2008年西武ライオンズ応援日記

5月11日 埼玉西武ライオンズ 9−0 オリックスバファローズ

(西)帆足(9回)
(オ)金子(4回2/3)−川越(2回)−ヤング(2回1/3)
(本)中島9号2ラン(1回表)
西武
オリックス

打線が14安打9得点と爆発! 帆足、2試合連続の完封勝利!
試合に関してはもう言うことなし、です。
問題は頭部死球(ヘルメットのマウスガード付近)を受けた中村剛也選手の状態です。
診断の結果は頬骨骨折だそうで…
治るまでは無理をさせられないでしょうね。
守備は辛うじて何とかなっても、打撃はそうはいかないでしょうし…

相手チームに「打っている」という印象を強く与えているためか、
相手投手の攻め方も日々厳しくなっています。
内角を使わないと抑えられませんから、当然そこを攻めるわけですが、
そのコントロールを誤ると今回のような惨事に…
相手チームに投げるなとは言えませんから、
最終的には自己防衛していくしかないでしょうね。
まだ若い選手が多いわけですし、
長くやっていくためには阪神の金本選手のように上手く避ける技術も必要になってきます。
完全なレギュラーになるためにも、上手く避ける練習もしてもらいたいです。
…ただ、今日のはちょっと厳しかったですけどね。なんとか頭を下げるしかなかった。
それでももう少しずらせていたら、骨折にはならなかったかもしれません。微妙だけど。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(中)ボカチカ

1回表 オリックス先発:金子投手
片岡選手、初球外角ストレート打つもセンターフライ。
栗山選手、左膝付近に当たる死球。
中島選手、初球外角低めカーブ捉えてセンターへの2ランホームラン!
ブラゼル選手、外角低めストレート合わせて三遊間深くへの内安打!
GG佐藤選手、初球外角低めスライダー打って三遊間抜くヒット!
 1アウト1・2塁。
中村剛也選手、外角ストレートにライトフライ。2アウト1・2塁。
石井義人選手、ノースリーから外角高めボール球ストレートにショートゴロ。
◆中島選手…初球のカーブをドンピシャで捉える。狙ってた?
◆この回…ほとんどの打者が初球打ち、早いストライクを打っている。
     今日はガンガン打っていく方針の模様。


1回裏 ライオンズ先発:帆足投手
下山選手、内角低めチェンジアップで3塁線のゴロ、
サード中村選手が踏ん張って1塁送球、ファースト石井選手が掬い上げてアウト!

塩崎選手、高めストレートでセンター後方のフライ。
ローズ選手、フルカウントから外角低めパームで空振り三振!
◆帆足投手…変化球は低めに集まっている。
      ストレートのコースが若干甘いかな。そこだけ修正されれば文句なし。


2回表
細川選手、内角ストレートに見逃し三振。
ボカチカ選手、外角低めスライダーに空振り三振。
片岡選手、初球打ちでファーストファールフライ。
◆この回…積極的が裏目に出て淡白に。ボール球に手を出してはダメよ。

2回裏
カブレラ選手、フルカウントからの内角低めストレートでバットを折りショートゴロ。
濱中選手、外角低めチェンジアップでセンター右のフライ、
センターボカチカ選手がランニングキャッチアウト!

北川選手、初球内角カーブ打たれてライト線に落ちるヒット。
後藤選手、低めパームでライトファールゾーンのフライ、
ライトのGG佐藤選手がスライディングキャッチしてアウト!

◆守備陣…投球のテンポがいいせいか、守備陣もリズムがいい。
     初回の中村・石井義人選手の守備、
     この回のボカチカ・GG佐藤選手の守備と非常にいい感じ。


3回表
栗山選手、内角低めスライダー打ってライト前ヒット!
中島選手、初球低めカットボール打って二遊間抜くヒット!
 ノーアウト1・2塁。
ブラゼル選手、シュート打って右中間へのライナー性の当たり、
センターの下山選手が追いついてアウト。1アウト1・2塁。
GG佐藤選手、ファールで粘ってフルカウントからの内角高めストレート打って、
三遊間抜くタイムリーヒット!
 1アウト1・2塁。
中村選手、低めストレートにサードゴロ併殺。
◆GG佐藤選手…追い込まれてからの粘りが見事だった。
        コンパクトに振り、ミートに徹する打撃、
        内角でも上手く回転できたのはそのためだろう。
◆中村選手…最近はブレーキ気味。特に何が悪いということもなさそうだけど…


3回裏
大引選手、高めストレート打たれるもセカンドゴロ。
日高選手、フルカウントからの内角パームでライトフライ。
下山選手、内角ストレートで空振り三振!

4回表
石井義人選手、ファーストゴロ。
細川選手、内角ストレートに空振り三振。
ボカチカ選手、フルカウントからの外角低めスライダーに空振り三振。

4回裏
塩崎選手、フルカウントからの内角パームでピッチャーゴロ。
ローズ選手、内角ストレートでライトフェンス手前のフライ。
カブレラ選手、センターフライ。

5回表
片岡選手、外角カットボール打ってレフト左抜く2ベースヒット!
栗山選手、ファールで粘ってフルカウントからの外角高めシュート弾き返して、
センター前タイムリーヒット!
 ノーアウト1塁。
中島選手、内角ストレート打つもセンター正面のフライ。
栗山選手がブラゼル選手の所で2塁盗塁成功、
さらに送球がワンバウンドで足に当たって逸れる間に3塁へ。
ブラゼル選手、フルカウントからの内角高めカットボールに空振り三振。
GG佐藤選手、低めカットボール打ってセンター前タイムリーヒット!
中村剛也選手、ストレートがヘルメットマウスガード付近に当たる死球…
金子投手は危険球退場に。
ここでオリックスは投手交代、川越投手が登板。代走の平尾選手を起用。
石井選手、内角ストレート打つもセカンドゴロ。
◆この回…金子投手は開幕に比べて疲れからキレが落ちているとはいえ、
     ここまでポンポンと捉えられるのも見事。
     ファールで付いていける結果、ヒットが生まれている。
     中村選手の頭部死球は直撃だけに心配。
     チームが打っていると厳しい攻めをされるし、
     故障を避ける工夫もしていかないといけないかも。


5回裏
濱中選手、高めストレートでハーフスイング空振り三振!
北川選手、四球。
後藤選手、外角低めパームでセンターフライ。
大引選手、内角パーム打たれてレフト前ヒット。2アウト1・2塁。
日高選手、初球外角低めパームでレフトフライ。

6回表
細川選手、外角低めストレート打つもライト後方のフライ。
ボカチカ選手、サードゴロ。
片岡選手、ショートゴロ。

6回裏
下山選手、外角高めストレートで空振り三振!
塩崎選手、やや高いバウンドのピッチャーゴロ、
帆足投手がジャンプしてキャッチし、1塁送球アウト。

ローズ選手、内角低めストレートでセンターフライ。

7回表
栗山選手、一二塁間抜くヒット!
栗山選手が中島選手の所で2塁盗塁成功!

中島選手、フルカウントから選んで四球、ノーアウト1・2塁。
ブラゼル選手、外角ストレート打ってセンター前タイムリーヒット! 無死1・3塁。
GG佐藤選手、バットを折られてサードゴロ、
3塁ランナー挟まれてタッチアウト、1アウト1・2塁。
平尾選手、外角低めカットボールに見逃し三振。2アウト1・2塁。
石井義人選手、内角ストレート打ってレフトフライかと思いきや、
打球が伸びてレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース!
 2アウト2・3塁。
細川選手、初球打って右中間抜く2点タイムリー2ベース!
ここでオリックスは投手交代、ヤング投手が登板。
ボカチカ選手、外角高めストレートにレフトフライ。
◆中村剛也選手…意識ははっきりしている模様。これから病院へ。

7回裏
カブレラ選手、ライトフライ。
濱中選手、サードゴロ。
北川選手、内角低めチェンジアップでサードゴロ。

8回表
片岡選手、四球で出塁。
栗山選手、低めチェンジアップ打ってショート左抜くヒット! ノーアウト1・2塁。
中島選手、フルカウントからの内角低めストレートに空振り三振。1アウト1・2塁。
代打の上本選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。

8回裏
後藤選手、センターフライ。
大引選手、内角ストレート打たれてセンター前に落とされるヒット。
鈴木選手、ライトフライ。
下山選手、ライト線抜かれる2ベースヒット。2アウト2・3塁。
塩崎選手、セカンドゴロ。

9回表
平尾選手、ショートゴロ。
石井義人選手、四球で出塁。
細川選手、空振り三振。
ボカチカ選手、ショートライナー。

9回裏 この回はライトに高山選手、
ローズ選手、外角高めストレートでセンターフライ。
カブレラ選手、内角低めパームで空振り三振!
濱中選手、フルカウントから微妙に外れて四球。
北川選手、初球内角ストレート打たれてセンター前ヒット、
センターボカチカ選手が突っ込むも、一歩及ばず。

後藤選手、セカンドゴロ。
試合終了、9−0でライオンズが勝利! 帆足投手、2試合連続完封勝利!


先発の帆足投手はリズムの良い投球で、5安打2四球5奪三振完封勝利でした。
今日の立ち上がりを見る限りでは、今シーズンの中では普通ぐらいの出来で、
完封をするほどの出来だとは思っていなかったんですが、
立ち上がりに守備陣のナイスプレーが連発したこともあって、
そこからテンポが上がっていったように思います。
まぁ、それもストライク先行のピッチングができているからでしょう。
打者の懐を攻める向かっていく投球が、守備陣の集中力を引き出している感じがします。

投球の面ではチェンジアップを投げるようになって、
パームとのコンビネーションが冴えるようになってきました。
今までなら変化球はカーブとパーム。
どちらも軌道は同じで斜め変化で球速が違うぐらい、
相手打者からすれば付いていけた球だったと思います。
それがチェンジアップを加えたことで、曲がらずに縦に沈む変化が加わり、
パームの威力もまた増しているように見えます。
まぁ、見ている限りだと、両球種の判断はかなり難しいんですけどね。
自分の中では右打者に対して少し沈むような球を投げた時にチェンジアップと見ています。
今日のように多少ストレートが甘くなっても、
懐を攻める姿勢が変わっていなければ、そうそう打たれませんし、
低めに変化球が集まっていれば、やはり簡単には打ち崩せません。
これまでの帆足投手の特徴であった懐を攻める姿勢と、
今までになかったピッチングの幅が加わり、投手として一回り大きくなった感じがします。
右のエースは涌井投手と岸投手の争い、
左のエースは石井一久投手と帆足投手の争い、そんな様相を呈してきました。
間違いなく今年のライオンズ投手陣の軸ですね。


打線は14安打9得点と爆発、
やや拙攻気味な所もありましたが、2アウトから得点したりと内容は良かったと思います。
まぁ、もう少し1アウトから点数が取れていたら楽なのになとは思いますがね。
2アウトからでも、2ストライクと追い込まれてからも得点が取れるのは、
打線の好調さの故でしょうか。

それにしても今のライオンズ打線を見ていると、
ピッチャーはコントロールと思っていましたが、
ただコントロールが良くても狙い打たれるだけですから、
投手の生命線はボールのキレと投球の幅(ボールの出し入れ)なんだなと感じます。
開幕時の金子投手なら抑えられても不思議はありませんが、
疲れが見えてきてキレを欠く現状では、丁寧に投げてもライオンズ打線に掴まりますね。
一野球ファンとして面白いものだなと感じます。

個人で目立ったのは、4打数4安打1死球2盗塁と大活躍の栗山選手です。
今年は1試合1本とコンスタントにヒットを打ってはいたのですが、
なかなか固め打ちができずに、打率.250前後と少し低迷していました。
それが今日は4打数4安打の大当たりですよ。
ある意味、やっと栗山選手らしくなってきたなという感じがします。
最低でも.270以上は打てる打者ですからね。
ここから調子が上がってくることを期待したいです。
さらに打撃だけでなく足でも2盗塁、盗塁数は10個になって2位タイですかね?
一昨年前までは盗塁サッパリ、昨年辺りから意欲を見せだすも結果には繋がらず、
それが今年はもう10盗塁ですから、大躍進ですよ。
ある意味、カブレラ・和田選手の穴よりも心配されていた福地選手の足の穴を、
栗山選手が1人で埋めていると言えます。
今日の試合を見ていても、相手チームはかなり警戒するようになってきましたし、
それだけでも後の打者に与える影響は大きいです。
ホームラン数の多さから長打力に注目が集まるライオンズ打線ですが、
その前に各選手の持っている機動力がプレッシャーを与えていることを忘れてはいけません。
某チームの大砲打線とは違うんです、某チームとは(苦笑)

好調のGG佐藤選手はタイムリー2本の3安打猛打賞。
最近は追い込まれてからの好結果が目立つようになってきています。
追い込まれても、ファールで粘れるようになってきました。
一昔前ならば、追い込まれたらちょっと望み薄かなという感じだったのですが、
今のGG佐藤選手は簡単には打ち取られない粘り強さがありますよね。
GG佐藤選手は力がありますから、
フルスイングしなくともミートするだけで打球は飛んでいきます。
そういった打ち方が追い込まれてからできていますよね。
打点も増えてきていますし、中島選手に並ぶ勝負強い打者に成長してきているように思います。

逆に心配なのは中村剛也選手とボカチカ選手。
中村剛也選手は不調の末に故障と散々な結果に。
怪我したことは仕方ないので、これをいいリフレッシュの機会として、
復帰後には打ちまくれるように、メンタル・フォームのチェックをしてもらいたいです。
ボカチカ選手は1軍復帰後好調でしたが、
内角を攻められるようになってから厳しくなってきました。
今日は内角を攻められた後の外角スライダーのボール球に空振りという場面が多かったです。
今までは待てていたのですが、内角を攻められるとそう簡単にはいきませんね。
攻め方が厳しくなってきてボカチカ選手がどう対応していくのかに注目です。
現状では内角を打つよりも、外の見極めを徹底した方がいいかなと思います。
まぁ、でも9番打者ですからね。
それだけ9番打者に警戒してくれているというのは、打線全体からすれば良い材料だと言えます。
ボカチカ選手の存在そのものが打線の厚さを感じさせてくれますね。



火曜からは宮崎・福岡でのソフトバンク3連戦です。
好調のチームですが、福岡ではやや分が悪いだけに、
この3連戦を勝ち越してそのイメージも払拭したい所です。
先発は石井一久・涌井・西口投手の順番でしょうか?
雨天中止となった西口投手を何処に挟むのか注目です。
キニー投手が登録抹消中ですから、先発ローテは少し楽になったかもしれませんね。
先発が試合を作り、野手が得点を重ねていくパターンで1戦1戦を大事に戦っていきましょう!
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




5月9日 埼玉西武ライオンズ 3−2 オリックスバファローズ

(西)岸(7回)−星野(1/3)
 −岡本真也(2/3)−グラマン(1回)
(オ)オルティズ(7回)−本柳(2回)
(本)ブラゼル12号ソロ(6回表)
  カブレラ7号2ラン(8回裏)
西武
オリックス

ブラゼルの本塁打などでリードを奪い、岸が7回1安打無失点にまとめて4勝目!
今日は結果だけ見ると快勝ですが、ちょっと不安の残るゲーム展開でしたね。
まず今日は打線がちょっとちぐはぐでした。
8安打3得点という結果はまずまずではあるのですが…やや拙攻気味だったかなと。
2回表は1アウト1・2塁で細川・ボカチカ選手が凡退、
3回表は1アウト1塁で中島選手が併殺、
4回表に先頭のブラゼル選手が2ベースヒットを放ち、
続くGG佐藤選手がタイムリーヒットで先制するも、中村剛也選手が併殺、
9回表は先頭の石井義人選手がヒットで出塁し、
細川選手のが送りバントを打ち上げてしまうもラッキーな内安打となるも、
ボカチカ選手がランナーを進められず、片岡選手がショートゴロ併殺。
どうも今までにないブレーキ感が漂う試合でした。
得意のホームランも今日はブラゼル選手の1本だけでしたし、
思うような攻撃ができなかったのが印象に残る試合でした。
まぁ、オリックスのオルティズ投手もいやらしい投球してましたから、
残塁が多めになってしまったのは仕方ないのかなとも。
それでも9回はもう少しマシな攻撃をしてもらいたかったです。

加えて、不安を抱かせたのが投手陣。
先発の岸投手は6回までノーヒットで7回1安打無失点の好投だったんですが、
コントロールが荒れ気味で、フルカウントまで至ることがしばしば、
7回123球と抑えていた割には球数が多くなってしまっていました。
わりと早く追い込んでいるだけに、もっと早く打ち取れていると楽なんですが…
そこら辺が結果以上にスッキリしなかった理由でしょうか。
とはいえ、逆転されるという不安を抱かせるほどの投球でもなし。まぁ、微妙なトコ。

次いで不安を抱かせたのが岡本真也投手がカブレラ選手に被弾したこと。
久々の登板でしたが、投げた球は悪くなかった、むしろ良かったはずなんですがね。
低めのボール球のフォークですよ、それをスタンドまで運ばれるとは。
まぐれと考えるのが一番いいんでしょうが…
ちょっとこれで考えなければいけないという状況になると困りものかも。
最後はフォークで打ち取るというのが岡本投手の投球パターンですし、
今日の一発は忘れて、また相手打者に立ち向かっていってもらいたいです。

まぁ、そんなこんなで不安要素は色々とあったものの、終わってみれば3−2で勝利。
相手にリードを許すことは一度もなく、
逆転されるかもと不安を抱くような展開もほとんどなく、
チームとしては快勝を遂げたわけですが、
細部に課題を残す今日の試合になったように思います。
連勝中だからこそ、課題をしっかりと意識して修正し、
明日以降の試合に生かして行って欲しいですね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(中)ボカチカ
◆昨日、平野投手が1軍登録抹消。水田選手が1軍登録。

1回表 オリックス先発:オルティズ投手
1アウトから栗山選手がセカンド内安打で出塁するも、
後続が倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
1アウトから村松選手を石井義人選手のエラーで出し、
カブレラ選手をライトフライに取るも、
ローズ選手の所で2塁盗塁を決められ、フルカウントから四球、
しかし濱中選手をライトフライに取って無失点。

2回表
1アウトから中村剛也選手が四球で出塁し、
石井義人選手がレフト前ヒットで繋ぎ、1アウト1・2塁とするも、
細川選手がライトフライ。
ボカチカ選手が内角低めストレートに空振り三振に倒れて無得点。

◆ボカチカ選手…全て内角を攻められる。内角はやっぱ厳しいなぁ。

2回裏
後藤選手、四球。
牧田選手、レフトフライ。
後藤選手が日高選手の所で2塁盗塁成功。
日高選手、ショートライナー。
大引選手、フルカウントからの外角低めスライダーで空振り三振!

3回表
片岡選手、レフトフライ。
栗山選手、ピッチャーゴロもオルティズ投手が弾くエラー。
中島選手、初球外角スライダーにサードゴロ併殺。

3回裏
坂口選手、外角低めストレートで左中間のフライ、
レフト栗山選手が追いながらナイスキャッチ!
村松選手、低めチェンジアップで空振り三振!
カブレラ選手、フルカウントからの外角低めスライダーで空振り三振!

◆岸投手…やや2回までは荒れ球気味だったものの、腕はしっかり振れていて、
     徐々にコントロールも落ち着いてきている。
     リズムに乗ってきている。


4回表
ブラゼル選手、初球打って右中間フェンス直撃の2ベースヒット!
GG佐藤選手、フルカウントからの外角低めスライダー打って、
二遊間抜くタイムリーヒット!

中村剛也選手、低めスライダーにピッチャーゴロ併殺。
石井義人選手、外角低めストレートにピッチャーゴロ。
◆オルティズ投手…コントロールが良く、低めに集まっている。
         変化球はスライダー・シュートの横の揺さぶり。
         高く来ないので、低めの球を狙い打ちたい。


4回裏
ローズ選手、フルカウントから四球。
濱中選手の初球のカーブがワンバウンド、この間にローズ選手が2塁へ。

濱中選手、ライトフライ。
後藤選手、センターフライ。
牧田選手、フルカウントからの外角スライダーでレフトフライ。

5回表
細川選手、サードゴロ。
ボカチカ選手、空振り三振。
片岡選手、高めストレートにレフトフライ。

5回裏
日高選手、外角カーブ打たれるもショート中島選手が回りこんでアウト!
大引選手、内角ストレート打たれるも一塁線のゴロに
ファーストの石井義人選手が飛びついてアウト!
坂口選手、外角低めフォークで空振り三振!


6回表
栗山選手、レフトフライ。
中島選手、外角スライダーに三遊間深くへのショートゴロ。
ブラゼル選手、外角スライダー捉えてライトへのソロホームラン!
GG佐藤選手、内角ストレート打つもレフトフェンス手前のフライ。
◆ブラゼル選手…5月初の1発。らしい大きな当たりだった。
        この調子で失投を確実に捉えていって欲しい。

6回裏
村松選手、レフトフライ。
カブレラ選手、外角ストレートでライトフェンス手前のフライ。
ローズ選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!

7回表
中村選手、セカンドゴロ。
石井選手、レフトフライ。
細川選手、フルカウントから選んで四球で出塁。
ボカチカ選手、ショート後方のフライ。

7回裏
濱中選手、フルカウントから外角スライダーでセカンドゴロ。
後藤選手、内角スライダーで詰まらせるもショート後方に落ちるヒット。
牧田選手、外角ストレート打たれるもセカンドライナー、
セカンド片岡選手が落球するも2塁送球アウト。
日高選手、ピッチャーゴロも岸投手が落球エラー。2アウト1・2塁。
大引選手の所でワイルドピッチ。2アウト2・3塁。
大引選手、外角ストレートのボール球で空振り三振!

8回表 この回から本柳投手が登板。
片岡選手、スライダー捉えて左中間突破の2ベースヒット!
栗山選手、送りバント成功、1アウト3塁。
中島選手、外角低めスライダー打ってファースト正面のゴロも
カブレラ選手が捕れずにライトへ、
ファーストゴロの間に3塁走者ホームイン、打撃結果はエラー。
ブラゼル選手、外角低めストレートにレフトフライ。
中島選手がGG佐藤選手の所で2塁盗塁成功!
GG佐藤選手、粘ってフルカウントから四球、2アウト1・2塁。
中村選手、ショートゴロ。

8回裏 この回は星野投手が登板。
代打の下山選手、外角低めカーブを当てただけも、
投手の頭を超えて2塁ベース付近に転がるセカンド内安打。

村松選手、外角ストレートでサードファールフライ、1アウト1塁。
ここでライオンズは投手交代、岡本真也投手が登板。
カブレラ選手、低めボール球フォーク打たれてレフトへの2ランホームラン。
ローズ選手、フルカウントから四球。

濱中選手、スライダーでセカンドゴロ併殺。
◆この回…カブレラ選手に投げた球はストライクからボールになるフォーク、
     打ったポイントは完全なボールゾーン、
     あれをホームランにされたのは参った。バッテリーの責任ではない。


9回表
石井義人選手、ファールで粘って低めスライダー打つセンター前ヒット!
代走の水田選手を起用。
細川選手、送りバント、小フライになるもワンバウンドして、
突っ込んできたサード牧田選手がダイビングで弾く内安打。無死1・2塁。
ボカチカ選手、送りバント試みるも、内角にシュートが食い込んできて、
指を掠めてバットに当たるファール、最後はライトへの浅いフライ。
片岡選手、ショートゴロ併殺。

9回裏 この回はグラマン投手が登板。
後藤選手、外角カーブでセカンドゴロ。
代打の北川選手、外角チェンジアップでライト後方のフライ。
日高選手、外角低めスライダーを上手く打たれてセンター前ヒット。
大引選手、外角スライダーでショートゴロ。
試合終了、3−2でライオンズが勝利!


先発の岸投手は不安定な投球内容だったものの、
それぞれのボール自体は良かったと思います。
前回に引き続き腕が振れていて、ストレートもある程度は来てましたし、
変化球もチェンジアップ・フォークに落差があり、なかなか効果的に決まっていました。
それでも不安定だったのはコントロールのばらつき、
ややストライクゾーンが狭かったとはいえ、ちょっとボール球が多すぎました。
もう少しコントロールよく投げてくれないと、安心感も出てこないです。
今日の試合で無失点だったのは甘い球をオリックス打線が打ち損じてくれたり、
野手陣がナイスプレーで助けてくれたおかげでしょう。
まぁ、とはいえ、結果的に1安打無失点だったわけですし、
不安定な投球内容であっても、試合をまとめられるのは凄いことです。
海の向こうでは松坂投手が8四球与えながらも1失点という投球をしましたし、
内容はどうあれ、試合をしっかり作れるというのは立派なことです。
良い時があれば悪い時もある、あまり考えすぎずに、
それなりに投げられたことをまずは評価したいです。
ここまで4勝1敗なわけですし、2年目のジンクスとは無関係でしょう。


打線に関しては前述の通り。
9回の攻撃が特にお粗末でしたね。
結果的に内安打だったとはいえ、細川選手のバントは褒められたものではありません。
その後のボカチカ選手のバントは難しい球だったので仕方ありませんが、
続く片岡選手が併殺に倒れるなど、攻撃のリズムが最悪に近かったです。
やや拙攻気味でしたから、明日の試合ではしっかりとした攻撃を見せてもらいたいです。

個人で輝いたのはブラゼル選手
突破口を開く2ベースヒットに、6回の貴重な追加点となるソロホームラン、
4打数2安打でチームの勝利に大きく貢献してくれました。
特にホームランは4月29日以来だそうで、久々のホームランとなりました。
厳しい攻めをされるようになってから、
考えすぎているのか、甘い球を仕留め切れないというシーンがよく見られましたが、
今日はしっかりと打つことができました。
ここからまた量産体制に入っていって欲しいですね。
再び打球に角度が付いてきましたから、明日からが楽しみです。



明日は西口投手が先発です。
天気が心配ですが、一日でも早く勝ち星が欲しいでしょうから、
明日の試合こそは勝利してくれることを期待したいです。
前回はリズムに乗る前に打たれただけに、立ち上がりを気をつけて投げて欲しいです。
一方のオリックス先発は金子投手。
前回の対戦では攻略しましたので、もう苦手意識はないでしょう。
とはいえ、簡単に打てる投手でもないので、
前回同様にしっかりと対策を立てて、チームで攻略していって欲しいです。
明日こそは西口投手に今季初勝利を!
明日もガンバレ、ライオンズ!!




5月7日 埼玉西武ライオンズ 4×−3 北海道日本ハムファイターズ

(日)ダルビッシュ(8回2/3)
(西)涌井(8回)−星野(1回)
(本)中村剛也8号ソロ(2回裏)、細川6号ソロ(5回裏)
日ハム
西武 1×

涌井が先にマウンドを降りるも、片岡のサヨナラタイムリーでライオンズが勝利!
西武・涌井投手、日ハム・ダルビッシュ投手の今季2度目となる若きエース対決は、
またしても先にマウンドを降りた方のチームが勝利する結果となりました。
前回はダルビッシュ投手が先にマウンドを降りるも、涌井投手が打たれてサヨナラ負け。
今日は涌井投手が先にマウンドを降りるも、ダルビッシュ投手を打ってサヨナラ勝ち。
面白いものですね、やはりライバルと認める投手がマウンドを降りると、
何らかの心境の変化を来たすのでしょうか?
前回ほどではなかったものの、両投手とも粘り強く投げてましたし、
素晴らしい好ゲームでした。
両投手の対決は勝敗度外視で面白いですよね。
それで勝ったんだから気分は最高ですよ、うん。

勝因は打線が自分達の持ち味を出せていたことでしょう。
相手がダルビッシュ投手と聞くと、「日本代表のエース」「防御率1点台ピッチャー」等々、
ともかく「凄い」というイメージが強く、勝負をする前から呑まれてしまうケースもありますが、
今年のライオンズの場合はそういったことが全くありません。
相手投手が誰であろうとも、自分達のバッティングをする、
相手に合わせたような打撃をしていません。
相手が凄いと思いすぎると、つい当てにいってしまうような打撃になったり、
消極的になってしまうことが往々として見られますが、そういう所が全くありませんでした。
良い意味での頑固さ、自分の形で打つということが徹底されていたと思います。

今日の涌井投手は前回の直接対決とは比べ物にならないほど悪く、
立ち上がりからかなり不安なピッチングで、結果もその通りとなって2イニング連続失点。
相手は防御率1点台の投手ですから、今日はちょっと厳しいかなと思いそうになるのですが、
1回裏の各打者の対応を見ていると、三者凡退であってもきっちり打っての凡退だったので、
まだ分からないぞという気持ちでいましたが、
その気持ちの通りに2回裏に中村剛也選手が外角ストレートを完璧に捉えるホームランを放ち、
これで今日は戦っていけるなという確信を得ることができました。

試合展開としては常に先行を許すなど、厳しい展開ではあったのですが、
そういったライオンズの各打者のいつもどおりのスイングがファンに逆転を信じさせ、
スコアには現れない「勝つ雰囲気」を感じさせてくれました。
今日のサヨナラ勝ちはそれほど驚くものではない、むしろそれが当然とさえ感じさせる、
今のライオンズにはそういった強さがありますね。
劣勢であっても、気が付けば勝っている、黄金時代のチームに近づいています。
開幕から1ヶ月ちょっと、
これだけ良い形でチームがまとまってきているのは、正直驚きますね。
貯金も11となり、2位とのゲーム差も5ゲーム以上と抜け出した形となりましたが、
その結果も当然のように頷ける試合内容です。

…とはいえ、まだ始まったばかり。
交流戦もありますし、チームの調子が落ちる時期も来ることでしょう。
まだ戦いはこれからですが、少なくとも一つ言えることは、
ファンにとって応援し甲斐のあるチームになってきたことです。
絶対に勝負を諦めず、最後まで戦い抜いて劇的な勝利を挙げるチーム、
これほどファンにとって頼もしいことはないでしょう。
今後も一戦一戦大事に戦って、チーム・選手・ファンが成長していきたいものですね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)大島、8(捕)細川、9(中)ボカチカ
◆相性のいい石井義人選手は守備重視の理由でスタメン落ち。ここ一番で期待。

1回表 ライオンズ先発:涌井投手
森本選手、外角カットボール打たれてセンター前ヒット。
工藤選手、送りバント成功。1アウト2塁。
田中賢介選手、内角カーブでセカンド後方ライト手前のフライ、
セカンド片岡選手がグラブで触れるも一歩及ばずヒット、
1アウト1・3塁。
稲葉選手、外角低めカーブ打たれてレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース。
スレッジ選手、外角低めカーブでピッチャーゴロ、2アウト2・3塁。
小田選手、歩かせ気味の四球。2アウト満塁。
稲田選手、低めフォークでショートゴロ。
◆涌井投手…ちょっとストレートが来てないかなとも。
      森本選手に打たれたのがカットでなく直球だとすると…
      腕をしっかり振って投げていって欲しい。


1回裏 日ハム先発:ダルビッシュ投手
片岡選手、内角ストレート打つもレフトフライ。
栗山選手、外角低めストレート打つもショートゴロ。
中島選手、150直球をライト線へ運ぶもファール、
最後は外角低めスライダーに空振り三振。
◆ダルビッシュ投手…コントロールが安定している。
          ただ各打者、自分のスイングはできているので、
          名前負けせずに積極的に打ちたい。


2回表
1アウトから陽選手に3ベースヒットを許し、
森本選手のレフトへの犠牲フライで失点。


2回裏
2アウトから中村剛也選手が外角ストレート捉えて、
レフトスタンドへ運ぶソロホームラン!

ライオンズが1点を返す。
◆中村選手…前回も良い打撃内容で、今日は完璧な一発、
      新ダルビッシュキラー襲名か。


3回表
2アウトからスレッジ選手に四球を与えるも、
小田選手を高めストレートで空振り三振に取るなど無失点。
◆涌井投手…今日はフォームが安定している印象(後述、注意あり)

3回裏
細川選手、外角ストレートに空振り三振。
ボカチカ選手、高めストレートにキャッチャーファールフライ。
片岡選手、高めストレート打って三遊間への内安打!
栗山選手、外角高め151キロストレート打つもショート左のゴロ。
◆打線…各打者自分のスイングはできている。負けてるのは細川選手だけ。
    栗山選手の当たりは惜しかった、もう少しタイミングが遅かったら、
    三遊間を悠々抜いていた。


4回表
稲田選手、低めシュート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
鶴岡選手、内角シュートでファーストゴロ併殺!
陽選手、低めストレート叩かれて高〜いバウンドのサードゴロ、
サード中村選手が1塁送球も悪送球、ランナー2塁へ。

工藤選手、内角低めスライダーでライトフライ。

4回裏
中島選手、低めストレート打ってピッチャー返しのセンター前ヒット!
ブラゼル選手、フルカウントから外角低めストレートに空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めスライダー引っ掛けてショートゴロ、2塁アウトのみ。
中村選手、内角ストレート打つも3塁線のゴロ、1塁送球アウト。
◆この回…先頭打者が出たのでチャンスを広げたかったが…
     ブラゼル選手がストレートに遅れ気味、
     好調時なら捉えてるコースなんだがなぁ。


5回表
田中賢介選手、チェンジアップでセンターフライ。
稲葉選手、内角ストレートで1塁線のゴロ、
ファースト大島選手が飛びつくも一歩及ばずライト線抜かれる3ベースヒット。

スレッジ選手、内角カーブでセカンドゴロ、2アウト3塁。
小田選手、外角ストレート打たれてセンター前タイムリーヒット。
稲田選手、外角シュートでレフトフライ。
◆この回…小田選手への1球はちょっと勿体なかったかなと。
     初回同様に慎重に攻めていい場面だった。


5回裏
大島選手、外角スライダー打つもライトフライ。
細川選手、外角高めストレート打ってレフトスタンドへのソロホームラン!
ボカチカ選手、外角低めカットボールにショートゴロ。
片岡選手、初球内角ストレートにファーストファールフライ。
◆細川選手…2塁ベース付近でホームランと知るも半信半疑状態、
      正直入るとは思わなかった。勇気付けられるホームラン。


6回表
鶴岡選手、外角低めスライダー打たれてセンター右へのヒット。
陽選手、送りバントファールで追い込むも、低めスライダー打たれてライト前ヒット。

森本選手、送りバント成功。1アウト2・3塁。
工藤選手、スライダーでサードゴロ、2アウト2・3塁。
田中選手、低めフォークで空振り三振!
◆涌井投手…このピンチをなんとか無失点で凌ぐ。よく粘った!
      これを攻撃に繋げていこう。次は上位打線!


6回裏
栗山選手、ファーストゴロ。
中島選手、外角ストレートに空振り三振。
ブラゼル選手、ファールで粘るもフルカウントから外角ストレートでレフトフライ。

7回表
稲葉選手、ピッチャーゴロ。
スレッジ選手、フルカウントからの高めスライダーで空振り三振!
小田選手、フルカウントから内角低めストレートでセンターフライ。

7回裏
GG佐藤選手、低めストレート捉えてレフトフェンス直撃の2ベースヒット!
中村剛也選手、送りバント成功、1アウト3塁。
大島選手、初球外角ストレート打ってピッチャー返しのゴロ、
投手を抜けて前進守備ショートへ、GG佐藤選手のスタートがよく3塁ランナーホームイン!
細川選手、外角低めスライダーに空振り三振。

8回表
稲田選手、内角ストレートでサードゴロ。
鶴岡選手、外角ストレートでセカンドゴロ。
陽選手、外角低めフォークで空振り三振!

8回裏
ボカチカ選手、外角スライダー打つもセンターフライ。
片岡選手、低めフォーク打ってレフト前ヒット!
栗山選手、外角低めスライダーに空振り三振。
中島選手、ファールで粘って、外角低めスライダー合わせて、
セカンドのエラーで出塁、2アウト1・2塁。
ブラゼル選手、外角ストレートにショートゴロ。
◆この回…このチャンスは生かしたかったなぁ。
     最後、ブラゼル選手も当たり損ねのゴロで全力疾走するもアウト。
     必死な所は見られたが…残念。
     涌井投手に勝ちは付かないが、今度はサヨナラと行こう!


9回表 この回から星野投手が登板。
森本選手、高めストレートでライトフライ。
工藤選手、外角低めスライダーでレフトフライ。
田中選手、初球外角低めストレート打たれて二遊間抜かれるヒット。
稲葉選手、外角低めカーブでセンターフライ。

9回裏
GG佐藤選手、外角低めスライダーにピッチャーゴロ。
中村選手、スライダー捉えてライトフェンス直撃の2ベースヒット!
大島選手、四球で出塁、
1アウト1・2塁。
代打の石井義人選手、フルカウントから選んで四球、1アウト満塁。
ボカチカ選手、初球高めストレート打つもセカンドフライ。2アウト満塁。
片岡選手、低めストレート叩いて、
サードの頭を越すレフト前サヨナラタイムリーヒット!

試合終了、4−3でライオンズが勝利!
◆涌井VSダル…前回と同じ形、マウンドに残った投手が打たれた。
        別に緊張の糸が切れたわけじゃないようだが…
◆大久保コーチ…なんか細川選手とブラゼル選手に抱えられてベンチへ。
        おぉ、痛い負傷、登録抹消か?(笑)
        しかしシーズン前はここまで戦力になるとは。
◆ヒーロー…スパイダーマン(笑)
      1塁ベンチを上がってファンとタッチしたのは良いアイディアだった。
      珍しく滑らなかった(笑)



今日の涌井投手はストレートが130後半止まりで威力がいまひとつ、
変化球もスライダーを中心に変化はもう少し、はっきり言って調子は悪かったです。
コントロールが崩れてなかったので、その点だけは良かったのですが、
それ以外は最悪、立ち上がりの調子からすれば、よく3失点で済ませました。
今年の課題になっている肘の位置ですが、ワインドアップからはわりといいんですが、
ランナーを出すとどうも肘の位置が下がり気味、
一時はフォームが安定してきたかなと思ったんですが、全体からするとまだまだかなと。
そんな苦しい中でも、3回以降はランナーを許しながらも点を与えない粘りの投球、
特に6回の1アウト2・3塁の場面はよく粘りました。
涌井投手が悪いなりに粘り強く投げたことが勝利に繋がったと思います。
…とはいえ、現状の投球は不満足。
肘の位置を高くして、リリースを安定させ、本来の投球を早く取り戻して欲しいです。

2番手の星野投手は勝利を手繰り寄せるナイスピッチングでした。
5日の試合でもそうでしたが、日ハムは上位打線が左打者ばかりなので、
左キラーの星野投手の重要性はかなり大きいです。
今日も先頭打者が右の森本選手であったのにもかかわらずマウンドへ、
田中賢介選手にヒットを許しましたが、他はしっかりと抑えてくれました。
星野投手に安定感が出てきたことはチームにとって大きいですよね。
1イニング任せたことからも、ベンチの信頼度の高さが伝わってきます。


打線は8安打4得点、うち2本はホームランという結果。
ダルビッシュ投手相手ということを考えれば、上々の結果だったと思います。
今日も渡辺監督のスタメン起用が当たった形でしたね。
私はてっきり相性のいい石井義人選手をスタメンで使ってくると思い込んでいましたが、
渡辺監督は守備を重視して大島選手をファーストで起用、
石井義人選手はここ一番での代打として残しておきました。
それが功を奏し、ファースト大島選手は稲葉選手の2ベース以外はしっかりと守り、
涌井投手の粘りの投球を支えましたし、
9回のサヨナラ劇でも四球を選ぶなど勝利に貢献してくれました。
そして、1アウト1・2塁のチャンスで代打・石井義人選手を起用。
代打で登場も相手は相性のいいダルビッシュ投手、
タイミングを図りながらもボール球を選んで四球で出塁、満塁のチャンスを演出しました。
その後、ボカチカ選手が倒れたものの、
最後は片岡選手ががサードの頭を越すタイムリーヒットを放ってサヨナラ勝ち。
半レギュラーの大島選手と石井義人選手が今日の勝利を演出してくれたように思います。

打者個人では中村剛也選手が2安打1ホームラン、片岡選手が3安打サヨナラ打と活躍しました。
中村剛也選手は3打数2安打1ホームラン1犠打という結果でした。
昨年秋の壮行試合でダルビッシュ投手からホームランを放ち、
前回の対戦でもヒットを放つなど、今年はダルビッシュ投手相手に好結果を残しています。
勢いそのままに今日は追撃を呼び込むホームランを放ち、
大事な場面での送りバントも決めて、同点劇を演出するなど、素晴らしい活躍でした。
ダルビッシュ投手相手にもタイミングが合うんでしょうね。
ストレートに遅れずにしっかり振れているのが印象的です。
この調子で他の投手相手にもヒット・ホームランを量産してもらいたいですね。

サヨナラタイムリーを放った片岡選手は5打数3安打という結果でした。
片岡選手の場合は上手いという感じがしましたね。
最後のサヨナラタイムリーもそうでしたが、3本のうち2本は高いバウンドの内安打性のヒット、
タイミングが遅れていなかったことは事実ですが、上手くヒットにしたというのが率直な感想です。
しかし、最後の場面は本当によく打ちましたよ。
ダルビッシュ投手に黒星を付けるにはあの回しかありませんでしたからね。
片岡選手のしぶとい打撃が生きた形です。
あと、今日のヒーローインタビューは珍しく滑らなかった印象です(笑)
スパイダーマンは良かった、うん。
特にお立ち台に上がる前に、颯爽と登場して1塁ベンチの上に登り、
1塁スタンドのファンとタッチしていたのは凄く良かったと思います。
まぁ、あれで怪我されても困るから推奨はしませんが(^^;
片岡選手なりに盛り上げようとした演出、今日はサヨナラ劇でしたし、大成功だったと思います。
ああいうチャンスがあるなら、内野スタンドでも応援しようというファンが増えるかも、
今日のヒーローインタビューの仕込みは最高でした。



これでゴールデンウィークの9連戦は7勝2敗の好成績で終えました。
首位でしたので、5勝4敗で勝ち越せればいいと思っていましたが、
結果的に首位固めのゴールデンウィークとなりました。
埼玉・千葉・埼玉と地元中心に戦えた利点もありましたが、
試合内容も劇的なものが多く、チームの強さを感じさせてくれる試合が多かったです。
この7勝2敗という結果は終わってみれば当然と思えるから不思議ですよね。

やや抜け出す形となったライオンズですが、金曜からは遠征続き、
オリックスとの大阪・神戸での3連戦に続き、ソフトバンクと宮崎・福岡で3連戦、
さらに楽天と宮城で3連戦と、移動ゲームの多い遠征試合が続きます。
それが終わればセパ交流戦突入ですし、
金曜からの9試合はこのゴールデンウィークの9連戦に匹敵する意味を持ってきます。
この遠征を乗り切り、良い形で交流戦に入っていきたいですね。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!




5月6日 埼玉西武ライオンズ 3×−1 北海道日本ハムファイターズ

(日)ダース(5回)−建山(2回)−宮西(1回2/3)
(西)石井一久(9回)
(本)ボカチカ7号サヨナラ2ラン
日ハム
西武 2×

石井が好投を見せ、最後はボカチカのサヨナラ2ランで劇的な勝利!
今日はトラブルにつき、更新なしです。
早いとこ修復しないと…

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(中)ボカチカ
◆キニー投手が1軍登録抹消。許銘傑投手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:石井一久投手
森本選手、ショートゴロ。
三木選手、ショートゴロ。
田中賢介選手、フルカウントから四球。
稲葉選手、初球外角低めスライダーでセンターフライ。

1回裏 日ハム先発:ダース投手
片岡選手、外角低めストレート合わせて一二塁間抜くヒット!
片岡選手が栗山選手の所で2塁盗塁成功!
栗山選手、ショートゴロ。1アウト2塁。
中島選手、高めストレートボール球に空振り三振。2アウト2塁。
ブラゼル選手、ファールで粘ってフルカウントからの四球で出塁、2アウト1・2塁。
GG佐藤選手、低めストレート打って高いバウンドのサードゴロ、
サード陽選手が2塁へ悪送球するタイムリーエラー、2アウト1・2塁。
中村剛也選手、外角ストレート打つもサードゴロ。
◆ダース投手…ストレートがかなりシュート回転、ほとんどシュート。
       140前半のシュートとスライダーのコンビネーション。
       コントロールはない。シュートが見えてくれば攻略できるだろう。

2回表
スレッジ選手、センターフライ。
陽選手、初球内角高めストレートでセカンドゴロ。
金子洋平選手、低めフォークで空振り三振!

2回裏
石井義人選手、外角シュートにレフトフライ。
細川選手、フルカウントから外角スライダー打つもショートライナー。


3回表
中島選手の送球エラーがあるも、後続を打ち取って無失点。

3回裏
片岡選手、四球で出塁。
片岡選手が栗山選手の所で2塁盗塁成功!
栗山選手、セカンドゴロ、ランナー3塁へ。
中島選手、良い当たりもショート金子選手の好守備に阻まれてアウト。
ブラゼル選手、ショートゴロ。

4回表
先頭の田中賢介選手に四球を与え、
1アウトからスレッジ選手ののセンター前ヒットで
ボカチカ選手のダイビングの間合いが合わずタイムリー3ベースに。
その後は後続を打ちとって3アウトチェンジ。

4回裏
1アウトから中村剛也選手がヒット、
2アウトから細川選手がヒットを放つも、後続が倒れて無得点。

5回表
2アウトから森本選手に四球を与えるも無失点。

5回裏
先頭の片岡選手がヒットで出塁するも、2塁盗塁失敗。
栗山選手が四球で出塁し、2塁への盗塁を決めて、悪送球の間に3塁へ進むも、
中島選手はライトへの浅いフライ、ボカチカ選手もライトフライで無得点。

6回表
三者凡退。

6回裏
1アウトから中村剛也選手がヒットを放つも、
後続が倒れて無得点。

7回表
先頭の陽選手に死球を与えてしまい、送りバントで2塁へ進められるも、
後続を打ちとって無失点。

7回裏
1アウトから片岡選手が四球で出塁するも、2塁盗塁失敗。
後続も倒れて無得点。

8回表
2アウトから田中賢介選手に四球を与えるも、
稲葉選手の外角スライダーを左中間に打った打球を、
レフト栗山選手がランニングキャッチしてアウト!

8回裏 この回から宮西投手が登板。
中島選手、外角低めストレート打つもショートゴロ。
ブラゼル選手、外角低めスライダーに空振り三振。
GG佐藤選手、良い角度で打球が上がるもレフトフェンス手前のフライ。

9回表
スレッジ選手、外角低めスライダーで空振り三振!
陽選手、低めカットボール打たれて三遊間抜かれるヒット。
工藤選手、送りバントで捕手と3塁の呼吸が合わず内安打に。
小山選手、内角ストレートでファーストゴロ、2塁送球アウト。2アウト1・3塁。
金子誠選手、内角低めスライダーで空振り三振!
◆石井投手…ここまで良く投げてくれた。特にミスが絡んでいただけにこの粘りは評価できる。
      さぁ、助けられた野手はここでお返しをしよう!
      一気にサヨナラだ!

9回裏
中村選手、初球外角ストレート上げてしまってショートフライ。
石井選手、初球に3塁線へセーフティバントを決め、内安打で出塁!
細川選手、送りバントを試みるも、打球が弱すぎて2塁アウト。
2アウト1塁となった所で、代走の高山選手を起用。
ボカチカ選手、カウント1−3から外角ストレート捉えて、
センターバックスクリーンへのサヨナラ2ランホームラン!
試合終了、3−1でライオンズが勝利!






5月5日 埼玉西武ライオンズ 8−6 北海道日本ハムファイターズ

(日)スウィーニー(6回)−建山(1回)
 −武田久(2/3)−星野(1/3)
(西)キニー(1回)−大沼(3回2/3)−星野(2回)
 −小野寺(1回1/3)−グラマン(1回)
(本)細川5号満塁(5回裏)、中島8号ソロ(6回裏)、
 GG佐藤9号2ラン(8回裏)
日ハム
西武 ×

6点差を引っくり返す逆転勝利! 子どものひスペシャルでお立ち台は4人!
今日のお立ち台は打点を挙げた4人でした。
満塁ホームランを放った細川選手、
復帰初戦で1点差に迫るホームランを放った中島選手、
同点タイムリーを放ったブラゼル選手、
勝ち越しの2ランホームランを放ったGG佐藤選手、以上4名。
個人的にはそんな人を呼ばなくともと思っちゃう人間ですが、
今日は子どもの日ということで、お客様もたくさんいたので、
たまには、ごくたまにはこういうのもいいかなと思ったり。
今日はちょっとしたお祭り気分、ただ明日はまた気を引き締めていきたいものです。

まぁ、しかし今日はそんなお祭り気分のような一日でした。
ライオンズファンのちびっ子達には最後まで諦めてはいけないということを教え、
ファイターズファンのちびっ子達には絶対はないから油断してはいけないんだよと、
そんな今日の試合展開でしたね。
…ホント勝つとは思ってませんでした。
立ち上がりにキニー投手がコントロール定まらずに3失点してしまい、
5回表には好投していた大沼投手がベースカバーで足を痛め、
そこから微妙に球威・制球が狂って3失点、
しかも1回から4回までライオンズ打線はノーヒット、これで勝てると思う方が不思議(苦笑)

5回裏に先頭のGG佐藤選手がチーム初ヒットを放つと、
点差がついて油断もあったのか、それまで制球力抜群だったスウィーニー投手が乱れ、
四球・ヒットでノーアウト満塁、
ここで細川選手が甘く入った変化球を完璧に捉えての満塁ホームランですよ。
この一発で雰囲気が「行ける」となりましたね。

突破口が開かれると、俄然元気になるのがライオンズ打線、
6回裏には今日スタメンに復帰した中島選手が内角高めの難しいストレートを
合わせるように打ってレフトスタンドへのソロホームランを放ち、1点差。
6回表・7回表・8回表と星野投手と小野寺投手が無失点で凌ぎ、あとは反撃を残すのみ。
8回裏に日ハムは必勝リレーの武田久投手が登板するものの、
先頭の片岡選手が内安打で出塁し、栗山選手の送りバントで2塁へ。
同点打を期待された中島選手は三振に倒れてしまうものの、
ブラゼル選手がしぶとくセンター前に落とすタイムリーヒットを放ち同点。
同点の喜びを味わう暇もなく、
直後にGG佐藤選手が高めストレートをセンター左に運んで勝ち越し、
狂喜乱舞といった感じでした(^^;

しかし一本のホームランでこれだけ雰囲気がガラッと変わるわけですからね。
今年のライオンズ打線は火がついたら止まらないです。この勢いは凄い。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(ニ)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)石井義人、8(捕)細川、9(中)ボカチカ

1回表 ライオンズ先発:キニー投手
森本選手、四球。
工藤選手、送りバント成功。1アウト2塁。
田中賢介選手、四球。1アウト1・2塁。
稲葉選手、ファーストゴロに打ち取るも、
連携が上手く行かず送球エラー、二者生還で1アウト3塁。

スレッジ選手、ストレートの四球。1アウト1・3塁。
小田選手、高めスライダー打たれてショート後方に落ちるタイムリーヒット。
陽選手、キャッチャーファールフライ。
鶴岡選手、セカンドゴロ。

1回裏 日ハム先発:スウィニー投手
片岡選手、外角ストレート打つもライト後方のフライ。
栗山選手、外角チェンジアップにショート後方のフライ。
中島選手、フルカウントから四球で出塁。
ブラゼル選手、低めチェンジアップにサードフライ。

2回表 この回から大沼投手が登板。
稲田選手、低めスライダーで空振り三振!
森本選手、低めストレート打たれて高いバウンドのショート内安打。
工藤選手の所で牽制悪送球、ランナー2塁へ。
工藤選手、内角低めスライダーで空振り三振! 2アウト2塁。
田中賢介選手、ライトフライ。

2回裏
GG佐藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。
中村剛也選手、内角低めストレートに見逃し三振。
石井義人選手、高めスライダーにショート頃。

3回表
稲葉選手、外角ストレートでレフトフライ。
スレッジ選手、外角高めストレートで空振り三振!
小田選手、内角低めスライダーで見逃し三振も何故かボール判定、
直後の高めストレート打たれてセンターオーバー2ベースヒット。

陽選手、外角低めスライダーで空振り三振!
◆大沼投手…ストレートの走り、変化球のキレと良い感じ。
      低めに来ているし、試合を立て直している。
      守備のリズムが出てきたので、打線が反撃し、得点を返していきたい。


3回裏
細川選手、外角ストレートにライト前方のフライ。
ボカチカ選手、良い当たりもサード正面のゴロ。
片岡選手、内角ストレート捉えるもレフトフェンス手前のフライ。

4回表
鶴岡選手、外角低めスライダーで空振り三振!
稲田選手、一二塁間のゴロ、セカンド片岡選手が回りこんで1塁送球アウト!

森本選手、死球。
森本選手が盗塁を試みるも、細川捕手が刺してアウト!

4回裏
栗山選手、内角スライダーに空振り三振。
中島選手、外角低めストレートにサードゴロ。
ブラゼル選手、フルカウントからの外角チェンジアップにセカンドゴロ。
◆打線…打てない…子どもの日なのに淡々とした試合で面白みが…
    変化球がいいコースに決まっていて、それに手を焼いている印象。
    あまり失投もこないだけに、コースを決めて変化球を捉えたい。


5回表
工藤選手、ファースト内安打。大沼投手が1塁へ駆け込んで転倒。
田中選手、ライトライナー。
稲葉選手の所でワイルドピッチ(ワンバウンド捕手前へ止めるも)、ランナー2塁へ。
稲葉選手、フルカウントから四球。
1アウト1・2塁。
スレッジ選手、一二塁間抜かれるタイムリーヒット。
小田選手、内角スライダー打たれて二遊間抜かれるタイムリーヒット。
陽選手、外角高めストレート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
鶴岡選手、外角高めスライダーでセンターへの浅いフライ、
センターから好返球が来るも足が速くセーフ、犠牲フライ。

ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
稲田選手、外角低めスライダーでサードファールフライ。
◆この回…大沼投手が1塁に駆け込んだときに足首を捻る。
     そこから少し球威が落ちたのか、微妙に外れたり、
     微妙に野手の間を抜いてしまったり… 辛いイニングに。


5回裏
GG佐藤選手、外角チェンジアップ打って二遊間抜くヒット!
中村選手、選んで四球で出塁、ノーアウト1・2塁。
石井選手、上手く外角低め変化球をバットに乗せるライト前ヒット! ノーアウト満塁。
細川選手、外角スライダー捉えてレフトへの満塁ホームラン!
ボカチカ選手、センターフライ。
片岡選手、センターフライ。
栗山選手、内角ストレートにレフトフライ。
◆この回…ようやくチャンスが来たと思ったら満塁ホームラン。
     やっと盛り上がってまいりました。
     しかしその後は打ち上げてのフライ、もう一度集中したい。


6回表
森本選手、内角ストレート打たれてレフト前ヒット。
工藤選手、送りバント成功。1アウト2塁。
田中選手、外角スライダーでファーストフライ、2アウト2塁。
稲葉選手、高めストレートで空振り三振!

6回裏
中島選手、フルカウントからの内角高めストレート捉えてレフトへのソロホームラン!
ブラゼル選手、低めチェンジアップにライトフライ。
GG佐藤選手、四球で出塁。
中村選手、低めストレートに三遊間へのショートゴロ併殺。
◆中島選手…合わせたような打球が滞空時間長くレフトスタンドへ。
      驚きの一発、これで1点差、一気に逆転したい。


7回表
スレッジ選手、低めカーブで空振り三振!
小田選手、外角スライダーで空振り三振!

ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
陽選手、フルカウントから四球。
鶴岡選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
鶴岡選手、四球。2アウト1・2塁。

稲田選手、低めフォークでセカンドゴロ。
◆星野投手…左打者への内角ストレートが生きた。
      カーブ・スライダーとナイスピッチング!
◆小野寺投手…今日はストレートが微妙に外れて制球に苦しむ。
       けれど最後はしっかりと抑えてくれた。


7回裏 この回から建山投手が登板。
石井義人選手、センターフェンス手前のフライ。
細川選手、外角高めストレートに空振り三振。
ボカチカ選手、初球外角ストレート打つもライトフライ。

8回表
森本選手、外角低めスライダーでショートライナー。
工藤選手、外角低めフォークでセカンドゴロ。
田中選手、外角フォーク打たれて左中間抜かれる3ベースヒット。
稲葉選手、セカンドゴロ。

8回裏 この回から武田久投手が登板。
片岡選手、低めストレート叩いて高いバウンドでサードの頭を越す内安打!
栗山選手、送りバント成功、1アウト2塁。
中島選手、低めフォークに空振り三振。2アウト塁。
ブラゼル選手、内角ストレート打ってセンター前タイムリーヒット!
GG佐藤選手、初球高めストレート捉えてセンター右への2ランホームラン!

ここで日ハムは投手交代、星野投手が登板。
中村選手、外角低めスライダー打って三遊間抜くヒット!
石井義人選手、内角ストレート捉えるもライトフライ。
◆この回…いやはや粘り強い。
     ブラゼル選手はチャンスでしぶとい打撃をしてくれるな。
     勝負所ではコンパクトに振れているのが好結果に。
     GG佐藤選手は見事な一発、最高の結果を残してくれた。
     それにしても今日の試合を引っくり返すとは。スゴイな。


9回表 この回はグラマン投手が登板。
スレッジ選手、内角ストレートでショートゴロ。
代打の三木選手、四球。
代打の金子洋平選手、外角チェンジアップでショートゴロ併殺!
試合終了、8−6でライオンズが勝利!


今日の先発・キニー投手はピッチングになりませんでした。
持ち味のコントロールが乱れてしまっては、なかなか立て直しが効きません。
なにやら背中の張りもあったということで、無理をさせずに1イニングで降板となりました。
ここ数試合はあまり良い結果が出ていないだけに、次は持ち直したいところ、
低めにボールを集める投球で打者を1人ずつ打ちとって行って欲しいです。

やや不運だったのは2番手の大沼投手
今日の試合を勝てたのは大沼投手が試合を立て直してくれたおかげなんですけどね。
5回の3失点でそれが眩む形となってしまいました。
今日はストレートの走り、変化球のキレともに良く、
三振を5つ奪うなど素晴らしいピッチングを見せていました。
しかし5回の先頭打者である工藤選手のファースト内安打の当たりで、
ベースカバーに駆け込んだ際に足を捻ったのかベースをかけぬけて転倒、
その後もなんとかマウンドに立ち続けたわけですが、足の痛みが微妙に影響したのか、
球威・コントロールともに狂いが生じて、
微妙な当たりが全て野手の間を抜いてしまうことになり、3失点に終わってしまいました。
足の痛みがなかったら…そう思わずにはいられませんでした。
それでも今日の試合を見ていたファンからすれば、
大沼投手はよく頑張ったと認めているでしょうし、今日の投球を励みに頑張って欲しいです。
今日勝てたのは大沼投手のおかげだと思います。

その後のリリーフ陣もナイスピッチングでした。
特に星野投手のピッチングは素晴らしかったですね。対稲葉選手なんて特に。
状況的に臭い所を付いて、振ってくれれば儲け物、
四球で仕方ないという投球をするのかと思いきや、完璧な勝負、
左打者の内角をストレートで攻め、あとは外に変化球だと思いきや、
外にストレート、そして高めストレートで空振り三振と、勝負を避けずに真っ向勝負でいきました。
相手打者の裏を描く強気な攻めが成功した形でしたね。
今年の星野投手は左打者のインコースも随分攻められるようになり、
それが好結果に繋がっているように思います。


打線は4回までサッパリ良い所がなく、
おいおい子どもの日なのに惨敗かよ、と思いましたが、
5回以降は打ちまくりで一転して子どもの日らしい好ゲームとなりました(^^;
なんなんでしょうね、この変化は。
スウィーニー投手のコントロールが甘くなったというのもあるんですが、
それだけではないような感じも。
序盤はストレートを狙っているような印象を受けたんですが、
見せ球でしかなく、変化球でカウントを取ってくると分かり、
変化球狙いに変えたことが功を奏したような印象を受けます。
実際はどうだったのか分かりませんが、
一気に攻略したということは何らかの対策をチームで立てたんでしょうね。
それを成功させることのできる今の打線は本当に凄いです。いやはや、お見事。



これで9連戦の5勝目が確定、勝ち越しが決まりました。
あとはこのカードの勝ち越しを決めるだけ、それには明日の試合を勝つことです。
明日の先発は石井一久投手。
西武ドームでは負けなしの4連勝中、中5日とはいえ、
明日もいいピッチングをしてくれることでしょう。
リリーフ陣では岡本真也投手が休めていますし、まずは石井投手がしっかりと6〜7回を投げ、
継投で逃げ切るというパターンで勝っていきたいものです。
逆転勝利は気持ちいいですが、序盤はもやもやするだけに、明日はスカッと勝ちたいですね^-^;
一方の日ハム先発は高卒2年目のダース投手。
高校時代はあまり良いイメージがありませんでしたが、2年間でどれだけ成長したのか。
体格が恵まれているだけにどんなピッチャーになったのか気になる所です。
先日はルーキーの唐川投手に負けていますし、
若いからといって侮らずにぶつかっていきたいところです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!





応援日記一覧に戻る

〔FTcomのindexへ〕