2005年西武ライオンズ応援日記

4月13日 西武ライオンズ 4−10 北海道日本ハムファイターズ

(日)鎌倉(4回1/3)−入来(2回1/3)−井場(1回1/3)−
 マイケル(1回)
(西)石井貴(6回0/3)−星野(1回)−大沼(1回)−ライト(1回)
(本)小笠原6号・7号、セギノール2号、新庄3号
  栗山1号
日ハム 10
西武

栗山がプロ初本塁打を放つも、試合は投手陣が崩れて大量失点…
いつもの負けパターンです。
先発投手が先制点を与えてしまい、守備のミスや四死球から崩れて大量失点。
2番手以降の投手も反撃を食い止められず。
打線も反撃はするものの、得点を入れた直後の回に投手陣が失点。
結局、点差が縮まらないまま不毛な感じで試合が進んでいき、終わってみれば二桁失点の大敗…
負けるのは仕方ありませんが、負け方が悪すぎますよねぇ…
今後に繋がらない負け、弱いチームの負け方です。

何が悪いって投手陣のコントロールですよねぇ…
総じてボールが高い。そしてそれを長打にされるというパターン。
能力的なものなのか、精神的なものなのか分かりませんが…
他が打たれている分だけ抑えなきゃという気持ちが強すぎてしまうのかもしれません。
今日の石井貴投手がそんな感じでした。5回・6回は力が抜けて良いピッチングをしていただけに…
最初からそれができていればと(^^;
全体的に少しリフレッシュした方が良さそうですね。あんま気にするなと。
…そうはいってもこの結果では…(苦笑) 辛いっす(涙)

せめてもの救いはコントロールが安定している松坂・帆足・西口・河原投手らが好投していること。
ここが崩れてしまうと連敗続きで試合になりませんが…
問題はボールと精神のコントロール、彼らの投球を見習って欲しいんですが…
なんとかなりませんかねぇ… もう嫌になります…

今日の試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
1(右)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(指)貝塚

1回表 ライオンズ先発:石井貴投手
石本選手、セカンドゴロ。奈良原選手、ライトフライ。
小笠原選手、甘いストレートを捉えられてライトスタンドへのソロホームラン。
セギノール選手、2ベースヒット。
木元選手、ファーストゴロ。


1回裏 日ハム先発:鎌倉投手
栗山選手、高めストレートを打つもセカンド左のヒット性ゴロに奈良原選手が飛びついて1塁送球アウト。
赤田選手、フルカウントから内角ストレートに見逃し三振。
フェル選手、カットボールに空振り三振。
■鎌倉投手…足を上げたときに三塁・センター方向を向く変則的なサイドスロー。
        ストレートは140前半、スライダー130キロ台、カットボールという組み立て。


2回表
坪井選手、高めストレート打たれて三遊間抜くヒット。
稲葉選手、エンドラン打ち上げてファールフライ。
中嶋選手、ショートゴロ併殺。

2回裏
カブレラ選手、内角低めストレートにバットを折られてファーストファールフライ。
和田選手、高めスライダーを叩いてセンター前ヒット
石井選手、ストレートの四球、1アウト1・2塁。
中島選手、内角ストレート厳しいコースに詰まりながらも上手く腕を畳んで、
センター前に運ぶタイムリーヒット! 1アウト1・2塁。

細川選手、低めカットボールに中途半端に当てるショートゴロ併殺。

3回表
アルモンテ選手、空振り三振!
石本選手、フルカウントから四球。奈良原選手、サードフライ。
小笠原選手の所で石本選手がスタート、細川捕手が素早く送球してタイミングはアウトだったものの、
ショートの中島選手がやや大事に捕りにいってしまい、足元ではなく体にタッチしにいってセーフ、盗塁成功。

小笠原選手、四球。セギノール選手、四球、2アウト満塁。
木元選手、フルカウントから押し出し四球。
坪井選手、内角低めストレート打たれてライト前タイムリーヒット。
稲葉選手、内角ストレートを押し込まれてレフト右への2点タイムリーヒット。

中嶋選手、三振。

3回裏
貝塚選手、外角ストレートを打つもレフト後方のフライ。
栗山選手、内角高めスライダーを完璧に捉えてライトスタンドへのプロ入り初ホームラン!
赤田選手、低めストレートに空振り三振。
フェル選手、死球性のボールの後の外角ストレートを捉えるも、もう一伸びなくライトフェンス手前のフライ。
■栗山選手…ホームランは完璧。足を上げるフォームでピッタリ合った。思い切りの良い打者に育って欲しい。
        足でタメを作り、体でボールを運ぶフォーム。フォームは違うが小笠原選手みたいな形?

4回表
アルモンテ選手、ファーストファールフライ。
石本選手、内よりストレート打たれて三遊間抜くヒット。
奈良原選手、外角低めストレートで空振り三振!
小笠原選手の所で盗まれての2塁盗塁成功。
小笠原選手、真中付近に入ったスライダーを打たれてライト前タイムリーヒット。
セギノール選手、低めストレートでライトフェンス手前のフライ。
■石井貴投手…コントロールが荒れていて狙った所に決まらないことが多い。

4回裏
カブレラ選手、外角低めスライダーボール気味の球を捉えてホームラン性のレフトフェンス直撃の2ベースヒット!
和田選手、外角ストレート打つもライトフライ。
石井選手、内角高めストレートを打つもセカンド後方へのフライを奈良原選手がジャンプしてナイスキャッチ。
中島選手、外角低めボール気味スライダーに空振り三振。
■カブレラ選手…ホームランかと思ったのか、1塁までゆっくりペース。
          届かなかったと分かり、トップスピードで2塁へスライディング。突っ込みすぎて足痛める。


5回表
木元選手、サードファールフライ。坪井選手、ファーストライナー。
稲葉選手、内角低めスライダーで空振り三振!

5回裏
細川選手、ストレートの四球。
貝塚選手、外角ストレート捉えるも左中間へのレフトフライ。
栗山選手、粘って高めストレートを叩いてボテボテの3塁線へのピッチャー内安打! 1アウト1・2塁。
ここでライオンズは代打の小関選手を起用。日ハムは入来投手にスイッチ。
代打の小関選手、当たり損ねのショートゴロ、ランナー進塁。2アウト2・3塁。
フェル選手、低め変化球を打ち上げてしまうも、セカンド・センターが交錯して落球、
センター前の2点タイムリーヒットに。

カブレラ選手、高めストレートボール球に中途半端にバットに当ててピッチャーゴロ。

6回表
中嶋選手、レフトフライ。アルモンテ選手、センターフライ。石本選手、ファーストゴロ。

6回裏
和田選手、高めストレートボール球に空振り三振。
石井選手、内角ストレートに見逃し三振。
中島選手、低めスライダーを捉えて三遊間抜くヒット!
細川選手、カーブを打つもショート正面のゴロ。

7回表
奈良原選手、高めストレートを打たれ、ショートの中島選手が飛びついて1塁へ送球するも、
奈良原選手の足が速くて僅かに及ばずセーフ。ショート内安打。

ここでライオンズは投手交代、星野投手が登板。
小笠原選手、低めストレートでレフトフライ。
セギノール選手、外角低めスライダーを打たれてレフトスタンドへの2ランホームラン。
木元選手、フルカウントから四球。
坪井選手、ライトフライ。稲葉選手、レフトフライ。

7回裏 この回からセンターに新庄選手。
貝塚選手、外角変化球を打ってレフト前ヒット!
栗山選手、高めストレート捉えるもレフトフェンス一杯のフライでアウト。
小関選手、フルカウントから空振り三振。貝塚選手は盗塁成功。
フェル選手、四球、2アウト1・2塁。

ここで日ハムは投手交代、井場投手が登板。
カブレラ選手の所でワイルドピッチ、2アウト2・3塁。
カブレラ選手、カウントを悪くして四球。2アウト満塁。
和田選手、低めフォークを当てただけのショートゴロ。

8回表 この回から大沼投手が登板。
2アウトから新庄選手にホームランを浴びて失点。

8回裏
三者凡退。

9回表 この回からライト投手が登板。キャッチャーに田原選手。
小笠原選手、ノースリーから立て直すも高めストレートを打たれて右中間へのホームラン。
セギノール選手、低めの球を捉えられるもセンターライナー。
木元選手、外角高めストレートで高いバウンドのセカンドゴロ。
坪井選手、ピッチャーゴロ。

9回裏
三者凡退。試合終了、4−10で敗戦…


投手陣はもうコメント不能。頭が痛いの一言です。
痛かったのはセギノール選手への四球ですよね。あれで満塁としてしまったのが痛かったです。
1塁ベースが空いているという状況なら他球団も四球あるんですが…
ライオンズはランナーを進める四球が多すぎます。
わざわざチャンスを広げてあげなくとも。ここが今のチームの一番苦しい点ですかねぇ…
ピッチャーはキャッチャーのサイン通りに投げられないし…
内野手にエラーはあるものの、外野手は大きなフライを捕るなど守備に貢献してるのですが… はぁ…(溜息)


野手陣は試合展開がこんななので、正直やり辛いと思います。
得点をしても直後に失点するもんだから一向に点差が縮まりません。
接戦に持ち込むことができないから、どうしてもランナーを貯めての一発頼みになってしまう。
だからエンドラン・盗塁・バントといったライオンズの本来の野球をすることができないと。
どうしても野球が荒っぽくなってしまいます。悪い流れですね…

その中でも頑張っているのは栗山選手
今日はプロ初ホームランを放つ5打数2安打と首脳陣にアピールしました。
そのうちの1本はラッキーなボテボテの安打でしたが、
凡退したうちの2打席はヒット性の打球を相手のナイスプレーに阻まれたわけですから、
実質は5打数3安打の猛打賞のようなものです。
最初見た時は足を上げて一本足的にタイミングを取るのかと思っていましたが、
どうやら足を上げているのは体のタメを作るためのものようですね。
ボールを呼び込んで押し込む感じで打つバッターのようです。
昨日・今日見た限りでは高めの球が得意なようです。
バットがスムーズに出てきて思い切り良くボールが叩けています。
攻撃的1番打者として今後の活躍を期待したいですね。

心配なのは和田選手もそうなんですが、赤田選手と貝塚選手も気がかり。
赤田選手は良いコースに投げられたとはいえ、見逃し三振では…
三振が多くなっていることもあり、今日は2打席で早々と途中交代となってしまいました。
足が速く、左打席では内安打を稼げるわけですから、最低でもバットに当てませんと。
三振しているようでは赤田選手の役目を果たしていません。
柴田選手が2軍に落ちている現状では、赤田選手しか盗塁のできる選手はいないわけですし、
なんとか持ち味を発揮して頑張って欲しいです。
守備では頑張っているんですがね。打撃でも元気な所を見せて欲しいです。

貝塚選手は1試合に1本はヒットを放ち、3割をキープしているんですが…
打撃の状態も良い方だと思います。良い当たりを外野に飛ばしています。
ただそれが外野手のすぐ後方だったり、フェンス手前で失速したりでヒットになってくれません。
どちらかと言えば当たり損ねのヒットが多くなっている印象があります。
貝塚選手が好きな高めの球はフライになってアウト。これでは長打になりにくく、打点も稼げません。
ボールの影響があるんでしょうか…
昨年までなら外野手の頭を超えたorフェンスに当たったような打球が多いですし…
けどだからといって考えすぎてもダメですし、まずは自分の打撃をしていくだけ。
思うようにヒットが出なくとも、貝塚選手には今の形を維持していってもらいたいです。



しかし毎週火曜・水曜は頭が痛いですねぇ(苦笑)
今年は裏ローテが弱いので、どうしても勝ち星が稼げません。
表ローテは相手投手が良いから接戦ですし… 辛いなぁ、ホント。
来週には栗山選手のような新しい力が台頭してくることを期待したいです。
金曜からもガンバレ、ライオンズ!!



4月12日 西武ライオンズ 7−15 北海道日本ハムファイターズ

(日)江尻(4回1/3)−立石(2回2/3)−井場(1回)−横山(1回)
(西)ライト(1/3)−山崎(3回2/3)−青木(2回)−
 芝崎(2回)−大沼(1回)
(本)小笠原5号、フェルナンデス3号、和田2号
日ハム 15
西武

先発・ライトが1回持たずに5失点… 火曜日の投壊、収まらず…
いやー… オープン戦の結果、そのまんまでしたね…
先発のライト投手は今日見た限りでは使えないなと。
外国人投手なので打者の手元で変化させる球があるのかもしれませんが、
それでもここまでストライクとボールがはっきりしすぎていると… どうにもなりません。
変化球も色々と持っているようですが、これといったボールはないし…正直言って厳しい…
うーん、先発投手が揃わない。
5回3失点ぐらいでまとめられるピッチャーが早く出てきて欲しいです…

今日の試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
1(右)栗山、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(指)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(一)貝塚
■平尾選手が1軍登録抹消、ライト投手が1軍登録。

1回表 ライオンズ先発:ライト投手
新庄選手、センター後方の当たりを赤田選手がジャンプキャッチ! ナイスプレーでアウト。
坪井選手、ストレートの四球。
小笠原選手、ライト前ヒット。セギノール選手、四球で満塁。
木元選手、ライト前タイムリーヒット。
稲葉選手、低め変化球打たれてセカンドグラブを弾くタイムリー内安打。1アウト満塁。
古城選手、真中低め変化球打たれてショートのグラブを弾くタイムリーヒット。
奈良原選手、内角ストレートで詰まらせるもセンター前への2点タイムリーヒット。


ここでライオンズは投手交代、山崎投手が登板。
中嶋選手、初球カーブでファーストファールフライ。
新庄選手、内角ストレートで見逃し三振!
■ライト投手…ストライク・ボールがはっきりしていて、全体的にボールが高い。
         縦の変化球も甘い、ストレートも暴れ気味。良い所が微塵もなく、退屈で寝てしまった…
         セカンド・ショートのグラブを弾く当たりもあったけれど…全部ミートされてるもんなぁ。無理。
         ストレートは140前半、スライダー・カーブ・シュート・チェンジアップ・フォーク。
         変化球は多彩だが、今日見た限りではどれも使えない。今日の時点では無理。


1回裏 日ハム先発:江尻投手
栗山選手、外角低めカットボールに見逃し三振。
赤田選手、セカンドゴロ。フェル選手、セカンドファールフライ。

2回表
坪井選手、高いバウンドでサードゴロ内安打。
小笠原選手、内角ストレートに詰まらせるもライト前ヒット。
ノーアウト1・2塁。
セギノール選手の所でワイルドピッチ、ランナー進塁。セギノール選手は四球、ノーアウト満塁。
木元選手、高めカーブ打たれてライト前タイムリーヒット。
稲葉選手、際どい所を見られ、フルカウントから押し出し四球。ノーアウト満塁。

古城選手、内角カーブでセカンドゴロ、ホーム送球でアウト。1アウト満塁。
奈良原選手、低めスライダーでセンターフライ。犠牲フライになって1失点。
中嶋選手、低めスライダーでセカンドフライ。
■山崎投手…ストレートは130キロ後半だがキレはありそう。失点しているものの、ボール自体は悪くない。
        カーブを2種類投げている? 90前後のスローカーブ、110前後のカーブか。
        110前後のはスライダーだと思っていたけれど…高めに行ってたんで。
        やはりもう1つ武器が欲しい。


2回裏
カブレラ選手、外角低めフォークを打ってセンター左へのヒット!
和田選手、内角高めストレートにどん詰まりのショートゴロ。1アウト2塁。
石井選手、外角ストレート打ち上げてショートフライ。
中島選手、四球、2アウト1・2塁。
細川選手、高めストレートに空振り三振。
■平尾選手…右ひじ痛だとか…

3回表
新庄選手、内角高めストレートでファーストファールフライ。
坪井選手、外角低めストレートで見逃し三振!
小笠原選手、外角低めストレートを上手く捉えられて左中間へのソロホームラン。
セギノール選手、高めストレートボール球を打たれて広く開いた一二塁間抜くヒット。

木元選手、外角低めスライダーで空振り三振!
■山崎投手…小笠原選手には上手く打たれたなぁ… 2本のヒットで調子に乗らせてしまったか。
        他はほぼ問題なし。フォームを変更してコントロールも落ち着いてきた。
        スライダーは120前後の横変化の模様。


3回裏 この回からサードに飯山選手。
貝塚選手、カーブ打ってファーストゴロ。
栗山選手、粘ってフルカウントから外角ストレートを叩いてセカンドゴロ内安打!
赤田選手、ピッチャー右へのゴロ、江尻投手が触ってボールはライト前へ。1アウト1・3塁(記録は内安打)

フェル選手、外角ストレートを完璧に捉える左中間スタンドへの3ランホームラン!
カブレラ選手、打ち上げてセカンドフライ。
和田選手、初球外角低めカットボールを捉えるもファーストライナー。
■江尻投手…ややボールが高いか。失投を逃さずに捉えたい。

4回表
稲葉選手、内角スローカーブでセカンドゴロ。
古城選手、四球。
奈良原選手、ノースリーとするも立て直してスローカーブでファーストゴロ。
中嶋選手、初球スローカーブを打たれて左中間突破のタイムリー2ベース。
新庄選手、低めカーブで空振り三振!

4回裏
石井選手、セカンドゴロ。
中島選手、内角低めフォークを上手くバットに乗せるセンター右へのヒット!
細川選手、内角低めフォークを捉えてセンター前ヒット!
 1アウト1・2塁。
貝塚選手、内角ストレートを捉えてライト前ヒット! 1アウト満塁。
栗山選手、高めストレートを捉えて左中間抜く2点タイムリー2ベース! 1アウト2・3塁。
赤田選手、外角低めいっぱいストレートに見逃し三振。2アウト2・3塁。
フェル選手、外角低めフォークに空振り三振。
■栗山選手…プロ初打点! 高めの甘い球を思い切りよく捉えた!

5回表 この回から青木投手が登板。
坪井選手、内角高めストレートで浅いセンターフライ。
飯山選手、内角シュートで詰まらせるもショート中島選手が弾く。記録は2ベースヒット。
セギノール選手、フルカウントから低めシンカー打たれてライト右へのタイムリー2ベース。

木元選手、外角低めシンカーで空振り三振!
稲葉選手、内角高めストレートでファーストゴロ。

5回裏
カブレラ選手、初球外角スライダーボール気味の球を打ってライトへの浅いフライ。
和田選手、頭部付近のボールを間一髪避けた直後の、
外角カーブを完璧に捉えレフトスタンドへのソロホームラン!
石井選手、内角フォークをバットに乗せるライト前ヒット!
 1アウト1塁。

ここで日ハムは投手交代、立石投手が登板。
中島選手、低めストレート打つもライト後方のフライ。2アウト1塁。
細川選手、低めカーブ打ち上げてショート後方のフライ。

6回表
古城選手、外角低めシュートで空振り三振!
奈良原選手、真中付近のスライダー打たれるもレフトフライ。
中嶋選手、スライダーでレフトフライ。
■青木投手…ボール自体に力はある。スライダーが真中付近に来ているのでヒヤリとするが…

6回裏
貝塚選手、低めストレートを打つもレフトフライ。
栗山選手、フルカウントから低めストレートに見逃し三振。
赤田選手、高めストレートでファールチップ、中嶋捕手がミットで弾いて捕りにいくもまた弾く、
その弾いた球が上に上がって前のめりになりながらキャッチ、ファールチップ空振り三振に。

7回表 この回から芝崎投手が登板。
新庄選手、ファーストゴロ。
坪井選手、粘られて四球。飯山選手、サードライナー。
セギノール選手の所で坪井選手がスタート、やや送球がワンバウンドしてセーフ、盗塁成功。
セギノール選手、外角低めフォークで空振り三振!

7回裏
フェル選手、初球やや甘いスライダーを捉えてセンター前ヒット!
カブレラ選手、カーブ打ってライトフライ。
和田選手、外角低めいっぱいのストレートに見逃し三振。
石井選手、粘るもショートフライ。

8回表
木元選手、外角フォークを捉えられるも、センター赤田選手がフェンス手前のフライに追いついてアウト!
稲葉選手、外角ストレート打たれてレフトオーバー2ベースヒット。
古城選手、セカンドゴロ。
奈良原選手、ショートゴロに打ち取るも、本塁方向にやや逸れた送球をファースト貝塚選手が軽率に捕りに行き、
ミットで弾いてしまうエラー、この間にランナーホームイン。
中嶋選手、初球打たれてレフト線へのタイムリー2ベース。

新庄選手、粘られるもセンターフライ。

8回裏 この回から井場投手が登板。
中島選手、セカンドゴロ。
代打の小関選手、初球ストレートを捉えてライト線への2ベースヒット!
貝塚選手、高めストレートを打ってレフトへのタイムリー2ベース!

栗山選手、セカンドフライ。代打の木大成選手、ファーストゴロ。

9回表 この回から大沼投手が登板。キャッチャーに田原選手。
坪井選手、ショート内安打。飯山選手、ヒット。セギノール選手、フルカウントから四球、ノーアウト満塁。
木元選手、高めストレートでレフトへの浅いフライ。
稲葉選手、低めフォークで空振り三振!
古城選手、カウントノースリーから立て直すも粘り負けの押し出し四球。
奈良原選手、三遊間深くのゴロに中島選手が飛びついて捕るもどこにも投げられず、タイムリー内安打。

新庄選手、センターフライ。

9回裏 この回から横山投手が登板。キャッチャーに実松選手。
フェル選手、粘ってフルカウントから四球。
カブレラ選手、高々と上がるセカンドフライ。
和田選手、外角フォークを叩いてセンター前ヒット!
石井選手、高めストレート捉えるもセカンドライナー、
2塁ランナーのフェルナンデス選手が飛び出してしまい併殺。
試合終了、7−15で敗戦。


先発のライト投手は前述の通り、ストライク・ボールがはっきりしすぎ。
得意球も見えてきませんし、どうやって打者を打ち取るのかが見えてきませんでした。
残念ながら、良い所なしで初登板を終えてしまいましたね。
今後の巻き返しに期待したいけれど… うーん… 正直微妙…

他の投手は失点はしたものの、ピッチング自体はそんなに悪くなかったと思います。
特に2番手の山崎投手はストレートこそ140キロに届かなかったものの、
90キロ前後のスローカーブ、110前後のカーブ、120前後のスライダーと緩急が良く付いていました。
外角低めにストレートを投げきるなどコントロールも悪くありませんでしたし、
新しい投球フォームが身についてくれば先発として活躍できると思います。
投手陣が弱いだけに、特に1軍の左投手が帆足・星野投手の2人しかいないだけに、
山崎投手には是非とも戦力になってもらいたいです。


打線の方は1番に抜擢された栗山選手がタイムリー2ベースを放ちプロ初打点をマーク。
さらに低調気味だった和田選手がホームランを含む5打数2安打と復調傾向。
少しずつ明るい材料も出てきました。
若い栗山選手が頑張れば打線が活性化してきますし、
調子を落としている小関選手やここの所ヒットが少ない赤田選手の良い刺激になることでしょう。
また和田選手が打つことで、前を打つフェルナンデス・カブレラ選手との流れが切れることがなくなり、
一気に大量点を奪うことが可能になります。
打線のキーマンとして明日からの2人の活躍に注目が集まりますね。



明日はベテランの石井貴投手が先発。
贅沢は言わないので、試合を作るピッチングをお願いします(^^;
日ハムの先発がプロ初先発の鎌倉投手ですから、白星のチャンスは十分あるはず。
石井貴投手のピッチングに期待したいですね。

打線としては鎌倉投手を早い段階で打ち崩したい所。
甲子園で見て以来、鎌倉投手は見ていないんですが、
先日のネットライブ速報の配球を見ていると、ストレート・スライダーのコンビネーションの模様です。
そんなに球種は多くないと思うので、狙い球を絞って対応していって欲しいですね。
明日こそはガンバレ、ライオンズ!!



4月11日 西武ライオンズ 3−2 北海道日本ハムファイターズ

(日)正田(7回1/3)−井場(2/3)
(西)帆足(7回)−森(1回)−豊田(1回)
(本)石井義人1号
日ハム
西武 ×

8回に中島が決勝タイムリー! 豊田が三者三振で締めてライオンズが勝利!!
苦しい試合展開ではありましたが… とりあえず勝ててホッと一安心(^^;
明日の先発が新外国人のライト投手という未知数な存在ですから、
今日の試合を落としていると負け越しの可能性が強まっていました。
それだけに今日の試合を取ったのは大きいです。
帆足投手に勝ち星が付けば最高でしたが、
それでも森−豊田投手と必勝リレーで勝つことができましたし、ライオンズとしては快勝ですね。

守りの面では帆足投手がよく粘りました。
今日はこれまでのような変化球のコントロールの良さがなく、ボールの切れがもう少し、
あまり調子は良くなかったようで、9本のヒットを打たれたんですが、
ランナーを出しながらも粘り強く投げて序盤の2失点止まりに抑えました。
球数が135球と多かったことで8回に交代しましたが、
帆足投手が悪いなりに粘り強く投げたことがチームの勝利に大きく結びつきました。

またエラーが多かった守備陣も今日は無失策で堅かったですし、
ライトの高山選手がヒット性の当たりを2度好捕するなどナイスプレーも飛び出しました。
キャッチャーの細川選手も調子の悪い帆足投手を良くリードしたと思いますし、
8回にはナイス送球で盗塁も刺しました。
9回にマスクを被った田原選手も上手く豊田投手を乗せたと思いますし、今日の守備は良かったですね。
ライオンズも四球などでチャンスを作りながら得点できていなかっただけに、
その悪いながらに引き込まれることなく、締まった試合をできたことが勝利を呼びんだように思います。
打線の繋がりはもう少しだったものの、守備からリズムを作る良い試合だったと思います。
ナイスゲームでした。

今日の試合展開説明。ネットの動画配信と文化放送より。
1(中)赤田、2(右)高山、3(三)フェルナンデス、4(指)カブレラ、5(左)和田、
6(一)後藤武敏、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)石井義人

1回表 ライオンズ先発:帆足投手
新庄選手、内角高めストレートで空振り三振!
奈良原選手、粘られて7球目低めパームを詰まらせるもライト前に落ちるヒット。
小笠原選手、高めストレートでレフトフライ。
セギノール選手、低めパームで空振り三振!

1回裏 日ハム先発:正田投手
赤田選手、高めストレート打ってショートゴロ、ファーストが弾くエラーとなって出塁。
高山選手、初球内角高めストレート打ってセカンドフライ。
フェル選手の所でワイルドピッチ2塁へ、フェル選手は四球。1アウト1・2塁。
カブレラ選手、外角低めボール気味ストレートを捉えるセンター前ヒット! 1アウト満塁。
和田選手、フルカウントから内角低めボール気味ストレートに空振り三振。
後藤選手、内角高めストレート打ってショートゴロもアルモンテ選手が弾くタイムリーエラー、1点先制。
中島選手、低めスライダーを捉えるもショートライナー。

2回表
木元選手、外角高めストレートで空振り三振!
島田選手、外角ストレートを打たれて強い勢いでサードベースに当たる内安打。
オバンドー選手、初球でショートフライ。アルモンテ選手、粘られて四球。
中嶋選手、真中付近に来た変化球を打たれてセンター前タイムリーヒット。2アウト1・3塁。

新庄選手、低めパームで空振り三振!
■この回…アルモンテ選手を2ストライクと追い込みながらも四球。ちと勿体無かった。

2回裏
細川選手、ショートゴロ。
石井選手、内角ストレートを捉え、センター右へのソロホームラン!
赤田選手、高めスライダーを捉えるも、センターフェンス手前のフライ。
高山選手、外角低め変化球に空振り三振。

3回表
奈良原選手、粘られた後の内角ストレート打たれて三塁線突破の2ベースヒット。
小笠原選手、スライダーでファーストゴロ、ランナー3塁へ。1アウト3塁。
セギノール選手、外角低めカーブを打たれて、前進守備ショート右を抜くタイムリーヒット。
木元選手、スライダー打たれて一二塁間抜くヒット。1アウト1・2塁。

島田選手、外角パームでショートゴロ併殺。
■帆足投手…やや変化球が真中に来ることが。前回、指の豆を潰した影響?

3回裏
フェル選手、四球で出塁。カブレラ選手、内角低めスライダーに空振り三振。
和田選手、初球外角低めカットボールにサードゴロ併殺。

4回表
オバンドー選手、ライトフライ。
アルモンテ選手、外高めストレート打たれてセンター前ヒット。
中嶋選手、低めパームで空振り三振! 新庄選手、外角パームでサードゴロ。

4回裏
後藤選手、外角低めストレートに見逃し三振。中島選手、高めスライダー打ってショートゴロ。
細川選手、四球。
石井選手、カーブを捉えるも一二塁間深くのゴロ、セカンド奈良原選手が回りこんでアウト。

5回表
奈良原選手、内角ストレート打たれてレフト線の2ベースヒット。
小笠原選手、外角低めパームでファーストゴロ、ランナー3塁へ。1アウト3塁。
セギノール選手、高めストレートで前進守備のショートゴロ、バックホームでタッチアウト! 2アウト1塁。
木元選手、低めワンバウンドパームで空振り三振!

5回裏
赤田選手、内角低めいっぱいストレートに見逃し三振。
高山選手、初球高めカーブを打ってセンター前ヒット!
フェル選手、高めスライダーを打ってライト線へのヒット!

打ったフェルナンデス選手が2塁を狙うも、ライトから好返球が来てタッチアウト。2アウト3塁。
カブレラ選手、敬遠、2アウト1・3塁。
和田選手、フルカウントからスライダーを打ち上げてしまってファーストフライ。

6回表
島田選手、外角低めカーブ打たれてライト前ヒット。
オバンドー選手、低めパームで空振り三振!
アルモンテ選手、内角ストレートで空振り三振!
中島選手、低めストレートでショートゴロ。

6回裏
後藤選手、外よりスライダーに中途半端に出したバットに当たるキャッチャーゴロ。
中島選手、内角低めスライダーに空振り三振。
細川選手、外角ストレートを捉えてセンター前ヒット!
石井選手、外角低めカットボールに空振り三振。

7回表
新庄選手、フルカウントから低めストレートで左中間のレフトフライ。
奈良原選手、外角ストレートを捉えられるも、ライトが前進してキャッチ。ライトライナーに。
小笠原選手、カーブで空振り三振!

7回裏
赤田選手、初球外角低めストレートにショートゴロ。高山選手、初球外角チェンジアップにファーストゴロ。
フェル選手、外角低めストレートに空振り三振。

8回表 この回から森投手が登板。
セギノール選手、内角ストレートを捉えられるも、右中間への当たりにライト高山選手が追いついてアウト!
高山選手のナイスキャッチ!

木元選手、一二塁間抜くヒット。
島田選手、高めストレートで空振り三振!
オバンドー選手の所で木元選手がスタート、ワンバウンドするフォークだったものの、
細川選手の送球がどんぴしゃで2塁タッチアウト!

■細川選手…ドカベン山田の送球はああいうのなんかなぁ…2塁ベースの角に低い軌道で行く。すげぇ。

8回裏
カブレラ選手、四球。
和田選手、フルカウントから内角スライダーに打ち取られるもサード右のゴロで内安打に! 無死1・2塁。
代打の小関選手、送りバントを試みるもピッチャー左に転がって3塁フォースアウト。1アウト1・2塁。
2塁ランナーの和田選手に代えて栗山選手を起用。
中島選手、内角低めカットボールを捉えて、レフト左を抜くタイムリー2ベース! なお1アウト2・3塁。

ここで日ハムは投手交代、井場投手が登板。
代打の貝塚選手、ファーストゴロで3塁ランナーホーム狙うもアウト。2アウト2・3塁。
石井義人選手、内角高めストレートに空振り三振。

9回表 この回は豊田投手が登板。キャッチャーに田原選手、ファーストに木大成選手。
オバンドー選手、低めフォークで空振り三振!
代打の小田選手、内角低めストレートで見逃し三振!
代打の稲葉選手、低めワンバウンドフォークで空振り三振!

試合終了、3−2で勝利!
■豊田投手…今日は完璧。フォークもよく投げていたし、落差もあった。コントロールもありで文句なし!


帆足投手は先に書いた通り。
3番手の豊田投手はこれまでの不安を吹き飛ばす素晴らしいピッチングでした。
これまで少し甘めになっていたコントロールも、今日は見事に冴え渡り、
コーナーコーナーをしっかりと攻められていました。
またこれまであまり投げていなかったフォークも低めに決まり、空振りを奪うなど切れ味も抜群。
もう完璧でしたね。昨年までの良い時の豊田投手のピッチングでした。
あとは次の登板の内容次第。今日のピッチングでもう不安の大半はなくなりました。
あれだけフォークが投げられれば大丈夫でしょう。今年も守護神を頼みます!


打線は繋がりが悪いです…
日ハム先発の正田投手は良かったと思いますが…
コントロールを乱す部分も多かったですし、付け入る隙はあったと思います。
初回の満塁のチャンスでは1点のみ、5回のチャンスも生かせず、8回は小関選手が送りバントを決められず…
中島選手が決勝タイムリーを打ったから良かったものの… 一つ間違えれば敗戦に繋がる痛いプレーでした。
その後もランナーが3塁に残りながら、2点目を取れなかったわけですから…
打線の繋がりの悪さが気になります。
1・2番の出塁率が悪く、2番に繋げる打者がいない。
5番の和田選手が不調なことで、クリーンアップも生きてこない。ちょっと厳しい状況です。
今のライオンズは下位打線でしか繋がらない、そんな厳しさがあります。
和田選手が今日のラッキーなヒットで変わってくればいいんですが…
今の打線の状態は少し厳しいですね。

その和田選手ですが、今日のバッティングはもう少しだったかなと。
思いっきり振っているというよりは、バランスを崩した無茶振りに近かった印象です。
結果が欲しいというのが端から見て明らかに分かるようなバッティングでしたね。
正直ノーヒットで終わっていたら、頭を痛めるところでしたが…
幸いにも打ち取られた当たりがヒットになるラッキーな1本が出ましたから、
これで変わっていってくれることを期待したいです。

決勝タイムリーを打った中島選手は内角低めの変化球を見事に打ち返しました。
そんな簡単な球ではなかったんですがね。
ここの所の中島選手は甘い球の打ち損じがあって打率自体は上がっていませんが、
コーナーの難しい球をヒットにするなど昨年以上の打撃技術を見せています。
失投を確実に仕留められるようになれば、ホームラン数も増えてきて、成績も上がってくるんじゃないですかね。
今日の決勝タイムリー・お立ち台で気持ちよくプレーしていってくれることを期待したいですね。
クリーンアップが機能しきれていないだけに、中島選手の存在は打線にとって大きいです。

2番スタメン出場の高山選手は4打数1安打と打撃では目立った活躍はできませんでしたが、
ライトの守備ではヒット性の打球を2度好捕するなど守りの方で目立っていました。
特に8回のオバンドー選手の打球を捕ったのは見事でした。
もしあれが抜けていて長打になっていたら… この試合を落としていたかもしれません。
1本のタイムリーに匹敵するナイス守備でした。
バッティングの方は最初の頃よりはタイミングが取れてきている感じがします。
全く合わない空振りというのは見なくなりました。
ただ下手に当てにいっても結果は出ないので、そこだけは気をつけて欲しいです。
かなり守備力は付いてきたようですから、あとはバッティングのみ… なんとか大成して欲しい選手です。

キャッチャーの細川選手は相変わらず凄いなぁと(^^;
文化放送の解説:広瀬氏も仰っていたんですが、
6回裏のセンター前ヒットの打球は2割の打者のものじゃない(笑)
バットに当たった後の打球は外国人打者に匹敵するほど、球足が速いライナー性の打球が多いです。
まだ欠点の方が多いですけど、持っているパワーと打撃能力はかなり高いと思うんですがね。
大化けするかもしれない底が見えない打者です。
レギュラー捕手後の打率はなかなかなので、この調子で打っていってもらいたいです。

あともう1つ驚いたのが2塁への送球ですよね。
ワンバウンドのフォークボールという送球しにくい球でしたが、
ランナーが木元選手だったので盗塁を刺して当然だとは思うんですけど…
あの送球のコントロールですよね。
なんていうか、あれって狙ってやっているんだと改めて思わされました。
捕手の2塁送球のイメージを他の人がどう描いているのか分かりませんが、
およそ野手が中腰になった辺り、もしくはその少し下に行けばナイス送球という感じじゃないですか。
細川選手の送球はそうじゃなくてベースの角に投げてるんですよね。
マンガのドカベンで山田太郎が「殿馬、2塁ベースの手前にグラブを置け」と言ってそこに丁度投げ込むような。
あんな感じの送球を狙ってやっているとしか思えません(^^;
それだけ低い軌道で、ワンバウンドするんじゃないかという球がベース付近で伸びてグラブに届く送球です。
うーむ、やはり底知れぬ選手です。やはりあの送球には見るものを引きつけるものがありますね。
最近は送球のコントロールも安定していますし、良い傾向です。
あとはセカンド・ショートとの呼吸か。
低い軌道なので捕球する側が判断を誤ると悪送球になってしまいますので(開幕戦のアレ)


それと日ハムの正田投手には警戒しておいた方が良さそうですね。
投球フォームで体重移動がスムーズになったことで、ボールの角度が出てきたような気がします。
高めの甘い球も結構あったんですが、なかなかライオンズの打者が捉えることができませんでした。
今日はカットボールがフォークのような落ち方をしていましたし、かなり縦の角度があったと見ていいでしょう。
今年の正田投手には要注意です。



明日は新外国人投手のライト投手が登板。
オープン戦では大炎上しただけに、公式戦初登板には不安がありますが…
今日の試合を取りましたから、勝敗関係なしでライト投手のピッチングを見せてもらいたいです。
明日の試合ではライト投手の持ち味が出ることを期待しています。

一方の日ハム先発は江尻投手。
明日も遠足だ〜と煽ってみる(爆)
カブレラ選手は歩かされるでしょうから、問題は次の打者、和田選手次第ですね。
今日のラッキーなヒットをきっかけにし、打ちまくって欲しいです。
敬遠されたから打たなければと気負うのではなく、
黙っていてもチャンスで回ってくるのだと、むしろ敬遠を歓迎するような感じで打っていって欲しいです。
明日はライト投手と和田選手の活躍を期待しています!
明日も勝利を目指してガンバレ、ライオンズ!!



4月10日 西武ライオンズ 1−4 福岡ソフトバンクホークス

(西)西口(6回)−山崎(1回1/3)−青木(2/3)
(福)馬原(7回1/3)−神内・吉武(0回)−三瀬(1回2/3)
(本)ズレータ3号
西武
ホークス ×

ツキが味方せずにホークスに惜敗。3連勝は逃す。
まぁ、試合自体は悪くなかったので、納得いく負けですかね。
7回表の審判のタイム要求見落としは納得いきませんが。
ただもうアレで今日の試合はもうダメだと諦められましたし、
負けゲームながらも8回表に追い上げを見せて三瀬投手を引っ張り出すなど、
ホークスのリリーフ陣と対戦できましたし、
2軍から上がってきた山崎・青木投手だけでリリーフが済んだという意味では良い負け方です。
しゃーないっすね、今日の試合は。

問題の7回表のフェルナンデス選手の打席ですが… ちょっと酷いなと。
2アウト1塁、フルカウントという場面で、馬原投手がボールを長めに持っていて、
それに焦れたフェルナンデス選手は右手を挙げてタイムを要求するも、審判は微動だにせず(つーか、見てない)
タイム要求から2秒後に馬原投手がクイックで投げて、フェルナンデス選手は間を外されて見逃し三振。
ランナーがスタートしていたので2塁で刺されて三振ゲッツーとなってしまいました。
投球モーションに入っているなら、仕方ないことなんですが…
モーションには入っておらず、タイムを取るタイミングは十分あったはずです。
まぁ、審判さんも少しはタイムをかけるかどうか迷う仕草があればまだ納得いくんですけど…
気づいてないし、見てないし。じーっと馬原投手を見つめたまま。おいおい、という感じでした(苦笑)
人間なのでミスはつきものですが… あんまりアホなことばっかやってると観客も切れますよ(爆)
そういう所は見てないのに、内外角のコースは滅茶苦茶厳しいし。
これは両軍通じてのことだったので別に構いませんが、もう少しなんとかして欲しいですよ。
要らない所まで見てる癖に大事な所は見ない…というのはご勘弁を。
プロ・アマ問わず、誤審気味な判定が多いので、今一度審判の方々は気を引き締めなおして欲しいです。

今日の試合展開説明〜 ネット配信動画&NHKのTV中継より。
1(指)木大成、2(右)小関、3(三)フェルナンデス、4(一)貝塚、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(中)赤田

1回表 ホークス先発:馬原投手
大成選手、粘ってフルカウントから四球。
小関選手、送りバント成功、1アウト2塁。
フェル選手、内角ストレートに詰まりながらもライト前に運ぶタイムリーヒット!
貝塚選手、外角ストレートを捉えるも伸びなくレフトフライ。
和田選手、フルカウントから選んで四球。2アウト1・2塁。
石井選手、外角低めフォークに空振り三振。
■馬原投手…状態的にはもう少しか。ストレートにスピード感がないので、ボールの見極めは可能。

1回裏 ライオンズ先発:西口投手
大村選手、外角低めドンピシャのストレートをボール判定され、フルカウントまで行くも、
内角低めストレートでセカンドゴロ。
柴原選手、内角低めチェンジアップでショートゴロ。
バティスタ選手、外角ストレートを打たれてショート右抜くヒット。
松中選手、内角高めストレートでサードファールフライ。
■西口投手…上々の立ち上がり。今日は珍しくワインドアップ。
■細川選手…打者の内角をしっかり攻めている。昨日といいストレートの使い方が上手くなっている。
         リードで何かを掴んだか? 以前は窮屈なリードだったが、幅広くなってきている。


2回表
中島選手、初球外角スライダーを捉えるも、もう少し伸びなくレフト後方のフライ。
細川選手、粘るもグリップエンドに当たるファールチップで三振。
赤田選手、外角低めフォークをなんとか付いていって斬るように打ってレフト線への2ベースヒット!
大成選手、低め変化球を打って高いバウンドのセカンドゴロ、
打った瞬間は微妙なタイミングだったものの、セカンドのカブレラ選手が素手で捕って投げるナイスプレーでアウト。

2回裏
城島選手、内角のシュートを打たれてセンター前ヒット。
ズレータ選手、バットの先ながらもセンター前に運ばれるヒット。無死1・3塁。
カブレラ選手、外角スライダー打たれて三遊間抜くタイムリーヒット。ノーアウト1・2塁。

宮地選手、送りバントの構え、引いた時に2塁ランナー少し飛び出し気味で、
先に2塁へ送球して戻らせず、3塁へ送ってタッチアウト。1アウト1塁。

宮地選手、内角高めストレートでサードフライ。2アウト1塁。
本間選手、内角高めストレートでバットを折るもセンター前に落ちるヒット。2アウト1・2塁。
大村選手、内角フォークでライトフライ。
■西口投手…ストレートは走っているが、スライダーのキレはもう少しか。

3回表
小関選手、内角ストレートにサードファールフライ。
フェル選手、サードゴロ。
貝塚選手、高めの球を捉えてセンターフェンス直撃の2ベースヒット!
和田選手、初球高めストレートを打ち上げてショートフライ。

3回裏
柴原選手、内角低めスライダーでファーストゴロ。
バティスタ選手、外角低め147キロストレートの際どいコースがボールとなるも、
スライダーでセンターフライ。
松中選手、内角低めスライダーが左膝に当たる死球。
城島選手、外角低めスライダーを上手く弾き返されてセンター前ヒット。2アウト1・2塁、
ズレータ選手、内角を上手く攻めて追い込むも、外角低めスライダーを捉えられて、センターへの3ランホームラン。

カブレラ選手、外角スライダーでセンター右後方のフライ。
■西口投手…内角のストレートで上手く攻めていたんだが…やはりスライダーのキレがもう少し。
■城島選手…やはり悪口(?)なんて言うもんじゃないなぁ(苦笑) ナイスバッティングと称えよう(^^;


4回表
石井選手、低めストレート打つもセンターフライ。
中島選手、外角低めスライダーを打つもピッチャーライナー。馬原投手は胸に当てるもナイスキャッチ。
細川選手、外角低めフォークに空振り三振。

4回裏
宮地選手、センター前ヒット。本間選手、送りバント成功、1アウト2塁。
大村選手、セーフティ試みるも西口選手がキッチリカバーに入ってファーストゴロ送りバント。2アウト3塁。
柴原選手、力んで四球。2アウト1・3塁。
バティスタ選手、内角ストレートでサードゴロ。
■日ハムの2戦目…ライト投手が先発らしい。
■涌井投手…筋力のピークが開幕時と分かっていたらしい。開幕直後ならスピードも持ってくれると思ったが…
         次はしっかりと筋力をつけて先発となる模様。


5回表
赤田選手、真中低めフォークに空振り三振。
大成選手、外角低めストレートを捉えるもレフト正面のフライ。
小関選手、死球。フェル選手、ストレートの四球、2アウト1・2塁。
貝塚選手、高めストレートにレフトフライ。
■馬原投手…昨年よりもコントロールが安定。速球派というよりは変化球投手。
        スライダー・フォークで決める・打たせる投球。ストレートの凄みはそれほど。


5回裏
松中選手、高めストレート打たれてレフト前ヒット。
城島選手、サードライナー。サードのフェル選手が屈んだ状態から無理矢理送球。あぶねー(苦笑)
ズレータ選手、高めストレートでセンター前方のフライ。
カブレラ選手、外角やや高いスライダーを捉えられるも、レフトフェンス手前のフライ。

6回表
和田選手、低めフォークに空振り三振。
石井選手、内角ストレートを捉える一二塁間抜くヒット!
中島選手、外角スライダーを打ち上げてしまってファーストファールフライ。
細川選手が粘っていると、城島選手が高めの抜け球を弾くパスボール。ランナー2塁へ。
細川選手、粘り勝ちの四球。2アウト1・2塁。

赤田選手、ストレート打つもショート正面のゴロ。
■この回…んー、1点は取っておきたかったが… 各打者の狙い自体は悪くない。紙一重か。
■馬原投手…フォークがいい。スライダーはボール。ストレート待ちで追い込まれたらフォーク絞りか。


6回裏
宮地選手、センター前ヒット。本間選手、送りバント成功、1アウト2塁。
大村選手、内角ストレートでセンター前のフライ。
柴原選手、内角いっぱいのスライダーで見逃し三振!

7回表
大成選手、高めに来たフォークを捉えてライト前ヒット!
小関選手、カウントノーツーから内角ストレートを簡単に打ち上げてセカンド後方のフライ。
フェル選手、フルカウントから馬原投手が長くボールを持ち、焦れたフェル選手はすかさずタイム、
モーションに入っていなかったのにタイムをかけず、馬原投手が投球してストレート見逃し三振。
ランナースタートで2塁盗塁失敗、三振ゲッツー。

■このプレー…審判、打者の動き見てねーし。外角の厳しい所はしっかり見てるのにな(苦笑)
         視野が狭すぎ。明らかにタイム要求から2秒間があり、過失としか思えず。


7回裏 この回から山崎投手が登板。
バティスタ選手、人を食ったようなスローカーブで追い込み、内角スライダーでサードゴロ。
松中選手、スローカーブの後にストレートでショート後方のフライ。
城島選手、内角スライダーを捉えられるもレフトフェンス手前のフライ。
■山崎投手…ストレートは130キロ後半ながらも、90キロ台のスローカーブが笑える(爆)
       上にフワンと浮き上がるようにして落ちてくるスローカーブ、打者の打ち気を外している。
       足を上げるまでがゆったりで、そこからクイック気味に投法。速球から緩急中心。
       ストレートのキレが上がるか、他の変化球(スライダー)が良くなると面白い。
■バティスタ選手…相変わらず。内は厳しい、外角低めの変化球も厳しい。
            メジャーであれだけの実績を残せたのが不思議。メジャーは失投だらけ?

   
8回表
貝塚選手、内角ストレートを捉えるもセカンド左のゴロ。
和田選手、四球。
ここでホークスは投手交代、神内投手が登板。
代打の平尾選手、低めストレートを捉えてピッチャーの足元を抜くセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。

ここでホークスは投手交代、吉武投手が登板。
中島選手、外角カットボール捉えてライト前ヒット!
ライトの柴原選手が打球処理を少し誤るも、和田選手のスタートが悪く3塁ストップ。1アウト満塁。

代打の栗山選手を起用した所で、ホークスは三瀬投手にスイッチ。
ライオンズは代打の代打、後藤武敏選手を起用。
後藤選手、初球ストレートを捉えるも、センター前方のライナー性フライ。
赤田選手、外角低めストレートを打つもセカンドゴロ。
■この回…無得点ではあったが… 7回に終わりかけた試合を戻したわけだから大きい。
       ホークスリリーフ陣の不安定さを露呈できたので良しとするか。


8回裏 この回からキャッチャーに田原選手。
ズレータ選手、外角高めスライダーを捉えられるセンターへのホームラン性の打球を、
赤田選手が追いついてジャンプ一番腕いっぱい伸ばしてナイスキャッチ!

打ったズレータ選手は抜けたことを疑わずに2塁へ残るほどのナイスプレー!
カブレラ選手、低めストレート打たれてライト前ヒット。
宮地選手、内角高めストレートで詰まらせるもライト前に落ちるヒット。
1アウト1・2塁。

代打の井出選手が起用された所で、ライオンズは投手交代、青木投手が登板。
井出選手、外角スライダーでセカンドベース寄りに守っていた平尾選手へのゴロで併殺に。
■H・カブレラ選手…ローボールヒッターかなぁ。低めを右方向へ上手く弾き返せる。
            ただ内角は厳しく、外の変化球にも脆さがある。悪くないが微妙な打者。
■山崎投手…やはりもう1つ特徴が欲しい。ストレートが常時140超えるか、カーブ以外の変化球の精度か。
         あのスローカーブを生かすなら、やはり先発かな。
■この回…井出選手に1球投げた所で田原選手、平尾選手がそれぞれマウンドへ。
       何の打ち合わせだったのかなぁ。ともかく平尾選手が良い所に守っていて併殺となった。
       井出選手の打球の特徴か、2塁のカブレラ選手のリードの仕方で牽制のタイミングを狙ったのか。


9回表
代打の高山選手、低めスライダーを捉えて良い打球が上がるもレフトフェンス手前のフライ。
小関選手、セカンドゴロ。フェル選手、初球内角ストレート打つもサードゴロ。
試合終了、1−4で敗戦。
■三瀬投手…内角に食い込む良いコントロールだけど…スピードは130キロ後半止まり。140出ず。
        良い時は140中盤出ると思ったけれど…まだ万全ではないのか。


先発の西口投手はストレートは走っていたものの、変化球がもう少しでした。
特にスライダーが高めに行きがちでストライクゾーンでしか勝負できていませんでした。
ストライクからボールにして振らせるだけのコントロール・キレがありませんでしたね。
それだけに苦しいピッチングとなってしましました。
ただ10安打されながらも、タイムリーによる1点・ズレータ選手のスリーランの4失点に留めたのは収穫でしょう。
よく粘りました。ピッチング自体は問題ないと思います。

ズレータ選手に打たれたホームランは試合を決める一発となりましたが、
配球やボール自体は悪くなかった気がします。
内角高目を積極的に攻めた後の外角スライダーでしたから、打ったズレータ選手が上手かったということでしょう。
引っ張りにかからずにセンター方向に弾き返された分だけホームランになった気がします。
敢えて言えばカウント2−2だったので、ボールになってもいいぐらいの高さ・コースに投げて欲しかったです。
ギリギリ外国人打者のバットが届く所に投げてしまいました。その点だけが悔いですかね。

2番手の山崎投手は面白かったです(笑)
足を上げるまでがゆったりとし、そこからテンポ速く投げ込むフォームで、
150キロのような速いストレートは無理でしょうが、緩急を上手く使う感じになっていました。
もうこのフォームから投げられる90キロ台のカーブが面白くて面白くて(笑)
人を食ったように一度高くふわ〜んと浮き上がるスローカーブ。
山崎投手のふてぶしさもあってか、打者を舐めてかかるようなボールでした。このボールは面白いですよ。
ただもう1つ特徴が欲しいです。スローカーブは多投することができないでしょうから、もう1つ軸となる球が欲しい。
今日はストレートが130キロ台後半止まりでしたから、
もう少しボールの切れが出てくるか、常時140キロ以上出てこないと怖いです。
あとはスライダーとカーブの投げ分け、そこをどうするかですね。
2イニング目の8回は捕手が代わったこともあり、スローカーブは僅か1球のみ。
ランナーを出した時も勇気を持って投げられるかどうか、山崎投手が今後使えるかどうかはそこだと思います。
このスローカーブを生かすなら、先発が一番なわけですが…
しばらくはピンチでもスローカーブを使えるよう敗戦処理・リリーフで鍛えた方が良さそうですね。

3番手の青木投手は僅か2球だったので分からず。フォーム自体は良かったと思います。
正津投手よりも正直な感じですが、力感があるのでサイドの怖さ自体はあるかなと。
打者の内角を強気に攻められるかどうか、青木投手復活の鍵はそこですね。
まだ老け込むような年ではないので、なんとか復活してもらいたいです。


打線はカブレラ選手が大事を取っての欠場で7安打1点止まりでしたが…
各打者の振り自体は悪くなかったと思います。後半は馬原投手を捕まえかけていましたしね。
あとほんの僅か、紙一重という打球が多かったです。
各打者の狙いもしっかりしていましたし、打撃内容自体は良かったと思います。

打順は弄らずに昨日のままで来たわけですが…
今日は9番の赤田選手が機能せず。チャンスで凡退してしまいました。
まぁ、こういう時もありますかね。
NHKの放送ではカブレラ選手が出場していたら大規模な打線組み換えもやるつもりだったとか。
そちらの方にも注目が集まりますね。

各打者の調子は見た感じだと…
 絶好調  なし
 好調気味 木大成・フェルナンデス・中島・細川・赤田・後藤武敏
 普通  貝塚・石井義人・和田・高山
 低調  小関
和田選手は結果出てませんが、こちらも紙一重なので問題はないでしょう。
自分のスイングはできていると思います。
木大成・細川選手は数字的には良くないですが、打席で粘れているので状態自体は問題ないかと。
今のライオンズには高木浩之選手のようなしぶとい打者がいませんからね。
ここの所はこの2人がそのバッティングをしてくれています。打線の潤滑油的存在ですね。
よく分からないのが小関選手
サヨナラタイムリーを打ったりしたので、調子が上がってくるかと思いましたが…
全く2番打者の働きができていません。
ランナーを進められない(バントは決めましたが)、打ち上げてポップフライになるわ… 正直微妙。
選手会長でキャプテンなんですから、もう少し良い働きをして欲しいです。
打てないまでもしぶとい打撃で粘るとか… もうチームを引っ張るべき年齢ですから、自分の役割を頼みます。
首位打者とか言わずに、「いぶし銀」になってくださいよ、いい加減に…

打順の方ですが、2番小関選手が機能していないので赤田選手を2番に戻したい所です。
そうすると問題は1番打者。
木大成選手がこのまま務めるか、貝塚選手が打つか、
最近チャンスメークをしている中島選手を1番に持ってくるか、という感じですかね。
ここの所は下位からの繋ぎが多いだけに、色々と打線を組み替えてみるのも面白いかもしれません。

最後に細川選手のリードに関してですが、かなり幅が出てきたような気がします。
私は専門家ではないし、詳しく見ているわけではないので分かりませんが、
打者の内角をストレートで上手に攻められるようになったと思います。
昨年までのリードはストレートを見せ球に変化球で打ち取る組み立て、
それもウイニングショットを多投してという幅がない窮屈なリードになっていました。
細心の注意を払っていると言えば聞こえは良かったんですが、遊びがない・余裕がない感じでした。
そうやってリードしていると、ピッチャーの球数も自然と増していってしまい、結果的に先発は後半バテバテに。
それがここの所は内角のストレートを上手に使ったり、
カーブなどの緩い球でカウントを稼ぎに行ったりと、投球の組み立てに幅が出てきました。
打者も簡単に打ちに来てくれてポップフライになるなど、随分と簡単に打者を打ち取れるようになった気がします。
松坂・河原投手をリードしていて何か掴んだのかな、そんな感じのするリードでしたね。
この調子でピッチャーの良い所を引き出していって欲しいです。



明日は帆足投手が先発。
今シーズンは安定感抜群、相性のいい日ハム戦ですし、明日もやってくれることでしょう。
一方の日ハム先発は正田投手。
カブレラ選手の出場は微妙な所ですが、上手く打線を組み替え、良い流れで得点していきたいですね。
明日もガンバレ、ライオンズ!!



4月9日 西武ライオンズ 4−1 福岡ソフトバンクホークス

(西)河原(7回)−森(1回)−豊田(1回)
(福)新垣(9回)
(本)城島3号
西武
ホークス

移籍初登板の河原が7回1失点の好投! 打っては大成が3打点のダブル復活劇!!
投げては開幕直後にジャイアンツとの交換トレードで獲得した河原投手が、
7回被安打3・2四球・5奪三振で城島選手のホームランによる1失点に抑える好投を見せ、
打っては新垣投手との相性を買われて1番に抜擢された木大成選手が、
先制の犠牲フライ・追加点となるエラー・ライトフェンス直撃のタイムリー2ベースと得点に絡む3打点の活躍を見せ、
ライオンズが4−1でホークスに快勝、連勝を飾りました。

今日の試合はライオンズにとって嫌な始まりでした。
1回表にカブレラ選手の左手に新垣投手のシュート回転するストレートが当たる死球…
一度ベンチに下がった後、交代となったために、骨折ではないかという不安があったんですが…
どうやら打撲で済んでくれたようで。
試合の方も河原投手が好投し、森・豊田投手の必勝リレーが完成、
打線も赤田・木大成選手らが活躍するなど打順の入れ替えが成功して見事な快勝。
今日の勝利は色々な意味で大きいです。
カブレラ選手の打撲の程度は分かりませんが、明日の試合出場はどうなるか分かりません。
その代役候補である木大成・貝塚選手らが結果を残したことは大きいですよ。
これがもしカブレラ選手が骨折で長期離脱、河原投手が炎上なんてことになっていたら…
一気にお先真っ暗になっていた所でした(苦笑)
前述の河原投手らの活躍だけでなく、結果として新垣投手の出鼻を挫いてホークスに2連勝しましたし、
懸案の捕手では細川選手が盗塁を刺すなど攻守に渡って活躍し、
作戦面でもエンドラン・盗塁・バントが決まるなどしっかりとした攻撃ができました。
これまでの不安要素が吹き飛ぶような試合内容だったと思います。
ライオンズにとっては昨日以上に大きな1勝になったことでしょう。

今日の試合展開説明〜 ネット配信動画より。
1(指)木大成、2(右)小関、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(中)赤田

1回表 ホークス先発:新垣投手
1アウトから小関選手が四球で出塁。
2アウトからカブレラ選手が左手に当たる死球… 代走の貝塚選手を起用。
和田選手、空振り三振。
■カブレラ選手…病院に行く。球場では打撲と診断。

1回裏 ライオンズ先発:河原投手
大村選手、フルカウントから高めストレートボール気味の球で空振り三振!
柴原選手、フルカウントから四球。
バティスタ選手、追い込みながらも変化球が外角高めに入って左中間への2ベース。1アウト2・3塁。
松中選手、2球続けて外角低めストレートで見逃し三振! 2アウト2・3塁。
城島選手、フォークでサードゴロ。
■河原投手…ストレートは140前半〜中盤。内外角のコントロールが安定している。
        ただ変化球は高めに行っているので、そこの修正だけか。2回以降に期待。


2回表
石井選手、レフトフライ。
中島選手、外角ストレートを弾き返すライト前ヒット!
細川選手、初球エンドランで三遊間抜くヒット!
 1アウト1・3塁。
赤田選手、ストレートの四球、1アウト満塁。
大成選手、センターへ犠牲フライ。1点先制。2アウト1・3塁。
小関選手のカウント2−1から赤田選手が2塁盗塁成功、2アウト2・3塁。
小関選手、低めスライダーに空振り三振。

2回裏
ズレータ選手、フルカウントからやや甘い高さにフォークが行くもセンターフェンス手前のフライ。
カブレラ選手、フルカウントから外角低めフォークで空振り三振!
宮地選手、内角ストレートでセンターフライ。
■河原投手…左右問わず、内角のストレートを効果的に使える。キレもあり。

3回表
フェル選手、ピッチャー返しの打球も新垣投手がナイス反応アウト。
貝塚選手、初球外角ストレートを流してレフト線への2ベースヒット!
和田選手、フルカウントから四球。1アウト1・2塁。
石井選手、初球打ちもセカンドゴロ併殺。
■カブレラ選手…病院での診断も打撲。ホッと一安心(^^;

3回裏
本間選手、内角高めスライダーでサードフライ。
大村選手、外角高めストレートで空振り三振!
柴原選手、フルカウントから微妙に外れて四球。
バティスタ選手の初球に柴原選手がスタート、投球はカーブだったもののナイス送球でタッチアウト!

4回表
中島選手、低めストレートを捉えてライト前ヒット!
細川選手、送りバント成功、1アウト2塁。
赤田選手、高めストレートを捉えてセカンド右を抜くヒット! 1アウト1・3塁。
大成選手、ファーストゴロ併殺コースも松中選手の送球がワンバウンドしてオールセーフ、
送球エラーの間に3塁ランナーホームイン、1アウト1・2塁。
小関選手、内角ストレートに詰まってレフトフライ。2アウト1・2塁。
フェル選手、外角スライダーを打ち上げてセカンドフライ。

4回裏
バティスタ選手、ショート後方のフライ。
松中選手、内角低めフォークを捉えられるも右中間深くの打球に赤田選手が追いついてアウト!
城島選手、外角に浮いたカーブを捉えられて左中間スタンドへのソロホームラン。
ズレータ選手、高めスライダーでショート後方のフライ。

5回表
貝塚選手、セカンドゴロ。
和田選手、センターに弾き返すも大村選手が前進ギリギリでキャッチアウト。センターライナー。
石井選手、四球。
中島選手、外角低めスライダーを捉えるもサードライナー。

5回裏
カブレラ選手、内角高めストレートでレフトフライ。
宮地選手、外角低めフォークを流されてレフト前ヒット。
本間選手、外角高めフォークでセカンドゴロ併殺。

6回表
細川選手、高めストレートに空振り三振。
赤田選手、内角低めスライダーを上手く捉えて一二塁間抜くヒット!
大成選手、初球内角低めスライダーを捉え、滞空時間長く右中間フェンスに直撃するタイムリー2ベース!

小関選手、ライトフライ。フェル選手、ライトフライ。
■大成選手…久々にらしいバッティング。しびれる〜 あの打球はカッコいい!

6回裏
大村選手、外角低めフォークでピッチャーゴロ。
柴原選手、レフトフライ。バティスタ選手、ライトフライ。

7回表
貝塚選手、ファーストゴロ。和田選手、空振り三振。石井選手、セカンドゴロ。

7回裏
松中選手、レフトフライ。城島選手、外角高めストレートでレフトフライ。
ズレータ選手、外角低めフォークで空振り三振!

8回表
中島選手、ショートゴロ。細川選手、ファールフライ。
赤田選手、センター前ヒット! 大成選手、ファーストゴロ。

8回裏 この回は森投手が登板。
カブレラ選手、内角高めストレートでショートゴロ。
宮地選手、フォーク打たれてファースト貝塚選手が弾くエラー。
本間選手、初球高めストレートでレフトフライ。
大村選手、レフトフライ。

9回表
小関選手、初球高めストレートを捉えるライト線への2ベースヒット!
フェル選手、ライトフライ、2塁ランナーは3塁へ。
貝塚選手、外角高めストレートを叩いて前進守備セカンドの左を抜くタイムリーヒット!
和田選手、セカンドゴロ併殺。

9回裏 この回は豊田投手が登板。サードに水田選手。
柴原選手、外角低めカーブを上手くバットに乗せられてセンター前ヒット。
バティスタ選手、真中高めストレートでレフトフライ。
松中選手、ストレートが真中低めに行くも打球が伸びずにセンター左のフライ。
城島選手、外角低めフォークでピッチャーゴロ。
■豊田投手…ストレートが145キロを計測するなど以前よりも良さそう。
        コントロールもヒヤリとする場面があったものの、大崩はしていない。やや安心。

試合終了、4−1で勝利! 最高の復活劇!!


先発の河原投手はこの時期のトレードが大成功となりましたね。
もしも昨年までのボールだったら、もしもヤフージャパンドームではなく東京ドームだったら、
もしも河原投手がよく知っているセリーグの打者だったら…
どれか一つでも当てはまっていれば、今日のような結果にはならなかったと思います。
今日の河原投手のピッチングは確かに素晴らしかったです。
ストレートは140前半ぐらいだったものの、ボールのキレがあり、内外角へきっちりコントロールできていました。
変化球もカーブで緩急を付け、フォークで打ち取るなど良いピッチングだったと思います。
しかし失投が全くなかったかと言えば嘘になるわけで、
高めに変化球が浮くシーンもしばしばあり、ヒヤリとするシーンも多々ありました。
けれど危ないと思った球はフェンスの手前で失速し、
外野の頭を超えず、ホームランにならずという感じで結果的にアウトになっていました。
ライオンズからヤクルトに移籍した鈴木健選手の逆現象みたいなことが起こっていました
(セリーグの球場が狭いので、フェンス手前で失速がフェンス直撃・フェンスオーバーになる現象。
 →パリーグの球場が広いので、長打になっていたものがフェンス手前のフライでアウトになる現象)
またボールや球場の影響だけではなく、相手打者の特徴をまだよく知らないことで、
思い切って打者の内角を攻められましたし、全ての面で河原投手にプラスに働いたと思います。
今回のトレードは河原投手にとって良いトレードになりそうですね。
ライオンズのユニフォームも似合ってましたし、このまま先発ローテの一角として頑張って欲しいです。

今後の課題としてはやや高めに浮いていた変化球、特にフォークの制球に気をつけることでしょうか。
相手打者の懐を果敢に攻めたことで、打ち損じるケースが多かったんですが、
一歩間違えれば長打になる危険な球でした。
あとは球数。久々の先発だったせいか、立ち上がりにフルカウントまで行くケースが多かったです。
後半は打たせて捕るケースが多かったので、そんなに球数は多くなりませんでしたが、
今後のことを考えるとそういった面も考えていかなければなりません。
次回の登板に向けてそこらを修正して欲しいです。
河原投手の内外角へのストレートの投げ分けは若手投手にとっても良いお手本になると思いますから、
この調子で頑張ってもらいたいです。
ライオンズは良いトレードをしましたね。

森・豊田投手は問題なし。
森投手は昨年ホークス戦に打ち込まれてしまいましたが、今日はエラーでランナーを許しただけ。
危なげないピッチングでした。昨年とは違うことをアピールできましたね。一安心。
豊田投手は前回よりもスピードが上がってきており、
コントロールも大きく乱すことはなくなるなど状態は上がってきてます。
まだ若干ボールが中に入ってくることがありますがね。
前回思いついた「理由」に変わりはないようですから、安心だとは言い切れませんが、
最悪の状態を脱していることは確か。
今年も守護神として頑張って欲しいです。


打線は相性に基づいた打線の組み換えが見事に成功しました。
1番には一昨年に新垣投手からホームランを放った木大成選手を、
あまり新垣投手に相性の良くなかった赤田選手を9番に下げる形を取りました。
結果的には赤田選手が3打数3安打1四球と全打席出塁したわけですから、
別に1番でも良かった気がしますが、カブレラ選手が死球で交代してしまったことを考えると、
今日の打線の組み替えは大ヒットだったと思います。
中島選手からの下位打線でチャンスメークをし、1番の木大成選手で返す、
そういったこれまでとは違う打線の流れを作ることができました。
1点ずつしか入らず、やや非効率な面もありましたが、
打線を組み替えていなければ残塁ばかりで得点が入ってなかったかもしれません。
そういう意味では打線の組み換えが良い流れを呼び起こしましたね。

今日の打の主役はなんといっても木大成選手でしょう。
インボイスSEIBUドームならダブルお立ち台だったんですが…残念(^^;
先制のセンター犠牲フライは最低限の仕事、
ファーストゴロエラーによる追加点はラッキーとここまでは取り上げるほどの活躍ではなかったんですが、
4打席目の右中間へのタイムリー2ベースはチームにとっても、大成選手にとっても大きな一打でした。
それまでの得点は2−1、それもチャンスを作りながら犠牲フライ・エラー絡みでしか得点できないという状況でした。
ホークス打線はホームランが怖い、先発の河原投手は久々の先発でスタミナが不安、
抑えの豊田投手は風邪からの病み上がりでどうなるか分からずという感じでしたから、
1点差で後半を迎えるにはかなり怖い状況でした。
そんな中で1アウト1塁から大成選手が初球の内角低めスライダーを捉えて、
右中間突破のタイムリー2ベースを放ち、貴重な1点が追加されたわけです。
これは試合の流れ上、非常に大きな得点でしたね。
そして何より木大成選手らしい最高のバッティングでした。
積極的な初球打ち、低めの変化球を捉える天才的打撃センス、右中間を真っ二つに破る芸術的な2ベース…
かつて何度も目にし、そして待ち焦がれていた大成選手の打球がそこにはありました。
今日のヒットは1本だけでしたが、全盛期を彷彿させるような素晴らしいバッティングでした。
この1本のヒットが木大成選手の「きっかけ」になるかもしれませんね。
復活に繋がる素晴らしい一打だったと思います。この調子で頑張って欲しいですね。

あとは途中出場の貝塚選手が9回のタイムリーを含む4打数2安打でカブレラ選手の代役を見事に果たしました。
エラーまで真似ることはなかったんですがね(苦笑) これがなければ最高でした(^^;
中島選手は昨年苦手とした新垣投手から右方向へ2本のヒットを放ちました。
これで今シーズンは楽に対戦できますね。
赤田選手は3打数3安打1四球で全打席出塁し、盗塁も決めました。
打撃の調子自体は良かったんですが、ここの所は少し結果が出ずに打率が落ち気味でした。
それだけに今日の9番起用は良い気分転換になったのかもしれませんね。
今日は打撃だけでなく、守備でもナイスプレーを連発。
センターの右へ左へと大きなフェンス手前のフライを見事に掴んでアウトにしました。
赤田選手の守備の成長はライオンズにとって大きいです。
特に今年はオーバーフェンスしにくくなっており、外野の守備力が大きく試合に影響しますから、
赤田選手の守備が安定しているとチームの成績も良くなってきます。
今日は攻守に渡って素晴らしい活躍でした。

キャッチャーの細川選手は3打数1安打1犠打。
1本のヒットは初球エンドランを見事に決めるというもので、内容あるヒットでしたね。
リードでは強気に内角を攻める組み立てで河原投手を引っ張り、
さらに柴原選手の2塁への盗塁を軽快に刺すなど守りの面でも素晴らしかったです。
今日のような活躍なら、安心してライオンズの正捕手を任せられます。この調子で頑張って欲しいですね。

…相手のチームを悪く言うのもなんですが、城島選手の一言って敵ながら余計だなぁと(苦笑)
昨年は細川選手が、今年のオープン戦では木大成選手が死球を受けた時に一悶着あったはず。
よく覚えていませんが、「どうせ打てないんだから、そんなに怒るなよ」みたいなことを言われたとか…
日本シリーズ近鉄−巨人の3連勝4連敗を呼んだ「ロッテより弱い」、
02年の伊原監督の「憎っくき巨人」発言ではありませんが、
余計な一言が選手を奮い立たせるものなんですよねぇ…
強気すぎる捕手も個人的にはどうかと思ったり… おっと、あまり余計なことは言うまい(^^;



明日は西口投手が先発です。
ここまでホークス打線はあまり当たっていませんが、集中打が出てくると怖い打線です。
ビッグイニングを作らないよう粘り強いピッチングを見せて欲しいですね。

一方のホークス先発は馬原投手。
オープン戦では抑えられていただけに気を引き締めて試合に臨みたい所です。
カブレラ選手の出場が微妙なので、今日のように繋ぐ野球で得点を積み重ねていって欲しいです。
明日はフェルナンデス・和田選手の奮起に期待したいです。
明日も勝利を目指してガンバレ、ライオンズ!!



4月8日 西武ライオンズ 8−2 福岡ソフトバンクホークス

(西)松坂(7回)−星野(1回)−大沼(1回)
(福)和田(6回)−竹岡(2回)−倉野(1回)
(本)A・カブレラ5号、ズレータ2号
西武
ホークス

序盤の長打攻勢でライオンズが6点を先行! 松坂好投で久々の快勝!!
今日はホークスの和田投手を早々と捕まえて、
細川選手の2本のタイムリー2ベースを始めとし、4本のタイムリー2ベースが出て6点を先制、
さらには6回にカブレラ選手の2ランホームランが飛び出して試合は余裕ペース。
先発の松坂投手は昨年までの悪い時とは違い、味方に点数を貰っても緩むことなく自分のピッチングを見せ、
7回を投げて被安打5無四球、エラーとポテンヒットによる1点のみに抑えました。
エースが投げ、打線が早々と点数を取って楽に試合を進める、久々に安心しきれる試合展開でした。
投手陣が不安定で、松坂・西口・帆足投手の3人が投げる試合では必ず勝たなければいけないので、
確実に勝利を収めることができたのは良かったです。
まずは一安心。

ただ問題なのは今日投げた3人の投手ではなく、それ以外の投手の問題ですから…
明日の試合を見てみないことには何にも言えませんね(^^;
とりあえずエースで勝てているので、最悪の事態だけは避けられているといった所でしょうか。

今日の試合展開説明〜 ネット配信動画と文化放送より。
1(中)赤田、2(右)小関、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)後藤武敏、7(遊)中島、8(捕)細川、9(二)平尾
■昨日、正津・宮越・野田選手が1軍登録抹消。青木・山崎・田原選手が1軍登録。
■野田選手…ノイローゼ気味だとか…昨年オープン戦の細川選手と逆?


1回表 ホークス先発:和田投手
赤田選手、真中やや高めのストレートを捉えるも、センターフェンス手前のフライ。
小関選手、外角高めストレートに空振り三振。フェル選手、外角高めストレートに空振り三振。

1回裏 ライオンズ先発:松坂投手
大村選手、外角低めストレートで見逃し三振!
本間選手、内角低めスライダーでショートゴロ。バティスタ選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。

2回表
カブレラ選手、センターフライ。和田選手、四球。
後藤選手、外角高めストレート捉えるもセンターフライ。
中島選手、内角低めストレート打って詰まりながらライト前に落ちるヒット!
1塁ランナーは3塁へ、打者走者の中島選手も送球の間に2塁へ。2アウト2・3塁。

細川選手、外角ストレートを捉えてライトフェンス直撃の2点タイムリー2ベース!
平尾選手、外角チェンジアップを軽打してライト前ヒット! 2アウト1・3塁。
赤田選手、低めスライダーを捉えてレフト左抜くタイムリー2ベース! 2アウト2・3塁。

小関選手、内角低めストレートを捉えるもライト後方のフライ。

2回裏
松中選手、高めストレートでセカンドゴロ。
城島選手、やや抜けたカーブを打たれてセンター前ヒット。
ズレータ選手、高めストレートで完全振り遅れもライト前に落ちるヒット。1アウト1・3塁。

カブレラ選手、内角低めストレートで詰まらせてセカンド後方のフライ。2アウト1・3塁。
宮地選手、内角150キロストレートでレフト手前のフライ。

3回表
フェル選手、粘ってフルカウントから四球。
カブレラ選手、ストレート打ち損じて高々と上がるサードフライ。
和田選手、フルカウントから外角高めストレートを叩いてセンター前ヒット! 1アウト1・2塁。
後藤選手、フルカウントから外角高めストレートを捉えて三塁線抜くタイムリー2ベース。1アウト2・3塁。

中島選手、敬遠の四球、1アウト満塁。
細川選手、初球低めストレートを完璧に捉えてレフトフェンス直撃2点タイムリー2ベース! 1アウト2・3塁。
平尾選手、高めストレートに空振り三振。2アウト2・3塁。
赤田選手、内角高めいっぱいのストレートに見逃し三振。

3回裏
柴原選手、高めカットボールで空振り三振!
大村選手、内角高めストレートでサードフライ。本間選手、高めストレートでレフト前方のフライ。

4回表
小関選手、外角高めストレートにレフトファールフライ。
フェル選手、外角低めストレートを押し込む感じでライトフェンス直撃2ベースヒット!
カブレラ選手、チェンジアップ打つもレフトフライ。2アウト2塁。
和田選手、外角低めチェンジアップにセンターフライ。

4回裏
バティスタ選手、外角高めカットボールでセンター後方のフライ。
松中選手、内角高めストレートでセンター右へのフライ。城島選手、外角低めカットボールでショートゴロ。

5回表
後藤選手、微妙な所がボールとなってくれ、フルカウントから四球。
中島選手、内角ストレートにショートゴロ併殺。
細川選手、低めストレートを弾き返すセンター前ヒット!
平尾選手、初球外角低めチェンジアップ打ってサードゴロ。

5回裏
ズレータ選手、三遊間抜くヒット。
カブレラ選手、内角カーブでサードゴロ併殺。宮地選手、内角ストレートでセンターフライ。

6回表
赤田選手、ショートゴロ。小関選手、レフト前ヒット!
フェル選手、低め変化球を打ち上げてセンターフライ。
カブレラ選手、外角ストレートややボール気味の球を捉えて、右中間への2ランホームラン!
和田選手、セカンドゴロ。

6回裏
柴原選手、高めストレート打たれてレフト左への2ベースヒット。
大村選手、ファールフライ。本間選手、ファーストゴロ。バティスタ選手、高めストレートでライトフライ。

7回表 この回から竹岡投手が登板。
後藤選手、センター前ヒット!
中島選手、高いバウンドのショートゴロ。細川選手、空振り三振。平尾選手、サードゴロ。

7回裏
松中選手、外角フォークでショートゴロ。城島選手、サードのエラーで出塁。
ズレータ選手、高めカットボールでセンターフライ。
カブレラ選手、外角スライダーでバットを折るも、センター前に落ちるタイムリーヒット。2アウト2塁。
宮地選手、外角低めチェンジアップで空振り三振!

8回表
赤田・小関選手、凡退。
フェルナンデス選手、外角低めスライダーを軽打して右中間への2ベースヒット! 代走の水田選手を起用。
カブレラ・和田選手、四球。2アウト満塁。
後藤選手、ライトフライ。

8回裏 この回は星野投手が登板。
柴原選手、フルカウントから外角低めスライダーで空振り三振!
大村選手、レフトフライ。
代打の吉本選手、右中間への2ベース。バティスタ選手、高めストレート打たれてレフト前ヒット。
松中選手、フルカウントから四球。
2アウト満塁。
城島選手、外角低めカーブで空振り三振!

9回表 この回は倉野投手が登板。
中島選手、サードゴロ。細川選手、セカンドフライ。
代打の栗山選手、粘るもフルカウントから内角低めスライダー打ってセカンドフライ。

9回裏 この回は大沼投手が登板。
ズレータ選手、レフトスタンドへのソロホームラン。
カブレラ選手、低めフォークで空振り三振!
代打の鳥越選手、ショートゴロ。柴原選手、サードゴロ。
試合終了、8−2で勝利!

今日は前半ぐらいしか試合を見ていなかったので恐縮ですが(爆)、
松坂投手は良くもなく悪くもなくといった感じだったかと。
特別にボールが走っていたとは思いませんが、
安定感あるフォームからコントロール良くボールが投げられていたと思います。
前回の楽天戦ではコントロールが荒れていたようですが、オープン戦からトータルしてみると、
今年の松坂投手はわりとコントロールが良いかと。ピッチングの安定感がありますね。
そして今日の何よりの収穫は大量得点が入ってもピッチングが乱れなかったこと。
これまでは得点した分だけ失点してしまい、結果的に僅差になってしまうということがよくありましたが…
今日は序盤に大量得点が入っていながらも、ピッチングを乱すことなく、相手打線を抑えられました。
点差を気にせずに投げられるようになったのは、今年の松坂投手の精神的成長の証だと思います。
それと余裕があったからかカーブを多めに混ぜたり、外国人打者に試しながら投げたりしていました。
明日・明後日に登板する投手への生きた情報になったでしょうから、今日の試合の収穫は大きいです。

打線の方は一昨年の和田投手に対する苦手意識が完全になくなってますね。
むしろ和田投手の方が警戒しすぎてカウントを悪くしていました。
昨年はシーズン・プレーオフと打ち込みましたからね。和田投手の方が苦手意識を持ってくれているようです。
和田投手はかつての良い時に比べるとフォームの嫌らしさがなくなりましたからね。
その分だけ打者の方も思い切り振りにいけるのでしょう。
今日はストレートが走っていましたし、状態自体はそんなに悪くなかったはず。
その和田投手からポンポンと得点できたのはやはり大きいです。

今日打線で目立ったのは細川選手
細川選手は先制タイムリーを含む3安打4打点の大活躍を見せました。
野田選手がリード面でパニック状態らしく、頭を冷やすために一時登録抹消。
しばらく細川選手がスタメンマスクを被り続けるわけですが、
「俺に任せておけ」とばかりにバットの方で見せてくれました。
昨年はホークス戦がさっぱり打てず(特に福岡)、大丈夫かな〜と思っていましたが…
今日は素晴らしい活躍でした。相手キャッチャーの城島選手も驚いたことでしょう(笑)
細川選手はパワー自体はあるわけですから、打撃の方でも活躍できるはず。
横浜・中日の谷繁選手のようなタイプだと自分では思ってます。
ただ今日打った球は全て低めの球。
ベルトより高い位置の球は相変わらずなので、そこを何とかしてもらいたいかな(^^;
まぁ、キャッチャーですから自分の打てる球を確実に打ってくれればそれでいいです。
当面はリード、そして何といっても盗塁阻止!
ここまで盗塁を刺せていないのは… 強肩を持っているだけに勿体無い!
これで盗塁を刺していけば完全にレギュラー捕手ですよ。持ち前の強肩を早く見せて欲しいですね。



今日は快勝したので、今のライオンズの抱える問題は浮き彫りになりませんでしたが、
投手の駒不足という現状は全く解消されていません。
2軍から青木投手と山崎投手が上がってきましたので、2人のどちらかが使えると大きいのですが…
青木投手はリリーフで、山崎投手はリリーフから先発へとなっていってくれればいいですね。
そして何より明日の河原投手がどういうピッチングを見せるのか、注目が集まります。
明日はこれからライオンズが飛び出していけるかどうかが決まる大事なゲームになりそうです。
河原投手の好投を期待したいですね。

ホークスの先発は新垣投手。
どちらかといえば苦手としている投手ですが、今年の新垣投手はまだピリッとしていません。
今日の和田投手のように早い段階で畳み掛けて得点したい所です。
明日も勝利を目指してガンバレ、ライオンズ!!




応援日記一覧に戻る

〔FTcomのindexへ〕