| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （日）ディアス（３回２／３）−トーマス（１／３）− 清水（３回）−岡島（１回） （西）ギッセル（７回）−三井（２／３）−小野寺（１回１／３） （本）中島１５号、小笠原１７号 |
||||
| 日ハム | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | １ | ０ | １ | ０ | ３ | ||||
| 西武 | ０ | ０ | １ | ４ | ０ | ０ | ０ | ０ | × | ５ | ||||
| 今日は良いところもあれば、悪いところもある、そんな試合展開でしたね(^^; ３・４回の攻撃は見事で、かなり黄金期に近い野球ができるようになったと感じましたが、 ５・６回は満塁のチャンスがありながらも無得点、まだ詰めの甘さは残ります。 でもそれは日ハムリリーフ陣が頑張ったとも言えるわけで、 連勝が止まったとはいえ、投手陣は未だに好調なようです。 ズルズルと崩れずに持ち直せるようになった辺りに日ハムの強さを感じます。 そんな相手にもキッチリ勝てるようになったのが今のライオンズの強さでしょう。 決して打線は良いとは言えないのですが（カブレラ選手や６番以下がややブレーキ）、 そんな中でも機動力を生かしながら着実に得点していく野球は見事です。 どんな絶対的エースや絶対的リリーフが来ても、今やっている野球ならば得点を奪えるでしょう。 そんな手ごたえを感じるチームになってきました。 ソフトバンクも卒のない野球を見せているので、しばらくは混戦が続くでしょうが、 このまま最後まで首位争いを展開できる、そんな確信が生まれてきています。 そんなこんなで今日の試合展開説明。ネットのライブ速報より。
先発のギッセル投手は７回を投げて、５安打５奪三振１四球２失点の好投で無傷の５勝目。 今日も危なげない投球でチームに勝利をもたらしてくれました。 昨日の試合で日ハム打線の勢いを止めたとはいえ、正直どうかなという部分もあったんですが、 ピンチがあったのは２回と５回のみ。 特に５回は得点直後に１点を奪われ、やや嫌な感じもしたのですが、 日ハム打線に畳み掛けられることなく、最小失点で凌ぐことができました。 ギッセル投手の良いところは失点しても崩れないところですよね。 連打で点数を奪われたのは広島戦ぐらい。あとは失点しても１〜２点以内です。 同じイニングで２点以上失うことは滅多にありません。 テンポの速い投手にありがちな投げ急ぎ感がないのが良いです。 今年のライオンズは外国人選手次第と思っていただけに、 ここまでのギッセル投手の活躍には脱帽もんです。 台湾ルート以外の外国人投手は外れということが多かったんですが、今回は大当たりでしたね。 編成部、天晴れ！ そしてこの調子でガンバレ、ギッセル投手！ ２番手の三井投手はちょっと残念な結果に。８回を投げきって欲しかったんですが… なんとな〜く今日は三井投手が投げない方が良いかなと思っていただけに、 できることなら星野投手に繋いで欲しいように思っていました。 ギッセル投手の球数が多くなっていましたし、やはり８回は三井投手というこだわりがあったんですかね。 残念ながら今日の試合ではその期待に応えることができませんでしたが、 それでも期待されていることが分かったわけですから、次回登板ではキッチリ行って欲しいですね。 抑えの小野寺投手は一つ前倒しの登板となりましたが、 １回１／３をパーフェクトリリーフ、きっちり最後を締めてチームに勝利をもたらしてくれました。 抑えとしてイニングをまたいでの登板がどうなるか注目していたんですが、 下位打線とはいえ簡単に三者凡退、不安要素は全くありませんでした。 延長戦で２イニング投げたこともありますし、これなら緊急時でも大丈夫そうですね。 小野寺投手が絶対的な抑えとして固定されていることがチームの力となっています。 ホント頼もしい存在になってくれました。 しかしオールスターに出場できないのがホント残念です(^^; 今季を最高の形で終えることで、「ライオンズに小野寺力あり！」ということを世に示し、 来季以降はファン投票で出られるよう頑張ってもらいたいです。 打線は１〜３番の繋がりが良く、昨日同様に機動力を生かして得点することができました。 ３回は福地選手がヒットで出塁し、すかさず２塁へ盗塁。 そして赤田選手がランナーを進めるバッティングをして、中島選手がセンター前にタイムリーを放って先制。 ４回は細川選手がバントを決められずにチャンスが萎みかけましたが、 日ハム先発のディアス投手の悪送球で１アウト１・３塁とチャンスを貰い、 カウントノーツーから福地選手がスクイズバントを決めて勝ち越し。 さらに赤田選手のタイムリー、代わったトーマス投手から中島選手が駄目押し２ランを放つなど、 この回は打線が繋がって一挙４得点！ １点を取りにいく野球をした結果、そこから流れが生まれて４得点、 やはり野球はまず１点、そこから２点目・３点目の流れが生まれていく、そんなことを感じましたね。 逆に５・６回は満塁のチャンスをもらいながら・作りながらも無得点。 ５回は送りバントを決められず、６回は下位打線が機能せずとまだまだ課題は多いです。 中村剛也・栗山選手といったレギュラーを期待される選手の調子が持続しません。 日によって調子が大きく変わってしまうようではレギュラーは厳しいです。 特に中村選手は１・２打席ダメだとあとはサッパリ。三振ばかりでせっかくの長打力が生かせません。 もう少し成績が安定してきてくれないことには… ６番以下の打線の組み方が今後のライオンズの課題でしょう。 個人では中島選手が５打数４安打３打点と大暴れ！ センターから右方向を中心にヒットを量産しています。 一時は打率３割を切り、２割８分台まで落ちていた打率が今や．３１２まで回復。 ホームランも１５本目を放つなど、長打力も見せてくれています。 カブレラ・和田選手といった主軸に調子の波がある中、 中島選手はほぼ一定して結果を残してくれています。 ９番からの機動力を使える打者が出塁して、足でかき回し、 中島選手のタイムリーで得点を奪う、そういった得点パターンが完成しつつありますね。 カブレラ・和田選手の存在感はまだまだ大きいですが、 今のライオンズの軸は徐々に中島選手にシフトしつつあるように感じます。 その中島選手に負けじと和田選手も２打数２安打２四球と好結果。 カブレラ選手の状態が落ちていることや、６番以下が弱いことで、 なかなか得点に絡む活躍こそできませんが、しっかりと結果を残してくれています。 最近はやや振り回しがちなカブレラ選手ですが、 和田選手が結果を残していれば欲を出してストライクゾーンで勝負してくれるようになりますし、 打線全体の流れが自ずと良くなってくるはずです。 下位打線への奮起も期待できますし、中島選手が上位の流れの核なら、 和田選手は下位への流れの核、 ランナーが残っていれば和田選手が一掃し、ランナーがいなければチャンスメーク、 下位打線への新たな得点パターンとして機能することを期待したいです。 福地選手は今日も足でかく乱してくれました。 福地選手の盗塁成功率もそうですが、ランナーに出た時の盗塁を仕掛ける率が凄いですよね。 もはや無条件で２塁を取れるような状況です。福地選手の足は見事です。 スクイズも膝元の難しい球を屈みながら決めましたし、 福地選手の存在はライオンズにとって非常に大きなものとなってますね。 あとは赤田・カブレラ・栗山・高木浩之選手らが１安打ずつ。 赤田選手は５の１ながらも貴重なタイムリーヒットを放ち、中島選手のホームランをお膳立てしました。 カブレラ選手はブレーキがちだっただけに、この一本で乗っていければ。 栗山選手はバント失敗が痛かったです。それでも結果を残したことは前向きに捉えたいところ。 高木浩之選手は出番が少ない中でも仕事をしてくれています。貴重なベテラン選手です。 派手さはないものの、個人個人が仕事を果たしてきています。 この状態で新しいライオンズの打線を完成させていってもらいたいですね。 火曜からは東北楽天との２連戦です。 今の状態ならば、接戦でも慌てることはないでしょう。 僅差の試合をものにする野球で勝利を収めてもらいたいですね。 火曜からもガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | １０ | 計 | （日）八木（７回２／３）−武田久（１回１／３）−マイケル（１／３） （西）松坂（１０回） （本）小笠原１６号、稲葉１３号 |
||||
| 日ハム | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ２ | ||||
| 西武 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ２× | ３ | ||||
| な、なんとか勝ちました(^^; 松坂投手先発ゲームでしたから、もう少し楽な展開でいけると思っていたんですが、 予想以上に日ハムの状態が良かったようで、やっとかっとの勝利でした。 先日のソフトバンク戦からギリギリの勝負が続きますね〜 こんな苦しい試合を毎日のように続けていると、チームがどんどん強くなっちゃって困っちゃいます（笑） まぁ、それは冗談としても、厳しい試合を戦いながら勝利を収めるというのは気分がいいですね。 喜びもひとしおです(*^^*) 今日の試合を決めたのは派手なホームランでもなく、中軸打者の一打でもなく、 福地選手の足と栗山・赤田選手といった若手選手のバットでした。 ８回の同点劇はエラーで出たランナーに対して代走の福地選手を送り、２塁盗塁で得点圏へ。 そして赤田選手がタイムリーヒットを放ち、同点。 延長１０回は福地選手がセーフティで出塁し、２塁盗塁成功で得点圏へ。 代打の栗山選手が同点となるタイムリー２ベースを放ち、 最後はキャプテンの赤田選手がタイムリーヒットを放ち逆転サヨナラ勝ち！ 機動力を絡めた攻撃で好調・日ハム投手陣を崩しました。 相手がどんなに好調でも、どんなエース級の凄い投手であっても、 １点をもぎ取る野球、それを最後の最後でやることができました。 今日の勝利は一つ手ごたえを感じられる勝利だったと思います。 そんなこんなで今日の試合展開説明。ネットのライブ速報より。
先発の松坂投手は復帰初登板ということで、立ち上がりを心配していましたが、 今日はコントロールの乱れもなく、安定感抜群のナイスピッチングだったと思います。 １０回を投げて被安打４、１四球の１１奪三振、完全に怪我をする前の状態に戻っていますよね。 厳しい試合ではありましたが、松坂投手が日ハム打線を封じたことが勝利を呼び込みました。 今の日ハム投手陣相手に３点差以上の差がついてしまうと、 機動力を使ってもプレッシャーを与えることはできません。 そういう意味ではよく抑えてくれたと思います。 まぁ、延長１０回の稲葉選手のソロホームランは勿体無かった気がしましたが(^^; もし１０回裏にサヨナラ勝ちしていなかったら、チームがズルズル行きかねませんでした。 その点だけは反省ということで。それでも十分エースの仕事を果たしてくれたと思います。 打線は４番カブレラ選手がブレーキになるなど苦しい試合展開でした。 ３番中島選手が２安打するなど、チャンスを作りかけていたのですが… カブレラ選手の強引さが打線の流れを切ってしまっていたように感じます。 そんなこんなで全体的に八木投手のボールを引っ掛けることが多く、 なかなか攻略の糸口を掴めなかったのですが、 そんな中で途中出場した福地選手の足が突破口を開きました。 ８回に代走で出場すると、２塁へ盗塁、そして赤田選手のタイムリーヒットでホームへ。 延長１０回にはセーフティバントで出塁して、再び２塁へ盗塁成功、 そして栗山選手のタイムリー２ベースで同点のホームを踏みました。 １点差ゲームの大事なランナー、盗塁が失敗してしまえば、 数少ないチャンスの芽が一気になくなってしまいます。 そんな失敗が許されない状況でも、確実に２塁へ盗塁成功する足と思い切りの良さ。 福地選手の足は大きな魅力ですね。 走らないまでもランナーとしているだけで相手チームにプレッシャーをかけることができますし、 走れば一気にチャンスを広げることができます。 松井稼頭央選手がメジャーに行ってから疎かになりがちだった「盗塁の魅力」、 それを福地選手が再度見せてくれているようにいます。 今日もそんな足の重要性を味方チーム・相手チームに見せ付けてくれました。 福地選手の存在感が日に日に大きくなっていますよね。 そして今日のヒーロー赤田選手。 チームが苦しい中で８回に同点タイムリー、１０回にはサヨナラタイムリーを放つなど今日は大活躍でした。 打撃の並があるため、スタメン落ちしてしまったり、 決して勝負強いというわけでもありませんが、 こいうい苦しい試合では赤田選手がなんとかしてくれるという印象がありますね。 他の選手が打たない時に打ってくれる、そんな印象を受けます。 今日はキャプテンらしい仕事をしてくれました。この調子で頑張って欲しいですね。 あとは盗塁もよろしく(^^; 長らく成功していませんので〜 それと忘れてはいけないのが、代打で同点タイムリーを放った栗山選手ですよね。 昨日の試合でもチャンスで代打起用されましたが、残念ながら見逃し三振。 チームの反撃ムードを削ぐ結果となりました。 その悔しさがあったのか、今日は得意の左方向へのバッティングを見せて同点タイムリー２ベース、 チームの勝利に大きく貢献してくれました。 なかなか試合に出たり出なかったりとリズムが掴みづらいでしょうが、 打撃でいいものを持っていることは確かですから、こうやって着実に結果を積み重ねていってもらいたいです。 他には交流戦から当たりの少なかった平尾選手が２安打と活躍。 一時はあまりにも結果が出ずに、なんでスタメン起用されるのか不思議に思ったこともありましたが、 やっぱり平尾選手の右打ちは芸術的ですよね。 右のスライダー投手や今日の八木投手のようなスクリュー系のボールを持つ左投手に対して、 逆らわない打撃のできる平尾選手は相手投手攻略の良いお手本です。 昨日の試合や今日の前半などは全体的に引っ張りがちだっただけに、 平尾選手の右方向へのバッティングをチーム全体で見習ってもらいたいですね。 明日のライオンズ先発はギッセル投手。 とりあえず今日の試合で日ハム打線の繋がりは断つことができましたから、 打たせて取る投球のギッセル投手も抑えることができるでしょう。 今日の試合のように僅差のゲームならば、機動力を絡めて得点することができます。 先発投手が試合をしっかり作り、安定したリリーフ陣へと繋いでいってもらいたいです！ 明日の試合もガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （日）ダルビッシュ（７回）−武田久（１回）−建山（１回） （西）グラマン（６回２／３）−正津（１回１／３）− 許銘傑（０回）−帆足（１回） |
||||
| 日ハム | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | １ | １ | ０ | ４ | ７ | ||||
| 西武 | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ||||
| んー、大敗というゲームでもなかったんですがねぇ… チャンスで一本が出なさ過ぎです。 １アウト３塁というケースが三度もあったんですが…生かせませんでした。 せめて犠牲フライでも出ていれば展開は違ったのに… ちょっとばっかり嫌な敗戦ですね。 そんなこんなで今日の試合展開説明。文化放送より。
投手陣は９回を除けば、３失点でよく頑張った方だと思います。 ９回は許銘傑投手の四球が試合を無茶苦茶にしてしまいました… 最悪。 まぁ、ただそれまでは先発・グラマン投手がヒットを打たれながらも要所を締めましたし、 ２番手の正津投手も好投、投手陣はよく頑張りました。 守備陣のエラーや併殺を取れるところで取れなかったこと等が響いちゃいましたね。 チームの勢いなんですかねぇ。 こういう時は力でビシッと抑えなければ、相手の勢いを止めることはできないのかも。 そういう意味では明日の松坂投手に期待したいところです。 打線は４番カブレラ選手の大振りなど、チャンスで一本が出ませんでした。 カブレラ選手がホークス戦から強引さが表に出てしまっているのが気がかりです。 カブレラ選手に繋ぐ姿勢があれば、もう少し展開も違っていたと思うのですが… それとチームとしても、ランナー２塁でヒットが出てもホームを付けないなど、 ライオンズの持ち味である機動力を使うことができませんでした。 今の好調の日ハムに唯一勝っているのが機動力。 これは好調の日ハム投手陣を崩しうる大きな武器なのですから、 明日以降の試合では積極的に走っていってもらいたいです。 明日は松坂投手が先発予定。 復帰初戦ということで、どこまで回復しているかは分かりませんが、 今の日ハムと止めることができるのは松坂投手ぐらいでしょう。 松坂投手のテンポの良い投球で試合を支配し、ライオンズに勝利をもたらしてもらいたいです！ 明日こそはガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | １０ | １１ | １２ | 計 | （西）西口（７回）−正津（１回１／３）−星野（２／３）− 小野寺（２回）−三井（１回） （福）新垣（９回）−馬原（２回）−吉武（１回） |
||||
| ライオンズ | ０ | ０ | １ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | １ | １ | ０ | ０ | ３ | ||||
| ホークス | ０ | ２ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ３ | ||||
| いやはや、今日も熱い試合でした。もう白熱しすぎ。９月の優勝争い並の雰囲気です。 両チーム共に一歩も譲らない激戦で凄いゲームでしたね。 ライオンズは初回からチャンスを作るなど、先発全員安打の１３安打を放ったわけですが、 最後まであと一本が出ずに勝利ならず。 ライオンズとしては勝てた試合だったかもしれませんが、 ソフトバンクにとっては勝たなければいけない試合だっただけに、 今日の引き分けはライオンズの方に価値があると言えるでしょう。 表の攻撃という事情もありましたし、今日は引き分けで良しとしたいです。 投手陣を始め、各選手が最後までよく頑張りました。 …つーか、王さんの会見って、これだったのかぁ… 最初聞いた時はシーズン終了後の勇退かと思いましたが、 それにしては早すぎると思いましたし… 松中選手が試合終了後に涙を見せていたので、何事かと気になってましたが… まさか病気で手術とは。予想外に悪い知らせでした。 王さんは球界の宝ですから、体を大事にしていただきたいです。 でもどうにもならないことは分かるんですが、敵としては正直嫌〜な感じです。 これじゃ勝たせないと悪者じゃやにですか（苦笑） 手術を乗り越えて秋のプレーオフに復帰・優勝、そして日本一、 誰でも思い浮かべたくなることですよ。 相手チームとしてはこれほど辛いことはないっす。 まぁ、勝負事なんで、全力でぶつかった結果を尊重するということで。 手を抜くなんて、それこそ失礼なこと、野球を侮辱することですからね。 深くは考えずにライオンズを応援していくことにしま〜す。 こういったアクシデントのある時のホークスは強いですからね。要警戒です。 そんなこんなで今日の試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
で、試合の方に話を戻すと、引き分けで良かったです。 ９回までは勝つ気満々でしたが、９回表のカブレラ選手の併殺打で今日は終わりましたよ。 あとはもういかにして引き分けに持ち込むかを考えるのみ。 １０回表に１点を取るなど、勝つチャンスはあったわけですが、 これは松中選手を凌ぐための得点であり、勝つためのものではありませんでした。 勝つためにはもう１点が必要でしたよね。 延長で勝てなかったと思うよりは、延長サヨナラ負けしなくて良かったと思うべきでしょう。 今日の松中選手は王監督のことがあったためか、気迫が人一倍ありました。 自分で決めようとするのではなく、チームのために繋ごうとする姿勢、 集中力が高く、ボールの選球眼が抜群に良かったです。 小野寺投手のワイルドピッチは勿体無かったのですが、 ホークスも必死なわけですし、なかなか流れを断ち切ることは難しかったでしょう。 むしろその後に田上選手を併殺に取るなど、 相手の流れに飲まれなかったことを評価したいです。 先発の西口投手は調子自体は特別も良くなく、特別も悪くなく、 序盤はなかなかリズムに乗れずに苦しみましたが、 中盤以降はテンポのいいピッチング、粘り強い投球で２失点に抑えきりました。 球数が１３０球を超えたため、７回での降板になってしまいましたが、 先発の役目は十分果たしてくれました。 またしても勝ち星に恵まれなかったのは残念ですが… 次回こそ、次回こそは(^^; ２番手の正津投手、３番手の星野投手もナイスリリーフ。 星野投手は同点のきっかけとなる松中選手への四球を出してしまいましたが、 あれは松中選手の方が良く見たと言うべきでしょう。 投手としては最高の球を投げていました。全く責められないです。 最後に投げた三井投手は精神的に厳しい中、よく踏ん張りました。 見ている方も緊張してしまうような絶体絶命の場面、 ましてや自分が処理を誤ってピンチだったわけですから、よく抑えましたよ。 その精神力に脱帽します。ナイスピッチ、最後をよく締めてくれました。 それだけで今日の試合は満足です。 打線の方は何度となくチャンスがあったんですが… チャンスで６・７番に回ることが多く、十分にチャンスを生かしきれませんでした。 その６番栗山選手は５回に同点となるタイムリー３ベース、 ７番平尾選手は１０回に勝ち越しのけっかけとなるライト前ヒットを打つなど、 それなりに挽回をしてくれましたわけですし、そんな責めることもできません。 まぁ、巡り合わせが良くなかったといったところでしょうかね。 送るところはしっかり送っていますし、バスターも見事に成功、 大胆な単独スチールも成功させるなど、攻撃内容は悪くなかったです。 たまたま最後にヒットが出なかっただけ、やっている野球は問題ないでしょう。 明日は試合がお休み。 首位決戦を１勝１分という形で凌げたわけですから、この２連戦は上出来でしょう。 この決着は次のオールスター前の３連戦、そして９月・１０月に付けましょう。 まだまだシーズンは長いです。１戦１戦を大切に戦って行きたいものです。 金曜からは好調の日ハムとの３連戦です。 日ハムが連勝で一気に迫ってきましたから、この３連戦で叩いておきたいところです。 松坂投手も復帰する予定ですし、再び勢いに乗って行きたいところですね！ 金曜からもガンバレ、ライオンズ！！ |
| １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 | （西）涌井（５回）−許（２／３）−星野（１回）− 東（１／３）−三井（１回）−小野寺（１回） （福）和田（５回）−吉武（１回１／３）−藤岡（２／３）− 篠原（１／３）−佐藤（１回２／３） （本）松中１６・１７号、和田１０号、片岡４号 |
||||
| ライオンズ | ０ | ２ | ２ | ２ | ０ | ０ | ０ | ３ | １ | １０ | ||||
| ホークス | ３ | ０ | １ | ０ | ３ | １ | ０ | ０ | ０ | ８ | ||||
| 一昨日の日記で「白熱した試合を」と書いたら、その通りになりましたね。 いや、それ以上か。こんな展開の読めない試合になるとは思いもしませんでした(^^; さすがは首位決戦、ライオンズとホークスの戦いだけのことはあります。 最後まで目の離せない熱い試合、素晴らしいです。 勝敗を分けたのは… なんでしょうね？ いやー、難しいです。 立ち上がりに涌井投手が不運な当たりやエラーなどもあって３失点。 ２回・３回とライオンズが得点して逆転。 ３回裏に松中選手のホームランを許して同点、４回に再び勝ち越し。 ５回裏に柴原選手に四球を出したのが響き、松中選手の３ランで逆転され、 ６回にも１点を奪われて、ホークスは必勝リレー。 ここまでは完璧にホークスペースでした。 それが８回に和田・中村選手と連続ヒットでチャンスを作り、ノーアウト１・３塁。 ホークスバッテリーが何を考えていたのか分かりませんが、 和田・中村選手とストレート中心の単調なピッチング、 まぁ、それは和田投手の時もそうだったんですが、変化球で交わすよりも力押しに来た感じがします。 そこがライオンズの積極的な打撃にはまったということなんでしょうかね。 そして最大のポイント、ノーアウト１・３塁からの福地選手のスタート、 平尾選手がヒッティングでライトライナー性のタイムリーヒット、 この時に福地選手が３塁まで到達した積極的な走塁が生きましたね。 ダイレクトでキャッチされる危険性もあっただけに、まさに一か八かの賭け。 結果的にその賭けに勝ったことがチームに勝利を呼び込んだように思います。 福地選手は９回には２ベースヒットを放ち、 ワイルドピッチで一気にホームを突く走塁を見せて貴重な駄目押し点も奪いました。 昨年までのライオンズにはなかった機動力、これが生きた形ですよね。 各選手の積極的な姿勢が逆転劇を生んだように思います。 そんなこんなで今日の試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
先発の涌井投手はそんな極端に悪いとは思いませんでした。 ストレートがややシュート回転していて、スピードは１４０中盤も抜群の威力というわけではなく、 コントロールも逆球が多いなど荒れている所はありましたが、 極端な失投もまたなく、スライダー・チェンジアップといった変化球は良かったので、 大崩れする内容でもなかったと思います。 ただ一人、松中選手にやられてしまいましたね。 初回は和田選手のエラーがなければ最小失点で済んでいたのでノーカウントとして、 その後の失点は松中選手の２本塁打によるもの、 １本目のホームランで技ありの一打をやられていたこともあって、 ２本目のホームラン時には攻め切れていませんでしたよね。 その直前に柴原選手に四球を与えてしまったことで、勝負を避けられなかったのが響きました。 四球は１個なんですけど、その四球が出してはいけない所で出してしまいました。 個人的には勿体無い投球内容だったと思います。 １０勝目は次回に持ち越し。次の登板で頑張ってもらいたいですね。 その後は許銘傑投手は例外として、 星野・東・三井・小野寺投手とリリーフ陣がよく頑張りました。 石井貴投手が捻挫で登録抹消となり、少し手薄になっていますが、 その穴を三井投手がよく埋めてくれたと思います。 今日の三井投手は内容も結果も完璧。 石井貴投手の穴を感じさせなかったことが勝因の一つですね。 星野投手もカーブを有効に使うなど復調の気配がありますし、 リリーフ陣がしっかりと仕事をしてくれたというのは心強い限りです。 あとは左投手が１枚足りないということでしょうか。 三井投手を８回に持ってきたことで、中盤に投入する左投手がいなくなってしまいました。 東・正津・許銘傑投手といずれもサイド気味の投手で対右といった感じがありますからね… もう一枚左投手が欲しいのが本音です。誰か出てきてくれるといいんですが…どうなんでしょうね。 打線はカブレラ選手以外、スタメン全員が打点を挙げるなど良く繋がりました。 送りバント・犠牲フライ・エンドランなど、今日は行う作戦が悉く上手くいきましたよね。 ８回の攻撃などは派手さはなかったものの、 各打者がしっかりと仕事をこなすことで試合を引っくり返しました。 交流戦前には見られなかった打線の集中力・卒のなさにホークスも驚いたんじゃないでしょうか。 今は強い時のライオンズの野球ができています。非常に心強いですね。 打者個人では、佐藤選手が２安打２打点、片岡・中島・和田・中村・炭谷選手が２安打１打点、 平尾選手が１安打１打点、赤田選手が１打点、福地選手が１安打という結果。 その中から勝ち越し打を放った佐藤友亮選手を挙げておこうかと。 これまでなかなか結果を残せなかった佐藤選手でしたが、 今日は相手投手が和田投手ということで相性を買われての１番スタメン起用。 見事その期待に応える活躍を見せてチームを勝利に導きました。 ８回の走塁ミスはご愛嬌ということで(^^; 先のランナーを見ていなかったのは問題ありますが、３塁を突く姿勢は責められないでしょう。 ２番で結果を残している片岡選手を含め、 １・２番候補は守備のいい赤田選手に今日も走塁で見せた福地選手とライバルは多いです。 それでも佐藤選手の状況判断の高さ、状況に応じた打撃は競争を勝ち抜く武器になるはず。 ここから調子を上げていって、レギュラー奪還といってもらいたいですね。 いやはや、しかし外野の争いは厳しいですなぁ… 和田選手は確定としても、赤田・福地・栗山・佐藤・高山選手と。 厳しい競争の中でそれぞれの選手が自分の持ち味を出していけるようにして欲しいですね。 明日は西口投手が先発。 これまで打線の援護に恵まれていないだけに、 明日は今日の試合にように積極的に点数を取って上げてもらいたいです。 相性のいい和田選手の状態が上がっていますし、明日は援護点があるでしょう。 西口投手のナイスピッチに期待したいですね。 一方の相手投手は久々の復帰となる新垣投手。 万全だと嫌な相手ですが、まだ足に不安があるということなので、 足を絡めた攻撃で揺さぶっていきたいですね。 今日のような積極的な走塁で突破口を開いてもらいたいです！ 明日もガンバレ、ライオンズ！！ |