セリーグ | パリーグ | |
優勝予想 | ジャイアンツ | ダイエー |
2位予想 | 中日 | 西武 |
3位予想 | 阪神 | 近鉄 |
4位予想 | ヤクルト | 日ハム |
5位予想 | 横浜 | ロッテ |
6位予想 | 広島 | オリックス |
最初に予想の難しいコレから。 上の順位予想はそれに基づいて思われたものなんで。 「主力打者」「先発投手」「抑えの切り札」… この3つ、どれが抜けても困るわけですが、一番影響が大きいのはどれか? 私は「抑えの切り札」だと思います。 第一に毎日登板する可能性があること。 第二に相手チームに与える威圧感、リリーフ陣の計算ができなくなる<巨人見れば一目瞭然 以上のことから「抑えの切り札」が損失的に一番痛いかと。 もちろんそれを埋められるだけのリリーフ投手がいればいいわけですが…そうはいません。 そう考えると「抑えの切り札」が戦力的に一番痛いと思います。 次に来るのが「主力打者」。1ヶ月近くいないわけですし、これで得点力が大きく変わるかと。 特にその主力打者に依存しているチーム… 中日:福留選手、日ハム:小笠原選手はかなり痛いかと。 最後に来るのが「先発投手」。 エースがいないのは痛いんですが、毎試合投げるわけじゃないんで。週一だから4試合いない計算に。 各チームの主力打者もいなくなって、戦力的にダウンするわけですし、相対的に変わらないだろうと。 もちろん頭数が足りない場合は大きな損失ですが。 足りてればベテラン投手も使えるので、埋めやすい戦力とも言えます。 セリーグで以上のことを踏まえると、ジャイアンツが絶対的に有利。 選ばれそうなのは上原投手と高橋選手の2人か。 ジャイアンツは先発投手候補がたくさんいますし、4番打者も控えを含めて余るほど。 そういう意味で、最も五輪期間の影響を受けにくい球団だと言えます。 逆に痛いのは中日でしょうか。 選ばれそうなのは岩瀬投手と福留選手。 抑え投手の代替を用意できるか分かりませんし、福留選手に代わる強打者は中日にいません。 福留選手がいないとなると、8月の中日はかなり厳しい戦いを迫られるのでは… 五輪期間がなければ、中日>阪神>巨人>ヤクルト>広島>横浜と予想するんですが… 上記のことを踏まえて、ジャイアンツ優勝としてみました。 パリーグはどこも戦力的にかなり厳しくなると予想。 ダイエーは城島捕手と和田投手。 先発投手陣は豊富ですが、城島捕手の代わりは存在しません。 オープン戦で城島捕手がマスクを被るまで大量失点が多かったこともそれを象徴します。 パリーグの他の球団から頭一つ抜けているとはいえ、城島選手の離脱は痛いと思います。 西武は最大投手4人の可能性あり。松坂・豊田・張・許投手と。 投手の軸である松坂・張・豊田投手らが抜けるのは痛すぎますが、ここには代役がいるのが強み。 先発にはベテランの西口・石井投手が、抑えには森投手がいます。 戦力的に落ちるものの、他球団の主力がいなければ十分活躍できる投手なので、 言われているよりは戦力の損失にならないと予想します。 日ハムは小笠原選手を取られるのが痛い。 彼がいるといないでは全く違うチームになってしまうので、8月は戦いづらくなると思います。 新庄選手が加入して変わり始めたことに期待するしか。 新庄選手がいれば何とか持ちこたえられるかも。2人いなくなると厳しい感じ。 ロッテは小林雅英投手の離脱が痛すぎます。 ただでさえ手薄になっているリリーフ投手陣(小林宏之投手が先発、シコースキー投手の移籍)、 ちょっと代わりが思いつきません。 早い段階でリリーフ陣の増強が図られれば分かりませんが…オープン戦を見る限りでは無理そう。 オリックスは谷選手の離脱が痛いものの、昨年以上には悪くならないでしょう(^^; そんなわけで影響少なし。 近鉄は中村選手の離脱が痛いものの、昨年もいない時期が多かったですし問題なしと。 ローズ選手の穴も埋まってませんが、伝統的に打つチームなので何とかなるかなと思ってます。 以上のことを加味して考えると、ダイエーがそれでも頭1つ抜け出てると予想。 2・3位候補の日ハム・ロッテが落ちて、西武・近鉄が浮上と考えて見ました。 2位以下は混戦になってくるでしょうがね。 |
優勝争いは巨人・阪神・中日の3球団になってくると思います。 この3球団は戦力的に頭1つ抜けてるかなという印象。怪我人がなければこうなってくるでしょう。 五輪期間の戦力低下を心配しなくていい巨人が優勝候補。 打線のバランスが悪かったり、投手陣の整備が遅れていたりと不安要素は多いんですがね。 それでもこれだけの戦力を持っている球団、なんとかなるでしょう(^^; もしこれで優勝できなかったらバカ見たいですよ。何のために他球団の主力かっさらってるんだか。 こういう時のための巨大戦力、緊急時でも安定した成績を出すための巨大戦力です。 これで負けたら恥さらし。そんなわけで優勝するように。 そんでもってパリーグプレーオフ2・3位の球団が日本シリーズに出てボイコットするように(笑) 中日は優勝か最下位争いかという極端な成績になってきそう。 キャンプでの猛練習が良い方に作用するか、悪い方に作用するか。 良い方に作用すれば打線に活気が増し、夏場以降に一気に飛び出してくることでしょう。 ただ悪い方に作用してしまうと、怪我人続出となって成績不振になってしまいそうです。 投手陣は相変わらずリーグ一。 その軸となる岩瀬・落合投手が開幕に間に合わないのが不安ですが、早く帰ってくれば問題なし。 問題なのは福留選手の離脱。 強打者が少ない球団だけに福留選手の穴は埋められなさそう。 そんなわけで一押しながらも2位と予想しました。 阪神は優勝を狙える戦力は十分持ってますが、 ここ数年のセリーグで連覇した球団がないデータを重視、優勝は無理と予想してみました。 そんなわけで特に根拠はなし。 強いてあげれば今岡・赤星・アリアス・矢野選手らに昨年並みの期待は酷、 伊良部・下柳投手らベテラン投手陣の出来が心配といった所。 キャンプ・オープン戦と生き残り争いが激しかったようですが、戦力の底上げができているかどうか。 阪神が優勝できるかはそれにかかってると思います。 ヤクルトは毎年の投手陣のケガが痛いところ。 佐藤投手や鈴木健選手ら復活組の活躍はあまり期待できず、戦力的には昨年以下。 新外国人選手のマーチン選手もいきなりの手術でしょ…厳しいっすよ。 先発投手陣の頭数も揃ってませんし… 高井投手の不調、館山投手の手術が痛い… そんなわけでヤクルトにとっては厳しいシーズンとなりそうです。 後半には若手選手が出てきて盛り返す…そんなパターンになりそう。 横浜は2年連続最下位なんで、そろそろ浮上のきっかけをということで期待を込めて。 佐々木投手の加入でチームに活気が出てますし、昨年のようなことはないでしょ。 ギャラード投手もいるわけですから、五輪期間の影響は最小限で済みそう。 そういう意味で広島よりも上になれるかなと思っております。 横浜は先発投手陣が揃うと心強いんですけどね… 三浦・斉藤投手に続くのが… ウォーカー投手、吉見投手、加藤投手、吉川投手らに期待。 広島は長谷川投手が離脱するなど、投手陣の故障等が気がかり。 若い河内投手と大竹投手がどこまでやれるか注目です。 リリーフでは永川投手の2年目のジンクスが心配。 打線は新井選手の復調、ラロッカ選手の加入で厚みが増したのが好材料。 打線が投手陣を盛り立てる形を作っていって欲しいです。 セリーグはベテラン選手が多いので、どうなるか分かりません。 世代交代できそうでできない、そんな難しさを抱えています。 昨年優勝した阪神も若手の力ではなく、ベテラン選手の力でしたからね。 本当は若い選手に出てきて欲しいんですが…どうなりますか、注目です。 |
パリーグの場合は戦力が拮抗していて予想が難しくなっています。 今までのAクラスチームは昨年と比べて戦力が軒並み低下。 ダイエーは村松選手が抜け、近鉄はローズ選手が抜けて吉岡選手が今季絶望、 西武は松井稼頭央選手が抜け、カブレラ選手が骨折で6月まで復帰できず。 逆にBクラスチームは昨年と比べて戦力アップ。 ロッテは李・ベニー・フランコ選手らの新外国人選手が加入、小宮山投手の復帰、 日ハムは新庄・セギノール選手の加入、入来投手の加入、 オリックスは村松選手の加入、ムーア投手の加入とプラス要素が多くなっています。 今までのようにAクラスとBクラスがはっきりすることはなく、 再び「戦国パリーグ」となる様相を呈してきました。 大方の予想では戦力的に頭1つ抜けていると思われるのがダイエー。 斉藤・和田・新垣・杉内・馬原・寺原投手らの若手先発投手陣はやはり魅力的です。 打線も村松選手が抜けたとはいえ、井口・松中・城島選手のクリーンアップは強力です。 不安要素は戦力の底上げができていないことです。 村松選手が抜けた外野は3年目の井手選手を使う模様。出口・宮地選手が結果を残せず。 井手選手が昨年の川崎選手になればいいのですが、そこまでの素地がなかったので難しいかと。 村松選手の穴を感じさせないよう他のレギュラー陣が頑張るしかないと思います。 投手陣ではリリーフが壊滅状態。岡本・篠原投手らがケガで出遅れ。復帰しても安定感に疑問符。 新人の三瀬・竹岡投手に期待するしかなく、彼らの出来次第になってきます。 それに若い投手陣が昨年以上の活躍ができるか疑問符。2年目のジンクスがあるかどうか。 特にエースの斉藤投手はオープン戦でふがいな投球が続いたので心配。 戦力的に頭1つ抜けていることは確かですが、今年のダイエーは不安要素も多く抱えています。 昨年のように圧倒的な強さを見せることはできないでしょう。 オープン戦1位だった日ハムは台風の目になってきそう。 新庄選手が加入したことでチーム全体に活気が出てきました。 ヒルマン監督も2年目となり、選手との意思疎通も取れてくることでしょう。 坪井・新庄・小笠原・エチェバリア・セギノール・木元・高橋信選手らの打線は切れ目がなく強力。 課題の投手陣は昨年ある程度整備され、リリーフ陣は建山・伊達・芝草投手らを中心に、 移籍組の横山投手、若手の佐々木投手の加入で厚みを増しています。 心配なのは先発投手陣。昨年ローテを守ったのがミラバル投手だけというのが不安要素。 金村・ループ・岩本投手らがどこまでやれるかに注目。 あとは出遅れている吉崎・正田投手らの回復具合、入来投手の調整にかかってきそう。 打撃の不安要素を挙げるとすれば、ケガがちのエチェバリア選手と未知数な新庄・セギノール選手。 特にセギノール選手はオリックス時代に長打力はあったものの、打率を残せずに不安があり。 安定して結果を残せるのが坪井・小笠原選手だけなので、小笠原選手が抜ける五輪期間は厳しそう。 こちらも前評判高いロッテですが、意外と前途多難。 問題なのは李・ベニー・フランコ選手といった外国人選手が本当に働けるかどうかです。 オープン戦ではあまり打率を残せていなかったこともあり、若干の不安があります。 特に李選手の場合は韓国球界からの移籍なので… 中日を始め、韓国人選手でこれまで移籍1年目で好結果を残してる選手はいません。 慣れるまで時間がかかることを考えると、意外とロッテは苦戦するのではないでしょうか? 昨年在籍したフェルナンデス選手と同等の成績なら御の字ですが…そこまでいくかどうか不安。 そうなると残り2人の外国人選手次第ですが…どうしても不安を拭いきれません。 投手陣に目をやると小宮山・黒木投手は健在なものの、他の底上げがされておらず… 先発陣は清水直・ミンチー・渡辺・小林宏之投手らで賄えるとしても、リリーフ投手陣は不安だらけ。 シコースキー投手の移籍・小林宏之投手の先発転向の穴が埋まってません。 戸部・川井・藤田投手らはオープン戦で打ち込まれており、不安が残ります。 小林雅英投手までどう繋いでいくか、まだまだ課題は多そうです。 オリックスは意外と良い印象を受けます。 打線は村松選手の加入でバランスが良くなりました。 村松・大島・谷・ブラウン・オーティズ・後藤・塩谷・日高選手らの打線は強力。 ブラウン・オーティズ選手が昨年以上の活躍ができれば、かなり面白い打線になりそうです。 …逆にこければ厳しくなってしまうわけですが…昨年後半は調子良かったのである程度やれると予想。 ただ投手陣の方は厳しい状態が続いています。 マック鈴木・本柳投手の2人は問題なしとして、他がなかなか出てきてくれません。 具台晟投手はケガがちでどこまでやれるか。ムーア投手も打ち込まれており、不安が大きい状態。 金田・小倉・ユウキ投手らもケガがちで計算できず。 リリーフに目を向ければ加藤大輔投手が今季絶望。谷中投手も不調で整備できておらず。 今年も昨年同様、投手陣で苦労してしまう気がします。 ただ軸となる先発投手ができたので、昨年ほど酷くはないと思います。他と比べてやや劣るという程度。 ローズ選手の抜けた近鉄は吉岡選手が今季絶望となるなど前途多難。 ただ近鉄の場合は伝統的に良い打者が出てくる球団なので、なんとかなるかなと。 新加入のバーンズ選手は長打力はそれほどないものの打率を残せそうで、 吉岡選手の穴は北川・川口選手らで埋められそう。 中村選手が本来のバッティングができれば、近鉄は例年並の破壊力を維持できそうです。 昨年中村選手がケガがちであまり出場できなくても3位だったんですし、それなりにはやれそう。 投手陣の方はカラスコ・川尻投手の加入で厚みを増しました。 ただこの2人は未知数。慣れてくると打たれそうなので、若手投手の底上げが不可欠。 その世代交代が思ってたほど上手くいってないのが不安の残る所です。 投打のバランスはそれほど悪くないので、近鉄もそれなりに戦えると予想します。 一番未知数なのが西武。世代交代の真っ只中なので、予想が難しいです。 思い浮かべるのは東尾西武の1年目、前半戦は最下位をうろうろ、後半戦盛り返して3位だったあの年。 あの時と比べると戦力的には若干上のように思えます。 フェルナンデス・和田選手といった強打者がいて、カブレラ選手も帰ってきます。 投手では松坂・豊田投手という絶対的な存在がいるのが強み。 ただキャッチャーが経験の浅い野田・細川捕手というのがネック。そこがどうなるか。 大島・中島・後藤武敏・赤田選手といった若手打者が活躍すれば、優勝争いに絡む力を見せそう。 逆に若手がこけて我慢の展開が続くと厳しいかなと。 若いチームだけに良くも悪くもスタート次第。スタートが良ければカブレラ選手不在でも5割をキープできそう。 スタートが悪いと、カブレラ選手が復帰するまで我慢という辛い展開になってしまいそうです。 投手陣は言われてるほど悪くないと思います。 張投手はエース級の活躍が見込めそうで、後藤・西口・帆足投手らも計算できそう。 リリーフでは森・豊田投手が健在で、若手の小野寺投手が非常に良い感じです。投手陣は昨年以上。 問題はキャッチャーとのコンビネーション。昨年もやってるはずですが、オープン戦は生きてなかったんで… 何はともあれ、キャッチャー・若手打者次第。4月の成績が今年一年の成績を占うことでしょう。 パリーグはダイエー・西武・近鉄が世代交代の時期、 逆に日ハム・ロッテ・オリックスらは積極的な補強で上位進出を狙ってきています。 Aクラスチームの世代交代が上手くいくか、それともBクラスの補強が上手くいくか…注目ですね。 今年のパリーグは実力が伯仲した熱い戦いになりそうです。 そう、「これからはパリーグ」なんですからね(^^; |