1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | (西)大沼(4回)−松坂(1回1/3)−長田(1回)−豊田(1回2/3)− 小野寺(2回)−森(1/3) (近)高村(5回)−加藤(1回)−小池(1回)−岡本(1回)− 福盛(2/3)−赤堀(1/3)−高木(2回) (本)大島8号、野田3号 |
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西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | ||||
近鉄 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1× | 3 |
そんなわけでライオンズの今季最終戦は、 合併での消滅が決定した大阪近鉄バファローズの本拠地最終戦となりました。 80年代後半からライオンズファンになった自分としては、バファローズが目下の敵であり、 そらもう何度となく苦々しい思いをしたものです。 近鉄のお膝元、奈良にいたころにちょうどバファローズが優勝しちゃったし(日本シリーズ3連勝4連敗時) 西武とのチームカラーが正反対な近鉄というチームが子供の頃嫌いでした。 それでも数字では現れてこない豪快な強さ・そして時には脆さともなる近鉄バファローズというチームに、 一種のドラマ性を感じ、子供ながらも「ライバル」として認めていたと思います。 近鉄バファローズというチームを抜きでは、西武ライオンズも語ることができません。 そう考えると「近鉄バファローズ」というチームがなくなるのはやはり寂しいです。 これまで強硬な合併で反発を食らってきた近鉄本社ですが、 パリーグ誕生からこれまでよく頑張ってきたと思います。 パリーグのお荷物球団として30年近くも低迷していたのにも関わらず球団を保有し続け、 プロ野球界・パリーグの発展に貢献してきたことに敬意を表したいです。 お世辞にも球団運営が上手かったとは思えませんが、 そんな採算度外視な大雑把な経営が近鉄バファローズのチームカラーを生んだのでしょう。 今後のプロ野球界は「経営」が重視されるあまりに、 近鉄バファローズのような豪快さがなくなってしまうかもしれません。 泥臭さよりもスマートさへと変化していくことでしょう。 だから私達は忘れないでおきたい。大阪近鉄バファローズという球団があったことを。 数字では計り知れない人間のパワーを、ドラマ性を。バファローズに関わる全ての人が主役だったことを。 全ての野球ファンにバファローズの精神が刻まれることを祈っています。 試合の方は近鉄が引退試合風味(高村・加藤・小池・岡本・赤堀) 今季あまり活躍できなかったベテラン投手が中心。 一方のライオンズは消化試合風味。若手主体でプレーオフのテストという感じでした。 そんなわけで簡潔に。
豊田投手の7回からのリリーフはプレーオフを睨んだものだと思います。 負けられない試合が続くので、豊田投手をラスト1イニング限定とするのではなく、 早い回から複数イニング登板させるケースもあるということでしょう。そのテストケースかと。 早めの投入となった場合の抑え役のテストも行われ、小野寺投手が合格、森投手が不合格といった所でしょうか。 今日の7回が8回、8回が9回、9回が10回という想定だと思われます。 打順の方もクリーンアップ以外は流動性が高いようですし、短期決戦らしい「調子重視」で戦っていくみたいです。 最後の1試合だけでしたが、こういう短期決戦のテストをできたことは収穫だと思います。 なお、この試合で入団3年目の栗山選手がプロ初スタメン。 3打席目に見事プロ入り初ヒットを記録しました。おめでとうございます。 バッティングセンスはファームの結果からも高いものあり。 課題は外野守備のようで、反応がまだ悪い模様。 来季が勝負の年だと思うので、今日の経験を生かしていってもらいたいと思います。楽しみな選手です。 これで今季は全日程を終了しました。 後半戦はやや失速したものの、5ゲーム差以内の2位をキープできたのは評価していいと思います。 若手選手も試合の中で成長してきていますから、 今年の勢いをプレーオフ・来年へと継続していってもらいたいです。 プレーオフもガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)清水直行(6回2/3)−藤田(0回)−薮田(1回1/3)−小林雅英(1回) (西)潮崎(1/3)−張誌家(5回1/3)−長田(1回1/3)−小野寺(2回) (本)カブレラ25号、フェルナンデス33号、ベニー35号、フランコ16号、李14号 |
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ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 | 6 | ||||
西武 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 |
優勝を約束された男がまた一人ユニフォームを脱ぎました… 魔球シンカーで90年台のライオンズを支えたサイドスロー潮崎哲也投手、その人です。 自分がライオンズファンになったのが88年頃ですから、 ルーキーの年から見ている投手として記憶にあるのはこの潮崎投手が最初です。 1年目からストッパーとして活躍し、 日本シリーズでは抜群の勝負度胸を見せるなど胴上げ投手として何度となく宙を舞いました。 黄金時代のライオンズには渡辺久信・工藤・郭・石井丈・新谷投手など多くの投手がいましたが、 優勝投手として印象深いのはやはりこの潮崎投手でしょう。 プロとしては小柄な体ながらも、15年という長い間、一戦で活躍してきた名投手、お疲れ様と言いたいです。 今日の日を新たな旅立ちとして頑張っていってもらいたいです。 ヒーローインタビューでの「ライオンズファンとして見守って行きたい」という言葉が印象的でした。 野球小僧らしくアマチュア・ルールと知識が豊富、風貌も合わせて「野球少年」。 潮崎投手らしい言葉だったと思います。ありがとう、潮崎投手! 試合の方はまさかの逆転負け。 清水直行投手からカブレラ・フェルナンデス選手が失投を見逃さずに打つ形でリードを奪ったんですが… 張投手も失投を捉えられる3連発でKO… 前半はノーヒットだっただけに予想外の展開でした。 その後、ライオンズが追い上げるも一歩及ばず。 プレーオフ3位進出に望むをかけるロッテの意地に負けてしまいました。残念。
ストライキ中止の2試合は行われるかどうかまだ分からないようで… もし再試合とならなければライオンズの残り試合は1試合のみ。 張誌家投手の登板機会はもうありません。今季は二桁に届かず9勝8敗…意外な結果に終わってしまいました。 春先の状態が良かったので、10勝行くと思われていたんですが…誤算ですね。 リリーフ陣の失点で勝ち星を逃したり、五輪で抜けたりするなどしたわけですが、 それを考えても10勝できたと思うんですが… どうも詰めが甘いというか、あと少しという所で失点してしまった印象があります。 このまま終わってもらっては困る投手、プレーオフでの大活躍を期待しています。 ダイエーも負けたのでゲーム差は3.5のまま。 ライオンズの今後の試合は24日の大阪ドームでの近鉄戦のみ。ダイエーも福岡ドームでの日ハム戦のみ。 再試合がなければ、ゲーム差は4.5以内となり、プレーオフ第2ステージのアドバンテージはなくなります。 ひとまず目標達成といった所でしょうか。 ただ3位争いをしているロッテにしても日ハムにしても勢いがあるだけに、 プレーオフ第1ステージは苦戦を強いられそうです。 短期決戦ですから、上手く調整して試合に臨んでいってもらいたいです。 色々と批判のあるプレーオフですが、負けたら負けた時。 例え1位通過で優勝していたとしても、短期決戦で負けるようなら日本シリーズで恥をかくだけ。 常勝ライオンズ復活のためには短期決戦で強くなくてはなりません。 このプレーオフでここ数年で見られる短期決戦の弱さを克服して欲しいですね。 プレーオフでの勝利を目指して、ガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (ロ)小林宏之(3回1/3)−高木(0)−小野(0)−セラフィニ(0)− 山崎(1回2/3)−藤田(1回)−藤田(1回)−薮田(2回) (西)西口(2/3)−帆足(6回1/3)−森(1/3)−長田(2/3)−豊田(1回) |
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ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||
西武 | 1 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 6 |
今日はデーゲームだったんですね。というか、休みだったんですね。 普通に学校があったんで平日かと思ってました(爆) そんなわけでノーチェック。 そういうことなので、先に得点経過を振り返っておきます。
ストライキ明けの今日はおよそ4万5千人の大観衆が詰め掛けたようです。 そんな中、ストライキの試合中止でスライド登板となった西口投手が内転筋痛で1回持たずに降板。 ストライキの試合中止で先発の機会がないかと思われた帆足投手が急遽マウンドに上がって好投! 念願の二桁10勝を挙げました。 帆足投手には10勝挑戦のチャンスを上げて欲しかったので、 西口投手には悪いですが、結果的には良かったかなと思います。 今、帆足投手は先発の中でも松坂投手に次ぐ安定感を誇っているだけに、プレーオフでもやってくれることでしょう。 西口投手にはプレーオフ第二ステージでダイエー相手に好投してくれることを期待しています。 打線の方は1〜3番が元気。 柴田選手は3つの四球を選んでチャンスメーク。 佐藤選手はエンドラン・バントとチームプレーを見せながらも、タイムリーヒットも1本。 貝塚選手は3本のタイムリーヒットと確実にランナーを返すバッティングを見せてくれました。 本来ライオンズが持っているリズムの良い野球ができているのがいいですね。 これでクリーンアップが繋がってくれば鬼に金棒。 ややカブレラ選手が率を落としているのが気がかりでしょうか。明日に期待。 それにしてもプレーオフ争いは凄いです。 今日の札幌ドームの試合は信じられません(^^; ダイエーの先発が新垣投手、日ハムの先発が入来投手。 名前だけ見るとダイエーが有利かと思うところなんですが、 予想以上の打撃戦となって最後は日ハムが4点差をひっくり返すサヨナラ勝ち! 試合を見ていたわけではないんですが、あまりに劇的で信じられない展開です。 試合前は新庄・坪井・石本・島田・森本選手らがゴレンジャーに変身して試合ノックを受けるファンサービスを見せ、 (新庄選手が黄レンジャーだったらしい) 9回12−12の同点2アウト満塁では左中間スタンドへサヨナラの満塁ホームラン! …と思いきや、喜びのあまりにランナーを追い越して単打止まりにしてしまうお茶目っぷり。 ヒーローインタビューでは「今日のヒーローは僕ではありません。(観客を指して)みなさんです!」と口も滑らか。 正直言ってカッコ良すぎます(^^; 惚れちゃいそうです(爆) この日ハムの勢いは正直怖いですね。 ロッテはバレンタイン監督の采配が少し神経質気味な所があるので(今日の一人一殺失敗、無駄な継投)、 意外と日ハムの方が怖いかもしれません。どちらが相手でも敵地でないのが唯一の救い。 敵地でやってたら、あっさり負けてそう(^^; それだけファンと選手の一体感がありますね。 今年のプレーオフはパリーグ全体に活気が出ているので、ホント楽しくなります。 やっぱり相手が強くなってこないとリーグ戦は楽しめませんからね。良いことだと思います。 明日は本拠地最終戦。 引退を表明した潮崎投手が先発するようです。 予定では1人投げた所で交代、張誌家投手がその後を引き継ぐそうです。 相手はエースの清水直行投手。 本当は潮崎投手の引退試合で華々しくやりたい所なんですが、勝利に徹しなければ無理なようです。 せめて最後は勝利で飾り、気持ちよくセレモニーへと移って行きたいですね。 明日もガンバレ、ライオンズ!! |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | (西)松坂(7回)−星野(1/3)−長田(2/3)−豊田(1回) (ダ)斉藤(8回)−山田(1回) (本)カブレラ24号、中島27号、ズレータ34号、井口22号 |
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西武 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 6 | ||||
ダイエー | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
そんなこんなでストライキ実施が決定。 ストライキされた2試合は再開催されるとは思えないので、そのまま流れてしまうことも。 規定打席やタイトル争い、二桁勝利とかどうなっちゃうんでしょうねぇ。 選手会はそれでもいいという気持ちでやってるから心配することないんでしょうが。 ファンの気持ちとしてはタイトルや3割30本といったキリのいい数字が好きなので、 できるだけ試合をやって欲しいというのが本音です。 それと今回のストライキは違法になっちゃうかなぁとも。 政策提言するのは構わないと思うんですが、それ以上のことはできないだろうと。 ちょっと「俺達が」という気持ちが強すぎた気がします。たぶん厳しい結末でしょう。 でも球団側も頭が堅いこと。 来年以降に新球団と言ってますが、その時にプロ野球の価値が大幅に下落し、 誰も参入してこなければどうするつもりなんでしょう? あー、球団数減らしたいのからそうするつもりなのか。 入りたいと言われているうちが花だと思いますがね。 そうならないことを祈りたいし、信じていたいです。 試合の方はライオンズがチャンスを確実に生かして快勝。 ただ松坂投手が初回の守備時から腰の辺りを抑えたり、 星野投手が打球を手に受けたり、 中島選手が足を滑らせたりと試合の中身とは別にヒヤッとする場面がありましたが。 試合としてはライオンズの意地を見せられたと思います。 明日・明後日はストのようですが、今日の試合を勝って4.5差にできてホント良かったです。 負けて6.5ゲーム差でストなんていったら絶望でしたもんね。 本当は3連勝で安全圏まで持っていきたかったんですが、それは贅沢ということで。 そんなわけで試合展開説明。
今日はこんな所。 明日はいい気持ちで一日を過ごしたいもんです。おわり。 |