2007年西武ライオンズ応援日記

4月1日 西武ライオンズ 3−6 北海道日本ハムファイターズ

(西)大沼(5回)−許銘傑(1回0/3)−
 星野(1回)−長田(1回)
(日)建山(6回)−武田久(1回2/3)−マイケル(1回1/3)
(本)稲葉1号
西武
日ハム ×

終盤に1点差まで追い上げるも、あと一本が出ずに敗戦…
ジョンソン投手が登録抹消となり、大沼投手が急遽予告先発されたことで、
今日の試合は負け試合だったということは分かってはいたんですが…
どうもストレスの溜まる試合でした。
打線のやられ方が同じなんですよねぇ…
右サイドの建山投手に対してヒットは出るものの、あと一本が出ず。
満塁のチャンスを作るものの、得点に結びつかず。
良い当たりが野手の正面だったりと、なんだか乗り切れません。
チーム状態は悪くないんだけれども、なかなか良くならない。
この状況が続いてしまうと、一昨年前のような5割をうろちょろすることになってしまいます。
早めに乗っていきたいんですけどねぇ…

もっとも、それはソフトバンクを除く5球団全てが思っていることですよね(苦笑)
相手の日ハムも今日ようやく打線が繋がりましたし、
ロッテは清水・小野・久保投手ら軸となる先発陣が結果を残せず、
オリックスは良い時と悪い時の落差が激しい、
楽天は岩隈・林投手といった期待した投手を故障で欠くなど計算どおりいかない、等々。
ソフトバンクに独走させないという思いは一つであるものの、
どのチームもなかなか乗り切れていません。
早くチームとしての調子を上げていきたいんですが…
ライオンズにとっては、火曜からのソフトバンク3連戦が第一の勝負ですかね。
ここで勝ち越せないようでは、波に乗れません。
ソフトバンクを叩いて調子を上げていきたいところ。
しかしいきなり好調の新垣投手が相手かぁ… 不安だなぁ(苦笑)
まぁ、シーズン始まったばかりですし、あまり弱気にならず応援していきたいものです。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(中)福地、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(三)中村剛也、8(捕)細川、9(右)栗山

1回表 日ハム先発:建山投手
福地選手、初球低めストレート捉えるも左中間の打球をセンター森本選手が捕ってアウト。
片岡選手、外角低めスライダーにセンターフライ。
中島選手、外角低めスライダーに空振り三振。

1回裏 ライオンズ先発:大沼投手
森本選手、低めスライダーを叩きつけられてサード内安打。
田中賢介選手、カウントノーツーから送りバント成功。1アウト2塁。
坪井選手、高めストレート打たれてセンター前タイムリーヒット。
送球の間にランナー2塁へ。
セギノール選手、低めスライダーで空振り三振! 2アウト2塁。
稲葉選手、ストレートの四球。2アウト1・2塁。
高橋信二選手、外角146キロストレートでショートゴロ。
◆大沼投手…ストレートは140キロ後半と相変わらず速い。
      しかし変化球は高めに行きがち。もっと低く。


2回表
カブレラ選手、外角低めスライダーに当てただけのショートゴロ。
和田選手、フルカウントから外角スライダーに空振り三振。
リーファー選手、フルカウントからの低めチェンジアップにファーストゴロ。
◆打線…毎度のことながら、日ハムは右打者に対しては外角攻めが中心。
    外の変化球を踏み込んで逆方向に打ち返したい。


2回裏
稲田選手、低めカーブでセカンドゴロ。
グリーン選手、低めストレート捉えられるもセンターフライ。
金子選手、外角ストレート打たれてレフト前ヒット。
森本選手の所で金子選手が盗塁を試みるも、細川選手がナイス送球アウト!
◆大沼投手…この回は少しコントロールが落ち着く。
      それでもストレートが簡単に打ち返されるのは相変わらずで。
      武器となる変化球が1つあれば楽になるんだけどなぁ…


3回表
中村剛也選手、外角低めストレート打つもセンターフライ。
細川選手、外角低めスライダーを上手く拾ってライト線へのヒット!
栗山選手、初球外角ストレートにセカンドゴロ併殺。
◆細川選手…この回の打撃ができれば、率も残ってくるだろうに。
      パワーがあるのだから、拾ってから押し込めば内野の頭を越すはず。
      追い込まれたら、今の打撃ができるようにして欲しい。


3回裏
森本選手、外角低めストレート捉えられる一二塁間の打球に対して、
セカンド片岡選手が追いついて1塁送球、カブレラ選手もよく捕ってナイスプレーアウト!

田中賢介選手、初球ストレート打たれてレフト前ヒット。
坪井選手の所で田中賢介選手が盗塁成功。
1アウト2塁。
坪井選手、四球。1アウト1・2塁。
セギノール選手、内角ストレートを捉えられ、センターへ良い角度の打球が飛ぶも、
やや差し込んでいたようでセンターフライ。ランナー3塁へ。2アウト1・3塁。
稲葉選手、内角低めスライダー捉えられてライトスタンドへの3ランホームラン。
高橋信二選手、内角ストレート打たれてセンター前ヒット。

稲田選手、初球低めカーブでセカンドゴロ。
◆大沼投手…ストレートを気持ちよくスイングされてる辺りが…
      どの選手も綺麗に捉え、振り切っているもんなぁ…
      カーブがもっと有効に使えればいいんだけど、制球がもう少し。
      決め球もないし、非常に組み立て辛い投手。


4回表
福地選手、内角スライダーを叩きつけて二遊間抜くセンター前ヒット!
片岡選手の所で、福地選手が2塁盗塁成功!

片岡選手、外角低めチェンジアップに空振り三振。1アウト2塁。
中島選手、外角低めスライダーにサードゴロ。2アウト3塁。
カブレラ選手、外角スライダー打ち上げてファーストフライ。
◆片岡選手…盗塁直後の甘いスライダーを見送り。
      一体、何を狙っていたのか分からない打席だった。


4回裏
グリーン選手、外角低めスライダーでショートゴロ。
金子選手、低めスライダーでセンターフライ。
森本選手、初球低めカーブでピッチャーゴロ。
◆大沼投手…この回は低めに変化球が決まる。常にこれぐらいならば…

5回表
和田選手、外角スライダー捉えてレフトフェンス直撃の2ベースヒット!
リーファー選手、ファールで粘るも内角ストレートにレフトへの浅いフライ。
中村剛也選手、内角ストレートに詰まってキャッチャーフライ。
細川選手、フルカウントから甘いスライダーに見逃し三振。
◆打線…スライダーが甘く来てるものの、それを一発で仕留め切れていない。
    狙ってるんじゃないのかなぁ… んー…


5回裏
田中賢介選手、初球ストレートを捉えられるもライトライナー。
坪井選手、高めストレートを叩きつけられてピッチャーの頭を越すショート内安打。
セギノール選手、フルカウントから低めスライダー打たれてセンター前ヒット。
1アウト1・3塁。
稲葉選手、外角ストレート打たれるもショートゴロ併殺。

6回表
栗山選手、高めストレート打つもセンターフライ。
福地選手、外角チェンジアップに空振り三振。
片岡選手、外角チェンジアップ打って三遊間抜くヒット!
中島選手、外角低めスライダー打ってセンター前に抜けるヒット!
 2アウト1・3塁。
カブレラ選手、外角スライダー捉えるもサード正面のゴロ。
◆栗山選手…得意ゾーンの球だったんだが…
      あの球を捉えきれないのは、長所の打撃が生かされてない証拠。
      肝心の打撃の状態が上がってこないなぁ…
◆打線…惜しい当たりが結構あるのだが、野手の正面だったり、
    好プレーに阻まれて得点できていない。運がある時とない時の差が激しい。


6回裏 この回から許銘傑投手が登板。
高橋信二選手、初球外角低めスライダーでセンターフライ。
稲田選手、高めストレート打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
グリーン選手、内角高めシュート打たれてショート右抜かれるヒット。
1アウト1・2塁。
金子選手、フルカウントからの外角低めスライダーでショートゴロ併殺。

7回表 この回から武田久投手が登板。
和田選手、外角低めスライダーにサードゴロ。
リーファー選手、一二塁間抜くヒット!
中村剛也選手、右腕上腕部に当たる死球。1アウト1・2塁。
代打の大島選手、内角スライダーを捉えて右中間突破の2点タイムリー2ベース!
栗山選手、ファールで粘ってフルカウントから四球で出塁。1アウト1・2塁。
福地選手、内角ストレートを叩きつけてサード内安打! 1アウト満塁。
片岡選手、初球外角スライダー叩いてセンター前タイムリーヒット!
2塁ランナー本塁突入もセンター森本選手の好返球で本塁タッチアウト。2アウト1・2塁。
中島選手、右肘当てで上手く当たる死球。2アウト満塁。
カブレラ選手、外角低めストレートに空振り三振。
◆この回…片岡選手の打球での2塁ランナー本塁突入は微妙な所。
     タイミングは際どかったし、森本選手の好返球がなければセーフ。
     しかし強肩の森本選手で外野前進守備、
     次の打者が中島・カブレラ選手という状況で、
     本塁突入させるという判断はどうだったのか考えると…
     まぁ、積極的に行く分にはアウトでもしゃーないわな。


7回裏 この回からキャッチャーに野田選手。
森本選手、初球外角高めストレート打たれてライト前ヒット。
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
田中賢介選手、初球で送りバント成功、1アウト2塁。
代打の金子洋平選手、外角低めカーブでセンターフライ。ランナー3塁へ。2アウト3塁。
セギノール選手、カウントノーツーになった所で敬遠。2アウト1・3塁。
稲葉選手、高め甘いスライダー打たれてライトフェンス直撃のタイムリー2ベース。
1塁ランナー本塁突入もこれは本塁で刺してタッチアウト。1失点止まりに。

8回表 この回からレフトに紺田選手。サードに飯山選手。
和田選手、ストレート捉えて左中間突破の2ベースヒット!
リーファー選手、初球ストレートを打ち損じてピッチャーゴロ。1アウト2塁。
中村剛也選手、外角低めスライダーにショート左のゴロ。2アウト2塁。
野田選手、フルカウントからよく選んで四球。2アウト1・2塁。
ここで日ハムは投手交代、マイケル投手が登板。キャッチャーに鶴岡選手。
栗山選手、外角スライダーに平凡なピッチャーゴロ、
しかし1塁ベースカバーとの連携が悪く、送球エラーセーフ。2アウト満塁。
福地選手、初球スライダー打つもサードゴロ、送球高いもアウト。
◆この回…福地選手に代打が出ると思ったんだけれど…
     左なら石井義人選手、右なら平尾選手とかいたじゃんと。
     今日はわりと打っているけれど、勝負してもいい場面だと思ったが…
     代打成功率と満塁での生還率が低いなぁ…


8回裏 この回から長田投手が登板。
鶴岡選手、内角ストレートで詰まらせてレフトフライ。
稲田選手、初球外角スライダーで三遊間へのゴロ、
ショート中島選手が踏ん張って1塁送球、ショートバウンドも難しくないボール、
ファーストカブレラ選手が雑に捕りにいって後逸、ランナー2塁へ。記録は送球エラー。

紺田選手、内角低めストレートで当てただけのレフトフライ。
金子選手、初球高めストレート打たれて浅い右中間抜かれるタイムリー3ベース。
森本選手、外角低めスライダーでショート左のゴロ、
中島選手がノーステップで1塁へワンバウンド送球、
判定は微妙にセーフ臭いものの判定はアウト! もうお返し、ないよね…?(苦笑)

9回表
片岡選手、外角低めボール球のスライダーに空振り三振。
中島選手、ファールで粘って外角ストレートを捉えるライトフェンス直撃の2ベースヒット!
カブレラ選手、外角低めスライダーに空振り三振。2アウト2塁。
和田選手、外角低めスライダーに空振り三振。
試合終了、3−6で敗戦。


急遽、予告先発された大沼投手は5回4失点と微妙な結果でした。
調整期間がなかったことを考えれば、試合を作ってくれましたし、頑張ったんですけど…
ただ今後も先発で使い続けてみようと思うほどの内容でもなかったのも事実。微妙です。
今日は昨年までよりもコントロールは良かったです。
四球は2個のみ、そのうち1個の稲葉選手への四球は歩かせてもOKな場面、
全体的にストライクゾーンに来てましたし、ストレートのコントロールは良かったです。
でも140後半をマークしても、気持ちよく相手打者に捉えられるストレートではダメです。
完璧に振り切られてますもん。全く相手打者が嫌がっていない(苦笑)
せっかくストレートのコントロールが落ち着いてきても、
その球に威力がなければ打者を打ち取れません。
ストレートを勝負球に出来ないのが何とも歯がゆい気持ちにさせられます。
もっと振りかぶった時に右肩を後ろへ入れられないんですかねぇ?
あまりにも打者に正対するのが早すぎて… うーん…
ならば、変化球で打ち取ろうと思っても、タイミングを外すカーブ以外はイマイチ。
スライダーは甘く入りがちで、勝負球になるほどのキレはなし。どちらかというとカウント球。
ではフォークでと思っても叩きつけるだけで効果は皆無。
使える変化球が1つでもあれば、変わってくるんですけど… 勿体無い投手ですよねぇ。
今までのように自滅とならなかった点は評価できますが、
まだその程度の段階、年齢的にも後がありませんし、そろそろ結果を望みたい所です。
次回登板が先発なのか、再び敗戦処理となるのかは分かりませんが、
与えられた場所で結果が残せるよう頑張って欲しいです。
…エイプリルフールのような好投はなりませんでしたか、残念無念…


打線の方は11安打放ちながらも3得点のみ、11残塁の拙攻です。
日ハム先発の建山投手のスライダーに苦労したとはいえ、
4回表・5回表と先頭打者が出塁し、ノーアウト2塁のチャンスを作っていたんですが、
後続の打者が仕留め切れずに無得点。
甘い球がなかったわけではありませんし、
前回の楽天戦のように外角低めスライダーに手も足も出なかったわけではありません。
最低限ファールにすることができていましたし、捉えられる球もありました。
それでも点数が入らないのは、失投を一発で仕留め切れない点にあるわけで…
まだ打線は本調子になっていませんね。

打線が乗り切れていない理由の一つには、
良い当たりが野手の正面を突いてしまうというのもあります。
第1戦での中島選手のピッチャー返しをダルビッシュ投手が好捕したのを始め、
今日も6回のカブレラ選手の打球がサード正面、
結果の残っていない選手の打球は不思議と野手の正面を突きます。
まぁ、野球ってのはそういうものですが。
嫌だなぁ、どうしても愚痴っぽくなってしまう(苦笑)
打ってるんだけれども、点数が入らない。
チャンスを作るまでの流れはいいものの、最後の一本が出ない。悩ましいです。

具体的に打者の中で心配なのは、カブレラ・中村剛也・栗山選手の3人。
カブレラ選手は昨日ホームランを放ったものの、今日の打撃を見る限りではまだまだ。
とにかくスピードに付いていけてません。まだ一人オープン戦の中にいるみたいです。
しばらくは我慢するしかないんですかねぇ…
後ろの和田・リーファー選手が好調なだけに、なんとか繋いでもらいたいです。
中村剛也選手はそんな状態が悪いとは思わないんですが、結果が残りません。
今日の試合は三振0ですし、悪い時のような扇風機状態でないのは確かなんですけど…
詰まった当たりでもいいから、外の球をヒットできれば変わってくるかも。
我慢強くやって欲しいっす。
栗山選手は得意の打撃が冴えてない印象です。
強い打球があまり飛ばないんですよね。
ヒット狙いならヒット狙いでもいいんですが、
それでも強く打球を叩かないことには結果が残りません。
どこか合わせてるだけの打撃が気になります。

逆に強く打球を叩けているのが大島選手
甘い球だったとはいえ、今日の代打でのタイムリー2ベースは見事でした。
今の状態なら、栗山選手よりも大島選手を優先的に使いたいところ。
しかし何で守備交代したのが大島選手だったんでしょうね。
栗山選手が代わるとばかり思ってましたが。
ひょっとして大島選手は怪我していて守れない状況にでもあるのでしょうか?
わりと代打の成功率が高いので、大島選手が代打の切り札という位置にあるのかな?
ここらの事情が分からないので、何とも言えないところです。
いずれにせよ、大島選手の打撃は今のライオンズに必要ということは確かです。
火曜は新垣投手が先発でしょうから、怪我でもしていなければ、スタメン起用されるでしょう。
大島選手のバッティングに注目したいですね。



これでライオンズは開幕7試合終わって、3勝3敗1引き分けの5割です。
悪いスタートではありませんが、良いスタートでもありません。
勝ち試合は最高の内容、負け試合は残塁の山と、落差が激しいです。
まだ波に乗り切れていませんから、本拠地に再び戻って仕切りなおしといきたいです。
相手は好調のソフトバンク。
ここでソフトバンクに勝ち越せば、上を叩けるだけでなく、
ライオンズ自身も波に乗っていけます。
火曜からの3連戦はライオンズらしい野球で白星を掴み取って欲しいですね。
火曜からはガンバレ、ライオンズ!!




3月31日 西武ライオンズ 9−3 北海道日本ハムファイターズ

(西)西口(7回)−岩崎(1回)−小野寺(1回)
(日)グリン(6回0/3)−山本(2/3)
 −伊藤(1回1/3)−須永(1回)
(本)カブレラ1号
西武
日ハム

12安打9得点と打線の繋がりが戻り、ライオンズが快勝!
今日は試合前半こそ、日ハム先発のグリン投手に抑えられましたが、
中盤以降は打線の繋がりが良く、今季初の打線爆発といった結果でしたね。
昨日の発破が効いたんですかね〜 投手陣を助ける素晴らしい打線の繋がりでした。

特に素晴らしかったのが、5回の2点目の得点方法でしょう。
好調の和田・リーファー選手の連続ヒットで1点を先制した後、
栗山選手が送りバントでランナーを3塁へと進め、
細川選手がレフトへキッチリ犠牲フライ、こういう攻撃がライオンズの野球です。
1点ずつ嫌らしく積み重ねていった結果が今日の12安打9得点なんだと思います。

7回表の攻撃も、カブレラ選手のホームランで1点を追加し、
和田・リーファー選手の連続ヒットでグリン投手をKOした後、
代打の佐藤友亮選手がセンターへキッチリ犠牲フライを打ち上げて1点を追加。
その後も代打の中村剛也選手、福地選手、中島選手と、
センター方向を中心とする長打で得点を追加、実に理想的な攻撃でした。
バントや犠牲フライというのは、1点だけを取りにいくのではなく、
攻撃の流れを作るためのものです。
佐藤友亮選手の犠牲フライで早々に1点を取ったことで、
後の打者を気分的に楽にし、打線の流れを良くしたように思います。
ライオンズ打線が畳み掛けて得点できるのは、この攻撃の流れの良さが理由でしょう。
これがライオンズ打線の良さです。

8回表の攻撃でも送りバントでランナーを進めた後に、細川選手が犠牲フライ。
まぁ、直前のハーフスイングの判定がかなり微妙だったんで、
5回の得点ほど嬉しくはありませんでしたが(^^;
それでも失点直後だっただけに、この1点は大きかったです。

今日のような攻撃を見せていれば、ライオンズ打線は安泰です。
この攻撃を明日以降にも繋げていってもらいたいですね。

そんなこんなで試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(中)福地、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)栗山、8(捕)細川、9(三)石井義人
◆ジョンソン投手が右肘痛で1軍登録抹消。許銘傑投手が1軍登録。

1回表 日ハム先発:グリン投手
福地選手、10球粘ってフルカウントから四球で出塁。
片岡選手、外角低めスライダーに空振り三振。1アウト1塁。
中島選手、セカンドゴロ併殺。

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
三者凡退。

2回表
三者凡退。

2回裏
三者凡退。

3回表
三者連続三振。

3回裏
三者凡退。

4回表
福地選手、空振り三振。
片岡選手、センター前ヒット!
中島選手、ライトフライ。
カブレラ選手、空振り三振。

4回裏
森本選手、外角低めスライダーで見逃し三振!
田中賢介選手、ライトファールフライ。
坪井選手、レフトフライ。

5回表
和田選手、体勢崩しながら左中間抜く2ベースヒット!
リーファー選手、外角ストレートを捉えてレフト左抜くタイムリー2ベース!

栗山選手、送りバント成功。1アウト3塁。
細川選手、初球外角スライダー打ってレフト後方の犠牲フライ。1点追加!
石井義人選手、粘るもショートゴロ。
◆栗山選手…送りバントの体勢がよくなった。バント技術上昇?

5回裏
セギノール選手、空振り三振。
稲葉選手、ホームラン性の打球が飛ぶもライトフェンスギリギリのフライ。
高橋信二選手、外角スライダーでレフトライナー性のフライ。

6回表
福地選手、ピッチャー返しのセンター前ヒット!
片岡選手、送りバント成功、1アウト2塁。
中島選手、詰まるもセンター前に抜けるかという打球にショート金子選手が追いついてアウト、
ランナー戻りきれずに併殺に。
惜しい。

6回裏
グリーン選手、セカンドフライ。
田中幸雄選手、フラフラと打球がレフト線に落ちる2ベースヒット。
金子選手、セカンドゴロ、ランナー3塁へ。
森本選手、センターフライ。

7回表
カブレラ選手、外角低めストレートを捉え、ライトスタンドギリギリに入るソロホームラン!
和田選手、外角スライダーに崩れながらも打ってライト前ヒット!
リーファー選手、叩きつけてファーストの頭を越すライト前ヒット!
 ノーアウト1・3塁。
ここで日ハムは投手交代、山本投手が登板。
代打の佐藤友亮選手、センター後方の犠牲フライで1点追加!
細川選手、カーブに空振り三振、
ランナースタートでアウトのタイミングも送球が逸れて、リーファー選手が2塁盗塁成功!
代打の中村剛也選手、外角低めストレート捉えてセンターフェンス直撃のタイムリー2ベース!
福地選手、低めストレート捉えてセンターフェンス直撃のタイムリー2ベース!

ここで日ハムは投手交代、伊藤投手が登板。
片岡選手、フルカウントから四球。2アウト1・2塁。
中島選手、右中間突破の2点タイムリー2ベース!
カブレラ選手、外角低めスライダーにショートゴロ。
◆この回…ようやく打線爆発!
     カブレラ選手の一発で始まり、好調の和田・リーファー選手のヒット。
     佐藤友亮選手がしっかりと仕事をし、不振気味な中村・福地・中島選手の長打で得点。
     今季初めてスカッとする打線の繋がりを見せた。


7回裏 この回からファーストに後藤武敏選手。他はそのまんま。
田中賢介選手、サードゴロ。
坪井選手、レフト前ヒット。
セギノール選手、ライト前ヒット。
1アウト1・2塁。
稲葉選手、あわやホームランかと右中間の打球が飛ぶも、ライトフェンス手前で失速してアウト。
2塁ランナーは3塁へ。2アウト1・3塁。
高橋信二選手、ライトオーバー2点タイムリー2ベース。2アウト2・3塁。
グリーン選手、甘いスライダー打たれて3塁線抜かれる2点タイムリー2ベース。
田中幸雄選手、外角スライダー捉えられるもライト後方のフライ。
◆西口投手…なんかもうフラフラなんですけど…
      リリーフが昨日ほぼ総動員されたんで、もう1イニング頑張って欲しいのだが。


8回表
和田選手、センター前ヒット!
リーファー選手、外角ストレート捉えてピッチャー返しのセンター前ヒット!
 ノーアウト1・2塁。
佐藤友亮選手、送りバント成功。1アウト2・3塁。
細川選手、ハーフスイング空振り三振と思いきや、ノースイングの判定に助けられ、
その直後にライト後方への犠牲フライ、1点を追加!
 2塁ランナーも3塁へ。2アウト3塁。
中村剛也選手、外角変化球を捉えるもレフト正面のライナー。

8回裏 この回から岩崎投手が登板。
金子選手、ストレートで追い込み、外角低めスライダーで当てただけのセカンドゴロ。
森本選手、外を攻めて、最後は内角一杯のストレートで見逃し三振!
田中賢介選手、内角高めストレートでバットを折ってショートフライ。
◆岩崎投手…コントロールがいい。基本的にボールが両サイドに集まる。
      ストレートの勢いもある。
      ただスライダー120後半、シンカー130中盤と、球速の変化があまりない。
      スライダーがもう少し変化が大きくなるか、緩い球を身に付けたいところ。
      でも思ったよりも良い感じ。

9回表 この回は須永投手が登板。
福地選手、内角ストレートにショートゴロ。
片岡選手、叩きつけるもセカンドゴロ。
中島選手、外角ストレート捉えるもセンター正面のフライ。

9回裏 この回は小野寺投手が登板。
坪井選手、内角148キロストレート捉えられるもサードライナー。
セギノール選手、低めフォークでセカンドゴロ。
稲葉選手、初球低めストレートを叩かれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
高橋信二選手、フォークで追い込み、最後は外角高め143キロストレートでピッチャーゴロ。
試合終了、9−3でライオンズが勝利!
◆小野寺投手…まだ不安は残るものの、一応の結果は残した印象。
       セギノール・高橋選手へのフォークも悪くなかったし、
       この調子で気持ちを切り替えてガンバレ!


今日は高校野球と同時に見ていたため、個々の選手の状態に関しては簡単に書くのみに。
上の試合展開説明でも分かるように、序盤は丸々抜けてますから(苦笑)

打者で目立ったのは、栗山選手の送りバントの上手さ。
まぁ、バントしたのは1打席だけですし、今シーズンの送りバントも2つだけなので、
上手いというのもアレですが、少なくともバントの姿勢はかなり良くなったように思います。
あとは今日のようにリラックスして、バントに臨めれば大丈夫でしょう。
守備は相変わらずそうですが、オープン戦で積極的に盗塁を試みて成功するなど、
バント・走塁に対する意識は以前に比べて格段に上がってきています。
得意のバッティングの状態が上がってくれば、1・2番の起用も増えてくるのではないでしょうか。
その打撃がもう少しなのが残念。低めの変化球を打ち返せるかどうかですね。
それにしても外野は… 今日の試合でも福地選手が2安打1四球と結果を残し、
途中出場の佐藤友亮選手も犠牲フライに好守備とアピール、
来週か再来週までには赤田選手も帰ってくるでしょうし… 凄い競争です。
外野だけ5人とか出来ませんかねぇ(笑)
それぐらい楽しみな外野陣です。

投手で目立ったのは、ルーキー岩崎投手のピッチング。
前回打ち込まれたピッチングを全く見ていないので分からないのですが、
今日見た限りではかなり良いと思いました。
まず何よりもコントロールがいいです。両コーナーにしっかり決まっているのが強み。
よくあれだけの変則フォームで正確に投げられるなと感心します。
ただスライダーが120後半、シンカーも球速的にはストレートとさほど変わらないと、
緩急・ボールの変化が少ない投手なだけに、単調になると前回のように打ち込まれるんでしょうね。
将来的には変化の大きい球や緩い球を覚えるなりして変化を加える必要があるでしょうが、
現時点では両サイドに丁寧に投げ分けていけば大丈夫でしょう。
コントロールを間違わなければ、そんなに大怪我することもないと思いますから、
ワンポイント〜1イニングのショートリリーフを中心に頑張ってもらいたいです。
岸投手といい、今年のルーキーはイイ球を投げてますね〜



明日の先発は大沼投手だそうです。
……えっ? 明日がエイプリルフールだからといって、つまらない冗談は…(爆)
どうやら先発予定だったジョンソン投手が右肘痛で離脱となってしまった影響のようです。
長期離脱とならなければいいんですけど…
やってもらわなければならない投手なだけに、今回の離脱劇は頭が痛いです。
その分を昨日好投した岸投手を始め、明日先発する大沼投手らで埋めていかなければなりません。
先発候補にはソフトバンク戦で先発予定の松永投手以外に、ギッセル投手がいますが、
ファームでの先発登板の関係上、中3日となって登板は無理だったようです。
大沼投手が先発できる機会は、おそらく明日の1回きり。
ここで結果が残らなければ、そのまま敗戦処理を中心とした中継ぎ起用しかされないでしょう。
これは大沼投手にとってチャンスです。
明日は多くのライオンズファンが、
「この好投はエイプリルフールのネタか?」と思うような嘘みたいな投球を期待したいです(^^;

一方の日ハム先発は建山投手。
右サイドのスライダー投手ということで、楽天2戦目の青山投手を思い浮かべてしまいますが、
今日の打線の攻撃ならば、スライダーもそれほど苦にしないはず。
右打者はスライダーに対して踏み込んで打ち、
左打者はレフト方向を中心に繋ぐ打撃をしていけば攻略できるでしょう。

明日もガンバレ、ライオンズ!!




3月30日 西武ライオンズ 2−2 北海道日本ハムファイターズ

10 11 12 (西)岸(7回)−三井(1回)−小野寺(1回)
 −星野(1回1/3)−長田(1回2/3)
(日)ダルビッシュ(9回)−武田久(2回)−マイケル(1回)
(本)和田2号
西武
日ハム

ルーキー岸7回無失点の好投も、9回に追いつかれ、そのまま引き分けに。
野球ファンならば、「投手の理想的なピッチング」というものがあるだろう。
初球カーブでカウントを稼ぎ、外角低めストレートでストライク、
1球外して低めにフォークで空振り三振といった理想的な投球の組み立てがあるはずです。

私の思い描く「投手の理想的なピッチング」とは、
「初球内角高めストレート(見逃し)」「2球目内角高めストレート(ファール)」
「3球目外角低め一杯のストレートで見逃し三振」、この組み立てです。
ですが、変化球全盛の時代ではこんな組み立てはないです。
全盛期の西口投手が3球目外角低めスライダー空振り三振となっていたぐらい。
あとは2ストライク後に1球ボール球を挟んで、変化球という組み立てがほとんどです。
けれど今日、その組み立てが可能になりそうなピッチャーが出てきました。
それが今日先発したルーキーの岸孝之投手です。

現実にそういった配球があったわけではありません。
けれどそれが可能ではないかと思わせる場面が1回表の坪井選手の打席でありました。
初球のボールも最後の四球を与えたボールも、ギリギリ内角高め入っているようなコース、
初球ストライクとして、2球目を飛ばして3球目のファールで追い込んだと換算、
その後に外角低め一杯のストレートを投じられれば、ストレートだけの見逃し三振が可能です。
それだけ今日の岸投手のストレートは素晴らしかったです。
初回は鬼のように内角高めストレートで攻めまくり。インハイの鬼でした(^^;
立ち上がりの岸投手はボールが高めに浮き気味だったんですが、
それが功を奏したように、インハイのギリギリ一杯にストレートが決まりまくり。
坪井選手の場面を始め、ボールと言われる場面もありましたが、
本来のストライクゾーン(打者が真っ直ぐ立った時点のストライクゾーン)で考えればストライクの球。
あんなにインハイを正確に攻められる投手は久しぶりに見ました。
(とはいえ、全盛期の西口投手、警告試合翌日の巨人戦で先発した涌井投手といますが)
右打者への外角低めのストレートのコントロールも良かったですし、
投手の生命線とも言える両対角線のコントロールが本当に良かったです。
ボールの勢いもありましたから、バットに当たってもファールか、ポップフライになるのが関の山。
序盤3回のストレートは見ている人を熱くさせる内容でした。
これだけ投手で興奮したのも久々ですなぁ。
昨年の涌井投手の活躍にも興奮しましたが、
涌井投手の場合は高校時代に一度派手に興奮しましたから、プロではある意味当然的な所も(^^;
プロ野球でこれだけ興奮させてくれた投手を見るのは久々です。
ボールの伸び単独では阪神・藤川投手や、スピード単独では横浜・クルーン投手、
コントロール単独では全盛期の豊田投手に敵いませんが、
それら全てを総合した時に岸投手のストレートは一際輝きを生みます。
凄くワクワクさせてくれる投手が出てきたなという感じがしますね。

ここまではベタ褒めですが、総合的に見れば、まだ未完成なところが多いです。
ストレートのコントロールが抜群に良かったのも序盤3回ぐらいで、
4回以降は少しずつ中に入る場面が多くなっていきました。
それでもストレートの勢いが勝っていたようで、日ハムの打者の打球はポップフライが大半、
いい角度で打球が上がりかけても、伸びがなかったり、上がりすぎたりで、
完全にストレートが捉えられることはありませんでした。
また、左打者への外角低めのストレートが攻めきれていない印象も受けました。
右打者への外角低めはわりと安定して攻められていて、
左打者の胸元も攻められてますから、あとは左打者への外角低めのコントロールでしょう。

変化球の面では、スライダー・チェンジアップの精度をもう少し上げてもらいたいところ。
スライダーは右打者の外角低め、左打者の膝元とコントロールは良かったです。
それでも甘く入ると危険なボールではあるので、怖さはまだあります。
また、ストレートがあまり良くない時に軸にできる球であるかも未知数。
完全なウイニングショットにするのは、まだキレを増す必要があると思います。
それでもストレートが走っていれば、十分な威力を持つ球であることは間違いないです。
それは今日のピッチングで立証されています。
チェンジアップは思ったほど投げていませんでしたが、意外と良い球だったと思います。
西口投手のチェンジアップというよりは、山岸投手のチェンジアップのようなフォークに似たもの。
120キロ台でストンと縦に落ちる球です。フォークより落差は少なそうですが、その分ブレーキあり。
この球は低めに決まる分にはウイニングショットにできそうです。
ただ高さを間違えると変化が少ないだけに怖い面も。
そこが多投しなかった理由でしょうか。やや精度の問題がありそうです。

ウイニングショットとしては物足りないものの、カウント球として有効だったのがカーブ。
ドロップ系等の球で縦にドロンと落ちる感じ。
ソフトバンク・斉藤和巳投手のカーブのように、相手打者がついつい見送ってしまうようなボールです。
甘く入ることもあるんですが、一度浮き上がるので簡単には手を出せない球、
ウイニングショットにすることは難しそうですが、カウントを稼ぐのには非常に有効な感じがしました。
このカーブをいかに配球していくかによって、投げられるイニング数も代わって来そうです。
今日の場合は5回以降にこのカーブを多投し始め、最後まで捉えられることはありませんでした。
投球のアクセントを加える上で非常に有効な球。このカーブが投球に幅を持たせたように思います。

以上が今日見た岸投手の印象です。
総合すると、ストレートのキレ・威力・制球どれを取っても一級品。
少なくとも今日登板した西武・日ハムの投手の中ではNO1のボールを投げていました。
(球速ではダルビッシュ投手に負けてますが、威力はそれ以上のものがあったように思います)
変化球はカーブが有効で、これが投球の幅を広げていました。
スライダー・チェンジアップはストレートが生きているうちは有効、
変化球だけで組み立てられるほどの威力はまだないといった感じでしょうか。
長所はストレートの威力・制球力、課題はスライダー・チェンジアップの精度といった所でしょう。
心配されたメンタル面は全く問題なしでした。
札幌ドームの開幕戦ということで、完全アウエー状態にも関わらず、バタバタすることは一切なし。
審判に際どいコースをボールと言われても淡々と投げ、
初めてランナーを出しても乱れることなくワインドアップ時と同じ球を投げ、
7回にGG佐藤選手が痛恨のミスをした後でも淡々と投げと、今日は投球が全く乱れませんでした。
今日のピッチングが続くならば、二桁は間違いなしといった感じです。
もっとも、そのためには調子の悪い時、
ストレートの走りが悪い時にどれだけの投球ができるかが鍵になってくるわけですが、
今日の後半で見せたカーブを有効に使う投球が完成されれば、
さほど心配はないんじゃないかと思います。
涌井投手と並び、ライオンズの救世主となれる存在が出てきてくれました。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(中)栗山、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(三)石井義人、9(捕)細川
◆黒瀬選手が昨日1軍登録抹消、岸投手が1軍登録。
 伊東監督…岸投手の先発起用。「プロの試合はこういうものだというものを味わって欲しい」
        擬似開幕戦として岸投手の将来性を買っての起用か。


1回表 日ハム先発:ダルビッシュ投手
栗山選手、ストレートの四球。
片岡選手、初球バスターエンドラン叩きつけてサードゴロ、1アウト2塁。
中島選手、スライダーに空振り三振。2アウト2塁。
カブレラ選手、内角シュート回転ストレートにピッチャーゴロ。
◆ダルビッシュ投手…キレ・制球ともにもう少し。安定する前に叩きたい所。

1回裏 ライオンズ先発:岸投手
森本選手、初球内角高め144キロストレートストライク、
       2球目外角低め145キロストレートストライク、
       3球目外角スライダーでライト後方のフライ。
田中賢介選手、初球外角低め145キロストレート見逃し、
          2球目内角ストレートで詰まらせてセカンドゴロ。
坪井選手、初球内角高め145ストレートボール、
       2球目低めストレートでファール、
       3球目内角高めストレートでファール、
       4球目外角チェンジアップ外れてボール、
       5球目内角低めスライダーでファール、
       6球目高め外れた145キロストレートでボール、
       7球目内角高め際どいコース145キロストレート外れて四球。
セギノール選手、初球内角低め121キロスライダーでストライク、
           2球目高めストレート外れてボール、
           3球目内角高め139キロストレート外れてボール、
           4球目外角113キロカーブで見逃しストライク、
           5球目外角高め143キロストレートで詰まらせてショートライナー。
◆岸投手…立ち上がりから飛ばしている模様。
     印象としては投球フォームが綺麗で球離れが遅いイイフォーム。
     140中盤のストレートは伸びを感じる。ダルより速いように見える。
     やや高めには行っているものの、ボールはコーナー付近に行っており、
     内角高めと外角低めのストレートの制球は秀逸、つーか神。
     変化球はスライダー・カーブを投じる。スライダーはこれからかな。
     カーブは1球だけも縦にドロンと落ちる感じ。使えるのでは?
     立ち上がりは痺れる素晴らしい投球内容だった。


2回表
和田選手、内角低めシュートにショートゴロ。
リーファー選手、内角低めフォークに空振り三振。
GG佐藤選手、外角低めカットボールに空振り三振。
◆ダルビッシュ投手…右打者にはコントロールが安定しているのか、この回は制球安定。

2回裏
稲葉選手、フルカウントからの外角144キロストレートでファーストゴロ。
高橋信二選手、フルカウントから内角甘めシュート回転143キロストレートもセンター後方のフライ。
グリーン選手、内角144キロストレートでピッチャーゴロ。
◆岸投手…ストレートがとにかくイイ。コーナーに決まった時は神。
     課題は変化球の制球力か。スライダーはコーナーに決まる分は使えそう。


3回表
石井義人選手、ショート内安打で出塁!
細川選手、送りバントファールも、追い込まれてからのバスターエンドランで一二塁間抜くヒット!
栗山選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
片岡選手、叩きつけてサードの頭を越すかという打球、
サードのグリーン選手がギリギリ捕球して1塁送球アウト。2アウト2・3塁。
中島選手、初球打ち高いバウンドのショートゴロを金子選手がエラー、1点先制。
カブレラ選手、外角低めスライダーに空振り三振。

3回裏
木元選手、外角低め128キロチェンジアップで空振り三振!
金子選手、外角低めストレート2球で追い込み、外角低めボール球スライダーで空振り三振!

森本選手、際どい所をボールと言われ、カウント1−3から四球。
田中賢介選手、内角140キロストレートで空振り三振!
◆岸投手…チェンジアップはフォークのように縦に少し落ちる感じ。低めに決まれば効果的。
     クイックは無難にOK。球速は1〜2キロダウン程度で許容範囲。
     つーか、オープン戦は何だったんだ?(^^;


4回表
和田選手、初球外角高めスライダー捉えて左中間スタンドへのソロホームラン!
リーファー選手、空振り三振も振り逃げ1塁セーフ。
GG佐藤選手、三振。
細川選手、高めシュートにセンターフライ。

4回裏
坪井選手、甘く入った143キロストレート打たれてショート右抜くセンター前ヒット。
セギノール選手、初球内角高め139キロストレートでサードファールフライ。1アウト1塁。
稲葉選手、フルカウントからの低めスライダーでセンター定位置へのフライ、2アウト1塁。
高橋選手、追い込むもエンドラン外角ストレート打たれる一二塁間抜くヒット。2アウト1・3塁。
グリーン選手、内角高め142キロストレートで打ち取って左中間のレフトフライ。
◆岸投手…ちらほら甘い球も増え始めた。あとは行けるまでか。
     110台のカーブはカウント球として有効。浮き上がって落ちる縦カーブ。
     間単に手を出すような球ではない。
     敢えて課題を言えば、左打者のアウトローを攻め切れていないことか。
     高めの際どい球を見送られるようになると、カウントが苦しくなるだけに、
     常に外角低めでカウントを稼げるようにしたい。


5回表
栗山選手、外角高めストレート打ってレフト前ヒット!
片岡選手、送りバント成功、1アウト2塁。
中島選手、外角低めスライダーを捉えるも、顔付近の打球をダルビッシュ投手がナイスキャッチ。
カブレラ選手、外角ボール球のカットボールに手を出して空振り三振。

5回裏
木元選手、内角142キロストレートでセカンド右へのゴロ、
片岡選手がナイスランニングスローアウト!

金子選手、内角高め144キロストレートで見逃し三振!
森本選手、外角低めワンバウンドスライダーで空振り三振!

◆岸投手…カーブでカウントを稼げるのが大きい。
     真ん中付近の球でも相手の不意を付く感じで打たれづらい。
     ストレートでインサイドを攻められるから、外のスライダーも生きる。
     これでチェンジアップが低めに自在に決まるようになれば神!
     今日のストレートの力があれば、二桁十分(問題はそうでない時だけど)
     今日の投球内容だけ見れば、十分エース級。


6回表
和田選手、外角一杯149キロストレートに見逃し三振。
リーファー選手、外角ストレート捉えてレフトオーバーの2ベースヒット!
GG佐藤選手、内角シュートに詰まってボテボテのキャッチャーゴロ、ランナー3塁へ。
石井義人選手、敬遠気味の四球、2アウト1・3塁。
細川選手、内角シュートにサードゴロ。
◆日ハム…どうして開幕から捕手が高橋信二選手なんだろうか。
     ライオンズファンとしては鶴岡捕手の方が嫌だけど…


6回裏
田中賢介選手、低め142キロストレートでレフトフライ。
坪井選手、2球連続カーブで追い込み、内角低め140キロストレートで見逃し三振!
セギノール選手、カウントノースリーから外角ストレートを当てられてセンター前ヒット。
稲葉選手、初球外角低め141キロストレートでレフト後方のフライ。

7回表
栗山選手、外角低めボール球チェンジアップに空振り三振。
片岡選手、内角ストレートにセカンドゴロ。
中島選手、外角低めストレートボール気味の球がストライクだそうで見逃し三振みたいです。
◆打線…ダルビッシュ投手はそんなに良いとは思わないが…
    右打者が内角シュート気味のストレートに手を焼いている感じ。
    あの内角の球を打ち返さないことには。


7回裏
高橋信二選手、初球外角ストレートでキャッチャーファールフライ。
グリーン選手、外角低め141キロストレートで打ち取るも、
ライトのGG佐藤選手が目測を誤ってライト前に落ちる2ベースヒット。

木元選手、外角141キロストレートで打ちとってレフトフライ、2アウト2塁。
金子選手、外角低め斜め気味なスライダーで空振り三振!
◆岸投手…審判の狭いストライクゾーンにもめげず、
     野手のお笑い守備にもめげず、平常心の投球。
     あれれ? オープン戦の心配はなんだったのかと(^^;


8回表
カブレラ選手、初球外角低めスライダーを拾ってセンター前ヒット! 代走の福地選手を起用。
和田選手の所で福地選手が2塁盗塁成功! ノーアウト2塁。
和田選手、内角高めボール球シュートに空振り三振。1アウト2塁。
リーファー選手、ファールで粘るも9球目内角低めスライダーに空振り三振。2アウト2塁。
代打の大島選手、初球外角低めストレートを打って三遊間抜くかという打球、
ショートの金子選手が飛びついて止めて内安打止まりに、
2アウト1・3塁。
石井義人選手、内角低め149キロストレートに空振り三振。
◆この回…大島選手の打球は惜しかった。抜けている当たりだが…残念。

8回裏 この回は三井投手が登板。ファーストに後藤武敏選手。ライトはそのまま大島選手。
森本選手、外角低めスライダーで三遊間へのゴロ、
サードの守備範囲をショート中島選手がカバーして素早く1塁送球、
ショートバウンドを掬い上げて、正直セーフに見えるものの判定はアウト! ラッキー(後の伏線)

ここでライオンズはサードに中村剛也選手を起用。
田中賢介選手、内角ストレート打たれてセンター左抜かれる2ベースヒット。
坪井選手、内角低めスライダーでセカンドゴロ、2アウト3塁。
セギノール選手、低め宗男ボールで空振り三振!
◆三井投手…ストレートの制球がもう少しなのが不安。
      変化球、とりわけ宗男ボール(三井シンカー)のコントロールはいい。

◆この回…石井義人選手の守備は…あれはサードがカットする打球。
     なんで逆方向に踏ん張らなければならないショートが捕らねばならぬのか。
     ついでにいうと、田中賢介選手の打球も佐藤友亮・赤田選手ならという感じ。
     この2人はまだ守備が課題だなぁと。


9回表
細川選手、左上腕部付近に当たる死球。
栗山選手、初球内角ストレートにバットが折れてセカンドゴロ併殺。
片岡選手、外角スライダーにセカンドゴロ。
◆片岡選手…強い打球を打ててないのが気がかり。
      なんというか初期の構え時はもう少し後ろの位置でもいい気がする。
      トップの位置に反動をつけるのに気をとられすぎてるようにも。
      そろそろ数字がヤバイことになってきたので、早く復調してくれ〜


9回裏 この回は小野寺投手が登板。センターに佐藤友亮選手。
稲葉選手、外角149キロストレートでセンターフライ。
高橋信二選手、外角148ストレート打たれてセンター前ヒット。代走の紺田選手を起用。
代打の稲田選手、内角147ストレート打たれて一二塁間抜くヒット。1アウト1・2塁。
代打の金子洋平選手、外角フォーク打たれてレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース。
1アウト2・3塁。代走の糸井選手を起用。
金子選手、低めストレートでセカンドゴロ本塁送球で三本間に挟みタッチアウト、2アウト1・3塁。
森本選手、初球外角フォークでボテボテのピッチャーゴロ、
1塁送球でタイミング際どいもタイムリー内安打。さっきのお返し…?

田中賢介選手、初球外角低めストレートでセカンドゴロ。
◆小野寺投手…フォークが悪い。キレもコントロールも。まさか追いつかれるなんて…
       これでニュースは岸投手の好投をスルーですか、なかったことですか。
       森本選手の打った後の一歩目が遅かった印象。うーん…


10回表 この回は武田久投手が登板。キャッチャーに鶴岡選手、ファーストに田中幸雄選手。
中島選手、外角低めスライダーに空振り三振。
後藤武敏選手、ファールで粘るもフルカウントからの内角高めストレートに空振り三振。
和田選手、三遊間抜くヒット!
リーファー選手、初球低めストレート打ってセンター前ヒット!
 2アウト1・2塁。
大島選手、内角スライダー打つもライトフライ。

10回裏 この回から星野投手が登板。
坪井選手、内角低めスローカーブで空振り三振!
セギノール選手、外角スライダーでサードゴロ。
稲葉選手、フルカウントから四球。
田中幸雄選手、外角低めからのスライダーで空振り三振!
◆星野投手…ストレート130前後(最速133)。もう少しスピード欲しい。
      135前後なら安心なんだが。でもスライダーのキレは昨年よりもいい感じ。


11回表
中村剛也選手、外角低めスライダーにライトファールフライ。
細川選手、ユニフォームを掠める死球で出塁。
佐藤友亮選手、ファールで粘りまくって10球目ストレート打ってライト前ヒット! 1アウト1・2塁。
片岡選手、外角低めスライダー打つもピッチャーライナー、1塁ランナーが戻りきれず併殺に。

11回裏
稲田選手、外角低めスライダーで空振り三振!
ここでライオンズは投手交代、長田投手が登板。
鶴岡選手、内角140キロストレートでセンター手前のフライ。
金子選手、外角スライダー打たれるもセンター後方のフライ。
◆長田投手…やはりストレートはいいキレ。

12回表 この回はマイケル投手が登板。
中島選手、外角低めスライダー打ち上げてしまってライト前方のフライ。
後藤武敏選手、内角ストレート打つもセンターフライ。
和田選手、初球外角ストレートを叩くもライトフライ。

12回裏
森本選手、外角ストレート打たれてセンター前ヒット。
田中賢介選手、送りバントファールで追い込むも、スリーバント決められて1アウト2塁。
坪井選手、2ストライクと追い込むも死球。1アウト1・2塁。
セギノール選手、初球内角高めカットボールでレフトファールフライ、2アウト1・2塁。
稲葉選手、カウントノースリーとするも立て直して、
最後は外角142キロストレートで空振り三振!

試合終了、2−2で引き分け。


試合の方はそんな岸投手に勝ち星を付けてあげられることなく引き分けに…
抑えの小野寺投手の出来が誤算でした。
ストレートは149キロをマークするなど速かったんですけど…
いかんせん、それだけでは抑えられません。
フォークがほとんど決まらず、ストレートを投げるしかないという状態でした。
これではちょっと…
新人の金子洋平選手に打たれた甘いフォーク、
森本選手のバットに当てさせてしまった落差の少ない外角フォーク…
今のフォークでは打者を打ち取れないです。
なんとかフォークを自信もって投げてくれないことには… もう頭痛いです…
とはいえ、代わりになりそうな投手はいませんから、小野寺投手に頑張ってもらわないと。
山岸投手がいれば、代役を任せられたかもしれませんが、今いるメンバーではちょっと…
三井投手も同じく状態は上がってきてないですし、長田投手は縦の変化球が物足りない、
星野投手は右打者が課題、それこそ岸投手が先発から抑えに転向するぐらいでないと、
抑え候補は出てきません。
早くフォークボールを自信もって投げられるようになり、守護神復活となってもらいたいです。

また打線の方も和田選手のホームラン以降、追加点を奪えず。
5回の中島選手のピッチャー返しの打球、
8回の大島選手の三遊間の当たりと紙一重ではあったんですけど…
それ以外ではなかなか点数が入りそうな雰囲気はありませんでした。
今年は打線に頑張ってもらわないとと言いながらも、ここまで取った点数は最高で5点。
チーム打率も良くないですし、開幕前の見込みからすれば期待外れなのが現状です。
現状で満足できるのは、和田選手ぐらい。次点でリーファー選手。
それ以外の選手には合格点を出すことはできません。
チーム打撃の方ももう少しですし、そろそろ全開となってきてもらいたいです。

プロ初勝利が消えてしまった岸投手は、逆に良い経験をしたと思ってもらいたいです。
もう今日のピッチングを見て、1勝だとかそういう段階の投手でないことが分かりましたから、
将来的に先発ローテを守っていくのに、自分の勝ち星が消えたと思いすぎていたらダメですからね。
今日のように後の投手に白星が消されることもあれば、
打者が援護しきれずに見殺しにしてしまうこともあります。
そういった時にも次回登板に目を向けられる投手になってもらいたいです。
自分の中では岸投手は既に大物ルーキーではありません。涌井投手と並ぶ次期エース候補です。
エースとしての心構えも学んでいってもらいたいです。
そういう意味では、敵地の大観衆の前で自分のピッチングができたこと、
簡単に白星が付かなかったことは、岸投手の野球人生にとって非常に大きなことだったと思います。
もうこれで先発3〜4番手に入るのは確定でしょうから、
次回登板に向けて調整していってもらいたいです。

抑えの問題は悩ましいですが、小野寺投手の復調を待つしかないでしょうね。
当面は長田・三井投手のどちらかを温存しておき、ダメなら代えるぐらいか。
長田投手はストレートの伸びはいいんですが、変化球が物足りない印象。
岸投手ほどのストレートのコントロールもないですし、
抑えとして起用するよりはランナーがいる状態等でのセットアッパーとして使いたいところ。
あとピッチャーの枠を1人増やさないと。
とはいえ、来週のソフトバンク戦で6人目の先発が必要になるしなぁ… 辛いところ。
それまでに小野寺投手の状態が良くなることを祈るばかりですね。



今日は勝ち試合を落としてしまいましたが、試合前の予想では苦戦が予想されてましたので、
引き分けという結果を良しとしたいです。
大事なのは明日の試合、西口投手が確実にチームを勝利に導くことです。
ナイトゲームの延長戦引き分け翌日のデーゲーム(^^;
打者もリリーフ投手も疲れが抜け切ってません。
明日の試合だけでなく、明後日の試合にも生きてくるような西口投手の好投を期待したいところです。
明日こそは勝利を! ガンバレ、ライオンズ!!




3月28日 西武ライオンズ 1−3 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)成瀬(7回1/3)−薮田(2/3)−小林雅英(1回)
(西)グラマン(8回0/3)−小野寺(2/3)−長田(1/3)
ロッテ
西武

打線が成瀬投手を打ち崩せずに5安打のみ…継投失敗で痛い敗戦…
敗因は試合後の伊東監督のコメントに付きます。
9回頭にグラマン投手を続投させるかどうか迷ったそうですが、
伊東監督は8回のグラマン投手の投球内容が良かったこともあり、
「とりあえず」マウンドに送ってみたそうです…
…それじゃ負けますよ、伊東さん(苦笑)
グラマン投手をマウンドに送るつもりならば、この試合を任せたという気持ちでいかなければ。
そんな簡単に交代させる気持ちだったなら、即刻代えておくべきでした。
もうこの判断が後手に回っています。僅差の試合でそういった判断は命取り。

細川捕手がその伊東監督の気持ちを知っていたのかは分かりませんが、
「とりあえず」の考えに忠実に則ったかのように、
外角中心の逃げの投球でホームランだけは阻止というリード、
それが結果的にストレートの四球となってしまって、投手交代。
誰もが「それなら、頭から…」と思ってしまうような展開を作ってしまいました。
監督の「とりあえず」の判断が、逃げの体勢を呼んでしまい、
投手交代が後手後手に回ってしまったのだと思います。
グラマン投手を行かせるならば、この試合を任せるつもりで、9回を任せるつもりで送り出すべきで、
交代させるならば、イニングの頭から小野寺投手を投入すべきでした。
中途半端な判断が、チームの痛い敗戦を呼び込んでしまったように思います。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(中)佐藤友亮、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(右)GG佐藤、7(指)江藤、8(捕)細川、9(三)平尾

1回表 ライオンズ先発:グラマン投手
渡辺選手、初球高めストレートでセンターフライ。
福浦選手、内角高めストレートでファーストゴロ。
里崎選手、外角チェンジアップでショートゴロ。
◆グラマン投手…ストレート135前後なんだが…ガンが辛すぎるのか?

1回裏 ロッテ先発:成瀬投手
佐藤友亮選手、内角高めストレートにライトフライ。
片岡選手、内角高めストレートにライトフライ。
中島選手、外中心で攻められた後の内角低め130ストレートに見逃し三振。

2回表
ズレータ選手、ストレートの四球。
ベニー選手、四球。
ノーアウト1・2塁。
竹原選手、初球で送りバント成功、1アウト2・3塁。
今江選手、内角低めカットボールで空振り三振! 2アウト2・3塁。
青野選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!

2回裏
カブレラ選手、外角チェンジアップにライトフライ。
和田選手、外角高めストレートにファーストフライ。
GG佐藤選手、内角高めストレートに空振り三振。

3回表
大塚選手、外角高めストレート捉えられるもライト後方のフライ。
渡辺選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!
福浦選手、低めカーブでセカンドゴロ。

3回裏
江藤選手、外角カーブに見逃し三振。
細川選手、外角高めストレートにサードファールフライ。
平尾選手、四球で出塁。
佐藤友亮選手、内角ストレートにショートゴロ。

4回表
里崎選手、内角高めストレートで見逃し三振!
ズレータ選手、外角高めスライダーでサードゴロ。
ベニー選手、低めカーブでサードゴロ。

4回裏
片岡選手、外角低めカーブに見逃し三振。
中島選手、初球高めカーブを捉えるもセンターフライ。
カブレラ選手、フルカウントからの外角低めチェンジアップにライトフライ。

5回表
竹原選手、初球高めカットボールでファーストゴロ。
今江選手、内角高めストレートで空振り三振!
青野選手、初球外角ストレート打たれてセンター前ヒット。
大塚選手、初球外角高めカットボールでレフトフライ。

5回裏
和田選手、初球外角高めチェンジアップ打ってショート強襲内安打!
GG佐藤選手、フルカウントから高めストレート打ち上げてレフトフライ。1アウト1塁。
江藤選手、レフトポール際のファールがあった後、選んで四球、1アウト1・2塁。
細川選手、低めチェンジアップ打ってライトフライ、ランナー3塁へ。2アウト1・3塁。
平尾選手、選んで四球、2アウト満塁。
佐藤友亮選手、内角高めストレートにセカンドフライ。

6回表
渡辺選手、内角低めカットボール打たれて三遊間抜かれるヒット。
福浦選手、背中に当ててしまう死球。
ノーアウト1・2塁。
里崎選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
ズレータ選手、敬遠気味の四球、1アウト満塁。
ベニー選手、低めカットボール捉えられてセンター後方のフライ、
佐藤選手がなんとか追いついてアウト! 犠牲フライで1失点。2アウト1・2塁。
竹原選手、外角カットボールでショートゴロ。

6回裏
片岡選手、低めチェンジアップ打ってレフト前ヒット!
中島選手、内角ストレート打って右中間へのヒット!
 ノーアウト1・3塁。
カブレラ選手、内角高め攻めにショートゴロ併殺、3塁ランナーホームインで同点。
和田選手、スライダー打ってセンター前ヒット!
GG佐藤選手、外角ストレートにライトフライ。

7回表
今江選手、ファールで粘られるもフルカウントからの外角チェンジアップでレフトフライ。
青野選手、外角高めカーブでセカンドライナー。
大塚選手、低めチェンジアップで空振り三振!

7回裏
江藤選手、外角低めチェンジアップに見逃し三振。
細川選手、高めストレートに空振り三振。
平尾選手、外角ストレートに空振り三振。

8回表
渡辺選手、外角高めストレートでファーストファールフライ。
福浦選手、内角高めカットボールでレフトフライ。
里崎選手、外角141キロストレートで空振り三振!

8回裏
佐藤友亮選手、内角ストレート打って三遊間抜くヒット!
片岡選手、初球で送りバント成功、1アウト2塁。
ここでロッテは投手交代、薮田投手が登板。
中島選手、フォークにサードゴロ。2アウト2塁。
カブレラ選手、外角高めストレート打つも右中間のライトフライ。
◆成瀬投手…制球力抜群で最後まで打ち崩せず。乗せちゃったかなぁ…手ごわい存在に。

9回表
ズレータ選手、ストレートの四球。
ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
ベニー選手、初球フォーク打たれて三遊間抜くヒット。ノーアウト1・2塁。
ここで2塁ランナーに西岡選手を起用。
代打の塀内選手の初球を細川捕手が逸らしてしまうワイルドピッチでノーアウト2・3塁。
代打の塀内選手、低めストレートでバットをへし折ってセカンドライナー、1アウト2・3塁。
今江選手、高めフォーク打たれてセンター前に落ちるタイムリーヒット。1アウト1・2塁。
代打の大松選手、フォーク捉えられて右中間突破のタイムリー2ベース。
1塁ランナーは本塁でタッチアウト! 2アウト2塁。
大塚選手、高めストレート打たれてセンター前ヒット。2アウト1・3塁。
ここでライオンズは投手交代、長田投手が登板。
渡辺選手、低めストレートでピッチャーゴロ。
◆継投…グラマン投手はズレータ選手に投げにくくしてたので、代えてくるかと思ったが…
    8回2安打7奪三振1失点で99球となれば、もう1イニングとなるのか。
    イニングの途中から小野寺投手を登板させることになったのは明らかにマイナスだった。
    結果的に痛い継投失敗になってしまった印象…


9回裏 この回から小林雅英投手が登板。
和田選手、外角低めスライダーに空振り三振。
GG佐藤選手、外角スライダーにサードゴロ。
代打の栗山選手、内角低めスライダーにハーフスイング空振り三振。
試合終了、1−3で敗戦…

まぁ、今日の試合で勝つチャンスがあったとすれば、8回裏でしょうね。
先頭の佐藤友亮選手がヒットで出塁し、送りバントで2塁へ進める理想的な展開。
ここで迎える打者は3番中島、4番カブレラ選手のクリーンアップ。
ライオンズ打線の中で一番点数を取るチャンスが多い打順で得点できなかったことが全てです。
グラマン投手は8回を投げ終わった時点で99球。交代させるにはベストのタイミングでした。
8回裏に1点が入っていれば、グラマン投手に勝利投手が付き、
9回頭から小野寺投手を投入することができていました。
成瀬投手が良いピッチングをしていたとはいえ、
最大のチャンスを生かせなかったことには悔いが残ります。
6回裏の1点も最低限の1点でしたからね。
打ち崩せる所で打ち崩せなかったのは大きな反省材料です。
好調な投手から1点を奪うことができないという意味では、打線はまだまだですね。
昨年シーズン中盤の良い時の状態にはまだ達していません。

9回の継投策は難しいところです。
伊東監督の「とりあえず」の判断が裏目に出たのは当たり前にしても、
グラマン投手に1イニングを任せていた方が良かったのか、
それとも小野寺投手を頭から持ってきた方が良かったのかの2択で考えると難しいところです。
自分ならば、今日のグラマン投手は2安打と良いピッチングをしていたものの、
それまで5四死球を与えるなど、余計なランナーを出していたわけで、
とりわけズレータ選手にはストレートの四球と敬遠気味の四球、
続くベニー選手にも1四球を与えるなど、攻めづらくしていたわけですから、
思い切って交代させた方が良かったように思います。
まぁ、それをグラマン投手が納得するかどうかが一番の問題なんですけどね。
グラマン投手自身がまだ行くつもりで、ズレータ選手に対しても攻める気持ちがあったのなら、
そのまま1イニングを任せていたように思います。
仮に失点したとしても、グラマン投手との信頼関係は維持されるわけですから、
今日の試合を落としていたとしても、次に繋がるゲームにはなっていたと思います。
…それを一番中途半端な形にしてしまったのは…残念でなりません。

今日の試合の唯一の収穫はグラマン投手の出来でしょう。
今日のグラマン投手はテンポの良いピッチングを見せ、
8回投げ終わって99球と球数も少なめ、僅か2安打に抑えるナイスピッチングでした。
ストレート・カーブ・カットボール・チェンジアップと多彩な変化球を駆使し、
ロッテ打線を翻弄していたように思います。
ただズレータ選手に対してはカウントを悪くするなど、イマイチ攻め切れていなかった感じ、
ヒットでランナーを溜めるよりは四死球でランナーを溜めることの方が多かったです。
ちょっとグラマン投手は苦手な打者に対して、一発を秘めた打者に対して攻めきれない所が…
前の打席でホームランされていると、次の打席で簡単に四球を与えてしまうことが多いです。
今日はランナーを出してからも粘り強い投球ができてましたから、課題は一つクリアされましたが、
次はホームラン打者に対しても攻めの投球をすることを課題に投げていってもらいたいです。
来日1年目よりも確実に進化はしているはず。
先発の軸の一角となるために、さらにもう一段階成長してもらいたいです。



明日の試合はお休み。
次の試合は金曜からの日ハム3連戦です。
札幌の初戦にルーキー岸投手が来るのか、松永投手が来るのか、そこがまず一つの注目点ですね。
一方の日ハム先発はダルビッシュ投手が有力。
今年は日ハムのエース格なだけに、早い段階で叩いておきたいところです。
今日出来なかった1点を取る野球を再確認し、ダルビッシュ投手攻略に役立てて欲しいです。
金曜からはガンバレ、ライオンズ!!




3月27日 西武ライオンズ 5−2 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)小野(5回)−神田(1回2/3)−
 高木(0回)−黒木(1回1/3)
(西)涌井(9回)
ロッテ
西武 ×

初回に上位打線が繋がって3点を先制! 涌井が悪いながらも2失点完投勝利!
今日の試合は快勝でしたね。
初回に1番福地選手がヒットで出塁し、片岡選手が送りバントで2塁へ進め、
中島選手のタイムリーで先制、さらにカブレラ・和田選手の連打で3得点。
その後も、3回に和田選手のタイムリーで追加点、
7回にはリーファー選手のタイムリーで駄目押し点と、理想的に得点することができました。
チャンスがそれ以上にありましたから、もっと得点できていても良かったのですが、
打線はしっかりと機能していますし、今日は良い流れだったんじゃないですかね。
先発の涌井投手もストレートが悪いながらも、
打たせて取るピッチングで9回以外は危なげなかったですし、今日は良い形の勝利でした。

そんなこんなで試合展開説明。文化放送より。
1(中)福地、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)リーファー、7(右)GG佐藤、8(三)中村剛也、9(捕)細川

1回表 ライオンズ先発:涌井投手
西岡選手、内角高め140キロストレートでショートゴロ。
ベニー選手、外角高め141キロストレートでセカンドゴロ。
福浦選手、初球外角高めシンカーでセカンドゴロ。
◆涌井投手…ストレートは140前後。
        スライダー・カーブ・チェンジアップ・フォーク・シンカーと変化球を一通り投げる。


1回裏 ロッテ先発:小野投手
福地選手、初球低めスライダーに詰まりながらセンター前に落とすヒット!
片岡選手、初球で送りバント成功、1アウト2塁。
中島選手、初球外角低めカットボール捉えてライトへのタイムリーヒット!
カブレラ選手、高めシュート打ってライト前ヒット!
 1アウト1・3塁。
和田選手、内角高めシュート打って三塁線抜くタイムリー2ベース!
レフトのベニー選手が処理を誤る間に1塁ランナーもホームイン!
リーファー選手、低めフォークに空振り三振。2アウト2塁。
GG佐藤選手、内角シュート打つもショートゴロ。
◆この回…ようやく上位打線が機能する。やっぱりこの形が最高!

2回表
ズレータ選手、内角高めシュート(?)でショートゴロ。
里崎選手、フルカウントからの低め140キロストレートで見逃し三振!
大松選手、スライダー打たれてライト前ヒット。2アウト1塁。
サブロー選手、内角シュート(?)でセカンドゴロ。

2回裏
中村選手、内角高めシュート打ってレフトフライ。
細川選手、初球内角シュートにセカンドゴロ。
福地選手、フルカウントから内角低めカットボールにセカンドゴロ。

3回表
今江選手、高めスライダーでサードゴロ。
塀内選手、内角低め139キロストレートで空振り三振!
西岡選手、低めストレートでセカンドゴロ。

3回裏
片岡選手、内角シュート捉えてレフト線への2ベースヒット!
中島選手、フルカウントからの外角高めカットボールに見逃し三振。1アウト2塁。
カブレラ選手、外角カットボール打ち上げてライト後方のフライ。ランナー3塁へ。
和田選手、内角高めシュート打って三遊間抜くタイムリーヒット!
リーファー選手、ストレートの四球。2アウト1・2塁。
GG佐藤選手、フォークに差し込まれて左中間のセンターフライ。

4回表
ベニー選手、外角スライダー打たれて三塁線抜かれる2ベースヒット。
福浦選手、低めフォーク打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
ノーアウト1・3塁。
ズレータ選手、内角ストレートでバットを折るセカンドゴロ併殺、この間に3塁ランナーホームイン。
里崎選手、高めストレート打たれてレフト前ヒット。
大松選手、粘られるもフルカウントからの内角低めスライダーでセカンドゴロ。
◆涌井投手…ストレートの走りが悪い模様。練習不足じゃないし…疲れ?

4回裏
中村選手、外角スライダー打ってレフト後方のフライ。
細川選手、外角低めスライダー打って三遊間抜くヒット!
福地選手、外角シュート叩きつけて高いバウンドのセカンド内安打!
 1アウト1・2塁。
片岡選手、初球内角低めシュートにセンターフライ。2アウト1・2塁。
中島選手、外角低めフォークにショートゴロ。

5回表
サブロー選手、内角ストレートでセカンド後方のフライ。
今江選手、内角低めシュートを良い当たりされるもサード正面のゴロ。
塀内選手、カーブでセンター後方のフライ。

5回裏
カブレラ選手、内角高めシュートにファーストファールフライ。
和田選手、外角高めスライダーにサードフライ。
リーファー選手、外角高めスライダーにファーストゴロ。

6回表
西岡選手、内角ストレートでセカンドゴロ。
ベニー選手、外角低めストレートで見逃し三振!
福浦選手、外角低めストレートでレフトフライ。

6回裏 この回から神田投手が登板。
GG佐藤選手、初球外角低めスライダー打ってレフト前ヒット!
中村選手、送りバント、キャッチャー2塁送球もワンバウンド送球エラー、
オールセーフでノーアウト1・2塁。
細川選手、送りバント成功、1アウト2・3塁。
福地選手、内角一杯のストレートに見逃し三振。2アウト2・3塁。
片岡選手、初球内角シュートにショートゴロ。
◆この回…相手のミスもあっただけに、追加点の欲しい所だったが…残念。

7回表
ズレータ選手、高めストレートボール球でライトフライ。
里崎選手、四球。
大松選手、外角ストレートでショートゴロ併殺。

7回裏
中島選手、外角低めスライダーに三振するも振り逃げで出塁。
カブレラ選手、外角低めストレート捉えてライト前ヒット! ノーアウト1・2塁。
和田選手、ファールで粘るも外角ストレートにセカンドゴロ併殺。2アウト3塁。
ここでロッテは投手交代、高木投手が登板。
リーファー選手、初球内角ストレートにバットを折りながらもレフト前に落とすタイムリーヒット!
ここでロッテは投手交代、黒木投手が登板。
GG佐藤選手、外角低めカーブに空振り三振。
◆黒木投手…敵とはいえ、頑張って欲しい投手の一人。今年こそ復活なるか!?

8回表
サブロー選手、外角低めスライダーでサードゴロ。
今江選手、フルカウントから外角高めストレート打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット
塀内選手、内角スライダーでファーストゴロ2塁送球アウトのみ、2アウト1塁。
西岡選手、内角低め141キロストレートで詰まらせてセカンドゴロ。

8回裏
中村選手、四球で出塁。
細川選手、初球で送りバント成功、1アウト2塁。
代打の大島選手、低めフォークにハーフスイング空振り三振。
投球が逸れる間にランナー3塁へ。2アウト3塁。
片岡選手、初球外角高めスライダーにサードゴロ。

9回表 この回はセンターに佐藤友亮選手。
ベニー選手、内角高めストレート打たれてショート中島選手のグラブを掠めるレフト前ヒット。
福浦選手、高めストレート捉えられるもライトフェンス手前のフライ。1アウト1塁。
ズレータ選手、フルカウントからストレートで詰まらせるも右中間へのヒット。1アウト1・3塁。
里崎選手、フルカウントからストレートで空振り三振! 2アウト1・3塁。
大松選手、初球外角高めストレート打たれて三遊間抜くタイムリーヒット。2アウト1・2塁。
サブロー選手、低め142キロストレートを良い当たりされるもセカンドライナー。
試合終了、5−2でライオンズが勝利!
◆涌井投手…8安打されるも2失点完投勝利。
        悪いながらに抑えられたのを一つの収穫として欲しい。


打線はようやく1・2番が機能し、初回にいきなりの3得点。
やはりライオンズの野球はこうですよね。
ランナーを出しながら攻める野球がライオンズの野球です。
下位打線に一発を秘めたバッターを配置したことで、
クリーンアップの中島・カブレラ・和田選手らはランナーを返すことだけに専念できますから、
上位打線の流れはこれまで以上に良くなってくるはずです。
ヒットだけ狙えば、カブレラ・和田選手辺りは驚異的な打者ですからね。
今日は下位のリーファー選手がタイムリーを放つなど、
上位から下位への繋がりもできましたし、新しい打線の形が整ってきたように思います。

福地・片岡選手が一定の結果を残したことで、取り残されているのは8番の中村剛也選手のみ。
守備では安定したプレーを見せているんですが、
打撃の方ではまだヒット1本と当たりが出てきていません。
特守で体のキレは良くなってるそうなので、そんなに心配はしてませんが、
やはり結果が残ってこないとドツボにはまる危険性もあるだけに、
早い段階で結果が残ってくることを期待したいです。


投げては新エース候補・涌井投手が8安打1四球2失点と粘りのピッチングで完投勝利。
オープン戦から本人も、細川捕手も、首脳陣も不満顔のストレートは、
今日も走りが悪かったようで、140出るか出ないかという感じ。
最高で142キロ、数字的には物足りないものでした。
それでもコーナーに丁寧に投げ分け、
スライダー・カーブ・フォーク・シュートで打たせて取るピッチングで見事に試合を作ってくれました。
カミソリシュートで有名な平松政次氏に教えてもらったシュートが効果的だったようで、
右打者から多くの内野ゴロを奪い、ランナーを出しながらも併殺で凌ぐという投球内容。
まるで10年以上やっているベテラン投手のようなピッチング、
是非ともトンビ氏に投球を解説してもらいたいものです。
 (でもそうなると4時間ゲームになるので、涌井投手にとっては不都合か(笑)

球速の方は、肩を壊しているのでないならば問題ないでしょう。
さすがに楽天1年目の岩隈投手のように無理して投げているとなると困りますが。
自主トレ・キャンプでは走り込みと投げ込みを入念に行い、
かなり追い込んだ練習をしていたようなので、
すぐには状態が上がってこないのだと思います。
涌井投手本人も昨年の後半戦に失速したことを反省していたようですから、
目標は1年間戦える体力という面において調整してきたのでしょう
球速の方は徐々にといったところですかね。
それよりも悪いなりに、試合を作れるようになったのを評価するべきでしょう。
走り込みと投げ込みでコントロールも安定、勝てる投手に成長してきましたね。

ただ先を考えると、球速はまだしも、ストレートの伸びが戻ってこないことには、
エースとして活躍はできないでしょうから、
次回登板では涌井投手らしい伸びのあるストレートが復活することを期待したいです。
そうすれば鬼に金棒、ライオンズの新エースが誕生することでしょう。



明日はグラマン投手が先発。
オープン戦では先発陣の中で一番良い投球をしていましたから、
明日のピッチングには期待しています。
ランナーを出してからのピッチングが一つの課題でしょうから、
今日の涌井投手のように粘り強く投げていって欲しいですね。

一方のロッテ先発は成瀬投手。
渡辺俊介投手か久保投手が来ると思ってましから、意外な感じがします。
オープン戦で好成績を残すなど首脳陣の期待も大きいんですかね。
そういう意味では明日の試合でスイスイ行かれると、
ロッテの左腕エースとして大きく成長してしまう可能性あり。
早い段階で叩いて、ライオンズ相手には投げにくいという印象を与えたいものです。
佐藤友亮選手を始め、ここまで出番が少なかった右打者の控え陣に期待です!
明日もガンバレ、ライオンズ!!





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