2007年西武ライオンズ応援日記

4月8日 西武ライオンズ 4−1 オリックスバファローズ

(西)ギッセル(6回)−岩崎(2/3)−星野(1/3)
 −長田(1回)−小野寺(1回)
(オ)デイビー(7回)−岸田(1回)−カーター(1回)
西武
オリックス

終盤に機動力を絡めての逆転勝利! チームは4連勝!
今日の試合は気付いたら勝ってた、そんな試合でしたね。
試合中盤までは完全に負けてました。
先発のギッセル投手は2アウトまでは簡単に取るものの、
そこからヒット・四球で2アウト1・2塁となるケースばかり(^^;
3人で終わったのは、3回と6回のみ。
1・2・4・5回といずれも2アウトから出塁を許しての1・2塁のピンチを作っています。
2アウトからのランナーだったおかげで、1失点で済んだとも言えるんですが…
これだけ毎回のように2アウトからランナーを出されるとリズムが悪くて悪くて。
点差以上に負けているように感じる試合でした。

打線の方も6回までデイビー投手の前に3安打のみ。
4回・6回と先頭の2番片岡選手がチャンスを作り、
3・4・5・6番に回るという展開があったんですが、
いずれも3番の中島選手がランナーを進められずに凡退し、
最後は6番リーファー選手が倒れるといった展開で無得点。
チャンスを作るものの、いまいち噛み合いが悪く得点できないという嫌な展開でした。

その流れが代わったのが7回表。
好調のGG佐藤・石井義人選手のヒットで1アウト1・3塁とし、
デイビー投手のボークで同点に追いつき、
福地選手のヒットの後、片岡選手のエンドランセカンドゴロで勝ち越しに成功。
これでライオンズに流れが傾きました。
2番手岩崎投手・3番手星野投手・4番手長田投手が1点差を守り抜き、
9回に抑えのカーター投手から福地・片岡選手の連打・盗塁でチャンスを広げ、
中島選手の2点タイムリー2ベースで駄目押し、
最後は4連投となる小野寺投手が締めて試合終了。
まさに気付いていたら勝っていたという試合展開でした(^^;

そんなこんなで試合展開説明。ネットのライブ速報より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)石井義人
◆許銘傑投手が1軍登録抹消。ギッセル投手が1軍登録。

1回表 オリックス先発:デイビー投手
福地選手、内角低めストレートにセカンドゴロ。
片岡選手、内角高めストレートにレフトフライ。
中島選手、外角低めスライダーにショートフライ。

1回裏 ライオンズ先発:ギッセル投手
阿部選手、ファールで粘られるも9球目外角高めカットボールでサードゴロ。
坂口選手、外角低めストレートで空振り三振!
ラロッカ選手、外角高めストレート打たれてレフトへのヒット。
ローズ選手、初球高めストレート打たれてライトへのヒット。
2アウト1・2塁。
下山選手、外角低めカットボールでピッチャーゴロ。

2回表
カブレラ選手、初球高めストレートにショートゴロ。
和田選手、フルカウントからの外角ストレートにセンターフライ。
リーファー選手、初球内角高めストレートにファーストゴロ。

2回裏
後藤選手、外角低めチェンジアップでサードファールフライ。
塩崎選手、外角136キロストレートで見逃し三振!
辻選手、内角ストレート打たれてレフトへのヒット。
平野選手、内角ストレート打たれてショート内安打。
2アウト1・2塁。
阿部選手、外角低めカットボール打たれてサード内安打、
よく分からないけど1点取られる。
2アウト1・3塁?
坂口選手、低めカットボールでファールフライ。

3回表
GG佐藤選手、外角ストレート打ってレフトへのヒット!
細川選手、初球バスターのピッチャーゴロ、ランナー2塁へ。1アウト2塁。
石井義人選手、外角ストレートにショートゴロ。2アウト3塁。
福地選手、初球内角高めストレートにショートゴロ。

3回裏
ラロッカ選手、外角低めカットボールでショートライナー、中島選手がダイビング好捕!
ローズ選手、内角高めストレートでセンターフライ。
下山選手、ファールで粘られるも9球目外角高めカットボールで空振り三振!

4回表
片岡選手、ストレートの四球で出塁。
中島選手、外角低めチェンジアップにセンターフライ。
カブレラ選手、高めストレート打ってセンターへのヒット! 1アウト1・2塁。
和田選手、外角高めスライダーにライトフライ、ランナー3塁へ。2アウト1・3塁。
リーファー選手、初球ストレート打つもレフトフライ。
◆この回…どうも打線がちぐはぐな印象。せめて中島選手が進めていたら…

4回裏
後藤選手、初球低めストレートでピッチャーゴロ。
塩崎選手、外角低めカットボールで空振り三振!
辻選手、ファールで粘られてフルカウントから10球目外れて四球。
平野選手、死球。
2アウト1・2塁。
阿部選手、高めストレートボール球でライトフライ。
◆ギッセル投手…許したランナーはいずれも2アウトから。何と言うか勿体無い。

5回表
GG佐藤選手、外角スライダーにライトフライ。
細川選手、死球で出塁。
石井義人選手、フルカウントからチェンジアップにピッチャーゴロ、ランナー2塁へ。
福地選手、外角低めチェンジアップにセカンドゴロ。

5回裏
坂口選手、内角低めストレートでレフトフライ。
ラロッカ選手、ファールで粘られるも8球目内角低めカットボールで空振り三振!
ローズ選手、四球。
下山選手、内角ストレート打たれてレフト前ヒット。
2アウト1・2塁。
後藤選手、外角低めチェンジアップでファーストゴロ。
◆ギッセル投手…これで100球。2アウトからのランナーなので1点で済んでるけど…
        これじゃリズムが悪いわなぁ… 三者凡退といってもらいたい所。

6回表
片岡選手、外角低めストレート打ってセンター前ヒット!
中島選手の所で片岡選手が2塁盗塁成功!

中島選手、外角高めスライダーに空振り三振。1アウト2塁。
カブレラ選手、外角スライダーにセカンドゴロ、ランナー3塁へ。2アウト3塁。
和田選手、四球で出塁。2アウト1・3塁。
リーファー選手、初球外角ストレートにセカンドゴロ。
◆この回…あー、4回とほぼ同じ。っつーか、それより悪い…

6回裏
塩崎選手、低めストレートでライトフライ。
辻選手、外角高めカットボールでサードゴロ。
平野選手、フルカウントからのストレートでピッチャーゴロ。

7回表
GG佐藤選手、外角スライダー打ってセンター前ヒット!
細川選手、送りバント成功、1アウト2塁。
石井義人選手、高めストレート打ち、ラッキーなサードを抜くヒット! 1アウト1・3塁。
福地選手の所で、タイムがかかりそうになるも、実際にタイムがかからず、
デイビー投手の投球がボーク判定され、同点に追いつく。なおも1アウト2塁。
これに抗議したコリンズ監督が退場処分に。
福地選手、外角高めストレート打ってセンター前ヒット! 1アウト1・3塁。
片岡選手、エンドランで外角スライダー打つセカンドゴロ、
この間に3塁ランナーホームイン、勝ち越し。
2アウト2塁。
中島選手、外角低めスライダーに空振り三振。
◆この回…ボークの場面は辻捕手が座ったまま、手を挙げてタイムを主張。
     福地選手は打席を外すものの、
     モーションに入ったデイビー投手は途中で気付き、ゆる〜い暴投。
     けれど審判はモーションに入っていたために、タイムをかけておらず。
     ルールはよく分からないんだけれども、この暴投がボークらしい(?)
     いずれにせよ、タイムはかかってないので、暴投で1点は入ったケース。
     まぁ、そう考えると、混乱防止のためにボークでプレーを止めるのかもしれんが、
     よく分からないと言えば分からないプレー。
     あまりスッキリしない逆転劇ではあるものの、儲けということで切り替え。
     追加点を取り、このリードを守っていきたい。相手も必死で来るだろうし。


7回裏 この回から岩崎投手が登板。
阿部選手、フルカウントから四球。
坂口選手、送りバント成功、1アウト2塁。
ラロッカ選手、外角低めスライダーでショートゴロ、2アウト2塁。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
ローズ選手、内角低めカーブで見逃し三振!

8回表 この回から岸田投手が登板。
カブレラ選手、外角低めストレートにファーストゴロ。
和田選手、フルカウントから外角高めカーブにサードフライ。
リーファー選手、初球外角フォークを捉えてライトへの2ベースヒット!
GG佐藤選手、外角低めスライダーに空振り三振。

8回裏 この回は長田投手が登板。
下山選手、外角低めスライダーでショートゴロ。
後藤選手、低めストレート打たれてセンターへのヒット。
代打の村松選手、低めフォークでファーストゴロ。2アウト1塁。
辻選手、内角141キロストレートでセンターフライ。

9回表 この回はカーター投手が登板。
細川選手、外角高めストレートにショートゴロ。
石井義人選手、外角低めチェンジアップにセンターフライ。
福地選手、外角低めシュート打ってセンター前ヒット!
片岡選手の所で福地選手が2塁盗塁成功!
片岡選手、外角低めチェンジアップ打ってサード内安打!
 2アウト1・3塁。
中島選手の所で片岡選手が2塁盗塁成功! 2アウト2・3塁。
中島選手、内角ストレート捉えてレフトへの2点タイムリー2ベース!
カブレラ選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。

9回裏 この回は小野寺投手が登板。サードに中村剛也選手。
平野選手、外角低め145キロストレートで空振り三振!
阿部選手、外角低めフォークで空振り三振!

代打の北川選手、外角低めフォークでセカンドゴロ。
試合終了、4−1でライオンズが勝利!
◆小野寺投手…4連投で3試合連続のセーブ。登板過多気味も、ここ2試合は完璧。
       守護神完全復調。そろそろ休む展開も作らねば。



問題のデイビー投手のボークの場面はよく分かりません。
辻選手がタイムの合図をしていますが、あの場面でタイムをかける理由がよく分かりませんし。
福地選手が最初にタイムをかけたのかもしれませんが、
普通は主審に先に合図をするので何らかのアクションはしているはず…が何もなし。
映像で見ても腑に落ちないシーンでした。
まぁ、いずれにせよ、タイムはかかってなかったわけですから、
ボーク云々以前に暴投で1点が入っているケース、
オリックスバッテリーの外し方に若干の問題はあった気もします。
それがボークになるというのが一番分からないのですが、
自分はピッチャーだったことはないので、ボーク関係のルールは判別がつきません。
いずれにせよ、分かり難い場面であったことは確かです。

打線は6回まで散発の3安打に抑えられていたものの、
7回以降にヒットが集中し、終わってみると10安打、ちょっと驚きです(^^;
今日は1・2番がよく活躍し、福地選手が5打数2安打1盗塁、
片岡選手が4打数2安打2盗塁1四球1打点と、2人で打線を引っ張りました。
大きかったのは9回の追加点。
2アウトランナーなしから福地選手がヒットで出塁し、盗塁で2塁へ。
片岡選手が内安打で繋ぎ、片岡選手も盗塁を決めて2アウト1・2塁。
ここで中島選手が2点タイムリー2ベースを放ち、駄目押しと、
オリックスの新しい抑えであるカーター投手を足で揺さぶって得点しました。
キッチリと抑えるタイプの投手ではないだけに、勝ち試合でもこういったチャンスはあるはず。
攻略のお手本のような得点ができたことは高く評価できますね。
今季の対オリックス戦における武器が見つかった感じがします。

他にはGG佐藤選手が2安打を放つなど相変わらずの好調ぶり。
クリーンアップはもう少し。
特に3番中島選手は最終打席で打ってくれたものの、
それまでのチャンスで打っていれば、もっと楽な展開にすることができていました。
まだここ一番での一本がないだけに昨年のような勝負強さをもっと見せて欲しいですね。

打線は相変わらず良いのか悪いのかよく分かりませんが、
どこからでも点数を取れる打線というのは1つの強みですね。
毎試合活躍する選手が違いますから、
相手投手に全く手も足も出ないという展開は少ないです。
ファンとしてはもう少し爆発して欲しい気もしますが、
コンスタントに結果を残しているのは評価できますよね。


投手陣では今季初先発のギッセル投手が6回1失点で勝利投手に。
勝ったのはいいんですけど、前述の通り、2アウトからランナー出しすぎです。
ランナー1人ぐらいなら、そんなに心配はしないんですけど、常に2人ですからね。
もうちょっと安心させてくれよと(苦笑)
数字ほどいいピッチングではなかったものの、勝ち星がついたのは良かったです。
相変わらずの勝ち運ですから、次回登板に生かしてほしいです。
…しかしギッセル投手の方が先に勝ってしまうとは。
そんなにグラマン投手が嫌いかとか邪推しちゃいます(笑)
次回登板で白星をプレゼントし、グラマン投手も安心させてあげたいですね。

抑えの小野寺投手は4連投となってしまったものの、三者凡退できっちりセーブ。
ここ数試合の内容はホント良い感じ。安心できます。
この3連戦で登板過多気味になってしまったのがちょっと残念。
明日、しっかり休み、火曜日も涌井投手に休みを貰って、
また水曜日から頑張って欲しいです。
打線も小野寺投手を休ませてあげるような試合展開にしませんとね。
9回に点数取るんじゃなくて、8回ぐらいまでには大差がついている展開を希望です(^^;



明日はお休みで、火曜からは東北楽天との3連戦です。
ルーキーの田中投手の登板も濃厚で、ライオンズ打線との対決が楽しみです。
素材的には申し分ありませんが、ストレートの切れ等まだまだ課題は多い投手、
もっと走り込みが徹底させられるように、プロの厳しさを教えてあげて欲しいですね。
先発投手陣の好調によって連勝街道に突入したライオンズ、
打線も少しずつ調子が上がってきてますし、今後の戦いに期待したいです。
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




4月7日 西武ライオンズ 4−1 オリックスバファローズ

(西)西口(7回)−長田(1回)−小野寺(1回)
(オ)吉井(6回1/3)−本柳(1回1/3)
 −吉田修(1/3)−金子(1回)
(本)ローズ5号ソロ
西武
オリックス

西口が7回1失点の好投を見せて開幕3連勝! チームも上昇ムードの3連勝!!
今日はラジオ等のメディアが全くなしで、試合速報の方も序盤しか見れませんでしたが、
西口投手が良いピッチングを見せてくれたようですね。
ストレートは140キロに満たなくとも、打者に攻める姿勢は相変わらずで、
スライダー・フォーク・チェンジアップを制球よく放るピッチング、安定感抜群です。
どんな投手においても、涌井・岸投手のような速球派投手においても、
松永投手のような緩急で勝負する技巧派投手においても、打者に攻めていく姿勢は変わりません。
涌井投手が3年目の21歳、岸投手が1年目の23歳、松永投手が2年目の23歳(早生まれ)、
これからのライオンズを背負っていく若い投手陣の良いお手本となっています。
飄々としながらも、ここ一番ではビシッと決める気迫の投球を見習ってもらいたいですね。

3点差と広がった後のホームランは相変わらずのご愛嬌でしょうか(^^;
毎年コンスタントに勝ち星を収めながらも、相手から恨まれないのはこのご愛嬌のおかげか(笑)
まぁ、こちらの方はほどほどに。あまり真似しないでもらいたいっす(苦笑)

そんなこんなで試合展開説明。ネットのライブ速報より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)石井義人

1回表 オリックス先発:吉井投手
福地選手、外角高めカーブを捉えてレフトへの2ベースヒット!
片岡選手、送りバント成功、1アウト3塁。
中島選手、内角高めシュートにバットが折れてピッチャーゴロ。
カブレラ選手、カウントノースリーから内角高めシュート打ってショートタイムリー内安打!
和田選手、フルカウントから四球で出塁。2アウト1・2塁。
リーファー選手、外角高めチェンジアップにショートゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
1アウトから2番阿部選手にヒットを許し、
ラロッカ選手をサードゴロに打ち取るも、ローズ選手に四球、
しかし北川選手をサードゴロに打ち取って無失点。

2回表
先頭のGG佐藤選手がレフトへの2ベースヒットで出塁し、
細川選手のサードゴロの間に3塁へ、
そして石井義人選手がライトへの犠牲フライを放ち、1点追加。

2回裏
下山・村松・大引選手と三者凡退。

3回表
片岡・中島・カブレラ選手と三者凡退。

3回裏
1番大西選手を見逃し三振に取るなど三者凡退。

4回表
2アウトからGG佐藤選手がレフトへのヒットを放つも、
細川選手がライトフライに倒れて無得点。

4回裏
先頭の3番ラロッカ選手にレフトへのヒットを許すも、
ローズ・北川・下山選手と打ち取って無失点。

5回表
先頭の石井義人選手がヒットで出塁し、
福地選手のファーストゴロでランナー2塁へ進めるも、片岡選手はレフトフライ。
2アウトから中島選手がライトへのヒットを放つも、2塁ランナーが本塁突入タッチアウト。

5回裏
8番大引選手から三振を奪うなど三者凡退。

6回表
先頭のカブレラ選手が死球で出塁するも、
和田選手がショートゴロ併殺に倒れて無得点。

6回裏
大西・阿部・ラロッカ選手と外野フライに打ち取って三者凡退。

7回表
先頭のGG佐藤選手がセンターへの2ベースヒットで出塁するも、
細川選手は送りバント失敗で1アウト1塁に。
石井義人選手はフルカウントから選んで四球、1アウト1・2塁に。
ここでオリックスは投手交代、本柳投手が登板。
福地選手は足に当たる死球で、1アウト満塁。
片岡選手は外角低めスライダーに空振り三振してしまうも、
これがワイルドピッチとなって1点を追加。
中島選手はショートゴロに倒れて1点止まりに。

7回裏
先頭の4番ローズ選手に内角低めスライダーを打たれるライトへのソロホームランを許して1失点。
続く北川・下山選手に連続ヒットを許し、ノーアウト1・2塁となるも、
村松選手の送りバントを西口投手が機敏に処理して3塁フォースアウト。
大引選手のピッチャーゴロの間にランナー進塁して2アウト2・3塁となるものの、
日高選手を内角低めフォークで空振り三振に取り
、この回はホームランの1失点のみに。

8回表
カブレラ・和田選手と本柳投手の前に凡退。
代わった吉田投手の前にリーファー選手は見逃し三振で三者凡退

8回裏 この回は長田投手が登板。
大西選手から外角高めスライダーで空振り三振を取るなど三者凡退。

9回表 この回は金子投手が登板。
1アウトから細川選手が10球粘って四球で出塁し、
石井義人選手のレフトへのタイムリー2ベースで1点を追加。
福地・片岡選手は倒れて3アウトチェンジ。

9回裏 この回は小野寺投手が登板。サードに中村剛也選手。
ローズ選手を3球目低めフォークで空振り三振、
北川選手を追い込んでからの外角低めフォークでセンターフライ、
下山選手をオールフォークの内角フォークで見逃し三振。
試合終了、4−1でライオンズが勝利!


打線は8安打4得点ながらも、1回・2回・7回・9回と試合の要所要所で得点。
できれば7回のチャンス辺りは一気に突き放したいところだったんですがね。
まだ上位打線の繋がりは良くないということでしょうか。
2番片岡選手がどうもブレーキ気味。
9番の石井義人選手が当たっているため、チャンスで1・2番に回ることが多く、
1番福地選手はコンスタントに結果を残しているものの、2番片岡選手がなかなか…
片岡選手が打つと昨日の7回のようにビッグイニングになる可能性があるだけに、
早く復調してくれることを期待したいです。

逆に好調なのはGG佐藤選手石井義人選手
GG佐藤選手は2ベース2本を含む3安打でチャンスメーク、
石井義人選手は犠牲フライを含む2打数2安打2打点と活躍。
2人の活躍が今日の試合では光りましたね。
石井義人選手はこれで5打席連続ヒット、打率も一気に5割です(^^;
ホント今年は下位打線が充実しています。あとは上位打線のみですね。


投手陣は西口投手の後を、長田投手・小野寺投手と完璧リレー。
抑えの小野寺投手が安定したことで、リリーフ陣にも安心感が生まれてきてますよね。
ただ小野寺投手は今日で3連投、
不調を脱するために点差に関係なく登板していましたから登板数も多め。
そろそろ大事に使っていくことも考えていきたいところ。
明日の試合は打線の援護で余裕のある試合展開にしてもらいたいですね。



明日はギッセル投手が今季初登板。
オープン戦ではグラマン投手に負ける形で開幕ローテ入りはなりませんでしたが、
ジョンソン投手の抹消で早々に出番がやってきました。
テンポのいいピッチングでチームを勝利に導いて欲しいですね。

一方のオリックス先発はデイビー投手。
昨年は苦手にしていましたが、開幕からここまでまだ調子は上がっていない模様。
初対戦で叩き、苦手意識を払拭しておきたいところです。
上位打線の活躍に期待ですね!

明日もこの調子でガンバレ、ライオンズ!!




4月6日 西武ライオンズ 5−2 オリックスバファローズ

(西)岸(8回2/3)−小野寺(1/3)
(オ)川越(6回1/3)−加藤(1回2/3)−高木(1回)
(本)GG佐藤3号2ラン、ラロッカ5号ソロ
西武
オリックス

7回にGG佐藤の逆転2ランなど6連打5得点! 岸、プロ初勝利!!
いやー、今日も岸投手はナイスピッチングだったようですね〜
ネットのライブ中継の配球を見ていると、今日は外角中心の配球だったようで。
変化球が多かったですから、前回登板時の後半のようなピッチングだったんでしょう。
前半からカーブを決め球に使うなど、前回とは一味違ったリードも。
細川捕手らしい組み立てといったところでしょうかね。
まぁ、個人的には前回の立ち上がりに見せたような、内角攻めも見たいんですけど、
それは次回以降にとっておくということで(^^;
試合中盤からはチェンジアップも低めに決まりだし、
スライダー・カーブ・チェンジアップと変化球のキレが良かった模様。
常にストライク先行で、フルカウントになっても簡単に四球は与えず、
与えた四球は力んだ9回2アウトからのみ、ほぼ完璧なピッチングでしたね。
9回2アウトから完投を意識して力む辺りはルーキーだなと感じますが、
それ以外はもうエースのピッチングと言っていいぐらい、
今日の投球ならストレートが悪くとも、カーブで緩急を付けるなど変化球でかわせそうですし、
計算できる投手であることを証明してくれましたね。
あとは1シーズンを戦い切る体力があるかどうか。
それ以外の点ではもう投手陣の軸と言っても過言ではないでしょう。
プロ初勝利、おめでとうございます!
次回はプロ初完投初完封を目指して頑張ってもらいたいですね。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)石井義人

1回表 オリックス先発:川越投手
福地選手、ファールで粘るもフルカウントからの10球目内角カットボールに空振り三振。
片岡選手、ストレートにセカンドフライ。
中島選手、外角低めカットボール打って、ゴロでショートのグラブを弾くエラーで出塁。
カブレラ選手、初球高めストレートにレフトフライ。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
平野選手、低めカーブで空振り三振!
村松選手、外角低めカーブでセカンドゴロ。
ラロッカ選手、外角スライダーでセカンドフライ。
◆岸投手…今日はカーブを決め球に使っている。意外と有効?

2回表
和田選手、初球外角ストレートにショートゴロ。
リーファー選手、初球内角高めストレート打つもライトフライ。
GG佐藤選手、外角カットボールにショートゴロ。

2回裏
ローズ選手、ファールで粘られるもフルカウントからの9球目低めカーブで見逃し三振!
北川選手、外角低めの変化球で追い込み、外角低め140キロストレートで空振り三振!

後藤選手、高め144キロストレートでサードフライ。

3回表
細川選手、内角シュートにキャッチャーファールフライ。
石井義人選手、外角低めチェンジアップ打ってセンター前ヒット!
福地選手、初球外角シュート打ってショート内安打!
 1アウト1・2塁。
片岡選手、内角高めストレート打ってセンターフライ、ランナー3塁へ。2アウト1・3塁。
中島選手、カウントノースリーとなるも立て直されて、内角低めシュートにショートゴロ。

3回裏
大引選手、フルカウントからの高めカーブで空振り三振!
坂口選手、内角ストレート合わされてセンター前ヒット。
的山選手、高めカーブをプッシュバントするも打ちあがってファーストフライ。2アウト1塁。
平野選手、内角139キロストレートでセカンドゴロ。
◆岸投手…ランナーを出しても速い牽制で逆を突くなど安定した内容。
     チェンジアップが決まってないぐらいかな。これが低めに来れば最強。


4回表
カブレラ選手、カットボールにレフトフライ。
和田選手、内角低めフォーク打ってセカンド左抜くセンター前ヒット!
リーファー選手、外角低めシュートに空振り三振。
GG佐藤選手、カットボールにショートゴロ。

4回裏
村松選手、初球低めスライダーでセンターフライ。
ラロッカ選手、カウントノーツーから内角ストレート打たれて左中間スタンドへのソロホームラン。
ローズ選手、低めチェンジアップでファーストゴロ。
北川選手、フルカウントからの外角低めスライダーでレフトフライ。
◆この回…ラロッカ選手に対して簡単にストレートでカウントを取りに行った配球ミスか。
     それでも動揺することなく、好投できたのは大きい。実戦型投手。


5回表
細川選手、低めカットボールにファーストゴロ。
石井義人選手、高めストレート打ってセンター前ヒット!
福地選手、外角高めストレートにショートゴロ併殺。

5回裏
後藤選手、初球外角高めチェンジアップでセカンドゴロ。
大引選手、外角スライダーでサードゴロ。
坂口選手、外角高め143キロストレートで空振り三振!
◆岸投手…簡単に三者凡退。ストライク先行で良いリズム。あとは打線次第。

6回表
片岡選手、フルカウントから高めストレートにライトフライ。
中島選手、内角シュート打つも高いバウンドのサードゴロ。
カブレラ選手、外角カットボールにショートゴロ。

6回裏
的山選手、追い込むもストレート打たれて左中間への当たり、
レフト和田選手がグラブに当てるも捕球できずに2ベースヒット。

平野選手、高めストレートでセンターフライ。
村松選手、高め140キロストレートでショートゴロ、やや送球逸れるもタッチしてアウト。
(映像で見るとノータッチだった模様(^^;)
ラロッカ選手、外角スライダーでショートゴロ。

7回表
和田選手、二の腕付近に当たる死球。
リーファー選手、真ん中にストレート来るも上がり過ぎのセンターフライ。1アウト1塁。
GG佐藤選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
GG佐藤選手、カットボール捉えてレフトスタンドへライナーで飛び込む逆転2ランホームラン!
細川選手、高めストレート打って右中間へのヒット!
石井義人選手、初球内角シュートを打ってレフト前ヒット!
 1アウト1・2塁。
ここでオリックスは投手交代、加藤大輔投手が登板。
福地選手、外角高めストレート打って二遊間抜くセンター前タイムリーヒット!
バックホームの間に福地選手も2塁へ。
1アウト2・3塁。
片岡選手、外角低めストレートを捉えて右中間真っ二つの2点タイムリー2ベース!
3塁を狙うもこれはタッチアウト。
中島選手、ストレート捉えて左中間へのヒット!
カブレラ選手、初球高めストレートを打ち、
ライトスタンドへ大きな当たりが飛ぶも、あと一歩伸びがなくライトフライ。
◆石井義人選手…完全復調をアピールする3打数3安打の大活躍!
        文化放送によるとこれまでの打撃不調は守備の不安からだからとか。
        守備練習をしなくてもいいビジターでの活躍に注目(^^;
◆川越投手…考えてみると、いつもこんな感じ。
      序盤は打てずに苦しむも、中盤になると制球を乱して一気に得点。
      本当はもっと早く攻略したいんだけど…(^^;


7回裏
ローズ選手、チェンジアップでファーストゴロ。
北川選手、内角高め137キロストレートでセカンドフライ。
後藤選手、外角チェンジアップでサードゴロ。

8回表
和田選手、カウントノースリーから真ん中ストレート打つもファーストフライ。
リーファー選手の所で的山選手が負傷(?)、前田選手に交代。
リーファー選手、フルカウントから外角ストレート打つもレフトフライ。
GG佐藤選手、初球内角高めストレートにファーストフライ。

8回裏
大引選手、外角高め146キロストレートで空振り三振!
坂口選手、低めカーブでセカンドゴロ。
前田選手、外角低めスライダーで空振り三振!

9回表 この回は高木投手が登板。
細川選手、外角スライダー打つもセカンドライナー。
代打の平尾選手、内角高めストレートにキャッチャーファールフライ。
代打の江藤選手、フルカウントから内角低めストレートに見逃し三振。

9回裏 この回はサードに中村剛也選手、センターに佐藤友亮選手。
平野選手、真ん中141キロストレートで見逃し三振!
村松選手、外角低めチェンジアップでセカンドゴロ。
ラロッカ選手、高め142キロストレート打たれてライトへの2ベースヒット。
ローズ選手、攻めるも四球。2アウト1・2塁。
北川選手、あわやホームランかという打球があるも僅かにファール、
その後フルカウントから高めスライダー打たれて左中間へのタイムリーヒット。
2アウト1・3塁。
ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
後藤選手、外角低めフォークでセカンドゴロ。
試合終了、5−2でライオンズが勝利! 岸投手がプロ初勝利!!


打線は川越投手の前になかなかランナーが出ず、
石井義人選手の孤軍奮闘という感じだったんですが、
7回に打線が突如目覚めて、GG佐藤選手の逆転2ランホームランから始まり、
細川・石井義人選手の連続ヒット、
福地選手のタイムリーヒット、片岡選手の2点タイムリー2ベースで一挙5得点。
試合の流れを決定付けました。
GG佐藤選手は、川越投手の失投だったとはいえ、よく逃さずに捉えましたね。
直前にワイルドピッチでランナーが2塁へと行ったのが大きかったんでしょうか。
失投を完璧に捉えるナイスホームランでした。
確実性はまだないものの、意外と試合を決める一打をよく放っています。
勝負強い打撃でチームに貢献してもらいたいですね。

また3打数3安打と大当たりだった石井義人選手にも注目。
昨日のホームランで吹っ切れたのか、
ようやく石井義人選手らしい天才的なバッティングが見られるようになってきました。
レフト方向への綺麗なバッティングは本当に見事ですよね。
ここまで中村剛也選手が結果を残せていないだけに、石井義人選手の復調はありがたいです。
守備の不安はあるものの、右投手時にはしばらく石井義人選手のスタメンも増えますかね。
シュアな打撃でチームに貢献してもらいたいです。


初勝利を挙げた岸投手の課題は次回登板でも安定したピッチングができるかどうかでしょう。
今日は5回に指の皮が剥けたようで、球数も9回2アウトから苦労したために140球、
次回登板までに疲れを取ることができるのか、プロの日程に対応できるかが気になります。
まだそんなに無理させる時期ではないだけに、9回は頭から代えても良かったんですが、
8回は2三振を奪うなど完璧なピッチング、やっぱり完投を意識しちゃいますよね(^^;
9回2アウトからの苦労が次回登板でマイナスにならないことを祈りたいです。
それでもそう簡単には行かないということを前回の登板に続いて感じたでしょうから、
ヒーローインタビューで次の目標を聞かれて「2勝目」と答えたように、
謙虚な気持ちで投げていってもらいたいです。
ローテーション的には開幕投手とぶつかる厳しい日程ですが、
次期エースとしてこのローテを守っていってもらいたいです。
(とはいえ、次回登板予定のロッテ戦以降は金曜日が2度休みになるので、
 ローテの変更も出てきそうですがね)

最後に登板した小野寺投手は前回登板時に岸投手の勝ち星を消してしまいましたが、
今日は最後に岸投手を助け、借りを半分ぐらい返しましたかね(^^;
1アウトだけだったとはいえ、自信を持って投げられていたようなので、抑えもこれで安泰でしょう。
今後も守護神として活躍し、岸投手ら先発投手陣を助けてあげて欲しいですね。



明日は西口投手が先発です。
若さ溢れる岸投手の後というのもアレですが、
若手の手本になるベテランの技術を見せて欲しいですね。
ピンチで打者に向かっていく姿はまだ若手投手以上のものがあります。
涌井・岸・松永投手ら若い先発投手達の手本となるような投球を期待したいです。

一方のオリックス先発は大ベテランの吉井投手。
野手も若いだけにあまり良いイメージがないです(^^;
明日はベテラン投手の投げ合いでしょうか?
それでも前回は1イニングで2満塁ホームランを浴びるなど(自責は0)、
決して良い状態だとは言えないでしょうから、中軸の一発に期待したいです。
特にカブレラ選手は打球の角度が付き始めただけに期待大。
そろそろカブレラ選手らしいホームランが見たいものです。

明日もこの調子で勝っていきましょう! ガンバレ、ライオンズ!!




4月5日 西武ライオンズ 8−3 福岡ソフトバンクホークス

(福)ガトームソン(7回)−藤岡(1/3)−柳瀬(2/3)
(西)松永(7回)−長田(1回)−小野寺(1回)
(本)細川1号ソロ、石井義人1号ソロ、リーファー2号満塁
  ブキャナン3号ソロ
ホークス
ライオンズ ×

細川・石井義人の連続アーチで勝ち越し、最後はリーファー満塁弾で締め!
今日も試合前半は嫌な流れだったんですが、細川選手のホームランが流れを変えましたよね。
立ち上がりの松永投手は今季初登板ということもあってか、ランナー出しながらの苦しい投球。
初回には中島選手のエラーがあって、あわやランナーホームインというピンチもあったぐらい。
打線はホークス先発のガトームソン投手はコントロールが安定したようで、
1・2回は完璧に抑えられ、攻略の糸口は全く掴めず。
3回にGG佐藤選手の拙い守備もあって1点を献上。非常に嫌な流れでした。

そこを細川選手のホームランですぐに同点に追いつき、
続く石井義人選手のホームランで一気に勝ち越し。
以降のガトームソン投手はコントロールが少し荒れ始め、
4回には中島・カブレラ・和田選手の3連打などで2点を追加、試合を優位に運べました。
細川選手は昨年までのバスター打法に変えたそうです。
変えた直後にいきなり結果を出すソロホームラン。
まぁ、後の2打席は相変わらずだったので、フォームのおかげなのかは分からないんですが(^^;
開幕シリーズ以降、なかなかヒットが出てませんでしたから、
上手く精神的に切り替えられたのでしょう。
細川選手の貴重な一発が試合の流れを一転させましたね。
同じく結果が残っていなかった石井義人選手もすぐさま勝ち越しのソロホームラン。
ここまでブレーキ気味になっていた2人の活躍がチームの窮地を救ってくれました。

そして最後に試合を決めたのがリーファー選手
1点差に追い上げられた直後に、先頭の福地選手が2ベースヒットで出塁し、
犠打野選と盗塁でノーアウト2・3塁と絶好の追加点のチャンス。
しかし中島選手は空振り三振、カブレラ選手はボールを選んで四球で繋ぐも、
満塁で登板した柳瀬投手の前に和田選手はピッチャーゴロ。
1・2番が最高のお膳立てをしたのにも関わらず、
3・4・5番で点数が取れずに2アウトとなってしまう最悪な状況になっていました。
このまま無得点で終わっていたら、9回はかなり危険だったように思います。
小野寺投手がまだ不安というのもあるんですが、それ以上に試合展開が悪すぎます。
故障の代打・多村選手のタイムリーで1点差まで追い上げたホークス、
さらに8回裏のピンチをレオキラーの柳瀬投手が凌いだとなれば…ホークスの流れですよ。
けれどそうさせなかったのが6番リーファー選手の一振り。
柳瀬投手がカウントを悪くして、ストレート・ストレートで来た所を捉えて、
右中間スタンドへの満塁ホームラン!
今日の試合の勝敗を決定づけたのと同時に、苦手にしていた柳瀬投手に自責1を付けました。
これまで柳瀬投手は西武戦以外ではコントロールを乱すことはあっても、
西武戦では自信を持って投げていて、常にストライク先行のピッチングをしていました。
それが今日のリーファー選手の一発で、コントロールミスの恐怖心を与えたとすれば…
これまでのようなピッチングができなくなる可能性はあります。
少なくともライオンズの苦手意識というか、焦りのようなものはなくなったでしょうね。
これでようやく柳瀬投手と対峙できるようになりました。
今までは名前を聞いただけでダメだと思わされたぐらいでしたからなぁ(^^;
今日の試合においても、今後にとっても本当に大きな一発となりました。
リーファー選手の存在感がより増した一発でしたね。
3・4・5・6番の4人がライオンズのクリーンナップです。自信を持ってそう言える一発でした。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(中)福地、2(ニ)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(捕)細川、9(三)石井義人
◆後藤武敏選手が1軍登録抹消、松永投手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:松永投手
辻選手、初球内角ストレートでセンターフライ。
川崎選手、四球。
ブキャナン選手、高めカーブでサードゴロ、2塁アウトのみ。
松中選手の所でバッテリー無警戒、ブキャナン選手が2塁盗塁成功。
松中選手、2塁ベース付近のゴロ、これをショート中島選手が弾いてしまうエラー、
しかしブキャナン選手が本塁突入をタッチアウトとして3アウトチェンジ。

1回裏 ホークス先発:ガトームソン投手
福地選手、ショートゴロ。
片岡選手、初球捉えるもライト正面のライナー。
中島選手、外角低めスライダーに空振り三振。

2回表
小久保選手、フルカウントから四球。
柴原選手、外角低めストレートでショートゴロ2塁アウトのみ。
江川選手、内角高めストレート打たれてレフト前ヒット。1アウト1・2塁。
山崎選手、高めスローカーブでキャッチャーファールフライ。
斉藤秀光選手、フルカウントから外角高めストレートでライトフライ。


2回裏
カブレラ選手、外角低めスライダーにライトフライ。
和田選手、外角低めフォークに空振り三振。
リーファー選手、内角高め149キロストレートに見逃し三振。

3回表
辻選手、外角スライダーで空振り三振!
川崎選手、初球内角低めストレート打たれてレフト前ヒット。
ブキャナン選手、初球外角高めストレート打たれてライトへの2ベースヒット、
ライトのGG佐藤選手が処理を誤る間にランナーホームイン。

松中選手、低めスライダーで空振り三振!
小久保選手、四球。2アウト1・2塁。
柴原選手、内角スローカーブでファーストゴロ。

3回裏
GG佐藤選手、内角ストレートにセンターフライ。
細川選手、外角高めフォーク捉えてレフトへのソロホームラン!
石井義人選手、外角146キロストレート捉えてレフトスタンドギリギリへのソロホームラン!

福地選手、初球スライダー打つもセカンドゴロ。
片岡選手、内角高めストレートにキャッチャーファールフライ。
◆細川選手…バスター打法に戻した模様。それでいきなりの一発。お見事(^^;

4回表
江川選手、外角ストレート打たれてレフト前ヒット。
山崎選手、送りバント成功。1アウト2塁。
斉藤選手、外角低めスライダーでピッチャーゴロ、ランナー3塁へ。
辻選手、外角低めボール球スライダーを打たせてショートゴロ。

◆松永投手…打たれながらも、緩急付けた粘りの投球。ナイスピッチ。

4回裏
中島選手、追い込まれてから外角高めストレート捉えてライト線への2ベースコース、
ライトの柴原選手が処理を誤る間にランナー3塁へ、記録は3ベースヒット!
カブレラ選手、内角高めストレート捉えてセンター前タイムリーヒット!
和田選手、ストレート打って三遊間抜くヒット!
 ノーアウト1・2塁。
リーファー選手、内角高めスライダー打つライトへのホームラン性の打球もフェンス際のフライ、
2塁ランナーは3塁へ、1アウト1・3塁。
GG佐藤選手、外角低めスライダー打って当たりの良くないサードゴロ、1塁アウトのみ、
この間に3塁ランナーホームイン。2アウト2塁。
細川選手、外角ストレートにセカンドゴロ。

5回表
川崎選手、外角低めフォークで空振り三振!
ブキャナン選手、際どい所を突くもカウント1−3からのカーブ打たれて
レフトスタンド上段へのソロホームラン。

松中選手、外角低めカーブでボテボテのピッチャーゴロ。
小久保選手、外角低めフォークでライトフライ。

5回裏
石井義人選手、外角高めストレート打って二遊間抜くヒット!
福地選手、送りバント成功、1アウト2塁。
片岡選手、高めストレートにライトフライ。
中島選手、外角低めスライダーにライトフライ。

6回表
柴原選手、低めフォークで空振り三振!
江川選手、カウント悪くするも外角ストレートでセンター後方のフライ。
山崎選手、外角低めチェンジアップボール球で空振り三振!
◆松永投手…フォークも投げるようになったんですね。低めのワンバウンドにする形。
      スローカーブとスライダーが軸で、チェンジアップ・フォークを交える投球。


6回裏
カブレラ選手、外角スライダー捉えて三遊間抜くヒット!
和田選手、二遊間抜けるかというゴロ、川崎選手に上手く処理されてショートゴロ併殺。
リーファー選手、外角チェンジアップに空振り三振。

7回表
斉藤選手、内角低めスライダーでレフトフライ。
辻選手、高め139キロストレートでライトへの浅いフライ。
川崎選手、フルカウントから内角高めカーブで見逃し三振!

7回裏
GG佐藤選手、低めスライダーにショートフライ。
細川選手、レフトポール際へ大きな当たりがあるもファール、
最後は外角低めストレートに見逃し三振。
石井義人選手、低めフォークに空振り三振。

8回表 この回は長田投手が登板。
ブキャナン選手、外角高めスライダーで三遊間へのサードゴロ。
松中選手、外角高めストレート吊り球を打たれて左中間への2ベースヒット。
小久保選手、ライトフライ、ランナー3塁へ。
代打の多村選手、外角フォーク打たれてセンター前タイムリーヒット。代走の城所選手を起用。
江川選手、外角低めボール球のスライダーで空振り三振!

8回裏 この回は藤岡投手が登板。
福地選手、ストレート捉えてレフトへの2ベースヒット!
片岡選手、2球送りバントもファール、3球目スリーバント成功でランナー3塁へ、
ピッチャーが無理して3塁送球でオールセーフ、犠打野選。ノーアウト1・3塁。
中島選手の所で片岡選手が2塁盗塁成功! ノーアウト2・3塁。
中島選手、高めストレートに空振り三振。1アウト2・3塁。
カブレラ選手、フルカウントから選んで四球。1アウト満塁。
ここでホークスは投手交代、柳瀬投手が登板。
和田選手、外角低めフォークにピッチャーへのゴロ、本塁フォースアウト。2アウト満塁。
リーファー選手、カウントノースリーから高めストレートファール、
続く内角真中寄りストレートを捉えて右中間スタンドへの満塁ホームラン!!

GG佐藤選手、外角高めスライダーに空振り三振。
◆この回…無死2・3塁からクリーンアップで1点も入らなかった時はどうしようかと(苦笑)
     リーファー選手が決めてくれてホッ。リーファー選手、ナイスバッティング!
     しかも打った相手は柳瀬投手。自責も付けたし、これが苦手払拭になることを期待。


9回表 この回は小野寺投手が登板。サードに中村剛也選手。
代打の田上選手、外角高め146キロストレートでセカンドゴロ。
代打の本多選手、外角低めフォークで空振り三振!
的場選手、ファールで粘られるもフルカウントからの外角ストレートでセカンド後方のフライ。
試合終了、8−3でライオンズが勝利!

今季初登板となった松永投手は立ち上がりこそ不安定な投球をしていましたが、
1失点した後は2種類のカーブとスライダーを中心に、ストライク先行で投球し、
追い込んでからはストレートの見せ球・チェンジアップ・フォークで打ち取る配球、
緩急を生かしたピッチングで、その後はピンチらしいピンチを作りませんでした。
オープン戦序盤で見せたような安定感抜群のピッチングを披露してくれました。
打ち込まれたオープン戦終盤辺りは追い込んでからの決め球を課題としてましたが、
今日はチェンジアップで空振りを取ることができたのに加え、
今まで投げてなかったであろうフォークボールを低めに投げて打者を打ち取っていました。
こういったピッチングができるなら、松永投手はもう心配ないでしょう。
縦の変化球のバリエーションが増えたことに松永投手の成長を感じます。
ここまで2軍で調整していたのが逆に良かったのかもしれませんね。
課題が克服され、一回り大きくなったように感じます。次回以降のピッチングに期待。

これで先発ローテは、西口・涌井・松永・グラマン投手の4人がほぼ決まりの状態。
ジョンソン投手の抹消で一時はどうなることかと思いましたが、
松永投手のおかげで何とかなりそうな感じがします。
あとは明日先発予定の岸投手に勝ち星がつき、先発の軸で回れるようになれば完璧。
日曜日先発予定のギッセル投手も加えて、
先発投手陣は昨年以上の厚みが出てくる可能性があります。
今日の松永投手の好投は本当に大きいです。


打線は前述の通り、細川・石井義人・リーファー選手の3本のホームランで勝利したわけですが、
加えて大きかったのがカブレラ選手の復調です。
今日はタイムリーヒットを含む3打数2安打1打点1四球という結果。
4打席目は藤岡投手がボール球を振らせようとするものの、そこをこらえて四球。
リーファー選手の満塁弾を演出したのは間違いなくカブレラ選手です。
今までは速い球に振り遅れ気味だったものの、ガトームソン投手の直球をヒットしましたし、
外の変化球も見極められているようです。
あとは打球の角度がついてホームランとなれば完璧といったところでしょう。
3番中島、4番カブレラ、5番和田、6番リーファーという強力クリーンアップが完成したのは、
ライオンズにとって心強い限りですね。

あとは…1・2番の出塁率ですか。
福地選手も片岡選手も状態は悪くないので、あとは結果だけですね。
明日からのオリックス戦での奮起に期待したいです。



明日はルーキーの岸投手が先発です。
前回は勝ち星が付かなかったものの、完封ペースのナイスピッチングでした。
その時のピッチングができれば、自ずと結果は付いてくることでしょう。
オリックスはヒットこそ少ないものの、ラロッカ・ローズ・北川選手の中軸が好調、
この3人をしっかりと抑えることが勝利への近道です。
岸投手の攻めの投球に期待したいです。

一方のオリックス先発は川越投手。
最近は打ったり打たなかったりの繰り返し、投手と打線の状態次第なんですかね。
幸いにも今日の試合で打線復活の手ごたえは感じられましたから
明日の試合でも主軸を中心に活躍してくれることでしょう。
中軸の強力さならばライオンズの方が上だという所を見せて欲しいですね。

せっかく好調のホークスに勝ち越したわけですから、ここから連勝街道に乗っていきたいものです。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!




4月4日 西武ライオンズ 0−3 福岡ソフトバンクホークス

(福)杉内(7回)−柳瀬(1回)−馬原(1回)
(西)グラマン(5回)−岩崎(1回2/3)−星野(1/3)
 −許銘傑(2回)
ホークス
ライオンズ

序盤のチャンスを生かせずに完封負けを喫する…
今日は試合が進む度に元気のない展開になっていきましたね…
外部調査委員会の中間報告の影響だとは思いたくないですが、
そう勘繰ってしまうような試合展開でした。
ファンは「野球」を第一の楽しみにしているわけで、
ドラフト何位だとか、契約金が幾らだったとか、年俸が幾らだとかは二の次。
そんなものは本来当事者だけの問題で、
とりわけ年俸の話なんてファンにとってはオフの暇つぶしの話題ですよ。
野球のシーズンは「野球」を見たいわけですから、プレーの方に集中してもらいたいです。
今後、この問題がどう展開していくかは分かりませんが、
ファンからプロ野球が奪われるような展開だけにはなって欲しくないです。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(中)佐藤友亮、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(三)中村剛也、9(捕)細川

1回表 ライオンズ先発:グラマン投手
辻選手、外角低め142キロストレートで空振り三振!
川崎選手、外角カーブでサードゴロ。
多村選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!

1回裏 ホークス先発:杉内投手
佐藤友亮選手、7球目内角スライダーにショートゴロ。
片岡選手、低めストレートに空振り三振。
中島選手、内角低めスライダー打って三遊間抜くヒット!
カブレラ選手、高めスライダー打ってセンター前ヒット!
 2アウト1・2塁。
和田選手、高めストレートにセンターへの浅いフライ。

2回表
松中選手、外角高め139キロストレート打たれてレフト前ヒット。
小久保選手、外角低めチェンジアップでライトフライ。
ブキャナン選手、フルカウントからの外角チェンジアップで空振り三振!
江川選手、内角高め140キロストレートで見逃し三振!

2回裏
リーファー選手、外角高めスライダーに空振り三振。
GG佐藤選手、初球外角ストレート打ってライト線への2ベースヒット!
中村剛也選手、フルカウントから選んで四球。1アウト1・2塁。
細川選手、外角高め144キロストレートに空振り三振。2アウト1・2塁。
佐藤友亮選手、外角低め一杯143キロストレートに見逃し三振。
◆この回…2イニング連続でチャンスを作りながら無得点。先頭打者が出塁したい。

3回表
斉藤秀光選手、フルカウントから内角140キロストレートで見逃し三振!
山崎選手、低めスライダーでファーストファールフライ。
辻選手、外角高めチェンジアップで打ち取るも三遊間抜かれるヒット。
川崎選手、低めストレートで左中間へのレフトフライ。
◆グラマン投手…ストライク先行のピッチング。低めに決まり、球威もある模様。ナイスピッチ!

3回裏
片岡選手、外角高めストレートにライトフライ。
中島選手、外角高めストレートに空振り三振。
カブレラ選手、粘るもフルカウントからの8球目外角高めストレートにファーストフライ。

4回表
多村選手、外角低めカットボール打たれてライト線へ落ちるヒット、
ライトのGG佐藤選手が頭を越されてしまう拙い守備でスリーベースヒットに。

松中選手、2ストライクからの際どい外角低めストレートはボール判定、
最後は低めスライダーを合わされただけの一二塁間抜かれるタイムリーヒット。

小久保選手、フルカウントから外角高めチェンジアップでライトフライ。1アウト1塁。
ブキャナン選手、ストレートの四球。1アウト1・2塁。
江川選手、初球外角高めストレートでライトフライ、ランナー3塁へ。2アウト1・3塁。
斉藤秀光選手、内角高め141キロストレートで空振り三振!
◆この回…GG佐藤…前も逸らしたし…
     積極的に行っての失敗ならまだしも…頼むよ、マジで。バットで取り返せ!


4回裏
和田選手、内角高めストレートにショートフライ。
リーファー選手、外角スライダーにピッチャー返しのショートゴロ。
GG佐藤選手、スライダー打ってライトへのヒット!
中村剛也選手、高めストレート吊り球に空振り三振。

5回表
山崎選手、低めカットボール打たれてレフト前ヒット。
辻選手、送りバント成功、1アウト2塁。
川崎選手、内角高めフォークで空振り三振! 2アウト2塁。
多村選手の所でワイルドピッチ、ランナー3塁へ。
多村選手、高めストレート打たれてレフト前タイムリーヒット。
松中選手、外角スライダー打たれて左中間へのタイムリー2ベース。

小久保選手、高めストレートでファーストファールフライ。
◆グラマン投手…打線の援護がなく、苦しいピッチングに。なんとか堪えて欲しい。

5回裏
細川選手、外角低めスライダーに空振り三振。
佐藤友亮選手、外角ストレートにショートゴロ。
片岡選手、ファールで粘るもフルカウントからの9球目高めスライダーにセカンドフライ。

6回表 この回から岩崎投手が登板。
ブキャナン選手、外角低めスライダーでバットを折ってセカンドゴロ。
代打の柴原選手、フルカウントから四球。
斉藤秀光選手、初球低めスライダーでレフトフライ。2アウト1塁。
山崎選手、外角140キロストレートで空振り三振!

6回裏
中島選手、内角低めストレートにショートゴロ。
カブレラ選手、内角高めストレート打ち上げてセカンド後方のフライ。
和田選手、内角高めストレートにレフトフライ。

7回表
辻選手、外角低めスライダーでファーストファールフライ。
川崎選手、高めストレートでレフトフライ。
多村選手、外角低めスライダーでサードゴロに打ち取るも、
本塁方向に少し逸れた送球をカブレラ選手が落球するエラー。
代走に城所選手。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
松中選手、ストレートでショートフライ。

7回裏 この回からセンターに城所選手、辻選手がレフトへ。
リーファー選手、外角低めスライダーにライトフライ。
GG佐藤選手、レフトへの2ベースヒット!
中村剛也選手、ファールで粘るもフルカウントからの内角高め「伸びるスライダー」に空振り三振。
代打の江藤選手、センターフライ。


8回表 この回から許銘傑投手が登板。キャッチャーに野田選手。
小久保選手、ショートゴロ。
ブキャナン選手、ショートゴロ。
柴原選手、セカンドゴロランニングスローアウト!

8回裏 この回から柳瀬投手が登板。
代打の福地選手、見逃し三振。
片岡選手、初球ストレートを打つもサードゴロ。
中島選手、フルカウントから選んで四球。
カブレラ選手、センター前に落ちるヒット! 2アウト1・2塁。
和田選手、内角高めストレートでバットが折れてサードゴロ。

9回表
斉藤秀光選手、内角シュートで空振り三振!
山崎選手、低めフォークで空振り三振!

辻選手、外角ストレートでセカンドゴロ。
◆許銘傑投手…ナイスピッチ! しかし日曜にはギッセル投手が先発予定で抹消濃厚…
       挫けるな、ガンバレ、ミンチェ。


9回裏 この回から馬原投手が登板。
リーファー選手、ファールで粘るも153キロストレートに空振り三振。
GG佐藤選手、初球打ちもショートゴロ。
代打の栗山選手、低めフォーク打って高いバウンドのセカンド内安打!
野田選手、ショートゴロ。
試合終了、0−3でライオンズが完封負け…

ライオンズは立ち上がりが全て。
1・2回に杉内投手を攻略できるチャンスがあったんですが… あと一本が出ず。
先頭打者の出塁は最後までありませんでしたし、今日はなかなか突破口を開けませんでしたね。
昨日の試合のようにワンチャンスをものにできなかったのが、全てといったところでしょうか。

先発のグラマン投手も立ち上がりは完璧な投球内容で、
このまま投手戦になるかなと思ったんですが、
4回表にGG佐藤選手がライト線手前の打球をワンバウンドで頭を越されてしまう凡ミスを犯し、
3ベースヒットにしてしまった後は、精神的に切れてしまい、序盤のような投球ができず。
5回表にもバッテリーミスが絡んで失点するなど、失点の内容が非常に悪い試合でした。
結局、グラマン投手は気持ちが切れたままに降板。ミスが全てでしたね…

収穫は特になく、スタメン復帰したカブレラ選手が2安打したこと、
リリーフの岩崎・許銘傑投手が好投したことぐらいでしょうか。
それでもカブレラ選手は状態的にはまだまだ、
許銘傑投手は外国人枠の関係で1軍残留が困難など、素直に喜ぶことはできません。
カブレラ選手と許銘傑投手はこの試合をきっかけにして、といった所でしょうかね。



明日は松永投手が今季初先発です。
オープン戦終盤にかなり打ち込まれたので、正直言って不安の方が多いです。
とりあえずは結果を恐れずに思い切って投げ込んでいってもらいたいですね。
ライオンズが勝つには明日のホークス先発:ガトームソン投手をどう打ち崩すか。
前回は四球絡みで自滅してましたから、
積極的に打つだけでなく、ボール球に手を出さないようにするのも攻略のポイントの一つ。
明日は機動力を絡めながら、得点を1点ずつ積み重ねていってもらいたいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




4月3日 西武ライオンズ 3−2 福岡ソフトバンクホークス

(福)新垣(7回1/3)−ニコースキー(0回)−柳瀬(2/3)
(西)涌井(7回2/3)−三井(1/3)−小野寺(1回)
(本)小久保3号2ラン
ホークス
ライオンズ ×

先発・涌井、立ち上がり乱れるも2回以降は立ち直り、9奪三振の好投で勝利!
今日の試合はライオンズにとって大きな試合でしたね。
まずは先発・涌井投手が苦手ソフトバンク相手に白星。
立ち上がりこそコントロールが定まらず、苦戦しましたが、
2回以降はコントロールが安定し、ストレートにも本来のキレが戻ってきたようで9奪三振。
初回の投球と川崎選手に粘られた影響で150球近くと球数が多くなってしまいましたが、
それ以外の投球内容は良かったと思います。
要所でシュートで内野ゴロ併殺という展開もありましたし、
若きライオンズのエースとして活躍できる手ごたえを感じる試合だったのではないでしょうか。

そして抑えの小野寺投手が下位打線とはいえ、
1点差の状況で三者凡退に抑え、セーブを挙げたことです。
詳しい内容は分かりませんが、フォークで打ち取ることができていましたし、
ストレートも150キロを計測するなど、ボール自体は大丈夫な模様。
まだ不安感はありますが、とりあえずの結果を残したことは良かったと思います。
抑えは結果ですからね。内容が良くても失点してしまえば全てが終わり。
一つ一つ結果を積み重ねていき、絶対的な守護神へと成長していってもらいたいです。

最後に打線が苦手の新垣投手から点数を奪ったことが大きいです。
前回登板で好投したように、今年の新垣投手はかなり調子が良いようです。
ですから、最初の対戦であっさり負けてしまうと、
今年も苦手意識が現れてズルズルいってしまうケースも考えられました。
そこで打線は不振のカブレラ選手を思い切って外し、4番に左のリーファー選手を起用。
さらに6番以下に栗山・石井義人・大島選手と左打者を3人並べました。
この並びが功を奏し、6回には和田選手が歩かされた後に、
栗山選手がタイムリーヒットを放ち、貴重な追加点を挙げ、
さらに石井義人選手の犠牲フライでもう1点を追加、試合を優位な展開へと運びました。
とりわけ栗山選手はなかなか打撃で結果が出てなかっただけに、
6番スタメン起用にはやや不安もありましたが、
昨年までの相性がそのまま出た形で2四球・タイムリーという好結果、
ようやく打撃の方で貢献してくれたという感じですね。
こちらも今日の一打をきっかけに調子を上げていってもらいたいです。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(中)福地、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)リーファー、5(左)和田、
6(指)栗山、7(三)石井義人、8(右)大島、9(捕)細川
◆カブレラ選手がスタメン落ち。相手が新垣投手からというのもあるのか。
 明日には普通にスタメン入りしそうだが、今日のを発奮材料にして欲しい。


1回表 ライオンズ先発:涌井投手
城所選手、外角低めシュートで見逃し三振!
川崎選手、ストレートの四球。
多村選手、外角低めスライダー打たれて左中間フェンス直撃の2ベースヒット、
ランナーホームへ突入するも3塁をベースを蹴った所でスピードが緩み、
レフトからの中継が上手く行ったこともあって本塁タッチアウト!

松中選手、攻めるもフルカウントから四球。2アウト1・2塁。
小久保選手、フルカウントから四球。2アウト満塁。
柴原選手、セカンドゴロ。
◆涌井投手…ストレートは140前半(144)とガンは出ているものの、
      キレ・コントロールともにイマイチな模様。
      丁寧に投げて打者を打ち取っていきたい所。
      しかし川崎選手の走塁には助けられたなぁ。


1回裏 ホークス先発:新垣投手
福地選手、内角高めストレートにレフトフライ。
片岡選手、外角低めスライダー打って高いバウンドのピッチャー内安打!
中島選手の初球に片岡選手が2塁盗塁成功!

中島選手、外角低めスライダーにショートゴロ。
リーファー選手、初球ランエンドヒット内角ストレート捉える一二塁間抜くタイムリーヒット!
和田選手、外角低めスライダー打ってセンター前ヒット!
 2アウト1・2塁。
栗山選手、四球で出塁。2アウト満塁。
石井義人選手、内角ストレートにレフトフライ。

2回表
ブキャナン選手、高め140キロストレートで空振り三振!
山崎選手、内角139キロシュートでセカンドゴロ。
本間選手、初球内角142キロストレートでレフトフライ。

2回裏
大島選手、内角低めスライダーに空振り三振。
細川選手、外角低めスライダーに空振り三振。
福地選手、初球内角高めスライダーにセンターフライ。

3回表
城所選手、内角低めチェンジアップで空振り三振!
川崎選手、フルカウントからファールで粘られて、
10球目内角低めカーブ打たれて右中間への2ベースヒット。

多村選手、初球で外角スライダーでライトフライ。ランナー3塁へ。
松中選手、高め143キロ吊り球ストレートでセカンドゴロ。

3回裏
片岡選手、初球シュート打ってセカンドゴロ。
中島選手、外角低めボール球のスライダーに空振り三振。
リーファー選手、内角低めスライダーに空振り三振。

4回表
小久保選手、ストレート打たれるもレフト正面のフライ。
柴原選手、低めスライダー打たれてセンター前ヒット。
ブキャナン選手、内角138キロシュートでサードゴロ併殺。

4回裏
和田選手、外角スライダーにサードフライ。
栗山選手、四球で出塁。
石井義人選手、フルカウントから内角高めストレートにレフトフライ。
大島選手、初球外角高めストレートにサードゴロ。

5回表
山崎選手、ファールで粘られるも9球目外角144キロストレートで空振り三振!
本間選手、内角低めスライダーで空振り三振も、パスボールで振り逃げに。
城所選手、外角142キロストレートで見逃し三振!
川崎選手、ファールで粘られてフルカウントからの
9球目高めストレート打たれて三遊間抜かれるヒット。

多村選手、高め143キロストレートボール球で空振り三振!
◆涌井投手…2回からはコントロールが落ち着き、ストレートの走りもあるとのこと。
      球数が多いのは気がかりであるものの、投球内容は良さそう。
      苦しみながらも1イニング4奪三振。西口・松坂投手も経験だとか。
◆川崎選手…ファールで粘りまくりでヒット。
      東尾氏によればイチロー選手の領域に近づいているとか。
      あの時のオリックスならまだしも、ホークスだと嫌な打者だわなぁ。


5回裏
細川選手、外角低めストレートにファーストゴロ。
福地選手、高めストレート打つもショートゴロ。
片岡選手、高めシュート打ってピッチャーの足に当たる内安打!
中島選手の所で、片岡選手が牽制タッチアウトでチェンジ。

6回表
松中選手、フルカウントから四球。
小久保選手、外角ストレート打たれてライトへの大きなフライ、
ライトの大島選手がフェンス際でジャンプキャッチアウト!

柴原選手、エンドランも低めストレートでショート左へのゴロ1塁送球アウト。2アウト2塁。
ブキャナン選手、高め吊り球の141キロストレートで空振り三振!

6回裏
中島選手、初球内角シュートを打ってセンター前ヒット!
リーファー選手、フルカウントからランエンドヒットも内角低めスライダーに空振り三振。
中島選手は2塁盗塁成功! 1アウト2塁。
和田選手、歩かされて四球、1アウト1・2塁。
栗山選手、フルカウントからストレート打ってレフト前タイムリーヒット! 1アウト1・3塁。
石井義人選手、エンドラン内角高めストレート捉えてセンターへの大きなフライ、
3塁ランナータッチアップでホームイン、

しかし1塁ランナーの栗山選手は2塁を回っていて1塁に戻りきれずにアウト。
犠牲フライとしての1点追加で3アウトチェンジ。
◆この回…栗山選手のタイムリーで1点。さらに石井義人選手の犠牲フライで2点目。
     3塁ランナーのホームインが先なので、点数は入る模様。
     ルール的に微妙に迷うところだが、有効みたい。
     ドカベンの高校野球編とかで出てきそうなネタだな(あったっけ?)


7回表
山崎選手、初球カーブでレフトフライ。
本間選手、内角ストレートでセカンドゴロ。
代打の江川選手、外角低め143キロストレートで空振り三振!

7回裏 この回から江川選手がライト、ライトの柴原選手がセンターへ。
大島選手、内角低めスライダーに空振り三振。
細川選手、外角低めスライダーにファーストファールフライ。
福地選手、初球外角ストレートにピッチャーゴロ。

8回表
川崎選手、内角高めストレート打たれてレフト前ヒット。
多村選手、粘られるもフルカウントからの9球目内角スライダーでファーストファールフライ。
松中選手、フルカウントからランエンドヒット、高めスライダーでセカンドゴロ、ランナー2塁へ。
小久保選手、外角スライダー打たれて左中間の打球が思いの外伸びる2ランホームラン。
ここでライオンズは投手交代、三井投手が登板。
代打の辻選手、レフトポール際にあわやホームランかというファール、
内角高めストレートでサードゴロに打ち取るも石井義人選手の送球が逸れて1塁セーフ。

ブキャナン選手、内角スライダーでバットを折るショートハーフライナー。
◆涌井投手…球数は148球。投げさせすぎじゃね?(^^;

8回裏
片岡選手、外角低めスライダーにセカンドゴロ。
中島選手、初球外角低めスライダーを打つ三遊間抜くヒット!
ここでホークスは投手交代、ニコースキー投手が登板。
リーファー選手、初球内角スライダー捉えて右中間への2ベースヒット! 1アウト2・3塁。
ここでホークスは投手交代、柳瀬投手が登板。
和田選手、初球高めストレートにファーストファールフライ。2アウト2・3塁。
栗山選手、内角高め148キロストレートに見逃し三振。

9回表 この回は小野寺投手が登板。
代打の田上選手、高め148キロストレートで詰まらせてライトフライ。
本間選手、低め140キロSFFでファーストゴロ。
江川選手、初球内角高め150キロストレートでバットを折るキャッチャーファールフライ。
試合終了、3−2でライオンズが勝利!

試合展開で大きかったのは、1回表の無失点だったと思います。
涌井投手が早々と失点してしまっていたら、相手が昨年苦戦した新垣投手ということで、
一気にムードが悪くなっていたように思います。
多村選手の打球がヒットになった瞬間、1点を覚悟したものの、
川崎選手のスピードが緩んで本塁タッチアウト、ライオンズにとっては大きなアウトとなりました。
(話によると、川崎選手と3塁コーチが接触したためにスピードが落ちたとか)
それが無失点で凌ぐきっかけとなり、1回裏の先制点へと繋がったわけですから、
1回表の無失点は本当に大きかったですよ。助かりました。

勉強になったのは、6回裏の石井義人選手の犠牲フライの場面。
1アウト1・3塁で3塁ランナーは和田選手、1塁ランナーは栗山選手、打者は石井義人選手。
サインはヒットエンドランで、石井義人選手はセンターへの大きなフライ。
3塁ランナーは当然タッチアップの構え、
しかし1塁ランナーの栗山選手は打球が抜けると思い込んで全く戻らず。
捕球時には2塁を蹴っており、1塁には戻りきれずにアウト。
でも栗山選手が1塁に送球されてアウトが成立する前に、
3塁ランナーの和田選手はタッチアップでホームイン。
この1点が有効かどうかが一つ迷う場面です。
結論からすれば、タッチアップは有効な模様です。
一般的な感覚からすると、フライアウト時に走者は一度ベースに戻らなければいけないので、
1塁ランナーが戻りきらなければ、
3塁ランナーのタッチアップホームインは認められないようにも思えます。
けれど本来、1塁ランナーと3塁ランナーは全くの無関係なのであって、
3塁ランナーが正規な形でホームインしている以上、
1塁ランナーがその後にアウトになったとしてもホームインが取り消されないのは当たり前のことです。
一つ勘違いしやすいことなので覚えておきましょう。
私も一瞬、どうなるのかと困惑しましたし(^^; まだまだ勉強が足らんです。



明日はグラマン投手が先発です。
前回は勝ち星こそ付かなかったものの良いピッチングをしていましたし、
ソフトバンク相手には相性良かったと思うので、明日の投球には期待しています。
一方のホークス先発は杉内投手。
苦手意識はないものの、組しやすい相手というわけでもないので、
気を引き締めて試合に臨んでいきたいところ。
明日の試合ではカブレラ選手がスタメン復帰するのか、
それとも抜きで右打者中心のオーダーを組むのか、首脳陣の采配にも注目ですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!





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