、そういった感じがします。

細かいコントロールは勿論必要なのですが、
それを意識するあまりに腕の振りが悪くなり、
ボールのキレを失うようでは意味がありません。
ライオンズ打線を見ていても分かるように、ただコントロールがいいだけでは抑えられません。
プロですから配球を絞ってきますし、どんなに良いコースへ投げたとしても、
それを狙われてしまえば、コントロールのいい投手といえども、終わりです。
大事なのはキレのあるボールを投げることです。それとピッチングの組み立て。
まずはキレのあるボールありきです。
狙われてもそうそう打たれないキレがないと、ピッチャーは勝てないです。
とりわけ岸投手はボールのキレで勝負するタイプ。
西口投手同様に、腕をよく振ることを意識して、
体の開きを矯正していけば、ワンランク上の投手になれると思います。
岸投手が安定感ある投手に育つことが、今年の大きな課題ですね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)大島、8(捕)細川、9(中)ボカチカ

1回表 東北楽天先発:岩隈投手
2アウトから中島選手がヒットで出塁するも、2塁盗塁失敗で無得点。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
先頭の渡辺直人選手に四球を与えてしまい、
高須選手の送りバントで2塁へ。
ここで草野選手にタイムリー2ベースを許して失点。
山崎武司選手を打ち取った後、二者連続四球を与えるも、
横川選手をサードゴロに打ち取って無失点。

2回表
1アウトからGG佐藤選手がヒットを放ち、
中村剛也選手がストレートの四球で出塁し、1アウト1・2塁。
大島選手、フォーク捉えてライト線抜くタイムリー2ベース! 1アウト2・3塁。
細川選手のカウント0−1からスクイズを試みるも、
外されてしまって3塁ランナーアウト。

細川選手、外角スライダーボール球に空振り三振。
◆この回…さすがは岩隈キラーの大島選手。時を経ても相性変わらず。
     その後のスクイズはまさかの攻撃、
     3塁ランナーは見てなかったし、打者の動きで察知されたか。
     ちょっと勿体無かったかもしれない。


2回裏
鉄平選手、外角チェンジアップ打たれてライト前ヒット。
藤井選手、セカンドゴロ、ランナー2塁へ。
渡辺直人選手、四球。1アウト1・2塁。
高須選手の所でダブルスチールを決められ、1アウト2・3塁。
高須選手、ストレート打たれて右中間抜かれる2点タイムリー2ベース。
草野選手、ストレートの四球。
1アウト1・2塁。
山崎武司選手、外角フォークで空振り三振! 2アウト1・2塁。
リック選手、甘いストレート打たれてレフトへの3ランホームラン…
フェルナンデス選手、外角低めスライダー打たれてライト線への2ベースヒット。

横川選手、低めカーブでファーストゴロ。
◆岸投手…うーん…頭の痛くなるピッチング…
     コントロールがバラバラだし、甘い。
     原因は体のキレを欠いていることで、腕を振るまでが緩慢になり、
     少し体を開いて投げる癖を修正し切れずにいる。
     だから走られてしまう。
     もっと腕を振って強く投げることを意識したい。


3回表
ボカチカ選手、低めフォークに空振り三振。
片岡選手、外角スライダーにセンターフライ。
栗山選手、低めフォークに空振り三振。

3回裏 この回から大沼投手が登板。
鉄平選手、初球高めストレートでセンターフライ。
藤井選手、低めカーブ打たれて三遊間深くの内安打。
渡辺直人選手、ファーストファールゾーンへのライナーで併殺!

4回表
中島選手、ピッチャーゴロ。
ブラゼル選手、低めフォークに空振り三振。
GG佐藤選手、初球高めスライダー打つもライトフライ。

4回裏
高須選手、フルカウントから高めスライダーで空振り三振!
草野選手、四球。
山崎武司選手、フルカウントからの外角低めスライダーでサードゴロ併殺!

5回表
中村剛也選手、外角低めスライダーに空振り三振。
大島選手、スライダー捉えるもライトフェンス手前のフライ。
細川選手、センターフライ。

5回裏
リック選手、ピッチャー返しのセカンド内安打。
フェル選手、初球内角ストレート打たれて二遊間抜かれるヒット。
ノーアウト1・2塁。
横川選手、ファーストゴロ。1アウト2・3塁。
鉄平選手、空振り三振!
藤井選手、高めストレートで空振り三振!

6回表
ボカチカ選手、ショート内安打!
片岡選手、高いバウンドのショートゴロ、上手く処理されて2塁アウト。
栗山選手、外角ストレート叩いて三遊間へのサード内安打! 1アウト1・2塁。
中島選手、外角低めフォークにサードゴロ、
3塁ベース引っ掛けて1塁送球もこぼれてセーフ。
2アウト1・2塁。
ブラゼル選手、高めスライダーにファーストゴロ。

6回裏
渡辺選手、レフト前ヒット。
高須選手、送りバント成功。
草野選手、レフトライナー。
山崎武司選手、ショート内安打。
リック選手、上手く合わせられてセンター前タイムリーヒット。

フェル選手、四球。
横川選手、空振り三振。

7回表
先頭のGG佐藤選手がセンター前ヒットで出塁し、
1アウトから大島選手がライトへのヒット、
続く細川選手がタイムリーヒットを放ち、1点を返す。

7回裏 この回から岩崎投手が登板。
先頭の鉄平選手に死球を与えてしまい、送りバントで進められた後、
渡辺直人選手にも死球。
しかし高須選手がセカンドゴロ併殺に取って無失点。

8回表 この回から有銘投手が登板。
1アウトから中島選手がライトへのヒットを放つも、
後続が倒れて無得点。

8回裏
2アウトからリック・フェルナンデス・横川選手と、三連打を浴びて1失点。

9回表
中村剛也選手、内角スライダーに見逃し三振。
大島選手、外角高めストレートに空振り三振。
代打の上本選手、高めストレートにレフトフライ。
試合終了、2−8で敗戦…


打線は9安打放ったものの2点止まり。
とりわけ勝ち越しを許した後の3回から5回まではいずれも三者凡退。
早い段階で点数を返せなかったことで、勝敗は決してしまいました。
楽天先発の岩隈投手は両サイドをきっちり攻めるなど、
さすがの投球を見せていたわけですが、
それでもスライダーが甘くなる場面も多く見られ、
失投を捉えられなくもないとは思っていたんですが…
ストレートに振り遅れたくないというイメージが強すぎるのか、
なかなかその失投を捉えきることができませんでした。
次回対戦時には変化球の失投を確実に捉えていってもらいたいです。



明日は2試合連続完封の帆足投手が先発です。
今シーズンはボールのキレ、投球の組み立てともに良くなっているだけに、
好調の楽天打線といえども、簡単に攻略することはできないでしょう。
まずは帆足投手が試合をしっかり作り、打線の援護で勝利を掴んでもらいたいです。
今日は抑えられてしまいましたが、明日こそは足を絡めた野球で点を取って欲しいですね!
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




5月15日 埼玉西武ライオンズ 10−3 福岡ソフトバンクホークス

(西)西口(7回)−星野(1回)−岡本真也(1回)
(ソ)パウエル(6回0/3)−三瀬(1/3)
 −竹岡(1回2/3)−高橋秀聡(1回)
(本)中村剛也9号ソロ(6回表)、細川7号ソロ(7回表)、
  ボカチカ10号ソロ(8回表)
 長谷川2号2ラン(4回裏)
ライオンズ 10
ホークス ×

後半に一気に畳みかけ11安打10得点! 西口、今季初勝利!
結果だけ見ると、えらく簡単に勝ったように思えますが、
4回に同点に追いつかれてから6回に中村選手のホームランが出るまでは劣勢でした。
長谷川選手の一発が出た時は「今日も初勝利が…」と頭をよぎったものです。
5回表の攻撃では先頭の片岡選手がヒットで出塁し、
2塁盗塁を試みるも不運な判定で盗塁失敗となってチャンスを逸するなど、
どこかホークスに流れが向いているのではないかと思わせるような展開でした。
その流れのまま5回裏に先頭の川崎選手がヒットで出塁するわけですが、
大村選手をフォークで三振に取り、小久保選手をショートゴロ併殺に取って無失点、
ここでホークスへ向いた流れを食い止めました。

けれど6回表の攻撃は簡単に2アウト。
3回に崩れかけたパウエル投手でしたが、やや持ち直しつつあり、
西口投手が投げている間に勝ち越し点を取れるかは微妙な情勢になりつつありました。
しかしここで中村剛也選手がホームランを放ち、勝ち越し。
パウエル投手がリズムを取り戻し始め、簡単に来た所を見事に打ち返した一発、
改めて相手チームにライオンズ打線の恐ろしさを知らしめる一発となりました。
7回表には同じような形で細川選手がホームランを放って加点。
こうなるともう打線は止まらず、相手のミスなどもあって7回に一挙5得点。
さらに8回にはホームラン狙いのボカチカ選手がその通りホームランを放って加点。
後半のホークス打線は三者凡退、ライオンズ投手陣は1人もランナーを許さず、
終わってみると10−3で大勝という試合でした。

流れを掴むとライオンズ打線は絶対に離しません。
1番から9番まで気が抜けない打線は脅威、そして掴まったら最後。
ライオンズ打線の強さを感じる試合でした。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(中)ボカチカ

1回表 ホークス先発:パウエル投手
三者凡退。

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
1アウトから大村選手にヒットを許し、
2アウトから小久保選手のレフト前ヒットで1・2塁となり、
柴原選手にストレートの四球を与えてしまい、2アウト満塁。
しかし松田選手をファーストフライに打ちとって無失点。

2回表
ブラゼル選手、セカンドゴロ。
GG佐藤選手、フルカウントから選んで四球。
中村剛也選手、低めカーブに空振り三振。
石井義人選手、内角低めカーブに空振り三振。

2回裏
長谷川選手、高めストレート打たれてライトフェンス直撃の2ベースヒット。
的山選手、送りバント成功。1アウト3塁。
本多選手、外角フォーク打たれて左中間のセンター犠牲フライ。
川崎選手、ファーストゴロ。

3回表
細川選手、低めスライダー捉えてセンターフェンス直撃の2ベースヒット!
ボカチカ選手、外角低めスライダー叩いて高いバウンドのピッチャーゴロ、
この間にランナー3塁へ、1アウト3塁。
片岡選手、外角ストレート打ってショート強襲タイムリー内安打!
栗山選手、カウント1−2からランエンドヒット、
低めストレート打ってレフト左へのタイムリー2ベース!
中島選手、低めカーブ捉えて左中間抜くタイムリー2ベース!

ブラゼル選手、外角カーブ当ててセカンドゴロ、ランナー3塁へ。
GG佐藤選手、外角低めチェンジアップにショートゴロ。
◆この回…長打が1本出ると本当に変わるなぁ。
     1・2回は変化球に手を焼いていたが、この回はきっちり対応。
     少し甘く入った変化球を逃さずに捉えた。
     光るのは2点目、片岡選手の足と栗山選手のバットコントロールが生きた。


3回裏
大村選手、セカンドゴロ。
松中選手、内角低めフォークで空振り三振!
小久保選手、外角低めスライダーで空振り三振!

◆西口投手…まだ完全復調とはいかないが、最後のスライダーは良かった。
      好調時の躍動感を感じるようなスライダーだった。
      この1球がきっかけになってくれれば。


4回表
中村剛也選手、低めカーブ打つもセンターフライ。
石井義人選手、フルカウントから四球で出塁。
細川選手、外角ストレートに空振り三振。
ボカチカ選手、初球外角カットボール打つもサードゴロ。

4回裏
柴原選手、四球。
松田選手、外角低めスライダーでファーストファールフライ。
長谷川選手、高めスライダー打たれてライトへの2ランホームラン。
的山選手、外角低めスライダーでライトフライ。
本多選手、低めフォークでファーストゴロ。

5回表
片岡選手、ピッチャー返しのセンター前ヒット!
片岡選手が栗山選手の所で盗塁を試み、ノータッチだったものの、
角度的に審判からは見づらかったこともあって、タイミングで推定アウト。
栗山選手、フルカウントから外角ストレート打つも、
3塁線のゴロにサード松田選手が飛びついて1塁送球アウト。

中島選手、ファールで粘るも外角低めスライダーにサードゴロ。
◆この回…片岡選手の盗塁はスロー映像で見るとノータッチだったが、
     タイミング的にはアウトだったし、
     タッチは審判からすると遠近感になるので見えないか。
     仕方ないこととはいえ、残念。見えないから仕方ない。


5回裏
川崎選手、ショートゴロも中島選手の送球が少し逸れて1塁セーフ。記録はエラー。
大村選手、内角低めフォークで空振り三振!
松中選手、四球。1アウト1・2塁。
小久保選手、初球外角低めフォークを当てただけのショートゴロ併殺!
◆この回…今日最大のピンチを無失点で凌いだ。
     これを攻撃に繋げ、西口投手に勝利投手の権利を与えたい。


6回表
ブラゼル選手、ファーストゴロ。
GG佐藤選手、内角低めストレートに見逃し三振。
中村剛也選手、初球内角ストレート捉えてレフトへのソロホームラン!
石井義人選手、外角チェンジアップにサードゴロ。
◆中村選手…パウエル投手が簡単にポンポンと来た所での一発。
      やや押され気味だっただけに、大きな1点となった。


6回裏
柴原選手、外角低めフォークで空振り三振!
松田選手、初球外角低めスライダーでショートゴロ。
長谷川選手、初球低めストレートでレフトフライ。

7回表
細川選手、低めストレート捉えてレフトへのソロホームラン!
ボカチカ選手、ストレートの四球で出塁。
片岡選手、送りバントファールも、低めスライダー打ってセンター前ヒット!
この打球をセンター長谷川選手が後ろに弾く間にランナーホームイン、
打者走者も一気に3塁へ、記録はヒットとタイムリーエラー、ノーアウト3塁。

ここでホークスは投手交代、三瀬投手が登板。
代打の平尾選手、ピッチャー返しのセンター前タイムリーヒット!
1塁走者の代走の高山選手を起用。
中島選手、ファールで粘ってフルカウントから低めスライダー捉えて、
左中間を抜くタイムリー2ベース!

ブラゼル選手、初球外角低めスライダーにセカンドゴロ、ランナー3塁へ。

ここでホークスは投手交代、竹岡投手が登板。
GG佐藤選手、低めシンカー打ってレフトへの犠牲フライ。
中村選手、内角低めシンカー打つもレフトフェンス手前のフライ。
◆この回…なんか調べものしているうちに、4−3が9−3になったんですが?
     それぐらい状況が一変している。さっきまで劣勢だったような…
     相手のミスがあったとはいえ、この勢いは凄いな。


7回裏
代打の小斉選手、外角ストレートでショートゴロ。
本多選手、高めストレートでセカンドゴロ。
川崎選手、センターフライ。

8回表 この回からキャッチャーに山崎選手。
石井選手、外角低めシンカーに空振り三振。
細川選手、外角低めストレートに空振り三振。
ボカチカ選手、外角スライダー捉えてレフト中段へのソロホームラン!
片岡選手、外角低めスライダーに空振り三振。
◆ボカチカ選手…この打席は完全に一発を狙った打撃、最初からフルスイング。
        そしたら甘い変化球が来てホームラン。すげぇ。


8回裏 この回から星野投手が登板。
代打のレストビッチ選手、外角スライダーでセカンド後方のフライ、
ライトとセカンドが交錯しかかるも、
GG佐藤選手がスライディングでかわし、セカンド片岡選手が捕ってアウト。
松中選手、外角スライダーでセンターフライ。
小久保選手、サードゴロ。

9回表 この回は高橋秀聡投手が登板。
高山選手、外角低めスライダーに空振り三振。
中島選手、フルカウントからの外角低めスライダーに空振り三振。
代打の上本選手、外角低めシンカーに空振り三振。
◆高橋秀聡投手…記憶にあるのはルーキー時ぐらいだけれど、印象変わった。
        以前はサイドの速球荒れ球、今は変化球投手。
        肘の位置が下がり、球持ちもよくなった。
        コントロール次第では1軍定着するかも。


9回裏 この回は岡本真也投手が登板。
柴原選手、外角スライダーでセンターフライ。
松田選手、低めストレートでセンターフライ。
長谷川選手、外角高めストレートでレフトフェンス手前のフライ。
試合終了、10−3でライオンズが勝利! 西口投手、今季初勝利!


先発の西口投手は今季初勝利、ようやくといった感じですね。
今日のピッチングは良くもなく悪くもなく。
ストレートはそんなに良くなかったと思いますが、
今日は変化球、特にスライダーが良かったですね。
全盛期に比べれば、曲がりは少なくなっていますが、
それでも打者の手元で曲がるスライダーは依然一級品、
ようやくスライダーを制御できるようになったのかなという印象を受ける投球でした。
やや曲がりが少なくなり、カット気味になったことで、
スライダーでの緩急はなくなりましたが、
その代用として100キロ台のカーブを多投するようになり、
今日の試合ではそのカウントを取るカーブがかなり有効だったように思います。
ストレート・カーブ・チェンジアップで追い込み、スライダー・フォークで打ち取る投球、
新しいピッチングスタイルが今日の試合で確立しましたね。
これまでは手探りな部分があっただけに、投球パターンが固まったのは大きな収穫です。
それが今日の勝利の最大の理由でしょう。
もうこれで迷うことはないでしょうから、ここからは白星を積み重ねていって欲しいですね。


打線は相変わらず好調で11安打10得点と爆発。
4番のブラゼル選手が2試合連続ノーヒットなのに、2試合連続二桁得点、
ここらに打線の厚みが象徴されているように思います。
今日の試合では6番中村剛也選手と8番細川選手のホームランがポイントとなりました。
下位打線の長打がチームに勢いをつけましたね。
ただ当てるような打撃は一切せず、三振を怖がらずにスイングしますから、
1番〜9番までどこからでも長打が出る、
そして長打が出ると「今年のライオンズ打線は強力」という印象があるだけに、
相手バッテリーは慎重になり、ボール球が増えていく、
結果狙いが絞りやすくなって却って打ちやすくなる、そんな循環の良さになっています。

まぁ、試合後半の長打攻勢も楽しいわけですが、
攻撃の作戦として光ったのは3回表の攻撃でしょう。
先頭の細川選手が2ベースヒットで突破口を開くと、
ボカチカ選手は意図的に叩いて進塁打を放ってランナーを進め、
片岡選手がセンター前タイムリーを放って1点。
さらに相手バッテリーが片岡選手の盗塁を警戒する中、
カウント1−2からランエンドヒットが成功し、
栗山選手の2ベースヒットで一気に1塁ランナー片岡選手がホームイン。
続く中島選手がそれまで苦労していたパウエル投手のカーブを捉え、
左中間へのタイムリー2ベースで加点、つながりのある見事な攻撃を見せました。

長打が目立つライオンズ打線ですが、基本はこの攻撃ですよね。
一つにボカチカ選手のランナーを進める打撃、そして二つ目に片岡選手の足。
この2つが3回の攻撃では光りました。
開幕数試合は打てずに苦しんだ打線でしたが、そこに光が差し始めたのが機動力。
片岡・栗山選手の出塁率が上がるに連れて、盗塁数も増えていき、
相手バッテリーが走者を警戒するあまり、打者への注意が疎かになり、
一発長打が増えていった結果、今の長打攻勢へとなっていったわけです。
ホームランが出なくなる時期が当然来るでしょうが、
3回に見せた進塁打と機動力があれば、そんなに打線の波は来ないと思います。
ライオンズ打線の長打力を支えているのが実は機動力、私はそう考えています。
そういう意味でも3回の攻撃は素晴らしかったですね。
4回から試合の状況が一変してしまったので、目立っていませんが、
シーズン全体で考えれば、非常に意味のある攻撃だったと思います。

順風満帆の打線の中で、唯一心配なのがブラゼル選手
なかなか状態が上がってきません。
ちょっと弱点を攻められすぎて神経質になっているのかなと。
一時期はそれを逆手にチャンスでタイムリーを放つなどしていましたが、
あまりにも意識しすぎて、今度はそれ以外の球が来た時に打ち損じるケースが。
まぁ、実際きっちり攻めきれる投手なんて、1チーム数人程度ですから、
そこまで弱点を意識しなくてもいいと思います。
基本は失投待ちぐらいでいいのではないでしょうか。
やや考えすぎている所があるように思えるので、
もっと柔軟に考えて打席に入ってもらいたいです。



これで九州での3連戦を勝ち越し、大阪から始まったロードも順調に来ています。
明日からは交流戦前の最後の3試合、宮城での楽天3連戦です。
相手先発投手は岩隈投手と田中投手が予想され、
この3連戦は今までの中でも厳しい試合になることが予想されます。
それでも両投手ともやや疲れを見せているだけに、
今の打線ならば付け込むチャンスはあることでしょう。
投手陣が粘って最小失点に抑え、打線の援護を待ち望みたいものです。

明日は岸投手が先発です。
安定感を取り戻してきた岸投手ですから、
明日の相手が好調の岩隈投手相手といえども、負けない投球をしてくれることでしょう。
岩隈投手とは久々の対決となりますが、
昨年までとは違う強さを見せ付けてもらいたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!




5月14日 埼玉西武ライオンズ 11−4 福岡ソフトバンクホークス

(西)涌井(7回)−大沼(1回)−許銘傑(1回)
(ソ)ガトームソン(4回1/3)−柳瀬(2回2/3)−竹岡(2回)
(本)GG佐藤10号ソロ(4回表)・11号3ラン(5回表)、
  ボカチカ8号2ラン(4回表)・9号2ラン(7回表)
 レストビッチ2号3ラン(7回裏)
ライオンズ 11
ホークス ×

打線が繋がって12安打11得点で大勝! 涌井、今季4勝目!
しかしホームラン1本出ると出ないとでは、こんなにも雰囲気が違うものでしょうか(^^;
どちらかというと、ホームランが出ない試合では、
機動力を主に使い、犠牲フライで得点するといった渋い攻撃をするのですが、
当然そういった野球なので大量点にはならず。
でもホームランが1本出るだけで、チーム全体がイケイケムードになり、
長打連発で大量得点、面白いものですね、ホームラン1本で野球が変わる。
これだけ1試合でポンポンとホームランが飛び出すと、
1本のホームランがチームの雰囲気をガラリと変えたように感じさせます。

今日の試合は4回まではわりと落ち着いた試合展開でした。
昨日の試合同様、ライオンズはランナーを出して3塁まで進めるものの、
あと1本が出ずに無得点、拙攻気味な展開になっていました。
3回の先制点はボカチカ・片岡選手の連打でチャンスを作り、
送りバントで進めた後に、中島選手の犠牲フライで加点という渋めの得点パターンでした。
けれど4回にGG佐藤選手のホームランが飛び出すと、一気にチームは上昇ムード。
ボカチカ選手の2ランに、5回はGG佐藤選手の3ラン、
6回は犠牲フライとワイルドピッチによる得点だったものの、始まりは細川選手の2ベース、
7回はボカチカ選手の2ランと、
一本ホームランが出た後は怒涛のように長打が出まくりました。
面白いものですね、ライオンズにとってのホームランは起爆剤、
ソロホームランであっても1点以上の価値があるような感じを受けます。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(中)ボカチカ

1回表 ホークス先発:ガトームソン投手
1アウトから栗山選手がヒットを放ち、2塁への盗塁とパスボールで3塁へ進むも、
中島選手はファーストファールフライ、
ブラゼル選手は空振り三振に倒れて無得点。


1回裏 ライオンズ先発:涌井投手
長谷川選手から空振り三振を奪うなど三者凡退。

2回表
先頭のGG佐藤選手がヒットで出塁し
中村剛也選手のキャッチャーゴロの間に2塁へ、
石井義人選手は良い当たりもセンターフライ、ランナー3塁へ行くも、
細川選手がセンターフライに倒れて無得点。

2回裏
1アウトから柴原選手に四球を与えてしまい、
松田選手にノースリーとするも立て直して空振り三振、
2塁ランナースタートで刺しにいくも片岡選手が落球セーフ、
しかし大村選手をファーストゴロに取って無失点。

3回表
ボカチカ選手、外角高めスライダー打ってセンター前ヒット!
片岡選手、外角ストレート叩いて一二塁間抜くヒット!
 ノーアウト1・2塁。
栗山選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
中島選手、内角高めストレート打ってセンターへの犠牲フライ。
ブラゼル選手、ファールで粘って高めストレート捉えるも、
右中間のフライをセンター長谷川選手がスライディングキャッチしてアウト。

3回裏
森本選手、内角高めストレートでセカンドフライ。
的山選手、外角シュート回転気味のストレートで空振り三振!
川崎選手、内角高めストレートでセカンドフライ。

4回表
GG佐藤選手、初球高めストレート捉えてレフトへのソロホームラン!
中村剛也選手、四球で出塁。
石井義人選手、エンドランで内角低めボール球スライダー打って、
セカンドゴロ、ランナー2塁へ、1アウト2塁。
細川選手、外角フォークにショートゴロ。
ボカチカ選手、内角低めストレート捉えてレフトへの2ランホームラン!
片岡選手、外角ストレートに見逃し三振。
◆ボカチカ選手…穴が多いとはいえ、あのコースをあそこまで飛ばすとは。
        ツボに入ったときの長打がでかい。そんなに体大きくないのに。
        本当に9番で30発打つんじゃないか?


4回裏
長谷川選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
松中選手、外角フォークで2塁ベース付近のゴロ、
ショート中島選手が1塁送球するも内安打。
小久保選手、カーブ打たれてレフト前ヒット。
1アウト1・2塁。
柴原選手、外角ストレート打たれてセンター前タイムリーヒット。
松田選手、外角低めスライダー打たれ、三遊間へ飛ぶも、
ショート中島選手が流されながらも捕って2塁送球アウト!
 2アウト1・3塁。
大村選手、外角低めフォークでショート左のゴロ、
ショート中島選手が踏ん張って1塁送球アウト!

◆この回…ポイントとなる回だったが、最小失点で凌いだ。
     この回は中島選手の守備が光った。ナイスプレー!


5回表
栗山選手、レフトフェンス手前のフライ。
中島選手、四球で出塁。
中島選手がブラゼル選手の所で2塁盗塁成功!
ブラゼル選手、四球で出塁、1アウト1・2塁。
ここでホークスは投手交代、柳瀬投手が登板。
GG佐藤選手、スライダー捉えてセンター左への3ランホームラン!
中村選手、外角低めストレート打つもライトフライ。
石井選手、高めストレートに空振り三振。
◆GG佐藤選手…2打席連続のホームラン!
        1本目は初球狙い撃ち、この打席は失投を確実に捉えた。
        打撃好調だったが、角度も付いてきて量産体制。頼もしい。


5回裏
森本選手、低めストレートでショートゴロ。
的山選手、初球低めスライダー打たれるもレフトフェンス手前のフライ。
川崎選手、ライトフライ。

6回表
細川選手、低めストレート捉えて右中間フェンス直撃の2ベースヒット!
ボカチカ選手、粘ってフルカウントから四球、ノーアウト1・2塁。
片岡選手、初球低めストレート打って三遊間抜くヒット! ノーアウト満塁。
栗山選手、外角フォーク捉えてライト犠牲フライ。1アウト1・3塁。
片岡選手が中島選手の所で2塁盗塁成功(?) 1アウト2・3塁。
中島選手、フルカウントから四球、1アウト満塁。
ブラゼル選手の初球にワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン、1アウト2・3塁。
ブラゼル選手、低めスライダーにファーストゴロ、
3塁ランナー本塁突入もタッチアウト。2アウト1・3塁。
GG佐藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。

6回裏
長谷川選手、三振。
松中選手、内角スライダーでセンターフライ。
小久保選手、外角低めストレートでサードゴロ。

7回表 この回からキャッチャーに的場選手。
中村選手、セカンド後方のフライ。
石井選手、一二塁間抜くヒット!
細川選手、外角ストレート捉えるもレフト左へのライナー。
ボカチカ選手、外角ストレート捉えてレフトへの2ランホームラン!
片岡選手、ライトフライ。

7回裏
柴原選手、良い当たりされるもライトフライ。
松田選手、ライト線への2ベースヒット。
大村選手、レフト前ヒット。代走に小斉選手。1アウト1・3塁。
レストビッチ選手、初球甘いシュート打たれてレフトへの3ランホームラン。
的場選手、外角低めスライダーで空振り三振!
川崎選手、キャッチャーゴロ。
◆涌井投手…勝敗には影響ないけれど、防御率に影響してくるんだから、
      この回の一発は成績面で痛い。
      今日の出来がバラバラだったシュートが最も甘くなった。
      ホームランにされて当たり前の一球だった。


8回表 この回から竹岡投手が登板。ファーストに本間選手。
栗山選手、低めシンカーに空振り三振。
中島選手、外角スライダーを合わせてレフト前ヒット!
ブラゼル選手、ピッチャーゴロ併殺。

8回裏 この回から大沼投手が登板。キャッチャーに銀仁朗選手。
長谷川選手、高めストレートでセンターフライ。
松中選手、低めストレート打たれて一塁線抜かれるヒット。
本間選手、ショートゴロ併殺!

9回表
GG佐藤選手、初球高めカーブにレフトフライ。
中村選手、初球外角ストレートにショートゴロ。
石井選手、フルカウントからの外角ストレートにショートゴロ。

9回裏 この回は許銘傑投手が登板。ショートに水田選手、ライトに高山選手。
柴原選手、低めフォークで打ち取るもピッチャー内安打。
松田選手、内角シュートでピッチャーゴロ併殺!
小斉選手、内角低めフォーク打たれてライト前ヒット。
レストビッチ選手、ショートゴロ。
試合終了、11−4でライオンズが勝利!


今日の涌井投手はストレートの威力がやや物足りなかったものの、
投球フォームが安定していて、全体的にコントロールの良い丁寧な投球ができていました。
収穫は前述の通り、投球フォームが安定していたこと。
これまではスライダーを多投するあまり、やや肘の位置が下がり気味でしたが、
今日は肘の位置が上がっていて、良いフォームになっていたと思います。
そこがコントロール良く投げられていた理由でしょう。
勿体無かったのは7回裏に打たれたレストビッチ選手の3ランホームラン。
点差があったので、試合に全く影響しない一発ではあったのですが、
防御率として涌井投手の印象に跳ね返ってくるだけに、
ここは無失点で凌いで欲しかったです。
まぁ、何はともあれ、明るい材料が出てきたのは良かったかと。


打線は全体的に打ったものの、その中でも目立ったのは、
2本塁打と活躍したGG佐藤選手とボカチカ選手でしょう。
GG佐藤選手は2打席連続となるホームランを放つなど、5打数3安打4打点と大暴れ。
1本目は初球の高めストレートをどんぴしゃで捉える一発でした。
犠牲フライで1点は挙げたものの、序盤の展開からすると、
早くもう1点が欲しかっただけに、大きな意味を持つホームランとなりました。
結果的にこの一発が呼び水になったわけですし、今日の試合を決めたホームランでしたね。
2本目は柳瀬投手から甘い変化球を捉えての3ランホームラン。
昨年までは柳瀬投手を苦手にしていただけに、
もう完全に苦手意識はなくなったのだなと再確認させてくれる一発でした。
最近は1試合2安打以上打つことが多く、バットが振れているGG佐藤選手でしたが、
今まではあまり角度が付いていなかっただけに、
今日の2本塁打は好調さを再認識させてくれる一発になったと思います。
これから量産体制に入っていく可能性があるだけに、今後のGG佐藤選手に注目です。

ボカチカ選手は3打数3安打4打点1四球と全打席で結果を残しました。
いや〜、しかしね、キャンプ・オープン戦・開幕数試合の頃とは全くの別人ですなぁ(苦笑)
外国人選手は蓋を開けてみないと分からないといいますが、本当にそうなりましたね。
3月に時点の自分に「ボカチカはボカスカ打つよ?」とか言っても、
「それってギャグか?」と一笑に付されることは間違いありません。
それだけ2軍落ちする前と後で大きく変わった選手です。
何が変わったかと言えば、飛距離ですよね。
プルヒッターだとは思ってましたが、あんなに飛距離が出るようになるとは。
体もそれほど大きくありませんし、どちらかというと中距離打者のイメージ、
けれど今の打撃は長距離砲そのものという感じがしますもんね。
まぁ、内角に穴を抱えていて、外角のボールの見極めにやや難があるという
はっきりした欠点があるものの、そんな中でも結果を残せているのは凄いの一言です。
9番にボカチカ選手を置いておけるチーム状況が影響してるのかもしれませんね。
上位に持ってくると脆さが目立つ打者ですが、下位にいると恐ろしい打者です。
しかしもう9号ですか。本当に9番で30発打っちゃうかもね(^^;
どんな打線なんだよ、一体(笑)



明日は雨天中止で登板が流れた西口投手が先発です。
そろそろ勝ってくれる頃でしょう。
打線も良い状態で来ていますし、明日こそは今季初勝利を挙げてもらいたいです。
リリーフ陣も休めていますし、チーム全体で西口投手を援護していきましょう!
明日もガンバレ、ライオンズ!!




5月13日 埼玉西武ライオンズ 2−4 福岡ソフトバンクホークス

(西)石井一久(6回)−小野寺(1回)
 −岩崎(2/3)−星野(1/3)
(ソ)和田(6回1/3)−久米(2/3)
 −小椋(1回)−ホールトン(1回)
(本)松田3号ソロ(5回裏)
ライオンズ
ホークス ×

打線にあと一本が出ず、ホークスに競り負ける…
今日は時間がないので簡潔に。

今日の試合はわりとオーソドックスな負け試合でしたね。
攻撃の面ではあと一本が出ずに追加点を奪えず。
中盤まではよくヒットも出てましたし、押してたんですがね。
もう一押しができなかったことが、終盤の苦しみとなりました。
守りの面ではエラー、
良いプレーもありましたがエラーから失点に繋がる悪いパターン。
負ける時はこんな感じなんですかね。
それでも最後1点差なら…
そう思わせてくれる打線なだけに、8回裏の1点は痛かったです。これがなければ。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(一)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(指)高山、8(捕)細川、9(中)ボカチカ

1回表 ホークス先発:和田投手
先頭の片岡選手がセンターへのヒットで出塁し、
栗山選手の送りバントで2塁へ進めるも、
中島・ブラゼル選手と連続三振に倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:石井一久投手
松中選手から空振り三振を奪うなど三者凡退。

2回表
2アウトから高山選手がショート内安打で出塁するも、
後続が倒れて無得点。

2回裏
先頭の小久保選手にレフト前ヒットを許すも、
柴原選手をファーストゴロ2塁送球アウト、
松田選手をファーストファールフライ、大村選手をセカンドゴロに取って無失点。

3回表
先頭のボカチカ選手が三遊間抜くヒットで出塁し、2塁盗塁成功!
片岡選手の送りバントで3塁へ進め、
栗山選手がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を先制。
中島選手は大きな当たりもセンターフライ。
◆この回…ボカチカ選手の盗塁はサインミスだったという話も…
     まぁ、結果的に勢いが付いたので良しか(^^;


3回裏
山崎選手に粘られるも空振り三振に取るなど三者凡退。

4回表
先頭のブラゼル選手がライトへのヒットで出塁し、
GG佐藤選手がレフト左への2ベースヒットを放ち、
ノーアウト2・3塁。
ここで中村剛也選手がライトへの犠牲フライを放ち、1点を追加!
さらに2塁ランナーも3塁へ行くも、
高山・細川選手とセカンドフライに倒れて無得点。

4回裏
先頭の長谷川選手に四球を与えてしまうも、松中選手をショートフライ。
続く小久保選手のサードゴロがイレギュラーして中村選手の鎖骨付近に当たり、
内安打となる不運があるも、
柴原選手をセカンドゴロ併殺に取って無失点。

5回表
先頭のボカチカ選手が2ベースヒットを放つも、
片岡選手の当たりはセカンドライナー、2塁ランナー戻れずに併殺。
栗山選手も空振り三振に倒れ、チャンスを逸する。


5回裏
先頭の松田選手にレフトへのソロホームランを許して失点。
さらに1アウトから森本選手をサードのエラーで許し、
山崎選手を空振り三振に取るも、その間にランナー2塁へ、
そして川崎選手にセンター前タイムリーヒットを許して同点に追いつかれる。


6回表
中島選手、外角ストレート打ってライト前ヒット!
ブラゼル選手の所でワイルドピッチ、中島選手が2塁を突く好走塁。

ブラゼル選手、フルカウントからの低めストレートに見逃し三振。
GG佐藤選手、外角低めスライダーにピッチャーゴロ、ランナー3塁へ。
中村選手、セカンドフライ。

6回裏
松中選手、外角スライダーでセンターフライ。
小久保選手、ファールで粘られてフルカウントから四球。
柴原選手、エンドラン外角低めスライダー流されてレフト前ヒット。
1アウト1・3塁。
松田選手、外角フォークで高いバウンドのショートゴロ、
ショート中島選手が本塁送球するも滑ってボールが逸れ、3塁ランナーホームイン。

大村選手、セカンドライナー併殺。

7回表
高山選手、右中間への2ベースヒット!
細川選手、送りバント成功、1アウト3塁。
ここでホークスは投手交代、久米投手が登板。
ボカチカ選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト3塁。
片岡選手、外角ストレートに空振り三振。

7回裏 この回から小野寺投手が登板。
森本選手、高めフォークでセカンドゴロ。
山崎選手、外角149キロストレートで見逃し三振!
川崎選手、内角ストレート打たれてライト前ヒット。
長谷川選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
松中選手、フォーク打たれて一二塁間抜かれるヒットも、
ライトのGG佐藤選手からダイレクト好返球が帰ってきて本塁タッチアウト!

8回表 この回から小椋投手が登板。
栗山選手、初球外角ストレートにサードゴロ。
中島選手、低めストレート打ってセンター前ヒット!
ブラゼル選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト1塁。
GG佐藤選手、ストレートにライトフライ。
◆この回…GG佐藤選手に期待したんだがな〜
     ちょっとストレートに遅れていたか。


8回裏 この回から岩崎投手が登板。
小久保選手、外角ストレートでセンターフライ、と思いきや、
思ったより飛ばずにセカンド後方センター前にポトリと落ちるヒット、

ただ2塁を狙った小久保選手を刺してアウト。
柴原選手、内角ストレートでライトフライ。
松田選手、外角低めスライダーで打ち取るも、ライトへ落ちる2ベースヒット。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
代打のレストビッチ選手、センター前タイムリーヒット。
森本選手、ライトフライ。

9回表 この回からホールトン投手が登板。
中村選手、外角ストレート打って二遊間抜くかという打球、
ショート川崎選手が飛びついて捕るも、送球がこぼれてセーフ、内安打!

代打の石井義人選手、外角低めストレート打つもセンター後方のフライ。
代打の大島選手、低めチェンジアップに空振り三振。
ボカチカ選手、低めストレートにライトフライ。
試合終了、2−4で敗戦。


明日は涌井投手が先発です。
ここ数試合、それなりに投げてはいるものの内容はあまり良くないだけに、
明日はビシッとした投球を見せてもらいたいですね。
打線も畳み掛ける攻撃で得点を積み重ねて行きましょう!
連勝することよりも連敗しないことが大事です!
明日からはガンバレ、ライオンズ!!





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