1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)小野寺(5回)−山崎(1回1/3)−山岸(2/3) −三井(1回)−グラマン(1回) (日)八木(4回0/3)−押本(3回)−江尻(2回) (本)中島12号2ラン、和田14号2ラン、GG佐藤25号2ラン 田中賢介2号2ラン |
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西武 | 0 | 2 | 0 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 | ||||
日ハム | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
今日は久々に打線で勝ったという試合でしたね。 なんといっても昨日ダメ出しした中島選手が先制ホームランを含む4打数4安打と大暴れ! 打ったから言うわけではありませんが、 明らかに昨日までの2試合と今日とでは別人のように感じられました。 昨日指摘した始動の遅さが解消され、 中島選手本来の溜めを作った「二枚腰」のフォームに戻ってましたね。 その「二枚腰」のフォームの特徴がいかんなく発揮されたのが、1打席目と2打席目。 1打席目は外角低めのスライダーかカーブ、その球に少しタイミングを外されながらも、 上手く下半身を粘らせて体重を残し、拾ってそのままレフトへスタンドイン! 昨日までのフォームならばタイミング外されて内野ゴロとなっていたように思います。 中島選手の打撃の長所が出た一発でしたね。 2打席目は変化球狙いながらも内角に来たストレートを詰まりながらもセンター前に運ぶヒット。 タイミングが外されたとしても、そこから対応できる辺りに中島選手の特徴が出ています。 今日のような打ち方ならば、追い込まれてからも詰まりながら右方向へ運ぶという シーズン前半に見られたバッティングもできるはず。 そうなってくれば三振を恐れることもなくなりますし、初球からガンガン振れます。 これこそが「中島選手のバッティング」ですよ。 勿論、さらに確実性を上げるためには、 ボールを見る意識を強め、選球眼を良くすることも大切でしょうが、 それで持ち味が消えてしまうのはダメ。 中島選手の魅力を持ち続けて、さらに大きな選手に育っていって欲しいですね。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
今日の得点は中島選手の2ラン以降、 和田選手の勝ち越し2ラン、赤田選手のタイムリー2ベース、 GG佐藤選手の2ランホームラン、銀仁朗選手のタイムリーヒットで、計8点を奪いました。 和田選手のホームランはレフトポール際の切れそうで切れないという一発。 左投手からの一発ですので、わりと入りやすいコースではあるのです が、 和田選手の特徴がよく現れたホームランだったと思いますね。 GG佐藤選手のホームランは外の変化球をライトスタンドへ運ぶパワーの一打でした。 まさに日本人離れしたパワー。今やカブレラ選手以上じゃないですか、打撃のパワーは(^^; 多少甘かったとはいえ、外角の変化球をスタンドインさせるパワーは凄いです。 これもまたGG佐藤選手の特徴が詰まったホームランだったと思います。 赤田選手は今季初ヒットが貴重な追加点となるタイムリー2ベースとなりました。 それまでの打席も良い当たりしているんだけれどもヒットにならないという形、 打撃内容は悪くないのに、あと一歩捉え切れていないという姿に歯がゆい気持ちになりかけましたが、 ついに捉えてくれました! 結局、この1安打のみで、打率は1割を切っちゃってますが、 5打席目のレフトフライも打ち方自体は悪くなく、こちらもあと一歩という感じでしたから、 打撃の感触自体は良いように思います。 火曜からの試合ではきっと『暴れん坊将吾』として活躍してくれることでしょう! 銀仁朗選手はタイムリーヒットを含む3打数2安打と結果を残しました。 この2試合を見た限りでは欠点が解消されたようには見えないんですが、 昨年よりもミート力が増したように思います。 練習していた右方向のバッティングが大分できるようになった感じがします。 3打席目のタイムリーは見事でした。 このバッティングができるなら、1軍でもコンスタントに結果を残せそうですね。 ここらのセンスはお見事。 あとは内角のストレート、外角の変化球をいかに対処するか。打撃の課題はここらでしょう。 リード面では積極的に打ちにくる日ハム打線の特徴をつき、 スライダー・カーブといった変化球から入ることが多く、上手く打ち気を外していたように思います。 ただ3回・4回・5回とピンチの中でフォークに依存する割合が増えてしまい、 そのせいか初球にストレートで入ることが増え、それを狙い打たれていました。 スライダー・カーブがまだ信頼できるボールではないこともあるでしょうが、 ストレート・フォークだけでは抑えられないことは抑えの時で分かっていることですし、 できるだけ幅広い投球をさせられるようリードも工夫してもらいたいです。 あとは今日は低目よりも高目を取っていたのだから、 もう少し高めのストレートを使っても良かったかなと。 ただこれは個人的な感覚ですので、ひょっとしたら実際とは違っていたかもしれません。 あくまで私はそう感じていたという話です。 それでも昨年よりもリードは幅広く行えている印象を受けます。 この調子で成長していって欲しいですね。 攻撃面で素晴らしかったのは、勝ち越しホームランが生まれた4回表のカブレラ選手の走塁です。 打球としてはショート右を抜き、左中間を転がるという当たりだったんですが、 いつものカブレラ選手だとファーストで止まってしまうような当たり、 それを1塁蹴って一目散に2塁へ、 タイミングは微妙でしたが、送球が少し逸れたこともあってセーフ、2ベースヒットにしてくれました。 このカブレラ選手の積極果敢な走塁が、次の和田選手へのプレッシャーを少なくし、 勝ち越しの2ランホームランを呼び込んだように思います。 こういった積極性が負けているときにはなかなか見られなかっただけに、 一つの壁を乗り越えた証拠のようにも思えますね。 積極的なプレーでAクラス奪還を目指してもらいたいです。 先発した小野寺投手はホームランを打たれるまでは良かったんですが… ちょっと物足りなかったですね。 1・2回はスライダー・カーブから入り、ストレートでファールさせて追い込み、 フォークで決めるといった投球パターン。 フォークの落差もあり、変化球が低めに決まるなど、状態は非常に良いと感じていました。 スライダー・カーブがいいアクセントとなり、先発投手らしい幅広い投球ができていました。 それが田中賢介選手に高めにするする〜と投げてしまったストレートをホームランされてから一変、 ストレート・フォークで組み立てる抑え時の苦しいピッチングになってしまいました。 別に小野寺投手はボール自体に問題があるとは思いません。 個人的には精神面の課題もそんなに大きい問題だとは思ってません。 問題なのは投球の幅の狭さ、ストレートかフォークかの2択で、 両方が良ければいいんですが、今季はフォークが落ちない、ストレートが落ちないと、 どちらかが悪いということが多く、一方の球を狙い打たれる場面が多かったです。 先発であれ、抑えであれ、小野寺投手の場合は投球の幅を増すことが課題だと思います。 1点差ならばストレート・フォークの2択で自分の球を信じてでいいと思いますが、 2〜3点差以上離れてて余裕のある時は他の変化球も使って、 良い意味で余裕を持った投球ができるようにならないといかんと思うのですよ。 ですから、今日の前半のピッチングがもっとできるようになればと思うんですけど… 余裕がなくなると、どうしてもピッチングが単調になってしまう。 もう少し余裕のある投球をしてもらいたいです。5回なんかは点差もあったわけですしね。 リリーフ陣は多少危なかしかったものの、無失点リレー。 山崎投手は以前と比べれば、遥かにコントロールのまとまりが出てきて、安定してきている印象。 7回はピンチを招きましたが、高めの変化球の判定が辛かったこともあるので、大目に見ておきましょう。 山崎投手のおかげで、星野投手に頼らざるを得ない状況というのが作られてませんから、 ライオンズとしては非常に助かっているように思います。 まぁ、そろそろ星野投手の姿も見たい気はしますけどね。 山岸投手は昨日ほどのキレはなかったものの、チェンジアップで打者を打ち取りました。 やはり武器となる変化球があるのは大きいです。 三井投手はストレートが走ってなかったものの、貫禄の安定感。 心配されたグラマン投手ですが、まだちょっと状態は良くないのかなと思いましたが、 まぁ、今日ぐらい投げられれば心配はないでしょう。 明日1日休んで、火曜からは低めに変化球を投げきれるよう回復してもらいたいです。 火曜からは本拠地でのソフトバンク3連戦です。 福岡では手ひどくやられているだけに、本拠地ではお返しをしたいですね。 西口・帆足投手と間に合えば岸投手ですかね? まずは先発投手が試合を作り、復調気配の打線の奮起で勝利をもぎ取っていきたいものです。 まだまだAクラス入りを諦めずに、火曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)大沼(6回)−岩崎(1回)−三井(1回) −グラマン(0回)−山岸(1回) (日)吉川(5回0/3)−押本(1/3)−歌藤(2/3)−橋本(3回) (本)GG佐藤24号ソロ 小谷野5号ソロ |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||||
日ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
しかし昨日の試合を涌井投手で落とした時は今日もダメかと思いましたが、 いやはや、分からないものですね(^^; まさか大沼投手で連敗が止まるとは思ってませんでした。 一昨年前でしたっけ、シーズン前半に覚醒しかけて、期待感が増したのは。 けれど以降はフォームが固まらず、 ストレートは速いんだけれども打者から見やすく、簡単に痛打されるパターンでからっきし。 もう正直ダメかと思いました。 しかし、今日の大沼投手はこれまでと別人でしたね。 今までは振りかぶった段階から力が入っているのが分かるぐらい力んでましたが、 今日のフォームはわりと余裕があり、力の入れ具合が良くなったように見えました。 力みがなくなったので、低めにも良い球が行くようになり、全体的な制球力が向上したという形に。 加えて、今日は銀仁朗捕手の強気のリードの影響もあって、 打者の懐を思い切って攻めるなど、内角のストレートが数多く見られました。 これまではコントロールの悪さと精神面の弱さが指摘されてきただけに、 今日のピッチングは大沼投手の変化を感じさせる試合でしたね。 …とはいえ、上位争いから脱落したシーズン終盤という状況も影響しているのかもしれませんが(^^; それでも連敗中で苦しいチーム状況だっただけに、今日の大沼投手の好投は高く評価したいです。 そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
打線では、GG佐藤・中村剛也・栗山選手らが活躍。 GG佐藤選手は好調をキープしてますね。 GG佐藤選手の強みは低めの球でも上手くバットに乗せられること。 今年は「上手い」と感じるバッティングを数多く見かけます。 下半身の強靭さが低目への対応力を付けさせたように思います。 ホントいい打者に成長したよなぁ… 最初は完全なネタキャラだったのに、今やそのネタ発言に勇気付けられる状況に(笑) GGカッコいい(大抵は北斗の拳だけど) 中村剛也選手は攻守で軽やかな動きを見せてくれました。 サードでは三遊間抜くかという打球をカットして、その勢いのまま1塁へナイス送球。 今日は守備のリズムが非常に良かったですね。 そのリズムが繋がったのか、6回の1アウト満塁の場面では、 初球の外角スライダーを狙い打って、ライト前に運ぶ勝ち越しタイムリーヒット。 外の変化球に弱い中村剛也選手ですが、今日はそのデータを上手く利用した形ですね。 今日のように低目を拾える打撃を安定してすることができれば、もっと成績も安定してくるはず。 ライオンズ浮上のためには中村剛也選手の覚醒が必要なだけに、ここで奮起してもらいたいです。 もう奮起してくれないとホント困るんすよ、マジで(^^; 栗山選手は代打で登場し、左の歌藤投手の外角スライダーを完璧に捉える ライトオーバー2点タイムリー2ベースを放ち、試合を決めました。 ライオンズの中では打席でもっとも気持ちを感じる選手。 今日の左投手のヒットで左右関係なく打席に立てるようになることを期待したいです。 レギュラーまであと一歩。コンスタントに成績を残せれば、左右関係なく使われるはず。 前半戦の悪い時のイメージからか、 一度調子を落としてしまうと、そこからが長いイメージがあるだけに、 成績を安定させることが栗山選手のレギュラーへの条件のように思います。 選球眼いいですし、長打力もあり、いい選手なだけに一人前になることを期待したいですね。 逆に心配なのは中島選手。 ボールを引き付けて打とうという気持ちは分かるんですが、 あまり選球眼が良くなっているとは思えなかったり(苦笑) ちょっと今のフォームは中途半端のように思えます。 いいんじゃないですか、他人は他人で。積極的にボールに対して向かっていくのが中島選手なんですから。 もっと始動の意識を早めにし、きっちりと壁を作って打ちにいくことを心がけて欲しいです。 まぁ、結論から言うと、始動が遅ければ選球眼が良くなるってわけでもないと思うんですが。 栗山選手にせよ、GG佐藤選手にせよ、別に始動が遅いわけではないわけで。 トップの位置に持っていってから、いかに粘れるかがポイントだと思います。 今の中島選手からは「二枚腰」と評していたような粘り強さを感じません。 始動を早めに取り、下半身で打球を運ぶような打ち方を徹底して欲しいように思います。 …おそらく、それができないから苦しんでいるんでしょうが… ショートでほぼフルですから、下半身パンパンでしょうし… 下半身を使う打撃フォームでありながらショート、やっぱ無理があるんじゃないかと思ったり。 より強靭な下半身を作るか、負担の少ないポジションに変わるか、オフに考える必要があると思います。 先発の大沼投手に話を戻しますと、 ストレートの配球・コントロール・球威は素晴らしかったと思いますが、 やや変化球のコントロールが危うい場面が見られました。 小谷野選手にホームランされたのは、体勢を崩しながらのやや高めに入ったスライダー。 その他にもスライダーが甘い高さに来た場面が何度となく見られました。 それを打ち損じてくれたり、見送ってくれたりしたから助かりましたが、 一つ間違えると大惨事になりかねない球、 次回登板では変化球のコントロールとともに、変化球の配球をもう少し考えてもらいたいです。 攻める姿勢はいいんですが、それでイケイケになってしまってダメ。 ピンチでの慎重さも身に付けてもらいたいです。 ピッチャー陣では9回裏が冷や冷やしましたね。 グラマン投手は大丈夫なんでしょうか。 今日は明らかに状態が悪く、高めに外れるような球ばかり。 心配してみていたら、いきなり緊急降板。大事ないことを祈るばかりです。 もし小野寺投手がベンチ入りしていたなら、守護神復活の良い機会だったんですが、 明日の先発だったのでそれはならず。 代わりに出てきたのは山岸投手。 ノーアウト1・2塁のピンチとはいえ、最近は状態がいいですし、 おそらく大丈夫だろうと思っていたら、簡単に打ち取ってくれて試合終了。 4点差ではありましたが、ピンチでの登板だったので、山岸投手に今季初セーブ(プロ初?)が付きました。 山岸投手の持ち味は何と言っても、フォークのように落ちるチェンジアップ。 この球が大きな武器です。他にもカーブもいいですし、武器となる変化球があるのは心強いです。 短いイニングならば、捉え難い投手。この調子でリリーフでフル回転できるよう頑張って欲しいですね。 明日は小野寺投手が先発です。 前回は好投しながらも敗戦投手でしたから、打線の援護次第で勝利のチャンスは十分にあります。 なんだか抑えがいいのか、先発がいいのか分からなくなってきましたが、 いずれにしてもライオンズを支える投手になってもらわないと困る投手なので、 明日のピッチングには期待したいです。 打線は今日の試合の6回の繋がりを安定して出せるよう集中力を研ぎ澄ましてもらいたいです。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)涌井(6回1/3)−山岸(1回2/3) (日)グリン(6回)−武田久(2回)−マイケル(1回) (本)カブレラ22号ソロ 稲葉17号ソロ |
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西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
日ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | × | 3 |
うーん… なんつーか、守備の差がモロに出た試合でしたね。 7回裏にセギノール選手をファースト左のゴロに取るも、 カブレラ選手が捕りに行かずにベースカバーを優先してしまい、打球は一二塁間を抜けるタイムリーに。 直後の8回表の先頭打者・細川選手の右中間真っ二つかという打球を、 日ハムのセンター・森本選手がダイビング好捕でアウト。 この差は大きいですよ、やっぱり。 他にもショート金子選手の堅実なプレーと、ヒットになりそうな打球も確実にアウトにされていました。 6回表のエラーに付け込めなかったのが攻撃面では全てなんですかね。 にしても、守備力の差はでかい。 特に今年は投高打低なだけに、守備と投手のいいチームが上位に食い込むというパターン。 ライオンズも守備を強化しなければ勝てないですよね… そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
敗因は6回表に貰ったチャンスを掴めなかったことと、7回裏のカブレラ選手の守備の2点でしょう。 もうこれはそのまんまという形。語る必要はないですね。 先発の涌井投手は、投球内容自体は良かったと思うんですが、 先頭打者を出してしまったのが失敗でした。 結果的に毎回のようにランナーを抱えてしまい、フォークボールを多投することに。 セギノール選手に打たれたフォークも本来なら空振りさせたかったはずのボール、 それを当てられてしまったのは中盤のピンチでフォークを多投した故でしょう。 先頭打者を確実にとっていれば、こういった形にはならなかったかもしれません。 とはいえね〜 打順の巡りが… なんかハムは調子のいい打者が先頭に来るんですよね。 また「運が〜」とは言いたくないんですけど、 やはり首位争いと最下位争いをしているチームの勢いの差を感じてしまいます。 守備面の話をしますと、先日書いたようにライオンズはセンターラインが弱いです。 キャッチャーの細川選手はリーグ随一の守備力を誇り、 復帰したセンター赤田選手とセカンド片岡選手は及第点以上なのですが、 ショートの中島選手の守備力が他チームと比べると落ちます。 別に守備力が多少落ちても、打撃で挽回できるならいいんですが、 今年の数字(打率はともかくホームラン数)では元が取れているか微妙な感じがします。 これならば負担の大きいショートよりも、サードにコンバートし、 得意の打撃を伸ばすことに専念した方がいいのではないかと思えてきます。 勿論、ショートで30本以上打つ大砲候補というのは夢があるんですが、 今のライオンズのチーム事情からすれば、その夢を実現させるだけの余裕がありません。 実際、中島選手以上に打てる若手選手はいないですし、 来年以降はGG佐藤・栗山選手とともにチームの主軸としてドンと座ってもらわないと困ります。 サードで期待していた中村剛也選手は伸び悩んでいますし、 それならばショート・セカンドに守備のいい選手を入れて、 中島選手をサードにコンバートさせて打撃に専念させる方がチーム力は増すように思えます。 もっとも、中村剛也選手が開花したり、打てるサードの新外国人選手を獲得したりして、 中島選手以上の打撃を持つ選手がサードに入れば問題はないのですが… 現状では厳しいと言わざるを得ないので、 中島選手のサードコンバートを真剣に考えなければいけない時期に来ているように思います。 キャッチャーは細川・銀仁朗選手ら、 ファーストは中村剛也選手と外野手からのサブポジションコンバート(和田・栗山選手ら)、 セカンド・ショートは片岡選手と石井義人・黒瀬・原・星選手ら、サードは中島選手で固定、 外野はセンター赤田選手、ライトGG佐藤選手で、レフトに福地・佐藤友亮・栗山・和田選手ら。 指名打者にカブレラ選手や新外国人選手。 こういう形にしていかないと戦えないように思います。 打撃による投手陣の援護は、今年大失敗してしまったわけですし、 来年以降は守備で援護できるような体勢を整えていってほしいように思います。 明日は大沼投手が先発です。 正直言って、現在の打線の得点力からすると、明日の試合は望み薄のように思えてしまうのですが、 良い意味で予想を裏切ってくれることを期待したいです。 そろそろ打線に目を覚ましてもらいたいところ。 打線の不振は昨年の9月で散々経験したことですから、同じ轍は踏まないでもらいたいです。 台風とともに悪いものを吹き飛ばし、明日はスッキリした戦いをしてもらいたいですね。 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)西口(6回2/3)−山崎敏(1/3)−山岸(1回) (ロ)小野(7回)−薮田(1回)−小林雅英(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 2 |
今日は勝ったと思ったんですがねぇ… 言い訳くさいですが、7回裏の大松選手の打席で突然の雨がなければ…と思ってしまいます。 雨がなければ、フルカウンとまで行ってなかっただろうし、和田選手のミスもなかったかもしれませんし… だけれどライオンズ側にも雨が味方する場面が8回表の石井義人選手の打席であったのですが、 打ちあがった打球はレフトフライ。 その後、中断で試合続行。雨を生かすことができませんでした。 守備の差、コントロールの差と言えば、それまでなんでしょうが… あまりにも偶然が重なりすぎて、そういった技術だけでは片付けられない悪循環を感じます。 もはや負けるように仕組まれているとしか考えられないくらいの苦しみです。 もう野球の神様が目の前にいたら、首を絞めたくなる気分ですよ(爆) 今年はこの調子で悪循環から脱却できないんですかね… んー… そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日は先発の西口投手の状態は良かったですし、 2番手の山崎敏投手も山岸投手もナイスピッチングでした。 逆転されてしまったのは、不運と和田選手のエラーが重なってしまった故といった感じ。 今日の試合は投手陣を責められないです。 打線の方は9安打を放ちながら1点止まり。 4回表の1アウト1・3塁のチャンスで点が取れなかったのが響きましたね。 犠牲フライの1本でも出ていれば、と思わずにはいられません。 初回の攻撃も先頭の福地選手がヒットで出塁しながら、 牽制タッチアウト後に石井義人・GG佐藤選手がヒットとややチグハグ気味。 投打の噛み合いはもちろんのこと、打線の中の噛み合いの悪さも目立っています。 そんな中で、7回の攻撃は光りました。 先頭の栗山選手が叩きつけての内安打で出塁し、送りバントで2塁へ。 ここで1軍復帰の赤田選手が代打で登場し、結果はセカンドゴロだったものの、 同じような高いバウンドのゴロでチームにしぶとさをアピール。 そして福地選手が同じような高いバウンドのショートタイムリー内安打で1点を先制。 足を生かしたしぶとい打撃で先制点をもぎ取ったという形です。 思えば、こういった渋い点数が今年のライオンズには少なかったです。 内安打でもなんでもいいから、しぶとく繋ぐ野球、 これがライオンズの野球なのですから、この7回のような攻撃がもっとできるようになればいいんですけどね。 赤田選手の復帰で何かが変わってくれることを期待したいです。 明日はお休み。金曜から日ハムとの3連戦です。 ライオンズは5連敗中と苦しいチーム状況ですが、 このままで終わるわけにはいきませんので、辛抱強く最後まで戦い抜いていきたいものです。 金曜からはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)帆足(6回)−岩崎(2回) (ロ)成瀬(7回)−薮田(1回)−小林雅英(1回) (本)竹原5号3ラン |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 3 |
うーん… まぁ、弱いんだけどさぁ… 納得できない弱さっつーか… 今年の不振を考えると、とにかく「勝負弱い」の一言に尽きるわけですが、 (打者がチャンスで一本打てない、進塁打・犠飛ならまだしも三振が多い。 序盤〜中盤に拙攻気味で点数が入っても1点ずつ、その間に投手が耐え切れずに失点。 試合中盤から主力リリーフ投手陣を打って追い上げるも限界があり、一歩及ばず敗戦) ならば、その勝負弱さの要因が何なのかを考えると… 分からないんですよねぇ… 今年はあまり試合を見る機会がないので、一概には言えませんが、 交流戦の連敗以降、「運が悪い」と感じることが多いです。 良い当たりが野手の正面を突いたり、相手のナイスプレーに阻まれたり、 一球の判定が大量失点に繋がったりと… それじゃ何で運が悪いのかと考えてみると… そりゃもう哲学・心理学の世界っすよ(苦笑) 少なからず、開幕前の不正スカウト事件が尾を引いていることは確かでしょう。 まぁ、それはいいとして、この運の悪さを解消する方法は何かありますかねぇ… ないよなぁ(苦笑) 勝敗を考えずに気楽な気持ちで戦えと言ったとしても、 残り試合の少なさや、後任監督の報道がなされる状況では気楽な気持ちになれるわけもないですし。 んー、辛い状況っす。 こういう言い方もアレですが、ファンとしても明確に批難する対象があれば、 少しは怒りのやり場もあるんですけれど、具体的に考えてみても、う〜んとしか。 首脳陣の采配に?な面がないとは言いませんが、まぁ分かる範囲ですし、 余裕がないだけにオーソドックスな戦い方になってしまうのは致し方ないでしょう。 選手個人に目を向けても、投手陣では西口・ジョンソン・小野寺投手の誤算はあったものの、 全般的にはそれなりに我慢している方ですし、 打者陣では和田・カブレラ選手の衰え、前半の片岡選手ら若手の不振はあったものの、 満身創痍の中、チーム状態が悪い中では頑張っている方でしょう。 そう考えていくと… うーん… 結局、「運が悪い」となってしまい、怒りのやり場が全くないことに。 残り30試合切った中では、解決策もない、納得もできないとナイナイ尽くし。 よってフラストレーションばかりが溜まると。嫌な悪循環ですねぇ… そんな最下位転落の危機を迎えるほど弱いとは思わないのだけれど… なんなんだろうなぁ… そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
今日の敗因は7・8回の攻撃でしょう。 7回は3連打で成瀬投手攻略の糸口を掴んだものの、 中島選手が失投を捉えきれずに犠牲フライ止まり。 あと一歩だったんですけれど… その一歩の差が今年のライオンズなんですよねぇ… 和田選手の当たりにしても、カブレラ選手の当たりにしても、 長打になっていておかしくない打球なのにフェンス直撃でシングル止まり。 実際に試合を見ていると、運のなさをとことん感じます。溜息が止まりませんわなぁ… 8回の攻撃は佐藤友亮選手の送りバント失敗が全て。 前半戦はそうでもなかったんですが、後半戦は小技のミスをちらほら見かけます。 瀬戸際まで追い込まれて精神的に余裕のないせいだと思うんですが、 こういうプレーをしっかりできないと打線の流れも生まれないので、 バント・進塁打といったものはキッチリとこなしてもらいたいです。 収穫は帆足投手の好投でしょうか。 私は久しぶりに見ましたが、かなり状態は良くなっている感じですね。 腕の出所がしっかり上からになっており、右打者内角のストレートに威力がありますし、 パームも低めに集まっています。 今日の投球は先発で二桁勝っていたときのピッチングだったと思います。 投球の幅という意味では今日の方が上かな。 何にせよ、今日のピッチングを続けていれば、勝ち星も巡ってくるはず。 この調子で完全復活といってもらいたいですね。 また鬱屈とした話に戻して恐縮ですが、 ならば他球団と何が違うのかを考えたところ、守備力の差を感じています。 特にセンターライン。ライオンズのセンターラインは他球団に比べるとやや弱いです。 ショート中島選手は昨年までに比べると随分とよくなりましたが、 金子・川崎・西岡・渡辺直人選手らと比べると守備範囲・安定感の面で見劣りします。 センターも福地・佐藤友亮選手が頑張ってはいますが、守備範囲を考えるとどうかなという面が。 何だかんだ言って、赤田選手がいないのは痛いなぁと。 俊足を生かした守備範囲の広さはチーム1でしたからね。 打線の繋がりの面でも赤田選手の内安打は地味に効きましたし、 何よりも負けている展開での突破口を開いてくれたのは赤田選手(と和田選手)でした。 そういう意味では、赤田選手の不在は何だかんだで大きかったように思います。 うーん… 1軍昇格はまだなんですかね… 今更な感はありますが、このまま終わってしまうわけにはいきませんし… 守れないまでも終盤の代打・代走で出れるぐらいでも構わないと思うんですけど… あー、フラストレーションばかりが溜まるなぁ(苦笑) 明日は西口投手が先発です。 ここ数試合は先発投手が試合を作っていますし、問題はいかに打線が援護できるか。 仕掛けが遅く、終盤からの攻撃になることが多いだけに、 序盤から点数を取っていく展開にしていきたいですね。 相手のロッテ先発が成瀬投手同様に対戦の多い小野投手ですし、 対策をしっかりと練って、早い段階で攻略してもらいたいです。 辛い状況でも腐らずに前を向いて、明日こそガンバレ、ライオンズ!! |