2005年西武ライオンズ応援日記

4月19日 西武ライオンズ 4−1 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)ホッジス(5回1/3)−有銘(1/3)−
 小山(1/3)−吉田(2回)
(西)石井貴(8回)−豊田(1回)
楽天
西武 ×

石井貴が今シーズン初勝利! ライオンズが快勝!!
今日は昨日見られたような攻撃のミスもなく、
ノーエラーと締まった守備を見せてライオンズが快勝しました。
投げては石井貴投手が8回を1失点と好投、四球が僅かに1つとテンポの良さが光りました。
打っては1番の栗山選手が5打数4安打と大活躍でしたし、、
先制点は2アウトからの細川選手のセーフティスクイズと相手の守備を突く見事な攻撃でした。
ピッチャーのリズムが良く、打線が卒なく得点する、ライオンズらしい野球ができましたね。
昨日の連敗脱出から良い流れで勝利を収めることができました。
これで調子に乗っていけるでしょうね。

今日の試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(左)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(指)貝塚
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(右)大島

1回表 ライオンズ先発:石井貴投手
三者凡退。

1回裏 東北楽天先発:ホッジス投手
先頭の栗山選手がセンター前ヒットで出塁するも、赤田選手の初球打ちはショートゴロで2塁アウト。
赤田選手が盗塁を決め、ボークで3塁へ進むも、
フェルナンデス選手がファーストフライ、カブレラ選手がライトファールフライに倒れて無得点。

2回表
三者凡退。

2回裏
先頭の貝塚選手が四球で出塁し、石井選手がエンドラン叩きつけるショート内安打を放ちノーアウト1・2塁。
中島選手は送りバントできずにショートゴロ併殺。
2アウト3塁となるも、細川選手が3塁線へナイスセーフティスクイズを決めて1点を先制します!

3回表
1アウトから斉藤選手にヒットを許すも、2塁への盗塁を刺して結果的に3人で終わらす。

3回裏
1アウトから赤田選手が四球で出塁し、2塁への盗塁を決めるもフェルナンデス選手は空振り三振。
2アウト2塁でカブレラ選手が敬遠され、貝塚選手はセカンドゴロ。追加点ならず。

4回表
礒部・高須選手とアンラッキーな内安打でノーアウト1・2塁。
ここで竜太郎選手にセンター前ヒットを打たれる
も、
1塁ランナーの高須選手が2塁ランナーが3塁ストップにも関わらず、3塁へ一目散に向かい、
二三塁間に挟んでタッチアウト。走塁ミスで1アウト1・3塁となります。

そしてロペス選手をサードゴロ併殺。このピンチを無失点で凌ぎます。

4回裏
2アウトから細川選手が死球で出塁するも、石井選手はサードゴロで無得点。

5回表
1アウトから川口選手に3ベースヒットを許し、
続く関川選手に右中間深くへの犠牲フライを打たれて失点。同点に追いつかれてしまいます。
この後、斉藤選手にヒット・盗塁を許し、長坂選手に四球を与えてしまうも、
礒部選手をセカンドゴロに打ち取って1失点止まりに。

5回裏
栗山選手、フルカウントから外角高めストレートを捉えてレフトフェンス直撃の3ベースヒット!
赤田選手、内角低めフォークを捉えてライト前タイムリーヒット!
フェル選手、ランエンドヒットで甘いストレートを捉えてサード右抜くヒット!
 ノーアウト1・3塁。
カブレラ選手、四球でノーアウト満塁。
貝塚選手、高いバウンドでピッチャーマウンド右へのゴロ、ラッキーなタイムリー内安打となって1点追加!
石井選手、セカンドライナー…と思いきや、ショートバウンド捕球だったらしく、4−6−3の併殺。
この間に3塁ランナーホームイン、1点を追加。
中島選手、初球外角低めフォークを捉えるも上がりすぎのライトフライ。
■栗山選手…オト松氏の話ではレフトにヒットゾーンがあるそうな。高めの球を逆方向によく飛ばすなぁ…
        レフト線・レフト左に強い打球を打てるのが魅力。


6回表
三者凡退。
■石井貴投手…楽天打線が簡単に打ってくれるので球数が少ない。

6回裏
細川選手、外角低めスライダーに空振り三振。
大島選手、内角ストレートを捉えるセンター前ヒット!

ここで東北楽天は投手交代、有銘投手が登板。
栗山選手、外角低めスライダーを上手くミートしてセンター前に抜けるヒット! 1アウト1・2塁。
赤田選手、高めストレート打つもセンター右へのフライ。ランナー3塁へ、2アウト1・3塁。

ここで東北楽天は投手交代、小山投手が登板。
フェル選手、高めストレートボール球に空振り三振。

7回表
山崎選手、外角高めスライダーでサードゴロ。
川口選手、外角変化球打たれてセンター前ヒット。
関川選手、低めストレートでファーストゴロ、2塁送球できたが無理せずベースタッチ。2アウト2塁。
斉藤選手、外角低めストレートで空振り三振!

7回裏
カブレラ選手、フルカウントから四球。
ここで東北楽天は吉田豊彦投手に交代。
代打の後藤武敏選手、粘るも外角低めシンカーに空振り三振。
石井選手、外角高めストレートに空振り三振。
中島選手、外角低めシンカーを捉えるもセカンド正面のゴロ。

8回表
星野選手、センターフライ。
礒部選手、内角低めスライダーでライトフライ。
高須選手、高めスライダーで見逃し三振!

8回裏
細川選手、内角高めストレートに空振り三振。
代打のGG佐藤選手、低めストレートボール球を掬い上げるも左中間フェンス手前のレフトフライ。
栗山選手、初球外角ストレートを打ち、ショート左への内安打!
赤田選手、低めストレートに差し込まれてライトフライ。

9回表 この回は豊田投手が登板。ライトに高山選手、サードに水田選手。
竜太郎選手、逆球の内角144キロストレートを打たれてライト前ヒット。
ロペス選手、内角高めストレートでレフトフライ。
代打の益田選手、外角低め一杯のストレートで空振り三振!
川口選手、低めフォークでキャッチャーゴロ、1塁送球でアウト。
試合終了、4−1で勝利!


先発の石井貴投手はストレートの走りが良く、コントロールも安定していました。
東北楽天の打者が積極的に打ちに来ていたこともあり、低めのボールを打たせて取ることができていました。
それにしても4回のピンチは助かりました(^^;
アンラッキーな内安打2本のピンチということで、かなり嫌な場面だったんですが…
高須選手の信じられないようなボーンヘッドで一気に楽になりましたね。
ノーアウト満塁が1アウト1・3塁に。それで併殺ですからね。儲けもんですよ。
石井貴投手の調子が良かったこともありますが、
崩れそうになる所で東北楽天側がミスをしてくれたことが大きかったです。

抑えの豊田投手は3人で抑えようとして入れ込んでいたのか、
先頭打者の竜太郎選手に対するボールのコントロールは甘かったです。
ストレートは144キロを計測するなど力強かったんですが、豊田投手には珍しく逆球に。
ただその後は本来のコントロールを取り戻し、コーナーコーナーにしっかりと投げ込めていました。
開幕当初のような心配はなさそうですね。

打線では1番の栗山選手が5打数4安打の大当たり。
連日好調で毎試合2安打以上しているのは凄いですね。出塁率の高い素晴らしい1番打者です。
文化放送でも言っていたように思い切ったスイングができているのが好調の要因でしょうね。
代打などで出てきてヒットが出ていなかった時に比べ、早いカウントからバットがスッと出てくるようになりました。
ボールの待ち方も良くなり、ゆとりができている感じがします。
逆方向(レフト)への打球が伸び、広角に打てるのが強みですね。
これまでは高めの球をヒットにしていたので、低めはどうなのかなと思っていましたが、
今日は左の有銘投手から外角低めのスライダーをバットに乗せるなど打撃の上手さを見せてくれました。
左ピッチャーに対して腰を引かずに向かって行けていますし、
中島選手と同じく光るものを持っている打者だと思います。
ボールの待ち方といい、反対方向への押し込みといい、お見事。
所謂「飛ばないボール」でフェンスまで持っていけるわけですから…想像以上のパワーです。
ヒーローインタビューでの受け答えもはきはきしていて好感持てますし、顔も二枚目のいい男。
これからが楽しみな選手ですね。

2番の赤田選手は勝ち越しタイムリーの4打数1安打だったものの、
2盗塁を決めるなど持ち味の俊足をアピールしました。
5回のノーアウト1塁の場面では走りはしませんでしたが、
それまでに2度走っていることもあり、ホッジス投手はかなりランナーを気にしていました。
そういったこともあってか、フェルナンデス選手に失投が来てヒット、
赤田選手の足が満塁のチャンスを呼び込んだのだと言えます。
こういった形で走らないまでも相手を警戒させるだけでも大分違ってくることでしょう。
特にライオンズのクリーンアップは12球団1の力を持っていますから、
赤田選手の足との相乗効果はかなり高いと思います。
今日の攻撃パターンが今シーズンのお手本になりそうですね。

そして何といっても大きかったのは細川選手のセーフティスクイズですよね。
細川選手は時折セーフティバントの構えを見せたり、試みようとしたことはあるんですが…
これまでは引くかファールで、実際にフェアゾーンに転がしたことはありませんでした。
それが2アウト3塁という大事な場面でセーフティスクイズ、ナイスバントでした。
どうやら清水3塁コーチのサインだったようですが…
サードのロペス選手の守備位置を突く見事な攻撃でしたね。
こういった相手の弱点を突く野球がライオンズの野球。
大きいのは主軸に任せ、下位打線はこういった嫌らしい形でチャンスを広げていきたいものです。

他には…GG佐藤選手を久々に見ました。
昨年はオープンスタンス気味だったと思うんですが… 今年はスクエアスタンスになってましたね。
1打席だけだったのでよく分かりませんが、左中間へのレフトフライはあわやホームランかという大きな当たりでした。
低めのボール球を思いっきり掬い上げるパワー、思い切りの良さは代打で結果が出てないライオンズにとって、
大きな戦力になることでしょう。
内容のある代打の1打席でした。



明日はお休み〜
金曜からはインボイスSEIBUドームでのソフトバンクホークス戦です。
ソフトバンクは投手陣が相変わらず好調、打線も調子を上げてきており、
パリーグの中では頭1つ抜け出してきています。
ここでライオンズが勝ち越しておかないと、今後の戦いが厳しくなってしまいます。
松坂・河原・西口投手の3人と、上り調子の打線で勝利を掴みたいですね。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!




4月18日 西武ライオンズ 5−3 東北楽天ゴールデンイーグルス

(楽)一場(7回)−谷中(1回)
(西)帆足(8回)−豊田(1回)
(本)細川2号、フェルナンデス4号
  礒部4号
楽天
西武 ×

苦しみながらもライオンズが勝利! ようやく連敗ストップ。
今日負けたらもう終わりだと思いましたが… ふぅ、勝って良かった(^^;
今日の試合は連敗中の悪さが出ると同時に、ライオンズの良さが出る試合となりました。
連敗中の悪さが出たのは1回の守り。
併殺を取れるところでミスが出てしまい、ランナーが残った所でタイムリーヒットで失点。
9回にもタイムリーエラーで失点するなど、開幕からのエラーの多さ・守りのリズムの悪さは相変わらずでした。
それでも先発の帆足投手はピンチで慌てることなく、
1回にロペス選手にタイムリーヒットを打たれた後はキッチリ抑えることができました。
その後は安定感あるピッチングで東北楽天打線に付け入る隙を与えず、
四死球も1死球のみでテンポの良い投球を見せました。
するとショートの中島選手が、セカンドの石井義人選手がナイスプレーを見せるなど、
守備にも良いプレーが見られるようになっていきました。
帆足投手の粘り強いピッチングが試合の流れを変えていきましたね。

打線の方も連敗中ということで、チャンスでのタイムリーこそありませんでしたが、
これまでとは違う積極的な攻撃をすることができました。
1回裏には赤田選手が一発で送りバントを決めましたし、
3回裏には栗山選手がヒットで出塁し、赤田選手が初球打ちの右方向へのヒットを放ってチャンスを広げ、
フェルナンデス選手も早いカウントの失投を見逃さずに捉えて3ランホームランを放つなど、
早いカウントから打ちにいくことができていました。
積極的な攻撃ができているので、攻撃のリズムも良く、得点に繋がったのでしょう。
7回裏の追加点は併殺崩れでの得点でしたが、
カブレラ選手が全力疾走を見せて1塁をセーフにしたという意味では大きいです。
つい先日まではホームラン性の打球が失速してフェンス直撃になったのを見て、
慌てて2塁へ駆け込むなど怠慢な走塁が数多くありましたからね。
打線が調子悪くとも、なんとか1点を取るんだという姿勢があったことは評価したいです。

まだ守備のエラー、タイムリー不足、バント・走塁ミスなどはありますが、
復調のきっかけになる試合ではあったと思います。
問題は明日。
ライオンズらしい野球を見せてもらいたいです。

今日の試合展開説明。文化放送とネットの動画配信より。
1(右)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(指)和田
6(左)貝塚、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)石井義人
■山崎・木大成選手が1軍登録抹消。田崎・GG佐藤選手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:帆足投手が登板。
礒部選手、低めストレート打たれてセンター前ヒット。
高須選手、内角ストレートでセカンドゴロ併殺コースに打ち取るも、
セカンド石井義人選手のトスが弱すぎて中島選手が完全捕球できず。記録は中島選手のエラー。無死1・2塁。
竜太郎選手、バントをさせずに追い込み、パームでファーストゴロに打ち取るも、
カブレラ選手が前に弾き2塁アウトのみ。1アウト1・3塁。
ロペス選手、高め甘いパーム打たれて三遊間抜くタイムリーヒット。1アウト1・2塁。

吉岡選手、内角低めパームで空振り三振!
酒井選手、内角高めストレートでサードゴロ。


1回裏 東北楽天先発:一場投手
栗山選手、内角147キロストレートに詰まるもサードの送球が逸れてセーフ。記録はエラー。
赤田選手、送りバント成功。1アウト2塁。
フェル選手、フルカウントからの逆球内角一杯のスライダーに見逃し三振。
カブレラ選手、四球、2アウト1・2塁。
和田選手、外角スライダーにセカンドゴロ。

2回表
斉藤選手、内角低めパームで空振り三振!
平石選手、追い込んでから背中に当てる死球。
長坂選手、初球エンドラン、内角高めストレートでショートゴロ。2アウト2塁。
礒部選手、外角パームで三遊間へのゴロ、中島選手が追いついてワンバウンド送球を見せてアウト!
中島選手のナイスプレー!


2回裏
貝塚選手、内角高めストレートに空振り三振。
中島選手、外角低めボール球スライダーに空振り三振。
細川選手、真中低め一杯のストレートを捉えて打った瞬間のセンター左へのソロホームラン!
石井選手、内角高めストレートに中途半端にバットに当てるセカンドゴロ。
■細川選手…真中のコースではあったが、低め一杯。それを完璧に捉えるんだから凄い。スラッガー。

3回表
高須選手、フルカウントから高めストレート打たれてセンター前ヒット。
竜太郎選手、低めストレートでセカンドゴロ併殺。
ロペス選手、低めカーブでサードゴロ。

3回裏
栗山選手、高めストレートを捉えてセンター前ヒット!
赤田選手、初球ストレートを打ってファースト左抜くヒット! ノーアウト1・3塁。
フェル選手、ランエンドヒット高めスライダーを捉えてレフト上段への3ランホームラン!

カブレラ選手、高々〜と打ち上げてレフトフライ。
和田選手、フルカウントから高めストレートに空振り三振。
貝塚選手、内角高めストレートにサードゴロ。
■この回…赤田選手のヒットといい、
       フェルナンデス選手の一発といい(その時に1塁ランナー赤田選手がスタート)、
       積極的な攻撃で鮮やかに3点を奪う。お見事!
■和田選手…やや脇腹の影響はありそう。
■一場投手…打者の懐を大胆に攻められる。そのハートは好印象。細かいコントロールはまだ。

4回表
吉岡選手、やや甘いカーブを打たれるもレフト正面のライナー。
酒井選手、内角低めパームで空振り三振、後ろに逸らすも跳ね返りが強くて1塁送球アウト。
斉藤選手、高めストレートでセカンドゴロ。
■この回…ややラッキーが出てきたか。攻撃のリズムが守備のリズムも良くしている。

4回裏
中島選手、外角スライダー打って三遊間抜くヒット!
細川選手、初球送りバント成功、1アウト2塁。
石井選手、高めストレートにショートゴロ。2アウト2塁。
栗山選手、高めフォークにファーストゴロ。

5回表
平石選手、セーフティ試みるもキャッチャー前、1塁送球アウト。
長坂選手、外角低めシュートでショートゴロ。
礒部選手、内角カーブを打たれてライトポール際へのソロホームラン。
高須選手、低めパームで空振り三振!

5回裏
赤田選手、外角フォークにセンターフライ。
フェル選手、外角スライダーにセカンドゴロ。
カブレラ選手、フルカウントから四球。
代打の後藤武敏選手、外角低めフォークに空振り三振。

6回表
竜太郎選手、外角ストレートを当てただけのサードゴロ。
ロペス選手、内角高めストレートでバットを折ってショートゴロ。
吉岡選手、外角低めストレートでサードゴロ。

6回裏
貝塚選手、外角高めストレートを捉えてレフト左へフェンス直撃の2ベースヒット!
中島選手、フルカウントからスライダーに見逃し三振。
細川選手、フルカウントから外角低めフォークにセカンドゴロ、ランナー3塁へ。
石井選手、初球低めフォークを打ち上げてセンターフライ。
■一場投手…ストライク・ボールがはっきりしてくる。フォームのバランスが悪く、高めに抜けてくる。

7回表
酒井選手、フルカウントから内角高めストレートを打たれるも、一二塁間抜くかという打球に対して
セカンドの石井選手が飛びついてキャッチ、1塁送球でアウト!
斉藤選手、低めパームで空振り三振!

平石選手、外角低めパームでファーストゴロ。

7回裏
栗山選手、初球の内角フォークを捉えて一塁線突破の2ベースヒット!
赤田選手、送りバントの構え、ストレートの四球。ノーアウト1・2塁。
フェル選手、外角やや甘いフォークを打つもライトフライ。ランナー3塁へ。1アウト1・3塁。
カブレラ選手、外角フォークにサードゴロ、斉藤選手が飛びついて取るも2塁アウト、
1塁は全力疾走でセーフ。併殺崩れで1点を追加。

後藤選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。
後藤選手、外角高めスライダーを打ち上げてキャッチャーフライ。

8回表
代打の大島選手、外角低めカーブでライトフライ。
礒部選手、外角高めストレートで高いバウンドのサードゴロ、
送球がやや逸れるもカブレラ選手が足を離さずにアウトに。思わずフェル選手がカブ選手に駆け寄る(追い払う)
高須選手、内角ストレートでサードゴロ。

8回裏 この回は谷中投手が登板。キャッチャーに藤井選手。
貝塚選手、内角高めストレートを流してレフト前ヒット! 代走の高山選手を起用。
中島選手、送りバントを試みるもやや打球が強く、2塁フォースアウト。1アウト1塁。
細川選手のカウント2−2から中島選手がスタート、盗塁試みるもスタート悪く2塁タッチアウト。

細川選手、フルカウントから外角低め変化球を捉えるもサードライナー。

9回表 この回は豊田投手が登板。サードに水田選手。
竜太郎選手、初球外角低めストレートでセンター前のフライ。
ロペス選手、外角ストレートでライト前の打球、栗山選手がダイビングで突っ込むも一歩及ばず、
ただグラブに当てていたので打球は手前に。ワンヒット止まり。1アウト1塁。
代打の川口選手、外角ストレート打たれてセンター前ヒット。1アウト1・2塁。

代打の鷹野選手、低めスライダーで空振り三振!
斉藤選手、一二塁間のゴロをカブレラ選手が飛びついて取るも送球が早くてベースカバー豊田投手が捕れず、
内安打とファーストのタイムリーエラーが記録され1失点。2アウト2・3塁。

平石選手、内角低め一杯のストレートで見逃し三振!
試合終了、5−3で勝利!!
■帆足投手…8回にはピッチング練習をしていたが…得点が入っていれば続投だったということか。
■豊田投手…最初の打ちは両コーナーでも真中付近に来ていたが、その後はギリギリに決まる。



今日の試合は積極的な、前向きな姿勢が光りました。
先発の帆足投手は変化球が高めに浮くシーンも多く、
開幕直後の2試合に比べるとやや落ちる投球内容だったと思います。
それでもピンチでも全く動じることなく、打者に対して勝負することができていました。
連敗中に失点している投手は失点を恐れて際どい所を突こうとしてカウントを悪くするなど、
ストライクゾーンと勝負して、打者と勝負することができていませんでした。
それだけに帆足投手のピッチングは光りますよね。
8回を投げて94球で済んだということは打たせて取るピッチングができた証拠でしょう。
他のピッチャーのお手本になるピッチングだったと思います。
打者に対して勝負していく姿勢、それがピッチャーにとって一番大切なことです。

打線の方では栗山・赤田選手の1・2番コンビが大分良くなってきました。
栗山選手は今日も4打数2安打。打率は.345をマークしています。
高めの球に強く、速い球にも振り負けないスイングの強さが光りますね。
積極的に打ちに行けていますし、佐藤選手がいない中で栗山選手のこの活躍は光りますね。
今、佐藤選手が戻ってきたとしても、どちらを起用するのか迷うほどです。見事な働きですね。
赤田選手もやや調子を落としていましたが、今日は確実に送りバントを決め、
積極的なバッティングでチャンスを広げるなど2番打者として繋ぎの仕事がしっかり出来ていました。
3回のフェルナンデス選手のホームランではスタートを切っていたようですし、
この調子で足の方でも積極性を見せて欲しいです。
後ろの打者がフェルナンデス・カブレラ選手と外国人打者が並ぶので走りにくいとは思うんですが、
ランエンドヒットの形でいいと思いますから、走る姿勢を見せて打者のマークを軽くしてもらいたいです。

オリックス戦ではノーヒットだったフェルナンデス選手もホームランを放ちましたし、
これで流れに乗っていってくれることでしょう。
不安なのは5番の和田選手だけ。
今日のスイングを見る限りではまだ厳しいのかなと。腰をかばったようなスイングをしていました。
完全復帰にはまだ時間がかかりそうですし…
復帰してもそれまで調子を落としていただけに焦りに繋がらなければいいのですが…
チームが白星を積み重ねられれば、和田選手の精神的負担も軽くなっていくでしょうから、
今は他の選手が頑張るだけですね。
今日の試合をきっかけに乗っていってもらいたいです。

同点ホームランを放った細川選手は相変わらずで。
低めの難しい球をピンポン球の如く飛ばしていきます(^^;
外野スタンドでライナーで捕った学生、大丈夫か? かなり恐ろしい打球だったけれど…
一場投手もあの低めの球をあそこまで運ばれるとは思っていなかったでしょう。
あー、甘いコースを確実にヒットできれば率も上がってくるんですが。
まぁ、今季は守備重視ということで。こういった相手を警戒させる一打をたまに打っておけば十分ですね。

最後に東北楽天の先発・一場投手ですが、投球内容は悪くなかったと思います。
ストレートは140キロ台後半、スライダー、フォークと投げ、試合前半のコントロールは悪くなかったと思います。
心配されたフォームの乱れも前半はありませんでしたし…
コントロールがより安定し、失投が減ってくると怖い投手になりそうです。
ただ6・7回のピッチングはダメダメ。フォームが明らかに悪くなってました。
なんか体が反り気味にモーションに入ってしまい、ボールが上ずるケースが多々。
フォーム固めとともに、スタミナ面の課題もクリアしていかなければなりませんね。もう少し時間かかるか。



明日は石井貴投手が先発です。
2試合連続KOと不甲斐ない投球が続いているだけに、明日はビシッとした投球を見せて欲しいですね。
もし明日ダメなようだと先発ローテ落ちも考えられます。
昨年のプレーオフ・シリーズのような後がないという気持ちで投げて欲しいですね。
ただし前回のように入れ込み過ぎには注意で(^^; ほどほどでよろしくお願いします〜

一方の東北楽天の先発はホッジス投手。
前回は立ち上がりに得点を奪えましたが、中盤は抑えられてしまいました。
ランナーを出してから機動力を絡めるなど、今日のような積極的な攻撃を仕掛けて欲しいですね。
このカードは今日・明日の2試合のみ。明日勝たなければ今日の勝ちの意味は持ちません。
明日も勝利を目指してガンバレ、ライオンズ!!




4月17日 西武ライオンズ 2−5 オリックスバファローズ

(西)西口(5回2/3)−大沼(2/3)−星野(2/3)−森(1回)
(オ)川越(6回)−菊地原(1回)−吉川(1回)−萩原(1回)
(本)北川3号、阿部真(1号)
西武
オリックス ×

10安打放つも2点止まり… 西口、一発に沈む…
マスター、いつもの奴、お願い… いや、いらんて。いつものは(苦笑)
ここ数試合はまっている悪いパターン通りの試合になっています…
攻めとしては間違っていないと思うんですけど…ランナーを返せません。
んー、ヒットは出ているんですがねぇ… あと一本が出ません。
昨日まではランナーを進めることも難しい状況だったので、進歩しているとは思うんですが…
まぁ、栗山・赤田選手の1・2番コンビが機能しつつあることが救いですかね。
あとはクリーンアップか… フェルナンデス選手が不調、和田選手が脇腹痛で欠場中ですから…
早く良い流れになるといいんですが… うーん…

今日の試合展開説明… とはいえ、メディアなし状態だったので、結果のみです。
1(左)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(指)貝塚、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(右)大島

1回表 オリックス先発:川越投手
先頭の栗山選手がセンター前ヒットで出塁し、赤田選手のピッチャーゴロで2塁へ進み、
フェルナンデス選手の死球で1アウト1・2塁のチャンスを作るも、
カブレラ選手はセンターフライ(ランナーは3塁へ)、
貝塚選手がショートゴロに倒れて無得点…

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
1アウトから早川選手を四球で出し、2塁盗塁を決められるも、後続を打ち取って無失点。

2回表
1アウトから中島選手がライト前ヒットで出塁し、細川選手の送りバントで2塁へ進めるも、
大島選手がセカンドゴロに倒れて無得点。

2回裏
先頭の北川選手にソロホームラン、続く阿部選手にもホームランを打たれて2失点。
さらに1アウトから大西・日高選手に連続ヒットを浴び、塩崎選手にセンター犠牲フライを打たれて3失点目。
く早川選手にヒットを打たれるも、谷選手を三振に取ってスリーアウト。この回、3失点。

3回表
三者凡退。

3回裏
三者凡退。

4回表
三者凡退。

4回裏
三者凡退。

5回表
1アウトから細川選手がセンター前ヒットで出塁し、
続く大島選手がライトへの2ベースヒットを放ち、1アウト2・3塁のチャンス。

ここで栗山選手のサードタイムリー内安打で1点を挙げ、
赤田選手のセンター前タイムリーヒットで2点を返します。

なおも1アウト1・3塁とチャンスが続いたものの、フェルナンデス選手がピッチャーゴロ併殺に…

5回裏
先頭の塩崎選手に四球を与えてしまい、早川選手にセンターへのヒットを許し、ノーアウト1・2塁。
しかし谷選手をサードゴロ、ブランボー選手を内角ストレートで空振り三振、
北川選手を四球で出すも、阿部選手をセンターフライに取って無失点。

6回表
先頭のカブレラ選手がレフトへのヒットで出塁するも、貝塚選手はセカンドゴロで2塁アウト。
石井選手の所で盗塁を試みるもタッチアウト。
2アウトから石井選手のセンター前ヒット、中島選手の内安打で1・2塁とチャンスを作り直すも、
細川選手がショートフライに倒れて得点ならず。

6回裏
2アウトから日高選手にセンター前ヒットを許し、
続く塩崎選手に左中間へのタイムリー2ベースを打たれて失点。

さらに早川選手にタイムリーヒットを打たれて、この回2失点目。
ここでライオンズは投手交代、大沼投手にスイッチ。
谷選手を追い込んでから、1塁牽制で早川選手をアウトにしてスリーアウトチェンジ。

7回表 この回から菊地原投手が登板。
代打の高山選手を起用するもショートゴロ。三者凡退。

7回裏
先頭の谷選手にヒットを許し、ブランボー選手にフルカウントから四球を与えてノーアウト1・2塁とするも、
北川選手を外角低めスライダーで空振り三振。
ダブルスチール・四球などで1アウト満塁となるも、
代わった星野投手が代打の水口選手を外角ストレートで見逃し三振、
平野選手を外角低めスライダーで空振り三振
に仕留め、無失点で凌ぎます。

8回表 この回から吉川投手が登板。
三者凡退。

8回裏 この回から森投手が登板。
1アウトからサードのエラーでランナー2塁となるも、
早川選手を三振、谷選手をサードゴロに取って無失点に。

9回表 この回から菊地原投手が登板。
2アウトから代打の小関選手がセンター前ヒットで出塁するも、
代打の木大成選手が空振り三振に倒れて試合終了。
2−5で敗戦… これで5連敗…


ライオンズは10安打で2得点止まり…
連打などでチャンスは作ったんですが、タイムリーが出なかったりとあと一本が出ませんでした。
特に5回は大量点を奪うチャンスだったんですが… 残念。
一方のオリックスはヒットの数こそ同じ10安打だったものの、得点は5点。
その差は四死球。ライオンズは5四球与えているのに対し、オリックスは死球の1個。
余計な四球が失点に繋がってしまっています。
毎度のことではあるんですが… もう少し打たせて取る形ができませんかね。
ただ守備の方も… 今の内野で一番安定しているのは、守備の不安が言われていた中島選手という状況。
とても安心していられる内野陣ではないかもしれません。
けれどそれではピッチングが窮屈になってしまうので、我慢強く投げていきませんと。
投手陣は余計な四球を減らすこと、野手は好球必打で積極的に行くこと、
基本に返ったシンプルな野球をしていってもらいたいです。

んーと、他には…なし(^^;
明るい材料が欲しいですよ、ホント。
選手会長の小関選手が9回に代打で登場してヒットを打ったことですかね。
和田選手が試合に出れない以上、小関選手がチームを引っ張っていきませんと。
この1本のヒットで乗っていって欲しいです。



明日からインボイスSEIBUドームで東北楽天との2連戦です。
ライオンズとしては本拠地で迎える最下位チームとの戦い、連敗中ですし、負けるわけにはいきません。
ここで連敗が続いたら、もう立ち直れんです(苦笑)
明日の先発は安定感抜群の帆足投手ですから、守りの心配は不要。
打線の奮起を期待したいですね。
本拠地ゲームということで、選手の入れ替えがあるかもしれません。チームの活性化を願っています。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!




4月16日 西武ライオンズ 4−9 オリックスバファローズ

(西)河原(4回)−青木(1回)−山崎(2/3)−芝崎(2回1/3)
(オ)光原(6回)−パーラ(1回)−加藤(1回)−山本省吾(1回)
(本)ガルシア1号、北川2号
   カブレラ6号
西武
オリックス ×

3併殺を喫するなど打線が繋がらず… 再三のチャンスを潰し、4連敗…
んー… ピッチャーが駒不足、野手では佐藤・和田選手を欠いている状況ではあるんですが…
そこまで悪い陣容ではないと思うんですがねぇ…
投打の噛み合いだけでなく、チームそのものが噛み合っていないような感じがしてしまうんですよね。
チームとして戦っているのではなく、個としてしか戦えていないような…チーム全体がちぐはぐな感じを受けます。
昨年日本一の驕りがあるとは思えないんですが…
どうも消極的に見えます。
ピッチャーは守りに入ってカウントを悪くしてしまって長打を浴びて失点、
バッターは失投を捉えられずに見逃し三振となるなど初球から振って行けず。
走塁面でも次の塁を狙う積極性が感じられませんし…
投げるだけ・打つだけのチームになっています。
しかしライオンズが一番嫌いだったジャイアンツの野球をやってしまうとは…(苦笑)
緻密な西武野球もできない、若さを前面に出した積極的な野球もできない。中途半端な状況です。
とにかく投手も野手も積極的にいって欲しいです。
受身で野球をやるのは止めてください。

今日の試合展開説明… とはいえ、メディアなし状態だったので、結果のみです。
1(左)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(指)貝塚、
6(遊)中島、7(二)石井義人、8(捕)細川、9(右)高山

1回表 オリックス先発:光原投手
三者凡退。

1回裏 ライオンズ先発:河原投手
三者凡退。

2回表
1アウトから貝塚選手がセンター前ヒットで出塁し、中島選手のライトへの2ベースヒットで2・3塁のチャンス。
石井選手はセカンドゴロに倒れるも、細川選手がセンターへ2点タイムリーヒットを放ち、ライオンズが先制!

2回裏
三者凡退。

3回表
1アウトから赤田選手がレフトへの2ベースヒットで出塁し、
フェルナンデス選手が四球で1アウト1・2塁とするも、
カブレラ選手がショートゴロ併殺に倒れて追加点ならず。

3回裏
先頭のガルシア選手にライトへホームランを打たれて失点。後続は打ち取る。

4回表
先頭の貝塚選手が四球で出塁し、中島・石井選手の内野ゴロで3塁へ進み、
細川選手が四球を選んで2アウト満塁のチャンスを作るも、
高山選手がサードフライに倒れて追加点ならず。

4回裏
先頭の平野選手を四球で出してしまい、谷選手のサードゴロの後にブランボー選手にも四球。
1アウト1・2塁から北川選手に外角高めストレートを打たれるレフトへの2ランホームランを打たれ、

逆転を許してしまいます。
さらに後藤選手にセンター前ヒット、ガルシア選手に四球、早川選手はセンターフライで2アウト1・2塁となり、
日高選手にライト前タイムリーを許してしまい、もう1失点。ガルシア選手はタッチアウト。

5回表
先頭の栗山選手がセンター前ヒットで出塁し、赤田選手のショートゴロで2塁へ。
1アウト2塁とするも、フェルナンデス選手がライトフライ、
カブレラ選手が死球で出た後の貝塚選手はショートフライで得点ならず。

5回裏 この回から青木投手が登板。
先頭の村松選手を四球で出してしまい、平野選手はピッチャーへの内安打でノーアウト1・2塁。
谷選手をサードゴロ併殺に取るも、ブランボー選手にセンター前タイムリーを許して1失点。
続く北川選手は空振り三振。

6回表
1アウトから石井選手がヒットで出塁するも、細川選手がライトフライ、
代打の木大成選手が三振に倒れて無得点。

6回裏 この回から山崎投手が登板。ライトに小関選手。
先頭の後藤選手を四球で出してしまい、ガルシア選手にライトへの2ベースを打たれてノーアウト2・3塁。
代打の塩谷選手は三振に取るも、日高選手にライトへの2点タイムリー2ベースを許して失点。
さらに2アウトから平野選手にもタイムリー2ベースを許してこの回3失点。

続く谷選手にもヒットを打たれた所で、ライオンズは芝崎投手にスイッチ。
ブランボー選手をライトフライに打ち取る。

7回表 この回からパーラ投手が登板。
先頭の栗山選手が四球で出塁するも、赤田選手がショートファールフライ、
フェルナンデス選手がショートゴロ併殺に倒れて得点ならず。

7回裏
2アウトからガルシア選手に2ベースヒットを許すも無失点。

8回表 この回から加藤大輔投手が登板。
先頭のカブレラ選手が内角ストレートを捉えるレフトへのソロホームランを放ち、1点を返す。
さらに貝塚選手が2ベースヒット、中島選手が倒れた後の石井選手がヒットを放ち、
1アウト1・3塁のチャンスを作るも、代打の後藤選手が初球打ちショートゴロ併殺に倒れる…
■ライオンズ打線…併殺多すぎ。ランナーは進められないし…どうなってんの? らしくない。

8回裏 この回からキャッチャーに田原選手。
2アウトから2番平野選手にヒットを許すも、後続を打ち取って無失点。

9回表 この回から山本省吾投手が登板。
先頭の途中出場の小関選手が3ベースヒットを放ち、栗山選手の内野ゴロの間に1点を返します。
しかし後続は倒れて反撃ならず。
4−9で敗戦となりました…

今日の試合はチェックできませんでしたが、展開としてはこれまでと同じですね。
今日は先制点こそ奪えましたが、その後のチャンスでは併殺・ランナーを進められずで得点できず。
得点の取り方が下手ですね。もう打つだけ、長打頼みになってます。これでは得点できません。
一応、ヒットエンドランやランエンドヒットのサインは出ているようなんですが… ほとんど決まりません。
エンドランも大きな失敗はないんですが、内野ゴロでランナーを進塁させる程度。成功という感じはありません。
そうこうしているうちに投手陣が持ちこたえられずに失点、失点というパターン。
打線も反撃しようとはするものの、今度は投手陣が得点を取る度に吐き出して点差は縮まらず。
そうこうしているうちに敗戦…このパターンばかり。

序盤の展開だけを見ていると、ライオンズが3点も4点もリードしている感じさえするのですが、
実際はそれほど点が入っておらず、あっても1・2点差しかないんですよね。
勝っているようで全然勝っていない… そして中盤になると負けている…
黄金時代のライオンズの逆になっています。気づいたら負けているみたいな。
もう少し何とかなりませんかねぇ… はぁ… 溜息ばかり。
文句なしに弱いです、今のライオンズは。

今は投打ともに足を引っ張りまくりなので、どちらかが流れを断ち切らなければなりません。
ピッチャーの立て直しにはもう少し時間がかかるでしょうから、バッターの方ですかね。
とにかく得点を取れる時に確実に取っていくこと、特に立ち上がり1〜3回のチャンスは必ず生かし、
試合の主導権を握っていかなければなりません。
先制しても次のチャンスを生かせないようでは今のライオンズは厳しい。
とにかく1点ずつでもいいから積み重ねていくことが大事です。
それには盗塁・エンドランなど機動力を絡め、相手の失投を見逃さずに打つことが大事です。
積極的に打ちにいけているのは中島選手ぐらい。他の打者はもう少しといった印象。
ただその中島選手も難しい球でも関係なしに振っていっているので、調子の良い時と比べるとまだ劣ります。
基本に返ってシンプルに甘い球を積極的に打っていって欲しいです。
難しい球を打てるのは分かりましたから、好球必打でよろしく(^^;

今のライオンズのチーム状態は最悪。それだけに我慢の為所ですね。
早くチーム状態が上がっていくことを祈りたいです。



明日は西口投手が先発。
チームが苦しい時、頼りになるピッチャーですから明日はやってくれることでしょう!
連敗ストップでチームの勢いを取り戻したい所です。

一方のオリックスは川越投手が先発。
あまり得意とはしていませんが、相性どうこういう打線の状態ではありませんしね。
深く考えずに積極的に打っていって欲しいです。
明日こそガンバレ、ライオンズ!!




4月15日 西武ライオンズ 1−2 オリックスバファローズ

(西)松坂(8回)
(オ)JP(9回)
西武
オリックス ×

松坂、8回4安打と好投するも、打線が援護できずに惜敗…
調子が悪い時はこんなもんかなぁという典型的な試合でした…
先発の松坂投手はストレートがMAX155キロを計測、
中盤5回までフォアボール1個のノーヒットノーランペースと完璧なピッチングを見せていました。
それが2アウト1・2塁からのアンラッキーな内安打、
センター前に落ちる2点タイムリーで逆転されてしまうとは…
6回以外では7回のファーストが弾く強襲内安打だけですよ?
素晴らしいピッチングを見せていただけに… 打線が援護点を挙げたかったんですが…
3回の2アウト満塁でカブレラ選手の痛烈な打球はサード正面のライナーに終わり、
結局エラーによる1点のみ。
その後はパウエル投手に抑えられ、14奪三振を喫して完投負け。
6安打ではありましたが、5四球と付け入る隙はあったはずなんですが…
積極的に動かそうとエンドランをかけるも、ファールで成功はせず。
んー… チームの元気がない時はこんなものですかねぇ…
これまでは投手陣が悩みの種でしたが… それにつられるようにして打線も…
やはりチームリーダーが調子悪いことが響いているんですかねぇ… どうしたものか…

チームリーダーである和田選手は11日(月曜)の日ハム戦でわき腹を痛めて欠場。
選手会長兼キャプテンの小関選手は打率2割前後と相変わらず精彩を欠く状態。
チームを引っ張るべき存在がこれでは…
投手に続いて野手にも元気がなくなってきています。
まだレギュラー定着2年目ではありますが、
赤田選手や中島選手といった所がチームを引っ張るようになってきませんと。
ピッチャーとの関係で考えれば、中島選手がそういった存在になっていくことが理想でしょうか。
んー、つくづく高木浩之選手がいないのは痛い…

今日の試合展開説明。文化放送より。
1(左)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(指)貝塚、
6(遊)中島、7(二)石井義人、8(捕)細川、9(右)小関
■昨日、ライト投手が1軍登録抹消。大島選手が1軍登録。
 和田選手はわき腹痛の影響で欠場。


1回表 オリックス先発:JP(旧:パウエル)投手
栗山選手、内角低めカーブに空振り三振。
赤田選手、低めチェンジアップを打って一二塁間抜くヒット!
フェル選手、ショートゴロ併殺。

1回裏 ライオンズ先発:松坂投手
村松選手、センターフライ。
平野選手、初球内角高めストレートでセカンドフライ。
谷選手、ファールフライで3アウトチェンジ。この回、僅か4球の立ち上がり。

2回表
カブレラ選手、高めストレート捉えるもサードゴロ。
貝塚選手、内角ストレートに見逃し三振。
中島選手、内角低めストレート打ってライトフライ。

2回裏
ブランボー選手に今季最速の153キロストレートを計測するも、フルカウントから四球。
北川選手、初球でレフトフライ。
ガルシア選手、外角低めフォークで空振り三振!
早川選手、低めチェンジアップで空振り三振!


3回表
石井義人選手、センター前ヒット!
細川選手、バスターエンドランでセカンドゴロ、ランナーは2塁へ。
小関選手、低めチェンジアップに空振り三振。
栗山選手、当たり損ねの一二塁間のゴロ、セカンドの送球をファーストが落球、
この間に2塁ランナーが一気にホームイン。記録は内安打+タイムリーエラー。
赤田選手、一二塁間抜くヒット! 2アウト1・2塁。

フェル選手、四球、2アウト満塁。
カブレラ選手、痛烈な当たりもサードライナー。

3回裏
日高選手、外角低め153キロストレートで空振り三振!
後藤選手のファールフライをレフト栗山選手が捕球できずエラーが付くも、ライトフライで打ち取る。
村松選手、内角低めカットボールでセカンドゴロ。

4回表
貝塚選手、初球低めチェンジアップを打って一二塁間抜くヒット!
中島選手、エンドランかけるもファール、その後に低めカーブにショートゴロ併殺。
石井選手、高めストレート打ってセンター前ヒット!
細川選手、外角高めカットボールに空振り三振。

4回裏
平野選手、高め150キロストレートでショートゴロ。
谷選手、内角151キロストレートでセンターフライ。
ブランボー選手、初球内角151キロストレートでショートゴロ。

5回表
三者凡退。

5回裏
北川選手、内角高めストレートでファールフライ。
ガルシア選手、高めスライダーで見逃し三振!
早川選手、バットを折ってセカンドゴロ。

6回表
2アウトから貝塚選手が四球で出塁するも、中島選手が空振り三振。

6回裏
日高選手、ファールフライ。後藤選手、低めスライダー打たれて一二塁間抜くヒット。
村松選手、内角低めカットボールでセカンドゴロ、ランナー2塁へ。
平野選手、死球、2アウト1・2塁。
谷選手、当たりが弱く投手・1塁・2塁の間へのゴロ、セカンドが捕るもベースがら空きで内安打に。
ブランボー選手、ストレートが155キロ計測するも、
外角低めスライダーをバットの先の乗せられてセンター前に落ちる2点タイムリーヒット。

北川選手、153キロストレートで空振り三振!

7回表
石井選手、セカンドゴロ。
細川選手、セーフティ試みるもファールで最後は空振り三振。
代打の大島選手、内角低めチェンジアップに空振り三振。

7回裏
ガルシア選手、外角低めフォークで空振り三振!
早川選手、センターフライ。
日高選手、強い当たりのファーストゴロ、カブレラ選手が弾いてヒットに。
後藤選手、レフトフライ。

8回表
栗山選手、外角カーブに空振り三振。
赤田選手、粘ってフルカウントから四球。
フェル選手、カーブを打ってホームラン性のファール、その後の高め抜けたボールに空振り三振。
ここでオリックスはレフトの早川選手に代えて、大西選手を起用。
カブレラ選手、外角低めストレート打つもセンターフェンス手前のフライ。

8回裏
三者凡退。

9回表
貝塚選手、ショートゴロ。
中島選手、フルカウントから空振り三振。
石井選手、レフトポール際へのホームラン性のファールがあって、フルカウントから四球。
ここでライオンズは代打の木大成選手を起用。
追い込まれてからのランエンドヒットで石井選手が2塁盗塁成功。
大成選手、粘ってフルカウントから四球。2アウト1・2塁。代走の水田選手を起用。
大島選手、打ち上げてセンターフライ。
試合終了、1−2で敗戦…


しかし嫌ですよねぇ…
今シーズンはここまでサヨナラ勝ちこそ2度あるものの、
2試合とも9回に追いつかれてからのもので胸を晴れるものではありません。
エンドランもなかなか決まらないし、盗塁も少ない、代打成功率も悪いと。
優勝できるような状況じゃないっすよ(苦笑)
まぁ、まだ18試合終わっただけですから、ここから盛り返していけばいいことですが…
投打ともに状態がイマイチであることは数字も如実に表しています。
いきなり我慢の時か… 
若手が2年目で苦しむことはある程度予想されたことですが、
それをカバーすべき中堅・ベテラン選手があまり良くないですし…
打者では貝塚・石井義人選手、投手では西口・河原・森投手らが頑張っていますけど…
これじゃチームは成り立ちません。
若手が昨年あれだけ伸びたというのに、中堅・ベテラン選手は何をやっているのか。
下手すると来年にはみんなトレードされちゃいますよ?
現選手会長の小関選手だって今年ダメなら来年どうなるか分かりません。
上手い形で中堅・ベテラン選手にチームをまとめてもらいたいです。

あー、今日はもう他になし。
明日からまた頑張りましょうということで。ファイト、ファイトです!



明日の先発は河原投手。
前回はナイスピッチング、今回のピッチングにも期待がかかりますが、
過度の期待をかけ過ぎるのもなんでしょう。
6〜7回を3失点ぐらいにまとめる気持ちで投げてくれれば十分です。
テンポの良いピッチングでチームをリズムに乗せて欲しいですね。

オリックスの先発は光原投手。
ここまでルーキーらしからぬ強心臓なピッチングが光っているようです。
正直、どんな投手か分からないのですが、最初の対決で嫌な印象を植え付け、
今後の戦いにも繋げていきたいものです。
明日こそガンバレ、ライオンズ!!





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