1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)西口(6回)−岩崎(1回) −三井(1回)−小野寺(1回) (巨)内海(7回)−西村(1回2/3)−林(1/3) (本)中島7号ソロ、高山1号2ラン 阿部16号ソロ |
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西武 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | ||||
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
今日は厳しい試合でしたね。 勿論、昨日のことがありましたから、今日は勝つと思ってはいたものの、 あわやという展開が多く、ハラハラドキドキする展開でした(^^; 色々と課題の多い試合ではあったものの、接戦の面白いゲームでしたよね。 セリーグ首位の好調・巨人相手に競り勝てたことは、今後の自信にしてもいいかと。 10連敗を筆頭に最悪の交流戦でしたが、最後は6連勝を含む7勝1敗、 よく盛り返したと言うべきでしょう。 チーム状態も上がってきていますし、 交流戦明けの後半戦に向けて、弾みとなる最後の8試合だったと思います。 そんなこんなで試合展開説明。今日も地上派TV中継はなし。文化放送より。
今日の勝因は、先発・西口投手と小笠原選手の3度の対決でしょうね。 西口投手はマウンドが合わないという理由もあって、東京ドームの登板は極力避け気味、 96年8月に1勝したのを最後に約11年間も白星がありませんでした。 日本ハムの本拠地であった時代でも、ハムとの相性は悪くないのに勝てないという状況。 昨年の巨人戦では好投しながらも負け投手に、 そして今年の先発予定だったオリックス戦では腰痛で登板回避と、 この間は散々な目に遭ってきました。 それが昨日のひたちなかの試合で登板可能だったのにも関わらず、 敢えて今日の東京ドームでの試合を選択、 地方球場のデーゲームといったこともあるのでしょうが、 150勝を目前にした苦手克服にかける想いが感じられます。 その西口投手は立ち上がりにいきなり高橋選手に2ベースヒットを許してしまい、 「おいおい、やっぱり相性は…」と思わされるような展開。 しかし小笠原選手の捉えた打球は西口投手のグラブにライナーで収まってアウト。 続く阿部選手を三振に取って無失点の立ち上がり。この初回の投球が大きかったです。 西口投手の東京ドームで勝てないという悪いジンクスを吹っ切る良いきっかけになりました。 その後も、3回は2アウト2塁、5回は1失点した直後の1アウト満塁と、 ピンチで小笠原選手に回るものの、その度に打ち取って傷口を広げず。 ラッキーもあったでしょうが、小笠原選手を抑えたことが今日の試合では大きかったです。 今日の白星で西口投手は東京ドームの苦手意識は完全になくなったでしょうね。 一昨年だか昨年だかにマウンドや芝生が変わり、 以前とマウンドの感覚も違ってるはずですし、もう気にする要素はないでしょう。 年に数回あるパリーグ主催試合の東京ドームゲーム、交流戦での東京ドームの巨人戦、 そして日本シリーズと、今後は東京ドームでもガンガン勝っていってもらいたいですね。 打撃のヒーローは、中島選手と高山選手の2人。 中島選手は、先制ホームランを含む3打数3安打1四球と全打席出塁、 内海投手の前に苦しむ打線の中で一人気を吐いていました。 今日は佐藤友亮・片岡選手の1・2番が出塁できず、 上手く打線が繋がらなかったんですが、 中島選手が出塁してくれたことで打線に停滞感はありませんでしたよね。 今日は中島選手がよく打線を引っ張ってくれたと思います。 その流れの中で生まれたのが9回の代打・高山選手の2ランホームラン。 9回に小野寺投手がバタバタしたことを考えれば、 この駄目押しとなる2点の大きさは語るまでもないでしょう。 高山選手は江藤選手とともに1軍に昇格し、 10連敗中のチームに活気をもたらした選手の一人であったのにも関わらず、 カブレラ選手が拙守でDHに回り、サード・ファーストのレギュラーがぽっかりと空き、 毎試合スタメン起用されるようになった江藤選手とは対照的に、 DHから外野に戻った和田選手の割りを食い、競争が厳しい外野争いで出場機会が激減。 連勝に入ってからは福地・佐藤友亮選手がアピールするなど、 昨日の試合まで全く出番がありませんでした。そら、酷いんじゃないかってぐらい(^^; 今のライオンズの外野の層の厚さを恨むぐらいの気持ちでした。 それが今日の試合で貴重な一発となる2ランホームラン、 薄まっていた存在感を最高の形でアピールしてくれました。 今や代打でもスタメンでもコンスタントに結果を残せる選手になりつつあります。 問題は守る場所だけという状態、そんな中でも腐らずにプレーしていることは評価できます。 今後も厳しい外野争いが続くでしょうが、起用された所で確実に結果を残し、 高山選手の勝負強い打撃を見せていって欲しいですね。 こういった毎日試合に出るわけではないけれども、 チームの苦境でのスタメンや勝負どころの代打で使える選手は非常に貴重です。 黄金時代のライオンズも、そういった選手が常にいたからこそ、 レギュラー陣が安心してプレーすることができ、一定の強さを誇れたわけです。 高山選手を筆頭に、そういった選手が数多く出てきてもらいたいですね。 勿論、レギュラーを取るのが一番なのでしょうが、現状では難しいですから。 チャンスを掴むまでは地道に頑張ってもらいたいです。 ここでどれだけ我慢できるかが今後の野球人生に大きく関わってくるはずです。 それほど目立たなかったものの、試合の流れからすれば、 3番手三井投手の好投は非常に大きかったです。 試合展開レポにも書いてあるように、三井投手の登板した状況は非常に厳しいものでした。 5回のピンチを凌いでからは、8回に1つの山場を迎えることが分かってましたからね。 その重要なイニングを三者凡退で凌ぐ好投、 これで今日の勝利は8割方決まっていたと思います。 最終回は確かに追い上げられましたが、下位打線へ向かうことを考えると、 そうそう同点に追いつくことはできません。 やはり今日の試合は8回裏に勝負が決したと私は見ています。 今日の三井投手の好投でセットアッパーは安泰。 あとは小野寺投手に安定感が出てくれば、リリーフ陣は大丈夫でしょうね。 三井投手の好投は今日の試合の大きな収穫の1つです。 ライオンズは今日の試合で交流戦全日程を終了。 成績は9勝15敗で11位、結果は非常に残念なものでしたが、 交流戦突入直後のどん底状態とその後の10連敗、そしてそこからの盛り返しを考えれば、 後半はよく頑張ったというべきではないでしょうかね。 1つの壁を乗り越えたことは確かですから、 この苦境で培ったものを胸に、再浮上できるよう頑張っていきたいものです! 交流戦明けもみんなでガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)ジョンソン(3回)−山崎敏(2回1/3) −星野(1回2/3)−正津(1回) (巨)高橋尚成(7回)−豊田(1回)−上原(1回) |
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西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | ||||
巨人 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 5 |
ん〜… まぁ、勝敗は今朝のスポーツ紙の時点で決まっていたというか(苦笑) 巨人サイドは高橋尚成投手が父親の死を乗り越えてマウンドに上がるという美談、 一方の西武サイドは先発予定のジョンソン投手が練習に遅刻という記事… 勝てるわけない(爆) まぁ、それは冗談としても、試合開始直前まで今日の先発は西口投手だと思っていた自分としては、 ジョンソン投手の先発が判明した時点で気持ちはやや下がり気味。 西口・ジョンソン投手の順番だと思ってたんですが…よう分からん。色々と事情があるのでしょうがね。 ただいずれにしても、高橋尚成投手の気持ちを上回るものを 今日のライオンズは持っていなかったということでしょう。 連勝が止まってしまったのは残念ですが、 もう今日の試合はライオンズ側が空気を読んで、高橋尚成投手に花を持たせたと納得しておきます(^^; 巨人の人気低落が叫ばれている昨今、こういう美談は必要でしょうしね。 その代わり明日は西口投手が苦手東京ドームを克服したという話で行けるよう頼みます(爆) そんなこんなで試合展開説明。ニッポン放送より。
敗因は言わずもがな、2回と5回のノーアウト満塁のチャンスを生かせなかったことです。 いずれも佐藤友亮・片岡・中島選手の3人がチャンスメークして、 カブレラ・和田・GG佐藤選手に廻るという実に理想的な展開でした。 それが2回の和田選手の犠牲フライによる1点止まり。 最低でも5回のチャンスで1点取ってないとダメですよ、こりゃ。 4・5・6番のブレーキが今日の試合では響きましたね。 とりあえず今日は高橋投手の気持ちが勝ったということで免罪。 明日の試合では1点ずつでいいですから、効率の良く得点していってもらいたいですね。 明日の試合で交流戦も終了です。 ライオンズは10連敗を筆頭に交流戦は負け続き。既に負け越しは決定しています。 それでも明日の試合を勝って終われば、苦しいチーム状況ながらよく盛り返したなとなります。 明日の試合ではライオンズの意地を見たいですね。 セリーグ首位の巨人が相手といっても、今日の試合では小笠原選手が2失策、 抑えの上原投手が不安定なピッチングを見せるなど決して磐石には思えませんでした。 状態の上がりきっていないライオンズでも十分付け入る隙があります。 巨人を破って、パリーグチームとの激戦に備えていきたいものです。 明日こそはみんなでガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | (西)岸(5回1/3)−正津(0回)−星野(0回) −岩崎(1回1/3)−山崎敏(1/3)−三井(1回) −グラマン(1回)−小野寺(1回) (ヤ)館山(7回)−遠藤(1回)−シコースキー(1回) −吉川(2/3)−高井(1/3) (本)ガイエル13号3ラン・14号ソロ カブレラ13号2ラン、栗山2号ソロ |
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西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | ||||
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 4 |
ん〜、拙攻気味な展開ではそうそう簡単に勝たせてもらえないということですかね。 昨日の試合と同様に、序盤にチャンスを作るものの主軸にあと一本が出ずに6回まで3点止まり。 先発・岸投手が完封ペースで投げていたので、それほど慌てることはありませんでしたが、 6回裏にバント処理で肩を痛めるアクシデントがあってから事態は急変。 ピンチの連続で気の休まる暇もありませんでした。 岩崎・山崎敏投手ら中継ぎ陣が頑張り、3点差を守るものの、 勝ちパターンへと繋いだ三井投手が昨日に引き続き乱調気味で3失点してしまい同点に。 嫌な流れになりつつありました。 それを延長10回にカブレラ選手のホームランが振り払い、 さらに栗山選手のホームランで試合を決定づけ、 抑えの小野寺投手がバタバタするも、栗山選手のホームランが効いて逃げ切り。 楽勝ペースが一転、苦しみながらの勝利となりました。 やはり取れる時に点数を取っておかないと、どこで後悔するか分かりませんよね。 序盤にきっちりとした攻撃ができなかったツケが終盤に出てしまったように思います。 攻撃の面で相手に付け入る隙を与えてしまったことが、試合を苦しくしてしまった理由でしょう。 次の試合はセリーグ首位のジャイアンツ戦です。 こう言っては失礼ですが、阪神・広島・ヤクルトさんのように拙攻を見逃してくれるほど、 チーム状態が良くないチームではありません。 攻撃をしっかりとリズム良く行い、着実に得点を積み重ね、 相手に付け入る隙を与えないような野球を展開していってもらいたいですね。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
今日の試合のヒーローは、 投手では先発でナイスピッチングを見せた岸投手、好リリーフを見せた岩崎・山崎敏投手、 打撃では2点タイムリーを放ったGG佐藤選手、勝ち越し打のカブレラ選手、 駄目押しホームランとなった栗山選手の6人です。 岸投手は前回同様にストライク先行のピッチングで安定感抜群でした。 ストレートは140前半〜中盤でキレあり、スライダー・カーブも低めに制球されていたようです。 6回途中にアクシデントで降板するまで、球数は67球。 いかにテンポのいいピッチングをしていたかはこの球数を見ればお分かりでしょう。 ヤクルト打線に付け入る隙を与えていませんでしたし、 アクシデントがなければ2試合連続の完封勝利となっていたかもしれません。 それだけに降板が悔やまれます… しかも結局、白星つかず… これでリリーフに勝ちを消されたのは3試合目ですか。新人投手に試練を与えてますね(^^; まぁ、普通に投げていれば二桁勝てるでしょうし、焦らずに投げて行ってもらいたいです。 心配なのは肩の違和感のみ。ラジオでは軽症と言ってましたが、場所が場所だけに少々心配。 次回登板では再び元気な姿を見せてもらいたいですね。 4番手の岩崎投手は1アウト満塁後に登板してショートゴロ併殺無失点、 5番手の山崎敏投手は2アウト2・3塁で青木選手を空振り三振に取って無失点。 2人とも今年からリリーフ陣に加わった投手、 岩崎投手は新人で、山崎敏投手は故障などもあって2軍生活、 その2人がリリーフで安定した結果を残している点に層が厚くなったことを感じさせられます。 岩崎投手はピンチでも堂々としたピッチング、 山崎投手は左打者にスローカーブが有効で接戦でも良いピッチングができるようになりました。 2人の加入はライオンズリリーフ陣にとって大きいです。 三井・小野寺投手が2人とも絶好調になることがなく、 リリーフの質という面ではまだ頼りない面もありますが、 若い投手の活躍でリリーフ陣に活気をもたらしていって欲しいですね。 打者ではGG佐藤選手が貴重な追加点となる2点タイムリーヒットを放ち、一時はお立ち台候補へ。 しかしチームは同点に追いつかれてしまい、 その過程における投手との打順チェンジのために守備から退き、またしてもヒーローになれませんでした。 まぁ、ライオンズファンならば、GG佐藤選手の活躍は誰でも知っていることですし、 殊更にお立ち台に立たずともいいでしょう(^^; コメント聞きたいですけどね。 シーズンはまだ長し。このまま好調をキープし、9月・10月にGG佐藤選手のお立ち台を見てみたいです。 そしてヒーローになったのはカブレラ選手。 チャンスでは凡退してしまったものの、5打数3安打と活躍。最後は2ランホームランで勝利に貢献。 最近はここぞという場面での凡退が続いてましたが、最後は勝負を決める一発。さすが4番です。 まだホームランの本数が少ないですし、そろそろ量産体制に入って欲しい所。 残りの交流戦2連戦はジャイアンツ戦。 相性のいい東京ドームでの試合もありますし、球場は狭め。 今日の勝ち越しホームランのようなバッティングで、ホームランを打ちまくって欲しいですね。 守備から途中出場の栗山選手は左の高井投手からレフトへホームランを放ち、 首脳陣に大きくアピールしました。 打ったのは外角高め。あのコースをレフト方向へ長打にできる栗山選手のパワーは見事ですよね。 そんな身体は開かないですし、左打者を苦にするようなタイプではありませんから、 左右関係なしに打席に立てるような選手になってもらいたいです。 …とはいえ、守る場所がなぁ… そこが最大の悩み。 ジャイアンツ戦は左投手の先発が有力ですし、栗山選手は途中出場が濃厚。 なんとか代打で結果を残し、パリーグ同士の試合でDHが使えるようになった時に、 スタメンに名を連ねられるよう頑張って欲しいです。 心配なのは江藤選手の死球の影響。 連敗脱出からこの5連勝〜6連勝は江藤選手の力による所が大きかったですからね。 故障で離脱となってしまうとショックです。 ただ、しばらく試合に出続け、ベンチにも居たようなので、大事には至ってないのでしょう。 明日・明後日で故障を癒し、古巣との巨人戦での大活躍を期待したいですね。 これでチームは6連勝。磐石とは言えませんが、チーム状態は上々です。 ただ最初に書いたように、残りの交流戦2試合はセリーグ首位のジャイアンツが相手、 これまでの相手とはチーム状態が違いますから、そう簡単には勝てないでしょう。 それでも今のライオンズなら、キッチリとした野球をしさえすれば、勝利を収められるはず。 前回やられたお返しをして、苦しんだ交流戦を良い形で終わらせたいですね。 終わり良ければ全て良しの2試合になることを期待したいです。 土曜からもみんなでガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)涌井(7回)−三井(1回)−小野寺(1回) (ヤ)藤井(5回)−吉川(1回)−シコースキー(1回) −松井(1回)−石川(1回) (本)細川6号2ラン、GG佐藤16号ソロ、江藤2号満塁 |
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西武 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 9 | ||||
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
今日は良い所と悪い所の両方が盛りだくさんの試合でしたね(^^; ヤクルトに主導権を奪われなかったので勝てましたが、 これが調子のいいチーム相手だとそう簡単にはいきません。 連勝中だからこそ、気を引き締めなおしたいところですね。 …とはいえ、嬉しくて仕方ないですがぁ(爆) 先に悪い所から指摘しておこうと思います。 先発全員安打の16安打9得点と聞くと、打ちまくったかのように思えますが、 9回に江藤選手の満塁ホームランが出ていなければ15安打5得点、 やや拙攻気味と言われてもおかしくない試合でした。 象徴的なのが1回の攻撃、佐藤・片岡選手の連続ヒットでノーアウト1・3塁とするも、 中島・カブレラ選手の連続三振で1点も奪うことができず。 5回にも1・2番でチャンスを作るも、カブレラ選手が併殺打を放ち無得点。 6回には2アウト1・2塁で涌井投手が内安打を放つも、無理して本塁憤死無得点。 9回には片岡選手がノーアウト2塁の送りバントを失敗させるなど、 今日の試合では攻撃のミスが数多く見られました。 涌井投手が先発だったから良かったものの、 これがローテの谷間投手だったらひとたまりもありません。 送りバント、ランナー3塁での打撃、走塁の判断等々。 これから後半戦に向けて、こういった細かいプレーが勝敗を分けていくと思いますから、 今のうちからしっかりとこなして行ってもらいたいです。 逆に良かった点は、これだけの打線の拙攻がありながらも繋ぐ精神を忘れなかったことでしょうね。 特に9回は1アウト1塁となった所から中島選手がヒットで繋ぎ、 途中出場の中村剛也選手がタイムリーヒットを放って追加点。 そしてこの試合のムードを最高のものとする江藤選手の満塁ホームランが飛び出して駄目押し。 もし中島・中村選手が繋いでおらず、この回を無得点で終えていたら試合のムードは一気に悪くなり、 最終回のヤクルトの反撃に耐えられなかったかもしれません。 仮に勝っていたとしても明日に繋がる材料が少なく、連勝の勢いに乗り続けることはできなかったでしょうね。 その勢いを繋げたのが、中島・中村選手であり、江藤選手です。 また攻撃面では8回の追加点も光ります。 カブレラ選手がヒットで出塁した後、代走の福地選手を送って2塁盗塁成功。 併殺の場面を消した後、和田・GG佐藤選手の連続ヒットで追加点。理想的な攻撃でした。 連敗中はほとんどランナーを動かすことができませんでしたから、 こういった形で足を絡めて得点するとチームの強さを感じますよね。 ライオンズらしい野球が展開できた場面でした。 そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
試合の勝敗を分けたのは、2回表・裏の攻防でしょう。 何と言っても2回表の細川選手の2ランホームランが大きかったです。 1回は課題の1・2番がチャンスメークをしてノーアウト1・3塁とするも、 中島・カブレラ選手で1点も取れずに無得点。 非常に嫌な立ち上がりの攻撃になってしまいました。 それが細川選手の一振りで2点先制ですよ。一気に楽になりましたね。 普段ならばノーアウト1塁で細川選手、送りバントという場面、 けれど今日はDHなしなので9番は投手、強攻策を取ったことが当たりました。 初回に掴み損ねたチャンスの目、得点の巡り合わせとでも言うものを2回に掴みましたよね。 運が向いているなと感じさせる細川選手のホームランでした。 守りのポイントは2回裏。 2点先制するも先頭のガイエル選手に2ベースヒットを許し、牽制悪送球で3塁へ、 宮出選手の内野ゴロの間に1点を簡単に失ってしまいました。 さらに飯原選手が2ベースヒットで出塁し、福川選手を避けて藤井投手と勝負するも、 その藤井投手にヒットを許して2アウト満塁。 バッターは青木選手。先日のオリックス戦の満塁弾が思い出されるような場面です。 しかし涌井投手はこのピンチを三振で打ち取って1点止まり。 今のヤクルト打線は青木選手を中心に動いているだけに、このピンチを凌いだのは本当に大きかったです。 7回にもピンチを迎えながら青木選手を三振に取って無失点で凌ぎましたし、 涌井投手VS青木選手の対決が今日の試合の1つのポイントとなった感じですね。 涌井投手の力強い投球の勝利といった試合でした。 打撃のヒーローはいっぱい。 まずは3安打猛打賞の1番佐藤友亮選手、ここまで対左投手の勝敗は悪いのですが、 佐藤友亮選手が元気ならばその数字も改善されてくることでしょう。 対左投手は相変わらず強いですね。貴重な存在です。 次にホームラン・タイムリーと2打点を挙げたGG佐藤選手。 狭い神宮球場で1点差は怖かっただけに、GG佐藤選手の一打による追加点は大きかったです。 試合の主導権を渡さなかった一打と言えますね。 一時は調子を落としていたものの、広島戦から打線も復調傾向、 この調子で不動のレギュラーとして頑張ってもらいたいです。 しかし勿体無いなぁ… 最後のチャンスで打ってればヒーローだったのに(^^; まぁ、チームとしてはそれ以上の美味しい結果になったので良かったんですがね(爆) さらに途中出場で9回にタイムリーを放った中村剛也選手。 今季はなかなか打率が安定せず、試合に出る機会が少なくなってますが… 先々を考えればやってもらわなければ困る選手です。 交流戦の残りの期間は代打・途中出場で結果を残すことでアピールし、 パリーグチームとの対戦以降に猛アピールしてレギュラー定着となってもらいたいです。 チームがさらに勢いを増すかどうかは中村剛也選手のバットにかかってると言っても過言ではないでしょう。 期待してます! そして現役最多タイとなる通算13本目の満塁ホームランを放った江藤選手。 今月の1軍復帰からいい仕事をしてくれていますね。 連敗中のチームを活気付けてくれたのは、江藤選手と高山選手の2人です。 ベテランの活躍が若いチームを再び活気付けてくれました。 思えば、江藤選手は豊田投手のFA移籍の人的補償としての獲得でした。 正直言って、人的補償で獲得した時は頭に「?」が浮かんだものですが、 今からしてみればこの伊東監督の獲得判断は正しかったですね。 今ではあれはトレードだったと思えるぐらい(^^; 昨年は成績面では貢献できなかったものの、若手の手本としてベンチで貢献。 今季は開幕当初の不振で2軍に落ちるものの、連敗中のチームを復活させるようにヒットを連発、 戦力面でも今のライオンズ打線に欠かすことのできない選手になっています。 豊田投手の移籍で、小野寺投手が守護神として成長したわけですし、 本人達にとっても、お互いのチームにとっても、良い移籍となってると思います。 このヤクルト戦が終わると、交流戦最後を飾る巨人2連戦となります。 江藤選手の存在感をさらに際立たせる活躍を期待したいですね。 明日は岸投手が先発予定。 前回は攻めの投球で完封勝利を飾っています。 大学時代に登板経験のある神宮球場での試合ですし、明日のピッチングには注目しています。 内角のストレートと外角の変化球、岸投手の思い切りのいい投球に期待したいですね! 明日もみんなで戦おう、ライオンズ!! |