2008年西武ライオンズ応援日記

4月20日 埼玉西武ライオンズ 4−3 東北楽天ゴールデンイーグルス

10 (西)キニー(5回)−大沼(1/3)−星野(1/3)
 −小野寺(1回1/3)−岡本真也(1回)
 −岩崎(1回)−グラマン(1回)
(楽)田中(9回)−青山(2/3)−有銘(1/3)
(本)ブラゼル10号2ラン(1回表)
  山崎武司6号ソロ(8回裏)
西武
楽天

終盤に同点に追いつかれるも、計7投手を繋いで楽天に競り勝つ!
今日は序盤の3回表までと、6回表しか観戦できませんでした。
帰ってきたら、ちょうど試合終了していたところ。まぁ、勝ったから良しです。

結果的に試合が動いたのは序盤2回と8回裏・10回表のみ。
序盤を見た限りでは今日の試合はもつれるだろうなと思っていましたが、
予想していたよりは落ち着いた試合展開になりましたね。
序盤にコントロールを乱していたとはいえ、田中投手から大量点というのは考え難いので、
なかなか追加点が取れなかったのは致し方ないでしょうから
(3回以降は8・10回を除けば、2アウトからのランナーのみ)、
キニー投手を始め、その後のライオンズリリーフ陣がよく頑張ったのでしょう。
特に6回の星野・小野寺投手のピッチングは素晴らしかったです。
ここで失点していたら、今日の試合は厳しかったと思います。
今日見られたシーンの中では、最も大きなポイントであったと思います。

なにはともあれ、本拠地連勝中だった楽天に、勝ち方はどうあれ、勝利したのが大きいです。
昨日の試合が雨天中止でしたし、ライオンズにとって勝ちある1勝になりましたね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)大島、8(捕)細川、9(中)赤田

1回表 東北楽天先発:田中投手
片岡選手、外角スライダーにセカンドゴロ。
栗山選手、内角スライダーにサードゴロ。
中島選手、低めスライダー捉えて左中間深く2ベースヒット!
ブラゼル選手、初球ストレート捉えてセンターへの2ランホームラン!

GG佐藤選手、外角低めフォークにセカンドゴロ。
◆ブラゼル選手…内角高めボール球のストレートが真中へ入る。
        その失投を逃さずに打ってくれた。
        やや直球に押されるもスタンドイン。良い先制点になった。

1回裏 ライオンズ先発:キニー投手
渡辺直人選手、初球外角ストレート打たれて右中間へのヒット。
渡辺直人選手が高須選手の所で2塁盗塁を試み、
タイミングはアウトも送球がやや3塁側に逸れて盗塁成功。

高須選手、外角スライダーでセンターフライ、ランナー3塁へ。
草野選手、初球内角ストレートでファーストファールフライ、2アウト3塁。
フェルナンデス選手、フルカウントから四球。2アウト1・3塁。
山崎武司選手、フルカウントからの外角低めストレート打たれて、
レフトオーバー2点タイムリー2ベース。

礒部選手、フルカウントからの内角低めスライダーでセカンド後方のフライ。
◆キニー投手…フェルナンデス選手以降、ボール先行の投球に。
       結果的にカウントを苦しくして失点してしまった。
       あまりフェル選手が当たってなかったし、もう少し大胆に攻めても良かったかも。
       状態自体は悪くない、良い方に見える。
◆細川捕手…変化球があまり入らず、ストレートに力があったとはいえ、
      山崎選手のカウントを悪くしてからはずっとストレートというのはどうかと。
      打者を考えれば最悪歩かせてもいいわけだし、
      ここは逆に慎重に行くべきだったように思う。
      あと、最近2塁送球がショート側へ寄り過ぎ。
      今回は中島選手の入りも早かったし言い訳できない。

2回表
中村剛也選手、ショートゴロ。
大島選手、カウント1−3から選んで四球で出塁。
細川選手、外角低めスライダー打ってレフト前ヒット! 1アウト1・2塁。
赤田選手、フルカウントから選んで四球、1アウト満塁。
片岡選手、外角低めフォーク引っ掛けてショートゴロ併殺コース、
しかし二遊間の連携が上手く行かずにタイムリーエラー、なおも1アウト満塁。
栗山選手、外角ストレート叩きつけるもセカンドゴロ併殺。
◆片岡・栗山選手…ちょっと率が下がってるなぁ。
         主軸がいいだけに、1・2番の出塁が鍵。
◆田中投手…今日は低めにボールが外れ気味。
      ライオンズ打線もストライクゾーンを上げて、低めのボール球に手を出していない。
      今の形で打って行って欲しい。


2回裏
リック選手、内角高めストレートでセカンドフライ。
鉄平選手、外角スプリットでセカンドゴロ。
嶋選手、フルカウントから四球。
渡辺直人選手、抜けたカーブが当たる死球。
2アウト1・2塁。
高須選手、フルカウントからの外角ストレートでセカンドゴロ。
◆キニー投手…まだ変化球の制球が不安定。特に対右打者。
       直球を主体にしてリズムを掴みたい。


3回表
中島選手、初球内角高めストレートにセカンドフライ。
ブラゼル選手、内角低めフォークに空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めストレートのボール球をストライクにされて見逃し三振。

3回裏
三者凡退。

4回表
2アウトから細川選手が2ベースヒットで出塁するも無得点。

4回裏
三者凡退。

5回表
三者凡退。

5回裏
先頭の嶋選手にヒットを許し、渡辺選手の送りバントで2塁へ進められるも、
後続を打ち取って無失点。

6回表
2アウトから中村選手がヒットを放つも、後続が倒れて無得点。

6回裏 この回から大沼投手が登板。
1アウトから山崎武司選手にヒットを許し、
礒部・リック選手に連続四球を与えて1アウト満塁。

ここでライオンズは星野投手にスイッチ。
鉄平選手、外角低めストレートでレフトへの浅いフライ、2アウト満塁。
ここでライオンズは小野寺投手にスイッチ。
代打の憲史選手、外角低めフォークで空振り三振!

7回表 この回からキャッチャーに藤井選手。
2アウトから片岡選手がヒットで出塁するも、2塁盗塁失敗でチェンジ。

7回裏
三者凡退。

8回表
先頭の栗山選手がヒットで出塁するも、中島選手がショートゴロ併殺。
ブラゼル選手が空振り三振に倒れて無得点。

8回裏 この回から岡本真也投手が登板。
フェルナンデス選手、高めストレートでセンターフライ。
山崎武司選手、低めストレート打たれてセンターへのソロホームラン…
礒部選手、カウント1−3から四球。

リック選手、エンドラン、スライダーでサードゴロ。2アウト2塁。
鉄平選手、敬遠の四球。2アウト1・2塁。
藤井選手、フルカウントからのスライダーでライトフライ。

9回表
2アウトから大島選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

9回裏 この回から岩崎投手が登板。
三者凡退。

10回表 この回から青山投手が登板。
赤田選手、内角高めスライダーにピッチャーゴロ。
片岡選手、内角シュート打ってレフトへの3ベースヒット!
栗山選手、敬遠気味の四球、1アウト1・3塁。
中島選手の3球目にワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン。1アウト2塁。
中島選手、フルカウントからの内角ストレートにサードゴロ。
ここで楽天は投手交代、有銘投手が登板。
ブラゼル選手、フルカウントからの外角低めスライダーに空振り三振。

10回裏 この回はグラマン投手が登板。
フェルナンデス選手、初球外角チェンジアップでショートゴロ。
山崎武司選手、カーブでバットを折ってセカンドゴロ。
代打の山下選手、内角149キロストレートでライトフライ。
試合終了、4−3でライオンズが勝利!


先発のキニー投手はいきなり先頭打者にヒットを打たれるなど、
立ち上がりはなかなか波に乗ることができませんでした。
特に右打者への制球力がいまひとつで、
カーブ・スライダーといった変化球でカウントを稼げなかったことが、
立ち上がりのピッチングが苦しくなった大きな要因でしょう。
3回以降はどういったピッチングだったのかは分かりませんが、
今日はストレートの走りが良かったですし、そこから立ち直りのきっかけを掴んだのでしょう。
中盤の結果からすると、5回降板はちょっと早かったかなという印象も。
投げた試合ではきっちり試合を作ってくれていますし、
今日も先発としての仕事は果たしてくれたように思います。

2番手の大沼投手が2四球を与えるなど、散々な投球だったようですが、
1アウト満塁のピンチから、3番手の星野投手が鉄平選手をレフトへの浅いフライ、
4番手の小野寺投手が代打の憲史選手をフォークで3球三振に取って無失点。
両投手とも四球が多いので、満塁の場面では怖さもあるのですが、
今日は全く危なげがなかったですね。
星野投手は投げる度に安定感が上がってきている印象です。
ストレートの力が戻り、スライダーの切れも戻ってきています。
外主体の投球なので、カウントが苦しくなることもありますが、
困った時には外角のストレートをファールにしてカウントを稼いだり、
内角肩口からのスローカーブで打者の打ち気を外すなど、、
これまでと比べると、ボールが先行して四球という確率がぐっと減っています。
全盛時の安心感が戻りつつありますね。あとは1イニングを任せられれば。
小野寺投手はストレート・フォークともに好調。
マウンド上でも堂々としていますし、一時期のような不安感がなくなってきました。
今の内容なら8回を任せても十分すぎるかと。
星野投手と小野寺投手の好調はリリーフ陣の大きな安心感に繋がりますね。

5番手の岡本真也投手は同点ホームランを許すなどの誤算があったものの、
6番手の岩崎投手は1イニングをピシャリ、最後はグラマン投手が3人で抑えてセーブ。
2回以降は楽天打線をヒット3本に抑え、1点止まり。
本拠地では打ちまくっていた楽天打線ですから、
その勢いを止めたことが今日の勝因のように思います。

先発投手の残したランナーを返してしまったり、ランナーを許すことが多かったことで、
岡本・グラマン投手以外のリリーフ陣がいまひとつという印象を受けていましたが、
成績だけを見ると、グラマン投手が0.00で6セーブ、岡本真也投手が1.93、
小野寺投手が1.35、星野投手が1.80、岩崎投手が2.25、大沼投手が3.00。
山崎敏・谷中投手を除けば、ほとんどの投手が防御率2点前後、好結果が残ってます。
リリーフはどんなに内容が良くとも、結果が伴わなければ評価されないだけに、
こういった数字として結果が残ってくると、各投手の自信に繋がってきますよね。
現に小野寺・星野・岩崎投手は投げる度に良くなってますし、
リリーフ陣が良くなってきているのが分かったことが今日の最大の収穫でしょう。
現在は先発の西口投手が登板機会なしで2軍、来週には谷中投手と交換になるでしょう。
加えて、肘痛で2軍落ちしていた三井投手も戻ってこれるわけですが…
今のメンバーだと、余程いい状況でない限り、上げる必要がないぐらいの状況です。
この調子でレベルの高い争いを続け、投手王国を再建できるよう頑張って欲しいです。


打線は8安打放ったものの、チャンスらしいチャンスは1回・2回・8回・10回のみ。
他は2アウトからのランナーでなかなか得点には結びつきませんでした。
1回は中島選手が2ベースヒットで出塁し、
ブラゼル選手が初球の失投を捉えての2ランホームランを放ってくれて先制、
幸先のいい得点となりました。

2回は各打者が田中投手の低めの球を上手く見極め、ヒットと2四球で1アウト満塁。
片岡選手がショートゴロ併殺コースを打つも、相手エラーで1点勝ち越し。
けれどなおも1アウト満塁という所で栗山選手がセカンドゴロ併殺に倒れて1点止まり。
楽に勝つためには、ここでもう一押ししておきたかったですね。
相手の四球とエラーが絡んでいただけに、大量点になっていてもおかしくないところ。
打順も良かっただけに、最悪犠牲フライ、そして中島・ブラゼル・GG佐藤選手へ、
そういったことを考える打順でしたから併殺打で終わったのは勿体無かったです。
まぁ、悪いバッティングでもありませんでしたが… 残念でした。
8回は栗山選手がヒットで出塁するも、中島選手が併殺打。
先頭打者でチャンスを広げられる打順でしたから、ここの併殺も残念でした。
この2つの場面で点数を取れなかったことが、8回裏に追いつかれた要因でしょう。

10回は片岡選手が3ベースヒットで出塁して、ワイルドピッチで勝ち越し。
延長戦でしたから、ランナー3塁という状況を作れたことが勝因だと思います。
やや率を落としていた片岡選手はこの安打を含めて5打数2安打。
1・2番の成績がやや落ちているだけに、ここから成績が上がってくることを期待したいです。



昨日の試合は雨天中止だったので、このカードは1勝で終了、
今週は3試合を戦い、2勝1分と負けなしで戦うことができました。
その前がカード負け越しだっただけに、今週の好成績は大きいですね。
過酷な移動や連戦・連投で選手も疲れていたでしょうし、
今週はいいリフレッシュになったと思います。

来週はロッテ・オリックスとの3連戦です。
昨日登板予定だった石井一久投手がロッテ戦で登板するようですし、
先発登板のなかった帆足投手や西口投手も控えていますから、
どう先発ローテを組み替えてくるのかが一つの注目点です。
打線の状態も一定水準で安定していますから、
投打がガッチリ噛み合った卒のない野球で勝利を重ねて行って欲しいです。
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




4月16日 埼玉西武ライオンズ 4−2 北海道日本ハムファイターズ

(日)吉川(5回)−坂元(1回)−
 宮西(1回)−スウィーニー(1回)
(西)涌井(7回)−岡本真也(1回)−グラマン(1回)
(本)ブラゼル9号ソロ(4回裏)
  スレッジ4号ソロ(6回表)
日ハム
西武 ×

GG佐藤が攻守に渡って活躍し、日ハムに快勝!
試合前半は昨日のような追いかける展開となりましたが、
4回表のGG佐藤選手のバックホーム好返球タッチアウトで流れが変わり、
4回裏にブラゼル選手のホームランで同点に追いつき、
5回裏に2アウトからの四球でチャンスを作り、GG佐藤選手の2点タイムリー2ベースで勝ち越し、
6回表に涌井投手がスレッジ選手に一発浴びるも、
直後の6回裏に2アウトからの3連打で1点を追加して逃げ切り。
苦しかった試合前半とは打って変わった中盤の攻守のリズムの良さが光る試合でした。

やはり勝因は中盤3イニング、4回・5回・6回の攻防でしょう。
1回に涌井投手は2アウトから四球を与えてしまい、続いて片岡選手のエラー、
そしてスレッジ選手にタイムリーヒットを許すなど、嫌な点数の与え方をしてしまいました。
2回以降も涌井投手はなかなか良くならず、コントロールが安定しない不安定な投球、
4回表も四球で出したランナーを送りバントで進められ、一二塁間を抜かれるヒット、
ここで1点を許すと厳しいという場面で、ライトGG佐藤選手から好返球が返ってきて、
細川捕手が送球の来たホームやや3塁側でブロックタッチアウト!
この好返球によるアウトが試合の流れを変えました。
それまでは良い打球を放ちながらも野手の正面に飛んでいましたが、
4回裏にブラゼル選手が豪快なホームランを放って同点に追いつくと、
5回裏には2アウトから赤田選手四球で出て、中島選手がヒットで繋ぎ、
ブラゼル選手も四球で出塁、2アウト1・2塁となった所で、
GG佐藤選手が内角の厳しいストレートに詰まりながらも力で押し返す
レフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベースを放ち、勝ち越し。
6回表に1点を失うものの、その後のピンチをまたしてもGG佐藤選手の好返球でアウトにし、
6回裏の2アウトから松坂・片岡・赤田選手の3連打が飛び出して1点追加。
その後のピンチを涌井−岡本−グラマン投手と凌いでの快勝となりました。
序盤はリズムに乗れなかったものの、GG佐藤選手の好返球で守備のリズムが整ったことが、
ライオンズ側へ流れが来た要因だと思います。
苦しくともチーム全員で守る我慢の野球が今日はできたように思います。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(中)赤田、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)江藤、8(捕)細川、9(左)松坂健太

1回表 ライオンズ先発:涌井投手
森本選手、フォークで見逃し三振!
田中賢介選手、外角低めカーブでピッチャーゴロ。
稲葉選手、微妙に外れて四球。
高橋選手、外角低めスライダーでセカンド左のゴロに打ち取るも、
セカンドの片岡選手が弾いてエラー。
2アウト1・2塁。
スレッジ選手、フルカウントからの外角スライダー打たれて
センター前タイムリーヒット。
2アウト1・2塁。
ジョーンズ選手、外角低めスライダーでセンターフライ。
◆この回…エラーが痛いなぁ。球数も多くなってしまった。
     エラー後に変化球が高めに外れてボールになったのが痛い。


1回裏 日ハム先発:吉川投手
片岡選手、内角ストレート打つも滞空時間長くレフト左のフライ。
赤田選手、フルカウントから四球で出塁。
中島選手、内角低めストレート打ってセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。
ブラゼル選手、外角低めストレートにレフトフライ。2アウト1・2塁。
GG佐藤選手、高めストレートにショートゴロ。
◆ブラゼル選手…最近は打てる所を打ち損じることが増えている。
        やや調子が落ちているのか。

2回表
鶴岡・尾崎・選手と三者凡退。

2回裏
中村選手、内角低めスライダーにサードゴロ。
江藤選手、外角スライダー打って左中間へのヒット!
細川選手、ファールで粘るも高めストレートに空振り三振。
松坂選手、初球内角ストレートにセカンド後方のフライ。
◆吉川投手…直球が速く、右打者の懐をよく攻めている。
      右打者は負けないよう思いっきり振って行って欲しい。

3回表
森本選手、カウント1−3から四球。
田中選手、送りバント成功。1アウト2塁。
稲葉選手、フルカウントから四球。1アウト1・2塁。
高橋選手、外角高めストレートで空振り三振! 2アウト1・2塁。
スレッジ選手、内角高めスライダーでセンターフライ。
◆涌井投手…リリースが一定してない。そこが制球が安定しない理由か。
      フォームに注意して投げたい。


3回裏
片岡選手、高めストレート打つもレフト右のフライ。
赤田選手、初球外角カーブ捉えるもレフト正面のライナー。
中島選手、高めストレートに空振り三振。

4回表
ジョーンズ選手、低めカーブでセカンドフライ。
鶴岡選手、フルカウントから低めストレート外れて四球。
尾崎選手、送りバント成功。2アウト2塁。
○○選手、初球外角高めスライダー打たれて一二塁間抜かれるヒット、
2塁ランナー突っ込むもライトGG佐藤選手の好返球で本塁タッチアウト!

4回裏
ブラゼル選手、外角高めストレート捉えてライトへのソロホームラン!
GG佐藤選手、外角チェンジアップ打つもレフトフェンス手前のフライ。
中村選手、四球で出塁。
江藤選手、外角ストレートにセンターフライ。
細川選手、内角低めスライダーに空振り三振。
◆ブラゼル選手…最近は自分が大丈夫かと心配する選手が打つな(笑)
        もっと心配することにしよう(爆)
◆GG佐藤選手…昨日から良い当たりが飛ぶも、あと一伸びがない。
        もう少しなんだがなぁ。パワーが落ちているのか心配。


5回表
森本選手、外角低めスライダーでサードゴロ。
田中選手、初球外角ストレート打たれてセンター前ヒット。
稲葉選手、ファールで粘られるも高めスライダーでサードファールフライ。
高橋選手、初球外角低めカーブでショートゴロ。

5回裏
松坂選手、内角低めスライダーに空振り三振。
片岡選手、内角ストレートに見逃し三振。
赤田選手、フルカウントから四球で出塁。
中島選手、フルカウントからの内角ストレート押し込んでライト前ヒット! 2アウト1・3塁。
ブラゼル選手の初球にワイルドピッチ、2アウト2・3塁。
ブラゼル選手、追い込まれるもフルカウントから四球、2アウト満塁。
GG佐藤選手、フルカウントから内角ストレート捉えて、
レフトフェンス直撃の2点タイムリー2ベース!
 2アウト2・3塁。
中村選手、フルカウントからの内角高めストレートに空振り三振。
◆松坂選手…今日は内角のボールにさっぱり。ここが課題か。
◆この回…2アウトからの四球を得点に繋げたのは大きい。
     中島選手のヒットが大きかった。
     勿論、GG佐藤選手の勝ち越しタイムリーも!


6回表
スレッジ選手、内角スライダー打たれてライトポール際へのソロホームラン…
ジョーンズ選手、外角スライダーでショート左のゴロ、
中島選手が一度こぼして1塁送球もセーフ、記録はエラー。
鶴岡選手、送りバント、2塁一度見るも1塁送球。1アウト2塁。

尾崎選手、外角スライダー打たれるもライト手前のライナー、
代走の工藤選手が飛び出していて、ライトから速い送球でアウト! 併殺!

◆涌井投手…勝ち越してもらった後に失点するようではエースとは言えない。
      どんな状態でも勝てる試合は貪欲に投げていって欲しい。

6回裏 この回から坂元投手が登板。
江藤選手、内角スライダーに見逃し三振。
細川選手、セーフティバント試みるもピッチャーゴロ。
松坂選手、低めスライダー打ってライト前ヒット!
片岡選手、外角スライダー叩いて三遊間抜くヒット!
 2アウト1・2塁。
赤田選手、初球内角ストレートにバットを折られるも、
三遊間抜くタイムリーヒット!
 2アウト1・2塁。
中島選手、ファールで粘るも内角高めストレートに空振り三振。
◆赤田選手…昨日はやや悔しい交代となったが、
      その悔しさをバットで晴らす執念のタイムリー!
      一昨年前までなら完全なレギュラーだったが、今は半レギュラー。
      キャプテン・選手会長として負けずにプレーしてもらいたい。
◆この回…この回も2アウトから得点。粘り強い攻撃ができている。

7回表
選手、低めフォークでセカンドフライ。
森本選手、外角ストレートでショート左のゴロ。
田中選手、低めカーブ打たれてライト前ヒット。
稲葉選手、外角フォーク打たれて二遊間抜かれるヒット。
2アウト1・3塁。
高橋選手、低めフォークで空振り三振!

7回裏 この回から宮西投手が登板。
ブラゼル選手、初球外角スライダー打つもファーストゴロ。
GG佐藤選手、外角スライダー打ち、良い角度で上がるもレフトフライ。
中村選手、外角スライダー打ってライト前ヒット!
江藤選手、低めストレートにショートフライ。

8回表 この回は岡本真也投手が登板。ファーストに大島選手。
スレッジ選手、フルカウントからの低めスライダーでセカンドゴロ。
工藤選手、低めワンバウンドしそうなスライダーでショート右のゴロに取るも、
工藤選手の足が速くてショート内安打に。
代打の小田選手の所で前に弾くワイルドピッチ、ランナー2塁へ。

小田選手、高めフォーク打たれるもライトフライ、2アウト2塁。
代打の佐藤選手、低めフォークでファーストゴロ。
◆岡本投手…今日は力みがちなのかコントロールが悪い。
      とか見てたら、帽子に虫が止まってた。そのせい?(苦笑)

8回裏 この回はスウィーニー投手が登板。ショートに飯山選手等。
細川選手、外角低めストレート打ってレフト前ヒット!
松坂選手、送りバント2球試みるもファール、
内角高めストレートにバットが折られてサードゴロ、2塁アウトのみ。
片岡選手、ストレート打つもセカンドゴロ併殺。

9回表 この回はグラマン投手が登板。
選手、チェンジアップで空振り三振!
森本選手、高めストレートで一二塁間のセカンドゴロ。
田中選手、外角低めストレートでショート頭上の打球、
ジャンプするもグラブに当たっただけの内安打。
稲葉選手、外角低めスライダーを上手く流されてレフト前ヒット。

高橋選手、初球外角ストレートでセンターフライ。
試合終了、4−2でライオンズが勝利!


今日の先発の涌井投手はリリースポイントが一定せず、
良い球と悪い球がはっきりするなど、コントロールに苦しむピッチングとなってしまいました。
前の方でリリースされると、きっちりとしたコースに行くのですが、
手前の方でリリースされると、高めに抜け気味の球になりがち、
特にランナーを出してからそうなることが多く、やや安定感を欠く投球になっていました。
それでも悪いなりに試合を作り、勝利投手となれたことは評価できます。
ただ調子云々よりも、フォームのばらつきの問題なだけに、
早めに悪い所を修正して、コントロールよく投げられるようになってもらいたいです。
今日はギリギリ合格点の投球、
エースとして頑張るために、早く本来のフォームを取り戻してもらいたいです。

2番手の岡本真也投手は力みがちであまり内容は良くなかったものの無失点。
毎回昨日のようなナイスピッチングとはいかないでしょうから、
リリーフ投手も悪いなりにも0点に抑えてくれれば問題なしです。
抑えのグラマン投手は2安打浴びたものの、ボールには力があり、相手打者に勝ってます。
稲葉選手には上手く打たれちゃいましたね。
一時の不調を抜け出したようなので、次回対戦時の稲葉選手には要注意ですね。


打線はスタメン全員安打の10安打4得点。
ホームラン以外の3得点は全て2アウトから。
簡単に三者凡退とならずに、2アウトからでも打線が繋がっていく粘り強さがあります。
5回表は四球からの得点、今年は四球からの繋ぎが上手いですよね。
四球で出塁した選手の足を絡めたり、次の打者が上手くヒットで繋いだりして、
得点のチャンスを大きく広げています。
今年の打線はほとんどの打者で足を使った作戦を使えるので、
ランナーが出るだけでそれだけチャンスが増えます。
そこが今年のライオンズ打線の嫌らしさの一つでしょう。
今日の5回・6回は非常にいい攻撃ができました。
毎試合1回は良い繋がりを続けられているのが、打線の調子が落ちそうで落ちない理由でしょうね。

勝ち越しタイムリーを放ったGG佐藤選手は4打数1安打ながら、
バットの出は良く、いい形でスイングができています。
ただ、一見すると良い角度で上がって期待させるような打球でも、
失速して平凡なレフトフライだったり、フェンス手前のフライ止まりだったりと、
なかなか捉え切れていません。
バットの先で打っていて、芯で捉えられていないのか、それとも押し込みが足りないのか。
今日の勝ち越しタイムリーは詰まったのを押し込んだということなので、
押し込みが足りないわけではないようです。
それなら、一度タイミングが合ってくれば、ホームラン量産となってきそうですね。
バットの出は良いだけに、週末からの楽天戦での活躍を期待したいです。



今日の勝利でこのカードは1勝1分けの勝ち越し。
昨日の引き分けが大きな意味を持つこととなりました。
ここ数試合は苦しい試合が続いていましたから、
それを乗り越えて勝利できたのはチームにとって好材料だと思います。

明日・明後日は試合がなく、次の試合は土曜・日曜の楽天2連戦です。
楽天は本拠地で開幕からの連勝を継続中。
とりわけ打線が爆発することが多いので、
まずは先発投手が楽天打線を封じ、
先制・中押し・駄目押しと相手に流れをやらないような野球をしていきたいですね。
先発は石井一久投手とキニー投手が先発予定。2人の好投に期待しましょう!
土曜からもガンバレ、ライオンズ!!




4月15日 埼玉西武ライオンズ 3−3 北海道日本ハムファイターズ

10 11 12 (日)武田勝(7回1/3)−星野(2回2/3)
 −マイケル(1回)−武田久(1回)
(西)岸(7回)−帆足(2/3)−岩崎(1/3)
 −岡本真也(1回)−グラマン(1回)−小野寺(2回)
(本)松坂健太1号2ラン(5回裏)
  高橋信二3号ソロ(6回表)
日ハム
西武

終盤に同点に追いつくも、両者一歩も譲らずに延長12回引き分け。
今日は評価の難しい試合になってしまいましたね。
ビジターゲームならば引き分けでも良しなのですが、今日はホームゲーム。
けれどこのカードは3連戦ではなく、2連戦。
明日の試合を勝てば、1勝1分けで勝ち越し、負ければ1分け1敗で負け越し。
そういう意味では、今日の試合の評価を決めるのは明日の勝敗だと言えます。
明日の試合を勝って、今日の引き分けに意味を持たせたいですね。

試合内容を見ますと、立ち上がりの岸投手の投球を考えれば、
中盤・終盤とよく盛り返して同点に追いついた試合だと言えます。
ただ、同点に追いついた後の8回1アウト1・3塁の場面で、
3塁ランナー片岡選手が捕手からの牽制でアウトになってチャンスを潰したり、
延長に入ってからはなかなかチャンスらしいチャンスを作れなかったことを考えると、
やや勿体無かったと思わせる試合でもありました。
連敗してる影響か、乗っていけそうで乗れないそんな試合だったと思います。
ひとまず引き分けで気分転換ということにしておきましょうか。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(二)片岡、2(左)栗山、3(遊)中島、4(指)ブラゼル、5(右)GG佐藤、
6(三)中村剛也、7(一)平尾、8(捕)細川、9(中)松坂健太

1回表 ライオンズ先発:岸投手
森本選手、フルカウントからの高め143キロストレートでセカンドゴロ。
田中賢介選手、外角高めストレートでセンター左のフライ。
稲葉選手、内角高めストレート打たれて右中間への2ベースヒット。
高橋選手、内角低めシュート打たれてレフト前タイムリーヒット。

スレッジ選手、内角ストレートでセンターフライ。
◆岸投手…今日はストレートのキレ、スライダーのキレともに良い。
     あとはコントロール次第かな。カーブでカウントを稼ぎたい。
◆この回…目を離していた隙に1点取られてた。なんで?

1回裏 日ハム先発:武田勝投手
片岡選手、外角高めストレート打つもライトフライ。
栗山選手、外角シュート打つもファーストゴロ。
中島選手、高めストレート捉えてセンターオーバー2ベースヒット!
ブラゼル選手、内角低めシュートにファーストゴロ。

2回表
ジョーンズ選手、バットを折ってサードゴロ。
鶴岡選手、高めストレート打たれて一塁線抜かれるヒット。
尾崎選手、フルカウントからの内角高めストレート打たれてレフト前ヒット。1
アウト1・2塁。
陽選手、外角スライダーでファーストゴロ、2塁送球アウト。2アウト1・3塁。
森本選手、追い込むもフルカウントから四球。2アウト満塁。
田中選手、内角ストレート外れて押出し死球… 2アウト満塁。
稲葉選手、フルカウントのからの内角低めストレートでセカンドゴロ。
◆岸投手…何でそんなに苦しんでるのか分からない。
     カーブでカウントを稼げてないことや、
     ストレートがシュート回転している球があるのが原因だろうが…
     別に三振取る必要ないと思うんだが。
     ストレートで打たせればいいのに。
     あと2アウト1・3塁からランナー気にしすぎ。
     追い込んだら関係ねーよ。
◆細川捕手…リードが凄すぎるのか、素人には理解できない。
      変化球で思うようにカウントを稼げないなら、
      もっとストレート使えばいいのに。
      まぁ、甘いというのもあるだろうが、カウントを悪くするよりは。

2回裏
GG佐藤選手、低めスライダー捉えて左中間フェンス直撃の2ベースヒット!
中村剛也選手、外角スライダー打つもセンターライナー、森本選手の好捕。
平尾選手、低めカーブ打つもライト後方のフライ、ランナー3塁へ。
細川選手、外角高めストレート打つもセンター後方のフライ。
◆打線…上手く打ってるんだけどな〜 次の回に攻略を。

3回表
高橋選手、低めストレートでショートゴロ。
スレッジ選手、内角低めスライダーで見逃し三振!
ジョーンズ選手、外角低めカーブでセンターフライ。
◆岸投手…意図してシュートを投げているのか? 今まで聞いたことなかったが。
     フォークは何球か投げている。
     リズムが出てきたので、ここから攻撃へと繋いでいきたい。


3回裏
松坂健太選手、低めチェンジアップに空振り三振。
片岡選手、初球外角ストレート打つもライト正面のフライ。
栗山選手、外角低めスライダーに空振り三振。

4回表
鶴岡選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。
尾崎選手、外角低めカーブでライトフライ。
陽選手、カーブで見逃し三振!
◆岸投手…コントロールが安定し、カーブも決まるようになってきた。もう心配はないだろう。
     立ち上がりは考えるに、前回簡単に失点したことから、
     バッテリーが変化球主体で慎重になりすぎたのかも。
     慎重になりすぎるのも怖かったが…やっぱ直球が基本ということだろう。

4回裏
中島選手、外角ストレートをしぶとく一二塁間に打つも、
セカンド田中賢介選手が追いついてアウト。

ブラゼル選手、スライダー打ち損じてキャッチャーファールフライ。
GG佐藤選手、外角チェンジアップにサードゴロ。

5回表
森本選手、外角スライダーでセンターフライ。
田中選手、外角スライダーでセカンドゴロ。
稲葉選手、外角低めストレートでショートゴロ。
◆岸投手…稲葉選手の初球に内角ストレート微妙に外れてボール、
     2球目内角ストレート今度ははっきりとしたボール球、
     3球目外角低めストレートを打たせてショートゴロ。これでいい。


5回裏
中村選手、外角チェンジアップ打つも三遊間の打球に
サード尾崎選手が飛びついて捕って1塁送球アウト。

平尾選手、ショートの送球エラーで出塁。
細川選手、三塁線へ痛烈な打球を放つも僅かにファール、
外角ストレートを打つもセンターフライ。
松坂選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
松坂選手、フルカウントから高めチェンジアップ捉えてレフトへの2ランホームラン!
片岡選手、外角低めチェンジアップ打つもショートゴロ。
◆松坂選手…見ていて好不調が分かりやすい選手。
      1打席目はトップの位置に入った際に右肩が深く入っていて、
      日ハム・中田選手のような振り遅れオーバースイングになっている。
      2打席目はそれほど入っていなく、上手く回転できた。
      ナイスバッティング、松坂選手!
◆この回…相手ミスが2回続いただけに、この回は何としても点数が欲しかった。
     それを一発で同点にできたのは大きい。


6回表
高橋選手、外角フォーク落ちずレフトスタンドへのソロホームラン…
スレッジ選手、外角チェンジアップでセンターフライ。
ジョーンズ選手、外角低めスライダーで空振り三振!
鶴岡選手、初球外角低めカーブでサードゴロ。
◆岸投手…同点に追いついてもらった直後だけに、手痛い一発となってしまった。
     まだフォークは課題あるということか。
     しかし勿体無いなぁ… スライダーでいいのに。

6回裏 この回からショートに飯山選手。
栗山選手、ファールで粘って9球目高めスライダー打つもライトフライ。
中島選手、高めスライダー打つもサードへの強いゴロ。
ブラゼル選手、内角高めストレート打ち、ファーストへの強いゴロも、
弾いた打球をセカンド田中選手がカバーしてアウト。


7回表
尾崎選手、初球外角スライダーでショートフライ。
飯山選手、外角低めカーブでセカンド後方のフライ。
森本選手、外角ストレートでライトフライ。
◆岸投手…テンポいい投球で三者凡退。
     再び守備のリズムが良くなったので、攻撃に繋げたい。
     次のイニングが一つの勝負所、打線よ奮起せよ!

7回裏
GG佐藤選手、フルカウントからの高めストレート打つも左中間のレフトフライ。
中村選手、初球外角チェンジアップ打つもレフトへの浅いフライ。
平尾選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。
◆この回…良い当たりをしてるんだが… 打てそうに打てない。
     武田久・マイケル投手と勝ちパターンリレーに入るが、
     本拠地ゲームだし、何とか流れを掴んで捉えたい。


8回表 この回から帆足投手が登板。
田中選手、高めストレートで打ち取るもショート左の内安打。
稲葉選手、外角パーム打たれて一二塁間抜かれるヒット。
ノーアウト1・2塁。
高橋選手、逆球の外角ストレート打たれてライト前ヒット。ノーアウト満塁。
スレッジ選手、内角パームでファーストゴロ、
本塁送球アウト、1塁転送でアウト、併殺!
 2アウト2・3塁。
ここでライオンズは投手交代、岩崎投手が登板。
ジョーンズ選手、低めストレートでセンター後方のフライ、
松坂健太選手がバックしながらキャッチしてアウト!

◆この回…一時はどうなることかと思ったけれど、
     よく無失点で凌いだ。これで流れが変わると信じたい。


8回裏 この回からレフトに紺田選手。
細川選手、外角シュートにバットを折られるも、
レフト線へ運ぶ2ベースヒット!
 代走の赤田選手を起用。
松坂健太選手、送りバント成功、1アウト3塁。
片岡選手、外角チェンジアップ捉えてレフト左抜くタイムリー2ベース!
ここでライオンズは今日誕生日の代打の江藤選手を起用。
片岡選手が江藤選手の所で3塁盗塁成功!
江藤選手、フルカウントから選んで四球、1アウト1・3塁。代走の銀仁朗選手を起用。
ここで日ハムは投手交代、星野投手が登板。
中島選手の初球に3塁へ牽制、戻りきれずに3塁タッチアウト。
中島選手、内角ストレートにキャッチャーファールフライ。

◆片岡選手…見事なタイムリーと盗塁と素晴らしい活躍。
      しかし3盗を決めるのは凄い。
      ライオンズがやられたのとは違い、警戒されている中での盗塁。
      クイックが遅いとはいえ、この場面で走れる勇気は見事。
      だけどその後に戻りきれずにアウト…
      そんなに飛び出してなかったが… 勿体無い。
◆この回…武田久投手が来ると思ったが、登板過多で見送りだった模様。
     結果的にそれがライオンズにとっては良い方向に繋がった。
     とはいえ、勝ち越したかったなぁ。ちょっと残念。
     それでも次はブラゼル選手から、サヨナラと行きたい。
     まずは守り、しっかりと抑えよう。


9回表 この回から岡本真也投手が登板。赤田選手がセンター、松坂選手がレフトへ。
鶴岡選手、低めフォークで空振り三振!
尾崎選手、外角高め141キロストレートで空振り三振!

飯山選手、外角ストレートでショートへの弱いゴロ、
中島選手がランニングスローアウト!
◆岡本投手…貫録勝ち。ストレートは140超えるようになり、
      スライダーの落差もこれまで以上、良い感じ。


9回裏
ブラゼル選手、初球良い当たりもショートゴロ。
GG佐藤選手、右肘やや下付近に当たる死球。
中村選手、低めフォークに空振り三振。ランナースタートも盗塁失敗。

10回表 この回はグラマン投手が登板。
森本選手、フルカウントから内角ストレート叩かれて二遊間抜くヒット。
田中選手、送りバント試みるも小フライとなって、
グラマン投手が前に倒れながらキャッチしてアウト! 
1アウト1塁。
森本選手が2塁盗塁を試みるも、銀仁朗捕手が刺して2塁タッチアウト!
稲葉選手、フルカウントから内角ストレートでサードフライ。
◆この回…先頭打者を出す苦しい展開になったが、
     田中選手のバント小フライをグラマン投手がよく捕った。
     グラマン投手を始めとするバッテリーの気合勝ちか。
     この気合に打線は応えたい!


10回裏
代打の石井義人選手、内角フォーク打つもセンター正面のフライ。
赤田選手、ファールで粘って8球目カーブ捉えるもショート正面のライナー。
松坂選手、ストレートの四球で出塁、2アウト1塁。
松坂選手が片岡選手の所で2塁盗塁成功!
片岡選手、外角スライダーにショートゴロ。
◆この回…チャンスを作ったものの無得点。2アウトからでは難しい。
     次の回は打順がいいだけに、サヨナラに期待しよう。まずは守りから。


11回表 この回は小野寺投手が登板。
高橋選手、高め151キロストレートボール球で空振り三振!
スレッジ選手、外角低めフォークで空振り三振!

紺田選手、低めフォークでセカンドゴロ。
◆小野寺投手…今日は腕がよく振れている。
       ストレートも速いし、フォークも140超え。
       この内容ならば安心。ストライク先行だし。
       今度こそ、この好投を攻撃に繋げたい。


11回裏 この回はマイケル中村投手が登板。
銀仁朗選手、外角ストレートに空振り三振。
中島選手、高めストレートに空振り三振。
ブラゼル選手、左膝に当たる死球。代走の水田選手を起用。
GG佐藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。
◆ブラゼル選手…膝に故障歴・不安があるので、死球が心配。
        大事無いといいが… 大丈夫だったみたい。


12回表
鶴岡選手、外角低めフォークで高いバウンドのサードゴロ。
代打の佐藤吉弘選手、カウント1−3から四球。
飯山選手、送りバント成功。2アウト2塁。
森本選手、低めワンバウンドフォークで空振り三振!

12回裏 この回は武田久投手が登板。サードに誰か。
中村選手、外角スライダーにセカンドファールフライ。
石井選手、低めスライダー打って二遊間のセカンド内安打!
代打の大島選手、送りバント成功、2アウト2塁。
松坂選手、外角高めストレートに空振り三振。
試合終了、3−3で引き分け。
◆この回…赤田選手の代打に大島選手を起用して送りバント。
     代えられた選手も、代わった選手も意図が分からない選手交代。
     カウント次第でバスターエンドランをする意図?
     それとも代打を送ってから気が変わったのか?
     いずれにせよ、フォローが必要な交代だったと思う。



先発の岸投手はストレート・変化球ともにキレがあり、内容は悪くありませんでした。
ただ立ち上がりにカーブでカウントを稼げず、ややストレートが甘くなっていたことで、
コントロールに苦しむ立ち上がりになっていたように思います。
前回は簡単にカウントを取りにいって掴まってしまっていましたが、
今日は逆にカウントが取れずにボール先行で苦しみながら投げていたように見えました。
前回、立ち上がりの慎重さが必要だと書きながらも、
同時にそれで大胆さを忘れると怖かったので、ストレートで押してもいいと書いたわけですが、
ちょっと慎重さに走りがちになって変化球が多い立ち上がりだったと思います。
ストレートをヒットにされていたこともあるのでしょうが、
ヒットらしいヒットは初回のヒットだけで、2回のヒットは飛んだ所が良かったものばかり、
あまり気にする必要はなかったと思うんですがね。

もう何度も書いていることですが、そもそも岸投手がどんな投手かと考えれば、
キレで勝負する投手、キレのあるストレートで勝負しにいく投手だと私は考えています。
カーブを始めとする変化球それぞれでカウントを稼げますが、
やっぱり中心はストレート、ストレートあってこその変化球です。
カーブが入らなければ緩急つけるだけの見せ球でもいいと思うんですよ。
三振を取らなくとも、ストレートで打たせればいいだけのこと。
それなのに、どこかかわそうとしている印象を受けます。
これはバッテリーの組み立ての問題でしょう。
相手打者の得意・苦手・好不調だとか、立ち上がりの入り方だとか、
色々と考える所があるのでしょうが、まずはその投手の持ち味を失わないでもらいたいです。
1・2回はらしくないピッチングでした。最初から3回以降の投球でいいかと。

その後は立ち直りましたが、6回の高橋選手に打たれたホームランは不用意な1球でした。
同点に追いついてもらった直後だっただけに、
再び相手に流れをやってしまうホームランだったかと。
あの1球は深く反省しなければいけないと思います。
今日はそれぐらいですかね。状態は悪くないので、心配はいらなそうです。


リリーフ陣はよく投げてくれたと思います。
とりわけ好投したのが、岡本真也投手小野寺投手
岡本投手はストレートが140キロを超える球が増えてきており、
スライダーもこれまで以上の落差・キレになってきました。
前回は小久保選手にホームランを許してしまいましたが、
状態はそれ以前よりも上がってきているかと。頼りになるピッチャーですね。
小野寺投手は腕がしっかりと振れていて、ストレート・スライダー・フォークとほぼ完璧。
右打者に対して外角低めのスライダーでカウントを取れているのが大きいです。
ストライク先行で投げられていましたし、今日のような投球ならば安心して任せられます。
反省材料は1軍初出場の佐藤選手に簡単に四球を与えてしまったこと、これは反省です。


打線は武田勝投手に対して良い当たりを放っていたものの、結果的に5安打のみ。
その後の投手にも抑えられてしまい、延長12回で6安打。ちょっと物足りない数字でした。
まぁ、ただ今日は運がなかったなぁという感じ。
良い当たりが野手の正面だったり、日ハム野手陣の好プレーに阻まれたりと、
本来だったらもう少しヒットも出てたし、点数も取れていたと思います。
そういう意味では、序盤の悪い流れから、5回・8回とよく盛り返したとも言えます。

5回は相手のミスからチャンスを作り、松坂健太選手の2ランホームランで同点に。
仮にこの回に点数が取れていなかったら、今日の試合は負けていたと思います。
あの場面で松坂選手が打ってくれたことが、負けなかった最大の理由でしょう。
8回はノーアウト満塁のピンチを凌いだ直後に、
先頭の細川選手が2ベースヒットを放ち、送りバントで3塁へ、
ここで片岡選手がタイムリー2ベースを放って同点に。
てっきり武田久投手が登板すると思っていただけに、
武田勝投手の続投は正直ありがたかったです。
必勝リレーに繋がなかった日ハムに付け込めたのは大きかったと思います。
その後も片岡選手は3塁盗塁を決めるなど、いい働きをしてくれたのですが、
最後の最後で捕手の牽制で戻りきれずにタッチアウト…
1アウト1・3塁で打者は中島選手、犠牲フライの確率が高い場面だっただけに、
かなり勿体無いアウトとなってしまいました。
負けなかった理由が松坂健太選手のホームランであるなら、
勝てなかった理由は片岡選手の牽制アウトになっちゃうでしょうね。
同点に追いつけたのは片岡選手のおかげだったわけなんですが…霞んじゃいました…

延長12回、1アウト1塁で赤田選手に代打の大島選手を起用した意図がよく分かりません。
大島選手はサインが分からず、3塁コーチに聴きにいって、
初球は低めのスライダーを送りバントしてファール、
2球目に送りバントを決めて2アウト2塁としたわけなんですが…
普通に考えれば、赤田選手に送りバントさせればいいだけのこと、
結果だけを見ると、よく分からない采配でした。
自分が監督の立場として考えうるに、
あの場面は送りバントではなく、バスターエンドランがやりたかったんじゃないかと。
相手バッテリーは当然エンドランを警戒しますから、
バントをやるんだよと見せかけてかく乱しようとしていたのだと思います。
バッテリーは初球様子見でボール、もしくは際どい球、
これを見逃してストライクになるか、ボールになるかが一つの勝負。
ボールになれば、バスターエンドランが決まる確率が上がります。
けれどストライクとなれば外される可能性もあるので、ここは仕方なくバント。
自分ならばそう考えます。まぁ、自分ならバントさせずに普通にエンドランかけちゃいますが。
初球のスライダーは際どい球だっただけに、見送っていても良かったと思います。
ちょっと意図が分かり難い采配だっただけに、
当事者の赤田選手と大島選手に対してはしっかりとしたフォローをしておいてもらいたいです。
例え失敗していたとしても、バントではなくエンドランでよかったと思うけどなぁ…
先のない状況で、残りアウト1つってのは辛いですから。



明日のライオンズ先発は涌井投手、一方の日ハム先発は吉川投手。
最初に書いたように、今日の引き分けの意味を持たせるには、
明日の試合の勝利が必要不可欠です。
エース涌井投手の好投でこのカードを勝ち越しといきたいですね。
打線は前回吉川投手を攻略しましたし、
その時と同様に強力援護で試合の主導権を握ってもらいたいです。
明日はガンバレ、ライオンズ!!





応援日記一覧に戻る

〔FTcomのindexへ〕