1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)セラフィニ(3回0/3)−萩原(2回2/3)−山本(1/3)− 香月(1回)−平野(0回)−前川(1回) (西)涌井(7回)−大沼(1回)−小野寺(1回) (本)中島1号、カブレラ1号、和田1号 |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | ||||
西武 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | × | 8 |
2日連続で愚痴から入るのもアレですが、せめて勝った日ぐらいは映像で映してください(^^; 勝っても「清原選手」というのは… 清原選手のファンですが、ライオンズファンでもあるので腹立ちます(爆) まぁ、マスコミに注目されていない方が皮肉にもライオンズは強いんですけどね。 いいです、いいです、間隙を突くようにひっそりと頑張ります(^^; 今日の試合は文句なしでしょう。 高卒2年目の涌井投手と高卒ルーキーの炭谷捕手という若いバッテリーが勝利を呼び込みました。 この2人は将来のライオンズを支える黄金バッテリーですからね。 2人が組んだこの試合を勝利で飾れたことは何よりも大きいです。 将来のことだけでなく、今年においても2人の活躍は重要でしょう。 昨年のライオンズに足りなかったものは大きく分けて2つ。 先発3本柱に続く先発投手(次期エース候補)、そして安心して試合を任せられる正捕手です。 その2つが若い力で埋まろうとしている。これは大きなことです。 素晴らしい投手力を持つ優勝候補大本命のソフトバンク、昨季日本一で調子付くロッテ、 積極的な補強をしたオリックス、札幌移転3年目で勝負の年となる日ハムと相手は手強いだけに、 ライオンズが優勝するためにはこれまでにない新しい力が必要です。 それが涌井投手であり、炭谷選手。 ライオンズ優勝の鍵はこの2人が握っていると私は見ています。 さてさて試合の方に話を戻してと、 その涌井・炭谷選手のバッテリーは積極的な内角攻めでオリックス打線を封印。 打線は調整不足のセラフィニ投手を攻め、中島・カブレラ選手の連続ホームランで先制、 そして和田選手のホームランなどで順調に点を加え、 抑え候補の大沼投手はイマイチだったものの、小野寺投手は3人斬り。 終わってみればライオンズの快勝というゲームでした。 そんなこんなで詳しい今日の試合展開説明。ネットの動画配信がないので、文化放送のみ。
今日の勝因はなんといっても若いバッテリーでしょう。 先発の涌井投手は140キロ中盤の伸びのあるストレートを軸に(最速148キロ)、 スライダー・カーブ・シンカー・カットボールなどを交え、オリックス打線をほぼ完璧に抑えきりました。 7回を投げて4安打8奪三振4四球1失点。 清原選手に対する2四球がやや勿体無かったぐらいでしょうか。 昨年まで課題だったランナーを出してからの投球も問題なかったようで、 1点を失っても崩れる気配が全くありませんでした。 また昨年は追い込んでから粘られて打たれたり、ボール先行で打たれてしまうパターンが多かったんですが、 今日は常にストライク先行で、追い込んでからも簡単に打者を打ち取ることができていました。 そこらはマスクを被った炭谷選手の怖いもの知らずのリードのおかげだったのでしょう。 涌井投手の強気な部分が引き出せたのは良かったと思います。 涌井投手に大事なのは、まず何よりも「自信」です。 昨年、1勝6敗。打ち込まれることが多く、辛いシーズンでした。 並の投手ならプロで通用しないと弱気になってしまいそうな数字です(まぁ、涌井投手なら大丈夫でしょうが) 昨年ホームランを打たれた清原選手に投げづらそうにしていたようですし、 少なからず昨年の苦い経験は頭の中にあったはず。 それを炭谷捕手の積極的なリードが徐々に打ち消していったんだと思います。 今日は涌井投手本来の強気なピッチングができていました。 今日の投球を今後のお手本にしてもらいたいですね。 今年は期待大。二桁はもちろんのこと、タイトルに絡むような活躍を見せてもらいたいです。 そして昨日に続いてマスクを被った炭谷選手。 昨日はわりとオーソドックスなリードでしたが、今日はガラッと変わっての強気なリードでしたね。 まるでロッテの里崎選手のようなリード(^^; もうとにかく内角を攻めまくり。 1打席目は涌井投手のストレートでこれでもかというほど内角を攻めまくりました。 2打席目も内角ストレートで攻めながらの組み立て。 ところが3打席目からは一転して外角攻め。 セオリー外の極端な攻めでオリックス打線を翻弄しました。 炭谷選手って、こういうところがあるんですよね。 安全に攻めることもあれば、いきなり極端なリードをすることもある。 どういう意図で行っているかは分かりませんが、リードが急に変わることがあります。 こういったリードの「切り替え」ができるのは非凡なところ。細川・野田選手にないセンスです。 まぁ、怖いもの知らずだからできることなのかもしれませんがね。 まさに水島新司先生のマンガ『ドカベン』の山田太郎みたいだ(^^; 捕球も安定していますし、守備面では順調に結果を残していますね。 打撃の方はしばらく様子見。 今日の1打席目はどういう意図だったのでしょう? 普通なら送りバント・エンドランですが… サインミスとしか考えられないような。ベンチもまだ打撃は様子見? 今日はノーヒットで終わってしまいましたが、6回にはエンドランで転がすなどチームプレイに対応できる面も。 バットに当てるのは上手そうですから、進塁打が欲しい時は積極的にエンドランしていっていいかと。 打撃の課題を現時点で上げると、2ストライクからの打撃でしょうか。 ちょっと当てに行くところがあるので、状況によっては恐れずに思い切っていってもらいたいです。 課題のリリーフ陣では小野寺投手が三者凡退のナイスピッチング。 大沼投手がイマイチだっただけに、小野寺投手の好投は心強いです。 今日はわりと楽な展開でしたが、セーブの付く場面でも今日同様ビシッといって欲しいです。 一方の大沼投手はオープン戦の最終登板同様に打たれる場面が… 危うく小野寺投手にプロ初セーブを献上するような試合展開にしてしまうところでした(苦笑) オープン戦の疲れが出ていることもあるのでしょうか。 今日の初登板で悪いものを全て吐き出したと考えて、明後日からの活躍を期待したいです。 打撃陣は中島・カブレラ・和田選手とクリーンアップ揃い踏みの3ホームラン。 新しいライオンズのクリーンアップをファンにアピールしてくれました。 中島選手は昨年前半に怪我などで苦しみ、ホームラン数が伸びませんでしたから、 早い段階でホームランが出たのは心強いでしょう。 勝負強い打撃でチームを勝利へと結び付けて欲しいです。 また中村剛也・GG佐藤選手の6・7番コンビが勝利に貢献。 中村剛也選手はオープン戦終盤からヒットが出ていなかっただけに、今日の2安打は心強いです。 ソフトバンク戦を前にして状態が上がってきましたね。 GG佐藤選手は昨日に続く活躍を見せ、4打数3安打4打点。 久々のお立ち台に立って「気持てィぃぃー」を言ってくれました(^^; 今年のGG佐藤選手はひょっとするとひょっとするかもしれません。 レギュラー獲得に向けて頑張って欲しいですね。 攻撃面で嬉しかったのは6回裏の追加点ですかね。 エンドランでランナーを進めての平尾選手のタイムリー。 今年のライオンズはこういった野球ができています。 今日はホームランでポンポンと点が入ったので目立ちませんでしたが、 今後はこういった得点方法が試合の結果を左右してくるはず。 オープン戦でも見せた卒のない野球を継続していってもらいたいですね。 開幕カードは1勝1敗。予想通りの結果でしたね。 その中でも涌井投手と炭谷選手という若い力の台頭や、 GG佐藤選手に代表される若手の底上げ・強化の成果を実戦で証明できたことは安心しています。 とはいえ、シーズンはまだまだこれから、始まったばかり。 本当の意味で良いスタートを切れるよう明日以降の試合も頑張って欲しいです。 火曜日からはライバルソフトバンクとの3連戦。 この3連戦が今シーズンのライオンズを占うといっても過言ではないはず。 本当の意味でどれだけチームの力が付いたのか、それを計る絶好の機会です。 キャンプ・オープン戦で身につけたことを存分に発揮してもらいたいですね。 火曜からもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (オ)川越(7回)−菊地原(1/3)−加藤(0回)−大久保(1回2/3) (西)西口(5回2/3)−三井(1回1/3)−星野(2/3)− 石井貴(1/3)−田崎(1回) |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 5 | ||||
西武 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
そんなわけでついに2006年のプロ野球開幕が開幕です! どんどんひゅーひゅーぱふぱふー♪ …と祝いたい気分ですが、今日の開幕戦はインターネット動画配信されず… 昨年まではインボイス西武ドームでの西武戦は動画中継されていたんですが… ついに廃止になってしまったんでしょうか? せっかくWBCで野球熱が高まっているというのに。 これでは地方の野球ファンは試合を見られません。是非、足鷹球場で試合をば(爆) そういう人はCS放送を入れろということなんでしょうか。貧乏人は辛いです。とほほ。 「動画がなければ音声で観戦すればいいのに」、 とかのマリー・アントワネット嬢も言っていたので(<言ってない)、 今年は文化放送頼みとすることにします(^^; なんとか再開してくれないですかねぇ… シーズン開幕だというのに気分が鬱に(苦笑) まぁ、愚痴はこれぐらいにしておいて、試合の方に話を戻します。 注目のスタメンは以下の通り。 1(右)栗山、2(中)赤田、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(三)中村剛也、 6(指)和田、7(左)GG佐藤、8(捕)炭谷、9(二)石井義人 赤い文字の選手がプロ入り初の開幕スタメン。 9人中5人が開幕初スタメン、カブレラ・和田選手以外はいずれも20代とフレッシュなオーダーです。 その中でも注目のスタメンマスクは高卒ルーキーの炭谷選手。 高卒ルーキーの開幕スタメンは中日・立浪選手以来。 キャッチャーでは51年ぶりという快挙です。 ゴールデンルーキーのデビュー戦ともなったこの試合は2−5の敗戦となりましたが、 緊張感ある試合の中でも堂々としたプレーを見せ、 3打席目にプロ入り初ヒットとなるセンター前ヒットを放つなど、上々の活躍でした。 開幕戦を落としてしまいましたが、 この試合が今後20年、マスクを被り続ける男のスタートの日となるならば、 この一敗はむしろお釣りが来るほどです。 負けはしましたが、将来が明るくなる嬉しい一敗でしたね。 そんなこんなで今日の試合展開説明。ネットの動画配信がないので、文化放送のみ。
勝敗を分けたのは6回表の守りです。 オリックスはオープン戦でも中村ノリ・清原選手が繋ぐと得点に繋がっていただけに、 ここをどう断つかが試合の勝敗を分ける大きなポイントでした。 西口・炭谷選手のバッテリーは上手い攻めで北川・ガルシア選手を連続三振に取るという 素晴らしいピッチングを見せましたが、 阿部選手にはフルカウントから四球。 今日の球審はストライク・ボールの判定がやや辛かったらしく、その影響があったのか分かりませんが… 結果的にこの四球が痛かったです。 日高選手に繋がれてしまったことが、今日の敗因だったと言えます。 オープン戦で炭谷選手のリードを見ましたが、リード自体の問題はなかったように思います。 今日の試合で勝利に結び付けられたのは、審判のストライク判定の差ではないかと推測しています。 アマチュアならば、ギリギリのコースでミット通り投球されればほぼストライク。 けれどプロではそうはいきません。 どんなに良いコースでも、例え要求通りボールが来たとしても、審判の感覚でボールはボール。 手を上げてくれてもいいじゃんという最高の球でもボールはボールです(^^; 審判のストライクゾーンの癖を掴むこともプロのキャッチャーの仕事です。 とはいえ、審判と戦ってはいけませんが。審判を生かすことが大切と。 今日の試合は良い経験になったことでしょう。その日の主審の癖を掴むことも勉強してもらいたいです。 ライオンズは負けたとはいえ、収穫の多い試合でした。 まず大きかったのが開幕戦でもオープン戦通りの結果が出たということでしょう。 打撃陣では好調だった赤田・中島・GG佐藤選手らにヒットが生まれ、 オープン戦から上手く調子を持続してくれています。 投手陣の方も西口投手が体調不良で2試合しか登板しないなどやや調整遅れがありました。 今日の投球はその通りの結果だったという感じじゃないですかね。 通常ならば、西口投手は今日までがオープン戦という感じじゃないでしょうか。 ベテランということで間隔が空いても大丈夫だろうという判断だったのかもしれませんが、 やっぱり早すぎたというべきかも。 球数を考慮して、もう6回の日高選手のところで投手交代をしても良かったぐらい。 まぁ、西口投手は次の登板でやってくれればいいといったところでしょう。 こちらもオープン戦の結果を反映したものだと感じます。 リリーフ陣もほぼ同じ。星野投手がピンチを作ってしまったのは誤算でしたが、それぐらい。 オリックス側もほぼオープン戦通り。 好調だった川越投手はなかなか打ち崩せませんでしたし、打線の得点パターンもほぼ同じ。 そして昨年鉄壁を誇った菊地原・加藤・大久保投手の3人の調整が遅れていることも 今日の試合ではっきりしたと思います。 今日は掴まえることができませんでしたが、明日以降は対応できるでしょう。 公式戦でガラッと変わる心配もありましたが、 オープン戦の流れが繋がっていることはライオンズにとって好材料だと言えます。 炭谷選手に関してはスタメンマスク決定でいいと思います。 オープン戦で見た時は守備に安定感ありましたし、十分レギュラーを張れるだけの守備力はあると思います。 贔屓目が入り過ぎているかなとも思いましたが、 伊東監督も早い段階で開幕スタメンを決めていたようですし、 ジャーナリストの永谷修氏や文化放送解説の山崎裕之氏も評価していたので、実力は十分かと。 細川・野田選手がだらしなさ過ぎるという声も聞こえますが、 2人が球団のレギュラークラスとすれば、炭谷選手は既にリーグを代表するキャッチャーというレベルです。 少なくとも城島選手が抜けた今のパリーグでは、守備面ならリーグ屈指の捕手であると見ています。 足りないのは経験だけ。そこさえクリアすれば、スタメンを十分張れます。 期待しすぎかもしれませんが、ライオンズ投手陣を変える存在だと思ってます。 彼の活躍がライオンズ優勝のポイントでしょう。 明日の先発は涌井投手。 ライオンズにとってはこの試合こそ大切です。 スタートダッシュするためには明日の試合に勝つこと。それが最低条件です。 選手の状態自体は良さそうなので、明日の試合では今季初勝利を期待したいですね。 今年こそは優勝目指して、ガンバレ、ライオンズ!! |