2007年西武ライオンズ応援日記

4月15日 西武ライオンズ 1−1 千葉ロッテマリーンズ

10 11 12 (西)ギッセル(6回)−岩崎(1回)−三井(1回)
 −小野寺(2回)−長田(2回)
(ロ)久保(9回)−薮田(2回)−小林雅英(1回)
(本)サブロー2号
西武
ロッテ

打線は元気なく5安打も、投手陣が粘って引き分けに持ち込む!
今日はひたすら打てませんでしたなぁ… 打線、元気なさ過ぎ。
相手の久保投手は広い右打者外角のストライクゾーンを中心に、
ストレート・スライダーをコースに投げていたので攻略は難しかったでしょうが、
起用された左打者が期待に応えられないというのが…
石井義人選手だけでしたね、合ってたのは。
2番手の薮田投手や3番手の小林雅英投手はそこまで状態が良かったと思いませんし、
元気のない打線が若干心配です。
まぁ、良い当たりが野手の正面だったり、相手のナイスプレーに防がれたこともありましたがね。
それでも延長12回で5安打というのは寂しい限りです。

それでも何とか引き分けに持ち込めたのは投手陣のおかげでしょう。
0点に抑えていれば勝てたわけですが、それはちょっと酷というもの。
岩崎・長田投手は完璧に抑えたものの、
先発のギッセル投手と、三井・小野寺投手は失点のピンチがありましたから、
よく1失点で済んだと言うべきでしょう。
投手陣は粘り強く投げ、野手陣もなんとか守りきりました。
所々危ないプレーもありましたが、エラーなく守れたのは良かったです。
ミスがなかったことが、引き分けに持ち込めた要因の一つですね。
スタメン見た時はどうなることかと思いましたが… 杞憂に終わって良かったっす。

正直に言えば、勝ちたい試合ではありましたが、
試合全般の流れは圧倒的に劣勢でしたから、引き分けで助かったという感じですかね。
好調のロッテ相手になんとか踏みとどまれたことを評価したいです。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(中)福地、2(遊)片岡、3(ニ)石井義人、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)栗山、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)江藤
◆スタメン…何、今日のスタメン(^^; 全部三振じゃないとアウトにできな(以下略)

1回表 ロッテ先発:久保投手
福地選手、サードゴロ、今江選手が落球するも一歩及ばずアウト。
片岡選手、カウントノースリーとなるも立て直されてピッチャーゴロ。
石井義人選手、内角スライダーにセカンドゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:ギッセル投手
西岡選手、フルカウントからの外角ストレートでショートゴロ。
里崎選手、フルカウントからの低めストレートでセンター後方のフライ。
ベニー選手、142キロストレートでセンター前方のフライ。

2回表
カブレラ選手、外角低めフォークを当てるもサードゴロ。
和田選手、外角ストレートに空振り三振。
栗山選手、内角ストレートにショートゴロ。

2回裏
ズレータ選手、フルカウントからの外角低めスライダーでライトフライ。
ワトソン選手、ピッチャーゴロ。
サブロー選手、フルカウントから四球。
サブロー選手が塀内選手の所で2塁盗塁を試みるも、細川捕手が刺して悠々タッチアウト。

3回表
GG佐藤選手、ショートゴロ。
細川選手、ショートフライ。
江藤選手、外角低めボール気味のストレートを見送るもストライクで三振に。
◆審判…外がやたら広い。でも…取ったり取らなかったりは勘弁。

3回裏
塀内選手、フルカウントまで行くも右中間のライトフライ。
今江選手、外角低めストレート打たれてセンター前ヒット。
早川選手、外角低めストレート際どい所ボールで今江選手が飛び出すも微妙な判定セーフ、
その後、セカンドゴロで2塁アウトのみ。2アウト1塁。
西岡選手、外角ストレートでショートゴロ。
◆審判…右打者の外は広いが、左打者の外は変わらない?? むしろ通常より狭い?
    なんで打者の左右でストライクゾーンが変化するのだろうか。
    これって不思議?ミステリー?


4回表
福地選手、初球セーフティの構え見送り、2球目セーフティするも打ち上げてピッチャーフライ。
片岡選手、低めスライダーにショート左へのゴロ。
石井義人選手、内角スライダー捉えてセンター前ヒット!
カブレラ選手、内角高めストレートに詰まるもライト前に落ちるヒット!
 2アウト1・3塁。
和田選手の所でワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン。2アウト2塁。
和田選手、フルカウントからの外角低めスライダーにショートゴロ。
◆和田選手…断念した足を上げないすり足打法にチェンジ。
      久保投手やオリックス・平野投手に合わないからということだが…
      助かった…かな?(^^;


4回裏
ベニー・ズレータ選手から三振を奪うなど三者凡退。

5回表
三者凡退。

5回裏
サブロー選手に左中間へのソロホームランを浴びて同点に。
2アウトから今江選手に2ベースヒットを許すも、早川選手をサードゴロに取って無失点。

6回表
江藤選手、外角際どい所も判定はボール、しかし最後は内角低めスライダーに空振り三振。
福地選手、初球低めスライダー打ってセカンドゴロ。
片岡選手、セカンドゴロ。

6回裏
西岡選手、ファールで粘られ、当たり損ねのピッチャーゴロに打ち取るも、
足が速く1塁セーフの内安打。

里崎選手、低めスライダー捉えられるもショート正面のゴロで併殺に!
ベニー選手、外角低めスライダー打たれてセンター前ヒット。
ズレータ選手、踏み込んだ所を避けられずに左腕甲に当たる死球。2アウト1・2塁。
ワトソン選手、フルカウントからの外角高めやや抜けたカットボールで空振り三振!
◆ギッセル投手…球数が多く、もう122球。次の回辺りに交代? 打線の援護を!

7回表
石井義人選手、外角高めストレートを流してレフト前ヒット!
カブレラ選手、外角低めスライダーを打つもセカンド正面のゴロで併殺に。
和田選手、外角低めスライダーにショートゴロ。

7回裏 この回から岩崎投手が登板。
サブロー選手、ファーストファールフライ。
塀内選手、外角高め141キロストレートで空振り三振!
今江選手、外角低めスライダーで空振り三振!


8回表
栗山選手、外角スライダーにレフトフライ。
GG佐藤選手、内角低めフォークに空振り三振。
細川選手、空振り三振。
◆打線…ここまで3安打。外が広いからといっても、打てなさ過ぎ。踏み込んで打とう。

8回裏 この回から三井投手が登板。
早川選手、外角低めシンカーを上手く打たれてセンター前ヒット。
西岡選手、送りバント試みるも三井投手の正面で2塁アウト1塁転送アウトで併殺!
里崎選手、内角低めストレート打たれてサード右抜かれるヒット。
ベニー選手、初球内角低めスライダーでサードゴロ。

9回表
江藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。
福地選手、低めスライダーにショートゴロ。
片岡選手、外角ストレートにセカンドゴロ。

9回裏 この回から小野寺投手が登板。
ズレータ選手、低めフォークで空振り三振!
ワトソン選手、高め150ストレート打たれて一二塁間抜かれるヒット。
サブロー選手、フルカウントから四球、
1アウト1・2塁。2塁代走に根元選手。
塀内選手、初球内角低めストレートでセンターフライ。2アウト1・2塁。
今江選手、外角フォークでセカンドゴロ。

10回表 この回から薮田投手が登板。ライトに南選手。
石井義人選手、外角フォークに空振り三振。
カブレラ選手、内角高めストレート捉えてセンター前ヒット!
和田選手、初球外角低めストレート捉えるもライトライナー、
しかし1塁への送球がワンバウンドでカブレラ選手に当たり、逸れる間に2塁へ。
栗山選手、低めストレート打ち上げてしまってセンターフライ。

10回裏
早川選手、内角ストレート打たれてショート右の打球、
片岡選手が上手く処理して1塁へ送球するもやや逸れてセーフ、内安打。

西岡選手、送りバント成功。1アウト2塁。
里崎選手、外角低めボール球のフォークで打ち取るも、
フラフラと上がった打球がセンター・ライト・セカンドの真ん中へ、
その打球をライトGG佐藤選手がスライディングキャッチアウト!

代打の青野選手、平凡なセンターフライと思いきや、
前進していた福地選手が半身のままバックバック、最後は後ろ向きでジャンプキャッチ。
平凡なフライをファインプレーに魅せる(?)プレーで味方を鼓舞!

11回表
GG佐藤選手、外角低めスライダーに外野フライ、と思いきや、
意外といいところに飛んでヒットかと思ったら、センター早川選手がダイビングキャッチ。

細川選手、低めストレート捉えるもセンターフライ。
江藤選手、外角低めフォークにファーストフライ。

11回裏 この回から長田投手が登板。サードに中村剛也選手。
ズレータ選手、外角低めフォークでショートゴロ。
根元選手、内角低めフォークで空振り三振!
サブロー選手、内角低めフォークでファーストファールフライ。
◆長田投手…ストレートは一時の最高のキレはなくなったが、制球は変わらず安定。
      変化球フォークが非常に良い高さから落ちている。


12回表 この回は小林雅英投手が登板。
代打のリーファー選手、シュート捉えて一二塁間抜くヒット! 代走の佐藤友亮選手を起用。
片岡選手、送りバントファールの後、バスターで叩きつけてピッチャーゴロ、1アウト2塁。
石井義人選手、内角低めストレート打つもセカンドゴロ、ランナー3塁へ。2アウト3塁。
カブレラ選手、ストレート勝負でファールで粘るも、最後は外角ストレートに空振り三振。

12回裏
塀内選手、初球外角スライダーでセンターフライ。
今江選手、低め141キロストレートでライトフライ。
早川選手、フォークでピッチャーゴロ。
試合終了、1−1の引き分け。


先発のギッセル投手はそんなに良い状態というわけでもありませんでしたが、
ストレート・スライダー・カーブ・カットボール・チェンジアップと色々な変化球を駆使した
打たせて取るピッチング、ストレートが微妙に変化させていたのが印象的でしたね。
まだ安心できる投球内容とは言えませんが、試合は作ってくれているので、
先発投手としては十分合格点でしょう。
来週の先発も決まりだと思います。

2番手の岩崎投手はストレート・シンカー・スライダーをコーナーに投げ分け、
1イニングをピシャリのナイスピッチング。
コントロールが安定していますから、見ていても安心できます。
3番手の三井投手はランナーを出すものの、送りバント併殺もあって無失点。
西岡選手のバント処理は的確でしたね。
少しでも送球が逸れていたらオールセーフだっただけに、このプレーは大きかったです。
投球の方はストレートの威力がもう少しか。早く昨年のいい状態に戻るよう頑張って欲しいっす。
4番手の小野寺投手もランナーを出しながらも、2イニングを無失点。
投球内容は悪くないんですけど、不運な打球が多いというか…
ややコントロールが甘く入った所を打たれているということなんでしょうか。
とりあえず余計な四球だけは勘弁といった所ですかね。それ以外は良かったと思います。
5番手の長田投手はストレートとフォークのコンビネーションが冴えて2イニングパーフェクト。
フォークが低めのストライクゾーンからボールゾーンに決まり、なかなかに効果的です。
落差はそれほどありませんが、高さを間違わなければ十分空振りを奪えますよね。
長田投手の安定感が日に日に増しているように感じます。

それにしてもリリーフ陣は層が厚くなりましたよね。
三井・小野寺投手は昨年ほどではありませんが、
ルーキーの岩崎投手と復活した長田投手に安定感があるだけに、
リリーフ陣全体で見ると昨年以上の層の厚さになっています。
これで山岸投手が帰ってきて、三井・小野寺投手が完全復調すれば完璧。
あとはロング可能なリリーフ投手のみ。上がってきた山本歩投手に期待ですね。


問題の打線は… 右打者が外角のストライクゾーンに戸惑っている感じがします。
とりわけ悩んでるのが和田選手とベテランの江藤選手。
自分のストライクゾーンを持っている選手なだけに、
これまでと違うストライクゾーンに対応し切れていないように思えます。
その外角のストライクゾーンも審判や日によってまちまち。
審判によって取ったり、取らなかったり、
試合前半では取っていたものが、試合後半では取らなくなったりと不安定。
多少気分屋のストライクゾーンに戸惑いを隠せないように感じます。
今日の久保投手なんかは完全にその外角のストライクゾーンにやられましたからなぁ…
それほど内角には投げてなかったはずなんですけど…
外の微妙なコースの違いが右打者を苦しめているように思えます。

ただ不思議なことに左打者の外角はそんなに広がってない印象も。
今シーズンは、右打者よりも左打者の方が有利なんでしょうかね。
ライオンズは主力の左打者が少ないだけに、悩ましい問題です。
リーファー・石井義人・栗山・福地・大島・赤田選手らがどれだけ頑張るか。
左打者の活躍が今後勝っていくためのポイントでしょう。
栗山選手にはそろそろ一本立ちしてもらいたいんですけど…
ここまで期待に応えられていないのが痛いです。
赤田選手の故障が長引いていますから、すぐには2軍行きとならないでしょうが、
現状の選手の中では一番2軍に近いという状況に。
なんとか奮起してもらいたいです。
もうカブレラ・和田選手だけでは勝てないんです。他の選手が主力に育ってくれないと。
若い主軸である中島選手は故障の影響でスタメンは無理そうですし、
他の若い選手、とりわけ左打者がもっと打線を引っ張ってもらいたいです。



火曜からは本拠地に戻っての日ハム3連戦です。
日ハムは今日の楽天戦で打線爆発、良い状態だけに要警戒です。
涌井・グラマン・岸投手の好調3投手で日ハム打線を封じてもらいたいですね。
あとは打線の奮起、左打者の活躍で打線が活気を取り戻すことを期待したいです!
火曜からはガンバレ、ライオンズ!!




4月14日 西武ライオンズ 5−2 千葉ロッテマリーンズ

(西)西口(8回)−小野寺(1回)
(ロ)渡辺俊介(8回)−小林雅英(1回)
(本)ズレータ5号ソロ
西武
ロッテ

西口の熱投に打線が奮起し、9回に代打・大島のタイムリーで逆転勝ち!
いやー、今日負けてたら、ボロボロになってましたよ…
明日の試合もおそらく負けてしまい、4連敗、
チームは一気に沈滞ムードになってしまうところでした。
今日は前半から試合内容がとにかく悪かったです。
1回表に中島選手が打席で腕を打撲したとか何とかで守備から交代、
ショート片岡選手、セカンド石井義人選手という二遊間になり、
いきなり中村選手がイージーゴロを捕球ミスするエラー、
続く里崎選手のショートゴロ併殺コースを出遅れた片岡選手が捕れずにセンター前へ、
ベニー選手のショートゴロ併殺も取れずに1アウトのみ、
ズレータ選手の犠牲フライは浅いにも関わらず悠々セーフ。
1回裏の守りだけで発狂してしまいそうな壮絶守備でした。
まさに05年の悪夢再来と言わんばかりの勢い。頭が痛くなるスタートでした。
さらに打線は渡辺俊介投手の100キロに満たない変化球に全くタイミングが合わず、
ランナーが出ても内野ゴロ併殺、7回には送りバント失敗でチャンスを逸するなど、
攻撃のリズムも最悪、全く点数の入る気配がありませんでした。
これで負けていたら、野手を中心に一気に沈んでいたでしょうね。それぐらい最悪の展開。

けれどそれに耐え切ったのが、90年代末期の貧打ライオンズに耐え、
05年の併殺の取れない拙守ライオンズにありながらも最多勝争いを演じた西口投手
初回にどんなに味方がミスしようとも、併殺を取れなくても淡々とピッチング。
早打ちのロッテ打線を利用し、ポップフライ、追い込んだらスライダー・フォークで三振と、
実にテンポの良いピッチングで、初回の守備のリズムの悪さを解消しました。
今日はスライダー・フォークといった変化球のキレの良さが光りましたね。
同点に追いついた直後に、ズレータ選手に勝ち越しホームランを浴びたのはいけませんが、
それ以外はほぼ完璧、特に5回のノーアウト2・3塁からのピッチングは圧巻。
早川選手をファーストゴロに打ち取った後、
西岡選手のカウント2−2からワンバウンドフォークでフルカウント、
そこからもう1球フォークを投じ、これが真ん中低めのストライクゾーンからボールへの最高の球、
見事に空振り三振を取って2アウト、
さらに里崎選手には外角高めのボール気味の渾身のストレートでセンターフライ。
相変わらずピンチでの投球は見ているものを痺れさせます。
ピンチでも一歩も引かないのが西口投手のピッチングの魅力。
どんなに味方がミスしようとも淡々と投げるのが西口投手の魅力。
西口投手のピッチングが、
ここ2試合先発投手が早期降板して連敗していたライオンズの悪い流れを、
断ち切ってくれたように思います。

今日の試合のもう一人の功労者は、ロッテベンチ並びに小林雅英投手…
ではなく、大島選手
いや、まぁ、渡辺俊介投手を代えてくれたロッテベンチに一番感謝したい気分ですけどね(^^;
ホント、今日は渡辺俊介投手の緩い球に合ってませんでした。
一番タイミング取れていたのが片岡選手で、栗山・石井義人選手の順番。他はサッパリ。
ライオンズベンチとしては代えてくれて助かったと思ったのは間違いないです。
おまけに今日の小林雅英投手は思ったほど球速が出ず、
ストライク・ボールがはっきりするなど状態がイマイチ、ライオンズとしては非常に助かりました。
先頭の和田選手が四球で出塁し、栗山選手の送りバントで2塁へ。
GG佐藤選手が死球で歩き、代打の一番手リーファー選手のセカンドゴロで2アウト2・3塁。
代打の順番は逆かなと思ってたんですが、リーファー選手が先でしたね。
一瞬、併殺を覚悟するような当たりだったんですが、飛んだ所が一二塁間でセーフ。
結果的に進塁打になったことが大島選手の一打で逆転することになりました。

大島選手が打ったのは内角ストレート系の球、やや差し込まれていたんですが、
フルスイングして振り切ったことで打球は内野の頭を超え、
レフトの早川選手がそのフルスイングに騙されたのか、突っ込みきれずにレフト前にポトリ、
2塁ランナーのGG佐藤選手もホームに生還し、一気に逆転!
バックホームの間に大島選手も2塁へ到達し、
その後の福地選手のファーストゴロエラー、片岡選手のタイムリー2ベースと、
攻撃が繋がり、9回の大逆転劇となりました。
大島選手の思い切りの良い打撃がチームに勝利を呼び込んでくれました。
ナイスバッティング! 大島選手!!

これで大島選手は、代打登場1打席目だけで考えると、5打席連続ヒットです。
(代打から守備に付き、2打席目に凡退するケースはカウントしてません)
代打1打席目は6打数5安打、脅威の打率.833です(^^;
この代打成功率は驚異的。今季の大島選手の勝負強さが光ってますよね。
ただスタメン起用された試合、代打2打席目以降は5打数0安打。極端です(^^;
まぁ、スタメンで起用された試合は1試合のみと少ないんですけどね。
色々と試さないと分かりませんが、代打での結果は素晴らしいものがあります。
昨年は同期の高山選手が代打の切り札として活躍、そして今季は大島選手が活躍中。
2人とも代打だけでは物足りない選手ではありますが、
外野手は良い選手が多いだけに、まずは代打で完全な1軍定着を果たしてもらいたいです。
今季の大島選手はホント頼りになりますね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(指)和田、
6(左)栗山、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)中村剛也
◆大沼投手が1軍登録抹消。山本歩投手がプロ初の1軍登録。

1回表 ロッテ先発:渡辺俊介投手
福地選手、スライダーにタイミング合わず空振り三振。
片岡選手、ファールで粘るも外角ストレートに空振り三振。
中島選手、サードゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
ショート中島選手が打撲やら何やらで交代、ショートに片岡選手、セカンドに石井義人選手。
西岡選手、内角低めストレートでサードゴロに打ち取るも中村選手が捕球エラー。
里崎選手、外角低めスライダーで2塁ベース付近のゴロに打ち取るも、
ショートの片岡選手が捕球できずにセンター前に抜けるヒット。
ノーアウト1・2塁。
ベニー選手、ショートゴロ併殺コースも、セカンド石井義人選手の送球が遅れセーフ。
1アウト1・3塁。
ズレータ選手、外角スライダーでレフトへの浅いフライ、
しかし栗山選手の返球が悪くレフト犠牲フライに。
2アウト1塁。
ワトソン選手、ファーストフライ。
◆今日の守備…絶望的(苦笑)
       西岡選手の打球、里崎選手の打球、ベニー選手の打球、
       ズレータ選手のフライといい… どれも普通なら…05年の悪夢再び。
       こう考えるとショート中島って大きいなぁ。


2回表
カブレラ選手、ストレート打つもライトフライ。
和田選手、外角低めチェンジアップにレフトフライ。
栗山選手、ファールで粘るも内角高めスライダーに空振り三振。

2回裏
青野選手、内角高めストレートでサードファールフライ。
橋本選手、外角低めストレートで見逃し三振!
今江選手、外角高めスライダーでセンターフライ。

3回表
GG佐藤選手、フルカウントから四球で出塁。
細川選手、送りバント成功、1アウト2塁。
中村剛也選手、内角高めストレートに空振り三振。2アウト2塁。
福地選手、初球外角チェンジアップにセンターフライ。
◆打線…全然合ってない(苦笑) 誰か助けて〜

3回裏
早川選手、セカンドゴロ。
西岡選手、ファーストゴロ。
里崎選手、ライト後方のフライ。

4回表
片岡選手、外角ストレート捉えて右中間への2ベースヒット!
石井義人選手、外角低めチェンジアップを泳ぎながらも拾ってライト前タイムリーヒット!

カブレラ選手、内角ストレートにサードゴロ併殺。
和田選手、レフトフライ。
◆片岡選手…唯一タイミングがあっている感じか。ナイスバッティング、ナイスラン!

4回裏
ベニー選手、外角低めストレートでライトフライ。
ズレータ選手、高めストレート捉えられてレフトスタンドへのソロホームラン…
ワトソン選手、ライトフライ。
青野選手、外角低めスライダーで空振り三振!

5回表
栗山選手、ファーストフライ。
GG佐藤選手、内角低めスライダーに空振り三振。
細川選手、打ち上げるも風に流されてセンター早川選手が落球、2アウト2塁。
中村剛也選手、際どい所を選んで四球、2アウト1・2塁。
福地選手、外角スライダー打って三遊間深くへの内安打! 2アウト満塁。
片岡選手、外角スライダーに空振り三振。
◆この回…一番合っている片岡選手にチャンスで回るも…無念。

5回裏
橋本選手、センター前ヒット。
今江選手、送りバントファールも、バスターで3塁の頭を超えるヒット。
ノーアウト1・2塁。
早川選手の所でバッテリーエラーがあり、ノーアウト2・3塁。
早川選手、ファーストゴロ、カブレラ選手が落球するもランナー動かずアウト。1アウト2・3塁。
西岡選手、フルカウントからの低めフォークで空振り三振! 2アウト2・3塁。
里崎選手、初球外角高めストレートでセンターフライ。
◆西口投手…このピンチをよく凌いだ! ナイスピッチ!
      おい、こら、打線は迷惑かけた分を返さんかい!


6回表
石井義人選手、サードゴロ。
カブレラ選手、低めストレートにライトフライ。
和田選手、外角高めストレートにハーフスイング空振り三振。

6回裏
ベニー選手、外角低めスライダーで空振り三振!
ズレータ選手、四球。
ワトソン選手、ファーストゴロ併殺。

7回表
栗山選手、ストレートを捉えて三塁線突破の2ベースヒット!
GG佐藤選手、ファールで粘ってフルカウントから四球で出塁。ノーアウト1・2塁。
細川選手、初球バスターファール、送りバントファール、
スリーバント試みるもファールでスリーバント三振。
1アウト1・2塁。
中村剛也選手、高めシンカーに空振り三振。2アウト1・2塁。
福地選手、セカンドゴロ。
◆打線…一昨日からバントミスとかが多過ぎ。卒のない攻撃をしてくれ。

7回裏
青野選手、サードゴロ。
橋本選手、高めストレートでサードゴロ。
今江選手、外角低めスライダーで空振り三振!

8回表 この回からライトにサブロー選手。
片岡選手、センターフライ。
石井義人選手、レフト前ヒット。
カブレラ選手、ショートゴロ併殺。

8回裏
早川選手、サードフライ。
西岡選手、ファーストゴロ。
里崎選手、外角低めスライダーで空振り三振!
◆西口投手…テンポの良いナイスピッチング!
      これで目を覚まさないような打線はダメ。気合入れ直せ


9回表 この回から小林雅英投手が登板。ライトに南選手、早川選手がレフトへ。
和田選手、四球で出塁。
栗山選手、送りバント成功、1アウト2塁。
GG佐藤選手、右肘付近に当たる死球…かなり痛そう。1アウト1・2塁。
代打のリーファー選手、セカンド右へのゴロ。2アウト2・3塁。
代打の大島選手、内角ストレートに詰まりながらも、
フルスイングでレフト前に落とす逆転の2点タイムリーヒット!
 2アウト2塁。
福地選手、ファーストやや左へのゴロ、ズレータ選手の送球が逸れるエラー、
この間に2塁ランナーホームイン! 福地選手は一気に3塁へ。2アウト3塁。
片岡選手、シュート捉えて左中間突破のタイムリー2ベース!
石井義人選手、外角ストレート捉えるもレフトライナー。
◆ロッテの継投…正直代えてくれて助かった。渡辺俊介投手に全く合ってなかっただけに。
◆大島選手…代打成功率が凄まじいことに。ここ一番でラッキーなヒット!
      差し込まれていたがフルスイングしたことで、
      レフト早川選手の一歩目を遅らせ、そこにポテンと落ちるタイムリー。
      早川選手はオリックス時代から変わってないんだなと思った瞬間。
      それにつけてもあの場面でよく自分のスイングをした。ナイスバッティング!


9回裏 この回は小野寺投手が登板。キャッチャーに野田選手、サードに平尾選手。
代打の根元選手、フォーク連投で、最後は低めフォーク空振り三振!
ズレータ選手、内角高め150ストレートで詰まらせるもセンター前に落ちるヒット。
サブロー選手、初球ストレート打たれてライト前ヒット。1アウト1・2塁。
塀内選手、追い込んでからの外角ストレート打たれてレフト前ヒット。1アウト満塁。
橋本選手、外角フォークで空振り三振! 2アウト満塁。
今江選手、高めフォークでセカンドゴロ。
試合終了、5−2でライオンズが勝利!
◆小野寺投手…危ないよ〜 まだセットからのストレートは怖さが残るのか。
       ズレータ選手に打たれたストレートは良かったんだが。
       サブロー選手のヒットはまだしも、
       塀内選手のヒットは防げたはず。フォークでいいのに。
       まぁ、なんにせよ、土壇場でよく凌いだ。今江選手の打ち損じに助かったかな。



今日活躍した選手は、最初に書いた2人なので、他はあっさり目に。
打撃では片岡選手石井義人選手が良い活躍を見せました。
2人とも1回の守備ではいいところありませんでしたが(^^;
片岡選手は昨日から右方向へ強い打球が行くようになりました。
これまでは当てた感じのセカンドゴロが多かったですから、
ようやく本来の打撃ができるようになったように思います。
これで片岡選手も復調、上位打線が随分と頼もしくなりましたね。
石井義人選手はここの所、結果が出てないこともあってスタメン落ちしたものの、
中島選手のアクシデントで出場、渡辺俊介投手のボールには合ってませんでしたが、
崩されながらも打球を外野に落とす芸術的なバッティングで2安打、勝利に貢献しました。
やはりバッティングはいいですね〜
リーファー選手の調子が落ちていますから、DHでの出場もありうるかも。
コンスタントに結果を残し、チームを勝利へと導いてもらいたいです。

抑えの小野寺投手はボール自体は悪くなかったと思います。
ランナーを出してから簡単にストレートを捉えられる辺りは、
ややセットからの球威が落ちてしまうのでしょうかね?
まだセットポジションからの投球には課題を残している感じがします。
それでもフォークは良い落ちをしてましたし、ボール自体は悪くなかったと思います。
ズレータ選手の打球は詰まり気味、
塀内選手には追い込んでから甘いストレートを打たれたという感じで、
どちらも組み立てを変えれば防げたはず。
完璧に捉えられたのはサブロー選手のヒットだけですから、心配することはないでしょう。
これからも守護神としてキッチリ抑えてもらいたいですね。

反省材料は序盤の守乱と拙攻。
中村剛也選手、片岡選手、石井義人選手、栗山選手、細川選手、カブレラ選手は要反省。
カブレラ選手はエラーこそなかったんですが、
昨日に引き続きファーストゴロをこぼすことが多く、ヒヤリとすることが何度かありました。
ちょっと全体的に守備のミスが目立っているだけに、気持ちを入れ直してもらいたいですね。
打線の方はチャンスで凡退するのは仕方ないにしても、
きっちりとランナーを進める時は進める、積極的にバットを振るということを徹底して欲しいです。
最近は送りバントを失敗することや、チャンスで失投を見逃すケースが多いです。
エラーにしても難しい打球をエラーしているわけでもありませんから、
もう一度卒のない攻撃・守備・走塁を徹底してもらいたいですね。
まぁ、今日の西口投手のピッチングで目覚めさせられたことでしょう。
明日以降、しっかりとしたプレーを心がけて欲しいです。

心配なのは中島選手の怪我の影響と、GG佐藤選手の死球の影響。
2人とも今年のライオンズを引っ張っている選手なだけに、欠場となると痛いです。
何事もないことを祈るばかりです。
もっとも、中島選手は試合終了時にはベンチに居たようですし、
GG佐藤選手も代走は送られず、ホームへ激走しましたから、大事には至ってないのでしょう。
それにしても、何だかんだで中島選手のショート守備は上達しているんですよね。
今日改めてそれを実感しました。
昨年まではショート片岡選手の方が堅実で良かったんですが、
今年の中島選手の守備なら、ショート中島・セカンド片岡選手の二遊間の方が断然いいです。
打撃も3番を打ち、ライオンズ打線を引っ張る存在、
中島選手の存在が攻守両面において大きくなっているように感じます。



明日はギッセル投手が先発です。
ギッセル投手は勝ち星が付いたものの、ランナーを許しながらの投球でしたから、
明日のピッチングが今季のギッセル投手を占うものとなることでしょう。
来週は5試合で先発ローテから1人が中継ぎに回ることになります。
内容次第ではギッセル投手が落ちる可能性もあるだけに、
明日はナイスピッチングでローテ残留をアピールしてもらいたいですね。

一方のロッテの久保投手。こちらも先週勝ったものの、調子はいまひとつ。
卒のない攻撃で早い回から得点していき、久保投手を揺さぶっていきたいですね。
明日の試合で勝利を収め、この3連戦を勝ち越しましょう!
明日もガンバレ、ライオンズ!!




4月13日 西武ライオンズ 1−13 千葉ロッテマリーンズ

(西)岸(3回1/3)−大沼(4回2/3)
(ロ)成瀬(7回)−神田(2回)
(本)早川1号2ラン
西武
ロッテ × 12

全西武ファンが泣いた! 僕らは忘れない、大沼の連夜の49+103球の熱投を!!
もはやヤケクソ(苦笑)
敗色濃厚になると、大沼投手を引っ張りまくり。結局、最後まで引っ張りました。
「おー、首脳陣よ、なんて酷いことを!?」と一瞬思ったものの、
投げたイニングは実は5回満たない4回2/3、それで100球って…orz
今日の試合は大沼投手の連日連夜の熱投に尽きます。よく投げました。
それが報われたかどうかはともかく、その連夜の熱投を褒め称えたいです。
…これからも敗戦処理で鉄腕ぶりを発揮してください(爆)

つーか、敗戦処理から脱却できる日は来るんだろうか(苦笑)<大沼投手

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)佐藤友亮、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(三)中村剛也、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(指)平尾

1回表 ロッテ先発:成瀬投手
佐藤友亮選手、内角高め136キロストレートに空振り三振。
片岡選手、高めストレート捉えてレフト線への2ベースヒット!
中島選手、内角高めストレート打ってライト前に落ちるタイムリーヒット!

カブレラ選手、外角高め135キロストレートに空振り三振。
和田選手、ノースリーとなるも立て直されて外角チェンジアップにショートゴロ。


1回裏 ライオンズ先発:岸投手
西岡選手、初球内角ストレートでファーストゴロに打ち取るも、
カブレラ選手がゆったりとした動きで1塁駆け込むもセーフ、内安打に。
西岡選手が里崎選手の所で2塁盗塁成功。
ノーアウト2塁。
里崎選手、逆球の内角スライダーで見逃し三振! 1アウト2塁。
ベニー選手、フルカウントからの外角低めスライダーでファーストフライ。2アウト2塁。
ズレータ選手、微妙な所がボールとなって四球。2アウト1・2塁。
ワトソン選手、内角スライダー打たれて岸投手の左脛に当たるゴロ、
ファーストのカブレラ選手が捕るも1塁は間に合わずに内安打。
2アウト満塁。
青野選手、低め137キロストレートでセンターフライ。
◆カブレラ選手…今日は風のせいか動きが鈍い。西岡・ワトソン選手の打球は…
        そんなルーキーを苛めないでやってくだせぇ。
◆今日の審判…外はあまり取ってない印象。はっきり言って狭い。
◆岸投手…左脛に当たった影響はなさそう。ホッと一安心。
     今日はストレートの走りがもう少しか。球速も130後半止まり。
     その分、スライダーの曲がりがいい。外へのスライダーが生命線になりそう。
     でも外角狭いんだよなぁ。外角低め一杯のストレートも取らなかったし。
     2回以降、どうやって投球を組み立てていくかに注目。
     それにしてもこの回のピンチはよく凌いだ。ナイスピッチ!

2回表
中村剛也選手、追い込まれてからの外角低めチェンジアップに付いていくもセカンドゴロ。
GG佐藤選手、内角高めストレート打つもショート後方のフライ。
細川選手、外角チェンジアップ捉えて一二塁間抜くヒット!
平尾選手、初球外角ストレート打つもセンターフライ。
◆成瀬投手…今日はストレート・チェンジアップともにイマイチ。
      際どいコースに来ても、打者が付いていけている。
      細川選手のように高く来た球をライナーで弾き返したい。


2回裏
根元選手、内角低め136キロストレートで見逃し三振!
サブロー選手、フルカウントから四球。
早川選手、逆球の内角低めストレート捉えられてライトポール際への2ランホームラン。
西岡選手、外角チェンジアップで見逃し三振!
里崎選手、外角141キロストレートで空振り三振!

◆岸投手…この回のストレートは来ている。西岡選手からチェンジアップを使い出す。
     ホームランは仕方ないという所か。風など色々なものが合わさった感じ。
     ここから切り替えて投げていきたい。


3回表
佐藤友亮選手、セーフティバントを試み、3塁線の内安打!
片岡選手、初球送りバント見逃し、送りバントファールの後、
バスターで内角ストレートを打つライト前ヒット! ノーアウト1・2塁。
中島選手、低めチェンジアップを引っ掛けてしまいショートゴロ併殺。2アウト3塁。
カブレラ選手、カウント1−3からの外角低めストレートのボール球がストライクとなり、
フルカウントからの高めストレート打ち上げてショートフライ、
高々と上がって風に流されるも西岡選手がキャッチしてアウト。


3回裏
ベニー選手、外角スライダーでセカンドフライ。
ズレータ選手、外角カーブでライトフライ。
ワトソン選手、フルカウントからの外角低めカーブでファーストゴロ。
◆今日の審判…外が初回よりも広がった?
       ズレータ選手の初球外角ストレートは1回ならボールだった。
       この外を有効に使いたい。
◆岸投手…チェンジアップが思うように落ちない中、よく投げている。
     この回はカーブも決まるようになり、安定感が増す。


4回表
和田選手、内角ストレート捉えてレフト左へのヒット!
中村剛也選手、初球外角低めカーブを捉えるもライト後方のライナー。1アウト1塁。
GG佐藤選手、粘ってフルカウントから選んで四球。1アウト1・2塁。
細川選手、内角低めカーブに空振り三振。2アウト1・2塁。
平尾選手、外角チェンジアップにショートゴロ。
◆この回…毎回のようにチャンスを作るものの、あと一本が出ず。
     成瀬投手の状態が良くないだけに、早く得点してくれ。次の回に期待。
◆中村選手…低めの変化球を上手く捉えている。ようやく「らしさ」が見えてきた。

4回裏
青野選手、カウント1−3からの低めカーブを細川捕手が落球してしまい四球。
根元選手、ストレートの四球。ノーアウト1・2塁。
サブロー選手、送りバントファールの後の、
逆球外角ストレート打たれてセンター前タイムリーヒット。
ノーアウト1・2塁。
早川選手、送りバント成功。1アウト2・3塁。
西岡選手、カウントノースリーから立て直すも、
フルカウントからの外角ストレート打たれてセンター前2点タイムリーヒット。

ここでライオンズは投手交代、大沼投手が登板… サイナラ。
◆岸投手…急にストレートでストライクを取れなくなってしまう。
     連続四球の後は良いところに投げてるんだけど、微妙に外れてるのか四球。
     風の影響に苦しんだのか。今日は逆球も多く、持ち前の制球力を発揮できず。
     ほろ苦い登板となってしまった。


5回表
2アウトから中島選手が四球で出塁するも無得点。

5回裏
三者凡退。

6回表
先頭の和田選手がヒットで出塁するも、GG佐藤選手がショートゴロ併殺に倒れるなど無得点。

6回裏
1アウトから早川選手をヒット・盗塁で出してしまい、
西岡・ベニー選手のタイムリーで2失点。

7回表
代打の野田選手が起用されるも三者凡退。

7回裏
2アウトからサブロー選手を四球で出し、
早川選手にレフト線へのタイムリー2ベースを許して失点。

8回表 この回から神田投手が登板。
2アウトからカブレラ選手がホームラン性のレフトフェンス直撃2ベースで出塁し、
和田選手が四球を選んで1・2塁となるも、
中村剛也選手の三遊間を抜くかという打球をショート西岡選手が追いついて2塁送球アウトに。

8回裏
先頭の里崎選手に3ベースヒットを許し、今江・根元選手のタイムリー、
ショート中島選手の悪送球2点タイムリーエラーで4失点。
◆大沼投手…敗戦処理で100球突破<103球 昨日は49球。
      2日で152球の酷使(^^;
      結果が残ってないからとはいえ、さすがに引っ張り過ぎじゃね。
      さすがに可哀想になってきた。晒し上げ。


9回表
代打の大島選手がヒットを放つも無得点。
試合終了、1−12で敗戦。

敗因は、岸投手がリズムに乗れなかったことと、序盤4回の打線の拙攻の2点。
今日の岸投手は持ち前のコントロールの良さがありませんでした。
立ち上がりから逆球が多く、チェンジアップも風の影響で変化しないという苦しい投球。
それに加え、いきなりのカブレラ選手の緩慢な守備による内安打…
強風の影響もあって、なかなかリズムに乗れませんでした。
それでも1回は打球を足に受けるアクシデントもありながらも無失点で凌ぎ、2回へ。
ストレートにも勢いが出てきて、立ち直るかなと思った矢先、
早川選手に逆球のストレートを上手く捉えられてホームランに。
まぁ、ここらは仕方がないといったところでしょうか。
3回は良いピッチングを見せるも、
4回に突如としてストレートでストライクが取れなくなり、連続四球から失点。
逆球が多かったとはいえ、3回まではストライクゾーンにボールが来ていたのですが、
4回だけははっきりとしたボール球に、何かあったのかと思ってしまう豹変ぶりでした。
悪いなりによく投げてはいたんですが…
生命線のストレートでストライクが取れなくなると厳しいですね。
一つ今後の課題ができたように思います。
…まぁ、初回に守備が足を引っ張り過ぎましたわな… 特に1塁手が…
リズムが乗れない時にも立ち直れる修正力も身に付けて行って欲しいですね。
でもこれも経験、松坂投手もこういうことはありました。
同じ失敗をしないようにしてもらえればOK。次回以降の登板に生かしてもらいたいです。

今回、早期KOとなったことで、来週の先発ローテの組み換えは容易になりましたね。
岸投手は中5日で木曜の日ハム戦に先発、
日曜日の先発にギッセル投手or松永投手という形でローテを回せます。
それだけが唯一の収穫でしょうか(^^;

打線は状態の良くなかった成瀬投手から1点しか奪うことができませんでした。
1回から4回まで毎回ランナーを出していたんですが… あと一本が出ず。
ストレートのキレもチェンジアップの変化も良くなかったはずなんですがねぇ…
わりと打者も付いていけてましたし。
崩せる時に崩せないと、こうなってしまう、そんな典型的な試合になってしまいましたね。
ショート西岡選手の守備にも阻まれましたし… 今日は良いところナシ。
個々人では片岡選手や和田選手、大島選手など頑張った選手もいますが、
打線全体で見ると今ひとつの試合でした。



今日はもう完全な負けゲームでしたから、切り替えも簡単でしょう。
明日と明後日の2試合を勝てるよう全力を尽くしてもらいたいです。
明日の先発は西口投手。
連敗のチームを救うにはもってこいの人物です。
西口投手のピッチングでチームを蘇らせて欲しいですね。

一方のロッテ先発は渡辺俊介投手。なんとなく久しぶりの対戦の気が。
一昨年・昨年と対戦した記憶がほとんどなかったり… 去年はあったかな?
今年はまだ調子が良いのか悪いのか分からない投手ですから、
明日の試合で打ち砕き、今後の対戦でも優位に立てるようにしてもらいたいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ




4月12日 西武ライオンズ 4−5 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)松永(3回1/3)−大沼(1回2/3)−星野(1回)
 −長田(1回1/3)−三井(2/3)
(楽)田中(7回)−松本輝(1回)−福盛(1回)
(本)カブレラ2号3ラン
  山崎武司5号ソロ、牧田1号ソロ
西武
楽天 ×

先発・松永が4回持たずの大誤算… 打線も拙攻で得点できず、痛い敗戦…
今日はライオンズ投手陣の脆さが出た試合でしたね…
これまでは先発投手が確実に試合を作っていたから良かったものの…
今日の松永投手のように試合を作れないとコレです。
2番手投手の弱さがモロに出てしまった形です。

先発の松永投手は良くなかったですね。縦の変化球どころじゃない。
立ち上がりのストレートはお辞儀する感じで低めに外れてボール、ボール。
まだOP戦の時のように上ずった方がカーブが生きる分だけいいです。
低めにはっきり外れてしまうと投球になりません。
寒さのせいもあったんでしょうが、あまりにもストレートが来てませんでした。
それでも楽天のダブルスチール失敗、送りバント併殺もあって、なんとかピンチを凌ぎ、
3回のピンチでは礒部選手を上手く併殺に取って、フェルナンデス選手も抑えたんですが…
立ち上がりのコントロールの悪さの印象か、
ストレートが良い高さに決まり始めた4回、微妙なコースをボールにされてしまい、
甘く入ったストレートを打たれて二者連続のホームランを被弾…
立ち直るきっかけを掴みそうになったんですが、
最後の最後で立ち上がりの荒れたコントロールが響いてしまった形です。
今日は投球になりませんでしたね。
変化球で勝負する投手といっても、ストレートが決まらなければ話になりません。

まぁ、擁護する点があるとすれば、寒い中で登板した経験が少なかったことでしょうかね。
九州育ちの選手で、昨年後半からローテに定着した投手ですから、
屋外球場での寒さはあまり経験したことなかったでしょう。
涌井・グラマン投手が同じように立ち上がり苦しみながらも、
立ち直っていきましたから、経験の差が出たという感じですかね。
松永投手は今日の経験を無駄にしないで貰いたいです。
次回登板は本拠地なので大丈夫でしょう。

最大の問題は2番手の大沼投手
こういった試合展開で大沼投手が出てくる時点でダメですね、はっきり言って(^^;
登板してもリズム悪く、四球・四球・四球で無駄なピンチを作る投球、
なんとか磯辺選手を三振に取り、4回のピンチは凌ぎますが、
5回は四球を恐れての失投を捉えれて長打を浴びて2失点。
2番手投手の仕事を全くこなせませんでした。

センバツ甲子園の常葉菊川を見ていて思ったことなんですが、
試合のリズムが悪い時にどうするか、攻撃での拙攻、守備での四球・エラー等々。
それは思い切って2番手投手に代え、試合のリズムを作り直すことでした。
常葉菊川の投手は田中・戸狩投手いずれもコントロールが安定した投手、
2人目の投手がテンポ良く試合を整え、終盤の逆転劇へと繋いでいきました。

それはプロ野球でも同じことで、先発投手が試合を作れずに降板した時に、
2番手投手に要求されるのは一にも二にも「コントロール」です。
崩れかけた試合のリズムを、投手のテンポで整え直す必要があります。
それが大沼投手には決定的に欠けています。
先発の谷間や敗戦処理としては使えても、2番手投手には向いていません。
ですが、他の投手を見ても長いイニングを投げられる投手はいません。
リリーフ陣は全般的に登板過多、ロッテ3連戦を考えれば、できるだけ投手は節約したい。
大沼投手にできることならば、6回投げ終わるまで行ってくれれば、
そういう目論見が首脳陣にはあったはず、だから大沼投手だったんでしょう。
けれどその目論見は大外れ、コントロールがないだけに試合を作り直せませんでした。

結果論から言えば、コントロールの安定している岩崎投手を2番手として送った方が、
試合を作り直すことに成功していたと思います。
けれどリリーフ陣を無駄に使いたくないという思いから、
できるだけ長く投げられる大沼投手を選んだ、
完投能力のある投手の少なさ、リリーフ陣への絶対的な信頼感の無さが、
2番手大沼投手という継投ミスをしてしまったように思います。
その後に失点したのも、リリーフ投手の引っ張り過ぎに起因しています。
2番手投手の選択が今日の試合の全てだったように思います。
こういう場面での登板は宮越投手のように制球力のある投手の方が向いています。
投手の入れ替えを考える必要があるかと思いますね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)石井義人

1回表 楽天先発:田中投手
福地選手、内角146キロストレートにサードファールフライ。
片岡選手、外角高め146キロストレートにセカンドゴロ。
中島選手、ストレートの四球。
カブレラ選手、外角147ストレート捉えてライト右への2ベースヒット! 2アウト2・3塁。
和田選手、低めスライダーにハーフスイング空振り三振。
◆片岡選手…外角高めのストレートを強く叩けてない。
      撫でるような打撃でゴロキング。もう少し強く叩いて欲しい。
◆田中投手…立ち上がりはストレート中心。常時145以上をマーク。
      これまでよりは思い切りよく投げている印象。
      ただ球速ほど速さは感じないし、威力もない感じ。
      スライダーがどの程度か、2イニング目に注目。


1回裏 ライオンズ先発:松永投手
鉄平選手、低め135キロストレートでセンターフライ。
高須選手、高めカーブ打たれてショート右抜かれるヒット。
礒部選手、ストレートの四球。
1アウト1・2塁。
高須・礒部選手がフェルナンデス選手の初球にダブルスチール、
しかし細川選手が3塁へナイス送球アウト!
 2アウト2塁。
フェルナンデス選手、ストレートの四球。2アウト1・2塁。
リック選手、内角高めストレートでセンターフライ。
◆松永投手…やや腕が振り切れておらず、制球が不安定。寒さか?
      2回以降の立ち直りに期待。


2回表
リーファー選手、初球内角146キロストレートを捉えるもセンターフェンス手前のフライ。
GG佐藤選手、高めストレート打つもセンターフライ。
細川選手、初球高めストレートにファーストフライ。

2回裏
山崎武司選手、フルカウントからの外角高めストレート打たれてライト前ヒット。
牧田選手、フルカウントから四球。ノーアウト1・2塁。
嶋選手、送りバント2球見逃し、スリーバント敢行も打ち上げて、
細川捕手が投手を制してワンバウンド捕球3塁・2塁で併殺!
 2アウト1塁。
塩川選手、低めストレートでライトファールフライ。

3回表
石井義人選手、内角スライダーにショートゴロ。
福地選手、外角高め146キロストレートに空振り三振。
片岡選手、フルカウントからの外角ストレート捉えて右中間へのヒット!
片岡選手が中島選手の所で盗塁を敢行、
これがワイルドピッチを誘い、ランナー3塁へ!

中島選手、ストレートの四球。2アウト1・3塁。
カブレラ選手、高め147ストレート捉えて右中間への3ランホームラン!
和田選手、初球スライダー打つもセンター後方のフライ。
◆カブレラ選手…全て高めのストレート。変化球が甘くなるのを恐れたか。
        一週間前なら付いていけないだろうが、今のカブレラ選手なら無問題。
        このホームランで完全復調をアピールだ。


3回裏
鉄平選手、追い込むも決められずにフルカウントから四球。
鉄平選手が高須選手の所で2塁盗塁成功。

高須選手、ストレートの四球。ノーアウト1・2塁。
礒部選手、内角ストレート後、外角138ストレートでショートゴロ併殺。2アウト3塁。
フェルナンデス選手、ノースリーとするも内角ストレートで立て直して、
内角低めカーブでキャッチャーファールフライ。

◆細川選手…一昨日の涌井投手のリードでノムさんに褒められる。マジか?
◆松永投手…礒部選手の内角ストレートでようやく吹っ切れたか。
      腕が振れて良いストレートが行くようになった。良いきっかけになりそう。


4回表
リーファー選手、内角スライダーにサードファールフライ。
GG佐藤選手、外角スライダー捉えてライトフェンス直撃の2ベースヒット!
GG佐藤選手が細川選手の初球にスタート、3塁盗塁成功!
細川選手、スライダー捉えてレフト後方の犠牲フライ、1点追加!

石井義人選手、外角低めフォークに空振り三振。
◆GG佐藤選手…右方向への打撃といい、3盗成功といい、ナイスプレーの連続。
        今年の打撃は本物っすね〜


4回裏
リック選手、内角133キロストレートでセンターフライ。
山崎選手、カウント2−1から外角低めストレートがボールになった後、
逆球の外角高めストレート打たれてライトスタンドへのソロホームラン。
牧田選手、カウント1−3からの外角ストレートを捉えられ、
レフトスタンドへのプロ初ホームランを被弾…

ここでライオンズは投手交代、大沼投手が登板。
嶋選手、ストレートで左中間へのセンターフライ。
塩川選手、ストレートの四球。
塩川選手が鉄平選手の所で2塁盗塁成功。
2アウト2塁。
鉄平選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
高須選手、ストレートの四球。2アウト満塁。
礒部選手、内角フォークで見逃し三振!
◆松永投手…立ち直るかと思ったが…一発で沈む。
      しかし狭いなぁ…ゾーンが。立ち上がりの荒れ球がマイナスイメージだったか。
◆大沼投手…もうどうなることかと… 助かった、マジ助かった。
◆スピードガン…大沼投手が151キロ計測とかマジか? やや速め?


5回表
福地選手、内角スライダーにファーストゴロ。
片岡選手、四球で出塁。
中島選手、外角142キロストレートを打ち上げてしまってライト後方のフライ。2アウト1塁。
片岡選手がカブレラ選手の初球に2塁盗塁成功!
カブレラ選手、四球で出塁。2アウト1・2塁。
和田選手、甘く入った高め145キロストレートを打ち損じてショートゴロ。
◆和田選手…絶好球だったのにビックリしたような打ち方。もっとドッシリいかんかい!

5回裏
フェルナンデス選手、低めスライダーでショートゴロ。
リック選手、低めストレート捉えられて3塁線抜かれる2ベースヒット。
山崎選手、カウント2−2からワンバウンドフォークのハーフスイング判定はノースイング、
その後の低めストレート打たれて左中間抜かれるタイムリー2ベース。

牧田選手、初球高めスライダー打たれてセンター左へのタイムリー2ベース。
嶋選手、甘いスライダーが行くもレフトフライ。2アウト2塁。
塩川選手、カウントノースリーとするも立て直して外角ストレートで空振り三振!
◆大沼投手…これでは…ロング可能なリリーフが必要だなぁ。

6回表
リーファー選手、2ストライクからハーフスイング判定はノースイング、
その後、低めフォークのハーフスイング判定同じだけどスイングで空振り三振。
GG佐藤選手、スライダー打つもショート左のゴロ。
細川選手、外角スライダーにショートゴロ。
◆田中投手…これまでの2試合と比べると、ストレートの走り・制球ともに安定。
      とはいえ、打てない球ではないと思うのだが。何となく抑えられてる感じ。
      合ってる打者と合ってない打者の落差が激しい。
      次の回の上位打線への繋がりに期待。


6回裏 この回から星野投手が登板。
鉄平選手、高めストレート打たれてレフト前ヒット。
高須選手、ピッチャー前の送りバント、星野投手は思い切って2塁送球アウト、
1塁へも転送されて併殺に! 星野投手のナイスフィールディング!

礒部選手、外角スライダーで詰まらせるもセンター前ヒット。
フェルナンデス選手、フルカウントからの内角スライダーで空振り三振!

7回表
石井義人選手、外角可変ストライクゾーンのスライダーに見逃し三振。
福地選手、内角低めスライダーにセカンドゴロ。
片岡選手、高めストレートを捉えてセンター前ヒット!
片岡選手が中島選手の所で2塁盗塁成功!
 2アウト2塁。
中島選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
カブレラ選手、カウント1−3から外角際どいストレート外れて四球、2アウト満塁。
和田選手、初球・4球目スライダーを見逃し、内角低め147ストレートに見逃し三振。
◆和田選手…初球・4球目のスライダーはいずれも失投。
      1打席に2球の失投を見逃すなんて…頭痛い…
◆田中投手…左打者が全く合わず。低めのスライダーと高めのストレートに合わない。
      スライダーが縦に落ちるせいか、右打者は簡単に見送れている。
      左打者よりも右打者の方が良い?


7回裏 この回から長田投手が登板。
リック選手、初球外角低めスライダーでキャッチャーゴロ。
山崎選手、スライダーでキャッチャーフライ。
牧田選手、フルカウントからの外角低め143キロストレートで見逃し三振!
◆長田投手…外角低めのストレートの制球は見事。ナイスピッチ!

8回表 この回から松本輝投手が登板。
リーファー選手、内角一杯ストレートに見逃し三振。
GG佐藤選手、フルカウントから選んで四球。
細川選手、送りバントを試みるもキャッチャーゴロ併殺に。
◆リーファー選手…OP戦のように内角の球を捉えられていない。
         膝元、外に逃げる変化球となかなか。せめて内角はこなせないと。


8回裏
嶋選手、内角ストレート打たれてセンター前ヒット。
塩川選手、送りバント成功、1アウト2塁。
ここでライオンズは投手交代、三井投手が登板。
代打の鷹野選手、初球内角ストレートで詰まらせるもライト前ヒット。1アウト1・3塁。
高須選手、スライダーで追い込み、高めストレートで空振り三振! 2アウト1・3塁。
礒部選手、外角低めスライダー打たれて一二塁間抜かれるタイムリーヒット。
フェルナンデス選手、フルカウントからの内角低め宗男ボールで空振り三振!

9回表 この回から福盛投手が登板。
石井義人選手、外角ストレート打ってショート強襲ヒット!
福地選手、送りバント試みるもピッチャー前で2塁フォースアウト。
片岡選手、カウント2−2からの外角フォークにショートゴロ、
2塁アウト、1塁微妙もアウト。
試合終了、4−5でライオンズが敗戦…
◆この回…疑問な点が2つ。
     石井義人選手が出塁した時点で代走・佐藤友亮選手と思ったけれど…
     福地選手のバントが悪かったのは勿論だけれども、
     石井義人選手のスタートが悪かったのも確か。
     今日の試合こそ代走を送る場面だったのでは?
     片岡選手のカウント2−2からランナースタートさせなかったのも謎。
     ストレートで三振するのは考えづらいし、フォークなら盗塁決まると思ったが。
     中島・カブレラ選手に賭けようという姿勢が裏目に出た感じか。
     同点ならば思い切って動けるが、負けてると制約多くて厳しいっすねぇ。
     つくづく送りバント失敗が痛い。



打線は3回表・4回表と素晴らしい攻撃を見せたものの、
その後は5番和田選手が完全なブレーキとなって、あと一本が出ず。
これまでの試合のように盗塁を絡めて得点するという卒のない攻撃を見せていただけに、
試合後半の拙攻は痛かったというしかないですね。
送りバント併殺に、送りバント失敗、最後の併殺… ライオンズらしくなかったです。
まぁ、それもこれも試合中盤での守りのリズムの悪さが原因しているわけですけど…
それでも7回と9回のチャンスはもっと上手く攻撃できていたと思うんですがねぇ…んー…

7回の和田選手の打席は勿体無いの一言。
最初の打席での内角高めストレートの残像があったせいかもしれませんが、
甘いスライダーを2球見逃すなんて通常では考えられないことです。
1球目も4球目もいずれも完全な失投、ホームランボールです。
それを手出さずに見送りですからね。
1打席に1球あるかないかの失投を2球も見逃していては打てません。
思わず「何で見逃すの!」と叫んでしまったほど。
片岡・中島・カブレラ選手の3人が田中投手に合っていただけに、
和田選手のブレーキは響きました。

9回の攻撃はもう少し上手く攻められたんじゃないかと。
自分の考えは上述の通り。
8回表に細川選手の送りバント併殺でチェンジとなり、
8回裏にアウトを見込んでいた嶋選手にヒットを打たれて失点するなど、
流れが完全に楽天側に傾いていた状況でしたから、きっちりとした攻撃をして欲しかったです。
昨日は代走を出したのに、今日はここ一番で代走を出さず。
石井義人選手は足自体は遅くありませんが、どうしても走塁の判断が…
ランナーが佐藤友亮選手ならば福地選手のバントも変わっていたかもしれません。
また間一髪のタイミングで悪送球を誘えていたかもしれません。
ちょっと最善を尽くしたとは言いがたい最終回の攻撃だったと思います。こちらも勿体無い。

最後に楽天先発の田中投手に関してですが、
これまでの2試合を全て見たというわけではありませんが、
ストレートの勢い、全体的なコントロール等は今日の試合が一番良かったように思います。
高卒ルーキーとしては、間違いなく高い素質を持った投手だと言えますね。
ただストレートは球速表示ほど速く感じず、球威もそれほどないようにも思えます。
武器であるスライダーも思ったほど良くありませんでした。
今日のスライダーが悪かっただけなのかもしれませんが、
あれぐらいならばプロの打者は十分見切るでしょう。
カーブや他の変化球も縦に変化するものばかり。やや投球が単調になりがちに思えます。
今日の和田選手への打席のように、内角のストレートが生きてくれば、
それなりのピッチングはできそうですが、
今日のスライダーの切れでは甘く入った球を捉えられてしまいそうです。
現時点ではやっぱり力不足のように思えます。
ストレートの勢い、変化球の細かいコントロールがよくなってこないことには、
先発として二桁勝てるような投手にはなれないでしょう。
現時点でも抑えとしてなら、ある程度やりそうな気はしますが。
今の一場投手のようにならないことを祈るばかりです。
つーか、次の対戦時にはしっかりと攻略しないと。評論できるほど攻略してないし(苦笑)



明日はルーキー岸投手の先発です。
今や先発陣の軸になりつつある存在ですから、明日の投球も楽しみです。
好調のマリーンズとの対戦でも良いピッチングを見せてくれることでしょう。

問題は打線。前回完璧に抑えられた成瀬投手が相手です(^^;
とはいえ、この前やられた時と打線の調子は異なりますからね。
1・2番の機動力に、復活したカブレラ選手の長打力、
復調してきた選手の活躍で成瀬投手を攻略してもらいたいです!
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




4月11日 西武ライオンズ 9−2 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)グラマン(7回2/3)−岩崎(1/3)−三井(1回)
(楽)牧野(4回)−松崎(2回)−永井(1回)−有銘(2回)
(本)GG佐藤4号ソロ
西武
楽天

3・4・5番が7安打5打点と大暴れ! 理想的な試合展開でグラマン今季初勝利!
今日は実に理想的な試合展開でしたね。
立ち上がりのグラマン投手は制球が安定せずに1点を与えてしまいましたが、
すぐにGG佐藤選手の豪快なホームランで同点に。
3・4回は相手のミスからチャンスを作り、1・2番の盗塁や機動力を絡めてチャンスを広げ、
中島・カブレラ・和田選手の中軸打者のタイムリーヒットで得点するという、
非常にリズムの良い攻撃を見せました。

2回以降はグラマン投手もリズムを取り戻し、打たせて取るピッチング、
バックもそれに応えてナイスプレーで援護。
8回に味方のミスや疲れから1点を失ってしまったものの、2番手岩崎投手がピンチを凌ぎ、
9回にはGG佐藤選手のタイムリー、中村剛也選手のタイムリーで駄目押し、
最後は登板間隔が空いていた三井投手がきっちり締めてゲームセット。
3回以降は完璧なライオンズペースで、危なげのない試合展開でした。

6連勝の期間は全て先発投手に白星が付いていて、1試合の失点も3点以内。
松坂投手が抜けて不安視されていた投手陣が安定しているのが大きいです。
それに加え、打線もホームラン数こそ少ないものの、打線の繋がりはお見事。
2番の片岡選手の打撃は本調子ではないものの、
1番福地選手とともに機動力で相手チームをかき回し、
調子の上がってきた3・4・5番で得点するという本来の形ができています。
また、6番には長打力のあるリーファー選手がいて、
7番GG佐藤選手は長打力に加え、下位打線の1番打者として出塁し、
8番細川選手がランナーを進め、9番石井義人選手らが上位打線へと繋げる。
今の打線は全く切れ目がありません。
2番片岡選手と8番細川選手の打率がよくありませんが、
1番福地選手と7番GG佐藤選手がよく出塁しているので、最悪でもランナーを進めればよく、
それほど大きな穴とはなっていません。
非常に繋がりのある打線になってますね。
今日はライオンズの強さを感じる試合展開でした。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)石井義人

1回表 楽天先発:牧野投手
福地選手、内角高めフォークを捉えて一二塁間抜くヒット!
片岡選手、送りバント成功、1アウト2塁。
中島選手、低めフォークに空振り三振。2アウト2塁。
カブレラ選手、初球高めスライダーにサードゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:グラマン投手
鉄平選手、四球。
高須選手、ピッチャー右へのプッシュ性の送りバント、
ファーストのカブレラ選手がカバーして1塁はアウト。
1アウト2塁。
礒部選手、フルカウントから高めストレートが甘く入り、
センター前タイムリーヒット、
打者走者が2塁を狙うもこれはタッチアウト。
フェルナンデス選手、外角高めチェンジアップ打たれてライト前ヒット。
山崎武司選手、フルカウントから外角高め143キロストレートで空振り三振!

2回表
和田選手、低めフォーク打つも三遊間のショートゴロ。
リーファー選手、内角フォークにファーストゴロ。
GG佐藤選手、高めストレートを完璧に捉えてレフト中段へのソロホームラン!
細川選手、外角高めストレートに空振り三振。

2回裏
リック選手、内角高め143キロストレートでレフトフライ。
藤井選手、高めカーブでショートゴロ。
牧田選手、外角143キロストレートでセカンドゴロ。

3回表
石井義人選手、低めスライダー打つもセンターフライ。
福地選手、外角低めフォーク当てただけの三遊間のゴロ、
サードのフェルナンデス選手がカットするも落球するエラー。
福地選手が片岡選手の所で2塁盗塁成功! 1アウト2塁。
片岡選手、ファールで粘ってフルカウントから四球。1アウト1・2塁。
中島選手、外角高めストレートを捉えてライト前ヒット! 1アウト満塁。
カブレラ選手、外角フォーク打って三遊間抜く2点タイムリーヒット! 1アウト1・2塁。
和田選手、外角低めスライダーを叩いてサードの頭抜くレフト前タイムリーヒット!
1塁ランナーのカブレラ選手が3塁を狙うもこれはタッチアウト。
このプレーの間に打者走者の和田選手は2塁へ。2アウト2塁。
リーファー選手、内角ストレートに詰まるもサード内安打に! 2アウト1・3塁。
GG佐藤選手、外角低めスライダーにハーフスイング空振り三振。
◆この回…1・2番が機動力を絡めてチャンスを作り、
     クリーンアップで得点する理想的な展開。
     福地選手の足に対する警戒心が牧野投手の制球力を乱した。
◆カブレラ選手…自分から来日1年目の練習を志願したとのこと。
        ようやくやる気になったか? 完全復調に期待。


3回裏
塩川選手、内角一杯の144キロストレートで見逃し三振!
鉄平選手、外角低め143キロストレートで左中間へのレフトフライ。
高須選手、外角144キロストレートを捉えられるもライト正面のライナー。
なんだけれども、GG佐藤選手は腕を一杯に伸ばしてのキャッチ。危ない(^^;
◆グラマン投手…上体を上手く傾けるフォームでボールに角度がある。
        ストレートとカーブがいい感じ。良いピッチ。
        意外とチェンジアップが少ない。これが良くなってくれば。


4回表
細川選手、外角低めスライダーにショートゴロも塩川選手が弾くエラー。
石井義人選手、カウント2−1からランエンドヒット、
内角ストレートを捉えるもファースト正面のゴロ、ランナー2塁へ。1アウト2塁。
福地選手、ファールで粘って内角低めフォークを打つライト右手前の打球、
ライトの礒部選手が突っ込むも一歩及ばずのヒット!
 1アウト1・3塁。
福地選手が片岡選手の所で2塁盗塁成功! 1アウト2・3塁。
片岡選手、外角スライダーに前進守備セカンドゴロ、
3塁ランナーの細川選手が本塁突入もタッチアウト。2アウト1・3塁。
片岡選手が福地選手の所で2塁盗塁成功! 2アウト2・3塁。
中島選手、外角低めスライダーに崩されながらも捉えて三遊間抜く2点タイムリーヒット!
カブレラ選手、初球外角高めスライダー打ってレフト前ヒット!
 2アウト1・2塁。
和田選手、フルカウントからの外角高めストレートに空振り三振。
◆この回…良い打線の繋がり。相手エラーからランエンドヒットでランナーを進め、
     福地・片岡選手の機動力を絡め、2アウトから中島選手がタイムリー。
     効率のいい攻撃をしている。
◆中島選手…ここまでホームラン0だが、右方向へのライナーが多く、良い打撃。
      全般的にかなりマークが厳しい。
      前後の打者の調子があまり良くなかっただけに、ここまで失投も少なめ。
      それでもコンスタントに3割近い打率を残せているのは、打撃の上手さ。


4回裏
礒部選手、内角高めストレートを合わせられてレフト前ヒット。
フェルナンデス選手、ストレートの四球。
ノーアウト1・2塁。
山崎選手、内角高め144キロストレートで空振り三振! 1アウト1・2塁。
リック選手、外角高めストレートでショート右のゴロ、2塁ベースを踏み、
1塁へワンバウンド送球、ややカブレラ選手の足が離れるのが早かったようで1塁セーフ。
藤井選手、低めチェンジアップでセンターフライ。
◆グラマン投手…チェンジアップ・カーブがワンバウンドするケース多し。
        その分だけストレートが良く、低めにズバズバ決まってイーブンか。


5回表 この回から松崎投手が登板。
リーファー選手、外角低めスライダー打つもセカンドゴロ。
GG佐藤選手、外角シュートにサードゴロ、1塁全力疾走も惜しくもアウト。
細川選手、内角低めストレートにショートゴロ。

5回裏
牧田選手、外角高めストレートでライトフライ。
塩川選手、初球低めスライダーでセカンドゴロ。
鉄平選手、内角ストレート捉えられるも、ピッチャー返しの打球をグラブに当てて、
転がった打球をショート中島選手が処理してアウト!


6回表
石井義人選手、内角低めストレートにピッチャーゴロ。
福地選手、内角高めストレートにショートゴロ。
片岡選手、甘いスライダーを捉えるもレフトフェンス手前のフライ。

6回裏
高須選手、内角スライダーでサードゴロ。
礒部選手、外角低め144キロストレートでレフトフライ。
フェルナンデス選手、初球高め144キロストレートでセカンドフライ。

7回表 この回から永井投手が登板。
中島選手、高めストレート捉えるもショート正面のゴロ。
カブレラ選手、外角カーブを捉えてショート右抜くセンター前ヒット!
和田選手、甘いスライダーを捉えるもレフトポール際へのファール、
その後の外角高めストレートにセカンドゴロ併殺。

◆永井投手…今日は膝元に変化球が決まらず、ベルト付近の失投も多し。
      和田選手のファールはホームランにしないといけないボール。ミスショット。


7回裏
代打の鷹野選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップで空振り三振!
リック選手、初球外角スライダー捉えられるもセンターフェンス際の打球を
福地選手がよく追いついてアウト! フェンスに軽くぶつかるも落とさず。ナイスプレー!

藤井選手、フルカウントからの低めカットボールでショートゴロ。

8回表 この回から有銘投手が登板。
リーファー選手、外角低めストレート捉えてレフト線への2ベースヒット!
代走の佐藤友亮選手を起用。
GG佐藤選手、高めストレートボール球を右に打つライト前ヒット! ノーアウト1・3塁。
細川選手、左脛付近に当たる死球。ノーアウト満塁。
代打の平尾選手、外角低めスライダーに空振り三振。1アウト満塁。
福地選手、高めストレートに空振り三振。
片岡選手、外角低めスライダーを打ち上げてしまってファーストファールフライ。
◆この回…この攻撃はいけない。有銘投手の状態も悪かったし。
     代走に佐藤友亮選手を起用したことで、福地選手を代えられなくなった。
     ノーアウトの状態で代打・平尾選手は分かるものの、
     1アウトからなら江藤・中村剛也選手を使うところだが…
     なんかよく見ると、代走要因が少ないなぁ… 二遊間の野手も。
     好調とはいえ、赤田選手の1軍復帰はやはり必要に感じる。


8回裏 この回からサードに中村剛也選手。
代打の森谷選手、低めストレートでサードゴロ。
塩川選手、ファーストファールフライ。
鉄平選手、内角低めストレートでバットを折るもレフト前ヒット。
高須選手、外角チェンジアップで三遊間へのゴロ、
サード中村選手がカットするも1回転するもリズムが悪く悪送球、
2アウト1・3塁。
礒部選手、ファールで粘られてフルカウントからの内角チェンジアップ打たれて、
一二塁間抜かれるタイムリーヒット。
2アウト1・2塁。
ここでライオンズは投手交代、岩崎投手が登板。
フェルナンデス選手、外角低めスライダーでショートゴロ。
◆岩崎投手…ここで打たれてしまうと一気にバタバタする場面だったが…
      よくフェルナンデス選手を抑えた。
      3球とも外角低め一杯のスライダー。制球力抜群!


9回表
中島選手、内角スライダーに詰まってセカンドゴロ。
カブレラ選手、フルカウントから選んで四球。
和田選手、外角低めストレートにボテボテのサードゴロ、
これがセーフティバント気味になってサード内安打に!
 1アウト1・2塁。
佐藤友亮選手、外角ストレートに高いバウンドのサードゴロ。2アウト2・3塁。
GG佐藤選手、低めスライダー捉えてライト線への2点タイムリー3ベース!
細川選手、右脛付近に当たる死球。代走の大島選手を起用。
中村剛也選手、外角低めスライダーを上手く拾って三遊間抜くタイムリーヒット!
福地選手、初球外角ストレート打ってショートゴロ。
◆この回…前の回に得点できずに失点していだけに、この回の得点は大きい。
     GG佐藤選手、ナイスバッティング!
     中村剛也選手も2試合連続でアピールできたのが大きい。安定感をアピール。


9回裏 この回は三井投手が登板。キャッチャーに野田選手。
鷹野選手、外角シュートで見逃し三振!
リック選手、内角142キロストレートでピッチャーゴロ。
藤井選手、低めシュートでセカンドゴロ。
試合終了、9−2でライオンズが勝利!
◆三井投手…リック選手へのストレートは良かった。
      今日はシュートを試すなど得意のスライダーは少なめ。
      状態は開幕時よりも上がっているようなので一安心。



先発のグラマン投手は立ち上がりのコントロールが甘かったのですが、
2回以降は立ち直っていき、角度のあるストレートを低めに決め、
打たせて取るテンポのいいピッチングを見せてくれました。
前半は得意のチェンジアップが高めに浮くなど、決まってなかったんですが、
試合中盤辺りから低めに決まるようになり、安定感が増していきました。
他にもカーブ・スライダー・カットボールといった変化球を駆使し、
ランナーを出しても低めにボールを集める丁寧な投球内容、危なげがなかったです。
課題としては、簡単に四球を出さないことでしょう。
初回の鉄平選手への四球、4回のフェルナンデス選手へのストレートの四球、
こういう四球はいけません。
グラマン投手の場合は余計な四球が多いだけに、その点だけ気をつけてもらいたいです。
チェンジアップが低めに決まれば、ボール自体に問題はないので大丈夫。
なかなか低めに決まらない時は、
今日のようにストレートを低めに集めればそれなりに抑えられます。
グラマン投手にとっては手ごたえを感じる1勝だったのではないでしょうか。
昨年と比べても想像以上に成長しています。
次回以降の登板にも期待が集まりますね。

2番手の岩崎投手はピンチでナイスリリーフ。
投じた3球は全て外角低め一杯のスライダー。
上手く引っ掛けさせてショートゴロに打ち取りました。
もしここでホームランでも出ていれば、試合展開は全く分からなくなっていただけに、
岩崎投手がフェルナンデス選手を抑えたのは大きかったです。
セットからの投球ではサイドトルネードの変則投法ではなくなりますが、
制球が安定しているので、大きな問題とはなっていない印象です。
これからもこういったランナーを出したケースでのワンポイントリリーフは増えてくるはず。
今日のように安定した制球力で打者を打ち取って欲しいです。

3番手の三井投手は久々の登板ながらもナイスリリーフ。
リック選手を打ち取った内角142キロのストレートはボールの角度・球威ともに満点。
三井投手らしい力強いストレートが戻ってきたように思いました。
今日は右打者との対戦が多く、点差もあったことでシュートを試すことが多かったです。
まだスライダーが低めに決まるかどうか見ないといけませんが、
開幕時に比べて状態は上がってきている模様、僅差の試合でも任せられそうです。


打線はみんな頑張りましたが、1番福地選手の活躍が光っています。
3回・4回ともにランナーに出ると盗塁を決めるなど、相手バッテリーを揺さぶり、
盗塁を決めた後も牽制を多く放らせるなど、投手の気を上手く逸らしていました。
福地選手の足への警戒感が、後の打者への好結果を呼び込んだように思います。
やはり足が使えるというのは大きいです。
2番片岡選手は打撃の方は相変わらずで打率も.203と低迷してますが、
出塁した時に盗塁を仕掛けられる足と確実なバント・守備があるからこそ、
開幕からのフルイニング出場が続いています。
機動力を使えるというのは何にも増して大きな武器ですね。

復調気配なのは4番カブレラ選手
今日は攻守に体の動きがよく、打撃では4打数3安打2打点と活躍し、
アウトになったものの積極的に3塁を狙う走塁、
守備でも動きよく打球を処理するなど、これまで感じられなかった体のキレが出てきました。
ようやくファンの知るカブレラ選手が帰ってきたなという感じですね。
そろそろホームランも出てくるはず。明日以降のバッティングに注目です。

好調な打線を支えている一人が7番GG佐藤選手
今日は豪快なホームランを含む5打数3安打3打点と大活躍。
まだ打ち取られた打席の内容を見ると、まだまだかなと感じる面もあるのですが、
昨年調子を落としていった時のような強引さは全くありません。
そこが好結果に繋がっている理由でしょう。
8回の右打ちを意識したライト前ヒット、9回の上手くライト線へ運んだタイムリー3ベース、
こういった上手い打撃は昨年の好調時でもなかなか見れませんでした。
勢いやパワーだけでない上手さが出てきましたよね。
今後の成長が楽しみな選手です。
…ってな、ことを書く日が来るとは正直思いもしませんでしたわ(苦笑) その成長ぶりにビックリ。

個人的に嬉しかったのは9回の中村剛也選手のタイムリーヒット。
中村選手の悪い所は調子が持続しないこと、成績が一定しないことです。
守備固めで入り、本来は打席が回ってこなかった所が、
GG佐藤選手らのバッティングによって打席へ。
失点に繋がったエラーをしていたこともあり、どんな打撃をするか注目していましたが、
外角低めの変化球を上手くバットに乗せるタイムリーヒット、
この打撃ができればコンスタントに結果は残ってくるでしょう。
元々低めには強いバッター、持ち味の打撃でアピールし、レギュラーを奪還してもらいたいです。



明日は松永投手が先発です。
前回決め球として使ったチェンジアップ・フォークがどれぐらいの威力なのかが楽しみ。
スローカーブとの緩急・横変化に加え、縦変化が生きてくれば、
松永投手の投球はさらに幅が増してくることでしょう。
新しい松永投手のピッチングに期待したいです。

一方の楽天先発はルーキー田中投手。
やはりポイントはスライダーの見極めでしょう。
ボール球のスライダーに手を出して田中投手を助けないこと。
ストレートやその他の球はまだ力不足、ストライクゾーンに来れば捉えられるはずです。
田中投手の将来を考えれば、小手先で投球をしていくよりも、
走り込みによって下半身をしっかり作り、ボールの力を見に付ける方がいいでしょう。
プロの厳しさを教えるような試合展開にしてもらいたいですね。
とはいえ、油断は禁物。
一にも二にもボール球のスライダーに手を出さず、失投を完璧に捉えて欲しいです。
今の打線ならば、十分攻略できるはずです。

明日もガンバレ、ライオンズ!!




4月10日 西武ライオンズ 4−1 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)涌井(9回)
(楽)有銘(2回1/3)−山村(2回2/3)
 −永井(3回)−小倉(1回)
(本)中村剛也1号2ラン
西武
楽天

中村の1号2ランで先制! 涌井が安定感ある投球で5安打8奪三振の完投勝利!
それにしても涌井投手のピッチングは… 楽しすぎじゃないかと(^^;
序盤の球数が多く、わりと苦労してはいるんですが、
全力投球をした割合を見てみると、2回と3回のピンチぐらい。
あとは全部ほどほど、余裕を持ったピッチングです。
球数は130球でしたが、それほど疲れてはいないでしょう。
ホント若さのないピッチングです(^^;
映像がオリ吉井投手に代わってても別に驚きはしないかも(爆)
ただ手抜きではないことは確か。
投球フォームの乱れはありませんし、立ち姿が終盤でもしっかりしているのはさすが。
まさに余力を残したピッチングといった感じですね。
ここ数年の松坂投手のピッチングに近い形です。
3年目でそこまでの投球術を会得してしまうとは… 早過ぎるんじゃないかと思うほど。
それぐらい投球の安定感が抜けています。

状態から言えば、今日もそんなに良くはなかったと思います。
前回までの涌井投手を支えていたカミソリシュートは、
映像で見ていてもシュートと言われないと分からないぐらいの変化、
シュートの威力は正直言ってなかったように思います。
持ち前の内角のストレートのコントロールも良くなかったですし、
今日の主審は内角は辛め、外角は甘め、高低は辛めという感じで、
立ち上がりは仕留め切れずにフルカウンとまで行くことが多かったです。
それでも立ち上がりのピンチをフォークボールで凌ぎ、
3回はやや内角のストレートを狙ったものが甘くなって1点を失ったものの、
4回からは外角のストレート・スライダー・カーブを中心に攻め、
テンポの良いピッチングを見せ始めました。
中盤以降はストレートのコントロールも戻り、外角低めにキッチリ決まってました。
(それをボールと言われるケースも多々ありましたが、同じ所を淡々と投げ続ける(^^;)

涌井投手の良さを言い表すなら、「投球が多彩なこと」でしょう。
これといった勝負球はありませんし、これといった投球のパターンもありません。
内角をシュートで攻めたと思ったら、伸びのあるストレートで押す投球、
今日の試合では外角低めにストレート・スライダー・カーブを集める投球と、
内外角のコース・ストレートによる高低とストライクゾーンを限りなく広く使ってます。
緩急としても110キロ台のカーブで簡単にストライクを取りますし、
非常にピッチングの幅があります。
変化球もスライダー・カーブ・シュートを中心に、
フォークボール、チェンジアップ(シンカー・パーム)、カットボールと多彩。
これまでは横の変化球が中心でしたが、今日の投球でフォークの目処が立ち、
変化球のバリエーションも増えました。
一つ一つのボールの完成度はまだまだでしょうが、
全ての変化球でカウントを取ることができ、決め球にもできる投球の多彩さは見事です。
今日の試合に関して言えば、前の2試合の内角シュートの印象を利用し、
外のストライクゾーンが広いこともあって、イメージを逆手に取った外角攻め、
若いながらも投球の組み立てが色々とある所が涌井投手の安定感の秘密でしょう。

まぁ、でも個人的にはこの程度で終わるような投手ではありませんから、
一つ一つのボールはまだまだ伸びてきてくれませんと。
今年は球速よりも制球とスタミナを課題にしているので難しいでしょうが、
来年はにストレートが150前後(153キロぐらいまで)、
そしてスライダー・カーブ・フォーク・シュートの完成、
チェンジアップ・カットボールの精度向上と、もう1ランク上を目指して欲しいです。
あまり楽ばかりして小さくまとまって欲しくないというのが本音ですね。
まだまだ上を目指していって欲しいです。
…とはいえ、現状の投球術を駆使した安定感は、
松坂投手がいなくなったチームにとって非常に心強いです。
技のエースが誕生したという感じですね。あとは力を蓄えていってくださいな♪

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)佐藤友亮、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)江藤、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)中村剛也

1回表 楽天先発:有銘投手
佐藤友亮選手、内角高めストレートにショートゴロ。
片岡選手、低めフォークにセンターフライ。
中島選手、外角低めフォーク打ってセカンド左抜くセンター前ヒット!
カブレラ選手、外角高めストレートに空振り三振。

1回裏 ライオンズ先発:涌井投手
鉄平選手、フルカウントから内角低めストレートが微妙に外れて四球。
高須選手、送りバント成功、1アウト2塁。
礒部選手、外角スライダーでショートゴロ、2アウト2塁。
フェルナンデス選手、フルカウントからの外角フォークでショートゴロ。

2回表
1アウトから江藤選手が四球で出塁するも、
GG佐藤選手が良い当たりのショートゴロで併殺チェンジ。

2回裏
山崎武司選手、フルカウントからの高めスライダー打たれてレフト前ヒット。
ウィット選手、外角低めフォークで空振り三振!
リック選手、内角高めスライダー打たれて三遊間抜かれるヒット。1アウト1・2塁。
草野選手、低めフォークでショートゴロ、2塁アウトのみ。2アウト1・3塁。
嶋選手、外角高め140キロストレートでセカンドゴロ。

3回表
細川選手、内角スライダーに詰まりながらレフト前に落ちるヒット!
中村剛也選手、初球高めスライダー捉えてライナーでレフトへ運ぶ2ランホームラン!

佐藤友亮選手、内角ストレートにサードゴロ。
片岡選手、外角高めシュート打って一二塁間抜くヒット!
片岡選手が中島選手の所で、2塁盗塁成功!
 1アウト2塁。
中島選手、低めストレート捉えて右中間突破のタイムリー2ベース!
ここで楽天は投手交代、山村投手が登板。
カブレラ選手、四球。1アウト1・2塁。
和田選手、外角高めスライダーにセンターフライ。2アウト1・3塁。
江藤選手、高めストレートにレフトフライ。
◆今日の試合…雨が激しくなっているので、早く試合を成立させたい所。
       それにしても中村剛也選手はナイスバッティング。
       ようやくの一発。おかわり頼みます。


3回裏
鉄平選手、内角ストレートでサードフライ。
高須選手、低め139キロストレートで見逃し三振!
礒部選手、低めストレート打たれてレフトライナー性の打球、
和田選手がスライディングキャッチで勝負しに行くも逸らしてしまい、3ベースヒット。
フェルナンデス選手、高めストレート打たれてレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース。

山崎選手、低めフォークで空振り三振!
◆この回…アウトカウントを考えれば、そんな勝負しなくてもと思うが、
     そこが和田選手の積極的な守備か。いつもは助けてくれるし、しゃーない。
◆涌井投手…調子はそれほどよくなさそう。
      シュートの曲がりが悪いらしい。やや内角の球も甘くなりがち。
      スライダー・カーブでの緩急、フォークの縦変化でかわす。
      しかしストライクゾーンが狭いなぁ…


4回表
GG佐藤選手、外角高めスライダー打って三遊間深くへの内安打!
細川選手、送りバント初球ファール、
2球目バスターで叩きつけて前進守備サードへのゴロ、1アウト2塁。
中村剛也選手、ファールで粘るも外角低めスライダーに空振り三振。
代打の大島選手、内角高めフォークを捉えてファースト左抜くタイムリーヒット!
片岡選手、初球低めフォークにショートフライ。
◆大島選手…代打成功率が.750だとか(^^; 勝負強い。
      スイングスピードの速さを感じる。
      打席で立った姿も様になっている感じ。自分のスイングができている。

4回裏 代打の大島選手はそのままセンターへ。
ウィット選手、142キロストレートで見逃し三振!
リック選手、外角低め144キロストレートで空振り三振!
草野選手、逆球の外角高め144キロストレートで空振り三振!

◆涌井投手…リック選手への外角低めストレートは良かった。コースともに抜群。
      逆球や真ん中付近に来たりと、良いとは思わないが、
      緩急が効いていて、悪いなりに試合をまとめられている。
◆試合…雨は小降りに。無事に試合はできそう。


5回表
中島選手、内角を意識させられて、外角スライダーに空振り三振。
カブレラ選手、外角低めスライダー打ってショート右抜くヒット!
和田選手、外角低めスライダーにショートゴロ併殺。
◆山村投手…そんなにスライダーのキレが良いとは思わないけれど、
      丁寧にコースは突いている感じ。外もよく取ってるし。
      内のシュートを意識させられてる分、踏み込めないのか。


5回裏
嶋選手、外角高めスライダーで三遊間のゴロ、
サード中村選手がカットして1塁送球アウト!

鉄平選手、フルカウントからの低め139キロストレートでショートゴロ。
高須選手、初球低め139キロストレートでショート右へのゴロ。
◆中島選手…時々、危うい送球があるものの、守備は堅実になってきた感じ。
      処理できる範囲は確実にこなせるようになった。


6回表 この回から永井投手が登板。
江藤選手、外角スライダーに空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めフォークにセカンドゴロ。
細川選手、外角低めスライダーにハーフスイング空振り三振。
◆永井投手…ストレートは130後半で威力はないが、
      スライダー・カーブ・フォークが良い高さに来ている。
      変化球の低めの制球力が良ければ苦労しそう。
      甘くなった所を確実に捉えたい。速さはないので変化球狙いが基本か。


6回裏
礒部選手、逆球外角140キロストレートでサードゴロ。
フェルナンデス選手、外角低めスライダーでセンターフライ。
山崎選手、内角低め140キロストレートで見逃し三振!
◆涌井投手…内角の制球力が安定してない感じ。
      それでも逆球で、高さが良くて抑えているように思える。
      球数が多く、この回投げ終わって100球。あと2イニング行けるか。


7回表
中村剛也選手、外角カーブを打ち上げてしまってファーストフライ。
大島選手、低めフォークに空振り三振。
片岡選手、外角高め139キロストレートにセカンドゴロ。
◆永井投手…甘かったのは片岡選手の初球のストレートぐらいかな。
      この回はストレート多め。コーナーに来ている。
      これだけ制球抜群に攻められるとなかなかに厳しい。
      とはいえ、追加点が欲しいので、失投を確実に捉えたい。


7回裏
ウィット選手、初球外角低めチェンジアップでレフトフライ。
リック選手、外角低めスライダーで3塁線のゴロをサード中村選手が処理してアウト!
草野選手、カウント2−1からの外角低めストレートはボール判定、
そのまま同じコースを続けてフルカウントからの外角低めストレートでレフトフライ。
◆審判…右打者の外と左打者の外のストライクゾーンが明らかに違う気が。
    まぁ、色々あるわな。そこが球数が増えている一つの要因。


8回表
中島選手、ファールで粘るも8球目内角高めストレートにセンターフライ。
カブレラ選手、外角低めフォークに空振り三振。
和田選手、フルカウントから選んで四球。
代打の栗山選手、フルカウントからの低めフォークに空振り三振。
◆永井投手…敵ながら良いピッチングしてるなぁ。
      緩い変化球を逆方向に打ち返したい。合わせる方が攻略できそう。


8回裏
代打の河田選手、外角高めストレート打たれるも、
ショート左の打球を中島選手が飛びついて捕ってアウト! ナイスプレー!

鉄平選手、内角低めフォークで空振り三振!
高須選手、外角低め140キロストレートでライトフライ。
◆涌井投手…中盤以降は外角低めのストレート・スライダー・カーブを軸に、
      悠々としたピッチングで全然力入ってない。お前何歳?(笑)
      球数は122球。完投行けるか?


9回表 この回は小倉投手が登板。
GG佐藤選手、外角低めフォークを打つもセンター正面のフライ。
細川選手、高めストレート吊り球に空振り三振。
中村剛也選手、外角低めスライダー捉えるもレフト正面のライナー。

9回裏
礒部選手、外角低めチェンジアップでピッチャー返しの打球、
セカンド片岡選手が回りこんで1塁送球アウト!

フェルナンデス選手、初球内角スライダー打たれてセンター前ヒット。
山崎選手、外角低め一杯のストレートで追い込み、
最後は外角低めスライダーで打たせてショートゴロ併殺。

試合終了、4−1でライオンズが勝利!

打線は久々のスタメン出場となった中村剛也選手の1号2ランで先制。
ようやくホームランが出てくれました(^^;
ずっと待っていたんですけどね〜 長すぎますよ。
あまりにも長すぎたもんだから、スタメン落ちも増え、
ライバルの石井義人選手がバットでアピール、厳しい競争状態にあります。
外角低めの変化球にあっさり三振してしまうことの多い中村選手ですが、
やはりあの長打力は魅力です、チームNO1ですからね。
こういった試合を決める一発を打てる選手なだけに、
コンスタントに結果が残るようにしていって欲しいです。
守備の動きも非常に良いですしね。
中村選手に安定感が出てくるとチームも強くなります。
…まぁ、明日は右の牧野投手が先発なのでベンチスタートでしょうが(^^;
これは開幕直後に結果を残せなかった中村選手の責任ですから、
使われたところで確実に結果を残し、打撃の安定感をアピールしていって欲しいです。

また代打で登場した大島選手が貴重な追加点となるタイムリーヒットを放つなど活躍。
代打成功率が.750。
石井義人選手は代打でなかなか結果が残りませんが、大島選手は常に一発回答。
リーファー選手を除けば、今や左の代打の切り札的存在ですね。
今年は打席での構えが非常に様になってます。余計な力が入らず、凄く綺麗な立ち姿。
バットのヘッドもあまり入りすぎず、ちょうど良いバランスになっているように思います。
今の状態がキープできれば、コンスタントに結果は残ってくるはず。
昨年の高山選手に続き、ようやく1軍に戻ってきてくれたなという感じでしょうかね。
しかし外野手争いは熾烈ですねぇ。まだ赤田選手も高山選手もいないというのに(^^;

打線の課題としては、2番手山村投手と3番手永井投手を打てなかったことでしょう。
山村投手に対しては大島選手のタイムリーで1点を取りましたが、
打ち崩すまでは行かなかった感じです。
中島・カブレラ選手を骨折に追いやったシュートのイメージがあるせいか、
外角の変化球を捉え切れませんでした。
今日は外角が広かったとはいえ、外だけで好投されているようではダメ。
次回登板ではしっかりと打ち崩してもらいたいです。
ルーキーの永井投手はコントロールが良かったですね。
緩いカーブの変化が大きいぐらいで、ストレート・スライダーは並以下。
スピード感もそれほどありませんし、苦にするような投手ではなさそうですが、
変化球が常に低めに決まり、ベルト寄り高く来るような失投はありませんでした。
ストレートが若干甘かった程度ですかね。
今日の投球をされると、そう簡単には打てなさそうです。
低めのボール球に手を出さずに、カウントを取りにきた球を仕留めるといった感じでしょうか。
カーブは岸投手のようなカーブではなく、狙っていっても打てる軌道ですから、
少し高くなった所を大振りせずにミートしていけば打ち崩せると思います。
両投手とも、明日以降の試合での登板機会があるかもしれませんから、
その時には今日の反省を生かして、しっかりと打ち崩してもらいたいですね。



明日はグラマン投手が先発です。
ここまで好投しながらも打線の援護がなく、勝利投手になれず仕舞い。
本当はローテ的に悪くない位置にいると思うんですがね。
前日の先発投手がタイプの違う右の涌井投手で完投する確率が高いのですから。
リリーフ投手も総動員できますし、
それなりの投球をすれば勝ち星がホイホイ転がってくるはずです。
気持ちを切らさずに投げていけば大丈夫。
打線を信じて、最小失点で凌ぐ展開に持っていってもらいたいですね。

問題の打線は今日の試合後半でヒットが出なくなるなど、不安を残してしまいました。
明日の楽天の先発は牧野投手、残念ながらあまり良いイメージはありません(苦笑)
それでも今日休みだった福地・リーファー・石井義人選手ら良い左打者が増えましたし、
昨年のように簡単に抑えられるということはないはず。
厚みの増した左打者の活躍で、先制点を奪い、優位に試合を進めていきたいですね。

明日も勝利を! ガンバレ、ライオンズ!!





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