2005年西武ライオンズ応援日記

9月28日 西武ライオンズ 7−0 オリックスバファローズ

(オ)JP(4回2/3)−香月(1/3)−菊地原(1回)−
 加藤(1回)−大久保(1回)
(西)大沼(6回)−三井(1回)−山岸(1回)−森(1回)
(本)フェルナンデス26号、中村22号、栗山10号
オリックス
ライオンズ ×

投打がガッチリ噛み合い、見事最終戦を白星で飾る!
いやー、ライオンズにとっては最高の勝ち方でしたね。
こんな勝ち方をされるとプレーオフもいけるんじゃないかと思っちゃいますよ(笑)
今日の試合のように若い力が出てくると勢いづいて一気にいける可能性はありますよね。
大差の3位ということで、ノープレッシャーでやれるのは若いチームにとってプラス材料です。
面白いプレーオフにできるのではないかと、そう思わせてくれる試合でしたね。

そんなこんなで今日の試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(左)栗山、2(右)佐藤、3(指)貝塚、4(指)フェルナンデス、5(三)中村、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(中)小関、9(捕)野田

1回表 ライオンズ先発:大沼投手
三者凡退。

1回裏 オリックス先発:JP投手
2アウトから貝塚選手が四球で出塁し、
フェルナンデス選手が甘いストレートを捉えて左中間上段への2ランホームラン!
続く中村選手も初球外角ストレートを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン!
連続ホームランで3点を先制します。

2回表
三者凡退。

2回裏
先頭の中島選手がフルカウントから四球で出塁するも、
小関選手がカーブ空振りの際にスタートを切るも2塁タッチアウト。
2アウトから野田選手がセンター前ヒットで出塁するも、栗山選手はショートゴロ。

3回表
三者凡退。

3回裏
三者凡退。

4回表
2アウトから谷選手に二遊間深くの内安打を許すも、後続を打ち取って無失点。

4回裏
1アウトから石井選手が内安打で出塁するも、後続が倒れて無得点。

5回表 この回からセンターに赤田選手。
先頭のブランボー選手にヒットを許すも、後続を三者連続三振に取って無失点。

5回裏
栗山選手が内角スライダーを押し込んでレフトスタンドへのソロホームラン!
さらに2アウトから貝塚選手が四球で出塁し、
フェルナンデス選手のレフト前ヒットで2アウト1・3塁。
ここでオリックスは投手交代、香月投手が登板。
中村選手の所でランナーが少し飛び出し、三本間に挟むもオリックス守備陣がエラー。
その間にランナーホームイン、1点追加。

6回表
三者凡退。

6回裏 この回から菊地原投手が登板。
三者凡退。

7回表 この回から三井投手が登板。キャッチャーに細川選手。
谷・塩崎選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

7回裏 この回から加藤投手が登板。
三者凡退。

8回表 この回から山岸投手が登板。
三者凡退。

8回裏 この回は大久保投手が登板。
1アウトからフェルナンデス選手がライト前ヒットで出塁!
2アウトから片岡選手が外角スライダーを捉える左中間突破のタイムリー2ベースで1点追加!
さらに送球の間に3塁へ進み、
中島選手が外角ストレートを捉えるライト前タイムリーを放ち1点追加!

9回表 この回は森投手が登板。レフトに和田選手。
2アウトから後藤選手に2ベースヒットを許すも、
最後はレフトフライで和田選手が捕球、アウト。
試合終了、7−0でライオンズが勝利。


ここの所、もう少しだった打線が今日は大活躍!
初回にフェルナンデス・中村選手の連続ホームランで先制すると、
5回には栗山選手のソロホームラン、
8回にはこれまで完全に抑えられてきた大久保投手に対して片岡・中島選手が連続タイムリー、
良い形で得点を重ねることができました。
今シーズン、野手の中での成長株はなんといっても中村・栗山選手の同期2人。
中村選手は交流戦に打ちまくり、「おかわり君」の愛称が野球ファンに親しまれることに。
7月以降はやや失速してして打率.262ですが、
ホームランは22本を放つなど持ち前の長打力が1軍の部隊でも通用することを証明してくれました。
技術的な問題はほとんどなく、あとは経験のみ。来季以降の活躍が楽しみですよね。
一方の栗山選手は4月下旬から主にトップバッターを打ち始め、
打率3割をキープしていたものの、エラーなど守備で足を引っ張ってしまって2軍落ち。
8月後半辺りから再び1軍に復帰し、以降は堅実な守備を見せ、
打撃もやや数字は落として.297となったものの、10本塁打を放つなどセンスの良さを見せました。
その2人が今シーズン最終戦にホームランを放ち、存在感を見せ付けてくれました。
2人とも打撃センスが良いですから、プレーオフでの活躍が期待されますね。

ややシーズン全体では不本意な感があったものの、
最終的に結果を残したのがフェルナンデス選手中島選手の2人。
フェルナンデス選手は好不調の波が激しく、石井義人選手や中村選手にスタメンを奪われることもありましたが、
終わってみれば.293 26本 84打点とカブレラ選手に次ぐ打点をマークしました。
ホームランは知っていましたが、打率・打点は今日になってびっくり。いつの間にという感じです(^^;
9月に入ってから打撃好調で一気に挽回した感じですね。
昨年同様、プレーオフでも打ちまくってもらいたいです。
一方の中島選手は昨年大ブレイクし、今年も躍進が期待されたものの、
怪我や厳しいマークなどもあって昨年のように本塁打量産とはなりませんでした。
結果、.274 11本 60打点と打率以外は昨年の成績を下回ることとなってしまいました。
ただシーズン後半での追い上げが凄まじく、とりわけチャンスでの勝負強さが目立ちました。
今日の試合でもそうですが、9月になってからは2アウトでランナー得点圏という時は、
ライト方向へ鋭い打球を飛ばしてランナーを返すというシーンを何度も見かけました。
今や勝負強さという意味ではチームNO1かと。
ホームランが減ったのは残念ですが、
チャンスで右方向を中心にランナーを確実に返せるようになったという意味では大きな成長でしょう。
全体としては不本意なシーズンでしたが、終わってみれば相応の成績を残しているように思います。

シーズン序盤に2割を切るかという低打率に苦しみながらも、好成績を収めたのが和田選手
4月下旬まではホント見ていられないような打率だったんですがね。
終わってみれば.322で首位打者ですよ。よくここまで盛り返してきました。
同じように春先に苦しんだ小笠原選手は.282、谷選手が.248。
松中選手は.315を打ち、二冠に輝いていますが、
挽回するのに一番大変なのは打率ですから、和田選手の盛り返しの凄さが光ります。
ホームランは27本で打点も69と昨年に比べると物足りなさもありますが、
低迷するチームをリーダーとして懸命に引っ張ったわけですし、その活躍は数字以上のものがあります。
初のタイトル、首位打者、おめでとうございますと言いたいですね。

ルーキーで活躍したのが、タイムリーを放った片岡選手と1イニング三者凡退に抑えた山岸投手
セカンドのレギュラーだった高木浩之選手が視力障害で出遅れ、さらにシーズン後半は怪我で登録抹消。
また5月にはショートの絶対的レギュラーだった中島選手が頬の骨折で登録抹消するアクシデントが発生。
センターラインのレギュラーを欠くという絶体絶命のピンチを救ったのが片岡選手でした。
守備ではセカンド・ショートで堅実なプレーを見せ、打撃は方向に逆らわずにコンパクトに打ち返し、
ツボに入ると一発もあるなど多彩な活躍を見せてくれました。
ライオンズは二遊間が手薄だっただけに、片岡選手の存在は大きかったです。スカウトのお手柄ですね。
一方の山岸投手はシーズン前半こそ登板機会がなく、また登板しても結果を残せませんでしたが、
8月後半以降は先発早期降板の2番手などで登板して結果を残し、
宮越投手が抹消された後は安定感あるピッチングでチームのプレーオフ進出に貢献しました。
8月後半からライオンズが巻き返せた最大の理由は試合を壊さなくなったことにあったように思います。
先発が早期降板しても、宮越・三井・山岸投手といったところが試合を作り直し、
逆転の糸口を掴んだり、その試合を落としたとしても翌日以降に傷口を広げなかったりするなど、
試合を計算できるようにしたのがなによりも大きかったように思います。
その中でも山岸投手は投げるたびに自信をつけましたし、
今日のピッチングを見ているとカーブ・チェンジアップの使い方が上手く、危なげがないです。
それらの球は球威がもう少しですから、甘く入るとホームランを浴びるでしょうが、連打を食らうことは少ないかと。
プレーオフでも中継ぎでの登板があるでしょうから、頑張ってもらいたいです。




今シーズンのライオンズは和田選手の不調に象徴される4月の低迷期、
栗山・中村・片岡選手や涌井投手など若い力で盛り返した5・6月の交流戦期間、
連勝できそうでれきないという歯がゆい時期を過ごした7・8月、
そして投打が噛みあってなんとかプレーオフへと滑り込めた8月後半・9月の4つの時期に分けられます。
全体としては苦しいシーズンで、守備の乱れや投壊などチームの欠点を露呈する時期もありましたが、
それらの課題を一つ一つ克服して、なんとか3位になることができました。
ロッテ・ホークスは手強い敵ですが、今年ライオンズが経験した内部の苦しみに比べれば楽かもしれません。
苦しいシーズンを乗り切って成長した姿をプレーオフで見せて欲しいです!
プレーオフでもガンバレ、ライオンズ!!




9月27日 西武ライオンズ 2−5 オリックスバファローズ

(オ)川越(5回)−香月(2/3)−菊地原(1回1/3)−
 加藤(1回)−大久保(1回)
(西)帆足(5回1/3)−正津(1回2/3)−小野寺(2回)
(本)平尾1号
オリックス
ライオンズ

内安打・エラーで逆転負け… シーズン勝率5割ならず…
勝てる時に勝っておかないと(以下略)
そんなわけで勝率5割ならず〜 寂しいプレーオフ進出となりました。とほほ…

消化試合につき、簡易モード。
今日の試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(二)石井義人、2(中)小関、3(一)後藤武敏、4(指)フェルナンデス、5(三)中村、
6(右)大島、7(遊)中島、8(左)栗山、9(捕)野田

1回表 ライオンズ先発:帆足投手
2アウトから谷選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

1回裏 オリックス先発:川越投手
石井義人選手、内角低めストレートに空振り三振。
小関選手、フルカウントからの内角ストレートを打ち上げるもライト前に落ちる2ベースヒット!
後藤選手、粘ってフルカウントから四球。1アウト1・2塁。
フェルナンデス選手、三遊間抜くかという当たりを放つもショート阿部選手が追い付いて、
2塁送球でアウト、2アウト1・3塁。
中村選手、フルカウントから外角低めストレートに空振り三振。

2回表
2アウトからブランボー選手に外角シュートを打たれて一二塁間抜くヒット。
ルーキーの田中選手は内角ストレートで右中間の浅いライトフライ。

2回裏
2アウトから栗山選手が内角低めスライダーを叩いて一二塁間抜くヒットで出塁!
しかし野田選手は空振り三振。

3回表
下山・村松選手から空振り三振を奪うなど、三者凡退。

3回裏
三者凡退。

4回表
谷・水口選手から空振り三振を奪うなど、三者凡退。

4回裏
フェルナンデス選手、三遊間抜くヒットで出塁!
中村選手、内角ストレートを打ち返してセンター前ヒット! ノーアウト1・2塁。
大島選手、初球打ちファーストゴロ併殺。2アウト3塁。
中島選手、内角低めストレートを捉えてレフト左へのタイムリーヒット! 2アウト1塁。
栗山選手、打ち上げてしまってライトフライ。

5回表
1アウトからブランボー選手にヒットを許すも、田中選手をサードゴロ併殺に打ち取って無失点。

5回裏
2アウトから小関選手がヒットで出塁するも、後藤選手がライトフライに倒れて無得点。

6回表
先頭の日高選手にピッチャー強襲セカンド内安打を許し、代打の早川選手に死球。
村松選手はセーフティ気味の送りバント、中村選手が判断を誤りオールセーフ。ノーアウト満塁。
谷選手の所でワイルドピッチ、ランナーホームイン、ノーアウト2・3塁。
谷選手はピッチャー強襲でショートの逆を突く2点タイムリーヒット。
ガルシア選手を打ち取った所でライオンズは投手交代、正津投手が登板。

6回裏 この回からオリックスは香月投手が登板。
菊地原投手から代打の平尾選手のソロホームランを放ち、1点を返す。

7回表
2アウトから日高選手の打球をファースト後藤選手がエラーし、
ピッチャー・ファーストの呼吸が合わずの内安打などで1失点。

7回裏
三者凡退。

8回表 この回から小野寺投手が登板。
三者凡退。

8回裏 この回から加藤投手が登板。
三者凡退。

9回表
2アウトから田中・早川選手の連続ヒットで2アウト2・3塁となるも、
後続を打ち取って無失点。

9回裏 この回から大久保投手が登板。
2アウトから栗山選手がヒットで出塁するも、代打の貝塚選手が空振り三振に倒れて無得点。
試合終了、2−5で敗戦。


投手陣はある程度目処が立っているように思うのですが、
攻撃陣がやや手薄になっているかなという感じがします。
スタメンに和田選手を始めとするレギュラーの何人かがいないとはいえ、
ここ数試合は得点力が低いです。
仮にカブレラ選手が出場できないとなれば、現時点では駒が一枚不足してしまうことでしょう。
7番の中島選手が当たっていますが、その前の打者が繋いでくれませんと。
中村選手なり、貝塚選手なり、平尾選手なりが勝負強い打撃を見せていかないと、
プレーオフは勝ち残れないと思います。
ホークスもロッテも先発投手が豊富ですからね。
今の攻撃陣では対処しきれないでしょう。
なんとか残り1週間で調子を上げていってもらいたいです。


明日は最終戦…
とはいえ、プレーオフがありますし、その間が1週間もあるんで、なんかどうでもいいような感じが(爆)
まぁ、良い形でプレーオフに入れるよう明日の試合は頑張って欲しいです。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




9月25日 西武ライオンズ 2−4 福岡ソフトバンクホークス

(福)斉藤(8回2/3)−馬原(1/3)
(西)松坂(5回)−山崎(2回)−山岸(2回)
(本)松中45号
ホークス
ライオンズ

終盤に追い上げるも最後は一歩及ばず…対ホークス負け越し…
でもホークスの単独1位が決まったので、プレーオフ進出は決定〜
…んー、しかしなぁ… こんな消化試合みたいなゲームをやって良かったんでしょうか?
ちょっと勝つ姿勢が見られなかったような気もします。
ベンチでは色々とあるんでしょうが、4番和田選手が完全欠場、松坂投手も5回で降板、
点差が僅か2点だったにも関わらず2番手は山崎投手という博打、
8回のチャンスで上本選手に代打を送らなかったりと、ベストを尽くしたとは言い難い内容でした。
今日は日曜日でエース対決ということもあって球場は大観衆、
勝てば勝率5割復帰で対ホークス戦も5分で終わるという試合だったんですが…
ちょっと「???」という感じを受ける試合でしたねぇ。
これではわざと負けたと取られてもおかしくない内容ですよ。
消化試合をやるには1試合早かったように思います。

もっとも別の事情があったのかもしれませんが。
とりわけ和田選手に関しては満身創痍の状態で試合に出続けていましたから、
(昨日も体を一杯に伸ばして打球をキャッチするというシーンがありましたし)
休養を取る必要があったのかもしれません。
でもこのタイミングだと「首位打者を取らせるため」とさえ取られかねず。
ある程度の説明は必要でしょう。
カブレラ選手がいない以上、ファンも和田選手の打撃・タイトルを楽しみにしているわけですし、
代打で登場するなりしてファンを納得させる姿勢は見せて欲しかったです。残念。

松坂投手の降板に関しては疑問符だらけ。
そのままいっていれば負けがついていた状態ですし(実際に敗戦投手になった)、
今日は奪三振が僅かに2つのみ。
杉内投手が最終戦に登板する可能性があることを考えれば、8個差は十分圏内のように思うのですが。
ちょっと分かりませんね、この降板劇は。

終盤の攻撃を考えれば、わざと負けたとは思えませんが、
勝とうという気持ちが伝わってこなかったのも事実。
ライバルのホークス相手だったこともありますし、
消化試合のような雰囲気になってしまったことが残念でなりません。
もっとファンを魅了するような試合をして欲しかったです。

そんなこんなで今日の試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(左)栗山、2(右)佐藤、3(三)石井義人、4(一)フェルナンデス、5(指)中村、
6(中)赤田、7(遊)中島、8(捕)野田、9(二)片岡

1回表 ライオンズ先発:松坂投手
三者凡退。

1回裏 ホークス先発:斉藤投手
三者凡退。

2回表
先頭の松中選手に甘く入ったスライダーを打たれてセンター前ヒット。
しかしズレータ選手をショートゴロ併殺に打ち取るなどして無失点。

2回裏
2アウトから赤田選手がサード内安打で出塁するも、2塁への盗塁が失敗してアウト。

3回表
大村選手を内角スライダーで空振り三振に取るも、
2アウトから的場選手に内角ストレートを打たれてレフト前ヒット。
しかし川崎選手をセカンドゴロに取って無失点。

3回裏
片岡選手が内角ストレートを捉えるもショートライナー。三者凡退。

4回表
先頭の森本選手にフルカウントから四球を与えてしまうも、
柴原選手を低めチェンジアップで詰らせ、セーフティバントのような形になるも松坂投手が処理してアウト。
しかし松中選手に真中高めストレートを捉えられて、センターバックスクリーンへの2ランホームラン。

4回裏
三者凡退。

5回表
先頭の本間選手にショート内安打を許すも、
大村選手の当たりはライトライナー性の打球をショートバウンドでキャッチして2塁送球アウト。
大村選手に2塁盗塁を決められて1アウト2塁となるも、
川崎選手をフォークボールで空振り三振にとって無失点。

5回裏
三者凡退。

6回表 この回から山崎投手が登板。キャッチャーに上本選手。
1アウトから柴原選手にヒットを許し、松中選手に1塁線抜くタイムリー2ベースを許して失点。

6回裏
三者凡退。

7回表
フェルナンデス・片岡選手の失策があってピンチを招き、森本選手にタイムリーヒットを許して失点。
その後、柴原選手に四球を与えて2アウト満塁となるも、松中選手を空振り三振に取り、1失点止まり。

7回裏
三者凡退。

8回表 この回から山岸投手が登板。
三者凡退。

8回裏
先頭のフェルナンデス選手が3塁線突破の2ベースヒットで出塁!
中村選手はフルカウントから外角スライダーを打つも、やや詰ってセンターフライ。
赤田選手はライト前ヒットで続いて、1アウト1・3塁。
中島選手の所でカウント1−2から1塁ランナーの赤田選手が牽制に挟まれるも、
ホークスの内野陣がホームの送球を選択してボールをこぼしてしまい、オールセーフ。
3塁ランナー生還で1アウト2塁。さらに中島選手は四球を選択して1アウト1・2塁。
しかし上本選手は外角低めフォークに空振り三振、
代打の貝塚選手はセカンドゴロに倒れて2点目はならず。


9回表
1アウトから的場選手に2ベースヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

9回裏
先頭の栗山選手が甘いカーブを捉えるセンター前ヒットで出塁!
続く佐藤選手も初球の変化球を捉えるレフト前ヒットで続いて、ノーアウト1・2塁。

石井義人選手は低めフォークに空振り三振。しかしワイルドピッチとなって進塁、1アウト2・3塁。
フェルナンデス選手はライトへの犠牲フライ止まり。2アウト3塁。
中村選手は四球を選んで、2アウト1・3塁。
ここでホークスは投手交代、馬原投手が登板。
赤田選手は内角ストレートに空振り三振。
試合終了、2−4で敗戦…

まずスタメン捕手が野田選手だったのが謎。
前回、松坂−細川選手のバッテリーを褒めたばかりだったのに… それがいきなりのキャッチャー変更。
どこか怪我でもしていたんでしょうかね? ちょっと解せません。
8回裏の1アウト1・2塁のチャンスでも、細川選手が残っていたのにも関わらず、
上本選手に代打を送りませんでしたし、代打も和田選手をはじめ平尾・後藤武敏選手らが残っていただけに、
どうして代えなかったのかが分かりません。
やはり細川選手が出られなかったと考えるべきでしょうか。ん〜、謎。

9回裏のチャンスでは和田選手を投入して欲しかったです。しょぼーん。
赤田選手の所なら、打てないまでも立っているだけで四球をもらえたかもしれませんし、
次の中島選手に回ればタイムリーヒットで同点に追いつけたかもしれません。
ちょっと勿体無かった気がしますね。
和田選手を出すだけで馬原投手を苦しめられたでしょうに…
結果的に復活の糸口を与えてしまったように思います。


唯一の収穫としては山岸投手のピッチングでしょうかね。
てっきり本拠地最終戦に先発するものだと思っていましたが。
今日リリーフしたということは先発ではないんでしょう。んー、誰が投げるんだろう…
石井貴投手か涌井投手なのか。それぐらいしか思いつきません(^^;
で、山岸投手ですが、今日のピッチングも良かったです。
大きなカーブもいいのですが、チェンジアップのキレが絶妙でしたね。
宮越投手と並んで先発・リリーフと使える投手が出てきたように思います。
プレーオフでも2番手以降で使える目処が立ったのは大きいのではないでしょうか。
第二ステージに進出した場合は宮越投手が先発に回るでしょうし、
山岸投手の登板機会は必ずあると思います。
この調子で頑張って欲しいですね。




残りはオリックスとの2試合のみ。
勝率5割復帰するためには連勝するしかないという厳しい状況になってしまいました。
消化試合ではありますが、プレーオフで勝った際にブーブー言われないように、
最低限の成績は残してもらいたいものです。
火曜からもガンバレ、ライオンズ!!




9月24日 西武ライオンズ 6×−5 福岡ソフトバンクホークス

(福)新垣(6回1/3)−篠原(1/3)−吉武(1回1/3)−三瀬(0回)
(西)西口(5回2/3)−三井(2/3)−正津(1/3)−星野(1/3)−
 森(2/3)−小野寺(1回1/3)
ホークス
ライオンズ ×3

代打・後藤武敏が逆転サヨナラタイムリー! Aクラス・3位以内が決まる!
メガネをかけた後藤武敏選手は、一見すると引退を表明したロッテの初芝選手に見えるんですが。
私の目がおかしいんでしょうか(^^;
構えが違うので別人だと分かりますが、なんかキャラ被ってるな〜と思った罠。
今日のような打撃でミスターライオンズを目指せ! といったところでしょうかね^-^;

そんなわけでライオンズが鮮やかな逆転サヨナラ勝ちを収めました。
相性というのはあるんでしょうかね。
今年は抑えを打っての逆転勝ちはほとんどないんですが、
その数少ない逆転勝ちはいずれもホークスだったように思います。
抑えの馬原投手が他球団をわりと抑えていたのに、
なぜかライオンズ戦では失点が多くなってますし、このカードは最後までもつれますよね。
昨日の試合は負けましたが、抑えの投手を打ってますし、
昨日・今日でホークスにかなりプレッシャーをかけられたんじゃないでしょうか。
明日の試合も勝って、さらにホークスにプレーオフへのプレッシャーをかけたいところです。

ライオンズが勝利を収め、オリックスが負けたため、
ライオンズの単独3位が決定したようです。
これでプレーオフは、ソフトバンク3連敗&ロッテ3連勝で同率首位にならない限り、
出場できることとなりました。
明日の試合を負ければ、プレーオフ進出が確かなものになるわけですが、
対ソフトバンクの対戦成績5割やチームの勝率5割もかかっているので、
ロッテの敗戦を待つということに致しましょう(^^;
とりあえずプレーオフ進出濃厚ということでホッとしております。

そんなこんなで今日の試合展開説明。ネットの動画配信より。
1(右)栗山、2(中)佐藤、3(一)フェルナンデス、4(左)和田、5(指)貝塚、
6(三)中村、7(遊)中島、8(二)石井義人、9(捕)細川

1回表 ライオンズ先発:西口投手
先頭の川崎選手に死球を与えてしまい、
柴原選手にセンター前ヒットを許してノーアウト1・2塁。

バティスタ選手のセカンドゴロで併殺が取れずに1アウト1・3塁となり、
松中選手のファーストゴロの間に3塁ランナーホームイン、先制点を許す。


1回裏 ホークス先発:新垣投手
2アウトからフェルナンデス選手が死球で出塁し、
和田選手が三遊間抜くヒットを放ち、2アウト1・2塁。
しかし貝塚選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

2回表
先頭の宮地選手を死球で出してしまうも、カブレラ選手を外角低めスライダーで空振り三振!
本間選手の所で逆球を細川選手がパスボール、ランナー2塁へ。
本間選手はフルカウントから四球、1アウト1・2塁。
的場選手に送られて2アウト2・3塁となるも、川崎選手をセカンドゴロに取って無失点。

2回裏
先頭の中村選手が死球で出塁するも、中島選手が外角低めスライダーに空振り三振。
石井選手も内角低めスライダーに空振り三振。
細川選手もライトフライで無得点。

3回表
三者凡退。

3回裏
三者凡退。

4回表
1アウトから宮地選手にレフト線に落ちる2ベースヒットを許すも、
後続を打ち取って無失点。

4回裏
三者凡退。

5回表
三者凡退。

5回裏
2アウトから細川選手が四球で出塁するも、栗山選手がショートゴロに倒れて無得点。

6回表
1アウトから松中選手に四球を与えてしまい、
ズレータ選手に甘いストレートを捉えられるも、
レフトの頭上を襲うライナーを和田選手が懸命に腕を伸ばしてキャッチ! ナイスプレー!!
しかし宮地選手にライト線への2ベースヒットを許し、2アウト2・3塁。
ここで西口投手の右手人差し指の皮が剥けたようで一時タイムの後に続投。
けれど直後にカブレラ選手に外角スライダーを打たれるセンター前2点タイムリーヒットで失点。
ここでライオンズは投手交代、三井投手が登板。
本間選手にセンター前ヒットを許すも、的場選手を高めストレートで三振に取って3アウト。

6回裏
1アウトからフェルナンデス選手が甘いスライダーを捉える左中間突破の2ベースヒットで出塁し、
和田選手が初球外角ストレートを打ち返すセンター前タイムリーで1点を返す。

さらに貝塚選手がフルカウントからレフト前ヒットを放ち、
スタートを切っていた和田選手は3塁へ、1アウト1・3塁。
中村選手の所で新垣投手がワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン。1アウト2塁。
中村選手はフルカウントから内角スライダーに空振り三振に倒れるも、
中島選手が初球外角低めストレート打って一二塁間抜くタイムリーヒットを放ち、同点に。
中島選手はランナーアシスト(?)で一二塁間に挟まれてタッチアウト。

7回表
先頭の川崎選手に死球を与えてしまい、柴原選手の送りバントで1アウト2塁。
ここでライオンズは投手交代、正津投手が登板。
バティスタ選手は外角低めスライダーでキャッチャーファールフライ。
ここでライオンズは投手交代、松中投手が登板。
松中選手は逆球内角スライダーで空振り三振!

7回裏
先頭の石井選手が内角スライダーを打つレフト線への2ベースヒット!
細川選手は送りバント成功、1アウト3塁。
ここでホークスは投手交代、篠原投手が登板。
ここで代打の平尾選手が起用されるも、3塁線への良い当たりのファールの後、
低めスライダーに見逃し三振。
ここでホークスは投手交代、吉武投手が登板。
佐藤選手は初球打ちのショートゴロで無得点。

8回表 この回からセンターに高波選手、キャッチャーに野田選手。森投手が登板。
ズレータ選手は低めフォークでショートゴロ。
しかし三者連続四球を与えてしまい、1アウト満塁。
ここで代打の大道選手にセンター前2点タイムリーヒットを許して失点。
1塁ランナーは2・3塁間に挟んでタッチアウト。
ここでライオンズは投手交代、小野寺投手が登板。
川崎選手にヒットを許すも、柴原選手を打ち取って3アウト。

8回裏
三者凡退。

9回表
2アウトからズレータ選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

9回裏
先頭の中村選手がレフト前ヒットで出塁!
中島選手もライト前ヒットで続き、ノーアウト1・2塁。

ここでホークスは投手交代、三瀬投手が登板。
石井選手は送りバントファールとなるも、四球を選んでノーアウト満塁。
野田選手、内角スライダーを打って三遊間抜くタイムリーヒット! なおもノーアウト満塁。
ここでライオンズは代打の後藤武敏選手を起用。
メガネをかけた後藤武敏選手、内角ストレートを捉えてレフトオーバーの
2点タイムリーヒットを放ち、6−5で逆転サヨナラ勝ち!!



試合展開としては、全般的にホークスペースの試合でした。
ライオンズ先発の西口投手はややコントロールが荒れ気味で、
いつもと比べると失投が多いなど危ない状態が続いていました。
それが中盤に指の皮が剥けたことで収拾がつかなくなり、6回の2失点降板劇となってしまいました。
もうこれで今シーズンの登板予定はありませんから、残念ながら最多勝はならずということに…
あと一歩だっただけに残念ですが、来年以降も頑張って200勝を目指すということにしましょう^-^;

一方のホークス先発の新垣投手は立ち上がりからやや甘い球もあったものの、
スライダーの落差とストレートの速さがあり、仕留められる状態ではありませんでした。
3回のピッチングを見る限りでは「今日は厳しいな」と思うぐらい。
6回の2失点でもうダメかと思ったほどです。
けれど5回辺りからコントロールが乱れ始め、
6回にはそれまで鋭い落差を見せていたスライダーの切れが落ちて、
バットで捉えられる範囲になったことで、得点を重ねることができました。
ライオンズとしてはそのチャンスをよくものにしたといったところでしょうね。
フェルナンデス・和田選手の中軸はもちろんのこと、
今日は5番に入った貝塚選手が上手い繋ぎのバッティングを見せたのが大きかったですね。
中村選手は三振に終わりましたが、中島選手がしっかりとランナーを帰してくれたのも大きかったです。
9回の攻撃もそうですが、今日は打線に繋がりがありました。
貝塚選手や中島選手が引っ張らずに逆方向へのバッティングをしているのが大きいですね。
こういう繋がりが出てくるとチームは活気付きます。
カブレラ選手の不在が心配されましたが、今日のような形なら見劣りしないと思います。

中盤のピンチは正津投手や星野投手で凌いだのですが、
8回に投入した森投手がまさかの3者連続四球などで2失点…
正直、これで試合は決まってしまったと思いました。
昨日のような展開も考えましたが、あまりにも失点の形が悪かっただけに…
ホークスのリリーフ陣も盤石ではありませんが、ライオンズの方も完璧ではあらず。
ライオンズは三井・正津・小野寺・星野・森・豊田投手と駒が揃ってきていますが、
安定感という意味ではもう少し。
プレーオフでは宮越・山岸投手を含めて、
リリーフ投手陣が持ち味を発揮できるかどうかが重要なポイントになってきそうです。

ホークスが2点をリードしていたので、9回裏に馬原投手が上がるのか三瀬投手が行くのか注目していましたが、
王監督は吉武投手を引っ張るという選択肢を取ったようです。
結果的に言えば、ちょっとこれには無理があったようです。
昨日の結果からすれば、当然なのかもしれませんが、
吉武投手は昨日2イニング、今日も1イニング以上投げていたわけですから、慎重に行くべきだったかと。
結果的に抑えの信頼のなさが今日のホークスの敗因だったと言えるでしょうね。
そこをライオンズは攻め、中村・中島選手の連続ヒットでノーアウト1・2塁とし、
石井義人選手が代わった三瀬投手から四球を選んでノーアウト満塁。
ここで途中出場の野田選手が三週間抜くタイムリーヒットを放ち、1点差。
そして代打の後藤武敏選手があわやグランドスラムかという大きな逆転2点タイムリーヒットを放ち、
劇的なサヨナラ勝ちを収めました。

後藤選手はルーキーイヤーの一昨年こそ対左投手を中心に立派な成績を収めましたが、
昨年・今年となかなか結果を残せず、2軍暮らしが長くなっていました。
今年も春先に1軍にいただけで、それ以降は2軍中心。
たまに1軍に上がってくれば、好調だったチームが負けだして厄介者扱い(苦笑)
個人的にも結果が残せず、チームにも貢献ができずと苦しい状況だったように思います。
それがカブレラ選手の怪我で1軍昇格し、
単独3位を決定付ける劇的な逆転サヨナラタイムリーですからね、さぞ嬉しかったことでしょう。
いやー、ホント良かったです。
打撃センスはいいものを持っていますから、今日の結果を自信とし、
もっともっとチームに貢献していってもらいたいです。
同僚の松坂投手と真の意味で優勝・日本一を分かち合えるよう頑張って欲しいです。



明日の試合はチームの5割復帰と対ソフトバンク戦の対戦成績5割がかかる大事な試合です。
エースの松坂投手で勝利を収め、シーズン1位のソフトバンクにプレッシャーをかけたいですね。
単独3位は決まりましたが、最後まで気を緩めてはいけません。
明日からもまた、ガンバレ、ライオンズ!




9月23日 西武ライオンズ 4−5 福岡ソフトバンクホークス

(福)杉内(5回2/3)−吉武(2回1/3)−馬原(1/3)−三瀬(2/3)
(西)河原(2回2/3)−山岸(3回1/3)−三井(1回2/3)−
 正津(1/3)−山崎(1回)
(本)松中44号、川崎4号、ズレータ40号、大道1号
ホークス
ライオンズ

投打で一歩及ばず…ホークスに惜敗…
今日は祝日デーゲームということで試合を見れず。
そんなわけで詳しいことは分かりません(^^;
ライオンズエクスプレスを聞く限りだと、
初回の1アウト満塁のチャンスを生かせなかったのが響いてしまったようですが…
せめて犠牲フライの1点は欲しかったですね。
今年はこういった最低限の得点が取れないから、苦しい展開になってしまうんですよねぇ…
そういう意味では役者が揃いながらも3位止まりになっている今シーズンを象徴する結果だと言えます。

先発の河原投手は負傷降板となってしまったようですが、
2番手の山岸投手が2本塁打されたものの、前回同様に試合をしっかりと作り、
終盤まで2点差で行ったのですが、9回に2失点。
その裏に追い上げるものの、結果的に一歩及ばず。
カブレラ選手の登録抹消の穴が響いてしまったようです。
ソフトバンクは城島選手がいなくとも、松中・ズレータ選手がおり、
それとバティスタ選手といった長打力のある選手がいるのですが、
ライオンズはやはり一枚欠いている印象が強いです。
中村選手や中島選手に安定感が出てくると、また違った印象を受けるのですが…
選手の経験の差がここらに出てしまっているような気がします。

ただライオンズは明日・西口投手、明後日・松坂投手と計算できる投手が控えていますから、
明日以降の試合に期待したいですね。
この3連戦は3連勝してしまうとロッテとホークスが同率1位になる可能性が高まり、
その場合は3位になってもプレーオフに参加できなくなってしまいます。
2勝1敗がベストなだけに、明日・明後日を取ってくれれば問題なしです。
プレーオフ目指して、ガンバレ、ライオンズ!!





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