2005年西武ライオンズ応援日記

4月6日 西武ライオンズ 4−15 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)小野(6回)−山北(1回1/3)−山崎(2/3)−薮田(1回)
(西)石井貴(2回1/3)−芝崎(2回2/3)−正津(1回)−
 宮越(1回)−星野(1回)−大沼(1回)
(本)和田1号、李2号、ベニー2号
ロッテ 15
西武

連日の投手陣崩壊… メロメロの15失点… 脅威の防御率6.04
うわー、一昨年辺りのオリックスを笑えねー数字だよ… このチーム防御率…
もうコメントなしです。これじゃ試合になりませんもん。
ベテランの石井貴投手が先発してこれでは…
んー、厳しい…

もっともこの大量失点はピッチャーの責任だけではありません。
キャッチャーのリードや気遣いはもちろんのこと、
捕手の送球を捕れない二遊間、エラーの尽きない内野陣とディフェンス面は最悪です。
セカンドの高木浩之選手がいないことで、
ピッチャーに声をかけられるような人物はほとんどいませんし…
セカンドは入れ替わりが激しいので、今や若い中島選手に期待せざるをえない状況。
これではちょっと厳しいです。
両外国人選手はバッティングはいいものの、守備ではポロポロやりますし…
もう少し集中してやって欲しいです。
四死球とエラーが大量失点に繋がっている原因でしょうね…
ピッチャーのリズムも悪ければ、守備のリズムも悪い。悪循環です。
まだオープン戦をやっているようにしか思えない…

はぁ…それじゃ今日の試合展開説明に…ネット配信動画と文化放送より。
1(中)赤田、2(右)小関、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(指)貝塚、9(捕)野田
■岡本・涌井投手が1軍登録抹消。芝崎投手が1軍登録。

1回表 西武先発:石井貴投手
2アウトから福浦選手に四球を与えるも無失点。

1回裏 ロッテ先発:小野投手
三者凡退。

2回表
李選手のファーストゴロをベースカバーのタイミングが合わずにエラー。
1アウトからフランコ選手にヒット、橋本選手に一二塁間抜くタイムリー、
今江選手にセンター右への2点タイムリー2ベース、小坂選手をセカンドゴロに打ち取るも、
西岡選手にセンター右へのタイムリー3ベースを打たれて、この回4失点目。

さらに中継処理が乱れる間に打者走者の西岡選手がホームを突くも、
フェルナンデス選手が捕ってからが早くてバックホーム、タッチアウトに。

2回裏
カブレラ選手、フルカウントから四球。
和田選手、外角ストレート捉えてライトスタンドへの2ランホームラン!
石井選手、高めカットボール打ってライト前ヒット!

中島選手、外角カットボールに空振り三振。
貝塚選手、内角カットボールにやや詰まるもセンター前に落ちるヒット! 1アウト1・3塁。
野田選手、外角低めカットボールにサードゴロ併殺コースに倒れるも、
貝塚選手の2塁へのスライディングが近く、足を掬った形となって1塁への送球が少し逸れてセーフ。
その間に3塁ランナーホームイン。2アウト1塁。
赤田選手、ショートゴロ。

3回表
福浦選手、内角甘いチェンジアップを捉えられるも、センター右への痛烈な当たり、赤田選手が追いついてアウト!
ベニー選手、高めストレートを捉えられるもやや上がりすぎた分だけ伸びずに左中間フェンス直撃2ベースヒット。
李選手、外角高めストレートを打たれセカンド左抜くタイムリーヒット。
バックホームの送球をカブレラ選手がカットして2塁へ送球するも中島選手が逸らすエラーでランナー3塁へ。
大塚選手、初球スクイズ試みるもファール、
しかし高めストレート打たれてレフト線へのタイムリー2ベース。


ここでライオンズは投手交代。芝崎投手が登板。
フランコ選手、ファーストゴロ、ランナー3塁へ。
橋本選手、内角ストレートでサードファールフライ。
■石井貴投手…映像であまり見てないので分からないけれど…コントロールが甘かった模様。
          緩いタイミングを外すチェンジアップも甘くてマイナス効果にしか。カーブと同様の結果?
■エラー…多すぎ。そしてそれが失点に繋がっている。野球が粗い。締め直せ!
■失点の多さ…ピッチャーが…水島新司風にミットの綿でも抜くか(笑)


3回裏
三者凡退。

4回表
今江選手、背中に当たる死球。
小坂選手、エンドラン外して空振りを奪うも野田選手の送球が高くてセーフ、盗塁成功に。
小坂選手、外角低めフォークで空振り三振!
西岡選手、セカンドゴロ、ランナー3塁へ。
福浦選手、内角ストレートでファーストゴロ。

4回裏
三者凡退。
■打線…盗塁は赤田選手の2つ、エンドラン・バントもほとんどなし。
      走れる選手がスタメンで赤田・中島選手しかいないし、器用な選手が少ないしなぁ…
      佐藤・高木浩之選手のようなタイプが出てきて欲しい。

5回表
ベニー選手、セカンドフライ。
李選手、内角高めストレートを打たれて滞空時間の長いライトスタンドへのソロホームラン。
大塚選手、粘られて外低めストレート打たれてセンター前ヒット。

フランコ選手に四球を与えて1アウト1・2塁となるも、後続を打ち取って1点止まり。

5回裏
三者凡退。

6回表 この回から正津投手が登板。
小坂選手、内角低めのストレート打たれてライト線の2ベースヒット。
西岡選手、フルカウントからピッチャー返しのセンター前に抜けるような打球、
中島選手が飛び込んで捕るも足が速くて内安打に。ノーアウト1・2塁。
福浦選手、一二塁間抜くタイムリーヒット。ノーアウト2・3塁。

ベニー選手、外角低めスライダーでピッチャーゴロ。1アウト2・3塁。
李選手、敬遠。1アウト満塁。
大塚選手、セカンドを抜くタイムリーヒット、1アウト満塁。
フランコ選手、高めストレートでセカンドゴロ併殺。
■正津投手…うーん…キャッチボールに見える。フォームに凄みがないというか、粘りがないというか。

6回裏
小関選手、高めストレート打ってライト前ヒット!
フェル選手、左中間へ良い当たりを放つもセンター大塚選手が追いついてアウト、小関選手は走っていて併殺に。
カブレラ選手、ライトへの2ベースヒット!
和田選手、ピッチャーゴロ。

7回表 この回から宮越投手が登板。
橋本選手、外角ストレート打たれてセンター左抜く2ベースヒット。
今江選手、高めカーブでサードゴロ。
小坂選手、四球。1アウト1・2塁。
福浦選手、ストライク・ボールがはっきりし過ぎの四球。1アウト満塁。
ベニー選手、真中付近のストレート打たれてレフトスタンドへの満塁ホームラン。

李選手、内角高めストレートでショートフライ。
■宮越投手…昨日と同じ、変化球が高すぎ甘すぎ。ストレートしか投げられなくなって…
         もう誰が投げても同じじゃねーかよ(苦笑)


7回裏 この回から山北投手が登板。
平尾選手、外角低めスライダーに見逃し三振。中島選手、ライトフライ。
代打の後藤選手、四球。野田選手、四球、2アウト1・2塁。赤田選手、セカンドゴロ。

8回表 この回から星野投手が登板。
代田選手、フルカウントから低めスライダー打たれてセンター前ヒット。
井上選手、外角低めストレートでセカンドゴロ。
橋本選手、外角低めストレートで見逃し三振!
今江選手、外角高めストレート打たれてライトへのヒット。2アウト1・2塁。
代打の渡辺選手、内角低めストレートでセカンドフライ。

8回裏
代打の高山選手、高めスライダー打ち上げてセカンドフライ。
フェル選手、外角スライダーを捉えて3塁線を抜く2ベースヒット! 代走の水田選手を起用。
カブレラ選手、四球。和田選手、四球。平尾選手、押し出し四球。

ここでロッテは投手交代、山崎投手が登板。
中島選手、どん詰まりのピッチャーゴロ、3塁ランナーフォースアウト。2アウト満塁。
代打の栗山選手、外角低めストレートにファーストゴロ。

9回表 この回から大沼投手が登板。
西岡選手、内角低めスライダーで討ち取るもファーストのカブレラ選手が弾くエラー。
福浦選手、外角高めストレートを上手く流されて三遊間抜くヒット。ノーアウト1・2塁。

諸積選手、外角高めストレートでサードゴロ併殺崩れ。1アウト1・3塁。
李選手、内角低めストレートでセカンドゴロ併殺コースも1塁への送球が逸れてセーフ、
3塁ランナーホームイン、2アウト1塁。
代田選手の所でワイルドピッチ、2アウト2塁。
代田選手、三振。

9回裏 この回から薮田投手が登板。
代打の木大成選手、粘るもフルカウントから外角低めストレートに見逃し三振。
赤田選手、内角低めストレートにレフトフライ。
高山選手、外角低めストレートにセカンドゴロ。
試合終了、4−15の敗戦。


昨年は大敗してもそれなりに収穫はあったんですが…
今は特別にアピールしている若手選手もおらず、チームの起爆剤が存在していません。
帆足・星野投手や赤田・中島選手らが順調なことぐらいですかね。それ以外はもう少し。
負けるのは仕方ありませんが、何か好材料を残すような試合をやって欲しいです。
もう失われるばかりですよ(苦笑) またピッチャーが2人消えそうだわ(苦笑)

今日登板した投手では芝崎・星野・大沼投手らは合格点だと思いますが…
移籍組の正津・宮越投手には厳しい判断をせざるを得ません。
正津投手はフォームに全く粘りがなく、嫌らしさがありません。
右サイドですが、あれでは打者は怖くありませんよ。
コースが良くても踏み込まれて簡単に長打にされてしまいます。
もう少しフォームにタメを作るなりして、打者に嫌らしく思わせませんと。
今日見た限りでは厳しそうです。なんとか本来の良さを取り戻し、復活してもらいたいです。
宮越投手は変化球のコントロールが甘すぎます。
高めに抜けたり、真中にしか来ないようだとストレートを投げるしか…
そのストレートが140キロ出るかどうかですから、勝負になりません。
もっと低めに変化球が集まってこないと、相手打者を抑えられませんよ。
気持ちよく相手打者に打たれてしまっています。昨日・今日の結果だと厳しいですね…
オープン戦ではもっと低めに変化球が来ていたと思うんですが… どうなんでしょう?

ただこうやって2軍に落としてばかりだとピッチャーがいなくなってしまいますからねぇ(苦笑)
下から意気のいいピッチャーが出てこないのが悲しい所。
ホークス戦では松坂・河原・西口投手で行くようですが、
その次の日ハム戦では帆足投手の後が未定状態。
岡本投手も涌井投手も2軍落ちしてしまったので、2軍から上げてくるしかないわけですが…
救世主になってくれる投手を待つばかりです。
もしも結果が出ないなら、ある程度若い選手で固定して辛抱するしかないかもしれません。
今やどの投手も結果を恐れてしまって、自分の力を発揮できずじまい。
敢えて役割を与えて、固定してピッチャーを使うことも必要かもしれません。悲しいかな。
ライオンズとしてはかなりの苦境に立たされていますね…
投手陣の再建の目処が立たんことにはどうしようもないっす…とほほ…



明日は移動日でお休み。
金曜からはソフトバンクホークスとの3連戦です。
投手陣が辛い状況ですが、松坂・西口投手と計算できる2人がいるのが心強いです。
移籍の河原投手も自滅はしないでしょうから、その点だけは安心です。
久々の先発登板ということや、ボール自体の力がどうなのかが分からず、不安は残りますけどね。
少なくともここ2試合のような大敗ということはないでしょう。
金曜日からは気持ちを切り替えて、ガンバレ、ライオンズ!!



4月5日 西武ライオンズ 4−12 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)加藤(6回)−小宮山(3回)
(西)涌井(3回)−宮越(2回)−岡本(4回)
(本)李1号、今江2号、西岡2号
  カブレラ4号
ロッテ 12
西武

先発・涌井を始め、投手陣が打ち込まれて12失点と完敗…
うーん… プロは結果ですから、このスコアではさすがに…
期待している投手なだけに私もショックを受けています。結果がこれですから、自分も見る目ないということで。
涌井投手と岡本投手のどちらかが好結果を残していれば、良かったんですが…
2人とも結果が残らなかったでしょう。これはホント辛いです…とほほ…

そんな自分の言葉では説得力を持たないので恐縮ですが…
先発の涌井投手の立ち上がりは良くなかったと思います。
映像を見た印象としては高校2年時の涌井投手という感じ。
腕が振り切れずボールが上ずってしまうという苦しいピッチングでした。
それもちょうどベルト付近の真中の高さに来てしまうから苦しい。
高めや低めならまた結果は変わっていたんでしょうが…中途半端に甘い高さだったために打たれてしまいました。
それでも2回の橋本・福浦選手に対するピッチング、打たれはしたものの3回のピッチングでは
涌井投手本来のコントロールが戻ってきて低めにボールが行くようになっていました。
3回の内容ならば十分に抑えられたと思うんですけど… 時既に遅しでしたね。
ただ1回は不運なヒット、2回は詰まりながらのタイムリーでしたから、首脳陣がそれをどう見るか。
結果が伴っていませんが、悪い所ばかりでもありません。
初登板時に東尾氏が言っていたように、コース的な投げ間違いはなく、
ほぼキャッチャーの構えた所に投げられており、3回の内外角の投げ分けなどは特筆すべきものがありました。
腕をしっかりと振り、打者に向かって踏み出すような感じで投げれれば本来の良さが出てくると思うんですが…

今日の結果を首脳陣がどう判断するのか。
2試合連続で結果が出ずに試合自体も大敗…
例えどんなに投球内容が良かったと判断しても、これでは他の投手(特に先発)に申し訳が立ちません。
既に2試合を潰し、もし次回使えば試合を捨ててると思われてもおかしくないですからね。
違うピッチャーにチャンスを与えなければダメかもしれません。
ただ違うピッチャーも今のライオンズにはいないんですよね。岡本投手が同じように結果出ず。むしろもっと酷い結果。
トレードで獲得した河原投手が先発入りする予定ですが、それでも1枚足りない状況は変わりません。
山崎・三井・山岸投手辺りが候補になってくるんですが… 現段階では微妙の域を抜け出さず。
個人的には3回のピッチングに光明を見出したので、もう一回だけチャンスを上げて欲しい所ですが…難しい所です。
特に何が足りないということもないと思うんですが。
将来的にはフォーク等を覚え、変化球のキレも増し、スピードも徐々に上げていって欲しいですけど…
現段階でも十分5回ぐらい抑えられる能力を持っていると思うんですが…結果でなければ意味なし。
打たれてもそんな潰れる投手ではないと思うので、積極的に使って欲しいんですが…チームが先に潰れては(苦笑)
涌井投手はもちろんのこと、他のピッチャーにも頑張ってもらいたいです… 寂しい状況だなぁ…

今日の試合展開説明です。ネット配信動画と文化放送より。
1(中)赤田、2(二)平尾、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)後藤武敏、7(遊)中島、8(右)高山、9(捕)細川

1回表 西武先発:涌井投手
小坂選手、ノースリーから立て直すも内角ストレート打たれてセンター前ヒット。
西岡選手、送りバント、投手と1塁の間に上手く転がされて内安打に。ノーアウト1・2塁。

福浦選手、外角ストレートでレフトフライ。1アウト1・2塁。
ベニー選手の所でランナースタート、ダブルスチールで1アウト2・3塁。
ベニー選手、外角やや甘いスライダーも詰まり気味でセンター正面への犠牲フライ。1点を許す。
李選手、内角低めスライダーで打ち取るもファーストベースに当たって高く跳ねてライト前へ…
タイムリー2ベースとなってしまう。

大塚選手、高めカーブでセンター後方のフライ。
■涌井投手…ストレート140〜143キロ、120キロ台スライダー、110キロ台カーブ、
        130キロ台カットボールといった感じ。
        まだ腕が振れず低めに投げ切れていないので、立ち上がりはもう少し。やや不運な面も。


1回裏 ロッテ先発:加藤康介投手
赤田選手、高めストレートを打つもセンター後方のフライ。
平尾選手、フルカウントから外角カーブに空振り三振。
フェル選手、内角低め膝元のストレートに空振り三振。

2回表
フランコ選手、フルカウントからの内角スライダーを打たれてライト線への2ベースヒット。
今江選手、内角ストレートでセカンドゴロ、平尾選手が弾くも1塁はなんとかセーフ。1アウト3塁。
橋本選手、内角スライダーでセカンドゴロ、ランナー動かず。2アウト3塁。
小坂選手、追い込むも決められずにフルカウントから四球。2アウト1・3塁。
西岡選手の初球にボールを叩きつけてしまってワイルドピッチ、ランナー2塁へ。2アウト2・3塁。
西岡選手、真中付近カットボール打たれてレフト前2点タイムリーヒット。送球の間に2塁へ。

福浦選手、外角低めストレートで空振り三振!
■涌井投手…橋本・福浦選手には内角高め・外角低めとストレートを投げきれた。
        ただ他の打者に対してはボールの高さが真中付近、特に変化球を低めに投げ切れれば。
        肘の位置が解説者の間で話になっているけれども… 今の所はよく分からず。
        ランナーを警戒しすぎて投球のテンポが悪いことは確か。
        追い込んでからもボールを投げ切れずにカウントを悪くすることが多い。


2回裏
カブレラ選手、高めストレート打つもサードゴロ。
和田選手、フルカウントから外角カーブを打つも詰まり気味でレフト後方のフライ。
後藤選手、低めカーブを上手く打ってレフト左へのヒット!
後藤選手は2塁を狙うも、ヘッドスライディング及ばずにタッチアウト。
■後藤選手…上手く打ったんだけど…足が速ければいいんですが…
         もう少し左か抜いているのなら分かるんだけれど…ちと暴走気味。


3回表
ベニー選手、内角高めストレートを2球攻めた後、2つ目の外角低めスライダーでサードゴロ。
李選手、外より高めストレート打たれてセンター右へのソロホームラン(上手く被せて打つ)
大塚選手、高めストレートでセカンドフライ。
フランコ選手、低めカットボールでセカンドゴロ。
■涌井投手…ホームランを打たれたものの、この回はナイスピッチと言っていい。
        李選手が高めのストレートを強振せずに上から被せて打った。李選手が上手かったと言うべき。
        細川選手の構えた所に大体投げられている(唯一の逆球が李選手のホームラン)
        変化球はパーム(チェンジアップ?)を左打者の外角低めに投げる。
        左右関係なく内角を攻めれているのが○。
        打たれたのはやはり中途半端なベルト付近の高さ。高めはフライでアウト、低めはゴロ・空振り。


3回裏
中島選手、ストレートの四球。
高山選手、外角低めスライダーを打つも三遊間深くの打球を小坂選手が追いついてナイス送球2塁アウト。
細川選手、粘ってフルカウントから低めストレートを完璧に捉えるも伸びすぎてセンターライナー。

赤田選手、初球外角カーブを打つもショートゴロ。

4回表 この回から宮越投手が登板。
今江選手、外角高めストレート打たれて右中間スタンドへのソロホームラン。
橋本選手、外角高めストレート打たれてレフトフェンス手前のフライ。
小坂選手、高めストレート捉えられるもライト右への打球を高山選手がナイスキャッチ!
西岡選手、高めスライダー打たれて一二塁間への内安打。投手のベースカバー間に合わず。
その後2塁へ盗塁成功。

福浦選手、低め変化球でレフトフライ。
■宮越投手…2段モーション気味のフォームから腕を大きく使ったフォーム。フォームはいい。
        135キロ前後のストレート、スライダー・チェンジアップ・フォーク全て縦変化。
        ただ変化球が低めに決まらず。高めに浮く、振らせられないと二重苦。
        高めのストレートを右打者に右方向に運ばれるようだと…ちと不安。低めの変化球で振らせられれば。
■西岡選手の盗塁…送球は良かったが、モーション大き過ぎ。
■西武の継投…涌井投手が3イニング目に良い形を作っていただけに、4イニング目も見たかったんだけれど…

4回裏
平尾選手、セカンドゴロ。フェル選手、サードゴロ。カブレラ選手、空振り三振。

5回表
ベニー選手、高めストレートでライトフライ。
李選手、内角高めストレートでライト後方のフライ。
大塚選手、カーブでセンター後方のフライ。

5回裏
和田選手、外角高めスライダーにショートゴロ。
後藤選手、フルカウントから外角ストレートを捉えてレフト左への2ベースヒット!
中島選手、やや甘いストレートを打ち損じてセカンド後方のフライ。
高山選手、外角カーブを叩いて一二塁間抜くタイムリーヒット!
細川選手、外角ストレートを捉えるもファースト正面のライナー。

6回表 この回から岡本投手が登板。
フランコ選手、ストレートが微妙に外れてストレートの四球。
今江選手、外角低めスライダーで空振り三振!
橋本選手、ノースリーから立て直すもフルカウントから低めスライダー打たれてライト前ヒット。1死1・3塁。
小坂選手、外角低めストレートで見逃し三振! 2アウト1・3塁。
西岡選手、粘れてフルカウントから四球。2アウト満塁。
福浦選手、高めに外れて押し出し四球。2アウト満塁。
ベニー選手、フルカウントからスライダーが抜けて押し出し四球。2アウト満塁。

李選手、内角低めスライダーで空振り三振!
■岡本投手…ストライク・ボールがはっきりしている。ボールの抑えが効いていない。高めに外れてしまう。
        球速は130キロ後半止まりなものの、ボールのキレはあるんだけど… 精神的なものか。
        スライダーといい、良い球を投げているだけに勿体無い。
        もっと自分のボールに自信を持って放れ!!

6回裏
赤田選手、粘った末に外角低めスライダーを捉えるもセンター後方のフライ。
平尾選手、フルカウントから外角高めストレートを捉えるもやや上がり過ぎて右中間フェンス手前のセンターフライ。
フェル選手、高めカーブにセカンドゴロ。
■加藤投手…甘い球もあるんだけれど、低めカーブ・高めストレートと上手く高低を使われている。
        四死球が少なく、自滅することがない。制球難で苦しんでいた投手が…やればできるじゃん(^^;


7回表 この回からサードに水田選手。
大塚選手、真中内よりストレート打たれてレフト左への2ベースヒット。
フランコ選手、内角カーブ(チェンジアップ?)打たれてライト前タイムリーヒット。

今江選手、外角高めストレートでショートゴロ併殺。
橋本選手、内角チェンジアップで空振り三振!

7回裏 この回から小宮山投手が登板。
カブレラ選手、外角高めストレートボール球に空振り三振。
和田選手、外角低めストレート捉えてライトフェンス直撃の2ベースヒット!
後藤選手、外角低めいっぱいの微妙なストレートに見逃し三振。
中島選手、内よりストレート捉えて左中間フェンス直撃のタイムリー2ベース!
高山選手、外角低めカーブを打ち上げてキャッチャーフライ。
■フェルナンデス選手…内転筋痛だとか。アイシング治療で大事はなし。

8回表
小坂選手、外角ストレートでセカンドゴロ。
西岡選手、高め抜けたストレートを捉えられてライトスタンドへ入るソロホームラン。
福浦選手、四球。ベニー選手、キャッチャーファールフライ。
代打の井上選手、高めストレートでセンター後方のフライ。

8回裏 この回からライトに諸積選手。
代打の栗山選手、粘って外角チェンジアップを打つもレフトフライ。
赤田選手、内角高めストレートを捉えてライトフェンス直撃の3ベースヒット!
さらに中継が乱れる間に赤田選手がホームイン。
平尾選手、外角低めカーブに空振り三振。
代打の木大成選手、内角高めストレートを打つもセンターフライ。

9回表 この回からキャッチャーに野田選手(3番)、セカンドに石井選手(9番)、平尾選手がサードに。
大塚選手、外角低めストレート打たれてライトフェンス直撃の3ベースヒット。
フランコ選手、フルカウントから内角低めスライダー打たれてライト線へのタイムリー2ベース。

今江選手、センターフライ。橋本選手、センター前タイムリーヒット。
小坂選手、レフトフライ。西岡選手、レフトフライ。
■岡本投手…ボールのキレがない。置きにいっている感じ。変化球は高めに抜けるし…厳しい。

9回裏
カブレラ選手、外角低めボール球スライダーを捉えて左中間スタンドへ入るソロホームラン!
和田選手、80キロ台のシェイクの後、同じようなキャッチボール投法での低めストレートに見逃し三振。
代打の貝塚選手、外角低め一杯微妙なストレートに見逃し三振。
中島選手、高めストレートに空振り三振。
試合終了、4−12で敗戦。

2番手の宮越投手は変化球次第かなと。
フォームは悪くないんですけど、外角高めのストレートを右打者の今江選手に右中間へ運ばれてしまうと…うーん…
今日は低めの変化球も決まりませんでしたし、ピッチングとしてはイマイチ。
5回は三者凡退ですが、あわやホームランかという大きな当たりばかりでした。
もっと低めへの制球力を付けてくれないと、接戦では怖くて使うことができません。
もう一頑張りといった印象です。

3番手の岡本投手はキレのあるストレート・スライダーを投げようとすると、ボールの抑えが効かずにボール連発、
ストライクを取りに行くとボールを置きに行く感じでボールの力なし、痛打を食らうと良い所なし。
一言で言えば「制球難」です。
本来持っているボールの力は凄いんですけどね。
前回先発の時に文化放送のジングルの声を聞いて思ったんですが、まだ自分の球に自信を持てていないのかなと。
もっと自信を持ってボールを投げ込んで欲しいです。
それでもダメなら低目へのコントロールを付け直すしかないです。
2軍で投げ込みをするなり、自信を付けるなりして、もう一度0からスタートして欲しいです。

打線に関しては昨日までの印象と変わらず。
和田選手にヒットが出たのが収穫でしょうかね。
後藤武敏選手高山選手といった控え組に結果が残ったのも好材料です。
あと今日は8番に高山選手を、9番に細川選手を入れたんですが、この打順は少し考え物です。
今日みたいな点差のあるゲームならいいんですが、
接戦の場合、7番中島選手が出塁した所で、8番にバントの上手い細川選手がいれば確実に送れますから。
中島選手の出塁率を考えると、微妙なと所だと思います。
まぁ、考え方次第ですかね。今日のように高山選手がタイムリーを放つこともあるわけですし。
どういう打線の組み方をしていくか、伊東監督の采配に注目です。



明日は石井貴投手が先発。
前回はナイスピッチングでしたから、明日もやってくれることでしょう<ボーク以外という意味で(苦笑)
前回同様、崩れかけた投手陣に喝を入れてもらいたいですね。
打線は早い回に援護点を挙げ、石井貴投手にペナントレースでの完全復活の白星をプレゼントしましょう!
明日こそガンバレ、ライオンズ!!



4月4日 西武ライオンズ 2−1 千葉ロッテマリーンズ

(ロ)セラフィニ(6回0/3)−山崎(2回)−薮田(2/3)
(西)帆足(7回)−森(1回)−豊田(1回)
(本)フェルナンデス2号
ロッテ
西武 1×

9回に豊田が同点に追いつかれるも、小関が名誉挽回のサヨナラタイムリー!
ライオンズ先発の帆足投手が素晴らしいピッチングを見せ、1−0で終わるかと思われた試合は、
豊田投手がエラーのランナーを返してしまって同点に。
しかし2アウトから中島選手が2ベースヒットで出塁し、代打の木大成選手が際どいボールを選んで四球、
そして途中出場で7回には送りバントを決められずに無得点に終わった原因となった小関選手が
初球打ちのライト右へのサヨナラタイムリーヒットを放ち、辛くも勝利しました。
まぁ、色々とありましたけど、勝って良かったなと。
開幕戦といい、負けていたらどういしようもない気分になってしまうものですが、
それを引きずらないようにしてサヨナラ勝ちで収めているのが大きいですね。
勝って良かったです、ホント。

営業的なことを先に書くと、今日からのインボイスSEIBUドームの3連戦では、
開門時に選手がハイタッチでお出迎えをするファンサービスが行われるそうです。
北海道とかで日ハムがやっていたのを見て羨ましいな〜と思っていただけに、
こういう試みはいいことだと思います。
行きたいな〜と思う時には球場へ行く交通機関がない。遠方の人間はこういう時、悔しいっす(^^;
ライオンズの選手達もファンサービスは考えているようで、
試合後に勝利した時など(今の所、本拠地では4連勝なので負けた時は知らない)は、
ベンチから選手全員が出てきて1塁側方向のお客さんに挨拶をするなど選手とファンの距離を縮めようとしています。
こういったことも報道してくれると嬉しいんですがね(^^;

今日の試合展開説明です。ネット配信動画と文化放送より。
1(中)赤田、2(二)平尾、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(指)後藤武敏、7(遊)中島、8(捕)細川、9(右)高山

1回表 西武先発:帆足投手
代田選手、ストレートでセカンドゴロ。
堀選手、やや甘いストレート打たれて三遊間抜くヒット。
福浦選手、外角ストレートを打たせてセカンドゴロ併殺。

1回裏 ロッテ先発:セラフィニ投手
赤田選手、初球内よりストレートを叩いて一二塁間抜くヒット!
平尾選手、速いクイックから内角ストレートに投げられて空振り三振。
フェルナンデス選手の所でワイルドピッチ、ランナー2塁へ。フェル選手は四球。1アウト1・2塁。
カブレラ選手、外角高めストレートにボール球に空振り三振。
和田選手の初球にワイルドピッチ、ランナー進塁で2アウト2・3塁。
和田選手、フルカウントから際どいボールを選んで四球。2アウト満塁。
後藤選手、外角ストレートを捉えるもライトフェンス手前のフライ。
■佐藤選手…明日手術。首脳陣は6月上旬の復帰を考えているとのこと。
■フェル選手…フォームが昨年見た時と印象が違うような。もっと左足が折れていた記憶が。
          すごくスムーズになって隙がなくなった感じがする。打撃好調の理由か。


2回表
ベニー選手、内角高めストレートでピッチャーゴロ。
里崎選手、外角ストレートを捉えられるもサード右の打球をフェル選手が一度弾くも無難に処理してアウト。
李選手、外角低めパームで空振り三振!

2回裏
中島選手、内角カーブを打たされてセカンドゴロ。
細川選手、低めカーブに空振り三振。
高山選手、外角高めストレートに空振り三振。
■高山選手…神主打法風のフォームに戻っている。タイミングの取り方は垣内選手に似ているか。
         セラフィニ投手が投球のテンポが早いので、構え遅れとならないようにしたい。


3回表
大塚選手、高めストレートに詰まりながらもセンター前に落ちるヒット。
今江選手、ライト前ヒットでノーアウト1・2塁。

渡辺選手、高めストレートでショートゴロ、2塁封殺のみ。1アウト1・3塁。
代田選手、内角低めパームで空振り三振!
堀選手、外角スライダーで空振り三振!


3回裏
赤田選手、セカンドゴロ。平尾選手、ライトフライ。
フェル選手、外角高めスライダー捉えてセンターバックスクリーンへのソロホームラン!
カブレラ選手、内角高めストレートに見逃し三振。

4回表
福浦選手、内角高めストレートで見逃し三振!
ベニー選手、高めカーブで打ち取るもサード内安打に。
里崎選手、高めストレートで空振り三振!
李選手、外角低めパームで打ち取るもファーストカブレラ選手が弾いて内安打に。
大塚選手、低めパームで空振り三振!

4回裏
和田選手、高めカーブにサードゴロ。
後藤選手、高めストレートを捉えるも上がりすぎて左中間のセンターフライ。
中島選手、フルカウントから高めカーブを打たされて高いバウンドのショートゴロ。一歩及ばずアウト。

5回表
今江選手、内角低めボール球のパームで空振り三振!
渡辺選手、外角ストレートで差し込んでライト線へのフライ。
代田選手、内角パームでピッチャーゴロ。
■帆足投手…カーブやシュートといった球を堂々と使えるようになった。投球の幅・緩急が増している。

5回裏
細川選手、外角低めカーブに空振り三振。
高山選手、外角カーブを打ってバウンドが高いショートゴロ、1塁へ駆け込むも一歩及ばずアウト。
赤田選手、外角ストレートに空振り三振。
■高山選手…ちょっと構え遅れかなといった印象。落合中日監督のように大きく構えるのはいいが、
        その後の引きが甘く、ミニ神主っぽい形に。すぐに打つ形に変えてもいいと思うんだが。
■赤田選手…打席でボールを待つ形がいい。余裕があるように見える。


6回表
堀選手、外角低めストレートで見逃し三振!
福浦選手、外角ストレートを打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
ベニー選手、低めパームを捉えられてレフトフェンス直撃の2ベースヒット。1アウト2・3塁。

里崎選手、フルカウントから内角低めボール気味のパームでサードゴロ。2アウト2・3塁。
李選手、外角低めボール球のパームで空振り三振!

■帆足投手…ランナー出しても攻め急がないし、カウントが悪くても安易にストライクゾーンで勝負しない。
         キャッチャーのリードし甲斐のあるピッチャーになったなぁ…


6回裏
平尾選手、ストレートを完璧に捉えるもレフトフェンス手前のライナー性のフライ。
フェル選手、低めストレートにサードゴロ。
カブレラ選手、追い込まれてからの低めカーブに全く崩されずにあわやホームランかというレフトポール際のファール、
直後のストレートを捉えるもやや打球が伸びずに左中間突破の2ベースヒット!

和田選手、四球。2アウト1・2塁。
後藤選手、低めスライダーを打つもサードゴロ。
■カブレラ選手…7回開始時に治療で少し時間を取る。腰を抑えていたが…

7回表
大塚選手、外角低めカーブを打たれてレフト前ヒット。
今江選手、送りバント成功、1アウト2塁。
渡辺選手、低めワンバウンドパームで空振り三振! 2アウト2塁。
代打の初芝選手、フルカウントからの外角ストレートでショートゴロ。

7回裏
中島選手、フルカウントから外角低めストレートを叩いてセンター前へのヒット!
細川選手、送りバントで捕手と投手の間に転がすナイスバント、連携が合わずにオールセーフ。

記録はキャッチャーの里崎選手のエラー、ノーアウト1・2塁(犠打+エラー)

ここでロッテは投手交代。山崎投手が登板。
代打の小関選手、送りバントの構えも試みることができず、最後は低めシンカーに空振り三振。
赤田選手、外の球を上手く流すもサード正面のライナー、2塁ランナー戻れずに併殺。

■この回…あー…送らなきゃいけない、ランナーは戻らなきゃいけない。つーか、選手会長、頼みます。

8回表 この回は森投手が登板。
堀選手、粘られるもフルカウントから外角低めストレートで見逃し三振!
福浦選手、フルカウントからの高めストレートで空振り三振!

ベニー選手、カウント1−3から四球。代走の小坂選手を起用。
里崎選手、外角低めボール球のフォークで空振り三振!
■森投手…ストレートに威力あり。球速は143・144キロだがボールのキレを感じる。

8回裏
平尾選手、外角スライダーを打つサード右への打球を放つも、今江選手がよく捕って1塁送球アウト。
フェル選手、外角低めスライダーにハーフスイング空振り三振。
カブレラ選手、フルカウントからの外角スライダーに空振り三振。

9回表 この回は豊田投手が登板。
李選手、低めフォークでセカンドゴロに打ち取るも、平尾選手が弾くエラー。
大塚選手、送りバント成功、1アウト2塁。
今江選手、フルカウントから低めスライダーを見られて四球、1アウト1・2塁。
代打のフランコ選手、内角スライダーでセンターフライ。
代打の西岡選手、外高めスライダー打たれてセンター前に落ちるタイムリーヒット。
堀選手、ストレートでショートゴロ。
■豊田投手…うーん…コントロールが甘いし、フォークはほとんど投げずにスライダーだし…ちょっと心配。

9回裏 この回は薮田投手が登板。
和田選手、低めフォークにショートゴロ。
代打の貝塚選手、低めフォークに空振り三振。
中島選手、やや甘いストレートを捉えるセンター左への2ベースヒット!
代打の木大成選手、粘ってフルカウントから微妙なボールをよく選んで四球。2アウト1・2塁。
小関選手、初球打ちライト右へのサヨナラタイムリーヒット!!

■和田選手…豪快な空振りが見られる。これだけ振れれば問題なかろう。
         スイングが良くなってるので、復調間近と見る。
■小関選手…さすが選手会長! 汚名返上の一打だ! 大成選手もよく見た!



先発の帆足投手は文句なし、完璧と言っていいでしょう。
これで2試合連続で失点0、安定感が抜群です。
今日は今シーズン初めて映像で見たんですが、変化球のコントロールが抜群ですね。
ほとんど投げミスなし。カウントを悪くしてもボール球を振らせる余裕があります。
キャッチャーの意図を正確に理解して、その指示通りに投げている感じがありますし、
キャッチャーからすればリードのし甲斐のあるピッチャーじゃないでしょうか。
先発では松坂投手以上、ひょっとしたらチームNO1のコントロールになってきているかもしれません。
ストレート・変化球も良し、カーブやシュートも自信を持って投げられるようになった、
ピンチでカウントを悪くしても全く動じない、慌てて勝負に行かずにじっくり攻められる…
いや、頑張って文句をつけようと思うんですが、全く浮かんできません(笑)
そうだな〜 ベニー選手にあわやホームランという当たりを打たれたぐらいですかね。
それ以外はほとんど不運なヒットといった所。8安打されてはいますが、問題はありませんね。
ちなみに今日は豆が潰れそうだったということで、大事を取っての7回降板だったようです。
前回のピッチングで15勝と言ったんですが、なんだかこちらも達成されちゃいそうな内容で(^^;
んー、そうですね、目標を高く持ってタイトル獲得となるよう頑張って欲しいです。

2番手の森投手も心配なし。
昨年のこともあって細川捕手とのコンビネーションを心配していたんですが、
今日の試合ではバッチリだったと思います。
ベテランの堀選手にフルカウントから外角低めにストレートを要求&投げ切ったのは見事。
堀選手は虚を突かれたような感じでした。
ベテランだからこそフォークを待つシーンでしたからね。良い組み立てだったと思います。
ストレートの球速こそ145キロ行くかどうかですが、ボールの切れは昨年とは比べ物にならないですし、
コントロールも安定していたように思うので、今日のようなスタイルでいいんじゃないですかね。

豊田投手に関しては… なんとなく理由が思いついたので書けません(爆)
今日の投球内容と伊東監督・細川捕手のコメントで大体推測が付きました。
もうあとは時期ですかねぇ… どちらに出るかが分からないので、何ともいえない所ですが。
とりあえず暖かくなって状態が良くなっていくことを祈るばかりです。
年齢やFA等の問題も考えられますから、早い段階で次の守護神を育成する必要はあるかと。
2軍で小野寺投手を育成し、使い減らさない程度に準備させておく必要がありそうですね。


打線の方は初回のチャンスを生かせなかったのは残念。
6番に起用された後藤武敏選手は当たり自体は悪くなかったんですがねぇ…
野手の間を抜くには紙一重だったという感じです。
んー、1本出れば好転すると思うんですが… 今日の所はアンラッキー。めげずに頑張って欲しいです。
結果を残したのはフェルナンデス選手
貴重なバックスクリーンへのソロホームランは見事でした。
今日のセラフィニ投手はストレートの走りが良く、カーブの落差も大きかったので打ちにくかったと思います。
初回のチャンス以外で得点するのは難しいと思っていただけに、フェルナンデス選手のホームランは大きかったです。
細かい点はまだ分かりませんが、昨年と比べて打撃フォームが変わっていますね。
詳しいことは分かりませんが、左足の折りが少なくなり、立った印象の受けるフォームになっています。
昨年までのフォームの欠点が矯正され、フォームがスムーズになった気がします。
今日のホームランもそうですが、ボールを押し込むようにして打てるフォームになっているので、
右方向へのシュアな打撃も増えて、昨年以上の打率が残ってくると思われます。
守備はアレな感じがしますが、打撃は間違いなく成長しています。フェルナンデス選手のバットに期待大です。

サヨナラタイムリーを打った小関選手はバントのミスが大きすぎて(苦笑)
まぁ、最後に取り戻してくれたのでOK…と言いたいんですけど。これだけじゃ足らないです。
2番打者としてスタメンで活躍してくれないと、元は取れませんよ。特に帆足投手先発時(^^;
そんなわけで明日からは2番としてキッチリ仕事をしていって欲しいです。

あとは簡単に今日見た印象を。
中島選手は状態的には普通といった印象。良くもなし悪くもなし。
もう少しボールを引き付けてもいいかなという感じがしましたが、結果が出てますし問題ないでしょう。
赤田選手はボールの待ち方が様になっているような感じがします。
自分の間合いを作れているというか、ボールを呼び込んでいる感じがありますね。
左打席は構えた時に動きすぎかなとも思ったんですが、始動後は同じような形ができていて、
左右両打席ともに状態はいいと思います。
今年はこのまま1・2番定着となるでしょうね。それだけ打撃が成長していると思います。
和田選手は9回裏のフルスイング空振りに可能性を見出したいです。
それまでの打席を見ていての印象は結果を求めすぎていて、スイングができていないなという感じでした。
ただ最終回の打席は同点に追いつかれたこともあり、一発打ってやろうという思い切りの良さがありました。
結果は伴いませんでしたが、あのフルスイング空振りは間違いなく和田選手のスイングでした。
この思い切りの良さがあれば、自然と結果は付いてくるんじゃないでしょうか。

高山選手は打撃フォームが昔に戻った印象です。いや、記憶しているのより神主が大きくなってるかも(^^;
イメージ的には落合監督のように大きくベース前に掲げて構え、
その後の動きはロッテの垣内選手のフォームに近いかと。
個人的には懐が深くて好きな打撃フォームなんですが、今の形ではちょっと厳しい面もあるかもしれません。
今日のセラフィニ投手のような速球派、テンポの早い投手だとやや構え遅れになりがち。
なんか最初に大神主やって、次に小神主やって、それから打ちに行くという感じに見えるんですよね。
小神主のステップの分だけ振り遅れになっちゃわないかと。
ポイントをかなり後ろにしているのなら問題はないんですが、
そうでないならばもう少しスムーズにトップの位置へ持ってきて欲しいです。
タイミングの取り方自体は悪くないと思います。あとはどう実戦に当てはめていくか。期待しています。

ライオンズの野球に関してですが、高校野球をずっと見ていたせいか、ちょっと荒っぽいような気もしています。
昨年までのようにいつでも点が入る野球ではありませんから、
もう少し先制・中押し・ダメ押し点を確実に取りに行ってもいいんじゃないかと。
送りバントをする時はしっかりする、ランナーを進める時はしっかりと進める。
そういったチームバッティングをもう一度確認しなおして欲しいです。
今年の1点を争う野球ではタイムリーとホームランは二の次。理想は犠牲フライで得点する野球です。
そこらの意識をもう一度確認して欲しいです。
守備の方もそう、荒っぽいプレーが多いですよ。
もうオープン戦ではないんですから、しっかりとしたプレーをしていってもらいたいです。
石井義人選手とか左右関係なく使いたいんですけどね。
あのセカンドの守備ではなぁ… いやー、ホント、バット持って守備に付いた方が(笑)<(サンスポ・赤田コメントより)
対左で使うリスクと守備難を合わせるとどうしても…勇気いるんですわ。
もう少し守備が良くなれば使えるんですけど…エラーは仕方ないにしてもベースカバーはしっかり頼みます。



明日は涌井投手が先発。
前回は本来のものが出せなかったでしょうから、明日はとにかく自分の持っているものを出してもらいたいです。
結果は二の次、まずはそれからです。まだ1年目ですから、何も失うものはありません。
そんな精神的に弱い投手でもないでしょうから、ガンガン勝負していって打たれちゃいましょうや(笑)
明日のピッチングを楽しみにしていますよ!

一方のロッテ先発は加藤康介投手。
ライオンズとしては打ち込んでいる投手なので、悪い印象はないはず。
早い回に得点を奪い、優位に試合を進めたいと所です。
明日は和田選手のバットに期待して試合を見ようと思います^-^;
そんなわけで、明日もガンバレ、ライオンズ!!



4月3日 西武ライオンズ 7−1 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)西口(6回2/3)−星野(1/3)−森(1回)−大沼(1回)
(楽)ホッジス(6回)−河本(2/3)−谷中(1/3)−
 金田(1回)−マイエット(1回)
(本)カブレラ2号・3号
西武
楽天

カブレラの2本のホームランで快勝! 西口ナイスピッチで今季2勝目!
先制点を挙げればこういう展開になるわけですよ。
いやー、良かった、今日は快勝でした(*^^*)
3連敗してたらどうしようかと(´ヘ`;) 
まぁ、2戦連続で東北を盛り上げたのでお役目は済んだということで。
残りの試合を勝っていけるよう頑張るだけです、はい。

今日はちと時間が押しているので、前振りは簡単に。
試合展開説明に入ります。
1(中)赤田、2(右)小関、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(指)貝塚
■佐藤・柴田選手が登録抹消。高山・栗山選手が1軍登録。

1回表 東北楽天先発:ホッジス投手
先頭の赤田選手が初球外角ストレートを捉えるレフトへの2ベースヒットで出塁し、
今シーズン初スタメンの小関選手は外角低めチェンジアップに空振り三振に倒れるも、
フェルナンデス選手が外角低めチェンジアップを打つライトへのタイムリーヒットを放ち、久々の先制!
さらにカブレラ選手が内角低めシュートを捉え、完璧なレフトスタンドへの2ランホームラン!!
この後、和田選手が四球で出塁するも、後続が倒れて追加点はなし。

1回裏 西武先発:西口投手
先頭の部選手に内角高めストレートを打たれるセンター前ヒットを許すも、
高須選手をショートゴロに打ち取って2塁アウト。
吉岡選手にスライダーを打たれてホームラン性の大きなフライを打たれるもレフトフライ、
ロペス選手もレフトフライに打ち取って無失点の立ち上がりになります。

2回表
ショート酒井選手のナイスプレーなどもあって三者凡退。

2回裏
鷹野選手を外角低めスライダーで空振り三振。関川・酒井選手も打ち取って三者凡退。

3回表
1アウトからフェルナンデス選手が外角低めチェンジアップを打つセンター前ヒットで出塁するも、
後続が倒れて無得点。

3回裏
長坂・平石・磯部選手と三者凡退。

4回表
1アウトから中島選手がライト前ヒットで出塁するも、
細川選手がショートゴロ併殺に倒れて無得点。

4回裏
ロペス選手を低めフォークで空振り三振を奪うなど三者凡退。

5回表
先頭の貝塚選手が高めスライダーを打つレフト前ヒットで出塁し、赤田選手のセカンドゴロで2塁へ。
小関選手が死球で1アウト1・2塁となるも、
フェルナンデス選手は内角チェンジアップにサードゴロ併殺。

5回裏
1アウトから関川選手に四球を与えるも、後続を打ちとって無得点

6回表
石井選手が四球で出塁するも、後続が倒れて無得点。

6回裏
1アウトから磯部選手に低めチェンジアップを打たれる2ベースヒットを許し、
高須選手にセンター前ヒットを打たれて1アウト1・3塁。

ここで吉岡選手にセンターへ犠牲フライを打たれて1失点。
ロペス選手は高めストレートで空振り三振にとって1点止まりに。

7回表 この回から河本投手が登板。
1アウトから貝塚選手が一二塁間抜くヒットで出塁するも、
赤田選手がショートゴロで2塁封殺のみ、2アウト1塁。
ライオンズはここで代打の後藤武敏選手を起用。東北楽天は谷中投手にスイッチ。
後藤選手は外角スライダーに空振り三振。

7回裏 この回からライトに高山選手。
先頭の鷹野選手に死球を与えてしまい、関川選手に低めスライダー打たれるレフト前ヒットで無死1・2塁。
その後、キャッチャーの細川選手が2塁へ牽制するも悪送球となってしまい、ノーアウト2・3塁に。
けれど山崎選手を外角低めスライダーでサードゴロ、
藤井選手を外角低めスライダーで前進守備のセカンドゴロに打ちとって2アウト2・3塁。

しかし平石選手にストレートの四球を与えてしまって2アウト満塁に。
ここでライオンズは投手交代、星野投手にスイッチ。
磯部選手、外角スライダーでセカンドゴロ。

8回表
フェル選手、外角カット捉えてライトへのヒット!
カブレラ選手、外角スライダー捉えて痛烈に三遊間を抜くヒット!

和田選手、四球でノーアウト満塁。
ここで東北楽天は投手交代、金田投手が登板。
平尾選手、内角低めスライダーに空振り三振。
中島選手、ピッチャー返しのセンター前タイムリーヒット!
細川選手、セカンドゴロ併殺。

8回裏 この回は森投手が登板。
高須選手、外角低めストレートで空振り三振!
吉岡選手、外角高めストレートでピッチャーゴロ。
ロペス選手、高めストレートでセカンドフライ。

9回表 この回はマイエット投手が登板。
2アウトから高山選手が低めストレートを打つ2ベースヒットで出塁し、
フェルナンデス選手が四球を選んだ後(代走の水田選手を起用)
カブレラ選手がストレートを捉えてレフトスタンドへの3ランホームラン!
ライオンズが3点を追加します。

9回裏 この回は大沼投手が登板。サードにそのまま代走に出た水田選手が、レフトに栗山選手。
1アウトから関川選手に高めストレートを打たれる2ベースヒットを許すも、後続を打ちとって3アウト。
試合終了、7−1で勝利!


気になったプレーは7回の細川選手の牽制悪送球。
NHKのスポーツニュースでそのプレーが出たんですが、そんな大暴投という感じではなかったような…
まず誰がボールを捕りに行っていたのかが分かりません。セカンドなのかショートなのか。
最後はセカンドの石井義人選手がボールを捕りにいったんですが、それにしても反応が鈍い。
なんか送球は胸に来るものだと思い込んでいる待ち方のような…
細川選手の送球も決して褒められたものではないんですが、
もしあれが際どいタイミングで走者が足から帰っていたとすれば、ちょうどグラブを出した所でタッチできた気も…
サインプレーの割にはベースの入りが遅かったですし… ちょっと違和感がありました。
開幕戦でも細川選手の送球を中島選手がベースへ入るのが遅れて悪送球としてしまいましたし…
盗塁阻止率の低さは投手と捕手だけの問題なのかなぁと思ったり。
セカンドとショートのベースカバーもしっかりしてくれませんと。チーム全体の問題のように思います。
今は高木浩之選手がいないだけに苦しい… 中島選手がもっと引っ張っていけるようにして欲しいです。
んー、注文、多すぎますかね?

さてさて、佐藤選手が抜けた打線ですが、1番赤田・2番小関選手という1・2番コンビできました。
詳細は分かりませんが、柴田選手も1軍登録抹消となったようです。
どうやらしばらくはこの1・2番コンビで試合を戦っていきそうですね。
赤田選手は5打数1安打ではありましたが、その1安打が1回の2ベースヒット。
4連敗と停滞気味だったチームを活気付けました。
この赤田選手のヒットからフェルナンデス選手のタイムリー、
カブレラ選手のホームランへと繋がったわけですから、大きな1本のヒットとなりました。
この調子で赤田選手には打線を引っ張っていってもらいたいです。

フェルナンデス選手カブレラ選手に関してはさすがですね。
フェルナンデス選手はオープン戦の頃から良い感じでヒットを打っていましたし、
水疱瘡になるなど開幕こそ出られませんでしたが、打撃の状態自体は良いようです。
やや打線に繋がりを欠いていただけに、フェルナンデス選手が打ってくれているのは助かります。
カブレラ選手は勝負さえしてくれれば問題なし。2本のホームランとはさすが。
ここから一気に量産体制に入っていって欲しいですね。

驚いたのは高山選手が1軍登録されたことです。
佐藤選手の代わりに誰が上がってくるのかと思っていましたが…
売り出し中の栗山選手とともに上がってきたのは久々の1軍登場の高山選手でした。
今日は途中から守備に入り、1打席立って見事に2ベースヒットを放ち、
カブレラ選手の2本目のホームランに繋げました。
高卒ながら入団2年目で1軍に上がり、ホームランを打つなど活躍。
背番号1を背負い、将来の主軸として期待されたんですが…
ここ数年は1軍で活躍の機会がなく背番号も剥奪、44からの再スタートとなっていました。
懐の深いバッティングフォームに将来性を感じ、かなり期待していた選手、
最近あまり話が出てなかったので心配していたんですが… まず一つ目のチャンスはものにしましたね。
昨年辺りから外野の守備が安定してきて、元もとの強肩も発揮されるようになったそうで、
守備面の評価は高くなってきているそうですから、
本来良かった打撃を再アピールしてレギュラー奪取といって欲しいです。
活躍の時期が早かったので、年を取っている印象を受けてしまいますが、
実際は今年で24歳、大卒2年目の選手と同じ年齢です。
まだまだこれからの選手ですから、今回の1軍昇格のチャンスを是非ともものにしてもらいたいですね。
現在は右の代打が不足気味ですし、小関選手の状態次第では外野の定位置も狙えます。
盗塁はできないでしょうが、元々足は速かったはずですから、
日ハムの新庄選手のような強打の1番打者というのもありかも。
一度惚れ込んだ選手だけに高山選手には頑張って欲しいです。応援しています!



明日は帆足投手が先発です。
もう勝ちを計算している投手ですから、明日もやってくれることでしょう。
ロッテはここの所好調ですが、帆足投手が自分のピッチングをすれば抑えられるはず。
左投手にはそんなに強くないチームですし、明日の投球が楽しみです。
一方のロッテ先発はセラフィニ投手。
昨年は得意にしていた投手ではなかっただけに、早い段階で打ち込んでおきたいですね。
今日の試合のように立ち上がりを攻め、早い段階で先制点を取るのが理想です。
赤田・小関選手の1・2番コンビを中心に打線の繋がりで上手く得点していきましょう!
明日からもガンバレ、ライオンズ!!



4月2日 西武ライオンズ 3−5 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)松坂(8回)
(楽)藤崎(5回0/3)−谷中(0/3)−河本(1/3)−
 福盛(1回2/3)−小山(2回)
(本)フェルナンデス1号、貝塚1号
西武
楽天 ×

先発・松坂が5失点で敗戦投手に。打線も仕掛けが遅く勝ち越せず…4連敗…
しかし東北楽天にとっては最高の形になりましたね。
昨日の試合までは1勝4敗。リリーフは打たれ、打線は打てずの完敗状態。
ファンの頭の中には「東北楽天は弱いチームだ」という意識が少なからずあったと思います。
それが本拠地に来て大勝、そして今日は松坂投手相手に接戦を制して勝ったわけですからね。
「弱い楽天だけど、俺たちが応援すれば勝てるんじゃないか」という意識が生まれやすい状況です。
球場に行く動機として最高の状態ができています。
あー、良かった、良かった。あー良かったよー(棒読み)

ライオンズにとっては痛い4連敗となってしまいました。
若い涌井・岡本投手が先発ローテに入っている今の情況では、
松坂・西口・帆足投手といった所は確実に勝たないといけない試合ですからね。
その試合を落としてしまったのはやはり痛いです。

勝てない理由は仕掛けの遅さでしょうね。
相手の本拠地、完全アウエイ状態でやっているので、常に先手で行かないと勝てません。
特に楽天は「弱い」という意識があるだけに、先制点を奪うだけでもかなり違うと思います。
逆に同点では「おお、健闘しているじゃないか」となるだけに、
球場の雰囲気が「勝てる!」となってしまいます。
この4連敗は全て先制点を奪われているんですよね。
そこが勝てない理由だと言えます。
アウエイでは先制点ですよ、先制点。
そういう野球をやっていかないと、北海道や東北では勝てません。

そんなこんなで鬱な試合展開説明です。簡潔モード。
1(右)佐藤、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)野田、9(指)貝塚

1回表 東北楽天先発:藤崎投手
赤田選手がファーストのエラーで出塁し、カブレラ選手が四球で2アウト1・2塁。
しかし和田選手が空振り三振に倒れてしまって無得点。

1回裏 西武先発:松坂投手
先頭の磯部選手にヒットを許し、川口選手のショートゴロを中島選手がファンブルして併殺とれず。
しかしロペス選手をライトフライに打ち取って無失点。

2回表
先頭の石井選手がライトへのヒットで出塁するも、中島選手がセカンドゴロ併殺に倒れるなどして無得点。

2回裏
三者凡退。

3回表
先頭の貝塚選手がセンター前ヒットで出塁し、佐藤・赤田選手のセカンドゴロで3塁へ。
フェルナンデス選手が四球で2アウト1・3塁となるも、
カブレラ選手がセカンドフライに倒れて無得点。

3回裏
先頭の長坂選手に内角高めストレート打たれてセンター前ヒットを許し、送りバントで2塁へ。
磯部選手の所でフルカウントからの際どい内角チェンジアップをボール判定、
野田選手がマスクを叩きつけて怒るも、当然判定は覆らず、四球に。

そして高須選手にライト線へのタイムリーヒットを許して失点。
川口選手をを見逃し三振に取るも、ロペス選手の所で野田捕手が捕球できないワイルドピッチで失点。
さらにロペス選手にも外角スライダーを打たれるセンター前タイムリーヒット
を許し、この回3失点。
■この回の失点…攻撃がチャンスを生かせなかったのが痛い。アウエイなので嫌な展開になってしまう。
           早い段階で逆転して相手に試合を諦めさせたい。


4回表
三者凡退

4回裏
三者凡退

5回表
三者凡退。

5回裏
三者凡退。

6回表
先頭の赤田選手の打球をセンター平石選手が目測を誤ってセンターオーバー2ベースヒットに。
ここでフェルナンデス選手が内角低めストレートを捉えるレフトスタンドへの2ランホームラン!
カブレラ選手がスライダーを捉えるレフト前ヒットを放った所で、東北楽天は投手交代、谷中投手が登板。
和田選手が内角シュートを捉える三遊間抜くヒットを放ち、ノーアウト1・2塁。
ここで東北楽天は投手交代、河本投手が登板。石井選手は内野フライで1アウト1・2塁。
ここで東北楽天は投手交代、福盛投手が登板。中島選手はファーストゴロで2アウト2・3塁。
東北楽天は飯田選手をセンターに、センターの飯田選手をレフトへ。
代打の小関選手を起用するもファーストゴロ。チャンスを生かせず。

6回裏 この回からキャッチャーに細川選手。
先頭の飯田選手に四球を与えるも、ロペス選手はライトフライ。
吉岡選手のファールフライを追った佐藤選手がフェンスに激突。負傷交代で柴田選手がライトへ…
吉岡選手はフルカウントから四球で1アウト1・2塁となるも、
鷹野選手を外角低めカットボールで空振り三振、酒井選手を空振り三振に取って無失点に。

7回表
先頭の貝塚選手がライトスタンドへ飛び込むソロホームランを放ち、同点に追いつきます。
2アウトからフェルナンデス選手がライトとセカンドが交錯するラッキーな2ベースヒットで出塁し、
カブレラ選手が敬遠されて2アウト1・2塁となるも、
和田選手がショートゴロに倒れて勝ち越しはならず。

7回裏
三者凡退。

8回表 この回から小山投手が登板。
先頭の石井選手がヒットで出塁するも、中島選手がセカンドゴロ併殺で無得点。

8回裏
先頭の高須選手に粘られた末にライト前ヒットを許し、送りバントで2塁へ。
ここでロペス選手にタイムリーヒット、吉岡選手にタイムリー2ベースを打たれてしまい、2失点。

9回表
三者凡退に倒れて試合終了。軽やかに4連敗(鬱)


試合後に鬱になるニュースが入ってきました。
佐藤友亮選手は診断の結果、「左足内踝(ないか)骨折、左肩関節脱臼」とのことです…
…今季は1・2番が固定できると思ったのに…(鬱)
残念ながら今年も開幕直後からレギュラークラスを欠くペナントレースとなってしまいました…
高木浩之選手が視力障害、佐藤選手が骨折…
ライオンズのしぶとい野球を体現できる2人がいないのは辛いです… 

試合の方に話を戻して、敗因は先制点を奪われたことでしょうね。
磯部選手の判定がかなり辛口だったそうですが… それでも最小失点で抑えないと。
打線は東北楽天の先発・藤崎投手を打てそうで打てず。打たないとダメなんですがね。
こういうチーム状況・敵地での試合ではどうしても先制点が欲しいです。
中盤ぐらいからしか得点できていないのが辛いです。
ピッチャーは四球が多いし、野手はエラーが多く、打線の繋がりが悪い…
なんかまだオープン戦をやっているような感じです。
仕掛けが遅いから構えた試合展開になっているんですよね。
若いチームなんですから、もっと積極的に行って欲しいです。
あんまり深く考えずに、先制・中押し・ダメ押しと野球の原点に帰ったプレーをしてもらいたいです。

とはいえ、作戦的にも考えないといけないでしょうから…
各チームの結果をここまで見る限り、しばらくは中軸打者に期待してはダメでしょうね。
特にホームランバッター。ライオンズでいえばフェルナンデス・カブレラ・和田・中島選手ら。
ボールの影響があるのかどうか分かりませんが、全体的に率が低めです。
慣れだと思うのであまり深刻には考えていませんが、しばらくは様子を見ているしかないです。
だから今はそれ以外の打者で得点しなければいけないわけです。
ここまで好結果が出ているのはアベレージ型の選手が多いです。
ライオンズでも石井義人選手が頑張っています。
つまり下位打線から上位打線への繋ぎ得点していかなければダメということ。
1・2番がチャンスを作るのではなく、1・2番がポイントゲッターとして働く打線にしないと難しいと思います。
佐藤選手が骨折で明日から出られず、柴田・小関選手らが出場すると思われますが、
少し今までと違う打線の組み方を試してみるのもいいんじゃないでしょうか。
赤田選手がランナーとして出塁するだけでなく、打点も挙げてくれると助かるんですがね。
チームの危機を救うため、頑張ってもらいたいです。期待しています!



明日は西口投手が先発。
ここまで先制点を許してしまう展開が続いているだけに、
先に点を奪われないピッチングを期待したいですね。

一方の東北楽天の先発はホッジス投手… 一番不安だった相手なんですが…
フルキャストスタジアム宮城は身長が高い投手だと電光掲示板の文字が邪魔になるという話で…
岩隈投手がギリギリだと言われていましたから… 身長193センチのホッジス投手はアウト(苦笑)
杞憂で終わればいいんですけどね。少し嫌な感じのするピッチャーです。死球多いし。
ただ攻略法は分かっていますから、その点では安心です。
ランナーを出してからの盗塁など機動力を積極的に絡め、
ホッジス投手を落ち着いて投げれなくすれば一気に崩すことができると思います。
明日は佐藤選手に代わって柴田選手が1番に入るでしょうから、
快足1・2番コンビで塁上を駆け回って欲しいです。
明日こそガンバレ、ライオンズ!!



4月1日 西武ライオンズ 5−16 東北楽天ゴールデンイーグルス

(西)岡本(1/3)−宮越(3回2/3)−正津(2回)−
 大沼(1回)−森(1回)
(楽)岩隈(7回)−福盛(1回)−小山(1回)
(本)磯部1号、ロペス1号、鷹野1号、
   中島1号
西武
楽天 × 16

先発・岡本が1回持たずにKO。投手陣総崩れの16失点…楽天に本拠地初白星を贈る。
さすがに今日の試合はショックです。
16失点という数字ももちろんなんですが、期待していた岡本投手が散々な出来で…
はぁ…見る目ないんかね、自分(苦笑)
その後のピッチャーも打たれるわ打たれるわでしたし…
おいおい、これじゃライオンズが「戦力補強に強力を」と言わなきゃダメじゃないですか(苦笑)
うーん、見事なまでの白星献上です。
…なんだろうなぁ…西武の選手は優しすぎるんですかねぇ…
そんな球場の空気に素直にならんでも。
裏切った記憶はプレーオフの第2ステージ最終戦・日本シリーズ最終戦ぐらいしか(^^;

ライオンズの選手がどうなのかは分かりませんが、私はパリーグの変化に少し戸惑っています。
先日の札幌ドームもそうなんですが、
今日のフルキャストスタジアム宮城も球場の雰囲気がもう違うんですよね、今までとは。
プロ野球もサッカーも本拠地での試合は「ホーム」と言いますが、
相手本拠地の試合はプロ野球が「ビジター」、サッカーは「アウエイ」と言っていたわけなんですけど…
もうこれじゃ完全に「アウエイ」ですよね。
上手く言えないんですが、もう回りは敵ばかりだなと。
なんか殺伐としていて全く歓迎されてない感じが…
チームを見に行く前に「野球」を見に行く、同じパリーグの仲間同士という感じがあったんですが、
今はもうチーム優先で、仲間意識よりも敵という意識が強まっている感じがします。
うーん、こう思ってるのは私だけですかねぇ… これが地域密着ということなんでしょうか…
福岡ドームではあまり感じなかったんですけど… なんか戸惑っちゃうんですよねぇ…

そんな球場の雰囲気に気圧されたのか、寒さにやられたのか分かりませんが、
先発の岡本投手はホームランを打たれ、四球を出してホームラン… ピッチングになりませんでした。
先発投手が1回持たずなので、後のピッチャーの遣り繰りが大変になってしまい、
終わってみればこんな結果… ちと厳しいっすねぇ…
あー、これじゃ今年も我慢の年か… 昨年よりも若手が成長して楽できるかと思いましたけど…
チーム防御率5.96… 交流戦始まるくらいまでは我慢しますか…とほほ…

やる気ない試合展開説明です。
1(右)佐藤、2(中)赤田、3(三)フェルナンデス、4(一)カブレラ、5(左)和田、
6(二)石井義人、7(遊)中島、8(捕)細川、9(指)木大成
■昨日、GG佐藤・片岡選手が登録抹消。岡本投手とフェルナンデス選手が登録。

1回表 東北楽天先発:岩隈投手
佐藤選手、フルカウントから内角高めストレートにどん詰まりのセカンドゴロ。
赤田選手、148キロストレートに空振り三振。
フェルナンデス選手、ライトへのフライ。磯部選手が落球するエラー。
カブレラ選手、外角低めストレートに見逃し三振。
■岩隈投手…映像ないから分からないけれど、飛ばし気味に入ってるなぁと。次の回か中盤勝負か。

1回裏 西武先発:岡本投手
磯部選手、フルカウントから真中ストレート打たれてセンターバックスクリーンへのソロホームラン。
高須選手、高めスライダー打たれてセンター前ヒット。
川口選手、ストレートの四球。ノーアウト1・2塁。
ロペス選手、外角スライダー打たれてレフトスタンドへの3ランホームラン。
鷹野選手、四球。

関川選手、レフトフライ。
酒井選手、内角ストレート打たれてライトオーバータイムリー2ベース。

ここでライオンズは投手交代、宮越投手が登板。
藤井選手、内角ストレートでサードゴロ。2アウト2塁。
飯田選手の所で細川選手が捕球できないワイルドピッチ、2アウト3塁。
飯田選手、サードゴロも腰高でタイムリーエラー。
磯部選手、四球、2アウト1・2塁。

高須選手、低めストレートでライトフライ。
■岡本投手…ピッチングになってない…いきなりホームランを打たれ、球場の雰囲気に飲み込まれたか…
■攻撃時間…30分超え。野手が凍ってます。


2回表
和田選手、外角ストレートに空振り三振。石井選手、ストレート打ってレフトフライ。
中島選手、低めストレートに空振り三振。
■今日の試合…東北楽天ファンを喜ばせるだけですか。意地を見せないと意地を。

2回裏
川口選手、外角140キロストレートで空振り三振!
ロペス選手、低めフォークで空振り三振!
鷹野選手、高め139キロストレートで空振り三振!
■宮越投手…ストレート140前後、スライダー、フォーク。

3回表
細川選手、低めシュートにファーストライナー。木大成選手、低めフォークにファーストゴロ。
佐藤選手、外角高めスライダーに空振り三振。
■高木浩之選手の症状…今月末にゲームが出られれば。徐々に回復とのこと。

3回裏
関川選手、四球。
酒井選手、空振り三振! 関川選手、2塁への盗塁成功(報復ある? 序盤だからいいか)
藤井選手、センターフライを赤田選手が落球するエラー。1・3塁。
飯田選手、内角高めストレートでショートゴロ、弱いゴロで2塁封殺のみで3塁ランナーホームイン。
磯部選手、外角高めストレート打たれてレフトオーバータイムリー2ベース。
高須選手、フルカウントから四球。
川口選手、ライトフライ。
■今日の試合…親切だよなぁ。いつも調子悪い相手に花を持たせ、火を付けて真剣勝負に(苦笑)
          マンガにしやすい展開で楽天側も満足でしょう…


4回表
赤田選手、外角ストレートを打つショートライナー。
フェル選手、ストレートを捉える左中間突破の2ベースヒット!
カブレラ選手、バットを折りながらもフェンス直撃のタイムリーヒット!
(2塁行けたのに)
和田選手、高めストレートに空振り三振。
石井義人選手、内角高めストレートを捉えてライトオーバーの2ベースヒット! 2アウト2・3塁。
中島選手、詰まりながらショートの頭を越すレフト前2点タイムリーヒット!
代打の小関選手、ランエンドヒットでショートの逆を突くヒット! 2アウト1・3塁。

大成選手の所でワイルドピッチ、3塁ランナーホームイン。2アウト2塁。
大成選手、セカンドゴロ。

4回裏 この回からキャッチャーに野田選手。
ロペス選手、外角ストレートでライトフライ。
鷹野選手、真中低めストレート打たれてセンターバックスクリーンへのソロホームラン。
関川選手、内角低めストレートで空振り三振! 酒井選手、セカンドゴロ。

5回表
佐藤選手、ピッチャーゴロ。赤田選手、低めフォークにセカンドゴロ。
フェルナンデス選手、外角低めフォークに空振り三振。

5回裏 この回から正津投手が登板。
藤井選手、低めストレートで空振り三振! 飯田選手、低めストレートにライトフライ。
磯部選手、四球。高須選手、シンカーでセカンドゴロ。

6回表
カブレラ選手、外角低めフォークに空振り三振。
和田選手、ライトフライ。石井選手、セカンドフライ。

6回裏
川口選手、外角低めシンカー打たれてピッチャー返しのセンター前ヒット。
ロペス選手、四球。ノーアウト1・2塁。
鷹野選手、フルカウントから四球。ノーアウト満塁。
あー、これ以上は勘弁…
平石・酒井・飯田・磯部・高須選手らのヒットで6点を奪われます。

7回表
中島選手、高めストレートを捉えてレフトスタンドへのソロホームラン!
野田選手、ショートゴロ。大成選手、ファーストゴロ。代打の柴田選手、レフトフライ。

7回裏 この回から大沼投手が登板。
鷹野選手、内角ストレートで空振り三振! 平石選手、内角ストレートで空振り三振!
酒井選手、外角低めスライダーで空振り三振!

8回表 この回から福盛投手が登板。キャッチャーに長坂選手。
2アウトからカブレラ選手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。

8回裏 この回から森投手が登板。サードに水田選手、ファーストに後藤選手。
長坂・高須・川口選手らにヒットを打たれて1失点。

9回表 この回から小山投手が登板。
三者凡退。試合終了、5−16の惨敗。


収穫は…岩隈投手から5点を奪えたことですが…
この展開ではさすがに喜べません。苦手意識が払拭できていればなと思うぐらいです。
フェルナンデス選手が復帰して早々にヒットを放ち、
中島選手がソロホームランを放つなど中軸に当たりが出つつあることは好材料ですが…
和田選手が今日もノーヒット。先日の日ハム戦を引きずっているんでしょうか。ちょっと心配です。
ただ打線はメンバーがある程度固定されていますし、余程のことがない限りは考える必要はないかと。
しばらくは様子を見て、各選手に調子を上げていってもらいましょう。

問題は投手陣… 残念ながら収穫はなし。
宮越投手がまあまあ良いピッチングをしたようですけど…
正津投手が四球絡みで6失点、森投手も失点とピリッとしません。
大沼投手が三者連続三振を奪ってますけど…
あー、しかし岡本投手の防御率が凄いことになっている… 135.00ってなんだ(^^;
元広島の大野投手の1〜2年目だかの防御率かと思いました。
…なんとか今日の屈辱をバネにして、次回はナイスピッチングをしてください。お願いします。



明日は松坂投手が先発です。
松坂・帆足投手が投げる試合ぐらいはピッチャーのことを考えずにいたいものです(苦笑)
投手王国が泣いて呆れるよなぁ、もう(^^;
明日こそガンバレ、ライオンズ!!





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