1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)西口(5回2/3)−星野(1/3)−山岸(1回)−森(1回) (ロ)小林宏之(7回2/3)−藤田(1/3)−小林雅英(1回) (本)中村(8回表・1号ソロ) |
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西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | ||||
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | × | 3 |
ペナントレースでは5割を割ってしまい、2位のロッテと大差が付いていただけに、 最初から勝てるとは思っていませんでしたが… こうもあっさり敗れてしまうともの悲しいもので(苦笑) 昨年のプレーオフの日ハムのように全くロッテを苦しめることができませんでした。 今回は立場が違うので、ロッテ側からすれば苦しんだ可能性もあるかもしれませんが… やっぱ苦しんでないだろうなぁと(苦笑) 完敗、あっさり負けすぎです。 今シーズンのゲーム差がそのまま現れた形、全くダメでしたね。 この2試合の感想を述べれば、ロッテが昨年までの西武になっていて、 西武が新しい時代の過渡期にあるように思えました。 ロッテは西岡・今江選手に代表される若手が目立ちますが、 投手陣の中心は中堅選手で固められており、打者ではサブロー・里崎・橋本選手ら、 ベテラン勢ではショートの小坂選手やセカンドの堀選手ら、 外国人ではメジャーでの経験があるベニー・フランコ選手と上手く世代が噛みあっています。 昨年のライオンズも若い力が目立ちましたが、 それにカブレラ・フェルナンデス・和田選手といった中軸の力が加わり、 石井貴投手のようなベテラン投手が頑張ったからこそプレーオフ優勝・日本一になれたわけです。 今年のライオンズはどうも中堅選手の活躍がもう少しで、 このプレーオフでもベテラン勢がパッとせずと若いだけのチームになってしまいました。 栗山・中村選手のホームランと将来性は感じさせてくれるものの、 ショートの中島選手の打球処理のミス、チャンスで1本出ない勝負弱さといい、 若いゆえの荒っぽさが目立ってしまいました。 ロッテは世代間の噛み合いが一番いい時期に来ており、 ライオンズは若手への世代交代の過渡期になってしまった、そんなように思えます。 ライオンズは主力の和田選手や豊田投手らがまだ30代前半と老け込む年ではありませんが、 今後のことを考えれば、新しい若手のリーダーに切り替えていく時期に来ていると思います。 開幕時から言っているように、赤田選手なり、中島選手らが不動のレギュラーとなり、 栗山・中村選手を始め、次代を担う選手達を引っ張っていかなければ。 昨年の快勝で短期決戦に強い気持ちになっているのかもしれませんが、 それまでは日本シリーズでも惨敗続きで、必ずしも短期決戦に強いとは言えないかと。 石毛氏が移籍してから長らく言われているリーダー不在、 それを解決していかなければならないと考えます。 ロッテが第一次バレンタイン政権時に堀・初芝選手や小宮山投手が育ち、 今年ベテランとしてチームを牽引していることを考えれば、 ライオンズもそういったリーダー役を育成していく必要があるでしょう。 若い選手達の新しいライオンズを作っていって欲しいです。 自分達がリーダーになるんだという強い自覚を持って、秋季キャンプに臨んでもらいたいです。 そんなこんなで今日の試合展開説明。文化放送より。
試合を実際に見ていないので、細かいことは分かりませんが、 今シーズン全体を通して考えてみると、全体的に野球が荒っぽかったです。 昨年もプレーオフ・シリーズでは緻密な野球ができただけで、 シーズン全体を見れば荒っぽかったわけですが、今年は最後までそれが直らなかったように思います。 なんでもない打球をエラーしたり、野手の連携が悪く併殺が取れなかったり、 外野手が交錯・お見合いしてしまうといった信じられないプレーもありました。 攻撃面でもバントが決められないだけでなく、エンドランが決まらない。 終いには采配の面でもエンドランが少なくなり、打たせるだけになってしまったり。 継投の面でも先のことを考えてしまい、思い切った投手交代ができなかったりと、 とにかく選手・ベンチに迷いがある戦い方だったように思います。 もっと一つ一つのプレーを思いっきりやって欲しいです。 野手のエラーなんて大体は余裕がある時のもの。一生懸命やった上でのエラーは仕方ありません。 だけど目立つエラーは慎重に行こうとしてボールを握り損ねたり、お手玉したりとそんなんばっかり。 下手に余裕があるから、変に考えてしまうところがあった気がします。 もう一回原点に帰って、一つ一つのプレーの大切さを学んで欲しいです。 バッティング面ではセンターから逆方向の打撃に課題があったように思います。 チャンスで引っ張ろう引っ張ろうとするから、相手の思う壺で凡打の山に。 昨年の貝塚選手も、今年の前半の石井選手も、勝負強い中島選手も、 チャンスでタイムリーを放つ時はいつも逆方向に良い当たりを飛ばしていました。 若いチームなのでイケイケドンドンでも構いませんが、 もう少し状況に応じたバッティングができるようになって欲しいです。 大砲として大きく育てたい中村選手にしても、将来的に率を残すためには、 逆方向に打ち返していかなければならないはず。 もうワンランク上の打撃を身につけていって欲しいです。 えー、今シーズンの文句はこれぐらいですかね(^^; まぁ、悪い時はこんなものですよ。投打の噛み合いも悪いし、思い切ったプレーもできないもんです。 問題はそれをどう捉えて、好不調の波を小さくするかです。 緻密な野球を徹底し、安定して強い王者西武の復活を目指してもらいたいです。 ワンプレーの大切さをもう一度確認し、来シーズン以降へ繋げていって欲しいです。 勝ったロッテさんに対してはホークス相手に頑張ってくれと言いたいです。 今年のロッテはベンチもファンも非常に良い雰囲気だと思いますから、 プレーオフを制し、是非とも日本一の栄冠に輝いてもらいたいです。 今シーズンのロッテはその資格があるチームだと私は思ってます。 負けたライオンズの分まで頑張ってください。応援しています! 今シーズンはあまり良い思いをできませんでしたが、 それだけに昨年の日本一で隠れてしまったチームの課題がはっきりと見えてきました。 秋季キャンプやオフシーズンにチーム・各自の課題を一つ一つ克服していき、 来シーズンの今頃は笑っていられるよう頑張って欲しいです。 もう一度謙虚な気持ちで新しいチームを作っていきましょう! 来年こそはガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)松坂(7回)−三井(1/3)−正津(2/3) (ロ)渡辺俊(7回)−薮田(1回)−小林雅英(1回) (本)栗山(1回表・1号ソロ) |
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西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | × | 2 |
んー… 初回の攻撃時は一気に畳み掛けられると思ったんですが… 結局は栗山選手のプレイボールホームランによる1点のみ。 プレーオフのような短期決戦は緊迫した試合展開が多いので、 取れる時に点数を取っておかなければいけないわけなんですが… それができませんでした。 終盤も含めて何度もチャンスを作るも、あと一本が出ず。 逆にロッテは松坂投手の降板後に上手く攻めて勝ち越し点。 守備の面でもロッテはショートの西岡選手がナイスプレーを連発するなど堅かったですし、 逆にライオンズはショートの中島選手のミスからピンチが始まるなど対照的な試合となってしまいました。 今年のチームの完成度の差が出てしまいましたね。 緊迫した1点を争うナイスゲームでしたが、 この小さな1点は今年のロッテと西武のゲーム差を象徴するような大きな1点だったように思います。 カブレラ選手がいる・いないではなく、根本的に一歩及びませんでした。 明日の試合ではなんとか雪辱を晴らしてもらいたいものです。 そんなこんなで今日の試合展開説明。文化放送より。
やっぱり初回の攻撃が… 栗山選手のプレイボールホームランで若い力で行けると思ったんですが、 佐藤・貝塚選手の作ったチャンスを昨年プレーオフ・シリーズで大活躍の和田・フェルナンデス選手が生かせず。 その後もクリーンアップや中島・中村選手の所にチャンスで回ってきたんですが、あと一本が出ず。 今年のライオンズの苦しさが現れてしまいました。 まぁ、こういう緊迫した試合展開ですから、無理もないんですぴが。 ただ同じ条件でロッテは犠牲フライ・タイムリーで2点を取ることができた、 ライオンズはホームランの1点でしか点が入らなかった、そのはっきりとした差が勝敗を決めました。 小さいようで大きな1点でした… 継投に関しては仕方ないと思います。 松坂投手は苦心のピッチングでなんとか持っていたという感じだったようですし、球数も140球超え。 三井投手ではなく星野投手の投入の手もあったでしょうが、 星野投手はシーズン終盤にやや調子を落としていて、森投手も紅白戦の登板を回避するなどベストではあらず。 勇気を持って投手を継ぎこめたロッテと、慎重にならざるを得なかったライオンズの差が出てしまいました。 んー、しかしこう見てみると、今日は紙一重の試合だったものの、そこにある差は大きいですね。 今シーズンの結果を象徴する大きな大きな差のように思えます。 これでライオンズは後がなくなりました。 仮にプレーオフ第2ステージのことを考えれば、日本シリーズ出場はかなり厳しくなったと言えます。 それでも可能性はあるわけですし、開き直って自分達の力を発揮してもらいたいです。 若い力の勢いで奇跡の逆転勝利を飾っていきましょう! 明日こそはガンバレ、ライオンズ!! |