1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (横)門倉(2回)−染田(2回)−木塚(1回)−ホルツ(1回) −クルーン(1回)−岸本(1回) (西)涌井(5回)−正津(1回)−宮越(2回)−小野寺(1回) (本)中村1号(2ラン・4回裏・染田) |
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横浜 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 1 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 7 |
今日は動画配信はなし。文化放送のインターネットラジオ中継のみ。 映像で見られなかったのは残念。しょんぼりしょぼーん。 試合の方は高卒ルーキーの涌井投手が5回被安打3、2四球、1死球、3奪三振で1失点の好投。 ややボール球が多く、球数が90球にも達してしまいましたが、好結果であることは間違いありません。 涌井投手の魅力は何といっても精神的な強さでしょう。 初回に2番の万永選手に死球を与えたのにも関わらず、金城選手を併殺に打ち取り、 その後も積極的に内角に投げ込むハートの強さは素晴らしいです。 また点を取られてもバタバタと崩れませんし、 4回は四球・ヒットでノーアウト2・3塁というピンチを招きましたが、強気のピッチングで後続を打ち取って0点に。 ボール・ボールでカウントを悪くしても変化球で簡単にカウントを稼げるなど、 ピッチャーとしての素養が全て揃っています。 この投手としてのトータルバランスの高さが涌井投手の素晴らしさですね。 今日の試合展開説明です。インターネットラジオのみなので昨日よりお粗末(爆) 涌井投手のピッチングのみ分かる範囲で配球が書いてあります。 S=ストライク、B=ボール、直=ストレート、スラ=スライダー、抜け=抜け球
今日は何といっても涌井投手の好投でしょう。 涌井投手の良さなどは最初に語ってあるので、こちらでは先発ローテに入れるかどうか考えてみようかと。 ストレートは常時140キロ台中盤でコントロールも良し。空振りを奪えますし、ストレートには自信を持っているようです。 問題は変化球。 今日は回を重ねるごとに高めに抜ける球が多くなったようですし、プロで先発をやっていくにはここが課題でしょう。 映像を見ていないので分かりませんが、伊東監督が「変化球の時に腕の振りが弱くなる」と苦言を呈したそうですし、 いかに変化球で打ち取るかが涌井投手の課題でしょう。 ボールが続いても変化球で簡単にストライクを取れるなど、そういった器用さはあるようなので、 武器となる変化球を磨くことが大事だと思います。 高校時代を見た限りではカットボールは十分使えると思うんですが、スライダー・シンカー等はまだ不十分。 緩急をしっかりつけるためにもスライダーをより磨くことが大切じゃないですかね。 今はまだオープン戦。シーズンに入って先発するようなことがあれば、他球団はバッチリとマークしてきます。 ストレートに頼りがちな癖や腕の振りの差、シュート回転の具合など弱点を容赦なく突いてきます。 1軍の先発ローテで活躍していくには試合ごとに成長して、データ以上のものを見せていかなければなりません。 もう「高卒ルーキー開幕1軍」といった名前だけのレベルではありません。 1軍で1年間通して働けるどうか(それも先発投手として)のレベルになってきてます。 首脳陣からやや手厳しいコメントが出てきたことも、それを表しているのだと思います。 本当の勝負はこれからです。年間通して先発ローテに入るために、今以上のものを身につけていく必要があります。 それだけ期待されている投手なんですよ、涌井投手は。この調子で頑張っていって欲しいです。 先発がいいとリリーフ陣も安定してきますね。 中日から移籍してきた正津・宮越投手は今日も好投し、開幕1軍入りをアピールしています。 正津投手は右のサイドハンドのワンポイント的なリリーフ、 宮越投手はコントロールがいいだけに先発・中継ぎと使い勝手が良さそう。 なかなか良いトレードになってくれてますね。 ライオンズの投手陣がやや乱れていただけに、2人の安定感は心強いです。 4番手の小野寺投手はフォークで2三振を奪うなど、オープン戦でようやく好結果が残りました。 ストレートの球速がまだ物足りないですが、これで自信を回復して仕上げていって欲しいですね。 打線は好調をキープしており、12安打で7得点。 ここまでオープン戦黒星なし、防御率2点台の横浜投手陣を打ち崩しました。 レギュラー陣ではフェルナンデス選手が1安打、和田選手が2安打2打点と結果を残してくれています。 他にも赤田・貝塚・中島・細川選手らも1安打ずつ。成績が安定しています。 また今日は1軍ボーダーライン上の選手がアピールしてくれたようで、 中村選手が2ランホームランを放てば、木大成選手がシャープな打撃で2打数2安打、 ルーキーの片岡選手がタイムリーヒットを放てば、不調だった小関選手が右中間突破のタイムリー3ベースを放つなど、 開幕に向けて誰を2軍に落とすのか迷うほど打線が盛況です。 特に中村選手は持ち前の長打力だけではなく、走塁面でアピールしているのが大きいです。 昨日はディレードスチール、今日は早い打球判断で一気にホームを突くなど、 体格に相応しくない(笑)快走ぶりを見せています。 去年も思ったんですが、まだ他球団は体型に騙されてるんですよね。 ノーマークなことが多いので、すすーっと盗塁したりする。意外なほど速い足が魅力的です。 守備でのグラブ捌きも柔らかいようですし、楽しみな選手ですよね。 中島選手同様、将来の主軸としてレギュラー定着といって欲しいんですが… 層が厚すぎて厳しい(^^; サードはフェルナンデス選手、指名打者は貝塚選手を始めとする大激戦区ですからね。 ただ今日の試合でフェルナンデス選手が死球を受けたように、「もしも」のことがないとは限らないので、 このままアピールしてシーズン中の起用に備えてもらいたいものです。 心配なのはそのフェルナンデス選手。 打撃自体は好調で不安要素はなかったんですが… 左肘に死球を受けて交代となるなど、一瞬昨年のカブレラ選手の悪夢が横切ってしまいました… ただ診断によると打撲だそうで、ほっと一安心。 早く故障が治り、最終調整に入ってくれることを期待しています。 明日・明後日は私の方が忙しいので試合チェックはなし〜 月曜日は新潟地震のチャリティー試合ですから、オープン戦はなし。次は火曜日でしょうか? 来週になると開幕はもう目と鼻の先。実戦さながらの最終調整期間です。 良い形で残りのオープン戦を過ごしていってもらいたいですね。 開幕を目指して、ガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)石井貴(2回)−西口(2回)−大沼(2回)−東(2回)−星野(1回) (ロ)小林宏之(5回)−小林雅英(1回)−山北(1回)−藤田(1回) |
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ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | ||||
西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | × | 4 |
今日は本拠地球場でのオープン戦初戦、 本拠地球場の名前が「インボイスSEIBUドーム」となっての1軍初戦でした。 今年もインターネット動画配信がされているようなので、そちらで試合を見させていただいたので、 せっかくですので応援日記も更新することとしました(^^; 昨年までのように毎日とはいかないでしょうが、試合を見た時はできるだけ書いていこうと思います。 どうぞよろしくお願いします(ぺこり) ここまでオープン戦のチーム防御率が6点台を越すなど投手陣がピリッとしないライオンズですが、 今日はオープン戦初登板となるベテランの石井貴・西口投手が好投を見せて投手陣を引き締め、 1失点のみで締まった試合を見せてくれました。 1軍のインボイスSEIBUドーム初戦を見事に飾ることができましたし、 ここに来てようやく良い流れができてきましたね。 この調子で明日からのオープン戦も戦っていき、開幕に備えて欲しいです。 今日の試合展開説明です。動画のみのチェックなので細かいデータは自信ないです(苦笑)
今日はロッテ打線に主力の福浦・ベニー選手がおらず、若手売出し中の西岡・今江選手がいないなど、 やや迫力に欠けるオーダーではありましたが、それ以上にライオンズ投手陣の出来が良かったように思います。 先発の石井貴投手はボールの走り・コントロールともに上々の出来。 ストレートは140キロ前後でしたが、数字以上にボールに威力があったように思います。 スライダーのキレも良く、コントロールにもまとまりがありましたから、調整は順調だと言っていいと思います。 あとはスピードと時折高めに浮いていた変化球のコントロールぐらい。 今年から所謂「飛ばないボール」と言われる低反発ボールを用いますから、 ボールのキレではなく力で押す石井貴投手にとってはプラスに作用すると思われます。 昨年のプレーオフ・日本シリーズのような快投をペナントでも期待したいですね。 2番手の西口投手も安定感があり、調整は順調なようです。 今日はワインドアップからのモーションでいつもとリズムは違いましたが、それほどコントロールも悪くなく、 ストレート・スライダーのキレもまあまあ良かったと思います。 いつもとリズムが違ったので、独特の躍動感は感じませんでしたが、安定感はありましたね。 ストレートの球速は140キロ前半でスピードはありましたから、あとは微妙なコントロールだけでしょう。 石井貴投手ほどではありませんが、ベテラン投手のこの時期のピッチングとしては良かったと思います。 3番手の大沼投手は打者の方に助けられたかなという気がしないでもないです。 腕を隠す岩隈投手ばりの新投球フォームは悪くないと思うんですが、 真中より高めのボールが多く、低めのボールが少なかったように思います。 今日のロッテ打線はホームラン打者が少なかったので大事には至りませんでしたが、 これがシーズンになると怖いかなと。 ストレート・スライダーとボール自体はいいと思うので、 しっかりと腕を振り切ることを考えて残りのオープン戦を過ごして欲しいです。 現時点でコントロールの面で先発は怖いかなという印象。 球威で押し切れるリリーフの方が良いかなと思います。コントロール次第ですね。 4番手の東投手はまあまあといった所でしょうか。 サイドスローの癖球投手で、細かいコントロールで勝負するタイプではないだけに、 右打者の内角を果敢に攻めるなど荒れ球を駆使していかなければなりません。 ただ今日はボールが先行してカウントが悪くなると、四球を怖がってか攻め方が甘くなり、 単調にストライクゾーンで勝負しにいって痛打を食らうなど脆さも現れました。 東投手の場合は荒れ球を持ち球とし、四球を怖がらずに大胆に攻め込む方が好結果に繋がると思います。 あまり細かいことは気にせずに大胆に投げていくのが良いかと。 綺麗な投手を目指すのではなく、打者から見て嫌がられるような投手になって欲しいです。 そうすれば昨年の先発時のような好結果が出てくるはずです。 先発投手が不足しているだけに、なんとか食らい付いていき、ローテ入りをアピールして欲しいです。 5番手の星野投手は最初ストレートが133キロなど130キロ台前半がほとんどで、 コントロールの方も不安定でストライクゾーン周辺で外れてボールになるなど内容はあまり良くありませんでした。 ただ連続四球を与えるなどして2アウト満塁になってからは開き直れたようで、 右打者の内角スライダーで簡単にストライクを取り、130キロ台後半のストレートで大胆に攻め込み、 最後はスライダーで見逃し三振に奪うなど星野投手本来のピッチングができていたように思います。 その最後のピッチングができてくれば、今年も問題はないでしょう。 ちょっと最初の方はコントロールを気にしすぎていたというか、フォームが小さくなって怖さがなかったように思います。 星野投手の場合も打者に嫌がられてナンボですから、左サイドから思い切って投げ込むことが大事、 四死球を恐れずに攻め込むピッチングを心がけて欲しいです。 これでオープン戦2試合連続で自作自演なんで、次は最初からビシッとしたピッチングを頼みます(^^; 打者陣は今季初めてフェルナンデス・カブレラ・和田選手のクリーンアップが名前を連ね、 1〜7番までベストオーダーを並べてきました。 打線は好調をキープしており、主力が入って流れは変わらず11安打。 得点は4点だけでしたが、終始ロッテ投手陣を押していたように思います。打線は問題ないでしょう。 今季初登場となったクリーンアップ3人ですが、フェルナンデス選手は3打席で2安打を放つなど打撃好調! 鋭いライナー性の打球が多く、バッティングは問題ないと思います。 ただ無様な牽制死を食らうなど試合勘はもう少しか… 昨年も走塁面ではミスをちょこちょこしているだけに、守備・走塁面を気をつけて欲しいです(^^; カブレラ・和田選手はノーヒットではありましたが、ファールで粘るなど打撃自体の問題はなさそうです。 あとは甘いボールを確実に仕留める試合勘だけでしょう。こちらはもう少し様子見ということで。 競争が激しい外野手争いは佐藤・赤田選手の1・2番コンビで決まりでしょうね。 佐藤選手は3打数2安打。 どちらのヒットもジャストミートしたものではなく、やや差し込まれた印象を受けたものの、 落ちる変化球を拾ってレフト前へ、外角の球を押し込んで右中間の2ベースを放つなど、 独特の打撃スタイルは健在のようです。 赤田選手はショートゴロ併殺崩れで1打点、1塁線を抜く2点タイムリー3ベースを放つなど3打点と活躍しました。 タイムリー3ベースは低めの落ちる球に2球空振りしたものの、 最後の内角低めの難しい変化球に付いていってヒットにするなど、バッティングのしぶとさを見せました。 昨年の終盤辺りからバッティングのしぶとさが出てきて、粘り強い打者になってきています。 叩きつけるチームバッティングもできていますし、2番打者としてしっかりと機能していると思います。 ライオンズの場合は9番に高木浩之選手が入るなど下位打線から繋いでのチャンスになることが多いだけに、 勝負強く長打力も秘めている赤田選手が2番に入るのは心強いです。 1アウト・2アウト2塁の場面で点が入ってクリーンアップに回るのと、そこで途切れてしまうのでは大違いですからね。 2番赤田選手で点数を稼げるようだと、ポストシーズンのようにライオンズ打線は繋がってくると思います。 打撃好調の中島選手は今日も2安打を放つなど手が付けられない状態です。 苦手と言われていたインコースも全く問題ありません。 今日もロッテ投手陣が内角を攻めていましたが、全く苦にしていませんでした。 1打席目なんかは最も難しいと言われるインハイのストレートを完璧に捉えてショート頭上のライナー。 結果はアウトでしたが、バッティング自体は素晴らしいものでした。 あのコースの完璧なバッティングというものを久々に見たような気がします。 打撃フォームも下半身がしっかりしていてドッシリ感があり、打席でも自信を持ってスイングできていますね。 昨年以上に打席での雰囲気が出ており、相手を威圧するような強打者の怖さが出ています。 今の状態を開幕に持っていければ3割30本100打点は固いと言えますね。それだけ脅威感があります。 これだけ打撃の状態がいいとなると、打順も少し考えなければいけませんねぇ… 7番もいいんですが、このままだと歩かされるケースが激増しそう。 フェルナンデス選手の状態次第で3番にするか、6番に昇格させるか。 打順で左右されるような打撃状態には思えないので、開幕後の成績如何では思い切った決断もして欲しいです。 まぁ、あとは開幕にどう調子を合わせるかだけ。 ちょっと調子が良すぎるので、一度落としていかないとピークが合わなそう。 問題があるとすればそこだけ。あとは完璧、穴がありません。 他には石井義人選手が2打数2安打と打撃好調。 走塁面では佐藤選手のヒットで思い切ったスタートが切れないなど相変わらずな面を見せました、 バッティングセンスの高さは相変わらず、代打に置いておくのが勿体無い(^^; 守備・走塁がもう少し良ければレギュラー間違いないんですが… 幸い今のチームは打てないチームではないので、代打で結果が残せるよう頑張って欲しいです。 あとの打者に関しては上記の試合展開説明に書いてある通り。 後藤武敏・栗山選手の打撃フォームはなかなか面白いと思いましたね。 まだ結果が出るかどうかは分かりませんが、注目してみていきたいです。 一方のロッテですが、小林宏之投手は打たれたもののピッチング自体は悪くないと思います。 オープン戦ということもあり、ストライク先行で単調な攻めになったのが打たれた原因でしょう。 シーズン通り落ちる球でねちっこく攻められると簡単にはいかないと思います。今年も要警戒ということで。 中日から移籍してきた山北投手も要警戒ですね。長身のサイドスローで手ごわそうです。 今日見た感じではコントロールが良かったので、綺麗な攻め方をしてくれると楽かなと。 怖さが見られないのが救いでしょうか。早めに打ち込んで得意投手としたい所。 打者ではパスクチ選手に警戒。おそらく第三の外国人はこのパスクチ選手になるんじゃないかと。 打撃フォームに癖がなく、大きな欠点が見当たりません。 選球眼が悪くなく、内外角ともに付いていけているので、データが揃うまでは怖いですね。 ただ外野守備は緩慢な印象が… ベニー・李選手と守備にやや難のある外野手がいるだけに、問題は守備での兼ね合いがどうなるかですね。 今日初めてライオンズの試合を見た感じではこんな所ですかね。 投手陣が好投してくれると試合が引き締まって見ている方も楽しいです。 明日以降も投手陣がしっかりと結果を残し、良い形で開幕を迎えていきたいですね。 今年はシーズン1位、プレーオフ優勝、2年連続日本一の完全優勝を目指して、ガンバレ、ライオンズ!! |