1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)西口(5回)−岡本(1回)−許銘傑(2回) (オ)金子(9回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | × | 4 |
今日はオーダー的に勝ちにいったんですがね… 和田選手が2安打、江藤選手が1安打したものの、結果的に散発の5安打完封負け。 あまり効果をあげませんでした… とほほ、辛い… 今年苦戦した要因として、こういった「半レギュラー陣」が活躍できなかったことも挙げられますよね。 併殺で流れを切った和田選手や、後半戦に調子を落とした中島選手、 1年を通して調子の波が激しかったカブレラ選手といった主軸の不振や、 赤田・片岡選手の怪我といった主力の故障などもあったんですが、 例年はそこを半レギュラーの選手が完全でないにしろ埋めることができ、 「西武の野手陣の層は厚いな」とよく言われたものです。 それが今年はどうでしょうか。 30打席以上で2割5分以上打っている控え野手は、 石井義人.254、リーファー.261、福地,274、栗山.282、の4人だけです。 この中で合格点を与えられるのは、栗山選手と福地選手だけでしょう。 しかし2人とも6月までは調子がイマイチ。前半戦は故障者の穴を埋めることができませんでした。 故障明けの片岡選手や赤田選手、帆足・山岸投手らを見切り発車で使わざるを得なくなるなど、 今年は控え選手の不出来による主力への負担が顕著に見られました。 和田・カブレラ選手だけでなく、高木浩之・平尾選手といった控えのベテランの衰えも、 チームに多大な影響を与えたように思えます。 ここ数年の戦力補強が投手に偏っていた弊害ですかね。 野手の層が薄まったことも、今年の敗因のように思います。 それを典型的に表したのが今日の試合… これではちょっと… 野手全体の底上げ、並びに戦力補強が必要不可欠のようです。 そんなこんなで試合展開説明。ネットのライブ速報より。
先発の西口投手は5回1失点で降板となり、打線の援護なく11敗目。 これで今季は9勝11敗でシーズンを終えることになってしまいました。 二桁勝利がならなかったばかりか、プロ入り初の負け越し。 負けないエースが負けてしまったことは、西武の26年ぶりのBクラスを象徴しているように思えます。 西口投手がしっかりと二桁勝ち、勝ち越すようでないとチームの成績も上がってきませんよ。 今年は打線の援護に恵まれなかったこともありますが、 西口投手も得点を貰った直後に失点・逆転を許すなど、エースらしくない投球が目立ちました。 勝ち試合を確実に勝つのが西口投手、勝ち試合を落とすのはらしくないです。 来季は勝ち試合を確実に取ることのできる西口投手本来のピッチングを取り戻して欲しいですね。 まぁ、西口投手に頼りっきりな先発投手陣にも問題あるんですが… 新しいエースとして涌井・岸投手が育ちきるまで、西口投手には頑張って欲しいです。 2番手の岡本投手と3番手の許銘傑投手は相変わらずの脆さで両者ともに失点… ランナーを出してからの四死球が多く、簡単にランナーを返してしまっています。 2人ともボールはいいものを持っているんですけど… ランナーを許すとダメですね… 入団時は良いピッチングしてたんですけどねぇ… 最近はサッパリ。 戦力補強の当てがないだけに、すぐに首を切られるかは分かりませんが、 他球団なら今年限りで切られても文句は言えない状況です。 これが最終登板にならないよう必死に結果を残してもらいたいです。 明るい話はほとんどなく、高木浩之選手の1000試合出場だけでしょうか。 プロ野球史上423人目、数字だけ見ると凄いというものではありませんが、 小兵で怪我がち、守備の人のイメージでいながらも、ここまで来たことは誇っていいと思います。 西武ライオンズの伝統である繋ぎの精神を最もよく表している選手です。 最近は三振も多くなり、往年の粘りはなくなってしまい 成績的にも引退となってもおかしくない数字ではあるのですが、 引退試合もしないままでチームを去るのは寂しいですから 首脳陣と選手とのパイプ役として、チームを引っ張っていって欲しいです。 今のライオンズに欠けている繋ぎと粘り、ガッツ、守備の精神を、 選手の立場から若手に伝えていってもらいたいですね。 10月となり、残り試合もあと2つ。 今年はポストシーズンに参加できませんし、なんだか切ない気持ちになってしまいます。 せめて残り2試合は来季に向けて希望を抱けるような戦いをしてもらいたいです。 明日はロッテ戦で涌井投手が先発です。 最多勝はほぼ確定ですが、もう1つ上積みし、18勝で気持ちよくシーズンを終えてもらいたいです。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)帆足(7回)−小野寺(1回) (オ)平野(8回)−加藤大輔(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
オリックス | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | × | 4 |
今日は力負けですかね。 150キロ近い速球を投げるエース級の投手を前に歯が立ちませんでした。 まぁ、チャンスはあったんですけど… あと一本が出ず。 今日の試合はいい経験をしたと割り切りましょうか。 それでも点数を取って欲しかったのは、3回表の攻撃。 下位からチャンスを作り、片岡・栗山・中島選手とレギュラー陣に回ったのですから、 ここは1点が欲しかったです。 ここで先制点を取れなかったことが結果的に響きましたね。 中島選手は次のチャンス(5回表)でタイムリーを打ってくれましたが、 不動の4番となるには3回の場面でも打たないと。 打撃で上を目指していくならば、こういう所でヒットを打てる選手になって欲しいです。 それだけの技術を持っている選手ですからね。無理なら言いません。 力があるのですから、ここ一番で打てる選手になってもらいたいです。 そんなこんなで試合展開説明。ネットのライブ速報より。
先発の帆足投手は… これでは来季、安心して先発ローテを任せられません。 7回無四球で3失点という結果は悪くないのですが、 3回・4回とイニングの先頭打者を出した回にヒットで失点しているのはマイナスです。 ビシッと抑える投手ではありませんから、ランナーを出してからの投球が大事、 粘り強い投球ができないようだと先発ローテは任せられないです。 このままでは左腕エースどころか、先発ローテも危ういです。 まだ復活には遠い印象です。 今シーズンは「投げられるだけでも良い」という状態だったかもしれませんが、 来季は背水の陣、結果を求められます。 この秋・冬・春としっかり鍛え、来季はシーズン通して活躍できるようにしてもらいたいです。 2番手の小野寺投手も複雑… 主力打者の連続長打で失点しているようでは… 150キロ前後の球威あるストレートと、落差のあるフォークを持っているのですから、 防御率5点台のようなピッチングをしていては宝の持ち腐れですよ。 今のライオンズでは一番速い球を投げる投手なのですから、 もっとストレートを磨き、名前どおり力で押せるピッチャーになって欲しいです。 力んでるだけじゃダメ。今季の反省を来季に生かしてもらいたいです。 打線では大崎・栗山・中島・GG佐藤・松坂健太・原選手がヒット1本ずつ。 その中で内容が良かったのは大崎選手。 4打数1安打1犠打で、4打席目・5打席目も良い当たりだったようです。 スタメンで起用されてからはコンスタントに結果を残していますし、 2軍から上がってきた若手の中では一番レギュラーに近い位置にいるように思えますね。 問題は守備位置か。外野争いは激しいですからね。 さらに一回り大きくなって、レギュラー争いに加わっていって欲しいです。 来季の打順を考える上で悩ましいのが2番の片岡選手。 なんだか今季は「2番打者」であろうとしすぎて、 持ち味が消えてしまったように思えるんですよね。 片岡選手というと、積極的な打撃を、センター方向を中心に左右に打ち分ける打撃が持ち味。 それが2番打者ということで右方向を狙いすぎてしまい、 強い打球を放つことができず、撫でたような打ち方でセカンドゴロ、 そんな場面を数多く(特に前半戦)見かけました。 昨年はもっと引っ張りの打球、強い打球もあったと思うんですが… なんだか2番という打順が片岡選手の良さを消してしまっているように思えます。 それならば、盗塁するだけの足もありますから、1番打者で起用した方がいいのかなと。 そうなってくると、2番打者が問題となりますが、 2番の経験のある赤田選手や大崎選手に任せてもいいんじゃないかと思います。 もし、これまでの形に拘らないのであれば、今日の打順を一つずらしてみるのもありかなと。 1番片岡、2番栗山、3番中島、4番カブレラ、5番〜、9番大崎 勿論、これには栗山選手が2番打者という意識を強く持ちすぎないことが条件になりますが。 左打者という点でエンドランの時に不利になるので微妙なのですが、 選球眼が良く、出塁率が高い、さらに送りバントも実は上手い、 そういう意味では2番打者としての適正はあるように思います。 まぁ、個人的には勿体無いかなと思えるんですが、 攻撃的な2番打者を想定するならば、栗山選手でもありかなと。 中島選手の2番も考えたんですが、送りバントが下手で、 打球もライナー性のものが多いので、強打すると併殺になる恐れがあり、2番としては微妙。 強打者を使うなら、栗山選手の方が2番適正があるように思います。 しかしこう考えると、2番打者って難しいですよね。なかなか定まりません。 以前の小関選手も2番打者として活躍できたのは02年ぐらいですからね。 安定した成績を残すというのは難しいことのように思えます。 片岡選手をこのまま2番として定着させるのか、 それとも片岡選手には1番で伸び伸びと打たせ、2番には別の選手を起用するのか、 ここも一つ来季に向けて考えなければならないことの一つだと思います。 明日は月曜ですが、試合があります。 オリックスとの最終戦、先発は西口投手です。 これが二桁10勝目のラストチャンスです。 入団以来、負け越しがない西口投手ですから、 この試合を勝って10勝10敗のタイで今シーズンを終えて欲しいですね。 明日は少し勝利にこだわって応援していきましょう! 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)松永(7回)−岡本(2回) (オ)岸田(6回)−高木(2/3) −香月(1回1/3)−小松(1回) (本)前田3号ソロ 片岡3号ソロ、松坂健太1号ソロ |
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西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 6 | ||||
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
うーむ…名前だけ見ると、昨日のオーダーと比べて大きく見劣りするのにも関わらず、 今日の打線の方が繋がりがいいと感じるのは何でだろうか(^^; まぁ、昨日まで戦っていたのが本日連覇を決めた日本ハム、 今日の相手が最下位が決定したオリックスと、 選手の力も違えば、試合に望むモチベーションも違うので、 単純な比較はできないのは当たり前のことなんですが、 それでも今日のメンバーの方がキッチリと野球をやっているように思えます。 そういった印象を抱かせるのが、大崎選手と原選手のルーキー2人です。 大崎選手は4打数1安打1四球、原選手は3打数ノーヒット1犠打と、 結果だけ見れば絶賛するほどではないのですが、内容がありました。 大崎選手は1打席目にヒットを放ち、先制のホームを踏み、 2打席目は打ち取られたものの、相手投手に10球投げさせ、 3打席目は1アウト2塁で打てなかったものの、ファーストゴロ進塁打で3塁へ、 5打席目は四球でチャンスを広げるなど、それぞれの打席に内容がありました。 原選手はヒットを打てなかったものの、 2打席目に送りバント、4打席目にノーアウト2塁でセカンドゴロ進塁打と、 良い繋ぎ役を見せてくれました。 今年のライオンズは進塁打がなかなか打てず、打線の繋がりがイマイチでした。 そういったキッチリした野球をルーキー2人が見せてくれたことは、 嬉しくもあり、同時に恥ずかしくもあります。 西武ライオンズの伝統である卒のない野球は、 今やプロ野球界だけでなく、アマチュア球界でも実践され、徹底されているわけですから、 各選手には今一度チームの伝統を思い出してもらいたいです。 常総学院−青山学院大と強豪校で育った大崎選手、 同じく名門の東海大相模で育った原選手、 アマチュアの名門から巣立った2人に西武ライオンズの復活を賭けたい気持ちです。 そんなこんなで試合展開説明。ネットのライブ速報より。
前述のように、打線は11安打6得点と打線がよく繋がりました。 3番栗山選手が3打数2安打2四球と好結果を残し、打線を活気付けました。 栗山選手は選球眼がよく、出塁率が高いですし、 左打者で打ち取られる時はセカンドゴロ・ファーストゴロが多め、 今年は得点圏で3割を超える打率を残すなど勝負強さも身についてきましたし、 3番起用は的確のように思えます。 まだ調子に波があるのが気がかりですが、栗山選手が3番に定着するようになれば、 ライオンズの打線も得点力がかなり上がってくるように思います。 4番中島選手は先制犠牲フライを含む2打数1安打1犠飛。 今季はGG佐藤選手が4番に座って結果を残した時期もありましたが、 個人的な考えでは、4番打者は中島選手の方がいいように思います。 これは好みの問題なんですが、私としては4番打者にホームランより確実性を望んでます。 率を残せるのはやっぱり中島選手。 ホームランは5番打者以降に期待したいという考えなので、 中島・GG佐藤選手の並びの方が個人的には好きです。 ただ、それだと負担の大きいショートの守備位置との兼ね合いがありますので、 中島選手を4番に据えるならば、サードなりにコンバートするのが条件となります。 そこは中島選手がどう考えるかなんでしょうが… バランス型を目指すのか、打撃で上を目指すのか、そろそろ決断の時のように思います。 プロ初スタメンとなった松坂健太選手は、 3打席目までいいところがなかったものの、 4打席目にプロ初ヒットが初ホームランとなるセンターへのソロホームランを放ち、 地元出身地の大阪でど派手なデビューを飾りました。 外角低めのボール球のスライダーに手を出して三振するなど、 まだ選球眼等は1軍レベルだとは言えませんが、 こういった思い切りの良さ・パンチ力はなかなか後から付いてき難いもの、 残り試合で1軍投手のレベルを知り、来季以降に向けて頑張って欲しいです。 次世代の大砲候補として、ガンバレ、松坂健太選手! ベテランでは江藤選手が代打でタイムリーヒットを放ち、通算1000打点をマークしました。 日ハムの連覇や、松坂健太選手の初ホームランの影に隠れる形となってしまいましたが、 この記録は33人目となる記録で、強打者の勲章と言えるものです。 広島・巨人と長らくチームの主軸として頑張ってきた江藤選手、 積み上げてきたその功績を高く評価したいです。 しかし、33人目というのは… なんかいいですね。 江藤選手といえば背番号33、不思議な縁を感じずにはいられません。 先発の松永投手は7回1失点の好投で勝利投手に。 結果は評価できるのですが、ちょっと同じ選手に打たれすぎているような気が… 2番手の岡本投手を含めて、坂口選手に3安打、ラロッカ選手に1安打3四死球… 次の打者の大引選手と牧田選手がブレーキとなったからいいものの、 仮にラロッカ選手の後にローズ選手が居たりしたら、かなり大変なことになっていました。 相手も消化試合モードでしたから、そこら辺は差し引いて考えなければなりません。 それでも一時期よりもコントロールは安定したように思いますし、 もう一度フォームを固めて、来季へと繋げていってもらいたいです。 ストレートのキレとカーブを磨けば、十分ローテに定着できるはず。頑張って欲しいです。 明日は帆足投手が先発です。 前回は終盤に乱れて負けてしまっただけに、 明日はキッチリと後ろの投手に繋ぐ投球を見せて欲しいですね。 帆足投手の復活なくして来季のライオンズはありませんから、 まずは今季最終登板を白星で飾り、来季こそ二桁勝利で完全復活といってもらいたいです! 明日も来季に向けてガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)山本(1回2/3)−萩原(3回1/3)−金森(2回) −武田久(1回)−マイケル(1回) (西)大沼(2回1/3)−許銘傑(2/3)−小野寺(3回) −山崎(1回)−山岸(1回)−石井貴(1/3)−岩崎(2/3) (本)カブレラ26号満塁・27号ソロ |
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日ハム | 1 | 0 | 7 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | ||||
西武 | 1 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
本拠地最終戦もこんなゲームですか… まぁ、しかし、5点取った直後に7失点して逆転されるというのは初めて目にしましたなぁ。 いやはや、すげぇ。こりゃ点とっても無駄やんと(苦笑) こんな試合になるならば、チーム全員で引退・退任宣言をして、 日ハムにお情けで勝ち星をプレゼントしてもらえるようにお願いした方が良かったんじゃないかと(爆) そんな冗談が出てしまうほど、無様な最終戦でしたね。 カブレラ選手の満塁弾による一時の喜びと、 石井貴投手の引退マウンド・挨拶だけが見所であった試合でした。とほほ… そんなこんなで話を戻して、試合展開説明。文化放送より。
敗因は… ってなぁ… 3回に突如崩れた大沼投手なんですけど、 先発で好投していたから少しは変わったかなと思いきや、 やっぱり変わらなかったということなんでしょうか。 打たれだすと止まらない精神的な弱さが… はぁ…溜息しか出ませんね。 2番手の許銘傑投手も相変わらず焼け石に水。 昨年だか一昨年前は序盤の途中リリーフでそれなりに投げてくれたのに、今はその面影全くなし。 うーん… 頭痛いっすね… 最後に登板した石井貴投手にはお疲れ様の一言です。 当初はリリーフで活躍し、後に先発転向、そして再びリリーフへ。 安定感の無さや故障等から起用法が変わり、 西口・豊田投手のようにチームを代表するような成績は残せませんでしたが、 2004年のプレーオフ・日本シリーズでの活躍はそれらの成績に負けない輝きを放ちました。 マウンド上での厳しい表情も含めて、記憶に残る投手でしたよね。 マウンド外でも多くの後輩投手に慕われ、投手陣のリーダーとして振舞うなど、 ライオンズの投手陣の精神的な支えでもある投手でした。 石井貴投手がチームを去るのは、やはり寂しいものがありますね。 個人的にはあの独特な間を持った喋りで解説を聞いてみたい気持ちもあるんですが(^^;、 コーチ・編成として球団に残ることが決定しているようですので、 今後は(今後とも?)裏からチームを支えていって貰いたいです。 14年間、お疲れ様でした。 Bクラスが決定し、本拠地最終戦が終わったということで、 後任監督問題にも一言触れておこうかと思うのですが、個人的にはかなり微妙です。 伊東監督の采配に不満がないというわけではありませんが (継投・代打のタイミング、負けている時の仕掛け等)、 まともな戦力補強がない中では善戦している方でしょう。 試合で使いながら、野手では中島・GG佐藤・細川・銀仁朗選手らを育て、 投手では涌井・岸投手ら才能ある投手をチームの軸へ押し上げてくれました。 「育てながら勝つ」という面では、わりと両立していたように思います。 けれど、それだけでは追いつかないほど、カブレラ・和田選手の衰えが進み、 森・豊田・松坂投手らの流出で投手陣の建て直しも捗らず、 投打の世代交代の波がいっぺんに押し寄せてしまい、チームが上手く機能しないという結果に。 負けている時ほど厳しくという常勝西武の頃の方針は、今の若いチームには響かず、 結果的に泥沼の連敗を呼ぶこととなり、チームの建て直しを図ることができませんでした。 誰が悪いということではなく、全てが悪いタイミングに至ってしまったというか… 一番悪いのは、こういった世代交代の波を感じられなかった鈍感なフロントのように思えます。 不正スカウト問題でシーズン中の補強も一切無し、それ以前から親会社の経営難で補強はなし、 松坂資金で獲得したのは3〜4試合投げてダウンする高給取り外国人投手1人では… (まぁ、実力はそれなりにありましたが… 値段に見合ってなかったことは確か) 結局は誰が監督になろうとも、フロント・親会社に補強する意思がなければ同じことのように思えます。 それが内部昇格であるなら尚更。 お金をかけずに処理したいというのが見え見えです。 やってみなければ分からないとはいえ、渡辺久信2軍監督の昇格は個人的に反対です。 それならば、伊東監督続投の方がマシでしょう。 他に後任監督を探してみても、残念ながら人材がいません。 不正スカウト問題とチームの低迷で、球団OB以外の人に頼むのは事実上無理でしょう。 例え、受ける人がいたとしても、それはライオンズというチームを考えてのことではなく、 自分の名前を売るためだけで、チームの建て直しを図ってくれるようには思えません。 で、球団OBを探してみても、監督のなり手がいません。 伊原・秋山・辻・平野氏ら黄金時代のOBは他球団の首脳陣で望み薄、 石毛氏はオリックスで失敗し、プロからアマへ方針転換済み、 東尾氏はインボイスの件があるでしょうから微妙でしょう。 そう考えていくと… いないんですよね、残念ながら。 元々、伊東監督の長期政権を予定していましたからなぁ… 個人的には慌てて監督を代えるよりも、このまま続けた方がいいように思います。 ただ、その場合でも、勿論監督交代の場合でも必要なのがコーチ陣の一部入れ替えです。 全部入れ替えろとは言いません。むしろ、そっちの方が選手の好調時を知らないだけに危ないです。 今のコーチ陣は土井ヘッド以外は伊東監督よりも年下か同い年、 経験豊富なベテランコーチが1人だけで、若いコーチばかりという布陣には不安が残ります。 2〜3人は監督に意見できるようなベテランコーチを置いておく必要があると考えます。 監督が誰になろうとも、その点だけは何とかしてもらいたいです。 …まぁ、たぶん、何とかしねーだろうけど… 今のフロントだと… 金、ケチりそう(苦笑) 戦力補強もするする言いながら、獲得できませんでしたで終えそう。 それだけは勘弁… 本拠地最終戦が終わったことで、 明日の試合からは許銘傑投手以外の外国人選手が外れるようです。 グラマン投手とリーファー選手はもちろん、カブレラ選手も。 場合によっては最下位の可能性もあるだけに、 負けが込んでいる今のチーム状態では不安もあるのですが、 まぁ、今更4位も6位も見栄えだけで変わらないだろうということで(苦笑)、 むしろ中身を、来季に繋がる野球を見せてもらいたいです。 原選手や松坂健太選手など、2軍の若手選手も1軍に上がってくるようですから、 新しい力でライオンズを盛り上げていって欲しいですね。 明日からは来季に向けて、ガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (日)グリン(6回)−押本(0回)−金森(1回) −武田久(1回)−マイケル(1回) (西)岸(7回0/3)−三井(1回)−山崎敏(1回) (本)和田17号・18号ソロ、銀仁朗1号ソロ |
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日ハム | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | ||||
西武 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
こういった終盤の逆転負けを喫すると、 上位チームと下位チームの差を感じてしまいますねぇ… これが今のライオンズの弱さといったところでしょうか。 いつぞやの札幌ドームでの日ハム戦の動画配信を見ていた時に、 日ハムのリリーフ陣と西武のリリーフ陣との比較の話になって 日ハムが上、西武が下という言い方をされ、 それを聞きながら(グラマン投手が好調だった時)、 「おいおい、そんな変わらないだろ」と思ったものですが、 今考えると、それこそが日ハムとの差だったのかもしれませんね。 こう言ってはなんですが、今のパリーグで絶対的なリリーフ陣を持っているチームはありません。 日ハムは武田久投手が万全でなく、そこに繋ぐまでも昨年ほどではないですし、 ホークスも馬原投手頼みで今年は7・8回の投手に苦しんでます。 ロッテは小林雅英投手のリリーフ失敗が多いですし、楽天・オリックスもなかなか固定できず。 どこもリリーフ陣に不安を抱えているわけなのですが、 日ハムの強みはそこに不安を感じていないことにあるように思います。 武田久・マイケル投手で負けたら仕方がない、そういった割り切りがハムの強みでしょう。 一時期のライオンズが森・豊田投手で負けたら仕方がないと思っていたのと一緒。 客観的な成績ではない、そういったリリーフ陣に対する信頼感の差が、 チームの成績に出ているようにも思えます。 翻って、ライオンズのリリーフ陣を考えてみると、 小野寺投手の不安定さ(ただし、リリーフ失敗ではない)がシーズン序盤から目立ち、 ベンチは小野寺投手で行くという姿勢を見せるも、ファンの方は右往左往、 結局、先にリリーフ陣に対する信頼感をなくしたのはファンが先でした。 抑えの小野寺投手が信頼できなくなり、5月9日の試合では長田投手が四球連発で逆転負け、 その後、長田投手は一気に調子を落としていって2軍落ち。 シーズン中盤にグラマン投手を抑えに回すことで、グラマン・三井投手の体制ができ上がるも、 グラマン投手が先発時に見せていた不安があったので、なかなか信頼までには至らず。 交流戦で負けが込んだことや、先発投手の不出来が重なったことで、 シーズン中盤からリリーフ陣は登板過多になり、夏過ぎに失速、このような結果となりました。 結局、今シーズンはどこかおっかなびっくり、 リリーフ陣を信頼し切れなかったことが敗因のように思えます。 ん〜、考えてみると、それは「焦り」だったんでしょうかね。勝たなければならないという焦り。 今になって思えば、ダメでも何でも一つの形を貫くべきでした。 結果的に小野寺投手を抑えから外し、グラマン投手を抑えに据えたのは正解でしたが、 最後までリリーフ陣全体が失った信頼感を取り戻すまでには至らなかったように思えます。 勝たなきゃいけない、なんとかしなきゃいけないという焦りが、 チームとしての方向性を乱してしまったのかもしれません。 そういう意味では、今から来季へ向けて、投手も野手も一つの形を作らなければなりません。 一年間、この体制で戦っていくんだという形を残り試合で掴んでもらいたいです。 そんなこんなで話を戻して、試合展開説明。文化放送より。
岸投手は7回2安打3失点の好投も勝ち星は付かず。 今日はストライクゾーンが狭かったとはいえ、四死球5が痛かったですね。 7回の先頭打者への四球で印象を悪くしたことで、 8回の先頭打者への死球で投手交代せざるをえなくなりました。 ちょっと勿体無い投球だったように思います。それでもよく投げましたけどね。 話題となっている新人王の可能性はないでしょう。 可能性があるとすれば、2勝差を付けることぐらいでした。 今日勝てなかったことでそれも難しくなりましたから、事実上無理かと。 しかしなぁ… こういうチーム状況でなかったら、15勝ぐらいしてる投球なんですけどねぇ… 小野寺・長田・三井・小野寺…最低4勝は上積みかのうでしたから、14勝は楽々。 今日の試合も含めれば15勝。そういう意味では残念です。 ただ来季の岸投手にはそれぐらいの成績を期待したいですから、 残り1試合の登板を確実に勝つことで背番号と同じ11勝目をマークし、 それをステップに来季はタイトル争いに絡む活躍をしてもらいたいです。 打線ではルーキーの大崎雄太郎選手がプロ初スタメンの試合で、 プロ初ヒットを含む4打数2安打1犠打と結果を残しました。 4打席目のエンドラン打ち上げと、最終打席のピッチャーゴロは残念でしたが、 プロ初スタメンの試合としては上々の結果でしょう。 ガッツのある選手ということですから、今後が楽しみ。 それにしても外野は層が厚い。 和田・GG佐藤・栗山・赤田選手らのレギュラー陣に、若手の大崎選手と松坂健太選手。 厳しい争いとなりますが、来季は常に1軍でプレーできるよう大崎選手に頑張ってもらいたいです。 明日は本拠地最終戦、石井貴投手の引退試合です。 色々とありましたが、西口・豊田投手と並んで、 西武投手陣を支えてきた投手なだけに、明日の試合は気持ちよく送りだしてあげたいですね。 若い投手陣には石井貴投手のマウンドでの気迫を感じてもらいたいです。 明日こそは来季に繋がる野球をしましょう! 来季に向けてガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (ロ)小林宏之(6回)−荻野(1回1/3)− 川崎(2回1/3)−薮田(1/3) (西)涌井(7回)−三井(1回)−グラマン(1回)−山岸(1回) (本)ズレータ15号3ラン |
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ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6 | ||||
西武 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
−−−−−−−−−−−−−終戦宣言−−−−−−−−−−−−− 終わりました。今日の敗戦で26年ぶりのBクラス転落が決定しました。 …まぁ、もっとも四半世紀の間もAクラスを死守し続けたこと事態が凄いことで、 終わりが来るのは必然ではあるのですが、やっぱりBクラス転落は残念です。 ただ、個人的には、今年の成績では仕方ないのかなとも思いますが… 開幕前の不正スカウト問題で国内だけでなく、海外のスカウト活動も自粛状態でしたからね。 早々にジョンソン投手が離脱したにも関わらず、外国人補強できず。 また、リーファー選手が開幕数試合で調子を落とし、 カブレラ選手の状態も上がらなかった中でも、外国人補強できず。 オフここ数年と同じく、補強をさぼっていたので戦力はない。 これで勝てという方が無理ですよ。 昨年のドラフトで指名した岸投手と岩崎投手が即戦力で活躍してくれたことで、 なんとか戦えてはいましたが、それでも戦力が整わないことが多く、 選手の入れ替わりが頻繁に行われる結果となりました。 環境面でも、戦力面でも、落ち着いて戦える状況ではなかったのが一番の敗因でしょう。 それが分かっているだけに、Bクラス転落自体には納得はしてないものの、 理解はできるのですが、今はフロントの対応が心配でなりません。 あくまでスポーツ紙による予想報道でしか判断できないのですが、 発言とかを見ていると、「大丈夫なのかな…」と。 以前のような信頼感は全く感じないようになりました。 大体、「若手中心で勝て」と命令して実行できたチームがどれだけありますか? それを実践してきた広島やオリックスがどんな成績なのか分かってるのかと。 若手を育てながら勝てる監督なんて、名将中の名将ですよ。そんな人はほとんどいません。 そういう観点から見れば、伊東監督はわりとよく健闘していた方だと思うんですがねぇ… 勿論、疑問な面もあるにはありますが。 無理な注文をするばかりで、金を出そうとしないフロントなら用はないです。 それこそ、早く身売りしてくれという感じです。 不正スカウト問題自体はそこまで信頼低下にならなかったのですが、 その後の野球を知ってるのかと疑うような発言がどうにも… そこがファンの信頼を失っている要因の一つですよね。 どれだけのファンが完全な地域密着を望んでいるのか、 勿論、地域からの支持は大前提ではあるのですが、 それだけを考えていると、既存のファンを失うことになるのではと思ってしまいます。 西武も日ハムのように、GM制度を敷くなりして、 野球を知っている人をフロントの中核に置かないとダメになるように感じています。 これがBクラス転落後の一番の不安でしょうか。 そんなこんなで話を戻して、試合展開説明。文化放送より。
敗因は9回・10回の先頭打者への四球。 論外です。語るまでもありません。 9回は抑えのグラマン投手だったので、ベンチは動けなかったでしょうが、 10回は動くチャンスがあったはず。 明らかに変化球でストライクが取れずに苦しんでいる山岸投手を続投させた判断は、 勝負を放棄したようにさえ見えてしまいます。 勝ちパターン継投が崩れたことで、投手を無駄遣いできない状況にあったとはいえ… 不甲斐ない投球だっただけに、厳しい判断をして欲しかったです。 これでは5月9日の東北楽天戦と同じですよ。 とりわけ、前半から中盤戦にかけて多かったのですが、 こういった継投のタイミングの遅さが今季は気になりました。 信頼できるリリーフ投手が少なかったことで、そうそう代えることができなかったのでしょうが… まぁ、そこが上位チームとの差でしょうかね。 駒はあったものの、信頼感が足りませんでした。 今日の打線はよくやった方だと思うのですが、8回のチャンスは追加点が欲しかったですね。 今年はこういった得点圏での勝負弱さが目立ちます。 まぁ、今年は投高打低なので、この現象は西武だけではないのですが… 気になるのは四球で歩かされた後の打者、ほとんどが打ち取られている気がします。 シーズン前半の中島選手の後のカブレラ選手、カブレラ選手の後の和田選手、 和田選手の後の打者、中島選手の後の打者… 主軸が打てなかったことも大きいのですが、 主軸を打つ後の打者が悉く結果を残せなかったことも響きました。 そこが打線が乗れなかった一つの要因でしょうね。 また、仕掛けも遅く、後半からの反撃になってしまったのも痛かったです。 スコアラーによるデータ分析の精度を上げることも、今後の課題として上がってくるように思います。 これで今季は4位以下が確定、夢も希望もなくなってしまいましたが、 まだ試合は残っていますから、せめて4位は死守しつつ、 来季に繋がる野球を見せて欲しいです。 明日からは若手を中心に使うそうなので、 チャンスを与えられた選手が結果を残し、来季に繋げてくれることを期待したいです。 明日からは来季に向けて、ガンバレ、ライオンズ!! |