2005年西武ライオンズ応援日記

9月20日 西武ライオンズ 5−3 北海道日本ハムファイターズ

(西)帆足(6回2/3)−小野寺(0回)−星野(1/3)−
 森(1回)−豊田(1回)
(日)入来(6回)−武田(2回)−建山(1回)
(本)野田1号
西武
日ハム

投打が噛み合い、ライオンズが接戦を制す!
押し出し四球で先制し、バント・犠牲フライで得点を奪うという卒のない野球ができたんですが、
ポイントポイントで見ていくと、もう少し上手くやれたんじゃないかなと(^^;
それでも80点ぐらいはあげてもいい、内容のあった試合だったように思います。
先発投手が試合を作り、打線がランナーを着実に進めて先制点を奪い、中盤に追加点、
あとはリリーフ陣で逃げ切りを図るといったような理想的な試合運びでした。

残念だったのは初回の攻撃。
映像で見てないので分かりませんが、佐藤友亮選手の珍しい走塁ミスがあったようで。
結果的に1点を取れたので大事には至りませんでしたが、もし点が入っていなかったことを考えると…
攻撃の勢いを止めてしまいかねないミスでした。
もう1つは7回裏の守り。
2アウトから中島選手がエラー。ピンチの場面だっただけに、このエラーは痛かったです。
さらに2アウト満塁となったところで小野寺投手に代わるのですが、
ストレートが150キロ出ているのにも関わらず、フルカウントから投げたボールはフォークボールで押し出し。
裏をかいたのかもしれませんが、それまでストレートで押しておいていきなり変化球というのは…
小野寺投手ぐらいボールに力があるなら、いちかばちかの力勝負で行った方が良かったと思います。
んー、昨年の日本シリーズの苦い記憶の影響?
その後、星野投手が抑えてくれたので助かりましたが… 危ないシーンでした。

試合展開説明です。文化放送より。
1(中)佐藤、2(二)片岡、3(指)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(三)石井義人、7(遊)中島、8(右)栗山、9(捕)野田

1回表 日ハム先発:入来投手
先頭の佐藤選手が低めストレートを打つ三遊間抜くヒットで出塁し、
片岡選手が送りバントを決めて1アウト2塁。
フェルナンデス選手は意外と打球が伸びてレフトの頭を越す2ベースヒット、
しかし打球の勢いに惑わされた2塁ランナーは戻ってしまい生還できず、1アウト2・3塁。
カブレラ選手はサードゴロ、ランナー突っ込むもこれは悠々タッチアウト。2アウト1・3塁。
和田選手は四球を選んで2アウト満塁。
石井選手、フルカウントからの押し出し四球を選んで1点を先制!
中島選手は初球打ちでセカンドゴロ。

1回裏 ライオンズ先発:帆足投手
先頭の森本選手に一二塁間抜くヒットを許し、送りバントで2塁へ進められるも、
小笠原選手をショートフライ、セギノール選手に四球を与えるも、新庄選手をショートゴロで無失点。

2回表
三者凡退。

2回裏
2アウトから金子選手に四球を与えるも、中嶋選手を内角低めパームで空振り三振に取って無失点。

3回表
三者凡退。

3回裏
1アウトから奈良原選手に死球を与えるも、小笠原選手をセカンドゴロ併殺に取って無失点。

4回表
1アウトから石井選手が四球で出塁するも、サインミスの中島選手の送りバントで2塁へ送った後、
栗山選手がセンターフライに倒れて無得点。

4回裏
三者凡退。

5回表
先頭の野田選手がレフトスタンドへのソロホームランを放ち、1点追加!

5回裏
先頭の田中幸雄選手に内安打を許すも、金子選手をサードゴロ併殺に取って無失点。

6回表
先頭のカブレラ選手が自打球を当ててしまい、途中交代。代打の貝塚選手が登場し、四球で出塁。
続く和田選手が初球打ち三遊間抜くヒットでノーアウト1・2塁。
石井選手はレフトフライに倒れるも、中島選手が外角低めスライダーを打つライト前ヒットで1アウト満塁。
ここで栗山選手が外角高めストレートを打つセンター前タイムリーヒットで1点を追加!
さらに野田選手の犠牲フライでもう1点を追加。
この回、2点を追加します。

6回裏
先頭の森本選手にヒットを許すも、奈良原選手を外角低めストレートで見逃し三振!
小笠原選手をレフトフライ、セギノール選手を低めパームで空振り三振
に取って無失点。

7回表 この回から武田投手が登板。
三者凡退。

7回裏
1アウトから稲葉選手に2ベースヒットを許し、田中幸雄選手にタイムリーヒットを許して1失点。
代打の小谷野選手をライトフライに打ち取って2アウトとするも、
中嶋選手のショートゴロを中島選手がエラーしてしまい、2アウト1・2塁に。
森本選手にヒットを打たれて満塁となった所で投手交代、小野寺投手が登板。
代打の木元選手を追い込むも、フルカウントから初めて投げるフォークが外れて押し出し四球…
ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
小笠原選手をライトフライに打ち取って3アウトチェンジ。

8回表
三者凡退。

8回裏 この回から森投手が登板。サードに上田選手。
先頭のセギノール選手に四球を与えるも、後続を打ち取って無失点。

9回表 この回は建山投手が登板。
1アウトから野田選手がライトへの2ベースヒットを放ち、代走の高波選手を起用。
続く佐藤選手がレフト前ヒットを放ち、1アウト1・3塁とし、
代打の平尾選手がライトへ犠牲フライを放ち、1点追加。

9回裏 この回は豊田投手が登板。
代打の小田選手に一二塁間抜くヒットを許し、
代打の田中賢介選手にヒットを許してノーアウト1・3塁に。

しかし森本選手は外角低めストレートで見逃し三振
木元選手の併殺崩れの間に1点を失うも、小笠原選手をレフトフライに打ち取って3アウト。
試合終了、5−3でライオンズが勝利!


不安材料はカブレラ選手の怪我。
打席を終えずに交代しただけに、怪我の状態が心配されます。
幸いにも2日空きますから、この2日間で状態が良くなればいいんですが…
もう残り試合も少ないので、怪我による故障離脱が起こらないことを祈るばかりです。


これでオリックスとは1.5ゲーム差。日ハムがプレーオフ争いから転落。借金も1まで来ました。
残りはソフトバンク3連戦とオリックス3連戦です。
厳しい戦いが予想されますが、プレーオフへの前哨戦として死力を尽くして欲しいですね。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!




9月19日 西武ライオンズ 3−0 北海道日本ハムファイターズ

(西)松坂(9回)
(日)リー(6回)−武田(1回)−建山(1回)−トーマス(1回)
(本)フェルナンデス25号、和田27号
西武
日ハム

松坂が3安打10奪三振の見事な完封勝利!
今日はもう松坂投手のピッチングに尽きますね。
完璧です。被安打は僅かに3、与えた四球も1つのみ。奪三振は10と安定した投球でした。
唯一のピンチは5回表の拙攻の後の5回裏。
先頭の小田選手に2ベースヒットを許し、送りバントで1アウト3塁とされた場面。
ここを二者連続三振で凌いだわけですから、見事なものです。
このピンチを凌いだことが試合の流れを決めましたね。

前半戦の勝てなかった頃の松坂投手は、こういった抑えて欲しいというところで打たれていました。
だから投打の噛み合いが良くならない、負けが先行してしまうという悪循環に。
けれども後半戦は、今日を除けば前半戦よりも投球内容自体は良くないのにも関わらず、
ヒットを打たれながらもここ一番という場面ではしっかりと抑えています。
今の松坂投手の方が安定感ありますね。
ようやく「勝てる投手」になってくれたように思います。
シーズン通してこういった投球ができてくると、絶対的エースになれるんですがね。
…メジャー行きの前に1年間安定した成績を残していって欲しいです(^^;

試合展開説明です。ネットのライブ速報より。
1(右)佐藤、2(二)片岡、3(指)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(三)中村、7(遊)中島、8(中)赤田、9(捕)細川

1回表 日ハム先発:リー投手
1アウトから片岡選手が四球、フェルナンデス選手のヒットで1アウト1・3塁とするも、
カブレラ選手がファーストフライ、和田選手の四球で満塁になった後の、
中村選手が空振り三振に倒れて無得点。

1回裏 ライオンズ先発:松坂投手
2アウトから小笠原選手にストレートの四球を与えるも、
セギノール選手を内角高めストレートでファーストゴロに打ち取って無失点。

2回表
先頭の中島選手が高めチェンジアップを打つ一二塁間抜くヒットで出塁し、
赤田選手が送りバントを決めて1アウト2塁に。
続く細川選手の低めチェンジアップを打つライト前ヒットで1・3塁とし、
佐藤選手がセンターへ犠牲フライを打ち上げて、1点先制!
片岡選手はショートゴロに倒れて3アウトチェンジ。

2回裏
先頭の稲葉選手から内角高めストレートで空振り三振を奪い、
2アウトから小田選手にライト前ヒットを許すも、
金子選手を外角低めスライダーで空振り三振に取って無失点。

3回表
先頭のフェルナンデス選手が外角高めストレートを捉えるライトへのソロホームランを放ち、
1点を追加。

3回裏
実松・木元選手から三振を奪うなど三者凡退。

4回表
三者凡退。

4回裏
1アウトからセギノール選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

5回表
先頭の佐藤選手が高めストレートを打つセンター前ヒットで出塁するも、
片岡選手が送りバントを打ち上げてしまって1アウト。
後続も倒れて無得点。

5回裏
先頭の小田選手に2ベースヒットを許し、金子選手の送りバントで1アウト3塁とされるも、
代打の石本選手を内角高めストレートで空振り三振、
坪井選手を外角ストレートで空振り三振に取って無失点。

6回表
先頭の和田選手が初球ストレートを捉えてライトスタンドへのソロホームラン!
1点を追加。

6回裏
セギノール選手から三振を奪うなど三者凡退。

7回表 この回から武田投手が登板。
三者凡退。

7回裏
三者凡退。

8回表 この回から建山投手が登板。
三者凡退。

8回裏
三者凡退。

9回表 この回はトーマス投手が登板。
三者凡退。

9回裏 この回はサードに上田選手。
三者凡退。
試合終了、3−0で松坂投手が3安打1四球10奪三振の完封勝利!


打線の方は6安打3点だったものの、今日の松坂投手にはそれだけで十分でした。
初回の先制点のチャンスを生かすことはできませんでしたが、
2回にヒット2本と送りバントでチャンスを広げ、
犠牲フライで1点を取るなど、テンポの良い攻撃ができました。
その後はホームラン2本で追加点を奪うなど、効果的な得点の仕方だったと思います。


オリックスがサヨナラ勝ちを収めたのでゲーム差は変わらず。
ただ日ハムのプレーオフ進出は絶望に近くなってきました。
火曜の試合を勝てば、オリックスとの一騎打ちのみとなります。
5割復帰のためにも確実に白星を積み重ねていって欲しいですね。
最後まで全力でガンバレ、ライオンズ!!




9月18日 西武ライオンズ 8−3 千葉ロッテマリーンズ

(西)宮越(1回2/3)−山岸(5回1/3)−森(1回)−星野(1回)
(ロ)加藤(5回)−小宮山(3回)−川井(1回)
(本)中村21号、大塚7号、サブロー13号
西武
ロッテ

緊急登板も2番手・山岸が5回パーフェクトの好投でプロ初勝利!
この試合は映像で見られなかったものの、
試合速報を見ていた時には宮越投手が緊急降板してどうなることかと思ったんですが…
2番手の山岸投手が5回1/3をノーヒット・無四球で6奪三振という素晴らしい投球を見せ、
継投必死だった試合を見事に作り直し、8回の森投手へと直接繋げました。
これまでの内容では考えられないほどのナイスピッチング。
これが本来の山岸投手のピッチングなんでしょうね。

青学大時代に見た時は小さいながらもコントロール・ボールのキレが良く、
実践型の投手だな〜と思ってましたから、プロ入り後も期待はしていたんですが、
1軍では無駄な四死球を出すなどイマイチ安定感を欠く内容が続いていました。
それがこの素晴らしいピッチングですからね。
ようやく力を発揮してくれたな〜という感じがします。
ニュースで少し見ただけですが、上手く力が抜けていて、
フォームにタメがしっかりと作れていました。
そこらがこの好投の要因だったように思います。
140前後のストレートながらもキレがあり、カーブ・チェンジアップもいい。
若い新戦力が台頭してきてくれましたね。

心配なのは宮越投手。
ここまで好投していただけに大事ないといいのですが…
もうシーズンも大詰めですし、負傷離脱とならないことを祈るばかりです。


明日からは日ハムとの2連戦。
この2連戦を白星で飾り、3位の座を決定的なものとしたいですね。
明日からもガンバレ、ライオンズ!!




9月17日 西武ライオンズ 0−6 千葉ロッテマリーンズ

(西)西口(3回1/3)−三井(1回2/3)−小野寺(2回)−山岸(1回)
(ロ)久保(9回)
(本)李28号
西武
ロッテ ×

西口が5失点KO…打線も5安打無得点と元気なく敗戦…
今日は何もなし。
ゲーム差が縮まって再び0差。アイタタ…





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